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とは とは OSS の統合運用監視ツール Zabbix の日本のコミュニティ URL: http://www.zabbix.jp/ 主な活動 コミュニティサイトの運営 プロダクトや各種ドキュメントの翻訳 日本向けパッケージの公開 OSS 関連のイベントへの出展 4

コミュニティサイト 5

Zabbix を利用する上での TIPS 6

Zabbix を利用する上での TIPS Zabbix を利用し始めようとしてくれる人が増えてきた パッケージを公開したり 手順書を公開しているので ある程度の人は使い始めることができている でも まだつまずいてしまう人も.. 7

TIPS Zabbix 1.8 のインストール RHEL 5/6 CentOS 5/6 であれば ZABBIX- JP が公開している yum リポジトリを使えば簡単にインストール可 ( 以下 MySQL の場合 ) # wget http://www.zabbix.jp/binaries/relatedpkgs/rhel6/i386/zabbix-jp-release-6-5.noarch.rpm # rpm -ivh zabbix-jp-release-6-5.noarch.rpm # yum install zabbix-agent zabbix-server-mysql zabbix-web-mysql データベースの構築 ( 後ほど ) # vi /etc/zabbix/zabbix_server.conf 構築した DB に合わせて DBUser DBPassword など変更 # service zabbix-agent start # service zabbix-server start # service httpd restart 参考 URL: http://www.zabbix.jp/documents/installation/zabbix-jprepository 8

TIPS Zabbix 1.8 のインストール 将来的には Zabbix SIA としてオフィシャルに rpm や deb のパッケージを公開する予定になっているようなので RHEL と CentOS 以外のディストリビューションでも より容易にインストールできるようになる 現在 そのオフィシャルパッケージのリリース候補版を寺島さんが公開中 説明サイト http://kodai74.blogspot.jp/2012/05/zabbix-siarpm.html RHEL 5/6 Debian 6.0 Ubuntu 10.04 用など 9

TIPS Zabbix 2.0 のインストール リリース候補版を利用するのが簡単な方法 epel でパッケージが公開されたが 2.0 の新機能である JMX 監視で利用する Zabbix Java Gateway のパッケージが用意されていない (ZBX-4800 に記載されていることも用意されない要因らしい ) 先に紹介した寺島さんが公開されているリリース候補版の説明ページに用意されているリンクから各種ディストリビューション (RHEL5/6 Debian 6.0 Ubuntu 10.04 等 ) のパッケージをダウンロードして利用する 10

TIPS Zabbix 2.0 のインストール CentOS 6(x86_64) で MySQL 版なら以下のようなイメージ (1) http://www.kodai74.net/packages/zabbix/zabbix-2.0/rhel/6/x86_64/ から以下のファイルを取得しておく zabbix-2.0.4-1.el6.x86_64.rpm, zabbix-agent-2.0.4-1.el6.x86_64.rpm, zabbix-java-gateway-2.0.4-1.el6.x86_64.rpm, zabbix-server-2.0.4-1.el6.x86_64.rpm, zabbix-server-mysql-2.0.4-1.el6.x86_64.rpm, zabbix-web-2.0.4-1.el6.noarch.rpm, zabbix-web-japanese-2.0.4-1.el6.noarch.rpm, zabbix-web-mysql-2.0.4-1.el6.noarch.rpm, 以下の 2 つは 必要に応じて zabbix-get-2.0.4-1.el6.x86_64.rpm zabbix-sender-2.0.4-1.el6.x86_64.rpm http://www.kodai74.net/packages/non-supported/rhel/6/x86_64/ から以下のファイルを取得しておく fping-2.4b2-16.el6.x86_64.rpm, iksemel-1.4-2.el6.x86_64.rpm yum も利用可能になっているが暫定なので割愛 11

TIPS Zabbix 2.0 のインストール CentOS 6(x86_64) で MySQL 版なら以下のようなイメージ (2) # yum localinstall zabbix-2.0.4-1.el6.x86_64.rpm zabbix-agent-2.0.4-1.el6.x86_64.rpm zabbix-java-gateway-2.0.4-1.el6.x86_64.rpm zabbix-server-2.0.4-1.el6.x86_64.rpm zabbix-server-mysql-2.0.4-1.el6.x86_64.rpm zabbix-web-2.0.4-1.el6.noarch.rpm zabbix-web-mysql-2.0.4-1.el6.noarch.rpm zabbix-web-japanese-2.0.4-1.el6.noarch.rpm fping-2.4b2-16.el6.x86_64.rpm iksemel-1.4-2.el6.x86_64.rpm 12

TIPS MySQL の設定 最低限必要な設定 文字コード (character-set-server=utf8) テーブル毎にファイルを分ける (innodb_file_per_table) 推奨される設定 メモリ割り当て拡大 (innodb_buffer_pool_size) ログファイルサイズの拡大 (innodb_log_file_size) 不要なアカウントとテストDBの削除 (mysql_secure_installationコマンドなどで) 13

TIPS DB 構築時の注意 データベースの構築時に SQL 文を実行する順序に注意 1.8 系では MySQL の場合 : mysql.sql data.sql images_mysql.sql PostgreSQL の場合 : postgresql.sql data.sql images_pgsql.sql 2.0 系では ( 各 DBMS 別 ): schema.sql images.sql data.sql 14

DB(MySQL) 設定サンプル /etc/my.cnf [mysqld] datadir=/var/lib/mysql socket=/var/lib/mysql/mysql.sock user=mysql character-set-server=utf8 skip-character-set-client-handshake innodb_file_per_table innodb_buffer_pool_size = 512M innodb_log_file_size = 64M innodb_log_files_in_group = 2..( 以下省略 ) MySQLの新しいバージョンでは default-character-set は廃止されるので character-set-server を利用する innodb_buffer_pool_sizeは OSや同時に稼働させるプロセスの分も考慮して確保すること innodb_log_file_sizeは 128MB 程度まで 15

DB(MySQL) 構築サンプル DB 作成 # mysql -uroot -p mysql> create database zabbix; mysql> grant all privileges on zabbix.* to zabbix@localhost identified by 'password' ; mysql> flush privileges; mysql> exit # Zabbix 1.8のDB 構築 $ mysql -uzabbix -p zabbix < /usr/share/doc/zabbix-server-1.8.15/schema/mysql.sql $ mysql -uzabbix -p zabbix < /usr/share/doc/zabbix-server-1.8.15/data/data.sql $ mysql -uzabbix -p zabbix < /usr/share/doc/zabbix-server-1.8.15/data/images_mysql.sql Zabbix 2.0のDB 構築 $ mysql -uzabbix -p zabbix < /usr/share/doc/zabbix-server-mysql-2.0.4/create/schema.sql $ mysql -uzabbix -p zabbix < /usr/share/doc/zabbix-server-mysql-2.0.4/create/images.sql $ mysql -uzabbix -p zabbix < /usr/share/doc/zabbix-server-mysql-2.0.4/create/data.sql 16

TIPS Zabbix 2.0 の日本語対応 メッセージなどは本家の tarball でも翻訳済み リリース候補版では 日本語対応用のパッケージ (zabbix-web-japanese) を追加インストールするだけで グラフの文字化け対策が実現できるようになっている 日本固有のパッチを適用する必要性が少なくなったため としては Zabbix 2.0 以降のyumリポジトリを作成しない予定 17

TIPS オフィシャル版 RPM 構成 旧来の が公開していた RPM の構成と Zabbix SIA が公開予定であるオフィシャル版 RPM の構成が若干異なるので確認 版 zabbix zabbix-agent zabbix-server zabbix-web zabbix zabbix-agent zabbix-server zabbix-web zabbix-sender zabbix-get オフィシャル版 zabbix-web-japanese 18

TIPS グラフの文字化け ソースからインストールした場合 グラフ上の日本語の文字列が文字化けしてしまう場合がある 原因は 日本語表示に対応した TrueType フォントが Zabbix のデフォルトでは用意されていない または PHP 環境に問題 フォントの配置と設定 日本語表示に対応した TrueType フォントを Zabbix の Web アプリケーションを配置したディレクトリの下にある fonts ディレクトリに配置 そのファイル名の拡張子を除いた文字列を include/defines.inc.php の ZBX_GRAPH_FONT_NAME と ZBX_FONT_NAME に設定する PHPを独自にインストールしている場合 FreeTypeなどの拡張機能を有効にしていない場合も文字化けする場合がある 19

TIPS 各サーバ間のアクセス制限 ZabbixサーバとZabbixエージェント間で利用するポート番号と関連 Zabbix サーバ側 zabbix_server.conf ListenPort=10051 ListenIP=192.168.1.1 IP:192.168.1.20 の Port:10050 に接続 IP:192.168.1.1 の Port:10051 に接続 Zabbix 上のホストの設定 Zabbix エージェント側 zabbix_agentd.conf ListenPort=10050 ListenIP=192.168.1.20 Server=192.168.1.1 ServerActive=192.168.1.1 Zabbix 1.8.12 以降で利用可 2.0 以降ではログ監視等で必須 20

TIPS SELinux とりあえず動かしてみるというレベルであれば disabled に設定 SELinux が有効な環境で稼働させるためには 以下のような許可設定が必要 Web サーバプロセスからデータベースに接続できるようにする Web サーバプロセスからソケットを利用して通信できるようにする (zabbix_server の稼働確認や ping の実行などで利用 ) Web サーバプロセスから 設定ファイルを書き込めるようにする (setup 時のみ ) 外部チェック SNMP のトラップハンドリングなどでも別途許可設定が必要な場合あり 21

脆弱性 SQL インジェクション Zabbix 1.8 系なら 1.8.14 以前 Zabbix 2.0 系なら 2.0.1 以前のバージョンには SQL インジェクションの問題 (CVE-2012-3435) があり Zabbix 上に登録されているアカウント情報を知らなくても Web 管理画面にアクセスして管理者権限を奪われてしまう危険性あり より新しいバージョンへの更新を推奨 22

不具合 libssh2 Zabbix 自体の問題ではなく 利用しているライブラリの問題でメモリリークが発生してしまう問題が確認されている (ZBX-4857 参照 ) libssh2 をバージョン 1.4.2 以降にすることを推奨 23

不具合 一部プラットフォームで障害 Solaris(SPARC) HP-UX(PA-RISC) などで Zabbix エージェントが起動できない障害が 2.0.3 以前のバージョンで発生していた (ZBX-5289 ZBX-5382 など ) バージョン 2.0.4 で対応済 24

様々な TIPS や How to( 一例 ) Amazon Linux への導入 個人的に Amazon Linux 用の SRPM を公開中 https://github.com/atanaka7/zabbix-jp-amzn1 SNMP Trap のハンドリング Zabbix 2.0 から改善された SNMP Trap のハンドリングに関して SNMPTT と組み合わせた手順書を のスタッフが資料公開中 http://www.slideshare.net/haruyoshichiyoda/zabbi xjp-study4-zabbix20rc1-snmp-traps 25

システムインテグレーションの 現場では 26

システムインテグレーションの現場では 現時点では まだメインの監視基盤として採用されるまで浸透はしていない メインの監視基盤は JP1 や Tivoli など Zabbix を利用するのは 重要度があまり高くない部分で コスト削減を目的に採用 お客様からOSSでという要望があって 実現したい機能を実現できるものとしてZabbixを選択 27

なぜ Zabbix か? 少しでもコストを抑えたい パッケージやプロダクトのライセンス費用を抑えたい 導入のコストも抑えたい 教育のコストも抑えたい 柔軟に監視項目を設定したい 顧客に対する継続的な運用改善提案のためにもシステムやサービスの状態の傾向を把握したい 監視用の環境を集約したい ただし 他の顧客の情報にはアクセスできないように 28

Zabbix ならば OSS のプロダクトであるため無償で利用できる 自社の技術者だけでは不安ならばサポートサービスが提供されているのでそれを利用することで対応可 Web UI でほとんどの設定ができるので比較的簡単に使い始められる 監視項目を柔軟に追加して拡張できる 単純な閾値監視だけではなく 収集したデータをグラフ化することが可能なため傾向を把握しやすい マルチテナントと呼ばれるような機能が標準で用意されているため 複数の顧客を同じシステムで監視しても ユーザ毎に許可された対象の情報のみを参照させるようなことができる 29

独自監視項目例 (Apache) Apache HTTP Server の詳細ステータス ( アクセス数など ) を取得してそれを監視対象に また Woker の利用状況を把握して Apache HTTP Server のチューニングの判断材料に 30

独自監視項目例 (Amazon RDS) CloudWatch という AWS の各サービスの状態を取得するサービスにアクセスして 直接 OS にアクセスできない Amazon RDS の環境でも状態を把握できるようにする MySQL 独自のステータス情報も MySQL のコマンドなどを利用して取得 31

マルチテナントとは 複数の会社や組織のための情報を 同じシステムを利用していても それぞれ独立させて情報を管理できること A 社担当者用 1 台のZabbix サーバ A 社様用 B 社様用 システム管理者用 B 社担当者用 32

事例 データセンターでの一部活用 顧客の情報システム部での活用 PrimeCloud Controller 33

PrimeCloud Controller (1) SCSK が開発した 複数のクラウド環境を統一的に管理制御するプロダクト 対応クラウド環境 VMWare Eucalyptus Amazon Web Services(EC2, S3, VPC) NIFTY Cloud CloudStack 一般社団法人情報サービス産業協会の JISA AWARDS 2012 を受賞 34

PrimeCloud Controller (2) 簡単な GUI 操作でクラウドを統一的に制御 ロードバランサ Web/AP サーバ DB サーバなどを組み合わせたシステムを 自動的に各種設定を行って Web 環境や開発環境として簡単に立ち上げることができる 起動されたサーバは 自動的に監視が開始される ここにデフォルトではZabbix 35

PrimeCloud Controller の画面イメージ 36

PrimeCloud Controller の動作環境 VM Install VMWare PrimeCloud Controller VM 環境に導入 VMWare vcenter Instance Install Mgmt. Console 主な構成要素 Apache http server Apache Tomcat MySQL Puppet DDNS Open VPN Server UltraMonkey Zabbix 他 VMWare Amazon Web Services NIFTY Cloud, CloudStack 37

PrimeCloud Controller の事例 ハイブリッドクラウド開発環境 納期短縮 プロジェクト統合管理を行うため 開発環境をクラウド化 年間 2,000 以上のプロジェクト 柔軟なリソース確保 コスト削減 プロジェクト情報の一元管理 クラウド型開発スタイル ZABBIX ハイブリッドクラウド活用 20 分で Web/AP/DB 環境 プロジェクト管理構築 従来環境とクラウドへの本番展開容易に 38

Zabbix との連携方法 PrimeCloud Controller と Zabbix サーバとの連携には Zabbix API を利用 各用途用の VM を起動して Puppet で各種設定を行う 設定を終えたら 監視対象として Zabbix サーバに登録 さらに各用途に合わせた監視テンプレートを割り当てる 39

まとめ 我々が特に必要としていた監視関連の機能を OSS で しかも 1 つのプロダクトで実現でき 安定して監視を継続できている さらに実績を積んで 公開できる範囲でコミュニティに還元予定 40

最後に Zabbix に関して何かわからないことがあれば へ 本当に困ったら Zabbix Japan 社様のパートナー様にご相談を の仲間募集中 OSC 2013 Tokyo/Spring にて Zabbix Japan 社様と とで共同出展予定 日程 : 2013 年 2 月 22 日 ~23 日明星大学 二日目に寺島さんのセミナーと初心者向けハンズオン準備中 (https://www.ospn.jp/osc2013-spring/) 41

ご参考 :Zabbix 関連リンク Zabbix SIA(Zabbix の開発元 ) ホームページ http://www.zabbix.com/ http://www.zabbix.com/jp/ https://support.zabbix.com/ ( バグトラッキング ) オフィシャルパッケージのリリース候補版 http://kodai74.blogspot.jp/2012/05/zabbix-siarpm.html ホームページ http://www.zabbix.jp/ 42

ご参考 :Zabbix 2.0 プロセス構成 Zabbix サーバプロセス ( 親 ) alerter discover history syncer 4 db watchdog housekeeper timer poller 5 trapper 5 icmp pinger 1 http poller 1 ipmi poller 0 java poller 0 snmp trapper 0 SNMPTT java gateway 0 snmptrapd Zabbix エージェント SNMP 対応機器 Zabbix エージェント サーバ NW 機器 Web サーバ IPMI 対応機器 JMX 43 SNMP 対応機器