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ハ昇任させようとする日以前 2 年以内に懲戒処分等を受けていないこと ( ただし 減給は 1 年 6 月以内 戒告は 1 年以内とする ) 施行 3 年後 ( 平成 24 年 4 月 1 日 ) から適用 1 本省課長級未満の官職への昇任の場合イ直近の連続した2 回の能力評価のうち 1 回の全体評語

A) であり かつ 他の全体評語が上位又は中位の段階 (B 以上 ) であること 2 段階以上の昇任により 本省部長級以上のポストに就けようとする場合 ( 本省課長級から本省局長級への昇任など ) にあっては 直近の連続した3 回の能力評価の全体評語がいずれも上位の段階 (S 又はA) であること

目次 はじめに... 1 Ⅰ 現行人事評価制度 勤務評定から人事評価への移行... 2 (1) 勤務評定の概要及び問題点... 2 (2) 人事評価制度導入の経緯 新たな人事評価制度整備への提言と政府内での検討 人事評価の試行 国家公務員法の改

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資料2:再任用制度と「雇用と年金の接続」の概要

< 目次 > 国家公務員の人事評価制度関連法令等国家公務員法 ( 抄 ) 1 人事評価の基準 方法等に関する政令 ( 平成 21 年政令第 31 号 ) 4 人事評価の基準 方法等に関する内閣府令 ( 平成 21 年内閣府令第 3 号 ) 10 人事評価の基準 方法等について ( 平成 21 年 3

1. はじめに 本格的な地方分権の時代を迎え 市民に最も身近な地方自治体は 市民ニーズに応じた政策を自ら意志決定し それを自己責任の下に実行することがこれまで以上に求められており 地方自治体の果たすべき役割や地方自治体に寄せられる期待は ますます大きくなっています このような市民からの期待に応えるた

内閣府令本文

対応していくためには 職員一人ひとりの公務に対する意欲と能力を高め 組織をより活性化し 公務の質を高く保つことが求められている そのためには 各職員の能力と勤務実績を的確に評価し その結果を反映した人事管理を推進していくことが重要である 知事部局等においては 平成 28 年 4 月に施行された地方公

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05【特区連】行政系人事制度の改正について(最終案)

基本情報 () 非常勤職員の総数 調査対象に該当する非常勤職員の総数は 期間業務職員が 30,429 人 (54%) 期間業務職員以外の非常勤職員が 25,590 人 (46%) 合計で 56,09 人 ( うち女性 42,456 人 76%) だった (2) 非常勤職員が所属する機関 非常勤職員が

平成18年度標準調査票

均衡待遇・正社員化推進奨励金 支給申請の手引き

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

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①会計検査院_31指定職

1 9( 沖縄の復帰に伴う等の適用の特別措置等 ) 1 12( 日本国有鉄道退職希望職員及び日本国有鉄道清算事業団職員を採用する場合の任用 給与等の特例等 ) 沖縄の復帰に伴う等の適用の特別措置等について規定 日本国有鉄道退職希望職員等を採用する場合の任用 給与等の特例等について規定,, 国家公務員

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改正要綱 第 1 国家公務員の育児休業等に関する法律に関する事項 育児休業等に係る職員が養育する子の範囲の拡大 1 職員が民法の規定による特別養子縁組の成立に係る監護を現に行う者 児童福祉法の規定により里親である職員に委託されている児童であって当該職員が養子縁組によって養親となることを希望しているも

チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

平成18年度標準調査票

(1) 採用 昇任 降任 転任の用語の定義について定めるものとすること ( 第 15 条の2 第 1 項関係 ) (2) 標準職務遂行能力は 職制上の段階の標準的な職 ( 職員の職に限る 以下同じ ) の職務を遂行する上で発揮することが求められる能力として任命権者が定めるものとすること ( 第 15

Taro-H26勧告・報告の説明

1. 元職員による働きかけの規制 ( 第 38 条の 2 関係 )1 1 離職後に営利企業等 1に再就職した元職員(= 再就職者 ) は 離職前 5 年間に在職していた地方公共団体の執行機関の組織等 2の職員に対して 当該営利企業等又はその子法人と在職していた地方公共団体との間の契約等事務 3につい

平成 29 年度における 人事管理運営方針 平成 29 年 4 月 12 日

調査結果の概要 調査対象者 723 人 有効回答数 721 人 ( うち女性 179 人 )( 回答率 99.7%) 以下の各問の欄の N は それぞれの問に対する有効回答数 問 1. 国家公務員になろうとした主な理由は何ですか ( 三つ選択 ) 仕事にやりがいがある 公共のために仕事ができる 70

2 役員の報酬等の支給状況 役名 法人の長 A 理事 B 理事 C 理事 D 理事 A 監事 ( 非常勤 ) B 監事 ( 非常勤 ) 平成 21 年度年間報酬等の総額就任 退任の状況報酬 ( 給与 ) 賞与その他 ( 内容 ) 就任退任 前職 千円 千円 千円 千円 15,275 12,067 3

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Ⅲ コース等で区分した雇用管理を行うに当たって留意すべき事項 ( 指針 3) コース別雇用管理 とは?? 雇用する労働者について 労働者の職種 資格等に基づき複数のコースを設定し コースごとに異なる配置 昇進 教育訓練等の雇用管理を行うシステムをいいます ( 例 ) 総合職や一般職等のコースを設定し

目次 1 給与勧告の仕組みと本年の給与改定 2 給与制度の総合的見直しの概要 9 1 給与勧告の対象職員 1 2 給与勧告の手順 2 3 高齢層職員の能力及び経験の活用 10 3 民間給与との比較 4 民間給与との比較方法 ( ラスパイレス比較 ) 民間給与との較差に基づく給与改定 5

聖籠町職員の育児休業等に関する条例及び聖籠町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例をここに公布する

人事行政の運営等の状況の公表について

【セット】文部科学省事務連

平成 30 年度における 人事管理運営方針

第 12 回委員会資料

事業内職業能力開発計画

平成18年度標準調査票

Microsoft Word - 行動計画(ダイジェスト)【最終版】

職員組合の要求事項に対する県の回答 職員組合の要求事項 1 賃金及び諸手当の改善について本県の長年の労使交渉経過を尊重し 以下のとおり賃金及び諸手当の改善を行うこと (1) 基本賃金については 組合員の生活実態から一律 13,400 円以上の引上げを行うこと 県の回答 人事委員会勧告制度は 労働基本

1 次評価者の留意点 イチェック等のポイント 職位にふさわしい目標か 組織目標との整合性がとれているかロ困難度 重要度の設定複数の目標を立てた場合 それぞれの内容により 困難な目標 容易な目標 業務上に占めるウェイトの高い目標など様々なものがあり得るが それらについて 評価をつける際に考慮することが

平成29年度実施の相対評価による人事評価制度の検証について.pptx

2 役員の報酬等の支給状況 役名 法人の長 A 理事 B 理事 C 理事 D 理事 A 監事 ( 非常勤 ) B 監事 ( 非常勤 ) 平成 22 年度年間報酬等の総額就任 退任の状況報酬 ( 給与 ) 賞与その他 ( 内容 ) 就任退任 16,728 11,884 4, ,

「消費者安全法改正に伴う関係内閣府令(案)及びガイドライン(案)」に関する意見書

いう (派遣除外職員)第三条福島復興再生特別措置法第四十八条の二第一項の人事院規則で定める職員は 次に掲げる職員とする 一条件付採用期間中の職員二勤務延長職員三休職者四停職者五派遣法第二条第一項の規定により派遣されている職員六官民人事交流法第八条第二項に規定する交流派遣職員七法科大学院派遣法第四条第

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教員評価システムの取組状況(その1)~(その3)

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02 大学入試センター

扶養手当制度の概要 1 支給要件 扶養親族 ( 他に生計の途がなく主として職員の扶養を受けているもの ) を有する職員に対して支給 年額 130 万円以上の恒常的な所得があると見込まれる者は対象外 2 支給月額 配偶者 : 13,000 円子など : 1 人につき 6,500 円 ( 配偶者のない場


財団法人 公務人材開発協会

2 役員の報酬等の支給状況 役名 A 理事長 B 副理事長 C 総括理事 D 総括理事 E 総括理事 F 理事 G 理事 H 理事 I 理事 J 理事 K 理事 L 理事 M 監事 N 監事 O 監事 平成 25 年度年間報酬等の総額 報酬 ( 給与 ) 賞与 その他 ( 内容 ) 就任 退任 1,

(4) 級別職員数の状況 ( 平成 28 年 3 月 31 日現在 ) 区分 標準的な職務内容 職員数 ( 人 ) 構成比 (%) 7 級 局長 級 課長 主幹 級 課長補佐 副主幹 級 係長 上席主任 級 主任

社会福祉法人 奨禮会 人事制度改正案

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

2 役員の報酬等の支給状況 平成 25 年度年間報酬等の総額就任 退任の状況役名報酬 ( 給与 ) 賞与その他 ( 内容 ) 就任退任 A 理事長 1,303 16,723 10,860 4, B 副理事長 C 総括理事 D 総括理事 E 総括理事 F 理事 G 理事 H 理事 I 理

看護部 : 教育理念 目標 目的 理念 看護部理念に基づき組織の中での自分の位置づけを明らかにし 主体的によりよい看護実践ができる看護職員を育成する 目標 看護職員の個々の学習ニーズを尊重し 専門職業人として成長 発達を支援するための教育環境を提供する 目的 1 看護専門職として 質の高いケアを提供

目次 Ⅰ. 地方公共団体における人事評価制度の運用に関する 研究会 ( 平成 22 年度 ) 1 1 研究の趣旨 3 2 人事評価制度の導入 4 3 人事評価制度に対する信頼の確保 7 4 人事評価結果の給与への反映 10 Ⅱ. 地方公共団体における人事評価制度に関する研究会 ( 平成 26 年度

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目次 1 人材育成基本方針の背景 1 2 本町が目指す職員像 2 (1) 求められる職員像 (2) 求められる意識改革 3 職員に必要とされる能力 4 4 本方針の体系 6 5 具体的な人材育成に関する項目及び取組み内容 6 (1) 人事管理 (2) 組織の育成 (3) 職員研修 (4) 職場環境

大牟田市と自治労大牟田市職員組合との交渉結果報告

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Microsoft Word - 国家公務員給与減額閣議決定全文

4 共済組合 共済組合は 組合員及びその家族の相互救済を目的とした社会保障制度です 病気 負傷 出産などに対する 短期給付事業 退職 障害または死亡に対する 長期給付事業 及び組合員の健康管理 福利厚生 診療所の運営 または貯金 貸付等を行う 福祉事業 の三つの主な事業を行っています 特許庁の職員と

3 役員の退職手当の支給状況 ( 平成 21 年度中に退職手当を支給された退職者の状況 ) 区分支給額 ( 総額 ) 法人での在職期間退職年月日業績勘案率摘要前職 千円年月 法人の長該当者なし 理事 理事 ( 非常勤 ) 監事 監事 ( 非常勤 ) 千円 年 月 千円 年 月 千円 年 月 千円 年

平成18年度標準調査票

議第 18 号 ( 趣旨 ) 三島市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例案 第 1 条 この条例は 公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律 ( 平成 12 年法律第 50 号 以下 法 という ) 第 2 条第 1 項及び第 3 項 第 5 条第 1 項 第 6 条第 2 項 第

短時間 有期雇用労働者及び派遣労働者に対する不合理な待遇の禁止等に関する指針 について ( 同一労働同一賃金ガイドライン ) 厚生労働省雇用環境 均等局有期 短時間労働課職業安定局需給調整事業課

特別区職員の雇用と年金の接続への対応について ( 案 ) 1 趣旨退職共済年金の支給開始年齢が平成 25 年度以降段階的に 60 歳から 65 歳へと引き上げられることに伴い 無収入期間が発生しないよう 現行の再任用制度を基本に特別区職員の雇用と年金の接続を図るとともに 人事の新陳代謝を図り組織活力

2 役員の報酬等の支給状況 役名 法人の長 A 理事 B 理事 C 理事 D 理事 ( 非常勤 ) A 監事 ( 非常勤 ) B 監事 ( 非常勤 ) 平成 23 年度年間報酬等の総額 就任 退任の状況 報酬 ( 給与 ) 賞与 その他 ( 内容 ) 就任 退任 8,006,868 4,650,42

スライド 1

理事 同 上 監事 同 上 監事 ( 非常勤 ) 非常勤役員手当の月額については 当基金役員給与規程に基づいた額としている 2 役員の報酬等の支給状況 役名 A 理事長 B 理事 C 理事 D 監事 E 監事 ( 非常勤 ) 平成 28 年度年間報酬等の総額就任 退任の状況報酬 ( 給与 ) 賞与そ

<はじめに> 退職後, 民間企業等に再就職した者による現職職員への働きかけ規制などにより, 職員の退職管理を適正に行い, 職務の公正な執行及び公務員に対する住民の信頼を確保するため, 地方公務員法が改正され, 平成 28 年 4 月 1 日に施行されました 本市では, 改正法の施行に伴い, 旭川市職

A 監事 B 監事 ( 非常勤 ) 千円千円千円千円 12,084 8,728 3,267 89( 寒冷地手当 ) 3 月 31 日 千円千円千円千円 1,392 1, ( ) 3 月 31 日 注 1: 前職 欄の は 役員出向者 ( 国家公務員退職手当法 ( 昭和 28 年法律第 1

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【m48H24豊橋技術科学大学】様式1(修正2)

(5) 一般行政職の等級別職員数の状況 ( 平成 27 年 4 月 1 日現在 ) 職務の級 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 合計 職務の内容 1 定型的な業務を行う職務 2 相当の知識又は経験を必要とする業務を行う職務 高度の知識又は経験を必要とする業務を行

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日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について 平成28年度

Ⅰ 人事評価の基本ルール 1 実施対象者 (1) 被評価者 ( 評価の対象となる職員 ) 知事部局及び労働委員会事務局に勤務する全職員 < 対象外 > 知事部局の部長級職員 各部局長等 ( 部内局長を除く ) 各総合事務所長 労働委員会事務局長 国 都道府県 市町村等への派遣職員 公益的法人等への派

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平成 29 年 10 月 27 日内閣官房内閣人事局 女性国家公務員の登用状況及び国家公務員の育児休業等の取得状況の フォローアップ 別添資料 別添 1 女性国家公務員の登用状況 1 資料 1-1 府省等別女性国家公務員登用状況 2 資料 1-2 府省等別女性国家公務員登用状況 ( 本省課室長相当職

●地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律案

理事 同上 監事 同上 監事 ( 非常勤 ) 非常勤役員手当の月額については 当基金役員給与規程に基づいた額としている 2 役員の報酬等の支給状況 役名 A 理事長 B 理事 C 理事 D 理事 E 理事 F 監事 G 監事 ( 非常勤 ) 平成 29 年度年間報酬等の総額就任 退任の状況報酬 (

( 案 ) 公務員の定年の引上げに関する検討会論点整理 ( 概要 ) 資料 1 Ⅰ 基本認識と検討の方向性 1 平均寿命の伸長 少子高齢化の進展 2 複雑高度化する行政課題への的確な対応 定年を段階的に 65 歳に引き上げる方向で検討その際 民間企業における高齢者雇用の状況 組織活力の維持の必要性

級が6 級以上であるもの ( これらの職員のうち 組合規則で定める職員を除く 以下 特定管理職員 という ) にあっては 100 分の102.5) 12 月に支給する場合においては100 分の137.5( 特定管理職員にあっては 100 分の117.5) を乗じて得た額 (2) 再任用職員期末手当基

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Microsoft Word - 21教育訓練の考え方について(更新)_

農林水産政策研究所交渉(全農林労働組合東京地方本部総研分会) 議事要旨

2 役員の報酬等の支給状況 役名 法人の長 A 理事 平成 24 年度年間報酬等の総額 報酬 ( 給与 ) 賞与 その他 ( 内容 ) 就任 退任 千円 千円 千円 千円 ,513 10,851 3, ,127 9,197 3, ( 地域手当 ) 就任 退任

2 役員の報酬等の支給状況平成 29 年度年間報酬等の総額就任 退任の状況役名報酬 ( 給与 ) 賞与その他 ( 内容 ) 就任退任法人の長 2,164 17,994 10,824 4, A 理事 B 理事 A 監事 16,722 9,816 4,762 1, ,12

保育所に入所できないことを事由とする育児休業手当金の延長要件の見直し(地方公務員の「パパ・ママ育休プラス」の場合)(あっせん)

30 お茶の水女子大学

E 理事 F 理事 A 理事 ( 非常勤 ) A 監事 B 監事 ( 非常勤 ) 9,455 6,221 4,588 2,515 2,015 1, ( 地域手当 ) 504 ( 単身赴任手当 ) 31 ( 通勤手当 ) 75 ( 地域手当 ) 252 ( 単身赴任手当 ) 7 月 14

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平成17年8月24日市長交渉想定質問

平成21年12月に支給する期末手当に関する特例措置に関する規則

(2) 地方公務員の純減目標 基本方針 2005 で要請した 4.6% 以上の純減確保に向けた各地方団体の真摯な取組及び国による定員関係の基準の見直しにより 一層の純減の上積みが確保されるよう取組む 1 国基準関連分野国が定数に関する基準を幅広く定めている分野 ( 国基準関連分野 ) の職員 ( 教

Transcription:

国家公務員の人事評価について 資料 2 1 勤務評定制度から新たな人事評価制度へ 従前 職員の執務状況の評価として 勤務評定 が行われていたが 以下のような問題点が指摘されていた 必要な能力の基準等が必ずしも明確ではなかった 評定項目や評定結果が開示されず 何をすれば評価されるのかを認識することが困難であった 制度上 評定結果と昇進 処遇が必ずしも結びつかず 評定結果が活用されていなかった 職員個々の能力や実績等を的確に把握して適材適所の人材配置やメリハリのある給与処遇を実現し 公務能率の一層の増進を図るため 平成 19 年の国家公務員法改正により新たな人事評価制度を導入 勤務評定制度 勤務評定制度の運用状況 < 職員側からみると> 評価項目が不明瞭 評価者から一方的に評価される 評価内容が知らされない < 評価者側からみると> どのように評価すべきなのか不明 人事管理に十分に活用されず 採用試験や年次等を過度に重視した任用 勤務成績ではなく持ち回り的な特別昇給 勤務成績が悪くても分限処分 ( 降任 免職 ) がなされない 改正国家公務員法(平成19 年)現行の人事評価制度 現行の人事評価制度の特長 < 職員側からみると> 上司 部下のコミュニケーションの機会として面談が実施される 面談を通じて業務目標が明確化される 評価項目 評価基準が予め明示される 評価結果は原則開示され 指導 助言が受けられる < 評価者側からみると> 職務行動として顕在化した能力 客観的な成果を評価 上司 部下の評価結果の共有化 人事評価に基づく任用 給与が可能 勤務成績が悪いものは分限処分 ( 免職 降任 降格 降号 ) の契機 職員の適切な能力開発が可能 新たな人事評価制度により改善される事項 職員の能力や実績等を的確に把握した適材適所の人事配置やメリハリのある給与処遇の実現 職員の業務遂行意欲を向上させることによる公務能率の一層の増進 1

2 2 現行の人事評価制度 ( 平成 19 年国家公務員法改正 ) 平成 19 年改正国家公務員法において 現行人事評価制度に関する基本的な考え方を規定 ( 平成 21 年 4 月施行 ) 人事評価は 任用 給与 人材育成等 人事管理のあらゆる側面で活用する能力 実績主義の人事管理を行う基礎と位置付けられた (1) 人事管理の原則 職員の任用 給与その他の人事管理について 職員の採用年次や採用試験の種類にとらわれてはならず 人事評価に基づいて適切に行わなければならない (2) 能力本位の任用制度の確立 1 係員 係長 課長補佐 課長等の職制上の段階の標準的な官職の職務を遂行する上で発揮することが求められる能力として 標準職務遂行能力を定め 2 職員の昇任等の際には 任命しようとする官職に必要な標準職務遂行能力及び適性を有するかどうかを人事評価に基づいて判断 (3) 採用昇任等基本方針 能力 実績主義の人事管理を内閣として徹底するため 採用昇任等基本方針を策定 各任命権者は 本基本方針に沿って職員の任用を行わなければならない

3 3 人事評価制度の概要 人事評価においては 能力評価 と 業績評価 の 2 つを実施 従前の勤務評定と異なり 評価基準を明確化し 民間と同様の目標管理の仕組みを導入したことに加え 期首 期末には評価者 被評価者間で面談を行ってコミュニケーションの機会を持ち 評価結果の開示とともに指導 助言を行うこととしている 能力評価職員がその職務を遂行するに当たり発揮した能力の評価 年 1 回 職制上の段階及び職務の種類に応じて定められた 職務上発揮することが求められる能力 ( 標準職務遂行能力 ) に照らし 職員が実際に職務上とった行動がこれに該当するかどうかを評価 一般の職員については 5 段階評価 (S A B C D) 局部長級は 3 段階評価 事務次官級は 2 段階評価 評価期間は 毎年 10 月 1 日 ~ 翌年 9 月 30 日 業績評価職員がその職務を遂行するに当たり挙げた業績の評価 年 2 回 職員が果たすべき役割を 目標 として期首に設定した上で その果たした程度を評価 一般の職員については 5 段階評価 (S A B C D) 局部長級は 3 段階評価 事務次官級は 2 段階評価 評価期間は 毎年 10 月 1 日 ~ 翌年 3 月 31 日及び翌 4 月 1 日 ~9 月 30 日

価 評価 参考 人事評価の実施と評価結果の活用のサイクル ( 人事院公表資料 ) 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 業績評価 能力評価 10 月 ~ 翌 3 月目評標設定 10 月 ~ 翌 9 月 価 目標設10 月 ~ 翌 9 月 4 月 ~9 月評定 10 月 ~ 翌 3 月 活用 勤勉手当 勤勉手当 昇給 定期的に行われる活用のみを記載 他に活用される事項として 任用 ( 昇任 降任等 ) 昇格等がある 4

参考 人事評価の流れ 期首面談(目務標遂等の設定)業行達価 調整 確認実己(確申告評認告 )自等評の事成状況等の自己申価結果の開示期末面情談対(応指の導仕 助組言み)苦再評価 再調整 ( ) 評価 調整 確認 評価評価者が 被評価者の目標等の達成状況や実際にとられた具体的な職務上の行動を踏まえて実施 調整調整者が 評価者の評価に不均衡があるかどうかの観点から実施 確認実施権者が 公正性の確保の観点等から評価結果を確認し 評価を確定 ( 例 ) 人事 恩給局における評価者等の設定課長補佐 ( 被評価者 ) 課長 ( 評価者 ) 次長 ( 調整者 ) 局長 ( 実施権者 ) 5

参考 人事評価結果の活用 (1) 能力 実績主義の人事管理を実現するため 人事評価の結果は任免 ( 昇任等 ) 給与 ( 勤勉手当 昇給 昇格等 ) 人材育成において活用されている 任免 給与 人材育成 過去複数年の人事評価の結果が所定の要件を満たす者の中から 最適任者を昇任 能力評価又は業績評価の全体評語が最下位の段階の場合を分限 ( 降任 免職 ) 処分の契機として活用 直近の業績評価の結果を勤勉手当に活用 過去 1 年間の人事評価の結果を昇給に活用 / 過去 2 年間の人事評価の結果を昇格に活用 能力評価又は業績評価の全体評語が最下位の段階の場合を降給 ( 降格 降号 ) 処分の契機として活用 人事評価を通じた仕事の割り振り 日常的業務指導を通じた OJT 及び適切な研修機会の付与 6

参考 人事評価結果の活用 (2) ( 人事院 平成 25 年度人事院の進める人事行政について ~ 国家公務員プロフィール ~ より抜粋 ) 7

参考 人事評価結果の活用 (3) ( 人事院 平成 25 年度人事院の進める人事行政について ~ 国家公務員プロフィール ~ より抜粋 ) 8

4 人事評価制度の検討経緯 9 H18 1~6 月 第 1 次試行本府省課長 課長補佐級 ( 被評価者約 2,000 人 評価者約 500 人を抽出 ) 行政改革の重要方針 (17 年 12 月閣議決定 ) に基づき実施 職員へのインタビュー アンケート調査等に基づき 本府省課長級 課長補佐級の評価シート ( 試行版 ) 作成 H19 1~6 月第 2 次試行本府省課長 課長補佐 係長 係員級 ( 被評価者約 9,000 人 評価者約 2,000 人を抽出 ) 職員へのインタビュー アンケート調査等に基づき 本府省係長級 係員級の評価シート ( 試行版 ) 作成 H19 7 月 H19 10 月 ~ H20 3 月 H20 6 月 国家公務員法等の一部を改正する法律 公布 従来の勤務成績の評定に代えて 新たな人事評価制度を構築 人事評価に基づき 職員の任用 給与その他の人事管理を行う 第 3 次試行地方支分部局職員 専門職種職員等 ( 被評価者約 70,000 人 評価者約 19,000 人を抽出 ) 職員へのインタビュー アンケート調査等に基づき 地方支分部局職員の評価シート 3 種 専門職種職員等の評価シート 8 種 ( 試行版 ) 作成 国家公務員制度改革基本法 公布 施行 職業倫理を評価の基準として定める 超過勤務の状況を管理者の人事評価に反映する 業績目標は 所属する組織の目標を踏まえて設定する H20 9~12 月リハーサル試行本府省 地方支分部局職員 ( 原則全職員 )( 被評価者約 265,000 人 評価者約 44,000 人 ) H21 4 月 H21 10 月 ~ 国家公務員法等の一部を改正する法律 施行 全府省で新たな人事評価を実施 H22 6 月本府省で勤勉手当に人事評価 (H21.10~H22.3 業績評価 ) を活用 H23 1 月本府省で昇給に人事評価 (H21.10~H22.9 業績評価 (2 回分 ) 能力評価 ) を活用 H23 6 月地方機関等も含め 勤勉手当に人事評価 (H22.10~H23.3 業績評価 ) を活用 H24 1 月地方機関等も含め 昇給に人事評価 (H22.10~H23.9 業績評価 (2 回分 ) 能力評価 ) を活用 9

10 5 人事評価に関する評価者訓練 ( 評価者講座 ) について (1) 趣旨 人事評価は人事管理の基礎となるものであり その運用にあたっては 公平性 公正性 透明性 納得性の確保が求められる 特に評価者においては 人事評価に関する基準 方法等を正しく理解することが求められるため 評価者の目線合わせ を目的とした評価者訓練 ( 評価者講座 ) を平成 21 年度より実施 (2) 内容 1 方法外部講師によるセミナー形式 事前に与えられたケーススタディについて検討した上で 講義を受けた後に 参加者同士の実習 ( グループ討議 ) を行い 人事評価の手法 評価にあたって踏まえるべき観点を身につける ( ねらい ) 事前にケーススタディを検討した上でグループ討議を行うことにより 個人の評価とグループの評価との違いに気づき 自分自身の評価傾向 ( 甘く / 厳しく評価する傾向がないか 全体的な 印象 から評価する傾向がないか等 ) を知るとともに 人事評価の方法等を正しく理解することで 評価者の目線合わせ に資する 2 対象者本府省の課室長級 課長補佐級 ( ) 地方機関等の管理職員 3 開催実績 平成 21 年度 717 名受講 20 日開催 平成 22 年度 1,035 名受講 43 日開催 平成 23 年度 1,823 名受講 57 日 ( 延べ67 回 ) 開催 平成 24 年度 2,643 名受講 69 日 ( 延べ91 回 ) 開催 地方開催は 6 時間コース 霞が関開催は短時間 (2.5 時間 ) コースを 1 日 2 回実施 平成 24 年度の霞が関開催分については 従前対象としてきた課室長クラスの職員に加え 課長補佐クラスの職員も対象に実施 人事院においても 評価者に評価や面談に関する実践的な知識や技能を習得させることを目的として 平成 20 年度より 評価能力向上研修 ( 応用編 ) 及び評価能力向上研修 ( ロールプレイ編 ) を本院及び各地方事務局で実施している