Similar documents
3 ウ ワ ミ ズ ザ ク ラ 幹 の 樹 皮 に は 横 縞 の 模 様 も な く 花 も 桜 の 概 念 か ら は ほ ど 遠 い 形 を し て い る が こ れ も 桜 の 仲 間 で あ る 20 メートル に も な る 大 木 で 4 月 の 中 頃 新 葉 が ひ ら い て

8 南 大 分 小 9 城 南 小 10 荏 隈 小 11 豊 府 小 12 八 幡 小 13 神 崎 小 14 滝 尾 小 15 下 郡 小 16 森 岡 小 9 月 7 日 ( 水 ) 8:30 ~ 12:00 10 月 1 日 ( 土 ) 8:45 ~ 14:30 10 月 22 日 ( 土

中 央 公 民 館 ( 所 在 地 日 野 本 町 ) 実 習 室 ホール 談 話 室 講 座 室 A 講 座 室 B 視 聴 覚 室 調 理 実 習 室 小 会 議 室 保 育 室 24 人 50.2m2 20 人 66.0m2 16 人 45.6m2 36 人 51

0807.indd

・モニター広告運営事業仕様書

磐田市総合計画基礎調査 ~いわたまちづくり白書~

国からの委託交付額

富 山 市 総 合 体 育 館 9 月 利 用 案 内 H28 8 月 20 日 作 成 1 木 2 金 3 土 8ー ま つ わ か 保 育 園 運 動 会 富 山 県 教 職 員 組 合 特 別 新 学 校 支 部 青 年 部 の 集 い 8ー21:30 新 庄 交 流 会 (

PowerPoint プレゼンテーション

道 内 シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー の 現 状 に つ い て は 契 約 金 額 に お い て は 請 負 契 約 で は 減 少 し た も の の シ ル バ ー 派 遣 事 業 の 大 幅 な 伸 び に よ り 5 年 ぶ り に 前 年 実 績 を 上 回 っ た が 会

注 ア い ェ ア な ア う う ア い ぬ で ど 松 山 弘 藤 田 川 田 内 田 博 松 田 吉 田 隼 松 山 弘 岩 田 康 藤 岡 佑 松 山 弘 中 ミ プ ゴ ラ フ オ ミ ウ ク 歳 ッ ラ ダ

01†E30−®’¬flÅ.ec6

1 LINE

Taro-平成27年度事業計画.jtd

君 聞 着 捨 周 見 黒 埋 尽 所 華 彩 心 陣 取 げ 楽 見 浮 酷 浮 酷 光 景 君 顔 走 回 私 振 回 彼 ク ム ド メ カ 彼 教 室 寂

イ ン チ ー ザ ヴ ィ チ ェ ン ツ ァ ヴ ィ ッ ロ ル バ ( ト レ ビ ゾ 近 郊 ) ヴ ィ ン チ ヴ ェ ル バ ニ ア ヴ ェ ロ ー ナ エ リ チ ェ カ タ ー ニ ャ ( 3 月 ~ 1 0 月 ) ( 1 1 月 ~ 2 月 ) 5 0 ユ ー ロ 以 上 介 護

ブ ピ レ ア サ ア ラ オ ア メ メ タ ク バ シ デ 歳 レ ン デ ズ ン ス イ ツ ル モ イ ニ リ リ ナ ィ イ ク ィ キ レ テ ン ウ テ リ シ ノ ッ ロ オ ヴ ダ メ イ ュ ビ ィ ョ セ ク ラ フ イ イ フ ュ メ シ ウ レ チ サ ィ ヤ ア ロ イ

の と す る (1) 防 犯 カ メ ラ を 購 入 し 設 置 ( 新 設 又 は 増 設 に 限 る ) す る こ と (2) 設 置 す る 防 犯 カ メ ラ は 新 設 又 は 既 設 の 録 画 機 と 接 続 す る こ と た だ し 録 画 機 能 付 防 犯 カ メ ラ は

( \215X\220V.xlsx)

きらりたちかわ27H.indd

untitled

松 岡 490 注 国 優 吉 田 豊 か オ づ ぉ え え 松 岡 横 典 杉 原 吉 田 豊 蛯 名 正 杉 原 ツ ウ ぃ ぃ お お え ぉ お て お ぉ ウ い お で ひ

注 カ サ ヴ バ オ ハ バ ロ サ ト ク モ パ サ 歳 レ ェ ク リ リ ワ ズ ブ パ ズ オ ラ セ ト フ マ フ ミ セ ハ レ チ ワ ブ ァ ッ バ ッ ッ ズ ラ ヴ ク ッ ピ ト マ ト タ コ リ ィ タ レ ジ ム ッ マ グ ジ デ ョ ク フ ラ 万 ア ィ 下

天 神 祭 奉 納 2007 日 本 国 際 ドラゴンボート 選 手 権 大 会 開 催 趣 旨 日 本 三 大 祭 の ひ と つ 大 阪 の 天 神 祭 に 奉 納 す る 2007 日 本 国 際 ドラ ゴ ン ボー ト 選 手 権 大 会 を 7 月 15 日 ( 日 )に 大 阪 大 川

退職互助だより第138号/第138号

第 1 号 様 式 ( 第 2 条 関 係 ) 平 成 28 年 度 千 歳 市 発 注 予 定 一 覧 平 成 28 年 4 月 1 日 現 在 名 1 市 民 環 境 部 廃 棄 物 理 課 焼 却 処 理 場 クレーン 整 備 機 械 器 具 設 置 場 所 工 期 美 々 概 要 240 ク

(Microsoft Word - \203A \225\345\217W\227v\227\314 .doc)

ATOK Syncの設定方法と使い方(Mac用)

●幼児教育振興法案

untitled

nittaidai30_ indd

2 生 活 安 全 部 地 域 課 鉄 道 警 察 隊 長 ( 以 下 隊 長 という )は 被 害 相 談 所 の 名 称 を 記 載 した 表 示 板 を 庁 舎 入 口 付 近 に 掲 出 するものとする 3 隊 長 は 臨 時 の 被 害 相 談 所 を 設 置 するときは 当 該 相 談

ロ ペ ミ ッ ク 小 児 用 % C ゲ シ ン L 錠 5 0 m g G ソ レ ル モ ン S R カ プ セ ル m g N1

01.第71回国体選手団記者発表資料表紙(p.1)


42 祐 天 寺 一 丁 目 ふれあい 公 園 祐 天 寺 平 成 区 街 かど 公 園 43 中 央 緑 地 公 園 中 央 町 , 昭 和 区 都 市 緑 地 44 こなべ 野 公 園 目 黒 本 町

目 標 を 達 成 するための 指 標 第 4 章 計 画 における 環 境 施 策 世 界 遺 産 への 登 録 早 期 登 録 の 実 現 史 跡 の 公 有 地 化 平 成 27 年 度 (2015 年 度 )までに 235,022.30m 2 施 策 の 体 系 1 歴 史 的 遺 産 とこ

四 わ か っ た こ と ( 一 ) 志 筑 城 の 歴 史 志 筑 か ら 恋 瀬 川 と 筑 波 山 が 見 え る 景 色 は と て も 美 し く 昔 か ら た く さ ん の 歌 人 が そ の 景 色 や 様 子 を 歌 に し ま し た こ の 歌 を 鑑 賞 し た 多 く

サッカーの話をしよう 旅するワールドカップ 立ち読み版

1 ア ケ ト 結 果 科 算 答 中 嫌 勉 苦 手 科 算 嫌 圧 倒 的 増 下 科 離 根 底 状 況 母 保 護 者 々 不 安 身 付 情 報 求 東 西 南 北 奔 走 母 保 護 者 々 助 気 持 ぱ

みどりと 環 境 誯 よ り 経 過 説 明 公 園 管 理 の 現 状 と し て 市 内 に は 約 150 か 所 の 公 園 が あ り 緊 急 性 等 に 応 じ て 優 先 順 位 を つ け て 整 備 し て い る が 日 常 の 管 理 は 行 政 だ け で は 困 難 現 在

untitled

.10.中高美術


<8E7395F182DE82B382DE82E D362D312E696E6464>

3 会 場 使 用 費 の 支 払 い 大 会 当 日, 会 場 使 用 費 を 各 学 校 ご と に ま と め て 大 会 本 部 に 納 め る 4 各 地 区 主 任 に よ る 手 続 き 各 地 区 主 任 は, 参 加 校 分 の 大 会 申 込 書 地 区 大 会 結 果 を 代


Gojo Photo News ごじょうフォトニュース

水戸市内のAED設置箇所(公的機関).xls

がん専門病院における薬剤師養成のあり方に関する調査研究

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

<4D F736F F D E738C698ACF837D E815B C8892E8816A2E646F63>

表1-4.indd

Microsoft Word - 会館利用のしおり(H 鳥居場・玉見改修後)


29.indd

(Microsoft Word - \221\346\202P\202U\201@\214i\212\317.doc)

JST06-11.indd


3. 調 査 研 究 及 び 監 視 (1) 自 主 調 査 1 里 山 保 全 事 業 地 での 生 物 調 査 保 全 整 備 の 方 向 性 を 検 証 しながら 作 業 を 進 めるため 保 全 事 業 地 の 中 で 可 能 な 範 囲 で 調 査 を 実 施 した 市 民 の 森 鳥 類

< F2D E518D6C817A938A82B08D9E82DD8E9197BF8140>

Taro-補助資料1.jtd

10月号合成.indd

フ ェ ネ ル ミ ン 錠 鉄 5 0 m g F プ リ ン ド リ ル 細 粒 1 % C リ ザ ス ト 錠 3 m g F

円 定 期 の 優 遇 金 利 期 間 中 に 中 途 解 約 す る と 優 遇 金 利 は 適 用 さ れ ず お 預 け 入 れ 日 か ら 解 約 日 ま で の 所 定 の 期 限 前 解 約 利 率 が 適 用 さ れ ま す 投 資 信 託 ( 金 融 商 品 仲 介 で 取 り 扱

<82CD82C882ED31328C8E2E696E6464>


2016 年 度 第 26 回 全 日 本 少 年 フットサル 大 会 北 播 磨 予 選 6 月 11 日 ( 土 ) 1 次 リーグ( 大 会 1 日 目 ) 参 加 20チームを4チーム5ブロックに 分 ける 各 チーム3 試 合 総 当 たりの 試 合 を 行 い 次 の 方 法 でグループ


主 要 な が ん 治 療 に つ い て 入 院 に か か る 医 療 費 の 支 払 い か ら 計 算 し た も の で す 例 え ば 胃 が ん に つ い て は 平 均 入 院 費 は 総 額 約 万 円 で 自 己 負 担 額 は 約 3 3 万 円 程 度 必 要

登 場 物 集 夜 日 早 パ パ 帰 一 関 ヒロシ ヒロシ 妻 息 子 や 花 火 楽 元 昔 花 火 げ 夏 休 ば 計 画 表 夏 休 アキラ PTA 婦 域 働 体 メンバ 第 1 話 リダ 一 関 ヒロシ 苦 労 3 域 環 境 変 化 5 第 2 話 6 域 働 8 第 3 話 秋 9

jouhoukyouikubukai

一般資料選定基準

Microsoft Word - .\..&.....doc


貝殻集め.indd

(5) 農 地 法 ( 昭 和 27 年 法 律 第 229 号 )による 農 地 転 用 が 許 可 されないと 見 込 ま れる 農 用 地 (6) 森 林 法 ( 昭 和 26 年 法 律 第 249 号 ) 第 25 条 第 1 項 第 25 条 の2 第 1 項 及 び 第 41 条 第

プレゼンテーションタイトル

平成24年度市政懇談会 質問および回答の概要

最 近 散 歩 や 通 勤 の 途 中 で 見 か け る こ と が 多 く な っ た と 感 じ た こ と は あ り ま せ ん か? 住 宅 の 掃 き 出 し の 窓 が 涼 し げ で 鮮 や か な 緑 に 覆 わ れ て い る 光 景 や ビ ル の 壁 面 に 植 物 が ぴ

NOSAI-邃・5.indd

なんぶちょうv

第7章

- 目 次 - 1 被 害 状 況 (1) 特 殊 詐 欺 ( 全 体 ) 1 (2) オ レ オ レ 詐 欺 4 (3) 架 空 請 求 振 り 込 め 類 似 詐 欺 6 (4) 還 付 金 等 詐 欺 9 2 検 挙 状 況 ( 都 内 ) (1) 本 犯 11 (2) 検 挙 被 疑 者 の

H25.4.indd

への 対 応 にホスピタリティが 行 き 届 くよう 配 慮 します 2 郷 土 資 料 の 充 実 綾 瀬 市 に 関 わる 資 料 を 積 極 的 に 収 集 し 地 域 の 歴 史 と 文 化 を 伝 える 郷 土 資 料 の 充 実 を 図 ります 3 行 政 情 報 コ ー ナ ー の 設

46 変 始 人 生 幸 手 入!? 第 章 ダ メ 人 間 運 命 本 導 出 会 章 出 会 変 始? 海 外? 向 空 港 到 着 最 初 何 ょ 荷 受 取? 確 ず 国 使 替 ょ E C H A N G E!


目 次 1. 目 的 1 2. 事 業 の 概 要 1 3. 今 年 度 の 申 請 状 況 3 4. 平 成 18 年 度 か ら の 推 移 5 5. 取 組 事 例 7

公 社 が 水 田 機 械 作 業 を 請 け 負 い 農 業 用 機 械 ( 田 植 え 機 コンバイン) を 保 有 す る 農 家 に 委 託 して 機 械 作 業 を 行 う 5. 農 作 業 体 験 研 修 事 業 農 業 に 興 味 を 持 つ 都 市 住 民 に 市 内 農 家 での

›ïŁñ.qxd

基 地 交 付 金 等 に 関 す る 要 望 書

受 託 工 事 費 一 般 管 理 費 何 地 区 給 料 手 当 賞 与 引 当 金 繰 入 額 賃 金 報 酬 法 定 福 利 費 退 職 給 付 費 備 消 品 費 厚 生 福 利 費 報 償 費 旅 費 被 服 費 光 熱 水 費 燃 料 費 食 糧 費 印 刷 製 本 費 測 量 調 査

雇用保険被保険者資格取得届(様式)編

総合評価点算定基準(簡易型建築・電気・管工事)

平 成 みず じゅ 1989 生 城 山 校 青 森 山 校 へ 転 校 同 時 へ 渡 ロ 参 加 現 在 青 森 山 高 校 在 1 デュセフ 所 属 1 半 過 ご 平 成 18 度 全 会 男 子 シ 史 少 勝 キ 30 位 ( 平 成 現 在 ) チ 所 属 毎

3 褒 優 秀 左 贈 佳 秀 逸 数 回 適 奨 励 佳 推 薦 秀 逸 海 俊 樹 各 次 基 満 総 達 総 達 海 俊 樹 授 ェ テ ィ ン ナ ゴ ヤ ッ 予 祝 賀 ェ テ ィ ン ナ ゴ ヤ ッ 参 加 限 高 校 べ 協 賛 ど 提 締 全 整 理 都 託 個 ん 注 意 託 納

黄 檗 宇 治 大 久 保 線 宇 治 大 久 保 淀 線 103 ー 21 ー 京 阪 淀 駅 ー 240 ー 240A 立 命 館 宇 治 経 由 250 ー 250A ー 立 命 館 宇 治 経 由 平 野 町 黄 檗 公 園 ニ

<90F28DB296EC E30322E696E6462>

【事前協議終了】古墳

Transcription:

菊炭友の会のメ ン テ ィ ア 団 体 ンバーが山の所 気のあう仲間と自然を楽しみ 感動 も大切な活動の一つで 美しい里山にしたいです が咲き誇る今よりさらに た 黒川で菊炭を焼いて るため伐倒もしてきまし す 本平和明さん 六 歩道の整備を進めていま リーの周辺にベンチや遊 終わりではなく 炭焼き 木を切ってそれで ブログに掲載しています 年炭焼き窯も造りました は にしています れてくれるのを楽しみ は 多くの人がここを訪 末ぐらいから メンバー が咲き始めるのは3 月 早咲きのエドヒガン ています ね と尼崎市から参加し す と大門さん 桜の季節に向け炭焼き 月に二 三 門宏さん 六七 いる今西さんの指導で昨 次世代のために黒川 桜の森を整備 回のペースで活動し 活動 と並行してシンボルツ い 多 く の 人 に 内容はインターネットの 有者らと話し合 里山の素晴らし をして木を無駄にしない 二 炭の売り上げは活動資金 現在の会員は二十三人で 長を妨げているササやツ 森を荒らし 桜の樹の成 ブトムシを放したり 里 台小学校の三年生が カ 行 う こ と に な り ま し た ました ここでは 牧の 昨年の黒川里山まつり 森西さん提供 黒川について教えて さを知ってもら おうと整備を進 に当てているそうです ところに魅力を感じまし 平均年齢は六十五歳ぐら 活を楽しめる活動を実 のホームページ URL http://www.hyogo- は限りがあります へ park.or.jp/hitokura/ 同公園内の駐車場に 一緒に活動しませんか めている 黒川 た 将来は エドヒガン 境に近い黒川地区の一角 い 年齢や現役時代の肩 山整備の実習など環境 どもたちに伝えること PO法人ひとくら里 窯入れに備え準備を 桜の森 です 2月 日 少年森林ボ 里山の整備や 菊炭作りを ランティアの牧の台緑 年 転機が訪れたのは 同 会 は 菊 炭 生産体験講座の 月 県 の 支 援 を 受 け の 少 年 団 の メ ン バ ー が に荘厳な雰囲気を醸し ル を 切 り 雑 木 の 除 伐 体 験 学 習 を し て い ま す 訪 れ 窯 入 れ を 手 伝 い 受講生が集まり 平成 年に結成しました 黒川 桜の森整備計画を 出す二十 以上はある二 書きなどは関係ありませ をし 大きくなり過ぎた 大阪府能勢町との府県 本のエドヒガンの大木が ん と笑って話す代表の大 芽再生を図 ク ヌ ギ の 萌 里山の素晴らしさを子 立っています 森林ボラ 市 の 最 北 部 黒 川 地 区 周 辺 は 昔 な が ら の懐かしい風景が広がる日本一ともいわれ 今号では 伝統の炭焼き 一庫炭 が守り る里山です 続けられ 県の希少品種とされるエドヒガン ザクラの群生など桜の名所である同地区の春 を 同地区で里山を守る活動を行っている人 たちの活動などを通じ紹介します 黒川が日本一の里山と称されるのは 全国的に貴重な今でも利用されてい る里山である 文化性 る 景観性 モザイク状の昔の里山景観が見られ 平安時代までさかのぼれる 歴史性 ついて学ぶことができま そのほかバードウォッ 山楽校のサポートで各 伝統の炭焼き守る職人の技 黒川の春の見どころは 睦を兼ね間伐材を利用 し た シ イ タ ケ 作 り や 開設した遊歩道チップ 然環境の維持 保全 ② 自 然 に 親 し み な が ら 月二回 ①森林などの自 かり製作などをしてい 小 鳥 の 巣 箱 里 山 の 明 チ の 製 作 樹 木 名 板 ロードに設置するベン 森林を通じての歴史 文 森林ボランティアとして 妙見山付近で林道整備を 川 西 の 里 山 の 整 備 管 化の伝承 ③里山林の整備 ます 理活動を行っている川 月に市主催の森林 西里山クラブは平成 年 ボランティア講座の修 了生を中心に設立され ました 現在四十六人の会員が クラブの活動拠点 にも桜 茶のお家元に送ります ④森で学び 遊び 地域 クラの実生からの育成 今後はエドヒガンザ た 市 民 参 加 の 森 と し とふれあい ⑤健康を維 て 気 軽 に 森 の 中 に 入 や どんぐりからクヌギ 年4月からは能勢 り森に慣れ親しんでもら を育成し 植樹していく 電 鉄 の 協 力 を 得 て 妙 えるように遊歩道の拡充 持する など市民による 見ケーブル山上付近が 川西の里山を守ることを 活 動 拠 点 に 現 在 桜 に も 取 り 組 む そ う で す ことを考えています ま の季節には多くの観光 活 動 は ブ ロ グ http:// 目的に活動しています 客が訪れる同場所で林 す そ の ほ か 市 民 と 市商工農林 観光担当へ でも str1685.exblog.jp 紹介 入会など詳しくは 道の整備を行っていま のふれあいと会員の親 ないます この作 業 を繰 然と調 和している それ らい後に炭出し作業を行 に家と田んぼがあり 自 冷 める四日 ぐ い ま す 窯 が ら鹿児島までの全国のお 勘 が も の を い 良い炭には 良いクヌギが 良 い 炭 を 作 る た め に 荒れてしまった山を見な を 継 ぐ 息 子 の 学 さ ん は すべて出し終えると窯 り 返 し 大 体一シー ズン が本来の姿なんです 後 ほどに切りそろえたク 勝さん 冷めたとはいえ 気温ですが窯から出てき が 冷 めないう ちに再 び一 で計二十回焼きます きを守り続けている今西 ます 冬の凍えるような 黒川地区で伝統の炭焼 を息子の学さんに手渡し 菊炭を受け継ぐことに誇り 黒川地区の産業は ようやく人が立てるほど てないとあかん と勝さ 終わると米や野菜作りが には最上とされています ふさぎぎます 加減をし のような白い灰がお茶席 を残しレンガで入り口を 火付きが良く立ち消えし な が ら 三 日 間 焼 き 続 け にくいという品 質の高さ 燃え尽きた時に土でふさ 持っています 親父のよ うに 努 力 を重ねて 少 しでも 良いものを 誇 れ るものを作っていきたい 昔は 田んぼと同じく と 話 す 顔 は 誇 り に 満 ち ぎ火を止めます このタ らい里山を利用していま 頼もしく見えます 屋に卸すほか 北海道か イミングが難しく経験と した 里 山 があってそこ も評 価されています 問 父から受け継ぎ 本物の菊炭を 燃え尽きた後に残る粉雪 し 夜には小さな空気穴 続けます 見た目の美しさと香りや けます 交代で火の番を 切り始め 5月 ごろまで 継いでいくことに誇りを クヌギを使った一庫炭は 雑木やシバを乗せ火を付 まる初 冬のころから木を 物の菊炭 を父から受け なクヌ ギの産 地で その す 最 後にクヌギの上に さないために 成 長 が止 い大変な仕事ですが 本 黒川周辺は昔から良質 の窯の中に立てていきま ん 炭 焼きは 木を枯ら 続き 休みもほとんどな 上ります した汗が湯気となり立ち ヌギの木を 直径三 で は 良いクヌギの木を育 がら話します 炭焼きが 百度はある窯の中から炭 た勝さんの体から吹きだ この辺は本当にヤマザクラ エドヒガン が多く 見事ですよ タンポポや春の植物 冬期休業中の知明湖キャンプ場も3月 26 日から開場します 春過ぎには黒川の農産 物を扱う直売所もオープンする予定です 少子高齢化が進み 近い将来大変なことに なると平成 18 年に黒川まちづくり推進協議 会を設立しました 過疎の地域を元気づけ みんなで考えて活性化すること が課題で 黒川公民館に事務局を置き 継続して取り組 今西学さん カブトムシやクワガタムシ チョウ 一庫ダムの湖水面に突 ろって参加してみませ す 一庫炭や台場クヌギ 施 し て い ま す 親 子 そ 山 に あ る 県 立 一 庫 公 園 昆虫や動植物に関する資 チング 昆虫観察が楽し 団体がクヌギ林を整備 管 理 事 務 所 か 同 公 園 ん か 詳 し く は 同 公 園 めるなど魅力いっぱいで し園内の炭焼き窯で 17 17 公 園 内 の 沢 の 休 憩 所 料も常設で展示されてい 里山の生活を 楽しむ行事も か ら 臨 む 谷 間 の 林 に は ます エドヒガンの大株が群生 園内のヤマザクラやイヌ ザクラと対比して観察で す また 同公園のネイ 炭を焼くなど里山の再 ま た 同 公 園 で は N チャーセンターでは 5 生に取り組んでいるほ きます 日まで企画展 ひょ か 食 育 と し て か ま ど 月 日本の里 ザ 焼 き 竹 や 木 を 使 っ 山 が 開 か れ て い ま す を 利 用 し て の パ ン や ピ 本物の樹木にさわったり 多くの人に黒川を訪れてもらおうと一 昨年から黒川里山まつりを開催していま す ボランティアなどの協力も受け 一 昨 年 が 約 3,000 人 昨 年 は 約 2,500 人 が 訪れ 黒川ダリヤ園とともに里山の秋を満 現在何人の人が住んでいるのですか 喫していただきました 試験的な試みとし 59 世帯で 148 人です 高齢化率が 40 て黒豆やシイタケを使った加工品も提供し を超え 子どもが少ないです 今は休校 好評でした 今後もブランド化など模索し となっている黒川小学校 現黒川公民館 ていきたいですね また ブログ http:// で昭和 20 年当時には同地区や国崎地区で www.hnpo.comsapo.net/satoyama/ を 通 109 人の児童がいた時期もありました じて情報を発信しています 喜劇役者の故藤山寛美さんの写真集や淀 川をテーマにした写真展などを発表してき ましたが 6年前に川西に移り住みました 森林ボランティアを通じ今西勝さんと一 庫炭に出会いました 初めて窯の中に入っ たときは何とも言えない宇宙観を感じまし た 何度も黒川に通い 今西さんと家族を 撮り続け 新しい炭窯をつくるという貴重 な瞬間も写真に納めることができました 多くの人に 黒川にこういう人がいるこ とを知ってもらいたいと自分のホームペー ジ U R L は http://www.jttk.zaq.ne.jp/ mu-niwauchuu に写真を掲載しています これからは オオクワガタなどの昆虫や いろいろな鳥を黒川の里山の風景に映し込 みながら撮っていきたいですね なぜ協議会を立ち上げたのですか 具体的な活動は 森西康光さん 写真家 18 同地区は貴重な里山です ごみなど は捨てず必ず持ち帰りましょう 田畑など私有地には入らないように しましょう んでいきます 昔はほとんどの家で炭を焼き 池田市へ 牛車などで運んでいました 生活のスタイ ルが変わり 炭を使わなくなり 今は黒川 地区では1軒だけになりました そのほか 北摂栗や原木シイタケなどの林産物 山に 囲まれた土地で米や黒豆 野菜などを作っ ています 18 4 連絡先 事務局 090 5257 3208 ブログ http://kikuzumi.exblog.jp 注意してください 8 ての工作など里山の生 川西里山クラブ 炭焼きの家族に魅力が 何度も黒川へ通い続け 黒川地区の産業や 18 年度から 始まったまちづくりなどについ て 黒川自治会長の北野正さん と黒川まちづくり推進協議会会 長の今西利彦さんに聞きました などが生息する 生物多様性 国崎字知明1ノ6 794 4970 次の期間 日の出から日没まで 桜の森 を含む黒川や国崎地区周辺で 銃器による シカの一斉駆除が行われます 危険ですの で できるだけ一般道から山や 林 森な どに入らないようにしてください 3月9日 15 日 16 日 雨天の場合は3月 20 日 23 日 窯から次々と運び出される炭 阪神北県民局の 阪神北 里山博物館より パネル展示などで里山に 勝さん 学さん 今西 今西 17 き出た緑豊かな半島知明 炭焼きや講座など 里山の自然を体験 うごの里山 31 午前9時 午後5時 5月から9月までは 午後6時まで 開園 マナーは守って など多くの特徴を持っているためです 県立一庫公園 一庫炭は古くから市内北部の一庫 以北で生産されてきた炭の名称で す 切り口が菊の花のように見える ことから 別名菊炭と呼ばれ 茶席 などに用いる極上の切炭として知ら れています 生産地から池田に運ばれた後 各 地へ出荷されたため 生産地より集 積地名が通称 池田炭 になりまし た 初めて文献にその名が現れたのは 正保2年 1645 年 に発刊された 毛吹草 です 一庫炭 此所より 池田の市に出て売なり故に是を池田 炭共云 と記されています また 久安寺 池田市 の記録に 文禄4年 1595 年 に豊臣秀吉が同 寺で観月の茶会を開いたときに池田炭 を賞用したことが記されていたといわ れ 歴史の古さを物語っています 川西市史2 3巻より 黒川 桜の森 菊炭友の会 4 平成 20 年 2008 年 3 月1日 し に わ か 報 広 第 1208 号 5