Oracle Virtual Desktop Client リリースノート ( リリース 3.1 用 ) E28608-01 2012 年 4 月
Oracle Virtual Desktop Client: リリースノート ( リリース 3.1 用 ) Copyright 2012, Oracle and/or its affiliates.all rights reserved. Oracle および Java は Oracle Corporation およびその関連企業の登録商標です その他の名称は それぞれの所有者の商標または登録商標です このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は ライセンス契約の制約条件に従うものとし 知的財産に関する法律により保護されています ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き 形式 手段に関係なく いかなる部分も使用 複写 複製 翻訳 放送 修正 ライセンス供与 送信 配布 発表 実行 公開または表示することはできません このソフトウェアのリバース エンジニアリング 逆アセンブル 逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き 禁止されています ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があります また 誤りが無いことの保証はいたしかねます 誤りを見つけた場合は オラクル社までご連絡ください このソフトウェアまたは関連ドキュメントを 米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供する場合は 次の通知が適用されます U.S. GOVERNMENT END USERS: Oracle programs, including any operating system, integrated software, any programs installed on the hardware, and/or documentation, delivered to U.S. Government end users are "commercial computer software" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations.as such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the programs, including any operating system, integrated software, any programs installed on the hardware, and/or documentation, shall be subject to license terms and license restrictions applicable to the programs.no other rights are granted to the U.S. Government. このソフトウェアもしくはハードウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです このソフトウェアもしくはハードウェアは 危険が伴うアプリケーション ( 人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む ) への用途を目的として開発されていません このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際 安全に使用するために 適切な安全装置 バックアップ 冗長性 (redundancy) その他の対策を講じることは使用者の責任となります このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます このソフトウェアまたはハードウェア そしてドキュメントは 第三者のコンテンツ 製品 サービスへのアクセス あるいはそれらに関する情報を提供することがあります オラクル社およびその関連会社は 第三者のコンテンツ 製品 サービスに関して一切の責任を負わず いかなる保証もいたしません オラクル社およびその関連会社は 第三者のコンテンツ 製品 サービスへのアクセスまたは使用によって損失 費用 あるいは損害が発生しても一切の責任を負いかねます Oracle Virtual Desktop Client ソフトウェアは Oracle Software Delivery Cloud (https://edelivery.oracle.com) から個別にダウンロードする必要のある Oracle の Sun Ray Software および Oracle Virtual Desktop Infrastructure ソフトウェア製品に含まれているコンポーネントです Oracle Virtual Desktop Client の使用は Sun Ray Software および Oracle Virtual Desktop Infrastructure に付属するかそれらに適用される Oracle ソフトウェアライセンス契約に従います 概要 このドキュメントでは このバージョンの Oracle Virtual Desktop Client のシステム要件や新機能に関する情報を提供します Oracle Virtual Desktop Client をインストール アップグレード およびアンインストールするための手順が含まれています ドキュメントの生成 : 2012-05-21 (revision: 570)
目次 はじめに... v 1. 新機能... 1 1.1. リリース 3.1 の新機能... 1 1.1.1. コピー & ペーストのサポート... 1 1.1.2. 拡張されたスマートカードサポート... 1 1.1.3. マルチメディアプレイバック... 2 1.1.4. MTU 自動検出... 2 1.1.5. プロファイルの拡張されたセキュリティー... 2 1.2. 製品要件... 2 1.3. サポートされるインストールプラットフォーム... 3 1.4. 既知の問題... 3 1.4.1. Linux クライアントで音量スライダが機能しない ( バグ ID 12735504)... 3 1.4.2. Mac OS X クライアントでのスマートカードの問題 ( バグ ID 13722269)... 3 1.4.3. バージョン 3.1 のアンインストール後にバージョン 3.0 をインストールできない ( バグ ID 13859605)... 3 1.4.4. スマートカードリーダーの切断の問題 ( バグ ID 13913932)... 4 1.4.5. セキュアプロファイル使用時のクライアント ID の問題 ( バグ ID 13944991)... 4 1.4.6. Windows XP クライアントプラットフォームでのスマートカードの問題 ( バグ ID 13970512)... 4 2. Oracle Virtual Desktop Client のインストールとアップグレード... 5 2.1. Microsoft Windows プラットフォームに Oracle Virtual Desktop Client をインストールする方法... 5 2.2. Mac OS X プラットフォームに Oracle Virtual Desktop Client をインストールする方法... 5 2.3. Linux プラットフォームに Oracle Virtual Desktop Client をインストールする方法... 5 2.4. Oracle Virtual Desktop Client をアンインストールする方法... 6 2.5. Oracle Virtual Desktop Client をアップグレードする方法... 6 2.6. フィードバックの提供と問題の報告... 7 2.6.1. Oracle スペシャリストサポートへの連絡... 7 iii
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はじめに 対象読者 Oracle Virtual Desktop Client リリースノート ( リリース 3.1 用 ) では このバージョンの Oracle Virtual Desktop Client のシステム要件や新機能に関する情報を提供します このドキュメントでは Oracle Virtual Desktop Client をインストール アップグレード およびアンインストールする方法に関する情報を提供します このドキュメントは Oracle Virtual Desktop Client の新しいユーザーを対象としています 読者が Web テクノロジに習熟していることを前提にしています ドキュメントの構成 このドキュメントの構成は次のとおりです 1 章新機能では このバージョンの Oracle Virtual Desktop Client の新機能 サポートされるプラットフォーム および既知の問題について説明します 2 章 Oracle Virtual Desktop Client のインストールとアップグレードでは Oracle Virtual Desktop Client をインストール アップグレード およびアンインストールする方法について説明します フィードバックの提供やバグの報告に関する詳細も含まれています ドキュメントのアクセシビリティー Oracle のアクセシビリティーへの取り組みについては Oracle Accessibility Program の Web サイト http:// www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc にアクセスしてください Oracle サポートへのアクセス Oracle のお客様は My Oracle Support 経由で電子サポートにアクセスできます 詳細は http://www.oracle.com/pls/ topic/lookup?ctx=acc&id=info にアクセスしてください 耳が不自由な方は http://www.oracle.com/pls/topic/lookup? ctx=acc&id=trs にアクセスしてください 関連ドキュメント 表記規則 この製品のドキュメントは次から入手できます http://www.oracle.com/technetwork/documentation/virtualdesktopclient-411777.html. このドキュメントでは 次のテキスト表記規則が使用されます 表記規則太字体斜体モノスペース体 意味 太字体は 操作に関連付けられたグラフィカルユーザーインタフェース要素か 本文または用語集で定義された用語を示します 斜体は 書籍のタイトル 強調 またはユーザーが特定の値を提供するプレースホルダ変数を示します モノスペース体は 段落内のコマンド URL 例に含まれるコード 画面に表示されるテキスト またはユーザーが入力するテキストを示します v
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第 1 章新機能 この章では このリリースの Oracle Virtual Desktop Client の新機能について説明するほか サポートされるプラットフォームや既知の問題についても説明します 1.1. リリース 3.1 の新機能 このセクションでは Oracle Virtual Desktop Client 3.1 リリースの新機能について説明します 1.1.1. コピー & ペーストのサポート 新しいクリップボードサービスを使用すれば リモートサーバーで実行されているアプリケーションとクライアントコンピュータで実行されているアプリケーションとの間で テキストのコピー & ペーストを行えます たとえば Sun Ray デスクトップセッションでテキストエディタアプリケーションを使用しているとします このアプリケーションからテキストをコピーし それを ユーザーのコンピュータで実行されているアプリケーション内にペーストできます あるいは ユーザーのコンピュータで実行されているアプリケーションからテキストをコピーし それを Sun Ray デスクトップセッションで実行されているテキストエディタアプリケーション内にペーストできます Oracle Virtual Desktop Client では Unicode 文字のコピー & ペーストがサポートされます グラフィックスなどの非テキストデータでは コピー & ペーストはサポートされません クリップボードサービスを使用できるようにするには サーバー上でこの機能を有効にする必要があります Sun Ray または Oracle Virtual Desktop Infrastructure セッションでクリップボードサービスを使用するには 管理者が Sun Ray Software 管理 GUI で 詳細 セキュリティー タブの Oracle Virtual Desktop Client クリップボードのオプションを有効にする必要があります Sun Ray または Oracle Virtual Desktop Infrastructure セッションでクリップボードサービスを使用するには リモートサーバー上で Sun Ray Software バージョン 5.3 または Oracle Virtual Desktop Infrastructure バージョン 3.4 が実行されている必要があります クライアントコンピュータでクリップボードサービスを構成するには Oracle Virtual Desktop Client 設定タブの 詳細 タブの クリップボードの共有を許可 チェックボックスを使用します この設定はデフォルトで有効になっています このタブで クリップボードの共有を許可 設定を有効にしても サーバーのクリップボードサービスが有効になっていなければ 何の効果もありません クリップボードサービスの使用を無効にするには 詳細 タブの クリップボードの共有を許可 チェックボックスの選択を解除します 1.1.2. 拡張されたスマートカードサポート このリリースでは 次のタスクのために Oracle Virtual Desktop Client でスマートカードを使用できます : ホットデスク これは あるクライアントコンピュータでデスクトップセッションを開始し そのセッションを別のクライアントコンピュータから再開するための場所です アプリケーションでの使用 リモートセッションで実行されているアプリケーションから Oracle Virtual Desktop Client を実行しているクライアントコンピュータに接続されたスマートカードリーダーに挿入されているスマートカードにアクセスできます この機能は通常 デジタル証明書を使用した 2 ファクタ認証を提供するためや スマートカードに格納された電子署名などの情報を利用できるようにするために使用されます Sun Ray または Oracle Virtual Desktop Infrastructure セッションでこの機能を使用するには リモートサーバー上で Sun Ray Software バージョン 5.3 または Oracle Virtual Desktop Infrastructure バージョン 3.4 が実行されている必要があります 1
マルチメディアプレイバック 拡張スマートカード機能では Sun Ray Software scbus v2 プロトコルが使用されます 拡張スマートカード機能を使用するには 管理者が Sun Ray Software 管理 GUI の 詳細 セキュリティー タブで scbus v2 プロトコルを有効にしなければいけない可能性があります Oracle Virtual Desktop Client でスマートカードを使用できるようにするには スマートカード タブの スマートカードを有効にする チェックボックスを選択します このタブでは クライアントコンピュータで使用可能なスマートカードリーダーが表示されます クライアントコンピュータに複数のスマートカードリーダーが接続されている場合 ホットデスクやアプリケーションでの使用のためのスマートカードリーダーを選択できます スマートカード タブに表示されたカードリーダーのリストから スマートカードリーダーを 1 つ選択します 1.1.3. マルチメディアプレイバック このリリースの Oracle Virtual Desktop Client には次のマルチメディア機能が含まれています : デスクトップセッション内でビデオを再生する際には Oracle Virtual Desktop Client によって クライアントコンピュータの正しいエンコーディングとプレイバックサイズが自動的に使用されます Windows Media Player や Adobe Flash Player などのメディアプレイヤを使用する際のビデオプレイバック解像度が改善されました 次のビデオ形式と最大解像度がサポートされます : MPEG2 1920x1080 H.264 1280x720 VC-1 1280x720 Flash (RCA 経由 ) 1280x720 1.1.4. MTU 自動検出 Oracle Virtual Desktop Client は 接続に最適な最大転送単位 (MTU) の設定を自動的に検出できるようになりました セッション中にネットワークの状態が変わると MTU の設定が動的に調整されます この機能を使用するには ネットワーク タブの MTU 自動判別 チェックボックスを選択します この設定を有効にした場合 最大転送単位 (MTU) フィールドを使って行われた手動の MTU 設定は一切無視されます 1.1.5. プロファイルの拡張されたセキュリティー クライアントプロファイルがよりセキュアになりました クライアント鍵など セキュリティー保護が必要なプロファイル設定は セキュアな場所に格納されます 1.2. 製品要件 この機能を構成するには 詳細 タブの セキュアプロファイルエントリ 設定を使用します このリリースの Oracle Virtual Desktop Client では次の製品要件が適用されます : Sun Ray Software. Sun Ray Software バージョン 5.1 以降 このリリースのクリップボードサービスや拡張スマートカード機能を使用するには Sun Ray Software バージョン 5.3 が必要になります 2
サポートされるインストールプラットフォーム Oracle Virtual Desktop Client に対するアクセスを有効にしないと それを Sun Ray Software で使用できるようになりません 詳細は Sun Ray Software Administration Guide を参照してください Oracle Virtual Desktop Infrastructure. Oracle Virtual Desktop Infrastructure バージョン 3.2.2 以降 このリリースのクリップボードサービスや拡張スマートカード機能を使用するには Oracle Virtual Desktop Infrastructure バージョン 3.4 が必要になります Java Runtime Environment クライアントコンピュータには最新版の Oracle Java がインストールされているべきです Oracle Virtual Desktop Client のインストール中に 最新版の Oracle Java をダウンロードしてインストールするオプションが提供されます 1.3. サポートされるインストールプラットフォーム このリリースの Oracle Virtual Desktop Client は次のオペレーティングシステムでサポートされます : Microsoft Windows XP (32 ビットおよび 64 ビット ) Microsoft Windows 7 (32 ビットおよび 64 ビット ) Mac OS X 10.6 および 10.7 Ubuntu Linux 10.04 および 11.10 (32 ビットおよび 64 ビット ) Oracle Linux 6.2 (32 ビット ) Oracle Linux で認証された Oracle 製品は Red Hat Enterprise Linux でも認証およびサポートされますが これは 両ディストリビューション間に暗黙的な互換性があるからです Oracle は Red Hat Enterprise Linux 製品での追加テストは一切実行していません 1.4. 既知の問題 このセクションでは このリリースの Oracle Virtual Desktop Client での既知の問題を列挙します 1.4.1. Linux クライアントで音量スライダが機能しない ( バグ ID 12735504) 問題 : セッション中にツールバーの音量スライダを使用しても オーディオの音量に何の影響もありません 音量 メニューで ミュート オプションを選択しても オーディオの音量がオフになりません この問題は Ubuntu Linux 11.10 および Oracle Linux 6.2 クライアントプラットフォームで発生します 解決方法 : 回避方法は Linux デスクトップの音量コントロールを使ってオーディオの音量を変更することです 1.4.2. Mac OS X クライアントでのスマートカードの問題 ( バグ ID 13722269) 問題 : ユーザーがスマートカードを使って Sun Ray セッションにログインできません この問題は Mac OS X クライアントプラットフォームでいつかのタイプの Athena IDProtect スマートカードを使用した場合に発生します 解決方法 : 既知の解決方法はありません 可能であれば 別のタイプのスマートカードを使用します 1.4.3. バージョン 3.1 のアンインストール後にバージョン 3.0 をインストールできない ( バグ ID 13859605) 問題 : Oracle Virtual Desktop Client バージョン 3.1 のアンインストール後に Oracle Virtual Desktop Client バージョン 3.0 をインストールできません エラーメッセージを通じて 最新版がすでにインストール済みであることが報告されます 3
スマートカードリーダーの切断の問題 ( バグ ID 13913932) この問題は Mac OS X クライアントプラットフォームで発生します 解決方法 : 回避方法は バージョン 3.0 をインストールする前にバージョン 3.1 インストールのファイルを削除することです 次のコマンドを使用します : # rm /private/var/db/receipts/com.oracle.pkg.oracle\ Virtual\ Desktop\ Client.* 1.4.4. スマートカードリーダーの切断の問題 ( バグ ID 13913932) 問題 : Mac OS X および Linux クライアントプラットフォーム上で スマートカードリーダーにスマートカードが挿入された状態でカードリーダーを切断すると 問題が発生します このとき セッション内で使用していたスマートカードが完全に機能を停止する可能性があります この問題がもっとも多発するのは SafeNet トークンなどの USB トークンデバイスを使用している場合です 解決方法 : これらのクライアントプラットフォームでの既知の問題 スマートカードの使用を再開するには セッションから切断し Oracle Virtual Desktop Client を再起動したあと セッションに再度接続します 可能な場合には セッション中にスマートカードリーダーを切断しないでください 1.4.5. セキュアプロファイル使用時のクライアント ID の問題 ( バグ ID 13944991) 問題 : 詳細 タブの セキュアプロファイルエントリ 設定を使ってセキュアプロファイルを有効にした場合 Oracle Virtual Desktop Client から報告されるクライアント ID が Sun Ray Software サーバーの管理 GUI を使って表示されるクライアント ID と異なります この問題が発生するのは ホスト -N キーボードショートカットまたは ovdc -i コマンドを使って Oracle Virtual Desktop Client のクライアント ID を表示する場合です 解決方法 : セキュアプロファイルエントリを使用する場合の既知の問題 回避方法は Oracle Virtual Desktop Client を閉じ 次の行をプロファイルから削除することです Id=client-id Oracle Virtual Desktop Client を再起動して正しいクライアント ID を生成し直します 1.4.6. Windows XP クライアントプラットフォームでのスマートカードの問題 ( バグ ID 13970512) 問題 : Windows XP クライアントプラットフォームで Sun Ray セッション中にスマートカードを使って 2 ファクタ認証を行うと Oracle Virtual Desktop Client が予期せず終了する場合があります この問題は SafeSign または activclient スマートカードを使用した場合に発生します 解決方法 : Windows XP クライアントプラットフォームでこれらのタイプのスマートカードを使用した場合の既知の問題 可能であれば 別のタイプのスマートカードを使用します 4
第 2 章 Oracle Virtual Desktop Client のインストールとアップグレード この章では サポートされているすべてのプラットフォームで Oracle Virtual Desktop Client をインストール アンインストール およびアップグレードする方法について説明します フィードバックの提供やバグの報告に関する詳細も含まれています クライアントコンピュータには最新版の Oracle Java Runtime Environment (JRE) がインストールされているべきです Oracle Virtual Desktop Client のインストール中に 最新版の JRE をダウンロードしてインストールするオプションが提供されます 2.1. Microsoft Windows プラットフォームに Oracle Virtual Desktop Client をインストールする方法 Oracle Virtual Desktop Client をインストールするには クライアントコンピュータの管理者特権が必要です 1. Oracle Virtual Desktop Client の Windows インストールプログラム ovdc.msi をクライアントコンピュータにコピーします 2. ovdc.msi をダブルクリックし 指示に従います Oracle Virtual Desktop Client ソフトウェアがクライアントコンピュータにインストールされ Oracle Virtual Desktop Client のエントリが Windows の スタート メニューに追加されます 2.2. Mac OS X プラットフォームに Oracle Virtual Desktop Client をインストールする方法 Oracle Virtual Desktop Client をインストールするには クライアントコンピュータの管理者特権が必要です 1. Oracle Virtual Desktop Client の Mac ディスクイメージファイル Oracle Virtual Desktop Client.dmg をクライアントコンピュータにコピーします 2. Oracle Virtual Desktop Client.dmg ディスクイメージファイルのアイコンをダブルクリックします Oracle Virtual Desktop Client.mpkg インストーラファイルが Finder ウィンドウに表示されます 3. Oracle Virtual Desktop Client.mpkg インストーラファイルをダブルクリックし 指示に従います Oracle Virtual Desktop Client ソフトウェアがクライアントコンピュータにインストールされ Oracle Virtual Desktop Client アプリケーションのアイコンが アプリケーション フォルダに追加されます 2.3. Linux プラットフォームに Oracle Virtual Desktop Client をインストールする方法 Oracle Virtual Desktop Client をインストールするには クライアントコンピュータの管理者特権が必要です 1. Oracle Virtual Desktop Client パッケージをクライアントコンピュータにコピーします 5
Oracle Virtual Desktop Client をアンインストールする方法 Oracle Virtual Desktop Client パッケージは.rpm と.deb のパッケージ形式のものが入手できます 2. Oracle Virtual Desktop Client パッケージをインストールします Oracle Linux プラットフォームの場合 次のコマンドを実行します # yum install package-name.rpm Ubuntu プラットフォームの場合 次のコマンドを実行します # dpkg -i package-name.deb すべての依存関係を解決するには 次のコマンドを実行します # apt-get -f install Oracle Virtual Desktop Client ソフトウェアがクライアントコンピュータにインストールされ Oracle Virtual Desktop Client アプリケーションのアイコンが アプリケーション インターネット フォルダに追加されます 2.4. Oracle Virtual Desktop Client をアンインストールする方法 Oracle Virtual Desktop Client をアンインストールするには クライアントコンピュータの管理者特権が必要です 1. Oracle Virtual Desktop Client プログラムをアンインストールします Microsoft Windows プラットフォームの場合 Windows の スタート メニューで すべてのプログラム Oracle Virtual Desktop Client アンインストール オプションを選択し 画面上の指示に従います Oracle Virtual Desktop Client のプログラムファイルとメニューエントリがクライアントコンピュータから削除されます Mac OS X プラットフォームの場合 アプリケーション フォルダを開き Oracle Virtual Desktop Client アイコンをドラッグしてゴミ箱に入れます Oracle Linux プラットフォームの場合 次のコマンドを実行します # rpm -e ovdc Ubuntu プラットフォームの場合 次のコマンドを実行します # dpkg -r ovdc Oracle Virtual Desktop Client のプログラムファイルがクライアントコンピュータから削除されます 2.5. Oracle Virtual Desktop Client をアップグレードする方法 Oracle Virtual Desktop Client をアップグレードするには クライアントコンピュータの管理者特権が必要です 1. 現在のバージョンの Oracle Virtual Desktop Client をアンインストールします これを行う際の手順については Oracle Virtual Desktop Client をアンインストールする方法 を参照してください 2. アップグレードされたバージョンの Oracle Virtual Desktop Client をインストールします Microsoft Windows プラットフォームの場合 Microsoft Windows プラットフォームに Oracle Virtual Desktop Client をインストールする方法 を参照してください 6
フィードバックの提供と問題の報告 Mac OS X プラットフォームの場合 Mac OS X プラットフォームに Oracle Virtual Desktop Client をインストールする方法 を参照してください Linux プラットフォームの場合 Linux プラットフォームに Oracle Virtual Desktop Client をインストールする方法 を参照してください 2.6. フィードバックの提供と問題の報告 このセクションでは Oracle Virtual Desktop Client 製品のフィードバックを提供し そのサポート窓口に連絡する方法に関する情報を提供します ソフトウェアのバグを報告したり質問をしたりするには Sun Ray Software Team and Community (Virtual Desktop Infrastructure and Sun Ray Clients General Discussion) に連絡を取ってください Sun Ray Software Team and Community に投稿しても 応答が得られる保証はありません バグの修正が必要で かつ Oracle Premier Support Agreement をお持ちである場合は Oracle サポート (https://support.oracle.com) で問題を相談するようにしてください バグを報告する場合は 次の情報 ( 該当するもの ) を提供してください : 問題の説明 ( 問題が発生する状況も含む ) およびそのユーザー操作への影響 マシンのタイプ オペレーティングシステムのバージョン ブラウザのタイプとバージョン ロケールと製品のバージョン ( 適用済みのパッチもすべて含む ) および問題に影響している可能性のあるその他のソフトウェア 問題を再現するために使用した方法の詳細手順 あらゆるエラーログまたはコアダンプ 2.6.1. Oracle スペシャリストサポートへの連絡 Oracle カスタマーサポート ID (CSI) をお持ちの場合は まず My Oracle Support (https://support.oracle.com) を使って問題の解決を試みます Oracle Premier Support の CSI では カスタマイズサポート サードパーティーソフトウェアサポート またはサードパーティーハードウェアサポートはカバーされていません 問題を解決できない場合は Oracle スペシャリストサポートチームに問題を相談し 製品の問題の切り分け / 修正に関する技術的な支援を受けます 対応するサポートエンジニアはまず次の情報を必要とします Oracle カスタマーサポート ID 電話の対象となっている製品 支援を必要とする問題の簡単な説明 CSI が不明な場合は お住まいの国の正しいサービスセンター (http://www.oracle.com/us/support/ contact-068555.html) を調べてから Oracle サービスに連絡を取り 非技術的なサービス要求 (SR) を申請して CSI を入手します CSI がわかったら 続いて My Oracle Support 経由で問題を相談できます 7
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