EnSight

Similar documents
PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション

EnSight 10.1の新機能

EnSight 10.1の新機能

ゲートウェイのファイル形式

2/17 目次 I. はじめに... 3 II. 操作手順 (Controlの場合) 断面の作成 寸法測定 異なる断面間の寸法測定 繰り返し処理...11 III. 操作手順 (Verifyの場合) 断面の作成... 1

目次 はじめに D-animalice 使用までの準備作業 モデルデータの編集 モデルツリー情報の作成 モデル関連情報の作成 モデル STL データの作成 D-animalice を使用してアニメーションデータ

Field Logic, Inc. 標準モード 3D モデル作成 配置編 Field Logic, Inc. 第 1 版

ゲートウェイ ファイル形式

monologue Sound Librarian 取扱説明書

ユーザ デバイス プロファイルの ファイル形式

目次 第 1 章はじめに 取扱いについて 記載内容について... 6 第 2 章基本操作 Excel Online を開く ファイル ( ブック ) を作成する ファイル ( ブック ) を開く..

ゲートウェイのファイル形式

HP Primeバーチャル電卓

目次 ページ 1. 本マニュアルについて 3 2. 動作環境 4 3. ( 前準備 ) ライブラリの解凍と保存 5 4. モデルのインポート 6 5. インポートしたモデルのインピーダンス計算例 8 6. 補足 単シリーズ 単モデルのインポート お問い合わせ先 21 2

as_viewer_manual_new_version

目次 第 1 章はじめに 取扱いについて 記載内容について... 6 第 2 章基本操作 OneNote Online を開く ノートブックを開く ノート ( セクション ) を作成する... 11

CONTENTS マニュアルの表記... S01-13_01 1.DataNature Smart 全体概要図... S01-13_11 2. 基本操作... S01-13_ Web レポートの表示... S01-13_ 画面構成... S01-13_ 集計表 /

200_CAD(画面回りの機能)の基本操作

Maser - User Operation Manual

Web GIS Template Uploader 利用ガイド

monologue Sound Librarian 取扱説明書

やさしくPDFへ文字入力 フォーム入力用 v.3.0 簡易操作マニュアル

Microsoft Word - SKY操作マニュアル.doc

슬라이드 1

マニュアルの表記 呼称について本マニュアルでは以下の呼称を使用しています DataNature Smart 管理ツール :DN 管理ツール DataNature Smart クライアント :DN クライアント 画面に表示されるコマンド名などの文字コマンド名やダイアログボックス名など 画面上の固有の文

Microsoft Word - SSI_Smart-Trading_QA_ja_ doc

512_横断図の編集例

214_横断図の編集例

目次 第 1 章はじめに 取扱いについて 記載内容について... 6 第 2 章基本操作 Word Online を開く 文書 ( ドキュメント ) を作成する 文書 ( ドキュメント ) を開く.

PDF Convertor for mac スタートアップガイド

エンドポイント濁度測定装置 LT-16 取扱説明書

Microsoft Word _SkillBuilder_RibbonCable_Part3.doc

やさしくPDFへ文字入力 v.2.0

TRENDフォトビューアの起動方法と使い方

武蔵12_体験版操作説明書(トラバース計算)

スクールCOBOL2002

ドライバーを起動する 1 タスクトレイまたは通知領域のアイコンをクリックして 設定画面を開く をクリックします Windows 10 Windows 8.1/8 Windows 7 で通知領域にが表示されている場合は をクリックしてアイコンを右クリックし 設定画面を開く をクリックします 2 ドライ

OTRS10 他社システムOTRS呼出利用手順書

第32回_プレゼン資料_菅原(Unityはじめるよ~上半身だけ動かす2~)

ことばを覚える

402_トラバース計算

初めてのTekla BIMsight

生存確認調査ツール

スライド 1

ARCHI Box Windows版 ヘルプ(お施主様向け)

Eschartマニュアル

TRENDフォトビューアの起動方法と使い方

関数の定義域を制限する 関数のコマンドを入力バーに打つことにより 関数の定義域を制限することが出来ます Function[ < 関数 >, <x の開始値 >, <x の終了値 > ] 例えば f(x) = x 2 2x + 1 ( 1 < x < 4) のグラフを描くには Function[ x^

編集する ファイルを開く マイクロデータの設定を行うファイルまたはファイルを開きます 開かれたファイルは編集画面に表示されて ブラウザ表示した時のプレビューも同時に表示されます HTML ファイルの選択 編集する ファイルを開くためにメインメニューから ファイル 開く を選びます ファイル選択ダイア

Microsoft Word A02

作業環境カスタマイズ 機能ガイド(応用編)


タッチディスプレイランチャー

発注図面(平面図)の作成

TREND CA Ver.3 手順書

Microsoft Word - Word1.doc

MMO ゲームパッド JC-DUX60BK ドライバー設定ガイド このドライバー設定ガイドは JC-DUX60BK に付属のドライバーを使った 各ボタンやスティックへの機能割り当てや連射の設定などの操作について説明しています ドライバーのインストール方法については JC-DUX60BK に付属のユー

DragonDisk

GIS利用クイックチュートリアル

基盤地図情報ビューア デスクトップにアイコンをつくる...3 プロジェクトを新規に作成する...4 背景図 ( 数値地形図 ) の登録...6 表示設定の変更...8 ステータスバー...11 レイヤーリスト...12 表示メニューの実行...13 要素の属性を見る...14 距離と面積...14

<4D F736F F F696E74202D CB4967B2D8F6F93FC8AC48E8B8D9E F8E9E8C9F8DF5817A D C882F182C282A C520837D836A B2E707074>

SAC (Jap).indd

電話機のファイル形式

Microsoft Word - SyngoFastView_VX57G27.doc

Windows用タブレットドライバー簡易ガイド

試作ツールは MIT ライセンスによって提供いたします その他 内包された オープンソース ソフトウェアについてはそれぞれのライセンスに従ってご利用ください

Create!Form V11 - Excel 出力設定

Application Note Application Note No. ESC-APN 文書番号 : ESC-APN Tcl link library インストールガイド はじめに Tcl link library インストールガイド ( 以下 本書 ) では Act

だれでもできる3Dイラスト_基本操作マニュアル

どこでも写真管理 Plus (ios 版 ) 操作手順書 ( 黒板作成 連携ツール使用時 ) EX-TREND 武蔵の写真管理 黒板作成 連携ツール どこでも写真管理 Plus でデータを連携して 電子小黒板機能付き工事写真を撮影する手順を解説します 解説内容がオプションプログラムの説明である場合が

目次 はじめに ツールのインストール ソフトウェアを起動する 画像ファイルの選択... 7 位置の調整... 8 背景色の設定 進捗バーの設定 パスワード設定 ユーザー情報の設定 設定

Bentley Architecture Copyright(C)2005 ITAILAB All rights reserved

3. 文字の入力 文字 ボタンをクリックします 文字入力したい範囲をドラックし 文字枠を作成します 文字を入力します この作業を繰り返します マウスポインタの形 4. 文字枠のサイズ変更 拡大 ボタンをクリックします 大きさを変えたい文字枠をクリックします マウスポインタを文字枠の右下のハンドル (

ドライバーを起動する 1 タスクトレイまたは通知領域のアイコンをクリックして 設定画面を開く をクリックします Windows 10 Windows 8.1/8 Windows 7 で通知領域にが表示されている場合は をクリックしてアイコンを右クリックし 設定画面を開く をクリックします 2 ドライ

各種パスワードについて マイナンバー管理票では 3 種のパスワードを使用します (1) 読み取りパスワード Excel 機能の読み取りパスワードです 任意に設定可能です (2) 管理者パスワード マイナンバー管理表 の管理者のパスワードです 管理者パスワード はパスワードの流出を防ぐ目的で この操作

Jim7 最初の一歩 ファイルの読込から画像表示まで 目次 1. 起動 メインビュー 画像の読み込み DICOM マルチスライスデータセットの表示 Image Converter メインビューの操作 表示に便利なショートカ

練習問題 1-1 1クイックアクセスツールバー 2タイトルバー 3リボン 4タブ 5ステータスバー 6ノート 7コメント 8 表示モードショートカット 9ズーム 練習問題 1-2 [1] ファイルを開く [ ファイル ] タブ-[ 開く ] [ 開く ] 画面で保存場所を指定 [ ファイルを開く ]

問題 1 次の文章は 作業環境について述べたものである を解答群 { } より選び その記号で答えよ にあてはまる適切なもの 設問 1. < 図 1>はルーラーの一部である 1に示されるインデントマーカーを移動することにより を設定することができる < 図 1> { ア. 1 行目のインデントイ.


改訂履歴

PowerPoint プレゼンテーション

武蔵12_体験版操作説明書(平面図の編集例)

アルファテック ( ビージェーソフト ) 製品 FlexNet ライセンスログ解析ツール ユーザガイド 本書は アルファテック ( ビージェーソフト ) 製品の FlexNet ネットワークライセンス使用ユーザ向けのライセンスログ解析ツールのユーザガイドです

セキュリティ設定ツールインストール 桐セキュリティ設定ツールインストール C: K3 KIRIV9 Security フォルダ内 KISECURE をダブルクリックして設定を開始します 初回セキュリティ設定ツールを起動時はウィザート形式で設定します メッセージにしたがって初期設定を行ってください セ

Autodesk Inventor 2008 スカルプ

505_切削オーバーレイ

H

文字入力PRO.doc

データの作成方法のイメージ ( キーワードで結合の場合 ) 地図太郎 キーワードの値は文字列です キーワードの値は重複しないようにします 同じ値にする Excel データ (CSV) 注意キーワードの値は文字列です キーワードの値は重複しないようにします 1 ツールバーの 編集レイヤの選択 から 編

WLX302 取扱説明書

更新履歴 変更履歴 版数 リリース日 更新内容 第 1 版 2017/5/15 第 1 版発行 第 2 版 2017/7/13 更新履歴 変更内容を追加 (2ページ) 編集の前に を追加(8 ページ ) ブロックエディタ スマートモード エディタモード の説明を追加 (10~12 ページ ) ブロッ

理工学図書館後期 LS 講習会 きれいなグラフを作ろう! gnuplot 入門

JTrimで「さくらんぼ《を描く[下巻]

Dahua DMSS操作手順書

モデル空間に読み込む場合 AutoCAD では 部分図および座標系の設定を 複合図形 ( ブロック ) にて行います 作図にあたっての流れは下記のとおりとなります (1) 発注図の読み込み (2) 発注図の確認 (3) 発注図の部分図の利用方法や座標設定が要領に従っていない場合の前準備 (4) 作図

Datalink_summary

511_平面図の編集例

拾い集計

産直くん 9 リピートくん 9 バックアップ リストア作業チェックリスト バックアップ リストア作業項目一覧 作業項目作業目安時間概要 00 バックアップ リストア作業を行う前に 産直くん 9 リピートくん 9 のバックアップ リストア作業を円滑に行うための確認事項をまとめています 1. バックアッ

Transcription:

EnSight Tips&Tricks 2007 年 10 月 株式会社ケイ ジー ティー ensight-support@kgt.co.jp

本日の内容 コンテキストファイル ビューの登録と再現 (Views Manager) 選択パートの表示 ビューポートと表示非表示 ビューポートと成分表示 データ成分のコピー パーティクルトレースエミッター 流線のスィープアニメーション キーフレームアニメーション 時系列 断面移動 半透明 コマンド実行 視点を固定したアニメーション カメラパス フレームの分割と移動 テクスチャマッピング Auxilliary Clipping 要素のブランク処理 Case Map グラフ表示

コンテキストファイル 異なるデータ ( 同じモデル ) を同じ手法で可視化したい データ A データ B

context file データ読み込み部 現在の可視化の状態 + あるデータで可視化を行ったら コンテキストファイルに保存します + 次のデータを通常の File > Open で読み込みます + 保存しているコンテキストファイルを読み込みます データがある状態でコンテキストファイルを指定すると データの読み込み部は無視し 現在の可視化の状態のみを再現します

自動化? コマンド? 操作の履歴を確認 ある操作のコマンドをファイル出力 コマンドを実行 コマンドファイル例 : case ファイルを読み込み VERSION 8.26 data: replace C:/work/data/test_ami2.case file: restore_context C:/work/data/sample.ctx コンテキスト ファイルを実行 ensight8 -p コマンドファイル (EnSight の起動時にコマンドファイルを -p オプションで指定 ) 実行例 1 2

ビューの登録と再現 (Views Manager) いつも同じ視点から見たい異なるデータを同じ視点で比較したい

2 Views Manager の中でマウス右ボタンを押して開くメニューから New を選択します 1 登録したい視点に変更 Save views ボタンでフォルダを指定して保存できます

選択パートの表示 複数のパートがあり どのパートを選んでいるかを知りたい View > Show Selected parts を選択すると 選択されているパーツのみが表示されるビューを開くことができます

パートを選択するには? パートリストから名前で選択 オブジェクトをピックデフォルトでは P キー 領域選択領域ツールを選択領域を決定 Select > Region を指定 領域ツールのオンオフ キーワードで探す Select > Keyword を選択開いたパネルで文字検索

ビューポートと表示非表示 ビューポートを並べて それぞれに異なるパートを表示したい EnLiten

1 ビューポートを作成 2 ビューポート毎の表示非表示のコントロールアイコンを選択 3 パートを選択して 画面の緑をクリック 例えば 下図の例ではガードレールを選択し 下側のビューのみを緑 ( 表示 ) にしています 上側のビューには表示されません

ビューポートと成分表示 ビューポートを並べて表示し 異なるデータ成分で色づけしたい EnSight

1 対象パートをコピー ( マウス右ボタン ) 2 コピーパートを他の成分で色づけ 3 2 つのパートのビューポート毎の表示非表示をコントロール 注 ) 時系列データなどでうまく動作しないというときは 同じデータファイルを 2 つ続けて読み込む方法でも実現できます

視点を揃えるには? 1 Transform エディタを選択 2 ビューを選択し Editor Function > Copy Transformation を選択 3 もう片方のビューを選択し Editor Function > Paste Transformation を選択

視点を同期して動かすには? 1 Transform エディタを選択 2 Ctrl キー + 左ボタンで 両方のビューを選択し Link Interactive Transforms を選択 Ctrl キーを押しながら 左ボタンでリンクするビューを複数選択

データ成分のコピー 同じデータ成分を異なるカラー分布で色づけしたい

1 計算機アイコンをクリック 3 パートを選択 2 対象成分が Active 化されていることを確認 4 Variable Name に新しい名前を Woking Expression に元のデータ成分を指定し Evaluate Active 化されていない場合は 成分を選択して Activate ボタンをクリック 新しい成分ができるので その成分で可視化し カラーマップを変更

パーティクルトレースエミッター パーティクルのエミッター ( 初期位置 ) を任意の場所に設定したい

File を選択

流線のスィープアニメーション 流線の初期位置が移動するようなアニメーションを作りたい EnLiten

1 エミッター用の clip_mesh_line を作成 ( クリップ機能を利用 ) Line を選択 ラインツールと同じ長さの線を作成 (Finite) 適当な流体領域中にラインツールを配置し Create ボタンをクリック 2 1 で作成したラインをエミッターとして流線を作成 Part を選択 Part ID を指定

3 ライン (Clip_mesh_line) を対話ツールに設定 ラインパートを選択し Interactive Tool をオン 4 フリップブックを使って ラインの移動のアニメーションを作成 フリップブックを選択 Create data を選択 Start を選択 ライン (Clip_mesh_line) をマウスで適当な位置に移動した後 再度 この画面で Stop を選択します

キーフレームアニメーション - 時系列 - 時系列を進めながら回転するアニメーションを作りたい EnVideo

Run Attributes で設定 Transient タブにある Use Transient Data をオン どのキーフレーム間で時系列を進めるかを指定

キーフレームアニメーション 断面移動 半透明 - 断面を移動しながら 透明度を変えながら 回転するアニメーションを作りたい EnVideo

ある視点 断面位置 半透明の状態でキーを作成 視点を変更し 断面や透明度を変えて 次のキーを作成 Run Attribute ボタンを押して Use Interactive Iso/Clip Animate Transparency Change をオンに設定 等値面のレベル値の変更も同じ方法でアニメーションできます

キーフレームアニメーション - コマンド実行 - 表示非表示を切り替えるアニメーションを作りたい EnVideo

Key 1 ( 初期状態 ) 断面表示等値面非表示 物体回転断面移動 ( 半透明 ) Key 2 断面を非表示に設定等値面を表示に設定 物体回転 Key 3 Key 4 物体回転等値面レベル値変更 Command To Execute At にそのキー ( この例では 2 番目のキー ) で実行するコマンドを指定

スピンボタンを使って 2 番のキーを選択 実行するコマンドを以下のように入力し play : c: temp onoff.cmd Update Commands ボタンで確定 この設定で 2 番目のキーにアニメーションが来たら play コマンドを実行します play コマンドは外部ファイルを読み込み 実行するコマンドです (onoff.cmd ファイルの中身は次ページ参照 ) 注 : この入力フィールドに書けるコマンド行数には制限があるため 通常 このように外部ファイルから呼び出すようにします

c: temp onoff.cmd の中身 File > Command メニューでコマンドダイアログを開き 実際に操作すると その操作の履歴 ( コマンド ) を見ることができます 注 : onoff.cmd を File > Command の Load メニューで読み込み 実行 確認してから キーフレームに組み込んでください

視点を固定したアニメーション ある特定の点を見たまま 衝突解析の結果を表示したい ( 時系列を変化させたい ) EnVideo

VPORT モードに移動し special attributes を選択します Track のタイプを選択し ( パートの中心やノード番号などを指定可 ) 対象のパート ID やノード ID を指定します

カメラパス ある軌跡の上をカメラが移動するようなアニメーションを作りたい EnVideo EnVideo

8 つのカメラをサポート Transform エディタで Viewport をいずれかのカメラに固定できます カメラを以下のような方法で作成した Spline の上に沿って移動できます 画面ピック流線などの線データ外部ファイル 参考 : http://www.kgt.co.jp/feature/ensight_support/

フレームの分割と移動 構成部品の分解や結合を行うアニメーションを作りたい EnLiten

1 Frame モード ( デフォルトでは非表示 ) をオン Edit > Preferences を選択 General User Interface を選択し Frame mode allowed をオンに設定 FRAME モードがあらわれます クリックすると FRAME モードの注意メッセージが表示されます

2 Frame の作成と移動 デフォルトでは 1 つの Frame が定義されています また 各パートがこの Frame にリンクされています ( 画面上では緑の XYZ 軸が表示されます ) New アイコンをクリックします ( 画面上など 特に変化を見ることはできませんが 新しく 2 つ目の Frame が作成されています ) Origin/Orientation アイコンをクリックします Frame の Transform エディタが開きます

Editor Function > Frame メニューを選択し 回転 移動など 適当にスライダや上部アイコンを使って 移動します 画面上で緑の矢印が移動するのを見ることができます

3 Frame へのパートの割り当て この新規に作成した Frame に一部のパートを割り当てます 適当なパートを選択し 以下のメニューを選択します General Attributes を選択 ( チェック ) し 開いたパラメーターにある Ref Frame に 1 を入力します ( リターンで確定 ) 図のように選択したパートが Frame 1 に割り当てられます Frame の操作は十分注意して行ってください また 画面上でオブジェクトを回転したい場合 必ず Part モードに戻ってから行ってください

テクスチャマッピング 物体に画像を貼りたい EnLiten

1 テクスチャマッピングの対象パートを選択し 色と半透明アイコンをクリック Edit Texture をクリック 2 テクスチャ画像の読み込み マウス右ボタンを押し Load texture を選択 貼り付ける画像を選択

3 マッピングの座標を設定 S, T ベクトルを設定 Plane ツールを適当な位置に配置し その向きに貼り付けることもできます (Get proj from plane tool ボタン ) 4 オブジェクトの移動にマッピングを固定 ノード ID 15 番に固定して移動

Auxiliary Clipping 物体の手前をカットして中身を見たい EnLiten

1 View > Auxilliary Clipping を選択 Plane ツールが表示され デフォルトの位置でクリッピングされます 2 Transform エディタを選択 Editor Function > Tools > Planes を選択 位置を調整 反対側をカットするには 180 度回転させます

グローバル設定とローカル設定 1 クリップしたくないパートを選択 2 個別の設定 ( ローカル設定 ) をオフにします

要素のブランク処理 物体の中が見えるようにしたい EnLiten

1 領域選択ツールを表示し 適当な位置に移動 領域選択ツールを表示します 中心でマウス左ボタンを押したまま 移動できます また 四隅を掴んで移動すると 拡大縮小できます 2 ブランク処理を実行 領域選択ツール左上にある図のマークをクリックします 画面上の選択ツールに囲まれた領域の要素が非表示になります

グローバル設定とローカル設定 パート毎にブランク処理を許可するかどうかを設定できます 1 パートを選択します 2 ブランク処理の設定アイコンをクリックします 3 Element blanking allowed のチェックを外すと ブランク処理対象外のパートとして設定されます 前頁の方法でブランク処理を実行すると ここでオフに設定したパートは非表示になりません ブランク処理をもとに戻すには 上記パネルの Clear all parts をクリックしてください

Case Map 流体領域に読み込んだモデル上のコンター図を表示したい異なるデータの値の比較をしたい STL 解析結果 EnSight

EnSight では複数のケース ( モデル ) を読み込むことができます ( 最大 16 まで ) データが読み込まれている状態で File > Open を選択すると Replace( 置き換え ) もしくは Keep( 追加 ) を選択できます Keep を選択してデータを読み込むと パートリストに複数の Case が並びます ケース間のデータはそれぞれ管理されていますので 片方のケースに含まれるデータ成分をもう片方の別のケースで利用することはできません 図のようなエラーが表示されます CaseMap 関数を使って ケース間のデータ補間を行うことができます

1 計算機アイコンをクリックします 2 予め組み込まれている関数を使って データ補間を行います a. データ成分を選択し Activate ボタンをクリック b. 関数リストから CaseMap を選択 c. メインの画面のパートリストから補間したい側のパートを選択 ( この例では STL パートを選択 )

d. 計算機の Next ボタンをクリック 計算式部分に plist と表示されます e. 補間元の Case 番号を Next ボタンの上に入力し Next ボタンをクリック ( この例では 解析結果の Case 1) f. 補間元のデータ成分を選択 g. フラグを入力し Next ボタンをクリック ( データ成分名は変更可 ) 式が完成できたら Evaluate ボタンをクリックします 新しいデータ成分 CaseMap が作成されます

グラフ表示 自分で計算したデータを時系列グラフとして表示したい EnLiten

グラフ表示 クエリ / プロット機能を利用 各時刻での最大最小値やあるノード上の値 ある IJK 格子上の値などのデータを得ることができます 1 Read from an external file を選択 2 Load XY Data From File ボタンをクリックし 予め準備しておいたグラフデータを読み込みます

グラフデータ グラフ数 グラフタイトル X 軸の名前 ( 重要 ) 時系列データと一緒に動かす場合は Time とします Y 軸の名前 セグメント数 ポイント数 ( 時系列の場合はステップ数 ) X 軸の値 ( 時系列の場合は時刻 ) Y 軸の値 最大値などでクエリしたデータも Save ボタンを使ってこの XY data 形式で出力することができます

ご利用上の注意 : 本書中の解説 及び 図 表は文書による許可なしに その全体または一部を無断で使用 複製することはできません このドキュメントに記載されている事柄は 将来予告無しに変更される事があります なお KGT では記載内容に関して正確であることに努めていますが 本書の利用に関して生じた損害については法律上のいかなる責任も負いません EnSight は米国 Computational Engineering International 社の商標です 上記以外の製品名も一般に開発各社の商標 あるいは登録商標です ( 株 ) ケイ ジー ティー東京都新宿区新宿 2-8-8 http://www.kgt.co.jp/ ensight-support@kgt.co.jp