冷え とは? 上半身より下半身 表面より深部の温度 低い状態 手足や腰などがいつも冷たく感じる 症状 体質 痛みと同じで 主観的な感覚 冷え と 寒さ は違う ( 心もからだも 冷え が万病のもと川島朗著 冷えとりの手引書進藤義晴著引用 ) 寒さは ( 大気の冷たさを感じたもの ) 冷えは ( 身体

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5. 死亡 (1) 死因順位の推移 ( 人口 10 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 位 26 悪性新生物 350

インスリンが十分に働かない ってどういうこと 糖尿病になると インスリンが十分に働かなくなり 血糖をうまく細胞に取り込めなくなります それには 2つの仕組みがあります ( 図2 インスリンが十分に働かない ) ①インスリン分泌不足 ②インスリン抵抗性 インスリン 鍵 が不足していて 糖が細胞の イン

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はじめに この 成人 T 細胞白血病リンパ腫 (ATLL) の治療日記 は を服用される患者さんが 服用状況 体調の変化 検査結果の経過などを記録するための冊子です は 催奇形性があり サリドマイドの同類薬です は 胎児 ( お腹の赤ちゃん ) に障害を起こす可能性があります 生まれてくる赤ちゃんに

下 記 のような 体 調 変 化 はございますか? 目 のかゆみ 目 のまわりのかゆみ 目 薬 をさしたとき しみること 目 が 充 血 すること 目 が 見 えづらくなる もやがかかったように 見 えること 目 がころころする ショボショボする 涙 が 出 ること 目 のまわりが 黒 くなる まつ

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はじめに 連携パス とは 地域のと大阪市立総合医療センターの医師が あなたの治療経過を共有できる 治療計画表 のことです 連携パス を活用し と総合医療センターの医師が協力して あなたの治療を行います 病状が落ち着いているときの投薬や日常の診療はが行い 専門的な治療や定期的な検査は総合医療センターが

<4D F736F F D2089BB8A7797C C B B835888E790AC8C7689E6>

食欲不振 全身倦怠感 皮膚や白目が黄色くなる [ 肝機能障害 黄疸 ] 尿量減少 全身のむくみ 倦怠感 [ 急性腎不全 ] 激しい上腹部の痛み 腰背部の痛み 吐き気 [ 急性膵炎 ] 発熱 から咳 呼吸困難 [ 間質性肺炎 ] 排便の停止 腹痛 腹部膨満感 [ 腸閉塞 ] 手足の筋肉の痛み こわばり

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Transcription:

自己紹介 東洋医学 基本講座 国際統合リハビリテーション協会東北支部代表 認定アドバンスインストラクター 理学療法士渡邉哲 名前 : 渡邉哲 ( わたなべてつ ) 生年月日 :1986 年 1 月 21 日 29 歳 理学療法士 IAIR 東北代表 IAIR 認定アドバンスインストラクター 出身 : 福島県郡山市出身 資格 : 理学療法士 (8 年目仙台医療技術専門学校卒業 ) 福島県セラピスト協会会員 福島県冷えとりの会 ふくのしま 代表 日本環境アロマ協会アロマテラピー 1 級取得 アロマヒーリングインストラクター アロマヒーリング講師 JPSA アシスタントプロスピーカー なぜ 東洋医学を学ぶのか? 今日の講義の内容 東洋医学的概念 陰陽論 五行論 経絡について 根治法の概念の準備 ( 陰陽五行論のベース ) 経絡の使った治療テクニックの体験 五行論 経絡に沿った身体症状の評価 ( 脈診 腹診 ) セルフコンディショニングについて 冷え 冷え チェック 手足が冷えやすい 寒気を感じる時がある のぼせやすい お風呂から出てもすぐ冷める 食欲にむらがある 低血圧 呼吸が浅い ボーっとすることが多い 熟睡できていない 頻尿 or 下痢 頭痛, 肩こりがある 頭痛薬 鎮痛剤を多用している 血色の悪い顔色をしている 体力が著しく落ちた気がする 夏でも汗をかかない 刺激物 香辛料が好き 甘いものが好き 髪の毛が細く ぱさつく 肌荒れがある 気分が落ち込みやすい /20 1

冷え とは? 上半身より下半身 表面より深部の温度 低い状態 手足や腰などがいつも冷たく感じる 症状 体質 痛みと同じで 主観的な感覚 冷え と 寒さ は違う ( 心もからだも 冷え が万病のもと川島朗著 冷えとりの手引書進藤義晴著引用 ) 寒さは ( 大気の冷たさを感じたもの ) 冷えは ( 身体の中に取り込んだ冷たさ 緊張 ) 冷えの現代医学的病態 血行不良 栄養素が行きわたらない 有害物質が溜まり 血管が詰まりやすくなる 酵素反応が鈍くなる 代謝 免疫 細胞の活性化 血行不良 生活習慣病 がん 一種の循環不良 血流の不足 代謝の低下によって起こる 熱産生不足と考える ホメオスターシス ( 恒常性 ) 自律神経系 : 身体の働きを調整する ( 交感 副交感神経 ) 内分泌系 : ホルモンの分泌を調整する 免疫系 : 外部から侵入する異物を身体から守る これら 3 つ機能がそれぞれバランスを保たれているのが ホメオスターシス ( 恒常性 ) という それは常々 変化している このバランスが崩れた時に 人は身体の不調を訴える 不定愁訴 体調不良 冷えに関してどう対策するか?? ホメオスターシスが働きやすい温度がある ( 37 ) 前後が一番働きやすい 体温が低い人は ホメオスターシス働きにくい それぞれのバランスが取りにくい 身体の不調を起こしやすい ストレスとの関係 つまり 体温の低下 冷えにつながる 副交感神経を働かせる必要性 悪循環 体温と症状の関係 < 体温 > 36.5 健康体 免疫力旺盛 36.0 震えによって 熱産生を増加させようとする 35.5 日常的に続くと 1 排泄機能低下 2 自律神経失調症状 3 アレルギー症状出現 35.0 がん細胞が最も増殖する 免疫力低下 < 冷え対策 : 温活 > ( これが本当の 冷えとり の手引き書進藤義晴 進藤幸恵著より引用改変 IAIRブラッシュアップコース講義資料より引用 ) 最低 3 週間は継続! 白湯 副交感神経 up( 内臓の動き活性化 ) 朝起きがけ 毎食毎 夜寝る前 足湯 半身浴 38 40 足か下半身だけ浸かる 10 分 靴下重ね履き 最低 2 4 枚 絹と綿 五本指 食事 温かいもの 消化の良いもの 旬のもの 2

東洋医学における考え方 外せないのが 気 ( エネルギー ) の概念 陰陽論 五行論 経絡 東洋の世界の始まり 宇宙 気 陰陽 天地 万物 現代医学と東洋医学 現代医学と東洋医学の違い 現代医学と東洋医学の治療観 人体観の違い 治療観の違いに現れる 現代医学 : 人体を細かく分析して 病の原因を求めて治療を行う 東洋医学 : 常に全体性を意識して 治療を行う ( プロが教える東洋医学のすべてが分かる本平馬直樹監修より引用 ) 3

人を木に例えて考えています 浅 深 痛み 感覚障害 筋力低下 意識障害 メンタル ROM 低下 運動障害 高次脳機能障害 食欲低下 上肢 下肢 体幹 骨 筋肉 神経 皮膚 脊柱 骨盤 血流 頭蓋骨 内臓 睡眠障害 リンパ 硬膜 脳脊髄液 脳環境 東洋医学的な健康観 頭熱足寒( 上実下虚 ) 典型的な未病状態 健康な状態 頭寒足熱 ( 上虚下実 ) 中庸の状態 冷えの無い状態 気 血 水の流れが滞りない状態 陰陽論 陰陽論 あらゆるものが ( 陰 ) と ( 陽 ) の二面性 両面からのバランスで 成り立っている 太極図 陰と陽のバランスが 崩れると症状がでる 陽 上 外 熱 男 夏 陰 下 内 寒 女 冬 六腑 五臓 人の身体をいかに捉えるか? < 現代医学的視点 > 具体的 分析的 対象物志向 対症療法 介入主義 < 東洋医学的視点 > 抽象的 全体的 太極 ( 中庸 ) 両儀 四極 八卦 包括的 東洋的治療 ( 本治法 ) 現代的医療 ( 標治法 ) 4

0 東洋医学が考える身体のなりたち 気 血 水 ( 津液 ) 精 気 : 生命活動の根源をなす ( エネルギー ) 源 血 : 水穀の精微 ( 飲食物を消化吸収したもの ) から 作られたもの 血脈を巡り 栄養を全身に運ぶ 水 : 血以外のすべての身体の体液 汗 涙 鼻水 よだれ リンパなど 精 : 空気中の 清気 大気 両親から受け継ぐ 先天の精 食物から生成する 後天の精 がある 東洋の生理学 人間は 気 血 津液 で生きている 水穀の精 生まれ持った精 空気中の精気 五臓六腑 気 血 水 ( 津液 ) 身体へ 人体の気 (1) オーラ (2) 熱気 (3) 汗 (4) 皮毛 (5) 血脈 (6) 肌肉 (7) 筋 (8) 骨 表 浅い 軟らかい 裏 深い 硬い (IRA ブラッシュアップコースアドバンス講義資料より引用 ) (4) 肺 (5) 心 (6) 脾 (7) 肝 (8) 腎 生命エネルギー曲線 ( 精気曲線 ) ー 年齢 <エネルギー低下の原因 > 〇内的原因 ( ) 感情 ( 七情 ) 喜 怒 思 悲 憂 恐 驚 ストレスパターン 性格 〇外的原因 ( ) 環境( 六因 ) 風 寒 暑 湿 熱 乾 気圧 外気温 湿度など 〇内的原因 外的原因以外 飲食 睡眠 疲労 外傷など 生活習慣 〇先天的原因 遺伝 胎児期の状態 出産時のトラブル < 内的要因 > 感情 ストレスパターン 性格などが影響する 人間関係 学校関連 職場関連 家庭関連 恋愛関連 心理関連 健康関連 その他 内容 親子 兄弟姉妹 夫婦 嫁姑 親戚 友人 恋人 上司 部下 受験 入学 成績 部活 いじめ 天候 卒業 退学 PTA 昇進 転勤 異動 ノルマ 失敗 失業 転職 多忙 退職 結婚 同居 別居 引っ越し 離婚 出産 育児 反抗期 独立 死別 経済問題 失恋 浮気 不倫 ストーカー 喧嘩 将来への不安 現在の不満 怒り 恐怖 挫折 失敗 持病 ケガ 障害 妊娠 出産 友人の死 ペットロス 社会的事件 自然災害 生き甲斐喪失 5

内的要因と精神面の関係 怒 喜 思 悲 憂 驚 恐 肝心脾肺腎 怒 ( 肝 ): イライラ 頭痛 脳卒中 動悸 不眠 喜 ( 心 ): 集中力低下 不眠 不安 思 ( 脾 ): 胃潰瘍 動悸 不眠 物忘れ 心配事 悲 憂 ( 肺 ): 咳 息切れ 驚 恐 ( 腎 ): 大小便の失禁 白髪の増加 精神不安 急な老化現象 < 外的要因 > 温度 湿度 気圧も関係している 6 つの外的要因 : 風 寒 暑 湿 熱 乾 風 寒 暑 湿 熱 乾 内容 春に多い 顔面などの上部に症状が見られる 移動性 頭痛 鼻づまり 喉の痛み まぶたのむくみ めまいなど 冬や気温の低い夏に多い 皮膚や呼吸器官から侵入 手足の冷え 下痢や吐き気などの症状があり 寒気 吐き気 下痢 腹痛 手足の冷え 頭痛 関節の痛み 夏に多い 高熱や多汗で身体の水が失われる 高熱 顔が赤くなる 多汗 のどの乾き 息切れ 脱力感など 梅雨時期や夏に多い 粘り気があり 水に流れを悪くする 下痢 頭重感 尿の出にくさ 足のむくみ 倦怠感など 季節性は特にない 上半身に高熱の症状がでる 高熱 顔や目が赤くなる 精神不安 不眠 歯茎の腫れ 便秘 秋から冬にかけて多い 乾いた空咳や喘息など発生 口 鼻の中 皮 髪の乾燥 胸の痛みなど < 不内外因 > 生活習慣 不内外因 飲食 過労 睡眠 毒 感染症 外傷 事故 性行為 内容 身体を冷やすもの常食 冷たい飲食 生もの 柑橘類 酢の物 甘味の取り過ぎ 鉱物類 栄養価の高いもの 労働の質 量 ( 肉体 精神労働 ) 熟睡度 夢 薬品 石けん 洗剤 ピアスなど 細菌 ウイルス 真菌 寄生虫など 交通事故 手術 打撲など 過度な性行為は 精気 ( 腎気 ) を消耗させる 先天因 内容 遺伝 遺伝的法則性のはっきりしたもの 血友病 筋ジストロフィーなど 胎児期 ストレス 喫煙 飲酒 薬物 ウイルス 放射線など 出産時 陣痛以上 逆子 産道の異常 帝王切開 吸引分娩 鉗子分娩など 胎児 小児のアトピーや夜泣き 喘息の原因は??? 五行論 五行論 古代中国の思想 宗教観からなる 世の中に存在するものすべてのものを 木 火 土 金 水に分類する考え 東洋医学では 人体にも照らし合わせて考える それぞれが相互に関係しあっていることを利用 経験則 傾向である 6

ハリマ薬局ホームページから引用 貧血 めまいをおこす イライラして怒りっぽい 酸っぱいものが好き 目が疲れやすく視力が良くない 爪が欠けやすく縦に線が入っている 脚がつりやすい 優柔不断 肩や首がよく凝る わき腹や胸が張る 飲酒が多い /10 動悸や息切れがある 精神的に動揺しやすい 不安が強い ボーっとすることが多い 手足が赤くなる 火照る 口内炎が舌にできる 血行が悪く手足が冷える 寝つきが悪く眠りが浅い 高血圧または低血圧 腕の内側が痛んだり しびれたりする 味が感じにくかったりする /10 よく胃が痛くなる ストレスを感じると胃腸にくる 取り越し苦労や思い悩む事が多い 立ちくらみが起こりやすい 甘いものが好き 口角が荒れやすい 人よりも疲れやすい方だと思う 雨の日に体調が悪くなる 顔のたるみが気になる 季節の変わり目に体調崩しやすい /10 痰や咳が出やすい 鼻水 鼻づまりになりやすい 声が小さい かれやすい アレルギーや花粉症がある 悲観的 色白 激辛グルメが好き 髪のつやがない 肌トラブル ( 乾燥肌やかゆみ ) が多い しわが気になる /10 手足や顔がほてるけど 冷え性 足腰がだるくて冷える むくみがある 些細なことでびっくりする 病気が治りにくい 塩辛いものが好き 耳鳴がする 耳が遠くなった 抜け毛や白髪が多い 虫歯が多い 老けてみられる 記憶力の低下がある トイレの回数が多い 少ない /10 7

五臓六腑 最初は 現代医学でいう臓器とほとんど同じ認識 内臓が身体の構成要素だけではないという考え 気 血 水など身体のエネルギーを作り出し 運搬している 五行論とリンクしている 五臓と六腑は 対になっていて バランスを取っている ( プロが教える東洋医学のすべてが分かる本平馬直樹監修より引用 ) < 五臓 > 1 肝 : 全身の気や血の流れを調整 血を貯蔵し 全身の血量を調整 2 心 : 五臓六腑の統括 全身に血を巡らせ 思考 意識など 精神活動を制御 3 脾 : 消化と吸収を行う ( 水穀の精 ) 後天の精を作り出す 津液 ( 水 ) を つくり 肺に送り出す 4 肺 : 呼吸を行い 空気中の気 ( 大気 ) を 取り入れる 血や津液を全身に 巡らせる 5 腎 : 精を蔵し 元気をもたらす 全身の水分代謝を調整し 呼吸にも関与 < 六腑 > 6 胆 : 胆汁を貯蔵 排出し 脾 胃の 消化を助ける 決断や勇気にも関与する 7 小腸 : 胃から送られてきた食物を 必要なものと不必要なものに分ける 8 胃 : 脾とともに飲食物の消化 吸収を行い 気を全身に送り出す源 9 大腸 : 小腸から送られてきた不必要な ものから水分を吸収し 排便させる 10 膀胱 : 肺 脾 腎 三焦の働きで 全身を巡った水分が 排尿される 11 三焦 : 飲食物を消化 吸収して 気 血 水を全身に巡らせ 水分代謝を 円滑にする リンパ系 経絡 経絡の歴史 いつからあるのか? どういうものなのか? ( プロが教える東洋医学のすべてが分かる本平馬直樹監修より引用 ) 経絡の科学 中谷義雄 ( 京都大学 ) 被験者に棒を持たせ 電気 (21V) を流し体中の電気の通りやすい点 良導点 発見 経絡に似ていることから 良導絡 と名付けた 病的な場合 電流が残る点を 反応両導点 と名付けた 本山博 ( カリフォルニア人間科学大学 ) AMI( 経絡 臓器機能測定器 ) を発明 アメリカでは特許を取得 経絡内を流れる気の速度 40 50cm/sec ( 有髄 100m/sec 無髄 1m/sec) 経絡は真皮結合組織の多水層の中に存在 経穴 ( ツボ ) 経絡とは? 臓器 身体の機能を 電車に例えると ツボ ( 経穴 ) は駅 経絡は 線路 身体にとって 大事なもの 気 血 水の流れ 気の流れ ( 電車 ) 8

< 経絡 原穴の一覧 > 経絡 経穴名 場所 < 経絡の流れ > 青 陰 赤 陽 肝 足 胸 肺 胸 手 大腸 手 頭 肺 太淵 橈骨茎状突起と舟状骨の間 大腸 合谷 第 2 中手骨中点の橈側 胃 衝陽 第 2 中足骨底部と中間楔状骨の間 脾 太白 第 1 中足指節関節の近位にあるくぼみ 心 神門 尺側手根屈筋腱 豆状骨のくぼみ 小腸 腕骨 第 5 中手骨底部と三角骨の間のくぼみ 手 足 手 三焦 胆嚢 頭 足 手 頭 胃 頭 足 脾 膵 足 胸 膀胱 束骨 第 5 中足指節関節の近位にあるくぼみ 腎 太渓 内果とアキレス腱の間のくぼみ 心包 大稜 手関節 掌側横紋上の中央 三焦 陽池 手関節の背側横紋上の尺側のくぼみ 胆 丘墟 足関節の外側 外果の前下方 肝 大衝 第 1 中足骨と第 2 中足骨の間 足 手 足 心包 胸 手 腎 足 胸 膀胱 頭 足 小腸 手 頭 心 胸 手 < 子午の関係 > 青 陰 赤 陽 肝 足 胸 肺 胸 手 大腸 手 頭 各経絡の症状 経絡 症状 胆嚢 頭 足 胃 頭 足 肺 咳 喘息 息切れ 胸痛 風邪 上肢前面外側 母指の痛み又は機能障害 気分の落ち込み ( うつ ) 風邪症状 肌荒れ 鼻づまり 三焦 手 頭 脾 膵 足 胸 大腸 下痢 便秘 歯痛 頚部 肩痛 ( 五十肩 ) 口乾 鼻血 発熱 咳痛 上肢後面外側 示指の痛みや機能障害 悲観的 心包 胸 手 腎 足 胸 膀胱 頭 足 小腸 手 頭 心 胸 手 胃 脾 胃痛 吐き気 消化器系の機能低下 食欲不振 精神病 顔面神経麻痺 鼻血 頚部痛 足の関節痛 下肢前面外側や足指 1 3 指の痛み 消化器系の機能低下 嘔吐 胃痛 腹部張り ゲップ 倦怠感 免疫機能低下 口腔トラブル 下痢 浮腫 下腿前面内側や足指 1 指の痛み 足の痺れ 各経絡の症状 各経絡の症状 経絡 症状 経絡 症状 心 小腸 膀胱 腎 心痛 胸痛 動悸 息切れ 不眠 ストレス 腋窩痛 便秘 味覚障害 ( 苦み ) 上肢前面内側や小指の痛み又は機能障害 消化器系の機能低下 喉痛 首 肩痛 上肢後面外側や小指の痛みや機能障害 発汗異常 排尿障害 むくみ 内臓不調 眼痛 頭痛 頚 背 腰部痛 股 膝 足関節 踵 小指痛などの機能障害 坐骨神経痛 冷え性 生理不順 顔黒 精気の低下 老化 全身倦怠感 むくみ 咳 血痰 不安感 恐怖感 口中熱 咳痛 心痛 黄疸 睡眠過剰 心包 三焦 胆 肝 動悸 胸痛 手の火照り 赤顔 目の黄ばみ 腋窩痛 肘 肩痛 上肢前面中央や薬指の痛みや機能障害 気の停滞 難聴 耳痛 喉痛 発汗 眼痛 上肢後面中央や薬指の痛みや機能障害 耳鳴り 難聴 めまい 視力減退 頭痛 眼痛 頚部痛 肋間神経痛 口苦 ため息 心痛 胸脇痛体幹や下肢の外側 足指 4 指の痛み 酸っぱいものを好む イライラ 筋肉のこり 硬さ 眼症状 腰痛 睾丸痛 下腹部の腫れ 口渇 顔色灰 胸の詰まり 嘔吐 下痢 失禁 尿閉 足指 1 指や体幹外側の痛みや機能障害 9

四診 望診 : 顔色やツヤ 表情 目つき 姿勢 動作などを観察 舌診 聞診 : 呼吸音 発生の仕方 発語 口臭 体臭などを観察 問診 : 現症 既往歴 事故歴 生活習慣 切診 : 脈診 腹診 経絡診 項背腰部診 1 つの診断法のみで評価しない 証をたてる <ポイント> 虚 なのか 実 なのか 浅( 表 ) なのか 深( 裏 ) なのか 寒 なのか 熱 なのか 五行 で どこに負担が生じているか 人体の虚実 虚 ( 気の力の低下 ) 実 ( 気の過剰 ) 病症 冷えの病症 : 痛み 痺れ 冷え感 皮膚や筋肉の緩み 動作緩慢 白 青 紫色 組織の萎縮や縮小 低血圧 貧血など 熱の病症 : 熱を伴う痛み 熱感 くすぐったい かゆみ 皮膚や筋肉の緊張 鋭い 速い動きや反応 黄 赤 黒 組織の肥大や腫脹 高血圧 高コレステロール 脈診 意義 : 精気の虚の深さ 病症を診る 六祖脈 ( 浮沈 遅数 虚実 ) 八祖脈 ( 六祖脈 + 滑しょく ) 六部定位脈 ( 経絡との関連 ) などがある 浮沈 : 病症の深さを診る浅い 浮脈 陽脈 表証 深い 沈脈 陰脈 裏証 遅数 : 病症の寒熱をみる 1 呼吸に 3 拍以下 遅脈 寒証 1 呼吸に 6 拍以上 数脈 熱証 虚実 : 病症の虚実をみる力強い脈 実脈 力細い脈 虚脈 脈診 脈診 ( 六部定位脈 ) 浅 陽 上昇性 皮膚 橈骨動脈 下降性 橈骨 深 陰 10

六部定位脈診 三焦 胃 大腸 患者右手 部位 患者左手 心包 脾 肺 尺中 ( 薬指 ) 関上 ( 中指 ) 寸口 ( 示指 ) 膀胱 胆 小腸 腎 肝 心 陽位 浅 陰位 深 陽位 浅 陰位 深 臓腑の虚実を診る 腹診 意義 : 人体の深部の気の状態を診る 精気の虚が起きると 腹部の皮膚や筋肉 内臓に 硬さ 軟らかさ 痛み などが現れる 治療効果の指標の一つ 脈診などとリンクさせる 心 : 肺 心臓 肝臓 膵臓 胃 頚部 脾 : 胃 十二指腸 膵臓 小腸 横行結腸 腎 : 腎臓 膀胱 子宮 卵巣 小腸 S 状結腸 直腸 肛門 肝 : 肝臓 左卵巣 小腸 下行結腸 右肺 肺 : 上行結腸 虫垂 小腸 右卵巣 肝臓 胆嚢 脾臓 左肺 心臓 臨床で使える ツボ 経絡 足太陽膀胱経 目 頭部 背中 腰 下肢後面 第 5 足指外側 背中の背兪穴 ( 内臓と関わりの深いツボ ) 脊椎の両側に並んでいる 軽く刺激してあげる 実技 臨床で使える ツボ 経絡 足太陽膀胱経 目 頭部 背中 腰 下肢後面 第 5 足指外側 Th 2: 肺兪 Th 5: 心兪 Th 9: 肝兪 TH 11: 脾兪 L2 : 腎兪 今日 学んだことは?? 11