News Release 報道関係者各位 公益社団法人日本看護協会広報部 2016 年 5 月 13 日 厚労省医政局 老健局へ予算編成に関し要望看護師養成の教育年限 4 年を訴え 公益社団法人日本看護協会 ( 会長 : 坂本すが 会員 70 万人 ) は 5 月 12 日 厚生労働省の神田裕二医政局長 三浦公嗣老健局長に 来年度の予算編成などに関する要望書を提出しました 報道関係の皆さまにおかれましては 要望の趣旨をご理解いただき さまざまな機会にご紹介いただきますよう お願い申し上げます 医政局 重点要望として 看護師養成の教育年限 4 年の実現 をはじめ 特定行為に係る看護師の研修制度 の推進 地域包括ケアシステム推進のための人材の育成 看護職員の確保 勤務環境改善対策の推進 医療機関 施設等における医療安全の更なる確保 推進 周産期医療体制整備の推進 の 6 点を挙げました 坂本会長は 基礎教育が過密で実践能力育成に必要な時間が確保できない現状を説明 早急に基礎教育を抜本的に見直す必要があり 加えて地域包括ケアを推進する上で 看護師がキーパーソンとなり役割を果たすための高い能力が必要 と 今後更に必要な教育を追加するためにも 教育年限を 4 年にする必要性について理解を求めました 神田局長は 地域包括ケアを進める上で 看護の役割は重要 看護師の役割や基礎教育の充実については今後 議論する予定だ との考えを示しました 老健局 神田局長に要望書を手渡す坂本会長 ( 右 ) 急増する在宅療養者や認知症の人とその家族 重度要介護者の医療 介護ニーズに対応し 地域包括ケアシステムを実現するため 介護施設等における外部の看護人材活用による医療提供体制の整備 介護施設等における看護人材の育成 定着に向けた研修支援の充実 など 4 点を要望しました 介護施設などで働く看護職員は配置数が少なく 研修の機会を得にくい一方 さまざまな場面で高度な判断や他職種との連携を求められるため 研修機会の拡充や整備をはじめ 育成や定着に向けた支援を求めました 三浦局長は 地域の中での看護人材には大いに期待している と前向きに答え 看護職員が離職せず 病院や介護施設 訪問看護ステーションなど地域の多様な場を経験することでキャリアアップできる仕組みを考えることも重要ではないか と述べました <リリースの問合せ先 > 公益社団法人日本看護協会 広報部 150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-8-2 電話 :03-5778-8547 FAX:03-5778-8478 E メール koho@nurse.or.jp ホームページ http://www.nurse.or.jp/