目次 Ⅰ 特定空家等 ( 老朽危険空き家 ) の認定基準について 1 Ⅱ 老朽危険空家等に対する対応 5 Ⅲ その他報告事項について 6 ( 添付資料 ) 1 特定空家等に対する措置 に関する適切な実施を図るために必要な指針 ( ガイドライン ) 抜粋 8 2 ガイドライン [ 別紙 1]~[ 別紙

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20160823 資料 2 老朽危険空き家対策について ( 第 2 回資料 ) 姫路市建築指導課

目次 Ⅰ 特定空家等 ( 老朽危険空き家 ) の認定基準について 1 Ⅱ 老朽危険空家等に対する対応 5 Ⅲ その他報告事項について 6 ( 添付資料 ) 1 特定空家等に対する措置 に関する適切な実施を図るために必要な指針 ( ガイドライン ) 抜粋 8 2 ガイドライン [ 別紙 1]~[ 別紙 4] の概要 10

認定基準 ( 案 ) を空家等対策協議会において協議することについて空家特措法が施行され その適切な実施を図るために国土交通大臣及び総務大臣によって基本的な指針及びガイドラインが定められている 1 基本的な指針 空家等対策の国の基本的な考え方を定めたもの 2 ガイドライン 各市町村長が 特定空家等に対してどのような措置を講ずるか等について判断の参考となる一般的な考え方を定めたもの 認定基準の参考とした箇所は 添付資料 1(8ページ ) 特定空家等に該当するか否かの判断 については ガイドラインにおいて 参考となる基準が明示されており これを参考に本市の認定基準を定める 基本的な指針では 特定空家等に該当するか否かの判断 について 協議会で協議を行うことが望ましいとされており この度 同指針に基づき協議会に諮り意見を伺うものである なお 空家特措法 ( 第 6 条第 2 項第 6 号 ) では 空家等対策計画の 特定空家等への対処に関する事項 として定めるものと規定されている Ⅰ 特定空家等 ( 老朽危険空き家 ) の認定基準について 1 特定空家等の認定基準 ( 案 ) について ⑴ 基準の対象特定空家等は空家特措法において4 種類定義されているが そのうち老朽危険空き家に該当する そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態の空家等 ( 建築物 ) を認定基準の対象とする 添付資料 2(10 ページ ) ⑵ 基準について認定基準 ( 案 ) を2~4ページに示す ガイドラインを参考に 空家等の状態 と 空家等がもたらす周辺への影響 を認定基準 ( 案 ) 別表のとおり点数化し それぞれ合計点により判断を行う ⑶ 認定済の特定空家等との変更点 ( 現状 ) 認定基準 ( 案 ) 別表 (3ページ) に示す 空家等の状態 ( 評定区分 1) の評点の合計 150 点以上のものを市の判断で認定し 指導 ( 今後 ) 評点の合計を100 点以上とし 時間的な余裕をもって特定空家等に対する指導を行えるようにする 1

( 案 ) 空家等対策の推進に関する特別措置法の規定による特定空家等の認定基準について 平成 28 年月日 空家等対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 26 年法律第 127 号 以下 法 という ) 第 2 条第 2 項の規定のうち そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態 の特定空家等 ( 建築物が著しく保安上危険となるおそれがある場合に限る ) の認定基準を次のとおり定める 法第 2 条第 2 項の規定のうち そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態 の特定空家等 ( 建築物が著しく保安上危険となるおそれがある場合に限る ) の認定は 次の1 及び2に該当するものであること 1 空家等の状態が 別表に定めるところにより算定した評定区分 1の評点の合計点 1 00 以上であるもの 2 空家等がもたらす周辺への影響が 別表に定めるところにより算定した評定区分 2 の評点の合計点 100 以上であるもの 2

別表 評定区分評定項目評定内容評点 1 空家等の状 基礎 土台 ⑴ 柱が傾斜しているもの 土台又は柱が腐朽 態 柱又ははり し 又は損しているもの等小修繕を要する 25 もの ⑵ 基礎に不同沈下のあるもの 柱の傾斜が著 しいもの はりが腐朽し 又は破損しているもの 土台又は柱の数箇所に腐朽又は破損が 50 あるもの等大修理を要するもの ⑶ 基礎 土台 柱又ははりの腐朽 破損又は変形が著しく崩壊の危険があるもの 100 外壁 ⑴ 外壁の仕上材料の剥落 腐朽又は破損により 下地の露出しているもの 15 ⑵ 外壁の仕上材料の剥落 腐朽又は破損によ り 著しく下地の露出しているもの又は壁体 25 を貫通する穴を生じているもの 屋根 ⑴ 屋根ぶき材料の一部に剥落又はずれがあり 雨もりのあるもの 15 ⑵ 屋根ぶき材料に著しい剥落があるもの 軒 の裏板 たる木等が腐朽したもの又は軒のた 25 れ下がったもの ⑶ 屋根が著しく変形したもの 50 3

2 空家等が 周辺建築物又 ⑴ 空家等が現にもたらしている 又はその もたらす は通行人等へ まま放置した場合に予見される悪影響の範 周辺への の影響 囲内に 周辺の建築物や通行人等が存在せ 0 影響 ず 被害を受ける状況となる可能性がない もの ⑵ 空家等が現にもたらしている 又はその まま放置した場合に予見される悪影響の範囲内に 周辺の建築物や通行人等が存在し 100 被害を受ける状況となる可能性が高いもの 危険度の切迫性 ⑴ 空家等の構造の腐朽又は破損の程度について 急激な進行が認められないもの 0 ⑵ 空家等の構造の腐朽又は破損の程度につ いて 急激な進行が認められるもの 50 備考 1 空家等の状態 は 評定区分 1について 評定項目につき評定内容に応じた評点を合計することによって行う 2 空家等がもたらす周辺への影響 は 評定区分 2について 評定項目につき評定内容に応じた評点を合計することによって行う 4

Ⅱ 老朽危険空家等に対する対応 1 措置期間の短縮等について ⑴ 標準期間について措置を講ずるには 空家特措法第 14 条の規定により 相当な猶予期間 を考慮する必要がある 本市では 空家特措法の施行に関する要綱 に基づき 相当な猶予期間を考慮した上で 次への措置期間を一律に標準 1ヶ月として運用している 標準の1ヶ月には 特定空家等の所有者等が物件を整理するための期間や工事の施工に要する期間が含まれている 通常時のイメージ 勧告 命令予告 命令 戒告 代執行令書 代執行 (1 ヶ月 ) (1 ヶ月 ) (1 ヶ月 ) (1 ヶ月 ) (1 ヶ月 ) ( 空家特措法 ) ( 代執行法 ) ⑵ 期間短縮の検討 切迫した状態 ( 構造の腐朽又は破損の程度が急激に進行し 倒壊の危険性が高まったとき ) では 国土交通省により 所定の手続きを経つつも法第 14 条の勧告 命令又は代執行に係る措置を迅速に講ずることが考えられる との指針が示されており 次への措置を省略はできないが 期間を短縮することは可能と考えられる 本市においても 勧告以降 切迫度や空家等所有者の措置の対応状況に応じ 措置期間を短縮できるよう検討中である 具体的には 特定空家等の認定基準 (2~4 ページ ) 別表の評点の合計が急激に 25 点以上上昇した場合等 が考えられる 切迫時のイメージ 勧告 命令予告 命令 戒告 代執行令書 代執行 (1 ヶ月 ) (1 ヶ月 ) 切迫 ( 代執行法 ) ( 代執行法第 3 条第 3 項の規定により短縮可能 ) (1.5ヶ月) 切迫した時点から代執行までの期間を短縮できるよう検討する ( 空家特措法 ) 5

2 応急措置について応急措置については 所有者等の同意を得て緊急安全措置を実施する旨の規定を有する条例を各団体が有することを妨げるものではない との国土交通省及び総務省の考え方が示されており 特定空家等による周辺の建築物や通行人に対する被害を防ぐため 姫路市が切迫時等 緊急の必要があると認めるときは 当該被害を防ぐため必要な最小限度の直接的な応急措置を講ずることができるものとする 3 所有者が多数で確知に時間を要する場合の対応について特定空家等に対する措置は 所有者等が確知できて初めて実施できるものであるが 切迫時については 早急に対応する必要があるため 確知が完全に出来ていない場合であっても 措置が行えるよう検討する 4 その他 上記の 1~3 の施策を実現するため 条例化を検討する Ⅲ その他報告事項について 1 平成 28 年度事業の取組状況について ⑴ 専門家派遣業務委託 1 事業の概要自治会に専門家を派遣し 自治会と協力してアンケート調査を行うなど 地域の空家問題をサポートする 2 取組状況広報ひめじ9 月号において 対象自治会を募集 ⑵ 実態調査業務委託 1 事業の概要過去に通報のあった空き家について 危険性の増大がないか等 現状を把握する 2 取組状況専門業者 ( 設計事務所 ) に発注し 第 1 回目の調査を実施中 2 行政代執行の他都市実施状況について 法施行以降に行政代執行を実施した自治体について 代執行担当者から聞き取り調査等 を行った その結果については 次のとおりである 6

空家等対策の推進に関する特別措置法 に基づく特定空家 ( 老朽危険空家 ) の行政代執行に係る他都市状況 ( 平成 28 年 3 月末 ) 自治体長崎県横須賀市別府市東京都葛飾区明石市 主担当課 新上五島町 総務課 都市部建築指導課 建築指導課 都市整備部住環境整備課企画管理係 所有者の状況不明不明不明判明不明 代執行種別代執行 代執行の場合 建築安全課 略式代執行 通報 - - - 平成 18 年 - 特定空家認定 - - - 平成 27 年 7 月 - 代執行実施 - - - 平成 28 年 3 月 - 略式代執行の場合 通報平成 25 年頃平成 24 年頃平成 14 年頃 - 平成 24 年 特定空家認定 平成 27 年 6 月 法施行に伴い適用平成 27 年 6 月 - 平成 28 年 1 月 ( 平成 27 年 5 月 ) 代執行実施 平成 27 年 7 月 平成 27 年 10 月 平成 28 年 2 月 - 平成 28 年 3 月 備考 次の措置への期間を約 1 ヶ月としているが 空家所有者が業者選定し解体工事を発注するには短いとの意見があり 2 ヶ月程度に延長を検討している 所有者が不明の場合に 略式代執行となる 7

添付資料 1 抜粋 8

9

10 添付資料 2