環太平洋大_紀要3.indd

Similar documents
PowerPoint プレゼンテーション

知能 認知検査における 4 つの波 第 1の波一般的な定量化一般知能に基づいて人間を区分する客観的な方法としての開発と普及 総括的なIQの使用知的障害の判定 第 2 の波臨床的プロフィール分析ウェクスラー検査の登場総括的な IQ から VIQ/PIQ 下位検査得点のパターン分析 診断的で心理治療的な

2. 下位検査評価点 言語性尺度 知識類似算数単語理解数唱 動作性尺度 絵画完成符号絵画配列積木模様組合せ記号探し迷路

西谷健次野中菜都美.indd

untitled

Q1. A. Q2. A A IQ35 IQ

Microsoft Word - ③惠羅論文:掲載版  doc

実践 資料編 第 3 部キャリア発達を促す指導 支援の基本的な在り方 ( 第一次案 ) 資料 2 3 WISC-Ⅲ の数値の意味 (1) 全検査 IQ(FIQ) 全般的な知的発達の水準を把握するものです WISC-ⅢのIQは全て偏差 IQで, 平均が100, 標準偏差 が15に設定されています 知能

Microsoft PowerPoint - WISCⅣ_印刷用4.ppt

厚生年金保険標準報酬月額保険料額表

厚生年金保険標準報酬月額保険料額表

untitled

S.E.N.S養成カリキュラム(2012年度版)シラバス

KABC Ⅱ 検査報告書作成日 : 年月日 1 氏名 : 男 女検査年月日 : 年月日生年月日 : 年月日 ( 歳 ) 検査者 : 学校 学年 : 2 相談内容 ( 主訴 ) 3 検査結果 1) 全般的な知的水準 ( 認知総合尺度 ) および習得度の水準 ( 習得総合尺度 ) 2) 認知面および習得

WISC-Ⅳ だけの問題ではない 表 1 WISC-Ⅳ の 4 つの合成得点指標 合成得点指標 言語理解指標 (VCI : Verbal Comprehension Index ) 知覚推理指標 (PRI : Perceptual Reasoning Index) ワーキングメモリー指標 (WMI

日本版WISC-IVテクニカルレポート #6

法政大学院紀要第77号-本文CS4.indd

検査実施の手続きと留意点は? 学習や対人関係等におけるつまずきや困難への気づき ( 担任 保護者等 ) 支援をつなぐ (H19.3) の LD ADHD 高機能自閉症等の年齢段階別の特徴 や LD 等の実態把握のためのチェックリスト を参考にします 多面的で総合的な実態把握 つまずきや困難な状況の把

職業訓練実践マニュアル 発達障害者編Ⅰ

図 8 英語科 1 年 前期中間テスト 2 社会科 1 年前期中間テスト 社会科関係に興味はあり 知識もあるが それが点数に結びつかない がっかりした B は 努力してもいい点取れないなら 努力しない方がいいかもしれない とつぶやいた B と一緒に答案と問題を見直してわかったことは 次のような問題が

感覚運動段階Ⅵの 言語指導プログラム


Microsoft PowerPoint - 精神遅滞・発達障害と責任能力(札幌地方裁判所・

広大紀要(両面プリント).ren

<4D F736F F D20312D C E B838B837D A819A819A819A>

乳幼児健診と発達障害 1 歳 6 か月児健診 3 歳児健診 5 歳児健診 1 歳 6 か月児健診と発達障害 自閉症の一部は発見される (Kanner 型 ) 言語発達の遅れ通常は自発言語での判定 非言語的なコミュニケーションの遅れ正確なスクリーニングが難しい ADHD は発見されない 学習障害も発見

書きながら考える

発達障害研修講座(1)

資料5 親の会が主体となって構築した発達障害児のための教材・教具データベース

回数テーマ学習内容学びのポイント 2 過去に行われた自閉症児の教育 2 感覚統合法によるアプローチ 認知発達を重視したアプローチ 感覚統合法における指導段階について学ぶ 自閉症児に対する感覚統合法の実際を学ぶ 感覚統合法の問題点について学ぶ 言語 認知障害説について学ぶ 自閉症児における認知障害につ

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F D204B208C5182CC94E497A682CC8DB782CC8C9F92E BD8F6494E48A722E646F6378>

■ 第一章 発達障害児に対する適切な指導 ■

無料低額宿泊所等を利用する被保護者等に対する知的障害及び適応行動等に関する調査研究

Taro-自立活動とは

KABC-Ⅱ K-ABC によるアセスメント事例のまとめ方 2006( 平成 18) 年 4 月 20 日作成 2018( 平成 30) 年 1 月 8 日改訂 KABC-Ⅱ K-ABC によるアセスメント事例のまとめ方 1 Ⅰ. 倫理的配慮検査の実施にあたっては 対象者に ( および対象者が未成年

nlp1-12.key

<4D F736F F F696E74202D204D C982E682E892B290AE82B582BD838A E8DB782CC904D978A8BE68AD482C98AD682B782E988EA8D6C8E402E >

日本版WISC-IVテクニカルレポート #2

文字の読み書きが苦手な子

Microsoft PowerPoint - 発達障害概論

Transcription:

障害は中段階.0%中下段階.%中上段階.9% 00である 段階別群指数は段階別知能指数同じ 境界線段階.9%である 知能段階別でもアスペルガー である の平均群指数は 障害はより知的に優位なこが窺 群00.群9.群0.処理速 える 度群9.0である 一方の平均群指 数は群.群0. 両障害の異同では 両障害もに知的に正常である 群9.群9.である しかしの知能は より高く下位検査ではは動作性 群 指 数 の 段 階 別 で は 言 語 理 解 群 で は アスペル IQより言語性IQが高くは言語性 ガー障害は中段階以上が0%は IQより動作性IQが高いこである.%群ではは中段階以 上が9.9%は.%群 2 段階別群指数 ではは中段階以上が.%高機能 自閉性障害は.%群ではアスペルガー障 表2は段階別群指数である 群指数の平均理論値は 表 段階別知能指数 IQ段階 下位検査IQ 優秀 優 中止 中 中下 境界線 下 0以上 0 9 0 9 90 09 0 9 0 9 9以下 0... 00 全IQ 言語性IQ 0.0. 00 動作性IQ 計 全IQ.. 00.9.0..9 00. 9. 9..9 00 9..9..9 00 言語性IQ 動作性IQ 平均 IQ 00. 0. 9.9 90.. 9. 表2 段階別群指数 指数段階 指数群名 優秀 優 中止 中 中下 境界線 下 0以上 0 9 0 9 90 09 0 9 0 9 9以下 0.. 00 0.0 9.9 0.0. 00 1. 00 3. 0.0... 00.... 00 計..0..9 00.9.. 9..9 00 2 1....9 00. 平均指数 00. 9. 0. 9.0. 0. 9. 9.

害は中段階以上が.%.9%で 以上 である 個内差はでは ある 群群の個内差は7名.% 両障害の異同では両障害もに群指数は正常であ 群群の個内差は7名.% る しかしは能力や注 群速度処理群の個内差は8名.% 意記憶能力が高くは能力 群群の個内差は8名.% や能力が低くは 群群の個内差は0名.% 能力や速度処理能力が低くは知覚 群群の個内差は6名 0.0% 統合能力や速度処理能力が高いこが特徴である である 高機能自閉症障害は群群の個 3 下位検査の個内差 内差は名 0.% 群群の は全般的に動作性IQより言語 個内差は8名.% 群群 性IQが優位である 個々のケースでは言語性優位の の個内差は0名.% 群 者9名 0.0% 動 作 性 優 位 の 者6名 0.0% で 群の個内差は名 0.% 群処理速 ある 一方は言語性IQより動 度群の個内差は7名.% 群処理 作性IQが優位である 個々のケースでは言語性優位 速度群の個内差は7名.% である の 者4名.% 動 作 性 優 位 の 者名.% 両障害の異同では両障害も群処理速 度群の個内差は小である しかしアスペルガー障 である 下位検査 言語性検査 動作性検査 間のIQ差 害は群群の個内差が大である 未満は誤差の範囲 ではIQ差以上はアスペル のに対し群群の個内差は小で ガー障害では7名.% にみられた 7名のうち ある 一方は群知覚 言語性優位の者は5名.% 動作性優位の者は 統合群群群の個内差が大きく 2名.% である 一方でIQ 群群群群の 差以上は0名.% にみられた 0名のうち言 個内差が小であるのが特徴である 語性優位の者は2名.% 動作性優位の者は8 5 名.0% である 下位検査の評価点 両障害の異同では個内差は 表4は下位検査の評価点である 評価点の平均 よりに多くみられた しかもアス 理論値は0である の平均評価点 ペルガー障害は動作性検査より言語性検査に個内差 は言語性0.動作性9.である 言語性の評価点 が大である または言語性検査よ は単語0.9類似0.算数0.知識0.数唱 り動作性検査に個内差が大である 0.理解.9の順で高くまた動作性の評価点は 絵画配列0.記号探し9.符号9.積木模様9. 4 群指数間の個内差 絵画完成.9組合せ.で高くなっている 一方の平均評価点は言語性.9 表3は各群間指数の個内差 群間の指数差 表3 各群指数間の個内差 群 指数差 以上 未満 計 0 0..... 0.0 0... 0... 9 9 0 0..... 0.0 9..9. 9... 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

動作性9.である 言語性の評価点は数唱.類似 識問題0名 0.0% 類似問題0名 0.0% の順で.知識.算数.0単語.9理解.の順で高 多くなっている くまた動作性の評価点は積木模様0.絵画配 また動作性検査の個内差は絵画完成問題5 列0.絵画完成9.9組合せ9.記号探し9.符 名.% 符号問題5名.% 記号探し3名 号.の順で高くなっている 0.% 絵画配列問題2名.% 積木模様問 両障害の異同では両障害も理解問題の評価点が 題2名.% 組 合 せ 問 題1名.% 知 識 問 低いこである またの言語性評 題0名 0.0% 類似問題0名 0.0% の順である 価点は理解の問題以外は0点以上であるが高機能 一方の個内差は言語性検査 自閉性障害の言語性評価点はすべて0点未満である 名.% 動作性検査では名.% 両検 動作性検査では評価点において両障害の特徴はみら 査では名 00% の全員に出現している 言語性 れないが言語性検査ではは単語 検査の個内差は算数問題は7名.% 類似 問題の評価点が高く数唱問題が低いのに対し高機 問題6名.% 理解問題5名 9.% 知識問 能自閉性障害は数唱問題が高く単語問題が低いこが 題3名.% 数唱問題3名.% 単語問題 特徴である 2名.% の順で多くなっている また動作性検査の個内差は積木模様問題7名 6 評価点の個内差.% 絵画配列問題7名.% 符号問題4 表4は評価点の個内差である 個内差は下 名.% 絵画完成問題3名.% 組合せ問 位検査間の評価点差 平均評価点+ 3未満は誤差の 題1名.9% 記号探し問題は1名.9% の順で 範囲 が+3以上又は 3以上のこである 全項目に個内差がみられている の個内差は言語性検査8名 両障害の異同では両障害も理解の問題はマイナ.% 動作性検査0名.% 両検査では スの個内差が大で知識 組合せの問題では個内 名 0% に出現している 言語性検査の個内差は 差が少ない は言語性検査より動 単 語 問 題 は5名.% 理 解 問 題4名.% 作性検査に個内差が大きい また高機能自閉性障 算数問題4名.% 算数問題2名.% 知 害は動作性検査より言語性検査に個内差が大きく 表 平均評価点評価点個内差 ±点未満 0.9.9 0..9 9. 平均評価点0. 評価点 ±点未満 +点以上 点以上 0 0.0 点以上 均 0 0. 9.. 9. 平均評価点9. 0 00 00........ 9. 0.0 +点以上 平 記号探し 均 評価点 組合せ 符号 平 積木模様 絵画完成 0. 評価点 絵画配列 数唱 類似 0. 理解 知識 0. 単語 検査項目 動作性検査 算数 言語性検査......0.9.. 平均評価点.9 0. 0.0. 9.9.. 0. 0. 9. 9. 平均評価点9. 0 0.... 0...... 9. 9..9...9.....9....9 9..9.9..9.9