QOL 日本学術会議第 7 部地域医学研究連絡委員会 ( 以下 地域医学研連と略す ) では 医学 医療 保健 福祉の分野における目覚ましい進歩を遂げる技術革新を踏まえて 地域に基盤をおいて より総合的な医学医療の提供による地域住民の保健医療水準の向上を通じ 国民の健康に責任を持つ保健医療体制の確立を目指して 幅広い討議を積み重ね 今回その検討結果を公表することとした WHO Health Promotion Hospital
/ 本報告書のねらいは 国の政策が従来はとかく中央の指導によるもので地域の状況を無視したやり方もあったという教訓を生かし また 今日盛んに言われている地方分権の時代にこそ相応しい地方独自の施策を生かすにはどうすべきかを検討することであった そのため 地域医学研連の各委員の所属する地域の特徴や課題を抽出し 全国を俯瞰し ヘルスプロモーションを全国に拡大普及するには 地域が何をできるのかを探り 地方分権の主役となる地域の県市町村の住民の力をどう生かすかについて提言をまとめた それが今後の国および地方自治体の健康づくり政策に役に立つとしたら幸いである
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