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資料 以下 原文に筆者の強調 コメントを追加 租税特別措置法による定義 租法 ( 昭和三十二年三月三十一日法律第二十六号 ) 最終改正 : 平成二六年五月三〇日法律第四六号 ( 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 ) 第六十九条の四個人が相続又は遺贈により取得した財産のうちに 当該相

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12. 小規模宅地等の特例の見直し 1. 改正のポイント (3) 適用時期平成 30 年 4 月 1 日以後に相続又は遺贈により取得する宅地等に係る相続税について適用される ただし (2)1 の改正について 平成 30 年 3 月 31 日においての別居親族の要件を満たしていた宅地等を平成 32 年

経 ViewPoint 営相談 相続時における小規模宅地等の特例の改正 谷口敬三相談部東京相談室 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 ( 以下 小規模宅地等の特例 ) は 一定の要件を満たす宅地等 ( 特定事業用等宅地等 特定居住用宅地等 貸付事業用宅地等 ) につ

2. 二世帯住宅と特定居住用宅地等 [1] 区分所有なし : 外階段 / 親族が取得する場合 Q. 被相続人 A が所有する宅地の上に A の所有する建物があり 1 階に A が居住し 2 階に子 B とその家族が居住しています ( 建物内部では行き来ができない構造 ) A と B は別生計です こ

Microsoft Word - 第65号 二世帯住宅と小規模宅地等の特例

相続財産の評価P64~75

第 5 章 N

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て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及

租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) 第十条の二 第四十二条の五 第六十八条の十 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及

Microsoft Word - 第58号 二世帯住宅の敷地にかかる小規模宅地等の特例

き一 修正申告 1 から同 ( 四 ) まで又は同 2 から同 ( 四 ) までの事由が生じた場合には 当該居住者 ( その相続人を含む ) は それぞれ次の 及び に定める日から4 月以内に 当該譲渡の日の属する年分の所得税についての修正申告書を提出し かつ 当該期限内に当該申告書の提出により納付

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調査規則の改正 別紙案1・2

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

災害弔慰金の支給等に関する法律施行令(昭和四十八年十二月二十六日政令第三百七十四号)内閣は 災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律(昭和四十八年法律第八十二号)第三条第一項 第五条 第八条第一項から第三項まで 第九条第二項 第十条第二項 第十一条第一項 第十二条及び第十三条の規定に基づ

第二項第五号に掲げる事項には、同項第一号の区域のうち、広場、街灯、並木その他の都市の居住者その他の者(以下「都市居住者等

●租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案

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●自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案

に掲げる税額ロ給与等の支給期が毎半月と定められている場合別表第一の乙欄に掲げる税額の二分の一に相当する税額ハ給与等の支給期が毎旬と定められている場合別表第一の乙欄に掲げる税額の三分の一に相当する税額ニ給与等の支給期が月の整数倍の期間ごとと定められている場合別表第一の乙欄に掲げる税額に当該倍数を乗じて

- 2 - り 又は知り得る状態であったと認められる場合には この限りでない 2~7 略 (保険料を控除した事実に係る判断)第一条の二前条第一項に規定する機関は 厚生年金保険制度及び国民年金制度により生活の安定が図られる国民の立場に立って同項に規定する事実がある者が不利益を被ることがないようにする観

( 相続時精算課税適用者の死亡後に特定贈与者が死亡した場合 ) (6) 相続時精算課税適用者 ( 相続税法第 21 条の9 第 5 項に規定する 相続時精算課税適用者 をいう 以下 (6) において同じ ) の死亡後に当該相続時精算課税適用者に係る特定贈与者 ( 同条第 5 項に規定する 特定贈与者

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き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

には 婚姻の届出をしていないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含み 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和三十三年法律第百九十二号 ) 高齢者の医療の確保に関する法律 ( 昭

b c.( 略 ) 2 不動産取得税の軽減に係るの発行信託会社等の地方税法附則第 11 条第 12 項に基づく不動産取得税の軽減のための同法施行令附則第 7 条第 12 項に規定するの発行等については 以下のとおり取り扱うものとする イ ロ.( 略 ) 載があること c d.( 略 ) 2 不動産取

当該イ又はロに定める者 に改め 同号に次のように加える イ製造業者等であつて その主たる事務所並びに事業所 工場及び店舗が一の都道府県の区域内のみにあるもの(ロに規定する指定都市内製造業者等を除く 以下この条において 都道府県内製造業者等 という )当該都道府県の知事ロ製造業者等であつて その主たる

東京太郎様 Inheritance Report 相続診断書 弁護士法人 税理士法人リーガル東京 平成 30 年 8 月 20 日作成

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( 参考 ) 相続税の申告の際に提出していただく主な書類 1 相続税の申告書に記載されたマイナンバー ( 個人番号 ) について 税務署で本人確認 (1 番号確認及び 2 身元確認 ) を行うため 次の本人確認書類の写しを添付していただく必要があります なお 各相続人等のうち税務署の窓口で相続税の申

平成19年12月○日

に限る ) は その追徴すべき不足税額 ( 当該減額更正前に賦課した税額から当該減額更正に基因して変更した税額を控除した金額 ( 還付金の額に相当する税額を含む ) に達するまでの部分に相当する税額に限る 以下この項において同じ ) については 次に掲げる期間 ( 令第 4 8 条の9の9 第 4

●農地法の一部を改正する法律案

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

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消費税法における個別対応方式と一括比例配分方式 河野惟隆 1 はじめに本稿の課題は 個別対応方式と一括比例配分方式とで 課税仕入れ等の税額の合計額が如何よう になるか つまり その大小関係は如何ようになるか ということを 明らかにすることである これを 次のように 条件を追加しながら 次のような順序

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

号外53号 生涯学習条例あら indd

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Microsoft Word - 電子帳簿保存法施行規則(web掲載用) docx

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をしていないもの と読み替えた場合に同号イに該当する所得割の納税義務者又は同項第 12 号中 妻と死別し 若しくは妻と離婚した後婚姻をしていない者又は妻の生死の明らかでない者で政令で定めるもの とあるのを 婚姻によらないで父となった男子であって 現に婚姻をしていないもの と読み替えた場合に同号に該当

国税通則法施行令新旧対照表

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(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

富士見市都市計画税条例 ( 昭和 46 年条例第 40 号 ) 新旧対照表 ( 第 1 条による改正 )( 専決 ) 新 旧 附則 附則 ( 改修実演芸術公演施設に対する都市計画税の減額の規定の適用を受けようとする者がすべき申告 ) 6 法附則第 15 条の11 第 1 項の改修実演芸術公演施設につ

げる期間 ( 令第 48 条の9の9 第 4 項各号に掲げる市民税にあつては 第 1 号に掲げる期間に限る ) を延滞金の計算の基礎となる期間から控除する 第 40 条の各納期限の翌日から当該減額更正に基因して変更した税額に係る納税通知書が発せられた日までの期間当該減額更正に基因して変更した税額に係

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

相続税・贈与税の基礎と近年の改正点

資料2-1(国保条例)

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七生活用動産の小半損 ( 生活用動産の損害額が当該生活用動産の時価の百分の三十以上百分の六十未満である損害をいう ) 保険金額の百分の三十に相当する金額八生活用動産の一部損 ( 生活用動産の損害額が当該生活用動産の時価の百分の十以上百分の三十未満である損害をいう ) 保険金額の百分の五に相当する金額

給与所得控除額の改正前後の比較 改正前 改正後 給与等の収入金額給与所得控除額給与等の収入金額給与所得控除額 180 万円以下 収入金額 40% 65 万円に満たない場合は 65 万円 180 万円以下 収入金額 40%-10 万円 55 万円に満たない場合は 55 万円 180 万円超 360 万

土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

平成16年版 真島のわかる社労士

松戸市市税条例等の一部を改正する条例 ( 松戸市市税条例の一部改正 ) 第 1 条松戸市市税条例 ( 平成 27 年松戸市条例第 12 号 ) の一部を次のように改正する 第 11 条中 及び第 2 号 を 第 2 号及び第 5 号 に それぞれ当該各号 を 第 1 号から第 4 号まで に改め 掲

の税率税率の軽減 の税率税率の軽減 第七十五条個人が, 昭和五十九年四月一日から平第七十四条個人が, 昭和五十九年四月一日から平成二十五年三月三十一日までの間に住宅用家屋成二十三年六月三十日までの間に住宅用家屋のの新築 ( 当該期間内に家屋につき増築をし, 当該新築 ( 当該期間内に家屋につき増築を

別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措

法律第三十三号(平二一・五・一)

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

102 第 4 章 農業 農地の承継時の特例 資価格は 国税庁 HPの路線価ページから確認できます なお 平成 30 年度税制改正において 対象となる農地の範囲等が改正されました 詳細は 後記 6を参照してください 3 適用要件 (1) 被相続人この特例の対象となる被相続人は 次のいずれかに該当する

非課税上場株式等管理及び非課税累積投資契約に関する約款 新旧対照表

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

(1)制度創設時の考え方

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

た後に その賦課した税額が増加したときに限る ) は その追徴すべき不足税額 ( 当該減額更正前に賦課した税額から当該減額更正に基因して変更した税額を控除した金額 ( 還付金の額に相当する税額を含む ) に達するまでの部分に相当する税額に限る 以下この項において同じ ) については 次に掲げる期間

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02_(案の2①)概要資料(不均一)

中央教育審議会(第119回)配付資料

税額控除限度額の計算この制度による税額控除限度額は 次の算式により計算します ( 措法 42 の 112) 税額控除限度額 = 特定機械装置等の取得価額 税額控除割合 ( 当期の法人税額の 20% 相当額を限度 ) 上記算式の税額控除割合は 次に掲げる区分に応じ それぞれ次の割合となります 特定機械

(2) 父又は母が死亡した児童 (3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次の各号のいずれかに該当する児童と同居して これを監護し かつ その生

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

Taro-(確定版) H31.1第22回厚年特例法国会報告.jtd

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個人版事業承継税制の創設について 現行税制上の事業承継支援特例を踏まえた検討

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五有価証券 ( 証券取引法第二条第一項に規定する有価証券又は同条第二項の規定により有価証券とみなされる権利をいう ) を取得させる行為 ( 代理又は媒介に該当するもの並びに同条第十七項に規定する有価証券先物取引 ( 第十号において 有価証券先物取引 という ) 及び同条第二十一項に規定する有価証券先

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2. 制度の概要 この制度は 非上場株式等の相続税 贈与税の納税猶予制度 とは異なり 自社株式に相当する出資持分の承継の取り扱いではなく 医療法人の出資者等が出資持分を放棄した場合に係る税負担を最終的に免除することにより 持分なし医療法人 に移行を促進する制度です 具体的には 持分なし医療法人 への

することが適当であることから 本通達では 特定施設の敷地の用に供される土地等には 土地又は土地の上に存する権利を取得した時において 現に特定施設の敷地の用に供されているもの及び特定施設の敷地の用に供されることが確実であると認められるものが該当することを明らかにしている なお 取得の時において特定施設

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[2] 税率構造の見直し 相続税の税率構造が現行の6 段階から8 段階に変更されるとともに 最高税率が 50% から 55% に引き上げられることとなりました ただし 各法定相続人の取得金額が2 億円以下の場合の税率は と変わりありません この改正は 平成 27 年 1 月 1 日以後に相続または遺

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

枚方市税条例施行規則 ( 昭和 50 年 5 月 1 日規則第 19 号 ) より抜粋 ( 貧困による市民税の減免 ) 第 9 条の2 条例第 47 条第 1 項第 1 号に規定する減免理由による減免は 市民税の納税義務者が申請の日に生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) の規定による

消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法施行令

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時価で譲渡したものとみなされ所得税が課税され かつ その所得税は相続税の課税価格の計算上被相続人の債務として控除されていることにより 所得税と相続税の負担の調整は済んでいますので この特例の適用は受けられません 2 取得費に加算される金額平成 26 年度の改正前は 相続財産である土地等の一部を譲渡し

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1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとさ

Transcription:

租税特別措置法施行令 40 条の 2 ( 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 ) 第四十条の二法第六十九条の四第一項に規定する事業に準ずるものとして政令で定めるものは 事業と称するに至らない不動産の貸付けその他これに類する行為で相当の対価を得て継続的に行うもの ( 第六項において 準事業 という ) とする 2 法第六十九条の四第一項に規定する居住の用に供することができない事由として政令で定める事由は 次に掲げる事由とする 一介護保険法 ( 平成九年法律第百二十三号 ) 第十九条第一項に規定する要介護認定又は同条第二項に規定する要支援認定を受けていた被相続人その他これに類する被相続人として財務省令で定めるものが次に掲げる住居又は施設に入居又は入所をしていたこと イ老人福祉法 ( 昭和三十八年法律第百三十三号 ) 第五条の二第六項に規定する認知症対応型老人共同生活援助事業が行われる住居 同法第二十条の四に規定する養護老人ホーム 同法第二十条の五に規定する特別養護老人ホーム 同法第二十条の六に規定する軽費老人ホーム又は同法第二十九条第一項に規定する有料老人ホームロ介護保険法第八条第二十七項に規定する介護老人保健施設ハ高齢者の居住の安定確保に関する法律第五条第一項に規定するサービス付き高齢者向け住宅 ( イに規定する有料老人ホームを除く ) 二障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律第二十一条第一項に規定する障害支援区分の認定を受けていた被相続人が同法第五条第十一項に規定する障害者支援施設 ( 同条第十項に規定する施設入所支援が行われるものに限る ) 又は同条第十五項に規定する共同生活援助を行う住居に入所又は入居をしていたこと 3 法第六十九条の四第一項に規定する政令で定める用途は 同項に規定する事業の用又は同項に規定する被相続人等 ( 被相続人と前項各号の入居又は入所の直前において生計を一にし かつ 同条第一項の建物に引き続き居住している当該被相続人の親族を含む ) 以外の者の居住の用とする 4 法第六十九条の四第一項に規定する被相続人等の事業の用又は居住の用に供されていた宅地等のうち政令で定めるものは 相続の開始の直前において 当該被相続人等の同項に規定する事業の用又は居住の用 ( 同項に規定する居住の用をいう 以下この条において同じ ) に供されていた宅地等 ( 土地又は土地の上に存する権利をいう 以下この条において同じ ) のうち所得税法第二条第一項第十六号に規定する棚卸資産 ( これに準ずるものとして財務省令で定めるものを含む ) に該当しない宅地等とし これらの宅地等のうちに当該被相続人等の法第六十九条の四第一項に規定する事業の用及び居住の用以外の用に供されていた部分があるときは 当該被相続人等の同項に規定する事業の用又は居住の用に供されていた部分 ( 当該居住の用に供されていた部分が被相続人の居住の用に供されていた一棟の建物 ( 建物の区分所有等に関する法律

第一条の規定に該当する建物を除く ) に係るものである場合には 当該一棟の建物の敷地の用に供されていた宅地等のうち当該被相続人の親族の居住の用に供されていた部分を含む ) に限るものとする 5 法第六十九条の四第一項に規定する個人が相続又は遺贈 ( 贈与をした者の死亡により効力を生ずる贈与を含む 以下この条及び次条において同じ ) により取得した同項に規定する特例対象宅地等 ( 以下この項及び第十七項において 特例対象宅地等 という ) のうち 法第六十九条の四第一項の規定の適用を受けるものの選択は 次に掲げる書類の全てを同条第六項に規定する相続税の申告書に添付してするものとする ただし 当該相続若しくは遺贈又は贈与 ( 当該相続に係る被相続人からの贈与 ( 贈与をした者の死亡により効力を生ずる贈与を除く ) であつて当該贈与により取得した財産につき相続税法第二十一条の九第三項の規定の適用を受けるものに係る贈与に限る 第十七項及び次条において同じ ) により特例対象宅地等並びに法第六十九条の五第二項第四号に規定する特定計画山林のうち同号イに掲げるもの ( 以下この項及び第十七項において 特例対象山林 という ) 及び当該特定計画山林のうち同号ロに掲げるもの ( 以下この項において 特例対象受贈山林 という ) の全てを取得した個人が一人である場合には 第一号及び第二号に掲げる書類とする 一当該特例対象宅地等を取得した個人がそれぞれ法第六十九条の四第一項の規定の適用を受けるものとして選択をしようとする当該特例対象宅地等又はその一部について同項各号に掲げる小規模宅地等の区分その他の明細を記載した書類二当該特例対象宅地等を取得した全ての個人に係る前号の選択をしようとする当該特例対象宅地等又はその一部の全てが法第六十九条の四第二項に規定する限度面積要件を満たすものである旨を記載した書類三当該特例対象宅地等又は当該特例対象山林若しくは当該特例対象受贈山林を取得した全ての個人の第一号の選択についての同意を証する書類 6 法第六十九条の四第三項第一号及び第四号に規定する政令で定める事業は 駐車場業 自転車駐車場業及び準事業とする 7 法第六十九条の四第三項第一号に規定する政令で定める部分は 同号に規定する被相続人等の事業の用に供されていた宅地等のうち同号に定める要件に該当する部分 ( 同号イ又はロに掲げる要件に該当する同号に規定する被相続人の親族が相続又は遺贈により取得した持分の割合に応ずる部分に限る ) とする 8 法第六十九条の四第三項第二号に規定する政令で定める宅地等は 次の各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める宅地等とする 一被相続人の居住の用に供されていた宅地等が二以上ある場合 ( 第三号に掲げる場合を除く ) 当該被相続人が主としてその居住の用に供していた一の宅地等二被相続人と生計を一にしていた当該被相続人の親族の居住の用に供されていた宅地等が二以上ある場合 ( 次号に掲げる場合を除く ) 当該親族が主としてその居住の用に供していた一の宅

地等 ( 当該親族が二人以上ある場合には 当該親族ごとにそれぞれ主としてその居住の用に供していた一の宅地等 同号において同じ ) 三被相続人及び当該被相続人と生計を一にしていた当該被相続人の親族の居住の用に供されていた宅地等が二以上ある場合次に掲げる場合の区分に応じそれぞれ次に定める宅地等イ当該被相続人が主としてその居住の用に供していた一の宅地等と当該親族が主としてその居住の用に供していた一の宅地等とが同一である場合当該一の宅地等ロイに掲げる場合以外の場合当該被相続人が主としてその居住の用に供していた一の宅地等及び当該親族が主としてその居住の用に供していた一の宅地等 9 法第六十九条の四第三項第二号に規定する政令で定める部分は 同号に規定する被相続人等の居住の用に供されていた宅地等のうち 同号の被相続人の配偶者が相続若しくは遺贈により取得した持分の割合に応ずる部分又は同号に定める要件に該当する部分 ( 同号イからハまでに掲げる要件に該当する同号に規定する被相続人の親族が相続又は遺贈により取得した持分の割合に応ずる部分に限る ) とする 10 法第六十九条の四第三項第二号イに規定する政令で定める部分は 次の各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める部分とする 一被相続人の居住の用に供されていた一棟の建物が建物の区分所有等に関する法律第一条の規定に該当する建物である場合当該被相続人の居住の用に供されていた部分二前号に掲げる場合以外の場合被相続人又は当該被相続人の親族の居住の用に供されていた部分 11 法第六十九条の四第三項第二号ロに規定する政令で定める者は 当該被相続人の民法第五編第二章の規定による相続人 ( 相続の放棄があつた場合には その放棄がなかつたものとした場合における相続人 ) とする 12 法第六十九条の四第三項第三号に規定する政令で定める特別の関係がある者は 次に掲げる者とする 一被相続人と婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者二被相続人の使用人三被相続人の親族及び前二号に掲げる者以外の者で被相続人から受けた金銭その他の資産によつて生計を維持しているもの四前三号に掲げる者と生計を一にするこれらの者の親族五次に掲げる法人イ被相続人 ( 当該被相続人の親族及び当該被相続人に係る前各号に掲げる者を含む 以下この号において同じ ) が法人の発行済株式又は出資 ( 当該法人が有する自己の株式又は出資を除く ) の総数又は総額 ( 以下この号において 発行済株式総数等 という ) の十分の五を超える数又は金額の株式又は出資を有する場合における当該法人ロ被相続人及びこれとイの関係がある法人が他の法人の発行済株式総数等の十分の五を超える数又は金額の株式又は出資を有する場合における当該他の法人

ハ被相続人及びこれとイ又はロの関係がある法人が他の法人の発行済株式総数等の十分の五を超える数又は金額の株式又は出資を有する場合における当該他の法人 13 法第六十九条の四第三項第三号の規定の適用に当たつては 同号の株式若しくは出資又は発行済株式には 議決権に制限のある株式又は出資として財務省令で定めるものは含まないものとする 14 法第六十九条の四第三項第三号に規定する政令で定める部分は 同号に規定する法人 ( 同項第一号イに規定する申告期限において清算中の法人を除く ) の事業の用に供されていた宅地等のうち同項第三号に定める要件に該当する部分 ( 同号に定める要件に該当する同号に規定する被相続人の親族が相続又は遺贈により取得した持分の割合に応ずる部分に限る ) とする 15 第七項の規定は 法第六十九条の四第三項第四号に規定する政令で定める部分について準用する 16 相続税法施行令 ( 昭和二十五年政令第七十一号 ) 第四条の二第一項の規定は 法第六十九条の四第四項ただし書に規定する政令で定めるやむを得ない事情がある場合及び同項ただし書に規定する分割ができることとなつた日として政令で定める日について準用し 相続税法施行令第四条の二第二項から第四項までの規定は 法第六十九条の四第四項ただし書に規定する政令で定めるところによる納税地の所轄税務署長の承認について準用する この場合において 相続税法施行令第四条の二第一項第一号中 法第十九条の二第二項 とあるのは 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) 第六十九条の四第四項 ( 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 ) と読み替えるものとする 17 法第六十九条の四第五項に規定する政令で定める場合は 既に分割された特例対象宅地等について 同条第一項の相続又は遺贈に係る同条第四項に規定する申告期限までに特例対象山林の全部又は一部が分割されなかつたことにより同条第一項の選択がされず同項の規定の適用を受けなかつた場合において 当該申告期限から三年以内 ( 当該期間が経過するまでに当該特例対象山林が分割されなかつたことにつき やむを得ない事情がある場合において 納税地の所轄税務署長の承認を受けたときは 当該特例対象山林の分割ができることとなつた日の翌日から四月以内 ) に当該特例対象山林の全部又は一部が分割されたことにより当該選択ができることとなつたとき ( 当該相続若しくは遺贈又は贈与により財産を取得した個人が同項又は法第六十九条の五第一項の規定の適用を受けている場合を除く ) とする 18 相続税法施行令第四条の二第一項の規定は 前項のやむを得ない事情がある場合及び同項の分割ができることとなつた日について準用し 同条第二項から第四項までの規定は 前項の納税地の所轄税務署長の承認について準用する この場合において 同条第一項第一号中 法第十九条の二第二項 とあるのは 租税特別措置法施行令 ( 昭和三十二年政令第四十三号 ) 第四十条の二第十七項 ( 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 ) と読み替えるものとする 19 法第六十九条の四第五項において 相続税法第三十二条第一項の規定を準用する場合には 同項第八号中 第十九条の二第二項ただし書 とあるのは 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律

第二十六号 ) 第六十九条の四第四項ただし書 ( 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 ) 又は租税特別措置法施行令 ( 昭和三十二年政令第四十三号 ) 第四十条の二第十七項 ( 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 ) と 同項の分割 とあるのは これらの規定に規定する分割 と 同条第一項 とあるのは 同法第六十九条の四第一項 と読み替えるものとする 20 法第六十九条の四の規定の適用については 相続税法第九条の二第六項の規定を準用する この場合において 相続税法施行令第一条の十第四項の規定の適用については 同項中 第二十六条の規定の とあるのは 第二十六条並びに租税特別措置法第六十九条の四 ( 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 ) の規定の と 同項第三号中 第二十六条 とあるのは 第二十六条並びに租税特別措置法第六十九条の四 と読み替えるものとする