小規模宅地等の評価減の特例 1. 概要 居住用や事業用宅地を相続した場合 小規模とされる一定面積までを 50%~80% 評価減できる特例があります ( 措置法 69 条の 4) 区分宅地の区分事業や居住の見込減額割合対象面積 1 号特例特定事業用等宅地等 1 親族が相続して事業を継続 80% 400
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- ほだか ほがり
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1 平成 22 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 UP!Consulting Up Newsletter 小規模宅地等の評価減特例 活用方法 ( 面積単価の相違 ) 計算例 平成 22 年度税制改正 1
2 小規模宅地等の評価減の特例 1. 概要 居住用や事業用宅地を相続した場合 小規模とされる一定面積までを 50%~80% 評価減できる特例があります ( 措置法 69 条の 4) 区分宅地の区分事業や居住の見込減額割合対象面積 1 号特例特定事業用等宅地等 1 親族が相続して事業を継続 80% 400 m2まで 2 号特例特定居住用宅地等 配偶者等が相続して居住を継続 ( 複数の宅地への適用は認められません ) 80% 240 m2まで 3 号特例 特定特例対象宅地等 ( 不動産貸付 準事業の宅地 ) - 50% 200 m2まで 1 特定同族会社事業用宅地や国営事業用宅地 ( 特定郵便局のこと ) も含まれます 小規模宅地等が事業用宅地 ( ビジネスを継続 ) とそれ以外のものとがある場合は 適用対象面積を調整します 不動産の貸付は 所得税の不動産所得の青色申告で事業的規模に該当しても 相続税法の小規模宅地特例では 1 号 事業用 に該当しません マンションやアパート 貸し駐車場は小規模宅地の準事業に該当します 相当な対価を得て継続的に行われている一定の貸付用土地は 準事業 に該当し 3 号特例の 200 m2まで 50% の減額適用となります つまり 賃貸マンションや駐車場業の敷地は特定事業用宅地に該当しないので 400 m2まで 80% 評価減をすることは出来ません 2. 有利な利用方法配偶者の税額軽減特例との関係が ポイントとなります この小規模宅地の評価減特例を 誰が相続するどの土地に適用するかを検討する必要があります 配偶者がいる第 1 次相続の場合は 小規模宅地特例を相続税額の発生しない配偶者に適用してしまうと 結果として不利になります 小規模はできるだけ 相続税額の発生する子供等の相続人に適用するべきです これは 遺産分割協議の時点から検討する必要があります また 物納を予定している土地にこの小規模宅地特例を使うと 物納評価額 ( 国の収納価額 ) も特例適用後の評価減後となります この点にも注意する必要があります 2
3 3. 適用要件主要な適用要件は 以下の通りです 1 下記の限度面積要件を満たして 1 号の面積 +2 号の面積 (5/3)+3 号の面積 m2 2 相続税の申告書にこの特例の適用を受ける旨を記載して 以下の添付書類をつけること 相続人が複数の場合 特例の適用の同意( 第 の 2 表の付表 1) 小規模宅地等についての課税価格の計算明細( 第 の 2 表の付表 2) 住民票の写し 戸籍の附票の写し( 相続開始後に作成された相続人のもの ) 遺産分割協議書か遺言書の写しと印鑑証明書( 自署押印済みのもの ) 日本郵政公社の証明書 他 310 ヵ月後の申告期限までに遺産分割協議が成立していること ( ただし 原則として申告期限後 3 年以内に分割された場合はこの特例を適用できます ) 4 相続や遺贈 死因贈与契約で取得した宅地が対象 (= 贈与や相続時精算課税制度で取得した宅地では適用できません ) 5 建物または構築物の敷地となっている宅地 ( 農地 採草放牧地は除く 6 棚卸資産又はこれに準ずる雑所得の基因となる資産に該当しないこと 居住用や事業用 (1 号 ) の宅地に該当すると思っても 居住や事業を継続しない場合は 3 号の特定特例事業用宅 地等にも該当しません 上記の 2 号 ( 特定居住用 ) の 80% 評価減のためには 以下の 3 通りのどれかに該当する必要 があります A : 被相続人の配偶者が相続する場合 B : 被相続人の同居親族が相続して 申告期限 (10 ヵ月後 ) までその宅地を継続所有する場合 相続発生から 6 ヶ月後に 贈与や売却した場合は適用できません 相続発生から 6 ヵ月後に相続税の申告書を提出しても無理です 3 号の 50% 評価減になります C : 被相続人と同居していない子供でも 子供とその配偶者がマイホームを所有していない場合 またはマイホームを所有していても相続開始前に 3 年間は居住していない場合 その相続人が申告期限まで宅地等を継続所有すれば 2 号特定居住用宅地として 80% 評価減できます ( いわゆる 家無き子 特例 ) 上記 4 のように相続時精算課税制度で贈与された宅地は 居住用でも事業用でもこの小規模評価減の特例は利 用できません 3
4 活用方法 市内の路線価の高い土地を所有している資産家は その土地をモータープール ( 駐車場 ) にするよりも賃貸マンションを建設してその一部を自宅とした方が 相続税での土地の評価が安くなります 平成 22 年度税制改正までは 賃貸マンションの全てを賃貸用とせずに 1 室を自宅用にする工夫をすれば敷地全体のうち 240 m2までを特定居住用宅地等として 80% の評価減が出来ていました これにより 小規模宅地等の評価減特例を効果的に活用することが出来ました 1. 設例 北区の土地 600 m2 (30m 20m) 路線価 =1,100 千円 / m2 パターン 土地面積 ( m2 ) 路線価 ( 千円 / m2 ) 評価額 ( 千円 ) 特例の適用 1 駐車場経営 600 1, ,000 特定特例対象宅地等 2 全室を賃貸マンション 600 1, ,000 同上 3 一部自宅の賃貸マンション 600 1, ,000 特定居住用宅地等 2. 検討つまり 1 駐車場経営の場合は更地評価額から 200 m2までしか 50% 評価減できません よって 200 千円 50%=110,000 千円のみを評価減出来ます これは 2 全室を賃貸マンションにした場合も同様です しかし 3 一部を自宅とすれば 敷地全体の 600 m2のうち 240 m2の限度内まで賃貸部分に対応する敷地も含めて特定居住用宅地として評価減できるので 240 千円 80%=211,200 千円を評価減出来ます ( 旧 措置令 40 条の 22 旧 措置通 69 の 4-20) 賃貸マンションの最上階にオーナーが 1 室を自宅として居住しているケースが多いのは このような事情によります 3. 老人ホーム等の場合被 相続人が介護を受ける必要があるため特別養護施設等の老人ホームに入居していた場合は 故人名義の土地建物に小規模宅地の評価減特例を適用できるのでしょうか 施設の利用権が所有権 終身利用権でなく 自宅にいつでも被相続人が帰って生活できるように維持管理が行われている場合は 小規模の適用が出来ます 所有権や終身利用権を取得して永久的に老人ホームに入居していた場合は 相続開始の直前に居住の用に供していないため故人の自宅に特例適用はできません ( 国税不服審判所平成 20 年 10 月 2 日裁決事例 ) また 自宅を第三者に賃貸に出したり居住させた場合も 適用できません しかし 介護や療養のため一時的に入居していた場合は適用できます このため 契約書の整備 保存が重要となります また 被 相続人が病院に入院し退院せずに死亡した場合は 入院前まで居住していた建物が賃貸等に出されずに空き家であったときは その建物の敷地について小規模特例の適用を受けることが出来ます 4
5 活用方法 2( 面積単価の高い市内への不動産組み替え ) 1. 利用方法同じ相続税評価額 2 億円でも 1 単価の安い郊外自宅で土地面積が 600 m2の場合と 2 路線価の高い市内自宅で 240 m2の場合では いずれが有利でしょうか 上記で説明した通り 特定居住用宅地は面積が 240 m2までが適用限度です したがって 1 前者の場合は 2 億円のうち 240 m2 /600 m2=40% の 8,000 万円部分が 80% 評価減できます つまり 6,400 万円までしか評価減できません 2 後者の場合は 2 億円のうち 240 m2の全部が 80% 評価減できます つまり 1 億 6 千万円を評価減できます いずれが有利かは明白です そこで郊外の広大な自宅があれば 都内や市内の 240 m2程度の自宅へ買い換えできれば有利な事前の工夫となります 2. 不動産売却時点のマイホーム買い換え対策引っ越しを検討しても実際問題としては 旧自宅を売却する時点で売却益に譲渡所得税が発生してしまう場合もあります その場合は 居住用財産の 3,000 万円特別控除 ( 措置法 35 条 ) や特定の居住用財産の買換え特例 ( 措置法 36 条の 2) を適用すれば 譲渡所得税を軽減できます 後者は前者と違い 非課税ではなく課税の繰り延べに過ぎないので 一般的には前者を利用すれば有利です 3. 配偶者贈与特例の利用古くから所有している自宅の土地や相続で取得した土地の場合は 簿価が低く売却益が 3,000 万円以上になる場合があります このような場合では 居住用財産の特別控除 (3,000 万円 ) を適用しても譲渡所得税が発生してしまいます ( 措置法 35) そこで婚姻期間が 20 年以上の配偶者がいれば 配偶者贈与特例 ( 相法 21 条の 6) を利用して売却予定の自宅の持ち分一部を配偶者に贈与して共有名義にします これにより 土地売却益を 2 人分で 6,000 万円までは非課税とすることが出来ます 5
6 小規模宅地等の評価減特例の計算例 設例 被相続人 ( 父親 ) の個人名義で東京都内に所有する不動産は 以下の通りです 相続人は 長男と母親 ( 被相続 人の配偶者 ) と次男の 3 人です 不動産 面積 ( m2 ) 路線価 ( 千円 / m2 ) 評価額 ( 千円 ) 現状の用途 杉並区の土地 ,000 1 戸建て自宅の敷地として 新宿区の土地 ,000 父親の経営する飲食店 中央区の土地 240 1, ,000 アスファルト敷き月極駐車場 合計 ,000 特例適用前の単純合計 建物は省略 どのように相続税の申告をすれば 最も有利となるでしょうか 検討ここでは 宅地区分の要件を以下の通りで満たしているものと仮定して試算します 杉並区土地 = 特定居住用宅地等 ( 母親が相続 ) 新宿区土地 = 特定事業用等宅地等 ( 長男が相続 ) 中央区土地 = 特定特例対象宅地等 ( 次男が相続 ) 6
7 1 適用順位を杉並区土地 新宿区土地 中央区土地とした場合 杉並区: 対象面積 120 m2全部 新宿区: 対象面積 80 m2全部 中央区: 対象面積 120 m2まで ( 限度面積要件より ) よって 評価減出来る金額は合計で 38,400+41,600+66,000=146,000 千円です 2 適用順位を杉並区土地 中央区土地 新宿区土地とした場合 杉並区: 対象面積 120 m2全部 中央区: 対象面積 100 m2まで ( 限度面積要件より ) 新宿区: 対象面積なし ( 限度面積要件より ) よって 評価減出来る金額は合計で 38,000+55,000+0=93,000 千円です 3 適用順位を中央区土地 新宿区土地 杉並区土地とした場合 中央区: 対象面積 200 m2まで 新宿区: 対象面積なし ( 限度面積要件より ) 杉並区: 対象面積なし ( 限度面積要件より ) よって 評価減出来る金額は合計で 110, =110,000 千円です 4 適用順位を中央区土地 杉並区土地 新宿区土地とした場合 中央区: 対象面積 200 m2まで 杉並区: 対象面積なし ( 限度面積要件より ) 新宿区: 対象面積なし ( 限度面積要件より ) よって 評価減出来る金額は合計で 110, =110,000 千円です 5 適用順位を新宿区土地 中央区土地 杉並区土地とした場合 新宿区: 対象面積 80 m2全部 中央区: 対象面積 160 m2まで ( 限度面積要件より ) 杉並区: 対象面積なし ( 限度面積要件より ) よって 評価減出来る金額は合計で 41,600+88,000+0=129,600 千円です 6 適用順位を新宿区土地 杉並区土地 中央区土地とした場合 新宿区: 対象面積 80 m2全部 杉並区: 対象面積 120 m2全部 中央区: 対象面積 60 m2まで ( 限度面積要件より ) よって 評価減出来る金額は合計で 41,600+38,400+33,000=113,000 千円です 適用方法によっては 面積による減額割合が違うために有利不利が出てきます 上記の計算例のように 評価単 価の高い土地から選択した方が有利です よって 1 が評価減できる金額が最大となるため 最も有利な適用方法 になります 7
8 平成 22 年度税制改正の影響 小規模宅地特例は 平成 22 年度税制改正で以下の 4 点を改正されました この特例は 本来相続人による事業又 は居住の継続の必要性に配慮して設けられたため その立法趣旨を踏まえて制度の見直しがされました 1 相続人等が相続税の申告期限まで事業又は居住を継続しない宅地等を適用対象から除外する現行の相続税法上は 被相続人の土地で相続開始直前に事業又は居住をしていれば 事業や居住を継続しなくても 3 号の特定特例対象宅地等として 200 m2まで 50% 評価減を適用できます 今後は 相続税の申告期限 ( 相続発生日から 10 ヶ月後 ) まで居住を継続しない配偶者の取得した宅地も減額がないことになります ( 新 措置法 69 条の 4 3) つまり 非同居の実家相続では小規模宅地評価減の特例が適用不可となりました 現行 改正案 宅地の区分上限面積軽減割合宅地の区分上限面積軽減割合 事業継続 (1 号 ) 400 m2 80% 事業継続 (1 号 ) 400 m2 80% 事業用 非継続 (3 号 ) 200 m2 50% 事業用非継続廃止 不動産賃貸 (3 号 ) 200 m2 50% 不動産賃貸 (3 号 ) 200 m2 50% 居住用 居住継続 (2 号 ) 240 m2 80% 居住継続 (2 号 ) 240 m2 80% 居住用非継続 (3 号 ) 200 m2 50% 非継続廃止 2 一の宅地について共同相続があった場合には 取得者ごとに適用要件を判定する現行での相続税法上は 共有者全員が小規模宅地の減額特例を適用できます 具体的には 被相続人名義のマイホームを 同居していた配偶者と居住しない子供が共同相続して土地建物を共有するケースを想定しています 共有の場合は 居住しない子でも 80% 評価減が適用できました 以下 設例で解説します 設例 (1) 被相続人が配偶者と同居していた自宅の敷地 240 m2 ( 相続税評価額 = 路線価で 60,000 千円 ) を 配偶者と同居し ていない長男が 50% ずつ共有名義で相続する場合 改正前:240 m2全部について 小規模宅地等の 80% 評価減特例の適用あり評価減 60,000 千円 80%=48,000 千円課税価格 60,000 20%=12,000 千円 改正後:240 m2のうち 120 m2だけ 小規模宅地等の 80% 評価減特例の適用あり評価減 60,000 千円 50% 80%=24,000 千円課税価格 60,000-24,000=36,000 千円 上記の通り 税制改正後は課税価格が 24,000 千円増加するので 相続税率が 50% で適用される資産家のケース 8
9 では 12,000 千円の増税となります 設例 (2) 被相続人が配偶者と同居していた自宅の敷地 240 m2 ( 相続税評価額 = 路線価で 60,000 千円 ) を 配偶者が 10% 同居していない長男が 90% を共有名義で相続する場合 改正前:240 m2全部について 小規模宅地等の 80% 評価減特例の適用あり評価減 60,000 千円 80%=48,000 千円課税価格 60,000 20%=12,000 千円 改正後:240 m2のうち 10% 分 (24 m2 ) だけ 小規模宅地等の 80% 評価減特例の適用あり評価減 60,000 千円 10% 80%=4,800 千円課税価格 60,000-4,800=55,200 千円 上記の通り 税制改正後は課税価格が 43,200 千円増加するので 相続税率が 50% で適用される資産家のケース では 21,600 千円の増税となります 今後は 居住する配偶者のみ 80% 評価減を適用することになります ( 新 措置法 69 条の 43 一 二 ) 別居している子供は 減額割合が 0% になります 区分改正前改正後 居住する配偶者 居住しない子 240 m2まで 80% 評価減 同左 適用の対象外 3 一棟の建物の敷地のうちに特定居住用宅地等とそれ以外がある場合は 用途ごとに按分して軽減割合を計算現行の小規模宅地特例では マンション等の同一建物の一室でも自宅として居住していれば 残りの 90% 部分を賃貸に出していても その建物の土地全体に居住用として最大 240 m2まで 80% 評価減が出来ます 自宅併用賃貸物件の建築による土地の相続税評価額の引き下げスキームに 対策を講じたものと考えられます 今後は 建物の用途別の床面積割合等で 賃貸部分の土地は 50% 評価減の適用対象となります 4 特定居住用宅地等は 主として居住の用に供されていた一の宅地に限られることを明確化する現行の税制上では 特定居住用宅地等は複数に適用してはいけないと明示されていません この点が争点となった佐賀地裁平成 20 年 5 月 1 日 福岡高裁平成 21 年 2 月 4 日判決では 居住用宅地は一つだけとは法定されていない と判示されました 国税庁の法解釈が 裁判所に否定された事件です このため 被相続人が居住の用に供していた宅地等が複数ある場合には 一つだけが小規模宅地特例の対象となることが明確化されました ( 新 措置法 69 条の 43 二 ) 9
10 上記 1~4 の改正は 平成 22 年 4 月 1 日以後に発生する相続又は遺贈で取得する小規模宅地から適用されま す ( 附則 124) Reference Purpose Only 本レターに掲載している情報は 一般的なガイダンスに限定されています この文書は 個別具体的ケースに対する会計 税務のアドバイスをするものではありません 会計上の判断や税法の適用結果は 事実認定や個別事情によって大幅に異なることがありえます また 解説の前提となる会計規則や税制が変更されている可能性もあります 実際に企画 実行される場合は 当事務所の担当者にご確認ください 10
2. 二世帯住宅と特定居住用宅地等 [1] 区分所有なし : 外階段 / 親族が取得する場合 Q. 被相続人 A が所有する宅地の上に A の所有する建物があり 1 階に A が居住し 2 階に子 B とその家族が居住しています ( 建物内部では行き来ができない構造 ) A と B は別生計です こ
相続税の小規模宅地等の特例特定居住用宅地等の取扱い 事例編 福田和仁相談部東京相談室 個人が 相続または遺贈により取得した財産のうち その相続の開始の直前において 被相続人等の事業の用に供されていた宅地等または居住の用に供されていた宅地等のうち 一定の選択をしたもので限度面積までの部分 ( 以下 小規模宅地等 ) については 相続税の課税価格に算入すべき価額の計算上 一定の割合を減額します この特例を
相続税・贈与税の基礎と近年の改正点
平成 30 年 9 月 22 日 相続税 贈与税の基礎と 近年の改正点 拓殖大学商学部袴田裕二 1. 相続税 相続税の課税割合 (%) 10.0 8.0 6.0 8.0 8.1 4.0 2.0 0.0 4.1 4.2 4.1 4.2 4.3 4.4 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 出典 : 国税庁 HP 平成 29 年 12 月平成 28 年分の相続税の申告状況について
Microsoft Word - 文書 1
租税特別措置法施行令 40 条の 2 ( 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 ) 第四十条の二法第六十九条の四第一項に規定する事業に準ずるものとして政令で定めるものは 事業と称するに至らない不動産の貸付けその他これに類する行為で相当の対価を得て継続的に行うもの ( 第六項において 準事業 という ) とする 2 法第六十九条の四第一項に規定する居住の用に供することができない事由として政令で定める事由は
第 5 章 N
第 5 章 相続税 N 相続税は原則として 相続や遺贈により取得し た次に掲げるような財産のすべてに対して課税されます 500 500 相続財産のなかで その財産の性質や社会政策的な見地などから相続税の課税対象から除かれ 非課税となるものもあります 30 1000 39 第 5 章 N 59 60 3000600 26123150001000 93 40 第 5 章 r t r 20 100 40q
この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い
居住用財産を譲渡した場合の課税の特例 3 000 N 個人が自分の住んでいる家屋や敷地を譲渡した場合には その譲渡による所得税 住民税を軽減する特例がいろいろと設けられています これらの特例は 売却した住宅の譲渡益に税金を課税することにより新しい住宅の購入資金から その税金分が目減りすることを防止するために設けられました 特例の適用が受けられる居住用財産の譲渡とは 次の譲渡をさします 1 個人が 現にその居住の用に供している家屋を譲渡した場合
土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30
農地等に対する課税制度について 参考資料 3 土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30% となる 注 1) 土地等の譲渡所得は 他の所得と分離して課税される
税金の時効 税務では 時効のことを更正 決定処分の期間制限 = 除斥期間 といいます その概要は 以下の通りです 1. 国税側の除斥期間 ( 通則法 70) 1 期限内申告書を提出している場合の所得税 相続税 消費税 税額の増額更正 決定処分の可能期間 : 法定申告期限から 3 年 2 無申告の場合
平成 22 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 UP!Consulting Up Newsletter 税金の時効 遺産未分割の場合の相続税の申告 http://www.up-firm.com 1 税金の時効 税務では 時効のことを更正 決定処分の期間制限 = 除斥期間 といいます その概要は 以下の通りです 1. 国税側の除斥期間 ( 通則法 70) 1 期限内申告書を提出している場合の所得税
13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与
名前 第 1 日目 税 不動産取得税 1. 不動産取得税は 不動産の取得に対して課される税であるので 法人の合併により不動産を取得した場 合にも 不動産取得税は課される 2. 不動産取得税は 不動産の取得に対して 当該不動産の所在する市町村において課する税であり その 徴収は普通徴収の方法によらなければならない 3. 相続による不動産の取得については 不動産取得税が課される 4. 不動産取得税の課税標準となるべき額が
Microsoft Word - 第53号 相続税、贈与税に関する税制改正大綱の内容
haratax 通信 川崎市中原区小杉御殿町 1-868 電話 044-271-6690 Fax044-271-6686 E-mail:[email protected] URL:http://www.haratax.jp 2013 年 1 月 28 日第 53 号 相続税 贈与税に関する平成 25 年度税制改正大綱の内容 平成 25 年 1 月 24 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が発表されました
2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月
空き家の発生を抑制するための特例措置 ( 空き家の譲渡所得の 3,000 万円特別控除 ) について 1. 制度の概要 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日までに 被相続人の居住の用に供していた家屋を相続した相続人が 当該家屋 ( 耐震性のない場合は耐震リフォームをしたものに限り その敷地を含む ) 又は取壊し後の土地を譲渡した場合には 当該家屋又は土地の譲渡所得から
役員の債務保証料 1. 概要オーナー社長の場合は 自社の銀行借入金に代表者個人が連帯債務保証をしている場合があります このような場合は 法人からオーナー個人に債務保証料 ( 信用保証料 ) を支払うことが出来ます 当然 会社では法人税の計算上で損金計上することが出来ます 2. 注意点 (1) 債務保
平成 22 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 UP!Consulting Up Newsletter 役員の債務保証料 保証債務を履行した場合の特例 http://www.up-firm.com 1 役員の債務保証料 1. 概要オーナー社長の場合は 自社の銀行借入金に代表者個人が連帯債務保証をしている場合があります このような場合は 法人からオーナー個人に債務保証料 ( 信用保証料 ) を支払うことが出来ます
[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分
相続した財産を譲渡した場合の税務 坂本和則相談部東京相談室花野稔相談部大阪相談室 相続した財産 ( 不動産や株式など ) を譲渡し 相続税の納税資金を捻出する場合があります 特に譲渡する株式が非上場株式である場合は 譲渡しようとしても流通性が乏しく また買取資金を用意する関係などからも その株式を発行会社に買取ってもらうケースが多いと思われます そうしたケースをはじめ 財産の譲渡による所得には 原則として所得税と住民税が課税されますが
自己株式の消却の会計 税務処理 1. 会社法上の取り扱い取得した自己株式を消却するには 取締役会設置会社の場合は取締役会決議が必要となります ( 会 178) 取締役会決議では 消却する自己株式数を 種類株式発行会社では自己株式の種類及び種類ごとの数を決定する必要があります 自己株式を消却しても 会
平成 22 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 UP!Consulting Up Newsletter 自己株式の消却の会計 税務処理 自己株式の処分の会計 税務処理 http://www.up-firm.com 1 自己株式の消却の会計 税務処理 1. 会社法上の取り扱い取得した自己株式を消却するには 取締役会設置会社の場合は取締役会決議が必要となります ( 会 178) 取締役会決議では 消却する自己株式数を
完全子会社同士の無対価合併 1. 会社法の規制 100% 子会社同士が合併する場合は 兄弟合併とも言われます 実務上は新設合併はマイナーで 法律上の許認可の関係で一方が存続する吸収合併が一般的です また 同一企業グループ内での組織再編成の場合は 無対価合併が一般的です 簡易合併に該当する場合は 存続
平成 23 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 Up Newsletter 完全子会社同士の無対価合併 http://www.up-firm.com 1 完全子会社同士の無対価合併 1. 会社法の規制 100% 子会社同士が合併する場合は 兄弟合併とも言われます 実務上は新設合併はマイナーで 法律上の許認可の関係で一方が存続する吸収合併が一般的です また 同一企業グループ内での組織再編成の場合は
2. 控除の適用時期 Q. 12 月に取得した自宅の所在地に 年末までに住民票を移しましたが 都合で引っ越しが翌年になってしまった場合 住宅ローン控除はいつから受けることになりますか A. 住宅ローン控除の適用を受けるためには 実際に居住を開始することが必要です したがって 住民票を移した年ではなく
よくある住宅ローン控除の相談 Q&A 坂本和則相談部東京相談室 住宅ローンを利用してマイホームの取得等をした場合で 一定の要件を満たすときは その取得等に係る住宅ローンの年末残高に一定の割合を乗じて計算した金額を 所得税額から控除することができます この 住宅ローン控除 についての相談が 引き続き数多く寄せられています 今回は 当社に寄せられた相談事例の中から 債務を相続した場合の住宅ローン控除の取り扱いや
課税売上割合 消費税の課税売上割合の計算は 次の算式により計算します 課税売上割合が 95% 以上と未満では 仕入税額 控除の計算方法が変わってくるため算定する必要があります 課税売上割合 = 課税売上 ( 税抜 )/( 非課税売上 + 課税売上 )( 税抜 ) 消費税の課税売上割合が 95% 以上
平成 22 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 UP!Consulting Up Newsletter 課税売上割合 個別対応方式と一括比例配分方式 消費税の中間申告 消費税と棚卸資産調整 http://www.up-firm.com 1 課税売上割合 消費税の課税売上割合の計算は 次の算式により計算します 課税売上割合が 95% 以上と未満では 仕入税額 控除の計算方法が変わってくるため算定する必要があります
土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡益)編
居住用財産 ( マイホーム ) を売却して譲渡益が算出される場合 ( 新たに自宅を買い換えない場合 ) の確定申告書の作成の操作手順を説明します この操作の手引きは 平成 26 年分譲渡所得の申告のしかた ( 記載例 ) ( 国税庁 HP からダウンロードすることができます ) の事例 2 に準じて作成しています ~ この操作の手引きをご利用になる前に ~ この操作の手引きでは 確定申告書の作成方法を説明しています
海外財産の相続 : 事例研究 ~ 米国の財産の相続手続き ( 第 4 回 ) 三輪壮一氏三菱 UFJ 信託銀行株式会社リテール受託業務部海外相続相談グループ米国税理士 これまで 海外に財産を保有する場合の 海外相続リスク の存在 特にプロベイト手続き等の相続手続きの煩雑さについて 米国の例を基に説明
海外財産の相続 : 事例研究 ~ 米国の財産の相続手続き ( 第 4 回 ) 三輪壮一氏三菱 UFJ 信託銀行株式会社リテール受託業務部海外相続相談グループ米国税理士 これまで 海外に財産を保有する場合の 海外相続リスク の存在 特にプロベイト手続き等の相続手続きの煩雑さについて 米国の例を基に説明し 事前の対応が必要なことをお話してきました このコラムの最終回では 海外財産の相続手続きの代表的な事例を
