2016_dentougeinoufukyu_manual

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別紙 3 個人情報及び機密情報に係る標準特記仕様書 受託者は 契約書及び仕様書等に定めのない事項について この特記仕様書に定める事項に従って 契約を履行しなければならない 1 定義本業務において 公益財団法人東京都中小企業振興公社 ( 以下 公社という ) の保有する個人情報 ( 以下 単に 個人情

5 機密書類のシュレッダー処理 (6) セミナー等受付対応 (7) 海外ワンストップ相談に係る事務 1 電話及び E メールによる相談予約日程調整及び対応 2 海外ワンストップ相談のアンケート集計 (8) 海外販路開拓支援との連携調整業務に係る事務 (9) その他国際事業課業務に係る事務補助 7 必

保健福祉局地域福祉課

イ ) サイトコンテンツの企画ウ ) 企画に基づいたコンテンツ制作のための情報収集及び素材開発 ( 取材撮影等 ) エ ) コンテンツ制作のための情報整理 ( 取材内容 写真等の素材整理 ) オ ) テキストコンテンツの制作実務 ( 編集 コピー 画像トリミング等 ) および英訳 35 事業者カ )

平成 30 年度新潟県自殺対策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務委託契約書 ( 案 ) 新潟県 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) とは 平成 30 年度新潟県自殺対 策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務について 次の条項により委託契約を締結する ( 目的 ) 第 1 条

保健福祉局地域福祉課

14個人情報の取扱いに関する規程


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9 受託者は ポータルサイトの修正 更新 保守管理等を行うこと 10 寄附者の利便性向上のため クレジット決済以外に提供できる決済方法があれば提案すること (2) 寄附者への対応業務 1 寄附者からの問い合わせに対応するため 電話又は電子メール等により対応し 情報提供及び説明を行うこと ( 柏原市ま

Microsoft Word - ○指針改正版(101111).doc

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仕  様  書(案)   2007

必要となる教育を行うとともに 実施結果について指定する書面により甲に提出しなければならない 第 10 条乙は 甲がこの特記事項の遵守に必要となる教育を実施するときは これを受けなければならない ( 知り得た情報の保持の義務 ) 第 11 条乙は 本契約の履行に当たり知り得た受託情報を第三者に漏らして

保健福祉局地域福祉課

Taro-件名:.jtd

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

特定個人情報の取扱いの対応について

特定個人情報の取扱いの対応について

「歩く奈良」魅力を伝える紹介紀行文

3 受託者は 前項の規定による検査の結果不合格となったときは 委託者の指定する日までに補正して提出し 再度検査を受けなければならない 4 前 2 項の規定による検査に直接要する費用は受託者の負担とする ( 委託料の支払 ) 第 8 条委託者は 前条の規定により引渡しを受けた後 受託者から適法な支払請

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

個人情報保護規定

個人情報保護規程

イ -3 ( 法令等へ抵触するおそれが高い分野の法令遵守 ) サービスの態様に応じて 抵触のおそれが高い法令 ( 業法 税法 著作権法等 ) を特に明示して遵守させること イ -4 ( 公序良俗違反行為の禁止 ) 公序良俗に反する行為を禁止すること イ利用規約等 利用規約 / 契約書 イ -5 (

調査票

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委託契約書

Microsoft Word - 51.doc

3 委託業務内容 (1) 印刷物デザインの製作 以下のデザインデータを製作すること 納期等はその都度 受託者と相談のうえ決定すること 項番 製作物 仕様 回数 1 メインビジュアル 通年使用するメインビジュアル 1 2 封筒 洋型 0 号窓あき ロゴ印刷用 1 3 出展者募集チラシ カラー A4 両

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岐阜県地域おこし協力隊等研修委託業務仕様書 1 委託業務名 岐阜県地域おこし協力隊等研修委託業務 2 委託業務の目的地域おこし協力隊は平成 21 年度の制度創設から10 年が経過し 全国及び県内各地域で多くの有効な活動が展開され 地域活性化の一助となっている こうしたなか 地域おこし協力隊員と受入市

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特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

1 策定の目的 この手引書は 茅ヶ崎市地域防犯カメラ ( 以下 地域防犯カメラ という ) の設置及び運用について配慮すべき事項を定めることにより 地域防犯カメラの有用性とプライバシー保護等との調和を図り 地域防犯カメラを適切かつ効果的に活用し 茅ヶ崎市の安心して安全に暮らせるまちづくりを推進するこ

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梅田住宅管理センター分室両開き書庫買入仕様書 1 買入物品 梅田住宅管理センター分室に設置する両開き書庫の買入 2 買入物品の種類及び仕様 台数 別紙買入リストのとおり ( 参考メーカーと相当品 ) 3 納入場所 梅田住宅管理センター分室 大阪市北区梅田 大阪駅前第 3 ビル

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

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個人情報保護に関する規定 ( 規定第 98 号 ) 第 1 章 総則 ( 目的 ) 第 1 条学校法人トヨタ学園および豊田工業大学 ( 以下, 総称して本学という ) は, 個人情報の保護に関する法律 ( 平成 15 年法律第 57 号, 以下, 法律という ) に定める個人情報取り扱い事業者 (

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防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン

医事業務請負契約書

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様式第19号

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

仕様書

特定個人情報取扱細則 ( 目的 ) 第 1 条この細則は 当組合の個人情報保護方針及び特定個人情報取扱規程 ( 以下 規程 という ) 等に基づき 当組合における特定個人情報の具体的な取扱いを定めたもので 特定個人情報の保護と適正な利用を図ることを目的とする ( 用語の定義 ) 第 2 条この細則で

目次 1. 件名 履行場所 契約期間 支払条件 ペーパーレス会議システム構築の仕様及び仕様等詳細協議 瑕疵担保責任 再委託及び再委託に係る受託者の責任 実施体制 機密保持.

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ネットワーク保守サービス 契約約款 2016 年 4 月 関西国際空港情報通信ネットワーク株式会社

第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき

よこはまウォーキングポイント事業実施要綱 制定平成 26 年 8 月 20 日健保事第 1631 号 ( 局長決裁 ) 最近改正平成 30 年 9 月 28 日健保事第 2150 号 ( 局長決裁 ) ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 歩数計及びスマートフォン歩数計アプリ ( 以下 スマホアプリ

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個人情報の取り扱いに関する規程

1 本業務の概要 (1) 件名千葉市ホームページ及びコンテンツマネージメントシステム更新に係るコンサルティング業務 (2) 現状と課題点市政情報の窓口となるホームページは 情報技術の発展とともに社会を取り巻く環境が大きく変化するなかで より利用者のニーズに対応したものが求められている 本市では平成

共同事業体協定書ひな形 ( 名称 ) 第 1 条この機関は 共同事業体 ( 以下 機関 という ) と称する ここでいう 機関 は 応募要領の参加資格に示した共同事業体のことであるが 協定書等において必ず 共同事業体 という名称を用いなければならない ということはない ( 目的 ) 第 2 条機関は

基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 ⑶ 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者 ( 以下 指定管理者 という ) ⑷ 地方自治法第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体及び町会 自治会その他これらに準ずる団体 ⑸

特定個人情報取扱要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は この組合の 個人情報保護方針 および 特定個人情報取扱規程 ( 以下 規程 という ) に基づき この組合における特定個人情報の具体的な取扱いを定めたもので 特定個人情報の保護と適正な利用を図ることを目的とする ( 用語の定義 ) 第 2 条

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学校法人金沢工業大学個人情報の保護に関する規則

別紙1

報主体の権利利益及びプライバシーの侵害の防止に関し 必要な措置を講じるよう勤める 2 本センターの職員等は 業務上知り得た個人情報を漏えいし または不当な目的に使用してはならない 第 2 章 管理体制及び責任 ( 管理体制 ) 第 6 条本センターは 個人情報の適切な管理を効果的に実施するため 役割

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

(3) 利用 保管方法 要介護認定情報等の申出にて発生する厚生労働省 大学内での倫理審査の文書 研究方法のマニュアル等は 研究室で適切に管理する 厚生労働省より提供を受けた要介護認定情報等の保存媒体の保管場所は 研究室の戸棚に保管し 施錠する 要介護認定情報等の利用場所は 研究室のみとする サーバ室

個人情報保護方針

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

津市中小企業振興等関係事業募集要領

3 乙は 業務従事者が本誓約に基づき課される守秘義務に違反した場合は 乙が本誓約に違反した ものとして その責任を負うものとする ( 乙による具体的措置の実施 ) 第 4 条乙は 業務従事者に対して入手した秘密情報を本件に必要な限度で開示 提供するものとする 2 乙は 甲の求めに応じて 業務従事者の

1 はじめに 本市では 平成 17 年に 鹿児島市安心安全まちづくり条例 を定め 地域の安全は地域で守る を基本理念に 市と市民 事業者等が連携 協働し 安心して安全に暮らせるまちづくりを進めてきました これまでに防犯パトロール隊や青色防犯パトロール車による防犯活動をはじめ 安心安全ネットワーク会議

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個人情報保護規程

とする 4 秘密情報へのアクセス 秘密情報の入手 利用 開示 提供 持出という行為には 秘密情報を記録した媒体へのアクセス及び秘密情報を記録した媒体の入手 利用 提供 開示 持出という行為も含むものとする 5 秘密情報の複製には 同一形式での複写 複製 ( 以下 単に複製という ) 以外にも 電磁的

仕 様 書

仕様書

1 / 7 名古屋港管理組合共通仕様書 ( 設計 測量 調査等業務 ) 改定表平成 29 年 7 月 ( 新旧対比表 ) 頁 行又は項目 原 文 改 定 摘 要 10) 総括監督員 とは 主に受注者に対する指示 承諾又は協議及び契約書 設計図書の記載内容に関する確認 10) 総括監督員 とは 主に受

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静岡市スポーツ競技大会出場補助金交付要綱(案)

第 1 はじめに 1 ガイドライン策定の目的安全で安心なまちづくりを進める上で 近年 防犯カメラの設置は広く有用であると認められており 市内においても防犯カメラの設置が進んでいます しかし その一方で 知らないうちに自分の姿が撮影され 目的外に利用されること等に不安を感じる市民の方もいます そこで

しなければならない 2. 乙は プライバシーマーク付与の更新を受けようとするときは プライバシーマーク付与契約 ( 以下 付与契約 という ) 満了の8ヶ月前の日から付与契約満了の4 ヶ月前の日までに 申請書等を甲に提出しなければならない ただし 付与契約満了の4ヶ月前の日までにプライバシーマーク付

贈与税の非課税措置にかかわる証明書等の発行業務約款

( 第 1 号様式 第 9 関係 ) 受付整理番号 平成 26 年度長期 東京芸術文化創造発信助成助成金交付申請書 公益財団法人東京都歴史文化財団理事長日枝久殿 1 2 申請団体名 : 団体 ( 事務所 ) 所在地 : ***-**** 東京都 区 **-**-** ビル *** 号室 代表者役職

平成27年度事業計画書

2 調査の実施 回収ア調査の実施方法受託者はセキュリティを確保し ストレスチェックの結果は実施者以外閲覧不可にして インターネットを活用して実施することとする 機構は 受託者に対し職員番号 氏名 所属部署 性別 生年月日 個人メールアドレス等のストレスチェックの実施に必要な情報を提供する 受託者はこ

再生の見通しなどを記載した 貸付あっせん書 を作成し, 本人の家計の状況や家計再生プ ラン等を貸付期間と共有し, 貸付の円滑 迅速な審査につなげる 7 業務の具体的な実施方法家計相談支援事業と自立相談支援事業は, アセスメントの結果や相談者の状況変化等の必要な情報を常に共有し, 適切に連携を図りなが

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平成 26 年 3 月 6 日千葉医療センター 地域医療連携ネットワーク運用管理規定 (Ver.8) 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク運用管理規定 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この運用管理規定は 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク ( 以下 千葉医療ネットワーク ) に参加

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1 ガイドライン策定の目的防犯カメラについては テレビや新聞で報道されているように 犯罪の解決や犯罪の抑止につながることなど その効果は社会的に認められており さまざまな施設に防犯カメラが設置されております しかし その効果が認知される一方で 防犯カメラにより個人のプライバシーなどの人権が侵害される

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Microsoft Word - (添付)業務委託仕様書(酒類削除ver).docx

Transcription:

委託仕様書 1 件名 アーツカウンシル東京 伝統芸能普及公演 の企画運営業務の委託について 2 実施目的公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京では 東京都が掲げる 東京文化ビジョン に基づき 東京ならではの独自性や多様性を追求しながら 日本の伝統文化 芸能を国内外へ広く発信するとともに 次代に継承し普及するため 都内各所の文化資源及び拠点等を活用し 伝統文化 芸能事業を実施している 本事業の一環として 本格的な伝統芸能公演をわかりやすく見せることで伝統文化 芸能に馴染みのない層 ( 特に若い世代や外国人 ) に伝統芸能の魅力をアピールすることを目的とした伝統芸能普及公演を実施する 3 委託内容 (1) 公演の企画及び運営業務公演を企画し 事前準備から当日運営を含め公演運営に係る一切の業務を行うこと (2) 公演の広報の立案 実施業務公演を周知させ 集客を図るための広報業務を行うこと 実施目的及び集客対象を考慮しながら 集客目標達成に向けた具体的な広報計画及びスケジュールを立案し 実施すること ただし 委託者が実施する広報業務と計画が重複した場合には 別途委託者と協議の上 代わりとなる広報を立案 実施すること (3) 公演の問い合わせ窓口業務一般及び広報の問い合わせ窓口業務を行うこと (4) チケット販売関連業務チケット票券管理 配券 発券 販売 精算等の業務を行うこと (5) 公演の実施記録 実施結果の報告及び提出公演の記録写真 映像 来場者数 事件 事故 苦情の有無等の実施結果及び実施内容の効果について検証した結果を報告すること (6) その他公演の実施に必要な業務全般 4 委託条件 (1) 公演の企画 実施ア公演の企画内容等 ( ア ) タイトル ( 公演名 ) 伝統文化 芸能に馴染みのない層 ( 特に若い世代や外国人 ) に対して 公演の内容が理解しやすいタイトル ( 公演名 ) を設定すること ( イ ) 公演の内容 1 伝統芸能の魅力をアピールするよう創意工夫を凝らした 本格的な伝統芸能公演をわかりやすく見せる 企画内容 構成とし 想定するジャンル 演目及び出演者を設定すること なお 飲食を伴う企画内容は認めないものとする 2 レクチャーや体験等の要素を入れるなど 伝統文化 芸能に馴染みのない層が伝統文化 芸能を理解する助けになるような工夫を行うことが望ましい 1

3 これまで受託者が実施した公演にはない オリジナルの内容を含むこと ( ウ ) 実施会場 日程受託者において 公演の内容及び集客に適した東京都内の会場を確保し 公演を実施すること 会場の規模は600 人程度以上の観客を収容できる会場とする 実施日数は1 日とし 平成 28 年 8 月 1 日 ( 月 ) から平成 29 年 2 月 2 8 日 ( 火 ) までとする ( 土日祝日が望ましい ) ただし 以下の日程は除くものとし 他のアーツカウンシル東京事業と日程が重複した場合は委託者と別途協議の上決定する 平成 28 年 9 月 18 日 ( 日 ) 19 日 ( 月 祝 ) 24 日 ( 土 ) 25 日 ( 日 ) 10 月 7 日 ( 金 ) 8 日 ( 土 ) 9 日 ( 日 ) 15 日 ( 土 ) 16 日 ( 日 ) 21 日 ( 金 ) 22 日 ( 土 ) 23 日 ( 日 ) 11 月 12 日 ( 土 ) 13 日 ( 日 ) 19 日 ( 土 ) 20 日 ( 日 ) 26 日 ( 土 ) 27 日 ( 日 ) 平成 29 年 1 月 1 日 ( 日 ) 2 日 ( 月 ) 3 日 ( 火 ) 4 日 ( 水 ) また 会場の使用にあたり関係諸官庁へ後援名義使用申請手続き等が必要な場合は 手続きの詳細について関係諸官庁へ確認後 委託者と手続き等の処理方法について調整すること ( エ ) 公演の実施時間集客に適切な時間設定とし 受託者の提案に基づき 委託者と協議の上決定するものとする ( オ ) 収入見積書及び経費見積書の策定公演内容及び運営体制を考慮した収入見積書及び経費見積書とすること ただし チケット販売及び協賛金等の収入は委託者に帰属することとする なお 公演当日の出演者のCD 等の物品販売は原則認めないものとする ( カ ) チケット料金等の設定 1 チケット料金については 一般料金 学生料金等に分け 集客が見込め かつ適正と思われる金額を設定すること ただし 一般のチケット料金の単価は下限 2,000 円から上限 6,000 円で設定し 学生チケットの料金も一般のチケット料金の設定と比較して妥当と思われる金額を設定すること 2 収入見積書の額を確保するよう努めること 収入が経費見積書で見込む事業額に満たない場合 原則 その差額を受託者が補てんするものとする 3 チケットの販売方法及び時期について集客に効果的と思われるスケジュールを提案すること ただし チケットの販売方法及び時期については委託者と協議の上決定するものとし チケットの発券 販売業務等は受託者が行うものとする ( キ ) 集客目標の設定集客対象 会場の規模 公演日時 チケット料金 発売日等を考慮して 適正な集客目標を設定すること ただし 委託者の招待及び関係者用の席として約 50 席を別途確保すること イ公演の運営業務 ( ア ) 公演の運営体制全体を総括する総括責任者 1 名のほか 運営 総務 経理 広報担当等の必要な人員を配置すること 委託者とのやり取りについては 統括責任者を通して行うこと 統括責任者は当日の指揮 監督を行い撤去作業まで立ち会うこと ( イ ) 運営体制及びフロー 2

事前に運営体制 連絡系統及び公演の内容を明確にし 実施までの全体スケジュールを作成の上 委託者に提出すること また 当日の運営マニュアルの作成を行い 公演実施 2 週間前までに 委託者と協議の上 提出すること なお 当日の運営マニュアルには 会場のレイアウト図 タイムスケジュール 会場アナウンス原稿 一般からの問い合わせ対応 ( チケット紛失やクレーム等 ) 受付 ロビー対応 緊急連絡対応( 荒天 天災による中止対応を含む ) 緊急連絡体制等を記載すること ( ウ ) 会場関係 1 受託者で選定した会場使用料を見込むこと 2 会場内及び会場周辺に会場案内等のサインを設置すること ( エ ) 当日対応 1 委託者と協議の上 総括責任者のもとに会場の責任者ほか必要な人員を配置すること 2 出演者紹介や実施内容等を掲載したパンフレットを作成し 会場において来場者全員へ配布すること パンフレットの内容 数量及び制作スケジュールについては事前に委託者へ協議すること パンフレットは 公演の基本情報 内容並びに伝統芸能に関する解説を日英併記するか もしくは 日本語表記のものに英語による解説を付した印刷物を配布すること なお 原稿を委託者に提出する際は 内容を確認する期間を考慮した上で 委託者と協議したスケジュールに遅滞のないよう努めること 3 海外からの観光客等の外国人来場者に向けて 公演当日 英語によるイヤホンガイドや字幕等 外国人来場者向けの効果的な仕組みを用意すること 4 公演実施当日は英語対応可能なスタッフを1 名以上配置すること 5 委託者と調整の上 招待受付のセッティング チラシの折り込み作業 委託者と出演者の楽屋挨拶セッティング アンケート回収等の業務を行うこと また 各事業に折り込むチラシについては 事前に委託者の承認を得ること 6 来場者の安全には 細心の注意を払うこと また 来場者の安全と便宜に配慮した適切な案内 誘導を行い 各スタッフには 事前に指導すること 7 非常時には 来場者の安全確保 避難誘導には万全を期すこと また 不測の事態が生じたときでも速やかに対応すること 8 その他 当日運営業務に関する一切の業務を行うこと ( オ ) 招待関連 1 招待者及び関係者の席数については 4(1) ア ( キ ) のとおりとし 配席や詳細の席数等については 委託者と別途調整の上 決定するものとする 2 当日は会場に一般受付とは別に 招待者及び関係者受付を設けること (2) 公演の広報の立案 実施業務ア広報計画の立案 実施 ( ア ) 集客対象 会場の規模 公演日時 チケット料金 発売日等を考慮して集客に向けた効果的な広報スケジュールとすること ( イ ) 公演の集客対象に訴求し 集客に繋がる広報 ( チラシ等の作成及び各種媒体を使った広報等 ) を効果的に計画し 実施すること 出広告等についても広報計画に盛り込むこと 例 ) チラシ制作 部納品 月チラシ配布計 箇所 ( 劇場へ折込 設置 ) 月実施 3

新聞半 2 段広告 月 2 回実施 サイドバナー広告 1ヶ月間 月 ~ 月 ( ウ ) 契約締結後 速やかに委託者と広報計画について協議し 実施すること ( エ ) 当初予定した広報計画を実施しても券売状況が芳しくない ( 設定時の集客目標を下回る ) 場合 追加で出広告を含めた広報計画を策定し 委託者と協議の上実施すること イ制作物の作成等 ( ア ) 全ての制作物及び広報物は事前に委託者の確認及び承認を得ること ( イ ) 委託者が提供するガイドラインに基づき 制作物を作成すること ( ウ ) チラシ等の制作物及び広報物については 事前に委託者と制作スケジュールを協議し その原稿提出等のスケジュールを守ること 外国人の参加を促すため チラシ等には公演の場所等の基本情報や内容について英語でも表記すること なお 委託者に提出する原稿は 出演者等と事前に十分協議したものとすること ウ広報協力 ( ア ) 委託者が広告等の広報業務を実施するにあたり 必要となる公演の出演者の画像等の広報用の素材を当事者の承諾を得た上で提供すること ( イ ) 取材やメディアからの問い合わせが入った場合には 委託者に速やかに連絡を行い 協力して対応を行うこと ( ウ ) 公演の開催時に 委託者指定のチラシ及びアンケートをパンフレットに折り込む等 東京都及び公益財団法人東京都歴史文化財団関連事業 東京都内で開催される伝統芸能関係のイベントの広報に協力すること アンケートについては 公演前に配布し 公演終了後に回収し 速やかに委託者に納品すること なお アンケートの様式については委託者より提供する ( エ ) その他 委託者が行う広報業務と連携し 協力すること (3) 公演の問い合わせ窓口業務ア問い合わせ窓口設置 ( ア ) 問い合わせ窓口として住所 電話番号 FAX 番号 メールアドレス等を公表の上 一般及び広報の窓口として設置すること 電話は 原則として10 時から1 8 時を一般からの問い合わせ受付時間と設定し 受付時間内には必ず対応できるよう人員を配置すること ( イ ) 問い合わせ窓口の設置期間については 平成 28 年 4 月 1 日から公演実施後 1ヶ月までとする イ問い合わせ報告業務当月末までの問い合わせ件数 内容等を取りまとめ 翌月の10 日までに提出すること ただし 10 日が土日祝日の場合には翌営業日までとする (4) チケット販売関連業務アチケット票券管理 配券 発券 販売等の業務 ( ア ) チケット販売は 委託者と協議の上 幅広い年代の客層が容易に購入できるよう プレイガイドで取り扱いを行うこと 公演実施会場でもチケット販売が可能な場合は委託者と協議の上 取り扱うこと ( イ ) 訪日外国人旅行者に向けて 国内及び海外から購入または申込可能な英語による申込サイトを設けることが望ましい ( ウ ) チケットの販売数 配券数については 委託者と調整の上 決定すること 4

イ精算作業に係わる業務 ( ア ) 本委託事業において発生する収入は委託者に帰属するものとし チケット売上による収納金については 委託者にチケット売上金額及び手数料金額の詳細がわかる興行精算書 チケット残券及び契約書等収納に係わる証書等を提出すること 金額確定後 収納金からチケット販売手数料 10%( チケット票券管理料等は含まない ) を差し引いた金額を 速やかに収納に係る証書等を添えて委託者へ納めること ( イ ) 委託者と協議の上 受託者が手売りでチケットを販売する場合は チケットの配券 チケット代の集金 入金までの一連の作業報告を委託者指定の書面にて提出すること 金額確定後 収納金 ( チケット定価の売上とし チケット販売手数料 チケット票券管理料等は差し引かない ) を 速やかにチケット残券及び収納に係る証書等を添えて 委託者へ納めること ( ウ ) 協賛金等の収入が発生する場合は 収納金は受託者が一括管理し 別途委託者が指示する方法により 金額確定後 速やかに収納に係る証書等を添えて 委託者へ納めること ウその他チケット販売に係る業務 ( ア ) チケット発売 参加受付開始前に 委託者と協議の上 招待席及びカメラ席等の非売席の配券 調整管理を行うこと ( イ ) チケット発売日及び申込開始日以降のチケットの売上及び参加受付状況を毎週 1 度 委託者に報告すること ( ウ ) 公演実施当日は 当日券販売の人員を手配 配置すること (5) 公演の実施記録 実施結果の報告及び提出 ( ア ) 実施記録事業実施の際には 撮影用カメラマン及び機材並びに映像用カメラマン及び機材の手配をし 記録写真撮影及び映像撮影を行い 委託者に納品すること また 記録映像及び記録画像は YouTube 等の各種媒体に事後広報として使用するため 映像配信 収録 公開を行うにあたり 事前に出演者及び来場者に承認を得ること ( イ ) 実施結果の報告及び提出 1 公演終了後翌営業日事件 事故の有無ただし 重大な事件 事故の場合には 直ちに 委託者へ報告すること 2 公演終了後 1 週間以内 来場者数の集計データ 受託者が受領したチケット収入等の金額 苦情の有無 事後広報用記録写真(WEB 掲載可能なもの ) 3 公演終了後 1ヶ月以内以下の項目をまとめた報告書 実施概要( 実施日時 場所 出演者 主催 共催等 ) 開催時の状況報告 スケジュール 内容 出演者プロフィール 制作物( チラシ ポスター等の制作物画像データ 配布先リスト等 ) 広報宣伝活動報告( パブリシティー メディア掲載リスト ) 5

クリッピング( 主な掲載記事のクリッピングデータ ) 企画段階で設定した目的 対象及び効果等に対して 公演実施後の結果を踏まえ その成果などについての検証 ( 必要な項目は別途委託者より指示する ) ( ウ ) 提出方法上記 ( ア ) 及び ( イ ) の報告は CD-R( 電子データ ) で2 部を提出すること (6) その他公演の実施に必要な業務全般ア納品された記録写真 記録映像及びその他制作物の著作権や本業務により得た一切の権利は委託者に帰属し 受託者は全ての著作権 ( 著作権法第 27 条及び第 28 条に規定する権利を含む ) を譲渡するものとする また 受託者は 委託者に対し 著作人格権を行使しないものとする ただし 当該記録写真及び記録映像において 報告書等に含まれる出演者等が被写体となっている写真及び映像の使用については事前にその使用態様につき 受託者を介して出演者等の了承を得るものとする また 通常の報告書としての利用範囲を超えて使用する場合も事前に受託者を介して出演者等の了承を得ること イ契約締結後 速やかに委託者と打ち合わせ 履行スケジュール 執行体制の調整を行うこと ウ委託者の指示に従い 定期打ち合わせ 説明会及び必要に応じ随時打ち合わせを行うこと エ公演の内容は 委託者との綿密な連絡調整の上で 委託者の実施意図が反映されたものとすること オ業務の実施にあたっては この契約によるほか法令等を十分に遵守すること カ公演に対して 実施に必要な保険を掛けること なお 保険の種類 範囲等については事前に委託者に協議の上 調整すること 5 個人情報の取扱い 情報セキュリティ及び事故等の対応 (1) 個人情報の保護の重要性に照らし 委託業務の実施にあたっては 別紙 個人情報の取扱いに関する特記事項 に則りその取扱いに適正を期し 個人の権利利益を侵害することのないよう努めること (2) 個人情報の取扱い及び情報セキュリティについて体制が整っていることを確認するため 契約締結時に受託者においてこれらを定めたプライバシーポリシー等の規定や情報セキュリティに関する安全管理措置 ( マニュアル ) 等を提出すること (3) 個人情報の漏えい及び情報セキュリティに関する事故を含め 公演に関係する事件 事故 苦情等が発生した場合には 速やかに委託者へ報告すること また 契約締結後速やかに委託者と調整し 緊急事態発生時の連絡体制を作成すること 6 履行場所 委託者と受託者が協議の上 決定する 7 履行期間 契約締結日から公演終了 2 ヶ月後まで ( ただし 最終履行日は平成 29 年 3 月末日ま でとする ) 8 支払方法 6

履行確認した後 受託者の請求に基づき一括で支払うこととする ただし 会場に支払う使用料については 履行途中であっても 受託者の請求に基づき 支払いできるものとする 9 環境により良い自動車利用本契約の履行にあたって自動車を使用し または利用する場合は 都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成 12 年東京都条例第 215 号 ) の規定に基づき 次の事項を遵守すること (1) ディーゼル車規制に適合する自動車であること (2) 自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法 ( 平成 4 年法律第 70 号 ) の対策地域内で登録可能な自動車利用に努めること なお 当該自動車の自動車検査証 ( 車検証 ) 粒子状物質減少装置装着証明書等の提示または写の提出を求められた場合には 速やかに提示または提出すること 10 契約情報の公表について 東京都の指導により 契約件名 御社名及び契約金額等を 決算の公表に合わせ て 当財団ホームページで公表する 11 その他 (1) 公演の企画 実施にあたっては 委託者と協議の上 進めること また 本委託仕様書に定めのない事項及び内容に疑義が生じた場合も 協議の上 決定すること (2) この公募公演については 平成 28 年第 1 回東京都議会定例会において東京都予算案の議決を得るとともに 公益財団法人東京都歴史文化財団理事会 評議員会において平成 28 年度予算案の議決及び承認を得た場合に正式な実施が確定する (3) 履行期間中に消費税率が上昇した場合においても 委託金額の変更はしない 12 担当公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京担当 : 菅原電話 03-6256-8434 FAX 03-6256-8829 7

個人情報の取扱いに関する特記事項 ( 個人情報の保護に係る受託者の責務 ) 第 1 受託者は この契約の履行にあたって 個人情報を取り扱う場合は 以下の事項を遵守し 個人情報の漏えい 滅失 き損の防止その他個人情報の適正な管理のために必要な措置を講じなければならない ( 再委託の禁止 ) 第 2 受託者は この委託仕様書に基づく委託業務を第三者に委託してはならない ただし 委託業務全体に大きな影響を及ぼさない補助的業務についてあらかじめ委託者の書面による承認を得た場合にはこの限りでない 2 前項ただし書に基づき委託者に承諾を求める場合は 再委託の内容 当該業務において取り扱う情報 再委託先 個人情報管理を含めた再委託先に対する管理方法等を文書で提出しなければならない ( 秘密の保持 ) 第 3 受託者は 第 2 第 1 項ただし書により委託者が承認した場合を除き 委託業務の内容を第三者に漏らしてはならない なお この契約終了後も同様とする 2 第 2 第 1 項ただし書により 委託者が承認した再委託先の秘密保持については 受託者の責任において管理するものとする ( 目的外使用の禁止 ) 第 4 受託者は この契約の履行に必要な委託業務の内容を他の用途に使用してはならない また 第 2 第 1 項ただし書により委託者が承認した部分を除き 契約の履行により知り得た内容を第三者に提供してはならない ( 複写複製の禁止 ) 第 5 受託者は この契約に基づく業務を処理するため 委託者から引き渡された原票 資料 貸与品等 ( 以下 原票等 という ) がある場合は 委託者の承認なくして複写または複製をしてはならない ( 個人情報の管理 ) 第 6 受託者は 委託者から提供された原票等のうち 個人情報に係るもの及び受託者が契約履行のために作成したそれらの記録媒体については 施錠できる保管庫または施錠 入退管理の可能な保管室に保管する等適正に管理しなければならない 2 受託者は 前項の個人情報の管理にあたっては 管理責任者を定め 内部における責任体制を確保しなければならない ( 受託者の安全対策と管理体制資料の提出 ) 第 7 受託者は 委託業務の適正かつ円滑な履行を図るとともに個人情報保護に万全を期するため 委託業務の実施に当たって使用する受託者の管理下の施設において 以下の事項について安全管理上必要な措置を講じなければならない (1) 委託業務を処理する施設等の入退室管理 (2) 委託者から提供された原票等の使用保管管理 (3) 契約目的物 契約目的物の仕掛品及び契約履行過程で発生した成果物 ( 出力帳票及び磁気テープ フロッピィ等の電磁的記録を含む ) の作成 使用 保管管理 (4) その他仕様等で指定したもの 2 委託者は 前項の措置について確認するため 受託者に対して 個人情報の管理を含めた受託者の安全管理体制全般に係る資料の提出を求めることができる 8

( 委託者の検査監督権 ) 第 8 委託者は 必要があると認める場合には 受託者の作業現場の実地調査を含めた受託者の個人情報の管理状況に対する検査監督及び作業の実施に係る指示を行うことができる 2 受託者は 委託者から前項に基づく検査実施要求または作業の実施に係る指示があった場合には それらの要求または指示に従わなければならない ( 資料等の返還 ) 第 9 受託者は この契約による業務を処理するため委託者から引き渡された原票等を 委託業務完了後速やかに委託者に返還しなければならない 2 前項の規定による返還時に 個人情報に係るものについては 第 6 第 2 項に定める個人情報の管理記録を併せて提出し報告しなければならない ( 記録媒体上の情報の消去 ) 第 10 受託者は 契約目的物の作成のために 受託者の保有する記録媒体 ( 磁気ディスク 磁気テープ パンチカード 紙等の媒体 ) 上に保有する 委託処理に係る一切の情報について 契約目的物に対する委託者の検査終了後 すべて消去しなければならない 2 前項の消去結果について 受託者は 記録媒体ごとに 消去した情報項目 数量 消去方法 消去日等を明示した文書で委託者に報告しなければならない 3 第 2 第 1 項ただし書により委託者が承認した再委託先がある場合には 再委託先の情報の消去について受託者の責任において行うとともに その状況を前項の報告とともに委託者に報告しなければならない ( 事故発生の通知 ) 第 11 受託者は 契約目的物の納入前に事故が生じたときには 速やかにその状況を書面により委託者に通知しなければならない 2 前項の事故が 個人情報の漏えい 滅失 き損等の場合には 漏えい 滅失 き損した個人情報の項目 内容 数量 事故の発生場所及び発生状況等を詳細に記載した書面により 速やかに委託者に報告し 委託者の指示に従わなければならない 3 前項の事故等が 東京都個人情報の保護に関する条例第 34 条または同 35 条に規定する明らかな違反行為であると認めた場合は 委託者の所在地を管轄する警察署へ通報する ( 委託者の解除権 ) 第 12 委託者は 受託者がこの特記事項に定める事項に違反した場合またはその他個人情報の保護に関する事項について問題があると認める場合はこの契約を解除することができる ( 疑義についての協議 ) 第 13 この取扱事項の各項目若しくは委託仕様書で規定する個人情報の管理方法等について疑義等が生じたときまたはこの取扱事項若しくは委託仕様書に定めのない事項については 両者協議の上定める 9