障害者自立支援給付費等請求エクセルシート操作手順書 ( 請求ワークシート ) 平成 18 年 10 月三版 株式会社アイシーエス
目 次 1 概要... 2 2 動作環境 / ファイル構成... 3 3 注意事項... 4 4 初期設定... 5 5 起動方法... 9 6 操作説明...11 6.1 画面の構成... 11 6.2 基本操作... 14 7 データ入力... 25 8 シートの自動計算について... 25-1 -
1 概要請求ワークシート (Excel 版 ) は 障害者自立支援給付費等で発生した請求データを指定されたフォーマットで CSV データに変換するためのツールです 作成した CSV データをFD 等に保存して国保連合会殿に提出することにより 障害者自立支援給付費等請求業務を行うことが可能です 請求ワークシートのブックは事業者番号単位及び 請求先市町村毎にデータを作成します ( 図 1) また それぞれのブック内で受給者単位に1シートを使用します Excel ファイルの名前の付け方は任意です 図 1 請求ワークシート ( ファイル ) は事業者番号毎に作成 - 2 -
2 動作環境 / ファイル構成 請求ワークシート (Excel 版 ) は EXCEL 及び EXCEL の VBA を使用して CSV ファイルを作成します そのため 動作環境として以下の PC スペックが必要です OS Windows95 以上 (Windows2000 Professional SP2 以上を推奨 ) (Windows95 Windows98 Windows Me Windows NT4.0 Windows2000 Windows XP) CPU PentiumII 以上のCPU ( 動作クロック速度 500MHz 以上を推奨 ) メモリ容量 64MB 以上の RAM(256MB 以上を推奨 ) 必要なソフトウェア Microsoft Excel 97 以上 (Microsoft Excel 2000 以上を推奨 ) (Microsoft Excel 97 Microsoft Excel 2000 Microsoft Excel 2002) - 3 -
3 注意事項 請求ワークシートを使用するにあたって以下の事に注意してください 1 請求ワークシートのバックアップ何らかの原因で請求ワークシートが正常に動作しなくなる可能性があります 必ずバックアップを取ってから請求ワークシートをご使用ください 2 セキュリティレベルの設定セキュリティレベルが 高 に設定されている場合 請求ワークシートを使用する事ができません メニューバーから ツール (T) マクロ(M) セキュリティ(S) を選択して セキュリティレベルを 中 に設定してください (4. 初期設定参照 ) 3 CSVファイルの修正請求ワークシートで作成したCSVファイルを請求ワークシート以外で扱わないでください データが壊れる可能性があります 4 請求ワークシートの操作請求ワークシートを使用する際は 必ず本操作説明書に従って操作を行ってください 5 EXCELのバージョンによる相違本操作説明書に記載されている画面はMicrosoft Excel 2002 等での画面です バージョンにより画面 操作等が異なる場合があります 各バージョンでの操作の詳細は ヘルプを参照してください - 4 -
4 初期設定請求ワークシートを使用するにあたって以下の初期設定を行います 1 請求ワークシートの格納配付された請求ワークシートをPCの任意のフォルダに格納してください 図 1 請求ワークシートの保存 請求ワークシートと請求明細書の様式の対応は 以下のようになっています No 請求ワークシート名 対応請求明細書様式 1 様式 2_ 明細書.Xls 様式第二介護給付費 訓練等給付費明細書 ( 共同生活介護 共同生活援助以外 ) 単票イメージの帳票です 印刷可同一個人で明細書が複数になる場合は CSV 出力 ( データ請求 ) はできません 様式 2_ 明細書 100 行.Xls のシートを使用してください 2 様式 2_ 明細書 100 行.Xls 様式第二介護給付費 訓練等給付費明細書 ( 共同生活介護 共同生活援助以外 ) 明細行が 100 行まであります データ請求専用のシートです 請求書イメージで印刷することはできません 3 様式 3_ 明細書.Xls 様式第三介護給付費 訓練等給付費明細書 ( 共同生活介護 共同生活援助 ) 単票イメージの帳票です 印刷可同一個人で明細書が複数になる場合は CSV 出力 ( データ請求 ) はできません - 5 -
4 様式 4_ 請求書.Xls 様式第四サービス利用計画作成費請求書単票イメージの帳票です 印刷可能明細書が複数になる場合は CSV 出力 ( データ請求 ) はできません 様式 4_ 請求書 100 行.Xls のシートを使用してください 5 様式 4_ 請求書 100 行.Xls 様式第四サービス利用計画作成費請求書明細行が 100 行まであります データ請求専用のシートです 請求書イメージで印刷することはできません 6 様式 2 障害児施設明細書.Xls 様式第二障害児施設給付費等明細書単票イメージの帳票です 印刷可同一個人で明細書が複数になる場合は CSV 出力 ( データ請求 ) はできません 7 様式 6_ 明細書.xls 様式第 6 特例介護給付費 特例訓練等給付費明細書単票イメージの帳票です 印刷可同一個人で明細書が複数になる場合は CSV 出力 ( データ請求 ) はできません 様式 6_ 明細書 100 行.Xls のシートを使用してください 8 様式 6_ 明細書 100 行.xls 様式第 6 特例介護給付費 特例訓練等給付費明細書明細行が 100 行まであります データ請求専用のシートです 請求書イメージで印刷することはできません 2 セキュリティレベルの設定 (1) プログラムメニューからMicrosoft Excelを選択し 起動します 図 2 Microsoft Excel の起動 - 6 -
(2) メニューバーから ツール (T) マクロ(M) セキュリティ(S) を選択します ( 図はEXCEL2002の画面 図 3 セキュリティレベルの選択 (3) 図 3の画面が表示されますので セキュリティレベルが 高 (H) または 低 (L) にチェックされている場合は 中(M) をクリックします (4) OK ボタンを押下し セキュリティレベルの設定を終了します - 7 -
(5) ファイル(F) 終了(X) を選択し Microsoft Excelを一度終了させてください 図 4 Microsoft Excel の終了 - 8 -
5 起動方法 1 マイコンピュータ エクスプローラー等から請求ワークシートを選択し ダブルクリックします 図 1 ファイルの選択 2 Microsoft Excel が起動し 図 2 の画面が表示されます 図 2 マクロの有効 / 無効 3 図 2 の画面上の マクロを有効にする (E) をクリックします - 9 -
4 ツールが起動し 下図のような入力画面 ( 様式第二の場合 ) が表示されます - 10 -
6 操作説明 6.1 画面の構成 シートには 入力項目 出力項目 共通表示項目 ボタン があります 入力項目の項目移動は TAB キーで行なうことができます 入力項目 ボタン 出力項目 共通表示項目 項目の説明項目名 背景色 説明 入力項目 白色 請求に必要な項目を入力します 簡単なシンタックスチェック ( 属性 桁数等 ) を行ないます 入力不可項目 灰色 入力不可の項目です 自動表示項目 黄色 共通シートの情報および自動計算の結果を出力します ボタンの説明 項目名受給者追加当月算定額計算削除受給者検索 CSV 出力 説明新しい受給者の情報を登録するため 新規シートを追加します シート名に受給者番号を設定します 請求額集計欄を自動計算します 詳しくは 25 ページを参照既存のシートを削除します 該当受給者番号のシートを検索します ブック内の全シート ( 受給者請求情報 ) を CSV ファイルに出力します - 11 -
シートには 市町村番号 サービス提供年月 事業者番号 地域区分といった各シート共通で使用するデータを入力する 共通シート と各明細書のデータを入力する 受給者シート があります また市町村コードを参照する 市町村情報シート があります 各シートの入力方法は 6.2 基本操作を参照してください 共通シート共通項目を入力します 受給者シート受給者毎の明細情報を入力します - 12 -
市町村情報シート受給者シートの請求先の市町村番号を入力するための参照シートです - 13 -
6.2 基本操作 データの入力は以下の手順で行なってください (1) 新規にデータを入力する場合 新規登録共通シート入力請求情報入力保存 新規登録 (2) 入力したデータを修正する場合 受給者検索請求情報修正保存 (3) 入力したデータを削除する場合 受給者検索削除保存 (4) 入力したデータを CSV ファイルに出力する場合 CSV 出力 (5) 前月のデータを今月も使用する場合 前月フォルダの コピー 共通シート修正 変更箇所の修正 受給者の追加削除 保存 各シートの共通表示項目 (6.1 画面の構成参照 ) は 共通シートの内容を修正することにより全ての受給者のシートに反映されます つまり 先月と同一の請求を行なう場合は共通シートの項目を修正するだけで前月と同一のデータが作成できます また 共通シートの項目を修正して 前月と請求が異なる受給者の情報を追加 修正 削除するだけで今月分のデータを作成することが可能ですので 作業の軽減が可能となります 月遅れ請求がある場合は 月遅れ請求用のワークシートを新規に作成しデータを作成してください - 14 -
(1) 新規にデータを入力する場合には 以下の手順で入力してください 1 起動する EXCEL シートをダブルクリックします 2 データが1 件も入力していない場合 共通 および 市町村情報 シートのみ存在します 図様式二の共通シート - 15 -
図様式第四の共通シート 以下の項目を入力してから 受給者追加 ( 市町村追加 )) のボタンをクリックしま す # 項目名 入力内容 1 請求年月日 和暦年月日を入力します ( 様式第四のみ ) 2 サービス提供年月 和暦年月を入力します 3 事業者番号 サービス事業者の事業者番号を 10 桁で入力します 4 市町村番号 請求先市町村番号を 6 桁で入力します - 16 -
3 受給者追加 のボタンをクリックすると 受給者証番号の入力を促すダイアログが出力します 請求を行なう受給者証番号 ( 様式第四は市町村番号 ) を入力してください 4 入力した受給者番号のシートが追加されました 必要な項目を入力してください 入力内容は紙での請求と同様です 5 請求額集計欄を自動計算する場合には 給付費明細欄及び 請求額集計欄のサービス種類コード 単位数単価 給付率を入力後 当月算定額計算ボタン をクリックしてください - 17 -
6 データの入力完了後 引き続き次の受給者証番号を入力する場合には 新規登録ボタン をクリックしてください 7 以下 3~5 の繰り返しで請求を行なう受給者の情報を入力してください 8 入力が終了したら ファイル (F) 終了(X) を選択し Microsoft Excel を終了させてください 引き続き請求データ出力をおこなう場合には P23 2 以降の手順を実行してください - 18 -
(2) 入力したデータを修正する場合には 以下の手順で入力してください 1 起動する EXCEL シートをダブルクリックします 2 受給者検索 ボタンをクリックします - 19 -
3 受給者検索 のボタンをクリックすると 受給者証番号の入力を促すダイアログが出力します 検索を行なう受給者証番号を入力してください 4 入力した受給者番号のシートが選択されました 必要な項目を修正してください 5 入力が終了したら ファイル (F) 終了(X) を選択し Microsoft Excel を終了させてください - 20 -
(3) 入力したデータを削除する場合には 以下の手順で入力してください 1 起動する EXCEL シートをダブルクリックします 2 受給者検索 ボタンをクリックします - 21 -
3 受給者検索 のボタンをクリックすると 受給者証番号の入力を促すダイアログが出力します 検索を行なう受給者証番号を入力してください 4 入力した受給者番号のシートが選択されました 削除 ボタンをクリックしてください 確認メッセージが出力します 確認後 削除 ボタンをクリックしてください 5 ファイル(F) 終了(X) を選択し Microsoft Excel を終了させてください - 22 -
(4) 入力したデータを CSV ファイルに出力する場合には 以下の手順で入力してください 1 起動する EXCEL シートをダブルクリックします 2 CSV 出力 ボタンをクリックします - 23 -
3 CSV 出力 ボタンをクリックすると 確認のダイアログが出力します 請求件数と金額を確認後 出力する場合には はい (Y) ボタンをクリックしてください 表示する合計金額には特定障害者特別給付費及び 高額障害福祉サービス費 ( 様式 6) は含まれていません 4 ファイル名を付けて保存のダイアログボックスが表示されます 任意のフォルダに保存してください 請求シートと同じフォルダに保存することを推奨します 初期表示のファイル名は 事業者番号 + 市町村番号 + 様式番号 + サービス提供年月 5 出力が終了したら ファイル (F) 終了(X) を選択し Microsoft Excel を終了させてください - 24 -
7 データ入力 各様式についての入力方法は 請求書をそのまま入力するイメージです 詳しくは 支給決定事務処理要領の請求書の記載方法を参照してください 注意事項請求額集計欄にはゼロ 0 と空白を区別して入力してください 例えば上限管理後利用者負担額に0を入力すると最終的な利用者負担額は0 円になりますので 注意してください 8 シートの自動計算について当月算定額計算ボタンをクリックすると 請求額集計欄 ( 給付単位数も ) がすべて自動計算されます ( サービス種類コード 単位数単価 給付率 ) を先に入力しないと自動計算されません 社会福祉法人等軽減後利用者負担額 調整後利用者負担額 調整後社会福祉法人等軽減額 調整後利用者負担額 ( 短期用 ) 上限管理後利用者負担額は入力項目になりますので 入力がある場合は 入力後に再度 当月算定額計算ボタンをクリックして計算しなおしてください 請求額集計欄の給付率の /100 をクリックすると総費用額 請求額 利用者負担額 2 上限月額調整のみが自動計算されます 自動計算される項目については 直接金額を入力することもできます 当月算定額計算ボタンをクリックすると 請求額集計欄がすべて自動計算されます /100 をクリックすると 総費用額 請求額 利用者負担額 2 上限月額調整が自動計算されます - 25 -