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資料32-2-2 深海掘削検討会報告書(平成24年3月 独立行政法人海洋研究開発機構 深海掘削検討会)

(FA ) A FA FA FA B. FA C 3 () FA FA FA ()

1981 i ii ➀ ➁ 61


平成26年度国家公務員給与改定に伴う公定価格等の取り扱いについて

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

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ファミリービジネスの重要性と健全な発展に必要な視点

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東京都江戸東京博物館

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

NEWS 2020 速報 の一部を改正する法律案 REPORT 総会の様子 2025 GDP 3 02 vol

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1180年、源頼朝は鎌倉に入り、政治の中心をこの地に置いた

4 施策別計画 4 施策別計画 施策別計画の見方 施策の方向性を示しています 関連する施策と連携の内容を示して 取組の目標を示しています います なお 市民協働や人権 行政 施策の必要性を示しています の効率化などを内容とする まちづ 取組の現状と課題を示しています くりを進めるための基盤 である施

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CharacterSets.book Japanese

資料1 第1回会議のポイントについて

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により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

1. 実現を目指すサービスのイメージ 高齢者や障害者 ベビーカー利用者など 誰もがストレス無く自由に活動できるユニバーサル社会の構築のため あらゆる人々が自由にかつ自立的に移動できる環境の整備が必要 ICT を活用した歩行者移動支援サービスでは 個人の身体状況やニーズに応じて移動を支援する様々な情報

➀ ➁

活動状況調査

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

中間報告書

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資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

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報道発表資料(新宿駅屋内地図オープンデータ)

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

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報道関係者各位 平成 29 年 4 月 4 日 横浜市 東京急行電鉄株式会社 次世代郊外まちづくり が次のステージへ ~ 横浜市と東急電鉄が共同で進めるまちづくりの包括協定を更新 ~ 横浜市と東京急行電鉄株式会社 ( 以下 東急電鉄という ) は 2012 年 4 月に締結した 次世代郊外まちづくり

本多通信工業株式会社


資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局


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有緝(ゆうしゅう)まちづくり計画

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

な取組 日本や東京の文化 歴史を学び 日本人としての自覚と誇りを涵養主な取組 東京都国際交流委員会 * を再構築し 外国人への生活サポートを推進主な取 様々な広報媒体の活用などによる障害者への理解促進主2020 年に向けた取組の方向性 1 オリンピック パラリンピック教育を推進するとともに 多様性を

「(仮称)姫路市地域IT基本計画」の概要について

【資料1】平成28年度予算案における子ども・子育て支援新制度の状況について

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このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的


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8 月 : 新大阪駅周辺地域について 都市再生緊急整備地域の候補となる地域として公表 10 月 : 第 3 回大阪港ベイエリアに関する意見交換会 を開催 11 月 : 旧成人病センター跡地等に関するマーケットリサーチ結果の公表 ( 予定 ) グランドデザイン 大阪都市圏 の推進 淀川沿川の広域連携型

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています



第2巻/1-5

姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

子ども・子育て支援新制度について

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区域の整備 開発及び保全に関する方針土地利用の方針 地区施設の整備の方針 地区の立地特性を踏まえ 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るため 土地利用の方針を以下に定める 1 国際化に対応した業務 商業 宿泊等の多様な機能に加え 氷川神社と連携した江戸文化や赤坂地域の魅力を伝える歴史

ボランティア行動等実態調査【速報】

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository 九州大学百年史第 7 巻 : 部局史編 Ⅳ 九州大学百年史編集委員会 出版情報 : 九州大学百年史. 7, 2017

(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

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沖縄でのバス自動運転実証実験の実施について

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

子ども・子育て支援新制度について 平成28年4月

二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

「オリンピック・レガシーに関する意識調査」(第2回)結果概要

市民自治の捉え方 市民自治 市民参加協働 市民の自立的な活動 市の領域 協働の領域 市民の領域 市の責任と主体性によって独自に行う領域 市の主体性が強く 市民が市に協力する領域 市民と市がそれぞれの主体性のもとに協力して行う領域 市民の主体性が強く 市が市民に協力する領域 市民の責任と主体性によって

目次 第 1 章計画の基本方針 1 1 策定の趣旨 1 2 東京 2020 大会ビジョンの共有 1 3 基本コンセプト 2 4 基本目標 ( 創出するレガシー ) 2 5 計画の期間 2 第 2 章アクション 3 1 共通の取り組み 3 2 基本目標スポーツ振興 4 3 基本目標観光振興 5 4 基

岩瀬グローバルタウン構想 d 岩瀬グローバルタウン構想 世界とつながる街 IWASE 世界とつながる街 IWASE 世界で活躍するひとづくり 国際感覚あふれたまちづくり 互いの文化を認め合う地域づくり

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下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

問題意識 1 現状 現在の制度 (1) 交付金 件数 : 326 件 (H19) 557 件 (H23) 雪害 震災除く 支援額 : 168 百万 (H19) 180 百万 (H23) 雪害 震災除く 一事業当たりの支援額 : 約 50 万円 (H19~21) 約 35 万円 (H22~23) 交付

平成 22 年 4 月 9 日新しい公共円卓会議資料 平成 2 2 年 4 月 9 日第 5 回 新しい公共 円卓会議谷口委員提出資料 ソーシャルビジネスの振興について 1. 新しい公共とソーシャルビジネスの関係 2. ソーシャルビジネスの課題とこれまでの取り組み 3. 事業者及び支援者が集う 場

構成 1 第 1 章 IoT 時代の新たな地域資源 1. IoT 時代の新たな地域資源とその可能性 2. 新たな地域資源の活用に向けた基本的視点 第 2 章地域におけるオープンデータ ビッグデータ利活用の推進 1. 地域におけるオープンデータ利活用の現状と課題 2. 地域におけるビッグデータ利活用の

新事業・サービスの創出プロセスと各プロセスに含まれるタスク

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子ども・子育て支援新制度について

24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

~ 目次 ~ Ⅰ 第 4 次大阪府文化振興計画について 1 (1) 策定趣旨 ( 基本的考え方 ) (2) 計画期間 (3) 計画の全体概要 Ⅱ 目指す将来像 3 Ⅲ 基本理念 4 Ⅳ 施策の方向性 5 基本方向 A 文化創造の基盤づくり( 施策 1~3) 基本方向 B 都市のための文化 ( 施策

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

(2) 施策目標 施策目標 1 日本人と外国人が共に活躍できる環境の整備 東京で暮らす外国人が日本人と同様に能力を最大限発揮し 活躍できるよう 子供の教育支援等に着実に取り組む また 外国人ビジネスパーソン等の生活に関するサポートや外国人留学生等に対する就業 起業支援等を行い 外国人が東京で一層活躍

Transcription:

1 2 1

3 2

4 3

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6

➀ 東京と東北のコンタクトゾーン 7

➁ブラックホールからの脱却 ➂ 近代アジアのなかの東京 8

➃ 文化資源区の具体戦略 9

➄ 文化資源区という価値創造 10

11

➀ 江戸のコスモポリタニズム ➁ 神保町 近代学術発祥の街 12

➂ 上野 華やかなイベント空間 13

➃ 学生と出版の街 / 芸術と宗教の街 14

➄ 都心北 東から都心南 西へ 15

➅ 分断されていった都心北地域 ➆ 都心北の潜在的文化資源 16

➇レガシー = 継承としてのオリンピック 17

18

➀ A) B) C) D) E) F) G) H) I) J) K) 19

➁ ➂ A) B) C) D) 20

E) F) G) A) B) C) D) E) F) ➃ 21

A) B) C) D) 22

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➅ ➆ 24

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➀ 28

➁ ➀ 29

➁ ➂ ➃ ➀ ➁ 30

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第4章 これからの取組と推進主体 1 想定スケジュール 第1ステージ 2014 年 2016 年 1 2014 年 6月 10 月 東京文化資源区構想策定委員会 座長 伊藤滋早大特命教授 発足 構想中間報告案発表 第1回ラウンドテーブル開催と同時 TRANAS ARTS TOKYO 2014 開催 12 月 構想の推進母体となる 東京文化資源会議 仮称 設置準備会開催 2 2015 年 2月 5月 東京文化資源会議 以下 会議 と略 設立総会 構想最終報告とりまとめ 東京文化資源区構想 第1回公開シンポジウム開催 6月 会議第 1 回役員会 総会開催 10 月 会議の文化プログラム 環境プログラム骨子とりまとめと公表 11 月 文化資源による地域活性化に取り組む国内各都市との全国連絡会開 第 2 回公開シンポジウム開催 東京オリンピック パラリンピック文化プログラムへの計画提案 セミナー等独自企画実施 各地域文化資源活性化活動との連携 3 2016 年 文化プログラム 環境プログラムの順次実施 東京ビエンナーレ企画委員会発足 第 1 回 文化資源による都市活性化世界会議 の開催 世界文化都市指標の開発 国 都 3区 大学 民間組織等が連携した 東京文化資源区推進委員会 仮称 等新しい推進体制の編成準備 秋以降 東京オリンピック パラリンピック文化プログラムの企画 実施支援 セミナー等独自企画実施 各地域文化資源活性化活動との連携 第2ステージ 2017 年 2020 年 1 2017 年 2020 年東京ビエンナーレ 仮称 開催準備組織発足 東京オリンピック文化プログラムの実施支援 民官産学連携の 東京文化資源区推進委員会 仮称 発足 38

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41

資料 資料目次 1 東京文化資源区構想策定調査委員会 委員名簿 2 東京文化資源区内の文化財情報図 3 地域文化資源連携活用のダイアグラム イメージ 谷根千の事例 42

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図は地域の文化的資源と活動主体と人材 文化資源区につながる目標と仕組み 取り組みの状況の関係性を整理したものである 通称 谷根千地区では 文化 環境に関する活動の地道な積み重ねがあり それが新たな地域の資源の創出に結びついている 大きな木や寺 商店街と古民家 銭湯 井戸 路地といったまちの生活の風景とそこでの生活 芸術とものづくりの場としての歴史という文化資源に対し 文化プログラムにあたる体験 交流の活動 環境プログラムにあたる防災と歴史文化資源の保全 活動の取り組み 安心して楽しく暮らすためのより生活に密着した活動があり それぞれの問題意識にゆるやかなつながりがみられる 谷根千地区では 地域としての守りたいものや防ぎたいことを共有し 文化資源の危機と保全 活用の機会に対する感度を上げ これまでそれぞれの活動で培われた知識や経験 人のつながりを新たな問題の解決や活動の展開に活かせるようにするために これらの活動の間にゆるやかなネットワークの形成とアーカイブの構築 活用に取り組んでいく 49

地域資源アーカイブは 地域内で大切にしたいものや課題を共有し人をつなげること 目的を持った訪問者の来訪を促すための情報発信に資することを目指すものである 特に本地域では 地域雑誌 谷中 根津 千駄木 (1984-2006) や 谷中地区まちづくり基礎調査 ( 平成 14 年 台東区 東京芸術大学 ) を通じて 資料の収集と基礎的な整理が行われている アーカイブでは まずこれらの資料を今後の活動に活かすこと また 緑 道 歴史的建造物といった空間的な要素と地域内の活動の対象や活動の実績 ( 失敗事例も含め ) とを結びつけることで 事象を介して人のネットワークに到達するような仕組みづくりを目標とする ワークショップを通じて 地域を把握するためのアーカイブのカテゴリーのあり方 アーカイブサイトとしての運営の手法を検討し 地域資源に関わるアーカイブ活動としての一つのモデルを示す 50

谷根千地区では 地域の安心で楽しい暮らしが 文化資源区としての基本となる 生活者の気持ちや気付きを反映するために 谷根千のなかでも谷中 上野桜木 千駄木 根津 根岸などの地区を基本的な活動単位として これを基盤に谷根千地区としてのネットワーク会議を組織する それぞれの地区では 町会 消防団などの自治団体 PTA や教育 保育機関といった団体と地域の様々な世代の活動団体とのネットワークを構築し ネットワーク会議では 地区をよく知るキーパーソンを後見役に 機動力のある活動団体のメンバーをつなぎ役としながら 谷根千地区としての情報共有や文化資源区としての活動との連携を図る 51

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