目 次 Ⅰ. 会の機関活動 1. 総会 1 2. 理事会 1 3. 委員会 3 4. 政府機関との会議など 11 Ⅱ. 調査研究活動 1. 調査研究活動 調査団派遣 海外支部活動 データベース化の推進 情報収集 管理システム 情報提供サービ

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目 次 Ⅰ. 会の機関活動 1. 総会 1 2. 理事会 1 3. 委員会 3 4. 政府機関との会議など 11 Ⅱ. 調査研究活動 1. 調査研究活動 13 2. 調査団派遣 15 3. 海外支部活動 16 4. データベース化の推進 17 5. 情報収集 管理システム 17 6. 情報提供サービス活動 17 7. 各種アンケート調査 18 Ⅲ. 人材育成 研修活動 1. 月例セミナー 19 2. 海外要員養成講座 20 3. 契約管理セミナー 21 4. 海外リスクセミナー 国際建設プロジェクトにおけるクレーム管理セミナー 22 5. 外国コンサルタントセミナー 22 6. プロジェクトマネージャー養成講座 22 7. 海外研修セミナー 24 8. 国際プロジェクトリーダー養成モデルプログラム 24 9. その他のセミナー 26 Ⅳ. 国際協力 交流活動 1. 多国間交流 27 2.2 国間交流 27 3. 海外教育機関との交流の推進 28 4. その他国際交流の推進 29 5. 海外からの来訪者など 31

Ⅴ. 広報活動 1. 会報 OCAJI の誌面の充実 33 2. ホームページの充実 33 3. 技術紹介資料等の作成 配布 33 4. 国際見本市出展 IGEM 2011(International Greentech & Eco Products Exhibition & Conference Malaysia) 34 5. 報道関係への記者発表 34 Ⅵ. わが国建設業の海外展開支援 1. わが国政府開発援助などに関する要望 35 2. わが国政府およびJICA 等とのODA 事業推進に向けた意見交換の実施 35 3. 自由貿易協定 経済連携協定交渉の推進に係る対応 35 4. わが国建設業の海外建設事業促進のための海建協活動の強化及び国に対する要望に係る提言 35 Ⅶ. 報告書及び出版物の作成 36 Ⅷ. 役員 会員 委員会委員 海外事務所 1. 役員 37 2. 会員 38 3. 委員会委員 39 4. 国土交通省関係 47 5. 海外事務所 48. 資料 Ⅰ. わが国政府開発援助等に関する要望 50 Ⅱ. 英国レディング大学との教育交流覚書 55 Ⅲ. わが国建設業の海外建設事業促進のための海建協活動の強化及び国に対する要望に係る提言 63 注 : 本文中 氏名は敬称略 株式会社は ( 株 ) 独立行政法人は( 独 ) 社団法人は( 社 ) 財団法人は ( 財 ) 一般社団法人は( 一社 ) 一般財団法人は( 一財 ) 公益社団法人は( 公社 ) とします

Ⅰ 会の機関活動 1. 総会 (1) 平成 23 年度 ( 第 57 回 ) 通常総会 ( 平 23.5.18 東京建設会館 ) 正会員 39 名が出席 委任状提出者 8 名で総会が成立した 下記事項について審議を行い いずれも原案どおり承認 可決した 議案審議第 1 号議案平成 22 年度事業報告 ( 案 ) 第 2 号議案平成 22 年度決算 ( 案 ) 第 3 号議案平成 23 年度事業計画 ( 案 ) 第 4 号議案平成 23 年度会費基準 ( 案 ) 第 5 号議案平成 23 年度予算 ( 案 ) 第 6 号議案役員改選 (2) 平成 23 年度臨時総会 ( 平 23.9.22 KKR HOTEL 東京 ) 正会員 43 名が出席 委任状提出者 5 名で総会が成立した 下記事項について審議を行い いずれも原案どおり承認 可決した 議案審議第 1 号議案理事補充選任及び新理事選任第 2 号議案一般社団法人への移行認可申請第 3 号議案定款変更 ( 案 ) 第 4 号議案公益目的支出計画 2. 理事会 第 1 回 ( 平 23.5.11) 理事 30 名が出席 委任状提出者 8 名で理事会が成立した 下記事項について審議を行い いずれも原案どおり承認 可決した 審議事項 1. 平成 23 年度 ( 第 57 回 ) 通常総会開催 2. 平成 23 年度通常総会付議議案 (1) 第 1 号議案平成 22 年度事業報告 ( 案 ) - 1 -

(2) 第 2 号議案平成 22 年度決算 ( 案 ) (3) 第 3 号議案平成 23 年度事業計画 ( 案 ) (4) 第 4 号議案平成 23 年度会費基準 ( 案 ) (5) 第 5 号議案平成 23 年度予算 ( 案 ) (6) 第 6 号議案役員改選 3. 会員の入会 4. わが国政府開発援助等に関する要望 報告事項 1. 平成 22 年度海外建設受注実績 ( 未定稿 ) 第 2 回 ( 平 23.5.18 東京建設会館 ) 理事 27 名が出席 委任状提出者 11 名で理事会が成立した 下記事項について審議を行い いずれも原案どおり承認 可決した 審議事項 1. 会長及び副会長等の選任 第 3 回 ( 平 23.8.12 書面表決 ) 理事 37 名が表決書を提出し 本理事会が成立した 下記事項について審議を行い いずれも原案通り承認 可決した 審議事項 1. 会員の入会 2. 理事の死亡及び理事の辞任に伴う後任の補充選任 第 4 回 ( 平 23.9.14) 理事 31 名が出席 委任状提出者 6 名で理事会が成立した 下記事項について審議を行い いずれも原案どおり承認 可決した 審議事項 1. 平成 23 年度臨時総会開催 2. 平成 23 年度臨時総会付議議案 (1) 第 1 号議案理事補充選任及び新理事選任 (2) 第 2 号議案一般社団法人への移行認可申請 (3) 第 3 号議案定款変更 ( 案 ) (4) 第 4 号議案公益目的支出計画 - 2 -

報告事項 1. 平成 23 年度わが国政府開発援助等に関する要望 2. 海外建設展開検討部会 3. 平成 23 年度海外建設受注実績 (4 月 ~7 月間 ) 第 5 回 ( 平 23.12.27 書面表決 ) 理事 38 名が表決書を提出し 本理事会が成立した 下記事項について審議を行い いずれも原案通り承認 可決した 審議事項 1. 会員の入会 第 6 回 ( 平 24.3.13 書面表決 ) 理事 38 名が表決書を提出し 本理事会が成立した 下記事項について審議を行い いずれも原案通り承認 可決した 審議事項 1. 国際会議費引当金取崩し 2. 一般社団法人への移行認可申請に係る内容の一部変更 3. 委員会 (1) 総務委員会 会の運営に関する事項について審議を行い 事業活動の推進を図った 第 1 回 ( 平 23.4.26) 1. 平成 23 年度通常総会開催 2. 平成 23 年度通常総会付議議案 (1) 平成 22 年度事業報告 ( 案 ) (2) 平成 22 年度決算 ( 案 ) (3) 平成 23 年度事業計画 ( 案 ) (4) 平成 23 年度会費基準 ( 案 ) (5) 平成 23 年度予算 ( 案 ) (6) 役員改選 3. 平成 23 年度わが国政府開発援助等に関する要望 4. 委員長の選任 - 3 -

第 2 回 ( 平 23.9.2) 1. 平成 23 年度臨時総会開催 2. 平成 23 年度臨時総会付議議案 (1) 理事補充選任 (2) 一般社団法人への移行認可申請 (3) 定款変更 (4) 公益目的支出計画 第 3 回 ( 平 24.2.15) 1. わが国建設業の海外建設事業促進のための海外建設協会活動の強化及び国に対する要望に係る提言 2. 一般社団法人海外建設協会定款の変更 3. 国土交通省等と海外建設協会の意見交換会 ( 案 ) 4. 一般社団法人海外建設協会の理事の構成 - 運営部会 - 第 1 回 ( 平 23.4.21) 1. 部会長の選任 2. 平成 23 年度第 1 回理事会付議事項 (1) 平成 23 年度通常総会開催 (2) 平成 23 年度通常総会付議議案 1) 平成 22 年度事業報告 ( 案 ) 2) 平成 22 年度決算報告 ( 案 ) 3) 平成 23 年度事業計画 ( 案 ) 4) 平成 23 年度会費基準 ( 案 ) 5) 平成 23 年度予算 ( 案 ) 6) 役員改選 3. 平成 23 年度わが国政府開発援助等に関する要望 ( 案 ) 第 2 回 ( 平 23.5.26) 1. 海外建設協会事業 2. わが国建設業の海外展開検討委員会設置 第 3 回 ( 平 23.7.22) 1. 会員の入会 2. 平成 23 年度臨時総会開催 3. 平成 23 年度臨時総会付議議案 1) 定款変更案の停止条件付決議 2) 関連規程の停止条件付決議 3) 役員案の停止条件付決議 - 4 -

4) 一般社団法人への移行認可申請 5) 公益目的計画 4. その他 1) わが国政府開発援助等に関する要望 2) 海外建設展開検討部会 3) 国土交通省の国際部門強化 4)IFAWPCA 第 39 回香港大会 5)2016 年 IFAWPCA 東京大会開催に向けたスケジュール 6) 海外事業新会社 第 4 回 ( 平 23.8.30) 1. 平成 23 年度臨時総会開催 2. 平成 23 年度臨時総会付議議案 1) 理事補充選任 2) 一般社団法人への移行認可申請 3) 定款変更 ( 案 ) 4) 公益目的支出計画 3. その他 1) わが国政府開発援助等に関する要望 2) 韓国調査 3) 中国対外承包工程商会との情報交換会開催 第 5 回 ( 平 23.11.30) 1. 海外建設展開検討部会 2. 英国 レディング大学との交流事業 3.IFAWPCA 第 39 回香港大会 4. 中国対外承包工程商会との交流 第 6 回 ( 平 23.12.22) 1. 海外建設展開検討部会 要望提言 ( 案 ) 2. 前田大臣 中東アフリカ大使との懇談会 3. アタッシェとの連絡会 4.IFAWPCA 第 42 回日本大会 5. 日韓 韓日建設協力協議会第 23 回総会 第 7 回 ( 平 24.2.7) 1. わが国建設業の海外建設事業促進のための海外建設協会活動の強化及び国に対する要望に係る提言 2. 国土交通省等と海外建設協会の意見交換会 ( 案 ) 3. 貿易保険の活用 4. 前田大臣 アジア諸国駐日本大使並びに関係民間企業代表者との懇談会 - 5 -

5. 一般社団法人海外建設協会の理事の構成 第 8 回 ( 平 24.2.24) 1. 一般社団法人への認可申請における申請箇所の一部変更 - 海外建設展開検討部会 - わが国建設業の海外展開を促進するための協会活動の強化策や国への要望事項を取りまとめるため 検討部会を設置した 同部会では アジア地域だけでも約 8 兆米ドルにのぼるインフラ需要に対応するため 会員のアンケート結果及び韓国の海外事業展開に関する調査結果を踏まえ 検討を行い わが国建設業の海外建設事業促進のための海建協活動の強化及び国に対する要望に係る提言 を取りまとめた 同提案は 競争力強化 受注率向上を図るため 海建協活動の強化に関する提言 11 項目 国への要望 6 項目の計 17 項目で構成されている 同提言は平成 24 年度の事業計画に盛り込むこととなった 第 1 回 ( 平 23.7.13) 1. 委員紹介 2. 座長選任 3. 海外建設展開検討部会の趣旨及び今後のスケジュール 4. 資料説明 5. 意見交換 第 2 回 ( 平 23.9.16) 1. 韓国の調査報告 2. 海外建設協会からのアンケート 3. 会員の海外展開に必要と思われる国及び海建協のアクション 第 3 回 ( 平 23.10.27) 1. 建設産業専門工事業の海外進出についてのヒアリング ( 社 ) 建設産業専門団体連合会 ( 建専連 ) 常務理事 道用光春 ( 社 ) 全国基礎工業協同組合連合会 ( 全基連 ) 会長 梅田 巌 牧野好太郎 ( 社 ) 全国コンクリート圧送事業団体連合会 ( 全圧連 ) 会長 佐藤勝彦 武内伸一 ( 社 ) 日本機械土工協会 ( 日機協 ) 常務理事 保坂益男 2. 海外建設協会からのアンケート結果 第 4 回 ( 平 23.11.11) 1. 講演 日揮のプロジェクト海外展開 日揮 ( 株 ) 理事営業本部中東 北アフリカ営業部部長 吉田明朗氏 - 6 -

2. アンケート結果に対する協会提案 第 5 回 ( 平 23.12.16) 1. わが国建設業の海外事業促進のための海建協活動の強化及び国に対する要望に係る提 言 ( 案 ) の検討 作成 第 6 回 ( 平 24.1.26) 1. 海外建設展開検討部会提言について ( 最終まとめ ) - 海外安全研究会事務局活動 - 海外での事故 事件及び災害などについて 各種情報を収集し 会員をはじめ国土交通省及び関連機関へ次の報告を行った タイ ( バンコク アユタヤ ) の洪水による被害状況の把握 (2) 調査研究委員会 第 1 回 ( 平 23.4.20) 1. 委員長の選任 2. 平成 23 年度通常総会開催 3. 平成 22 年度事業報告 ( 案 ) 4. 平成 23 年度事業計画 ( 案 ) 5. 平成 23 年度 ODA 要望 ( 案 ) について 6. 第 3 回コンサルテーション ( ホーチミン ) 報告 研究会 - 契約管理研究会 - 第 1 回 ( 平 23.8.30) 第 2 回 ( 平 24.3.14) - 契約管理用語集改訂改訂部会 - 第 1 回 ( 平 23.4.14) 第 2 回 ( 平 23.5.19) 第 3 回 ( 平 23.6.15) 第 4 回 ( 平 23.9.20) 第 5 回 ( 平 24.2.28) 第 6 回 ( 平 24.3.29) - 同分科会 - 第 1 回 ( 平 23.12.8) 第 2 回 ( 平 23.12.21) 第 3 回 ( 平 24.1.11) 第 4 回 ( 平 24.1.18) 第 5 回 ( 平 24.1.27) 第 6 回 ( 平 24.2.8) - 7 -

- 契約管理用語集改訂和英索引部会 - 第 1 回 ( 平 23.5.24) 第 2 回 ( 平 23.6.7) 第 3 回 ( 平 23.6.23) 第 4 回 ( 平 23.7.6) 第 5 回 ( 平 23.7.19) 第 6 回 ( 平 23.8.4) 第 7 回 ( 平 23.8.24) 第 8 回 ( 平 23.9.7) 第 9 回 ( 平 23.9.28) 第 10 回 ( 平 23.10.13) 第 11 回 ( 平 23.10.25) 第 12 回 ( 平 23.12.7) - 無償研究会 - 第 1 回 ( 平 23.4.13) 第 2 回 ( 平 23.8.3) 第 3 回 ( 平 24.2.13) 第 4 回 ( 平 24.3.14) - 有償研究会 - 第 1 回 ( 平 23.4.11) 第 2 回 ( 平 23.8.3) 第 3 回 ( 平 23.12.2) 第 4 回 ( 平 24.3.13) - 外務省との非公式意見交換会 - 第 1 回 ( 平 23.6.8) 第 2 回 ( 平 23.12.12) -JICA 等との意見交換会など- < 説明会 / 意見交換会 > 円借款事業における紛争裁定委員会 (Dispute Board) 設置に係わる具体的運用指針 ( 案 ) についての説明 意見交換会 ( 平 23.8.31) 有償案件の個別テーマ (STEP 事前説明会の改善 片務的契約条項 デザインビルド ) に係わる意見交換会 ( 平 23.10.21) JICA 円借款調達ガイドラインの改訂に係わる説明 意見交換会 ( 平 23.12.2) 有償案件のデザインビルドに係わる意見交換会 ( 平 23.12.8) ベトナム有償案件に係わる意見交換会 ( 平 23.12.22) 無償資金協力における予備的経費の検討状況に関する説明 意見交換会 ( 平 24.2.13) -STEP 案件に関する事前説明会等 - 南北高速道路建設事業 ( ベンロック~ロンタイン間 )( 第 1 期 ) ( 平 23.4.13) モンゴル国新ウランバートル国際空港建設事業 ( 平 23.6.3 平 23.10.14) パキスタン国東西道路改修事業 ( 国道 N70 号線 ) ( 平 23.7.7) ベトナム国ラックフェン国際港建設事業 ( 道路 橋梁 / 港湾 ) ( 平 23.7.14) フィリピン国パッシグ マリキナ川河川改修事業 (Ⅲ) ( 平 23.10.31) ベトナム国ハノイ市都市鉄道建設事業 (2 号線 ) ( 平 24.1.18) スリランカ国 バンダラナイケ国際空港プロジェクト ( 平 23.9.6 平 24.1.24) - 8 -

- アフリカ研究会 - 第 1 回 ( 平 24.2.21) - 中国研究会 - 第 1 回 ( 平 23.9.27) - インド研究会 - 第 1 回 ( 平 23.8.29) 第 2 回 ( 平 24.3.21) インド視察団報告会 ( 平 23.8.29) -プロジェクト創生研究会( 講演会 )- 第 1 回 ( 平 23.11.25) - 建設産業の海外展開における課題検討会 ( 国建協との意見交換会 )- 第 1 回 ( 平 23.7.28) 第 2 回 ( 平 24.2.2) <ODA 無償分科会 > 第 1 回 ( 平 23.9.16) 第 2 回 ( 平 23.10.31) 第 3 回 ( 平 23.12.20) <ODA STEPその他円借款分科会 > 第 1 回 ( 平 23.9.13) 第 2 回 ( 平 23.10.21) 第 3 回 ( 平 23.12.1) 第 4 回 ( 平 23.12.20) <デザインビルド分科会 > 第 1 回 ( 平 23.9.20) 第 2 回 ( 平 23.10.26) 第 3 回 ( 平 23.12.6) 第 4 回 ( 平 23.12.8) (JICAとの意見交換) <PPP 分科会 > 第 1 回 ( 平 23.9.20) 第 2 回 ( 平 23.10.20) ( 銀行との意見交換 ) 第 3 回 ( 平 23.10.26) 第 4 回 ( 平 23.12.6) 第 5 回 ( 平 24.1.31) (JICAとの意見交換) (3) 研修委員会 第 1 回 ( 平 23.4.19) 1. 委員長の選任 2. 平成 23 年度通常総会開催 3. 平成 22 年度事業報告 ( 案 ) 4. 平成 23 年度事業計画 ( 案 ) - 9 -

第 2 回 ( 平 23.8.1) 1. 平成 23 年度の研修事業の実施状況 2. 平成 23 年度研修事業の実施予定 3. わが国建設企業に対する海外建設人材確保 育成支援事業 ( 国土交通省請負事業 ) の実施 4. 海外建設協会が取り組むべき研修体系の整備 第 3 回 ( 平 23.12.22) 1. 平成 23 年度研修事業 2. 平成 23 年度わが国建設企業に対する海外建設人材確保 育成支援事業 ( 国土交通省請負事業 ) の実施 1) 国際建設プロジェクトリーダー養成プログラム 2) 人材交流制度の構築及びフォローアップ (4) 国際協力委員会 第 1 回 ( 平 23.4.18) 1. 委員長の選任 2. 平成 23 年度通常総会開催 3. 平成 22 年度事業報告 ( 案 ) 4. 平成 23 年度事業計画 ( 案 ) 第 2 回 ( 平 23.7.12) 1.IFAWPCA 第 39 回香港大会開催 2.IFAWPCA 第 42 回東京大会 (2015 年 ) へ向けた準備作業 3. 日韓 韓日建設協力協議会関係行事 1) 東京 / ソウルにおけるセミナー開催 2) 韓国視察団の受け入れ 第 3 回 ( 平 23.12.20) 1.IFAWPCA 関連 1)IFAWPCA 第 39 回香港大会 ( 報告 ) 2)IFAWPCA 第 42 回東京大会へ向けた準備 2. 日韓 韓日建設協力協議会関係行事 1) 韓国視察団の受け入れ ( 報告 ) 2) 日韓 韓日建設協力協議会第 24 回総会開催 3)OCAJI 韓国視察団派遣 3. 中国対外承包工程商会および韓国 海外建設協会との交流 - 10 -

(5) 広報委員会 第 1 回 ( 平 23.4.20) 1. 委員長の選任 2. 平成 23 年度通常総会開催 3. 平成 22 年度事業報告 ( 案 ) 4. 平成 23 年度事業計画 ( 案 ) 5. 技術紹介冊子 DVD Japanese Construction Industry, Today の制作 6. 海外建設協会ホームページのリニューアル 第 2 回 ( 平 24.2.14) 1. 海外建設協会ホームページの改善 2. 今後の海外建設協会の広報活動 3. その他 1) 技術紹介資料冊子 Japanese Construction Industry, Today 及びDVD Japan s Construction Industry, Today の完成報告 2) マレーシア環境 エネルギー国際見本市の概要報告 - 広報企画部会 - 第 1 回 ( 平 23.5.13) 4. 政府機関との会議など 海外建設事業に係る諸問題に関し 政府及び関係機関並びに関係団体の連絡会 意見交換会に出席するとともに 定例的な連絡会などを開催し 事業の推進を図った (1) 国土交通省関係 1) 国土交通省土地 建設産業局長及び国際関係担当幹部との意見交換会 ( 平 24.3.15) 国土交通省土地 建設産業局長及び国際関係担当幹部と海建協会員会社の海外担当役員との意見交換会を開催し 今後の海外建設活動促進に係る諸問題についての意見交換を行った 2) 国土交通省国際建設振興室 国際政策課との意見交換会 ( 平 23.8.26) 3) 国土交通省新任アタッシェとの連絡会 ( 平 24.1.30) 平成 24 年度国土交通省から各国大使館へ派遣される新任アタッシェ ( 建設 運輸部門で21カ国 25 地域のうち21カ国 23 地域への派遣予定者が参加 ) と当該国に精通している会員会社との情報及び意見交換を行った - 11 -

(2) 関係団体 1) 日本建設業連合会専務理事会 ( 平 23.4.18/6.20/7.14/9.16/10.17/11.21/12.13/ 平 24.2.14/3.22 日本建設業連合会 ) 2) 日本建設業連合会理事会 ( 平 23.4.27/6.23/7.20/9.21/10.19/11.22/12.20/ 平 24.2.16/3.26 日本建設業連合会 ) (3) 祝賀会など 1) 建設 11 団体新春賀詞交換会 ( 平 24.1.5 東京プリンスホテル ) 2) 海外建設協会新年懇親会 ( 平 24.1.19 都市センターホテル ) - 12 -

Ⅱ 調査研究活動 1. 調査研究活動 わが国建設業の国際競争力を強化するとともに 各種の受託事業に対応するため以下の研究会を設け 調査 研究を行った (1) 研究会活動 1) 契約管理研究会 契約管理用語集 の改訂および和英索引( 新規追加 ) の編纂作業を前年度から継続した また 国際建設プロジェクトの契約管理 をテキストに用いた 契約管理セミナー 海外リスク管理の一環としての クレーム管理セミナー を実施したほか 前年度刊行した 英文サンプルレター集 をテキストに用いて 国際プロジェクトリーダー養成モデルプログラム の中で 海外建設英文レター作成のポイント と題するセミナーを新たに実施した また 外国人弁護士によるセミナーの企画検討を行った 2) 無償研究会無償案件の 予備的経費 の試行的運用状況についてJICAと意見交換を実施したほか 無償資金協力の制度改善を図ることを目的とし JICAの 無償資金協力における詳細設計調査の実施状況調査 に協力した また 政府に対するODAの改善に係わる要望内容について検討を行った 3) 有償研究会ベトナム円借款に係わる第 3 回コンサルテーション会合の報告を行うとともに JICA と円借款案件に係わる個別テーマ (STEP 案件の事前説明会 片務契約条項 デザインビルド方式の問題 ) の改善のための意見交換 紛争裁定委員会 (Dispute Board) 設置に係わる具体的運用指針 ( 案 ) に係わる意見交換 JICA 円借款調達ガイドラインの改訂に係わる意見交換 ベトナム有償案件に係わる意見交換会を実施したほか JICA 主催のSTEP 案件事前説明会などへの参加協力を行った また 外務省と工事代金の未払い問題などについて意見交換を実施したほか 政府に対するODAの改善に係わる要望内容について検討を行った 4) 中国研究会中国の環境都市造りに係わる講演を実施するとともに 国交省から最近の中国との交渉 対話の状況 ( 直接受注制度 資質等級 外資企業の受注制限 建造師手続 支店設置 地域格差是正等 ) の報告や 国交省への要望事項 各社の中国展開の現状 中国の - 13 -

建設関連団体との交流等について意見交換を行った 5) インド研究会 インド経済の現状に係わる講演を実施するとともに 各社の現状報告並びに視察団派遣等に関する意見交換を行った 6) アフリカ研究会アフリカ案件の動向について情報及び意見交換を行うとともに 在ケニア日本国大使館派遣予定のアタッシェおよびJICAアフリカ部の関係者を招き アフリカ案件の改善に係わる要望と意見交換を行った 7) プロジェクト創生研究会 新規分野の一例として フランスの水事業に係わるビジネス展開について フランス企業の関係者を招いて講演会を開催した 8) 建設産業の海外展開における課題検討会 ( 国建協との意見交換会 ) 本年度から本格的にコンサルタント業界との意見交換を開始し 全体会議の開催のほか 4 分科会 ( 無償 有償 デザインビルド PPP) の開催 関係機関 業界へのヒアリングなどを通じて 中間報告をとりまとめ JICAと意見交換を行った (2) 調査活動 1) ベトナム国事業監理能力向上支援業務 ( 国土交通省委託事業 ) ベトナム国でのインフラ整備における事業監理 ( 品質確保 安全管理等 ) や個別技術に関する事業実施機関の理解を促進するため 先方のニーズ 必要な技術等について調査し また現地セミナーの実施支援等を行い 事業監理能力向上の支援を行なった 具体的には ベトナム国における事業実施機関の事業監理体制 ( 品質確保 安全管理等 ) や先方のニーズについて調査を行い 課題の分析と ベトナム国において事業監理体制 ( 品質確保 安全管理等 ) に関するセミナーの実施を支援し あわせて現場視察を行い それらの結果を報告書としてとりまとめた 2) カンボジア国事業監理能力向上支援業務 ( 国土交通省請負事業 ) カンボジア国のインフラ整備における事業監理 ( 品質確保 安全管理 ) について 事業実施機関の事業監理体制 課題 ニーズについて現地調査を行い 分析を行うとともに カンボジアから来日した公共事業運輸省 Tauch Chankosal( トイ チャンコサール ) 副大臣以下幹部 4 名に対し 官民合同により 日カンボジア安全 品質管理セミナー を開催するとともに 現場視察の受入を実施し それらの結果を報告書としてとりまとめた - 14 -

3)ODA 事業の建設工事の安全管理に関する調査研究 (JICA 委託業務 ) 我が国 ODAによる建設工事に関し 関係者に対する工事中の災害や事故の防止 低減に資する情報の提供を目的とするため 当該工事を実施している開発途上国 ( スリランカ カンボジア ケニア ベトナム インドネシア ) において 労働安全衛生関連の法制度 行政 建設工事における安全リスクとその背景 安全管理の現状 失敗 成功事例 教訓などの情報を収集した その結果をもとに 災害や事故の防止 低減のために関係者が留意すべき事項や取り組むべき課題等を考察し 最終的に今後工事関係者が取り組むべき方向性を報告書にとりまとめた さらに 工事関係者及びJICA 内部関係者向けに調査研究概要の報告会 (JICA 主催 ) を実施した 4) インドネシア及び米国における各種の調査研究 (3 建設業保証会社委託事業 ) インドネシアの建設市場に関する調査 米国のブローカーと保証会社及び前払いボンド制度の実態調査 及び 米国の標準請負契約約款 と国内契約約款の比較調査 について調査 研究し 報告書として取りまとめた 2. 調査団派遣 プロジェクト案件の発掘形成などの目的で次の各調査団を派遣した (1) 案件形成調査団 1) ベトナム調査団 調査対象国: ベトナム 調査期間 : 平成 23 年 12 月 4 日 ~12 月 9 日 (6 日間 ) 調査団員 : 横塚雅実 ( 社 ) 海外建設協会嘱託他 1 名 調査期間 : 平成 24 年 2 月 26 日 ~3 月 3 日 (7 日間 ) 調査団員 : 横塚雅実 ( 社 ) 海外建設協会嘱託他 2 名 2) ミャンマー調査団 調査対象国: ミャンマー 調査期間 : 平成 23 年 12 月 4 日 ~12 月 10 日 (7 日間 ) 調査団員 : 鈴木恵 ( 社 ) 海外建設協会国際企画部副部長他 2 名 3) ネパール調査団 調査対象国: ネパール 調査期間 : 平成 24 年 3 月 24 日 ~3 月 31 日 (8 日間 ) 調査団員 : 木下献一 ( 社 ) 海外建設協会嘱託他 1 名 - 15 -

(2) 請負および委託事業関係調査団 1) ベトナム国事業監理能力向上支援業務 ( 国土交通省委託事業 ) 調査対象国: ベトナム 調査期間 : 平成 23 年 9 月 4 日 ~9 月 9 日 (6 日間 ) 平成 23 年 10 月 10 日 ~10 月 15 日 (6 日間 ) 調査団員 : 団長中山隆 ( 社 ) 海外建設協会常務理事団員矢原和幸 国際企画部部長 2) カンボジア国事業監理能力向上支援業務 ( 国土交通省請負事業 ) 調査対象国: カンボジア 調査期間 : 平成 23 年 11 月 13 日 ~11 月 19 日 (7 日間 ) 調査団員 : 鈴木恵 ( 社 ) 海外建設協会国際企画部副部長 3) プロジェクト研究 ODA 事業の建設工事の安全管理に関する調査研究 (JICA 委託業務 ) < 第一次調査 > 調査対象国: スリランカ カンボジア 調査期間 : 平成 23 年 9 月 25 日 ~10 月 11 日 (17 日間 ) 調査団員 : 団長中山隆 ( 社 ) 海外建設協会常務理事 団員羽原啓司 国際企画部課長 < 第二次調査 > 調査対象国: ケニア 調査期間 : 平成 23 年 10 月 29 日 ~11 月 8 日 (11 日間 ) 調査団員 : 団長中山隆 ( 社 ) 海外建設協会常務理事 団員羽原啓司 国際企画部課長 3. 海外支部活動 < 平成 23 年度末の海外支部 (23 支部 )> 北京 上海 台北 ソウル 香港 マニラ クアラルンプール バンコク シンガポール ブルネイ ジャカルタ べトナム インド コロンボ カイロ トルコ ドバイ ナイロビ ロンドン デュッセルドルフ ロスアンゼルス メキシコ サンパウロ 平成 23 年度は シンガポール ジャカルタ べトナム クアラルンプール ドバイ支部との懇談会を実施し 進出会員会社が抱える問題点 今後の課題などについての情報 意見交換を行った 各支部は 幹事会社を中心に 次の活動を行った 1 当該国の経済情勢 開発計画及び建設関連プロジェクトの動向に関する情報収集 - 16 -

2 在外公館との情報交換及び連絡 3 現地建設業界や関連業界との交流の促進 4 わが国からの建設関連の調査 視察団に対する各種便宜供与 4. データベース化の推進 会員の海外受注実績のデータを処理し 会員をはじめ関係者への提供サービスを効率的に行うとともに 各種調査研究の利用に供した (1) 海外受注実績データベース会員の協力のもと 会員の海外事業展開及び協会活動に効果的に利用できるよう海外受注実績データベースの充実を図り 会員の利用に供した (2) 人材登録制度会員及び関連企業の海外発展の人材確保を図るため 豊富な海外工事経験を有する人材の活用を図った 5. 情報収集 管理システム 海外建設に関連する各種情報 資料及び文献図書などを収集するとともに それを資料室に収蔵し会員の利用に供した (1) 情報収集活動海外支部を通じて海外建設活動関連の情報を収集した (2) 資料室公開会員をはじめ海外建設事業に関心を有する一般の人々に資料室を公開した 6. 情報提供サービス活動 収集した情報のうち 刊行物 データベースなどにより会員に提供した主なものは次のとおり (1) 会報 OCAJI ( 隔月刊 ) (2) 平成 22 年度 (2010 年度 ) 海外建設受注実績 (3) 平成 23 年 3 月末時点の海外工事派遣人員 (4) 海外建設工事受注実績速報 ( 毎月 ) (5) 海外建設工事受注実績データベース ( 随時 ) (6) メールサービス ( 随時 ) - 17 -

7. 各種アンケート調査 (1) 海外建設工事受注実績 に係るアンケート ( 月次調査及び年次調査 ) (2) フィリピンにおける懸案事項 要望事項に関するアンケート ( 平 23.7) (3) タイにおける懸案事項 要望事項に関するアンケート ( 平 23.7) (4) 海外事業に対する中長期的な取り組み 並びに国の支援及び 協会業務についてのアンケート ( 平 23.9) (5) 台湾における懸案事項 要望事項に関するアンケート ( 平 23.10) (6) 建設企業の海外展開に係るアンケート ( 平 23.12) (7) 平成 24 年度 ODA 要望 ( 有償 無償関係 ) ( 平 24.1) (8) 地方 中小建設企業から大手建設企業への人材交流支援に関するアンケート ( 平 24.2) (9) 大手建設企業への海外の設計事務所への人材派遣に関するアンケート ( 平 24.2) (10) 京都大学の外国人留学生に対する我が国建設企業に係る意識調査 ( 平 24.2) - 18 -

Ⅲ 人材育成 研修活動 会員の役職員の知識及びノウハウ向上を図るため海外建設活動に不可欠な事項及びテーマによりセミナー 講座及び講演会を開催した 1. 月例セミナー 各界の専門家 有識者を講師として 時宜にかなった次のテーマによりセミナーを開催した 第 1 回 外から見た日本の建設業 ( 平 23.4.27) -ベクテルの災害復興事例を交えた多様な業務の紹介と 外国企業の目から見た日本の建設業の将来像 - 宮﨑丈彦オーバーシーズベクテル INC. 副社長 日本支社長 第 2 回 震災復興と官民パートナーシップ ( 平 23.5.10) - 震災復興に活用可能な海外のPFI 事例にみる真の官民連携のあり方 - 熊谷弘志アビームコンサルテイング ( 株 ) 社会基盤 サービス統括事業部デイレクター 第 3 回 信義誠実の原則( シビルロー )VS 公正の原則 ( コモンロー ) ( 平 23.6.21) 海藤勝 ( 社 ) 海外建設協会国際建設プロジェクトアドバイザー ( 英国仲裁人協会フェロー ) 第 4 回 近隣 3カ国 ( 中国 韓国 台湾 ) の積算事情 ( 平 23.7.21) - 各国の積算基準と価格情報の国際比較 - 橋本真一 ( 財 ) 建設物価調査会総合研究所経済研究部部長池原一彦同総合研究所技術研究部次長主席研究員 第 5 回 平成 23 年度わが国の経済協力について ( 平 23.8.5) - 有償資金協力 無償資金協力について- 佐藤勝外務省国際協力局事業管理室長 第 6 回 ビジネス環境の整備 紛争の解決について ~ 投資協定や貿易保険の活用 ( 平 23.10.17) - 投資協定 経済連携協定の概要と我が国の締結状況 - 国土交通省総合政策局国際政策課 - 投資協定の活用方法 - 経済産業省通商政策局経済連携課 - 海外建設プロジェクトと投資協定仲裁 - - 19 -

井口直樹アンダーソン 毛利 友常法律事務所弁護士 - 貿易保険におけるDAB 裁定の扱い- ( 独 ) 日本貿易保険 (NEXI) 第 7 回 最近の海外における安全管理 危機管理に対する対策 ( 平 23.10.45) - 不透明なアジア 中東情勢におけるリスクにどう対処するか- 萩隆之介 ( 株 ) オオコシセキュリティコンサルタンツ 第 8 回 今後の海外事業展開の新しい考え方について ( 平 23.11.21) 黒田孝次日本高速道路インターナショナル ( 株 ) 代表取締役社長 第 9 回 米国における災害対応 復旧復興と公共事業 ( 平 23.12.21) -ハリケーン カトリーナとニューオリンズ再生- 山口悦弘財団法人建設経済研究所研究理事 第 10 回 世界のインフラ市場に挑む ( 平 24.1.27) 市原健介日本貿易振興機構 (JETRO) 機械 環境産業部長 第 11 回 香港における建設市場とストーンカッターズ橋の建設 ( 平 24.2.16) 浅野雅行前田建設工業 ( 株 ) 土木事業本部技術顧問平井卓横河工事 ( 株 ) 東京建設本部土木工事部部長 第 12 回 日印交流とインフラ計画の現状について ( 平 24.3.30) 篠田邦彦経済産業省通商政策局アジア大洋州課長 2. 海外要員養成講座 海外経験の浅い会員会社社員及び関係者を対象に 業務編 と 生活編 で構成した2 日間の講座を開催した (1) 第 1 回 ( 平 23.7.14~15) 第 1 日 ( 業務編 ) 海外建設活動の現況 松井波夫 ( 社 ) 海外建設協会総務部長 海外工事の基礎知識 玉田智弘東急建設 ( 株 ) 国際事業部事業推進部次長 海外工事契約の基礎知識 加藤武 ( 社 ) 海外建設協会国際建設プロジェクトアドバイザー ( 契約部門 ) 海外工事における調達と輸送 篠澤潤一清水建設 ( 株 ) 建築事業本部海外調達契約部長 - 20 -

第 2 日 ( 業務編 生活編 ) 海外工事における経理の実務 内田顕鹿島建設 ( 株 ) 海外事業本部企画管理部長 海外工事における保険 保証( ボンド ) 中瀬邦夫大成建設 ( 株 ) 国際支店管理部総務室次長難波正之 管理部経理室課長代理 海外赴任のための心得 吉田厚元 ( 社 ) 日本在外企業協会海外安全アドバイザー (2) 第 2 回 ( 平 24.3.22~23) 第 1 日 ( 業務編 ) 海外建設活動の現況 松井波夫 ( 社 ) 海外建設協会総務部長 海外工事の基礎知識 小倉隆大成建設 ( 株 ) 国際支店プロジェクト管理部管理室長 海外工事契約の基礎知識 加藤武 ( 社 ) 海外建設協会国際建設プロジェクトアドバイザー ( 契約部門 ) 海外工事における調達と輸送 篠澤潤一清水建設 ( 株 ) 建築事業本部海外調達契約部長 第 2 日 ( 業務編 生活編 ) 海外工事における経理の実務 内田顕鹿島建設 ( 株 ) 海外事業本部次長兼企画管理部長 海外工事における保険 保証( ボンド ) 中瀬邦夫大成建設 ( 株 ) 国際支店管理部総務室次長古宮弘章 管理部経理室課長 海外赴任のための心得 吉田厚元 ( 社 ) 日本在外企業協会海外安全アドバイザー 3. 契約管理セミナー ( 平 23.10.27~28 エンパイヤビル ) 専門的に契約管理 クレーム処理などを担当する関係者を対象とした講座を開催した 第 1 日 契約の成立とその解釈 建設プロジェクトの契約 契約の手順と形態 星野浩清水建設 ( 株 ) 国際支店法務部長 国際建設プロジェクトの契約約款 FIDICレッドブックの主要条項 エンジニアの役割 林幸伸日本工営 ( 株 ) コンサルタント海外事業本部契約管理室長 FIDICレッドブックにおける契約管理 クレームの基本的な手法 紛争の解決と回避 加藤武 ( 社 ) 海外建設協会国際建設プロジェクトアドバイザー ( 契約部門 ) - 21 -

第 2 日 契約に関わる留意事項 新しいプロジェクトの遂行 茂木仁志西松建設 ( 株 ) 海外支社商務部部長 入札書類の作成 契約交渉 着工 ファイリング システム 田島正樹 ( 株 ) 大林組海外支店企画管理部担当部長 追加費用クレーム 工期延長 工事促進及び工事の混乱 小倉隆大成建設 ( 株 ) 国際支店プロジェクト管理部管理室長 コンサルタントによる入札評価 クレームの査定 林幸伸日本工営 ( 株 ) コンサルタント海外事業本部契約管理室長 クレームの発生確認とその手続き クレーム書類の作成 クレームの交渉 加藤武 ( 社 ) 海外建設協会国際建設プロジェクトアドバイザー ( 契約部門 ) 4. 海外リスクセミナー 国際建設プロジェクトにおけるクレーム管理セミナー ( 平 24.3.1) FIDIC MDB 版における具体的なクレーム管理手法 に関する実務者向けの講座 ( 第 3 回 ) を開催した 講師 : 加藤武 ( 社 ) 海外建設協会国際建設プロジェクトアドバイザー ( 契約部門 ) 5. 外国コンサルタントセミナー 海外建設事業の経験を有する会員会社社員及び関係者を対象としたセミナーを開催した (1) 国際法律事務所 Pinsent Masons LLPから香港ベースのMr.Bernard AngおよびシンガポールベースのMr.David Plattの2 名を講師として招き FIDIC 契約約款 ( レッドブック イエローブック シルバーブック ) の比較 及び ENAA 標準フォームとFIDICイエローブックとの比較 をテーマとした実践的なセミナーを2 回に分けて開催した ( 平 23.9.21/ 平成 24.2.16 JICA 地球ひろば ) (2) ハーバート スミス外国法律弁護士事務所との共催セミナーの開催 1) FIDICピンクブック-MDB 版への必須ガイド と題して FIDIC 約款のレッドブック イエローブック シルバーブックの概略説明およびピンクブック-MDB 版について解説するセミナー ( 平 23.7.7 東京ミッドタウン HS 法律事務所 ) 2) 紛争処理委員会- 利用の手引き と題して DBを利用するメリット / デメリットを解説するセミナー ( 平 23.11.29 東京ミッドタウン カンファレンス ) 6. プロジェクトマネージャー養成講座 海外工事の現場所長の養成を目的とした講座を開催した (1) 平成 22 年度開催を予定していた標記講座が 東日本大震災の影響により開催延期となり 次のとおり開催した ( 平 23.6.16~17 東京建設会館 ) - 22 -

第 1 日 基調講演 松野由紀夫 ( 研修委員長 ) 大成建設 ( 株 ) 執行役員国際支店副支店長 ( 建築 ) 海外プロジェクト経験談 松野由紀夫 ( 研修委員長 ) 大成建設 ( 株 ) 執行役員国際支店副支店長 ( 建築 ) 工事遂行に際してのプロジェクトマネージャーの役割と任務 石塚一郎鹿島建設 ( 株 ) 海外支店建設部品質 安全 環境グループ長 海外での民間建築工事に従事して 志村太清水建設 ( 株 ) 国際支店建築技術部部長 官庁建築工事と民間建築工事のマネージメントの違い 稲木聡西松建設 ( 株 ) 海外支社建築部部長 第 2 日 海外でのODA 土木工事に従事して ( ベトナム ) 川内哲 ( 株 ) 大林組海外支店土木営業部副部長 海外での土木工事に従事して 山地斉三井住友建設 ( 株 ) ベトナムニャッタン橋建設工事作業所長 エホアラ港建設工事について(MDB 版 ) 釣部敏雄大豊建設 ( 株 ) 海外支店工事部次長 Contract Management-コンサルタントの視点からのクレーム監理 - 白谷章日本工営 ( 株 ) コンサルタント海外事業本部契約管理室長 (2) 平成 23 年度は次のとおり開催した ( 平 24.2.8~9 東京建設会館 ) 第 1 日 基調講演 松野由紀夫 ( 研修委員長 ) 大成建設 ( 株 ) 執行役員国際支店副支店長 ( 建築 ) 海外プロジェクト経験談 松野由紀夫 ( 研修委員長 ) 大成建設 ( 株 ) 執行役員国際支店副支店長 ( 建築 ) 工事遂行に際してのプロジェクトマネージャーの役割と任務 石塚一郎鹿島建設 ( 株 ) 海外支店建設部品質 安全 環境グループ長 海外での民間建築工事に従事して 志村太清水建設 ( 株 ) 国際支店建築技術部部長 官庁建築工事と民間建築工事のマネージメントの違い 稲木聡西松建設 ( 株 ) 海外支社建築部部長 第 2 日 海外でのODA 土木工事に従事して ( ベトナム ) 川内哲 ( 株 ) 大林組海外支店土木営業部副部長 海外での土木工事に従事して 佐藤眞司三井住友建設 ( 株 ) 国際支店土木部部長代理 - 23 -

エホアラ港建設工事について(MDB 版 ) 釣部敏雄大豊建設 ( 株 ) 海外支店工事部次長 Contract Management-コンサルタントの視点からのクレーム監理 - 小西秀和日本工営 ( 株 ) 海外事業本部鉄道事業部鉄道技術部専門部長 7. 海外研修セミナー ( 平 24.2.29 シンガポール / 平 24.3.2 ジャカルタ ) 海外研修事業として 当協会会員の海外勤務者を対象とした実務的 実践的なセミナーをシンガポール及びジャカルタで開催した テーマ : 海外工事に係る建設契約基礎知識講師 : 海藤勝 ( 社 ) 海外建設協会国際建設プロジェクトアドバイザー ( 英国仲裁人協会フェロー ) 8. 国際プロジェクトリーダー養成モデルプログラム 本年度 国際プロジェクトリーダー 養成を目的としたモデルプログラム (4セミナーで構成 ) を構築し 実施した ( 国土交通省請負事業 ) (1) 国際建設マネジメントコース国際建設プロジェクトの特性 契約管理の技法 プロジェクト組織づくり プロジェクト要員の育成 プロジェクトの入手 調達 入札 着工 竣工での管理ポイント クレーム図書の作成と交渉等の留意点等に関して分かりやすく解説する3 日間のコースを開催した ( 平 24.2.20~22 マツダビル ) 第 1 日高知工科大学草柳俊二教授 建設産業はどの様に変化するのか 国際建設プロジェクトの実態 欧州建設企業の事業拡大戦略と我が国の建設企業の方向性(1) 欧州建設企業の事業拡大戦略と我が国の建設企業の方向性(2) 国際建設プロジェクトの組織と人材(1) 第 2 日 国際建設プロジェクトの組織と人材(2) 日本企業の特性を考慮したプロジェクトマネジメントシステムの構築 プロジェクトアドミニストレーション(1) プロジェクトアドミニストレーション(2) 国際建設契約管理の基礎 - 24 -

第 3 日 契約交渉技術の基礎知識 追加費用と工期延伸クレームの発見と請求( クレームの請求と図書の作成 ) 国際建設プロジェクトのスケジュール管理とコスト管理 高知工科大学草柳俊二教授五艘隆志准教授 契約紛争交渉の実践( ケーススタディ1) 契約紛争交渉の実践( ケーススタディ2) (2) 契約管理コース専門的に契約管理 クレーム処理などを担当する関係者を対象とした講座を開催した (21 頁 3. 参照 ) (3) プロジェクトマネージャー養成講座海外工事の現場所長の養成を目的とした講座を開催した (23 頁 6.(2) 参照 ) (4) 国際コミュニケーションコース英 米国人との対話 コミュニケーション 英文レターの起案 作成 現地人スタッフの雇傭に係るトラブル解決 海外勤務職員の人選 慣れない土地での異文化適応等の留意点に関して分かりやすく解説する3 日間のコースを開催した ( 平 24.2.5~7 マツダビル ) 第 1 日 : 英国人による契約管理の留意点 Systech International LTD Six Key Issues Key Commercial Management Topics Mr.Nick Hamilton Notices, Records & Claims Mr.Adam Perry Correspondence in Construction Disputes Mr.Peter Phillips Director Seven Elements of Negotiation Mr.Nick Hamilton, Mr.Adam Perry, Mr.Peter Phillips, Mr.Leigh Gibbs 第 2 日 : 英文レター作成の留意点加藤武 ( 社 ) 海外建設協会国際建設プロジェクトアドバイザー ( 契約部門 ) 英文レター ライティングの基礎 英文レター ライティングの実例 英文レター ライティングの実践 第 3 日 : 現地生活関連 メンタルヘルスの留意点 現地情報入手方法 異文化下での勤務 居住関連のポイント 木村公紀 ( 財 ) 海外職業訓練協会国際アドバイザー - 25 -

海外駐在員のメンタルヘルス不調の現状 基礎知識 対策のポイント 佐野秀典医学博士精神保健専門医 ( 株 )MD. ネット代表取締役社長 部下の指導方法 現地雇用スタッフの雇用管理のポイント 雇用契約時の留意点 木村公紀 ( 財 ) 海外職業訓練協会国際アドバイザー 9. その他のセミナー (1) 海建塾 ( 若手勉強会 新たに 会計編 を新設 ) わが国建設業の海外要員育成を支援するため 会員のニーズに応えて 本年度から従来の隔月 6 回開催に加え 新たに海外会計実務経験者を講師に迎え 海外会計業務に特化した 会計編 を増設し 従来の 一般編 と交互に年 6 回ずつ実施し合計年 12 回開催した 一般編 47 名 会計編 68 名の合計 115 名が受講した 将来を担う会員各社の若年層を対象に 一般編では 海外勤務の意義 赴任に当たっての注意事項 海外工事の特殊性 海外事業の位置づけ 将来像 国際競争力とは何か等について 講義及びフリートーク形式で実施し 若手層の海外勤務指向意欲の向上に繋げた 会計編では 現地事務所開設から 銀行口座開設 販管費支出 工事原価支出 出張費の処理 受取利息の処理等の実践的例題をベースに 為替 と 会計 について実践形式の講義を行った 第 1 回 一般編 ( 平 23.4.21) 第 2 回 会計編 ( 平 23.5.25) 第 3 回 一般編 ( 平 23.6.15) 第 4 回 会計編 ( 平 23.7.27) 第 5 回 一般編 ( 平 23.8.25) 第 6 回 会計編 ( 平 23.9.29) 第 7 回 一般編 ( 平 23.10.20) 第 8 回 会計編 ( 平 23.11.17) 第 9 回 一般編 ( 平 23.12.15) 第 10 回 会計編 ( 平 24.1.25) 第 11 回 一般編 ( 平 24.2.27) 第 12 回 会計編 ( 平 24.3.27) (2) 特別セミナー ( 平 23.7.5) テーマ : 海外建設プロジェクトにおけるリスク管理と貿易保険 講師 : 宮坂祐介国土交通省総合政策局国際建設市場室国際建設調整官戸川秀俊国土交通省総合政策局国際建設市場室国際建設交渉官坪井美奈子 ( 独 ) 日本貿易保険営業第一部お客様相談室調査役 (3) インドセミナー ( 平 23.4.20) テーマ : 最新のインド税制 法制について 講師 : 岩瀬雄一インターナショナル インディア アカウンティング (IIA) 代表取締役 ( 公認会計士 税理士 ) 酒井大輔弁護士法人北浜法律事務所東京事務所 (Kitahama Partners) ( 弁護士 / ニューヨーク州弁護士 ) - 26 -

Ⅳ 国際協力 交流活動 世界各国との相互依存 協力を促進するため 世界の建設業者団体及び建設業界との交流を推進した 1. 多国間交流 (1) アジア 西太平洋建設業協会国際連盟 -IFAWPCA IFAWPCA 第 39 回香港大会 ( 平成 23.11.15~18 香港 ) 加盟協会の内 洪水被害にあったタイを除く15 協会から約 330 名が参加し Built on Collaboration & Fair Contract Terms をメインテーマとして 総会 理事会 常設委員会および仲裁と紛争回避をテーマとしたセミナーなどが開催された OCAJIからは 近藤晴貞団長 ( 西松建設社長 ) IFAWPCA 理事の鈴木一副会長 会員 11 社及び事務局から計 26 名が参加した (2) 世界建設業連盟 (CICA-Confederation of International Contractors Association) からの交流の要請昨年 2 月にCICAのタルデイ会長およびフィジェルソン事務総長が海建協に来訪したが 本年 1 月に当協会の鈴木副会長がCICA 本部を訪問し 引き続きCICAとOCAJIとの協働関係に関し意見交換を行った その際 CICAよりOCAJIがCICAの 友好会員 になるよう要請があり 会員の意見を踏まえ検討すると回答した 2.2 国間交流 (1) 大韓建設協会 (CAK) との交流 1977 年発足の日韓 韓日建設協力協議会総会の合意事項に基づき次の交流事業を実施した 1) 技術視察団の受け入れ大韓建設協会派遣の技術視察団を受け入れ 日本の建設現場などの視察を実施した 期間 : 平 23.12.12~15(4 日間 ) 視察地 : 都内 ( 工事現場 ) 埼玉県( 首都圏外郭放水路 ) 筑波( 研究施設 ) 団編成 : 崔豊坤団長以下 10 名 2) 日韓両国の建設専門家の相互派遣による技術セミナーの開催 1 当協会からの講師派遣 ( 平成 23.8.31 ソウル建設会館 ) 1. 建築物の耐震設計の現状 廣重隆明 ( 株 ) 竹中工務店東京本店設計部構造部門構造担当副部長 - 27 -

2. 大規模な地下構造物の活用の方向と事例 北村匡 ( 財 ) 先端建設技術センター研究第二部長兼研究第一部長 2 大韓建設協会からの講師受入れ ( 平成 23.7.20 海外建設協会 ) 1. 海外市場における韓国建設業の強さの秘訣 Mr.LEE,Bok Nam 韓国建設産業研究院 (CERIK) 研究委員 2. 韓国企業の海外進出に伴うトラブル事例と対処方策 Mr.HYUN,Hak Bong CEO, Cplus International Co.,Ltd. (2) 韓国 海外建設協会 (ICAK) との交流 1) 韓国海外建設協会の活動状況および韓国建設企業の海外活動調査 ( 平成 23.8.2~4) 近年急速に海外受注を伸ばしている韓国建設業界の実態調査のために 鈴木副会長および事務局 2 名のスタッフが ソウルにあるICAK 本部および現代建設 三星 (Samsung C&T Corporation) GS 建設の本社を訪問し意見交換 情報収集を行った 2) 韓国 海外建設協会との情報交換上記 1) のICAK 本部との意見交換の結果 機関誌の交換 (ICAKは23 年 12 月号 当協会は23 年 12 月 /24 年 1 月号から ) を開始した (3) 中国との交流 中国対外承包工程商会 (CHINCA) から提案の 技術 融資能力の高い日本と 労働力コスト 施工効率面で優位にある中国の請負工事企業が金融危機後の将来に向けた協働を通じた第 3 国市場で相互補完について双方会員企業間の意見交換を行った 3. 海外教育機関との交流の推進 (1) 英国レディング大学との教育交流協定の締結 ( 平 24.1.17) 我が国建設企業の海外展開にあたって必要となる人材の育成を図るため 英国のレディング大学と当協会が提携し 我が国建設企業から同大学への留学制度を創設するものであり また同大学から 我が国建設企業へのインターンシップ生を受け入れる相互教育交流制度である 平成 24 年 1 月 17 日に英国のレディング市にある同大学にて 覚書の調印を行った 英国側の署名者は スティーブン マイゼン副校長他 日本側は鈴木一副会長 署名立会者は 国土交通省の小澤敬市国土交通審議官他 (2) 仏国立公共事業大学校との教育交流協定に基づく日本人留学生の派遣 ( 平 23.9.5) 我が国建設企業の海外展開にあたって必要となる人材の育成を図るため フランス エコロジー省所管のENTPE( 仏国立公共事業大学校 ) と当協会が昨年度に提携した留学制度に - 28 -

基づき 海外建設協会の会員企業からの日本人留学生の募集 派遣を実施した 4. その他国際交流の推進 (1) 我が国建設業の海外におけるプレゼンス強化事業 - 日マレーシア建設会議 ( 国土交通省請負事業 ) 日本とマレーシア両国の建設分野における交流促進を行うとともに 日本の優れた建設技術を紹介することを目的としてセミナーを開催した 開催地: マレーシア クアラルンプール 開催日: 平成 23 年 9 月 12 日 内容 : マレーシアにおける環境配慮型ビル 東日本大震災からの復興状況につい て 等 出席者( 日本側 ): 国土交通省 大森雅夫建設流通政策審議官 国土交通省 中島正人大臣官房参事官 国土交通省 青木一浩総合政策局国際政策課国際交渉官 国土交通省 高尾和禎総合政策局国際政策課管理係長 日本国大使館中村 滋在マレーシア日本国大使 日本国大使館高橋美佐子在マレーシア日本国大使館参事官 日本国大使館入谷貴也在マレーシア日本国大使館二等書記官 ( 講師 ) 嶋村和行大成建設環境本部副本部長 ( 講師 ) 浅田素之清水建設技術研究所企画部主任研究員 ( 講師 ) 齋藤栄一間組技術 環境本部環境部部長 ( 事務局 ) 内藤 徹海外建設協会常務理事 ( 事務局 ) 入江寛子海外建設協会総務部主任 出席者( マレーシア側 ): マレーシア公共事業省ヨンクンセン副大臣マレーシア建設産業開発庁ジュディン建設産業振興局長マレーシア建設産業開発庁サジル部長マレーシア建設産業開発庁ザイノラ国際部長マレーシア建設産業開発庁ムハンマド部長マレーシア建設産業開発庁ロズニーダ部長マレーシア建設業協会クワン会長 ( 講師 ) ケンホールディングスサム取締役 ( 講師 ) プトラジャヤプルダナブ部長 - 29 -

(2) 我が国建設業の海外におけるプレゼンス強化事業 - 日インドネシア建設会議 ( 国土交通省請負事業 ) 日本とインドネシア両国の建設分野における交流促進を行うとともに 日本の優れた建設技術を紹介することを目的としてセミナーを開催した 開催地: インドネシア ジャカルタ 開催日: 平成 23 年 11 月 22 日 内容 : 日本における建築物の地震対策 インドネシアにおける地震ハザードマッ プ 等 出席者( 日本側 ): 国土交通省 増田優一国土交通審議官 国土交通省 中島正人大臣官房参事官 国土交通省 井上勝徳住宅局建築指導課課長 国土交通省 四反田智裕総合政策局国際政策課国際建設分析官 国土交通省 綿貫隆彦土地 建設産業局建設業課国際調査係長 日本国大使館牛尾 滋在インドネシア日本国大使館公使 日本国大使館佐渡周子在インドネシア日本国大使館二等書記官 ( 講師 ) 栗野治彦鹿島建設建築設計本部先進技術統括グループリーダー ( 講師 ) 蔵田富雄三井住友建設設計管理部長 ( 事務局 ) 内藤 徹海外建設協会常務理事 ( 事務局 ) 入江寛子海外建設協会総務部主任 出席者( インドネシア側 ): インドネシア公共事業省ヘルマント副大臣インドネシア建設開発庁バンバン長官インドネシア建設開発庁ダダン部長インドネシア建設開発庁キムロン次長 ( 講師 ) インドネシア国際建設企業連合会イスタント理事 ( 講師 ) バンドン工科大学マシフル教授 (3) 中東等における我が国建設企業の国際展開促進のための案件形成支援等業務 - 日カタール建設会議 ( 国土交通省請負事業 ) 日本とカタール両国の建設分野における交流促進を行うとともに 日本の優れた建設技術を紹介することを目的としてセミナーを開催した 開催地: カタール ドーハ 開催日: 平成 24 年 1 月 15 日 内容 : スタジアム建設技術及び我が国における実績紹介 等 - 30 -

出席者( 日本側 ): 国土交通省 津島恭一大臣政務官 国土交通省 大藤 朗大臣官房審議官 国土交通省 中島正人大臣官房参事官 国土交通省 藤村英範総合政策局海外プロジェクト推進課国際協力官 国土交通省 古川啓之総合政策局国際政策課係長 国土交通省 大澄佳緒里総合政策局国際政策課係員 日本国大使館門司健次郎在カタール日本国大使 日本国大使館佐竹佳典在カタール日本国大使館一等書記官 ( 講師 ) フランク リーチ大成建設中東支店ドーハ事務所工事長 ( 講師 ) マーク レンツナー大成建設中東支店ドーハ事務所技術管理長 ( 講師 ) モハマド シハブ大林組中東事務所営業開発部長 ( 講師 ) 内藤貴也国際協力銀行特別参与インフラファイナンス部門長 ( 講師 ) 栗原 博国際協力銀行ドバイ駐在員事務所主席駐在員 ( 事務局 ) 内藤 徹海外建設協会常務理事 ( 事務局 ) 松井波夫海外建設協会総務部長 ( 事務局 ) 入江寛子海外建設協会総務部主任 出席者( カタール側 ): カタール行政監督庁 アティーヤ行政監督庁長官 カタール行政監督庁 アルマルキ取締役員 カタール公共事業庁 モーラーウィ総裁 2022 年最高評議会事務局サワディ事務局長 ( 講師 ) モハンナディカタールレイルウェイカンパニー CEO ( 講師 ) クインテロ2022 年最高評議会事務局マネージャー ( 講師 ) ブレインミーカタールレイルウェイカンパニー営業企画長 5. 海外からの来訪者など (1) グアム政府代表団の来訪 ( 平 23.9.28) グアム知事一行のグアム公益事業統合委員会議長サイモン サンチェス氏およびグアム経済開発庁顧問カール パンゲリナン氏を含むグアム政府代表団 5 名が当協会に来訪し 沖縄米海兵隊員再編成に伴うグアムのインフラ整備について 現状説明や今後の見通し等の説明後 会員企業 5 社および鈴木副会長以下当協会役職員 4 名が出席し 意見交換を行った (2) 中国対外承包工程商会 (CHINCA) 視察団 ( 平 23.10.18) 中国対外承包工程商会童副会長他 10 名と 第 3 国市場での協働に関して双方会員企業間の情報交換を行った また 会員会社本社訪問や現場視察を行った - 31 -

(3) チリ建築商工会議所調査団 ( 平 23.10.22) 日本における建設業界の現状 および地震国チリとして 2011.3.11 東日本大震災にみ られるような日本の地震の対策技術調査の目的で 6 名が来訪した (4) インドネシア公共事業省ミッションへの対応 ( 平 24.3.13~14) 国土交通省の要人招聘事業により インドネシア共和国公共事業省のバンバン長官他 3 名が来日し 会員企業の作業所 技術研究所への訪問視察 東日本大震災の被災地の視察 および海外建設協会会員企業との意見交換会を行った - 32 -

Ⅴ 広報活動 わが国建設業の海外活動 国際貢献などを 内外に正しく伝えるため ホームページによる情報発信 広報誌の刊行 国際見本市への出展など積極的な広報活動を行った 1. 会報 OCAJI の誌面の充実 (1) 海外受注実績表を法人別 地域別にて分けて掲載した (2) 主要な協会行事を巻末記事により紹介した (3) 目次を見やすい表示に変更した (4) 表紙のデザインをリニューアルした 平成 23 年度の OCAJI の特集テーマ平 23.4-5 月国土交通省が進める我が国建設業の海外展開支援策平 23.6-7 月 2010 年度海外建設受注実績平 23.8-9 月わが国の経済協力の現状と見通し平 23.10-11 月海外インフラにおける新たな取り組み平 23.12- 平 24.1 月海外建設今後の見通し ( 新年アンケート ) 平 24.2-3 月主要各国の建設動向および今後の見通し 2. ホームページの充実 以下の 5 項目をメインコンセプトとして 既存ホームページの全面改装を行った (1) 会員紹介のページを充実 日本の建設業のPRにつとめる (2) 会員の 海外進出状況 を発信し 日本の建設業の幅広い活動を伝える ( 英語版では海外のクライアント向けに発信 ) (3) 会員の海外におけるプロジェクトの実績を 世界に誇る先端技術 として紹介する (4) デザイン及びシステムを一新し 見やすい画面表示とする (5) 書籍の購入及びセミナーの申込み手続の簡素化を図る 3. 技術紹介資料等の作成 配布 (1) 海建協作成の広報冊子 Japanese Construction Industry, Today 及びDVD Japan s Construction Industry, Today を全面改訂し 海外セミナー ミッション等( 国際見本市 IGEM2011 など) にて放映 配布すると同時に 関係省庁や在外公館等へ配布し 日本の建設技術のPRを図った (2) 海建協ホームページに 世界に誇る先端技術 として 上記 (1) の冊子内容およびVTRを公開した - 33 -

4. 国際見本市出展 IGEM 2011(International Greentech & Eco Products Exhibition & Conference Malaysia) ( 国土交通省請負事業 ) 開催地 : マレーシア クアラルンプール 開催期間: 平成 23 年 9 月 7 日 ~10 日 (4 日間 ) 開催場所:KLCCコンベンションセンター テーマ : 環境エネルギー関連技術の導入 普及 来訪者数: 協会ブースへの来訪者は 約 200 人 ( 総来場者約 6 万人 ) 5. 報道関係への記者発表 (1) 受注実績に係る記者発表 ( 四半期毎 ) (2) 当協会の国内活動及び国際交流などの記者発表 ( 適宜 ) (3) そのほか随時取材に対応 ( 人材データベース セミナー開催など ) - 34 -

Ⅵ わが国建設業の海外展開支援 わが国建設業の海外展開海外展開を支援するため 政府及び関係省庁 機関に対して以下の要望等活動を行った 1. わが国政府開発援助などに関する要望 平成 23 年 6 月末から7 月初めにかけてわが国政府開発援助に係る改善に関し 国土交通省 外務省 財務省 経済産業省 及び ( 独 ) 国際協力機構に対して要望活動を行った 要望書は巻末資料参照 2. わが国政府および JICA 等との ODA 事業推進に向けた意見交換の実施 外務省 国土交通省 経済産業省およびJICAとODA 事業の抱える課題の改善 迅速化などについての意見交換を行った 3. 自由貿易協定 経済連携協定交渉の推進に係る対応 わが国建設業にとって望ましいビジネス環境の整備にとって 自由貿易協定 経済連携協定 (FTA/EPA) 交渉の一層の推進が急務となっていることから 国に対して 建設業にかかる改善の要望をおこなった ( タイ フィリピン ) 4. わが国建設業の海外建設事業促進のための海建協活動の強化及び国に対する要望に係る提言 わが国建設業を取りまく環境が大きく変化し 建設業の海外展開にとって転機を迎えていることから 会員企業の海建協及び国に対する支援要望に係るアンケート結果 海外建設事業を積極的に進める外国建設業界の海外展開の現状調査をもとに 海建協に設置した 海外建設展開検討部会 の検討を経て提言をとりまとめ 国土交通省などに要望を行った - 35 -

Ⅶ 報告書及び出版物の作成 平成 23 年度の調査研究活動及び国土交通省 北海道建設業信用保証株式会社 東日本建設業保証株式会社 西日本建設業保証株式会社 ( 社 ) 日本建設業連合会からの委託などにより作成の報告書及び出版物は次の通り 1. ベトナム調査団報告書 ( 海外建設協会事業 ) 2. ミャンマー調査団報告書 ( 海外建設協会事業 ) 3. ネパール調査団報告書 ( 海外建設協会事業 ) 4. 我が国建設業の海外におけるプレゼンス強化事業 ( 日マレーシア 日インドネシア建設会議 ) 報告書 ( 国土交通省請負事業 ) 5. 中東等における我が国建設企業の国際展開促進のための案件形成支援等業務 ( 日カタール建設会議 ) 報告書 ( 国土交通省請負事業 ) 6. ベトナム タイ及びインドネシアからの技能実習生に関する日本企業海外進出支援モデル事業 ( 国土交通省請負事業 ) 7. ベトナム国事業監理能力向上支援業務報告書 ( 国土交通省委託事業 ) 8. カンボジア国事業監理能力向上支援業務報告書 ( 国土交通省請負事業 ) 9. インドネシアの建設市場に関する調査報告書 (3 建設業保証会社委託事業 ) 10. 我が国建設企業に対する海外建設人材確保 育成支援事業報告書 ( 国土交通省請負事業 ) 11. 米国のブローカーと保証会社および前払いボンド制度の実態調査報告書 (3 建設業保証会社委託事業 ) 12. 米国の標準請負契約約款と国内契約約款の比較調査報告書 (3 建設業保証会社委託事業 ) 13. 外国人技能実習制度ベストプラクテイス表彰事業パンフレット ( 日本建設業連合会共催事業 ) 14. プロジェクト研究 ODA 事業の建設工事の安全管理に関する調査研究 報告書 (JICA 委託業務 ) 15. プロジェクト研究 ODA 事業の建設工事の安全管理に関する調査研究 作業員向け危険予知トレーニング集及び安全対策改善事例集 (JICA 委託業務 ) - 36 -

Ⅷ 役員 会員 委員会委員 海外事務所 1. 役員 平成 24 年 3 月 31 日現在の役員は次の通り ( 役員会社 50 音順 ) 会 長 竹 中 統 一 株式会社竹中工務店 社 長 副会長 白 石 達 株式会社大 林 組 社 長 同 中 村 満 義 鹿島建設株式会社 社 長 同 宮 本 洋 一 清水建設株式会社 社 長 同 山 内 隆 司 大成建設株式会社 社 長 副会長兼専務理事 鈴 木 一 常務理事 内 藤 徹 同 中 山 隆 理 事 奥村太加典 株式会社奥 村 組 社 長 同 大 田 弘 株式会社熊 谷 組 社 長 同 蔦 田 守 弘 株式会社鴻 池 組 社 長 同 村 重 芳 雄 五洋建設株式会社 社 長 同 山 田 秀 之 佐藤工業株式会社 社 長 同 銭 高 善 雄 株式会社錢 高 組 会 長 同 松 尾 正 臣 東亜建設工業株式会社 社 長 同 井 上 舜 三 戸田建設株式会社 社 長 同 伊 藤 寛 治 飛島建設株式会社 社 長 同 近 藤 晴 貞 西松建設株式会社 社 長 同 小 野 俊 雄 株式会社間 組 社 長 同 上 田 卓 司 株式会社フ ジ タ 社 長 同 小 原 好 一 前田建設工業株式会社 社 長 同 則 久 芳 行 三井住友建設株式会社 社 長 同 前 野 陽 一 一般財団法人エンジニアリング協会 専務理事 同 伊佐敷眞一 財団法人建設経済研究所 特別研究員 同 新 井 泉 独立行政法人国際協力機構 理 事 同 吉 野 清 文 社団法人国際建設技術協会 理事長 同 望 月 達 也 財団法人全国建設研修センター 専務理事 同 篠 塚 徹 学校法人拓殖大学国際学部 教 授 同 大 西 博 文 公益社団法人土木学会 専務理事 同 山 元 順 雄 財団法人日本グローバル インフラストラクチャー研究財団 専務理事 同 坪 香 伸 財団法人日本建設情報総合センター 理 事 同 江 塚 利 幸 財団法人日本国際協力システム 専務理事 同 廣 瀬 典 昭 社団法人日本コンサルティング エンジニヤ協会 会 長 - 37 -

同小林征雄一般社団法人日本在外企業協会専務理事 同丸山元喜社団法人日本プラント協会専務理事 同平井昌博独立行政法人日本貿易振興機構理事 同津野克治東日本建設業保証株式会社常務取締役 同糸川昌志西日本建設業保証株式会社常務取締役 監事飯塚恒生東急建設株式会社社長 同毛利茂樹東洋建設株式会社社長 同山中憲治北海道建設業信用保証株式会社 取締役東京支店長 2. 会員 平成 24 年 3 月 31 日現在の会員は次の通り (( 株 )( 社 ) は略 敬称略 ) (1) 正会員 (48 社 ) IHIインフラシステム 淺 沼 組 安 藤 建 設 岩田地崎建設 大 林 組 奥 村 組 鹿 島 建 設 関 電 工 北 野 建 設 き ん で ん クボタ工建 熊 谷 組 鴻 池 組 五 洋 建 設 佐 藤 企 業 佐 藤 工 業 JFEエンジニアリング 塩 浜 工 業 清 水 建 設 錢 高 組 大 気 社 大 成 温 調 大 成 建 設 大 日 本 土 木 大 豊 建 設 高砂熱学工業 竹 中 工 務 店 竹 中 土 木 T S U C H I Y A 鉄 建 建 設 東亜建設工業 東 急 建 設 東 洋 建 設 徳 倉 建 設 戸 田 建 設 飛 島 建 設 西 松 建 設 N I P P O 間 組 日立プラントテクノロジー ピーエス三菱 フ ジ タ 不 動 テ ト ラ 前田建設工業 三井住友建設 横河ブリッジホールディングス りんかい日産建設 若 築 建 設 (2) 賛助会員 (21 社 ) 北海道建設業信用保証 東日本建設業保証 西日本建設業保証 セントラルコンサルタント 山武ビルシステムカンパニー A c o n e x J a p a n 八千代エンジニヤリング サ ム ス ン 物 産 西日本高速道路 日 本 工 営 日本管材センター 国際人材活用サポートシステム 東日本高速道路 ク ボ タ 重 車 輌 日本サルベージサービス 技 研 興 業 カ ン ツ ー ル 三 宝 電 機 - 38 -

ベントレー システムズアンダーソンテクノロジー 日本高速道路インターナショナル (3) 特別会員 (6 団体 ) 全国建設業協会日本埋立浚渫協会日本空調衛生工事業協会日本技術士会日本電設工業協会日本道路建設業協会 3. 委員会委員 平成 24 年 3 月 31 日現在の委員会及び部会 研究会は次の通り (( 株 )( 社 ) は略 敬称略 委員会社 50 音順 ) (1) 総務委員会 ( 正委員 副委員 ) 委員長渡邊暉生 竹中工務店 取締役執行役員副社長 副委員長尾形 悟 大成建設 取締役副社長執行役員国際支店長 岸田 誠 大 林 組 取締役専務執行役員海外支店長 中村宗敬 常務執行役員海外支店副支店長 藪田佳己 奥 村 組 土木本部海外事業担当部長 大上義信 土木本部土木統括部海外事業課課長 峯尾隆二 鹿島建設 専務執行役員海外土木支店長 田中利春 海外土木支店副支店長 渡辺裕之 熊 谷 組 国際支店長 〇 角元孝志 国際支店担当部長 永石 元 鴻 池 組 執行役員海外事業部長 奥 祥一 海外事業部管理部長 柿本泰二 五洋建設 常務執行役員国際事業本部長 遠澤眞人 国際事業本部国際事業部長 塚嶋 徹 佐藤工業 代表取締役副社長 今井雅雄 管理本部海外部部長 髙野 博 清水建設 常務執行役員国際支店長 舘野 隆 国際支店総務部長 松代伸之 錢 高 組 理事国際支店長 夏原敦之 事業統轄本部経営企画部長 松野由紀夫 大成建設 執行役員国際支店副支店長 ( 建築 ) 西條勝彦 大日本土木 取締役専務執行役員海外支店長 安達俊明 海外支店営業部部長 長田士郎 竹中工務店 常務執行役員 須田裕樹 東亜建設工業 執行役員常務国際事業部長 中井章二 国際事業部営業部長 - 39 -

酒井邦登 東急建設 執行役員国際事業部長 斎藤茂夫 国際事業部事業推進部長 杉本俊介 東洋建設 執行役員国際支店長 井上卓郎 国際支店営業部長 西牧武志 戸田建設 執行役員国際支店長 玉置三千彦 国際支店総務部長 富田 奉 飛島建設 国際支店建設事業部長 横瀬公男 国際支店事業管理部長 松本 章 西松建設 執行役員海外支社長 後藤二郎 海外支社副支社長 北野敏彦 間 組 執行役員国際事業統括支店長 黒田昌司 国際事業統括支店副支店長 菅沼広夫 フ ジ タ 執行役員国際事業部長 沼田 収 国際事業部副事業部長 柿沼昭彦 前田建設工業 代表取締役常務執行役員土木事業本部長 西本哲二 執行役員土木事業本部副本部長 杉尾裕嗣 三井住友建設 執行役員国際支店長 石田龍一 国際支店管理部長 (2) 調査研究委員会 委員長中村宗敬 大 林 組 常務執行役員海外支店副支店長 副委員長堀 賢治 鹿島建設 海外土木支店営業統括部長 委 員田村幸一 岩田地崎建設 執行役員海外営業部長 藪田佳己 奥 村 組 土木本部海外事業担当部長 西 康二 きんでん 国際事業本部営業部副部長 大塚伸也 熊 谷 組 国際支店海外技術部担当副部長 高瀬 匡 鴻 池 組 海外事業部営業部長 楠元俊二 五洋建設 国際事業本部ワールドオペレーションセンターオペレーショングループ長 佐藤哲也 JFEエンジニアリング 海外事業本部企画部長 水品恭志 清水建設 国際支店営業部主査 松代伸之 錢 高 組 理事国際支店長 堀江安弘 大成建設 国際支店営業部 ( 土木 ) 営業部長 安達俊明 大日本土木 海外支店営業部部長 桑田康裕 竹中工務店 国際支店営業部課長 宇津廣之 鉄建建設 土木本部海外事業部担当部長 中井章二 東亜建設工業 国際事業部営業部長 亀廼井寿明 東急建設 国際事業部プロジェクト統括部次長 土屋勝寛 戸田建設 国際支店建築営業部長 神村茂昭 飛島建設 国際支店営業部長 - 40 -

菅 孝蔵 西松建設 海外支社土木部部長 内田英一 間 組 国際事業統括支店土木事業部営業部長 高城 淳 フ ジ タ 国際事業部事業企画部次長 山下純一郎 前田建設工業 土木事業本部海外部長 青木一郎 三井住友建設 国際支店土木営業部長 小林雄次 横河ブリッジホールディングス 社長室部長 (3) 研修委員会 委員長松野由紀夫 大成建設 執行役員国際支店副支店長 ( 建築 ) 副委員長田中大介 清水建設 国際支店総務部人事グループ長 委 員黒川道雄 淺 沼 組 海外事業部部長 伊藤 功 関 電 工 営業統轄本部国際部長 横山信幸 クボタ工建 東京支社営業部国際グループ長 辻本義明 熊 谷 組 国際支店海外技術部長 古市明生 佐藤工業 管理本部海外部担当課長 堀切 順 錢 高 組 国際支店管理課副課長 荒川清隆 大豊建設 海外支店総務部部長 新 真則 高砂熱学工業 エンジニアリング事業本部海外事業本部業務部長 我妻秀哉 竹中土木 国際事業部部長 林 良樹 T S U C H I Y A 海外事業本部次長 山田周二 東洋建設 国際支店総務部課長 増田幸雄 西松建設 海外支社総務部部長 更科 徹 日立プラントテクノロジー 営業統括本部企画統括部部長 安高浩一 ピーエス三菱 土木本部海外部長 山下純一郎 前田建設工業 土木事業本部海外部長 塚本喜之 りんかい日産建設 執行役員土木事業部長 (4) 国際協力委員会 委員長峯尾隆二 鹿島建設 専務執行役員海外土木支店長 副委員長山田隆雄 竹中工務店 国際支店管理部長 委 員川内 哲 大 林 組 海外支店土木営業部副部長 井上直樹 奥 村 組 土木本部土木統括部海外事業課課長 福島 実 北野建設 海外事業本部付理事 青木康泰 熊 谷 組 国際支店次長 高瀬 匡 鴻 池 組 海外事業部営業部長 勝村潤治 五洋建設 国際事業本部国際総務部長 関 茂樹 佐藤工業 土木事業本部土木海外事業部長 藤本 聰 清水建設 国際支店企画部主査 永野 澄 大 気 社 環境システム事業部海外統括部企画担当部長 - 41 -

浅井俊行 大成建設 国際支店統括営業部長 ( 土木 ) 宇津廣之 鉄建建設 土木本部海外事業部担当部長 酒井邦登 東急建設 執行役員国際事業部長 甲斐久生 東洋建設 国際支店総務部長 牧原孝委 徳倉建設 国際事業本部総務部長 古賀孝三 戸田建設 国際支店支店次長 横瀬公男 飛島建設 国際支店事業管理部長 後藤二郎 西松建設 海外支社副支社長 元木大平 フ ジ タ 国際事業部副事業部長 野津光夫 不動テトラ 地盤事業本部国際部長 (5) 広報委員会 委員長並河幸治 清水建設 執行役員国際支店副支店長 副委員長中出 昇 竹中工務店 企画室広報部長 委 員渡辺 勲 大 林 組 CSR 室広報部長 岩本 豊 鹿島建設 広報室長 松村俊明 五洋建設 経営管理本部経営企画部広報グループ長 鈴木靖史 大成建設 国際支店管理部総務室長 斎藤茂夫 東急建設 国際事業部事業推進部長 玉置三千彦 戸田建設 国際支店総務部長 武藤文昭 間 組 CSR 推進部 CSR 推進グループグループ長 山田浩充 フ ジ タ 国際事業部総務部長 平田豊彦 三井住友建設 広報室長 宮城盛之 若築建設 土木部海外事業室営業課長 部会 研究会など 1) 運営部会 部会長野間昭彦 大成建設 国際支店営業部部長 委 員今村政幸 大 林 組 海外支店土木営業部副部長 竹本 孝 鹿島建設 会長秘書 勝村潤治 五洋建設 国際事業本部国際総務部長 舘野 隆 清水建設 国際支店総務部長 山田隆雄 竹中工務店 国際支店管理部長 二見浩之 西松建設 海外支社総務部長 大庭英樹 前田建設工業 経営管理本部財務部海外グループ長 - 42 -

2) 海外建設展開検討部会 座 長内藤 徹 海外建設協会 常務理事 委 員川崎 満 大 林 組 海外支店企画管理部長 嶋村英次 鹿島建設 海外支店営業部専任部長 勝村潤治 五洋建設 国際事業本部国際総務部長 松井雅志 清水建設 国際支店営業部土木営業統括部長 鈴木 浩 大成建設 国際支店統括営業部長 山田隆雄 竹中工務店 国際支店管理部長 奥下将志 西松建設 海外支社土木部長 山下純一郎 前田建設工業 土木事業本部海外部長 鈴木 一 海外建設協会 副会長兼専務理事 中山 隆 海外建設協会 常務理事 オブサーバー 小林高明 国土交通省 土地 建設産業局大臣官房参事官 宮坂祐介 国土交通省 総合政策局国際建設産業企画官 3) 契約管理研究会 座長茂木仁志西松建設海外支社商務部担当部長副座長星野浩清水建設国際支店法務部長委員田島正樹大林組海外支店企画管理部担当部長本田正光鹿島建設海外支店管理部法務グループ長小倉隆大成建設国際支店プロジェクト管理部管理室長市川浩司竹中工務店国際支店営業部課長代理新間康雄間組国際事業統括支店管理部管理グループ長加藤武海外建設協会国際建設プロジェクトアドバイザー ( 契約部門 ) 4) 無償研究会 座 長三瓶正二 大日本土木 海外支店営業部営業部長 副座長内藤智博 鹿島建設 海外土木支店営業部営業部長 副座長内田英一 間 組 国際事業統括支店土木事業部営業部長 相談役辻 清和 大 林 組 海外支店土木営業担当部長 相談役高瀬 匡 鴻 池 組 海外事業部営業部長 委 員沼澤亮彦 IHIインフラシステム 営業本部海外営業部部長 大上義信 奥 村 組 土木本部土木統括部海外事業課課長 福島 実 北野建設 海外事業本部付理事 角元孝志 熊 谷 組 国際支店担当部長 遠藤祐一 五洋建設 国際事業本部国際事業部営業課長 河嵜祐之 JFEエンジニアリング 海外事業本部企画部鋼構造営業グループ長 大槻正明 清水建設 国際支店営業部長 - 43 -

國谷浩文 錢 高 組 国際支店営業部建築営業課課長 種村宜彦 大成建設 国際支店営業部 ( 土木 ) 担当部長 坪井 篤 大豊建設 海外支店営業部営業課課長 足立憲彦 竹中土木 国際事業部課長 井上卓郎 東洋建設 国際支店営業部長 藤田佳広 徳倉建設 国際事業本部営業部長 古賀孝三 戸田建設 国際支店支店次長 山元正一 飛島建設 国際支店建設事業部建築担当部長 福田久二 西松建設 海外支社建築部部長 左右田秀二 N I P P O 海外支店第 1 事業部営業第 1グループ課長 須田春幸 フ ジ タ 国際事業部営業部担当部長 依田和夫 前田建設工業 土木事業本部海外部営業グループ担当部長 水野繁昌 三井住友建設 国際支店建築営業部部長代理 松村 卓 横河ブリッジホールディングス 海外事業部海外部課長 飯島史久 りんかい日産建設 国際支店管理部主任 杉田依久 若築建設 土木部海外事業室室長 5) 有償研究会 座 長嶋村英次 鹿島建設 海外土木支店営業部専任部長 副座長松井雅志 清水建設 国際支店営業部土木営業統括部長 副座長浅井俊行 大成建設 国際支店統括営業部長 ( 土木 ) 委 員沼澤亮彦 IHIインフラシステム 営業本部海外営業部部長 川内 哲 大 林 組 海外支店土木営業部副部長 古賀彰展 熊 谷 組 国際支店担当部長 岩田文吾 鴻 池 組 海外事業部営業部部長 山口和之 五洋建設 国際事業本部国際事業部部長 関 茂樹 佐藤工業 土木事業本部土木海外事業部長 河嵜祐之 JFEエンジニアリング 海外事業本部企画部鋼構造営業グループ長 國谷浩文 錢 高 組 国際支店営業部建築営業課課長 春田耕平 大豊建設 海外支店営業部部長 市川浩司 竹中工務店 国際支店営業部課長代理 足立憲彦 竹中土木 国際事業部課長 山口俊行 鉄建建設 土木本部海外事業部担当部長 齊川岳彦 東亜建設工業 国際事業部契約管理部次長 斎藤茂夫 東急建設 国際事業部事業推進部長 井上卓郎 東洋建設 国際支店営業部長 櫻井敏浩 徳倉建設 特別顧問 児玉裕之 飛島建設 国際支店土木部長 菅 孝蔵 西松建設 海外支社土木部部長 木下献一 間 組 国際事業統括支店土木事業部営業グループ営業課長 - 44 -

安高浩一 ピーエス三菱 土木本部海外部長 芝沼 知 フ ジ タ 国際事業部土木部 弥永信俊 前田建設工業 土木事業本部海外部営業グループチーム長 河合和生 三井住友建設 国際支店土木営業部課長代理 小林雄次 横河ブリッジホールディングス 社長室部長 入江 強 りんかい日産建設 土木事業部土木部長 6) 中国研究会 座 長内田 顕 鹿島建設 海外事業本部本部次長 委 員川内 哲 大 林 組 海外支店土木営業部副部長 武藤重信 清水建設 国際支店営業部長 本谷真彦 大成建設 国際支店営業部 ( 建築 ) 課長 伊東道夫 竹中工務店 国際支店管理部課長総務担当 近藤勝則 戸田建設 国際支店建築営業 1 課課長 稲木 聡 西松建設 海外支社建築部長 古屋 幸 フ ジ タ 国際事業部営業部 林 繁嗣 前田建設工業 建築事業本部海外部専任部長 松本 久 三井住友建設 国際支店建築営業部長 7) インド研究会 座 長松本 久 三井住友建設 国際支店建築営業部長 委 員川内 哲 大 林 組 海外支店土木営業部副部長 青木伸朗 鹿島建設 海外事業本部新市場室長 山口和之 五洋建設 国際事業本部国際事業部部長 長谷川靖 清水建設 国際支店営業部統括部長 種村宜彦 大成建設 国際支店営業部 ( 土木 ) 担当部長 初田一樹 竹中工務店 国際支店営業部課長 中村和則 東亜建設工業 国際事業部営業部営業二課長 福田久二 西松建設 海外支社建築部部長 山浦健一朗 フ ジ タ 国際事業部営業部 林 繁嗣 前田建設工業 建築事業本部海外部専任部長 8) 中東研究会 座 長 委 員川内 哲 大 林 組 海外支店土木営業部副部長 嶋村英次 鹿島建設 海外土木支店営業部専任部長 鈴木正信 清水建設 国際支店営業部主査 山川建一 大成建設 国際支店営業部 ( 建築 ) 担当部長 - 45 -

三瓶正二 大日本土木 海外支店営業部営業部長 梅谷猛志 竹中工務店 特任参与 山元正一 飛島建設 国際支店建設事業部建築担当部長 古園豊繁 西松建設 海外支社商務部長 須田春幸 フ ジ タ 国際事業部営業部担当部長 橋本治郎 三井住友建設 国際支店土木営業部営業グループ長 9) アフリカ研究会 座長大槻正明清水建設国際支店営業部長 委員田村幸一岩田地崎建設執行役員海外営業部長 川内 哲 大 林 組 海外支店土木営業部副部長 内藤智博 鹿島建設 海外土木支店営業部営業部長 太田 斉 北野建設 海外事業本部海外営業部部長 岩田文吾 鴻 池 組 海外事業部営業部部長 川島 温 JFEエンジニアリング 海外事業本部企画部エネルギー営業グループ長 石川正己 錢 高 組 国際支店土木工事部土木課長 種村宜彦 大成建設 国際支店営業部 ( 土木 ) 担当部長 春田耕平 大豊建設 海外支店営業部部長 中村和則 東亜建設工業 国際事業部営業部営業二課長 井上卓郎 東洋建設 国際支店営業部長 藤田佳広 徳倉建設 国際事業本部営業部長 久保信弘 戸田建設 国際支店総務部法務課主任 富田 奉 飛島建設 国際支店建設事業部長 古園豊繁 西松建設 海外支社商務部長 内田英一 間 組 国際事業統括支店土木事業部営業部長 堤健一郎 三井住友建設 国際支店建築営業部主任 特別委員 ( 賛助会員 ) 古谷浩行 セントラルコンサルタント 海外部次長 永田和弘 日本工営 コンサルタント海外事業本部営業部課長 松本正人 西日本高速道路 海外プロジェクト推進部主任 矢部義夫 八千代エンジニアリング 国際事業本部統括部長 10) 広報企画部会 部会長嶋田幸生 大成建設 広報部主事 委 員斉藤致正 大 林 組 CSR 室広報第一課課長 谷山義孝 鹿島建設 広報室主査 松村俊明 五洋建設 経営企画部広報グループ長 鈴木正信 清水建設 国際支店営業部課長 伊東道夫 竹中工務店 国際支店管理部課長 - 46 -

宮入聡間組経営企画本部総務部広報 IR 室主任柳澤英則三井住友建設国際支店管理部総務グループ部長代理 4. 国土交通省関係 1) 国土交通省土地 建設産業局長及び国際関係担当幹部と海建協との意見交換会 < 国土交通省 > 内田 要 土地 建設産業局長 佐々木基 建設流通政策審議官 深澤淳志 大臣官房技術審議官 大藤 朗 総合政策局大臣官房審議官 橋場克司 総合政策局大臣官房技術参事官 谷脇 暁 土地 建設産業局建設業課長 小林高明 土地 建設産業局大臣官房参事官 ( 建設業国際展開 ) 中島正人 総合政策局大臣官房参事官 ( グローバル戦略 ) 石川雄一 総合政策局海外プロジェクト推進課長 安田吾郎 総合政策局国際建設管理官 宮坂祐介 総合政策局国際建設産業企画官 < 海建協 > 岸田 誠 大 林 組 取締役専務執行役員海外支店長 福本勝司 大 林 組 常務執行役員土木本部副本部長 峯尾隆二 鹿島建設 専務執行役員海外支店長 越島啓介 鹿島建設 執行役員海外事業本部長 柿本泰二 五洋建設 常務執行役員国際事業本部長 髙野 博 清水建設 常務執行役員国際支店長 北 直紀 清水建設 国際支店副支店長 尾形 悟 大成建設 取締役副社長執行役員国際支店長 荒井康博 大成建設 取締役専務執行役員国際支店副支店長 長田士郎 竹中工務店 常務執行役員 松本 章 西松建設 執行役員海外支社長 柿沼昭彦 前田建設工業 代表取締役常務執行役員土木事業本部長 < 事務局 > 鈴木 一 副 会 長 内藤 徹 常務理事 中山 隆 常務理事 松井波夫 総務部長 - 47 -

5. 海外事務所 平成 24 年 3 月 31 日現在の海外支部は次の通り (1) 海外支部 ( 幹事 ) ソ ウ ル フ ジ タ ソウル支店 北 京 大成建設 中建 - 大成建築有限責任公司 上 海 大成建設 中建 - 大成建築有限責任公司上海事分公司 台 北 鹿島建設 台湾営業所 香 港 TSUCHIYA 香港支店 マ ニ ラ 錢 高 組 マニラ支店 バ ン コ ク 西松建設 THAI NISHIMATSU CONSTRUCTION CO.,LTD. クアラルンプール 大成建設 クアラルンプール営業所 シンガポール 清水建設 国際支店 ジ ャ カ ル タ 清水建設 ジャカルタ営業所 ベ ト ナ ム 大成建設 ベトナム連絡所 ブ ル ネ イ 飛島建設 ブルネイ事務所 イ ン ド 三井住友建設 SMCC CONSTRUCTION INDIA LIMITED コ ロ ン ボ ( 検討中 ) カ イ ロ 鹿島建設 エジプト営業所 ト ル コ 間 組 トルコ営業所 ド バ イ 大成建設 中東支店ドバイ事務所 ナ イ ロ ビ 鴻 池 組 ケニア事務所 ロ ン ド ン 竹中工務店 Takenaka Europe GMBH U.K. BRANCH デュッセルドルフ 竹中工務店 Takenaka Europe GMBH ロスアンゼルス 鹿島建設 KAJIMA DEVELOPMENT CORPORATION メ キ シ コ 間 組 メキシコ事務所 サ ン パ ウ ロ 戸田建設 Constructora Toda Do Brasil S.A. - 48 -

資料 Ⅰ. わが国政府開発援助等に関する要望 国土交通省 外務省 財務省 経済産業省 ( 独 ) 国際協力機構 ( 平成 23 年 6 月 ~7 月 ) Ⅱ. 英国レディング大学との教育交流覚書 ( 平成 24 年 1 月 17 日 ) Ⅲ. わが国建設業の海外建設事業促進のための海建協活動の強化及び国に対する要望に係る提言 ( 平成 24 年 2 月 24 日 ) - 49 -

I. わが国政府開発援助等に関する要望 戦後最大の自然災害である東日本大震災が発生し その復興へ向けて日本全体が一丸となって取り組んでおります 世界の142カ国という かつてないグローバル規模での支援の申し入れが日本に寄せられております 大変有難いことであり 不幸にして被災された方々に勇気を与えるニュースだと思います 今まで日本がODAを始めとする国際協力を地道に推進してきた事実を 世界中の国が認めてくれた証とも言えます 支援の申し入れをしてきた国の中には 国民一人当たりのGDPが小さい国もあり 長年にわたる日本の顔が見える援助への感謝の表れとも考えられます 膨大な震災復興予算の財源について議論されていますが 今後長期にわたる復興予算捻出のために 毎年マイナスシーリングが続いているODA 予算をこれ以上削減するのは 以下の理由で反対します まず 日本の国益を損なう恐れがあるからです パイを小さくすればそれだけ協力できる国が減り 資源外交等で不利になります ひいては民間企業の海外展開も低調になり 震災復興にも悪影響を及ぼしかねません 次に 日本の国際的なプレゼンスの低下が心配されます 軍事力に頼らない平和外交を標榜しているわが国が 国力に見合ったODA 予算を確保しないと 官民連携した諸外国との付き合いが難しくなり 国際的に発言力が低下することが危惧されます これらを踏まえて政府におかれましては 長期的かつ大局的視野にたち 今後 ODA 予算をこれ以上削減することのないよう強く要望いたします 本年度の要望項目は ODA 事業に携わっている当協会会員からのアンケート結果を基に設定していますが 支払い 契約条件 税金等直接現場の運営に関連するものが多くなっています ODA 関係の中央省庁及びJICAは 当協会会員との意見交換会を数多く開催し ODA 事業の実施に関する諸課題の解決について努力されており 改善が見られます 無償資金協力では予備的経費が試行的に導入中であり 円借款ではコンサルテーション会議 STEP 候補案件の事前の意見交換会等の開催が実現いたしました これらのご高配に感謝申し上げると共に 今後のご指導を宜しくお願いいたします 要望事項 1.ODA 予算の確保 政府の成長戦略策定会議 経済団体等が重要視しているアジアを始めとする海外で わが国の国際的プレゼンスが低下しないように ODA 予算の安定的な確保をお願いいたします また その一環として建設企業が案件形成調査に積極的に参加できるように 調査費の充実や建設企業が他産業の企業と連携して上流から参画できる調査費の創設をお願いいたします 2.ODA 予算のあり方 (1) 二国間援助の拡大 ODA 予算の中で一般プロジェクト無償や円借款等の日本の顔が見える援助である 二国間援 - 50 -

助の拡大を強くお願いいたします 無償資金協力事業については 近年アンタイドの案件が増加して日本の顔の見える一般プロジェクト無償 ( 日本企業タイド ) の割合が減少しております 東日本大震災の復興予算の関係で ODA 予算の確保が厳しい状況下 少しでも日本の顔の見える案件を増やすため 無償資金協力事業については一般プロジェクト無償へのシフトをお願いいたします (2) 予算配分の柔軟性前述のような厳しい予算状況下にあっても TICAD IVでのアフリカ援助の国際公約を果たすとともに 日本の国益 資源外交上の戦略を考慮して特定地域にODA 予算が集中しないように柔軟な対応をお願いいたします 3. 免税措置とその周知徹底 免税措置の取り扱いが 同じ国の中でも発注機関または担当者毎に異なる場合があり 本来非課税の筈の請負者が課税されるケースが発生しております E/NおよびG/Aで規定されている免税措置の取り扱いの具体的内容を明確化し 税金については発注者負担が確実に実施されるようお願いいたします また これを踏まえ被援助国に対し当該国内の発注機関 税務署等関係機関へその旨を周知徹底する措置を講ずるよう強力な働き掛けをお願いいたします 無償資金協力関係 1. 無償資金協力事業のタイド方式の堅持 東日本大震災におけるアジアやアフリカの途上国を含めた海外の国や地域から寄せられた多数の支援 援助の背景には 長年継続的に実施してきた無償資金協力事業に対する感謝の表れであったと思われます 今後も 国内外にはっきりと 日本の顔が見える 無償資金協力事業を効果的 効率的に継続していくためにも タイド方式の堅持をお願いいたします 2. 無償資金協力事業の魅力度の向上 無償資金協力事業への応札企業数を増やすためには 魅力度の向上が必要と考えております 無償資金協力事業に多くの日本企業が参加できるよう更なる制度改善に向け以下の点について要望いたします (1) 事前調査及び設計の精度向上事前調査不足等による設計不備により 契約後の設計変更が多くなり請負者に過度の負担がかかっている 契約後の設計変更を低減させるためにも 事前調査及び設計精度の向上を図ること - 51 -

(2) 設計変更への迅速かつ適正な対応 上記 (1) を原因とした事象や設計条件と異なる事象が発生した場合は 速やかに設計変更の 対応がとれる仕組みを構築すること (3) 国債 ( 国庫債務負担行為 ) 案件の支払いの柔軟化および手続きの改善現行制度では ターム ( 年度工期 ) ごとに完了 請求等が為されているが 懸案である下記について改善を図ること 1) 残余金の活用残余金がより有効に活用できるよう 1タームに限定した使用ではなく 全体工期を通じて使用可能にすること 2) 手続きの改善タームに即した請求回数への改善 次タームの着工手続きにおける改善など 3. 無償資金協力事業の円滑な実施について (1) 予備的経費の試行の拡大予備的経費の導入が試行されていますが 試行対象となる地域を拡げて対象案件数を拡大していただくこと および予備的経費が適用される範囲の拡大および柔軟な運用等の検討をお願いいたします (2) 片務的契約条項の是正 ( 標準契約書の見直し ) 標記につきましては 無償資金協力の標準契約書の改訂により 設計変更と工期延長の条項については明記されましたが 懸案である下記について引き続き 検討をお願いいたします 1) エスカレーション条項の設定国情や国際情勢などによる急激な資材等の高騰に対応可能なエスカレーション条項を設けること 2) 不可抗力の発注者責任条項の明記自然災害や国情変動などによる不可抗力的なリスクの責任が曖昧であり 請負者がこれに伴う費用負担を強いられるケースが散見され 不可抗力に伴う費用負担は発注者の責任であることを条項に明記すること (3) 用地買収 障害物撤去の遅延に伴う問題の解決用地買収や地下埋設物等の障害物撤去については E/N G/A 契約条項で発注者責任を明記し 対応をお願いいたします 有償資金協力関係 1. 本邦技術活用 条件円借款 (STEP) の拡大 (1) 日本の顔が見える有効な援助手段である STEP 案件において調達手続きが円滑に進まない - 52 -

あるいは再度資格審査 (PQ) が実施された案件があります このような事態に陥らないよう 昨年よりSTEP 案件となることが予測される案件については調達手続きに入る前に関係業界の意見を聴取する 事前説明会 が開催されるようになりましたが 関係業界からの意見 要望を入札 契約条件などに十分反映していただくようお願いいたします (2) STEP 対象案件拡大のためにSTEPの採択条件である本邦調達率の緩和についてご検討下さいますようお願いいたします 2. アンタイド円借款の受注率向上日本建設企業のアンタイド円借款案件の受注率向上を図るため 以下について要望いたします (1) 技術評価の重視等わが国建設企業に優位性がある品質管理 安全管理 技術移転実績等に関する技術評価をより重視する入札 契約方式の検討 およびJICAによる技術協力との組み合わせについて検討すること (2) 入札資格審査および入札評価の改善わが国建設企業が受注機会において不利にならないよう業者選定の技術評価 価格評価を一層厳格化すること 上記の一環として 入札評価委員会へのエンジニア ( コンサルタント ) 参加が促進されるよう被援助国へ働きかけること 3.DB の普及と Adjudicator の育成促進 今後 契約条件でDB(Dispute Board: 紛争裁定委員会 ) 設置が規定されその普及が進むものと思われますが このDB 普及に伴いDBを構成するAdjudicatorのニーズが高まることは確実であり 早急にAdjudicator 育成を進めるとともに DB 実施のためのコスト手当についての検討もお願いいたします 4. 契約実施上生じる問題を事前に防止するためのチェックの強化 契約実施上生じる問題を事前に防止するためのチェックを強化し 問題事項については相手国政府ないし発注者に対してその是正の働き掛けをお願いいたします (1) 入札図書 契約図書の片務的条項の排除 ( 特に契約合意書及び契約条件書 ) ならびに正確さの向上 ( 特に設計図書 ) のため 外部機関によるレビューも含めてこれらについて徹底的に事前チェックを行うこと (2) 前記 3. に関連し 契約の公平性を保つためにDB 関係条項が契約条件から削除されないように事前チェックを行うこと - 53 -

(3) 工事発注前の用地買収の完了と障害物の撤去の確認 相手国内の資金手当て ( 円借款対象 外の工事費 用地費 税金その他 ) 等について事前チェックを行うこと 5. 契約条件の遵守 多くの国において支払遅延 用地買収と障害物撤去の遅延等 被供与国の発注者が契約条件を遵守しないことに起因する問題が発生し 請負者が大きな損害を被っております 日本国大使館及びJICAには契約遵守状況のフォローとともに 問題が発生した場合は 迅速な支払いの実行 適切な工期延長の承認 およびそれに伴う増加コストを負担するよう発注者へ適切な指導をお願いいたします また 被援助国政府や発注機関の契約不履行などの問題解決の一環として ベトナムにおいて発注者および関係政府機関 ならびに日本側から外務省 国土交通省 日本国大使館 JICA および当協会会員が一堂に会した官民コンサルテーション会議が実現しましたが 今後も事態が解決するまでモニタリングとフォローアップの継続をお願いいたします さらに 他の国々でも同様の問題が認められた場合はベトナム同様の対応をお願いいたします 海外進出企業への支援 インフラ PPP 事業の支援スキームの検討 政府の成長戦略策定会議 経済団体等が重要視しているアジア各国におけるインフラPPP (Public Private Partnership: 官民パートナーシップ ) 事業に対する期待は極めて大きいと言えます これらインフラ整備のニーズに対応したわが国企業の参加への要請に応えていくため わが国として取り得る支援策 ( インフラファンドによる投資支援 ODA 予算の活用等 ) の検討をお願いいたします 昨年 12 月のパッケージ型インフラ海外展開関係大臣会合で打ち出されたJICAの海外投融資の再開については パイロット事業アプローチを早期に完了し 本格的な再開と十分な規模の確保をお願いいたします - 54 -

Ⅱ. 英国レディング大学との教育交流覚書 - 55 -

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英国レディング大学 ( 建設マネジメント エンジニアリング学部 ) の概要 University of Reading / School of Construction Management and Engineering PO Box 219, Whiteknights,Reading RG6 6AW, UK Tel +44(0)118 378 8594 Fax +44(0)118 931 3856 担当教授 :Roger Flanagan 教授 r.flanagan@reading.ac.uk 名称 レディング大学 (University of Reading) 建設マネジメント エンジニアリング学部 School of Construction Management and Engineering URL http: //www.reading.ac.uk 連絡先 TEL:+44-0-118-378-8594 FAX:+44-0-118-931-3856 経営形態 公立 (Public School) 場所 英国レディング市 設立 1892 年 学生数 総学生数留学生の受入れ数 (1 学年 ) 22,000 人約 50 人 ( 出身国は下記参照 ) 基本財産額 71.6 million( 約 71 億円 ) 大学全体の卒業後の進路 日本との関係 留学生の人数及び出身地域の内訳 学術界 政治家 芸術家 運動など多方面海外建設協会会員の海外部門に卒業生多数 ( 過去に大林 清水 大成 竹中など ) 東大と提携している 2010 年 :44 名 2011 年 :45 名 ( 受験者は約 270 名 約 6 倍 ) 中国 韓国 インド 中東 メキシコ コスタリカ等 - 62 -

Ⅲ. わが国建設業の海外建設事業促進のための海建協活動の強化及び国に対する要望に係る提言 わが国建設業の海外建設事業促進のための 海建協活動の強化及び国に対する要望に係る提言 2012.02.24 社団法人海外建設協会 平成 22 年 1 月 わが国建設業の海外展開のための国の支援についての提言 を行って以降 わ が国建設業を取りまく環境が大きく変化し 建設業の海外展開にとって転機を迎えていることから 次の観点から新たな提言を行うこととする 1) 国土交通省において 目指すべき建設産業の政策が活発に議論され 海外展開支援のための政策のいくつかは実施に移されているが 政策のフォローアップ及び新たな支援策が求められていること 2) 世界経済は ユーロ危機により不透明感が出てきているものの アジアで2010 年から10 年間で8 兆ドルのインフラ投資ニーズが見込まれる等 特にアジア諸国 中東アフリカ諸国を中心してインフラ整備の需要が非常に高いこと 3) 自国政府の手厚い支援策などを背景に 急速に海外受注を拡大 伸長させている外国企業と対等に競争することのできる環境整備が必要になっていること 4) 海建協会員企業の海外展開に対する中長期的な取組みは アンケートの結果にも顕著に表れているように 総じて量的にも地域的にも拡大の方向を示していること また 請負工事以外の多角的な事業の取組みも必要あるとしていること 提言は 会員企業の海建協及び国に対する支援要望に係るアンケート結果 海外建設事業を積極的に進める外国建設業界の海外展開の現状調査をもとに 海建協に設置した 海外建設展開検討部会 における活発な議論を経てとりまとめた なお 次に掲げる各対応策の実施については 海建協活動の強化は 平成 24 年度以降の事業計画及び予算に盛り込むことで 国に対する要望は 平成 24 年度以降の海外展開の支援方策での支援を求めることで対応することとする - 63 -

Ⅰ. 海建協活動の強化 1 海外建設事業の成否の行方を担う海外展開に係る情報の収集 提供の強化 拡充 現状と課題わが国建設業が戦略的に海外展開を行うためには 海外建設活動に係る正確な情報を適時収集し これを最大限に活用して国際競争力の強化を図ることが不可欠である また プロジェクトの採算性向上にとって 技術的 資金的 社会的な面等多面的なリスク分析を行うことが重要であり より厳密なリスクの分析のための正確な情報の入手も重要である そのためには 海建協の情報収集活動の強化を図るとともに 関係機関の有するさまざまな海外情報を効率的に収集し 海建協会員をはじめ関係者が利用しやすい情報提供システムの構築及び効果的に情報を発信する仕組みの構築が必要である 対応策わが国建設企業が 積極的に事業展開を行っている国 地域及び今後の事業展開が見込まれる国 地域についての 市場動向 進出環境 ( 税制 投資環境 資機材単価 建設業 就労許可制度 ) 計画中のプロジェクト 発注及び受注工事に関する情報等を 国土交通省 外務省 JETRO JICAや各国発注機関 建設専門誌などがHP 上で公開している有益な情報と海建協のHPをリンクさせることで情報検索を容易にし 海建協のHPを充実させ 広く情報発信をする また 必要に応じて海建協支部 在外公館のインフラプロジェクト専門官 建設アタッシェ 専門家及びJETRO 等の協力のもとに資料を収集し 海建協資料室に収蔵 供覧し 可能なものはHPに掲載する また 現地レベルでは大使館 ( インフラプロジェクト専門官 建設アタッシェ ) JICA 建設コンサルタント等とOCAJIメンバー支部会員企業による情報交換をより活発化するためのスキームの構築を図る 2 海外駐在員事務所の新たな設置の検討 現状と課題海建協は 1976 年にカイロ事務所を開設して以降 6カ所 (6カ国) に駐在員事務所を開設したが 会員企業の積極的な海外進出に伴い その必要性が年々減少し 会員のニーズ及び費用対効果を検討した結果 2009 年にシンガポール事務所の閉鎖を最後に すべての事務所を整理した その後 各企業努力では解決出来ない問題の対応 きめ細かな情報収集の必要性 現地発注者に対する対応及び新たに進出する企業に対する対応などから 海外駐在員事務所の必要性を上げる意見もだされている 現在 これらの問題については 海建協の役職員の派遣 外部機関への依頼などで対応している 今後 駐在員事務所を新たに設置するには 費用をどのように確保するかが大きな課題 - 64 -

であり さらに どの国に誰を派遣するか 費用対効果をどのように判断するかなど課題は多く存在している 対応策設置目的を明確にし 費用対効果を十分に検討した上で 会員の負担増の可能性も含め 会員のニーズを再度確認し 必要と判断された場合 国土交通省など政府の支援 協力を要望することとする 3 海外要員を育成するための研修体系の策定 現状と課題海建協会員をはじめ関係企業の海外要員の確保 育成に対するニーズが年々高まっており 海建協としては 従来の研修事業の強化を図るとともに 今年度実施の国際建設プロジェクトリーダー育成事業 ( 国土交通省請負事業 ) の検証結果を踏まえ 国土交通省 関係団体及び必要に応じ大学などと連携して 海外展開に必要な人材を戦略的に育成するための研修体系を策定する必要がある そのためには 海外建設事業の流れの中で 各部署 組織及びプロジェクトの各段階において 海外建設に携わる要員に必要な知識 能力などを明確化し それを実現するための講義内容 講師及び開催時期 期間などを盛り込んだプログラムを作成する必要がある 今後 将来のわが国建設業の海外展開を担う人材を育成するためには 海建協の研修が重要な役割 位置を占めており これに加え わが国の教育機関における早期の人材教育強化 また 日本人をサポートする開発途上国の人材も積極的に研修する必要があることから このための研修計画の検討も必要となっている 対応策海外建設を担う人材育成に関する調査研究を今年度中に着手し 来年度中に研修体系をとりまとめることを目指すこととする この取りまとめの一環として 会員企業の人材養成のニーズ 研修の実態を調査すると共に 内外における大学等における海外建設に係る講座の実態や企業間留学の可能性等を調査する 4 インフラ関連の他業界との連携の強化によるビジネスの拡大 現状と課題わが国建設企業が海外市場でビジネスの拡大及び新たなビジネスの創出を図るためには 建設業独自では対応できない分野について 建設コンサルタント 商社 プラント企業 金融機関等インフラ関連の他業界と連携した取組みも考慮する必要がある この取組みを推進するためには 他業界との意見交換 共同研究 調査などを通じて理解を深め お互いの利点を活かした国際競争力の強化を図ることが重要である また 他業界との事業遂行を円滑に進めるには 他業界とのチーム結成のインセンティブを明確にし 案件の - 65 -

発掘 形成 実施にわたる仕組みの構築 さらにチームメンバーのリスクをいかに明確化することが出来るかが重要である そのためには 建設業界と他業界とで定例的に率直な意見交換ができる枠組みを整備する必要がある 対応策海建協として インフラ関連の他業界と対話を行い 連携のための新たな枠組み整備を検討することとする なお 建設コンサルタント業界とは平成 23 年夏より連携のための対話を始めている 5 外国建設協会との交流 協働関係の構築 現状と課題外国では国の支援を受け 国際展開を積極的に進め 着実に海外建設受注を伸長している国もあり 今後 中長期的に 国の海外建設振興策や財政支援を受けて 世界的に受注を一層拡大していくものと見られる このような状況下 そのような国々の建設協会から 海建協との交流促進及び第三国における協働関係構築が打診されている 現在 わが国建設企業は 外国企業との熾烈な国際受注競争を強いられており 今後 そのような国々の建設協会との交流がお互いの競争力を高める効果をもたらすものか また 協働関係の構築が わが国建設業の新たな受注を創出することに繋がるものか メリット デメリットを慎重に検討する必要がある 対応策海建協としては 少し時間をかけ 会員の意向 そのような国々の関係機関の意向を確認しながら検討を進めることとする 取りあえずは情報交換から始める 6 PPP 事業への取組み方策の研究 現状と課題 PPPは会員の請負工事以外の新しい取組みのトップに挙げられているものである 政府は 官民連携でPPPによるインフラ輸出の支援を強化する方針を示しているが 一方 官と民との役割範囲 民としてのリスク対策と収益性 官民協調してのプロジェクト実施等のタイミングなど課題は多く残されている PPP 事業の実施方法については これまで 官民において 様々な研究 検討が重ねられて 一体型 上下分離方式 前後方式 トータル支援などいくつかの事業の進め方が提案されている 民間の建設企業としては 官から金融面及びリスク面で どの程度の支援が得られるかが事業化進出 すなわち出資を含む事業への参加の重要なポイントとなっている PPPはインフラ整備の新しい方式であり いまだ制度が十分整備されていない国も多く - 66 -

また運用もさまざまであり またその実例も限られている それに関する情報に対する会員企業のニーズは高い 対応策海建協とコンサルタント業界とは現在 PPPに関する検討会を持っており その研究成果をもとに 海建協としての支援方策 政府に対する支援要望を取りまとめることとする なお 海建協としてはPPPに関する情報を前出 4で記載したように他業界より収集 蓄積した上で会員に提供する 7 海建協民間工事契約約款の整備 普及 現状と課題海外市場において すでに日系企業から案件を受注しているわが国建設企業は 会員企業が独自に作成した契約約款或いは日本の民間 ( 旧四会 ) 連合協定工事請負契約約款をもとに契約を結んでいる 一方 今後 新たに海外の日系案件に取り組もうとする企業からは 海建協の契約約款が海外における日系企業のスタンダードとして認められれば 独自に契約約款を作成する必要がないことから 海建協契約約款の整備を期待する意見も寄せられている これに対し 海建協契約約款に対するニーズはどの程度有るのか 同約款作成にあたって 独自の約款を有する会員企業からの協力が得られるのかを確認する必要がある 対応策 是非検討してほしい ( あれば参考にする を含め) という回答が多くあったので 作成作業に参加してもよいという意向のある会員企業が相当程度あるかを確認の上 必要な場合は部会を設置しこれにあたることとする 8 海建協会員及び海外進出を目指す会員外の建設企業に対するアドバイザー制度の整備 現状と課題海建協は 現在 海外建設事業の経験の少ない企業及び新たに海外建設事業に取り組もうとする企業などからの相談 照会に応じる 支援事業 ( アドバイザー事業 ) を実施しているが 近年 これら相談 照会の件数は増加傾向にある また 最近 海外建設事業でトラブルを抱える企業からの新たな相談も寄せられるなど 今後 これらの件数がさらに増加することが予想されることから 海建協として 円滑な対応を図るために 同事業に係る対応のための制度の整備が必要となっている これまでの相談 照会は セミナー等の講演形式のものを除き 原則として 相談企業が海建協を訪問することとしていたが 相談企業の事情 ( 社員多数に聞かせたいなど ) を考慮し アドバイザーが相談企業に出向くなどの対応も検討する必要がある - 67 -