株主還元情報 配当について 2016 年 9 月期 連結配当性向 42.2% 35.50 円 期末配当は 1 株当たり 35.50 円 将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ 株主への利益還元を重視し 安定した配当を継続して実施していくことを当社の利益配分の基本方針としています この方針のもと 配当については業績に応じた利益還元を実施すべく 連結配当性向の目標を概ね30% 以上と設定しています 2016 年 9 月期期末配当は当期の業績に基づき 35.50 円といたしました 1 株当たり期末配当 1 株当たり期末配当配当性向 36.3% 1 株当たり期末配当 42.2% 35.50 円 株主優待制度について 中長期保有の促進を目的とした株主優待制度 株主の皆様の日頃のご支援にお応えするとともに 当社株式への投資の魅力を向上させ より多くの株主様に中長期的に保有していただくことを目的としております 株主優待の内容 保有株式数と継続保有期間に応じた基準で UC ギフトカードを進呈させていただきます 継続保有期間 保有株式 1 年以上 2 年以上贈呈回数基準日 1 年未満 3 年以上 2 年未満 3 年未満 500 株以上 1,000 株未満 1,000 株以上 5,000 株未満 1,000 円 2,000 円 1,500 円 3,000 円 2,000 円 4,000 円 2,500 円 5,000 円 年 1 回 9 月末日 5,000 株以上 対象株主 継続保有期間 5,000 円 7,000 円 9,000 円 10,000 円 2016 年 9 月末日現在の当社の株主名簿に記録された 500 株以上を保有されている株主様から 上記優待内容を適用 継続保有期間の適用は 2016 年 9 月末日現在の当社株主名簿を1 回目とし 毎年 9 月末日現在 及び 3 月末日現在の当社株主名簿に連続して 3 回以上同一株主番号にて記録された株主様を対象 1 年以上継続保有 とは 半期ごと (9 月末日現在 及び 3 月末日現在 ) の株主名簿に同一株主番号にて3 回連続で記載された株主様とし 同様に 2 年以上 とは 5 回 3 年以上 とは7 回連続 株式会社 FPG ( 証券コード : 7148) 2016 年 9 月期株主通信 2015.10.1 >>> 2016.9.30 36.0% 24.50 円 8.67 円 増配 2014 年 9 月期 2015 年 9 月期 2016 年 9 月期 ( 注 ) 株式分割に伴う影響を加味し 遡及調整を行った数値を記載
7 期連続増収増益 Top Interview トップ インタビュー 過去最高の売上 利益を達成 212.3 億円 2016 年 9 月期を振り返り 総括をお願いします 2017 年 9 月期の通期業績予想について教えてください 188.9 億円 2016 年 9 月期における事業環境は当社事業にプラスの影響を与え 主力のタックス リース 8 期連続の増収増益 過去最高の売上 利益の更新を目指しております 事業環境 [ 連結 ] 売上高 営業利益の推移 153.1 億円 アレンジメント事業は組成 販売ともに好調に推移いたしました 不動産や保険等の多角化事業につきまして は 引き続き良好に推移しており 通期業績予想の達成に向けて順調な滑り出しを見せておりま 売上高 営業利益 129.4 億円 も既存の顧客基盤や販売ネットワークを活用したクロスセルの推進により順調に伸長いたしました その結 す 引き続き 主力のタックス リース アレンジメント事業の拡大及び不動産や保険等の多角化事 118.5 億円 果として 業容は大きく拡大し 7 期連続増収増益で過 業を推進してまいります 100.8 億円 去最高の売上 利益を達成することができました 2016 年 9 月期の事業環境当社事業にプラスの影響 62.5 億円 世界の航空会社 海運会社等の設備投資ニーズは堅調に推移 タックス リース アレンジメント事業の組成は好調 28.0 億円 16.2 19.9 億円億円 8.2 10.3 14.3 億円億円億円 40.1 億円 20.8 億円 34.6 億円 中小企業の業況は引き続き堅調 マイナス金利により地銀等がフィービジネスに注力 高齢化のさらなる進行及び相続税の課税強化 中小企業の投資ニーズは拡大 金融機関からの顧客紹介が増加 事業承継 相続 贈与に関連する事業が拡大 代表取締役社長 谷村尚永 2010 年 9 月期 2011 年 9 月期 2012 年 9 月期 2013 年 9 月期 2014 年 9 月期 2015 年 9 月期 2016 年 9 月期 2017 年 9 月期 ( 予想 ) ( 注 ) 多角化事業とは 不動産 保険 M&アドバイザリー 証券 信託等のタックス リース アレンジメント事業以外の事業のことをいいます 1 詳しくは P7 及びP8をご参照ください 2
Top Interview 中期的な経営戦略 順調に成長を遂げて来られましたが 今後の中長期的なビジョンを教えてください 当社は 金融分野での 真のプロフェッショナル を目指しております おかげさまで 2001 年の設立以来 順調に事業を拡大させ 2009 年のJSD 市場に上場以降はさらに成長が加速いたし ました その結果 現在は主力のタックス リース アレンジメント事業では業界 No.1 の地位を築いており 新たな成長ステージ 仕組みづくり 人づくり ます 当社はこの先もタックス リース アレンジメント事業における No.1 の地位を確固たるものとする だけでなく 不動産や保険等の多角化事業も推進してまいります そして さらなる発展のために新たな 成長ステージへ進んでいくには 事業体制 組織基盤及び人材育成の強化は非常に重要であると考えております そのため この先の新たな成長を目指した具体的な施策として 仕組みづくり 人づくり を 事業体制の強化 組織基盤の強化 人材育成の強化 中期的な経営戦略として推進してまいります 新たな成長を目指した施策 既存事業の強化 多角化事業の推進 戦略的 M&の活用 新たな経営戦略の策定 実行 ビジネスのリスク プロファイルに合致するリスク管理体制の整備 人材の高度化を図る体系的教育制度 意欲と挑戦 中長期的なコミットを引き出す人事制度 情報インフラの改善 強化 採用を促進する人事処遇制度 創業 ~ 事業の根幹整備 業界 No.1の地位確立 新たな成長ステージ 仕組みづくり 人づくり FPG の人づくりについて ~ 人事部長に聞く ~ 2001 年当社設立 2007 年上場準備開始 2010 年大阪証券取引所 JSD 市場に上場 2011 年東京証券取引所市場第二部に上場 2012 年東京証券取引所市場第一部に上場 事業体制の強化 組織基盤の強化 人材育成の強化 中期的な経営戦略として掲げている 人づくり についての考え方を教えてください 株主の方にお伝えしたいメッセージをお願いします 当社はさらなる成長に向って歩み続けます 持続的な成長による企業価値の向上を目指し 全社 一丸となってまい進いたします また 積極的な株主還元にも引き続き努めてまいります 今後とも 株主の皆様には一層にご理解とご支援を賜りますよう お願い申し上げます 執行役員総務部 人事部担当人事部長 島川優 当社が成長していく中で 金融分野での 真のプロフェッショナル であることを目指し 進化する お客様のニーズに応え続けていくためには 当社の人材育成の強化が重要な課題です 新たな成 長ステージを実現するために 具体的には上述の人材育成の強化に掲げた 3 つの施策を掲げ 人づく り のために これらを着実に実行してまいります 3 4
タックス リース アレンジメント事業の状況 2016 業界 No.1 の地位をより強固に 有望な航空機マーケット 20 年後には運行機数は 2 倍以上になると言われています 45,240 機 2 倍以上 22,510 機 航空会社 海運会社等の設備投資ニーズ 中小企業の経営課題 拡大する顧客 膨大な顧客マーケット 顧客数推移 3,682 2,576 947 潜在顧客 収益を上げている中小企業 * 約 30 万社 FPG mentum アイルランド 2014 年 9 月期 2015 年 9 月期 2016 年 9 月期 2015 年 2035 年 * ボーイング社 Outlook 2016 のデータを基に作成 FPG sset & Investment Management オランダ 日本 販路の拡大 * 財務省 法人企業統計調査結果 ( 平成 27 年度 ) 国税庁 会社標本調査結果 に基づく資本金 1,000 万円以上 1 億円未満の黒字企業数 海外関係会社との連携による案件の獲得 FPG sset & Investment Management B.V. 航空会社 海運会社等を対象に航空機 船舶 海上輸送用コンテナのリース案件を独占的に当社へ紹介 FPG mentum Limited リスク許容度の高い大口投資家のニーズに対応するため 航空機投資管理機能を提供 UE シンガポール 販売ネットワークの拡大 販売ネットワークは順調に拡大しており 会計事務所との提携数を年間 400~500のペースで増やしております 会計事務所との提携数金融機関との提携数 84 102 1,847 2,304 110 2,814 2014 年 9 月期 2015 年 9 月期 2016 年 9 月期 国内支店の拡充 2016 年 9 月期は 札幌 札幌 金沢 岡山に支店を新設し 10 支店体制となりました 仙台 =2016 年 9 月期新設 金沢 大宮 岡山 名古屋 東京本社 福岡広島大阪高松 5 6
多角化事業の状況 多角化事業で拡大するソリューション 多角化事業売上高 (2016 年 9 月期 ) 中小企業や経営者の様々なニーズに対するソリューションを提供しております 既存の顧客基盤 販売ネットワークを活用したクロスセルの推進 事業間のシナジーによる新たな金融商品の開発 18.3 億円 [ 前期比 55.2% ] 財務戦略 事業承継 リスク管理 利益の平準化 株価対策 為替対策 TOPICS 中小企業 経営者のニーズ 適切な設備投資計画 将来発生する費用への対策 等 後継者不在 役員退職金の支払 経営者の個人資産の相続 経営者 従業員の死亡 病気 企業 経営者の資産管理 等 贈与対策 等 不動産関連事業 2015 年 12 月に不動産小口運用商品 プラチナコート広尾 ( 総口数 291 口 ) iz 青山 ( 総口数 140 口 ) 完売 2016 年 4 月に子会社 FPG 信託の信託機能を活用した新たな不動産小口運用商品プレミアムアセット シリーズ FPG 渋谷宮益ビル ( 総個数 416 個 ) 販売開始 タックス リース アレンジメント事業 不動産関連事業 M& アドバイザリー事業 中小企業経営者の高齢化による事業承継問題の増加に伴い 数多くの M& を成約させたことで売上は 2 倍以上に増加 ソリューション 保険仲立人事業 M& アドバイザリー事業 信託事業 2015 年 12 月より 個人富裕層の資産承継や次世代継承への対応を目的とした自社株承継信託他 4 種類の信託商品の取扱いを開始 2016 年 7 月より 振り込め詐欺の増加や認知症の増加を踏まえ 信託の機能を活用した財産管理商品 FPG 信託の財産保全信託 の取扱いを開始 信託事業 (FPG 信託 ) 証券事業 (FPG 証券 ) 7 8
JPX 日経インデックス 400 構成銘柄への採用 FPG 会社概要 当社は 2016 年 8 月 31 日より株価指数 JPX 日経インデックス 400 ( 以下 JPX 日経 400 ) の構成銘柄として採用されました この株価指数は資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした 投資者にとって投資魅力の高い会社 で構成されています ~ グローバルな投資基準 ~ 資本の効率的活用 投資者を意識した経営観点 40% を超える高い自己資本利益率 (ROE) 透明性の高いガバナンス体制 会社概要 名称本店所在地電話番号設立資本金格付代表取締役社長 株式会社 FPG (Financial Products Group Co., Ltd.) 100-7029 東京都千代田区丸の内二丁目 7 番 2 号 JPタワー 29F TEL 03-5288-5656 FX 03-5288-9300 2001 年 11 月 3,091,176,087 円 長期発行体格付 : BBB- 短期発行体格付 : J-2 国内 CP 格付 : J-2( 発行限度額 50 億円 ) 格付機関 : 株式会社日本格付研究所 (JCR) 谷村尚永 株式の状況 (2016 年 9 月 30 日現在 ) 発行可能株式総数 216,000,000 株 発行済株式総数 94,461,600 株 株主総数 16,634 名 所有者別株式分布状況 (2016 年 9 月 30 日現在 ) 個人 その他 その他国内法人 外国人 金融機関 自己名義株式 証券会社 4.8% 14.8% 14.8% 4.1% 27.8% 33.7% 当社 2016 年 9 月期 45.2% 取締役 5 名中 3 名が独立社外取締役 取締役常勤監査役監査役取引金融機関 門多丈船山雅史松永明彦石黒正 安田正敏 吉利友克 常峰仁 三井住友銀行 みずほ銀行 三菱東京 UFJ 銀行他 株主メモ 上場市場証券コード 東京証券取引所市場第一部 ( 上場日 : 2012 年 10 月 22 日 ) 7148 欧米上場企業 平均 15.0% 監査役 3 名全員が独立社外監査役 主な連結子会社監査法人 株式会社 FPG 証券 株式会社 FPG 信託 FPG MENTUM LIMITED 新日本有限責任監査法人 事業年度定時株主総会株主確定基準日 毎年 10 月 1 日から翌年 9 月 30 日まで毎事業年度終了後 3ヶ月以内 9 月 30 日 剰余金の配当の基準日 9 月 30 日 3 月 31 日 東証一部上場企業 2015 年度 平均 7.6% * 日本及び欧米における上場企業の ROE の数値は 日本証券取引所グループ発表 2015 年度決算短信集計 連結 ( 市場一部 ) 及びブルームバーグ社が調査した数値を参考に作成 当社の取締役会は5 名の取締役から構成されておりますが うち 3 名が独立社外取締役です また 監査役 3 名も全員が独立社外監査役です 当社は執行と監督の機能を分離し 独立性と透明性の高いガバナンス体制を構築しています 株式の売買単位公告掲載方法株主名簿管理人同事務取扱場所 100 株当社の公告掲載方法は 電子公告とする ただし 事故その他やむを得ない事由によって電子公告することができない場合は 日本経済新聞に掲載して行う 東京都千代田区丸の内一丁目 4 番 1 号三井住友信託銀行株式会社東京都千代田区丸の内一丁目 4 番 1 号三井住友信託銀行株式会社証券代行部 9 10