(5) 認定対象者に収入がある場合は 厚生労働省通知並びに関係法令 本基準に定める範囲内であること (6) 認定対象者を被扶養者として認定する事が実態と著しくかけ離れたものではなく かつ社会通念上妥当性を欠いていないと認められること ( 扶養義務者が複数の場合の認定対象者の帰属 ) 第 4 条認定対

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( 扶養義務者が複数の場合の認定対象者の帰属 ) 第 4 条 認定対象者にかかわる扶養義務者が複数ある場合は 扶養義務者の収入および扶養能力 被保険者の被扶養者としなければならない経緯または理由 生計維持の事実などを総合的に審査して組合がその帰属を判定する なお 夫婦 親子等社会通念上被保険者よりも

資格取得( 認定日 ) 出生 離職 婚姻 離婚 1カ月以内の届出 出生日 喪失日から 市区町村受理日 1カ月を越えた届出 出生日 健康保険組合受付日 被扶養者の範囲被扶養者となるためには 主として被保険者の収入によって生活していることが必要です 扶養の程度の基準としては 被扶養者となる人の年間収入が

4 恩給 ( 文官恩給 旧軍人恩給 旧軍人遺族恩給等 ) 5 労働保険 ( 雇用保険給付金 労災年金 一時金等 上積み補償を含む ) 6 社会保険 ( 公的年金を除く傷病手当金 出産手当金等 健康保険組合の場合は付加給付を含む ) 7 事業収入 ( 自営業 農業 漁業 林業 畜産業等 ) 休業補償費

し 認定対象者の収入 生活実態 被保険者が扶養するに至った経緯 被保険者の扶養能力 被保険者による経済的扶養の事実とその内容などを慎重に審査し 公正に判断するように努めなければならない そのためには 被保険者に対して判断に必要な諸資料の提出や電話連絡等による事実確認を求め その結果 被扶養者資格があ

被扶養者になれる者の判定

ったと判断します なお 一時的に認定基準月額以上の収入がある月があっても 認定基準年額を超えるまでの間は認定できます また 勤務した月の給与が翌月以降に支払われる場合でも 原則 勤務月の収入として取扱います 継続して認定できる事例 認定基準月額未満であるので 継続して認定できます 認定基準月額以上の

諸規程

【文 書 名】田辺三菱製薬健康保険組合 被扶養者認定基準(案)

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Q1 社会保険とはどのような制度でしょうか 会社などで働く人たちが収入に応じて保険料を出し合い いざというときの生活の安定を図る目的でつくられた制度のことで 一般的に健康保険や厚生年金保険のことを 社会保険 といいます 健康保険法第 1 条では 労働者の業務外の事由による疾病 負傷若しくは死亡又は出

議案第49号-医療福祉費支給に関する条例の一部改正【確定】

強制加入被保険者(法7) ケース1

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

(4) 不動産収入 ( 土地 家屋 駐車場等の賃貸収入 ) 利子収入( 預貯金 有価証券利子等 ) 投資収入( 株式配当金等 ) (5) 健康保険の傷病手当金 出産手当金等の休業補償費 (6) 雇用保険の失業給付 育児休業給付金 傷病手当金 (7) 被保険者以外の者からの仕送り ( 生計費 養育費等

点及び 認定された日以降の年間の見込みの収入額のことをいいます ( 給与所得等の収入がある場合 月額 108,333 円以下 雇用保険等の受給者の場合 日額 3,611 円以下であること ) また 被扶養者の年間収入には 雇用保険の失業等給付 公的年金 健康保険の傷病手当金や出産手当金も含まれます

目次 はじめに 3 頁 被扶養者認定参考事項 4 頁 被扶養者について 5 頁 被扶養者の範囲 7 頁 添付書類一覧表 8 頁 被扶養者認定日 9 頁 収入の対象 9 頁 被扶養者の申請の申し出があったときに 確認していただきたいこと 10 頁 特殊な取り扱い 12 頁 2

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

被扶養者の認定取扱について

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と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

( 別添 2) ( 別添 2) 平成 14 年 9 月 27 日保発第 号の別添 2 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 ( 準則 ) 第 1 健康保険法 ( 以下 法 という ) 第 34 条第 1 項の規定による厚生労働大臣の承認 ( 以下 一括適

障害認定者 180 万円未満 150,000 円未満 ( 注 1) 収入基準は 所得金額ではなく税金等控除前の総収入金額から判断します ( 注 ) 収入が変動的な場合 原則として過去 年間の総収入金額から判断します 上記収入基準は一律に適用されるものではなく あくまでも目安であり 認定を受けようとす

の両方を提出する必要がある 問 3 還付額は 領収証に記載されている金額を還付するのか それともレセプト情報から自己負担分を計算するのか 領収証により保険診療に係る一部負担金の額を確認して還付する 問 4 領収証の紛失 または医療機関等の全壊等により 対象の被保険者が負担した一部負担金の額の確認が取

京都市職員共済組合被扶養者認定基準

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に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

京都市ひとり親家庭等医療費支給条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は, 母子家庭の児童及び母, 父子家庭の児童及び父等に対し, 医療費の一部を支給することにより, これらの者の保健の向上を図り, もってひとり親家庭 ( 母子家庭及び父子家庭をいう ) 等の福祉の増進に寄与することを目的とする (

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には 婚姻の届出をしていないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含み 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和三十三年法律第百九十二号 ) 高齢者の医療の確保に関する法律 ( 昭

国立大学法人京都大学教職員給与規程

(3) 母子家庭の母又は父子家庭の父の前年 (1 月から9 月までに医療の給付を受けた場合にあっては 前々年をいう 以下同じ ) の所得 ( 規則で定める所得の範囲及び所得の額の計算方法により算出した額をいう 以下同じ ) が その者の所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号 ) に規定する控除

2 扶養親族の収入見込については 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 扶養親族 ( 異動 ) 届に載のとおりです 3 私の配偶者若しくは親族等が受ける扶養手当又は民間その他のこれに相当する手当の支給の基礎とはなっておりません 4 ( 子を扶養親族とする場合 ) 私の費用負担は配偶者の費用負

健康保険被扶養者の認定について 東京文具工業健康保険組合 平成 31 年 4 月改定版 1

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扶養手当 (1) 支給要件について (2) 扶養親族の範囲について の親族に該当し, かつ, 年額 130 万円以上の恒常的な所得が見込まれない者 ( 本学又は本学以外の事業所において扶養手当等の支給対象となっている場合を除く ) を, 主として扶養している場合 共済組合の被扶養者とは要件等について

被扶養者認定要綱

(組合)事務連絡案(国内在住者扶養認定QA)

(2) 父又は母が死亡した児童 (3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次の各号のいずれかに該当する児童と同居して これを監護し かつ その生

(協会)300829事務連絡(国内在住者扶養認定QA)

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特定退職被保険者制度のご案内

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提出書類について 証明書類等の添付を必要とするのは 通常型 です 簡易型 は原則 証明書類等の添付は不要です Q4 収入等の証明書類の提出を求める根拠はありますか A4 証明書類等の提出に関しては 健康保険法施行規則第 50 条第 2 項及び第 3 項に 規定されており 確認に必要な書類を求められた

足利市妊産婦医療費助成条例 昭和 48 年 3 月 23 日条例第 2 号改正昭和 49 年 6 月 11 日条例第 38 号昭和 59 年 12 月 20 日条例第 32 号昭和 62 年 3 月 23 日条例第 7 号平成 6 年 12 月 21 日条例第 35 号平成 10 年 3 月 24

2 前項第 1 号の制限額は, 次表のとおりとする 対象者制限額乳幼児等を養育している者扶養親族等及び児童がないときは,53 2 万円とし, 扶養親族等及び児童があるときは,532 万円に当該扶養親族等及び児童 1 人につき38 万円 ( 当該扶養親族等が所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号

伊丹市市民福祉金条例の一部を改正する条例(平成12年  伊丹市条例第  号)

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第 4 条市は 助成対象者に係る医療費 ( 入院時食事療養費を除く ) のうち医療保険各法に定める一部負担金 ( 法令の規定に基づく国若しくは地方公共団体の負担による医療に関する給付又は保険者等の負担による高額療養費及び高額介護合算療養費の支給若しくは附加給付がある場合は その額を控除した額とする

( 同一世帯の取扱い ) 第 条組合員と生計を共にし かつ 同居している場合をいう ただし 組合員の勤務上別居を要する場合若しくはこれに準ずる場合又は勤務等に際して自己の都合により一時的に別居を余儀なくされる場合には これを同居とみなして取扱う ( 別居認定 ) 第 4 条前条ただし書の同居とみなす

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被扶養者異動届認定要領 異動理由の確認認定対象者の確認被扶養者の範囲収入要件 追加 ( 被扶養者が増えたとき ) 被保険者と認定対象者との関係 (1) 続柄 (2) 同居 別居の別 (3) 生計維持関係の有無 認定対象者について (1) 年齢 (2) 収入の有無 (3) 障害者であるか (4) 他の

寝屋川市母子家庭等自立支援教育訓練給付金事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 雇用の安定及び就職の促進を図るために必要な教育訓練に係る講座 ( 以下 講座 という ) を受講する母子家庭の母 又は父子家庭の父に対し 母子及び父子並びに寡婦福祉法 ( 昭和 39 年法律第 129 号 以下

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被扶養者の資格確認を行います

152 号 ) (6) 保険医療機関等健康保険法第 63 条第 3 項第 1 号に規定する保険医療機関若しくは保険薬局又は同法第 88 条第 1 項に規定する指定訪問看護事業者 ( 平 6 条例 30 平 8 条例 29 平 9 条例 16 平 10 条例 2 平 11 条例 15 平 14 条例

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( 補助金の交付申請 ) 第 4 条補助金の交付を受けようとする保護者 ( 以下 申請者 という ) は 大阪狭山市私立幼稚園就園奨励費補助金交付申請書 ( 様式第 1 号 ) を市長に提出しなければならない ( 補助金の交付決定 ) 第 5 条市長は 前条の申請があった場合は 内容を審査し適当と認

25 継続認定 25-1 家事手伝い又は求職中のため 25-2 子が高校 大学等に進学したため 25-3 収入が少ないため (18 歳以上 60 歳未満の者 ) 25-4 認定期間中に大学を中退し その後アルバイトをしているため 提出書類参考 それぞれの事例により 以下に掲げていない書類の提出を求め

監 事 監 査 規 程

第 2 節強制被保険者 1 第 1 号被保険者頻出 択 ( 法 7 条 1 項 1 号 ) 資格要件 日本国内に住所を有する20 歳以上 60 歳未満の者 ( 第 2 号 第 3 号被保険者に該当する者を除く ) 例 ) 自営業者 農漁業従事者 無業者など 適用除外 被用者年金各法に基づく老齢又は退

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

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単身赴任手当 (1) 支給要件について 次の ( ア ) から ( ウ ) までのいずれかを満たすとき ( ア ) 採用 出向, 学内異動又は勤務地の移転に伴い, 転居し, やむを得ない事情により配偶者と別居し, 単身で生活し, 配偶者の住居から勤務地まで通勤困難な場合 補足説明 1 転居 採用,

により 次の各号に定める者に対して届書の提出を求めるものとする ただし 第 1 号に該当する場合で 届出すべき事項を公簿等によって確認することができるときは 当該届出を省略させることができる (1) 世帯に属するすべての被保険者が老人保健法 ( 昭和 57 年法律第 80 号 ) の規定による医療又

満の児童を含む ) で 社会保険各法による被保険者 組合員又は被扶養者とする ただし 生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) による保護を受けている者を除く (1) 身体障害者で 障害の程度が身体障害者福祉法施行規則 ( 昭和 25 年厚生省令第 15 号 ) 別表第 5 号に定める身

退職後の健康保険制度について 退職後は 以下の3つの選択肢の中からご自分が加入する制度を選ぶことになります 必ずしもヤマトグルー プ健康保険組合の任意継続に加入する必要はありません 月々の保険料や加入条件等をよく比較して ご自身に 合った健康保険を選択してください A ご家族の扶養に入る B 国民健

被用者年金一元化法

提出書類について 証明書類等の添付に関しては 通常型 に限ります 簡易型 は原則 証明書類等の添付は不要です Q4 収入等の証明書類等の提出を求める根拠はありますか A4 証明書類等の提出に関しては 健康保険法施行規則第 50 条第 2 項及び第 3 項に規定されており 確認に必要な書類を求められた

表 2 イ特別支給の老齢厚生年金老齢厚生年金は本来 65 歳から支給されるものです しかし 一定の要件を満たせば 65 歳未満でも 特別支給の老齢厚生年金 を受けることができます 支給要件 a 組合員期間が1 年以上あること b 組合員期間等が25 年以上あること (P.23の表 1 参照 ) c


第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

Ⅰ 改正について 児童扶養手当法の改正 Q&A ( 公的年金等と合わせて受給する場合 ) Q1 今回の改正の内容を教えてください A: 今回の改正により 公的年金等 * を受給していても その額が児童扶養手当の額 より低い場合には 差額分の手当が受給できるようになります 児童扶養手当 は 離婚などに

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被扶養者認定事務の取扱い基準

(2) 福島県療育手帳制度要綱 ( 昭和 49 年児第 15 号福島県厚生部長通知 ) の規定により交付を受けた療育手帳に知的障害者として記載されている者 ( 第 4 号及び第 5 条第 4 項において 知的障害者 という ) で当該手帳に記載されている障害の程度の表示がAのもの (3) 精神保健及

第 11 条育児休業を終了して復帰する教職員の年次有給休暇については 理事長が別に定める ( 育児短時間勤務 ) 第 12 条小学校就学の始期に達するまでの子と同居し 当該子を養育する教職員が申し出た場合には 当該子がその始期に達するまで 当該教職員の所定勤務時間を 6 時間とすること ( 以下 育

Q3 なぜ 必要な添付書類が変わるのですか? A3 厚生労働省より 日本国内にお住いのご家族の方を被扶養者に認定する際の身分関係及び生計維持関係の確認について 申立のみによる認定は行わず 証明書類に基づく認定を行うよう 事務の取扱いが示されたことから 届出に際して 確認書類の添付をお願いすることとな

3. 現況申立書 Q5 現況申立書については 参考例として示されていることから これまで使 用していた現況申立書を引き続き使用してよいか A. これまで使用していた現況申立書を使用しても差し支えないが 使用にあたっては 今回の通知に則した判定基準 ( 身分関係 生計維持関係 ) となっているか十分精

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(1) 被扶養者とは主として組合員の収入によって生計を維持していると 共済組合に被扶養者の要件を備えていることが認定された者をいいます 家族が被扶養者に認定されるためには組合員が直接共済組合に申告しなければなりません (2) 家族を被扶養者にするには ア 被扶養者認定フローチャート で被扶養者の要件

今後の検討事項

二いて 同法第二十八条の規定により記録した事項の訂正がなされた上でこの法律の施行の日(以下 施行日 という )以後に当該保険給付を受ける権利に係る裁定が行われた場合においては その裁定による当該記録した事項の訂正に係る保険給付を受ける権利に基づき支払うものとされる保険給付(当該裁定前に生じた保険給付

世帯に付き10,000 円以内とする 2 助成金の交付の対象となる空気調和機器の稼働期間 ( 以下 交付対象期間 という ) は 7 月から10 月までとする 3 助成金の交付の申請をした者 ( 以下 申請者 という ) が 交付対象期間の一部について第 6 条に規定する資格に適合しない場合は 助成

るところによる ( 昭 53 条例 31 昭 55 条例 19 昭 57 条例 6 昭 59 条例 14 昭 59 条例 39 平 6 条例 26 平 10 条例 5 平 12 条例 14 平 18 条例 13 平 19 条例 44 改 ) (1) 児童 18 歳未満の者 (18 歳に達した日の属す

(1) 学校等の卒業証明書 (2) 生年月日を証明する書類 ( 免許証等公的機関が発行する証明書 なお 卒業証明書に生年月日が記載されている場合は 省略できる ) 3 要綱第 9 条第 2 項第 1 号イに該当する労働者を雇用した場合は 次の各号いずれかの書類を提出するものとする (1) 雇用保険受

( 助成対象者 ) 第 3 条助成の対象となる者 ( 以下 助成対象者 という ) は 医療保険各法の規定による被保険者又は被扶養者であり かつ 柏崎市内に住所を有する妊産婦 ( 以下 対象妊産婦 という ) 又は子ども ( 以下 対象児童 という ) の保護者とする ただし 次の各号のいずれかに該

Transcription:

ファイザー健康保険組合被扶養者認定基準 ( 目的 ) 第 1 条この基準は 健康保険法第 3 条第 7 項に定める被扶養者資格の審査 認定等をファイザー健康保険組合 ( 以下 組合 という ) が適正かつ公平に行なうための基本原則を定めたものである 2 既に被扶養者として認定されている者に対する資格の再審査 再認定の取扱いもこの基準による ( 被扶養者の範囲 ) 第 2 条被扶養者の範囲は次のとおりとする ただし 後期高齢者医療の被保険者等である者は除く ( 健康保険法第 3 条第 7 項 ) (1) 被保険者の直系尊属 配偶者 ( 届出をしていないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む 以下この項において同じ ) 子 孫及び弟妹であって 主としてその被保険者により生計を維持するもの (2) 被保険者の三親等内の親族で前号に掲げる者以外のものであって その被保険者と同一の世帯に属し 主としてその被保険者により生計を維持するもの (3) 被保険者の配偶者で届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にあるものの父母及び子であって その被保険者と同一の世帯に属し 主としてその被保険者により生計を維持するもの (4) 前号の配偶者の死亡後におけるその父母及び子であって 引き続きその被保険者と同一の世帯に属し 主としてその被保険者により生計を維持するもの ( 認定の原則 ) 第 3 条健康保険法並びに関係法令 通達等に基づき 認定対象者及び被保険者について 次の項目に沿って総合的に審査し 健康保険法第 3 条第 7 項に規定する要件への適合の可否を個々の事例によって組合が判断し行うものとする (1) 被保険者により継続的に主として生計が維持されている事実があること (2) 被保険者に認定対象者を扶養すべき義務があること (3) 被保険者が認定対象者を扶養せざるを得ない理由があること配偶者及び義務教育修業以降継続して全日制教育機関に就学している者を除く 18 歳以上の就労可能者については 特に扶養しなければならない事情があると認めた場合に限り被扶養者として認定する (4) 被保険者には継続的に認定対象者を養う経済的扶養能力があること

(5) 認定対象者に収入がある場合は 厚生労働省通知並びに関係法令 本基準に定める範囲内であること (6) 認定対象者を被扶養者として認定する事が実態と著しくかけ離れたものではなく かつ社会通念上妥当性を欠いていないと認められること ( 扶養義務者が複数の場合の認定対象者の帰属 ) 第 4 条認定対象者にかかわる扶養義務者が複数ある場合は 扶養義務者の収入および扶養能力 被保険者の被扶養者としなければならない経緯または理由 生計維持の事実などを総合的に審査して組合がその帰属を判定する なお 夫婦 親子等社会通念上被保険者よりも高い扶養義務を負う親族がいる場合は 扶養の認定は行わない ただし 当該扶養義務者に扶養能力がないと認められる場合及び扶養の事実がないと認められる場合は この限りでない ( 夫婦共同扶養の場合における被扶養者の認定 ) 第 5 条夫婦共同扶養の場合における被扶養者認定については 下記要領を参考として 家計の実態 社会通念等を総合的に勘案して行う ( 昭和 60 年 6 月 13 日保険発第 66 号 庁保発第 22 号 ) (1) 被扶養者とすべき者の人数にかかわらず 年間収入 ( 当該被扶養者届けが提出された日の属する年の前年の年間収入とする 以下同じ ) の多い方の被扶養者とすることを原則とする (2) 夫婦双方の年間収入が同程度である場合は 被扶養者の地位の安定を図るため 届出により 主として生計を維持する者の被扶養者とする (3) 共済組合の組合員に対しては その者が主たる扶養者である場合に扶養手当等の支給が行われることとされているので 夫婦の双方又はいずれか一方が共済組合の組合員であって その者に当該被扶養者に関し 扶養手当又はこれに相当する手当の支給が行われている場合には その支給を受けている者の被扶養者として差し支えない ( 収入がある者についての被扶養者の認定 ) 第 6 条被扶養者の認定要件のうち収入がある者の年間収入は 届出日から向こう1 年間の継続性ある収入見込額とし 認定における収入の限度額は厚生労働省通知に基づくものとする ( 昭和 52 年 4 月 6 日保発第 9 号 ) (1) 認定対象者が被保険者と同一世帯に属している場合は 認定対象者の年間収 130 万円未満 ( 認定対象者が 60 歳以上の者である場合 または厚生年金保険法による障害厚生年金の受給要件に該当する程度の障害者である場合にあっては 180 万円未満 ) であって かつ 被保険者の年間収入の 2 分の 1 未満である場合は 原

則として被扶養者に該当するものとする (2) 認定対象者が被保険者と同一世帯に属していない場合は 認定対象者の年間収入が 130 万円未満 ( 認定対象者が 60 歳以上の者である場合または厚生年金保険法による障害厚生年金の受給要件に該当する程度の障害者である場合にあっては 180 万円未満 ) であって かつ 被保険者からの援助に依る収入額より少ない場合には 原則として被扶養者に該当するものとすること ( 収入の範囲 ) 第 7 条被保険者の収入の範囲は 原則として被保険者の所属する事業所から支払われる勤労によるものとする なお 任意継続被保険者については 一定の保険料負担により 原則として在職中と同様の給付を受けることができる任意継続の制度趣旨に鑑み 任意継続における標準報酬月額を以て収入とみなす 2 認定対象者の収入の範囲は 原則として以下のすべてを含むものとする なお収入とは原則として現金及び現金によって評価しうる現物の受入総額をいう (1) 勤労による収入 ( パート アルバイト 内職等を含む ) (2) 各種年金収入 ( 厚生年金 国民年金 各種共済年金 船員保険年金 農業者年金 企業年金 各種の恩給 遺族年金 障害年金等 ) (3) 事業収入 ( 自営業 農業 漁業 林業等 ) (4) 雇用保険給付金およびこれに準ずるもの (5) 健康保険 労働者災害補償保険等における休業補償的給付金 (6) 不動産収入 利子収入 配当金収入 (7) 被保険者以外からの仕送り金 (8) その他の継続性を有する収入 ( 組合の調査権 ) 第 8 条組合は 被扶養者の認定を厳正かつ公平に行なうため 必要に応じて被保険者に対して書類の提出もしくは提示を要求し またはその他の方法により事実を確認することができる ( 扶養に関する事実の立証義務 ) 第 9 条認定対象者が被扶養者の要件に該当することについては被保険者においてその事実の立証を行わなければならない ( 被扶養者資格審査の放棄 ) 第 10 条組合が提出または提示を要求する書類を 被保険者が正当な理由なく指定した期日までに提出もしくは提示しないとき またはその他の方法によって組合が要求

する事実確認の回答を拒否したときは 被保険者が認定対象者にかかわる資格の審査を受ける意思を放棄したものとみなし 審査の対象から外すものとする ( 認定効力の発生時期 ) 第 11 条組合が認定対象者を被扶養者と認めた場合のその効力の発生時期は 次のいずれかによるものとする なお 届出とは 被扶養者異動 ( 認定 ) 届 及び所定の書類等全ての書類を揃えて事業主経由で組合に提出することをいう (1) 被保険者資格取得後または被扶養者認定資格が生じた日以後 5 日以内に届出をした場合は 当該事実が生じた日を認定日とする ただし出生においては6 日を超えた届出であっても生年月日を認定日とする (2) 被保険者資格取得後または被扶養者認定資格が生じた日以後 1ヶ月以内に届出をした場合で やむを得ない理由で届出が遅れたと組合が認めたときは 当該事実が生じた日を認定日とする (3) 組被保険者資格取得後または被扶養者認定資格が生じた日以後 1ヶ月を超えて届出をした場合は 原則として組合が届出を受領した日を認定日とする ただし 認定日を遡及すべき理由を書面により証明し 組合がこれを認めた場合は 当該事実が生じた日若しくは組合が妥当と判断した日を認定日とする ( 認定後の事実確認調査および検認 ) 第 12 条組合は 定期的または随時に被扶養者を有する被保険者に対し 扶養事実の確認のための調査を行なうものとする ( 被扶養者資格喪失の届出義務 ) 第 13 条既に被扶養者の認定を受けている者が被扶養者資格要件を満たさなくなったときは 被保険者は直ちに事業主経由で組合に被扶養者資格喪失の届出をしなければならない ( 職権による被扶養者資格の取消 ) 第 14 条被保険者から被扶養者資格喪失の届出がなされていない被扶養者について 被扶養者資格の要件を有しなくなった事実が判明した場合 事実の発生日を確定できるときはその日 確定できないときはその事実が判明した日をもって資格を取消すものとする 2 被扶養者となる資格を有しない事実を隠し または虚偽 その他不正な内容を含む被扶養者届および書類に基づき被扶養者の認定を受けていたことが判明した場合は 前項に準じて資格を取消すものとする 3 前二項において 既に保険給付等を受けていた場合 組合は原則としてその保険給付等に要した費用の全部を被保険者に返還させるものとする

( 再審査請求 ) 第 15 条被扶養者の認定に関する組合の決定に不服がある場合 被保険者は認定の対象となることの妥当性を立証できる書類等を追加したうえ 事業主を経由して組合に再審査の請求をすることができる ( 特別の事例 ) 第 16 条被扶養者の認定について新たな事例が発生した場合は その都度組合が審査 決定を行なうものとする 附則この基準は 平成 24 年 7 月 13 日から施行する