1.AutoCAD2012 の操作画面の設定 1 メニューバーを表示ここをクリックしワークスペースをチェック ワークスペース設定をクリック 2D 製図と注釈にチェックを入れる ここをクリックし メニューバーを表示させる メニューバー タブ表示の切り替え タブ リボン リボンの表示 非表示 2 ステータスバーのアイコンの文字表示 ステータスバーのアイコンを右クリックしここをクリックしてアイコンを使用のチェックを外すアイコンが文字表示になる 操作時は適宜オン オフを変更するがまずは直行モード OSANAP 線の太さのみオンとし 他はオフにしておく
2. 製図環境の設定 1) 図面サイズ設定 ファイル 新規作成 ここをクリック テンプレートなしで開く ( メートル ) をクリック 単位 : メートル ( インチ ) 尺度 1/1 図面サイズ 下記コマンドを直接入力し 横サイズ 横 縦 図面サイズを指定 縦サイズ A1 841 594 mvsetup n m 1 297 210 A2 594 420 A3 420 297 2) オブジェクトプロパティー管理の設定 A4 297 210 図面を描く前に設定しておくこと修正 オブジェクトプロパティー管理をクリック 画層管理を使えるように下記を ByLayer に設定 ここを ByLayer に設定 線種尺度は 0.5 に設定推奨値 0.3 又は 0.5 なお 状況により 画面で確認ししながら調整すること 注 ) 個別に調整する場合はオブジェクを選択し 個別にプロパティ管理で変更可能 3) 線種設定作図に必要な線種はデーターファイルから読み込む形式 線種設定 右上のロードをクリック SHIFTを押しながらすべてを選択 OK 線種は画層プロパティー管理で設定しておくと便利 4) 画層プロパティー管理の設定 ここをクリックし 画層プロパティー管理を開く ここを右クリックし画層を新規作成をクリックし順次線を設定 外形線かくれ線中心線寸法線 ここをクリックし線の名称 色 線種 線の太さを順次設定 線種の尺度はオブジェクトプロパティー管理で設定 良く使う線の推奨値名称 線種 線の太さ 外形線 実線 Continuous 0.5 注 ) 線の太さの比率は 4:2:1となるよう かくれ線 破線 HIDDEN2 0.25 に設定 中心線 一点鎖線 CENTER2 0.13 寸法線 実線 Continuous 0.13
オブジェクトの線種変更 オブジェクトを選択し この マークをクリックして 指定する線種をクリック 5) 文字スタイル設定形式 文字スタイル管理 文字高さを入力 適用文字の高さ 3~5 部分的な文字の大きさ変更は 文字を右クリックしオブジェクトプロパティー管理で変更 6) 寸法スタイル設定 形式 寸法スタイル管理 修正をクリック 下記を設定 並列寸法の間隔 6~10 基点からのオフセット 0 矢印のサイズ 3~5 文字の高さ 3~5 文字スタイル管理で設定の高さが適用される 基本単位 0.0 0.0 7) マルチ引出線スタイル設定 形式 マルチ引出線スタイル管理 修正をクリック 下記を設定 矢印のサイズを変更 3~5 参照線の長さ 0 文字の高さ 3~5 引き出し線の接続 最終行に下線 参照線との間隔 0 3. マウス操作右クリックオブジェクトを選択しないで右クリックオブジェクトを選択して右クリック Shiftを押しながら右クリック ショートカットメニュー編集のショートカットメニューオブジェクトスナップやトラッキングに関するショートカットメニュー ホイールボタン操作拡大 窓ズーム 1 点目 オブジェクトの選択窓選択 2 点目 ホイールボタン手前 : 拡大逆 : 縮小 ホイールボタンダブルクリック : オブジェクト範囲拡大 囲った窓枠内のオブジェクトを選択 一部解除は [shift] を押しながらクリック 交差選択 囲った窓枠に掛かるオブジェクトを選択 一部解除は [shift] を押しながらクリック
4. 作図の練習 1) 基本操作マウスで方向を指示して距離を指定して直線注 ) 直交モードをオンにすると縦又は横だけ作図可能となる作成 線分 30 ENTER 相対座標で直線 相対 横 縦 注 ) 斜めに線を引く場合は直行モードはオフ 作成 線分 @100,50 ENTER 距離 角度を指定して直線寸法 ( 斜め実寸 ) 角度注 ) 角度は極トラッキングをオンにすると便利 作成 線分 @40<30 ENTER オフセット ( 一定間隔で線を引く ) 線を選択 修正 オフセット オフセット寸法入力 ENTER オフセット側をクリック M を入力すると続けて処理が可能 トリム ( 図形を部分的に削除 ) 削除 オブジェクトを選択 修正 トリム 線分の交点より削除側をクリック ( 交点のない線分は Delete で削除 ) 延長 ( 指定した境界まで 線を延長 ) 境界となる線をクリック 修正 トリム 延長する線をクリック ( 中心より延長側をクリック ) 長方形 注 )DYN をオン 延長 作成 長方形 1 点目をクリック 横寸法入力 タブ 縦寸法入力 ENTER 円 注 )DYN をオン 作成 円 中心 半径 中心位置クリック r 寸法入力 ENTER 面取り M を入力すると続けて処理が可能 ENTER でも同様に続けて処理が可能 修正 面取り d ENTER 10 ENTER 10 ENTER 線 1 線 2 r 面取り M を入力すると続けて処理が可能 ENTER でも同様に続けて処理が可能 修正 フィレット r ENTER 10 ENTER 線 1 線 2 接線 OSNAP の設定を一旦 ALL クリアーし 接線だけにチェックを付ける接線を引き終わったら 設定を元に戻す 作成 ( 左の円周上の点をクリック ) ( 右の円周上の点をクリック ) ENTER コピー (1 つの図形を位置を指定して複数コピーできる ) 注 ) 直交モードをオフ 図形を選択 編集 コピー 基点をクリック 貼り付け基点を指定して貼り付け注 ) 図面間のコピー 貼り付けは基点コピーを使用のこと編集 基点コピー又はオブジェクト右クリック クリップボード 基点コピー
移動 注 ) 直交モードをオフ 図形を選択 修正 移動 基点をクリック 貼り付け基点を指定して貼り付け 鏡像 左右又は上下対称な図形は半分作図すれば 鏡像で簡単に作図できる 図形を選択 編集 鏡像 対象軸の 1 点目 2 点目をクリック エンター 矢印 C5 寸法 マルチ引き出し線 挿入点をクリック 文字記入点をクリック 文字記入 寸法記入 寸法 記入する寸法の種類をクリック 基本となる寸法メニュー 長さ寸法 半径寸法 直径寸法 角度寸法 マルチ引出線 寸法記入は設計者の意図を反映させるものである製作者に分かり易い様 製作時の基準点を明確にして記入のこと 寸法線の間隔は一定とすること文字の大きさは統一すること寸法のダブり表示は避けること穴位置は中心で記入のこと
特殊な寸法の入れ方 Φ の入れ方 ( ファイまたは特殊記号 %%c で入力 <> を付けると実測値が表示される ) 寸法値を右クリック オブジェクトのプロパティ 管理 文字の寸法値の優先に %%C<> はめ合い公差記入寸法値を右クリック オブジェクトのプロパティ 管理 基本単位 寸法の接尾記号 h7 寸法公差記入寸法値を右クリック オブジェクトのプロパティ 管理 許容差表示 上下 寸法のマイナス値 寸法のプラス値 許容差の文字高さ 八チング 作成 ハッチングをクリックハッチングパターン下の マークをクリック ハッチングパターンを選択 このマークをクリックし 図形の内側をクリック下図のように囲まれた図形にハッチングが施される ハッチングの間隔を変える場合は尺度を変更尺度 0.5 ハッチングの角度を変える場合は角度を変更角度 90 度
5. 図面の作成 図面作成時は下記に則って作成のこと JIS に則って製図のこと ( 基礎製図のテキストを参照 ) 製図法は第 3 角法で作成のこと 今回の製図は実際に製作メーカーに発注する前提で作成のこと 図面は一品一葉のこと (1 図面に 1 部品 ) 製図の尺度は 1/1 のこと規格品は規格番号を記事欄に記入のこと購入品は購入先を明記のこと 1) 輪郭線用紙サイズの長方形をクリックメニューの修正 - オフセットをクリック 10(Enter) 長方形の内側をクリック 輪郭線太い実線 用紙サイズ オフセット 10 2) 表題欄 線分とオフセットを使って 図面中央に描く 15 40 12 12 12 29 17 17 7 7 7 線分 直行モード 48 6 6 27 120 6 6 20 53 7 10 10 部番 学番 図名 内容は下記による 品名 氏名 オブジェクトスナップ 材料 個数工程検図日検図者 尺度図番 1:1 投影法 記事 修正メニューの移動を使って表題欄を右下に移動する 移動
3) 図形の描き方横 縦に基準となる線を引く上記の線を基準に外形線をオフセットで引く中心線を基準に穴の円を描くコーナー部の面取りを実施トリムを使って不要な線を消す寸法を記入画層で線種を変更 基準線 線分 オフセット フィレット 円 面取り トリム 延長 画層 組立図へのボルト ナット ベアリング等の規格品の作図は学科 HP またはメーカー HP よりダウンロードのこと図面間のコピーは基点コピーを使うこと精度の必要な寸法は公差を設定のこと 6. 印刷設定プロッターの指定は下記による 12-401 コンピュータ室 A plot41a 12-401 コンピュータ室 B plot41b 12-402 コンピュータ室 A plot42a 12-402 コンピュータ室 B plot42b 印刷時の尺度は1/1とすることプロッターはA0まで印刷可能 ( 印刷されたものを測定した時 実際の寸法に合うように設定のこと ) 教室のプロッターに設定 図面範囲を選択 印刷の中心をチェック 用紙にフィットのチェックを外す 1:1 を選択 横をチェック レイアウトに適用をクリック