高分子学会ウェビナー (Webinar) ご紹介 高分子学会は 2011 年度より 維持会員 賛助会員向けに インターネットによる学術講演の配信 (Webinar) サービスを始めました これまでのように 講演会の都度 出張旅費 移動時間をかけることなく 職場の PC で受講が可能です 特別な機器の設置 PC の設定は不要です プロジェクター スピーカーを接続することにより 何名でも見ていただくことができます 海外への配信も可能です 高分子学会が誇る講師陣による 最先端技術の紹介 基礎講座など バランスの良い講演が 年約 10 回 年間費用 ( 固定額 ) で視聴できます 1 2
2013 年度 Webinar の状況 申込 :48 社 84 拠点アンケートによると 1 回につき 平均 15 名 /1 拠点以上 計 1,000 名 /1 回を超える方々に視聴いただいております 2013 年度プログラム (10 回 ) 第 1 回新しい有機 EL 材料の創製安達千波矢 ( 九大 OPERA) 第 2 回環動高分子材料とその応用伊藤耕三 ( 東大院新領域 ) 第 3 回バイオミメティクスを支える高分子 : 今 何故 生物模倣なのか? 下村政嗣 ( 東北大原子分子材料研 ) 第 4 回高分子材料の表面 界面構造解析の基礎と実際田中敬二 ( 九大院工 ) 第 5 回高分子材料研究における放射光の利用櫻井和朗 ( 北九市大国際環境工 ) 第 6 回ポリマーブラシの基礎と応用辻井敬亘 ( 京大化研 ) 第 7 回レドックスポリマー電池西出宏之 ( 早大院理工 ) 第 8 回繊維技術の DNA チップへの展開福島達伸 ( 三菱レイヨン ) 第 9 回炭素繊維複合材料 (CFRP) とその航空用途への展開遠藤真 ( 東レ ) 第 10 回高分子溶融体におけるレオロジー特性の制御と成形加工への応用山口政之 ( 北陸先端大院マテリアル ) 3 Webinar の魅力について ネットワーク接続 PC があれば どこでも視聴可能です さらに プロジェクター スピーカーを接続すれば何名でも見ていただくことができます 講演会の都度の手続き 費用負担が不要で 事務処理およびコストの削減につながります ( 参加申込手続き 参加費支払い 出張費申請 移動時間 ) 回数 人数不要 年約 10 回 定期的に 濃密でバランスのとれた内容をお届けいたします 高分子学会 Webinar は 皆様方からのご意見 ご要望を適宜集約し お役に立てるツールへと逐次進化させていきます 若手社員教育に 最先端技術情報収集に皆様方からのリクエストにより 柔軟に幅広く内容を取り揃えていきます 4
2014 年度 Webinar プログラム (10 回 ) 6 月 17 日 ( 火 ) より持続可能な社会を実現するバイオ技術と素材開発ーデュポンの事例を中心に 賀来群雄 ( デュポン ) 我々が住む地球で起こっている急激な人口増加 化石燃料の枯渇 地球環境の悪化は人類の生存に警鐘を鳴らし 持続可能で環境負荷を軽減する技術の開発が急務である 先端のバイオ技術を開発し 育てる食糧の生産 持続可能なバイオ燃料の商業化 環境負荷軽減したプロセスで製造したユニークな物性を持つバイオ素材の汎用化は 持続可能な社会の構築する上で不可欠な手段である 本講演ではデュポン社が取り組んでいるバイオ技術と素材開発を例にその挑戦と可能性について紹介する 7 月 29 日 ( 火 ) 超短フェムト秒パルスレーザーと高分子材料の相互作用 平尾一之 ( 京大院工 ) 非熱過程でありながら電場強度が非常に高いフェムト秒レーザーパルス光を高分子材料内部に空間変調器で集光照射すると非線形な多光子吸収をおこす その結果 空間選択的にイオン化や高密度化 結晶化など様々な興味深い相互作用が生じる これらを利用した3Dで一括加工できる光造形法について紹介する 8 月 26 日 ( 火 ) 次世代自動車における高分子材料 草川紀久 ( 高分子環境情報研 ) 環境に優しい自動車として 現在ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車 電気自動車が人気を集めています また産業界では 次世代の究極のエコカーとして燃料電池自動車の開発研究が鋭意進められ 2015 年には市販車投入も計画されています 本講演では 次世代自動車に要求される性能とその開発の最前線を紹介し 次世代自動車における高分子材料の果たす役割について考えてみたいと思います 9 月 16 日 ( 火 ) 高分子固体構造ー物性の基礎 金谷利治 ( 京大化研 ) 高分子固体はナノメートルから数ミリメートルまでの広い長さスケールで様々な階層構造をとり その階層構造が物性を大きく支配している このような高分子固体の階層構造形成機構を解明すれば 新たな物性や機能を持つ高分子固体を創製することができる 本講演では 高分子固体構造形成機構の基礎から始めて その測定法も含め最新の研究を紹介する 10 月 14 日 ( 火 ) 熱電変換材料 デバイスの新展開: 印刷技術で作製可能なフィルム状の熱電変換素子 星野聰 ( 産総研 ) 製造に印刷技術が適用可能で低コスト生産 大面積化に有利 レアアースを使用しない 柔軟性を持たせることで適応範囲が広がるなど 従来型にはないユーザビリティに優れる熱電変換素子技術の開発が進行している 大面積 フレキシブル フィルム状など従来の熱電変換素子では実現困難な新たな素子形態の意義と応用展開に関して発表する 11 月 25 日 ( 火 ) リビングラジカル重合の基礎と応用 澤本光男 ( 京大院工 ) ラジカル重合は工業的にも学術的にも重要な重合反応であり, その精密制御は現在広範に研究されている 工業化を目指した開発研究も世界的に広範に進められている 本講演では, これらの観点から, 次の諸点を実例を含めて述べる : (A) ラジカル重合の精密制御の考え方 ;(B) リビングラジカル重合の主要例と比較 ; (C) リビングラジカル重合による高分子の精密合成 ; (D) リビングラジカル重合の応用展開の現状 12 月 9 日 ( 火 ) アニオン重合の基礎から最近の進歩 平尾明 ( 東工大 台湾大 成功大 蘇州大 ) アニオン重合の基礎から最近の進歩まで モノマー 添加物 および重合系について説明いたします 後半部では リビングアニオン重合を用いた特殊形態高分子 ( ブロック グラフト スターポリマー等 ) の分子設計と精密合成を紹介いたします 1 月 20 日 ( 火 ) リビングカチオン重合と機能性ポリマーの創製 青島貞人 ( 阪大院理 ) カチオン重合は制御困難な重合として知られていましたが 最近 様々な特徴を有するリビング重合が見いだされました さらに その重合制御法を用いて材料創製を行うと 従来無かった機能性材料が数々得られるようになりました 重合制御と機能性材料創製にご興味のある方は どうぞご参加下さい 2 月 10 日 ( 火 ) 希土類錯体触媒の基礎ならびに精密重合触媒への応用 侯召民 ( 理研 ) 希土類元素は 典型金属や後周期遷移金属には見られない独特な性質を有する 本講演では 希土類元素の化学的特性や それを生かした精密重合触媒の開発および機能性高分子材料の創製 関連する有機合成反応への応用展開などについて紹介する 3 月 10 日 ( 火 ) バイオマスプラスチックスの開発現状と今後の動向について 山本智義 ( 帝人 ) ステレオコンプレックスポリ乳酸 ユニークな特徴を有する加水分解防止剤である環状カルボジイミドを中心に バイオマスプラスチックの技術 用途開発および今後の動向について概説する 全回 15:00~16:30(90 分 ) ( 講演 70 分 休憩 5 分 質疑応答 15 分 ) 5
高分子学会 Webinar 年会費 年会費 200,000 円 ( 年間約 10 回分 消費税別 ) ( 維持会員 賛助会員限定 ) 維持会員 : 1 拠点 (1PC) のみ 拠点追加可 追加 1 拠点につき 100,000 円賛助会員 : 1 拠点 (1PC) のみ 拠点追加不可 維持会員で 2 口以上 (ex. 維持 2 口以上 または維持 1 口 + 賛助 1 口以上 ) の法人会員は チャットおよび音声による質疑応答をお受けいたします まずは実際の Webinar Webinar の模様の模様をご覧ください デモ映像 1 (2 分 7 秒 ) 高分子の科学が活きる有機薄膜太陽電池の研究と進歩 2011 年 6 月 21 日開催講師 : 伊藤紳三郎先生 ( 京大院工 ) http://chat.cmstream.com/vod/digest1/ デモ映像 2 (2 分 27 秒 ) 有機 - 無機ハイブリッド材料 2011 年 7 月 22 日開催講師 : 臼杵有光先生 ( 豊田中研 ) http://chat.cmstream.com/vod/digest2/ Adobe Flash Player がインストールされている必要があります 高分子の科学が活きる有機薄膜太陽電池の ネットワークが混んでいたり PC のスペックが低い場合はフリーズすることがあります 研究と進歩 2011 年 6 月 21 日開催 ご視聴にあたっては 稼働実績講師 : 伊藤紳三郎先生 ( 推奨 ) をご覧ください ( 京大院工 ) 7
お申込みについて お申込みと問合せ先 ご興味をお持ちの場合は 仮申込書を下記宛お送り下さい 御社内システム環境での動作確認 テストをさせていただいた上で 正式申込のご案内をさせていただきます お申し込み お問合せ先 公益社団法人高分子学会 Webinar 係担当神宮司努 104-0042 東京都中央区入船 3-10-9 新富町ビル 6F TEL 03-5540-3771 FAX 03-5540-3737 E-mail webinar@spsj.or.jp 多数のお申込みをお待ちしております 8 受信 PC ネットワーク回線の稼働実績 ( 推奨 ) OS : Windows XP Professional SP3 Windows 7 Professional SP1 Mac OS Ⅹ ブラウザ : Internet Explorer Ver. 6.0 (Windows XP) Internet Explorer Ver. 8.0 (Windows 7) Safari Ver. 3.1 (Mac) FireFox Ver. 3.6 (Mac) メモリ : 1GB 回線速度 ( 有線 ) : 10Mbps Flash Player : Ver. 8 上記要件はあくまで稼働実績 ( 推奨 ) です 9