ベンダー ランドスケープ : 仮想バックアップ ソフトウェア 仮想マシンのバックアップ ソフトウェア評価, Inc. は IT 関連の調査アドバイスにおけるグローバル リーダーです Info-Techの製品とサービスは アクションに繋げられる洞察力と関連アドバイスの提供です ITについての広範囲な関心事をカバーするツールとテンプレートですぐにビジネスへの活用が可能です 1997-2013 Inc. 1
はじめに 現在 サーバーの仮想化は業務系の一部に使用され 従来のバックアップベンダーは これをサポートするための機能を搭載してきている 一方で VM はバックアップ専用に特別な仕様で設計されたソリューションがあり これは 従来のアプローチに対していくつかの強みを提供している しかし 両方が少しずつ混載している環境に 追加してイメージバックアップを導入すると 非常に複雑になってしまう 本調査の実施対象 : 本調査の役割 : 仮想インフラストラクチャのバックアップ ソリューションを検討中の企業 仮想バックアップのユースケース : 従来型バックアップ ソリューションを使用 仮想でのソリューション内容を確認したい 仮想のみのソリューションを使用 従来型アプローチの優位性を理解したい 新規 / 従来のバックアップベンダーが提供する仮想マシンのバックアップ機能について一般的な調査をしたい 仮想マシンにおけるバックアップ市場の新機能を理解する 仮想マシンのバックアップソリューションを提供するベンダーならびに製品を評価する どの製品が特定の使用用途やシナリオに最適かどうかを判断する (*) 監訳者注 : データセンタ クラウドなど大容量 高負荷 24 時間 365 日運用の環境 2
要旨 Info-Tech は 次の著名企業を含む 仮想マシンのバックアップ市場における競合 14 社を評価した チャンピオン Symantec は 優秀な開発陣と広範囲なグローバル チャネルやサポート エコシステムによって いち早く最新機能を搭載し 顧客ニーズへの対応が可能 CommVault は 時代を先取りしたハードウェア統合と OEM や搭載が不可欠な仮想バックアップ機能により 優れた仮想バックアップ ソリューションを実現 バリューアワード Symantec Backup Exec (v-ray edition) はコスト効率の高いソリューションである Symantec が提供する仮想バックアップ機能とコミットメントやサポート フレームワークの観点から評価した トレンドセッターアワード Veeam は 従来のソリューションでは実現できなかった機能を実現しトレンドセッター ( 時代を先取りする企業 ) に指名された バックアップから複製され圧縮された VM の実行や 効率的なネットワークの利用のための包括的な技術である Info-Tech の洞察 1. どの程度仮想化されているか企業がますます仮想化への投資を増やしている そのため VM マシンのリカバリに対するニーズを満たす最適なソリューションの選定が重要になっている 組織の VM 指向が強まるにつれて効果的にバックアップするという課題のみがより重要になってきている 2. コストと複雑性のトレードオフを検討する VM バックアップ用のポイントソリューションは 物理的かつ仮想バックアップを処理する従来のソリューションと比べると安価で使いやすい しかし すべての企業が 100% 仮想化しているわけではない つまり一方は仮想化しもう一方は物理的に 2 つのソリューションを管理していることが多い 3. テープの存在を忘れてはいけない最近バックアップ市場に投入されるものの多くは テープにバックアップして長期保持できる機能が提供していない 現在テープを使用中もしくは使用予定の場合 考慮に入れておく必要がある 3
市場の概要 今までの状況 仮想化が基幹業務で運用可能 サーバーの容量増加 ( メモリ マルチコアプロセッシング ) と vcpu RAM および IOPS の容量制限増加によって 現在は大半のサーバーを仮想化することが可能 2012 年には サーバーのワークロードの半分以上 ( 58%) が仮想化されている 従来型エージェント ベースのバックアップ方法では 今後は不十分 サーバーが仮想化されると サーバーのワークロード密度が増加し ホストサーバーがサポートする複数のゲストオペレーティングシステムへのエージェントのインストールを維持できなくなる 仮想化に重点を置くバックアップ ソリューションになってきた 仮想バックアップ用に設計された専用ソリューションで 基幹業務運用のワークロードでバックアップとリカバリーの影響を軽減するエージェントレスのバックアップが市場投入された 仮想バックアップ用に設計されたもので使いやすくコスト効率が高い バックアップ管理と仮想管理が競合し始めている 運用アプリがより仮想化されるにつれ 専用ソリューションを購入した仮想管理と 従来のバックアップ製品を使用したバックアップ管理のカバー範囲が重複してきている 今後の状況 企業は 2 つではなく 1 つのソリューションを必要としている 現在 35% 超の企業が 2 つ以上のバックアップソリューションを管理している ただし ほとんどの企業の仮想化は 100% ではなく 半数以上 (52%) が尚もテープを使用している ( 出典 :Info-Tech Research Group) 従来型バックアップと仮想バックアップを明確に区別するのは困難 エージェント ( ソフトウェア ) を各マシンにインストールする従来型バックアップは VM の機能と連携し 仮想環境においてエージェントレスのバックアップ実行方法を見いだしてきている 多くの場合 API の公開された VMware 上で実現している 仮想バックアップは 物理サーバー用のサポートと アプリの随時バックアップ用のアプリ認識をし導入し始めてきている バックアップ メディア ( テープなど ) と 仮想インフラストラクチャの実装および管理を簡素化する特徴に関する要件に重点を置くよう購入側に迫っている クラウドが次の差別化要因に バックアップ ソリューションが成熟化し技術標準がオープン化されてきている これにより パブリックとプライベートのクラウドと統合する機能が 仮想インフラストラクチャのアーカイブ機能とディザスター リカバリーに対してより高い柔軟性を実現していくであろう マーケットが進展するにつれてかつて最先端だった機能がデフォルトになり新機能が差別化要因になっている VMware APIs for Data Protection サポートは テーブルステークス ( 装備されているだけで使われない ) 機能となり 今後はソリューションの差別化にはならない 代わって 使いやすさと 要求を満たすためにどの程度 ソリューションが現在のバックアップ アーキテクチャに最適かが重要になる 4
仮想バックアップ ソフトウェアベンダーの選定 / 勝つための基準 : マーケットシェア マインドシェアとプラットフォームの対象範囲 企業は 従来型バックアップか イメージベースのバックアップ 仮想バックアップを対象としたソリューションのいずれかを使って 自社の仮想インフラストラクチャのバックアップを実施している Info-Tech はこのベンダー ランドスケープ調査で VMware ESX/ESXi Microsoft Hyper-V Citrix Xen Server やその他 ハイパーバイザなど 仮想バックアップを提供するベンダーに重点を置いた 中型企業から大企業の間で市場の存在感や評判が高いソリューションを評価した ベンダー ランドスケープに含まれている企業 : CA Technologies: システム管理をルーツとする CA ARCserve は 使いやすく卓越したレポート機能を提供 CommVault: 卓越したハードウェア統合機能を備えた 物理的かつ仮想バックアップを提供する優れたバックアップソリューション Dell AppAssure: 最近 Dell が買収した AppAssure は 使いやすく 最近の安定した成長と人気を誇っている Dell Quest vranger: 仮想バックアップの草分けである vranger は 使いやすく 仮想バックアップの実績で知られている EMC: ストレージとディスクのバックアップのマーケットシェアリーダーの EMC の Avamar は 卓越した複製機能を提供 FalconStor:VTL の OEM をルーツとする FalconStor は最近 Continuous Data Protector の買い手側にシフトしてきている HP:Data Protector を使用したコスト効率の高さで伝統的に知られている HP は HP ハードウェアとの優れた統合性を提供 IBM: マーケットシェア 2 位の Tivoli Storage Manager は スケーラビリティが高く VM バックアップ機能いち早く追随 Microsoft:Data Protection Manager は System Center 2012 を最近リリースし ますますスケーラビリティが高まっている NetApp Syncsort:NetApp ハードウェアを有効活用する優れたオール イン ワンのハードウェアとソフトウェアを実装 PHD Virtual 高速かつ柔軟に高いコスト効率性でータ リカバリを行う卓越した仮想バックアップソリューション Symantec マーケット シェア リーダーの Symantec Backup Exec および NetBackup は 強力な開発陣からサポートを得て 仮想バックアップの需要にいち早く対応することを実現 Unitrends イメージベースのバックアップ ソリューション 柔軟なバックアップのアプローチと ほぼ継続したデータ保護が可能 Veeam ユニークなバックアップ検証とバックアップからのリカバリ ダイレクトにより 使いやすい仮想バックアップを提供 5
仮想マシンのバックアップ評価基準および重み係数 重みの基準 : 機能 製品の評価基準 ソリューションが基本的で高度な特長 / 機能を提供している 特長 30% 30% 使いやすさ 使いやすさ 値頃感 アーキテクチャ ソリューションの管理ツールが直感的で使いやすい ソリューションの 3 年間の TCO が経済的 ソリューションが柔軟な導入オプションを有し複数のハイパーバイザをサポート アーキテクチャ 20% 20% 製品 50% 値頃感 ベンダーの評価基準 50% 存続性 戦略 ベンダーが 高い収益性と豊かな知識を有し 今後も長期的に事業継続 ベンダーが市場の地位をコミットし 将来の製品とポートフォリオのロードマップを有する ベンダー存続性 25% 30% 戦略 影響範囲 ベンダーが グローバル市場をカバーし 販売と販売後のサポートを提供することが可能 15% チャネル ベンダーのチャネル戦略が適切でチャネル自体が強力である チャネル 30% 影響範囲 6
Info-Tech 仮想マシン バックアップのベンダー ランドスケープ ベンダー ランドスケープ領域 チャンピオン (Champion) は ほとんどの評価基準において高いスコアを獲得し 卓越した価値を提供している これらの企業は市場で存在感が高く往々にして業界内のトレンドセッターである マーケット ピラー (Markt Piller) は 高い信頼を得て市場での地位を確立しているが 多くの製品スコアが平均値の企業である イノベーター (Innovator) は 革新的な製品に強みを持ちそこから競争優位を築いており 市場のニッチ セグメントに訴えかけている エマージング プレイヤー (Emerging Player) は 市場で地盤固めを始めた新規のベンダーである これらの企業は チャンピオンと比べるとスコアが低いものの 製品とベンダー特徴においてバランスがとれている Info-Tech ベンダー ランドスケープ Unitrends Veeam Dell AppAssure Dell Quest Software NetApp- Syncsort FalconStor PhD Virtual HP CommVault Microsoft EMC CA Technologie s Symantec IBM Info-Tech ベンダーランドスケープの作成方法の説明については 情報のプレゼンテーション ベンダーランドスケープの補足資料を参照のこと 7
個々の強みを比較して自社に最適なソリューションを見つける CA Technologies CommVault Dell AppAssure Dell Quest vranger EMC FalconStor HP 製品 総合評価機能使いやすさ値頃感 アーキテクチャ ベンダー 総合評価存続性戦略影響範囲チャネル 2 2 3 1 0 1 3 4 3 4 4 3 4 3 2 3 4 3 4 4 3 3 2 3 4 2 3 3 2 4 4 3 2 4 4 2 3 3 3 3 3 1 2 2 3 0 3 4 4 3 4 4 1 2 2 0 1 3 3 2 4 3 1 2 3 3 0 1 3 4 3 4 4 説明 = 称賛に値する = よい = 適切 = 不適切 = 劣る 1 ベンダーが価格情報の提供を拒否したもので 公開された価格情報が見つからないもの Info-Tech Harvey Balls の算出方法の説明については 情報のプレゼンテーション 基準スコア (Harvey Balls) の補足資料を参照のこと 8
個々の強みを比較して自社に最適なソリューションを見つける IBM Microsoft NetApp Syncsort PHD Virtual Symantec Unitrends Veeam 製品 総合機能使いやすさ値頃感 アーキテクチャ ベンダー 総合存続性戦略影響範囲チャネル 1 2 2 1 0 1 4 4 3 4 4 2 3 2 4 1 3 4 2 4 4 2 4 3 0 2 3 2 3 3 3 3 3 4 4 3 3 2 4 2 2 3 3 3 4 3 4 4 4 4 4 3 3 3 4 3 2 1 3 2 2 3 2 3 4 3 3 3 3 3 2 説明 = 称賛に値する = よい = 適切 = 不適切 = 劣る 1 ベンダーが価格情報の提供を拒否したもので 公開された価格情報が見つからないもの 9
Symantec PHD Virtual Dell AppAssure Veeam Dell Quest vranger Microsoft Unitrends CommVault NetApp Syncsort FalconStor CA Technologies EMC HP IBM Info-Tech 仮想マシン バックアップの価値指数 価値スコアとは何か? 価値スコアは 各ベンダーの製品と事業の強みを価格設定と比較して指標化したもの これは ベンダーのランキングを示すものではない 相対的に見ると ベンダーグループで Symantecが最も高いInfo-Tech 価値スコア TM を維持している 製品提供について完全に相対的な見解を示すため Symantecの 01234 パフォーマンスと比較してベンダーを指標化した スコアの高いベンダーは 平均的なベンダーよりも出費に見合う価値がある製品 ( 例 : 機能 使いやすさ 安定性など ) を提供しているが スコアの低いベンダーはその逆である 価格に敏感な企業は 特定のベンダー / 製品の特徴により高い重点を置く企業よりも 価値スコア を考慮する度合いが強いかもしれない 100 96 93 90 90 80 86 70 83 83 60 71 50 10 40 9 スコアの平均点 : 72 チャンピオン 30 0 0 0 0 * * 20 * 10 * * ベンダーが価格情報の提供を拒否したもので 公開された価格情報が見つからないもの 価格が決定される仕組みについては 情報のプレゼンテーション 価格の評価の補足資料の説明を参照のこと Info-Tech 価値指数の算出方法については 情報のプレゼンテーション 価値指数の補足資料の説明を参照のこと 10
テーブルステークスは必要最低水準であり これがないと製品はレビューされることもない 機能 複製 サンドボックス の復元テスト 監視とレポート機能 スクリプトの自動化 Microsoft SQL および Exchange テーブルステークスこれはどういう意味か? 説明 : ネットワークで送信される前に データブロックの複製をローカルで削除する データの復元可能性をテストするために専用データストアとネットワークを場合によっては一時的に作成する 仮想マシン上のアクティブ プロセスとステータスの監視し デフォルトとカスタムの監視結果レポートを生成する 複雑なアクティビティを自動化するカスタムのスクリプト記述用のコマンドライン ユーティリティのサポート ログ トランケーションを含む アプリケーションの随時バックアップのためのアプリケーション認識 このベンダーランドスケープ TM で評価した製品は 最低限 テーブルステークスとして説明されている要件を満たしている ベンダーの多くがこの説明のテーブルステークスの内容を上回っている 複数のカテゴリで上回っているベンダーもある ここでリストアップした基準を超える製品の機能を強調することがこのセクションの目的である 自社の仮想バックアップソリューションで必要なものがテーブルステークスだけの場合は 導入企業にとって本当の差別化要因は価格だけである もうそうでなければ 深堀調査によって自社のニーズに対するベストの価格を見極めるべきである 11
高度な機能は 市場における差別化を緻密に確認できる スコア作成の方法 Info-Tech は各ベンダーの特長をスコア付けした リストアップした高度な機能の個々のスコアの合計である 製品が継承している各機能に対しベンダーに 1 ポイントが与えられている 一部のカテゴリでは ベンダーに半分のポイントが与えられるきめ細かいスケールでスコア付けした 機能 エージェントレスバックアップ バックアップからの VM の実行 VM レプリケーション バックアップレプリケーション テープへの直接のバックアップ 帯域幅調整 ハイパーバイザクライアントの統合 セルフサービス /RBAC 自動復元テスト データの暗号化 高度な機能 注目点 : エージェント要求なしにゲストマシンのオペレーティングシステムでバックアップを実行する バックアップ メディアで合成であろうとなかろうと バックアップ コピーから VM を実行する 運用 VM を二次データ ストアにレプリケーションする ディザスター リカバリにおいて VM のバックアップコピーをレプリケーションする サードパーティのソリューションからの介入なく テープにバックアップ コピーを送信する機能 帯域幅の使用を管理するためのダウンロードとアップロードの速度を制御する バックアップとポリシーを部分的に管理できるようにハイパーバイザ クライアントと統合する ヘルプデスク管理または独自のユーザー実行リカバリを許可する役割ベースのアクセス制御 バックアップされた VM の復元可能性を自動的に検証する WAN で送信する前にデータを暗号化するソリューションの機能 高度な機能が決定される仕組みの説明については 情報のプレゼンテーション 機能のランキング ( 信号停止 ) の補足資料を参照のこと 12
各ベンダーが異なる機能を提供 ; 自社が必要な機能に焦点を当てる CA Technologies CommVault Dell AppAssure Dell Quest vranger EMC FalconStor HP エージェントバックアップレスからの実行バックアップ VM レプリケーション 評価する機能 バックアップテープへのバレプリケーシックアップョン 帯域幅調整 クライアント統合 セルフサービス / RBAC 自動復元テスト 説明 = 全機能あり = 一部機能あり / 保留中 = 機能なし データ暗号化 高度な機能が決定される仕組みについては 情報のプレゼンテーション 機能のランキング ( 信号停止 ) の補足資料の説明を参照のこと 13
各ベンダーが異なる機能を提供 : 自社が必要な機能に焦点を当てる IBM Microsoft NetApp Syncsort PHD Virtual Symantec Unitrends Veeam エージェントバックアップレスからの実行バックアップ VM レプリケーション 評価する機能 バックアップテープへのバレプリケーシックアップョン 帯域幅調整 クライアント統合 セルフサービス / RBAC 自動復元テスト 説明 = 全機能あり = 一部機能あり / 保留中 = 機能なし データ暗号化 高度な機能が決定される仕組みについては 情報のプレゼンテーション 機能のランキング ( 信号停止 ) の補足資料の説明を参照のこと 14
+KVM +KVM +KVM 必要なハイパーバイザをサポートするソリューションを選択する : 多くの製品で複数を管理することが可能 企業の50% 以上が仮想環境で複数のハイパーバイザを管理しているため ベンダーが何をサポートするかを理解することが重要 1 ハイパーバイザサポート 2 3 なぜシナリオなのか? VMware ESX/ESXi すべてのソリューションが VMware をサポート Microsoft Hyper-V * 出典 : N = 88 AppAssure 各ベンダーランドスケープ TM の製品レビューは特定のユースケースについてが中心となる ユースケースは特定の地域での適用度 各業界での関連性や特定の機能提供による強みなどで定義される どのように定義されようとも Info-Tech は これらのユースケースをシナリオとして認識して これらが存在する場合について関心を向けている XenServer AppAssure シナリオが決定される仕組みについては 情報のプレゼンテーション - シナリオの補足資料の説明を参照のこと 15
自社の状況と一致するソリューションを選択する : 製品によっては仮想バックアップ専用に設計されたものもある 企業の23パーセントは 仮想マシンのバックアップと物理マシンのバックアップに別々の製品を使用しているが 60% は両方のバックアップに1 製品を使用している * * 出典 : N = 52 1 2 物理的なバックアップ 3 なぜシナリオなのか? 各ベンダーランドスケープ TM の製品レビューは特定のユースケースについてが中心となる ユースケースは特定の地域での適用度 各業界での関連性や特定の機能提供による強みなどで定義される どのように定義されようとも Info-Tech は これらのユースケースをシナリオとして認識して これらが存在する場合について関心を向けている 仮想バックアップのみ 仮想バックアップと物理バックアップ Quest Software AppAssure シナリオが決定される仕組みの説明については 情報のプレゼンテーション - シナリオの補足資料を参照のこと 16
マーケットシェアリーダーの Symantec は vcenter との統合性に優れ 様々な導入の選択肢を提供している チャンピオン 製品 : 従業員数 : 本社 : Web サイト : 創設 : 実績 : Backup Exec 2012 NetBackup 7.5 17,000 Mountain View, CA symantec.com 1982 NASDAQ:SYMC 2012 年度収益 :$67 億 3,000 万 このソリューションの 3 年間の TCO は 価格設定の 5 層目 $25,000~$50,000 の範囲である 概要 Symantec は セキュリティソフトウェアの世界最大のソフトウェアベンダーであるほか バックアップソフトウェア市場のマーケットシェアリーダーである 中小規模向けに Backup Exec 様々な OS をサポートする大企業向けに NetBackup を提供している 強み Backup Exec および NetBackup は 物理マシンまたは仮想マシン向けのバックアップソフトウェアとして または実装が容易な事前に統合された製品として利用可能である 高度に仮想化された環境向けの Backup Exec V-Ray エディションは 物理サーバーまたは仮想サーバーにインストールができるうえ ディスクとテープへの複製やバックアップ そして粒度の高いファイル データとフォルダのリカバリ および自身をバックアップする機能を搭載する Symantec は 2012 年 3 月 Backup Exec のユーザー インターフェイスを改善し 管理をより簡単にした Backup Exec および NetBackup は vcenter と統合されており バックアップの監視 および VM 管理のドリルダウン機能を実現している OpenStorage API とのストレージの統合が広くサポートされている $1 $100 万 + ベンダーが提供する価格設定 課題 Backup Exec の顧客の一部は ジョブ集中型バックアップ構造 (2010 年 ) から サーバー集中型構造 (2012 年 ) へ移行した際に課題があった この課題への取り組みが続く一方で リクエストされていた課題の多くは Symantec の最新アップデート版 Backup Exec 2012 R2 インターフェイスに実装された 17
Symantec は VM マシンのデータ保護をより迅速かつ簡単にするための鍵となる仮想向けバックアップ機能をいち早く搭載 ベンダーランドスケープ 製品 総合機能使いやすさ値頃感 アーキテクチャ ベンダー 総合存続性戦略影響範囲チャネル 3 3 3 4 3 4 4 4 4 4 デプロイメントオプション バックアップ Exec Backup Exec 3600 NetBackup NetBackup 5220 価値指数 仮想化ストレージアプリケーション Windows サーバー 仮想化 Windows サーバー ストレージアプリケーション 100 14 社中 1 位 エージェントレスバックアップ バックアップからの実行 VM レプリケーション バックアップレプリケーション テープへのバックアップ 機能 帯域幅調整 クライアント統合 セルフサービス / RBAC 自動復元テスト データ暗号化 Info-Tech の推奨 : ほとんどの分野で Symantec をまず一番に検討するべきである 同社には最大規模の開発陣を保有しており 重要な特長や機能をいち早く追従し市場をリードしている 18