FUJITSU Software Interstage List Creator V10.4.0 SQL Server Integration Services 連携機能編 Windows B1X1-0203-05Z0(00) 2015 年 1 月
まえがき 本書は List Creator が提供する Microsoft SQL Server Integration Services 連携機能のセットアップ方法 使用方法 エラーメッセージなどについて説明しています 本書の構成 本書は 次の構成になっています 第 1 章 SSIS 連携機能とは SSIS 連携機能の概要について説明します 第 2 章 SSIS 連携機能を使用するための準備 SSIS 連携機能を使用するために必要なソフトウェアのインストールとセットアップについて説明します 第 3 章 SSIS 連携機能の基本的な使い方 SSIS 連携機能の基本的な使い方の例を説明します 第 4 章 SSIS 連携機能の詳細 SSIS 連携機能の詳細を説明します 第 5 章エラーメッセージ SSIS 連携機能で通知されるエラーメッセージの原因と対処方法について説明します 第 6 章運用上の注意 SSIS 連携機能の使用上の注意について説明します 輸出管理規制について 本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ 必要な手続きをおとりください 著作権 Microsoft Corporation のガイドラインに従って画面写真を使用しています Copyright 2012-2015 FUJTISU LIMITED - i -
マニュアルの体系と読み方 本書をお読みになる前に オンラインマニュアル マニュアル体系と読み方 をお読みください オンラインマニュアル マニュアル体系と読み方 には List Creator のマニュアル体系 マニュアルの読み方 表記上の規則 対象読者と前提知識 用語の対応表 および商標などについて記載されています - ii -
目次 第 1 章 SSIS 連携機能とは... 1 1.1 機能概要... 1 1.2 システム構成... 2 第 2 章 SSIS 連携機能を使用するための準備... 3 2.1 必須ソフトウェアのインストール...3 2.1.1 SQL Server のインストール...3 2.1.2 List Creator のインストール... 3 2.1.3 SSIS 連携機能モジュールのインストール... 3 2.2 開発環境のセットアップ... 3 2.2.1 ツールボックスへアイテムを追加... 3 第 3 章 SSIS 連携機能の基本的な使い方... 5 3.1 サンプルデータの準備...5 3.2 サンプル帳票の修正...5 3.3 SSIS パッケージの作成および実行...7 第 4 章 SSIS 連携機能の詳細...14 4.1 帳票出力までの流れ...14 4.2 [List Creator 変換先 ] アイテムのプロパティ...15 4.3 帳票資源の準備と配置...15 第 5 章エラーメッセージ...17 5.1 エラーメッセージの出力先および形式...17 第 6 章運用上の注意...22 6.1 注意事項... 22 6.2 サポート範囲...22 - iii -
第 1 章 SSIS 連携機能とは SSIS 連携機能の概要について説明します 1.1 機能概要 SSIS は データウェアハウジング対応の ETL( 抽出 変換 読み込み ) パッケージを含む 高いパフォーマンスデータ統合ソリューションを構築するためのプラットフォームです SSIS パッケージに 業務システムから必要とされるデータを抽出 / 変換し 変換先アダプターに変換結果をロードする定義を行い 実行することができます List Creator の SSIS 連携機能は SSIS に List Creator データ変換先を提供します これにより プログラミングレスでデータベースからデータを抽出して List Creator にデータを入力し 帳票出力を可能にします SSIS パッケージの定義時に 変換先アダプターとして List Creator を選択することにより GUI によるデータ抽出 加工 帳票出力を定義 / 実行することができます 図 1.1 SQL Server Integration Services 連携機能概要 図 1.2 SQL Server Business Intelligence Development Studio 画面 - 1 -
1.2 システム構成 システム構成には以下の 2 つがあります SQL Server と List Creator を同じサーバにインストールするスタンドアロン型構成 ( 図 1.3) SQL Server と List Creator を別々のサーバにインストールするコネクタ連携型構成 ( 図 1.4) SQL Server と List Creator を別々の環境にインストールする場合は データベースサーバに List Creator Connector をインストールし サーバ間を接続します 図 1.3 SQL Server と同一サーバでデータベースと帳票出力を運用 図 1.4 SQL Server と別サーバでデータベースと帳票出力を運用 - 2 -
第 2 章 SSIS 連携機能を使用するための準備 SSIS 連携機能を使用するために必要なソフトウェアのインストールとセットアップについて説明します SSIS 連携機能を使用するためには必須ソフトウェアのインストールおよび開発環境のセットアップが必要です SSIS 連携機能を使用するために List Creator 実行環境の特別なセットアップはありません 2.1 必須ソフトウェアのインストール 2.1.1 SQL Server のインストール 開発環境には Development Studio が必要です 実行環境には SSIS コンポーネントが必要です SQL Server のインストールについては SQL Server のドキュメントを参照してください 2.1.2 List Creator のインストール 開発環境には List Creator Standard Edition List Creator Enterprise Edition List Creator デザイナ List Creator Connector のいずれかが必要です 実行環境には List Creator Standard Edition List Creator Enterprise Edition List Creator Connector のいずれかが必要です List Creator のインストールについては ソフトウェア説明書を参照してください 2.1.3 SSIS 連携機能モジュールのインストール 開発環境および実行環境に List Creator が提供する SSIS 連携機能モジュールが必要です インストール手順は ソフトウェア説明書を参照してください インストール対象開発環境実行環境 SSIS コンポーネント - Development Studio - List Creator Standard Edition List Creator Enterprise Edition List Creator デザイナ - List Creator Connector List Creator SSIS 連携モジュール 2.2 開発環境のセットアップ 2.2.1 ツールボックスへアイテムを追加 Development Studio のツールボックスに [List Creator 変換先 ] アイテムを追加する必要があります 追加方法を説明します 1. Development Studio のプルダウンメニュー [ ツール ] の [ ツールボックスアイテムの選択 ] を選択します ツールボックスアイテムの選択ダイアログボックスが表示されます 2. [SSIS データフロー項目 ] タブを選択します SSIS データフロー項目一覧が表示されます - 3 -
3. 名前欄の [List Creator 変換先 ] にチェックを付け [OK] ボタンをクリックします 4. [ データフロー ] タブのデザイナ画面を表示し ツールボックスのデータフロー変換先の中に [List Creator 変換先 ] が表示されていることを確認します - 4 -
第 3 章 SSIS 連携機能の基本的な使い方 サンプル帳票を使用して SSIS 連携機能の基本的な使い方を説明します SQL Server 2005/SQL Server 2008 と List Creator デザイナが同一サーバにインストールおよびセットアップされていることを前提に説明します 1. サンプルデータの準備 2. サンプル帳票の修正 3. SSIS パッケージの作成および実行 必要な環境 3.1 サンプルデータの準備 サンプルデータファイル data.txt をテキストエディタなどで作成します data.txt の記述例を以下に示します 郵便番号, 郵便, 住所 1, 住所 2, 得意先, 売上日, 伝票番号, 担コード, 明細番号, 商品コード, 商品名, 数, 価格, バー 0000000, 川崎市中原区, 上小田中 X-X-X, 電気,20070308,03101,005,0020, カラーテレビ,3,120000,1234567890 0000000, 川崎市中原区, 上小田中 X-X-X, 電気,20070308,03101,005,0022, カラオケセット,1,82000,1234567890 3.2 サンプル帳票の修正 List Creator デザイナのサンプル帳票 売上伝票 の入力ファイル形式を CSV 形式とし 出力先を PDF にした帳票定義情報 売上伝票 a を作成します - 5 -
= 操作手順 = 1. 入力データ形式を CSV 形式にします [ 売上伝票 ] を開き データ定義画面の [ 環境定義 ] タブで入力データ形式を CSV 形式に変更し [ 売上伝票 a] として保存します - 6 -
2. 出力先を PDF ファイルにします 帳票定義一覧の [ 売上伝票 a] のプロパティで [ 印刷 ]-[ 印刷する ] のチェックを外します 次に [ ファイル ]-[ ファイルを保存する ] をチェックし 格納先ファイル名 を指定します 3.3 SSIS パッケージの作成および実行 フラットファイルからデータを取り出し List Creator を呼び出して帳票を出力する SSIS パッケージを作成 実行します = 操作手順 = 1. Integration Services プロジェクトを新規に作成し 以下のように [ フラットファイルソース ] と [List Creator 変換先 ] を配置し関連付けます - 7 -
2. SSIS パッケージ名を LCPKG1.dtsx に変更し フラットファイルソースを右クリックし [ 編集 ] を選択します - 8 -
3. ファイル名は 3.1 サンプルデータの準備 で準備したデータファイル名を設定します [ 先頭データ行を列名として使用する ] をチェックします [ プレビュー ] ページでデータを確認し [OK] ボタンをクリックします - 9 -
4. [List Creator 変換先 ] を右クリックし [ 編集 ] を選択します 以下のようにコンポーネントのプロパティで CommandType FormDirectory FormStyle を設定します - 10 -
5. 列マッピングで明細番号を除いてすべてマッピングを行い [OK] ボタンをクリックします - 11 -
6. [ ビルド ] メニューから [Project1 のビルド ] を選択します 7. コマンドプロンプトで SSIS パッケージファイルが保存されているディレクトリに移動し 以下のように SSIS パッケージ実行コマンドを実行します >dtexec /f LCPKG1.dtsx LCPKG1.dtsx のプロパティに表示されている [ 完全なパス ] にパッケージファイルが保存されています - 12 -
SSIS パッケージファイルを実行すると以下のような PDF ファイルが作成されます [ 売上伝票 a] のプロパティで設定したファイルの格納先に以下のような PDF ファイルが作成されます - 13 -
第 4 章 SSIS 連携機能の詳細 ここでは SSIS 連携機能の詳細を説明します 4.1 帳票出力までの流れ SSIS 連携機能を使用し帳票出力する操作の流れを以下に示します 図 4.1 帳票出力までの流れ 1. データソースを準備する SSIS は以下のようなデータソースを扱えます 最適なデータソースを選び入力データを準備します - Excel ソース - OLE DB ソース - フラットファイルソース 2. 帳票定義情報を準備する 入力データをどのような帳票に出力するのか決めておく必要があります その帳票定義情報を List Creator デザイナで作成しておきます 3. Development Studio で SSIS パッケージを作成する SSIS パッケージデザイナ上に前述の 1. データソースを準備する で設計したデータソースと [List Creator 変換先 ] アイテムを配置し関連付けます また データソースは必要に応じて各種のデータフロー変換で加工します SSIS パッケージデザイナ上に配置した [List Creator 変換先 ] アイテムのプロパティを設定します [List Creator 変換先 ] アイテムのプロパティを設定については 4.2 [List Creator 変換先 ] アイテムのプロパティ を参照してください 4. SSIS パッケージを実行環境に配置する SSIS パッケージを配置する前にプロジェクトのビルドまたはリビルトを実行し SSIS パッケージを最新状態にします ソリューションエクスプローラを使って SSIS パッケージを実行環境に配置します SSIS パッケージの配置方法は SQL Server に添付のドキュメントなどを参照してください 次に List Creator の帳票資源を配置します 帳票資源の配置については 4.3 帳票資源の準備と配置 を参照してください - 14 -
5. SSIS パッケージを実行する SSIS パッケージを実行する方法は以下の方法があります SSIS パッケージの実行方法については SQL Server に添付のドキュメントなどを参照してください - dtexec コマンドプロンプトユーティリティ - dtexecui ユーティリティ - SQL Server エージェントジョブ 4.2 [List Creator 変換先 ] アイテムのプロパティ [List Creator 変換先 ] アイテムのプロパティの詳細 [List Creator 変換先 ] アイテムのプロパティの詳細を説明します CommandType List Creator のシステム構成に合わせて選択します SQL Server と同一サーバで帳票出力サーバを運用する場合は prprint を設定します SQL Server と別サーバで帳票出力サーバを運用する場合は prputex を設定します FormDirectory 帳票定義情報の保管フォルダを設定します FormStyle 使用する帳票定義情報名をリストから選択します Option1 CommandType で設定したコマンドのオプションを必要に応じて設定します コマンドオプションの詳細についてはオンラインマニュアル アプリケーション作成ガイド を参照してください Option2 CommandType で設定したコマンドのオプションを必要に応じて設定します コマンドオプションの詳細については オンラインマニュアル アプリケーション作成ガイド を参照してください 補足 Option1 と Option2 の使い方 SSIS パッケージ実行時にパラメタを設定することで プロパティの内容を変更できます Option1 に List Creator の出力方法などあまり変更しないコマンドオプション Option2 に出力ファイル名など実行時に変更したいパラメータを記載することで SSIS パッケージを実行するコマンド文字列を短くできます SSIS パッケージの実行方法については SQL Server に添付のドキュメントなどを参照してください コマンドパラメタで PDF ファイル名を変更する例 [List Creator 変換先 ] のプロパティで Option1 に -keeppdf Option2 に出力する PDF ファイル名を設定している場合について コマンドプロンプトでの SSIS パッケージ実行時に List Creator が出力する PDF ファイル名を変更する例を示します 例 :dtexec コマンドでの SSIS パッケージ実行時に Option2 の PDF ファイル名を指定する場合 >dtexec /f c:\lcpkg1.dtsx /set "\Package\ データフロータスク.Properties[[List Creator 変換先 ].[Option2]]"; 伝票 b.pdf 4.3 帳票資源の準備と配置 SSIS 連携機能は スタンドアロン型 コネクタ連携型の運用形態で利用できます 設計した帳票や帳票の出力時に必要なその他の資源を 動作方法に応じてアプリケーションサーバまたは帳票出力サーバに配置します 準備する資源は以下のとおりです 資源の配置方法については オンラインマニュアル 環境設定 帳票運用編 を参照してください - 15 -
帳票定義情報 メディアデータファイル ( 使用する場合のみ ) 情報ファイル ( 使用する場合のみ ) - 置換フォント情報ファイル - バーコード補正情報ファイル - 帳票出力情報ファイル - 電子帳票情報ファイル - 電子保存時のFAX 受信者情報ファイル - FAX 送信時のFAX 受信者情報ファイル - PDFメール配信情報ファイル - PDF 文書情報ファイル - Excel 文書情報ファイル PDFファイルに添付するファイル ( 使用する場合のみ ) PDFメール配信時のメールに添付するファイル ( 使用する場合のみ ) PDFメール配信時に使用するメールのテンプレートファイル ( 使用する場合のみ ) 注意 コネクタ連携型で運用する場合 帳票定義情報はアプリケーションサーバに配置してください - 16 -
第 5 章エラーメッセージ SSIS 連携機能で通知されるエラーメッセージの原因と対処方法について説明します 5.1 エラーメッセージの出力先および形式 List Creator の詳細なエラーメッセージはイベントログに出力されます また SSIS のエラーメッセージの出力先は SSIS のログ記録で設定することができます List Creatorの実行環境の違い List Creatorの実行環境の違いによって以下のように出力先が異なります 帳票出力サーバでアプリケーションを実行する場合帳票出力サーバのイベントログにエラーメッセージが出力されます List Creator Connector 連携する場合アプリケーションサーバのイベントログにエラーメッセージが出力されます SSIS のログ記録の設定 エラーメッセージは SSIS のログ記録を有効にすることで出力先や内容を設定することができます 以下のように SSIS ログの構成ダイアログボックスで設定します - 17 -
ログの出力先には 例えば以下があります テキストファイルのSSISログプロバイダ指定されたテキストファイルにCSV 形式でログを出力します Windows イベントログのSSISログプロバイダ Windowsのイベントログにメッセージを出力します SSIS 連携機能においてエラーが発生した場合に それぞれのログにメッセージを出力するためには 詳細タブにて OnError イベントのメッセージを出力するように設定する必要があります - 18 -
詳細は SQL Server に添付のドキュメントなどを参照してください テキストファイルの SSIS ログプロバイダに出力した場合 エラーメッセージをテキストファイルに CSV 形式で出力するには テキストファイルの SSIS ログプロバイダを追加する必要があります 以下のように SSIS ログの構成ダイアログボックスで設定します - 19 -
プロバイダの種類で テキストファイルの SSIS ログプロバイダ を選択した場合 メッセージは出力ファイルの message 欄に出力されます メッセージ出力例を以下に示します メッセージの内容と対処については オンラインマニュアル メッセージ集 を参照してください 例 : メッセージ出力結果 #Fields: event,computer,operator,source,sourceid,executionid,starttime,endtime,datacode,databytes,message OnInformation,,,,,,2006/10/13 11:39:08,2006/10/13 11:39:08,1074016266,0x, 検証フェーズを開始しています OnError,,,,,,2006/10/13 11:39:08,2006/10/13 11:39:08,91,0x, LCDST_302 CommandType プロパティに未サポートのコマンドが指定されました OnError,,,,,,2006/10/13 11:39:08,2006/10/13 11:39:08,-1073450901,0x," コンポーネント "List Creator 変換先 " (363)" が検証に失敗し 検証状態 "VS_ISBROKEN" が返されました OnError,,,,,,2006/10/13 11:39:08,2006/10/13 11:39:08,-1073450996,0x,1 つ以上のコンポーネントで検証に失敗しました OnError,,,,,,2006/10/13 11:39:08,2006/10/13 11:39:08,-1073594105,0x, タスクの検証中にエラーが発生しました Windows イベントログの SSIS ログプロバイダに出力した場合 エラーメッセージを Windows のイベントログに出力するには Windows イベントログの SSIS ログプロバイダを追加する必要があります 以下のように SSIS ログの構成ダイアログボックスで設定します - 20 -
プロバイダの種類で Windows イベントログの SSIS ログプロバイダ を選択した場合 メッセージは SQL Server Integration Services のメッセージとしてイベントログに出力されます そのため イベントログのソースや形式については SQL Server に添付のドキュメントなどを参照してください メッセージの内容と対処については オンラインマニュアル メッセージ集 を参照してください - 21 -
第 6 章運用上の注意 ここでは SSIS 連携機能の使用上の注意について説明します 6.1 注意事項 出力するデータ形式は CSV 形式のため帳票定義情報の入力データ形式を CSV 形式にする必要があります マルチフォーム出力はできません SSIS 連携機能では Unicode の文字を使用する の指定がされている帳票は未サポートとなります Unicode の文字を使用する場合の帳票定義情報の作成方法や留意事項については デザイナヘルプを参照してください 6.2 サポート範囲 サポートしている帳票形式 SSIS 連携機能で扱える帳票定義情報の種類は以下のとおりです - フリーフレーム形式 - カード形式 - 伝票形式 - 集計表形式 (*1) - 矩形繰り返し形式 - タックシール形式 *1: 集計表形式で RH を使った帳票を扱うことはできません - 22 -