AWS Database Migration Service ダウンタイムを最小限に抑えたデータベースモダナイゼーション John Winford Sr. Technical Program Manager May 31, 2017 2017, Amazon Web Services, Inc. or its Affiliates. All rights reserved.
アジェンダ クラウドはどのように役立つか? クラウドへ移行するにはどうすればよいか? いつ使用すべきか? どのような仕組みになっているか? 他に手立てはあるか? 他ではどのようなことをしているか?
2017, Amazon Web Services, Inc. or its Affiliates. All rights reserved. クラウドの利点
Amazon RDS マルチエンジンサポート :Aurora MySQL MariaDB PostgreSQL Oracle SQL Server 自動化されたプロビジョニング パッチ適用 スケーリング バックアップ / 復元 フェイルオーバー Amazon RDS Multi-AZ による高可用性 Multi-AZ デプロイメントの SLA は 99.95%
クラウドにより 物事が安価に 簡単に よりよいものになる 面倒な作業は AWS が管理するため TCO が低い チームをより効果的に活動させる 差別化要因に焦点を合わせる 高可用性 そして複数のデータセンターにまたがるクロスリージョンレプリケーションを標準でサポート エンタープライズエディションだけでなく ベース / スタンダードエディションも含めた全てのエンジンで利用可能 小さなスタートアップであっても 複数のデータセンターを活用して 99.95% 以上の高い可用性を持つアプリケーションを設計することが可能
2017, Amazon Web Services, Inc. or its Affiliates. All rights reserved. クラウドジャーニー
クラウドへ移行するにはどうすればよいか? オンプレミスのデータはクラウドにどのように移行されるか? データの移行をユーザーに対して透過的に行うにはどうすればよいか? その後 オンプレミスとクラウドのデータはどのようにやり取りされるか? AWS の中でデータアセットを統合するにはどうすればよいか? 商用データベースから移行するにあたって支援を受けることは可能か?
これまでの移行には コスト 複雑さ 時間の問題があった 有償のデータマイグレーション / レプリケーションソフトウェア セットアップと管理が複雑 アプリケーションのダウンタイム データベースエンジンに特化したアプリケーションコード
DMS と SCT とは何か? AWS Database Migration Service(DMS) は データベースとデータウェアハウスを AWS に簡単かつ安全に移行 / レプリケート AWS Schema Conversion Tool(SCT) は 商用データベース / データウェアハウスのスキーマを Amazon Aurora や Amazon Redshift などの AWS のサービスやオープンソースのデータベースエンジンのスキーマに変換 のべ 25,000 以上のデータベースを移行しており その数は増え続けている...
移行 ( マイグレーション ) オプション データベースエンジンの切り替えがなく ダウンタイムが発生してもよい場合 : - SQL Server:.bakファイルのインポート - MySQL: リードレプリカ - Oracle SQL Developer Oracle Data Pump Oracle Export/Import - PostgreSQL:pg_dump - SAP ASE:bcp
2017, Amazon Web Services, Inc. or its Affiliates. All rights reserved. いつ使用すべきか?
DMS と SCT はいつ使用するか? モダナイゼーション移行 ( マイグレーション ) レプリケーション データベース層のモダナイズ 商用 DBからオープンソース 商用 DBからAmazon Aurora データウェアハウスのモダナイズ 商用 DWHからAmazon Redshift 基幹業務アプリケーションの移行 ClassicからVPCへの移行 既存のデータウェアハウスから Amazon Redshiftへ移行 マイナーバージョンのアップグレード シャードをAmazon Auroraに集約 クロスリージョンのリードレプリカを作成 クラウドで分析を実行 開発 / テスト環境と運用環境の同期を維持
SCT はいつ使用するか? データベース層のモダナイズ 商用 DBからオープンソース 商用 DBからAmazon Aurora ターゲットがS3 データウェアハウスのモダナイズ 商用 DWH から Amazon Redshift Amazon Aurora Amazon Redshift
DMS* はいつ使用するか? 移行元 : 移行 基幹業務アプリケーションの移行 ClassicからVPCへの移行 既存のデータウェアハウスから Amazon Redshiftへの移行 マイナーバージョンのアップグレード シャードをAmazon Auroraに集約 NoSQLからSQL SQLからNoSQL またはNoSQLからNoSQLへの移行 移行先 : Amazon S3 Amazon Redshift Amazon Dynamo DB *DMS は HIPAA 準拠サービス Amazon Aurora
DMS と SCT を使用するのはなぜか? 参入障壁の撤廃 ゼロに近いダウンタイム セキュア 使いやすく しかも洗練されている... データベースに自由を クラウドとのつながり コスト効率
どのような仕組みになっているか? 2017, Amazon Web Services, Inc. or its Affiliates. All rights reserved.
データベース移行プロセス ステップ 1: スキーマを変換またはコピー AWS SCT 移行元の DB または DW 移行先の DB または DW ステップ 2: データを移動 ネイティブツール AWS DMS 移行元の DB または DW 移行先の DB または DW AWS SCT
AWS Schema Conversion Tool
移行中もアプリケーションをそのまま実行 AWS DMS 顧客のプレミス VPN AWS インターネット レプリケーションインスタンスを開始移行元と移行先のデータベースに接続テーブル スキーマ またはデータベースを選択 アプリケーションユーザー AWS DMS がテーブルを作成し データをロードし それらを同期させる 都合のよいタイミングでアプリケーションを移行先に切り替える
ロードはテーブル単位 移行元 レプリケーションインスタンス 移行先
継続的なレプリケーション (CDC) と適用 更新 トランザクション t1 t2 t1 一括ロードの後 変更を適用 t2 移行元 レプリケーションインスタンス 移行先
2017, Amazon Web Services, Inc. or its Affiliates. All rights reserved. 他にできることは?
他にできることは? 移行元 移行元 レプリケーションインスタンス 移行先 移行元
他にできることは? 移行先 移行元 レプリケーションインスタンス 移行先 移行先
同種エンジン間 or 異種エンジン間 Oracle Oracle SQL Server Aurora Oracle S3
SCT の新しいデータ抽出ツール データウェアハウスからデータを抽出し Amazon Redshift へ移行 ローカル移行エージェントを通じて抽出 データはAmazon Redshiftに合わせて最適化 された上で ローカルファイルに保存される これらのファイルは ( ネットワークまたは Amazon Snowballを通じて )Amazon S3バケットにロードされ そこからAmazon Redshiftに送信される AWS SCT S3 バケット Amazon Redshift
DMS による新しい NoSQL サポート AWS への移行 MongoDB から Amazon DynamoDB への移行 MongoDB からリレーショナル DB への移行 NoSQL と SQL 間の移行 テクノロジの変更 DynamoDB DynamoDB RDS Amazon Aurora
実際にお客様はどのようにしているか? 2017, Amazon Web Services, Inc. or its Affiliates. All rights reserved.
AWS のお客様...
異種データベース間マイグレーション Oracle のプライベート DC から Amazon RDS for PostgreSQL への移行 AWS Schema Conversion Tool を使ってデータベーススキーマを変換 継続的なレプリケーション (CDC) を使用することで データベースの切り替えタイミングに達するまで同期を維持 利点 : クラウド環境の信頼性が向上 Oracle のライセンスコストの節約 SCT のアセスメントレポートにより 移行作業の範囲を理解
スケールアップマイグレーション Amazon RDS for MySQL から Amazon Aurora への移行 DMS と継続的なレプリケーション (CDC) を使ってデータを移行 利点 : Aurora はより大規模なデータストレージ要件に対処可能 規定に従い 120TB のデータを 2 年間保存している 大規模な MySQL インスタンスと比べて コストが削減され パフォーマンスも改善された
同種データベース間マイグレーション EC2 Classic の Amazon RDS for MySQL を VPC へ移行 データベースはエンドユーザーアプリケーションを実行していたため ダウンタイムが許容できなかった 70 個の RDS インスタンスを移行 利点 : CDC を活用することで データベースあたりのダウンタイムを 5 分以内に抑えることができた 70 個の RDS インスタンスがシームレスに移行された
分割マイグレーション サイトの会員は 3,500 万人過去 15 年間に 依存関係がある数多くのアプリケーションが構築され 各々に高い IOPS 要件があったレガシーなクラウドサービスから AWS への移行 MySQL on EC2 と Amazon Aurora への移行の組み合わせ利点 : DMS により データベースの移行に必要な時間が約 40% 短縮された 一部のデータベースを Amazon Aurora に移行したことで 55% のコスト削減が実現された
2017, Amazon Web Services, Inc. or its Affiliates. All rights reserved. まとめ
他のデータベース移行ユースケース 基幹業務アプリケーションの移行 Classic から VPC への移行 Oracle 用の安価なリードレプリカ他のエンジン用のリードレプリカ Oracle と SQL Server 用のクロスリージョンのリードレプリカクラウドでの分析開発 / テスト環境と本番環境の同期 BI のための継続的なレプリケーションマイナーバージョンへのアップグレード
AWS データベースマイグレーションパートナー
Thank you! aws.amazon.com/dms