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Transcription:

コンフィグレーションガイド McAfee SpamKiller for Lotus Domino on Microsoft Windows バージョン 2.1 epolicy Orchestrator 2.5.1 および 3.0 用

著作権 Copyright 2003 Networks Associates Technology, Inc. All Rights Reserved. このマニュアルのいかなる部分も Network Associates Technology, Inc. またはその代理店または関連会社の書面による許可なしに 形態 方法を問わず 複写 送信 転載 検索システムへの保存 および他言語に翻訳することを禁じます 許諾を得る際には 下記の Network Associates 法務部門まで書面にてご連絡ください 5000 Headquarters Drive, Plano, Texas 75024 もしくは +1-972-963-8000 商標 ActiveSecurity アクティブセキュリティ Distributed Sniffer System 分散型スニファーシステム Dr Solomon's Entercept Enterprise Secure Cast エンタープライズセキュアキャスト E-Policy Orchestrator イーポリシー オーケストレイター GroupShield グループシールド IntruShield IntruVert McAfee マカフィー NetShield ネットシールド Network Associates Sniffer Sniffer Technologies スニファーテクノロジーズ SpamKiller Total Network Visibility トータルネットワークビジビリティ ViruScan WebShield ウェブシールドは米国法人 Network Associates, Inc. またはその関係会社の登録商標です Sniffer ブランドの製品は Network Associates, Inc. が製造しています 本書中のその他の登録商標及び商標はそれぞれその所有者に帰属します ライセンス情報ライセンス条項お客様へ : お客様がお買い求めになられたライセンスに従い 該当する契約書 ( 許諾されたソフトウェアの使用につき一般条項を定めるものです 以下 本契約 といいます ) をよくお読みください お買い求めになられたライセンスタイプがご不明の場合には 担当営業またはライセンス付与管理部門にご相談になるか 製品に付随する購入関係書類若しくは購入手続きにおいて別途受領された書類をご参照ください 本契約の規定に同意されない場合は 製品をインストールしないで下さい この場合 弊社またはご購入元に速やかにご返品いただければ 所定の条件を満たすことによりご購入額全額をお返しいたします 帰属本製品には下記のソフトウェアおよびテクノロジーが含まれている場合があります OpenSSL Toolkit で使用するために OpenSSL Project によって開発されたソフトウェア (http://www.openssl.org/) Eric Young によって作成された暗号化ソフトウェア および Tim J. Hudson によって作成されたソフトウェア GNU General Public License (GPL) あるいは プログラムもしくはその一部の複製 変更 再頒布およびソースコードへのアクセスを許諾するフリーソフトウェアライセンスで使用 ( または再ライセンス ) が許可されるソフトウェアプログラム GPL では ソフトウェアを実行可能なバイナリ形式で配布する場合に そのソースコードも一緒に提供することが定められています 本製品に GPL で配布されているソフトウェアが含まれている場合 そのソースコードが製品 CD に収録されています フリーソフトウェアライセンスにより 弊社が製品のライセンス契約で規定している範囲を超えてソフトウェアプログラムの使用 複製 または変更を許諾しなければならない場合 これらの権利が本資料に記載されている権限または制約より優先されるものとします Henry Spencer によって作成されたソフトウェア Copyright 1992, 1993, 1994, 1997 Henry Spencer. Robert Nordier によって作成されたソフトウェア Copyright 1996-7 Robert Nordier. All rights reserved. Douglas W. Sauder によって作成されたソフトウェア Apache Software Foundation (http://www.apache.org/) によって開発されたソフトウェア IInternational Components for Unicode ( ICU ) Copyright 1995-2002 International Business Machines Corporation and others. All rights reserved. CrystalClear Software, Inc. によって開発されたソフトウェア Copyright 2000 CrystalClear Software, Inc. FEAD Optimizer テクノロジー Copyright Netopsystems AG, Berlin, Germany. Outside In Viewer Technology 1992-2001 Stellent Chicago, Inc. または Outside In HTML Export, 2001 Stellent Chicago, Inc. Software copyrighted by Thai Open Source Software Center Ltd. and Clark Cooper, 1998, 1999, 2000. Software copyrighted by Expat maintainers. Software copyrighted by The Regents of the University of California, 1989. Software copyrighted by Gunnar Ritter. Software copyrighted by Sun Microsystems, Inc. Software copyrighted by Gisle Aas. All rights reserved, 1995-2003. Software copyrighted by Michael A. Chase, 1999-2000. Software copyrighted by Neil Winton, 1995-1996. Software copyrighted by RSA Data Security, Inc., 1990-1992. Software copyrighted by Sean M. Burke, 1999, 2000. Software copyrighted by Martijn Koster, 1995. Software copyrighted by Brad Appleton, 1996-1999. Software copyrighted by Michael G. Schwern, 2001. Software copyrighted by Graham Barr, 1998. Software copyrighted by Larry Wall and Clark Cooper, 1998-2000. Software copyrighted by Frodo Looijaard, 1997. Issued OCTOBER 2003 / McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino DOCUMENT BUILD 002-JA

目次 まえがき............................................... 5 目的................................................................... 5 対象読者............................................................... 5 表記規則............................................................... 6 詳細情報............................................................... 7 Network Associates の連絡先............................................... 8 1 はじめに............................................... 9 epolicy Orchestrator を使用する前に必要な手順................................ 10 epolicy Orchestrator コンソールの起動....................................... 10 ソフトウェアリポジトリへのSpamKiller 2.1 のインストール..................... 11 ソフトウェアリポジトリとは.......................................... 11 リポジトリへのSpamKiller 2.1 の追加................................... 11 プロパティページを使用したポリシーの設定と適用............................ 11 epolicy Orchestrator エージェントのインストール.............................. 14 ポリシーの施行......................................................... 16 2 スパム対策設定........................................ 19 スパム対策設定......................................................... 20 3 タスクのスケジュール................................... 25 タスクのスケジュール設定................................................ 25 4 スパム対策ルールリストの設定........................... 31 スパム対策ルールリストの表示............................................ 32 5 レポート.............................................. 33 SpamKiller レポート..................................................... 33 コンフィグレーションガイド iii

目次 iv McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino

まえがき 目的 この コンフィグレーションガイド には McAfee epolicy Orchestrator を使用して SpamKiller 2.1 for Lotus Domino を設定する場合に必要な情報が記載されています このガイドでは epolicy Orchestrator を使用して SpamKiller 2.1 の製品登録と SpamKiller 2.1 の設定を行う方法について説明します 対象読者この情報は 社内のスパム対策を担当するシステム管理者またはネットワーク管理者を対象にしています コンフィグレーションガイド 5

まえがき 表記規則このガイドでは 以下の表記規則が使用されます 太字 Courier オプション メニュー ボタン ダイアログボックスの名前など ユーザインターフェースのすべての用語に使用します 例対象のアカウント情報を [ ユーザ名 ] と [ パスワード ] に入力します システムプロンプトでのコマンドなど ユーザがそのまま入力するテキストに使用します 例エージェントを有効にするには クライアントコンピュータ上で次のコマンドラインを実行します FRMINST.EXE /INSTALL=AGENT /SITEINFO=C:\TEMP\SITELIST.XML 斜体 製品マニュアル名や マニュアル内のトピック ( 見出し ) 新しい用語の紹介 または語句を強調するために使用します 例詳細については VirusScan Enterprise 製品ガイド を参照してください < 用語 > 総称的な用語を表すために不等号括弧を使用します 例コンソールツリーの [epolicy Orchestrator] の下位にある [< サーバ >] を右クリックします 注意 警告 同一のコマンドを実行する別の方法の説明など 補足情報です ユーザ コンピュータシステム 企業 ソフトウェアのインストール またはデータを保護するための重要な警告です 6 McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino

詳細情報 詳細情報 インストールガイド * 製品ガイド * ヘルプ コンフィグレーションガイド * リリースノート Contact システム要件 インストール方法 および開始方法が記載されています McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino インストールガイド 製品の紹介と機能の説明 ソフトウェアの詳細な設定手順 配備方法 繰り返し実行するタスク および操作手順について記載されています McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino 製品ガイド 製品情報およびユーザインターフェース画面とフィールドの設定および使用方法の説明は SpamKiller ヘルプデータベースを参照してください このデータベースには Lotus Notes からアクセスできます データベース名は SKD21_Help.nsf で Lotus\Domino\Data\McAfee フォルダに格納されています epolicy Orchestrator 用 epolicy Orchestrator 管理ソフトウェアを介して弊社製品の設定 配備 管理を行う方法が記載されています ReadMe 製品情報 解決された問題 既知の問題 製品または製品のマニュアルに対する最新の変更点が記載されています Network Associates の連絡先が記載されています * 製品 CD または弊社ダウンロードサイトから入手可能な Adobe Acrobat.PDF 形式のファイル 製品 CD に添付されている冊子のマニュアル 注意 : 一部の言語のマニュアルは.PDF ファイルでのみ提供されます ソフトウェアアプリケーションおよび製品 CD に含まれているテキストファイル ソフトウェアアプリケーションからアクセスするヘルプ コンフィグレーションガイド 7

まえがき Network Associates の連絡先弊社は お客様のご意見 ご要望に基づいて 製品およびサービスを提供いたしております 弊社製品およびマニュアルで使用されている用語 表現につきまして お気づきの点がございましたら 下記の宛先まで電子メールにてお知らせください B2BLoc_JP@nai.com Network Associates の連絡先については この製品に付属の CONTACT ファイルをご覧ください 8 McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino

はじめに 1 このガイドでは McAfee epolicy Orchestrator 2.5.1 および 3.0 を使用して McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino を設定する方法について説明します このガイドでは epolicy Orchestrator の操作方法については説明していません 詳細については epolicy Orchestrator 製品ガイド を参照してください epolicy Orchestrator では 一元管理を行い 企業環境全体のスパム対策ポリシーの管理およびスパム対策イベントのレポートやスパムアクティビティの参照ができます epolicy Orchestrator を使用すると ネットワーク内のサーバ上の SpamKiller 2.1 を設定することができます SpamKiller 2.1 設定フォームから個別に設定する必要はありません このガイドの内容は次のとおりです epolicy Orchestrator ソフトウェアリポジトリへ SpamKiller 2.1 をインストールする方法 対象のサーバ上でスパム対策ポリシーを設定し SpamKiller 2.1 の機能を設定する方法 SpamKiller 2.1 のスパム対策アクティビティに関するレポートを作成する方法 注意このガイドでは epolicy Orchestrator のインストール方法や使用方法の詳細について説明していません これらの情報については epolicy Orchestrator 製品ガイド を参照してください なお epolicy Orchestrator を使用して SpamKiller 2.1 サーバ上で SpamKiller 2.1 のインストール アップグレード 修正 または削除を行うことはできません コンフィグレーションガイド 9

はじめに epolicy Orchestrator を使用する前に必要な手順 epolicy Orchestrator を使用して SpamKiller 2.1 を設定する前に 以下の手順を実行する必要があります 1 Lotus Domino サーバに SpamKiller 2.1 をインストールします SpamKiller 2.1 のインストール方法については SpamKiller 2.1 製品ガイド を参照してください 2 epolicy Orchestrator ソフトウェアリポジトリに SpamKiller 2.1 をインストールします 11 ページの ソフトウェアリポジトリへの SpamKiller 2.1 のインストール を参照してください 3 SpamKiller 2.1 がインストールされているサーバに epolicy Orchestrator エージェントを配備します epolicy Orchestrator コンソールの起動 1 [ スタート ] メニューから epolicy Orchestrator コンソールを開きます コンソールでは MMC (Microsoft Management Console) の標準の機能が使用されます 2 epolicy Orchestrator サーバに接続するには [ ログイン ] アイコンをクリックし ユーザ情報を入力します ログインすると コンソールが開き コンソールツリーのコンソールルートがハイライト表示されます 10 McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino

ソフトウェアリポジトリへの SpamKiller 2.1 のインストール ソフトウェアリポジトリへの SpamKiller 2.1 のインストール ソフトウェアリポジトリとはソフトウェアリポジトリは epolicy Orchestrator サーバにあるストアハウスです リポジトリには epolicy Orchestrator で管理する SpamKiller 2.1 が格納されています 設定する前に ソフトウェアをリポジトリに格納してください リポジトリへの SpamKiller 2.1 の追加 1 コンソールツリーで [ リポジトリ ] を右クリックし メニューから [ リポジトリの設定 ] を選択します ソフトウェアリポジトリの設定ウィザードが開きます 2 [ 新しく管理対象のソフトウェアを追加する ] を選択します [ 次へ ] をクリックします 3 SKD21.NAP ファイルが保存されている場所を指定します このファイルは SpamKiller 2.1 CD から入手できます MSI フォルダ内の各言語用のサブフォルダ内にあります SpamKiller 2.1 をダウンロードした場合 このファイルはサーバのシステムフォルダの TEMP フォルダ内に格納されています 4 NAP ファイルを選択し [ 開く ] をクリックします インストールが開始します ファイルが正常にインストールされると 確認のメッセージが表示されます コンソールツリーに 新しいソフトウェアがノードとして追加されます プロパティページを使用したポリシーの設定と適用 epolicy Orchestrator インターフェースには SpamKiller 2.1 インターフェースと類似する機能を持つプロパティページがあります epolicy Orchestrator は SpamKiller 2.1 サーバにポリシーを発行しますが 必要なリソースが対象のサーバ上で実際に利用可能かどうかを確認することはできません epolicy Orchestrator からの要求を確認するには 該当する SpamKiller 2.1 サーバ上の MMC コンソールを使用して SpamKiller 2.1 のプロパティにアクセスする必要があります プロパティページからの設定方法 1 epolicy Orchestrator リポジトリに SpamKiller 2.1 をインストールします ( まだインストールされていない場合 ) 2 SpamKiller 2.1 サーバに epolicy エージェントをインストールします ( まだインストールされていない場合 ) 詳細については epolicy Orchestrator 製品ガイド を参照してください コンフィグレーションガイド 11

はじめに 3 SpamKiller 2.1 サーバを epolicy Orchestrator に登録します ( まだ登録されていない場合 ) 詳細については epolicy Orchestrator 製品ガイド を参照してください コンソールの左側のペインで [ ディレクトリ ] サブツリーを展開し ポリシーを設定する SpamKiller 2.1 サーバまたはドメインを選択します 図 1-1. コンソールツリーのディレクトリ 注意ポリシーを正常に施行するには 仮想ノードではなく SpamKiller 2.1 サーバの物理ノードで epolicy Orchestrator を設定する必要があります 4 上部ペインに [ ポリシー ] タブ [ プロパティ ] タブ [ タスク ] タブが表示されます 5 [ ポリシー ] タブをクリックします 6 上部詳細ペインで [SpamKiller for Lotus Domino] をクリックして 設定可能なポリシーを表示します 12 McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino

プロパティページを使用したポリシーの設定と適用 図 1-2. [ ポリシー ] ページ 7 [ スパム対策の設定 ] または [ スパム対策ルールリストの表示 ] のうち いずれかのポリシーをクリックしてプロパティページを表示します 図 1-3. 設定ページ コンフィグレーションガイド 13

はじめに 8 [ 継承 ] を非選択にします 継承については epolicy Orchestrator 製品ガイド を参照してください 9 必要な情報を設定して [ 適用 ] をクリックします epolicy Orchestrator エージェントによりこれらの設定が収集され 選択したサーバに適用されます 変更をすぐに適用するには エージェントウェークアップコールを送信します 詳細については epolicy Orchestrator 製品ガイド を参照してください 注意設定が完了したら 必ず [ 適用 ] をクリックしてください 適用しないと設定は破棄されます epolicy Orchestrator エージェントのインストールクライアントの SpamKiller 2.1 サーバに epolicy Orchestrator エージェントをインストールするには epolicy Orchestrator サーバのドメインとクライアントの SpamKiller 2.1 サーバ間に相互の信頼関係を確立する必要があります ネットワークで Windows の完全な信頼関係を使用していない場合は クライアントの SpamKiller 2.1 サーバ上で完全なローカル管理者権限を設定する必要があります つまり 管理者のアカウントはすべてのクライアントコンピュータのローカル管理者グループに属している必要があります epolicy Orchestrator エージェントのインストール方法 1 epolicy Orchestrator サーバにログオンします 2 コンソールツリーの [epolicy Orchestrator] [ ディレクトリ ] の下で サイトまたはコンピュータを右クリックします [ エージェントインストールを送信 ] を選択して 以下のウィンドウを開きます 14 McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino

epolicy Orchestrator エージェントのインストール 図 1-4. [ エージェントインストールを送信 ] ウィンドウ 3 エージェントが既に存在するかどうかに関係なく 選択したサイトまたはコンピュータにエージェントを送信するには [ エージェントが存在しないコンピュータにのみ送信する ] を非選択にします 注意対象の SpamKiller 2.1 サーバに初めてエージェントをインストールする場合 このオプションは有効になっていません 4 このインストールの [ レベル ] を選択します 注意単一のコンピュータにエージェントをインストールする場合は [ 現在の選択状態のレベルのみ ] が既に選択されています 5 ユーザに対し エージェントのインストールを表示しない場合は [ エージェントインストールで GUI を表示しない ] を選択します コンフィグレーションガイド 15

はじめに 6 [ インストールパス ] にパスを入力します デフォルトは < システムドライブ >\epoagent です [-->] をクリックすると 推奨されるパスが選択できます または このクライアントの別のパスを入力することもできます 7 エージェントインストールパッケージにユーザ認証情報を組み込むには [epo サーバの認証情報を使用する ] を非選択にして [ ユーザアカウント ] と [ パスワード ] にユーザ情報を入力します [ エージェントインストールを送信 ] ユーザインターフェースの各フィールドについては [ ヘルプ ] をクリックして説明を参照してください ポリシーの施行 epolicy Orchestrator は 各 SpamKiller 2.1 サーバ上のエージェントと通信することにより epolicy Orchestrator サーバからのスパム対策ポリシーの施行を一元的に管理します SpamKiller 2.1 サーバ上の epolicy Orchestrator エージェントサービスのアクティビティを確認するには SpamKiller 2.1 サーバで epolicy Orchestrator エージェントのアイコンをダブルクリックして [epolicy Orchestrator エージェントモニタ ] ウィンドウを表示します このウィンドウにはログが表示されます 通常 これらのメッセージには 現在のプロパティが収集され ポリシーが確認された後に施行されたことが示されます エージェントステータスバー ポリシーを施行しています... ポリシーを確認しています... プロパティを収集しています... ログ 図 1-5. epolicy Orchestrator エージェントモニタ 16 McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino

ポリシーの施行 ウィンドウの右側には以下のボタンがあります プロパティの収集と送信 - 現在のプロパティを収集して epolicy Orchestrator サーバに送信します イベントを送信 - アップデートイベントなどのクライアントイベントを epo サーバに送信します 新しいポリシーの確認 - 現在のポリシーを確認してプラグイン DLL をアップデートします ポリシーの施行 - epolicy Orchestrator サーバから現在の SpamKiller 2.1 ポリシーを施行します エージェントの設定 - ポリシーの施行頻度やエージェントと epolicy Orchestrator サーバ間の通信頻度など 詳細情報を表示します 内容を保存 - ログの内容をファイルに保存します 閉じる - ウィンドウを閉じます ウィンドウを閉じてもサービスは停止されません コンフィグレーションガイド 17

はじめに 18 McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino

スパム対策設定 2 epolicy Orchestrator コンソールで [ ポリシー ] タブをクリックし 表示されるオプションから [ スパム対策の設定 ] をクリックして [ スパム対策設定 ] フォームを表示します これは SpamKiller の主要な設定を行うためのインターフェースです フォームは多数のセクションに区切られており 多くのフィールドは動的に 追加入力が必要になった場合にのみ表示されます 注意フォームで変更を行った場合は 必ず [ 適用 ] をクリックして新しい設定を保存してください 適用しないと設定は破棄されます 図 2-1. SpamKiller 設定 コンフィグレーションガイド 19

スパム対策設定 スパム対策設定このフォームの各セクションを順番に解説しながら SpamKiller for Domino の設定について説明します 以下のオプションは すべて [ スパム対策設定 ] フォームから設定することができます 継承このページのフィールドにアクセスする場合は [ 継承 ] を非選択にしてください 継承の詳細については epolicy Orchestrator 製品ガイド を参照してください スパムスキャンを有効 / 無効にするこのオプションを選択または非選択にすると スパムスキャンが有効または無効になります このオプションはデフォルトで選択 ( スキャン有効 ) されています スパムスキャンを無効にすると [ スパム対策設定 ] フォームのその他のセクションはすべて非表示になります スパムスコアレベル SpamKiller で電子メールメッセージがスキャンされると スパムの可能性のあるメールにはスコアが割り当てられます メッセージに割り当てられたスコアが高ければ高いほど そのメッセージがスパムである可能性が高くなります 割り当てられたスパムスコアの合計に基づき 各メッセージはスパムの可能性を示す低 中 高に分類されます このセクションを使用すると 分類グループに基づいて SpamKiller でメッセージをマークしたり破棄したりするレベルを設定することができます 低 中 高のカテゴリに割り当てられる値については SpamKiller 製品ガイド を参照してください スパムスコアレベルの設定方法 1 [ マークレベル ] セクションで スレッショルドレベルを選択します このレベルと同じかこのレベル以上になると 電子メールメッセージに情報が追加されます 低 中 高の値は 20 ページの スパムスコアレベル に記載されているように SpamKiller によってメッセージに割り当てられる分類を表しています これらのオプションのいずれかを選択すると 選択した値と同じかそれ以上で 同時に破棄スレッショルドには達していないすべての電子メールメッセージに情報が追加されます 20 McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino

スパム対策設定 使用できるオプションは以下のとおりです 添付しない - 割り当てられたスコアには関係なく 電子メールメッセージはマークされません 低 - このオプションを選択すると 低 中 高のカテゴリに分類されたすべてのメッセージに情報が追加されます これは SpamKiller のデフォルトの設定です 中 - このオプションを選択すると 中および高のカテゴリに分類されたすべてのメッセージに情報が追加されます 高 - 高のカテゴリに分類されたメッセージだけに情報が追加されます カスタム - このオプションを選択すると [ スコア ] フィールドが表示されます このフィールドに値を入力します 入力した値と同じかそれ以上のスコアが割り当てられた電子メールメッセージに情報が追加されます メッセージをマークする方法は 以下に説明する [ マークオプション ] セクションで設定します 2 [ 破棄レベル ] セクションで スレッショルドレベルを選択します このレベルと同じかこのレベル以上になると 電子メールメッセージは破棄されます 低 中 高の値は 20 ページの スパムスコアレベル に記載されているように SpamKiller によってメッセージに割り当てられる分類を表しています これらのオプションのいずれかを選択すると 選択した値と同じかそれ以上の電子メールメッセージはすべて破棄されます 使用できるオプションは以下のとおりです 破棄しない - 割り当てられたスコアには関係なく 電子メールメッセージは破棄されません 低 - このオプションを選択すると 低 中 高のカテゴリに分類されたすべてのメッセージが破棄されます 中 - このオプションを選択すると 中および高のカテゴリに分類されたすべてのメッセージが破棄されます これは SpamKiller のデフォルトの設定です 高 - 高のカテゴリに分類されたメッセージだけが破棄されます カスタム - このオプションを選択すると [ スコア ] フィールドが表示されます このフィールドに値を入力します 入力した値と同じかそれ以上のスコアが割り当てられた電子メールメッセージが破棄されます 破棄のタグがつけられたメッセージは 2 つの方法のいずれかで処理されます メッセージが完全に削除されるか 隔離されるかです 実行するアクションは [ 破棄オプション ] セクションで設定します コンフィグレーションガイド 21

スパム対策設定 マークオプション [ マークオプション ] セクションを使用して スコアが割り当てられたメッセージをマークする方法を選択します 以下から選択することができます 電子メールの X- ヘッダにスパムスコアを追加 - X-NAI-Spam-Score という X-Header をメッセージヘッダに追加し メッセージに割り当てられたスコアを表示します 電子メールの X- ヘッダにトリガされたスパムルールの簡略リストを追加 - X-NAI-Spam-Rules という X-Header をメッセージヘッダに追加します メッセージによってトリガされたスパムルールと それぞれのルールによって割り当てられたスコアが表示されます 電子メールの X- ヘッダにトリガされたスパムルールの詳細リストを追加 - X-NAI-Spam-Report という X-Header をメッセージヘッダに追加します メッセージによってトリガされたスパムルールと それぞれのルールによって割り当てられたスコア そしてルールの説明が表示されます 件名のプリフィックスを追加 - メッセージの件名にプリフィックスを追加する場合は このオプションを選択します [ 件名のプリフィックス ] フィールドが表示されます 件名にプリフィックスとして表示する文字を このフィールドに入力します SpamKiller のデフォルトは ***SPAM*** です 受信者に転送された電子メールメッセージこのセクションを使用して [ マークレベル ] と [ 破棄レベル ] で指定した最小のレベルよりも小さいスコアが割り当てられた電子メールメッセージに追加する情報を設定します [ 受信者に転送された電子メールメッセージ ] パネルで 以下のオプションを選択または非選択にします 電子メールの X- ヘッダにスパムスコアを追加 - X-NAI-Spam-Score という X-Header をメッセージに追加し メッセージに割り当てられたスコアを表示します 電子メールの X- ヘッダにトリガされたスパムルールの簡略リストを追加 - X-NAI-Spam-Rules という X-Header をメッセージに追加し メッセージによってトリガされたスパムルールと それぞれのルールによって割り当てられたスコアが表示されます 破棄オプション [ 破棄オプション ] セクションでは [ 隔離 ] を選択または非選択にします 隔離を選択した場合 [ 破棄レベル ] で設定したスレッショルドを超えるすべての電子メールが リポジトリデータベースにある隔離エリアに送られます 隔離を選択しない場合 [ 破棄レベル ] で設定したスレッショルドを超えるすべての電子メールが完全に破棄されます 22 McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino

スパム対策設定 ブラックリストとホワイトリスト [ ブラックリスト ] はユーザが設定した電子メールアドレスやドメインのリストです SpamKiller ではこれらを常にスパムとして扱い メッセージに高いスコア (100 以上 ) を割り当てます [ ホワイトリスト ] はユーザが設定した電子メールアドレスやドメインのリストです SpamKiller ではこれらを常に非スパムとして扱い メッセージにマイナスのスコア (-100) を割り当てます ブラックリストやホワイトリストの作成方法 ブラックリストやホワイトリストにアドレスを追加する場合は *@example.com のように ワイルドカード (*) を使用することができます 1 [ ブラックリスト ] パネルで下向きの矢印をクリックすると [ キーワードの選択 ] ダイアログボックスが表示されます 2 [ キーワードの選択 ] ダイアログボックスで ブラックリストに追加する電子メールアドレスやドメインを入力します [OK] をクリックします 図 2-2. ブラックリストへのアドレスの追加 3 入力したアドレスが [ キーワード ] パネルに選択された状態で表示されます また [ スパム対策設定 ] ページの [ ブラックリスト ] にも表示されます [ キーワード ] パネルでアドレスの選択を解除すると そのアドレスはブラックリストから削除されます 4 [ ホワイトリスト ] パネルで下向きの矢印をクリックすると [ キーワードの選択 ] ダイアログボックスが表示されます 5 [ キーワードの選択 ] ダイアログボックスで ホワイトリストに追加する電子メールアドレスやドメインを入力します [OK] をクリックします 6 入力したアドレスが [ キーワード ] パネルに選択された状態で表示されます また [ スパム対策設定 ] ページの [ ホワイトリスト ] にも表示されます コンフィグレーションガイド 23

スパム対策設定 [ キーワード ] パネルでアドレスの選択を解除すると そのアドレスはホワイトリストから削除されます 入力したアドレスがブラックリストとホワイトリストの両方に表示されている場合 ホワイトリストがブラックリストに優先し ホワイトリストで付けられるスコアがメッセージに割り当てられます ただし 特定の場所 ( 例 : example.com) から送信される電子メールメッセージを ただ 1 つのアドレス ( 例 :accounts@example.com) を除いてすべてブラックリストとして処理したい場合は ブラックリストに *@example.com を追加し ホワイトリストに accounts@example.com を追加します この場合 example.com ではブラックリストまたはホワイトリストをトリガする条件としては不十分です 必ず *.@example.com を使用してください 24 McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino

タスクのスケジュール 3 epolicy Orchestrator を使用して スパム対策エンジンおよびルールセットのアップデートスケジュールを作成することができます スケジュール設定したタスクは すぐに実行または後で実行することができます また 指定した期間繰り返して実行したり 1 回だけ実行することができます これらのタスクは epolicy Orchestrator サーバではなく 対象の SpamKiller サーバの時刻に基づいて実行されます epolicy Orchestrator サーバは タスクの実行時に各 SpamKiller サーバに設定をプッシュします ただし タスクの進行状況を監視することはできません SpamKiller サーバのログを定期的に確認するようにしてください タスクにスケジュールを設定するには 以下の手順に従います タスクの種類 ( スパム対策エンジンおよびルールセット ) を指定します スケジュール ( 週単位や日単位など ) を指定します タスクのパラメータ ( ルールセットファイルの場所など ) を指定します タスクのスケジュール設定 サーバにスケジュールされたタスクの作成方法 1 コンソールツリーの [ ディレクトリ ] で SpamKiller サーバまたはドメインを右クリックします 2 メニューから [ タスクのスケジュール設定 ] を選択して [ タスクのスケジュール ] ダイアログボックスを開きます コンフィグレーションガイド 25

タスクのスケジュール 図 3-1. [ タスクのスケジュール ] ダイアログボックス 3 タスクの名前を入力し [ スパム対策エンジンとルールセットのアップデート ] をクリックします タスクは [ 有効 ] カラムが [ はい ] の場合にのみ実行されます 4 [OK] をクリックして [ タスクのスケジュール ] ダイアログボックスを閉じます 5 設定するタスクをダブルクリックします 6 [epolicy Orchestrator スケジューラ ] ダイアログボックスが表示されたら [ タスク ] タブを選択します 図 3-2. epolicy Orchestrator スケジューラ - [ タスク ] タブ 7 [epolicy Orchestrator スケジューラ ] ダイアログボックスで [ 設定 ] をクリックしてダイアログボックスを表示し オプションを設定します 26 McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino

タスクのスケジュール設定 転送方法の設定方法 [ 転送方法 ] セクションで アップデートファイルをダウンロードする場所を設定します 図 3-3. 転送方法の設定 使用できるオプションは以下のとおりです ローカルネットワークコンピュータからコピー - このオプションを選択した場合は パネルの右側のセクションに表示される [ ネットワークパス ] フィールドで アップデートを取得するコンピュータおよびパスを指定します パスの指定には \\computername\path の形式を使用します 次に 下の [ 一時デスティネーションパス ] フィールドで アップデートファイルをダウンロードするための一時的な場所を指定します リモートネットワークコンピュータから FTP コピー - このオプションを選択した場合は 以下のようになります パネルの右側のセクションに表示される [FTP パス ] フィールドに アップデートを取得可能な弊社の FTP サイトがデフォルトで表示されます [ 一時デスティネーションパス ] フィールドで アップデートファイルをダウンロードするための一時的な場所を指定します [FTP セットアップ ] セクションでは 転送方法に FTP を指定した場合のオプションを選択します [anonymous FTP ログインを使用 ] を非選択にすると [FTP ログイン情報 ] ボタンが表示されます このボタンをクリックすると [ ユーザ名 ] と [ パスワード ] の入力を求めるダイアログボックスが表示されます プロキシセットアップ - プロキシサーバを使用する場合はこのオプションを選択します このオプションを有効にするとフィールドが表示され [ ホストの IP アドレス ] と [ ホストのポート番号 ] の入力が求められます [ プロキシログイン情報 ] ボタンをクリックして [ プロキシユーザ名 / パスワード ] ダイアログボックスを開き 該当する情報を入力します [OK] をクリックして [epolicy Orchestrator スケジューラ ] ダイアログボックスに戻ります コンフィグレーションガイド 27

タスクのスケジュール タスクの実行時間の設定方法 1 [ スケジュール ] タブをクリックして スケジュールの詳細を表示します 図 3-4. epolicy Orchestrator スケジューラ - [ スケジュール ] タブ 2 [ タスクのスケジュール ] で タスクの実行時間を選択します 選択したオプションに応じて [ スケジュール ] タブの下部に表示される情報は異なります 日単位 - 指定した日数だけタスクを繰り返し実行します 週単位 - 指定した頻度 ( 週単位 ) でタスクを繰り返し実行します 月単位 - 指定した曜日または日にちにタスクを月単位で繰り返し実行します 一回のみ - 指定した日時に 1 回だけタスクを実行します システム起動時 - epolicy Orchestrator サーバの起動時にタスクを実行します ログオン時 - epolicy Orchestrator サーバにユーザがログオンしたときにタスクを実行します アイドル時 - 指定した期間 epolicy Orchestrator サーバがアイドル状態になっているときにタスクを実行します すぐに実行 - [ 適用 ] または [OK] をクリックすると タスクを実行します 28 McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino

タスクのスケジュール設定 ダイアルアップ接続時に実行 - クライアントコンピュータでダイアルアップ接続がその日に最初に実行されたときにタスクを実行します 3 [ 開始時刻 ] でタスクの開始時刻を指定します 時間は 時間 : 分 : 秒の形式で入力します 数字を選択し 矢印ボタンを使用して時間を設定します 4 [GMT] ( グリニッジ標準時 ) または [ ローカル時間 ] を選択します 5 特定の期間に繰り返しタスクを実行する場合など 詳細オプションを指定するには [ 詳細設定 ] をクリックします 6 スケジュールを設定した時間の前後にタスクをランダムに実行するには [ 指定時間内でランダムに実行 ] を選択して 時間の範囲を指定します たとえば タスクの開始時間が午後 2 時に設定されているときに ランダムに実行する範囲を 30 分に指定すると このタスクは午後 1 時 30 分から午後 2 時 30 分までの間に開始します 7 ランダムに実行されるように設定すると タスクの開始時間をずらすことができるので システムリソースを有効に活用することができます 8 実行されなかったタスクを実行するには ( たとえば epolicy Orchestrator サーバがアクティブでなかった場合など ) [ 開始されなかったタスクを実行 ] を選択します 9 このタスクは epolicy Orchestrator サーバの次回起動時に実行されます 10 [OK] をクリックして [epolicy Orchestrator スケジューラ ] ダイアログボックスを閉じます 11 [ 適用 ] をクリックして 選択したドメイン内の SpamKiller サーバに設定を送信します コンフィグレーションガイド 29

タスクのスケジュール 30 McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino

スパム対策ルールリストの設定 4 注意 epolicy Orchestrator 2.5.1 がインストールされている場合は スパム対策ルールリストの表示や設定はできません スパム対策ルールはルールセットがアップデートされるたびに変更されます アップデート後に epolicy Orchestrator でルールセットの 読み込み ができるかどうかを確認するには アップデート後に以下の手順を実行してください ルールセットのアップデート後に epolicy Orchestrator を実行すると 次のメッセージが表示されます スパム対策ルールリストを表示できません 1 epolicy Orchestrator コンソールでコンピュータを右クリックし [ エージェントウェークアップコール ] を選択します 2 [ エージェントウェークアップコール ] ウィンドウで [ 完全な製品プロパティを取得する ] を選択します 3 [OK] をクリックします 2 つ目のメッセージが表示され プロパティのリストがアップデートされます これには少し時間がかかる場合があります 次に スパム対策ルールリストが表示されます コンフィグレーションガイド 31

スパム対策ルールリストの設定 スパム対策ルールリストの表示ここには 現在のルールリストにあるすべてのルールの説明 種類 スコアなどが表示されます ルールを有効または無効にするには 1 つまたは複数のルールを選択して [ ルールの有効化 ] または [ ルールの無効化 ] をクリックしてください 選択が終了したら [ 適用 ] をクリックしてください スパム対策ルールリストでは ポリシーを継承することはできません そのため [ 継承 ] は無効化されています 図 4-1. 32 McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino

レポート 5 epolicy Orchestrator のレポート機能を使用して さまざまなグラフィックレポートを生成することができます epolicy Orchestrator ではすべてのサーバの情報を照合し レポートを作成できます レポートの収集と実行については epolicy Orchestrator のマニュアルを参照してください SpamKiller レポートこれらのレポートテンプレートは epolicy Orchestrator コンソールツリーの [Reporting] にあります 日ごとのスループット - 電子メールのスループット情報を日単位で内訳された円グラフで表示します 電子メールメッセージを破棄したもの マークしたもの 通過させたものに分類し パーセンテージで表示します 月ごとのスループット - 電子メールのスループット情報を月別で内訳された円グラフで表示します 電子メールメッセージを破棄したもの マークしたもの 通過させたものに分類し パーセンテージで表示します 週ごとのスループット - 電子メールのスループット情報を週別で内訳された円グラフで表示します 電子メールメッセージを破棄したもの マークしたもの 通過させたものに分類し パーセンテージで表示します トップ 10 スパム受信者 - ネットワークでジャンクメールを受信した上位 10 の電子メールアドレスを棒グラフで表示します トップ 10 送信元 IP アドレス - ネットワークで受信したジャンクメールの上位 10 の送信元 IP アドレスを棒グラフで表示します 通過させたメッセージとは スパムとして識別されないメッセージのことです コンフィグレーションガイド 33

レポート 34 McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino

索引 E epolicy Orchestrator エージェントサービス, 16 エージェントモニタ, 16 エージェントのインストール, 14, 15 M MMC (Microsoft Management Console), 10 えエージェントインストールを送信, 15 け継承チェックボックス, 14 し実行時間に関する注意, 25 詳細情報, 7 す スキャン 無効, 20 有効, 20 スケジュール ランダムに実行, 29 スコアレベル 設定, 20 破棄, 21 マーク, 20 スパム対策 設定, 19 ルール, 32 せ製品マニュアル, 7 そソフトウェアリポジトリ, 11 たダイアルアップ接続, 29 タスクのスケジュール, 25 実行時間に関する注意, 25 て転送方法, 27 は破棄オプション, 22 ふファイルの転送方法, 27 ブラックリスト, 23 作成, 23 ほホワイトリスト, 23 作成, 23 本書で使用される表記規則, 6 まマークオプション, 22 マニュアル, 7 らランダムにスケジュール, 29 ランダムに実行, 29 りリポジトリ, 11 れ連絡先, 8 コンフィグレーションガイド 35

索引 36 McAfee SpamKiller v2.1 for Lotus Domino