産業・経済専門委員会提言

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(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

長野県みらい基金からのお知らせ 2

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

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第3節 重点的な取り組み

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PowerPoint プレゼンテーション

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社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

Microsoft Word - ■【滑川町総合振興計画】計画書_修正_ _NXPowe

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

宮城の将来ビジョン 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 認知度集計表 ( 回答者属性別 ) 内容について知っている 言葉は聞いたことがある 効知らない ( はじめて聞く言葉である ) 県全体 度数 ,172

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

流拠点としての那覇空港を備えており 沖縄県への物流を確立することにより本市農産物の輸出の可能性が広がることが期待できること さらには年間 790 万人の観光入込客数があり そのうち 160 万人が外国人であることから 今後のインバウンドの増加を見込んだPRを実施する場所として効果的であると考えている

基本方針 2-1 観光資源の有効活用〇歴史 スポーツ 自然など 恵まれた観光資源を活用し 世界に向けた積極的な情報発信や意見交換の場の整備を行います 〇文化 芸術資源のデジタルアーカイブ 33 化により 資源の保護を進め インターネット上での有効活用も行います 2-2 活力ある産業〇ホームページ等の

資料 3 1 ごみ減量化についての課題分析 1) 原因の抽出 課題 : どうして 家庭ごみの排出量が減らないのか? ごみが 減らな い原因 1 使い捨て製品やすぐにごみになるものが身の回りに多い 2ごみを減らしたり リサイクルについての情報が少ない 3 分別収集しているごみの品目が少なく 資源化が十

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

4 平成 年度のと 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成にました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致へのや 創業支援プログラムの作成

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ラグビーワールドカップ2019及び 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた 掛川市の取組基本方針

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唐津市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 2 9 年 11 月 8 日 唐津市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 といいます ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地


事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

活動状況調査

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地


Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

Taro-全員協議会【高エネ研南】

計画の概要 太田市地域福祉計画 太田市地域福祉活動計画とは? 太田市地域福祉計画市民のみなさまからご意見を伺いながら作成した 今後の地域福祉の方向性 将来像を示した太田市の計画です 太田市地域福祉活動計画社会福祉法人太田市社会福祉協議会が策定した 地域の社会福祉を推進するための具体的な活動計画です

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

(1) ほのぼのネット事業 目的事業内容経過方法と時期 担当係: 地域係 地域でサポートを必要としている人の発見 見守り 交流活動を 地域で暮らす住民自らが主体となって取り組む ほのぼのネット活動 の推進を通じて 住民の手による 福祉のまちづくり を展開します 1 ほのぼのネット班 28 班による見

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち ひと しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行なった法人に対する特例 ( 内閣府 ): A2007 (1) 事業名 : 勝山市まちなか誘客プロジェクト ( 拠点文化財改修

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4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

稲沢市の観光に関するインターネット調査調査項目 未定稿 1 回答者の属性 Q1 あなたの性別 1 男性 2 女性 1 つだけ選択 Q2 あなたの年齢 1 10 歳代 2 20 歳代 3 30 歳代 4 40 歳代 5 50 歳代 6 60 歳以上 1 つだけ選択 Q3 あなたの職業 1つだけ選択 1

25 周年を迎えたコミ協の新たな取組 について ( 報告 ) 20 周年に向けての見直し検討報告書 に明示された方策等の推進状況を企画総務部会で精査したところ そのほとんどが既に実施もしくは改善されていることがわかった ついては これらの事業は引き続き実施することとし 新たに 地域コミュニティ が抱

平成 22 年 4 月 9 日新しい公共円卓会議資料 平成 2 2 年 4 月 9 日第 5 回 新しい公共 円卓会議谷口委員提出資料 ソーシャルビジネスの振興について 1. 新しい公共とソーシャルビジネスの関係 2. ソーシャルビジネスの課題とこれまでの取り組み 3. 事業者及び支援者が集う 場

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< 委託業務説明書 > 1 平成 20 年度事業実施において明らかとなった課題当初企画 予定していたとおり市民に使用しやすく 親しみが持て かつ利用価値が高い食育推進に資するポータルサイトの構築に努めてきた 食育情報の発信については 簡単に行うことができるようブログを活用した情報発信の仕組みの構築を

中井町緑の基本計画(概要版)

知創の杜 2016 vol.10

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

平成 27 年度宮津まちづくり会議事業報告について 資料 1 1 会議等の開催 (1) 宮津まちづくり会議の開催日時第 9 回宮津まちづくり会議 平成 27 年 6 月 16 日 ( 火 ) 臨時宮津まちづくり会議 平成 27 年 8 月 4 日 ( 火 ) 第 10 回宮津まちづくり会議 平成 2

5 この施策に係る事務事業 ( 重要度 貢献度順 ) 番号 事務事業名 魅力個店づくり整備促進事業 歳出決算額 ( 千円 ) 施策への関連性 目的に対する指標 年度目標値 年度実績値 推移 区内の既存個店や出店希望 22 者が行う 魅力的な店舗づ 809 くりを支援することで 魅 力個店の集積を図る

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

< 基本方針 > 一般社団法人移住 交流推進機構 ( 以下 JOIN という ) は 地方に新しい生活や人生の可能性を求めて移住 交流を希望する方々への情報発信や そのニーズに応じた地域サービスを提供するシステムを普及することにより 都市から地方への移住 交流を推進し 人口減少社会における地方の振興

事業内容

平成 30 年度 提言書 テーマ 福祉 環境のまち部会新見市版ボランティアポイント制度の導入 ともに支え合うあたたかいまちづくり ~ポイント制で地域活性化 ~ 1. はじめに国立社会保障 人口問題研究所の推計によれば 日本全体で人口が減少していく時代が到来したことを示しており この傾向は本市も例外で

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域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

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阿賀野市の発展と市民福祉の向上を図ることを目的とした 行政運営の指針となる 阿賀野市総合計画 に定める本市の将来像 人 まち 自然が輝く幸福祉都市阿賀野 の実現に向けて また こよなく愛するふる里創造のため 全力を上げ取り組んでいるところでございます 国から地方への事務 権限移譲や三位一体改革が加速

地域子育て支援拠点事業について

5 章分野別計画性5第 方向施策体系 108

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

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ニュースリリース 農業景況調査 : 設備投資 平成 2 9 年 3 月 24 日 株式会社日本政策金融公庫 農業者の設備投資意欲が過去最高 ~ 生産効率関連の農業機械投資が最多 後継者確保に課題も ~ < 平成 28 年下半期農業景況調査関連 > ( 注 1) 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公

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【千葉県事業計画】別記様式第3号別添

目的 川越市は 埼玉県の南西部に位置し 新河岸川の舟運や川越街道を通じた江戸との交流により発展してきました 蔵造りの町並みや時の鐘などの歴史的な観光資源に恵まれ 都心からのアクセスも良いことから 毎年多くの観光客が本市を訪れています このような中 本市では 平成 20(2008) 年に 川越市観光振

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 鹿嶋市鹿島神宮周辺地区地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 鹿嶋市 3 地域再生計画の区域 鹿嶋市の区域の一部 ( 鹿島神宮周辺地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題 1 後継者不足の問題や商売としての魅力不足によ

1. 背景 1 2. 位置付け 2 3. 計画の期間 2 4. 計画の基本方針 3 5. 計画の内容 3 6. 基本目標 8

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(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

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加賀市農業委員会農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 30 年 1 月 26 日制定 加賀市農業委員会 第 1 指針の目的 農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) の一部改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等

「(仮称)姫路市地域IT基本計画」の概要について

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数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) ,500 5, 観光客入込数 ( 人 ) 742,000 14,800 14,800 14,800 平成 31 年度 (4

別紙 2-4 別紙 2-4 別紙 2-8 < 地域において講ずる措置 > 1. 地域独自の税制 財政 金融上の支援措置 高松市中小企業振興助成条例補助金中心市街地の商店街が行うアーケード 街路 駐車場 駐輪場整備に対し 1 事業あたり上限 2 億円 地域コミュニティまちづくり活動支援

発行 第 4 号まで各 2,000 部発行 NPO 団体 コミュニティとの交流 連携 スタッフ研修 中間支援団体の設立支援などを実施している 25 年度からは とめ市民活動プラザ を市に移管し とめ市民活動フォーラム を NPO 法人化した上で 市が NPO 法人とめ市民活動フォーラム に運営管理を

Microsoft Word - 平成27年度報告書.docx

2. 各学区のまちづくりの方向性と将来ビジョン 第 3 章で整理した各学区の現状 課題等を踏まえ 学区ごとにまちづくりの方向性 ( 基本方針の 3 つの柱の何に該当するのか ) を整理します 方向性を踏まえ 施策の柱ごとに具体的なビジョンを検討します (1) 常盤学区 1 まちづくりの方向性 1-1

計画の今後の方向性

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4 平成 29 年度の検証と 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 主な取組み課題検証 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成に取組みました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致への取組

第6次延岡市長期総合計画校了.indd

資料 2 東区まちづくり推進事業の検証結果について ( 平成 29 年度第 2 回東区まちづくり懇話会 ) 開催概要 開催日時 : 平成 29 年 9 月 15( 金 ) 午前 9 時 30 分 場 所 : 東区役所 3 階すこやかホール 熊本市東区役所

はじめに

さらに 情報発信が進むことにより 観光客が増加していく そして 通過点となっている本市の観光を 滞留 滞在型の観光とし 交流人口の拡大による観光産業や地場産業などの振興を図ることで市全体の経済効果を高め 定住促進 雇用創出を図るものである 数値目標 施設内アンテナショップ売上額 ( 事業開始前 (

重点戦略事業土地改良事業補助事業 土地改良区が行う土地改良事業 ( 用排水施設の整備等 ) について 農家負担の軽減を図るため 事業費の一部を補助した 土地改良区が行う土地改良事業 ( 用排水施設の整備等 ) について 農家負担の軽減を図るため 事業費の一部を補助する 重点戦略事業基盤整備促進事業

平成17年度予算案事業本部・局別記者発表日程表(案)

< 進捗管理シート > 大河原町まち ひと しごと創生総合戦略の施策における平成 28 年度実施内容及び平成 29 年度実施予定 < しごとをつくり 安心して働けるようにする > 施策 1: 雇用を増やす体制づくりを支援 ( 事業費は H28 が実績額 H29 が予算額 : 千円 ) 施策総合戦略の

宮城県 競争力のある大規模土地利用型経営体の育成 活動期間 : 平成 27~29 年度 ( 継続中 ) 1. 取組の背景震災により多くの生産基盤が失われ, それに起因する離農や全体的な担い手の減少, 高齢化の進行による生産力の低下が懸念されており, 持続可能な農業生産の展開を可能にする 地域営農シス


本町二・四・五・六丁目地区の地区計画に関する意見交換会

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2 活動方針 (1) 市町村との連携県同行のもと 全市町村を巡回するなどにより 県が示した市町村毎の目標面積の達成に向けた意見交換等を行います 特に 重点実施地区においては 広域振興局 市町村 農業委員会等からなる 地域推進チーム (3の事業推進体制参照 ) と課題や対応方向等の情報を共有し 課題を

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農山性化1 農山漁村の 6 次産業化の考え方 雇用と所得を確保し 若者や子供も集落に定住できる社会を構築するため 農林漁業生産と加工 販売の一体化や 地域資源を活用した新たな産業の創出を促進するなど 農山漁村の 6 次産業化を推進 現 状 農山漁村に由来する様々な地域資源 マーケットの拡大を図りつつ

地域包括ケアシステム

Transcription:

産業 経済専門委員会提言書 農業振興 商工業振興 観光振興 ~ 提言にあたって ~ 私たち 産業 経済専門委員会 では 昨年度市が行った 東御市まちづくりアンケート調査 結果から 市民が求めているものは何か をはっきりさせた中で 農業 商工業 企業立地 観光 の 4つの分野について 普段から感じている改善点や 今後こうなってほしいと願う思いを話し合って 提言 にまとめてきました 東御市の産業 経済分野における 将来のあるべき姿 について討議を進める中 提言にあたっては内容が抽象的にならないように なるべく具体的な取り組み方策を言及して提言させていただきました 当委員会の提言テーマは7つでありますが 全てに共通して 雇用の創出と労働環境の充実 をその根底に求めています これは市民アンケートにおいて すべての年代層が 安心して働ける環境 を求めている声があることを重く受け止めたことに外なりません 安心して働くことができ 文化的で豊かな生活ができる東御市になってほしいという願い そして 雇用を確保 することは市の 自主財源の確保 にとってきっと大きな効果をもたらすに違いない ということを当委員会が提言の柱としていることにご理解いただき 新しい総合計画では当委員会の提言が活かされますよう 心より期待しています 部会長佐藤正彦 産業 経済専門委員会名簿 佐藤 正彦 小山 貞光 宮崎 隆志 竹内 爾惠子 笹平 千賀子 寺島 尊 ( 東御市農林課長 ) 横井 憲一 永井忠 山崎 廣男 峯村 文博 小山済 ( 東御市商工観光課長 ) 荒井 加代子 唐沢 智明 ( 順不同 ) 1

提言テーマとその具体的な方策 農業分野 1 全国に発信できる東御ブランドを確立する 1 都市圏流通を拡大させるための 東御ブランド 認定制度をつくります 2 地産地消の拡大のために食材提供ネットワークをつくります 3 東御レシピ をつくり東御市版レシピ投稿 紹介サイトを設け全国発信します 2 豊かな農村環境を支える中山間地農業を市民力で維持する 1 中山間地域の小規模耕地における 市民農園 の普及拡大を進めます 2 首都圏の学生などの 日帰り農業体験 の受入れを進めるとともに 長期滞在型の農業体験 の可能性も研究します 3 担い手農業者を支援して確かな農業をつくる 1 担い手農業者への支援を充実させます 2 畑地の圃場整備を積極的に推進します 3 広域的な農作業互助制度を推進します 4 海外向け果樹の品種改良と果樹加工の研究を進めます 商工業分野 4 商店街に市民の憩いの場を設けて賑わいとふれあいを呼ぶ 1 田中商店街に まちなか広場 を開設し市民交流を促進します 2ゆうふる田中の屋外空きスペースを利用し 楽市フェスタ ( 仮称 ) を開催します 5 地域特性を活かせる新産業などを誘致して雇用を拡げる 1 新生活産業 ( 子育て 福祉 健康分野 ) の誘致を進めます 2 産 学 官による新産業 ( バイオ 医療技術 IT 宇宙産業など ) の研究します 3 公社造成地の販売促進による企業誘致を進めます 4 食品加工 ( 巨峰 くるみ ) ができる産業観光企業を誘致します 観光分野 6 観光資源を活用しておもてなしを実現する 1 観光ガイド ボランティア制度をつくります 2 海野宿の観光拠点化によって誘客を促進します 7 情報発信ステーションをつくり都市圏との交流を拡大させる 1 東御市の魅力を伝える情報発信基地をつくります 2

< 提言テーマ説明資料 > テーマ 1 全国に発信できる東御ブランドを確立する 提言の主旨 東御市は 日当たりが良く雨が少ないという恵まれた気象条件のもと 他に引けを取らない優れた農作物が豊富にあります これら農業を引き続き持続発展させていくことが必要であると考えています 生産基盤を守り 自信をもって農業を営むためには 他よりも優れている 市特有の農作物を 市民みんなで消費することはもちろん 来訪客や都市圏への流通ルートに乗せて消費を増大させていくことが何よりも必要です 東御ブランド を確立し 効果的な情報発信を進めることは 観光誘客にもつながり やがては交流人口を増やし 地域全体が活性化する大きな力となってくるものと考えます 1 都市圏流通を拡大させるための 東御ブランド 認定制度をつくります 東御市産の農畜産物の消費拡大のため 一定基準に基づく 東御ブランド 認定制度をつくり 東御市農畜産物の優位性をアピールしていくことが必要です 農畜産物の消費拡大を進めるため 東御ブランド の創設に向け 広く市民 企業などの事業者 有識者等の参画を得て協議会 ( 仮称 ) を立ち上げ 話し合いを進めます 東御ブランド 認定制度に合わせ PR 用キャラクターと東御ブランドシールの開発を検討していきます 大田区にアンテナショップを確保していくことが可能なのか ネット販売が有効なのかを広く検討する場を設け 都市圏流通につながる道筋を探っていきます < 事業者 ( 生産者 ) の役割 > 協議会( 仮称 ) や振興公社が中心となって 大田区での販売協力店を確保するなど 農畜産物消費拡大のためのセールスを進めます PR 用キャラクターと東御ブランドシールのデザインを考えます 情報通信媒体を通じて東御市の農産物を全国へPRします 3

2 地産地消の拡大のために食材提供ネットワークをつくります 東御市産の安全 安心な農畜産物食材を学校 市内小売店 飲食店に供給していく 食材提供ネットワーク 制度をつくっていくことが必要です また 一定の基準によって農畜産物を取り扱う市内の小売店 飲食店には 東御ブランド 推進店の称号制度を設け 地産地消を進めていくことが必要です 地産地消の拡大のため 広く市民 企業などの事業者 有識者等の参画を得て協議会( 仮称 ) を立ち上げ 話し合いを進めます 東御ブランド 推進店には 公式ホームページやパンフレット等 様々な情報媒体を通じ 無料で店の紹介や宣伝をしていきます 近隣市町村と連携してジビエの流通体系( 狩猟者 食肉 小売店 ) をつくり ジビエを欲しい消費者が容易に確保できるような仕組みをつくります < 協議会の役割 > 協議会では 消費者たる学校 地域小売店 飲食店の需要を把握して需要と供給を調整し 地産地消流通システム を運用する実行組織の立ち上げを検討します 地場産優良農畜産物である 東御ブランド を積極的に消費します 情報通信媒体を通じて東御ブランドを全国へPRします 3 東御レシピ をつくり 東御市版のレシピ投稿 紹介サイトを設け全国発信します 東御ブランド を使った独自のレシピをインターネット回線など通じて内外に発信する仕組みをつくり 東御産食材の普及と購入意欲を高めていくことが必要です インターネット上に東御市版のレシピ投稿 紹介サイトを設けていくことについて 広く市民 企業などの事業者 有識者等の参画を得て協議会 ( 仮称 ) を立ち上げ 協議していく場を設けます インターネット上のサイト構築については十分な検討を必要とするため 市報などの身近な情報媒体へ掲載していくなど できることから始めます 味の研究会 や 味の里とうみ などの農産物加工事業者との連携によってレシピを作成し普及させることにより 事業者を内外にPRする機会もつくっていきます < 協議会 ( 仮称 ) の役割 > 東御市版のレシピ投稿 紹介サイトをインターネット上に構築することや 農畜産物のお取り寄せ情報 ネット販売の可能性についても検討します 市民から集まったレシピで 東御レシピ本 を作り 行政施設 観光施設 飲食店 商店などに無料配布することも検討します インターネットを使えない世代( 人 ) からもレシピを収集する仕組みも検討します 4

地場産農作物の料理教室を計画し 地産地消の普及拡大を進めます 東御市版のレシピ投稿 紹介サイトが構築されたら積極的に 東御レシピ を書き込み紹介します 東御市版のレシピ投稿 紹介サイトに限らず 昔ながらの地場農産物を使った料理を若い世代に伝えていきます 地産地消のため 行政から要請があった場合は 積極的に料理教室の講師役を務めます テーマ 2 豊かな農村環境を支える中山間地農業を市民力で維持する 提言の主旨 私たちが暮らす中山間地域は 農林業の場であり 生活の場でもあります 美しい自然があるだけでなく 農民の長い営みの中で 建造物 生態の多様性 独自の景観など 貴重な財産が形成されてきました しかし 総人口の1 割に満たない中山間地域は 成長率が低く 雇用の機会も極めて少なく 多くの課題を有しており それを解決するための具体策もありません 片や現代社会は 高ストレス社会であり 成熟仕切った社会であります それが故に我々の居住空間とは違った特性を有していますが 人々に潤いと安らぎを与えてくれるような機能は備わっていません 中山間地の農村環境 農村景観の維持は 今や全市的な問題であります 成熟社会と中山間地を結ぶコーディネーターを養成し 中山間地の活性化を図っていくことが必要であろうと考えますが まずは市民力や地域力を結集して豊かな農村環境を守っていく取り組みを進めることが必要であると考えます 1 中山間地域の小規模耕地における 市民農園 の普及拡大を進めます 農地の流動化が進まない小規模な耕地については 農にふれ農村環境を守ろう を合言葉に 市民農園としての貸出しを推進していくことが必要です 市民農園制度の普及拡大のため 有効な広報手段を講じます 市民農園利用マップを作成し 内外に情報提供していきます < 市民農園制度の運用に関与する団体等の役割 > 作物づくりのアドバイスや 圃場の見守りを行い 借り手への支援を進めます < 借り手となる市民の役割 > 農作物を自らでつくることに関心を持ち 積極的に家庭菜園に取り組みます 5

2 首都圏の学生などの 日帰り農業体験 の受入れを進めるとともに 長期滞在型の農業体験 の可能性も研究します 日帰り農業体験制度をつくり 都会の若者との交流を通じて農業の活性化を図っていくことが必要です また 都市生活者との交流を図り 長期滞在型の農業体験 の可能性も検討します 体験農場や振興公社と協力 連携して 首都圏からの日帰り農業の仕組みを構築します 公式ホームページやパンフレット等 様々な情報媒体を通じ 内外に事業を発信します 都市生活者の長期滞在ニーズを把握し 長期滞在型の農業体験 の調査研究を進めます 振興公社 観光協会も参画し 各種学校等に営業して体験客を確保します 積極的に都会の若者を受け入れます テーマ 3 担い手農業者を支援して確かな農業をつくる 提言の主旨 東御市の農業は ワイン特区など まだまだ伸びる可能性もあり 新規就農者も無い訳ではありません TPPの導入が叫ばれる中 担い手農家を支援していく農地の流動化や基盤整備といった国 県 市の 農業対策 に取り組んでいくことは当然ですが 今以上の創意工夫とスピード意識をもって 確固たる農業経営に結びつく 次なる一手 の仕組みをつくり 実践していくことが必要であると考えます 1 担い手農業者への支援を充実させます 高齢化や後継者不足による耕作放棄地の増加を防ぐため 農業経営への意欲や能力のある担い手農業者が安心して農業を営むことができるよう支援することが大切です 新規就農者のための就農時の 所得の確保 や 担い手農業者の規模拡大に伴う 流動化 集積化 など 不安を解消していく支援が必要です 6

担い手の育成 確保を金融面から強力に支援するため 資金利用のノウハウを集積します 法人化支援 農地の集積 利用調整など 担い手向けのサポート活動を充実します 2 畑地の圃場整備を積極的に推進します 東御市では 水田の圃場整備と比較し畑地の圃場整備はそれほど進んでいません 畑地の圃場整備を推進し 大型機械の導入など効率的な作業によって 省力 低コスト生産を実現していくことが やがては担い手農業者への農地利用集積や荒廃地対策につながってくるものと考えます 畑作農業者に対し畑地の圃場整備ニーズを調査し 事業の実施の可能性を協議していく場を設けます 3 広域的な農作業互助制度を推進します 東御市と周辺市町村が互いに農繁期に助け合えるよう 農業人材の互助制度を推進していく必要があります 広域的農作業互助制度を推進します 広く農業者に認知されるよう 制度を有効にPRするとともに 次期的な需給バランスを考慮した人材の確保を進めます 農業者は積極的に互助制度に参加します 4 海外向け果樹の品種改良と果樹加工の研究を進めます 東御市の主力製品であるブドウ リンゴ クルミなどの果樹の海外展開を視野に 品種改良や加工を研究していくことも必要です 果樹試験場 信州大と提携し 海外競争力のある農作物の研究を進めます 7

提言テーマ 4 商店街に市民の憩いの場を設けて賑わいとふれあいを呼ぶ 提言の主旨 東御市の玄関口である田中駅や中心市街地にあたる田中商店街には賑わいが感じられません 商店街に求める市民ニーズが すでに買い物欲求では無い時代を迎えていることを考えると 往時の賑わいを 商業 だけで復活させていくことは難しいように考えます 新たな魅力をプラスして 市民交流のできる新しい商店街をつくっていく必要があると考えます 1 田中商店街に まちなか広場 を開設し 市民交流を促進します 商店街の空き店舗等のスペースに 誰もが気軽に立ち寄れる市民の憩いの場をつくり 市民交流を喚起し 活性化させていくことが必要です まちなか広場 の施設を確保します 市の情報やイベント情報 生活情報を提供します デマンド交通の駅に指定します 商業街に賑わいを呼ぶため 自助 共助による努力姿勢を地域に発信します 商店街の組合などが中心となって まちなか広場 の施設管理を進めます まちなか広場 を利用し 交流の輪を広げます フリーマーケットや野菜直売など いろんな企画を まちなか広場 へ提案します 2 ゆうふるtanakaの屋外空きスペースを利用し 楽市フェスタ ( 仮称 ) を開催します ゆうふるtanakaは 駅に隣接した格好の場所に位置していますから 駅の利用者が気軽に立ち寄れる 魅力あるイベントを定期的に開催していきます 毎月 13 日を とうみ楽市フェスタ の日に指定し 内外に宣伝します 振興公社は ゆうふるtanakaの屋外スペースを とうみ楽市フェスタ の会場として無償提供します 夏場にはビアガーデンを企画して とうみ楽市フェスタ の誘客を応援します 8

とうみ楽市フェスタ へ出店し フリーマーケットや農産物等の直売を行います 提言テーマ 5 地域特性を活かせる新産業などを誘致して雇用を拡げる 提言の主旨 東御市の企業誘致に関しては 今まで製造業を中心に取り組みがなされてきていますが 長引く景気低迷の中で誘致は進んでいないのが現実です そのため製造業というよりはむしろ 福祉や健康産業といった新産業に目を向けていくことや 条件付きの企業誘致 特産品加工産業の誘致が必要であると考えます 1 新生活産業 ( 子育て 福祉 健康分野 ) の誘致を進めます 東御市は 心休まる豊かな自然環境が備わっていることに加え 都心から近いという好条件を有しています そのため 都市部で不足している介護施設や健康保養施設を誘致し 雇用を創出していくことが必要と考えます 自然環境と都心からも近い利点をPRし 子育て 介護 健康などの新生活産業の誘致を進め 地域に雇用を創出します 2 産 学 官による新産業 ( バイオ 医療技術 IT 宇宙産業など ) を研究します 今までの東御市には 学術研究機関がほとんどないため 長野県や信州大学 企業と連携する産 学 官の共同研究を進め 新たな産業を創出していくことも必要です 研究機関を設置できるよう 東御市にゆかりのある学者や企業退職者 技術者に広く呼び掛けます 3 公社造成地の販売促進による企業誘致を進めます 雇用の創出のため 企業誘致を強力に進めることが必要です 画期的な企業等の誘致策として 一定条件を承諾する企業へ無償で土地を貸与していくことも検討していく必要があります 市民力 地域力を活用し協働して企業の誘致策を練り上げ実践します 誘致が可能であれば 土地開発公社造成地の無償貸与までも視野に検討します 9

無償貸与による誘致には 1 社屋の建設は東御市内業者に限定する 2 採用は東御市民を 優先する 3 採用者につき 将来は正職員を確約する ことなどの条件整備をします 4 食品加工 ( 巨峰 くるみ ) ができる産業観光企業を誘致します 2 同様の条件のもと 市の特産品である巨峰やくるみの加工ができ かつ観光的側面として訪れる人が味わい 楽しめる空間を兼ね備えた 伊那市の かんてんパパ のような産業観光企業を誘致する 提言テーマ 6 観光資源を活用しておもてなしを実現する 提言の主旨 観光拠点としての海野宿 湯の丸高原 芸術むら公園は市内外に定着しています おもてなし の心といったソフト面を充実させるため 独自に観光ガイド ボランティアを養成する仕組みをつくっていく必要があると考えます 1 観光ガイド ボランティア制度をつくります おもてなし 実現のために 観光地のからの要請に応える東御市独自の有償観光ガイド ボランティアを養成していくことが必要です 観光ボランティア講座を開設し認定制度をつくります 市民観光ガイド登録制度をつくります 東御市観光協会では 市民観光ガイドの養成 認定を進めるとともに 需要と供給を把握し 市民観光ガイド登録制度を運用します 観光事業者は 市民ガイドの活用を積極的に進めます 郷土の歴史 自然に興味のある市民は積極的に市民観光ガイド養成講座に参加します 2 海野宿の観光拠点化によって誘客を促進します 知名度のある海野宿を観光スポットに誘客を図ることが必要です 10

海野宿の車両通行規制を実現します 海野宿に近い千曲川沿いに散策路を設けていきます 駐車場を増設します 観光協会は 海野宿観光ツアーの企画を観光会社などに働きかけます 観光協会は 田中駅から海野宿まで わかりやすい標識を設置します 郷土の歴史 自然に興味のある市民は積極的に市民観光ガイド養成講座に参加します 観光ガイド登録しておもてなしに参加します 市の観光の魅力について 情報通信媒体などを通じて全国へPRします 提言テーマ 7 情報発信ステーションをつくり都市圏との交流を拡大させる 提言の主旨 農業 商工業 観光にすべて共通して言える点は 情報発信なくして発展はなし にあると考えます 現状 東御市と聞いてもピンとくる人は少ないと感じています 東御市の魅力を外へ売り込み知名度を上げ 他とは違う魅力を発信していかなければ 定住促進 来訪 交流促進 ビジネス促進にはつながっていかないと考えます 1 東御市の魅力を伝える情報発信基地をつくります ホームページでは魅力を伝えることに限界があるため 来訪者に直接説明できる とうみの魅力発信 窓口を設置することが必要であると考えます 市全体の魅力をトータルに発信できる担当窓口をつくります あらゆる情報通信媒体の活用を研究します 雷電くるみの里では年間 45 万人のレジ通過者がいることから 雷電くるみの里の施設機能をさらに充実し 内外にPRします 観光協会は 道の駅などの観光拠点に常駐できるように検討します また 観光のみならず特産物のPRなども発信できるようにします 大田区への農産物販売や東御ブランドの紹介にも観光協会が関わっていきます 11