Real-time Replication & Failover Software Double-Take Requirements & Limitation 概要 本ガイドは Version 5.2.x の各種仕様及び要件を記述したガイドライン資料となります Revision 1.0 published January 2010 CTCSP TECHNICAL DIVISION 1 Double-Take は米国 Double-Take Software 社の登録商標または商標です Microsoft,Active Directory,Window および Windows 2003 Windows 2008 は米国 Microsoft Corporation の登録商標または Microsoft 社の商標です Red Hat および Red Hat をベースとしたすべての商標は米国およびその他の国における Red Hat, Inc. 社の商標または登録商標です Linux は Linus Torvalds 氏の米国およびその他の国における登録商標です その他 記載されている会社名製品名には 各社の商標のものもあります 2001-2010 CTCSP Corporation. All rights reserved.
改版履歴版数発行日概要 1.0 2010/1 新規作成
目次 Version 5.2.x Requirement... 1 Version 5.2.x バージョン 1 対応オペレーティングシステム 1 前提 OS コンポーネント 1 メモリ 1 使用通信ポート 2 HDD 2 アプリケーションマネージャー (DTAM) 対応アプリケーション 3 特記事項 / 制限事項 3 Double-Take for Hyper-V Requirement... 5 ライセンス 5 オペレーティングシステム 5 前提 OS コンポーネント 5 Windows 追加サービス 5 Hyper-V 5 仮想サーバ構成 5 Double-Take Geo Cluster Requirement... 6 ライセンス 6 オペレーティングシステム 6 前提 OS コンポーネント 6 Double-Take 要件 6 クラスタ構成要件 6
Double-Take Availability Availability Version 5.2.x Requirement Version 5.2.x Requirement Version 5.2.x バージョン Build 5.2.0.583.11 2010/02/01 時点最新ビルド 対応オペレーティングシステム 製品名 対応 OS 2003/2003R2 2008 Foundation Edition Standard Edition Advanced Edition Premium Edition Virtual Guest 5 Pack Storage Server Edition Web Edition, Standard Edition Enterprise Edition Itanium Edition, Datacenter Edition, Premium Edition がサポートするする全ての OS Storage Server Edition Web Edition, Standard Edition Enterprise Edition For Itanium Based Systems Edition, Datacenter Edition Premium Edition がサポートするする全ての OS Windows Server 2003 は Service Pack 1 以降の適用が必須となります また ボリュームシャドウコピーサービスを使用する場合には Service Pack 2 以降の適用が必要となります Windows Server 2008 R2 には 対応しておりません 前提 OS コンポーネント Microsoft.NET Framework 3.5 Service Pack 1 Microsoft Visual C++ 2008 SP1 ランタイム ( 未導入の場合には インストール中 自動的に導入画面が表示されます ) メモリ Double-Take プライマリ キュー領域 (1 次バッファリング領域 ) キュー転送用の一時バッファリング領域 32MB~1024MB で設定変更可能 本領域は利用可能な上限値として設定されます 32 ビット版のデフォルト値 128MB 64 ビット版のデフォルト値 512MB Requirement 1
使用通信ポート 機能 Double-Take/Geo Cluster Virtual Recovery Assistant for Hyper-V Double-Take for Hyper-V Double-Take for VMWare Infrastructure Microsoft ファイル共有 SMB 使用ポート TCP/UDP:6320 TCP/UDP:6320,6330,80 TCP/UDP:6320,6332,80 TCP/UDP:6331,443,22 TCP/UDP:135~139,445 Double-Take 中間処理用領域上述プライマリ キュー領域以外にキューを生成するための中間処理に物理メモリを利用します 物理メモリメモリの空き領域領域が極端極端に不足不足すると Double-Take が正常動作正常動作しないしない状況状況に陥ります 特に,Database サーバに Double-Take を利用利用するする場合場合は, データベースアプリケーションが利用利用するするメモリメモリ利用率利用率に最大限注意最大限注意してくださいしてください データベースアプリケーションデータベースアプリケーションの種類によっては, 利用メモリサイズメモリサイズに上限値上限値を設けていないもの ( デフォルト設定 ) があります HDD Double-Take プログラム領域 [ 約 120MB] Double-Take ホームディレクトリ ( デフォルト ) C:\Program Files\Double-Take Software\Double-Take ディレクトリパス変更可能 Double-Take セカンダリ キュー領域 (2 次バッファリング領域 ) キューのバッファリング量がプライマリ キュー領域 ( サイズ ) を超えてしまう場合に利用されるセカンダリ キュー領域 (Disk Queue 領域と呼ばれる ) です プライアマリキュー領域からセカンダリキュー領域への切り替え (Bypass) は自動で行われます 本領域は, システム領域領域とはとは別の独立独立したしたドライブ ( 独立した HDD) に割り当てることを推奨しますします Requirement 2
アプリケーションマネージャー (DTAM) 対応アプリケーション Exchange Server 2003 Exchange 2007 (Windows 2008 が前提となります ) SQL Server 2000 ( サービスパック 4 以降の適用が必須 ) SQL Server 2005 SQL Server 2008 SQL Sever Express Windows SharePoint Services (WSS) version 3 1 Microsoft Office SharePoint Server (MOSS) 2007 1 1 DTAM がサポートしている構成は,SharePoint ファーム内 Back-end SQL データベース環境 のみを保全 (1 to 1) 致します Source Front-end Web サーバのデータ保全は行わず,DTAM が直接 Source Web サーバに接続, 構成情報のみ Target Front-end Web サーバに複製します SharePoint サポート構成図 特記事項 / 制限事項 Double-Take Backup オプションでサポート対象機能としては 以下の機能になります Double-Take Backup オプションサポート対象機能 (2010/2/1 時点 ) Server Recovery 機能 Cargo 機能 Double-Take Backup 正式出荷時後にサポート可能になる機能 TimeData Double-Take は Single Instance Storage 機構 (SIS 機構 ) には対応しておりません Double-Take は, リパースポイントやレジストリファイル, ハードリンクファイル等の複製はできません また Windows 暗号化機能 (Encrypting File System:EFS) にも利用制限があります 機能制限詳細は User's Guide に記載される Replication capabilities を参照ください Requirement 3
Source サーバ側にロングファイルネームのファイルと 8.3 形式のファイルが混在する場合, それぞれのファイルを別のディレクトリに再配置してください ( 同一ディレクトリに混在させると Target サーバ OS がロングファイル名のファイルが 8.3 形式名に変換され, 場合によっては別の 8.3 形式ファイルが上書きされる可能性があります この動作詳細につきましては Microsoft 社のナレッジベースを参照ください 以下 OS を使用した Full-Server Failover(FFO) は,Microsoft ライセンスポシリーに抵触する可能性があります また Double-Take Backup オプションを使用し 他サーバへ OS をリカバリーする際も同様です Windows Storage Server 2003 Windows Storage Server 2008 Full-Server Failover(FFO) 及び Double-Take Backup オプションは利用に際して前提条件があります CTCSP Double-Take サイト http://www.ctc-g.co.jp/~ctcsp/products/doubletake/doc/ffo_cyui.pdf Double-Take は同期対象領域のファイル構造やサーバへのアクセス傾向等の環境要因により処理性能が変わります 可能な限り余裕を持ったハードウエア構成にすることを推奨します 保全対象データ量が 1TB を優に超える環境, アクセスユーザ数が 500 名を越える環境, 更に可用性要求が極めて高い環境の場合, その実現性を考慮し, 十分な事前検証を実施ください 保全対象データ量が 1TB を優に超える環境は, 完全ミラー処理, 差分ミラー処理完了時間を要します 更に, ファイル更新の多い業務時間帯にミラー処理を実行するとマシンスペックによっては業務レスポンス低下を招く場合があります 単位時間当たりのファイル更新量が非常に多い状況に見舞われると, 安定動作に必要なリソースが確保できず,Replication プロセスが停止する場合があります イベントログに ID8192,ID8196 等が出力 Change Journal Re-mirror 機構は OS 再起動時に伴う Double-Take の再ミラーリング時間を短縮する機能になり,Double-Take サービス再起動等 OS 再起動時以外の 再ミラーリング時間は短縮いたしません Active Directory 機能が稼動しているサーバでの Double-Take フェイルオーバ処理は 未対応となっております そのような場合には Full-Server Failover(FFO) 機能のご利用を検討ください 日本語環境での VRA 機能は Build 5.2.0.583.11 では既知の不具合により機能いたしません ご利用する場合には 修正プログラムが必要となりますので Double-Take テクニカルサポートセンターにお問合せください 問い合わせ先 dt-support@ctc-g.co.jp Requirement 4
Double-Take for Hyper-V Requirement Double-Take for Hyper-V Requirement ライセンス Virtual Host Edition 1to1 構成の場合は 2 ライセンス オペレーティングシステム Windows Server 2008 Standard/Enterprise Edition/Datacenter Edition Server Core 環境 Windows Hyper-V Edition を除く 前提 OS コンポーネント Microsoft.NET Framework 3.5 Service Pack 1 Microsoft Visual C++ 2008 SP1 ランタイム ( 未導入の場合には インストール中 自動的に導入画面が表示されます ) Windows 追加サービス Windows Management Instrumentation (WMI) が使用可能なこと Hyper-V ソース / ターゲットサーバが共に Hyper-V 構成されていること ソース / ターゲットサーバは MSFC 環境をはじめとするクラスタ環境には対応しておりません 仮想サーバ構成 各仮想サーバは 個別のフォルダで構成を行うこと ( 他の仮想サーバのリソースを共有する構成には対応しておりません ) Raw ディスク Path-Through ディスクの構成は使用できません 仮想サーバのスナップショットは 同一領域で構成すること Hyper-V のシステムフォルダには 対応しておりません 仮想サーバ名 ( インベントリ名 ) には対応しておりません 変更を行った場合にはレプリケーション設定が必要となります その他要件については Version 5.2.x Requirement に準じます Requirement 5
Double-Take Geo Cluster Double-Take for Geo Cluster Requirement Requirement ライセンス Advanced Edition 2 ノードクラスタの場合は 2 ライセンス オペレーティングシステム Windows Server 2003 Enterprise Edition/Datacenter Edition (SP1 以降 ) Windows Server 2003 R2 Enterprise Edition/Datacenter Edition Windows Server 2008 Enterprise Edition/Datacenter Edition Hyper-V 環境での利用については MSKB958065 及び MSKB950050 を適用 前提 OS コンポーネント Microsoft.NET Framework 3.5 Service Pack 1 Microsoft Visual C++ 2008 SP1 ランタイム ( 未導入の場合には インストール中 自動的に導入画面が表示されます ) Double-Take 要件 Double-Take インストール先は データドライブとは異なるドライブを使用すること ( 各ノード共通を推奨 ) Double-Take ディスクキュー設定は データドライブとは異なるドライブを使用すること クラスタ構成要件 ディスクドライブ各ノードに独立したディスクボリュームを用意し 同一ドライブ文字で構成されていること NTFS フォーマットされていること データ領域には システムドライブ (c:\) を使用しないこと クオーラム構成 Windows Server 2003 マジョリティーノードセット マジョリティーノードセットとファイル共有 クラスタ各ノード以外の共有フォルダをクオーラムとして利用 Windows Server 2008 ノード及びファイル共有マジョリティー クラスタ各ノード以外の共有フォルダをクオーラムとして利用 その他クラスタ要件については Windows クラスタ要件に準じます その他要件については Version 5.2.x Requirement に準じます Requirement 6