奉行 21 シリーズ ( スタンドアロン版 ) PC 移行の手順書 新しい PC を購入したので この PC で奉行製品を利用したい など 現在ご利用の PC から別 PC で奉行製品をご利用になる場合の移行手順を説明します 次ページに各作業の流れを記載しますのでご確認ください 移行元の PC 1 データやユーザー権限情報を移行先の PC で参照可能なメディアにバックアップします 2 奉行製品をセットアップします 移行先の PC 3 1 でバックアップしたデータを復元します プリンターの設定を行います 1
PC 移行は以下の流れで行います 次ページ以降に各手順を記載しますのでご確認ください ( をクリックすると該当の説明にジャンプします ) 移行元の PC での作業 Step1 移行するデータをバックアップする (3 ページ ) [ 随時処理 ]-[ データコピー処理 ] メニュー 複数のデータが存在する場合には [ 機能 ]-[ 会社選択 ] メニューでバックアップするデータを選択後 データコピー処理を繰り返し行います Step2 ユーザー権限を転送する ( ページ ) [ 機能 ]-[ 権限登録 ]-[ ユーザー権限登録 ] メニュー [ 機能 ]-[ 権限登録 ]-[ ユーザー権限登録 ] メニューをご利用の場合のみ必要な作業です [ ユーザー権限登録 ] メニューをご利用でない場合や 本メニューが表示されない場合には Step3 に進みます 移行先の PC での作業 Step3 奉行製品をセットアップする (5 ページ ) セットアップマニュアルの手順を参照してセットアップします Step 移行するデータを復元する (6 ページ ) [ 機能 ]-[ 会社データ読込 ] メニュー Step1 でバックアップしたデータが複数ある場合には 会社データ読込を繰り返し行います Step5 ユーザー権限を受け入れる (7 ページ ) [ 機能 ]-[ 権限登録 ]-[ ユーザー権限登録 ] メニュー Step2 の手順を行った場合のみ必要な作業です Step2 で転送したユーザー権限を受け入れます Step2 の手順を行っていない場合には Step6 に進みます Step6 プリンターの設定をする (8 ページ ) [ プリンターの設定 ] 画面移行先の PC でご利用になるプリンターや用紙サイズなどを設定します Step7 製品固有の設定をする (9 ページ ) 給与奉行 就業奉行をご利用のお客様は 固有の設定が必要であるケースがあります 給与奉行 : 雇用保険率の変更があった場合 就業奉行 : タイムレコーダ自動読込機能をご利用の場合 2
Step1 移行するデータをバックアップする 移行先の PC で利用するデータをバックアップします ご利用の奉行製品を起動し [ 機能 ]-[ 会社選択 ] メニューでバックアップするデータを選択します 複数のデータが存在する場合には バックアップするデータを選択後に以下の手順を繰り返し行います 1 [ 随時処理 ]-[ データコピー処理 ] メニューを選択します 2 コピーモードで OBC 専用モード を選択します 3 バックアップするフォルダを指定します [ 参照 ] ボタンをクリックすると [ フォルダ参照 ] 画面が表示されます コピー先フォルダは 移行先の PC で参照可能なフォルダ ( ネットワークドライブや USB メモリ 外付けハードディスクなどのリムーバブルメディアドライブ ) を指定してください [OK] ボタンをクリックしてデータコピー処理を開始します 2 3 移行先の PC で参照可能なフォルダを選択します 画面は勘定奉行 21 Ver.5 シリーズのものです 注意 バックアップした USB メモリが破損した場合などには 再度 バックアップを行う必要があるため 移行先の PC にデータの復元が完了するまでは データを削除しないでください 参考 製品によっては 以下のメニューより複数の会社データをまとめてバックアップできます [ 機能 ]-[ 会社データ一括処理 ]-[ 一括データコピー処理 ] メニュー 3
Step2 ユーザー権限を転送する [ ユーザー権限登録 ] メニューをご利用の場合のみ必要な作業です [ ユーザー権限登録 ] メニューをご利用でない場合や 本メニューが表示されない場合には Step3 奉行製品をセットアップする へ進みます [ 機能 ]-[ 権限登録 ]-[ ユーザー権限登録 ] メニューで登録したユーザー権限を転送します 1 [ 機能 ]-[ 権限登録 ]-[ ユーザー権限登録 ] メニューを選択します 2 [ ユーザー権限登録 ] 画面が表示されますので [ 汎用 ] ボタンをクリックします [ 汎用処理 ] 画面が表示されます 3 処理内容で データ転送 を選択します 転送先のフォルダとファイル名を指定します [ 参照 ] ボタンをクリックすると [ ファイル参照 ] 画面が表示されます 転送先フォルダは 移行先の PC で参照可能なフォルダ ( ネットワークドライブや USB メモリ 外付けハードディスクなどのリムーバブルメディアドライブ ) を指定してください 5 [OK] ボタンをクリックしてデータ転送処理を開始します 3 移行先の PC で参照可能なフォルダを選択します 5 画面は勘定奉行 21 Ver.5 シリーズのものです 注意 データ転送した USB メモリが破損した場合などには 再度 データ転送を行う必要があるため 移行先の PC にデータの復元が完了するまでは データを削除しないでください
Step3 奉行製品をセットアップする 移行先の PC に奉行製品をセットアップします セットアップマニュアル 最新のプログラム CD をご用意ください 複数のプログラム CD がある場合最新のプログラム CD はこちらをご確認ください バージョンの数字が一番大きいものをご用意ください 画像は勘定奉行 21 Ver.5 シリーズのものです 1 セットアップマニュアルの 第 1 部システムの概要 - 第 1 章ご利用になる前に - 必要システム環境 で 移行先の PC が動作環境を満たしているかご確認ください 2 移行先の PC にセットアップを行う前に以下の点をご確認ください セットアップに関するエラーのお問い合わせで 以下を行っていないことが原因であるケースが多くあります Administrator( または Administrators) 権限のユーザーでログインしてください 奉行製品 および 他のアプリケーションをすべて終了してください スクリーンセーバーやウイルス対策ソフト その他常駐しているアプリケーションがある場合には それらのプログラムを無効や停止 終了してから行ってください ウイルス対策プログラムの無効や停止 終了方法は各製造元へお問い合わせください 3 1 2 を確認しましたら CD-ROM ドライブにプログラム CD を挿入し セットアップマニュアルの 第 2 部セットアップ方法 - 第 1 章セットアップ方法 - [2] 奉行 21 のセットアップ を参照しながら セットアップを行ってください 参考 セットアップ中にエラーが発生した場合や セットアップ後の起動時にエラーが発生した場合には FAQ を用意しておりますのでご確認ください http://www.obcnet.jp/faq/setup.html 5
Step 移行するデータを復元する 移行先の PC に Step1 移行するデータをバックアップする でバックアップしたデータを復元します 複数のデータが存在する場合には バックアップしたデータ数分 以下の手順を繰り返し行います 1 [ 機能 ]-[ 会社データ読込 ] メニューを選択します 2 コピーモードで OBC 専用モード を選択します 3 復元するデータのフォルダを指定します [ 参照 ] ボタンをクリックすると [ フォルダ参照 ] 画面が表示されます 読込元フォルダは Step1 移行するデータをバックアップする で指定したフォルダを指定してください [OK] ボタンをクリックして会社データ読込処理を開始します 2 Step1 移行するデータをバックアップする で指定したフォルダを選択します 3 画面は勘定奉行 21 Ver.5 シリーズのものです 参考 製品によっては 以下のメニューより複数の会社データをまとめて復元できます [ 機能 ]-[ 会社データ一括処理 ]-[ 一括会社データ読込 ] メニュー 6
Step5 ユーザー権限を受け入れる Step2 ユーザー権限を転送する の手順を行った場合のみ必要な作業です Step2 ユーザー権限を転送する の手順を行っていない場合には Step6 プリンターの設定をする へ進みます 移行先の PC に Step2 ユーザー権限を転送する で転送したデータを受け入れます 1 [ オプション ]-[ システム設定 ] メニューの [ 権限設定 ] ページで 利用者毎に権限を設定する をチェックします ご利用の奉行製品を終了し 再度 奉行製品を起動します 画面は勘定奉行 21 Ver.5 シリーズのものです 2 [ 機能 ]-[ 権限登録 ]-[ ユーザー権限登録 ] メニューを選択します 3 [ ユーザー権限登録 ] 画面が表示されますので [ 汎用 ] ボタンをクリックします [ 汎用処理 ] 画面が表示されます 処理内容で データ受入 を選択します 5 受入元のフォルダとファイル名を指定します [ 参照 ] ボタンをクリックすると [ ファイル参照 ] 画面が表示されます 受入元フォルダは Step2 ユーザー権限を転送する で指定したフォルダを指定してください 6 [OK] ボタンをクリックして受入処理を開始します Step2 ユーザー権限を転送する で指定したフォルダを選択します 5 6 画面は勘定奉行 21 Ver.5 シリーズのものです 7
Step6 プリンターの設定をする 移行先の PC でご利用になるプリンターや用紙サイズなどを設定します 1 ご利用の奉行製品を起動します 2 印刷を行うメニューを選択します 3 [ フ リンタ設定 ] ボタンをクリックします [ フ リンタ設定 ] ボタンは 各帳票印刷メニューの [ 条件設定 ] 画面より どちらかの手順で表示します 1 [ 条件設定 ] 画面で [ 印刷 ] ボタン または [ 印刷等 ] ボタンをクリックします [ 印刷条件設定 ] 画面で [ 設定 ] ボタンをクリックします [ 印刷設定 ] 画面で [ フ リンタ設定 ] ボタンをクリックします 2 [ 条件設定 ] 画面で [ 印刷設定 ] ページをクリックします [ 印刷設定 ] ページ内にある [ フ リンタ設定 ] ボタンをクリックします [ プリンターの設定 ] 画面で ご利用になるプリンター名 用紙サイズ 印刷の向きなどを設定します 5 設定が終了したら [OK] ボタンをクリックします 6 プレビューを行い 正しく印字されているか印刷状態を確認します 必要に応じて 印刷を行い 印刷状態を確認します 5 参考 ドットインパクトプリンタを使用して奉行サプライ ( 専用用紙 ) を印刷する場合には プリンタ ( 用紙 ) 設定に関する FAQ を用意しておりますのでご確認ください http://www.obcnet.jp/faq/printer.html 8
Step7 製品固有の設定をする 給与奉行 就業奉行をご利用のお客様は 固有の設定が必要であるケースがあります 以下をご確認ください 給与奉行 : 雇用保険率の変更があった場合 就業奉行 : タイムレコーダ自動読込機能をご利用の場合 給与奉行 : 雇用保険率の変更があった場合 最新バージョンのプログラム CD で保持している雇用保険率から変更があった場合には 製品をセットアップすると 以前の雇用保険率に戻ってしまいます 以下の手順で 雇用保険率が古い場合には 再設定してください 1 給与奉行を起動します 2 [ ヘルプ ]-[ バージョン情報 ] メニューを選択します 3 [ 雇用保険率 ] ボタンをクリックします メッセージが表示されますので [OK] ボタンをクリックします 各入力項目を確認し 必要に応じて正しい率に修正してください 5 確認 修正したら [OK] ボタンをクリックします 画面は平成 2 年 月 1 日から平成 25 年 3 月 31 日までの雇用保険率です 雇用保険率は厚生労働省のホームページをご参照ください http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/roudouhokenpoint/ 9
就業奉行 : タイムレコーダ自動読込機能をご利用の場合 タイムレコーダ自動読込機能をご利用の場合には 以下の手順でタイムレコーダ自動読込の設定を行います 1 [ スタート ]-[ すべてのプログラム ]-[ 奉行シリーズ ]-[ 給与就業奉行 21Ver.X ツール ]- [ タイムレコーダ自動読込 ] を選択します (X: バージョン名 5 Ⅳ) 2 移行前の PC と同様に タイムレコーダ自動読込の設定を行ってください 3 設定が終了したら [OK] ボタンをクリックします 2 自動読込する会社をチェックするか [ タイムレコーダ選択 ] ボタンをクリックすると [ タイムレコーダ選択 ] 画面が標示されます 自動読込するタイムレコーダにチェックを付けます 3 タイムレコーダ自動読込を設定すると 画面右下にアイコンが表示され PC に常駐します 以上で作業は終了です 移行先の PC で運用いただいて問題ないようでしたら 必要に応じて移行元の PC より データや奉行製品の削除を行ってください 以上 10