平成 30 年度 平成 31 年度入札参加資格審査の改正について 1. 建設工事における資格審査要件の改正 1) 認定工事種別の限度を拡大します 認定工事種別の限度を 5 工種から 7 工種に その内等級区分を設けている工 種については 3 工種から 5 工種にそれぞれ拡大します 2) 市内業者等を対象とする等級区分を設けている工種を拡大します 水道施設 及び とび 土工 コンクリート を加え 9 工種とします 3) とび 土工 コンクリート 及び 解体 の資格審査資格審査は経営規模等評価結果通知書総合評定値通知書 ( 以下総合評定値通知書 ) により行っていますが とび 土工 コンクリート 解体 ( 経過措置 ) ( 以下経過措置 ) を有している場合は 経過措置の総合評定値 完成工事高 技術職員数により審査を行います また 解体 の資格審査における技術者の資格については 総合評定値通知書の その他 技術者以上の有資格者の他に石綿作業主任者又は特定化学物質作業主任者 ( 平成 18 年 3 月 31 日以前の交付に限る ) の有資格者が要件となります ( その他以上の技術者と石綿作業主任者又は特定化学物質作業主任者の兼任は可 ) 2. 建設工事における資格の再審査 1) 入札参加資格の有効期間が満了する日の1 年前までの間に実施しておりました資格の再審査は原則として行いません ただし 工種の追加及び変更は行います 市内業者等に対する格付けや順位については 定期申請時の主観点 ( ただし 工事成績等 指名停止, 保有技術者は最新のもの ) を採用 客観点は審査基準日に有効な総合評定値通知書により審査いたします また 随時申請により認定となった市内業者も同様にいたします 2) 平成 31 年 5 月 31 日までの経過措置としている とび 土工 コンクリー ト 及び 解体 については 入札参加資格の有効期間が満了する日の 1 年 前までに再審査を行う予定です この場合 審査基準日に有効な総合評定値
通知書の とび 土工 コンクリート 解体 それぞれの総合評定値 完 成工事高 技術職員数により改めて審査するとともに市内業者等においては 1) の工種の追加及び変更と同様に格付けや順位付けいたします 等級 建設工事格付基準 工事種別 A B C 土 木 一 式 工 事 1000 点以上 舗 装 工 事 850 点以上 850 点以上 850 点未満 800 点以上 800 点未満 建築一式工事 900 点以上 750 点以上 750 点未満 電気工事 900 点以上 650 点以上 650 点未満 管工事 850 点以上 700 点以上 700 点未満 塗装工事 725 点以上 725 点未満 造園工事 800 点以上 800 点未満 水道施設工事 750 点以上 750 点未満 とび 土工 コンクリート 800 点以上 800 点未満 特定建設業に限る
前橋市建設工事業者選定要領別表第 2( 第 4 条関係 ) 工事種別 等級 A B C 土木一式 1,500 3,000 700 1,500 舗装 700 4,000 300 700 25,000 建築一式 7,000 7,000 2,500 電気 1,000 3,500 1,000 管 1,000 塗 装 150 300 造 園 300 400 水道施設 400 3,500 400 1,000 800 1,000 1,000 1,000 とび 土工 コンクリート 400 1,000
1 審査基準別表第 1 資格基準 工事種別 要件 年間平均 完成工事高 技術職員 数 技術者の資格等建設業の許可 土木一式工事 ( 注 2) 3,000 1 人以上 2 級土木施工管理技士以上土木工事業 舗装工事 1,500 1 人以上 2 級土木施工管理技士以上舗装工事業 建築一式工事 3,000 1 人以上 電気工事 1,000 1 人以上 ( 注 3)( 注 4) 管 工 事 1,000 1 人以上 塗装工事 700 1 人以上 2 級建築士以上又は 2 級建築施工管理技士以上 2 級電気工事施工管理技士以上又は第 1 種電気工事士 2 級管工事施工管理技士以上 冷凍空気調和機器施工又は配管 ( 選択科目 建築配管作業 ) 又は給排水衛生設備配管総合評定値通知書の その他 技術者以上 建築工事業電気工事業管工事業塗装工事業 造園工事 1,500 1 人以上 2 級造園施工管理技士以上造園工事業 水道施設工事 ( 注 5)( 注 6) 年間平均工事高 を有している 1 人以上 総合評定値通知書の その他 技術 者以上 水道施設工事業 と び 土 工 年間平均工事 コ ン ク リ ー ト高を有してい 工 事 る 1 人以上総合評定値通知書の その他 技術 者以上 とび 土工 工事業 大工工事 - 大工工事業 左官工事 建設業法 ( 昭和 24 年法律第 100 左官工事業 石 工 事 年間平均工事 1 人以上 号 ) 第 7 条第 2 号イからハまでの 石 工 事 業 屋根工事タイル れんが ブロック工事鋼構造物工事 高を有している いずれかに該当する者 総合評定値通知書の その他 技術者以上 屋根工事業タイル れんが ブロック工事業鋼構造物工事業 鉄筋工事しゅんせつ工事板金工事ガラス工事防水工事内装仕上工事 鉄筋工事業しゅんせつ工事業板金工事業ガラス工事業防水工事業内装仕上工事業
機械器具設置工事熱絶縁工事電気通信工事さく井工事建具工事消防施設工事清掃施設工事 機械器具設置工事業熱絶縁工事業電気通信工事業さく井工事業建具工事業消防施設工事業清掃施設工事業 年間平均工事 1 人以上総合評定値通知書の その 高を有してい 他 技術者以上 解体工事 る 及び石綿作業主任者又は特定化学物質作業主任者 ( 平成 解体工事業 18 年 3 月 31 日以前の交付に限 る ) の資格を有している者 注 1 資格基準の審査は 審査基準日の有効な最新の総合評定値通知書により行う 2 市内業者で土木一式工事を新規で希望する者は 一般土木工事及び下水道工事の実績を有している者に限る 3 上水道工事については管径 350mm 以下に限る 4 市内業者で配水管工事等及び給水給湯設備工事を希望する者は 前橋市水道局指定給水装置工事事業者の資格を有している者に限る 5 上水道工事については管径 350mm 超に限る 6 市内業者で配水管工事等を希望する者は 前橋市水道局指定給水装置工事事業者の資格を有している者に限る
3. 建設工事における 2018 19 年度入札参加資格審査 主観的評価項目の改正 技術評価項目 1) 工事成績評点と工事件数評点の合計 100.6 (H23~27 年度種別最高点 ) 2) 優良建設業者表彰評点 最大 50 3) 保有技術者状況評点 最大 30 4) 若手技術者雇用状況評点 最大 10 5) 永年勤続従業員評点 最大 10 6) 安全対策の取組み状況評点 最大 20 技術評価点計最大 220.6 点 社会的評価項目 7) 障害者雇用評点 10 8) 地域貢献評点 10 9) 指名停止状況評点 最大 0 最低 -230 (H23~27 年度最低点 ) 10) 防災協定締結評点 最大 10 11) こども安全協力の家委嘱状況評点 10 12) インターンシップ受入れ実施評点 5 13) 消防団員登録状況評点 最大 20 14) ワーク ライフ バランス等推進状況評点 最大 40 社会的評価点計最大 105 合計最大 326 点 60 点増 5 点減 上記のうち 4) 6) について追加し 14) を改正します なお 特別徴収の実施 については廃止します
4) 若手技術者雇用状況評点を追加 建設業は 29 歳以下の若手が約 1 割となるなど 全産業に比べ若手の比率が著しく低 下している 若手技術者の雇用確保が喫緊の課題であることから 若手技術者の雇用に 取組んでいる者を評価します 30 歳以下の技術者を雇用している 5 点 30 歳以下の技術者を複数雇用している 10 点 経営規模等評価結果通知書 総合評定値通知書の技術職員数 その他 以上の者で 平成 30 年 3 月 31 日時点において満 30 歳以下の者を対象とする 経営事項審査時の 技術職員名簿により審査します 6) 安全対策への取組み を追加 建設業労働安全衛生マネジメントシステム (COHSMS) 認定 労働安全 衛生マネジメントシステム (OHSAS18000 シリ - ズ ) 認定又は ISO45001(2017 年予定 ) を取得している 20 点 建設業労働災害防止協会 ( 建災防 ) に加入して労働災害防止に取り組んでいる 10 点 建災防群馬県支部等が実施する技能講習又は安全衛生教育を受講している 5 点 平成 28 年 1 月 1 日から平成 29 年 12 月 31 日までの 2 年間での受講とし 労働 安全マネジメントシステム等 建災防加入の評価と重複はしません 14) 男女共同参加取組み状況 を ワーク ライフ バランス等推進状況 に改正 育児休業 介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律に沿った制度 を就業規則 ( 作成する義務のない者は独自のもの ) に定め 活用実績のある者に加点し ていますが 女性活躍推進法 次世代法 若者雇用促進法に基づく認定 群馬県が運営
する いきいき G カンパニー認証制度 を受けている者を加えて評価します 評価項目 認定区分 配点案 ワ ー 行動計画 1 10 点 ク ライ 女性活躍推進法に基づく認定 1 段階目 2 15 点 フ バラ ( えるぼし認定企業 ) 2 段階目 2 20 点 ンス等 3 段階目 25 点 の推進 次世代法に基づく認定 ( くるみ くるみん 15 点 状況 ん プラチナくるみん認定企業 ) プラチナ 20 点 若者雇用促進法に基づく認定 ( ユースエール認定企業 ) 20 点 いきいきGカンパニー認証制 ベーシック 5 点 度 ゴールド 10 点 育児 介護休業法に沿った制度を就業規則 ( 作成する義務のない者は独自のもの ) に定 10 点 め制度を活用している 3 1 女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画の策定義務がない事業主 ( 常時雇 用する労働者の数が300 人以下のもの ) に限る ( 計画期間が満了していない行動計画 を策定している場合のみ ) 2 労働時間等の働き方に係る基準は満たしていること 3 制度の活用実績は 平成 28 年 1 月 1 日から平成 29 年 12 月 31 日までの2 年 間とする えるぼし認定の区分 くるみん認定の区分 いきいきGカンパニー認証の区分において 複数該当する場合は高い点とします また ワーク ライフ バランス等推進状況評点 は最大 40 点とします 特別徴収の実施 を廃止所得税の源泉徴収と同様に 事業主 ( 給与支払者 ) が 従業員 ( 給与所得者 ) に毎月支払う給与から個人市民税 県民税 ( 住民税 ) を特別徴収 ( 引き去り ) し 従業員に代わって市町村に納入していただく制度である特別徴収を実施している者を評価していましたが 群馬県と県内市町村は 平成 29 年度からは原則として全ての事業主 ( 給与支払者 ) を特別徴収義務者に指定する取り組みを進めていることから 特別徴収の実施に対する評価を廃止いたします 特別徴収の実施 5 点を廃止
4. 測量 建設コンサルタントの 2018 19 年度入札参加資格審査における 評価項目の改正 2018 19 年度測量 建設コンサルタントの評価項目及び評点 技術評価項目 1 業種区分ごとの年間平均実績高評点 最大 90 2 自己資本額評点 最大 30 3 業種区分ごとの有資格者数評点 最大 150 4 営業年数評点 最大 30 5 構造設計一級建築士及び設備設計一級建築士評点 最大 10 6 ISO 等認証取得評点 最大 10 7 若手技術者雇用状況評点 最大 5 8 永年勤続評点 最大 5 技術評価点 計 最大 330 点 社会的評価項目 9 障害者雇用評点 最大 5 10 インターンシップ受入れ実施評点 最大 2 11 こども安全協力の家委嘱評点 最大 2 12 消防団員登録状況評点 最大 7 13 指名停止等状況評点 最大 0 14 防災活動評点 最大 2 15 ワーク ライフ バランス等推進状況評点 最大 10 社会的評価点 計 最大 28 点 合計 最大 358 点 平成 28 29 年比較最大 13 点増 2 点減 上記のうち建設工事と同様に 7 を追加し 15 を改正します 特別徴収の実施 を廃止します
7. 建設工事と同様に若手技術者雇用状況評点を追加 30 歳以下の技術者を雇用している 2 点 30 歳以下の技術者を複数雇用している 5 点 申請時に提出する技術者経歴書に記載されている技術者を対象に評価 します 15. 建設工事と同様に 男女共同参加取組み評点 を ワーク ライフ バランス等推進状況評点 に改正 評価項目 認定区分 配点案 ワ ー 行動計画 1 2 点 ク ライ 女性活躍推進法に基づく認定 1 段階目 2 3 点 フ バラ ( えるぼし認定企業 ) 2 段階目 2 4 点 ンス等 3 段階目 5 点 の推進 次世代法に基づく認定 ( くるみ くるみん 3 点 状況 ん プラチナくるみん認定企業 ) プラチナ 4 点 若者雇用促進法に基づく認定 ( ユースエール認定企業 ) 4 点 いきいきGカンパニー認証制 ベーシク 1 点 度 ゴールド 2 点 育児 介護休業法に沿った制度を就業規則 ( 作成する義務のない者は独自のもの ) に定 2 点 め制度を活用している 3 1 女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画の策定義務がない事業主 ( 常時雇 用する労働者の数が300 人以下のもの ) に限る ( 計画期間が満了していない行 動計画を策定している場合のみ ) 2 労働時間等の働き方に係る基準は満たしていること 3 制度の活用実績は 平成 28 年 1 月 1 日から平成 29 年 12 月 31 日までの2 年 間とする
えるぼし認定の区分 くるみん認定の区分 いきいき G カンパニー認証の区分において 複数該当する場合は高い点とします また ワーク ライフ バランス等推進状況評点 は最大 10 点とします 建設工事と同様に 特別徴収の実施 を廃止します 特別徴収の実施 2 点を廃止