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平成 29 年 6 月 16 日 小売物価統計調査 ( 構造編 ) - 結果 - 1 消費者物価地域差指数 (1) 都道府県別の物価水準 (2ページ) 物価水準が最も高いのは東京都 (104.4), 最も低いのは群馬県 (95.9) 東京都の物価水準は, 群馬県に比べて 8.9% 高い (2) 10 大費目別の物価水準 (5ページ) 住居 は, 東京都が鳥取県の 1.66 倍で, 物価水準の差が最大 保健医療 は, 山口県が山形県の 1.06 倍で, 物価水準の差が最小 (3) 結果との比較 (7ページ) 総合 を結果と比較すると, 物価水準が全国平均 (=100) 以上の都道府県の数は,11 都府県と横ばい (4) 地方別の物価水準 (8ページ) 物価水準が全国平均 (=100) を超えているのは関東地方及び近畿地方の2 地方 (5) 都市別の物価水準 (8ページ) 物価水準が最も高いのは川崎市 (105.4), 最も低いのは前橋市 (95.9) 2 店舗形態の違いによる価格差 (1) スーパーと一般小売店の比較 (9ページ) うるち米, コロッケ及びビールはスーパーの価格が低い 豚肉は一般小売店の価格が低い 結果と比較すると, ビールで価格水準の差が拡大 (2) スーパーと量販専門店の比較 (11 ページ ) 5つの調査品目全てで量販専門店の価格が低く, 特にドリンク剤とティシュペーパーが低い 結果と比較すると, 洗濯用洗剤, ドリンク剤及びシャンプーで価格水準の差が拡大 本資料の注意事項 消費者物価地域差指数における 総合 及び 住居 は 持家の帰属家賃 を含まない - 1 -

- 2-1 消費者物価地域差指数 (1) 都道府県別の物価水準平均消費者物価地域差指数 ( 全国平均 =100) の 総合 を都道府県別にみると, 東京都が 104.4 と最も高く, 次いで神奈川県 (104.3), 埼玉県 (101.5), 京都府及び兵庫県 ( 共に 100.8) などとなっている 一方, 最も低いのは群馬県 (95.9) で, 次いで宮崎県及び鹿児島県 ( 共に 96.1), 奈良県 (96.6), 岐阜県及び佐賀県 ( 共に 96.8) などとなっている 最も高い東京都は最も低い群馬県に比べて,8.9% ( 注 1) 高くなっている ( 図 1-1, 別表 1) ( 注 1) 高い指数 - 低い指数 100 低い指数図 1-1 都道府県別消費者物価地域差指数 ( 総合 ) 物価水準が最も高いのは東京都, 最も低いのは群馬県 東京都の物価水準は, 群馬県に比べて 8.9% 高い消費者物価地域差指数とは, 地域間の物価水準の違いをみることを目的として, 各地域の物価水準を全国の物価水準を 100 とした指数値で示したものであり, 全国平均を基準 (=100) とした指数を, 地域別 ( 地方 10 区分, 都道府県, 都道府県庁所在市及び政令指定都市 ) に作成する 92.0 94.0 96.0 98.0 102.0 104.0 106.0 108.0 北海道青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県新潟県富山県石川県福井県山梨県長野県岐阜県静岡県愛知県三重県滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県和歌山県鳥取県島根県岡山県広島県山口県徳島県香川県愛媛県高知県福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県( 全国平均 =100)

物価水準の高い6 都府県 ( 東京都, 神奈川県, 埼玉県, 京都府, 兵庫県及び山形 ( 注県 ) について, 総合 が全国平均より高い要因を 10 大費目別に寄与度 2) でみると, 東京都, 神奈川県及び埼玉県では 住居 ( それぞれ 2.32,1.64,0.64), 京都府では 教育 (0.47), 兵庫県では 被服及び履物 ( 0.27), 山形県では 光熱 水道 (1.07) が最も寄与している また, 物価水準の低い6 県 ( 岐阜県, 佐賀県, 奈良県, 宮崎県, 鹿児島県及び群馬県 ) について, 全国平均より低い要因をみると, 岐阜県, 佐賀県, 宮崎県及び鹿児島県では 住居 ( それぞれ-1.09,-1.40,-1.19,-1.45), 奈良県では 食料 (-1.78), 群馬県では 教育 (-0.88) が最も寄与している ( 図 1-2, 別表 2) 図 1-2 総合 に対する 10 大費目別寄与度 ( 上位 6 位及び下位 6 位の都府県 ) 6.00 4.00 2.00 0.00-2.00-4.00-6.00 東京都被服及び履物 保健医療 交通 通信 教育 教養娯楽 諸雑費 系列 11 神奈川県鹿児島県埼玉県京都府兵庫県山形県岐阜県佐賀県奈良県宮崎県群馬県食料住居光熱 水道家具 家事用品 ( 注 2) 寄与度物価水準全体 ( 総合 ) に対して, 各内訳項目がどれだけ影響したかを示したもの ここでは, ラスパイレス類似算式の指数の寄与度とパーシェ類似算式の指数の寄与度の平均値を近似的な値として用いている したがって, 各内訳項目の寄与度を足し上げても, 総合 の寄与度 ( 総合 -100) には必ずしも一致しない - 3 -

4 図 1-3 都道府県別 総合 に対する 10 大費目別寄与度 -5.00-4.00-3.00-2.00-1.00 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 北海道青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県新潟県富山県石川県福井県山梨県長野県岐阜県静岡県愛知県三重県滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県和歌山県鳥取県島根県岡山県広島県山口県徳島県香川県愛媛県高知県福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県食料住居光熱 水道家具 家事用品被服及び履物保健医療交通 通信教育教養娯楽諸雑費系列 11-4 -

(2)10 大費目別の物価水準 住居 は, 東京都が鳥取県の 1.66 倍で, 物価水準の差が最大 保健医療 は, 山口県が山形県の 1.06 倍で, 物価水準の差が最小 ( 注 10 大費目別に物価水準が最も高い都道府県と最も低い都道府県との比率 4) をみると, 住居 が最も高く, 最も高い東京都 (133.2) は最も低い鳥取県 (80.2) の 1.66 倍となっている このほか, 教育 ( 1.41), 光熱 水道 及び 被服及び履物 ( 共に 1.28) などで比率が高くなっている 一方, 比率が低いのは, 保健医療 の 1.06 倍で, 次いで 交通 通信 及び 諸雑費 ( 共に 1.09) などとなっている 比率を結果と比較すると, 総合 では 1.08 から 1.09 と 0.01 ポイント拡大している 10 大費目別にみると, 住居 (0.11 ポイント ), 光熱 水道 (0.04 ポイント ), 被服及び履物 (0.02 ポイント ) などで拡大している 一方, 家具 家事用品 (0.03 ポイント ), 教育 (0.02 ポイント ) は縮小している ( 表 1-1, 別表 1) 表 1-1 都道府県別にみた 10 大費目別指数 10 大費目最も高い都道府県最も低い都道府県比率 ( 全国平均 =100) 比率 ( ) 総合東京都 104.4 群馬県 95.9 1.09 1.08 食料沖縄県 103.5 長野県 94.1 1.10 1.10 住居東京都 133.2 鳥取県 80.2 1.66 1.55 光熱 水道北海道 116.3 群馬県 91.2 1.28 1.24 家具 家事用品福井県 108.7 茨城県 93.0 1.17 1.20 被服及び履物栃木県 115.7 鹿児島県 90.1 1.28 1.26 保健医療山口県 103.1 山形県 97.0 1.06 1.06 交通 通信東京都, 神奈川県 104.4 岡山県 95.7 1.09 1.08 教育神奈川県 112.6 群馬県 79.9 1.41 1.43 教養娯楽神奈川県 104.8 宮崎県 91.1 1.15 1.14 諸雑費兵庫県 103.5 沖縄県 94.8 1.09 1.09 ( 参考 ) 家賃を除く総合 神奈川県 103.4 群馬県, 鹿児島県 96.7 1.07 1.05 ( 注 4) 比率 = 最も高い都道府県の指数最も低い都道府県の指数 - 5 -

次に,10 大費目のうち比率が比較的大きく, 世帯の消費支出に占める割合が高い品目から構成される 光熱 水道 について都道府県別指数をみると, 関東地方及び中部地方ではおおむね全国平均と比較して低くなっている一方, 北海道, 東北地方及び近畿地方から西側の地方で高くなる傾向がみてとれる ( 図 1-4) 光熱 水道 の上位 5 位及び下位 5 位の都道府県をみると, 昨年 ( ) の結果と比較して同様の傾向となっている 上位 5 位は, 過半数が北海道及び東北地方の県で占められている 一方, 下位 5 位は関東地方及び中部地方の県で占められている ( 表 1-2) 図 1-4 都道府県別消費者物価地域差指数 ( 光熱 水道 )( 全国平均 =100) 110 以上 105 以上 110 未満 100 以上 105 未満 95 以上 100 未満 95 未満 表 1-2 光熱 水道 の上位 5 位及び下位 5 位の都道府県 上位 ( 指数が高い5 都道府県 ) 下位 ( 指数が低い5 都道府県 ) 1 位 北海道 北海道 群馬県 福井県 2 位 山形県 岩手県 岐阜県 群馬県 3 位 岩手県 山形県 埼玉県 岐阜県 4 位 島根県 長崎県 福井県 埼玉県 5 位 長崎県 島根県 東京都 山梨県 - 6 -

- 7 - (3) 結果との比較都道府県別に 総合 を結果と比較すると, 物価水準が全国平均 (=100) 以上となった都道府県の数は,11 都府県と横ばいとなった 結果において全国平均以上だった 11 都府県のうち, 福島県 (100.1 から 99.8) 及び島根県 (100.1 から 99.9) が全国平均未満となり, 新たに千葉県 (99.8 から ) 及び和歌山県 (99.9 から ) が全国平均以上となった ( 注 5) ( 図 1-5, 別表 3) 図 1-5 都道府県別消費者物価地域差指数 ( 総合 )(,28 年 ) ( 参考 : 結果の総合の高い順 ) ( 注 5) 消費者物価地域差指数は, 年次ごとに全国平均に対する当該地域の物価水準を相対的に表すものであるため, 指数値の変化は, 当該地域における物価水準の時系列変化を表しているわけではない 総合 を結果と比較すると, 物価水準が全国平均 (=100) 以上の都道府県の数は,11 都府県と横ばい 92.0 94.0 96.0 98.0 102.0 104.0 106.0 108.0 北海道青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県新潟県富山県石川県福井県山梨県長野県岐阜県静岡県愛知県三重県滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県和歌山県鳥取県島根県岡山県広島県山口県徳島県香川県愛媛県高知県福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県 ( 全国平均 =100) 92.0 94.0 96.0 98.0 102.0 104.0 106.0 108.0 東京都神奈川県埼玉県京都府兵庫県山形県石川県長崎県千葉県大阪府和歌山県島根県福島県滋賀県福井県徳島県北海道高知県広島県山口県新潟県青森県鳥取県愛媛県熊本県岩手県富山県三重県香川県宮城県栃木県山梨県沖縄県愛知県秋田県岡山県静岡県茨城県大分県福岡県長野県岐阜県佐賀県奈良県宮崎県鹿児島県群馬県 ( 全国平均 =100)

(4) 地方別の物価水準 物価水準が全国平均 (=100) を超えているのは関東地方及び近畿地方の2 地方地方別に 総合 をみると, 関東地方が 101.9 と最も高く, 次いで近畿地方 (100.1) などとなっている 一方, 最も低いのは九州地方 (97.3) で, 次いで東海地方 (98.0) などとなっている ( 図 1-6) 図 1-6 地方別消費者物価地域差指数 ( 総合 ) ( 全国平均 =100) 104.0 101.9 102.0 99.2 99.1 99.2 100.1 98.9 98.8 98.0 98.3 97.3 98.0 96.0 94.0 92.0 北海道東北関東北陸東海近畿中国四国九州沖縄 ( 注 6) (5) 都市別の物価水準 物価水準が最も高いのは川崎市, 最も低いのは前橋市都市別に 総合 をみると, 川崎市が 105.4 と最も高く, 次いで東京都区部 (105.2), 横浜市 (104.9), 相模原市 (104.0) などとなっている 一方, 最も低いのは前橋市 (95.9) で, 次いで奈良市 (96.0), 佐賀市 (96.5), 鹿児島市 (96.6) などとなっている ( 図 1-7, 別表 4) 図 1-7 都市別消費者物価地域差指数 ( 総合 ) ( 全国平均 =100) 108.0 106.0 104.0 102.0 98.0 96.0 94.0 92.0 札那覇市宇都宮市相模原市名古屋市和歌山市北九州市鹿児島市青森市盛岡市仙台市秋田市山形市福島市水戸市前橋市千葉市横浜市川崎市新潟市富山市金沢市福井市甲府市長野市岐阜市静岡市浜松市大津市京都市大阪市神戸市奈良市鳥取市松江市岡山市広島市山口市徳島市高松市松山市高知市福岡市佐賀市長崎市熊本市大分市宮崎市津市堺市さいたま市東京都区部幌市( 注 6) 都道府県庁所在市 ( 東京都は東京都区部 ) 及び政令指定都市 ( 川崎市, 相模原市, 浜松市, 堺市及 び北九州市 ) を指す ただし, 市の区域は, 平成 26 年 6 月 11 日現在の区域による - 8 -

2 店舗形態の違いによる価格差 店舗の形態が価格に及ぼす影響をみることを目的として, 店舗形態の違いによる価格差について見てみる ここでは, 調査対象 9 品目について, スーパーと一般小売店, スーパーと量販専門店の年平均価格をそれぞれ比較する 店舗形態スーパー : 食品 日用品を中心にセルフサービス方式で販売している店舗そう一般小売店 : いわゆる米穀店, 精肉店, 惣菜店, 酒販店など量販専門店 : 日用品を販売するいわゆるドラッグストアやホームセンターなど (1) スーパーと一般小売店の比較 うるち米, コロッケ及びビールはスーパーの価格が低い 豚肉は一般小売店の価格が低い 結果と比較すると, ビールで価格水準の差が拡大 スーパーと一般小売店の価格差を比較することを目的として調査している4 品 ( 注目 ( うるち米 7) ( 注, 豚肉 8), コロッケ及びビール ) の年平均価格をみると, うるち米, コロッケ及びビールは, スーパーの価格が低くなっている 一方, 豚肉は一般小売店の価格が低くなっている また, スーパーの年平均価格を 100 として一般小売店の価格水準をみると, ビールで 119.3 と最も水準の差が大きくなっている 結果と比較すると, ビールでは価格水準の差が拡大している 差が拡大した要因は, 価格が低いスーパーの年平均価格が下落し, 価格が高い一般小売店の年平均価格が上昇したことによる 一方, うるち米, 豚肉及びコロッケでは価格水準の差が縮小している 差が縮小した要因は, うるち米及びコロッケでは価格が低いスーパーの年平均価格の上昇率が, 価格が高い一般小売店の年平均価格の上昇率よりも高かったことによる また, 豚肉は価格が低い一般小売店の年平均価格の上昇率が, 価格が高いスーパーの年平均価格の上昇率よりも高かったことによる ( 注 7) うるち米は, 単一原料米 ( コシヒカリ以外 ) を調査している ( 注 8) 豚肉は, バラ ( 黒豚を除く ) を調査している ( 表 2-1, 図 2-1) - 9 -

表 2-1 調査対象 4 品目の店舗形態別年平均価格及び価格水準 との比較 (28 年 -27 年 ) 品目 ( 単位 ) うるち米 (1 袋 (5kg)) 豚肉 (100g) コロッケ (100g) ビール (1パック(350ml 6 缶 )) 価格水準 価格水準 店舗形態 ( スーパー ( スーパー年平均価年平均価年平均価年平均価の年平均の年平均格の変化格の変化格 ( 円 ) 格 ( 円 ) 価格 = 価格 = ( 円 ) 率 (%) 100) 100) スーパー 1,913 1,822 91 5.0 一般小売店 2,051 107.2 1,986 109.0 65 3.3 スーパー 231 231 0 0.0 一般小売店 195 84.4 193 83.5 2 1.0 スーパー 100 98 2 2.0 一般小売店 115 114 116.3 1 0.9 スーパー 1,110 1,119-9 -0.8 一般小売店 1,324 119.3 1,320 118.0 4 0.3 図 2-1 調査対象 4 品目の店舗形態別価格水準 ( スーパーの年平均価格 =100) <うるち米 > < 豚肉 > 120.0 110.0 105.0 95.0 85.0 80.0 75.0 0.0 一般小売店 109.0 スーパー 107.2 120.0 110.0 105.0 95.0 85.0 80.0 75.0 0.0 スーパー 一般小売店 83.5 84.4 < コロッケ > < ビール > 120.0 110.0 105.0 95.0 116.3 一般小売店スーパー 120.0 110.0 105.0 95.0 118.0 一般小売店 119.3 スーパー 85.0 85.0 80.0 75.0 0.0 80.0 75.0 0.0-10 -

(2) スーパーと量販専門店の比較 5 つの調査品目全てで量販専門店の価格が低く, 特にドリンク剤とティシュペーパーが低い 結果と比較すると, 洗濯用洗剤, ドリンク剤及びシャンプーで価格水準の差が拡大 スーパーと量販専門店の価格差を比較することを目的として調査している 5 品 目 ( ティシュペーパー, 洗濯用洗剤, ドリンク剤, 紙おむつ及びシャンプー ) の年 平均価格をみると, 全ての品目で量販専門店の価格が低くなっている また, スーパーの年平均価格を 100 として量販専門店の価格水準をみると, ドリ ンク剤が 90.4 と最も水準の差が大きく, 次いで, ティシュペーパーが 94.0 となっ ている 一方, その他の品目は比較的水準の差が小さく, スーパーと量販専門店の 価格の違いは僅かである 結果と比較すると, 洗濯用洗剤, ドリンク剤及びシャンプーでは価格 水準の差が拡大している 差が拡大した要因は, ドリンク剤では価格が高いスーパ ーの年平均価格が上昇し, 価格が低い量販専門店の年平均価格が横ばいであったこ とによる また, 洗濯用洗剤及びシャンプーでは価格が低い量販専門店の年平均価 格の下落率が, 価格が高いスーパーの年平均価格の下落率よりも高かったことによ る 一方, ティシュペーパー及び紙おむつでは価格水準の差が縮小している 差が縮 小した要因は, 価格が高いスーパーの年平均価格の下落率が, 価格が低い量販専門 店の年平均価格の下落率よりも高かったことによる ( 表 2-2, 図 2-2) 表 2-2 調査対象 5 品目の店舗形態別年平均価格及び価格水準 品目 ( 単位 ) ティシュペーパー (1パック(320 枚 ( 160 組 ) 5 箱 )) 洗濯用洗剤 (1kg( 液体 )) ドリンク剤 (1 箱 (100ml 10 本 )) 紙おむつ ( 大人用,10 枚 ) シャンプー (1,000ml) との比較 (28 年 -27 年 ) 価格水準価格水準店舗形態 ( スーパー ( スーパー年平均価年平均価年平均価の年平均の年平均格の変化格 ( 円 ) 格 ( 円 ) 価格 = 価格 = ( 円 ) 100) 100) 年平均価格の変化率 (%) スーパー 266 272-6 -2.2 量販専門店 250 94.0 253 93.0-3 -1.2 スーパー 301 303-2 -0.7 量販専門店 296 98.3 299 98.7-3 -1.0 スーパー 1,098 1,087 11 1.0 量販専門店 993 90.4 993 91.4 0 0.0 スーパー 694 702-8 -1.1 量販専門店 687 99.0 690 98.3-3 -0.4 スーパー 1,401 1,436-35 -2.4 量販専門店 1,383 98.7 1,425 99.2-42 -2.9-11 -

図 2-2 調査対象 5 品目の店舗形態別価格水準 ( スーパーの年平均価格 =100) < ティシュペーパー > < 洗濯用洗剤 > 120.0 110.0 スーパー 量販専門店 120.0 110.0 スーパー 量販専門店 105.0 95.0 93.0 94.0 105.0 95.0 98.7 98.3 85.0 85.0 80.0 80.0 75.0 0.0 75.0 0.0 < ドリンク剤 > < 紙おむつ > 120.0 110.0 スーパー 量販専門店 120.0 110.0 スーパー 量販専門店 105.0 105.0 98.3 99.0 95.0 91.4 90.4 95.0 85.0 85.0 80.0 80.0 75.0 0.0 75.0 0.0 < シャンプー > 120.0 110.0 スーパー 量販専門店 105.0 99.2 98.7 95.0 85.0 80.0 75.0 0.0-12 -

都道府県総合食料住居 別表 1 10 大費目別指数 (47 都道府県 ) 光熱 水道 家具 家事用品 被服及び履物 保健医療 交通 通信 教育 教養娯楽 ( 全国平均 =100) 諸雑費 ( 参考 ) 家賃を除く総合 北海道 99.2 98.7 82.6 116.3 99.3 103.8 100.2 99.5 93.2 97.1 100.9 100.3 青森県 98.8 97.4 95.7 109.0 96.2 97.1 101.0 100.5 93.2 96.4 97.8 99.4 岩手県 98.5 96.6 89.4 111.0 102.2 97.8 100.4 99.7 90.1 99.8 97.0 99.1 宮城県 98.4 97.2 97.1 101.3 104.0 95.6 100.9 97.5 99.5 99.3 99.2 98.7 秋田県 98.1 97.3 86.1 107.2 103.1 102.4 98.9 98.0 87.1 98.0 100.2 98.5 山形県 100.7 101.7 91.3 111.6 93.5 105.7 97.0 99.7 105.4 99.1 97.6 101.3 福島県 99.8 92.5 108.6 100.9 106.2 99.9 98.8 90.9 96.6 102.9 100.4 茨城県 97.6 99.1 96.3 101.9 93.0 97.5 98.0 96.7 89.5 95.2 101.4 97.8 栃木県 98.4 99.5 87.9 96.7 100.3 115.7 99.1 97.7 101.9 94.9 99.8 98.9 群馬県 95.9 99.1 87.5 91.2 96.9 98.2 97.1 79.9 95.5 98.9 96.7 埼玉県 101.5 100.9 109.3 93.0 101.8 103.1 101.0 100.6 103.7 104.5 100.7 100.7 千葉県 100.6 102.0 100.4 101.0 91.7 101.1 99.1 97.9 102.0 99.6 東京都 104.4 103.1 133.2 94.6 102.8 96.5 101.7 104.4 108.3 104.0 99.5 102.5 神奈川県 104.3 102.5 124.7 97.6 101.9 101.7 99.0 104.4 112.6 104.8 102.1 103.4 新潟県 98.9 100.2 90.9 98.5 97.5 105.9 99.4 98.1 97.1 99.5 100.6 99.3 富山県 98.5 100.4 87.3 102.2 101.7 101.8 97.7 85.7 97.2 102.6 99.0 石川県 100.4 103.0 86.0 103.0 99.6 107.2 101.9 98.9 103.2 98.2 101.3 100.9 福井県 99.3 103.1 86.2 93.5 108.7 99.1 102.4 99.1 103.4 95.2 101.9 99.8 山梨県 98.3 99.7 94.3 94.7 100.2 107.2 97.4 98.4 87.7 98.3 98.8 長野県 96.9 94.1 87.1 99.7 97.0 102.5 98.3 99.8 94.7 98.1 102.6 97.6 岐阜県 96.8 97.4 84.1 92.9 94.1 101.9 99.3 100.4 92.5 97.4 99.8 97.5 静岡県 97.9 98.7 97.2 96.8 98.0 97.4 100.2 99.5 82.0 99.9 98.4 98.3 愛知県 98.2 98.2 95.3 95.7 97.2 99.6 99.7 98.5 96.4 100.7 99.2 98.6 三重県 98.5 100.4 95.6 96.8 98.6 99.4 99.1 98.7 98.9 95.7 98.1 99.2 滋賀県 99.5 99.5 88.3 101.4 97.6 104.3 100.6 100.6 109.0 96.8 101.1 京都府 100.8 100.5 92.3 101.4 100.4 98.7 97.6 102.6 112.3 101.9 101.4 101.1 大阪府 99.4 97.6 98.7 99.9 99.1 99.6 101.0 108.9 102.3 96.6 100.1 兵庫県 100.8 99.9 99.5 101.7 105.4 98.4 100.8 102.2 101.5 103.5 100.8 奈良県 96.6 94.3 84.2 101.9 98.9 93.3 99.3 100.4 95.2 99.3 99.3 97.0 和歌山県 100.9 99.0 102.0 99.5 101.3 98.9 105.1 96.8 99.6 100.8 鳥取県 98.7 102.3 80.2 104.4 100.4 105.9 100.4 97.9 88.5 94.6 99.2 99.3 島根県 99.9 102.4 84.2 110.5 99.2 101.3 99.2 99.5 97.9 97.2 101.0 100.7 岡山県 98.0 99.0 86.3 106.4 100.2 106.6 101.2 95.7 87.4 96.0 101.2 98.6 広島県 99.1 101.9 89.1 104.6 97.2 95.5 99.9 99.3 97.6 96.4 99.4 99.7 山口県 99.1 101.3 89.1 108.2 99.6 106.4 103.1 97.4 86.0 95.5 99.5 99.8 徳島県 99.3 100.5 89.2 104.6 101.7 107.7 98.2 97.0 97.8 98.3 99.8 99.9 香川県 98.5 98.4 85.7 105.6 100.3 96.4 100.3 95.3 96.4 103.0 99.1 愛媛県 98.6 100.1 85.7 107.4 103.0 100.1 99.8 97.7 91.2 98.4 97.7 99.4 高知県 99.2 102.6 88.9 102.6 98.2 102.0 100.8 97.5 93.6 96.8 100.5 100.1 福岡県 97.0 95.7 85.3 105.3 100.2 97.0 97.2 95.8 97.2 101.7 97.8 佐賀県 96.8 97.0 82.6 107.6 96.1 103.9 98.6 98.2 94.8 92.1 98.8 97.7 長崎県 100.2 99.7 92.8 110.4 100.8 112.3 100.1 100.4 87.1 96.2 101.8 100.4 熊本県 98.6 101.9 81.8 102.3 102.9 101.3 100.1 99.3 92.9 95.4 100.2 99.7 大分県 97.1 98.9 83.8 104.3 99.6 95.6 97.2 97.1 106.5 92.9 97.8 98.3 宮崎県 96.1 97.9 85.2 100.5 101.3 97.5 98.9 97.8 89.6 91.1 97.2 97.3 鹿児島県 96.1 99.3 80.5 100.6 94.1 90.1 100.4 99.2 91.3 92.3 96.9 96.7 沖縄県 98.3 103.5 84.8 101.4 99.4 100.2 100.8 98.2 93.6 95.8 94.8 99.8-13 -

別表 2 総合に対する 10 大費目別寄与度 (47 都道府県 ) 都道府県食料住居 光熱 水道 家具 家事用品 被服及び履物 保健医療 交通 通信 教育 教養娯楽 諸雑費 北海道 -0.38-1.38 1.41-0.03 0.18 0.01-0.08-0.22-0.35 0.06 青森県 -0.83-0.26 0.85-0.17-0.14 0.05 0.09-0.24-0.40-0.14 岩手県 -1.08-0.75 0.98 0.09-0.10 0.02-0.05-0.34-0.03-0.20 宮城県 -0.86-0.21 0.11 0.16-0.22 0.05-0.43-0.02-0.08-0.05 秋田県 -0.85-0.96 0.68 0.13 0.11-0.06-0.36-0.43-0.22 0.01 山形県 0.53-0.59 1.07-0.27 0.27-0.16-0.05 0.18-0.11-0.16 福島県 -0.01-0.49 0.77 0.04 0.29-0.01-0.22-0.31-0.41 0.19 茨城県 -0.28-0.26 0.16-0.30-0.12-0.10-0.59-0.44-0.59 0.09 栃木県 -0.14-0.86-0.29 0.01 0.72-0.05-0.42 0.08-0.62-0.02 群馬県 -0.26-0.85-0.76-0.14-0.09 0.00-0.51-0.88-0.54-0.07 埼玉県 0.29 0.64-0.60 0.08 0.15 0.05 0.11 0.17 0.54 0.05 千葉県 0.17 0.14 0.03 0.04-0.43 0.06-0.16-0.09 0.24-0.02 東京都 0.96 2.32-0.46 0.12-0.18 0.09 0.67 0.39 0.50-0.04 神奈川県 0.77 1.64-0.20 0.08 0.09-0.06 0.72 0.54 0.59 0.14 新潟県 0.05-0.64-0.15-0.10 0.27-0.03-0.34-0.11-0.06 0.04 富山県 0.12-0.88 0.19 0.07 0.00 0.09-0.40-0.50-0.34 0.17 石川県 0.91-0.94 0.26-0.02 0.34 0.10-0.20 0.13-0.22 0.09 福井県 0.92-0.98-0.59 0.35-0.05 0.12-0.17 0.11-0.58 0.13 山梨県 -0.09-0.40-0.48 0.01 0.34-0.14-0.26-0.49-0.20 0.00 長野県 -1.79-0.90-0.03-0.13 0.12-0.09-0.03-0.19-0.23 0.17 岐阜県 -0.78-1.09-0.63-0.24 0.09-0.03 0.08-0.30-0.31-0.01 静岡県 -0.39-0.19-0.28-0.08-0.13 0.01-0.09-0.78-0.01-0.11 愛知県 -0.56-0.31-0.37-0.12-0.02-0.01-0.26-0.14 0.09-0.05 三重県 0.12-0.30-0.27-0.06-0.03-0.05-0.24-0.04-0.54-0.13 滋賀県 -0.15-0.77 0.12-0.10 0.21 0.03 0.11 0.32-0.39 0.07 京都府 0.16-0.52 0.12 0.02-0.06-0.12 0.41 0.47 0.23 0.09 大阪府 -0.19-0.17-0.11 0.00-0.05-0.02 0.15 0.37 0.28-0.23 兵庫県 -0.04 0.00-0.04 0.07 0.27-0.08 0.13 0.09 0.19 0.23 奈良県 -1.78-1.15 0.15-0.05-0.35-0.04 0.07-0.18-0.08-0.04 和歌山県 0.26-0.07 0.17 0.00-0.02 0.07-0.19 0.19-0.38-0.02 鳥取県 0.71-1.31 0.39 0.02 0.28 0.02-0.38-0.37-0.63-0.05 島根県 0.72-1.25 0.88-0.04 0.06-0.04-0.08-0.08-0.32 0.07 岡山県 -0.31-1.03 0.53 0.01 0.31 0.06-0.76-0.46-0.47 0.08 広島県 0.59-0.84 0.38-0.12-0.23-0.01-0.12-0.08-0.42-0.04 山口県 0.40-0.82 0.67-0.02 0.30 0.16-0.47-0.52-0.53-0.03 徳島県 0.14-0.77 0.38 0.07 0.39-0.10-0.54-0.08-0.20-0.02 香川県 -0.47-0.94 0.46 0.01-0.19 0.01-0.01-0.18-0.44 0.20 愛媛県 0.03-1.00 0.59 0.12 0.00-0.01-0.41-0.36-0.19-0.16 高知県 0.76-0.80 0.22-0.07 0.10 0.04-0.47-0.23-0.38 0.04 福岡県 -1.31-1.18 0.42 0.01-0.15 0.00-0.47-0.16-0.32 0.11 佐賀県 -0.92-1.40 0.64-0.17 0.18-0.08-0.31-0.19-0.92-0.08 長崎県 -0.08-0.53 0.85 0.04 0.58 0.01 0.07-0.44-0.43 0.12 熊本県 0.57-1.52 0.20 0.12 0.06 0.01-0.13-0.23-0.53 0.01 大分県 -0.32-1.28 0.35-0.02-0.22-0.14-0.53 0.22-0.84-0.15 宮崎県 -0.63-1.19 0.05 0.06-0.12-0.05-0.39-0.36-1.03-0.19 鹿児島県 -0.21-1.45 0.05-0.26-0.50 0.02-0.14-0.32-0.90-0.21 沖縄県 1.06-1.58 0.12-0.02 0.02 0.04-0.31-0.24-0.44-0.35-14 -

別表 3 総合の結果と結果の比較 (47 都道府県 ) ( 全国平均 =100) 都道府県 指数順位指数順位 北海道 99.2 17 99.2 16 青森県 98.8 22 98.9 22 岩手県 98.5 26 99.0 20 宮城県 98.4 30 98.1 35 秋田県 98.1 35 98.5 25 山形県 100.7 6 100.8 5 福島県 99.8 13 100.1 10 茨城県 97.6 38 98.1 35 栃木県 98.4 30 99.0 20 群馬県 95.9 47 96.4 46 埼玉県 101.5 3 101.7 3 千葉県 9 99.8 14 東京都 104.4 1 104.0 1 神奈川県 104.3 2 103.5 2 新潟県 98.9 21 99.1 19 富山県 98.5 26 98.4 29 石川県 100.4 7 100.6 6 福井県 99.3 15 99.7 15 山梨県 98.3 32 98.5 25 長野県 96.9 41 97.3 41 岐阜県 96.8 42 97.0 44 静岡県 97.9 37 98.1 35 愛知県 98.2 34 98.4 29 三重県 98.5 26 98.3 33 滋賀県 99.5 14 99.9 12 京都府 100.8 4 100.6 6 大阪府 9 100.3 9 兵庫県 100.8 4 101.1 4 奈良県 96.6 44 97.3 41 和歌山県 9 99.9 12 鳥取県 98.7 23 98.5 25 島根県 99.9 12 100.1 10 岡山県 98.0 36 98.4 29 広島県 99.1 19 99.2 16 山口県 99.1 19 98.8 23 徳島県 99.3 15 98.8 23 香川県 98.5 26 98.5 25 愛媛県 98.6 24 98.4 29 高知県 99.2 17 99.2 16 福岡県 97.0 40 97.7 39 佐賀県 96.8 42 97.2 43 長崎県 100.2 8 100.4 8 熊本県 98.6 24 98.2 34 大分県 97.1 39 97.4 40 宮崎県 96.1 45 96.4 46 鹿児島県 96.1 45 96.7 45 沖縄県 98.3 32 98.0 38 ( 注 ) 消費者物価地域差指数は, 年次ごとに全国平均に対する当該地域の物価水準を相対的に表すものであるため, 指 数値の変化は, 当該地域における物価水準の時系列変化を表しているわけではない - 15 -

都道府県庁所在市 別表 4 都市別指数 定( 全国平均 =100) 都市 総合 食料 ( 参考 ) 家賃を除く総合 都市 総合 食料 ( 参考 ) 家賃を除く総合 札幌市 99.1 99.7 100.1 神戸市 101.5 100.4 101.3 青森市 98.9 97.9 99.5 奈良市 96.0 92.6 96.4 盛岡市 99.0 98.5 99.4 和歌山市 99.9 100.6 仙台市 98.7 97.4 98.9 鳥取市 98.0 100.9 98.8 秋田市 97.7 97.5 98.1 松江市 100.5 103.1 101.0 山形市 100.4 101.2 101.1 岡山市 98.5 100.4 99.1 福島市 101.2 103.5 101.8 広島市 99.0 101.7 99.6 都水戸市 98.4 99.1 98.9 道山口市 99.0 101.3 100.1 宇都宮市 99.4 101.3 99.9 府徳島市 99.8 102.7 100.8 前橋市 95.9 98.2 96.5 県 高松市 98.9 99.0 99.5 さいたま市 103.1 102.0 102.2 庁 松山市 98.3 99.7 99.4 千葉市 100.7 101.6 100.7 所 高知市 99.2 103.0 100.1 東京都区部 105.2 103.4 102.9 在福岡市 97.6 96.2 98.5 市横浜市 104.9 102.9 103.9 佐賀市 96.5 96.3 97.5 新潟市 99.3 101.0 99.5 長崎市 101.8 101.4 101.7 富山市 98.8 101.7 99.4 熊本市 98.6 102.2 99.8 金沢市 100.6 103.3 101.2 大分市 98.0 100.6 99.2 福井市 99.0 102.6 99.7 宮崎市 96.9 97.7 甲府市 98.9 99.9 99.5 鹿児島市 96.6 100.2 97.0 長野市 97.2 94.1 97.9 那覇市 99.1 105.1 100.3 岐阜市 98.0 98.5 98.8 静岡市 99.1 99.2 99.0 名古屋市 99.4 98.9 99.5 政川崎市 105.4 102.5 103.7 令津市 98.3 99.6 98.9 指相模原市 104.0 104.6 103.4 大津市 100.4 101.0 100.9 浜松市 97.7 98.4 98.2 京都市 100.9 100.6 101.2 都堺市 99.9 99.8 100.1 市大阪市 100.7 99.7 100.4 北九州市 97.2 97.8 98.0 ( 注 1) 都市とは都道府県庁所在市 ( 東京都は東京都区部 ) 及び政令指定都市 ( 川崎市, 相模原市, 浜松市, 堺市及び北九州市 ) のことである ( 注 2) 市の区域は, 平成 26 年 6 月 11 日現在の区域による - 16 -

参考小売物価統計調査 ( 構造編 ) の概要 (1) 調査の目的と沿革 物価構造については, 平成 19 年まで 5 年ごとに実施されてきた全国物価統計調査により把握して きたが, 消費 流通構造の変化が加速する中で,5 年周期の統計では物価構造の変化を的確に把握することが困難な状況となってきていたことから, 全国物価統計調査で把握してきた地域別価格差, 店舗形態別価格及び銘柄別価格を毎年把握するための調査を 構造編 として, 小売物価統計調査に盛り込み, 従前の小売物価統計調査を 動向編 と位置付け, 全国物価統計調査を中止することとした 小売物価統計調査 ( 構造編 ) は, 地域別, 店舗の形態別等の物価を明らかにすることを目的とし, 地域別価格差調査, 店舗形態別価格調査及び銘柄別価格調査の3つの調査の種別を設け, 平成 25 年 1 月から実施している (2) 各調査の概要 1 地域別価格差調査 2 店舗形態別価格調査 3 銘柄別価格調査 目的 主として都道府県別消費者物価地域差指数を作成 店舗形態別価格表の作成構造編で独自に指定した銘柄の価格表の作成 調査地域動向編調査地域 (167 市 町村 ) 以外の 88 市 道府県庁所在市 46 市 ( 東京都区部除く ) 東京都区部 調査月 奇数月 偶数月 偶数月 調査品目 56 品目 (58 銘柄 ) 店舗や地域により価格差が見られるもの, ウエイトの大きいもの等の条件を満たす品目を選定 9 品目 (9 銘柄 ) スーパー以外でも価格を取集でき, 店舗形態別の価格差が見込める代表的な品目を選定 9 品目 (9 銘柄 ) 今後, 動向編の調査銘柄となりそうな銘柄や, まとめ売りなどの販売形態の異なる銘柄が存在する品目から選定 http://www.stat.go.jp/data/kouri/kouzou/pdf/kchosasi.pdf に掲載 (3) 調査価格 調査店舗で消費者に販売している通常価格を調査することとしている 各品目の代表的な価格を調 査するという観点から, 短期間の特売価格や棚ざらい, 在庫一掃セール等の特売価格は調査しない (4) 結果の公表 集計結果は, 総務省統計局で取りまとめ, 原則として調査年の翌年の 6 月までに公表する予定であ る ただし, 消費者物価指数の基準年の集計結果については, 基準改定に伴う公表が完了した後 (9 月頃 ) に公表する - 17 -

< 問合せ先 > 統計調査部消費統計課物価統計室企画指導第二係 審査発表係 162-8668 東京都新宿区若松町 19 番 1 号電話 :( 03)5273-1179 FAX :( 03)5273-3129 E-mail :w-bukka@soumu.go.jp 小売物価統計調査( 構造編 ) ホームページ http://www.stat.go.jp/data/kouri/kouzou/index.htm この冊子は, 次の URL からダウンロードできます http://www.stat.go.jp/data/kouri/kouzou/pdf/g_2016.pdf 結果の概要は, 統計メールニュースでも配信しています メールニュースのお申込みは, 統計局ホームページから 本調査の統計データを引用 転載する場合には, 出典 ( 総務省 小売物価統計調査 ( 構造編 ) 結果 ) の表記をお願いします 引用 転載した場合は, 企画指導第二係 審査発表係まで御連絡ください - 18 -