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製 品 仕 様 書

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(Microsoft Word - E0-0299Z BID-40D18N \203f\201[\203^\203V\201[\203g_ doc)

製 品 仕 様 書

製 品 仕 様 書

製 品 仕 様 書

.Watt BL Series. 適用範囲 本仕様書は直流入力 絶縁型 DC/DC コンバータ BL シリーズに適用致します. 形名 定格 形名定格入力電圧定格出力形状備考 BL-0S0.0 00m BL-S DC.0.0 m SMD BL-W0 ± 各 0m 本仕様書中で条件に記載のない場合 入力

NJM78L00S 3 端子正定電圧電源 概要 NJM78L00S は Io=100mA の 3 端子正定電圧電源です 既存の NJM78L00 と比較し 出力電圧精度の向上 動作温度範囲の拡大 セラミックコンデンサ対応および 3.3V の出力電圧もラインアップしました 外形図 特長 出力電流 10

極小サイズ出力電圧可変型高圧電源 2W~2.6W 中高圧 DC-DC コンバータ 0V~470V 1000V 1500V 2000V MHV Series MHV シリーズは業界で初めて高圧電源を最新の SMT( 面実装技術 ) によって従来品の 1/5~1/6 に超小型化した出力電圧可変型の中高圧

出力電圧ランク 品名 出力電圧 品名 出力電圧 品名 出力電圧 NJU774*F15 1.5V NJU774*F28 2.8V NJU774*F4 4.V NJU774*F18 1.8V NJU774*F29 2.9V NJU774*F45 4.5V NJU774*F19 1.9V NJU774*F

NJM78L00 3 端子正定電圧電源 概要高利得誤差増幅器, 温度補償回路, 定電圧ダイオードなどにより構成され, さらに内部に電流制限回路, 熱暴走に対する保護回路を有する, 高性能安定化電源用素子で, ツェナーダイオード / 抵抗の組合せ回路に比べ出力インピーダンスが改良され, 無効電流が小さ

MPPC 用電源 C 高精度温度補償機能を内蔵した MPPC 用バイアス電源 C は MPPC (Multi-Pixel Photon Counter) を駆動するために最適化された高電圧電源です 最大で90 Vを出力することができます 温度変化を伴う環境においても M

NJU72501 チャージポンプ内蔵 圧電用スイッチングドライバ 概要 NJU72501はチャージポンプ回路を内蔵し 最大で3V 入力から 18Vppで圧電サウンダを駆動することができます このチャージポンプ回路には1 倍 2 倍 3 倍昇圧切り替え機能を備えており 圧電サウンダの音量を変更すること

絶対最大定格 (T a =25 ) 項目記号定格単位 入力電圧 V IN 消費電力 P D (7805~7810) 35 (7812~7815) 35 (7818~7824) 40 TO-220F 16(T C 70 ) TO (T C 25 ) 1(Ta=25 ) V W 接合部温度

elm1117hh_jp.indd

名称 型名 SiC ゲートドライバー SDM1810 仕様書 適用 本仕様書は SiC-MOSFET 一体取付形 2 回路ゲートドライバー SDM1810 について適用いたします 2. 概要本ドライバーは ROHM 社製 2ch 入り 180A/1200V クラス SiC-MOSFET

フロントエンド IC 付光センサ S CR S CR 各種光量の検出に適した小型 APD Si APD とプリアンプを一体化した小型光デバイスです 外乱光の影響を低減するための DC フィードバック回路を内蔵していま す また 優れたノイズ特性 周波数特性を実現しています

反転型チャージポンプ IC Monolithic IC MM3631 反転型チャージポンプ IC MM3631 概要 MM3631XN は反転型のチャージポンプ IC です 入力電圧範囲の 1.8V ~ 3.3V を 2 個の外付けコンデンサを使用して負電圧を生成します パッケージは 6 ピンの S

NJM78M00 3 端子正定電圧電源 概要 NJM78M00 シリーズは,NJM78L00 シリーズを更に高性能化した安定化電源用 ICです 出力電流が 500mA と大きいので, 余裕ある回路設計が可能になります 用途はテレビ, ステレオ, 等の民生用機器から通信機, 測定器等の工業用電子機器迄

NJM2835 低飽和型レギュレータ 概要 NJM2835 はバイポーラプロセスを使用し 高耐圧 ローノイズ 高リップル除去比を実現した出力電流 500mAの低飽和型レギュレータです TO パッケージに搭載し 小型 2.2 Fセラミックコンデンサ対応 ノイズバイパスコンデンサ内蔵をしてい

PQ200WN3MZPH

光変調型フォト IC S , S6809, S6846, S6986, S7136/-10, S10053 外乱光下でも誤動作の少ない検出が可能なフォト IC 外乱光下の光同期検出用に開発されたフォトICです フォトICチップ内にフォトダイオード プリアンプ コンパレータ 発振回路 LE

NJM2387A ON/OFF 機能付き出力可変型低飽和レギュレータ 概要 NJM2387A は出力可変型低飽和レギュレータです 可変出力電圧範囲は 1.5V~20V 出力電流は 1.0Aまで供給可能で 出力電流が 500mA 時に入出力間電位差は 0.2V(typ.) と低飽和を実現しております

Microsoft Word - TA79L05_06_08_09_10_12_15_18_20_24F_J_P11_070219_.doc

EFE SERIES 基ユ板a_EFE_1 記載内容は 改良その他により予告なく変更する場合がありますので あらかじめご了承ください EFE 3 UL EN 電圧 CSA C22.2 EN (300M ) N 特長 型名呼称方法 デジタル制御回

TA78L05,06,07,08,09,10,12,15,18,20,24F

2STB240AA(AM-2S-H-006)_01

Microsoft Word - TC4011BP_BF_BFT_J_P8_060601_.doc

Microsoft Word - f203f5da7f8dcb79bcf8f7b2efb0390d406bccf30303b doc

JWTJWT 75 JWT75 JWT75 仕様規格 ( ご使用の前にご覧ください ) 型名 JWT JWT75-5FF JWT 仕様項目 単位 CH 電圧範囲 (*3) V AC85 ~ 265 または DC120 ~ 330 周波数範囲

NJM2387/89 出力可変型低飽和レギュレータ 概要 NJM2387/89 は出力可変型低飽和レギュレータです 出力電流は1.0A まで供給可能であり 可変出力電圧範囲は 1.5V~20V 最大入力電圧は 35Vと高耐圧のため TV カーオーディオ等の電源アプリケーションに最適です NJM238

2STB240PP(AM-2S-G-005)_02

フォト IC ダイオード S SB S CT 視感度に近い分光感度特性 視感度特性に近い分光感度特性をもったフォトICダイオードです チップ上には2つの受光部があり 1つは信号検出用受光部 もう1つは近赤外域にのみ感度をもつ補正用受光部になっています 電流アンプ回路中で2

Series catalog

本シリーズは 新規設計非推奨です オンパワーモジュール icf/icg/ibf/iaf SERIES POLコンバータ ( 非絶縁型 DC-DC コンバータ ) 特長 高速応答 CPU やメモリに対する負荷過渡応答性能を電源内にて最適化 ( 外付け部品不要 ) DOSA フットプリント LGA +

TA7805,057,06,07,08,09,10,12,15,18,20,24F

CC-E 絶縁型 DC-DC コンバータ オンボードパワーモジュール 特長 実装面積を従来製品に比べ約半分に小型化 タンタルコンデンサおよびアルミ電解コンデンサレス 全てのシリーズにリモート ON/OFF 機能内蔵 出力電圧は ±3% の高精度 (10W 以下単一出力 ) 5 面を金属シールドした低

TDK Lambda i3a/i6a i3a/i6a ご使用前に本取扱説明書を必ずお読みください 注意事項を十分に留意の上 製品をご使用ください ご使用方法を誤ると感電 損傷 発火などの恐れがあります 引火性のあるガスや発火性の物質がある場所でご使用しないでください 設置作業は 取扱説明書に従い確実

仕様規格 ( ご使用の前にご覧ください ) オンボード パワーモジュール 仕様項目 記号 単位 型名 123A7V 125A7V 動作入力電圧 Vin V 8 ~ 14 Vin,typ V 12 Vo=.7V (*1) η,typ % 効率 Vo=1.2V (*1) η,typ % 88

等価回路図 絶対最大定格 (T a = 25ºC) 項目記号定格単位 入力電圧 1 V IN 15 V 入力電圧 2 V STB GND-0.3~V IN+0.3 V 出力電圧 V GND-0.3~V IN+0.3 V 出力電流 I 120 ma 許容損失 P D 200 mw 動作温度範囲 T o

BD9328EFJ-LB_Application Information : パワーマネジメント

Power.indb

NJW V 単相 DC ブラシレスモータドライバ 概要 NJW4320 は 24Vファンモータ用の単相 DCブラシレスモータドライバICです PWMソフトスイッチング方式を採用し 高効率でモータ駆動時の静音化が実現できます ロック保護回路 過電流検出回路 サーマルシャットダウン (TSD

TC74HC00AP/AF

PU1608_8頁構成

Microsoft Word - NJM7800_DSWJ.doc

, / 仕様規格 ( ご使用の前にご覧ください ) 型名仕様項目 単位 WAV WAV AV WAV WAV 入力電圧範囲 VDC 9 ~ 9 ~ 9 ~ 入力電流 A 入力 Vo = V (*) % 効率 (typ) Vo = V (*) % Vo = V (

USER'S GUIDE

TA78033,04,05,07,08,09AF

Microsoft Word - 80c08d3be78df73e f4a4e8a8940ab000fdaa2e doc

TC7WT126FU

TC74HC4017AP/AF

TC74HCT245AP/AF

USER'S GUIDE

TC74HC14AP/AF

第 5 章 推奨配線及びレイアウト 内容ページ 1. 応用回路例 プリント基板設計における推奨パターン及び注意点 Fuji Electric Co., Ltd. MT6M12343 Rev.1.0 Dec

Series catalog

NCB564個別00版

elm73xxxxxxa_jp.indd

BP35A7仕様書

Microsoft Word - TC74HCT245AP_AF_J_P8_060201_.doc

CMOS リニアイメージセンサ用駆動回路 C10808 シリーズ 蓄積時間の可変機能付き 高精度駆動回路 C10808 シリーズは 電流出力タイプ CMOS リニアイメージセンサ S10111~S10114 シリーズ S10121~S10124 シリーズ (-01) 用に設計された駆動回路です セン

USER'S GUIDE

Microsoft Word - AK8133_MS0930_J_05.doc

TA78L005,006,007,075,008,009,10,12,132,15,18,20,24AP

CMOS リニアイメージセンサ用駆動回路 C CMOS リニアイメージセンサ S 等用 C は当社製 CMOSリニアイメージセンサ S 等用に開発された駆動回路です USB 2.0インターフェースを用いて C と PCを接続

Microsoft Word - TC4017BP_BF_J_P10_060601_.doc

p ss_kpic1094j03.indd

HA17458シリーズ データシート

モジュール式アナログアンプ 形式 VT-MSPA1-1 VT-MSPA1-10 VT-MSPA1-11 RJ 形式 : 改訂 : シリーズ 1X H6833_d 特長 内容 電磁比例圧力弁の制御に適しています : DBET-6X DBEM...-7X (Z)D

RWS-B SERIES RWS50B ~ RWS600B RWS1000B, RWS1500B(/ME 含む ) 単出力 50W ~ 1500W a_rws-b_3 ページ a_rws-b_16 ページ 5 特長 基本性能を維持し付加機能の最適化を図った シンプルファンクションモデル 長寿命 :

Microsoft Word - TC74HC245_640AP_AF_P8_060201_.doc

TA78M05,06,08,09,10,12,15,18,20,24F

DF2B26M4SL_J_

AN504 Through-hole IRED/Right Angle Type 特長 パッケージ 製品の特長 φ3.6 サイドビュ - タイプ 無色透明樹脂 光出力 : 5mW TYP. (I F =50mA) 鉛フリーはんだ耐熱対応 RoHS 対応 ピーク発光波長指向半値角素子材質ランク選別はん

TC74HC245,640AP/AF

HNDS/HNAS

BD00KA5W_Application Information : パワーマネジメント

オンボーパワーモール iqe/iql/iqg SERIES ジュ 特長 業界標準 1/4 ブリックサイズ 小型 薄型 高電力密度 : 230W/inch 3 (iqg48033a120v-xdx-r) 高効率 96% ヒートシンク不要 出力電圧可変タイプ (iqe, iql のみ ) 内蔵コンデンサ

PLD-XC2S-A

Microsoft Word - TC74HC107AP_AF_J_P9_060201_.doc

NJW V 単相 DC ブラシレスモータドライバ 概要 NJW4321 は 24Vファンモータ用の単相 DCブラシレスモータドライバICです PWMソフトスイッチング方式を採用し 高効率でモータ駆動時の静音化が実現できます ロック保護回路 過電流検出回路 サーマルシャットダウン (TSD

ユニット ZWS-BP SERIES 単出力 150W, 240W UL CSA EN 低電圧 電気用品安全法入力電圧 100VAC のみ準拠 特長 2 倍ピーク負荷対応 従来品比 全負荷時 5% 以上アップの高効率エネルギーロスの低減で 装置の省エネルギー

CCD リニアイメージセンサ用駆動回路 C CCD リニアイメージセンサ (S11155/S ) 用 C は 当社製 CCDリニアイメージセンサ S11155/S 用に開発された駆動回路です S11155/S11156-

DF10G5M4N_J_

ブロック図 真理値表 入力出力 OUTn (t = n) CLOCK LATCH ENABLE SERIAL-IN OUT 0 OUT 7 OUT 15 SERIAL OUT H L D n D n D n 7 D n 15 D n 15 L L D n No Change D n 15 ( 注 )

Microsoft Word - TC4013BP_BF_J_P9_060601_.doc

elm600xb_jp.indd

TA7805,057,06,07,08,09,10,12,15,18,20,24F

BD00C0AW_Application Information : パワーマネジメント

ブロック図 真理値表 STEP CLOCK LATCH ENABLE SERIAL IN OUT 0 OUT5 OUT 7 SERIAL OUT 1 UP H L D n D n D n 5 D n 7 D n 7 2 UP L L D n+1 No change D n 6 3 UP H L D

共通部機器仕様構造 : 壁取付シャーシに避雷器 モデム 入出力ユニットをマウント接続方式 回線 :M4 ねじ端子接続 入出力 電源 :M3.5 ねじ端子接続 接地 :M4 ねじ端子接続シャーシ材質 : 鋼板に黒色クロメート処理ハウジング材質 : 難燃性黒色樹脂アイソレーション : 回線 - 入出力

NJM 端子負定電圧電源 概要 NJM7900 シリーズは, シリーズレギュレータ回路を 1 チップ上に集積した負出力 3 端子レギュレータ IC です 放熱板を付けることにより,1A 以上の出力電流にて使用可能です 用途はテレビ, ステレオ等の民生用機器から通信機, 測定器等の工業用電

S-1206シリーズ ボルテージレギュレータ

ORII ORII ORII ORII ORII ORII Responce Torque Standard ORII ORII

製品仕様書 製品名 インターフェース基板 製品型番 TR3-IF-U1A 発行日 2016/4/1 仕様書番号 TDR-SPC-IF-U1A-102 Rev 1.02

Microsoft Word - IR1011_MS1472-J-00_ doc

TC7SET08FU_J_

TC7SZU04AFS_J_

Microsoft Word - XC6120_JTR doc

Transcription:

BSK 12V DC-DC 0.8 6.6V 85 C 10.2 16.7mm 3.8mm ハ ッケーシ (SMD) 88.0% (=3.3V) Models BSK Series Input V Vdc Output V Vdc Output I A Line Reg. %(typ.) Load Reg. %(typ.) 1 リッフ ルノイス Noise Efficiency mvpp(typ.) %(typ.) BSK12-0.8S08PDM 5.6 14.0 0.8 6.6 8.0 0.2 0.8 40 88.0 : TRIM 0.8V : リッフ ルノイス 12V 3.3V 8A : リッフ ルノイス Bw=20MHz ON/OFF : 47μF 2 22μF + 1μF 40 C +85 C ( テ ィレーティンク ) RoHS BSK12-0.8S08PDM 5.6 14.0V 3.63V 8.0 14.0V 3.63V V out 5.5V 10.0 14.0V 5.5V 12.0V ±2.5% TRIM 0A 0.8 6.6V TRIM 0.8V 0.2 typ. 10.0 14.0V 0.8 typ. 0 100% ±3.0% max. 50mVp-p typ. 6.6V 20MHz 93.0% typ. 88.0% typ. 67.5% typ. ヒカッフ モート 10.2A typ. 3.3V 6.6V 3.3V 0.8V 2 ON/OFF 3pin ON/OFF 2,7pin GND ON, OFF p.7 3.5mA typ. 100μF max. 5V, 500μF max. 5V 500μF max. 5V, 1000μF max. 5V Min ESR >10mΩ 40 C +85 C 20 85%R.H. 30 C/60% R.H. 1 55 C +125 C 1.3g W=16.7 L=10.2 H=3.8 typ. mm 5, 25 1

1. 適用範囲本仕様書は直流入力 非絶縁型 DC/DC コンバータ BSK12-0.8S08PDM に適用致します 2. 形名 定格 表 1 形名 定格入力電圧 出力電圧 定格出力電流 形状 備考 BSK12-0.8S08PDM DC12.0V 0.8V~6.6V 8.0A SMD 出力電圧を可変しない場合 (TRIM 端子オープン時 ) には 0.8V が出力されます 本仕様書中で条件に記載のない場合 入力は定格入力電圧 出力は出力電圧 0.8V 定格出力電流 周囲温度は 25 C±5 C と致します 3. 環境条件 3-1. 温度範囲動作時 40 C ~ +85 C ( 温度ディレーティング要 10 項参照 ) 非動作時 55 C ~ +125 C 3-2. 湿度範囲動作時 20 ~ 85%RH ( ただし 最高湿球温度 35 C 結露なきこと ) 非動作時 5 ~ 95%RH ( ) 注 ) 実装前の保管条件は 上記と異なります 詳細は 15 項を参照してください 4. 仕様 規格本製品は RoHS 指令対応製品です 2

4-1. 電気的特性 入力特性 入力電圧範囲 極小サイズ 薄型 DC-DC ( 条件に記載なき場合 Ta=25 C, Airflow=50LFM(0.25m/s), =12.0V, =0.8-6.6V, Io= 定格 ) 表 2 項目条件 min. typ. max. 単位 3.63V 5.6 12.0 14.0 V 3.63< 5.5V 8.0 12.0 14.0 V 5.5V< 10.0 12.0 14.0 V UVLO 起動電圧 4.0 4.5 5.2 V UVLO 停止電圧 3.7 4.2 4.4 V 最大入力電流 =8.0V =5.5V Io=8A 6.2 A 無負荷時入力電流 =6.6V Io= 0A 57 ma スタンドバイ電流リモート ON/OFF:OFF 3.5 ma 推奨入力容量 47μF 2 94 μf 出力特性 出力電圧設定偏差 =12.0V, Io=0A, =0.8V(TRIM 端子オープン時 ) -2.5 +2.5 % 出力電圧可変範囲 0.8 6.6 V 入力変動 入力電圧範囲内での入力電圧の変動に対して Io=8A 0.2 % 負荷変動 Io=0A ~ 8A 0.8 % 総合変動入力 負荷 温度変動を含む -3.0 +3.0 % 出力電流 0 8.0 A 過電流保護動作 =3.3V 10.2 22.0 A 推奨出力容量 22μF 1 22 μf 出力最大付加容量 出力リッフ ル ノイス 効率 =6.6V 積層セラミック コンデンサ Min. ESR > 10mΩ Bandwidth=20MHz < 5V 22 100 5V 22 500 < 5V 500 5V 1000 =0.8V Cin=47μF 2, Cout=22μF + 1μF 15 Vo=6.6V 93.0 =12.0V Vo=3.3V 88.0 Io=8A Vo=0.8V 67.5 その他 機能 特性 50 75 スイッチング周波数 600 khz リモート ON/OFF コントロール Logic High Voltage Logic Low Voltage Module On Module Off -1.0-5.0-2.7 Power Good ローレヘ ル電圧シンク電流 5mA max. 0.5 V Power Good スレッショルト 電圧 82 88 93 % 重量 1.3 g μf mvp-p 本製品を起動させる際は 入力電圧を 1.5V/ms 以上で立ち上げてください 入力電圧のスルーレートが上記に満たない 場合 出力にオーバーシュートが発生する可能性があります % V 3

4-2. 絶対最大定格絶対最大定格は過渡時の定格です なお 過度のストレスは製品への永久的なダメージを与えかねませんので 長期間にわたり絶対最大定格で使用されますと そのストレスにより製品の信頼性を損なう恐れがあります 従って 4-1 項 電気的特性 に記載された条件下にてご使用下さい 項目記号 min. max. 単位 入力電圧 -0.3 16 V 表 3 4-3. 測定回路 Controlled Temp. Chamber DC in Iin A V C1 1 3 SW1 BSK12-0.8S08PDM ON/OFF GND 2, 7, 9 POWER GOOD TRIM 8 6 5 C2 R1 C3 Iout A V Load オシロスコ - フ (OSC) C1 :47μF 2(Ceramic Capacitor) C2 :1μF (Ceramic Capacitor) C3 :22μF (Ceramic Capacitor) R1 : Up 抵抗 SW1 : OPEN 出力 ON SHORT 出力 OFF (Bw=20MHz) 図 1 4-4. 出力リップル ノイズ測定方法 1uF Co 22uF To Oscilloscope Load Gnd グランドプレーン : 銅箔 図 2 4

5. 形状 寸法 5-1. 外形寸法及び端子説明 (Top View) (Bottom View) 16.7 10 3.35 (4) (5) (5) (4) 1.2 10.2 (3) (2) (6) (7) P2 3 (9) 4 (1) (8) 2.1 (8) (1) 3.1 1.15 1Pin マーク 3.8 (Side View) 図 3 表 4 Pin Name Function 1 + 入力端子 2 GND 入出力 GND 端子 3 ON/OFF リモート ON/OFF コントロール端子 4 NC NOT CONNECTED 5 TRIM 出力電圧可変端子 6 Power Good パワーグッド端子 7 GND 入出力 GND 端子 8 + 出力端子 9 GND GND(Thermal Pad) 単位 : mm 指定無き寸法公差 ± 0.25 重量 =1.3g typ. 端子メッキ : ニッケルメッキ後 金メッキ 5-2. 推奨パッド寸法図 3.15 10.4 (4) (5) 10.2 1.4 P2 3 (3) (2) (1) (9) (6) (7) (8) 2.9 4.4 2.1 1.7 1.25 16.7 ( Top View ) 図 4 本製品底面部には Thermal Pad(9Pin) 以外にも導電部が露出している部分があります 従って 実装基板において 製品底面下は上図のパッドを除き 配線やビアなどの導電部の設置を避けてください 5

5-3. 形名 製造年月表示方法 1 ピン Bellnix K12 0.8S 08PDM YMDDLL コントロール IC 表示位置 方向 製品形名表示 Bellnix K12 0.8S 08PDM YMDDLL Bellnix 社名 製造ロット表示 Y : 年 ( 西暦下 1 桁 ) M : 月 (1 桁 1-9,X,Y,Z) DD: 日 (2 桁 ) LL : ロット (2 桁 ) 図 5 図 6 6. 使用方法 6-1. 標準接続図 + Cin 1 3 ON/OFF BSK12-0.8S08PDM GND POWER GOOD TRIM 8 6 5 R1 Cout Load Cin :47μF 2 (Ceramic Capacitor) Cout :22μF (Ceramic Capacitor) R1 : Up 抵抗 2, 7, 9 図 7 注 : 使用コンデンサ 回路などが標準接続図と異なる場合は 実機にてご確認の上 製品をご使用ください また パターンレイアウトによっては 十分な性能が得られない場合もありますので ご注意願います 6-2. 入力フィルター本製品への入力電源は低インピーダンスで供給する必要があります 入力供給インピーダンスが高いとモジュールの安定動作に影響を及ぼす場合があります 従いまして 入力に付加するコンデンサ (Cin) は低 ESR のコンデンサが必要となりますので 積層セラミックコンデンサをご使用ください 容量については 6-1 項 標準接続図 に記載の通りです 配線が長いなど 入力側のインピーダンスが特に高い場合は 推奨コンデンサの他にコンデンサを追加する必要があります また コンデンサ (Cin) はモジュール直近に接続して下さい なお 複数個のスイッチング方式のコンバータを同じ供給電源で動作させたり 縦続接続で動作させたりすると 相互干渉により うなり周波数の影響が出力電圧やビート音等として現れる場合が有ります このような接続をする場合は入力段に L-C フィルターを構成してください 6

6-3. 出力コンデンサ出力に付加するコンデンサ (Cout) は低 ESR のコンデンサが必要となりますので 積層セラミックコンデンサをご使用ください 容量は 6-1 項 標準接続図 に記載の通りです また コンデンサ (Cout) はモジュール直近に接続して下さい 6-4. リモート ON/OFF 機能リモート ON/OFF 機能を使用することにより 入力の投入 切断をせずに出力電圧を ON/OFF 制御することができます ON/OFF 端子はモジュール内部で にプルアップされています ON/OFF 制御を行なわない場合は ON/OFF 端子をオープン 又は ( 論理的 High) に接続してください 1 8 ON/OFF(3Pin) と GND(2, 7, 9Pin) 間 3 ON/OFF RLoad オープン 又は論理的 High(-1V~) : 出力電圧 ON GND 2, 7, 9 ショート 又は論理的 Low(-5V~-2.7V) : 出力電圧 OFF 図 8 ON/OFF 制御に使用するデバイスは Low レベルで 0.3mA 以上のシンク能力が必要です 尚 ノイズ等による影響を最小限に抑える為 ON/OFF 端子に接続する素子は コンバータの端子に隣接して実装することを推奨いたします 7

6-5. 出力電圧の設定本製品は外部抵抗を接続することにより 出力電圧を 0.8V~6.6V の範囲で任意の電圧に設定する事ができます 但し 設定する出力電圧によって 入力電圧範囲が異なりますのでご注意ください 詳しくは 4-1 項 電気的特性 にてご確認ください TRIM 端子がオープンの場合 出力電圧は 0.8V±2.5%(Iout = 0A) です 図 9 のように TRIM 端子と GND 端子間に抵抗を接続することによって 出力電圧 を可変します 出力電圧設定抵抗 RTRIM は下式で算出します R TRIM 7 1 ( 0.8) kω 8 TRIM 5 RLoad 例 ) を 3.3V に設定する場合の RTRIM は GND 2, 7, 9 RTRIM R TRIM 7 1 1.8 kω (3.3 0.8) と求められます 図 9 外部抵抗を算出した後 出力電圧の確認および抵抗値の調整を行って下さい RTRIM の公差は出力電圧の公差に影響します 出力電圧設定の代表例表 5 RTRIM E24 系列の抵抗を使用した場合の (V) [kω] RTRIM 近似値 [kω] 0.8 OPEN - 1.0 34.000 33.0 + 1.0 1.2 16.500 15.0 + 1.5 1.5 9.000 7.5 + 1.5 1.8 6.000 3.0 + 3.0 2.0 4.833 4.7 + 0.13 2.5 3.118 3.0 + 0.12 3.3 1.800 1.8 5.0 0.667 0.62 + 0.047 5.5 0.489 0.47 + 0.018 6.0 0.346 0.33 + 0.016 6.6 0.207 0.18 + 0.027 近似値のため は本表の値から若干ずれが生じます 8

7.Power Good 機能本製品は Power Good 信号出力機能を有しています Power Good 信号は出力電圧の状態を示す信号で Power Good 端子より出力されます Power Good 信号はオープンドレイン出力で 出力電圧が確定していない状態では Low となります Power Good 機能をご使用になる際には Power Good 端子を入力 出力 外部電源等にプルアップして使用することができますが High 時に Power Good 端子の電圧が 5.0V を超えないようにしてください また Low 時のシンク電流が 5mA を超えないようにしてください 出力電圧が 出力電圧設定値の 88%typ. 以上で Power Good 信号は Open(High ハイインピーダンス ) となります また 出力電圧が上記設定値未満の時 Power Good 信号は Low となります 注意 パワーグッド信号は入力電圧を印加していない状態では High となります Power Good 端子は内部に ESD 保護を目的としたダイオードが設けられております 入力電圧が印加されていない状態で Power Good 端子に電圧が印加されますと Power Good 端子からダイオードを通して入力側へ電流が流れます 入力電圧がコントロール IC 起動開始電圧 ( 約 1.5V) に達する迄 Power Good 端子電圧は入力電圧に対しダイオードの Vf( 約 0.72V) 分 高い電圧で推移します Power Good 機能をご使用にならない場合は Power Good 端子をオープンとしてください 8. 過熱検出機能本製品は悪条件下で使用し 過熱状態になると 自動的に停止します 安全な温度になると自動的に復帰します ( 自動リセット ) 9. 過電流保護機能本製品には過電流保護回路が内蔵されており 出力の過電流及び短絡に対し自己保護を行います 過電流状態になると パルス - バイ - パルス HICCUP モードになり 過電流状態が解除されると出力電圧は通常の値に戻ります ( 自動リセット ) 過電流状態や負荷短絡状態を長時間保持する事はコンバータの破損につながりますので避けてください 10. 温度ディレーティング本製品は広い温度範囲で動作しますが 周囲温度が高い場合には適切な放熱による冷却が必要となります 10-3 項温度ディレーティングカーブはコンバータを適切に使用し熱設計を支援するものです 確実な冷却の為には実際の使用環境で測定することをお勧めします 特に実使用上の負荷が温度ディレーティングの最大値に近い場合は測定が必要です ご使用の際には 部品温度は 120 C を超えないように注意してください 図 10 に温度測定部品を示します 図 12 から図 15 は 指定された環境温度の条件下における最大出力電流を表しています また コンバータは水平に設置しており 風向きは図 11 の通りです なお 空冷条件については 100LFM 0.5m/sec です 9

最大出力電流 任意の条件下における最大出力電流値は 1 又は 2 のいずれか電流値の小さい方の値となります 1 図 10 にて コントロール IC 又はチョークコイルのいずれかの温度が 120 C に到達した時点の出力電流値 2 コンバータの公称定格電流値 測定条件 本温度ディレーティングカーブは 次の条件により規定しております 基板 : サイズ 110 100mm t1.6 4 層 ( 銅箔厚内層 70μm 外層 70μm) 10-1. 温度測定ポイント 10-2. 温度ディレーティング風冷方向 温度測定部品 コントロール IC Airflow (4) (5) (4) (5) (1) (8) チョークコイル (1) (8) 図 10 図 11 10-3. 温度ディレーティングカーブ ( 参考データ ) 400LFM 200LFM NC(50LFM) 400LFM 200LFM NC(50LFM) 図 12 条件 : =12.0V, Vo=6.6V 図 13 条件 : =12.0V, Vo=3.3V 400LFM 200LFM NC(50LFM) 400LFM 200LFM NC(50LFM) 図 14 条件 : =12.0V, Vo=1.8V 図 15 条件 : =12.0V, Vo=0.8V 10

11. 入力電源の逆接続防止方法 ( 例 ) 本製品の入出力間は非絶縁型で正極性を正極性へステップダウンさせる DC/DC コンバータです 誤って入力の極性を逆接続しますと製品は破損します 逆接続の恐れがある場合には 下図のように保護回路を付加して下さい 下図はヒューズとダイオードを用いた例です 供給側の電源はヒューズを溶断できる容量を持たせてください Fuse 1 8 + D1 Cin 3 ON/OFF GND TRIM 5 R1 Cout Load 2, 7, 9 図 16 12. 過電圧保護回路 ( 例 ) 本製品には 過電圧保護回路が内蔵されておりません 本製品内部のスイッチ素子がショートモードで破損した場合 DC 入力電圧がそのまま出力に現れます 従って 万が一の過電圧モードの破損に備えて 下図のような入力遮断回路を付加してください Fuse 1 8 + SCR Cin 3 5 Cout 過電圧 ON/OFF TRIM GND 検出回路 R1 Load 2, 7, 9 図 17 1 過電圧モードで破損の場合 ON/OFF 制御は機能しません 2 供給電源側に ON/OFF 機能がある場合はこれを利用することができます 3 供給側の DC 電源にはヒューズを溶断できるだけの容量を持たせて下さい 11

13. 実装条件本製品はリフロー法による半田付けに対応しております フロー半田付けはできません リフロー温度プロファイルは下図 ( 図 18) の通りです リフロー回数は 2 回以内を推奨いたします 20~40sec Temp.[ ] 250 217 200 150 Preheat Zone 60~180sec Critical Zone 217 ~ 250 Ramp-down Rate 6 /sec max. 60~150sec 25 Ramp-up Rate 3 /sec max. Time 25 to Peak 8min max. Time[sec] 図 18 フロー温度プロファイル ( 鉛フリー ) 実装に関する注意事項 1. リフロー時には振動を与えないでください コンバータを構成する部品が移動する場合 がございます 2. 本製品を基板搭載後に 搭載された基板を裏返しての再リフローは出来ません 3. 全ての温度は製品の上面側 部品の表面を測定しております 4. 推奨する鉛フリー半田は Sn/Ag/Cu です 5. 推奨半田付け条件以外で半田付けする場合 製品の信頼性に影響を及ぼす可能性があり ます 14. 洗浄について本製品は 丸洗い洗浄できません 無洗浄フラックスを推奨いたします 保証範囲外 どうしても洗浄の必要がある場合は 下記懸念事項を考慮された上で お客様にて十分な検証試験を実施した上でお使いいただけますようお願い致します 部品の隙間から入り込んだ洗浄液が長期間残る可能性があります 従いまして 洗浄後は洗浄液が残らないよう 十分に乾燥を行った上でご使用ください 洗浄液によっては 部品表示が消える恐れがあります なお 超音波洗浄につきましては 搭載部品に影響を及ぼす恐れがございますので 実施しないでください 12

15. 実装前の保管条件など本製品は JEDEC MSL レベル 3 になりますので 下記要領で防湿管理を行ってください 15-1. 未開封状態 温度 -5~50 C 湿度 85%R.H. 以下 ( 結露しないこと ) で保管してください 保管期限は上記条件にて 6 ヶ月です 15-2. 開封後 開封後は 温度 30 C 未満 湿度 60%R.H. 未満にて 168 時間以内に実装してください 開封後 上記条件を超えた場合にはリフロー前にベーキング (120~125 24 時間以上 Dry な状態 ) が必要になります なお 梱包 ( テープ ) はベーキングに対応しておりませんので ベーキングが必要な場合には製品単体にて行ってください 13

16. 梱包形体 荷姿 style of packaging テープ & リール防湿パッケージ 標準収納数量 No. of pcs 500 個 / リール ( 員数が 500 個を下回る場合は梱包方法が異なります ) 17. 吸着位置とテープ リール 1Pin 図 19 吸着位置 (from board edge) 図 20 テープ寸法 リール寸法 単位 :mm (inches) 14

1 8. ご使用上の注意事項本製品を御使用の際にはお客様の安全を確保する為に仕様をご覧になり 下記の注意事項を必ず守って御使用ください 本製品は一般電子機器 ( 事務機 通信機器 測定機器 ) に使用されることを意図としております 本製品の破損が直接人命 財産に影響を与える恐れの有る医療機器 原子力機器 列車などには使用しないでください 一般電子機器以外に使用される場合には弊社までご確認ください 本製品は直列運転 並列運転はできません 本製品の実装には コネクタ ソケットを使用しないでください 接触抵抗の影響で性能を満足できない場合があります プリント基板への実装は半田付にて実施ください 本製品には過電流 短絡保護回路が内蔵されておりますが 長時間の過電流状態は故障の原因になりますので 避けてください 本製品を規格外の電気的条件や 温度等の環境条件で使用した場合には破損することがあります 必ず規格内で御使用ください 本製品は 腐食性ガスが発生する場所や塵埃の影響を受ける場所での保管 ご使用は避けてください 静電気により破損する恐れがあります 作業者に帯電した静電気は接地放電させ 静電対策された環境で作業してください 本製品はヒューズを内蔵しておりません アブノーマル時 入力に過大電流が流れた場合の保護として 入力のプラスラインにヒューズを接続してください 供給電源はヒューズを切断できる容量を持たせてください 本製品は過電圧保護回路を内蔵しておりません モジュール内の異常で過電圧が発生した場合 入力電圧がそのまま出力に現れるモードがあり 発煙 発火の原因になります これらを防止する為に必ず過電圧保護回路を付加してください 本製品には試験成績書は添付されません 1 9. 保証本製品の保証期間は 1 年間となっております 保証期間中に弊社の設計 製造上の要因で 不具合を生じた場合には 無償にて修理又は良品と交換させていただきます 但し 内部を改造等された製品につきましては保証できません また 本製品の保証範囲は当該製品の範囲となります 15