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き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

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名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

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1 制の緩和 1 この規定の適用による隣地との関係等による緩和に関する措置は 次の各号に定めるとこ ろによる ただし イの規定については 北側の前面道路又は隣地との関係についての建築 物の各部分のさの 以下 斜線型さ制 という が定められている場合に おいて そのさを算定するときにる ア北側の前面道

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隣地境界線126 第 3 章消防用設備等の設置単位 さいたま市消防用設備等に関する審査基準 消防用設備等の設置単位消防用設備等の設置単位は 建築物 ( 屋根及び柱又は壁を有するものをいう 以下同じ ) である防火対象物については 特段の規定 ( 政令第 8 条 第 9 条 第 9 条の

法第 34 条第 1 号審査基準 1 開発区域開発区域は 草加市開発事業等の手続及び基準等に関する条例 ( 平成 17 年条例第 8 号 ) 別表第 3 都計法第 34 条第 12 号の規定により定める開発行為の部第 1 号アに規定する既存の集落内に存すること 2 予定建築物予定建築物の用途及び規模

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大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

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第 5 章都市計画法第 43 条の適用が除外される建築 ( 建設 ) 行為等 法第 43 条何人も 市街化調整区域のうち開発許可を受けた開発区域以外の区域内においては 都道府県知事の許可を受けなければ 第 29 条第 1 項第 2 号若しくは第 3 号に規定する建築物以外の建築物を新築し 又は第一種特定工作物を新設してはならず また 建築物を改築し 又はその用途を変更して同項第 2 号若しくは第 3 号に規定する建築物以外の建築物としてはならない ただし 次に掲げる建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設については この限りでない 一都市計画事業の施行として行う建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設二非常災害のため必要な応急措置として行う建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設三仮設建築物の新築四第 29 条第 1 項第 9 号に掲げる開発行為その他の政令で定める開発行為が行われた土地の区域内において行う建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設五通常の管理行為 軽易な行為その他の行為で政令で定めるもの 2 前項の規定による許可の基準は 第 33 条及び第 34 条に規定する開発許可の基準の例に準じて 政令で定める 3 国又は都道府県等が行う第 1 項本文の建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設 ( 同項各号に掲げるものを除く ) については 当該国の機関又は都道府県等と都道府県知事との協議が成立することをもつて 同項の許可があつたものとみなす 令第 34 条法第 43 条第 1 項第 4 号の政令で定める開発行為は 次に掲げるものとする 一法第 29 条第 1 項第 4 号から第 9 号までに掲げる開発行為二旧住宅地造成事業に関する法律 ( 昭和 39 年法律第 160 号 ) 第 4 条の認可を受けた住宅地造成事業の施行として行う開発行為 令第 35 条法第 43 条第 1 項第 5 号の政令で定める行為は 次に掲げるものとする 一既存の建築物の敷地内において行う車庫 物置その他これらに類する附属建築物の建築二建築物の改築又は用途の変更で当該改築又は用途の変更に係る床面積の合計が10 平方メートル以内であるもの三主として当該建築物の周辺の市街化調整区域内に居住している者の日常生活のため必要な物品の販売 加工 修理等の業務を営む店舗 事業場その他これらの業務の用に供する建築物で その延べ面積が50 平方メートル以内のもの ( これらの業務の用に供する部分 - 44 -

の延べ面積が全体の延べ面積の50パーセント以上のものに限る ) の新築で 当該市街化調整区域内に居住している者が自ら当該業務を営むために行うもの四土木事業その他の事業に一時的に使用するための第一種特定工作物の新設 [ 審査基準 1] Ⅲ-7 法第 34 条第 14 号関係 (9) 既存建築物の建替 ( 前略 ) なお 建替後の床面積の合計が従前の建築物の床面積の合計の1.5 倍以下であるものについては 従前の構造及び用途がほぼ同一であれば 許可を要しない 改築 として取り扱って差し支えないと考えられる [ 審査基準 2] 本条の規制の内容は 開発行為についての市街化調整区域内での規制とほぼ同様のものとなって おり 適用が除外される行為の範囲は 法第 29 条第 1 項ただし書の行為に準じるものである 本条の適用が除外される行為には 次に掲げるものが該当する 1 法第 43 条第 1 項柱書及び同項各号に掲げられている建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設 (1) 農林漁業用施設等の新築等 法第 43 条第 1 項柱書 法第 29 条第 1 項第 2 号に規定する建築物の新築等は 本条の適用が除外されている なお 法第 29 条第 1 項第 2 号に規定する建築物に関する審査基準は 本編第 3 章第 2 節に記載している (2) 公益施設の新築等 法第 43 条第 1 項柱書 法第 29 条第 1 項第 3 号に規定する建築物の新築等は 本条の適用が除外されている なお 法第 29 条第 1 項第 3 号に規定する建築物に関する審査基準は 本編第 3 章第 3 節に記載している (3) 都市計画事業の施行として行う新築等 法第 43 条第 1 項第 1 号 都市計画の決定を経て 事業の認可を受けて行う建築物又は第一種特定工作物の新築等は 本条の適用が除外されている (4) 非常災害のため必要な応急措置として行う新築等 法第 43 条第 1 項第 2 号 本号にいう非常災害とは 社会通念上一定の土地の区域で発生する災害をいい 必要とされる建築物等の応急性と臨時性に着目して適用する したがって 建築基準法第 85 条第 1 項第 1 号及び第 2 号に掲げる建築物等の新築等は 本条の適用が除外される - 45 -

(5) 仮設建築物の新築 法第 43 条第 1 項第 3 号 本号にいう仮設建築物とは 建築基準法第 85 条第 2 項に規定する工事を施工するために現場に設ける事務所 下小屋 材料置場等の仮設建築物及び同条第 5 項に規定する仮設建築物とする (6) 一定の開発行為が行われた土地の区域内における建築等 法第 43 条第 1 項第 4 号 令第 34 条 次に掲げる開発行為が行われた土地の区域内における新築等は 本条の適用が除外されている ア公有水面埋立法第 2 条第 1 項の免許を受けた埋立地であって まだ同法第 22 条第 2 項の告示がないものにおいて行われた開発行為 法第 29 条第 1 項第 9 号 イ都市計画事業の施行として行われた開発行為 法第 29 条第 1 項第 4 号 ウ土地区画整理事業の施行として行われた開発行為 法第 29 条第 1 項第 5 号 エ市街地再開発事業の施行として行われた開発行為 法第 29 条第 1 項第 6 号 オ住宅街区整備事業の施行として行われた開発行為 法第 29 条第 1 項第 7 号 カ旧住宅地造成事業に関する法律の認可を受けその施行として行われた開発行為 令第 34 条第 2 号 (7) 通常の管理行為 軽易な行為等 法第 43 条第 1 項第 5 号 令第 35 条 通常の管理行為や軽易な行為等であるとして 令第 35 条各号に規定する建築行為等は 本条の適用が除外される ア附属建築物の建築 令第 35 条第 1 号 本号にいう附属建築物とは 主体となる建築物と同一敷地内に機能上関連し用途上不可分となる別棟の従属する建築物をいう なお 本号は 次頁 2 建築物の増築 に包含して運用している イ小規模な建築物の改築又は用途の変更 令第 35 条第 2 号 本号のうち 建築物の改築でその改築に係る床面積が10 平方メートル以内のものは 3 建築物の用途の変更を伴わない改築 に包含して運用している ウ小規模な日常生活に必要な物品の販売店舗等 令第 35 条第 3 号 本号に規定する建築物は 令第 36 条第 1 項第 3 号イのうち法第 34 条第 1 号に該当する建築物のうち さらに建築行為の主体 立地 業種及び規模を限定したものである なお その審査基準は 本編第 3 章第 11 節に記載する令第 22 条第 6 号の審査基準を準用する エ第一種特定工作物の臨時的建設 令第 35 条第 4 号 土木事業その他の事業に一時的に使用するための第一種特定工作物とは 建築基準法施行令第 138 条第 3 項括弧書きの 土木事業その他の事業に一時的に使用するためにその事業中臨時にあるもの の用に供する第一種特定工作物とする 2 建築物の増築既存建築物の従前の敷地内で延べ面積を増加させる行為のうち 従前の建築物と規模 構造が著しく異ならないものは 増築であるので 本条の適用が除外される なお 従前の建築物と規模が著しく異ならないとは 次の各号のいずれかに該当するものとす - 46 -

る (1) 住宅で 増加床面積が従前の100パーセント以下又は増加後の床面積の合計が280 平方メートル以下であるもの (2) 住宅以外の用途のもので 増加床面積が従前の100パーセント以下であるもの < 留意事項 > 住宅とは 自己用独立住宅 ( 延べ面積の 2 分の 1 以上を居住の用に供し かつ それ以外の部 分の床面積の合計が 50 平方メートル以下である併用住宅を含む ) をいう 以下同じ 3 建築物の用途の変更を伴わない改築既存建築物の全部若しくは一部を除却し 又はこれらの部分が災害等によって滅失した後引き続き同一敷地内において従前の建築物と同一の用途の建築物を建てることのうち 次の各号のいずれかに該当するものは 用途の変更を伴わない改築であるので 本条の適用が除外される (1) 住宅で 次に掲げる内容のすべてに該当するもの ア建替後の床面積の合計が 従前の150パーセント以下又は280 平方メートル以下であるものイ階数が 従前以下又は2 以下であるもの (2) 住宅以外の用途のもので 次に掲げる内容のすべてに該当するもの ア建替後の床面積の合計が 従前の150パーセント以下であるものイ階数が 従前以下であるもの なお 法第 29 条第 1 項各号と法第 43 条柱書及び同条各号に規定する各施設又は行為に関し て それぞれの条文の対照を ( 表 -4) に掲げるので 参考とされたい - 47 -

表 -4 適用除外対照表 ( 参考 ) 開発行為について 建築 ( 建設 ) 行為等について 法第 29 条第 1 項各号 法第 43 条柱書及び同条各号 ( 開発許可不要 ) ( 法第 43 条第 1 項の許可不 要 ) 市街化区域の小規模な開発行為 法 29 条 1 項 1 号 市街化調整区域の農林漁業用 法 29 条 1 項 2 号 法 43 条 1 項柱書 施設等の開発行為等 公益施設の開発行為等法 29 条 1 項 3 号法 43 条 1 項柱書 都市計画事業の施行として行 法 29 条 1 項 4 号 法 43 条 1 項 1 号 う開発行為等 土地区画整理事業の施行とし 法 29 条 1 項 5 号 令 34 条 1 号 ( 法 43 条 1 項 4 号 ) 市街地再開発事業の施行とし 法 29 条 1 項 6 号 令 34 条 1 号 ( 法 43 条 1 項 4 号 ) 住宅街区整備事業の施行とし 法 29 条 1 項 7 号 令 34 条 1 号 ( 法 43 条 1 項 4 号 ) 公有水面埋立事業区域におけ 法 29 条 1 項 9 号 法 43 条 1 項 4 号 る開発行為等 非常災害のため必要な応急措 法 29 条 1 項 10 号 法 43 条 1 項 2 号 置とし 仮設建築物等のための開発行 令 22 条 1 号 ( 法 29 条 1 項 11 法 43 条 1 項 3 号 為等 号 ) 令 35 条 4 号 ( 法 43 条 1 項 5 号 ) 附属建築物のための開発行為 令 22 条 2 号 ( 法 29 条 1 項 11 令 35 条 1 号 ( 法 43 条 1 項 5 号 ) 等 号 ) 小規模な増築のための開発行 令 22 条 3 号 ( 法 29 条 1 項 11 S45.6.16 建設省神計宅開発第 為等 号 ) 13 号参照 用途の変更を伴わない改築の 令 22 条 4 号 ( 法 29 条 1 項 11 S57.7.16 建設省計民発第 31 号 ための開発行為等 号 ) 参照 小規模な改築又は用途の変更 令 22 条 5 号 ( 法 29 条 1 項 11 令 35 条 2 号 ( 法 43 条 1 項 5 号 ) のための開発行為等 号 ) 市街化調整区域の小規模な日 令 22 条 6 号 ( 法 29 条 1 項 11 常生活に必要な物品の販売店 号 ) 令 35 条 3 号 ( 法 43 条 1 項 5 号 ) 舗等のための開発行為等 - 48 -