1 2013 年度 決算説明会 2014 年 5 月 20 日 日本合成化学工業株式会社
2 2013 年度概況と 2014 年度予想
3 2013 年度業績と年間配当金 億円 1,400 1,200 1,000 800 600 400 200 0 売上高 2013 年度の年間配当金は 18 円の予定 100 71 912 872 919 118 148 (162) 1,002 (1,111) 営業利益 10 年度 11 年度 12 年度 13 年度 14 年度 売上高 営業利益 経常利益は過去最高値 () は連結子会社の決算期変更の影響額を含む数値 億円 210 180 150 120 90 60 30 0
4 2014 年度業績予想と年間配当金予想 億円 1,400 1,200 1,000 800 600 400 200 0 売上高 2014 年度の年間配当金は 18 円の予定 100 71 912 872 919 118 148 (162) 1,002 (1,111) 営業利益 158 1,090 10 年度 11 年度 12 年度 13 年度 14 年度 12 ヶ月ベースの比較では増収増益 () は連結子会社の決算期変更の影響額を含む数値 億円 210 180 150 120 90 60 30 0
5 中期経営計画 Double15 4 年目
6 中期経営計画 Double15 2015 年度達成目標 1) 売上高 1,300 億円 2) 営業利益 200 億円 3) 営業利益率 15% 以上 1. コア事業の積極拡大 2. 第三の柱構築 新製品開発の強化 3. 競争力強化 4. 海外展開の更なる拡大 5. 安全 品質 環境 コンプライアンスの堅持
中期経営計画 Double15 売上高 : 億円 1,600 1,200 800 400 売上高 1,009 営業利益 900 107 912 100 売上高 営業利益 872 71 1,300 億円 200 億円 158 148 919 1,002 1,090 118 営業利益 : 億円 200 1,300 200 150 100 50 0 43 08 年度 09 年度 10 年度 11 年度 12 年度 13 年度 14 年度 15 年度 ( 予想 ) ( 注意 )13 年度の数値は連結子会社の決算期変更の影響額を除いた数値 14 年度の数値は業績予想の数値です 0 7
Double15 の進捗 1 ソアノール :EVOH( エチレン ビニルアルコール共重合樹脂 ) 13 年度までの実績 生産能力の増強完了米国 2.0 2.3 万 t 英国 1.5 1.8 万 t 総計 4.5 5.1 万 t (+13%) 加工技術開発センターの機能拡充 きめ細かな技術フォローによる拡販 レトルト包装用途などの新用途開発 14 年度以降の施策 米国生産設備の新設 +1.5 万 t(14 年度 4Q) < 完成後生産能力 > 米国 2.3 万 t 3.8 万 t 総計 5.1 万 t 6.6 万 t (+29%) きめ細かな技術フォローの強化による拡販 レトルト包装用途のマーケティング開始 農業資材用途にも注力 8
9 Double15 の進捗 2 OPL フィルム : 光学用 PVOH( ポリビニルアルコール ) フィルム 13 年度までの実績 広幅生産設備の新設第 5 系列 +15 百万m2 ( 熊本 12 年 7 月 ) 30μ( 薄膜 ) 品の実需化 14 年度以降の施策 広幅生産設備の新設第 6 系列 +18 百万m2 ( 熊本 14 年度 1Q) < 現状生産能力 > 既存幅 55 百万m2 広幅合計 15 33 百万m2 70 88 百万m2 (+26%) 品質改良継続 20~15μ( 薄膜 ) 品開発中
Double15 の進捗 3 粘 接着樹脂 : コーポニール 紫外線硬化樹脂 紫光 エマルジョン モビニール 他 13 年度までの実績 コーポニール 液晶用途は順調に拡大 紫光 光学用途の需要増加 UV 粘着剤 高機能品の開発 拡販 モビニール 化粧品向けなどに機能性エマルジョン展開 14 年度以降の施策 アジア市場への販売実現 高機能品開発と設備増強 スマホ タブレットへの展開 UV 粘着剤 高機能品の更なる開発 拡販 中国での現地 OEM 生産製造部門を中央理化社と統合 シナジー効果創出 10
11 Double15 の進捗 4 ニチゴー G ポリマー 13 年度までの実績 水溶性不織布用途シンワ社と共同開発 生分解性 溶融成形性 ガスバリア性 易溶解性 耐薬品性を活かす開発 14 年度以降の施策 食品包装材料 エネルギー分野など 独自の特長を活かす用途実需化 ORGA : 光学プラスチックシート 量産設備 1 系列設置虹彩認証システム部材への採用 独自の特長を活かし 厚膜光学パネル タッチパネル用途を開発
12 Double15 の進捗 5 新製品開発 14 年度以降の施策 中央研究所に先端研究棟を建設 2014 年度 4Q に完成予定 クリーンルーム拡大 研究スペース拡大 開発効率アップ 最新機器導入により 新製品開発を迅速化
13 Double15 の進捗 6 環境対応 (CO 2 削減 省エネルギー コストダウン ) 13 年度までの実績 大垣工場都市ガスボイラー新設熊本工場バイオマスボイラー新設太陽光発電設備設置 不採算事業の整理 14 年度以降の施策 省資源 省エネルギー課題解決に向けた取り組みを継続 コスト競争力アップ ジケテン誘導品の一部 グリオキザール誘導品 ガムベース用樹脂などの事業撤退 集中と選択の実行
2013 年度業績 14
15 2013 年度トピックス 1. 減価償却方法の変更 当社と一部国内連結子会社の減価償却方法を定額法に統一減価償却費 9 億円減額 2. 重要な連結子会社の決算期変更 重要な国内外連結子会社 6 社の決算期末変更の影響額 (12 月末 3 月末 ) 売上高 +109 億円 営業利益 +14 億円 3. 過年度法人税等の見積もり計上 移転価格税制に基づく更正予定額約 26 億円 ( 取引内容 ) 米 英 ソアノール 製造子会社との技術料取引 ( 今後の予定 ) 異議申し立て及び二重課税排除のための二国間協議手続きを実施
16 連結業績の概要 ( 単位 : 億円 ) 12 年度 13 年度 増減 売上高 919 1,111 +191(+20.8%) 営業利益 118 162 +43(+36.9%) 営業利益率 12.9% 14.6% +1.7% 経常利益 123 167 +43(+35.0%) 当期純利益 81 80 1( 1.7%) 13 年度は連結子会社の決算期変更の影響額を含む数値
セグメント別業績の概要 (1) ( 単位 : 億円 ) 売上高 営業利益 12 年度 13 年度増減 12 年度 13 年度増減 合成樹脂 671 835 +164 118 164 +45 有機合成 206 237 +31 1 0 1 小計 877 1,073 +195 120 164 +44 その他 42 38 3 2 2 0 全社共通 - - - 3 4 1 総計 919 1,111 +191 118 162 +43 13 年度は連結子会社の決算期変更の影響額を含む数値 17
18 セグメント別業績の概要 (2) 合成樹脂 OPL フィルム 5 系品 ( 広幅品 ) の純増を含め対前年増加 ソアノール 数量は前年並みも円安により売上高は増加 粘 接着樹脂 紫光 は堅調も コーポニール は対前年減少 有機合成 工業薬品売買価格スプレッド悪化により損益悪化
19 営業利益の増減要因 ( 単位 : 億円 ) 180 160 140 120 100 12 年度営業利益 118 売値差 +15 原燃料 15 移動平均他 固定費 13 年度営業利益 数量差 +14 7 +22 162 決算期変更による増額分 +14 80 60 40 20 0
20 設備投資等 為替 ナフサ 12 年度 13 年度 増減 設備投資 104 202 +97 減価償却費 69 70 +1 研究開発費 36 37 +1 注 ) 設備投資は検収ベース US ドル 83 円 100 円 +17 円 ユーロ 107 円 134 円 +27 円 平均レート 国産ナフサ 57,500 円 67,300 円 +9,800 円 平均価格 ( 円 /KL) ( 単位 : 億円 )
貸借対照表 13 年 3 月末 14 年 3 月末 13 年 3 月末 14 年 3 月末 ( 単位 : 億円 ) 資産合計 流動資産負債合計 固定資産 増減 1,121 1,301 +179 負債純資産合計 純資産合計 増減 1,121 1,301 +179 570 569 1 467 533 +66 551 732 +180 654 767 +113 利益剰余金 +62 海外子会社期末レート ( 円 ) 13 年 3 月末 14 年 3 月末 増減 12 年 12 月末 14 年 3 月末 自己資本 654 767 +113 US$ 87 103 自己資本比率 58.3% 59.0% +0.7% 115 142 有利子負債残高 100 147 +47 D/Eレシオ 0.15 0.19 +0.04 * 総資産増加の内 為替影響は79 億円 21
22 キャッシュ フロー 営業活動によるキャッシュ フロー 163 141 投資活動によるキャッシュ フロー フリー キャッシュフロー 58 58 財務活動によるキャッシュ フロー 33 +19 現金及び現金同等物の増減額 ( 換算差含む ) +29 29 現金及び現金同等物の期末残高 86 57 12 年度 13 年度主な差異 税前利益差 +34 法人税等の支払額 36 105 200 固定資産取得 94 ( 単位 : 億円 )
2014 年度業績予想 23
24 設備投資等 為替 ナフサ 13 年度 14 年度 増減 設備投資 202 138 64 減価償却費 70 79 +8 研究開発費 37 40 +3 注 ) 設備投資は検収ベース US ドル 100 円 105 円 +5 円 ユーロ 134 円 142 円 +8 円 平均レート 国産ナフサ 67,300 円 72,000 円 +4,700 円 平均価格 ( 円 /KL) ( 単位 : 億円 )
連結業績の見通し 14 年度上半期 14 年度下半期 14 年度通期 売上高 530 560 1,090 営業利益 75 83 158 13 年度実績 1,002 (1,111) 148 (162) 12 年度実績 919 118 営業利益率 14.2% 14.8% 14.5% 14.8% 12.9% 経常利益 76 84 160 153 (167) ( 単位 : 億円 ) 123 当期純利益 48 54 102 70 (80) 81 当期純利益 / 株 49 円 28 銭 55 円 44 銭 104 円 72 銭 72 円 23 銭 83 円 75 銭 配当金 / 株 9 円 9 円 18 円 18 円 15 円 ( 数値 ) は連結子会社の決算期変更の影響額を含む数値 25
セグメント別業績の見通し ( 単位 : 億円 ) 売上高 営業利益 13 年度 ( 注 ) 14 年度増減 13 年度 ( 注 ) 14 年度増減 合成樹脂 750 812 +62 150 161 +11 有機合成 213 241 +28 0 0 0 小計 963 1,053 +90 150 161 +11 その他 38 36 2 2 1 1 全社共通 - - - 4 4 0 総計 1,002 1,090 +88 148 158 +10 13 年度は連結子会社の決算期変更の影響額を除いた数値 26
27 営業利益の増減要因 ( 単位 : 億円 ) 180 160 140 120 100 80 60 40 20 0 13 年度営業利益 148 売値差 +3 原燃料 9 数量差 +36 固定費 27 その他 +7 13 年度は連結子会社の決算期変更の影響額を除いた数値 14 年度営業利益 158
28 光学部材用粘着剤 コーポニール 紫光 の開発 スペシャリティ営業本部スペシャリティポリマー部
29 説明内容 1. スペシャリティポリマー部の位置付けと戦略 2. 戦略製品のご紹介 コーポニール ( アクリル溶剤系粘着剤 ) 紫光 (UV 硬化型樹脂 ) 3. 研究開発事例 誘電率制御型粘着剤 光学弾性 UV 硬化型粘着剤 4. まとめ
30 1. スペシャリティポリマー部の位置付けと戦略 当社のアクリル粘着剤 UV 技術の変遷有機合成化学を基盤技術とし 長年アクリル溶剤系とUV 硬化技術を研究開発 近年は光学用途にも注力し 国内外に広く採用されています 創業1927 有機合成化学 1980 コーポニール 溶剤系粘着剤 1963 コーポニール 溶剤系塗料 1989 紫光 塗料 インキ用 UV 樹脂 1992 偏光板用粘着剤 光学用途に注力 2002 紫光 粘着用 UV 樹脂 2007 タッチパネル用粘着剤 2010 光学用ハードコート UV 樹脂
1. スペシャリティポリマー部の位置付けと戦略 日本合成化学は テレビや PC モニターなどの FPD ( フラットパネルディスプレイ ) に使用される偏光板用光学粘着剤メーカーとして長い採用実績があり 偏光板用光学粘着剤の当社シェアは世界第二位です また今後も世界的に需要が拡大するとみられています 偏光板用粘着剤シェア 偏光板の需要予測 ( 面積 ) 250,000 200,000 AMOLED 面積 (1,000m2) 150,000 100,000 PDP LCD 50,000 当社推定 0 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 出展 2013 ディスプレイ関連市場の現状と将来展望 ( 富士キメラ総研 ) 31
2. 戦略製品のご紹介 スペシャリティポリマー部では この技術と実績を応用して 近年需要が拡大しているタッチパネルの部材の貼り合せに使用される 光学系透明粘着剤の材料開発 販売にも力を入れております (1,000m 2 ) 30,000 タッチパネル ( 総面積 ) 市場推移予測 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 出展 2013ディスプレイ関連市場の現状と将来展望 ( 富士キメラ総研 ) 32
33 2. 戦略製品のご紹介 スマートフォン タブレットに代表されるタッチパネルは 多層構造になっており 部材と部材を貼り合せる光学系透明粘着剤 (OCA もしくは OCR) に コーポニール や 紫光 が使われています 代表例 : アウトセル型 OCA=Optically Clear Adhesive OCR=Optically Clear Resin カバーガラス光学透明粘着剤 ITO( 透明導電性フィルム ) 光学透明粘着剤 LCD ( 液晶 )
34 2. 戦略製品のご紹介 タッチパネルディスプレイの成長には目を見張るものがあり 今後も消費者の要求を満たすために進化を続けることが予想されています 光学系透明粘着剤に求められる性能も構成部材や構成の進化に伴い さらに高度に複雑になると推測されています 高透明性高粘着力非腐食性 段差吸収 誘電率 耐湿熱白化性 耐発泡性 弾性率
35 3. 研究開発例 アクリル溶剤系粘着剤コーポニール 誘電率制御型粘着剤 ~ 粘着剤の力でタッチパネルの誤作動を防ぐ ~ デバイスの薄型化により 粘着剤も薄膜化 単純な粘着剤の薄膜化は静電容量値を変え 操作誤作動を引き起こすため 粘着剤に低誘電率化が求められる 独自技術により粘着剤の誘電率 * を自由に制御 かつ タッチパネル用光学透明粘着剤として求められる 光学特性 ( 透明性 耐久性など ) に優れる粘着剤を開発 提供しています * 誘電率 = 誘電体で誘電分極が生じる程度を表す物質定数
36 3. 研究開発例 UV 硬化樹脂紫光 光学弾性 UV 硬化型粘着剤 ~ タッチパネルディスプレイの薄型化と高性能化 ~ 光学弾性 UV 硬化樹脂は 弾性 * がありディスプレイに加わる衝撃を吸収するため 従来のエアーギャップ型に比べ ディスプレイを薄型化しパネルの強度向上に貢献 更に エアーギャップを光学樹脂で充填することで視認性 高コントラストを実現 当社技術で ニーズに合わせて弾性率を制御 エアーギャップ構造 カバーガラスエアーギャップ偏光板 LCDモジュール 光学弾性 UV 硬化型粘着剤構造 カバーガラス光学弾性 UV 硬化型粘着剤偏光板 LCDモジュール * 弾性 = 物体に外から力を加えれば変形し その力を取り除けば元の形に戻ろうとする性質
3. 研究開発例 スペシャリティポリマー部は この他にも 水蒸気バリア性粘着剤 コーポニール 紫光 耐熱マスキング用粘着剤 コーポニール 高屈曲ハードコート樹脂 紫光 など 光学分野で多岐にわたる用途展開を行っており トレンドに合わせた商品開発を行っております 使用例 水蒸気バリア性粘着剤 太陽光発電パネル 耐熱マスキング用粘着剤 偏光板用マスキングフィルム 高屈曲ハードコート樹脂 フレキシブル電子ペーパー 37
38 光学部材用粘着剤 コーポニール 紫光 売上高推移と目標 拡大する市場ニーズに合わせ 設備増強を計画しています 紫光 コーポニール 08 年度 09 年度 10 年度 11 年度 12 年度 13 年度 14 年度 15 年度 20 年度
39 < 参考 > 用語解説 OCA=Optically Clear Adhesive 一般的にアクリル溶剤系粘着剤 ( 当社製品 : コーポニール ) を材料として OCA テープが製造される OCR=Optically Clear Resin (LOCA=Liquid Optically Clear Adhesive とも呼ばれる ) 一般的に UV 硬化樹脂 ( 当社製品 : 紫光 ) を主原料とし 各種モノマーなどを配合して OCR (LOCA) が製造される
40 Solution by Chemistry 本資料に記載している金額は単位未満を切り捨てており その他 比率等につきましては単位未満を四捨五入しております また 第 1 四半期と第 2 四半期の 6 ヶ月間の累計期間を上半期 第 3 四半期と第 4 四半期の 6 ヶ月間の累計期間を下半期と記載しております 本資料中の業績予想 見通し等につきましては 現時点で入手可能な情報に基づき算出 記載しており 実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります
参考資料 41
製品系統図 42
43 事業セグメント PVOH 事業 合成樹脂 EVOH 事業 報告セグメント 粘 接着事業 有機合成 工業薬品事業 ファインケミカル事業 その他
44 PVOH( ポリビニルアルコール ) PVOH ゴーセノール TM 特性 水溶性 接着性 フィルム原料等 主な用途 ガラス PVOH ( 中間膜フィルムの原料 ) ガラス 自動車のフロントガラスの中間膜の原料として使用 PVOH 生産能力 水島工場 40,000 トン / 年 熊本工場 30,000 トン / 年 合 計 70,000 トン / 年 感熱紙やインクジェット紙など情報記録紙のコーティング 光学用途をはじめとする PVOH フィルムの原料
光学用 PVOH フィルム OPL フィルム TM OPL フィルム TM 偏光フィルムは 偏光子である OPL フィルム を保護フィルムで挟み 液晶パネルに貼るために接着加工したものです OPLフィルム生産能力 2003 年 1,200 万m2 / 年大垣工場 2005 年 1,300 万m2 / 年大垣工場 2008 年 1,500 万m2 / 年熊本工場 2009 年 1,500 万m2 / 年熊本工場 2012 年 1,500 万m2 / 年熊本工場 ( 超広幅対応設備 ) 2014 年 1,800 万m2 / 年熊本工場 ( 超広幅対応設備 ) 合計 8,800 万m2 / 年 45
46 EVOH( エチレン ヒ ニルアルコール共重合樹脂 ) EVOH ソアノール TM 特性 高ガスバリア性 保香性 透明性など ポリエチレン EVOH 主な用途 ポリオレフィン 接着樹脂 EVOH 接着樹脂 ポリオレフィン ナイロン EVOH ナイロン EVOH は食品の鮮度や作りたての美味しさを長期間保つ素材として使用されます EVOH の生産能力 水島工場 10,000 トン / 年 NOLTEX ( 米国 ) 23,000 トン / 年 NIPPON GOHSEI UK 18,000 トン / 年合計 51,000 トン / 年 *2014 年度第 4 四半期 NOLTEXに +15,000トン / 年を増設
47 粘 接着樹脂 ( スペシャリティポリマー ) コーポニール ( 液晶テレビ ) モビニール ( インクジェット印刷紙 ) TAC フィルム プロテクトテープ PVOH フィルム TAC フィルム 粘着剤 離型フィルム 液晶テレビ偏光板用粘着剤 高い耐久性 コロイダルシリカ複合により多孔質のフィルムを形成 インク受理性 鮮映性 発色性の向上 紫光 ( 機能性コーティング ) ニチゴーポリエスター ( 電子部材 ) プラスチック 光学フィルムハードコート剤 密着性と高硬度 FFC( フレキシブルフラットケーブル ) 接着樹脂 高い接着性と耐熱性
48 海外拠点 日本合成タイランド ( 販売 技術サービス ) ソアラス ( 販売 技術サービス ) 日本合成 UK (EVOH の生産 ) 日本合成化学 ノルテックス (EVOH の生産 ) 日本合成ヨーロッパ ( 販売 技術サービス ) 日之高 ( 上海 ) 商貿 ( 販売 技術サービス )
業績の概要通期業績 業績推移 単位 : 億円 09 年度 10 年度 11 年度 12 年度 13 年度 売上高 900 912 872 919 1,111 ( 合成樹脂 ) 650 649 615 671 835 ( 有機合成 ) 227 229 220 206 237 ( その他 ) 22 33 36 42 38 営業利益 107 100 71 118 162 ( 合成樹脂 ) 107 102 72 118 164 ( 有機合成 ) 2 1 0 1 0 ( その他 ) 0 2 2 2 2 ( 共通 ) 2 2 3 3 4 当期純利益 57 61 31 81 80 総資産 1,066 978 997 1,121 1,301 有利子負債 227 135 119 100 147 純資産 539 549 559 654 767 設備投資 51 67 97 104 202 減価償却費 67 65 64 69 70 1 株当たり当期純利益 59.06 62.94 32.38 83.75 82.32 1 株当たり純資産 538.54 564.07 574.83 671.84 788.11 配当金 10.0 12.0 12.0 15.0 18.0 株価 (3 月末 ) 643 513 509 839 741 為替レート 国産ナフサ価格 単位 : 09 年度 10 年度 11 年度 12 年度 13 年度 1$ 92.9 85.7 79.1 83.2 100.2 1 131.2 113.1 108.8 107.1 134.4 国産ナフサ 41,100 47,475 54,925 57,500 67,300 49
50 国産ナフサ価格 (2010/1Q~2014/1Q) 円 / KL 80,000 75,000 70,000 65,000 60,000 55,000 50,000 45,000 40,000 35,000 30,000 47,700 49,700 42,700 45,100 52,400 59,000 60,600 51,700 54,100 54,900 49,800 55,800 10/1Q 2Q 3Q 4Q 11/1Q 2Q 3Q 4Q 12/1Q 2Q 3Q 4Q 13/1Q 2Q 72,000 67,800 65,500 63,900 63,800 3Q 4Q 14/1Q
51 為替レート ($ )(2010/1Q~2014/1Q) 150 円 140 130 120 110 100 90 80 70 10/1Q 126 117 111 112 113 91 92 86 83 82 82 2Q 3Q 4Q 11/1Q 2Q 3Q 4Q 117 110 104 104 103 98 77 79 79 80 78 12/1Q 2Q 3Q 4Q 81 105 13/1Q 122 92 2Q 3Q 4Q 129 99 99 131 137 100 103 14/1Q 141
52 株式の状況 (2014 年 3 月 31 日現在 ) 株主構成 発行可能株式総数 154,944,000 株 発行済株式の総数 97,403,112 株 ( 自己株式 966,074 株を除く ) 株主数 5,112 名 順位 株主名 持株比率 1 三菱化学株式会社 50.9% 2 ステートストリートバンクアンドトラストカンパニー 3.6% 3 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 ( 信託口 ) 2.6% 4 ノーザントラストカンパニー (AVFC) アカウントノントリーテイー 1.3% 5 資産管理サービス信託銀行株式会社 ( 証券信託口 ) 1.3% 6 日本トラスティ サービス信託銀行株式会社 ( 信託口 ) 1.2% 7 株式会社みずほ銀行 1.2% 8 丸紅株式会社 1.0% 9 株式会社りそな銀行 0.9% 10 日本合成化学従業員持株会 0.8%