統計改革 最終取りまとめ 以降の経緯 統計改革推進会議 最終取りまとめ (H29.5 月 ) 今後の統計改革の具体的方針を取りまとめ 官民データ活用推進本計画 (H29.5 月閣議決定 ) 官民データ活用推進戦略会議の下に EBPM 推進委員会の設置を決定 骨太方針 2017(H29.6 月閣議決定

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資料 3 平成 28 年経済センサス - 活動調査の実施時期 経済センサス 活動調査は 我が国の全産業分野における事業所及び企業の経済活動の実態を全国及び地域別に明らかにするとともに 事業所及び企業を調査対象とする各種統計調査の精度向上に資する母集団情報を得ることを目的に 平成 24 年に総務省統計

構成 1 第 1 章 IoT 時代の新たな地域資源 1. IoT 時代の新たな地域資源とその可能性 2. 新たな地域資源の活用に向けた基本的視点 第 2 章地域におけるオープンデータ ビッグデータ利活用の推進 1. 地域におけるオープンデータ利活用の現状と課題 2. 地域におけるビッグデータ利活用の

資料 5 自治体クラウド推進 業務改革について 平成 27 年 9 月 14 日

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農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

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地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

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公的統計の改善に向けた提言

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

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全自病協第 582 号 平成 27 年 2 月 13 日 地方会議担当支部長様 公益社団法人全国自治体病院協議会 会長 邉見公雄 平成 27 年度地方会議における共通議題について 日頃から支部活動にご尽力をいただき感謝申し上げます さて 平成 27 年度地方会議における共通議題について 常務理事会で

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第3章 指導・監査等の実施

つに分けて契約した事態について内部牽制が機能していなかった イ 監査の状況 監事 監査室 経理課総務監査係等 公認会計士の各監査機関等において 監査対象の重複 漏れが極力生じないよう 各監査機関等が監査計画を調整するなどして 効率的 効果的な監 査を行うことが必要だが いずれの監査機関等も 本件の契

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01 【北海道】

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新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

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一防災 減災等に資する国土強靱化基本法案目次第一章総則 第一条 第七条 第二章基本方針等 第八条 第九条 第三章国土強靱化基本計画等 第十条 第十四条 第四章国土強靱化推進本部 第十五条 第二十五条 第五章雑則 第二十六条 第二十八条 附則第一章総則 目的 第一条この法律は 国民生活及び国民経済に甚

道州制基本法案(骨子)

研究内容 2016 年 9 月時点 自治体の協力を得つつ 国立教育政策研究所や外部の研究者 有識者により実証研究を実施 関連施策の費用と効果について把握 分析 研究テーマ実施主体研究内容 ( 学力 非認知能力等 ) 国立教育政策研究所 埼玉県 大阪府箕面市等 国立教育政策研究所等 都道府県 :6 程

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

活動指標及び 活動指標標準仕様書 導入手順書策定数 ( 改定を含む ) 活動見込 31 活動見込 2 活動指標及び 活動指標 RPA 補助事業の完了数 活動見込 31 活動見込 5 活動指標及び AI 実証地域の完了数 活動指標 活動見込 31 活動見

1 計画策定の背景と趣旨 昭和 56(1981) 年の 完全参加 をテーマとする 国際障害者年 を契機に, 障害者福祉は大きく変化しました 国では, 平成 5(1993) 年 3 月に 障害者対策に関する新長期計画 が策定され, 同年 12 月には 障害者基本法 * が施行されました 以後も, 平成

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制度見直しに関する主な方向性については 次の通り考えるものとする 1. ビッグデータ時代におけるパーソナルデータ利活用に向けた見直し 個人情報及びプライバシーの保護に配慮したパーソナルデータの利用 流通を促進するため 個人データを加工して個人が特定される可能性を低減したデータに関し 個人情報及びプラ

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スライド 1

資料3

2019 年度予算 ( 案 ) 概要 平成 30 年 12 月内閣官房

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資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省

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資料2 紙類の判断の基準等の設定に係る検討経緯について

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人材育成 に関するご意見 1) 独立行政法人情報通信研究機構富永構成員 1 ページ 2) KDDI 株式会社嶋谷構成員 8 ページ 資料 7-2-1

いる 〇また 障害者の権利に関する条約 においては 障害に基づくあらゆる差別を禁止するものとされている 〇一方 成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度 ( いわゆる欠格条項 ) については いわゆるノーマライゼーションやソーシャルインクルージョン ( 社会的包摂 ) を基本理念とする成年

1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

家計調査の改善に関するタスクフォース

Transcription:

資料 1 統計改革の推進 について 平成 3 0 年 1 月内閣官房統計改革推進室

統計改革 最終取りまとめ 以降の経緯 統計改革推進会議 最終取りまとめ (H29.5 月 ) 今後の統計改革の具体的方針を取りまとめ 官民データ活用推進本計画 (H29.5 月閣議決定 ) 官民データ活用推進戦略会議の下に EBPM 推進委員会の設置を決定 骨太方針 2017(H29.6 月閣議決定 ) 統計改革推進会議最終取りまとめ 等にづき 証拠にづく政策立案 (EBPM) と統計の改革を車の両輪として 一体的に推進 EBPM 推進委員会発足 (H29.8 月 ) 政府全体として EBPM を推進する体制として EBPM 推進委員会を設置 公的統計本計画の変更に係る統計委員会答申 (H29.12 月統計委員会 ) 統計改革推進会議最終取りまとめ 等を踏まえ 改革方策を具体化 1

統計改革の推進体制とスケジュール 統計改革推進会議 ( 議長 : 菅内閣官房長官 ) による 最終とりまとめ にづき 各般にわたる改革の推進体制を明確にしつつ スケジュールに沿って統計改革を着実に実行 政策 統計の改善 環境 盤の整備 統計改革推進会議 最終とりまとめ (H29.5 月 ) 1. EBPM( 証拠にづく政策立案 ) 推進体制の構築 2. GDP 統計を軸にした経済統計の改善 3. ユーザーの視点に立った統計システムの再構築 利活用促進 4. 統計業務 体制の見直し 盤強化等 ( 主担当 ) H29 年度行革事務局 EBPM 推進委 政府横断的なEBPM 推進を担う EBPM 推進委員会を設置 模範事例の作り込み 政策 施策 事務事業の各段階でのEBPMの推進 総務省 公的統計本計画の見直し GDP 統計の礎となる統計の改善 産業連関表の SUT 体系への移行 各種データの利活用促進 人材確保 育成等 総務省 統計法制の見直し 各種データの利活用促進 統計委員会の機能強化 フォローアップを通じて改革を進展 統計委員会 等 (H30.1.26) 行革 H30 年度 ~ 各府省に EBPM の取組を総括する責任者を設置 EBPM の実践 総務省 EBPM 委 統計委 公的統計本計画第 Ⅲ 期開始 新統計法制の施行 各府省における具体策の実施 統計委員会によるフォローアップ 2

EBPM の推進 証拠にづく政策立案 (EBPM) とは (1) 政策目的を明確化させ (2) その目的のため本当に効果が上がる行政手段は何かなど 政策の本的な枠組み を証拠にづいて明確にするための取組 限られた資源を有効に活用し 国民により信頼される行政を展開するために EBPM を推進する必要 最終取りまとめ で求められている主な課題 推進の要となる機能の整備 三本の矢 ( 行政事業レビュー 政策評価 経済 財政再生計画の点検 評価 ) を通じた EBPM の実践等 主な課題の取組状況 各府省の責任者等で構成する EBPM 推進委員会を設置し ( 平成 29 年 8 月 ) 政府を挙げた取組を推進 各府省における EBPM の取組を積極的に主導する 高いレベルの審議官級の推進体制を構築 ( 平成 30 年度に措置 ) 各府省が EBPM 事例の作り込み を実践し 行革事務局及び有識者がヒアリング 得られた示唆を各府省に共有 ( 平成 29 年 9 月 ~11 月 ) 秋のレビューにおける EBPM の試行的検証 の実施 ( 平成 29 年 11 月 ) 統計等データの提供等のためのガイドライン 人材の確保 育成等に関する方針 の策定 骨子を決定 ( 平成 29 年 12 月 ) 統計委員会とも連携の上 今年度末を目途に E BPM 推進委員会で決定予定 3

.GDP統計を軸にした経済統計の改善.ユーザーの視点に立った利活用促進統計システムの再構築と公的統計本計画の見直し等 ( 凡例 ) : 公的統計本計画 ( 答申 ) 法 : 統計法制の見直し予 : 予算 機構 定員措置 ( 政府案 ) 最終取りまとめ で求められている主な課題主な課題の取組状況21 より正確な景気判断に資する礎統計改善 GDP 統計の加工 推計手法改善に向けた取組 予 医療 教育の質の変化を反映した価格 ( デフレーター ) の把握手法に関する研究において方法論を整理し 今後の方向性を提示 四半期別 GDP 速報 (QE) における供給側推計値と需要側推計値の統合比率の見直しの実施 法人企業統計の一部早期化に向けた試験調査 (2019 年度 ~) に関する検討 2 生産面を中心に見直した GDP 統計への整備 予 統計委員会のもと SUT タスクフォースを設置し 新しい SUT 産業連関表の整備に向けた本的な方針を 2017 年 8 月に整理 取りまとめ 生産物分類の策定 ( サービス分野 :2018 年度 全分野 :2023 年度 ) に向け検討 サービス関連統計を統合した新調査の新設等 ビジネスサーベイの枠組みの創設に向け検討 (2019 年度に創設 ) 31 各種データを用いた統計的分析の推進 法 官民データの相互利活用促進のため 産官学連携の協議会を 2018 年度から開催すべく準備 幹統計の作成に有用な情報を保有する者 ( 国 地方 事業者等 ) が当該情報の提供等の協力を行うよう努める責務等を設けることについて 法改正を検討 2 社会全体における統計等データの利活用の促進 法予 次期 e-statを2018 年 1 月から公開し ユーザビリティを向上 調査票情報等のオンサイト利用の全国展開 利活用手続きのワンストップサービスに向けた盤整備を推進するとともに 調査票情報の提供対象拡大に向け検討 4

.報告者負担の軽減と統計業務 統計行政体制の見直し 業務効率化 盤強化公的統計本計画の見直し等 ( 続き ) 最終取りまとめ で求められている主な課題主な課題の取組状況41 報告者負担の軽減 法 2018 年度からのマンション管理関係団体等との連携強化に向け準備 ( 問合せ窓口を総務省に設置 定期的な意見交換会を開催等 ) 事業所母集団データベースの利用範囲等を拡大すること等により 統計調査等の重複排除を推進 ( 法改正を検討 ) 統計法にづく立入検査等を積極的に実施するため 対象となる統計調査 対象となる客体 必要な手順等に関する本的考え方を整理 2 統計業務の見直し 業務効率化及び各種統計の改善 官民コストを 3 年で 2 割削減する目標を実現するため 2017 年度内に各府省におけるコスト削減計画を策定予定 2017 年 12 月に棚卸しの具体的手法等を決定 2018 年度から実施すべく準備 3 統計行政体制の見直し 4 統計改革の推進のための盤強化 法予 統計委員会の機能強化に向け 法改正を検討 ( 委員会に幹事を設置 統計 統計制度の発達改善に関する本的事項の調査審議や 総務大臣等への勧告等を所掌事務に追加 ) 調査手法の見直し 高度化等の取組を行う都道府県に対する人的支援 都道府県別表章や地域統計の充実などの取組に対する技術的支援 統計調査員の能力向上 ( オンライン調査に関する説明能力 情報保護の徹底等 ) を図る研修等について 政府予算案に盛り込み 2017 年 12 月に人材の確保 育成等に係る方針の骨子を策定 2017 年度内に方針を策定予定 ( 統計人材の確保 育成 外部人材の活用 地方の支援等 統計に着目した取組を盛り込み ) 5

統計関連法制の見直し 統計改革推進会議 最終取りまとめ や 公的統計本計画の変更に関する統計委員会答申を踏まえ 提言された施策を実現するための法的措置について検討 統計法及び独立行政法人統計センター法の改正事項を精査して改正法案を作成し 今国会に提出できるよう 作業中 検討中の法改正の概要 1. 国 地方 民間の保有するデータ利活用の推進 1 公的統計の中核となる幹統計の作成に有用な情報を保有する事業者等が資料の提供等の協力を行うよう努める責務等の新設 2 事業所母集団データベースの情報を利用できる調査の拡大等 3 必要な情報保護規定の整備 2. 調査票情報の二次的利用の促進 1 調査票情報の提供対象の拡大 二次的利用の成果のオープン化 2 必要な情報保護規定の整備 3. 必要な体制整備等 1 政府の取組を一体的に進めるため 統計委員会の機能強化 2 統計委員会に 担当府省の統計部局を束ねて統計委員会との調整等を行う幹事を設置 3 ( 独 ) 統計センターが国等の委託を受けて 統計調査を実施することを可能とするとともに 調査票情報の提供等を行うための規定を整備 6

統計改革に関するリソース ( 平成 30 年度政府案 ) 統計改革に関する機構 政策立案過程総括審議官 ( 仮称 )( 各府省に設置 ) 統計委員会の機能強化 ( 幹事 ) 等 統計改革に関する定員 : 103 人 EBPM 推進体制の構築 GDP 統計を軸とした経済統計の改善 統計委員会の機能強化等 振替 時限定員含む 別途 定員合理化による削減あり 統計改革に関する予算 : 16.5 億円 政策効果の把握 分析手法の実証的共同研究 サービス新統計の創設に係る準備等経費 統計データの利活用の推進 オンライン研修等人材育成の充実等 統計改革のために新たに必要となる予算 7