拡張子 *.PRW 以外の変換方法 (AGP/AST シリーズへのアップグレード ) 初版 2008 年 12 月 1/23
目次 *.PRO という拡張子のバックアップデータがある... 3 *.MEM という拡張子のバックアップデータがある... 6 *.DXX という最初に D がある拡張子のバックアップデータがある... 9 *.GPM という拡張子のバックアップデータがある... 13.LXX という最初に L がある拡張子または *.MTM の拡張子のバックアップデータがある... 17 GP-PROEX での表示器の機種変更方法... 22 2/23
*.PRO という拡張子のバックアップデータがある 解説バックアップデータの拡張子には *.PRO が存在します 旧機種は GP70 シリーズのハードウェアであると考えられます また 旧機種の画面データが DOS 版の作画ソフトウェアで作成されたことが考えられます このバックアップデータは *.PRW データに変換することが可能です 3/23
変換手順 GP-Pro PB III を使うことにより *.PRW データに変換することができます 1. GP-ProPB III を起動する 2. [ 既存 ] を選ぶ 3. プロジェクトの選択で ファイルの種類を PRO に選択する 4. [ 開く ] を押すと 自動的に変換され 変換の終了を確認したら [ 閉じる ] を押します 5. 名前をつけて任意の場所に保存すると *.PRW データとして扱うことができます 4/23
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*.MEM という拡張子のバックアップデータがある 解説バックアップデータの拡張子には *.MEM が存在します 旧機種は GP2000 シリーズのハードウェアであると考えられます *.PRW の編集用のデータ以外に 実際の画面からバックアップデータを保存したことが考えられます このバックアップデータは *.PRW データに変換することが可能です 6/23
変換手順 GP-Pro PB III を使うことにより *.PRW データに変換することができます 1. GP-ProPB III を起動する 2. プロジェクトマネージャで [ フ ロシ ェクト (P)] から [ 画面の転送 (T)] を選択するか [ 転送 ] をクリックします または 画面エディタで [ 画面 (S)] から [ 画面の転送 (T)] を選択するか をクリックします 3. [ 転送 (T)] から [PRW ファイルの作成 (W)] を選択するか をクリックします 4. 参照先より変換元となるバックアップファイル (.MEM) を指定します 5. 参照先より変換先となるプロジェクトファイル (.prw) を指定し [ 作成 ] をクリックします 6. 変換先にプロジェクトファイル (.PRW) が作成されたら [OK] で閉じます 7/23
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*.Dxx という最初に D がある拡張子のバックアップデータがある 解説バックアップデータの拡張子に *.Dxx と [D] で始まるバックアップデータが存在します 旧機種は GP30 シリーズ GP50 シリーズまたは GP70 シリーズのハードウェアであると考えられます また 旧機種の画面データが DOS 版の作画ソフトウェアで作成されたことが考えられます このバックアップデータは *.PRW データに変換することが可能です 具体的には 下記のような拡張子が存在します.DL0.DL1.DL2.DL3.DL4.DL5.DL6.DL7.DL8.DL9.DLB.DLC.DLD.DLE.DLF.DLG.DLH.DLH.DLI.DLK.DLK.DLL.DLM.DLO.DLP.DLR.DLR.DLU.DLV.DLW.DLX.DLY.DNQ.DNS.DNT.DNU.DNV.DNW.DNX.DNY.DNZ.DO0.DOK.DON.DOU 上記の拡張子は PLC 接続機器の種類を意味します 接続している PLC 接続機器ごとに 異なる拡張子のバックアップデータがあります また画面のバックアップデータは 一つ一つの画面ごとに一つ一つのファイルという構成になります 9/23
変換手順 GP-Pro PB III に付属する専用ツール ファイルコンバータを使うことにより *.PRW データに変換することができます 1. GP-Pro PB III に付属の ファイルコンバータ を起動します 2. [ ファイル ] から [GPPRO2/3 の選択 ] をクリックします 3. 画面データを選択します 最初にフォルダを選択して 次に PLC タイプを選択し [ 全て追加 ] をクリッ クして ( 選択したファイルが変換元設定リストに表示されます ) OK を押します 10/23
4. 変換先の保存フォルダと GP タイプを指定します 最初に変換後の保存フォルダとプロジェクトファイ ル名を入力して 次に GP タイプ PLC タイプを指定し 最後に設定完了後 [OK] をクリックします 5. GP タイプは 暫定でご指定してください 旧機種が GP2*0( 例 GP230-SC11-24V) GP3*0 の場合は GP2300 をお選びください 旧機種が GP4*0( 例 GP430-EG11) GP5*0( 例 GP550-EG11) GP6** の場合は GP2400 もしくは GP2500 をお選びください 最終的にリプレースする先の AGP/AST シリーズに合わせて GP-ProEX で表示器の機種変更が可能です PLC タイプは 選択したファイルから 自動的に選択された状態になっています GP タイプと PLC タイプを選択した後 変換動作を実行します 11/23
6. [ 動作 ] [ 変換 ] をクリックすると変換を開始します 7. 以上でデータ変換は完了です 12/23
*.GPM という拡張子のバックアップデータがある 解説バックアップデータの拡張子には *.GPM が存在します 旧機種は GP10 シリーズのハードウェアであると考えられます また 旧機種の画面データが DOS 版の作画ソフトウェアで作成されたことが考えられます このバックアップデータは *.PRW データに変換することが可能です 13/23
変換手順 GP-Pro PB III に付属する専用ツール ファイルコンバータを使うことにより *.PRW データに変換するこ とができます 1. スタートボタンをクリックし [ プログラム (P)] [Pro-face] [ProPB3 C-Package03V7.0] の順にポイ ントし [2. ファイルコンバータ ] をクリックします 2. [ ファイル (F)] から [GPx10(GPM) ファイルの選択 (M)] を選択します またはのアイコンをクリックし ます 3. 以下のダイヤログボックスが表示されますので 変換したい GPM ファイルを選択 またはファイル 名を入力し OK をクリックします 14/23
4. 変換後の保存先フォルダとプロジェクトファイル名を入力し また GP タイプと接続機器も指定しま す 5. GP タイプは 暫定で GP2400 もしくは GP2500 をご指定してください 最終的にリプレースする先の AGP/AST シリーズに合わせて GP-ProEX で表示器の機種変更が可能です PLC タイプは お客様がご確認いただいた表示機との接続状況を下に 接続機器の一覧からお選びください もしここで選択する対象がわからない場合 カスタマーサポートにお問い合わせください 6. 確認したら OK をクリックします 変換元 変換先の設定を確認します 15/23
7. 確認したら [ 動作 (A)] [ 変換 (C)] を選択 またはのアイコンをクリックし 実行します 変換の 進行状況を表示します ステータスのところに終了と表示されれば変換完了です 16/23
.Lxx という最初に L がある拡張子または *.MTM の拡張子のバックアップデータがある 解説バックアップデータの拡張子に *.Lxx と [L] で始まるバックアップデータが存在します もしくは *.MTM の拡張子のバックアップデータが存在します 旧機種は GP10シリーズのハードウェアであると考えられます また 旧機種の画面データが DOS 版の作画ソフトウェアで作成されたことが考えられます これらの拡張子のバックアップデータは *.PRW データに変換することができません GP10 シリーズ本 体から画面データを受信する必要があります 具体的には 下記のような拡張子が存在します.MTM.L00.L0D.L01.L0B.L0I.L0H.L02.L03.L04.L05.L06.L09.L0A.L07.L08.L0G.L0E.L0F.L0K.LTG.L03.LMD.LS0.LS1 上記の拡張子は PLC 接続機器の種類を意味します 接続している PLC 接続機器ごとに 異なる拡張子のバックアップデータがあります また画面のバックアップデータは 一つ一つの画面ごとに一つ一つのファイルという構成になります 17/23
変換手順 GP10 シリーズから画面データを受信する必要があります GP-Pro PB III に付属する専用ツール ファイルコンバータを使うことにより *.GPM の拡張子の形式で受信することができます 受信が成功してから *.GPM を PRW に変換することができます 1. GP410 本体に専用キーボードを接続し キーボードの PF1 キーを押します 2. GP の画面がオフラインに切り替わりますので [ メインメニュー ] で [3] を選択します 3. [ 初期設定 ] 画面にて [1] を選択後 [RET] キーを押します 4. GP 本体の通信設定 (SIO の設定 ) が表示されます データ受信用の通信設定に変更しますので 必ず現在設定されている通信設定を控えてください SIO の設定伝送速度 :19200bps データ長 :7bit ストップビット :2bit パリティビット : 偶数制御方式 :DTR 変更しますか (YorN)? 5. データ受信用の通信設定を以下のように設定し [Y] キーを押し [RET] キーを押します 伝送速度 :9600bps データ長 :8bit ストップビット :1bit パリティビット : なし制御方式 :XON/XOF 18/23
6. [PF1] キーを押し [ メニュー画面 ] に戻ります 7. [ メインメニュー画面 ] で [2] を選択し [ パソコンとのデータ転送 ] を選択します 8. GP10 シリーズの SIO ポートとパソコンを RS232C のクロスケーブルで接続します 9. これで GP410からデータを受信する準備が完了しました 次に C-Package03 がインストールされたパソコンを起動し [ ファイルコンバータ ] を使って GP10 シリーズの画面を受信します 10. Windows のスタートボタンをクリックし [ プログラム (P)] [Pro-face] [ProPB3 C-Package03V7.0] の順にポイントし [2. ファイルコンバータ ] をクリックします 19/23
11. [ 転送 (T)] から [GPx10 から GPM ファイルを受信 (R)] を選択します またはのアイコンをクリック します 12. 受信したデータを保存する場所とファイル名を指定して 保存をクリックします 13. 通信設定を設定し [OK] をクリックします 通信設定については GP で設定した内容と同じ設定に してください 20/23
通信設定について GP で設定した内容と同じ設定にしてください 伝送速度 :9600bps データ長 :8bit ストップビット :1bit パリティビット : なし制御方式 :XON/XOF 14. [ はい ] をクリックして受信を開始します 15. これで GP10 シリーズのデータをパソコンで受信する作業の完了です 16. 本作業で保存された *. GPM バックアップデータを PRW 形式のバックアップデータに変換すること ができます *.GPM という拡張子のバックアップデータがある の変換手順をご覧ください 21/23
GP-ProEX での表示器の機種変更方法 解説 GP-ProEX では 表示器の機種変更が可能です 異なる解像度の機種に変更する際 解像度コンバート の機能を使うことによって 解像度にあわせて画面上の部品サイズや位置 文字サイズが自動調整されます 変換手順 [ 機種設定 ] -> [ 表示器変更 ] から 表示器の機種変更が可能です 1. 機種選定を選び 表示器変更を選んでください 2. 表示器変更から変換先の表示器型式を選んでください もし 変換先の表示器の解像度が変換元と異なる場合 解像度コンバート のチェックボックスが現れます 3. 解像度コンバート の機能を使って変換した場合 文字サイズや表示ドット数などの制限により 一部正しく変換できないものがあります 変換後は必ず画面確認を行ってください 22/23
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