目 次 1 適用範囲 1 2 基本材料 1,2 2.1 基板仕様 1,2 3 基板外形 2,3 3.1 寸法公差 反り ねじれ 3 4 パターン 4~7 4.1 ライン幅 ライン間隔 穴径 5,6 4.4 穴位置 フットプリント 7 5 ソルダレジスト

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プリント基板 製造基準書 第 1.0 版 2008 年 7 月 24 日

目 次 1 適用範囲 1 2 基本材料 1,2 2.1 基板仕様 1,2 3 基板外形 2,3 3.1 寸法公差 2 3.2 反り ねじれ 3 4 パターン 4~7 4.1 ライン幅 4 4.2 ライン間隔 4 4.3 穴径 5,6 4.4 穴位置 6 4.5 フットプリント 7 5 ソルダレジスト 8 5.1 色 8 5.2 基本条件 8 5.3 塗布基準 8,9 6 シルク印刷 9 7 表面処理 10 8 外形加工 10~12 8.1 ルーター切出 10 8.2 Vカット 11,12 8.3 ミシン目 13 9 外観 14,15 9.1 欠損 14,15 10 層構成 15 11 インピーダンスコントロール 16 12 ULマーク 16 13 注意事項 16 14 検査管理体制 17 15 出荷検査 18 資料 1 層構成値 層構成図 19~22 資料 2 層構成 設計推奨値 23~26

1 適用範囲 本基準書は株式会社キーストーンテクノロジーによって運営されるプリント基板ネット通販 プリント基板.net にて販売するプリント配線板に適用する (FR-4 基材を基準 ) 2 基本材料 2.1 基板仕様プリント基板.net にて提供する片面 (1 層 ) 両面(2 層 ) 4 層 6 層 8 層 10 層基板及び 銀スルーホール両面基板に対する仕様 基板材料 板厚 最小穴径 最小ランド径 FR-4: ガラス布エポキシ樹脂銅張積層板 CEM -3: ガラス布 / ガラス不織布エポキシ樹脂銅張積層板 FR-1: 耐熱性紙基材フェノール樹脂銅張積層板 ( 材料メーカーの指定はない ) 0.4mm,0.8mm,1.0mm,1.2mm,1.6mm,2.0mm,3.2mm 0.3mm 0.6mm 最小パターン幅 間隙 0.127mm 銅箔厚外層 ( 70μm 時は 0.15mm) 表面処理 表 2.1.1 表面処理なし, 半田レベラー, 半田レベラー ( 鉛フリー ), 無電解金フラッシュ ( 鉛フリー ), 電解金メッキ ( 鉛フリー ), 耐熱プリフラックス ( 鉛フリー ), 端子部のみ電解金メッキ, 耐熱プリフラックス ( 鉛フリー )+ 端子部のみ電解金メッキ, 半田レベラー ( 鉛フリー )+ 端子部のみ電解金メッキ レジスト ( 色 ) 緑, 赤, 青, 黄, 白, 黒, 透明 ( 部品面 半田面 ) シルク ( 色 ) 白, 黄, 黒 ( 部品面 半田面 ) 1/26

2.1.1 銅箔 銅箔は 99.5 % 以上の純度のもので, 厚さは次の通り 外層 :18μm( 公差 +8μm,-4μm) ( 公差 +10μm,-4μm) 70μm( 公差 +10μm,-7μm) 105 μm( 公差 +10μm,-10μm) 但し 最小線幅が 0.15mm 以下の場合は 18μm とする 内層 :18μm( 公差 +8μm,-4μm) ( 公差 +10μm,-5μm) 標準 片面 (1 層 ) 両面 (2 層 ): 外層 4 層 6 層 8 層 10 層 : 外層 18μm 内層 3 基板外形 3.1 寸法公差 3.1.1 外形寸法公差仕上り外形寸法公差は表 3.1.1による 外形寸法 100mm 以下 100mm を超えるもの 表 3.1.1 寸法公差 ±0.2mm 50mm までの寸法増加ごとに 0.1mm を加える 3.1.2 外形の形状 製品寸法は設計値で最小 10mm l0mm 最大 450mm 550mm とする ルーター加工機にて外形加工を行う 指示のない外形 90 角は R0.5 ~1.0mm とする場合がある また 外形より 1mm 以内に パターンがあると R をつけることができない場合がある 内 R 加工時のドリル径は 最小 Ф1.0mm とする 内 R 加工がされていない外形データは ドリル径 Ф1.0mm にて加工を行う 内 R 加工の寸法公差は ±0.2 mmとする 特殊形状の場合 規格内サイズであっても製造できない場合がある 外形寸法指示 小数点一桁 2/26

3.2 反り ねじれ縦横比率差が大きい細長い形状の基板や 多層基板で片面のみ銅箔面積が広いもの ( 部品面 半田面の膨張率と収縮率に差のある基板 ) は下記の基準対象外とする 3.2.1 そり製品の凸面が上になるように定盤を置き 定盤と製品の下面との距離を Hとし 製品の長手方向の長さを Lとしたとき表 3.2.1による 距離 0<L<300 mm L 300 mm 表 3.2.1 そり率 H/L 100 1.0 % H/L 100 1.5 % 図 3.2.1 3.2.2 ねじれ 定盤上においた製品の一端を定盤におさえて それと対角をなす点での定盤との距離間を ねじれ量 H とし 製品の対角線の長さを L としたとき表 3.2.2 による 距離 0<L<300 mm L 300 mm 表 3.2.2 ねじれ率 H/L 100 1.0 % H/L 100 1.5 % 図 3.2.2 3/26

4 パターン 4.1 ライン幅 最小ライン幅は 0.127mm とする 最小ライン幅 W は 図 4.1.1 による ライン幅公差は表 4.1.1 による 表 4.1.1 ライン幅 0.40mm W 0.127mm W<0.4mm 公差 ±0.15mm ±0.1mm W 図 4.1.1 4.2 ライン間隙 4.2.1 設計最小導体間隙と仕上り導体間隙の公差 設計最小導体間隙は 0.127mm 以上とする ( ライン - ライン間 ライン - ランド間 ランド - ランド間 ) 最小導体間隙の仕上り導体間隙公差は ±0.05mm とする 間隙 図 4.2.1 4.2.2 導体と板端との距離 導体と板端との距離は 信号層については 0.5mm 以上とし 電源 グラウンド層については 0.3mm 以上とする 4/26

4.3 穴径 4.3.1 最小穴径とランド 最小穴径 ( ノンスルーホール スルーホール共通 )Ф0.3mm 最小部品穴 Ф0.6mm 最小ランド ( 外層 内層共通 )Ф0.6mm 穴径公差は表 4.3.1 による スルーホール ノンスルーホール 表 4.3.1 穴径 Ф0.3 ~Ф1.5 Ф1.6 ~Ф6.0 Ф0.3 ~Ф6.1 Ф6.2 ~ ランド Ф0.6 ~ 公差 ±0.1 mm ±0.15 mm ±0.1 mm ±0.3 mm ±0.1 mm スルーホールの場合は穴径 +0.3mm 以上のランド径が必要 穴径とドリル刻みは表 4.3.2 による 穴径 表 4.3.2 ドリル径の刻み Ф0.3 ~0.55 0.3,0.35,0.4,0.45,0.5,0.55mm Ф0.6 ~4.0 0.6, 0.7,0.8,0.9 3.9 まで 0.1mm 刻み 穴間隙 スルーホールの場合 ノンスルーホールの場合 図 4.3.1 図 4.3.2 5/26

4.3.2 ランドとスルーホールの位置精度 図 4.3.3 図 4.3.4 図 4.3.5 D-d 0.6 の場合 W3 0.05mm W4 0.05mm W5 0.05mm W6 0.02mm 0.3 D-d<0.6 の場合 W3 0.03mm W4 0.02mm W5 0.02mm 6 0.02mm 4.4 穴位置 4.4.1 基準穴を除く指定穴間の位置精度 指定穴間の公差は表 4.4.1 による 表 4.4.1 穴間 指定穴間 <0mm 公差 ±0.15mm 50mm 指定穴間 <100mm±0.2mm 100mm 指定穴間 ±0.25mm 4.4.2 基準穴 基準穴ピッチ間公差 部品穴と基準穴の公差 :P±0.1mm :A±0.1mm 図 4.4.1 6/26

4.5 フットプリント 4.5.1 パットの中心間距離と公差 表 4.5.1 中心間距離 p,p1,p2 0.4mm 未満 0.4mm 以上 公差 ±0.03mm ±0.05mm 図 4.5.1 4.5.2 パッド幅の公差 パッド幅 W 表 4.5.2 0.1 W<0.2 0.2 W<0.4 0.4mm 以上 公差 ±0.05mm ±0.1mm ±0.15mm 図 4.5.2 図 4.5.2 7/26

5 ソルダレジスト 5.1 色色は緑 赤 青 黄 白 黒 透明とし 指示された面に印刷する レジストは通常 光沢仕様とし 黒色は別途指示があれば艶消し仕様も可 5.2 基本条件ソルダレジストは かすれ はがれ パッドへのかぶりがあってはならず かつ導体間にまたがるような気泡の混入があってはならない 5.3 塗布基準 5.3.1 ランドのレジストかぶり にじみ ( 部品面 ) A 0mm とする 図 5.3.1 スルーホール内への塗り込みは不可とする 但し ミニバイアスルーホールランド ( ランド径 0.6 0.7 等 ) の場合は スルーホール内への塗り込みは可とする ( 半田面 ) A 0.05 mmとする 但し ランド露出面積 ランド面積 70% 確保のこと 5.3.2 ライン間のレジスト塗布 ライン ライン間 ライン - ランド間 ライン - フットプリント間において 他方の側面が塗布されていれば もう片方の側面については塗布不問とする 図 5.3.2 上記の場合を除き パターン露出は不可とする 8/26

5.3.3 フットプリント部分のレジスト塗布 かぶり にじみ 長手方向は 0.1mm 以内 又 ランド面積が 90% 以上確保されていること フットプリント 幅に対しては表 5.3.1 による 図 5.3.3 フットプリント幅 W 表 5.3.1 1.0mm 以下 0.05mm 以内 1.1mm 以上 0.1mm 以内 5.3.4 フットプリント間へのレジスト塗布 レジスト塗布できる限度幅 ( 設計値 ) フットプリント間隙が設計値で 0.2mm 以上ある場合はレジストを塗布する 0.2mm 未満の 場合はレジスト抜き仕様とする 図 5.3.4 6 シルク印刷 色は白 黄 黒とし 指示された面に印刷する 字体は指定なしとする レジストデータに基づき シルクカットを行う 最小基準太さ 0.13mm 高さ 0.015mm シルク間隙 0.1mm とし それ以下はカスレやにじみ などで判読不可能な場合がある 標準 : 太さ 0.15mm 高さ 0.03mm 印刷位置ずれ公差は ±0.25mm とする 9/26

7 表面処理 下地銅めっきの露出なきこと 半田とソルダレジストとの境界部において導体が一部銅色に見える場合があるが これはレジス トインクのにじみにより レジスト薄膜の下の導体が銅色に見える現象であり 銅露出ではない とする 金フラッシュ ( 無電解メッキ ) 加工の金めっき厚は 0.05 μm( 公差 ±0.03 μm) ニッケル厚は 4.0 μm( 公差 ±1.0 μm) 金メッキ ( 電解メッキ ) 加工の金めっき厚は 0.076 μm( 公差 ±0.008 μm) ニッケル厚は 3.8 μ m( 公差 ±0.4 μm) 鉛フリー対応は 半田レベラー ( 鉛フリー ) 電解金メッキ 無電解金フラッシュ 耐熱プリフラ ックスとする 8 外形加工外形加工を行う場合は 支給データに基づき指示された加工を行う 8.1 ルーター切出基板送りピッチは 5mm とし ルーターで切り出す 図 8.1.1 10/26

8.2 V カット 直線に V 溝をもうけ 部品実装後に V 溝より基板を切り離して個々にする 板厚 0.8mm 1.0mm 1.2mm 2.0mm 以外は加工不可とする 8.2.1 角度 図 8.2.1 8.2.2 裏表の位置精度 図 8.2.2 8.2.3 V カット位置精度 図 8.2.3 基準点からの距離 100mm 以下 100mm 以上 表 8.2.1 公差 ±0.2mm 50mm の寸法増加ごとに 0.1mm を加える 11/26

8.2.4 切削深さ 図 8.2.4 t=0.5mm ±0.2mm 8.2.5 カット幅 図 8.2.5 W=0.5mm ±0.1 mm 12/26

8.3 ミシン目 穴はドリル スリットはルーターで加工する スリット幅は最小 2mm スリット間隙( 切り離し部 ) は最小 1mm とする ミシン目位置精度は表 8.3.1 による 図 8.3.1 図 8.3.2 基準点からの距離 100mm 以下 100mm 以上 表 8.3.1 公差 ±0.2mm 50mm の寸法増加ごとに 0.1mm を加える 図 8.3.3 13/26

9 外観 9.1 欠損 9.1.1 パターン パターン欠損の許容範囲 表 9.1.1 項 目 基 準 傷 打痕 導体及びランド上のものは 断線していないことそれ以外は機能上 問題がないこと ブリッジ 断線 ないこと 幅 5mm 以下の導体における 欠損部分 W( 欠け 空げき ピンホール等 ) の幅は 導体の欠損及び最小導体幅 導体幅の 1/3 以内とし 欠損による最小導体幅は 設計値の 2/3 以上とする 又 欠損部分の長さ L は 導体幅を超えてはならない 図 9.1.1 WD>A の場合 B=0.1mm A 以下とする WD<A の場合 B=0.2mm A 以下とする 但し 残銅の場合は 回路余剰 導体間隙が 1mm 以上の場合 幅 W は 導体間隙の 25% 以下 とする 又 長さLは導体間隙を超えては 図 9.1.2 ならない 14/26

9.1.2 ランドランド欠損の許容範囲 ( スルーホール / ノンスルーホール共通 ) 表 9.1.2 欠損部分 W( 欠け 空げき ピンホール等 ) の幅は ランドの欠損 ランド幅の 1/3 以内とする 又 欠損部分の長さ L はランド幅を超えてはならない ( 図 9.1.4) ランドの内周 にかかる欠損 ランドの内周における欠損部分 B( 欠け 空げき ピンホール等 ) の 幅は 内円周の 1/8 以内とする ( 図 9.1.5) ( ランドの欠損 ) L W L W b W b/3 L b 図 9.1.4 ( ランドの内周にかかる欠損 ) B B d B 1/8 (2πd)B 図 9.1.5 10 層構成 層構成については資料 1 層構成値 層構成図を参照のこと 15/26

11 インピーダンスコントロール 層構成及び設計推奨値については資料 2 を参照のこと 11.1 インピーダンスコントロールの対象 本書記載の 4 層 6 層 8 層 10 層基板で 信号配線を対象とし 部品用パッドやスルーホー ルは対象外とする 11.2 インピーダンスコントロール分類 シングルエンド伝送方式 (Zo) 差動伝送方式(Zdiff ) 11.3 層構成 パターン幅 パターン間隙 層構成 推奨パターン幅 パターン間隙は 資料 2 で設定の値を標準とする 標準以外の層構成で基板製造する場合は 層間厚 パターン幅 パターン間隙を求め直し 製造の可否を検討する必要があるので 事前に相談のこと 11.4 諸注意 インピーダンス対象配線は 他の配線から配線幅の 3 倍の間隔を保つよう配線する インピーダンス対象配線は専用の D コードで配線し D コード表若しくは別表に対象 D コード とインピーダンス値を明記のこと 指定インピーダンス値と設計仕様が対応していないデータは 製造不可とする場合がある 12 ULマーク製品が UL 安全規格に適合していることを示す ULマークの指定があり 表示位置の指示がない場合は任意の位置に印刷する 希望の表示位置 またはシルク禁止領域がある場合は別途指示にて対処する 13 注意事項 プリント配線版のお取り扱いに際しては 下記にご注意ください 反り 歪みが起こらないよう 平らな場所で保管してください 基板の保証期間は梱包状態にて出荷後 1 ケ月以内です 直射日光があたる場所や 温度 湿度の高い所での保管は避けてください 望ましい保管条件 は 温度 30 以下 湿度 60% 以下です 長期保管後にご使用の際はベーキング処理(120 1 時間程度の除湿 ) を行ってください 取り扱い時に基板は手袋を使用ください 又 角部でケガをしないよう十分注意してください 素手で触れると劣化の原因となります 塩素系溶剤での洗浄は基材 レジストの劣化原因となりますので避けてください 不要となりました製品につきましては産業廃棄物として処理してください 16/26

14 検査管理体制基板製造における各工程での検査項目は下記の通り行う事とする フィルム検査作画フィルムは現像後に全て目視検査を行う 主な検査項目 : 断線 ショート パターンのかすれ ピンホール フィルム上のキズ検査後に保護ラミネート処理をする 内層現像後検査(2 層の場合は無し ) ドライフィルム現像後に全て目視検査を行う 主な検査項目 : 断線 ショート 異物付着 ピンホール キズ 内層エッチング後検査(2 層の場合は無し ) エッチング後に全て目視検査を行う 主な検査項目 : 断線 ブリッジ キズ 変色 浮き 異物付着 剥離 残銅 欠損 銅めっき後検査銅めっき後に全て目視検査を行う 主な検査項目 : 断線 スルーホールの穴詰まり 外層現像後検査ドライフィルム現像後に全て目視検査を行う 主な検査項目 : 断線 ショート 異物付着 ピンホール キズ 外層エッチング後検査エッチング後に全て目視検査とフライングチェッカーによるオープンショートテストを行う 主な検査項目 : 断線 ブリッジ キズ 変色 浮き 異物付着 剥離 残銅 欠損 17/26

15 出荷検査最終検査では 目視による全数の基板外観検査と 抜き取りによる仕上り寸法の検査を下記の通り行う事とする 板厚 外形寸法 枚数は注文書どおりであること 導体の浮きはいかなる場合も不可とする 加工部にはバリが無いこと 下地銅 銅めっきの露出 膨れ 剥離の無いこと ブリッジ 断線が無いこと 導体にまたがる異物混入が無いこと シルクやレジストのスルーホールへのたれ込みが無いこと ( ビアホールを除く ) シルクやレジストの文字や記号( 社章含む ) の判読不能は不可とする 欠け 割れ クラックは原則として不可とする 但し 回路に関係のない外周辺の欠け クラック 割れ等は板厚の 1/2 以下は認める 欠損 変色 打痕 キズ ランドとスルーホールのズレ等は著しく外観を損なわないこと レジストのズレ ( ランドへのかぶり ) レジストのキズや変色は著しく外観を損なわないこと 基板の変色 色ムラは著しく外観を損なわないこと ミーズリングは単独に発生している場合は可とする 但し 加熱等の処理で拡大しないこと 又 連続集団的に発生したものは不可とする 回路に関係無い場所でのФ0.5 未満の異物は可とするが 著しく外観を損なう汚れ 異物の付着がないこと 18/26

資料 1 層構成値 層構成図 板厚公差 1.0mm 以下 ±15% 1.0mm,1.2mm ±0.15mm 1.6,2.0,3.2mm ±10% とする 両面 (2 層 ) 4 層 6 層 8 層 10 層基板の標準構成は下表 下図の通りとする シルク 銅メッキ 18μm 1.1 両面 (2 層 ) 基板 表 1.1.1 銅箔銅箔銅メッキ 18μm ソルダレジストコア材ソルダレジスト シルク 図 1.1.1 1μm=0.001mm 1.2 多層基板 シルク 1.2.1 4 層基板 銅メッキ 18μm 銅箔 18μm ソルダレジスト プリプレグ コア材 プリプレグ 銅箔 18μm 銅メッキ 18μm ソルダレジスト シルク 図 1.2.1 1μm=0. 001mm 表 1.2.1 19/26

1.2.2 6 層基板 シルク 銅メッキ 銅箔 18μm 18μm ソルダレジストプリプレグコア材プリプレグコア材プリプレグ 銅箔 18μm 銅メッキ 18μm シルク 図 1.2.2 ソルダレジスト 1μm=0.001mm 表 1.2.2 20/26

1.2.3 8 層基板 シルク 銅メッキ 18μm 銅箔 18μm ソルダレジスト プリプレグ コア材 プリプレグコア材プリプレグコア材プリプレグ 銅箔 18μm ソルダレジスト 銅メッキ 18μm シルク 図 1.2.3 1μm=0.001mm 表 1.2.3 21/26

1.2.4 10 層板 シルク 表 1.2.4 銅メッキ 18μm 銅箔 18μm 銅箔 18μm 銅メッキ 18μm シルク 図 1.2.4 ソルダレジスト プリプレグ コア材 プリプレグ コア材 プリプレグ コア材 プリプレグ コア材 プリプレグ ソルダレジスト 1μm=0.001 mm 22/26

資料 2 インピーダンス基板層構成 設計推奨値 両面 (2 層 ) 4 層 6 層 8 層 10 層基板の層構成 設計推奨値は下表 下図の通りとする 2.1 4 層基板 信号パターン (L1) ベタパターン (L2) ソルダレジスト プリプレグ ベタパターン (L3) 信号パターン (L4) 図 2.1 コア材 プリプレグ ソルダレジスト 表 2.1 23/26

2.2 6 層基板 信号パターン (L1) ベタパターン (L2) 信号パターン (L3) 信号パターン (L4) ベタパターン (L5) 信号パターン (L6) 図 2.2 ソルダレジストプリプレグコア材プリプレグコア材ソルダレジスト 表 2.2 24/26

2.3 8 層基板 信号パターン (L1) ベタパターン (L2) 信号パターン (L3) ベタパターン (L4) ベタパターン (L5) 信号パターン (L6) ベタパターン (L7) 信号パターン (L8) 図 2.3 プリプレグコア材プリプレグコア材プリプレグコア材プリプレグ 表 2.3 25/26

2.4 10 層基板 信号パターン (L1) ベタパターン (L2) 信号パターン (L3) ベタパターン (L4) 信号パターン (L5) 信号パターン (L6) ベタパターン (L7) 信号パターン (L8) ベタパターン (L9) 信号パターン (L10) ソルダレジストプリプレグコア材プリプレグコア材プリプレグコア材プリプレグコア材プリプレグソルダレジスト 図 2.4 表 2.4 26/26

版数と改訂履歴 版数作成日項目変更理由 内容作成者承認者承認日 1.0 2008/0 7/24 全項目新規作成金子亀ヶ谷 2008/08/05