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Transcription:

CCP Express 3.1 アップグレードガイド 本資料は 2015/10 現在の Cisco841 ならび CCPexpress3.1 におけるガイドです

アップグレードの流れ CCP Express のアップグレード ( バージョンアップ ) の流れは以下の通りです 1. 事前準備 ( 新しいイメージの用意 USB フラッシュの準備など ) 2. ルータ内のフラッシュディスクに保存されている現在のソフトウェアファイルを削除 3. ルータ内のフラッシュディスクに新規イメージファイル (tar) をコピー 4. ルータ上で新規イメージファイルを展開

1. 事前準備 最新の CCP Express ファイルを用意します https://software.cisco.com/download/release.html?mdfid=281795035&softwareid=282159854&release=3.1.2&relind =AVAILABLE&rellifecycle=&reltype=latest 10 月 5 日時点の最新日本語バージョンは 3.1.2 です ( ファイル名 cisco-configpro-exp-admin-k9-3_1_2-ja.zip) 上記フォルダから zip ファイルをダウンロード後に パソコン上でファイルを解凍し tar ファイルを用意してください ダウンロードできない場合には SMB TAC に連絡し取得してください CCP Express ソフトウェアをルータのフラッシュディスクにコピーするために USB フラッシュディスクまたは TFTP / FTP サーバーが必要です CCP Express にブラウザからアクセスできない場合には Telnet もしくはシリアルコンソール ( 別売 ) を使い CLI( コマンドライン ) によってアップグレードする必要があります Telnet クライアントソフトウェアは使用される PC 端末の OS にあわせたソフトウェアをご用意ください

1. 事前準備 注意事項 本ガイドでは最も簡易な方法の一つとして USB フラッシュディスクを使い CCP Express から操作する方法を紹介します 注意 : CCP Express によるアップグレードの最中にブラウザを閉じないでください! ファイル削除後にブラウザを閉じた場合 CCP Express からの操作ができなくなります もしブラウザを閉じた場合は CLI( コンソール ) から操作してください CLI によるアップグレード方法は巻末の参考資料をご参照ください 設定の初期化は以下のリカバリ & 初期化ガイドをご参照ください https://supportforums.cisco.com/sites/default/files/recoveryinit_guide.pptx

2. フラッシュディスクに保存されている現在のソフトウェアファイルを削除 (1) CCP Express から 任意の CLI コマンド をクリック

2. フラッシュディスクに保存されている現在のソフトウェアファイルを削除 (2) 1. Execを選択し dir と入力 2. コマンドを実行 をクリック 3. ccpexp, home.shtmlの表示があるこ とを確認

2. フラッシュディスクに保存されている現在のソフトウェアファイルを削除 (3) 1. Exec を選択し delete /force /recursive flash:home.shtml と入力し コマンドを実行 をクリック 2. 数秒待った後 コマンドが完了しました 表示を確認 3. Exec を選択し delete /force /recursive flash:ccpexp と入力し コマンドを実行 をクリック 4. 3 分程度待った後 コマンドが完了しました 表示を確認

3. フラッシュディスクに新規イメージファイル (tar) をコピー (1) 1. Zip ファイルを解凍して取り出した tar ファイルを USB フラッシュディスクにコピーしておきます 2. USB メモリ挿入口に新しいソフトウェアイメージ (tar ファイル ) が入った USB フラッシュメモリを挿入 3. Exec を選択し dir usbflash0: と入力し コマンドを実行 をクリック 4. 数秒後 新しいソフトウェアイメージ名の表示を確認 ( 今回は ccpexpressadmin_3_1_2_ja.tar) USB メモリ挿入口

3. フラッシュディスクに新規イメージファイル (tar) をコピー (2) 1. Exec を選択し copy usbflash0:ccpexpressadmin_3_1_2_ja.tar flash: と入力し コマンドを実行 をクリック ( 今回は ccpexpressadmin_3_1_2_ja.tar を例に使用 ) 2. 1 分程度待ち更新中の画面から 左の写真のページに変わってログが出ていることを確認 3. USB フラッシュメモリをルータから抜く USB メモリ挿入口

4. ルータ上で新規イメージファイルを展開 1. Exec を選択し archive tar /xtract flash:ccpexpressadmin_3_1_2_ja.tar flash:/ と入力し コマンドを実行 をクリック ( 今回は ccpexpressadmin_3_1_2_ja.tar を例に使用 ) 2. 5 分程度待った後に左図 ccpexp/(directory) 以下のログの表示を確認し ブラウザを再起動 3. CCP Express が立ち上がることを確認し終了 注意 : ブラウザによってはメッセージやポップアップがでる場合がありますが そのまま待機するとログが表示されます 10 分以上画面が変わらない場合にはブラウザを再起動してください

参考 : CLI によるアップグレード方法

1. 事前準備 シリアルコンソールから設定する場合には別売 (CAB-CONAUX) が必要です シリアルポート設定の初期状態は以下の通りです (Speed 9600bps, 8 databits, 0 parity bits, 1 stop bit, No Flow Control) Telnet 利用時にはルータのアクセス制御設定にご注意ください 初期設定は 10.10.10.x のネットワークからのみ Telnet できます 必要に応じて access-list 23 に対象アドレスを追加してください

2. フラッシュディスクに保存されている現在のソフトウェアファイルを削除 yourname#dir flash: Directory of sdflash:/ 現在のフラッシュメモリの内容を確認 1 -rw- 58966316 Dec 1 2025 02:28:00 +00:00 c800m-universalk9-mz.spa.155-3.m.bin 2 -rw- 3068 Aug 26 2015 05:41:10 +00:00 cpconfig-8xx.cfg 4 -rw- 660 Sep 15 2015 09:37:00 +00:00 vlan.dat 5 drw- 0 Aug 26 2015 05:41:48 +00:00 ccpexp 460 -rw- 2885 Aug 26 2015 05:45:26 +00:00 home.shtml yourname# yourname#delete /force /recursive flash:home.shtml yourname# yourname#delete /force /recursive flash:ccpexp yourname# yourname#dir Directory of sdflash:/ home.shtml ファイルを削除 ccpexp フォルダを削除 削除後のフラッシュメモリ状況を確認 1 -rw- 58966316 Dec 1 2025 02:28:00 +00:00 c800m-universalk9-mz.spa.155-3.m.bin 2 -rw- 3068 Aug 26 2015 05:41:10 +00:00 cpconfig-8xx.cfg 4 -rw- 660 Sep 15 2015 09:37:00 +00:00 vlan.dat

3. フラッシュディスクに新規イメージファイル (tar) をコピー USB フラッシュメモリをルータに差した後に yourname# yourname#copy usbflash0:ccpexpressadmin_3_1_2_ja.tar flash: Destination filename [ccpexpressadmin_3_1_2_ja.tar]? Copy in progress...ccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccc CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC ( 省略 ) CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC CCCCCCCCCCCCCC 6225920 bytes copied in 8.596 secs (724281 bytes/sec) yourname# USB ディスクからフラッシュにコピー

補足. TFTP / FTP サーバーの利用 TFTP コマンド例 : copy tftp: flash: G0/0 LAN ポート 10.10.10.1 TFTP サーバ端末 10.10.10.254 yourname#copy tftp: flash: Address or name of remote host []? 10.10.10.254 Source filename []? ccpexpressadmin_3_1_2_ja.tar Destination filename [ccpexpressadmin_3_1_2_ja.tar]? Copy in progress...cccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccc CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC ( 省略 ) CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC TFTP サーバにソースファイルがある場合 CLI (exec モード ) を用いて TFTP サーバから対象ファイルをルータのフラッシュにコピーすることが可能です

4. ルータ上で新規イメージファイルを展開 yourname#archive tar /xtract flash:ccpexpressadmin_3_1_2_ja.tar flash:/ ccpexp/ (directory) ccpexp/external/ (directory) ccpexp/external/development-bundle/ (directory) ccpexp/external/development-bundle/themes/ (directory) ccpexp/external/development-bundle/themes/flick/ (directory) ccpexp/external/development-bundle/themes/flick/images/ (directory) ccpexp/external/js/ (directory) ccpexp/html/ (directory) ccpexp/html/bundles/ (directory) ( 省略 ) extracting ccpexp/templates/vpnikev2interfacetunnel.txt (300 bytes) extracting ccpexp/templates/vpnwhitelisting.txt (85 bytes) extracting ccpexp/templates/wanmode.txt (20 bytes) extracting ccpexp/templates/zonepair.txt (117 bytes) extracting ccpexp/version.txt (72 bytes) extracting home.shtml (2885 bytes) yourname# コピーしたファイルを展開