取扱説明書...~6 頁原文翻訳 本日本語訳は,chmersal 本社のドイツ語原文を基に作成されたものであり, 翻訳上の疑義がある場合, 原文及び英文のみが有効となります この文書について. 機能この取扱説明書は, セーフティリレーユニットの取り付け 据付 試運転 安全操作 取り外しに必要な全ての情報を提供します 装置付近に完全かつ読みやすい状態で保管してください.2 対象 : 権限 資格のある人向けこの取扱説明書に記述された全ての操作は, 使用者によって認められた専門技術者が行ってください この取扱説明書を熟読し, コンポーネントの据付及び運転の前に, 労働安全及び事故予防のための適用可能な全規定についてご確認ください 組立作業員は, コンポーネントの選定, 取り付け, 内蔵に対して, 他の技術仕様を遵守するのと同じように, 慎重に整合規格を選択しなければなりません.3 使用記号の説明 情報, 助言, 注釈 : この表示は役立つ追加情報を示します 9.2.29 / Index: 433/9 / Teile-r. 83422- 内容 この文書について. 機能..................................................2 対象 : 権限 資格のある人向け.............................3 使用記号の説明.........................................4 適切な使用.............................................5 安全上のご注意.........................................6 誤使用に関する警告......................................7 免責事項.............................................. 2 製品内容 2. 型番.................................................2 2.2 特別仕様..............................................2 2.3 目的と用途............................................2 2.4 技術データ............................................2 2.5 分類.................................................2 3 取り付け 3. 通常の取り付け方法.....................................3 3.2 寸法.................................................3 4 電気配線 4. 電気配線上のご注意.....................................3 5 操作 設置 5. 表示灯機能............................................3 5.2 端子部の説明..........................................3 5.3 注意事項..............................................3 6 立上げと保全 6. 動作テスト............................................3 6.2 保全.................................................3 7 取り外し 廃棄 7. 取り外し..............................................3 7.2 廃棄.................................................3 8 付録 8. 配線例...............................................3 8.2 センサコンフィギュレーション............................4 8.3 出力コンフィギュレーション.............................4 8.4 経過図...............................................4 8.5 CE 適合宣言書.........................................5 注意 : 取り扱いを誤った場合に, 故障, 機能不良が想定される内容を示しています 警告 : 取り扱いを誤った場合に, 傷害を負う可能性が想定される内容および物的損害の発生が想定される内容を示しています.4 適切な使用本製品は, 設備や機械の一部として安全関連機能を果たすために開発されたものです 設備や機械全体が的確に動作する事を保証する事は, 製造者の責任です 本製品は, 下記に挙げられたバージョンまたは製造者によって許可されたアプリケーションに対してのみ使用されるべきものです アプリケーションの範囲に関する詳細情報は, 製品内容 に記述されています.5 安全上のご注意使用者は, この取扱説明書内の注意書き, 各国特有の据付規格, 周知の安全法規および事故予防方策を遵守しなければなりません 更なる技術情報については, エラン社カタログまたはインターネット (www.schmersal.net) 上のオンラインカタログをご参照ください 仕様などの記載内容について予告なく変更することがあります あらかじめご了承ください 残留リスクは, 取り付け 据付 操作 保全に関する説明書同様に安全に関する注意の監視時に周知されています.6 誤使用に関する警告 本製品の不十分, 不適切な使用および無効化の際は, 人への危険, 機械, 設備への損害を負う可能性があります E 88 の関連注意事項もご参照ください.7 免責事項誤った取り付けやこの取扱説明書を正しく理解していないために起こった損害, 故障は, 免責事項となります また, 製造者により許可されていない代替 付属品による損害は, 製造者の免責事項となります 独自の修理 改造 変更は, 安全上の理由から許可されておらず, その結果生じる損害に対して製造者は免責事項となります
2 製品内容 2. 型番本取扱説明書は以下の型式名を対象としています 同じ型式名シリーズの他の製品で提供されている付属部品であっても, 改造は許可されておりません 改造された場合, 安全機能を保証することが出来ません 機械指令への適合は, 引渡し時の状況でのみ有効とされます 2.2 特別仕様 2. 適用機種で挙げられていない特別仕様は一般仕様に準じます 2.3 目的と用途安全回路内に取り付けられるセーフティリレーユニットは, 制御盤に対して取り付けられます そして, 2 つの押し釦 A+B からの信号を安全に評価し, DI E 574 に従ったタイプ III の両手操作制御に適合します セーフティ機能として以下のことが定義されます 押し釦 A+B の両方, または つが解除されている場合, 安全出力 3-4, 23- が 開 であること 安全出力 3-4, 23- は, B d 値の考慮の元に, 以下の要求事項を満たしています (DI E IO3 849- の内容も参照 ) DI E IO 3849- に基づく制御カテゴリ 4, PL e DI E 658-2 に基づく IL3 DI E 626 に基づく ILCL3 (DI E 954- に基づく制御カテゴリ 4) DI E 3849- の基づくパフォーマンスレベル (PL) を満たすためには, 安全機能を持つ適切な部品 ( センサ, ロジック, アクチュエータなど ) を使用する必要があります 2.4 技術データ グローバル プロパティ : 規格 : IEC/E 6-, E 6947-5-; E IO 3849-, IEC/E 658 環境要求 : E 668-2-78 取り付け : 標準 DIレール (E 675) 配線表示 : E 6947- ケース材質 : プラスティック製, グラスファイバー 強化熱可塑性樹脂, 通気性有 接点の材質 : 銀酸化すず (AgnO), セルフクリー ニング, 強制ガイド式 重量 : 2 g 起動条件 : 自動 バックチェック回路 (Y/): Yes 自動スタート時動作時間 : 通常 5 ms 応答時間 : 通常 35 ms 電源遮断時の許容時間 : 通常 3 ms 再起動時間 : 通常 ms 同時性 : 通常.5 秒 機械的データ : 接続タイプ : ネジ端子式 ケーブル断面積 : 最小,25 mm 2, 最大 2,5 mm 2 接続ケーブル : 単線 より線 ケーブル端子に対する締め付.6 m けトルク : 脱着可能な端子有 (Y/): o 機械的寿命 : 万回 電気的寿命 : 要望があればディレーティングカー ブ提供可 耐衝撃 : g / ms 耐振動 (E668-2-6 準拠 ):... 55 Hz, 振幅.35 mm 周辺条件 : 使用周囲温度 : -25 C +6 C 保存周囲温度 : -4 C +85 C 保護構造 : 空間距離 沿面距離 (IEC/E 6664- 準拠 ): イミュニティ ( 電磁耐性 ): 電気的データ : 初期状態での接点抵抗 : 消費電力 : 定格動作電圧 U e : ケース部 : IP4 端子部 : IP2 取り付け領域 : IP54 4 kv/2 ( 基礎絶縁 ) EMC 指令への適合 最大 mω.6 W 以下 VDC -5% / +2%, リップル最大 % 内蔵電子ヒューズ, 遮断電流 >.6 A ヒューズ定格 : 以下での電圧 電流 : 3, 4: VDC, 連続電流 : ma 23, : VDC, 連続電流 : ma 入力 : 交差短絡検出 (Y/): Yes 配線断線検出 (Y/): Yes 地絡検出 (Y/): Yes O 接点数 : 2 ケーブルの長さ :,5 mm 2 :.5 m, 2,5 mm 2 : 2.5 m 入力端子間の許容抵抗値 : 最大 4 Ω 出力 : 安全出力数 : 2 追加出力数 : 安全出力のスイッチ切替能力 : 3-4; 23-: 最大 25 V, 6 A 抵抗負荷 ( 適切な接点 保護における誘導負荷時 ) 最小 V / ma 安全出力ヒューズ : 6.3 A スローブロー IEC/E 6947-5-に従った使 AC-5 / DC-3: E 6947-5- 用カテゴリ : 寸法 ( 高さ 幅 奥行 ): mm 22,5 mm 2 mm 本取扱説明書で扱われている技術データは, 定格動作電圧 U e ± % の装置操作時に有効とされます 2.5 分類 規格 : E IO 3849-, IEC 658, E 6947-5-, DI E 574, E 6- PL: 停止カテゴリ:eまでカテゴリ : 停止カテゴリ:4まで DC: 停止カテゴリ:99% ( 高 ) CCF: > 65 点 IL: 停止カテゴリ:3まで耐用年数 : 2 年 (チャンネル毎) B d 値 : 微小負荷領域 2%:2,, 4%: 7,5, 6%: 2,5, 8%:,, 最大負荷 %: 4, MTTF d Bd dop x hop n x 36 s/h op, x n op t cycle n op = 26,72 サイクルの年間平均作動回数において, 最大負荷に関して, パフォーマンスレベル (PL) e が達成可能となります n op = 年間平均作動回数 d op = 年間平均作業日数 h op = 日平均作業時間数 t cycle = 平均安全機能要求サイクル ( 例 : 4 回 / 時間 = 回 /5 分 = 9 秒 ) ( アプリケーション仕様パラメーターにより, 負荷同様に h op, d op, t cycle が変化します ) 2
3 取り付け 3. 通常の取り付け方法取り付け部後部 (DI レールストッパ側 ) を DI E 675 に適合した DI レールにはめ込みます ケース後部を上げ, 少し前方へ傾かせてセットし, ロックが掛かるまで押してください 3.2 寸法全ての寸法単位は mm です 製品寸法 ( 高さ 幅 奥行き ): 22,5 2 mm 4 電気配線 4. 電気配線上のご注意 6 立上げと保全 6. 動作テスト本製品は, 安全機能に関してテストされなければなりません ここでは, 以下を確認して下さい. 製品が確実に取り付けられていることを確認してください 2. ケーブル配置や接続状態を確認してください 3. ケースの損傷を確認してください 4. 接続されたセンサの電気機能とそのセーフティリレーユニット 後続のアクチュエータに対する影響を確認して下さい 6.2 保全下記の通常保全を推奨します. セーフティリレーユニットが確実に取り付けられているか確認して下さい 2. ケーブルに損傷が無い事を確認してください 3. 製品が正しく動作しているかを確認してください 破損, 故障した際は交換してください 電気配線は通電されていない状態で, 専門技術者が実施してください 配線例は附属文書を参照ください 5 操作 設置 5. 表示灯機能 K: チャンネル リレー動作表示灯 K2: チャンネル 2 リレー動作表示灯 U B : 電源表示灯 ( 端子 A-A2 に給電時点灯 ) 5.2 端子部の説明 電源 : A A2 + VDC / VAC VDC/ VAC 入力 : 3-4 23- 入力チャンネル(+) 入力チャンネル2( ) 出力 : 3-4 23- 安全出力 安全出力 2 起動 : Y-Y2 バックチェック回路 7 取り外し 廃棄 7. 取り外し本製品は, 必ず電源を切った状態で取り外してください 7.2 廃棄本製品は, 国家規格 法規に従って適切に専門的な措置により廃棄されなければなりません 8 付録 8. 配線例 2 つの押しボタン A B 付 チャンネル制御 ( 図 参照 ) 出力レベル :2 チャンネル構成, 強制開離接点付きリレーまたはコンタクタによる接点強化 多様性に適しています 監視回路の断線 地絡 交差短絡を検出します = バックチェック回路 L 23 3 4 A Y Y2 A F3 3 23 4 Y Y2 3 23 a) K U B K K2 RB 2 ZHX A2 K K2 K2 4 A2 34 23 図 2 a) 制御ロジック 図 5.3 注意事項 押ボタン A+B の動作は, 時間枠.5 秒以内に実施されなければなりません ( 同時監視 ) そうでない場合は安全出力は O しません 3
8.2 センサコンフィギュレーション DI E 574 と E 6- に従った両手操作制御 ( 図 3 参照 ) 地絡 交差短絡と同様に, 各押ボタン接点のエラーが検出されます バックチェック回路 : 外部強制ガイドコンタクタの安全技術上の機能は, 端子 Y Y2 への C 接点の直列接続により監視されます この回路はアイドル状態では閉じられなければなりません DI E 574 に従ったセーフティカテゴリ III/A DI E IO 3849- に基づく制御カテゴリ 4, PL e に適合します VDC VDC 図 3 A A2 A 3 4 B 23 Y Y2 8.4 経過図 a) b) c) d) e) t s 8.3 出力コンフィギュレーション バックチェック機能付 チャンネルコントロール ( 図 4 参照 ) 強制ガイド式リレーまたはコンタクタによる接点数の増設や接点容量の増幅に適しています = バックチェック回路 : バックチェック回路が不要な場合においては ^, ブリッジ接続が行なわれます バックチェック機能付 2 チャンネルコントロール ( 図 5 参照 ) 強制ガイド式リレーまたはコンタクタによる接点数の増設や接点容量の増幅に適しています = バックチェック回路 : バックチェック回路が不要な場合においては, ブリッジ接続が行なわれます f) g) 図 7 a) 供給電圧 U B ; b) 押ボタン A, 入力回路 3-4; c) 押ボタン B, 入力回路 23-; d) バックチェック回路 Y-Y2; e) 出力接点 3-4, 23- ポテンシャルフリー ; f) 問題のない作業サイクル t s,5 s; g) バックチェック回路の不具合 ; h) 同期作動の不良 t s >,5 秒 h) L L K D Y Y2 3 23 Y Y2 3 23 4 4 K D 図 4 図 5 バックチェック機能付多チャンネルコントロール ( 図 6 参照 ) 強制ガイド式リレーまたはコンタクタによる接点数の増設や接点容量の増幅に適しています = バックチェック回路 : バックチェック回路が不要な場合においては, ブリッジ接続が行なわれます L Y Y2 3 23 4 a) 図 6 a) コントローラ 4
付録 8.5 CE 適合宣言書 CE 適合宣言書 適合宣言書原文翻訳 29 年 2 月 29 日以降有効 Elan chaltelemente GmbH & Co.KG Im Ostpark 2 35435 Wettenberg Germany Internet: www.elan.de ここに, 次のセーフティコンポーネントが欧州機械指令の要求事項に適合していることを宣言する 製品名 : 製品内容 : DI E 574 に従った III/A 対応の両手操作釦に対するセーフティリレーユニット 関連 EC 指令 : 26/42/EC 機械指令 /8/EC EMC 指令 技術文書の責任者 : Ulrich Loss Möddinghofe 3 42279 Wuppertal 26/42/EC 機械指令附属 X に従った品質システムの認証機関 : TÜV Rheinland Industrie ervice GmbH 認証部門 Alboinstraße 56 23 Berlin 認識番号 : 35 発行場所 日付 : Wuppertal, 29 年 月 6 日 RB2ZHX-B- 法的署名 Heinz chmersal 社長 注意最新の適合宣言書は, インターネット (www.schmersal.net) でダウンロード可能 5
Elan chaltelemente GmbH & Co. KG Im Ostpark 2, D - 35435 Wettenberg Postfach 9, D - 35429 Wettenberg Telefon: +49 ()64 9848- Telefax: +49 ()64 9848-42 E-Mail: info-elan@schmersal.com Internet: www.elan.de