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(2) 国民年金の保険料 国民年金の第 1 号被保険者および任意加入者は, 保険料を納めなければなりません また, より高い老齢給付を望む第 1 号被保険者 任意加入者は, 希望により付加保険料を納めることができます 定額保険料月額 15,250 円 ( 平成 26 年度 ) 付加保険料月額 400

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(2) 国民年金の保険料 国民年金の第 1 号被保険者および任意加入者は, 保険料を納めなければなりません また, より高い老齢給付を望む第 1 号被保険者 任意加入者は, 希望により付加保険料を納めることができます 定額保険料月額 16,490 円 ( 平成 29 年度 ) 付加保険料月額 400

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Ⅰ 改正について 児童扶養手当法の改正 Q&A ( 公的年金等と合わせて受給する場合 ) Q1 今回の改正の内容を教えてください A: 今回の改正により 公的年金等 * を受給していても その額が児童扶養手当の額 より低い場合には 差額分の手当が受給できるようになります 児童扶養手当 は 離婚などに

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表 2 イ特別支給の老齢厚生年金老齢厚生年金は本来 65 歳から支給されるものです しかし 一定の要件を満たせば 65 歳未満でも 特別支給の老齢厚生年金 を受けることができます 支給要件 a 組合員期間が1 年以上あること b 組合員期間等が25 年以上あること (P.23の表 1 参照 ) c

老齢基礎年金 老齢基礎年金を受けられる方 老齢基礎年金は 原則として受給資格期間が 25 年 (300 ヵ月 ) 以上ある方が 65 歳になったときから受けられます 受給資格を満たしているときは 本人の希望により 60 歳から 70 歳までの間で年金を受け始める年齢を変更することができます (17

Taro-1-国民年金編2015  作成 

退職後の医療保険制度共済組合の年金制度退職後の健診/宿泊施設の利用済組合貸付金/私的年金退職手当/財形貯蓄/児童手当個人型確定拠出年金22 共イ特別支給の老齢厚生年金老齢厚生年金は本来 65 歳から支給されるものです しかし 一定の要件を満たせば 65 歳未満でも 特別支給の老齢厚生年金 を受けるこ

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新規裁定当該期間 ( 月又は年度 ) 中に新たに裁定され 年金受給権を得た者が対象であり 年金額については裁定された時点で決定された年金額 ( 年額 ) となっている なお 特別支給の老齢厚生年金の受給権者が65 歳に到達した以降 老齢基礎年金及び老齢厚生年金 ( 本来支給もしくは繰下げ支給 ) を

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例 言 厚生年金保険被保険者厚生年金保険被保険者については 平成 27 年 10 月 1 日から被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い 厚生年金保険法第 2 条の5の規定に基づき 以下のように分類している 1 第 1 号厚生年金被保険者第 2

国民年金

2 障害厚生年金障害厚生年金は次の1~3の条件すべてに該当する方が受給できます 1 障害の原因となった病気やケガの初診日 ( 1) が 厚生年金保険の被保険者である期間にあること 2 障害の原因となった病気やケガによる障害の程度が 障害認定日 ( 2) に法令により定められている障害等級表 ( 3)

平成 28 年 9 月度実施実技試験 損保顧客資産相談業務 139

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第 2 節強制被保険者 1 第 1 号被保険者頻出 択 ( 法 7 条 1 項 1 号 ) 資格要件 日本国内に住所を有する20 歳以上 60 歳未満の者 ( 第 2 号 第 3 号被保険者に該当する者を除く ) 例 ) 自営業者 農漁業従事者 無業者など 適用除外 被用者年金各法に基づく老齢又は退

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ただし 対象期間の翌年度から起算して3 年度目以降に追納する場合は 保険料に加算額が上乗せされます 保険料の免除や猶予を受けず保険料の未納の期間があると 1 年金額が減額される 2 年期を受給できない3 障害基礎年金や遺族基礎年金を請求できない 場合がありますのでご注意ください 全額または一部免除

 

平成25年4月から9月までの年金額は

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時効特例給付制度の概要 制度の概要 厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付に係る時効の特例等に関する法律 ( 平成 19 年 7 月 6 日施行 ) に基づき 年金記録の訂正がなされた上で年金が裁定された場合には 5 年で時効消滅する部分について 時効特例給付として給付を行うこととされた 法施行前

1 どこに相談すればよいのでしょう?

現在公的年金を受けている方は その年金証書 ( 請求者及び配偶者 請求者名義の預金通帳 戸籍謄本 ( 受給権発生年月日以降のもの ) 請求者の住民票コードが記載されているもの ( お持ちの場合のみ ) 障害基礎年金 受給要件 障害基礎年金は 次の要件を満たしている方の障害 ( 初診日から1 年 6か

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達したときに消滅する旨を定めている ( 附則 10 条 ) (3) ア法 43 条 1 項は, 老齢厚生年金の額は, 被保険者であった全期間の平均標準報酬額の所定の割合に相当する額に被保険者期間の月数を乗じて算出された額とする旨を定めているところ, 男子であって昭和 16 年 4 月 2 日から同

( 第 1 段階 ) 報酬比例部分はそのまま定額部分を段階的に廃止 2 年ごとに 1 歳ずつ定額部分が消える ( 女性はすべてプラス 5 年 ) 報酬比例部分 定額部分 S16 S16 S18 S20 S22 4/1 前 4/2 ~4/2 4/2 4/2 4/2 ~~~

児童扶養手当制度について 児童扶養手当制度は 父母の離婚などにより 父又は母と生計を同じくしていない児童 を育成されている家庭 ( ひとり親家庭 ) 等の生活の安定と自立を助け 児童の福祉の増進 を図るための国の制度です 受給できる方 手当を受けることができる人は 次の条件に当てはまる 18 歳に達

年金は 万が一のとき もしっかりサポートします! 一般的に 年金 と言いますと 老後の生活を支える 老齢年金 をイメージしますが それだけではありません! 年金には万が一のときに 障害厚生年金 や 遺族厚生年金 が支給される場合があります 障害厚生年金 病気やけがで障害の状態になったときは 厚生年金

問 28 保険医療機関等 保険医等 (1) 難度 B 64 問 29 保険医療機関等 保険医等 (2) 難度 B 68 問 30 保険医療機関等 保険医等 (3) 難度 B 70 問 31 療養の給付の一部負担金難度 C 74 問 32 入院時食事療養費難度 B 76 問 33 入院時生活療養費難度

[ 組合員期間等の特例 ] 組合員期間等については 年齢 職種などにより 過去の制度からの経過措置が設けられており 被用者年金制度の加入期間 ( 各共済組合の組合員期間など ) については 生年月日に応じて次表の年数以上であれば 組合員期間等が 25 年以上とみなされます 生 年 月 日 組合員期間

(2) 再就職後 年金受給権が発生した場合正規職員無職一般企業無職 共済組合員 A 厚生年金 B ( 一般厚生年金 ) 退職 再就職 老齢厚生年金支給開始年齢 1 年金待機者登録 2 公的年金加入 ( 一部又は全額支給停止 ) 3 年金決定請求 1 退職した際は 年金の受給権発生まで期間がありますの

労災年金のスライド

実技試験 ( 個人資産相談業務 ) 次の設例に基づいて 下記の各問 ( 問 1 ~ 問 3 ) に答えなさい 設例 Aさん (33 歳 ) および妻 Bさん (29 歳 ) は 民間企業に勤める会社員である 平成 29 年 3 月に第 1 子を出産予定の妻 Bさんは 産前産後休業および育児休業を取得

第 7 章 年金 福祉 1 年金 日本の公的年金制度は, 予測できない将来へ備えるため, 社会全体で支える仕組みを基本としたものです 世代を超えて社会全体で支え合うことで給付を実現し, 生涯を通じた保障を実現するために必要です 働いている世代が支払った保険料を高齢者などの年金給付に充てるという方式で

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財財第  号

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( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

老齢年金の繰下げ支給に係る支給開始時期の見直し 70 歳に達した後に繰下げ支給の申出を行った場合に 年金額は 70 歳の時点で申出を行った場合と変わらないにもかかわらず 申し出のあった月の翌月以降の年金しか支払われない扱いとしていることについて 繰下げの申出を行うまでの期間の給付も行うこととする (

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

二いて 同法第二十八条の規定により記録した事項の訂正がなされた上でこの法律の施行の日(以下 施行日 という )以後に当該保険給付を受ける権利に係る裁定が行われた場合においては その裁定による当該記録した事項の訂正に係る保険給付を受ける権利に基づき支払うものとされる保険給付(当該裁定前に生じた保険給付

問 28 高年齢雇用継続給付との調整難度 A 70 問 29 特例老齢年金難度 B 72 問 30 経過的加算難度 B 74 問 31 老齢厚生年金の支給の繰下げ難度 B 76 問 32 老齢厚生年金の支給の繰上げ難度 B 80 問 歳以後の在職老齢年金難度 A 84 問 34 障害厚生

52 (2) 再就職後 年金受給権が発生した場合正規職員無職一般企業 無職 共済組合員 A 厚生年金 B ( 一般厚生年金 ) 退職再就職老齢厚生年金支給開始年齢 1 年金待機者登録 2 公的年金加入 3 年金決定請求 ( 一部又は全額支給停止 ) 1 退職した際は 年金の受給権発生まで期間がありま

障害福祉制度あらまし目次

042 外人重度障害者給付金支給要綱


児童扶養手当(大阪府)

4 受けられる手当 助成 児童手当 子ども課 ( ) 児童を養育している方に手当を支給することにより 家庭における生活の安定に寄与 し 次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的として支給されます * 支給対象 中学校卒業まで (15 歳の誕生日後の最初の 3 月 31 日ま

1 2

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に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

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社会保障に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案《概要》

第9章 国民年金制度について

特定個人情報保護評価書 ( 基礎項目評価書 ) 評価書番号評価書名 5 国民年金関係事務基礎項目評価書 個人のプライバシー等の権利利益の保護の宣言 亀山市は 国民年金関係事務における特定個人情報ファイルの取扱いにあたり 特定個人情報ファイルの取扱いが個人のプライバシー等の権利利益に影響を及ぼしかねな

一元化後における退職共済年金および老齢厚生年金の在職支給停止 65 歳未満の場合の年金の支給停止計算方法 ( 低在老 ) 試算表 1 年金と賃金の合算額が 28 万を超えた場合に 年金額の支給停止 ( これを 低在老 といいます ) が行われます 年金と賃金の合算額 (c) が 28 万以下の場合は

遺族年金について 一家の大黒柱が亡くなったときに 残された家族の生活の安定のために支給されるのが 遺族年金です 年金額は 遺族基礎年金が定額であるのに対し 遺族厚生年金は亡くなった方の保険料を納めた期間などによって決まります 1 右の要件のいずれかに該当すること 2 保険料納付要件 遺族基礎年金 ア

しくみ2 厚生年金は基礎年金に上乗せ 厚生年金保険が適用されている事業所に勤めるサラリーマン等は 国民年金と厚生年金保険の2つの年金制度に加入することになります 厚生年金保険から支給される年金は 加入期間とその間の平均収入に応じて計算される報酬比例の年金となっていて 次のように基礎年金に上乗せするか

Q1 社会保険とはどのような制度でしょうか 会社などで働く人たちが収入に応じて保険料を出し合い いざというときの生活の安定を図る目的でつくられた制度のことで 一般的に健康保険や厚生年金保険のことを 社会保険 といいます 健康保険法第 1 条では 労働者の業務外の事由による疾病 負傷若しくは死亡又は出

監 事 監 査 規 程

目次 問 1 労使合意による適用拡大とはどのようなものか 問 2 労使合意に必要となる働いている方々の 2 分の 1 以上の同意とは具体的にどのようなものか 問 3 事業主の合意は必要か 問 4 短時間労働者が 1 名でも社会保険の加入を希望した場合 合意に向けての労使の協議は必ず行う必要があるのか

2016年 弾丸メールセミナー № 36回 雇用保険法 育児休業給付金

Microsoft Word - T2-04-1_紙上Live_被保険者期間と届出_(13分)_

平成 27 年 10 月から全国市町村職員共済組合連合会 ( 以下 市町村連合会 1 ) が年金の決定 支払いを行います ~ 各種届出等の手続き及び各種相談は 今までどおり共済組合で行います ~ 平成 24 年 8 月 22 日に公布された 被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部

と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

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児童扶養手当とは 父母の離婚などにより 父又は母と生計を同じくしていない児童の健やかな成長を願い 児童が育成される家庭の生活の安定と自立の促進のために支給する手当です 1 手当を受けることができる人児童扶養手当は 次のいずれかに該当する児童を 父又は母が監護している場合に支給されます ( 父又は母が

特定個人情報保護評価書 ( 基礎項目評価書 ) 評価書番号評価書名 23 国民年金関係事務基礎項目評価書 個人のプライバシー等の権利利益の保護の宣言 甲府市は 国民年金関係事務における特定個人情報ファイルの取扱いにあたり 特定個人情報ファイルの取扱いが個人のプライバシー等の権利利益に影響を及ぼしかね

第2章 第2章 1 補償基礎額 補償基礎額 団員の補償基礎額 問 団員の補償基礎額は どのようにして決定されているのでしょうか 答 補償基礎額は 一般にいう 日当 に相当するものであり 災害補償では 療養 補償費 介護補償費を除く損害補償費並びに福祉事業のうちの休業援護金及び各種特 別給付金の算定基

由積立型 ) において退職時に医療保険や一時払退職後終身保険に移行した場合は 疾病 災害入院給付金 手術給付金 高度先進医療給付金 特定疾患給付金 死亡 高度障害保険金 災害死亡 高度障害保険金をお支払いします 第 11 条 ( 脱退一時金 ) 脱退一時金額は 当該加入者の払込実質保険料累計額と積立

(3) 障害共済年金 退職老齢年金給付 給料との調整ア障害共済年金との支給の調整傷病手当金は 同一の傷病について障害共済年金の支給を受けることができるときは 支給されません ただし その支給を受けることができる障害共済年金の額 ( 当該障害共済年金と同一の給付事由に基づき国民年金法による障害基礎年金

Microsoft Word - 概要

第 1 号被保険者 資格取得の届出の受理 種別変更の届出の受理 資格喪失の承認申請 ( 任意脱退 ) の受理 資格喪失届出の受理 資格喪失の申出 第 1 号被保険者 任意加入被保険者 付加保険料の納付の申出の受理 付加保険料の納付しないことの申出の受理 に申請 届出または申出をした場合 被保険者 世

●生活保護法等の一部を改正する法律案

2 厚年と国年の加入期間がある人 昭和 36 年 3 月以前 20 歳未満および 60 歳以後の厚年の被保険者期間 昭和 36 年 3 月以前の厚年期間のみの人 坑内員 船員 ( 第 3 種被保険者 ) の場合 昭和 61 年 3 月までの旧船員保険の

ライフプランニングと資金計画 問題 1. ファイナンシャル プランナーの顧客に対する行為に関する次の記述のうち 職 業倫理や関連法規に照らし 最も適切なものはどれか 1. 税理士資格を有しないファイナンシャル プランナーが 住宅ローン相談セミナーを開催し その出席者に対して無償で確定申告書の作成代行

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Transcription:

INDEX 目次 遺族基礎年金 (2)1:9 分 1. 遺族基礎年金の基本年金額 ( 法第 38 条 ) 2. 配偶者に支給する遺族基礎年金の額 ( 法第 39 条第 1 項 ) 3. 子に支給する遺族基礎年金の額 ( 法第 39 条の 2 第 1 項 ) 4. 死亡の推定と失踪宣告 5. 死亡の推定 ( 法第 18 条の 2) 6. 失踪宣告 ( 法第 18 条の 3 ) 7. 推定する と みなす 確認問題 講義中の法令 略令の一例 法第 38 条 国民年金法第 38 条

遺族基礎年金の基本年金額 ( 法第 38 条 ) 基本年金額 780,900 円 改定率遺族基礎年金の額 法第 38 条に規定する年金額 ( 実際の年金支給額は 厚生労働省または日本年金機構の HP でご確認ください ) (100 円未満を四捨五入 ) 平成 26 年度までは 物価スライド特例措置により 特例水準の年金額が支給されていました 具体的には 804,200 円に物価スライド率を乗じて得た額が 実際の年金支給額となっていました

配偶者に支給する遺族基礎年金の額 1( 法第 39 条第 1 項 ) 配偶者と子が受給権者 の場合 配偶者に支給する遺族基礎年金の額 基本年金額 子の人数に応じた加算額 ( 100 円未満を四捨五入 ) 基本年金額 780,900 円 改定率 1 人目の子の加算額 224,700 円 改定率 2 人目の子の加算額 224,700 円 改定率 3 人目以降の子の加算額 74,900 円 改定率 配偶者に支給する遺族基礎年金の額 ( 法第 39 条第 1 項に規定する年金額であり 実際の年金支給額は 厚生労働省または日本年金機構の HP でご確認ください ) 配偶者が遺族基礎年金を受けるためには 遺族基礎年金を受けることができる子と生計を同じくしていることが必要

配偶者に支給する遺族基礎年金の額 2( 法第 39 条第 1 項 ) 例 :3 人の子を持つ配偶者に支給する遺族基礎年金の額 ( 100 円未満を四捨五入 ) 基本年金額 780,900 円 改定率 1 人目の子の加算額 224,700 円 改定率 2 人目の子の加算額 224,700 円 改定率 3 人目の子の加算額 74,900 円 改定率 3 人の子を持つ配偶者に支給する遺族基礎年金の額 ( 法第 39 条第 1 項に規定する年金額であり 実際の年金支給額は 厚生労働省または日本年金機構の HP でご確認ください )

子に支給する遺族基礎年金の額 1( 法第 39 条の 2 第 1 項 ) 子のみが受給権者の場合 子に支給する遺族基礎年金の額 ( 100 円未満を四捨五入 ) 基本年金額 子の人数に応じた子の加算額 受給権を取得した子が 1 人の場合 基本年金額 780,900 円 改定率 子の加算は行われません 受給権を取得した子が 2 人以上いる場合 基本年金額 780,900 円 改定率 2 人目の子の加算額は 224,700 円 改定率 3 人目以降の子の加算額は 1 人につき 74,900 円 改定率 (1 人目の子は加算の対象とならない ) ( 法第 39 条の 2 第 1 項に規定する年金額であり 実際の年金支給額は 厚生労働省または日本年金機構の HP でご確認ください ) それぞれの子に支給する遺族基礎年金の額は 基本年金額と加算額の合計額を子の人数で除して得た額となります

子に支給する遺族基礎年金の額 2( 法第 39 条の 2 第 1 項 ) 例 : 遺族基礎年金の受給権を有する子が 3 人いる場合 ( 100 円未満を四捨五入 ) 基本年金額 780,900 円 改定率 2 人目の子の加算額 224,700 円 改定率 3 人目の子の加算額 74,900 円 改定率 合計額 ( 法第 39 条の 2 第 1 項に規定する年金額であり 実際の年金支給額は 厚生労働省または日本年金機構の HP でご確認ください ) 合計額 子の人数 3 100 円未満を四捨五入 それぞれの子に支給する遺族基礎年金の額

死亡の推定と失踪宣告 国民年金法の死亡を支給事由とする給付 遺族基礎年金寡婦年金死亡一時金 失踪宣告 生死不明の者を法律上死亡したものとみなす効果を生じさせる制度 行方不明となった日 民法 普通失踪 7 年 特別失踪 1 年 利害関係人の請求 家庭裁判所の失踪宣告 行方不明者を死亡したものとみなす 失踪期間 この失踪期間が経過するのを待っていると 残された遺族が必要なときに国民年金法の給付を受けることができなかったり また 子の年齢が 18 歳到達年度の末日を超えてしまい遺族基礎年金の支給要件を欠くことになったりすることが考えられるため 国民年金法では法第 18 条の 2 において 死亡とその時期の推定について特例を設けています

死亡の推定 ( 法第 18 条の 2) 行方不明の場合の取扱い 1( 死亡の推定 ) 船舶沈没 航空機墜落等 船舶が沈没し 転覆し 滅失し 若しくは行方不明となった際に 現にその船舶に乗っていた者 船舶に乗っていて その船舶の航行中に行方不明となった者 航空機が墜落し 滅失し 若しくは行方不明となった際に 現にその航空機に乗っていた者 航空機に乗っていて その航空機の航行中に行方不明となった者 生死が 3 か月間わからない場合 3 か月以内に死亡したことが明らかとなったが具体的な死亡の時期がわからない場合 船舶 航空機の事故の日 行方不明となった日に 死亡したものと推定する 3 ヵ月 船舶 航空機の事故の日 行方不明となった日に 遺族基礎年金の受給権が発生する

失踪宣告 ( 法第 18 条の 3 ) 行方不明の場合の取扱い 2( 失踪宣告 ) 普通失踪の場合 行方不明となった日 死亡したものとみなされる 民法 普通失踪 7 年 行方不明となった日 で判断 生計維持関係 被保険者の資格 保険料納付要件 死亡したものとみなされた日 で判断 身分関係 年齢 障害の状態 失踪宣告の場合 遺族基礎年金の受給権が発生する日は 行方不明となった日から 7 年を経過した日

推定する と みなす 推定する 一応このように取り扱うが もし 反対の証拠を出せば それを覆すことができるという場合 死亡の推定 であれば 生存の事実が判明した場合は 死亡の効果は消滅する みなす 実際にそうでなくても 一定の法律関係においてはそうだと決めてしまう場合 死亡したものとみなされた場合 家庭裁判所による失踪宣告の取り消しがなければ 死亡の効果を消滅させることはできない

確認問題 問題 1 解答 配偶者が受ける遺族基礎年金の額は その者の生年月日に応じ 一定額の加算が行われる ( 法第 39 条 ) 配偶者に対する遺族基礎年金は 生計を同じくする子であって一定要件を満たすものがいるときに 当該子の数によって加算が行われます 問題 2 解答 民法の規定により失踪の宣告を受けた者は 普通失踪の場合であれば 行方不明となった日から 7 年を経過した日に死亡したものと推定される ( 民法第 30 条 第 31 条 ) 民法の規定により失踪の宣告を受けた者は 普通失踪の場合であれば 行方不明となった日から 7 年を経過した日に死亡したものと みなされます

INDEX 目次 遺族基礎年金 (2)2:10 分 1. 遺族基礎年金の年金額の改定 2. 配偶者に支給する遺族基礎年金の額の増額改定 ( 法第 39 条第 2 項 ) 3. 配偶者に支給する遺族基礎年金の額の減額改定 ( 法第 39 条第 3 項 ) 4. 子に支給する遺族基礎年金の額の改定 ( 法第 39 条の 2 第 2 項 ) 5. 失権 ( 法第 40 条 ) 6. 配偶者と子の共通の失権事由 ( 法第 40 条第 1 項 ) 7. 配偶者の失権事由 ( 法第 40 条第 2 項 ) 8. 子の失権事由 ( 法第 40 条第 3 項 ) 確認問題 講義中の法令 略令の一例 法第 39 条第 2 項 国民年金法第 39 条第 2 項

遺族基礎年金の年金額の改定 法第 39 条に規定される 配偶者に支給する遺族基礎年金の額の改定 遺族基礎年金の年金額の改定 法第 39 条の 2 に規定される 子に支給する遺族基礎年金の額の改定

配偶者に支給する遺族基礎年金の額の増額改定 ( 法第 39 条第 2 項 ) 受給権取得後加算の対象となる子の人数の変動 その増減に応じて年金額が改定 改定事由 年金額の改定 増額改定 配偶者が遺族基礎年金の受給権を取得した当時 胎児であった子が生まれたとき 胎児であった子が生まれた日の属する月の翌月から改定 被保険者等の死亡した当時に遡って 遺族基礎年金の額が改定されるのではない

配偶者に支給する遺族基礎年金の額の減額改定 1( 法第 39 条第 3 項 ) 減額改定 改定事由 配偶者に 加算の対象となる子が 2 人以上いる場合で その子のうち 1 人を除いた子 が 8 つある減額改定の事由のいずれかに該当した場合 年金額の改定 減額改定の事由に該当した日の属する月の翌月から改定 加算の対象となる子のすべてが減額改定の事由に該当した場合 配偶者の遺族基礎年金の受給権は消滅する

配偶者に支給する遺族基礎年金の額の減額改定 2( 法第 39 条第 3 項 ) 減額改定の事由 1~4 1 死亡したとき 2 婚姻をしたとき 3 配偶者以外の者の養子となったとき 4 離縁によって 死亡した被保険者 または被保険者であった者の子でなくなったとき

配偶者に支給する遺族基礎年金の額の減額改定 3( 法第 39 条第 3 項 ) 減額改定の事由 5~8 5 配偶者と生計を同じくしなくなったとき 6 18 歳到達年度の末日が終了したとき 7 障害等級の 1 級 または 2 級に該当する子が 18 歳到達年度の末日が終了した後に 障害等級の 1 級 または 2 級に該当しなくなったとき 8 障害等級の 1 級 または 2 級に該当する子が 20 歳に達したとき

子に支給する遺族基礎年金の額の改定 ( 法第 39 条の 2 第 2 項 ) 受給権取得後受給権を有する子の人数に変動 増減を生じた日の属する月の翌月から年金額が改定 遺族基礎年金を受けている子が 2 人以上いる場合 その子のうち 1 人を除いた子が法第 40 条に規定される 失権の事由 に該当した場合 年金額が改定

失権 ( 法第 40 条 ) 被保険者や被保険者だった者が死亡 受給権者が失権の事由に該当した日の属する月まで 被保険者等生存 遺族基礎年金支給開始 受給権の消滅 被保険者や被保険者だった者が死亡した日の属する月の翌月から 配偶者と子の共通の失権事由 遺族基礎年金の失権の事由 配偶者だけの失権事由 子だけの失権事由

配偶者と子の共通の失権事由 ( 法第 40 条第 1 項 ) 1. 死亡したとき ( 例 ) 祖母 祖父 配偶者と子の共通の失権事由 2. 婚姻をしたとき ( 事実婚を含む ) 3. 養子となったとき 直系血族 または直系姻族の養子となったときを除く 直系 配偶者の祖父母 父母 子 孫など 自分の祖父母 父母 子 孫など 世代が上下に直線的に連なる血縁者 母 夫 死亡 父 養子縁組 母 妻 遺族基礎年金の受給権者 父 養子縁組 遺族基礎年金の受給権は消滅しません

配偶者の失権事由 ( 法第 40 条第 2 項 ) 配偶者の遺族基礎年金の受給権は 加算の対象となるすべての子が 法第 39 条第 3 項に規定される 8 つの減額改定の事由のいずれかに該当した場合は 消滅する 遺族基礎年金の受給権を有する配偶者と子のうち すべての子が直系血族 または直系姻族の養子となった場合 減額改定の事由 ( 法第 39 条第 3 項 ) 配偶者と子の共通の失権事由 ( 法第 40 条第 1 項 ) 配偶者以外の者の養子となったとき 養子となったとき ( 直系血族 または直系姻族の養子となった場合を除く ) すべての子が配偶者以外の者の養子となった場合 配偶者の遺族基礎年金の受給権は消滅する 直系血族 または直系姻族の養子となったときを除くことから 子の遺族基礎年金の受給権は消滅しない

子の失権事由 ( 法第 40 条第 3 項 ) 1. 離縁によって 死亡した被保険者 または被保険者であった者の子でなくなったとき 子だけの失権事由 2. 18 歳到達年度の末日が終了したとき 障害等級の 1 級 または 2 級に該当する子を除く 3. 障害等級の 1 級 または 2 級に該当する子が 18 歳到達年度の末日が終了した後に 障害等級の 1 級 または 2 級に該当しなくなったとき 4. 障害等級の 1 級 または 2 級に該当する子が 20 歳に達したとき 遺族基礎年金を 20 歳まで受けることができる子 被保険者等が死亡した当時から障害等級に該当する障害の状態にある子のほか 遺族基礎年金の受給権が発生した後 18 歳到達年度の末日までの間に 障害等級に該当する障害の状態になった子も含まれる

確認問題 問題 1 配偶者の有する遺族基礎年金の受給権は その者が婚姻をしたときには消滅する 解答 ( 法第 40 条 ) 問題 2 障害等級 1 級または 2 級に該当する子の有する遺族基礎年金の受給権は 子が 20 歳に達した年度の末日をもって消滅する 解答 ( 法第 40 条 ) 20 歳に達した年度の末日 ではなく 20 歳に達したとき に消滅します

INDEX 目次 遺族基礎年金 (2)3:9 分 1. 支給停止 ( 法第 41 条 ) 2. 配偶者の所在不明による支給停止 ( 法第 41 条の 2) 3. 子の所在不明による支給停止 ( 法第 42 条 ) 4. 離婚や再婚をした場合の取扱いについて 5. 遺族基礎年金の改正の変遷 確認問題 講義中の法令 略令の一例 法第 41 条 国民年金法第 41 条

支給停止 1( 法第 41 条 ) 遺族補償による支給停止 子に対する支給停止 (1) 労働基準法の規定による遺族補償が行われるとき死亡の日から 6 年間 遺族基礎年金の支給が停止 遺族基礎年金と同一の支給事由により 労働者災害補償保険の遺族補償年金を受けることができるときは 遺族基礎年金は 全額支給される 配偶者が遺族基礎年金の受給権を有するとき 例 妻 生計同一関係 子 死亡生計維持関係 夫 妻が受給権を有している間は子に対する遺族基礎年金は支給停止 ただし 配偶者に対する遺族基礎年金が 配偶者の申出 または所在不明により支給を停止されている場合には 子に対する支給停止が解除される

支給停止 2( 法第 41 条 ) 生計を同じくするその子の父 または母があるとき 例 先妻 離婚 死亡 夫 再婚 後妻 子に対する支給停止 (2) 生計同一関係 先妻の子 生計維持関係 先妻の子に遺族基礎年金の受給権が発生するが 先妻の子が先妻 ( 母親 ) と生計を同じくしている場合は 先妻の子に対する遺族基礎年金は支給停止となる

配偶者の所在不明による支給停止 ( 法第 41 条の 2) 配偶者の所在が 1 年以上明らかでないとき 所在が明らかでなくなったとき 1 年以上 配偶者 所在不明 所在不明を理由に遺族基礎年金の支給を停止された配偶者は いつでも 遺族基礎年金の支給停止の解除を申請することができる 所在が明らかでなくなったときに遡って支給が停止 遺族基礎年金の受給権を有する子の申請 子の支給停止が解除

子の所在不明による支給停止 ( 法第 42 条 ) 子 所在が明らかでなくなったとき 1 年以上 所在不明 遺族基礎年金の受給権を有する子が 2 人以上いる場合 所在不明を理由に遺族基礎年金の支給を停止された子は いつでも 遺族基礎年金の支給停止の解除を申請することができる 所在が明らかでなくなったときに遡って支給が停止 他の子の申請 所在不明となった日が属する月の翌月 年金額が改定 支給停止が解除された場合は 支給停止が解除された日の属する月の翌月から年金額が改定される 支給停止が解除された場合は 所在が明らかになったときに遡って 年金額が改定されるわけではない

離婚や再婚をした場合の取扱いについて 1 離婚の場合 例 離婚 例 離婚 再婚 妻 夫 先妻 夫 後妻 子 生計維持関係 死亡 生計維持死亡関係先妻の子 後妻の子 受給権は発生しない 受給権が発生 受給権は発生しない 支給停止 受給権が発生 支給停止 支給 ただし 子に支給される遺族基礎年金は 生計を同じくするその子の父または母があるときは 支給停止される 後妻の遺族基礎年金の加算額の対象 支給停止が解除 死亡 受給権消滅

離婚や再婚をした場合の取扱いについて 2 夫が先妻の子を連れて再婚をし 先妻の子と後妻が生計を同じくする前に死亡した場合 遺族基礎年金の受給権者である妻が再婚をした場合 例 離婚 再婚 例 再婚 先妻 夫 後妻 後夫 妻 先夫 子 死亡 生計同一関係なし 養子縁組 子 死亡 受給権が発生 受給権は発生しない 受給権が消滅 受給権は消滅しない ただし 子に支給される遺族基礎年金は 生計を同じくするその子の父または母があるときは支給停止される

遺族基礎年金の改正の変遷 遺族基礎年金 国民年金に加入している方などが死亡した場合に 死亡した方によって生計を維持していた遺族の生活の安定を図るために支給される給付 新法対象者と旧法対象者 死亡した日が新法施行日前 子のある配偶者 ( 妻 夫 ) または子新法施行日 ( 昭和 61 年 4 月 1 日 ) 昭和 61 年 3 月 31 日以前昭和 61 年 4 月 1 日以後旧国民年金法の遺族給付支給 死亡した日が新法施行日以後 母子福祉年金準母子福祉年金 遺族基礎年金に裁定替え 遺族基礎年金支給 旧国民年金法 ( 母子福祉年金等 ) 新法の年金 ( 遺族基礎年金 ) として支給

確認問題 問題 1 解答 労働者災害補償保険法による遺族補償年金が支給されるときは 遺族基礎年金は全額が支給停止される ( 法第 41 条第 1 項 労働者災害補償保険法別表第 1) 遺族基礎年金と同一の支給事由による労働者災害補償保険法の遺族補償年金が支給される場合には 遺族補償年金が減額調整され 遺族基礎年金は全額支給されます 問題 2 解答 遺族基礎年金の受給権を有する子が 2 人以上いる場合において その子のうち 1 人以上の子の所在が 1 年以上明らかでないときは その子に対する遺族基礎年金は 他の子の申請によって その申請があった月の翌月から支給を停止する ( 法第 42 条第 1 項 ) 申請があった月の翌月からではなく 所在が明らかでなくなったときに遡って支給停止となります