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2 エコミスト SS 冷却効果 ( 大宮工場デモ機 : 測定概要 ) 測定期間 :2009 年 8 月 28 日 ( 金 ) ミスト連続噴霧測定 :10:00~11:30 ミスト間欠噴霧測定 :13:00~15:25 測定点 : ミストノズル下部 ( シャッター下部 )1 点屋外 ( 外気測定 )1 点測定項目 : 空気温度および相対湿度 測定器 ( 温湿度センサー ) 測定状況 測定器 ( シャッター下部 ) 測定器 ( 屋外 )

10:00 10:05 10:10 10:15 10:20 10:25 10:30 10:35 10:40 10:45 10:50 10:55 11:00 11:05 11:10 11:15 11:20 11:25 11:30 10:00 10:05 10:10 10:15 10:20 10:25 10:30 10:35 10:40 10:45 10:50 10:55 11:00 11:05 11:10 11:15 11:20 11:25 11:30 3 エコミスト SS 冷却効果 ( 大宮工場デモ機 : 連続運転温湿度測定結果 ) ミスト噴霧間隔 : 連続運転 ( 常時噴霧 ) 0 30 0.0155 測定器 ( 屋外 ) のセンサー部に直射日光測定器 ( 屋外 ) のセンサー部に直射日光 空気温度差 -2-4 -6-8 25 20 15 10 相対湿度差 % 絶対湿度 k g / k g ( D A 0.015 0.0145 0.014 0.0135 0.013 0.0125-10 5 ) 0.012-12 0 0.0115 温度差 湿度差 % シャッター下部と屋外との温度差および湿度差 シャッター下部絶対湿度屋外絶対湿度 絶対湿度 ( 水分量 ) 比較 シャッター下部と屋外との温度差は概ね 2.5~3.5 程度 ( 温度計読み値 日射他による輻射熱の影響を含む ) シャッター下部の絶対湿度はミスト噴霧中も外気 ( 屋外 ) に連動した減少傾向にあり 半屋外空間では 加湿量を気にすることなく気温低減効果が利用できます

13:00 13:05 13:10 13:15 13:20 13:25 13:30 13:35 13:40 13:45 13:50 13:55 14:00 14:05 14:10 14:15 14:20 14:25 14:30 14:35 14:40 14:45 14:50 14:55 15:00 15:05 15:10 15:15 15:20 15:25 4 エコミスト SS 冷却効果 ( 大宮工場デモ機 : 間欠運転温湿度測定結果 ) ミスト噴霧間隔 : 6 分噴霧 (ON)-1 分停止 (OFF) 37 100 36 90 35 80 空気温度 34 33 70 60 相対湿度 32 50 % 31 40 30 30 29 20 1 シャッター下部温度 2 屋外温度 1 シャッター下部湿度 % 2 屋外湿度 % (OFF:1 分 ON:1 分 ) ミスト間欠運転時の空気温度および相対湿度 ( 測定間隔 : シャッター下部 1 分 屋外 5 分 ) ミスト噴霧 OFF(1 分間 ) から ON 直後の気温は全て上昇する結果が得られました ( 部分 : 上昇幅は不定 ) ミスト噴霧停止後の屋外との気温差は約 1.5 よって 間欠運転でもミストにより 1 ~2 程度の冷却効果が得られたと考えられます

5 エコミスト FS 冷却効果測定結果 エコミスト FS( ファンタイプ ) の冷却効果 = 気温低減効果を室内または屋外の任意の条件下で実測した結果を示したものです 本内容は 日本工業大学工学部建築学科成田健一教授との共同研究による成果の一部を紹介するものです

頻度 % 6 エコミスト FS 冷却効果 ( 室内実験 :1.5m 距離での皮膚表面温度測定結果 ) 1.5m の距離で上腕 下腕の平均温度が ミスト噴霧前後で 5~6 の差異が生じる結果を得ています 33.0 31.5 1( 左腕 ) 測定値 測定日 :2009 年 8 月 18 日ミスト噴霧時間 :2 分間 ミストに曝していない腕部 2 1 30.0 28.5 27.0 25.5 24.0 22.5 測定位置 ミスト吹出位置より 1.5m 下流 被験者熱画像 ( 赤外線放射カメラ :TVS-200EX 使用 ) 7.57 放射率 : 0.950 最大 : 28.04 平均 : 24.35 最小 : 23.44 点 : 4560 温度 : 21.00 頻度 : 0.00 % P1: 4.01e+004 <P1>: 422 P: Joule/sec 5.67 3.78 1.89 0.00 測定範囲平均温度最大温度最小温度 1 ( 左腕 ) 2 ( 右腕 ) 21.0 ( 放射率 :0.95) 30.0 31.1 29.3 24.4 28.0 23.4 22 24 26 28 30 32 温度 ミスト噴霧下に右腕 (2) を 2 分間曝した後 ミストに曝していない左腕 (1) と同時に熱画像を撮影しました 2( 右腕 ) 測定値 測定位置 ミスト吹出位置より 1.5m 下流 ミストに曝した腕部 測定機関 : 日本工業大学工学部建築学科成田健一研究室

2,000 2,000 3,000 4,000 7 エコミスト FS 冷却効果 ( 室内実験 : 各種センサーによる温度測定概要 ) 室寸法 :9,530 3,560 ( 高さ )3,285 測定日時 :2009 年 8 月 18 日 11:38~11:55 ( ブラインド ) 超音波風速温度計 ミスト噴霧機 簡易グローブ温度計 A 列 B 列 ミスト噴霧機 ( エコミスト FS) : 超音波風速温度計 (WA-590) :T 型熱電対 : 簡易グローブ温度計 ( は表面熱電対張り付け位置 ) ( 表面にT 型熱電対を張り付けた黒塗りアルミ缶 ) : アスマン通風乾湿計 (SK-RHG) : 温湿度ロガーセンサ (RTR-53) : 計測器支柱 ( 測定高さ ) 全て床上 1,300mm 測定機関 : 日本工業大学工学部建築学科成田健一研究室

8 エコミスト FS 冷却効果 ( 室内実験 : 各種センサーによる温度測定結果 ) 本測定では ミスト機から 2~8m の距離まで 4~6 気温降下した結果を得ています 30 28 扉 窓はすべて閉鎖 空調 換気は停止した状態での測定結果です 8mグローブ表面温度 7m 気温 ( 超音波 ) 6mグローブ表面温度 温度 26 24 4m グローブ表面温度 22 アスマン湿球温度 2mグローブ表面温度 RH ミスト噴霧換気していない室内では2mの距離でも濡れる (= 湿球温度 ) 可能性があります 60% 20 0:00 11:38 0:00 0:02 11:40 0:02 0:04 11:42 0:04 0:06 11:44 0:06 0:08 11:46 0:08 0:10 0:10 11:48 0:12 11:50 0:12 0:14 11:52 0:14 0:16 11:54 0:16 経過時間分 実験結果 超音波風速温度計 グローブ温度計 * アスマン乾湿温度計測定値 (* グローブ表面温度は B 列測定値 )

2,000 2,000 9 エコミスト FS 冷却効果 ( 屋外実験 : 各種センサーによる温度測定概要 ) 3,620 測定日時 :2009 年 8 月 22 日 13:19~13:32 A 列 B 列 ミスト噴霧機 ( エコミスト FS) 支柱単管 透明ビニールシート ( h=3,000) : 超音波風速温度計 (WA-590) :T 型熱電対 : アスマン通風乾湿計 (SK-RHG) : 温湿度ロガーセンサ (RTR-53) : 簡易グローブ温度計 ( は表面熱電対張り付け位置 ) ( 表面にT 型熱電対を張り付けた黒塗りアルミ缶 ) : 計測器支柱 ( 測定高さ ) 全て床上 1,300mm 測定機関 : 日本工業大学工学部建築学科成田健一研究室

10 エコミスト FS 冷却効果 ( 屋外実験 : 各種センサーによる温度測定結果 ) 本測定では ミスト機から 2~8m の距離まで最大 6 気温降下した結果を得ています 40 RH:58% 測定値の脈動 ( 短時間での上下変動 ) は外部風による気流の乱れによる影響と思われます ミスト噴霧 6mグローブ表面温度 8mグローブ表面温度 35 温度 30 4m グローブ表面温度 2m グローブ表面温度 アスマン湿球温度 7m 気温 ( 超音波 ) 25 0:00 13:19 13:21 0:02 13:23 0.04 0:04 13:25 0.06 0:06 0:08 13:27 0.08 13:29 0.10 0:10 0:12 13:31 経過時間 分 実験結果 超音波風速温度計 グローブ温度計 * アスマン乾湿温度計測定値 (* グローブ表面温度は B 列測定値 )

11 エコミスト日射影響測定結果 エコミストの冷却効果を効率良く利用するため 日射によるミスト気化の影響 ( 気温の低下への阻害効果 ) を実測により確認した結果を示したものです 本内容は 日本工業大学工学部建築学科成田健一教授との共同研究による成果の一部を紹介するものです

12 エコミスト日射影響 ( なぜ日射の影響が問題なのでしょう?) 屋外で考えられるミストの主な蒸発エネルギー源は? 空気の熱 + 日射の熱 気温を下げる効果 あり 気温を下げる効果 なし 日射のエネルギーでミストが蒸発している可能性は? ミストの蒸発エネルギー 日射が影響していれば気温の低下量が少なくなる ( 非効率 ) 空気熱のみ 多 100% 気温低減量 空気熱 + 日射熱 少 100% 以下?% ミストを効果的に利用するには日射影響を検証する必要あり

13 エコミスト日射影響 ( 屋外 BOX 装置実験 : 各種センサーによる温湿度他測定概要 ) 装置寸法 :2,000 1,000 ( 高さ )1,000 測定日時 :2010 年 12 月 15 日 ~ 1 月 5 日各 11:00~15:00 透明ガラスを使用 アスマン乾湿計 グローブ温度計 アスマン乾湿計 グローブ温度計 ファン 小型ファン 小型ファン ミストノズル ファン ミストノズル 小型ファン GL 赤外線湿度計 超音波風速温度計 日射計 ファン 赤外吸収湿度計 超音波風速温度計 日射計 超音波風速温度計 ( プローブ ) グローブ温度計 測定機関 : 日本工業大学工学部建築学科成田健一研究室

- t / x( /[g/ m3 ]) 14 エコミスト日射影響 ( 屋外 BOX 装置実験 : 各種センサーによる温湿度他測定結果 ) 本測定では 気温の低下に日射が関係 ( 日射が気温低下を阻害 ) している可能性が確認されました 1.10 1.00 0.90 0.80 0.70 0.60 0.50 0.40 0.30 0.20 0.10 大 --- 気温低下量 --- 小 0 100 200 300 400 500 日射量 (W/ m2 ) 気温低下量 絶対湿度増加量の割合と日射量の関係 - t / x : 気温低下量 / 絶対湿度増加量 小 -- 絶対湿度増加量 -- 大 1g/ m3の絶対湿度 ( 加湿量 ) 増加に対し何 気温が低下したかを示す数値です もし日射の影響が無いとすれば.. = 日射量に関係なく - t / x の値 ( 縦軸 ) は一定値となります 結果は右下り ( ) の関係 日射の影響あり ミストを効果的に活用するには 極力直射を避ける設置を行う必要があります 当社にて最適な設置をご提案致します