田中敦 1
自己紹介 とは Zabbix の概要 Zabbix のインストール 監視設定 Web サーバーの監視 その他 (DBMS の監視 ) 2
名前 田中敦 ( たなかあつし ) Twitter : @atanaka7 所属 スタッフ 某 SIer 経歴 企業向けシステムの要件定義から設計 構築 運用 社内の技術支援 OSS 関連調査 数年前から に参加 Zabbix 認定スペシャリスト 3
とは 4
オープンソースソフトウェアの統合監視ツールである Zabbix の日本のコミュニティ 主な活動 コミュニティサイト (http://www.zabbix.jp/) の運営 各種日本語翻訳 日本向けパッケージ作成 勉強会開催 各種イベント参加 5
Zabbix の概要 6
オープンソースソフトウェアとして公開されている統合監視ツール ラトビアにある Zabbix SIA という会社が開発 特徴 監視対象として対応している OS が多い 監視設定のほとんどを Web GUI で設定可能 Zabbix エージェントを利用する以外にも SNMP IPMI Telnet SSH スクリプト実行など様々な方法で監視可 拡張性が高い 取得した値をグラフ化したり マップを作成して障害発生個所に色を付けて表示するなど視覚化 7
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Zabbix サーバー Linux AIX FreeBSD NetBSD OpenBSD HP-UX Mac OS X Solaris Zabbix エージェント Linux AIX FreeBSD NetBSD OpenBSD HP-UX Mac OS X Solaris Windows 2000 Windows Server 2003 Windows XP Windows Vista Windows Server 2008 Windows 7 Windows 8 Windows Server 2012 9
監視対象 Zabbix サーバー Zabbix エージェント Zabbix エージェント ( アクティブ ) Zabbix エージェント Telnet / SSH SNMP / IPMI 10
Zabbix で標準で用意されている主な監視項目 CPU ロードアベレージ CPU 数 CPU 利用状況 (system, user, iowait など ) メモリ 空きメモリ量 総メモリ量 スワップ量 プロセス単位のメモリ使用量 ハードディスク 空き容量 総容量 読み書き量 ファイルの有無 ファイルのチェックサム ネットワーク In/Out のトラフィック量 ポートの接続可非 接続までの時間 プロセス プロセスの生死 起動プロセス数 ログ ログファイル Windows のイベントログ その他 Windows パフォーマンスカウンタ VMware WMI SNMP IPMI スクリプト Zabbix 2.2 から 11
Zabbix サーバ OS : CentOS 6.5 (x86_64) + Zabbix 2.2.2 Zabbix エージェント OS : CentOS 6.5 (i586) + Zabbix 2.2.2 (OS : Windows Server 2008 R2 + Zabbix 2.2.2) 12
監視対象 管理端末 Zabbix サーバー (IP: 192.168.1.1) Web サーバー (Apache) + PHP Zabbix サーバープロセス DBMS(MySQL) 13
Zabbix のインストール (Zabbix サーバー ) 14
バージョン 2.0 以降は Zabbix の開発元である Zabbix SIA が公式にパッケージを公開しているので それを利用するのが簡単です Red Hat Enterprise Linux 5/6 用 Debian 7 (Wheezy) 用 Ubuntu 12.04 LTS (Precise) 用 epel のパッケージだと 一部公開されていないパッケージがあったり グラフの日本語文字化け対策も用意されていないので注意してください 15
SELinux は Linux 上で Web や各種サービスを提供しているときにも 各サービスを稼働させているユーザごとに権限を明確にして 誤って OS 自体に影響を与えないようにすることができる Linux に標準的に用意されたセキュリティ機能です 本来であれば SELinux を有効にしたままにして運用すべきですが 説明を簡単にするために一時的に無効にした状態での説明を行います 設定が終了したら SELinux を有効にして運用されることをご検討ください 16
Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 互換の CentOS であれば 標準の yum リポジトリが利用できる状態であれば Zabbix のパッケージを稼働させるのに必要なパッケージをすぐに取得できます RHEL 6 の場合 php-xml や php-mbstring などの一部のパッケージは Red Hat Network(RHN) にログインして 該当するシステムで利用するリポジトリとして RHEL Server Optional というリポジトリも有効にする必要があります ( 最新情報は未確認 ) 17
PHP から MySQL を利用する場合 以前利用していた php の mysql 拡張は PHP 5.5 では今後利用できなくなるという警告が表示されるため mysqli 拡張を利用するように変更されています PHP 5.3 以降が必要になるので RHEL 5(CentOS 5) の場合 php パッケージではなく php53 パッケージが必要になります PHP を独自にインストールされている方は mysqli 拡張を有効にしてください VMware の監視機能が追加されたので その機能で必要となった libxml2 が必要となりました Zabbix の VMware の監視機能が必要で ソースからコンパイルするときには configure 時に --with-libxml2 をつけてください 18
2.2 での変更点で Housekeeping の処理も変更されている zabbix_server で古い情報を削除するかや何をどの期間で削除するかは Web フロントエンドで設定が必要です 19
1 2 3 4 5 6 7 8 CentOS 6をインストールします SELinuxを無効に設定して OSを再起動しておきます Firewall(iptables) の設定を行って必要なポートをあけます Zabbix SIAのZabbix 2.2のyumリポジトリを登録します yumコマンドでzabbixサーバのパッケージをインストールします mysql-serverをインストールして Zabbix 用のDBを作成します zabbix_server.confにdbアクセス用の設定を追加します serviceコマンドでzabbix-serverを起動します 20
CentOS のミラーサイトからインストール用のメディアをダウンロードしてインストールします 最低限必要なパッケージは ベース パッケージです 21
OSをインストールしたら サーバーにスーパーユーザー (root) でログインします viなどのエディタを利用して /etc/selinux/config 内のSELINUX の値をdisabledに変更します # This file controls the state of SELinux on the system. # SELINUX= can take one of these three values: # enforcing - SELinux security policy is enforced. # permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing. # disabled - No SELinux policy is loaded. SELINUX=disabled # SELINUXTYPE= can take one of these two values: # targeted - Targeted processes are protected, # mls - Multi Level Security protection. SELINUXTYPE=targeted 変更を反映するには OS の再起動が必要です 22
デフォルトでは Firewall(iptables) が有効になっていて SSH でしか外部からアクセスできないようになっています サーバー上で利用する機能に合わせて必要なポート番号でのアクセスを許可します Zabbix サーバー TCP / 10051 番 Zabbix エージェント TCP / 10050 番 Zabbix Web フロントエンド HTTP(TCP / 80 番 ) 23
Zabbix SIA が公開している yum リポジトリを登録します 今回は Zabbix 2.2.x をインストールするので root もしくは管理者権限で以下のようにします # rpm -ivh http://repo.zabbix.com/zabbix/2.2/rhel/6/i386/zabbix-release-2.2-1.el6.noarch.rpm 24
yum リポジトリが登録できたら あとは Zabbix サーバーとして必要なパッケージを指定してインストールします # yum install zabbix-server-mysql 依存関係のある zabbix や zabbix-server などのパッケージが一緒にインストールされます 25
ここまでの手順では Zabbixサーバー関連のパッケージはインストールされますが Zabbixサーバーが利用するDBが準備できていません ここでは MySQLのサーバー (mysql-server) をインストールします # yum install mysql-server インストールが終わったら デフォルトの文字コードなどを /etc/my.cnf 内 [mysqld] セクションに設定します character-set-server=utf8 skip-character-set-client-handshake innodb_file_per_table 26
/etc/my.cnf の設定が終わったら mysqld を起動します # service mysqld start 起動したら以下のように MySQL 上のデータベースとアカウントを作成します # mysql uroot mysql> create database zabbix; mysql> grant all privileges on zabbix.* to zabbix@localhost identified by 'password' ; mysql> flush privileges; mysql> exit # 27
DB アカウント テーブルが用意できたら 初期データの投入を行います # mysql uroot zabbix < /usr/share/doc/zabbix-server-mysql-2.2.2/create/schema.sql # mysql uroot zabbix < /usr/share/doc/zabbix-server-mysql-2.2.2/create/images.sql # mysql uroot zabbix < /usr/share/doc/zabbix-server-mysql-2.2.2/create/data.sql 28
DB も用意できたので 最低限 DB にアクセスするためのアカウント情報を Zabbix サーバーの設定ファイル (/etc/zabbix/zabbix_server.conf) に設定します DBName=zabbix DBUser=zabbix DBPassword=password 設定が終わったら service コマンドで Zabbix サーバーを起動します # service zabbix-server start 29
Zabbix のインストール (Web フロントエンド ) 30
1 2 3 4 5 6 Zabbix SIAのZabbix 2.2のyumリポジトリを登録します yumコマンドでzabbixのwebフロントエンドのパッケージをインストールします /etc/httpd/conf.d/zabbix.conf 内のtimezoneの設定をします httpdを起動もしくは再起動します ブラウザで http://ipアドレス /zabbix/ にアクセスして インストールウィザードを実行します ウィザードが終了するとログイン画面になるので Admin zabbix でログインします 31
OS のインストール SELinux や Firewall の設定 yum リポジトリの登録が済んでいることとします Zabbix の Web フロントエンドをインストールするには 以下のように実行します # yum install zabbix-web-mysql zabbix-web-japanese グラフの日本語文字列文字化け防止 32
Zabbix SIA のパッケージは 日本国内向けと限定したものではないので PHP の timezone は 利用する場所に応じて設定する必要があります Zabbix SIA のパッケージでは Zabbix 専用に PHP の設定を行えるよう /etc/httpd/conf.d/zabbix.conf というファイルに設定を集約してあります この中の timezone の設定を以下のように行います php_value date.timezone Asia/Tokyo 設定したら service コマンドで httpd を起動します # service httpd start 33
httpd を起動したら Web ブラウザを利用して httpd を起動したサーバーにアクセスします 34
ウィザードを進めると以下のようなチェックが実施されるので 不足がないかチェックしてください 35
利用する DB と接続情報を入力します 36
インストールウィザードが終了するとログイン画面が表示されますので 以下のユーザー名とパスワードを利用してログインします ユーザー名 : パスワード : Admin zabbix 37
Zabbix のインストール (Zabbix エージェント ) 38
1 2 3 4 Zabbix SIAのZabbix 2.2のyumリポジトリを登録します yumコマンドでzabbixエージェントのパッケージをインストールします /etc/zabbix/zabbix_agentd.confにhostnameや Server ServerActiveの設定を行います serviceコマンドで zabbix-agentを起動します 39
OS のインストール SELinux や Firewall の設定 yum リポジトリの登録が済んでいることとします Zabbix のエージェントをインストールするには 以下のように実行します # yum install zabbix-agent 40
Zabbix エージェントは Zabbix サーバーと通信できるようにするため /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf に設定を行う必要があります 最低限設定すべき項目としては 以下のものが挙げられます 項目名設定例説明 Hostname web01 エージェントを起動するホストのホスト名 Webフロントエンドで登録するホストの名前に合 わせる Server 192.168.1.1 ZabbixサーバーのIPアドレス このIPアドレスからの値取得要求に応答する カ ンマ区切りで複数設定可 ServerActive 192.168.1.1 ZabbixサーバーのIPアドレス このIPアドレスに対してアクティブチェックの通知 を行う カンマ区切りで複数設定可 41
設定ファイルに設定を行ったら service コマンドを利用して Zabbix エージェントを起動します # service zabbix-agent start 42
監視設定 43
ホスト アイテム トリガー アクション テンプレート 44
監視設定を行う監視対象の機器のことです 各種 OS の稼働しているサーバー機や ネットワーク機器などが該当します 物理環境 仮想環境どちらの OS でも 1 台毎にホストとして管理することができます Zabbix 2.0 以降では 1 台のホストに複数のインターフェイスを定義できるようになったので 複数のネットワークに接続されたサーバーでも 1 台として管理できるようになりました 45
監視するために値を取得するための設定です 値を取得するだけですので ここで閾値の設定は行いません アイテムのタイプとして主に以下のようなタイプが用意されています Zabbix エージェント Zabbix エージェント ( アクティブ ) Zabbix Trapper シンプルチェック SNMP エージェント 外部チェック その他 (SSH Telnet IPMI JMX など ) 46
アイテムを利用して取得した値を 閾値などの条件式で 障害であるかどうかを判定する情報です 閾値より正常側に復旧したタイミングでもトリガーを発生させて 例えば障害からの復旧を契機にアクションを実行することもできます 47
トリガーを契機として メールやインスタントメッセージを送信したり スクリプトを実行したりすることができます スクリプトは Zabbix サーバー上でも Zabbix エージェントをインストールしたサーバー上でも実行させることができます 48
アイテム トリガー グラフ スクリーン Web 監視の設定をグループ化することができます 同じような監視設定を行いたい場合は 共通のアイテムやトリガーなどを取りまとめたテンプレートを作成して ホストに対してテンプレートのリンクを追加するだけで 同じ監視設定を複数のホストに容易に設定することができます 49
ホスト A アイテム A1 トリガー A1 アイテム A2 トリガー A2 テンプレート 共通 アイテム共通 1 トリガー共通 1 ホスト B アイテム B1 トリガー B1 アイテム共通 2 トリガー共通 2 50
Zabbix の監視設定例 51
ログイン後 日本語表示にしたい場合は 右上の Profile をクリックして Language として Japanese(ja_JP) を選択して Save ボタンで設定を保存してください 52
トップのメニューは 作業や役割で分割されています 監視データ 監視している結果情報を参照するためのメニューです インベントリ 構成管理的な作業を行う際に参照するメニューです レポート 長期的なレポート生成を行うためのメニューです 設定 監視対象や項目の登録 変更 削除を行うためのメニューです Zabbix 管理者と呼ばれる権限以上の権限が必要です 管理 Zabbix 特権管理者と呼ばれる Zabbix サーバーを管理する人しか利用できない Zabbix サーバー全体の共通的な設定を行うためのメニューです 53
Zabbix の Web フロントを利用するうえで 以下のようなユーザーの種別が存在します Zabbix 特権管理者 Zabbix サーバ全体の設定の管理を行います Zabbix サーバ自体の共通の設定は この特権管理者しか行えません Zabbix 管理者 ホスト アイテム トリガー アクションの登録 変更 削除を行います ユーザー 特殊な権限を持たないため 主に参照だけを行うユーザーになります 54
Zabbix をインストールすると よく利用すると思われる監視対象用の設定サンプルが用意されています 自分の環境に合わせてカスタマイズしたり 参考にして新規にテンプレートを作成しても構いません まずは Zabbix サーバー自体を監視してみましょう 55
Zabbix には 設定のサンプルとして Zabbix サーバー自体を監視する設定が登録されています ホスト自体は無効に設定されているので これを有効に変更して監視を開始することができます 事前に Zabbix サーバー上で Zabbix エージェントを起動しておきます マウスのポインタを 設定 まで動かすと その下に設定メニューが表示されるので その中から ホスト を選択します 表形式で表示されたホスト Zabbix server のステータス欄の 無効 をクリックして有効にします 56
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画像とホスト紐づけて表示するマップとグラフなどをまとめて表示 58
グラフの表示幅の変更や表示している時刻のシフト 日付の変更が可能 表示する時間の幅を変更 右上の時刻をクリックして表示させて 日付を指定 表示する時間帯を前後に移動 ここをドラッグして幅を変更することも可 59
新規に監視対象を追加するために ホストを追加します ホスト追加時には 所属させるホストグループも必要になるので 事前に追加しておくか ホスト追加時にホストグループも追加します ( ホストグループは アクセス権限設定にも利用します ) ホスト名と監視する方法に合わせて 例えば Zabbix エージェントを利用して監視するなら Zabbix エージェントのインターフェイスを設定します 60
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新規にホストを登録したら そのホストにアクセスできるようアクセス権限を設定する必要があります アクセス権限は ユーザーグループごとに設定可能です ユーザーグループごとに 各ホストグループもしくは各ホストに対して 読書可能 読込専用 拒否 の 3 段階で設定可能です 監視の設定や各アイテムの取得値の参照を行う場合には 読書可能 の権限が必要です 情報の参照だけをさせたい場合には 読込専用 の権限を与えます 62
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ホストをサービス毎に分けておき それぞれの管理者や利用者もわけて登録することで 1 台の Zabbix サーバで 表示情報の分離や権限の分離を実現できます 1 台の Zabbix サーバー上 管理者グループ A ユーザーグループ A 管理者グループ B ユーザーグループ B ホストグループ A 読 読 ホストグループ B 読 読 書 書 64
Web 監視の設定例 65
Zabbix には Web サーバがちゃんと応答を返してくれているかチェックするための Web 監視の機能が用意されています Zabbix 2.2 からは ホストの一覧から Web 監視の設定を行えるようになりました 66
Web 監視は リクエストとレスポンスの設定である ステップ を 1 セットにしたものを シナリオ として登録します 例えば 以下のようなステップで構成される一連の処理シーケンスを複数のステップを並べて登録します ログイン メニュー遷移 データ参照 67
シナリオの名前や更新間隔などを指定します 68
ステップは複数個登録できます 69
シナリオ毎 ダウンロードスピード シナリオの成功 失敗 ステップ毎 ダウンロードスピード レスポンスコード レスポンス時間 70
Web 監視の設定を行うことで自動生成される 前ページの成功 失敗やステータスコードなどのアイテムに対して 判定するトリガーを作成することで アクションまで連携できるように設定することが必要です Web 監視画面の設定だけでは メールの障害通知は行えないことに注意してください ダッシュボード上の Web 監視の欄には 正常や失敗の表示は可能です 71
Web サーバーの 監視設定例 ( 内部の状態の監視 ) 72
実際に Web サーバを運用する際には さらに詳細な Web サーバとして機能させるために稼働させているサーバプロセスの監視もしておくことが必要です 例えば Web サーバプログラムとして CentOS の標準で添付されている Apache(httpd) を監視してみましょう 73
Apache(httpd) のパッケージには httpd 自体の状態情報を取得する機能が用意されています この機能を有効にして さらに その機能から情報を取得して Zabbix 上で監視できるようにすることができます 監視対象 Zabbix サーバー Apache server-status ハンドラ Zabbix エージェント UserParameter アイテム 74
# curl -s http://127.0.0.1/zabbix-apache-status?auto Total Accesses: 18743 Total kbytes: 9435 CPULoad: 4.46085 Uptime: 99377 ReqPerSec:.188605 BytesPerSec: 97.2201 BytesPerReq: 515.469 BusyWorkers: 1 IdleWorkers: 10 Scoreboard: W...... # 75
httpd の各種拡張用設定ファイルの配置場所である /etc/httpd/conf.d ディレクトリ以下に zabbix_apache_status.conf というようなファイル名で以下の内容のファイルを配置して httpd を再起動します ExtendedStatus On <Location /zabbix-apache-status> SetHandler server-status Order Deny,Allow Deny from all Allow from 127.0.0.1 </Location> 76
以下のようなスクリプトを用意して UserParameter で値を取得できるよう準備します #!/bin/sh error() { echo "ZBX_NOTSUPPORTED" exit 1 } [ $# -ne 1 ] && error STATUS="0" PARAM="" case $1 in "total_access") PARAM="Total Accesses";; "total_kbytes") PARAM="Total kbytes";; "cpuload") PARAM="CPULoad";; "uptime") PARAM="Uptime";; "reqpersec") PARAM="ReqPerSec";; "bytespersec") PARAM="BytesPerSec";; "bytesperreq") PARAM="BytesPerReq";; "busyworkers") PARAM="BusyWorkers";; "idleworkers") PARAM="IdleWorkers";; "wait" "start" "read" "send" "keep" "dns" "close" "log" "grace" "idle") PARAM="Scoreboard";; *) error ;; esac ( 続く ) 77
( 続き ) STATUS=$(curl -s http://127.0.0.1/zabbix-apache-status?auto grep "^$PARAM" cut -d":" -f2) if [ "$PARAM" = "Scoreboard" ]; then case $1 in "wait") IFS="_";; "read") IFS="R";; "send") IFS="W";; "keep") IFS="K";; "dns") IFS="D";; "close") IFS="C";; "log") IFS="L";; "grace") IFS="G";; "idle") IFS="I";; *) error;; esac STATUS=" $STATUS " set -- $STATUS STATUS=$(($#-1)) fi echo $STATUS このファイルを /usr/lib/zabbix/externalscripts/apache_status というようなファイル名で保存して 実行権を付与しておきます 78
以下のような設定ファイルを Zabbix エージェントに読み込ませて UserParameter を利用できるようにします 配置ディレクトリは /etc/zabbix/zabbix_agentd.d/ ファイル名は apache_status.conf としておきます /usr/lib/zabbix/externalscripts/apache_status のパスは 前ページのスクリプトを配置したパスに合わせてください UserParameter=apache_status[*],/usr/lib/zabbix/externalscripts/apache_status $1 79
UserParameter で設定した情報は zabbix_agentd を再起動すると反映されて Zabbix サーバー側から値を取得できるようになります キーの値としては 以下のような設定を行うことができます apache_status[total_access] httpd を起動してからの総アクセス数 apache_status[total_kbytes] httpd を起動してからの総送受信キロバイト数 apache_status[wait] 待ち状態になっている Worker プロセス数 などなど 80
今回説明した方法以外に 最近様々な監視用テンプレートなどが公開されています 例 1: MySQL の監視 Percona Monitoring Plugins for Zabbix http://www.percona.com/doc/percona-monitoringplugins/1.1/zabbix/index.html 例 2: PostgreSQL の監視 PostgreSQL monitoring template for Zabbix(pg_monz) http://pg-monz.github.io/pg_monz/ 81
Zabbix SIA (Zabbix の開発元 ) http://www.zabbix.com/ Zabbix Conference Japan 2013 ( 日本国内で開催されたカンファレンスでアジェンダに各種資料あり ) http://www.zabbix.com/jp/conference_japan_2013.php ( 日本のコミュニティ フォーラムで日本語での Q&A 可 ) http://www.zabbix.jp/ こんご
Zabbix で 10,000 台のサーバーを監視する (by 寺島さん ) http://kodai74.blogspot.jp/2013/11/zabbix10000.html 全自動 Zabbix ver2 (by 九龍さん ) http://www.slideshare.net/qryuu/zabbix-var2 83
今月初めに以下の書籍が発売されました Zabbix 統合監視徹底活用 ~ 複雑化 大規模化するインフラの一元管理池田大輔さん ( 著 ) 著者は のスタッフ 今回 第 9 回日本 OSS 奨励賞を受賞 84
Zabbix 2.2 の新機能と VMware 仮想環境監視 Zabbix Enterprise サポートのご紹介と Zabbix 2.4 の新機能 2014 年 2 月 28 日 ( 金 ) 201 教室 13:00-13:45 講師寺島広大さん PostgreSQL の運用監視を Zabbix を使ってスマートに ~ OSS 公開した pg_monz の紹介 他 ~ 2014 年 2 月 28 日 ( 金 ) 204 教室 15:15-16:00 Hatohol( はとほる ) で実現する Zabbix/Nagios の監視統合 大規模監視 2014 年 2 月 28 日 ( 金 ) 304 教室 16:15-17:00 85
ご清聴ありがとうございました 本資料内で利用させて頂いた各プロダクト名やサービス名などは 各社もしくは各団体の商標または登録商標です 86
ご参考 87
Zabbix サーバープロセス ( 親 ) timer 1 alerter poller 5 discover 1 history syncer trapper 5 4 icmp pinger 1 Zabbix エージェント SNMP 対応機器 Zabbix エージェント サーバー NW 機器 db watchdog http poller 1 Web サーバー housekeeper ipmi poller 0 IPMI 対応機器 discover 1 java poller 0 java gateway 0 JMX vmware collector 0 snmp trapper 0 SNMPTT snmptrapd SNMP 対応機器 88
ESX や vcenter を監視するためには 以下のような設定を行います Templates タブで Template Virt VMware を入れる Macros タブで {$USERNAME} {$PASSWORD} {$URL} を入れる {$USERNAME}: vcenter のユーザ {$PASSWORD}: vcenter のパスワード {$URL}: https://{vcenter の IP}:443/sdk ESXi の場合は vcenter の部分を ESXi に置き換え デフォルトで用意されているテンプレートは ディスカバリ機能を利用しているので VM 情報の取得までに時間がかかります 89
Zabbix 2.2 で追加された機能として WMI(Windows Management Instrumentation) を利用した監視も可能になっています これは Zabbix エージェントを経由して Windows 上から値を取得するようになっているので アイテムのタイプとしては Zabbix エージェント を選択します キーの設定例 wmi.get[root cimv2,select Caption FROM Win32_OperatingSystem] wmi.get[root cimv2,select Size FROM Win32_LogicalDisk WHERE DeviceID='C:'] 90
Zabbix 2.2では Zabbix 2.0からのアップグレードに関して zabbix_serverの起動時に自動的にdbのアップグレード処理を行うようになっています それ以前のバージョンの場合は 以下のような段階的なDBのアップグレードが必要です 1.4 から 1.6 へ変換 # cd /usr/share/doc/zabbix-server-mysql-2.2.2/upgrades/dbpatches/1.6/mysql/ # mysql -uroot zabbix -p < patch.sql 1.6 から 1.8 へ変換 # cd /usr/share/doc/zabbix-server-mysql-2.2.2/upgrades/dbpatches/1.8/mysql/ #./upgrade -uroot zabbix -p 1.8 から 2.0 へ変換 # cd /usr/share/doc/zabbix-server-mysql-2.2.2/upgrades/dbpatches/2.0/mysql/ #./upgrade -uroot zabbix -p 91