HDC-EDI Base B2B LE リリースノート

Similar documents
HDC-EDI Base B2B リリースノート

HDC-EDI Base B2B リリースノート

HDC-EDI Base B2B リリースノート

HDC-EDI Base B2B LE リリースノート 最終更新日 :2012/10/03 各バージョンのトピックス / 新機能 / 機能改善 / 解決された問題点情報です

HDC-EDI Base B2B リリースノート 最終更新日 :2012/10/03 各バージョンのトピックス / 新機能 / 機能改善 / 解決された問題点情報です

HDC-EDI Base E2X リリースノート 最終更新日 :2012/10/03 各バージョンのトピックス / 新機能 / 機能改善 / 解決された問題点情報です

HDC-EDI Manager Ver レベルアップ詳細情報 < 製品一覧 > 製品名バージョン HDC-EDI Manager < 対応 JavaVM> Java 2 Software Development Kit, Standard Edition 1.4 Java 2

HDC-EDI Base B2B LE リリースノート

HDC-EDI Base E2X リリースノート 最終更新日 :2011/03/25 各バージョンのトピックス / 新機能 / 機能改善 / 解決された問題点情報です

ACMS E2X/B2B V3.4.0 patch_V_3_4_0_ リリースノート

HULFT Series 製品における Javaの脆弱性(CVE )に対する報告

HDC-EDI Suite製品価格表_

<4D F736F F F696E74202D AD955C A91E F B F91CE8FA48ED C81458B5A8F F A8893AE95F18D90>

HDC-EDI Base Web/deTradeII送受信機能起動時におけるJava8のセキュリティ警告とその回避策について

HDC-EDI Base Web/deTradeIIクライアントへのJava 7 Update 51以降の適用について

HDC-EDI Base deTradeII送受信機能起動時におけるJava8のセキュリティ警告とその回避策について

要求受付機能 管理番号内容対象バージョン 314 トレースログに重複してメッセージが出力される場合がある 6.3.2~ 大量のファイルトリガ情報が登録されている状態でファイルトリガプロセスを起動するとファイルトリガプロセスが停止する場合がある 7.2.0~7.3.1 ユーティリティ

ユーティリティ 管理番号 内容 対象バージョン 157 管理情報バッチ登録コマンド (utliupdt) のメッセージ出力に対し リダイレクトまたはパイプを使用すると メッセージが途中までしか出 力されないことがある 267 転送集計コマンド (utllogcnt) でファイル ID とホスト名の組

HDC-EDI Base Web/deTradeII クライアントへのJava 7 Update 51 の適用について

HDC-EDI Base B2B LE Version 導入事前説明書

EDIソリューション HDC-EDIのご紹介

ACMS 総合カタログ Data Applications Company, Limited Enterprise Data Exchange Solutions

( 注意 ) SMTP クライアント機能 ( 注意 ) SMTP サーバ機能 10 WebAgent アダプタ ( 注意 ) 稼働環境について ( 注意 ) サービス設定について 11 その他注意事項 ( 設定 ) UST 使用時の場合 ( 設定 ) ライセンスキーについて ( 注意 ) NonSt

インストーラー 管理番号 内容 対象バージョン 230 HULFT がすでにインストールされているパスに対してサイレントインストールを実行すると インストールされていた HULFT の動作環境が不正な状態になる 7.3.0~7.3.1 ユーティリティ 管理番号 内容 対象バージョン 231 管理情報

< 障害一覧 > HULFT 配信機能 管理番号 内容 対象バージョン 39 コード変換の必要がない集信処理および配信処理を実行したにも関わ 7.0.0~7.3.1 らず コード変換処理でエラーとなる場合がある 44 システム動作環境設定再設定コマンド (hulclusterxxx -set) を使

ITHDG

TFTP serverの実装

HDC-EDI Base E 2 X, B2B Version 3.8 導入事前説明書 HDC-EDI Base E 2 X, B2B をインストールする前に 以下の通り OS DB Java(JDK/JRE JDBC) Web Application Server(WAS) のインストールが完了し

iNFUSE インフューズ

レベルアップ詳細情報 < 製品一覧 > 製品名 バージョン < 追加機能一覧 > 管理番号 内容 説明書参照章 カナ文字拡張対応 < 改善一覧 > 管理番号 内容 対象バージョン 説明書参照章 文字列のコピー ペースト改善 ~ 子画面の表示方式 ~ 履歴の詳細情報 ~ タブの ボタン ~ 接続時の管

お客様各位 作成日 :2012 年 2 月 27 日更新日 :2013 年 8 月 2 日 キヤノン IT ソリューションズ株式会社 DEX-Ⅲ(Linux 版 ) バージョン 2.01 リビジョン 02 変更内容について 拝啓貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます 平素は 当社製品に格別なるご愛

( 注意 ) NonStopServer(SQL/MX) について ( 注意 ) ポート番号の衝突について 1. ディスク容量について ACMS E 2 X, B2B 単体インストールでは 150Mを必要とします これとあわせ データベース領域に必要とされる容量を事前に見積もっておく必要があります

お客様各位 作成日 :2013 年 8 月 2 日更新日 :2015 年 9 月 10 日 キヤノン IT ソリューションズ株式会社 DEX-Ⅲ(AIX 版 ) バージョン 2.02 リビジョン 02 変更内容について 拝啓貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます 平素は 当社製品に格別なるご愛顧を

21 システムプロパティ情報設定画面での入力エラー時の画面表示の改善 - 22 EDI Base JOB リレーション情報登録画面での表示項目の変更 - 23 集信後ジョブもしくは配信前ジョブが変更された場合の業務情報詳細画面でのダイアログメッセー - ジの追加 24 インストール時に実行する in

HDC-EDI Base E 2 X, B2B Version 3.9 導入事前説明書 HDC-EDI Base E 2 X, B2B をインストールする前に 以下の通り OS DB Java(JDK/JRE JDBC) Web Application Server(WAS) のインストールが完了し

[重要]WindowsUpdate で公開された MS15-058:セキュリティ更新プログラム

共有フォルダ接続手順 1 共有フォルダ接続ツールのダウンロード 展開 CSVEX のトップページから共有フォルダ接続ツールの zip ファイルをダウンロードします ダウンロードした zip ファイルを右クリックして すべて展開 を選択します (Windows 環境では zip ファイルを解凍しなくて

スライド 1

HDC-EDI Base B2B LE Version 導入事前説明書

住基即時 / 一括システムと住基情報交換システムの概要 〇住基即時システム 年金に関する届出において 電子申請を利用した届出の場合に住民票の添付を不要とするため また届出していただいた方の本人確認 生存確認等を行うために 住民基本台帳ネットワークシステム ( 以下 住基ネット という ) への即時照

HULFT for Mainframe Type ACOS Ver レベルアップ詳細情報 < 製品一覧 > 製品名バージョン HULFT for Mainframe Type ACOS < 対応 OS> ACOS-4/XVP PX, ACOS-4/NPX, ACOS-4/i-

7 PIN 番号入力後 以下のアプレットエラーが表示されます 署名検証が失敗しました 署名検証が行なわれませんでした 8 PIN 番号入力後 以下のアプレットエラーが表示されます APPLET-ERROR APPLET-ERROR APPL

目次 Ⅰ.EDI の注意点 3 1. EDIの注意点 次世代通信手順 ebxml 手順 JX 手順 認証方式 センター処理エラー時の再送単位 送受信件数の上限 全銀手順の最大伝送ブロック長 11

ADempiere (3.5)

マニュアル訂正連絡票

■POP3の廃止について

Oracle Business Intelligence Standard Edition One のインストール

ITHDG

Microsoft Word - 01.【電子入札】パソコンの設定方法について 修正_

PowerPoint Presentation

PowerPoint プレゼンテーション

PaymentElite とは PaymentElite により様々な加盟店決済システムの構築が可能 対面決済加盟店 デパート 専門店 / 量販店 SC/GMS POS 決済サーバ CAFIS CAFIS (Cred itandfinanceinformationsystem) とは安心 安全 便利

HULFT の通信をよりセキュアに HULFT と SSH Tectia を組み合わせたセキュアで強力なファイル転送 Compatibility Note 2008 年 9 月 株式会社セゾン情報システムズの企業内 企業間通信ミドルウェアである HULFT は ファイル転送のアプリケーションとして

ESMPRO/JMSS Ver6.0

顧客名

U/Cサーバ 業務システム間転送プログラムインターフェース仕様書

スライド 1

<4D F736F F D2089E696CA8F4390B35F B838B CA816A>

GHS混合物分類判定システムインストールマニュアル

Linkexpress トラブル初期調査資料 採取コマンド使用手引書

9. システム設定 9-1 ネットワーク設定 itmはインターネットを経由して遠隔地から操作を行ったり 異常が発生したときに電子メールで連絡を受け取ることが可能です これらの機能を利用するにはiTM 本体のネットワーク設定が必要になります 設定の手順を説明します 1. メニューリスト画面のシステム設

V-Client for Mac ユーザーズガイド

PostgreSQL Plus 管理者ガイド

2015 年 4 月 15 日に発表された HTTP.sys の脆弱性 ( ) へ の対応について 製品名 : バージョン : 対象プラットフォーム : カテゴリ : iautolaymagic すべてすべて Web アプリ この度 マイクロソフト社製品において緊急度の高い脆弱性 (CV

Getting Start mdc (Mail Destination Confirm) Getting Start mdc (Mail Destination Confirm) Rev /11/3 目次 Getting Start mdc (Mail Destination Con

Microsoft Word - BJ-Trans_JW_SXFInstallguide.doc

付録 2 システムログ一覧 () 攻撃経路 1. ファイアウォール (FW) ネットワーク型 IPS/IDS Web サーバ AP サーバ DB サーバ プロキシサーバ エラーログ SSL ログ AP ログ ホストログ 非 日時 ファイアウォールホスト名 ファイアウォールルール名及び番号 インバウン

はじめに このマニュアルは BACREX-R を実際に使用する前に知っておいて頂きたい内容として 使用する前の設定や 動作に関する注意事項を記述したものです 最初に必ずお読み頂き 各設定を行ってください 実際に表示される画面と マニュアルの画面とが異なる場合があります BACREX-R は お客様の

Micro Focus Enterprise Developer チュートリアル メインフレーム COBOL 開発 : MQ メッセージ連携 1. 目的 本チュートリアルでは CICS から入力したメッセージを MQ へ連携する方法の習得を目的としています 2. 前提 使用した OS : Red H

動作環境編 項目ディスク容量 OS 導入事前説明書 を参照してください Windows Server 2008 HDC-EDI Base のバージョンは Ver 以降であることが条件となります Java については SUN Java SE6 Update 12 以降をお使いいただく必要が

yukarik

intra-mart ワークフローデザイナ

RICOH Device Manager Pro バックアップ/バージョンアップ作業手順書

WebARENA SuiteX V2 EC-CUBE 2.13 インストールマニュアル ( 標準 MySQL+ 非 SSL ) 作成 :2014 年 2 月 Ver.1.1

Web-EDI 機能運用開始までの流れ Ver.1.03 平成 28 年 2 月 公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センター情報処理センター

改版履歴 版数 改版日付 改版内容 /03/14 新規作成 2013/03まで製品サイトで公開していた WebSAM DeploymentManager Ver6.1 SQL Server 2012 製品版のデータベース構築手順書 ( 第 1 版 ) を本 書に統合しました 2

これらの情報は 外部に登録 / 保存されることはございません 5 インターネット接続の画面が表示されます 次へ > ボタンをクリックしてください 管理者様へ御使用時に設定された内容を本説明文に加筆ください 特に指定不要で利用可能であった場合は チェックボックスを オフ していただきますようご案内くだ

HDC-EDI Base B2B LE Version 導入事前説明書

クラスタ環境でのデータベースのアップグレード手順

【あんしんナンバーチェック】サービスマニュアル(iPhone)

Microsoft Word - winscp-LINUX-SCPを使用したファイル転送方法について

はじめに 動作環境の全ブラウザで 本書の設定を行ってください 本設定を行わない場合 システムが 正常に動作しない可能性がありますので 必ず設定をお願いいたします また 本書の中で 画 像に番号を付与している箇所以外の設定は お使いの環境のままでご使用ください 参考 : 動作環境の全ブラウザについては

動作環境編 項目ディスク容量 OS 導入事前説明書 を参照してください Windows Server 2008 R2 以下の製品バージョンであることが条件となります HDC-EDI Base B2B/E 2 X Ver 以降 AnyTran Ver 以降 Java について

中継サーバを用いたセキュアな遠隔支援システム

誓約書の同意 4 初回のみ 下記画面が表示されるので内容を確認後 同意する ボタンをクリック 同意していただけない場合はネット調達システムを使うことができません 参照条件設定 5 案件の絞り込み画面が表示されます 5-1 施工地域を選択して 施工地域選択完了 ボタンをクリック - 2 -

管理番号 内容仮想テーブル設定画面およびマッチング条件設定画面においてコメントを設定した場合 変換エラーが発生する マッピング情報設定画面の出力情報に固定値を選択し区分に 動的バイナリ値 を指定した場合 関数を設定す

Team Foundation Server 2018 を使用したバージョン管理 補足資料

Windows 10の注意点

2012 年 3 月 28 日 お客様各位 株式会社セゾン情報システムズ HULFT 事業部 HDC-EDI Base B2B/E 2 X, HDC-EDI Base B2B LE の制限事項 拝啓貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます 平素は格別のご高配を賜り 厚く御礼申し上げます HDC-

Microsoft Word - ssVPN MacOS クライアントマニュアル_120版.doc

SP-HDC1-MP-17-09

GlobalFlow5 Ver.1.00R04 リリースノート

SP-HDC1-MP-17-10

Windows Server2003環境向け Deep Security 推奨ポリシーの考え方 と適用イメージ

IBM API Connect 開発者ポータル構成ガイド 1章

SAMBA Stunnel(Windows) 編 1. インストール 1 セキュア SAMBA の URL にアクセスし ログインを行います xxx 部分は会社様によって異なります xxxxx 2 Windows 版ダウンロード ボ

項番 現象 原因 対応手順書など 4 代理店コードでのダウンロード時に以下のメッセージの画面が表示される サービス時間外のため 現在 このサービスはご利用になれません 当機能のサービス時間外です 以下の時間帯にダウンロードしてください 月曜日 ~ 金曜日 7:00~21:00 土曜日 7:00~17

はじめに コース概要と目的 Oracle を使用した開発 管理を行う上でのファースト ステップとして リレーショナル データベース管理ソフトウェアである Oracle の役割 基本機能 基本アーキテクチャを幅広く理解することを目的としています 受講対象者 これから Oracle を使用する方 データ

- 目次 - 1. 概要 インストール手順 イメージ作成モジュールのインストール DSN( データソース ) の設定 FTP の設定 操作説明 設定モジュール 監視モジュール... 11

システム利用前の準備作業2.1 準備作業の流れ 準備作業の流れは 以下のとおりです 2必要なものを用意する 2.2 パソコンインターネット接続回線 E メールアドレス 2.2-(1) 2.2-(2) 2.2-(3) 当金庫からの送付物 2.2-(4) パソコンの設定をする 2.3 Cookie の設

Transcription:

HDC-EDI Base B2B LE リリースノート 最終更新日 :2015/05/08 各バージョンのトピックス / 新機能 / 機能改善 / 解決された問題点情報です ------------------------------------------------------------------------------- HDC-EDI Base B2B LE V4.2.0 (Build id: sis_201501091648) (2015 年 04 月 03 日リリース ) ------------------------------------------------------------------------------- トピックス 1.SFTP サーバ機能を HDC-EDI Base の通信機能として新たにサポートしました 2.B2B LE インストーラにて導入されるデータベース JDK のバージョンを変更しました - データベース SQL Server 2014 Express 3.deTradeII インストーラにて導入される JDK のバージョンを変更しました 新機能 1.SFTP サーバ - SFTP サーバ機能の追加 SFTP(SSH File Transfer Protocol) でファイル転送を行うサーバ機能を HDC-EDI Base の 通信機能として新たに実装しました これにより SFTP のクライアント機能を持つ取引先とのセキュアなデータ交換が可能になりました 以下のプロトコルバージョンをサポートします - SSH v2.0 - SFTP v3 機能改善 1. 通信管理 - 通信装置における発信処理実行時の並列制御を改善通信装置 (UST/PCNV) から発信処理を行った直後に 同じ回線グループの別の通信装置で着信処理を行った場合の並列制御を改善しました これにより ネットワーク障害が発生した状態での着信処理開始までの待機時間が短縮されるようになりました [B2E:2095] 2.EDIINT-AS2 - 送信処理のパフォーマンス改善 EDIINT-AS2 手順の送信において データファイルサイズの増加にともないパフォーマンスの低下が見られたため パフォーマンスの改善を行いました [B2E:2208] 3.OFTP2 - ロード処理のパフォーマンス改善 レコード ID が可変長以外の場合のみ改善されます OFTP2 のロード処理において ロードするデータファイルサイズの増加にともないパフォーマンスの低下が見られたため パフォーマンスの改善を行いました 4.OFTP2 - ファイル情報のデフォルト値変更 OFTP2 ファイル情報の以下の設定項目について デフォルト値を 指定しない に変更しました これによりデフォルト値を利用した場合には ユーザ情報の設定値を参照するようになります - 暗号スイート - ファイル署名要否 - ファイル暗号要否 - ファイル圧縮要否 - 署名応答要否 * 改善前はデフォルト値を なし としていたため ユーザ情報の設定値を利用するには ファイル情報の設定を変更する必要がありました 5.OFTP2 - ファイル情報画面の表示項目の改善 OFTP2 ファイル情報画面で 発着 や 送受 の区分によって 設定する必要のない項目を非表示とする改善を行いました 6.OFTP2 - ユーザ情報のデフォルト値変更 OFTP2 ユーザ情報の以下の設定項目について デフォルト値が最小値となっていましたが 適切な値への見直しを行いました - データ交換バッファ長 128 -> 10000 - クレジット数 1 -> 999

7. 運用機能 - セキュリティ強化以下の処理において 脆弱性が確認されたためセキュリティの強化を行いました - メッセージ定義情報照会画面 - 回線情報照会画面 - EDIINT-AS2 ユーザ情報照会画面 - JOB リレーション情報登録 / 照会画面 - ファイル分割情報照会画面 - ファイルマージ詳細情報登録画面 - 単独ロード - 一括ロード - 抽出ロード - 同報ロード - AP ロード - 単独アンロード - 単独 ( 一意 ) アンロード - 一括アンロード [B2E:2190] 8. ネイティブコマンド - ロード / アンロード /AP ロード機能との通信連携の改善下記のネイティブコマンドにおいて 既にバインド済みの RMI オブジェクトを再利用することにより 不要な RMI Lookup 処理を抑止するように改善しました - ロード - アンロード - AP ロード [B2E:1945] 9. ロード /AP ロード / アンロード - 障害発生時の稼働記録の改善以下の処理によって障害が発生した場合に出力される稼働記録を改善し 各処理中に障害が発生したことが分かる内容に見直しを行いました - ロード :11071031( 障害 ) - AP ロード :11072099( 障害 ) - アンロード :11073011( 障害 ) * 改善前は 原因不明のエラーとして出力していました 10.JOB 定義アプレット - JRE のリビジョンアップ JOB 定義アプレットを起動する際に必要となる JRE が未インストールの場合に インストールを促す JRE のバージョンを JRE 7 Update 71 に変更しました 11.deTradeII - JRE のリビジョンアップ送受信アプレットを起動する際に必要となる JRE が未インストールの場合に インストールを促す JRE のバージョンを JRE 7 Update 71 に変更しました 12. インストーラ - B2B LE インストーラの同梱ソフトウェアの変更 B2B LE インストーラにて導入される同梱ソフトウェアの変更を行いました - データベース SQL Server 2014 Express - JDK JDK 7 Update 71(x64 環境の場合には 64bit 版を導入 ) 13. インストーラ - detradeii インストーラの同梱ソフトウェアの変更 detradeii インストーラにて導入される同梱ソフトウェアの変更を行いました 解決された問題点 [ 通信機能共通 ] 1. 受信データが欠落した状態のまま正常終了となる問題以下の通信機能において 相手先から受信したデータが受信データファイル内から欠落した状態のまま 通信が正常終了となる問題に対応しました - ebxml MS( 流通 BMS) - ebxml MS(NACCS) - EDIINT-AS2 - JX 手順クライアント - JX 手順サーバ 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 通信で受信を行う 受信データファイルのファイルクローズ処理中に障害が発生する * 本対応により 本現象が発生した場合は 通信を異常終了とします [B2E:2189] 2. 発着信回線で発着コンテンションが発生すると発信処理が停滞してしまう問題公衆 / 専用回線使用時に発着信回線で発着コンテンションが発生した場合 情報の不整合が発生することにより発着コンテンションの発生した特定のユーザ / ファイルの発信処理が停滞してしまう場合がある問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に稀なタイミングで発生します 公衆 / 専用回線を使用した通信を行う 1 つの発着信回線に対して連続的に発信の通信が行われている その回線で発着コンテンションが発生する [B2E:2168]

3. プロキシサーバ経由の SSL 通信において不正な SNI を付与してしまう問題以下の通信機能において プロキシサーバを経由した SSL トンネリングの通信で ClientHello に付与された SNI(Server Name Indication) にプロキシサーバ名が設定されてしまう問題に対応しました - ebxml MS( 流通 BMS) - JX 手順クライアント - EDIINT-AS2 - ebxml MS(ECALGA) - RosettaNet1.1 - RosettaNet2.0 - HTTP 手順 - ebxml MS(NACCS) - ebxml MS 3.0(JEITA) クライアント - BACREX クライアント - OFTP2 * 相手先サーバ側が SNI の値を厳密にチェックしている場合には 不正なサーバ名として通信を拒否される可能性があります 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します Java 7 を使用して HDC-EDI Base を起動している ユーザ情報の Proxy 発信情報に FQDN 形式のプロキシサーバ名を指定している [B2E:2180] [EDIINT-AS2] 4.40000 バイトを超える HTTP レスポンスボディを受信すると例外が発生する問題ビジネスメッセージ送信後の HTTP レスポンス受信時に 40000 バイトを超える HTTP レスポンスボディを受信した場合 例外 java.lang.indexoutofboundsexception もしくは例外 ArrayIndexOutOfBoundsException が発生して通信が異常終了する問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 非同期通信 もしくは 同期通信で MDN 要求無し の設定にしている 40000 バイトを超える HTTP レスポンスボディを受信する [B2E:2181] 5. データファイル名に一時ファイルパスを登録してしまう問題送受信トランザクション情報のデータファイル名に 受信時に一時的に生成するファイルのパスを登録してしまう問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 通信で受信を行う 受信データファイルの書き込み / クローズ処理中に障害が発生する [B2E:2233] [ebxml MS 3.0(JEITA) サーバ ] 6. クライアントからの Error Signal Message を検知していない問題クライアントからの Error Signal Message を受信した場合に エラー (eb:error) と検知せず 正常終了してしまう問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します データを送信する クライアント側より Error Signal Message(eb:Error) を受信する [B2E:2207] [OFTP2] 7. 発信情報のポート番号が省略されると 3305 ポートに接続してしまう問題 OFTP2 の発信通信時にポート番号が省略されていると SSL を使用する回線でも 3305 ポートに接続してしまう問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します OFTP2 ユーザ情報の発信情報のポート番号を省略する SSL を使用する回線を利用する OFTP2 の発信通信を実行する * 本対応により SSL を使用する回線では 6619 ポートに接続するようになります [B2E:2211] 8. 送受信トランザクション情報のテキスト件数が正しく更新されない問題 OFTP2 において テキストの概念がない手順にも関わらず 送受信トランザクション情報のテキスト件数がバイト数と同じ値になっていない問題に対応しました 本問題は 以下のいずれかの条件の場合に発生します OFTP2 で CMS 化されたファイルを受信する OFTP2 で再送を行う OFTP2 で再受信を行う * 本対応により 送受信トランザクション情報のテキスト件数は バイト数と同じ値で更新されるようになります [B2E:2204] [FTP サーバ ]

9.LIST(NLST -l) コマンド受信時に不正なファイルサイズで応答してしまう問題 FTP クライアントから受信した LIST(NLST -l) コマンドに対して 10G バイトを超えるサイズのファイルが存在した場合に 不正なファイルサイズで応答してしまう問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します LIST(NLST -l) コマンドを受信する 10G バイトを超えるファイルがリスト対象となる [B2E:2054] 10.ACTIVE モードでのデータコネクション並列処理にて例外が発生する問題 ACTIVE モードでのデータコネクションの接続が並列で行われると Java の動作仕様により java.net.bindexception が発生する可能性のある問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 実行環境が Solaris または AIX ACTIVE モードでリスト要求 データ転送を並列で受ける FTP データポートを 0 以外に登録する [B2E:2161] [SFTP クライアント ] 11. 伝送ファイル名にトランザクション ID が設定されない問題転送ファイル名が未指定時に ロードにて送受信トランザクションを作成した場合 通信が正常終了するまでの間 伝送ファイル名が空になる問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 送信ファイル情報の転送ファイル名が未設定である ロードで伝送ファイル名を未指定にする * 本対応により ロード時において伝送ファイル名に送受信トランザクション ID (YYYYMMDDHHMMSSFFF) を設定するようになります [B2E:2222] 12. 伝送ファイル名が未指定時に意図しないファイル名になる問題伝送ファイル名が未指定時に 抽出ロードにて送受信トランザクションを作成した場合 伝送ファイル名に意図しない文字列 (null) が付加される問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 送信ファイル情報の転送ファイル名が未指定である 抽出ロードで伝送ファイル名を未指定にする [B2E:2232] [ 全銀手順 ] 13. 全銀手順で 交換通番 がカウントアップされない問題着呼送信において ファイル定義情報の交換通番がカウントアップされない問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 全銀ファイル情報の電文区分を 常に開始 または 常に再送 に設定する 全銀ファイル情報のサイクル管理を サイクル管理あり または 3 桁サイクル管理 に設定する 運用日が切り替わった後に 交換通番 が 1 の再送要求を受信する [B2E:2197] [JCA 手順 ] 14. パディング文字 80 ~ FF が送信データにパディングされない問題ブロッキングを利用したデータの送信において パディング文字を 80 ~ FF に設定すると最終テキストがパディングされない問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します ファイル情報のブロッキングを 2 以上およびパディング文字を 80 ~ FF に設定している ブロッキングの最終テキストがブロッキング最大長に満たないデータを送信する * 本来の JCA 手順の規約ではブロック長に満たない部分を 00 (NULL コード ) もしくは 40 ( スペース ) で埋めると定められています [B2E:772] [ アプリケーション管理 ] 15.AP トランザクション処理開始時に DB 障害が発生すると処理が停滞してしまう問題 AP トランザクションの処理開始時に行われる DB 更新で障害が発生した場合に DB 復旧後に情報の不整合が発生することにより以降の処理が処理待のまま処理されない場合がある問題に対応しました AP トランザクションの処理開始時 ( 処理中更新時 ) に DB が一時的に停止されるもしくは一時的に DB 接続が切断される [B2E:2179] [ アプリケーション処理 ] 16. アプリケーション処理機能の障害による再起動時に AP ポートが不明となる問題

DB アクセス障害によりアプリケーション処理機能の再起動が発生した場合に 再起動後の RMI の待ち受け処理が正常に行われないことによりアプリケーション処理機能に対しての要求が行えず AP ポートの状態が不明となってしまう問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します DB アクセス障害によりアプリケーション処理機能のみ停止する リソース制御によりアプリケーション処理機能の再起動が行われる [B2E:2178] [ 運用機能共通 ] 17.FTP サーバファイル情報画面にて一括ファイル更新が行えない問題 FTP サーバファイル情報画面にて 簡易表示の場合に一括ファイル更新が行えない問題に対応しました FTP サーバファイル情報画面の簡易表示で一括ファイル更新を行う [B2E:2206] [ 情報登録コマンド ] 18. ファイル登録コマンド (flimnt) のエラーメッセージの内容が不正な問題ファイル情報の登録 / 更新において ファイル成立タイミング (server_commit_type) に範囲外の値を設定すると 標準出力に表示されるエラーメッセージの項目名が異なる問題に対応しました ファイル成立タイミング に範囲外の値を設定して登録もしくは更新を行う [B2E:2193] 19. ファイル登録コマンド (flimnt) で不正な処理結果となる問題以下のファイル情報の登録 / 更新において リストタイプ (list_type) またはファイル成立タイミング (server_commit_type) にて範囲外の値を設定すると 登録できてしまう問題に対応しました - FTP サーバ リストタイプ または ファイル成立タイミング のどちらかに範囲外の値を設定して登録もしくは更新を行う [B2E:2194] [ 自動スケジュール実行 ] 20.SFTP クライアントのファイル情報取得エラー時のエラーメッセージが不正な問題 SFTP クライアントの送受信スケジュール実行 またはスケジュール抽出処理時に ファイル情報取得エラーが発生した場合に出力される稼働記録が不正な内容となっている問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します SFTP クライアントの送受信スケジュールを実行 またはスケジュール抽出が行われる ファイル情報取得処理時にデータベース接続などの障害が発生する [B2E:2228]