3 次元設計データ作成 1 発注図読み込み 1 2 主要点 工事基準点の登録 4 3 基本設定 5 4 線形入力 6 5 横断形状入力 8 6 管理項目設定 11 7 データ (XML) 出力 12 8 保存 14
1. 発注図読み込み 平面図や横断図 座標データなどから 3 次元の設計 データを作成し 出力しましょう 建設 CAD 起動後の画面からご説明しま 発注図を開きましょう メニューバーより ファイル 発注図を開くガイ ド を選択しま 用紙を決める を選択すると用紙サイズ設定画 面が表示されま 今回は A1 横 を選択し 用紙確定 をク リックしま 次に ファイルを開く を選択しま SFC/P21,SFZ/P2Z をクリックしま インストール先の FcApp EX-TREND 武蔵\サン プル\建設 CAD を開き サンプル横断図.sfc 縮 尺なし_サンプル平面図.sfc をそれぞれキーボードの ctrl キーを押しながら選択し 開く をクリックしま 図面ファイル読込 ウィンドウは OK をクリック しま ページが追加されたことが確認できま 1
[ 図面を指定する ] を選択しま 1 ページ目は横断図のため [ その他 ( 横断図 構 造図など )] をクリックしま [ 縮尺確認へ ] をクリックし 操作のヒント は [OK] をクリックしま 左下の BP 断面を拡大し 寸法値の分かる 2 点を クリックしま 計測値と寸法値があっていることが確認できま 2 ページ目に切り替えま [ 図面を指定する ] を選択し [ 平面図 ] をクリッ クしま この図面は縮尺がないため [ 縮尺を補正する ] を 選択し メッセージは [OK] をクリックし 操作のヒ ント も [OK] をクリックしま 今回は 座標値で縮尺を設定するため [ 座標 ] をクリックし 操作のヒント は [OK] をクリックしま 2
図面を拡大し 1 点目の座標をクリックしま 続けて 2 点目の座標をクリックしま 2 点が水色の線で結ばれ それぞれに 1 2 と表 示されたことが確認できま 2 点の座標値を入力しま CAD から取得 を ON にし 点 1 をクリックし ま 1 点目の基準点が拡大表示されるため X 座標の 値をクリックし 座標値を取得しま 同様に Y 座標の値をクリックし 座標値を取得しま 3
[ 点 2] をクリックし 2 点目の基準点が拡大表示さ れたら 先ほどと同様に XY 座標値をクリックしてそれ ぞれの座標値を取得しま 2 点の XY 座標が入力されたことを確認し [ 座標 確定 ] をクリックしま 図面上の 2 点と 取得した 2 点の座標値から縮尺や 原点座標 回転角が計算されま [ 縮尺確定 ] をクリックし メッセージは両方とも [OK] をクリックしま 横断図 平面図とも縮尺や座標系を取得できたた め [ 終了 ] を選択して発注図を開くガイドを閉じま 2. 主要点 工事基準点の登録 主要点と工事基準点の座標を登録しま 今回は 図面上の座標値を取得して座標登録をお こないましょう メニューバーより [ 測量計算 ]-[ 座標入力 ] を 選択しま プロット画面上の [ プロットから文字列を取得 ] をク リックし ON にしま 先ほど使用した 1 点目の座標値が見えるよう拡大し 点名セルに 1 と入力しま X 座標セルにカーソルを置き プロット画面で X 座標 の値をクリックしま 4
X 座標に -116000.000 が入力されたことを確認 し Y 座標セルをクリックしカーソルを移動しま プロット画面で Y 座標の値をクリックし -83100.000 が入力されたことを確認しま 高さも必要になるため Z 座標セルをクリックし 249.5 と入力しま 同様にして 2 行目の点名セルに 2 を入力し X 座 標 Y 座標の値はプロット画面から取得 Z 座標セル に 268.8 と入力しま 1 と 2 の座標がプロット画面に表示されたことが 確認できま 次に 線形の主要点を入力しましょう 図面上の座標リストから取得するため プロット画面 で図面右下の座標一覧を拡大しま 3 行目の点名セルにカーソル置き 座標一覧から測 点名 BP をクリックしま X 座標 Y 座標をそれぞれ取得し 4 行目には KA.1-1 5 行目には KE.1-1 をそれぞれ入力し ま 2 点の工事基準点 3 点の線形主要点が座標一覧のセル プロット画面にそれぞれ入力されたことを確認し 作業ガイドより [ 閉じる ] を選択 CAD 画面に戻りま 3. 基本設定 確認した平面図と横断図 座標値から 3 次元設計 データを作成しましょう メニューバーより [ 測量計算 ]-[3 次元設計デー タ作成 ] を選択し [ 設定 ] をクリックしま 5
[ 基本設定 ] ウィンドウが表示されま 作業内容 [ 国土交通省 ] 工種 道路土工 交 換標準 ( 案 ) Ver 4.1 形式 横断方向角 固 定 ( 平面線形に直交 ) を選択しま 今回は 縦断図がなく 横断図に記載された計画高 を使用するため 縦横断連携 横断基準 を選択し [OK] をクリックしま 4. 線形入力 線形の入力をおこないましょう 計算方法 [ エレメント法 ] NO 杭 中間点のピッチ 20 初点情報 初点追加距離 0 IP 開始 No 1 をそれぞれ入力しま 作業ガイドより [ 線形入力 ] を選択しま 登録した主要点と 図面に記載された曲線要素を 元に線形を入力しま はじめに 線形の初点 主要点を入力しま 画面左下のプロット画面から BP KA.1-1 KE.1-1 の順にクリックし 主要点点名 X 座標 Y 座標 セルにそれぞれ点名と座標値が取得されたことを確認しま 1 行目のタイプセルを確認すると BP 点 となってい ることが確認できま 2 行目のタイプセルをダブルクリックし 直線 3 行 目は 開始クロソイド に設定しま 6
左下のプロット画面で KE.1-1 辺りを拡大し 曲線 要素を確認しま 3 行目のカーブセルをダブルクリックし 左 カーブに設 定 R1 セルには 78 A セルには 58 を入力しま カーブを設定した 3 行目の IPNo セルに 1 を入力し [IP 点データ ] をクリックしま 左下のプロット画面で BP から KE.1-1 までの曲線と IP 点が表示されたことを確認し [ 数値チェック ] を クリックしま 入力した線形から求められる測点位置 測点名が 初期値 : 赤で表示されま 平面図と位置があっていることを確認し [ 数値チェ ック ] を再度クリックして OFF に戻しま 作業ガイドより [ センター表示 ] を選択しま 20m ピッチで No 杭が作成され 右下の 3D モニタ にも形状が表示されま 3D モニタでは プロット画面同様に 拡大 縮小 移 動ができ 画面上には 図面表示や座標値確認 2 点間距離計測ボタンなどが用意されていま 縦横断で計画高を入力することで 3D 表示が可能 になりま 7
計算により求められた No 杭や中間点 IP 点などの 座標は 作業ガイドより [ センター表示 ]-[ 座標 登録 ] を選択し 登録をおこなうことができま [ 座標登録 ] ウィンドウで 登録する点すべてのチェ ックが ON である事を確認し [OK] をクリックしま 登録完了のメッセージは [OK] をクリックしま 5. 横断形状入力 横断形状を入力しましょう 作業ガイドより [ 横断 ] を選択しま 今回は 取り込んだ横断図の形状から計画値を取 得するため [ 断面設定 ]-[ 取り込み ]- [CAD 数値化 ] を選択しま [ 断面種類選択 ] ウィンドウが表示されま 新規断面 計画 を選択し [OK] をクリックしま [CAD 数値化 ] ウィンドウに切り替わり 右のプレビ ュー画面には横断図が表示されま 左の [ 作成 ] タブで [ 範囲設定 ] をクリックし 右 のプレビュー画面で左下の BP 断面を範囲指定し ま 断面の名称 縮尺 高さ基準 距離基準が自動的 にセットされま 入力モードで 始終点指定 を選択し 計画の開始 点 終了点をクリックしま 8
検索終了後 色の変わった線を計画線として確定し てよければ [ 決定 ] をクリックしま 決定した計画線を確認する場合は [ 確認 ] タブ に切り替えてください 次の断面も 同様に図面から計画値を取得しま [ 作成 ] タブで [ 新規断面 ] をクリックしま [ 断面種類選択 ] ウィンドウで 新規断面 計 画 を選択し [OK] をクリックしま 次の NO.1 断面を範囲指定しま 計画の開始点 終了点をクリックし 計画線を確認 して [ 決定 ] をクリックしま 9
もう一断面も同様に作成しましょう No.2 断面の計画線を決定後 [ 確定 ] をクリッ クしま 同じ測点名での上書きの確認画面が表示されま 既存データと作成データで 同じ測点のデータが横に 並んでいることを確認し [OK] をクリックしま 10
6. 管理項目設定 計画データの確認をしましょう 作業ガイドより [ 計画 ] を選択しま BP No.1 No.2 の計画が入力されていること が確認できま 構成要素の入力欄が空欄のため 自動でセットしま 作業ガイドより [ 構成要素 ] を選択しま 道路 法面 小段 などの構成要素が自動で設 定されたことが確認できま 次に 作業ガイドより [ 工種設定 ] を選択し 工種 を確認しま 切り盛りが変わるなどの 工種の変更がある場合は [ 工種一覧 ] や [ 工種指定 ] で設定しま 続けて [ 出来形設定 ] を選択して測定箇所を確 認しま 右のプレビュー画面で [ 横断図 ( 選択断面 )] を クリックしま 横断図上で追加や変更をする場合は 作業ガイドよ り [ 横断指定 ]-[ 基準高 ][ 幅 ] などを選択 し 測定箇所をクリックして指定しま クリックするごとに 追加 解除が切り替わりま 11
横断図 選択と前後 をクリックすると 選択 した断面と 前後の断面を同時に確認することができ ま 最後に 接続設定 を選択し 接続の順番など を確認しま 構成点の数が異なる断面では 前後の接続状況が 正しいか確認しましょう 7. データ XML 出力 作成した3次元設計データの XML 出力を確認しま しょう 作業ガイドより 書込み を選択しま TS 出来形用のデータで出力する場合は 基本設 計 を選択しま 共通設定 ウィンドウで 基準点 水準点 座 標点設定 をクリックしま 測定時の器械点 後視点になる工事基準点をプロ ット画面から指定して入力しま 基準点や水準点がある場合はそれぞれ入力後に 種類 を設定しま それ以外の座標点は 座標点 タブで入力しま 12
今回は [ 座標点 ] タブで 1 2 の工事基準点 を入力し [OK] をクリックしま 路線名に 練習 と入力し 他の青字の必須項目に 漏れがないかを確認して [OK] をクリックしま [ 基本設計データ書込み ] ウィンドウが表示され 出力する線形名を ON にして [ 書込み ] をクリックし ま 今回は データを途中までしか入力していないため 確認のみで [ キャンセル ] をクリックしま 点群と合成し 出来形のヒートマップを作成する場合 は [LandXML] を選択しま [LandXML 書込み ] ウィンドウが表示されま 出力する線形を ON にし 出力設定で 路線データ 座標データ TIN データ などの出力設定をおこな い [ 書込み ] をクリックしま 今回は [LandXML 書込み ] ウィンドウが表示さ れましたが 初期の場合は最初に [ 共通設定 ] ウィ ドウが起動しま [LandXML 書込み ] ウィンドウは [ キャンセル ] を クリックしま [ 共通設定 ] は 作業ガイドより [ 設定 ]-[ 共 通設定 ] を選択することで 変更が可能で [ キャンセル ] をクリックしま 13
8. 保存 データを保存しましょう 作業ガイドより 閉じる を選択し CAD 画面に戻 りま メニューバーより ファイル 名前を付けて保 存 を選択し 保存してください EX-TREND 武蔵 インデックスから CAD を起動した 場合は インデックスの工事名フォルダーに保存されま すが 建設 CAD のショートカットから単体で起動した 場合は インデックスには保存されません CAD を起動し メニューバーより ファイル 開 く で起動してください 以上で 3 次元設計データ作成のご説明を終了いた しま 14