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福井県建設リサイクルガイドライン 第 1. 目的資源の有効な利用の確保および建設副産物の適正な処理を図るためには 建設資材の開発 製造から土木構造物や建築物等の設計 建設資材の選択 分別解体等を含む建設工事の施工 建設廃棄物の廃棄等に至る各段階において 建設副産物の排出の抑制 建設資材の再使用および

システム情報フロー システムの利用対象者と活用によるメリット建設リサイクル法等の提出書類の作成機能 システムの適用範囲工事発注者排出事業者処理業者情報登録発注前発注後施工計画時施工完了時 区分適用範囲 対象建設副産物対象地域 工事発注者排出事業者処理業者利用対象者システム活用によるメリット工事概要画

Microsoft Word - 特記例

スライド 1

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目次 1 建設副産物情報交換システムの目的及び位置づけ 建設副産物情報交換システムの開発経緯と目的 建設副産物情報交換システムの位置づけ 1 2 建設副産物情報交換システムの利用イメージと適用範囲 建設副産物情報交換システムの機能について 建

1 調査目的 建設副産物対策を総合的に推進することを目的に 諸施策の策定やその評価に必要な排出量や再資源化等の動向に関する実態を把握する 建設副産物とは 建設工事 ( 土木 建築 ) に伴い副次的に得られた物品例 : コンクリート塊 木材 汚泥 建設発生土など 建設副産物 廃棄物 ( 廃棄物処理法

目次 1 建設副産物情報交換システムの目的及び位置づけ 建設副産物情報交換システムの開発経緯と目的 建設副産物情報交換システムの位置づけ 1 2 建設副産物情報交換システムの利用イメージと適用範囲 2 3 建設副産物情報交換システムの機能について 4 4 建設副産物情報交換シ

中部地区建設副産物留意点(仮称)

目次 建設副産物適正処理推進要綱...3 第 1 章 総則... 3 第 1 目的... 3 第 2 適用範囲... 3 第 3 用語の定義... 3 第 4 基本方針... 4 第 5 関係者の基本的責務... 4 第 2 章 計画の作成等... 4 第 6 発注者による計画の作成 条件明示等..

3 再生資材等の利用 (1) 再生骨材等の利用工事現場から 40km の範囲内に再資源化施設がある場合は 工事目的物に要求される品質等を考慮したうえで 原則として 再生骨材を利用する (2) 再生加熱アスファルト混合物の利用工事現場から 40km 及び運搬時間 1.5 時間の範囲内に再生加熱アスファ

建設副産物情報交換システム(COBRIS)における調査データの確認の要点

H20センサス入力システム インストールマニュアル

12年~16年

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い さ だ く の残 銀 ご確認 水 科用 歯 に 棚 など せん ま り りは あ か 歯科用水銀 歯科用アマルガムの 使わなく なった 早期処理にご協力ください 2013年10月 採択されました 水銀含有廃棄物の適正処理を お願いいたします 適 正 な 処 理 は どうしたら い い の 歯科用

COBRISにおける調査データの確認手順と各種機能について

注意事項 1. 本ソフトウェアの著作権は 国土交通省に帰属します 2. 本ソフトウェアおよびマニュアル等は複製 貸与による再配布を許可しますが 無償配布を原則としておりますので 商業目的のための有償配布はしないで下さい 3. 本ソフトウェアの仕様およびマニュアルに記載されている事柄は 将来予告なしに

目次 1 建設副産物情報交換システムの目的及び位置づけ 建設副産物情報交換システムの開発経緯と目的 建設副産物情報交換システムの位置づけ 建設副産物情報交換システムの利用イメージと適用範囲 建設副産物情報交換システムの機能について

建設副産物小分科会 建設副産物小分科会は 工業化住宅の生産 供給 解体に係る廃棄物の排出量削減と適正処理推進のための事業を実施することを目的としています 現在 9 社で構成されています 2000 年 4 月 1 日 : 住宅部会の下部組織として 建設副産物分科会を設置 2004 年 4 月 1 日

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建設リサイクル推進計画2008

資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省

計画の策定にあたって 本計画は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第 6 条第 1 項の規定される網走市における一般廃棄物処理に関する基本計画です 網走市では 平成 4 年に策定した基本計画に基づき ごみの減量化の推進 リサイクルセンターや最終処分場を整備するとともに 平成 16 年度にはごみ処理の

1 計画策定の意義 私たちが暮らす現代社会は これまで快適で潤いのある生活環境を築くため 大量生産 大量消費 大量廃棄という使い捨てのライフスタイルを恒常化させてきた それに伴い排出される廃棄物は 多様化 増大化を続けたため 処理場や処分場の確保は次第に困難になり 廃棄物処理を取り巻く環境は厳しくな

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様式第二号の八 ( 第八条の四の五関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 令和元年 5 月 30 日 松山市長殿 提出者 住所 広島市中区中町 8 番 6 号 氏名 株式会社フジタ 広島支店 執行役員支店長安東則好 ( 法人にあっては 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号

Microsoft Word - 様式2-8 産廃処理計画

目 次 1 計画策定の意義 1 2 基本的方向 2 3 計画期間 2 4 対象品目 各年度における容器包装廃棄物の排出量の見込み 4 6 容器包装廃棄物の排出の抑制の促進するための方策に 関する事項 5 7 分別収集をするものとした容器包装廃棄物の種類及び当該容器 包装廃棄物の収集に係る

第9章 建設リサイクル実施状況の把握等

平成19年  月  日

Ⅱ 取組み強化のためのアンケート調査等の実施 (1) 建設技能労働者の賃金水準の実態調査国土交通省から依頼を受けて都道府県建設業協会 ( 被災 3 県及びその周辺の7 県を除く ) に対し調査を四半期ごとに実施 (2) 適切な賃金水準の確保等の取組み状況のアンケート調査国は 平成 25 年度公共工事

Microsoft Word - 02参考資料_89九州(260324).docx

目次 1 建設副産物情報交換システムの目的及び位置づけ 建設副産物情報交換システムの開発経緯と目的 建設副産物情報交換システムの位置づけ 建設副産物情報交換システムの利用イメージと適用範囲 建設副産物情報交換システムの機能について...

Microsoft Word - 第二章

目 次. 計画策定の意義 2. 基本的方針 3. 計画期間 4. 対象品目 5. 各年度における容器包装廃棄物の排出量見込み ( 第 8 条第 2 項第 号 ) 2 6. 容器包装廃棄物の排出の抑制のための方策に関する事項 ( 第 8 条第 2 項第 2 号 ) 3 7. 分別収集をするものとした容

第1 機構・組織・人員及び予算

働き方改革 魅力ある建設業の構築に向けて 特集 域によっても大きな差があり, 北陸地方や北海道 など一部の地方では平成 28 年 10 月調査の加入率が 80% を超えているのに対し, 大都市部のある関東 地方 (55%) や近畿地方 (60%) は低い加入率に 留まっている ( ) 建設マネジメン

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山形県県土整備部資材単価及び歩掛等決定要領

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 14 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県府中市本山町 佐々田土建株式会社 代表取締役三島俊美 電話番号 廃棄物の処理及び清掃

建設リサイクル推進計画 2015 ( 関東地域版 ) 平成 27 年 7 月 関東地方建設副産物再利用方策等連絡協議会

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RIBC66MO_20446.pdf

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公共工事等における新技術活用システムについて 別添 公共工事等に関する優れた技術は 公共工事等の品質の確保に貢献し 良質な社会資本の整備を通じて 豊かな国民生活の実現及びその安全の確保 環境の保全 良好な環境の創出 自立的で個性豊かな地域社会の形成等に寄与するものであり 優れた技術を持続的に創出して

目次 第 1 章行動計画策定の背景等 背景と目的 対象 位置付け... 2 第 2 章建設発生木材の現状と将来予測 建設発生木材の発生 リサイクルの現状 建設廃棄物再資源化の現状 建設廃棄物の品目別排出量と最

一般社団法人送電線建設技術研究会関西支部社会保険等の加入促進計画 1. はじめに 平成 27 年 4 月 24 日制定 建設産業においては 健康保険 厚生年金保険及び雇用保険 ( 以下 社会保険等 という ) の 1 法定福利費を適正に負担しない企業が存在し 技能労働者の医療 年金など いざというと

目標を達成するための指標 第 4 章計画における環境施策 一般廃棄物焼却量 ( 家庭 事業所 ) ごみ 資源物の総排出量 平成 27 年度 (2015 年度 ) までに平成 15 年度 (2003 年度 ) に比べ 30% 削減平成 27 年度 (2015 年度 ) までに平成 15 年度 (200

Microsoft Word - ①記者発表(表紙).doc

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4. 建設リサイクルガイドライン 1. 目的建設リサイクル推進計画 2002 の目標値を達成するためには 事業の初期の段階から 実施の各段階においてリサイクルの検討状況を把握 チェックすることにより リサイクル原則化ルールの徹底など 公共工事発注者の責務の徹底を図ることが必要である このため 本ガイ

第3回投資促進等WG 資料1-2

産業廃棄物の処理に係る管理体制に関する事項 ( 管理体制図 ) ゼロエミッション推進体制 ( 第 2 面 ) 滋賀水口工場長 定期会議事務局会議 1 回 /W 担当者会議 1 回 /M 推進報告会 1 回 /2M 推進責任者 : 工務安全環境部長 実行責任者 : 安全環境課長 事務局 中間膜製造部機

医療関係機関の皆様へ

岸和田市分別収集計画

別記様式 2 地方整備局長 知事 支社支社長 印 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律第 11 条 社会保険等未加入 業者 の通知について 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 以下 法 という ) 第 11 条に基づき 弊社の発注工事において社会保険等未加入業者の存在が

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PowerPoint プレゼンテーション

2 マニフェストの記載 1 産業廃棄物の種類 法第 2 条第 4 項及び施行令第 2 条に規定する産業廃棄物の種類を原則とし 特別管理産業廃棄物である場合にはその旨を記載しなければなりません しかしながら 例えばシュレッダーダストのように複数の産業廃棄物が発生段階から一体丌可分の状態で混合しているよ

家庭ごみ有料化制度の 導入是非の検討について

「でんきやさんV5」・「せつびやさんV5」

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操作マニュアル

スライド 0

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様式第二号の十四 ( 第八条の十七の三関係 )( 第 1 面 ) 特別管理産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 7 月 20 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県安芸高田市甲田町下甲立 1624 湧永製薬株式会社広島事業所 代表取締役 湧永寛仁 電話番号

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 29 日 広島県知事 様 提出者 住所 広島県尾道市美ノ郷町本郷 氏名 日東電工株式会社 尾道事業所 事業所長岡田和之 電話番号 廃棄物の処

Microsoft Word - 産業廃棄物処理計画書(平成27年6月提出分)

中央建設業審議会による提言について ( 平成 24 年 3 月 14 日 ) 建設産業における社会保険の徹底について ( 提言 ) 建設産業においては 下請企業を中心に 雇用 医療 年金保険について 法定福利費を適正に負担しない企業 ( すなわち保険未企業 ) が存在し 技能労働者の医療 年金など

資料 3 1 ごみ減量化についての課題分析 1) 原因の抽出 課題 : どうして 家庭ごみの排出量が減らないのか? ごみが 減らな い原因 1 使い捨て製品やすぐにごみになるものが身の回りに多い 2ごみを減らしたり リサイクルについての情報が少ない 3 分別収集しているごみの品目が少なく 資源化が十

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川口市環境基本計画 .indb

適正処理の実現に向けた社内の取組内容 従業員の教育訓練の実施状況 社内研修を実施している ( 研修の内容 ) 廃棄物処理法について安全性の確保について ( 研修の頻度 ) 年 1 回半年に1 回 3ヶ月に1 回月 1 回 ( ) 外部研修を受講させている ( 研修の内容 ) 安全運転教育 事故時の対

keikaku_kinyuurei.doc

全建事発第 号 平成 30 年 12 月 27 日 各都道府県建設業協会会長殿 一般社団法人全国建設業協会会長近藤晴貞 公印省略 高力ボルトの需給安定化に向けた対応について ( 協力要請 ) 平素は本会の活動に対しまして 格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます さて 標記につきまして 国

産業廃棄物管理票制度の運用について(通知)

必要なものとして政令で定める原材料等の種類及びその使用に係る副産物の種類ごとに政令で定める業種をいう 8 この法律において 特定再利用業種 とは 再生資源又は再生部品を利用することが技術的及び経済的に可能であり かつ これらを利用することが当該再生資源又は再生部品の有効な利用を図る上で特に必要なもの

条例施行規則様式第 26 号 ( 第 46 条関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 平成 30 年 6 月日 長野県知事 様 提出者 住 所 東御市下之城畔 ( 法人にあっては 主たる事業所の所在地 ) 氏 名 川西保健衛生施設組合長花岡利夫 ( 法人にあっては 名称及び代

24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区


注 ) 建設副産物 : 建設工事に伴って副次的に得られる物品であり 建設廃棄物 ( コンクリート塊 建設発生木材など ) 及び建設発生土 ( 建設工事の際に搬出される土砂 ) の総称 注 2) 再資源化 縮減率 : 建設廃棄物として排出された量に対する再資源化及び縮減された量と工事間利用された量の合

様式第二号の八 ( 第八条の四の五関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 平成 29 年 6 月 27 日 千葉市長熊谷俊人 殿 提出者 住所千葉県船橋市浜町 ららぽーと三井ビル 12 階 氏名三井ホーム株式会社千葉支店 電話番号 支店長五井尚人 廃

産業廃棄物税は 最終処分される産業廃棄物に課されるものであり 排出事業者から中間処理に委託された廃棄物すべてに課税されるわけではありません 中間処理業者の方が排出事業者から処理料金に含めて受け取る税相当額は 中間処理によって減量化されたり リサイクルされた分を除いた中間処理後に最終処分される産業廃棄

皆が使うNETIS  ~新技術を活用する      メリットと現状~

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資料4 国土交通省資料

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産業廃棄物の多量排出事業者による処理計画の提出等に関するQ&A

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1 事業場における事業の概要 産業廃棄物適正処理報告書 産業廃棄物の減量及び適正な処理を図るために山口支店で講じている取組について 次のとおり報告します ホームページ URL 資本金又は資本金 記入者 全社員数 山口支店社員数 山口支店完工高 山口支店事業内容 山口支店事業展望

様式第二号の二(第八条の四の四関係)

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 5 月 18 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県三原市須波 1 丁目 23-8 藤井建設 代表取締役藤井啓文 ( 法人にあっては, 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号 (08

携帯電話でトレーサビリティ & コンプライアンス 収集運搬 GPS 追跡管理システム ECO エリート 白井エコセンター株式会社 2006 年 3 月 17 日 ECO エリートは ( 株 )ITFOR が提供するサービスです 0

プレゼンテーションタイトル

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このような周辺状況の変化に対応し 諸課題の解決を図るべく 基本法及び第三次循環型社会形成推進基本計画に沿って 廃棄物処理法やリサイクルの推進に係る諸法等に基づく制度の適切な実施と相まって 改めて大量生産 大量消費 大量廃棄型の従来の社会の在り方や国民のライフスタイルを見直し 社会における高度な物質循

朝日町分別収集計画

Transcription:

3 廃棄物処理 リサイクル関連の情報の入手方法の紹介 35

36 資料 4-3

建設リサイクルを推進させるために必要となる情報 役に立つ情報の入手源を 次の項目で区分けしてまとめました 建設リサイクル推進に係る動向 建設リサイクルを理解するための資料 建設リサイクルに係る支援システム 適正処理業者の選定 最新技術情報の入手 建設リサイクル推進に係る動向 全国の取り組み 建設リサイクル推進計画 2008 国土交通省では 循環型社会の構築にあたっての建設産業の責務が非常に重いとの認識のもと 建設産業が先導的に3Rを推進するための行動計画として 建設リサイクル推進計画 2008 を平成 20 年 4 月に策定しました * 上記 建設リサイクル推進計画 2008 及び建設リサイクルに関する検討結果等は 国土交通省のリサイクルホームページで公開されています http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/recycle/ 中部地方の取り組み 建設リサイクル推進計画 2008( 中部地方版 ) 中部地方では 国土交通省の 建設リサイクル推進計画 2008 を踏まえつつ 中部地方の建設工事で適切に建設リサイクルを徹底するための基本的事項も含め 具体的な取り組みを示した 建設リサイクル推進計画 2008( 中部地方版 ) を平成 21 年 2 月に策定しました 建設リサイクル推進計画 2008( 中部地方版 ) では 建設副産物に関する様々な法律や通知等の基本的事項を整理するとともに 建設リサイクルを推進するための具体的な施策について 関係者の連携強化などの横断的取り組み 発生抑制や現場分別 再資源化などに対する具体的実施事項を記載しています 詳しくは 中部地方整備局建設リサイクルホームページを参照してください http://www.cbr.mlit.go.jp/a_recycle.htm2 37

建設リサイクルを理解するための資料 建設リサイクルの基本的な情報が欲しい時は 冊子 よくわかる建設リサイクル 冊子 よくわかる建設リサイクル は 建設副産物リサイクル広報推進会議 が建設副産物のリサイクルに関する情報を わかりやすく 使いやすい資料として現場技術者向けにまとめたもので 毎年発行されています 内容には建設副産物の発生と利用の現状や建設リサイクル推進方策といった最新の情報や 建設副産物対策の実務上の留意点あるいはリサイクル事例の紹介が含まれています また同会議のホームページも含めて最新の情報を確認しておくことが必要です 建設リサイクルに関する網羅的な情報が知りたい時には 建設リサイクルハンドブック ( 建設副産物リサイクル広報推進会議 ) 建設リサイクルハンドブック( 編集 : 建設副産物リサイクル広報推進会議 ) が発行されています このハンドブックは 建設副産物のリサイクル促進のために必要な制度や推進方策など 基礎的な資料をコンパクトに集約したもので 大変使いやすくなっています 38

建設リサイクルに係る支援システム 建設副産物の情報交換がしたい時は 建設副産物情報交換システム COBRIS(JACIC) 建設副産物情報交換システム(COBRIS) は 建設副産物に係る情報交換を 工事発注者 排出事業者及び処理業者の間でリアルタイムに行うシステムです 例えば 工事発注者や排出事業者 ( 施工業者 解体工事業者 ) は 施設情報 として建設副産物の搬出先及び再生資材の購入先の検索が可能で 工事現場から再資源化施設までの最短経路 距離及び運搬時間の検索も行えます また 建設リサイクル法等の各種様式作成機能があるため 作業の省力化が図られます 建設副産物情報交換システム (COBRIS) の 施設情報 を活用することによって 適正な搬出先の検索を容易に行うことができます なお JACIC では県と市町村に対して COBRIS の 6 ヶ月無料お試しサービスを実施しています * 一般財団法人日本建設情報総合センター (JACIC) 建設副産物情報センター http://www.recycle.jacic.or.jp/ 建設発生土の情報交換がしたい時は 建設発生土情報交換システム (JACIC) 建設発生土最新情報 ( 中部地整 ) 建設発生土情報交換システム は 建設発生土の工事間利用についての情報交換を 工事発注者間で全国一律にリアルタイムに行うシステムです このシステムへの加入状況をアンケートで確認したところ 国土交通省直轄事務所や県機関の大半は加入していますが 特殊法人や市町村では未加入のところも多くあります また このシステムや システムとは別に送付される工事データの利用状況については 全く利用していない という回答がまだ多い一方 国土交通省直轄事務所ではシステムを 発生土の9~10 割について よく利用している と回答が20% ありました このシステムを利用した場合の利点を関係者間で十分に情報交換し より効果的な工事間利用の促進ならびに新材利用の削減方法を検討する必要があります 中部地方整備局の 建設発生土最新情報 では 毎月 1 回建設発生土の最新情報を掲示しています 県及び政令市は 中部地方建設副産物対策連絡協議会を通して メーリングリストにてそれらのデータを提供しています また 市町村は 県を通して同様にデータを得ることができます 39

適正処理業者の選定のための情報収集方法 中部地方には 各種品目の再資源化施設が十分に存在しています このような環境を活かし 適切な施設に廃棄物を搬出するために 情報の入手 活用 が重要です また残念ながら 建設廃棄物の処理業界は 悪貨が良貨を駆逐する 体質が残っていると言わざるを得ません 工事発注者は積極的に優良業者を探しだして選択し 業界の一層の健全化に寄与する必要があります 適正処理業者を選定するには 優良産廃処理業者認定制度 ( 環境省 ) 環境省による 優良産廃処理業者認定制度 は 業者選定の判断材料になります 産業廃棄物処理業者の一覧及び この認定制度の適合事業者は 次の情報源からの検索が可能です 1) 公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団のホームページ 産廃情報ネット 優良産廃処理業者認定制度 の公表情報の活用のしかたが紹介されています (http://www.sanpainet.or.jp/) 2) 各県のホームページにおける 産業廃棄物処理業者情報 等 岐阜県 1 産業廃棄物処理業者許可情報が入手できます http://www.pref.gifu.lg.jp/kankyo/haikibutsu-fuhotoki/haikib utsu/kyokajoho/ 2 評価基準適合業者一覧情報が入手できます http://www.pref.gifu.lg.jp/kankyo/haikibutsu-fuhotoki/haikib utsu/shorigyosha/hyoka-seido.html 静岡県 産業廃棄物処理業者を検索できます http://www2.pref.shizuoka.jp/all/sanpai_websearch.nsf/ 愛知県 1 産業廃棄物処理業者の検索 優良産業廃棄物処理業者認定制度認定業者一覧の入手ができます http://kankyojoho.pref.aichi.jp/haikigyosya/ 2 特定建設資材廃棄物の再資源化施設の一覧が入手できます http://www.pref.aichi.jp/kankyo/sigen-ka/haiki/kensetsu/in dex.html 三重県 1 廃棄物処理業者名簿を入手できます http://www.eco.pref.mie.lg.jp/cycle/100080/sanpai_meibo/ h1912.htm 2 優良産廃処理業者名簿を入手できます 2-3 適正処理業者の選定 http://www.eco.pref.mie.lg.jp/cycle/100080/sanpai_hyouka /index.htm 40

3) 各県の産業廃棄物協会等のホームページ 岐阜県産業環境保全協会: 処理業者の検索で処理業者が検索できます http://www.gifu-hozen.jp/ 静岡県産業廃棄物協会: 業者検索で処理業者が検索できます http://www.shizuoka-sanpai.or.jp/ 愛知県産業廃棄物協会: 会員検索で処理業者が検索できます http://www.aisankyou.com/index.html 三重県産業廃棄物協会: 処分業検索で処理業者が検索できます http://www.mie-sanpai.or.jp/ 4) 建設副産物情報交換システム(COBRIS) このシステムに登録すると 工事現場に近い処理施設を検索することができます ( 有料 ) なお 業者選定にあたっての留意点は 次のとおりです 1 委託しようとする収集運搬業者と処分業者の許可証を確認すること 許可証にて以下事項を確認してください 事業の範囲 施設の種類 能力 所在地 許可条件 許可期限 2 契約対象施設は 排出事業者が直接現地を確認し 委託内容に合致しているか確認することが望ましい 3 中間処理後のルート及び最終処分先が確保されているか確認すること 41

最新技術情報の入手 最新技術情報を入手するには 新技術情報提供システム(NETIS) 新技術情報提供システム (NETIS) とは 公共事業等における技術活用システム によって蓄積された技術情報のデータベースで 直轄事業及び補助事業にかかわらず公共工事に活用できる技術を可能な限り網羅しています (http://www.cbr.mlit.go.jp/chugi/netis/index.htm) リサイクルの事例を入手するには リサイクル事例集 ( 建設副産物リサイクル広報推進会議 ) リデュース リユース リサイクル(3R) 推進功労者等表彰 ( 社団法人産業環境管理協会 ) 建設副産物リサイクル広報推進会議ホームページの リサイクル事例集 では 品目ごとのリサイクル事例が紹介されています (http://www.suishinkaigi.jp/case/index.html) 社団法人産業環境管理協会が実施している リデュース リユース リサイクル(3R) 推進功労者等表彰 の結果では 例えば国土交通大臣賞の受賞案件などは 最新かつ実績のある建設リサイクル事例を紹介しています (http://www.cjc.or.jp/) 42