Veritas NetBackup 6.5 for Microsoft SharePoint Portal Server 2003 管理者ガイド Windows

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1 Veritas NetBackup for Microsoft SharePoint Portal Server 2003 管理者ガイド SharePoint Portal Server 2003 および Windows SharePoint Services 2.0 リリース 6.5

2 Veritas NetBackup for Microsoft SharePoint Portal Server 2003 管理者ガイド Copyright Symantec Corporation. All rights reserved. NetBackup 6.5 Symantec Symantec ロゴ NetBackup は Symantec Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です その他の会社名 製品名は各社の登録商標または商標です 本ソフトウェアでは RSA Data Security 社の MD5 メッセージダイジェストアルゴリズムを使用しています Copyright , RSA Data Security, Inc. Created All rights reserved. 本書に記載する製品は 使用 コピー 頒布 逆コンパイルおよびリバース エンジニアリングを制限するライセンスに基づいて頒布されています また 本書のいかなる部分も Symantec Corporation およびそのライセンサーから事前に文書による許諾を得ることなく いかなる方法によっても無断で逆コンパイル リバース エンジニアリング 複写および複製をしないでください Symantec Corporation が提供する技術文書は Symantec Corporation の著作物であり Symantec Corporation が保有するものです 保証の免責 : 技術文書は現状有姿で提供され Symantec Corporation はその正確性や使用について何ら保証いたしません 技術文書またはこれに記載される情報はお客様の責任にてご使用ください 本書には 技術的な誤りやその他不正確な点を含んでいる可能性があります Symantec は事前の通知なく本書を変更する権利を留保します 使用を許諾されるソフトウェアおよび関連書類は FAR Section および DFARS Section に定義される commercial computer software ( 商用コンピュータ ソフトウェア ) および commercial computer software documentation ( 商用コンピュータ ソフトウェア説明書類 ) であると見なされます

3 目次 第 1 章 NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 の概要 機能... 8 バックアップ操作...10 自動バックアップ...10 手動バックアップ...10 ユーザー主導バックアップ...10 SharePoint Portal Server 2003 のバックアップの内容...11 リストア操作...11 サーバー主導リストア...11 リダイレクトリストア...12 バックアップおよびリストアの制限事項...12 第 2 章 NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 エージェントのインストール インストールの前提条件の確認...13 オペレーティングシステムおよびプラットフォームの互換性...14 NetBackup ソフトウェア...14 データベースエージェント...15 Microsoft Services for NFS のインストール...16 Windows Services for UNIX のインストール...16 ライセンスキーの登録...17 第 3 章 構成 ユーザーインターフェースの用語に関する注意事項...19 NetBackup Client Service のログオンアカウントの構成...20 SharePoint アプリケーションサーバーにログオンするアカウントの指定...20 一貫性チェックの実行...22 一貫性チェックのオプション...24 複数の SharePoint ホストのリストアの構成...24 データベースのバックアップポリシーの構成...25 ドキュメントレベルのリストア用のストレージユニットの構成...26 データベースレベルのバックアップとドキュメントレベルのバックアップ...27 ポリシーに関する推奨事項...28

4 4 目次 新しいポリシーの追加 スケジュールの追加 クライアントの追加 SharePoint リソースのバックアップを実行するバックアップ対象リストの作成 構成設定のテスト 第 4 章 第 5 章 第 6 章 SharePoint Portal Server の操作方法 サーバー クライアントおよびポリシー形式の指定 ユーザー主導バックアップの実行 バックアップオプション SharePoint Portal Server 2003 リソースのバックアップの実行 Windows SharePoint Services のバックアップの実行 リストアの実行 リストアオプション Recovery Assistant SharePoint Portal Server リソースのリストア ドキュメントレベルのリストアの実行 SharePoint ポータルサイトまたはチームサイトのリダイレクトリストア 下位互換性のあるドキュメントライブラリオブジェクトのリカバリ 下位互換性のあるドキュメントストアのリストア 下位互換性のあるドキュメントライブラリのリストア 下位互換性のあるドキュメントライブラリのバージョン付けされたドキュメントのドキュメントフォルダへのリストア その他のリビジョンファイルのリストア リストアしたドキュメントのリビジョンファイルの再作成 トラブルシューティング デバッグログ デバッグログの有効化 デバッグレベルの設定 NetBackup 操作の状態の表示 操作レポート 進捗レポート... 65

5 目次 5 第 7 章 付録 A SharePoint Portal Server のディザスタリカバリ SharePoint Portal Server のディザスタリカバリの要件...67 Recovery Assistant の使用した構成データベースのリストア...68 SharePoint Portal Server のリカバリ (BMR を使用していない場合 )...69 SharePoint Portal Server のリカバリ (BMR を使用している場合 )...69 個別のネットワークポートの構成 索引 73

6 6 目次

7 1 NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 の概要 NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 は Microsoft SharePoint Portal Server 2003 のオンラインバックアップおよびリストアを実行できるように NetBackup の機能を拡張します データベースエージェントは SharePoint のポータル チームサイト 構成データベース シングルサインオンデータベース および下位互換性のあるドキュメントストアとドキュメントライブラリを保護します ユーザーは データベースのバックアップから個々のドキュメントをリストアすることもできます これらの機能は Windows の NetBackup クライアントソフトウェア用のアドオン機能として提供されます この製品は Windows のバックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースと緊密に統合されているため このマニュアルでは NetBackup の機能の概要だけを説明します SharePoint Portal Server のバックアップおよびリストア操作は 特に記述されていないかぎり 他の NetBackup ファイルの操作と同じです データベースエージェントでは SharePoint バージョン 2001 および 2003 と Windows SharePoint Services (WSS) 2.0 がサポートされています NetBackup とともに SharePoint 2001 を使用する方法については Veritas NetBackup for Microsoft SharePoint Portal Server 2001 管理者ガイド Windows を参照してください このマニュアルでは Microsoft SharePoint Portal Server を SharePoint Portal Server または SharePoint と呼ぶ場合があります 特に記述のないかぎり SharePoint の説明は WSS を意味します

8 8 NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 の概要機能 機能 表 1-1 機能 オンラインバックアップ NetBackup for SharePoint 2003 エージェントの機能 説明 SharePoint Portal Server を停止することなく SharePoint Portal Server オブジェクトのバックアップを行うことができます SharePoint のサービスおよびデータは バックアップ中も利用可能です SharePoint Portal Server 2003 のバックアップ方式 NetBackup との完全な統合化 集中管理 メディア管理 自動バックアップ NetBackup では SharePoint の完全バックアップおよび差分増分バックアップがサポートされています NetBackup との完全な統合化とは 次のことを意味します 1 NetBackup の手順およびソフトウェアに詳しい管理者は バックアップおよびリストア操作を行うために NetBackup の構成および使用を簡単に行うことができます 2 SharePoint Portal Server のバックアップのユーザーは NetBackup 製品群の機能および利点を活用できます これらの機能には スケジュールされた操作とユーザー主導の操作 およびインラインテープコピーが含まれます これらの機能について詳しくは Veritas NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 を参照してください インストールされている複数の SharePoint Portal Server のバックアップおよびリカバリを中央サイトから管理できます SharePoint Portal Server のバックアップは NetBackup がサポートする各種のストレージデバイスに 直接保存されます 管理者は ローカルクライアントまたはネットワークを介したリモートクライアントに対して 自動的な無人のバックアップを行うスケジュールを設定することができます これらのバックアップは NetBackup サーバーによって中央サイトから完全に管理されます 管理者が手動でクライアントをバックアップすることもできます SharePoint 2003 のインストールでは 自動検出が使用されます フロントエンドの Web サーバーからトポロジーが読み込まれ クライアントとファイルのリストが自動的に作成されます バックアップされる項目について詳しくは 11 ページの SharePoint Portal Server 2003 のバックアップの内容 を参照してください

9 NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 の概要機能 9 表 1-1 NetBackup for SharePoint 2003 エージェントの機能 ( 続き ) 機能 ユーザー主導バックアップ スタンドアロンの Windows SharePoint Services (WSS) のバックアップおよびリストア バックアップの圧縮 暗号化 説明 フロントエンドの Web サーバーでクライアントのバックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを使用して SharePoint Portal Server リソースのバックアップを実行できます NetBackup では スタンドアロンの Windows SharePoint Services のバックアップおよびリストアを行うことができます 圧縮することによって ネットワーク上のバックアップのパフォーマンスが向上し ディスクまたはテープに格納されるバックアップイメージのサイズが縮小します 圧縮されたバックアップからのドキュメントレベルのリストアはサポートされません [ 暗号化 (Encryption)] 属性が有効な場合 サーバーでは ポリシーに示されているクライアントのバックアップが暗号化されます 暗号化されたバックアップからのドキュメントレベルのリストアはサポートされません ドキュメントライブラリおよびドキュメントストアのバックアップとリストア 下位互換性のあるドキュメントストアは SharePoint Server 2001 で使用されている Web Storage System の更新版で 任意で使用します リストア操作管理者は バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを使用して SharePoint Portal Server のバックアップを参照したり リストアを行うバックアップを選択することができます ドキュメントレベルのリストア リダイレクトリストア このオプションが有効な場合 任意の完全データベースバックアップからドキュメントを直接リストアすることができます ドキュメントのみのバックアップを個別に実行する必要がなくなります この機能をした場合 データベース内部のドキュメントを識別するための簡単な手順が追加されます この手順によって 後で 個々のドキュメントを迅速にリカバリできるようになります SharePoint のポータルは バックアップ元の URL 以外の代替 URL にリストアできます

10 10 NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 の概要バックアップ操作 バックアップ操作 自動バックアップ 手動バックアップ ユーザー主導バックアップ NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 エージェントを使用して SharePoint Portal Server のファーム全体または個々のコンポーネントをバックアップできます SharePoint バックアップの内容について詳しくは 11 ページの SharePoint Portal Server 2003 のバックアップの内容 を参照してください NetBackup には 自動バックアップ 手動バックアップおよびユーザー主導バックアップの 3 つのバックアップ方式があります また 自動バックアップの形式は バックアップに使用されるスケジュール形式に応じて異なります NetBackup でのバックアップ方法については Veritas NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 を参照してください NetBackup の管理者は NetBackup サーバーが制御を行う 自動的な無人のバックアップのスケジュールを指定することができます SharePoint Portal Server のバックアップでは サーバーの内容全体がバックアップされます 完全バックアップ [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストの内容全体がバックアップされます 差分増分バックアップ 前回に行った完全バックアップまたは増分バックアップ以降の内容だけがバックアップされます 手動バックアップは 特別な場合に使用されます 手動バックアップでは バックアップの対象として選択した項目の内容全体がバックアップされます ユーザー主導バックアップを実行するには ユーザーバックアップのスケジュールを NetBackup サーバー上の SharePoint ポリシーで定義する必要があります ユーザー主導バックアップでは バックアップの対象として選択した項目の内容全体がバックアップされます このバックアップ形式は SharePoint アプリケーションホストだけでサポートされます SharePoint オブジェクトが存在しているだけの他のホストではサポートされません

11 NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 の概要リストア操作 11 SharePoint Portal Server 2003 のバックアップの内容 SharePoint エージェントを使用して SharePoint Portal Server 2003 のファームの次のコンポーネントまたは WSS をバックアップおよびリストアできます 表 1-2 SharePoint Portal Server のファームと WSS コンポーネントの比較 SharePoint Portal Server のファーム 構成データベース シングルサインオンデータベース WSS 構成データベースチームサイト チームデータベース 下位互換性のあるドキュメントストア 下位互換性のあるドキュメントライブラリ (Web Storage System ベース ) ポータルサイトおよびその関連データベース コンテンツデータベース ユーザープロファイルデータベース サービスデータベース インデックスデータベース チームデータベース リストア操作 SharePoint Portal Server のリストア操作を開始するには バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを使用します このインターフェースでは リストアするオブジェクトが存在する NetBackup サーバーおよびバックアップの表示を行うクライアントを選択できます これらの選択に基づいて バックアップの履歴の表示 個々の項目の選択およびリストアの開始を行うことができます Recovery Assistant では SharePoint リソースを 1 回クリックするだけでリストアを実行することができ リソースをリストアする順序を決定することができます サーバー主導リストア 管理者は ドキュメントライブラリの 1 つ以上のデータベースおよび個々のドキュメントを参照およびリストアすることができます

12 12 NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 の概要バックアップおよびリストアの制限事項 リダイレクトリストア SharePoint のポータルサイト チームサイトおよび下位互換性のあるドキュメントライブラリでは バックアップ元の場所とは異なる代替パスへのリダイレクトリストアを実行できます ポータルサイトのリダイレクトリストアを 既存のファームの他の Web サーバーのポータルサイトに対して実行できます チームサイトのリダイレクトリストアは Web サーバーの別の WSS サイトに対して実行することができます 下位互換性のあるドキュメントライブラリのリダイレクトリストアについては Veritas NetBackup for Microsoft SharePoint Portal Server 2001 管理者ガイド Windows を参照してください バックアップおよびリストアの制限事項 SharePoint Portal Server のバックアップおよびリストアを実行する際 次の制限事項があります リダイレクトリストアは ポータルおよび下位互換性のあるライブラリでだけサポートされています SharePoint 2001 のドキュメントライブラリのオブジェクトを SharePoint 2003 の Web Storage System にリストアすることはできません 増分バックアップイメージまたは NetBackup 6.0 以前を使用して作成されたバックアップイメージから 個別のドキュメントをリストアすることはできません SharePoint 2003 のポリシーでは 複数ストリームはサポートされていません

13 2 NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 エージェントのインストール データベースエージェントをインストールするには 次の作業を実行します インストールの前提条件を確認します この作業は エージェントを使用する前に実行します データベースエージェントソフトウェアは NetBackup のインストール時にインストールされるので エージェントをインストールする前に前提条件を確認します Windows Server 2003 R2 の場合は NFS 用 Microsoft サービスをインストールします Windows Server 2003 R1 の場合は UNIX 用 Windows サービスをインストールします NetBackup サーバー用に個別のネットワークポートを構成します ( 任意 ) エージェントのライセンスキーを登録します インストールの前提条件の確認 NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 は NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアとともにインストールされますが データベースエージェントを有効にする前に この項に示すインストールの前提条件が満たされていることを確認する必要があります これらの要件は リモートインストールおよびローカルインストールに適用されます

14 14 NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 エージェントのインストールインストールの前提条件の確認 オペレーティングシステムおよびプラットフォームの互換性 ご使用のオペレーティングシステムまたはプラットフォームで NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 がサポートされていることを確認してください 互換性を確認する方法 1 テクニカルサポートの Web ページ に接続します 2 [Product Lookup] リストで [NetBackup Enterprise Server] を選択し [>] ボタンをクリックします 3 右側のリストで [Compatibility List] をクリックします 4 マニュアルのリストで [Veritas NetBackup TM Enterprise Server x.x/ NetBackup Server x.x Database Agent Compatibility (Updated date)] をクリックします x.x は現在のリリース番号です date が最新の日付のものを検索します 5 PDF ドキュメントのリンクをクリックします このドキュメントはダウンロード可能なファイルで このリリースでサポートされるデータベースの一覧表を確認できます 6 ドキュメントを参照し ご使用の環境のソフトウェアが NetBackup およびデータベースエージェントと互換性があることを確認します NetBackup ソフトウェア NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアが次の要件を満たしていることを確認します NetBackup サーバーソフトウェアが NetBackup サーバー上にインストールされ 実行可能な状態である NetBackup サーバーのプラットフォームは NetBackup がサポートするものであれば どのプラットフォームでも問題ありません インストール情報については Veritas NetBackup インストールガイド を参照してください NetBackup クライアントソフトウェアが それぞれのフロントエンドの Web サーバー SQL データベースホスト インデックスデータベースホスト および下位互換性のあるドキュメントライブラリストアが含まれているホストにインストールされている クライアントソフトウェアは 検索サーバーまたはジョブサーバーにインストールされている必要はありません

15 NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 エージェントのインストールインストールの前提条件の確認 15 バックアップするデータベースが存在するクライアント上に NetBackup クライアントソフトウェアがインストールされている この手順によって データベースエージェントもインストールされます ( データベースクライアントが NetBackup サーバーでもある場合 クライアントソフトウェアはサーバーソフトウェアとともにインストールされます ) install_path NetBackup ディレクトリがクライアント上に存在している必要があります インストール情報については Veritas NetBackup インストールガイド を参照してください ストレージユニットで使用されるバックアップメディアが構成されている 必要なバックアップメディアの容量は 使用しているデバイス バックアップを行うデータベースのサイズ アーカイブを行うデータの量 バックアップのサイズ バックアップやアーカイブの間隔などによって異なります Media Manager の使用方法について詳しくは Veritas NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 を参照してください データベースエージェント SharePoint Portal Server ソフトウェアが次の要件を満たしていることを確認します 個々のドキュメントをリストアできるようにする場合は 表 2-1 に示すソフトウェアをインストールします このソフトウェアは コンテンツデータベースと NetBackup メディアサーバーが存在する SharePoint ファームのクライアントにインストールする必要があります 表 2-1 SharePoint データベースエージェントの要件 Windows SharePoint SQL Server ドキュメントレベルのリストア Windows Server 2003 R1 SharePoint Portal Server SP1 SQL Server 2000 SP4 (32 ビット版 ) Windows Services for UNIX (SFU) 3.5 以上がインストールされている 16 ページの Windows Services for UNIX のインストール を参照してください Windows Server 2003 R2 以上 SharePoint Portal Server SP2 SQL Server 2005 (32 ビット版または 64 ビット版 ) Microsoft Services for NFS がインストールされている 16 ページの Microsoft Services for NFS のインストール を参照してください

16 16 NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 エージェントのインストール Microsoft Services for NFS のインストール Microsoft Services for NFS のインストール Windows Server 2003 R2 を使用している場合は Microsoft Services for NFS をインストールする必要があります このオプションは Windows サーバーのインストール CD で利用可能です Microsoft Services for NFS をインストールする方法 1 Windows サーバーのインストール CD から Microsoft Services for NFS をインストールします 2 インストールが完了したら Client for NFS が実行されていることを確認します 3 個別のポートを構成する場合は 71 ページの 個別のネットワークポートの構成 を参照します 4 インストールが完了したら サービスコントロールパネルを開き Server for NFS が停止し 無効になっていることを確認します 各クライアントに対してこの手順を繰り返します Windows Services for UNIX のインストール Windows 2000 Server または Windows Server 2003 R1 を使用している場合 Windows Services for UNIX (SFU) 3.5 以上をインストールする必要があります このパッケージは Windows Server 2003 R2 には必要ありません Windows Services for UNIX をインストールする方法 1 コンピュータが SFU のシステム要件を満たしていることを確認します Microsoft が提供するマニュアルを参照してください 2 SFU パッケージをダウンロードします Microsoft Download Center ( に接続します [Search] ボックスで windows services for unix と入力し [Go] をクリックします [Windows Services for UNIX] リンクをクリックします [Download] をクリックします 3 ローカルコンピュータに管理者 (Administrator) としてログオンします 4 インストールを開始します 5 インストール中 Server for NFS と Client for NFS の両方のインストールを選択します

17 NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 エージェントのインストールライセンスキーの登録 17 6 インストールが完了したら Client for NFS が実行されていることを確認します 7 個別のポートを構成する場合は 71 ページの 個別のネットワークポートの構成 を参照します 8 インストールが完了したら サービスコントロールパネルを開き Server for NFS が停止し 無効になっていることを確認します 各クライアントに対してこの手順を繰り返します ライセンスキーの登録 データベースエージェントは サーバーソフトウェアおよびクライアントソフトウェアとともにインストールされます このエージェントを使用するには エージェントの有効なライセンスキーをマスターサーバーまたはメディアサーバーに登録する必要があります ライセンスキーを登録する方法 1 マスターサーバーまたはメディアサーバー上で NetBackup 管理コンソールを開きます 2 [ ヘルプ (Help)] > [ ライセンスキー (License Keys)] を選択します 3 [ 新規 (New)] ボタンをクリックします 4 ライセンスキーを入力して [ 追加 (Add)] をクリックします ライセンスキーの追加について詳しくは Veritas NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 を参照してください

18 18 NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 エージェントのインストールライセンスキーの登録

19 3 構成 この章では バックアップおよびリストア操作を実行するための NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 の構成方法の概要について説明します NetBackup Client Service のログオンアカウントの構成 SharePoint アプリケーションサーバーにログオンするアカウントの指定 一貫性チェックの実行 複数の SharePoint ホストのリストアの構成 データベースのバックアップポリシーの構成 構成設定のテスト ユーザーインターフェースの用語に関する注意事項 この章で説明する構成手順の多くは マスターサーバー上の NetBackup 管理コンソールから実行できます マスターサーバーのプラットフォームに応じて 1 つまたは 2 つの形式のコンソールを使用できます NetBackup では Windows マスターサーバーと UNIX マスターサーバーの両方に対して Java インターフェースがサポートされています Windows マスターサーバーに対しては Windows インターフェースもサポートされます Java インターフェースと Windows インターフェースはほぼ同じです これらのインターフェース間で構成手順に違いがある場合は どちらのインターフェースの説明かを示すために 次の見出しを付けます Windows インターフェースの場合 : Java インターフェースの場合 :

20 20 構成 NetBackup Client Service のログオンアカウントの構成 NetBackup Client Service のログオンアカウントの構成 SharePoint のインデックスデータベースまたはドキュメントライブラリをバックアップするには NetBackup Client Service を SharePoint 管理者で実行できるように認可する必要があります Windows サービスで インデックスデータベースまたはドキュメントライブラリが存在するホストの NetBackup Client Service のプロパティを構成します NetBackup Client Service のログオンアカウントを確認または変更する方法 1 Windows サービスアプリケーションを開始します 2 [NetBackup Client Service] エントリをダブルクリックします 3 [ ログオン ] タブをクリックします 4 Local System アカウントがログオンアカウントとして選択されていない場合 手順 7 に進みます 5 SharePoint 管理者として実行することを認可するアカウントの名前を指定します メモ : このアカウントを変更するには 管理者グループの権限が必要です 6 NetBackup Client Service を停止して 再起動します 7 サービスアプリケーションを終了します SharePoint アプリケーションサーバーにログオンするアカウントの指定 バックアップおよびリストアを実行するには SharePoint アプリケーションサーバーへのログオンに使用するアカウントのユーザー名およびパスワードが NetBackup で認識される必要があります このアカウントは 次の要件を満たしている必要があります SharePoint Portal Server のデータのバックアップおよびリストアに使用するログオンアカウントに SharePoint コンポーネントがインストールされているサーバーのローカル管理権限が付与されている必要があります また 下位互換性のあるドキュメントライブラリのドキュメントを個別にリストアする場合 アカウントには SharePoint のコーディネータの役割が付与されている必要があります この役割は ワークスペースライブラリまたはドキュメントライブラリ内でアクセスされるすべてのフォルダに適用する必要があります

21 構成 SharePoint アプリケーションサーバーにログオンするアカウントの指定 21 ログオンアカウントには SharePoint ファームの内容が格納されているサーバーの [ プロセスレベルトークンの置き換え (Replace process level token)] ローカルセキュリティ権限が付与されている必要があります NetBackup エージェントは データにアクセスする際に SharePoint ユーザーとしてログインするため この権限が必要となります このローカルセキュリティポリシー権限をアカウントに付与したら gpupdate /Force ( グループポリシーの更新 ) を実行してこの変更を有効にします フロントエンドサーバーおよびバックエンドホストには特定の権限が必要です バックエンドクライアントにはフロントエンドサーバーのレジストリへのアクセス権限が必要です シングルサインオンデータベースのバックアップおよびリストアに使用するログオンアカウントのクレデンシャルには アカウント名を使用することができます または クレデンシャルに そのアカウントのグループのメンバーを使用することもできます ( 詳しくは [ シングルサインオン設定 (Single Sign-on Settings)] の [ アカウント名 (Account name)] ボックスを参照してください これらの設定は SharePoint Portal Server の [ シングルサインオン設定の管理 (Manage Settings for Single Sign-on)] 管理ページに書き込まれます ) Internet Information Services (IIS) の権限が データベースのバックアップおよびリストアに影響する場合があります バックアップおよびリストアに使用するログオンアカウントが IIS サイトへのアクセス権限を所有していることを確認してください IIS の権限で統合 Windows セキュリティが有効になっている必要があります SharePoint アプリケーションサーバーのログオンアカウントを指定する方法 1 NetBackup 管理コンソールを起動します 2 [ ホストプロパティ (Host Properties)] を展開します 3 [ クライアント (Clients)] をクリックします 4 右ペインでクライアントを右クリックして [ プロパティ (Properties)] をクリックします 5 左ペインで [Windows クライアント (Windows Client)] を展開して [SharePoint 2003] をクリックします 6 [ ユーザー名 (User name)] ボックスで SharePoint へのログオンに使用するアカウントのユーザー ID (DOMAIN user name) を指定します

22 22 構成一貫性チェックの実行 7 [ パスワード (Password)] ボックスで アカウントのパスワードを指定します 8 [OK] をクリックして 変更を保存します 一貫性チェックの実行 NetBackup でバックアップ操作を開始する前に SQL Server データベースの一貫性チェックを実行できます このチェックは サーバー主導バックアップとユーザー主導バックアップの両方で実行されます 一貫性チェックを実行する方法 1 NetBackup 管理コンソールを起動します 2 [ ホストプロパティ (Host Properties)] を展開します 3 [ クライアント (Clients)] をクリックします 4 右ペインでクライアントを右クリックして [ プロパティ (Properties)] を選択します 5 左ペインで [Windows クライアント (Windows Client)] を展開して [SharePoint 2003] をクリックします

23 構成一貫性チェックの実行 23 6 [ バックアップ前の一貫性チェック (Consistency check before backup)] リストから バックアップ前に実行するチェックを選択します 一貫性チェックのオプションについては 一貫性チェックのオプションの説明 の表を参照してください 一貫性チェックの実行を選択した場合 [ 一貫性チェックに失敗した場合もバックアップを続行する (Continue with backup if consistency check fails)] を選択することができます その場合 NeBackup は一貫性チェックに失敗した場合にバックアップを続行します 7 [OK] をクリックして 変更を保存します

24 24 構成複数の SharePoint ホストのリストアの構成 一貫性チェックのオプション バックアップ前に 次の一貫性チェックを実行できます 表 3-1 オプション なし (None) 一貫性チェックのオプションの説明 説明 一貫性チェックを実行しません インデックスを含まない完全チェック (Full check, excluding indexes) インデックスを含む完全チェック (Full check, including indexes) 一貫性チェックにインデックスを含めない場合に選択します インデックスをチェックしない場合 一貫性チェックの実行速度は大幅に向上しますが 完全にはチェックされません 一貫性チェックでは 各ユーザー表のデータページおよびクラスタ化インデックスページのみが対象となります クラスタ化されていないインデックスページの一貫性はチェックされません 一貫性チェックにインデックスを含めます すべてのエラーが記録されます 物理チェックのみ (SQL 2000 のみ ) (Physical check only (SQL 2000 only)) 少ないオーバーヘッドで SQL Server 2000 データベースの物理的一貫性をチェックする場合に選択します このオプションでは ページヘッダーおよびレコードヘッダーの物理構造の整合性のみをチェックします また ページのオブジェクト ID およびインデックス ID と割り当て構造の間の一貫性もチェックします 複数の SharePoint ホストのリストアの構成 NetBackup によってファームの適切なホストに SQL データベースがリストアされるようにするには 特別な構成が必要です マスターサーバーのホストプロパティに次の構成パラメータを設定します 複数の SharePoint ホストのリストアを構成する方法 1 マスターサーバー上で NetBackup 管理コンソールを開きます 2 [ ホストプロパティ (Host Properties)] > [ マスターサーバー (Master Server)] を選択します 3 右ペインで マスターサーバーをダブルクリックします 4 [SharePoint ホスト (SharePoint Hosts)] を選択します 5 [ 追加 (Add)] をクリックします

25 構成データベースのバックアップポリシーの構成 25 6 ファームの 1 つのホストに対して フロントエンドのホスト名およびファームのコンポーネントのホスト名を指定します 7 ファームの各ホストに対して手順 5 および手順 6 を繰り返します データベースのバックアップポリシーの構成 データベースのバックアップポリシーでは 1 台以上のクライアントで構成される特定のグループに対するバックアップの条件を定義します この条件には 次のものが含まれます 使用するストレージユニットおよびストレージメディア ポリシー属性 バックアップスケジュール バックアップするクライアント SharePoint または WSS 環境をバックアップするには 適切にスケジュールされた 1 つ以上の MS-SharePoint ポリシーを定義する必要があります すべてのクライアントが含まれる 1 つのポリシーまたは複数のポリシーを構成することができます 複数のポリシーの中には 1 つのクライアントだけを含むポリシーもあります

26 26 構成データベースのバックアップポリシーの構成 データベースポリシーの要件は ファイルシステムのバックアップの場合とほぼ同じです このデータベースエージェントのポリシー属性に加え 利用可能なその他の属性も考慮する必要があります 利用可能な属性の情報および構成手順について詳しくは Veritas NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 を参照してください ドキュメントレベルのリストア用のストレージユニットの構成 ドキュメントレベルのリストアは ディスクストレージユニットにバックアップが書き込まれた場合にのみ実行することができます ディスクストレージユニットへのバックアップを構成した場合は 他の構成は必要ありません テープへのバックアップを構成した場合は NetBackup が複製バックアップイメージを書き込むことのできるディスクストレージユニットを作成する必要があります ドキュメントレベルのリストアを有効にする方法について詳しくは 31 ページの 属性の説明 を参照してください ドキュメントレベルのリストア用の複製バックアップイメージを構成する方法 1 NetBackup 管理コンソールで NetBackup が複製バックアップイメージを書き込むことのできるディスクストレージユニットを作成します 2 [ ホストプロパティ (Host Properties)] > [ メディアサーバー (Media Server)] を選択します 3 メディアサーバーをダブルクリックします 4 [ 一般的なサーバー (General Server)] を選択します 5 [ ドキュメントレベルのリストアオプション (Document-level restore options)] を選択し [ 構成 (Configure)] をクリックします 6 [ 自動的にイメージをテープからディスクに複製 (Automatically duplicate images from tape to disk)] を選択します 7 [ 宛先ディスクストレージユニット (Destination disk storage unit)] リストから 手順 1 で作成したディスクストレージユニットを選択します 8 [ 保持 (Retention)] リストから 保持レベルを選択します

27 構成データベースのバックアップポリシーの構成 27 データベースレベルのバックアップとドキュメントレベルのバックアップ データベースレベルのバックアップでは ポータル チームサイト ポータルデータベースおよびシングルサインオンデータベースのレベルで SharePoint オブジェクトをリストアすることができます 下位互換性のあるドキュメントライブラリおよび下位互換性のあるドキュメントライブラリストアも データベースレベルのバックアップからリストアすることができます 個々のドキュメントをデータベースレベルのバックアップからリストアすることはできません 個々のドキュメントのリストア ( ドキュメントレベルのリストア ) を有効にするために NetBackup では SharePoint Portal およびチームサイトの内容はドキュメントレベルでバックアップされます データベース全体をリストアすることも ドキュメントを個別にリストアすることもできます これによって ドキュメントを既存のポータルまたはチームサイトにリストアすることができます 個々のドキュメントは ドキュメントレベルのバックアップイメージでリストアの表示およびリカバリが行われるようにカタログ化されます 表 3-2 オブジェクト データベースレベルのバックアップとドキュメントレベルのバックアップ データベースレベルのバックアップを使用したリストア ドキュメントレベルのバックアップを使用したリストア ポータル可可 チームサイト可可 ポータルデータベース可可 シングルサインオンデータベース 下位互換性のあるドキュメントライブラリ 下位互換性のあるドキュメントライブラリストア 可 可 可 不可 不可 不可 個々のドキュメント不可可

28 28 構成データベースのバックアップポリシーの構成 ポリシーに関する推奨事項 ポリシーを作成する際には次の推奨事項を参照してください リカバリを考慮して ポータル チームサイト 構成データベースおよびシングルサインオンデータベースのバックアップには同じポリシーを使用します このポリシーの増分バックアップにはインデックスデータベースは含めません ( 表 3-3 のポリシー A-1 を参照 ) または 別のポリシーでインデックスデータベースをバックアップすることもできます ( 表 3-3 のポリシー B-1 およびポリシー B-2 を参照 ) 下位互換性のあるドキュメントストアおよび下位互換性のあるドキュメントライブラリには別のポリシーを作成します ( 表 3-3 のポリシー D およびポリシー E を参照 ) SharePoint Portal Server 2003 を完全に保護するには MS-Windows-NT ポリシーを作成します このポリシーには SharePoint の Web パーツがインストールされている可能性のあるファイルシステム全体 およびシステム状態の指示句 ( シャドウコピーコンポーネント ) を含める必要があります ただし ファイルシステムポリシーを使用する場合はデータベースのバックアップを含めないように注意してください データベースのバックアップは SharePoint ポリシーのバックアップに含まれています システム状態のバックアップによって IIS のメタデータが保護されます ( 表 3-3 のポリシー C を参照 ) 表 3-3 SharePoint Portal Server 2003 で使用する NetBackup ポリシーの例 ポリシー バックアップ対象 自動バックアップの 間隔 その他の構成 ポリシー A-1 Microsoft SharePoint Resources: All Portals 毎日 ( 増分バックアップ ) 毎週 ( 完全バックアップ ) 増分バックアップにインデックスデータベースは含めません [ エクスクルードリスト (Exclude list)] には個々のインデックスデータベースの指示句を追加します Microsoft SharePoint Resources: name Index DB* メモ : 指示句 Microsoft SharePoint Resources: All Indexes はエクスクルードリストに追加しないでください

29 構成データベースのバックアップポリシーの構成 29 表 3-3 SharePoint Portal Server 2003 で使用する NetBackup ポリシーの例 ( 続き ) ポリシー バックアップ対象 自動バックアップの 間隔 その他の構成 ポリシー B-1 Microsoft SharePoint Resources: Configuration DB* 毎日 ( 増分バックアップ ) Microsoft SharePoint Resources: All Portal DBs* 毎週 ( 完全バックアップ ) Microsoft SharePoint Resources: Single Sign-on* Microsoft SharePoint Resources: All Team Sites ポリシー B-2 Microsoft SharePoint Resources: All Indexes 毎週 ( 完全バックアップ ) ポリシー C Shadow Copy Components: ALL_LOCAL_DRIVES 毎日 ( 増分バックアップ ) 毎週 ( 完全バックアップ ) このポリシーにはデータベースを含めません [ エクスクルードリスト (Exclude list)] にはデータベースのパスを追加します ポリシー D Microsoft SharePoint Resources: Document Library Store* 毎週 ( 完全バックアップ ) ポリシー E Microsoft SharePoint Resources: Document Libraries* 毎日 ( 増分バックアップ ) 毎週 ( 完全バックアップ ) 新しいポリシーの追加 これらの手順では データベース用の新しいバックアップポリシーを追加する方法について説明します データベース用のバックアップポリシーを構成する方法 1 マスターサーバーに管理者 (Administrator)(Windows) または root ユーザー (UNIX) としてログオンします 2 NetBackup 管理コンソールを起動します 3 サイトに複数のマスターサーバーが存在する場合は ポリシーを追加するマスターサーバーを選択します

30 30 構成データベースのバックアップポリシーの構成 4 Windows インターフェースの場合 : 左ペインで [ ポリシー (Policies)] を右クリックして [ 新しいポリシー (New Policy)] を選択します Java インターフェースの場合 : 左ペインで [ ポリシー (Policies)] をクリックします [ すべてのポリシー (All Policies)] ペインで マスターサーバーを右クリックして [ 新しいポリシー (New Policy)] を選択します 5 [ 新しいポリシーの追加 (Add a New Policy)] ダイアログボックスの [ ポリシー名 (Policy name)] フィールドに 新しいポリシーの一意の名前を入力します 6 [OK] をクリックします 7 [ 新しいポリシーの追加 (Add a New Policy)] または [ ポリシーの変更 (Change Policy)] ダイアログボックスの [ ポリシー形式 (Policy type)] リストで MS-SharePoint ポリシー形式を選択します ご使用のマスターサーバーにデータベースエージェントのライセンスキーが登録されていない場合 ドロップダウンメニューにデータベースエージェントのポリシー形式は表示されません 8 [ 属性 (Attributes)] タブのエントリを設定します 詳しくは 31 ページの 属性の説明 を参照してください 9 その他のポリシー情報を追加します スケジュールを追加する場合は 32 ページの スケジュールの追加 を参照してください クライアントを追加する場合は 34 ページの クライアントの追加 を参照してください SharePoint オブジェクトを [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストに追加する場合は 36 ページの SharePoint リソースのバックアップを実行するバックアップ対象リストの作成 を参照してください 10 必要なすべてのスケジュール クライアントおよびバックアップ対象の追加が終了したら [OK] をクリックします

31 構成データベースのバックアップポリシーの構成 31 属性の説明 いくつかの例外を除き NetBackup ではファイルシステムのバックアップと同じようにデータベースのバックアップを管理します 表 3-4 に SharePoint のバックアップでは異なるポリシー属性を示します この情報は 新しいポリシーを追加する際に使用されます その他のポリシー属性は ユーザー固有のバックアップ方針やシステム構成によって異なります ポリシー属性について詳しくは Veritas NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 を参照してください 表 3-4 属性 ポリシー形式 (Policy type) ポリシー属性の説明 説明 ポリシーに含めるクライアントの種類を指定します ポリシー形式によって そのクライアント上で NetBackup が実行可能なバックアップ形式が決定される場合もあります データベースエージェントを使用するには 1 つ以上の種類の MS-SharePoint ポリシーを定義する必要があります ポリシーごとにジョブ数を制限する (Limit jobs per policy) チェックポイントの間隔 (Take checkpoints every) 複数のデータストリームを許可する (Allow multiple data streams) ドキュメントリストアの有効化 (Enable document restore) このポリシーを使用して NetBackup によって並列して実行されるジョブの数を制限します SharePoint 2003 データベースのバックアップに使用するポリシーでは このオプションを [1] に設定する必要があります SharePoint のポリシーでは チェックポイントからの再開はサポートされていません SharePoint ポリシーでは このオプションを選択しないでください このマニュアルの発行時点では SharePoint ポリシーで複数データストリームはサポートされていません ユーザーは ドキュメントライブラリ内の個々のドキュメントをバックアップからリストアできます ドキュメントライブラリ以外のドキュメント ( リスト カレンダー 掲示板など ) を個別にリストアすることはできません ユーザーは 完全バックアップからのみ個々のドキュメントをリストアできます ドキュメントレベルのリストアを実行し イメージをテープにバックアップするには 特別な構成が必要です 26 ページの ドキュメントレベルのリストア用のストレージユニットの構成 を参照してください SharePoint のドキュメントレベルのバックアップは暗号化または圧縮できません

32 32 構成データベースのバックアップポリシーの構成 スケジュールの追加 それぞれのポリシーには 独自のスケジュールセットがあります このスケジュールによって 自動バックアップの開始を制御することや ユーザーによる操作の開始時期を指定することができます スケジュールを追加する方法 1 [ ポリシーの変更 (Change Policy)] ダイアログボックスで [ スケジュール (Schedules)] タブをクリックします [ ポリシーの変更 (Change Policy)] ダイアログボックスにアクセスするには NetBackup 管理コンソールのポリシーリスト内のポリシー名をダブルクリックします 2 [ 新規 (New)] をクリックします 3 一意のスケジュール名を指定します 4 [ バックアップ形式 (Type of backup)] を選択します 33 ページの バックアップ形式 を参照してください 5 スケジュールに対する他のプロパティを指定します 34 ページの スケジュールプロパティ を参照してください 6 他に追加するスケジュールがない場合は [OK] をクリックします さらにスケジュールを追加するには [ 追加 (Add)] をクリックし 手順 2 から手順 6 までを繰り返します 各バックアップ形式の実行間隔を決定するには 28 ページの ポリシーに関する推奨事項 を参照してください

33 構成データベースのバックアップポリシーの構成 33 バックアップ形式 表 3-5 バックアップ形式の説明 バックアップ形式 説明 完全バックアップ (Full Backup) SharePoint コンポーネントデータベース全体をバックアップする場合に このバックアップ形式を選択します ドキュメントレベルのバックアップは 完全バックアップを使用して実行する必要があります ユーザーバックアップ (User Backup) 累積増分バックアップ (Cumulative Incremental Backup) 差分増分バックアップ (Differential Incremental Backup) ユーザーバックアップは自動的にスケジュールされないため フロントエンドの Web サーバーから開始する必要があります ユーザーバックアップ用に個別のポリシーを作成することもできます 個別のポリシーを使用することで ファイルのリストアを行うときに そのファイルがユーザー主導バックアップによるものか またはスケジュールバックアップによるものかを簡単に区別できます ユーザーバックアップのスケジュール形式ごとに異なるポリシーを作成する際に考慮することは 自動バックアップの場合と同様です ユーザーがファイルを選択した後にバックアップが開始されるため バックアップ対象のリストは不要です このバックアップ形式は SharePoint Portal Server 2003 ではサポートされていません 最後の完全バックアップまたは増分バックアップ以降にデータベースに加えられた変更だけをバックアップする場合に このバックアップ形式を選択します メモ : デフォルトでは 下位互換性のあるドキュメントストアの場合は循環ログが使用されますが このログでは差分増分バックアップがサポートされていません 下位互換性のあるドキュメントストアがこのスケジュール形式に含まれる場合 代わりに このリソースのバックアップには完全バックアップ方式が使用されます メモ : SharePoint のインデックスデータベースでは 完全バックアップだけがサポートされています そのため 差分増分バックアップスケジュールにインデックスデータベースを含めないことをお勧めします インデックスデータベースがこのスケジュール形式に含まれている場合 増分バックアップの実行時に完全バックアップが実行されます メモ : ドキュメントレベルのバックアップでは 増分バックアップはサポートされません

34 34 構成データベースのバックアップポリシーの構成 スケジュールプロパティ スケジュールプロパティの中には データベースバックアップと通常のファイルシステムのバックアップで意味が異なるものがあります 表 3-6 に スケジュールプロパティを示します 表 3-6 プロパティ バックアップ形式 (Type of backup) スケジュールプロパティの説明 説明 このスケジュールで制御するバックアップ形式を指定します バックアップ対象のリストには 構成するポリシーに適用されるバックアップ形式だけが表示されます 詳しくは 33 ページの バックアップ形式 を参照してください 間隔 (Frequency) カレンダー (Calendar) この設定は スケジュールバックアップにだけ使用し ユーザー主導バックアップでは使用しません このスケジュールで次のバックアップ操作またはアーカイブ操作を開始できるまでの期間を指定します たとえば バックアップ間隔を 7 日に設定して 正常なバックアップが水曜日に行われるように設定したとします 次の完全バックアップは 次の水曜日まで行われません 通常 増分バックアップは 完全バックアップより短い間隔で行います この設定は スケジュールバックアップの場合にのみ使用します ユーザー主導バックアップの場合には使用しません 特定の日付 週の特定の曜日または月の特定の日に基づいてバックアップ操作をスケジュールすることができます その他のスケジュールプロパティは ユーザー固有のバックアップ方針やシステム構成によって異なります スケジュールプロパティについて詳しくは Veritas NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 を参照してください クライアントの追加 クライアントリストには 自動バックアップの対象となるクライアントが表示されます NetBackup クライアントは 1 つ以上のポリシー内に存在している必要があり 複数のポリシー内に存在することも可能です NetBackup クライアントソフトウェアは それぞれのフロントエンドの Web サーバー SQL データベースホスト インデックスデータベースホスト および下位互換性のあるドキュメントライブラリストアが含まれているサーバーにインストールされている必要があります クライアントソフトウェアは 検索サーバーまたはジョブサーバーにインストールされている必要はありません

35 構成データベースのバックアップポリシーの構成 35 クライアントをポリシーに追加する方法 1 [ ポリシーの変更 (Change Policy)] ダイアログボックスで [ クライアント (Clients)] タブをクリックします [ ポリシーの変更 (Change Policy)] ダイアログボックスにアクセスするには NetBackup 管理コンソールのポリシーリスト内のポリシー名をダブルクリックします 2 [ 新規 (New)] をクリックします 3 追加するクライアント名を入力します フロントエンドの Web サーバーであり SharePoint ファームのトポロジーを認識しているクライアントだけをポリシーリストに追加します Windows インターフェースの場合 クライアントの名前を入力し Enter キーを押します NetBackup によってハードウェアおよびオペレーティングシステムが検出されない場合 この情報を指定するダイアログボックスが表示されます または コンピュータの参照ボタンをクリックして ネットワークからクライアントを選択します Java インターフェースの場合 a b [ クライアント名 (Client name)] フィールドに 追加するクライアント名を入力します [ ハードウェアおよび OS (Hardware and operating system)] でハードウェアおよびオペレーティングシステムの種類を選択して [ 追加 (Add)] をクリックします 4 さらにクライアントを追加するには 手順 2 および手順 3 を繰り返します 5 他に追加するクライアントがない場合は [OK] をクリックします

36 36 構成データベースのバックアップポリシーの構成 SharePoint リソースのバックアップを実行するバックアップ対象リストの作成 [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストでは バックアップを行う SharePoint オブジェクトを定義します ファーム全体を指定するか または SharePoint コンポーネント ( シングルサインオンデータベース 構成データベース インデックスデータベース コンテンツデータベースなど ) を個別にバックアップできます Windows SharePoint Services (WSS) のインストールでは すべての WSS チームサイトまたは個々の WSS チームサイトをバックアップすることができます メモ : MS_Sharepoint_Portal_Server_2001: 指示句セットと MS_SharePoint_Portal_Server_2003: 指示句セットの指示句は 同じポリシーに追加しないでください SharePoint Portal Server のバックアップを実行する [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストを作成する方法 1 [ ポリシーの変更 (Change Policy)] ダイアログボックスで [ バックアップ対象 (Backup Selections)] タブをクリックします 2 [ 新規 (New)] をクリックします 3 指示句アイコンをクリックします 4 [ 指示句セット (Directive set)] リストから [MS_SharePoint_Portal_Server_2003] を選択します 5 指示句には [Microsoft SharePoint Resources] を選択します 6 [OK] をクリックします 7 新しいエントリを編集して バックアップするオブジェクトの名前を追加します 37 ページの [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストのエントリの例 を参照してください 8 [OK] をクリックします

37 構成データベースのバックアップポリシーの構成 37 [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストのエントリの例 [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストのエントリの例を次に示します SharePoint データベースオブジェクトの名前が長い場合があるため ワイルドカード文字 (*) を使用して バックアップ対象のオブジェクトを指定することができます これによって完全な名前を指定する必要がなくなります たとえば 次のエントリを使用できます Microsoft SharePoint Resources: Configuration DB* このエントリは 次のエントリの代わりに使用できます Microsoft SharePoint Resources: Configuration DB (SQL_Server/SPS01_Config_db) 表 3-7 [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストのエントリの例 バックアップ対象 ファーム 構成データベース すべてのポータルデータベース ( ポータルの SQL データベース ) すべてのポータル 特定のポータル すべてのインデックスデータベース ポータルのインデックスデータベース ポータルのサービスデータベース ポータルサイトのコンテンツデータベース ポータルのユーザープロファイルデータベース シングルサインオンデータベース すべての Windows SharePoint Services のチームサイト Windows SharePoint Services のチームサイト 下位互換性のあるドキュメントストア 下位互換性のあるドキュメントライブラリ パスの例 Microsoft Share Point Resources: Microsoft SharePoint Resources: Configuration DB* Microsoft SharePoint Resources: All Portal DBs Microsoft SharePoint Resources: All Portals Microsoft SharePoint Resources: name Microsoft SharePoint Resources: All Indexes Microsoft SharePoint Resources: name Index DB* Microsoft SharePoint Resources: name Services DB* Microsoft SharePoint Resources: name Content DB* Microsoft SharePoint Resources: name User Profile* Microsoft SharePoint Resources: Single Sign-on* Microsoft SharePoint Resources: All Team Sites Microsoft SharePoint Resources: Team Site Team DB* Microsoft SharePoint Resources: Document Library Store* Microsoft SharePoint Resources: Document Libraries*

38 38 構成構成設定のテスト 構成設定のテスト NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 用にマスターサーバーを構成した後 構成設定のテストを行います 作成した自動バックアップスケジュールを手動バックアップで実行します 状態コードおよびその他のトラブルシューティング情報について詳しくは Veritas NetBackup トラブルシューティングガイド UNIX Windows および Linux を参照してください 構成設定をテストする方法 1 マスターサーバーに管理者 (Administrator)(Windows) または root ユーザー (UNIX) としてログオンします 2 NetBackup 管理コンソールを起動します 3 左ペインで [ ポリシー (Policies)] をクリックします Windows インターフェースの場合 : 右ペインにポリシーリストが表示されます Java インターフェースの場合 : 右ペインは [ すべてのポリシー (All Policies)] ペインおよび詳細ペインの 2 つに分かれています 4 テストするポリシーをクリックします 5 [ 処理 (Actions)] > [ 手動バックアップ (Manual Backup)] を選択します [ スケジュール (Schedules)] ペインには テストするポリシー用に構成された自動スケジュールの名前が表示されます [ クライアント (Clients)] ペインには テストするポリシーにリストアップされているクライアントの名前が表示されます 6 [ 手動バックアップ (Manual Backup)] ダイアログボックスの指示に従います 7 NetBackup 管理コンソールで [ アクティビティモニター (Activity Monitor)] をクリックします 親ジョブには ファイルリスト全体および 1 つ以上の子ジョブが含まれます 子ジョブは SharePoint データが含まれている各ホストで自動的に開始されます たとえば SharePoint ファームが 4 つの異なるホストで構成されているとします この場合 アクティビティモニターには 1 つの親ジョブと 4 つの子ジョブが表示されます フロントエンドの Web サーバーは すべてのジョブでクライアント名として表示されます アクティビティモニターおよびスクリプトの出力には バックアップ操作の状態が示されます 手動バックアップの終了状態が正常でない場合は トラブルシューティングに関する章を参照してください

39 4 SharePoint Portal Server の操作方法 NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 エージェントを使用して ユーザーは SharePoint Portal Server 2003 のコンポーネントのユーザー主導のバックアップおよびリストアを実行することができます 下位互換性のあるドキュメントストアおよびドキュメントライブラリをリストアすることもできます サーバー クライアントおよびポリシー形式の指定 SharePoint Portal Server のユーザーバックアップを実行する場合は バックアップを実行するサーバーを指定する必要があります バックアップを表示する場合は バックアップを実行したサーバーを指定する必要があります また バックアップの対象となったクライアントおよび SharePoint Portal Server のポリシー形式も指定します バックアップ操作のためのサーバー ( およびクライアント ) を指定する方法 1 [ ファイル (File)] > [NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines and Policy Type)] を選択します 2 [NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines and Policy Type)] ダイアログボックスで [ バックアップおよびリストアに使用するサーバー (Server to use for backups and restores)] リストから目的のサーバーを選択します 3 [OK] をクリックします

40 40 SharePoint Portal Server の操作方法ユーザー主導バックアップの実行 リストア操作を実行するサーバー クライアントおよびポリシー形式を指定する方法 1 [ ファイル (File)] > [NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines and Policy Type)] を選択します 2 [NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines and Policy Type)] ダイアログボックスで [ バックアップおよびリストアに使用するサーバー (Server to use for backups and restores)] リストから目的のサーバーを選択します 3 [ リストアのソースクライアント (Source client for restores)] リストから 目的のクライアントを選択します ソースクライアントは 表示するバックアップイメージが存在する SharePoint Portal Server のコンピュータ名です 4 [ リストアのポリシー形式 (Policy type for restores )] リストから [MS-SharePoint] を選択します 5 [OK] をクリックします ユーザー主導バックアップの実行 NetBackup for SharePoint Portal Server 2003 リソースのユーザー主導バックアップは フロントエンドの Web サーバーから実行する必要があります コンテンツ サービスおよびユーザープロファイルデータベースは同時にバックアップします ポータルをバックアップする場合には 構成データベースも選択します 一貫性チェックを実行するように指定していた場合は ユーザー主導バックアップが実行される前に一貫性チェックも実行されます 一貫性チェックのオプションについて詳しくは 22 ページの 一貫性チェックの実行 を参照してください

41 SharePoint Portal Server の操作方法ユーザー主導バックアップの実行 41 バックアップオプション SharePoint Portal Server のバックアップの実行で利用可能なオプションを次に示します 表 4-1 オプション バックアップオプション 説明 バックアップに使用する NetBackup サーバー (Backup to NetBackup server) バックアップ対象としてマークされた項目 (Items marked to be backed up) バックアップを実行する NetBackup サーバーを指定します バックアップの対象となるオブジェクトのリストが表示されます このバックアップまたはアーカイブと関連付けるキーワード句 (Keyword phrase to associate with the backup or archive) このバックアップ操作で作成されるイメージと関連付けるキーワード句を 128 文字以内で指定します 後で そのキーワード句を [ バックアップの検索 (Search Backups)] ダイアログボックスで指定して イメージのリストアを行うことができます 空白 ( [ ] ) およびピリオド ( [.] ) を含むすべての印字可能な文字列を指定できます デフォルトのキーワード句は 空 (null) 文字列です SharePoint Portal Server 2003 リソースのバックアップの実行 SharePoint Portal Server 2003 リソースをバックアップする方法 1 サーバーに管理者 (Administrator) としてログオンします 2 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを開きます 3 [ ファイル (File)]>[ バックアップするファイルおよびフォルダの選択 (Select Files and Folders to Backup)] を選択します 4 バックアップウィンドウの [ すべてのフォルダ (All Folders)] ペインで [Microsoft SharePoint Resources] を展開します

42 42 SharePoint Portal Server の操作方法ユーザー主導バックアップの実行 5 バックアップを行うオブジェクトを選択します 6 [ 処理 (Actions)] > [ バックアップ (Backup)] を選択します 利用可能なバックアップオプションについては 41 ページの バックアップオプション を参照してください

43 SharePoint Portal Server の操作方法ユーザー主導バックアップの実行 43 7 [ バックアップ (Backup Files)] ダイアログボックスで [ バックアップの開始 (Start Backup)] をクリックします バックアップが正常に開始されたことを通知するダイアログボックスが表示されます バックアップの進捗状況を表示する場合 [ はい (Yes)] をクリックします バックアップの進捗状況を表示しない場合 [ いいえ (No)] をクリックします Windows SharePoint Services のバックアップの実行 SharePoint Portal Server 2003 Windows SharePoint Services をバックアップする方法 1 サーバーに管理者 (Administrator) としてログオンします 2 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを開きます 3 [ ファイル (File)]>[ バックアップするファイルおよびフォルダの選択 (Select Files and Folders to Backup)] を選択します 4 バックアップウィンドウの [ すべてのフォルダ (All Folders)] ペインで [Microsoft SharePoint Resources] を展開します 5 バックアップを行うオブジェクトを選択します 6 [ 処理 (Actions)] > [ バックアップ (Backup)] を選択します 利用可能なバックアップオプションについて詳しくは 41 ページの バックアップオプション を参照してください

44 44 SharePoint Portal Server の操作方法リストアの実行 7 [ バックアップ (Backup Files)] ダイアログボックスで [ バックアップの開始 (Start Backup)] をクリックします バックアップが正常に開始されたことを通知するダイアログボックスが表示されます バックアップの進捗状況を表示する場合 [ はい (Yes)] をクリックします バックアップの進捗状況を表示しない場合 [ いいえ (No)] をクリックします リストアの実行 SharePoint Portal Server をリストアする場合は 次の手順と詳細を参照してください 44 ページの リストアオプション 47 ページの Recovery Assistant 48 ページの SharePoint Portal Server リソースのリストア 50 ページの ドキュメントレベルのリストアの実行 51 ページの SharePoint ポータルサイトまたはチームサイトのリダイレクトリストア リストアオプション SharePoint Portal Server のリストアで利用可能なオプションを次に示します [ 一般 (General)] タブ このタブのオプションは 下位互換性のあるドキュメントストアまたはドキュメントライブラリのリストアまたはリダイレクトリストアを行う場合にだけサポートされます これらのオプションは SharePoint Portal Server 2003 コンポーネントをリストアする場合にはサポートされません ポータルサイトまたはチームサイトのリダイレクトリストアを実行する場合は 51 ページの SharePoint ポータルサイトまたはチームサイトのリダイレクトリストア を参照してください

45 SharePoint Portal Server の操作方法リストアの実行 45 表 4-2 オプション [ 一般 (General)] タブ 説明 リストア先の選択 (Restore Destination Choice) 元の場所にすべてをリストア (Restore everything to its original location) 既存の構造を維持して すべてを異なる場所にリストア (Restore everything to a different location (maintaining existing structure)) リストア先のオプションは 次のとおりです 選択した項目をバックアップ元の場所にリストアします このオプションはデフォルトです 下位互換性のあるドキュメントストアまたはドキュメントライブラリを異なる場所にリストアします 次の項目を参照してください 55 ページの 下位互換性のあるドキュメントストアのリストア 57 ページの 下位互換性のあるドキュメントライブラリのリストア ポータルサイトまたはチームサイトは 別のサーバーに対してリダイレクトリストアを実行することができます その他の SharePoint リソースは [Microsoft SharePoint] タブに設定されている元の場所にリストアする必要があります SharePoint ポータルサイトまたはチームサイトのリダイレクトリストアを参照してください 宛先 (Destination) 参照 (Browse) ドキュメントストアまたはドキュメントライブラリをリストアする宛先のパスを入力します [ 既存の構造を維持して すべてを異なる場所にリストア (Restore everything to a different location (maintaining existing structure))] を選択した場合 このオプションが有効になります 宛先フォルダを選択するには このオプションをクリックします NetBackup は バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを実行しているローカルコンピュータを参照します 代替クライアントへのリダイレクトリストアを行うように選択しても NetBackup はローカルコンピュータのみを参照します

46 46 SharePoint Portal Server の操作方法リストアの実行 表 4-2 [ 一般 (General)] タブ ( 続き ) オプション 個々のフォルダおよびファイルを異なる場所にリストア (Restore individual folders and files to different locations) 説明 下位互換性のあるドキュメントライブラリまたはドキュメントストアを異なる場所にリストアするには このオプションを選択します 55 ページの 下位互換性のあるドキュメントストアのリストア を参照してください リストアオプション (Restore Options) このエージェントではサポートされていません [Microsoft SharePoint] タブ このタブでは リストアジョブの終了後にデータベースがオンラインになるように選択できます また ポータルサイトまたはチームサイトのリダイレクトリストアの宛先となる代替パスを指定することもできます リダイレクトリストアは ポータルサイトまたはチームサイトに対してだけ実行できます リダイレクトリストアの宛先となるファームおよびサイトは 既存のものである必要があります 表 4-3 [Microsoft SharePoint] タブ (SharePoint 2003) オプション 説明 SharePoint Portal Server 2003 リストアされたデータベースをオンラインにして 前のデータベースリンクに再接続する (Bring restored databases online and reconnect previous database links) SharePoint リソースのリダイレクト (Redirect SharePoint Resources) このオプションを選択すると リストアジョブの終了後 データベースがオンラインになります ポータルサイトまたは Windows SharePoint Services サイトをリストアする場合 リストアしたデータベースと 対応するサイトのリンクも再度確立されます このオプションを選択すると ポータルサイトまたはチームサイトのリダイレクトリストアが実行されます ポータルのリダイレクトリストアは 既存のファームに対して実行できます 51 ページの SharePoint ポータルサイトまたはチームサイトのリダイレクトリストア を参照してください

47 SharePoint Portal Server の操作方法リストアの実行 47 表 4-3 [Microsoft SharePoint] タブ (SharePoint 2003) ( 続き ) オプション リストアするポータル (Restore Portal) 既存ファーム上で使用する Web サーバー (Using this web server on an existing farm) 説明 ポータルサイトまたはチームサイトのリダイレクトリストアを実行するには リダイレクトリストアの宛先となる場所を指定します 次に例を示します or リダイレクトリストアの宛先ポータルサイトまたはチームサイトのホスト名を指定します 宛先の場所には Web サーバーが存在している必要があります Recovery Assistant NetBackup 6.5 では 新しく SharePoint Recovery Assistant が導入されました Recovery Assistant を使用すると ユーザーは ポータル全体 ファーム 一連のデータベースまたはドキュメントを一度のクリックでリストアすることができます このアシスタントツールは SharePoint リソースのリストア順序を決定します SharePoint リソースを所定の順序で手動でリストアする必要はありません Recovery Assistant による SharePoint リソースのリストア Recovery Assistant はポータルサイトまたはチームサイトの各データベースのリストアジョブを開始します データベースは適切な順序でリストアされるため 動作しているポータルが存在した状態でリストアは完了します すべてのデータベースがリストアされた後で 選択したドキュメントがリストアされます ドキュメントのリストアは 1 つのジョブで行われます インデックスデータベースがリストアされる場合 または他のデータベースに対してリダイレクトリストアが行われる場合 Recovery Assistant はリストア処理を 2 分間停止します リストアの一時停止によって データベースおよびポータルサイトまたはチームサイトのコミットが有効になります 2 分が経過すると インデックスデータベースがリストアされます Recovery Assistant は次の順序でオブジェクトをリストアします データベース構成に検出されないオブジェクトはスキップされます 構成データベース ( アシスタントツールがディザスタリカバリモードで実行されている場合のみ ) コンテンツデータベース サービスデータベース ユーザープロファイルデータベース チームデータベース

48 48 SharePoint Portal Server の操作方法リストアの実行 インデックスデータベース シングルサインオンデータベース ドキュメントライブラリ ( 下位互換性あり ) ドキュメントおよびフォルダ各リストアでは 選択した項目および時間枠に応じて コンポーネントの一部のみがリストアされる場合があります ドキュメントのリストアでは コンテンツデータベース全体またはドキュメントライブラリ全体のリストアは行われません SharePoint Portal Server リソースのリストア 複数の SharePoint Portal Server リソースを同時にリストアすることができます リソースのリストア順序は Recovery Assistant によって決定されます 別々のリストア操作で 任意の SharePoint リソース または下位互換性のあるドキュメントストアおよびドキュメントライブラリをリストアすることができます 下位互換性のあるドキュメントストアおよびドキュメントライブラリは 要求した順序でリストアされます 注意 : 構成データベースには SharePoint Server ファーム全体の構成情報がすべて含まれています このデータベースをリストアすると バックアップの実行後にファームのトポロジーに対して行われた変更はすべて失われるため 注意してください 47 ページの Recovery Assistant による SharePoint リソースのリストア を参照してください 個々のドキュメントへのリストアについて詳しくは 50 ページの ドキュメントレベルのリストアの実行 を参照してください 異なるポータルサイトへのリストアについて詳しくは 51 ページの SharePoint ポータルサイトまたはチームサイトのリダイレクトリストア を参照してください SharePoint Portal Server リソースをリストアする方法 1 フロントエンドの Web サーバーで ファームの SQL ホストへのリダイレクトリストアを有効にします バックアップは結合 SharePoint ファームのフロントエンドのクライアント名でカタログ化されるため リダイレクトリストアが実行されます 24 ページの 複数の SharePoint ホストのリストアの構成 を参照してください 2 管理者 (Administrator) としてログオンします

49 SharePoint Portal Server の操作方法リストアの実行 49 3 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを開きます 4 [ ファイル (File)] > [ リストアするファイルおよびフォルダの選択 (Select Files and Folders to Restore)] > [ 通常バックアップからリストア (from Normal Backup)] を選択します 5 リストアウィンドウで SharePoint ポリシー形式を選択します ( [ ファイル (File)] > [NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines and Policy Type)] を選択 ) 39 ページの サーバー クライアントおよびポリシー形式の指定 を参照してください 6 [OK] をクリックします SharePoint Portal Server のバックアップイメージが表示されます 7 [NetBackup の履歴 (NetBackup History)] ペインで リストアを行うオブジェクトが含まれているイメージを選択します 最後の完全バックアップまたは 最後の完全バックアップおよびそれ以降のすべての差分増分バックアップ 8 [ すべてのフォルダ (All Folders)] ペインで [Microsoft SharePoint Resources] を展開します 9 リストアを行うオブジェクトを選択します

50 50 SharePoint Portal Server の操作方法リストアの実行 10 [ 処理 (Actions)] > [ リストア (Restore)] を選択します 11 [ マークされたファイルのリストア (Restore Marked Files)] ダイアログボックスで [Microsoft SharePoint] タブを選択します 利用可能な他のリストアオプションについては 44 ページの リストアオプション を参照してください 12 [ リストアの開始 (Start Restore)] をクリックします ドキュメントレベルのリストアの実行 個々のドキュメントをリストアするには いくつかの要件が満たされている必要があります 管理者によって ドキュメントレベルのリストアを行えるように NetBackup が構成されている このオプションはバックアップポリシーの [ 属性 (Attributes)] タブで構成します 31 ページの 属性の説明 を参照してください ユーザーによって 完全バックアップイメージからのリストアが選択されている 個々のドキュメントをリストアする方法 1 SharePoint フロントエンドの Web サーバーで ファームの SQL ホストへのリストアを有効にします 24 ページの 複数の SharePoint ホストのリストアの構成 を参照してください 2 管理者 (Administrator) としてログオンします 3 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを開きます 4 [ ファイル (File)] > [ リストアするファイルおよびフォルダの選択 (Select Files and Folders to Restore)] > [ 通常バックアップからリストア (from Normal Backup)] を選択します 5 リストアウィンドウで SharePoint ポリシー形式を選択します ( [ ファイル (File)] > [NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines and Policy Type)] を選択 ) 詳しくは 39 ページの サーバー クライアントおよびポリシー形式の指定 を参照してください 6 [OK] をクリックします SharePoint Portal Server のバックアップイメージが表示されます

51 SharePoint Portal Server の操作方法リストアの実行 51 7 [NetBackup の履歴 (NetBackup History)] ペインで リストアを行うドキュメントが含まれている完全バックアップイメージを選択します 8 [ すべてのフォルダ (All Folders)] ペインで [Microsoft SharePoint Resources] を展開します 9 チームデータベースを展開します 10 リストアを行うドキュメントを選択します 11 [ 処理 (Actions)] > [ リストア (Restore)] を選択します 12 [ マークされたファイルのリストア (Restore Marked Files)] ダイアログボックスで [Microsoft SharePoint] タブを選択します 利用可能な他のリストアオプションについては 44 ページの リストアオプション を参照してください 13 [ リストアの開始 (Start Restore)] をクリックします SharePoint ポータルサイトまたはチームサイトのリダイレクトリストア SharePoint ポータルサイトのリダイレクトリストアは 既存のファームの他の Web サーバーのポータルサイトに対して実行できます チームサイトのリダイレクトリストアは Web サーバーの別の WSS サイトに対して実行できます リダイレクトリストアの宛先となるターゲットポータルサイトまたはチームサイトは 指定された Web サーバーに存在している必要があります また ターゲットポータルサイトまたはチームサイトは ソースサイトと同じデータベース構造である必要があります

52 52 SharePoint Portal Server の操作方法リストアの実行 メモ : ポータルサイトまたはチームサイトのリダイレクトリストアのみを実行できます 下位互換性のあるドキュメントストア 構成データベースおよびシングルサインオンデータベースは 元の場所に対してだけリストアできます メモ : リストアを開始する前に ターゲット Web サーバーに ターゲット SharePoint Portal Server 2003 ポータルサイトまたは WSS サイトを作成する必要があります このターゲットサイトは ソースサイトと同じデータベース構造である必要があります ポータルサイトまたはチームサイトのリダイレクトリストアを実行する方法 1 管理者 (Administrator) としてログオンします 2 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを開きます 3 [ ファイル (File)] > [ リストアするファイルおよびフォルダの選択 (Select Files and Folders to Restore)] > [ 通常バックアップからリストア (from Normal Backup)] を選択します 4 SharePoint ポリシー形式を選択します ( [ ファイル (File)] > [NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines and Policy Type)] を選択 ) 詳しくは 39 ページの サーバー クライアントおよびポリシー形式の指定 を参照してください 5 [NetBackup の履歴 (NetBackup History)] ペインで リストアを行うオブジェクトが含まれているイメージを選択します 最後の完全バックアップまたは 最後の完全バックアップおよびそれ以降のすべての差分増分バックアップ 6 [ すべてのフォルダ (All Folders)] ペインで [Microsoft SharePoint Resources] を展開します

53 SharePoint Portal Server の操作方法リストアの実行 53 7 リダイレクトリストアを行うポータルを選択します 8 [ 処理 (Actions)] > [ リストア (Restore)] を選択します 9 [ マークされたファイルのリストア (Restore Marked Files)] ダイアログボックスで [Microsoft SharePoint] タブをクリックします 10 [SharePoint リソースのリダイレクト (Redirect SharePoint Resources)] を選択します 11 [ リストアするポータル (Restore Portal)] ボックスに リダイレクトリストアの宛先ポータルサイトまたはチームサイトの URL を入力します たとえば または と入力します

54 54 SharePoint Portal Server の操作方法リストアの実行 12 [ 既存ファーム上で使用する Web サーバー (Using this web server on an existing farm)] ボックスに Web サーバーのホスト名を指定します 利用可能な他のリストアオプションについては 44 ページの リストアオプション を参照してください 13 [ リストアの開始 (Start Restore)] をクリックします

55 5 下位互換性のあるドキュメントライブラリオブジェクトのリカバリ 55 ページの 下位互換性のあるドキュメントストアのリストア 57 ページの 下位互換性のあるドキュメントライブラリのリストア 58 ページの 下位互換性のあるドキュメントライブラリのバージョン付けされたドキュメントのドキュメントフォルダへのリストア 下位互換性のあるドキュメントストアのリストア 下位互換性のあるドキュメントストアを SharePoint 2003 にリストアできます SharePoint 2003 エージェントでは ドキュメントライブラリストアは [Microsoft SharePoint Resources] の下に表示されます 注意 : 下位互換性のあるドキュメントストアからデータをリストアすると 既存のドキュメントストアのデータはすべて上書きされます 下位互換性のあるドキュメントストアをリストアする方法 1 管理者 (Administrator) としてログオンします 2 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを開きます 3 [ ファイル (File)] > [ リストアするファイルおよびフォルダの選択 (Select Files and Folders to Restore)] > [ 通常バックアップからリストア (from Normal Backup)] を選択します

56 56 下位互換性のあるドキュメントライブラリオブジェクトのリカバリ下位互換性のあるドキュメントストアのリストア 4 SharePoint ポリシー形式を選択します ( [ ファイル (File)] > [NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines and Policy Type)] を選択 ) 詳しくは 39 ページの サーバー クライアントおよびポリシー形式の指定 を参照してください 5 [NetBackup の履歴 (NetBackup History)] ペインで リストアを行うオブジェクトが含まれているイメージを選択します 6 [ すべてのフォルダ (All Folders)] ペインで [Microsoft SharePoint Resources] を展開します 7 ドキュメントライブラリストアを選択します 8 [ 処理 (Actions)] > [ リストア (Restore)] を選択します 9 [ リストアの開始 (Start Restore)] をクリックします

57 下位互換性のあるドキュメントライブラリオブジェクトのリカバリ下位互換性のあるドキュメントライブラリのリストア 57 下位互換性のあるドキュメントライブラリのリストア 下位互換性のあるドキュメントライブラリを SharePoint 2003 にリストアできます NetBackup では ドキュメントライブラリのバックアップから ドキュメント Portal または SHADOW フォルダ あるいはそれらのディレクトリ内の個々のフォルダのリストアを行うことができます SharePoint 2003 エージェントでは ドキュメントライブラリは [Microsoft SharePoint Resources] の下に表示されます (SHADOW フォルダをリストアする場合は 58 ページの 下位互換性のあるドキュメントライブラリのバージョン付けされたドキュメントのドキュメントフォルダへのリストア の手順に従ってください ) メモ : NetBackup では 宛先フォルダにすでに存在しているドキュメントはリストアされません この場合は 代替パスへのリダイレクトリストアを実行することができます 下位互換性のあるドキュメントライブラリをリストアする方法 1 管理者 (Administrator) としてログオンします 2 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを開きます 3 [ ファイル (File)] > [ リストアするファイルおよびフォルダの選択 (Select Files and Folders to Restore)] > [ 通常バックアップからリストア (from Normal Backup)] を選択します 4 SharePoint ポリシー形式を選択します ( [ ファイル (File)] > [NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines and Policy Type)] を選択 ) 詳しくは 39 ページの サーバー クライアントおよびポリシー形式の指定 を参照してください 5 [NetBackup の履歴 (NetBackup History)] ペインで リストアを行うオブジェクトが含まれているイメージを選択します 6 [ すべてのフォルダ (All Folders)] ペインで [Microsoft SharePoint Resources] を展開します 7 [Document Libraries] を展開します

58 58 下位互換性のあるドキュメントライブラリオブジェクトのリカバリ下位互換性のあるドキュメントライブラリのバージョン付けされたドキュメントのドキュメントフォルダへのリス 8 リストアするドキュメントライブラリを選択します 9 [ 処理 (Actions)] > [ リストア (Restore)] を選択します 利用可能なリストアオプションについては 44 ページの リストアオプション を参照してください 10 [ リストアの開始 (Start Restore)] をクリックします 下位互換性のあるドキュメントライブラリのバージョン付けされたドキュメントのドキュメントフォルダへのリストア ドキュメントフォルダのバックアップには ファイルの最新の公開バージョンまたは ( 公開されていない場合は ) 元のバージョンだけが存在します これらのファイルのリストアを行う場合は ドキュメントの通常のリストアを行います その他のリビジョンファイルは 元のコピーと同じフォルダ構造で SHADOW フォルダ内に配置されます リビジョンファイルは original_name(x.y).ext という形式の名前で識別されます original_name はファイル名 ext はファイルの拡張子 x はファイルの公開バージョン y はファイルのドラフトバージョンです

59 下位互換性のあるドキュメントライブラリオブジェクトのリカバリ下位互換性のあるドキュメントライブラリのバージョン付けされたドキュメントのドキュメントフォルダへのリス 59 その他のリビジョンファイルのリストア その他のリビジョンファイルのリストアを行う方法 1 リストアウィンドウを開きます 2 [NetBackup の履歴 (NetBackup History)] ペインで リストアを行うファイルが含まれているイメージを選択します 3 [ すべてのフォルダ (All Folders)] ペインで [Microsoft SharePoint Resources] を展開します 4 [Document Libraries] を展開します 5 SHADOW フォルダを展開します 6 ドキュメントフォルダを選択します 7 リストアを行うリビジョンファイルを選択します 8 [ 処理 (Actions)] > [ リストア (Restore)] を選択します 9 [ マークされたファイルのリストア (Restore Marked Files)] タブをクリックします

60 60 下位互換性のあるドキュメントライブラリオブジェクトのリカバリ下位互換性のあるドキュメントライブラリのバージョン付けされたドキュメントのドキュメントフォルダへのリス 10 [ 既存の構造を維持して すべてを異なる場所にリストア (Restore everything to a different location (maintaining existing structure))] を選択します 11 [ 宛先 (Destination)] ボックスをクリックし パス名から SHADOW フォルダを削除します 12 [ リストアの開始 (Start Restore)] をクリックします リストアしたドキュメントのリビジョンファイルの再作成 SHADOW フォルダからリストアしたドキュメントは ドキュメントフォルダ内のドキュメントのリビジョンファイルとして関連付けられていません ドキュメントのリビジョンファイルは 手動で再作成する必要があります リストアしたドキュメントのリビジョンファイルを再作成する方法 1 ドキュメントフォルダのリストアを行います 2 すべてのリビジョンファイルのリストアを行います 59 ページの その他のリビジョンファイルのリストアを行う方法 を参照してください リビジョンファイルをリストアすると ドキュメントライブラリのドキュメントフォルダには 元のドキュメントおよびすべての改訂版が表示されます

61 下位互換性のあるドキュメントライブラリオブジェクトのリカバリ下位互換性のあるドキュメントライブラリのバージョン付けされたドキュメントのドキュメントフォルダへのリス 61 3 それぞれのリビジョンファイルを一時的な格納場所に保存します 4 SharePoint Portal Server 2003 で ドキュメントライブラリのドキュメントフォルダを開きます 5 手順 1 でリストアを行ったドキュメントについて 名前の下の [ アクションの表示 ] をクリックします 6 [ チェックイン ] をクリックします 7 手順 3 でリストアを行ったリビジョンファイルの一時的な格納場所を参照して選択します 8 チェックインを行う最も古いリビジョンファイルを選択します 9 そのリビジョンファイルにチェックインします 必要に応じて ドキュメントのプロファイルを更新します 10 必要に応じて 適切なバージョンが保持されるようにファイルを公開します 11 ファイルからチェックアウトします ( ファイルを保存する必要はありません ) 12 残りのすべてのリビジョンファイルに対して 手順 6 から手順 11 を繰り返します 13 ドキュメントフォルダから リストアを行ったリビジョンファイルを削除します ( 元のドキュメントは残します )

62 62 下位互換性のあるドキュメントライブラリオブジェクトのリカバリ下位互換性のあるドキュメントライブラリのバージョン付けされたドキュメントのドキュメントフォルダへのリス

63 6 トラブルシューティング NetBackup およびデータベースエージェントのデバッグログおよび状態レポートは バックアップ操作およびリストア操作のトラブルシューティングに利用できます デバッグログ NetBackup マスターサーバーおよびクライアントソフトウェアでは NetBackup の操作中に発生する可能性のある問題のトラブルシューティングのために 広範囲なデバッグログのセットを提供します デバッグログは SharePoint Portal Server のバックアップ操作およびリストア操作でも使用できます デバッグログに記録される情報の量を制御するには 64 ページの デバッグレベルの設定 で説明されている手順に従います 問題の原因を判断できたら 事前に作成したデバッグログディレクトリを削除すると デバッグログを無効にすることができます これらのデバッグログの内容については Veritas NetBackup トラブルシューティングガイド UNIX Windows および Linux を参照してください NetBackup クライアントのログおよび NetBackup マスターサーバーのログについて詳しくは バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースのオンラインヘルプおよび Veritas NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 を参照してください メモ : デバッグログを有効にしておくと ファイルサイズが大きくなる場合があります これは 同じファイルが通常のファイルのバックアップでも使用されるためです すべてのデバッグログを作成する方法 次のバッチファイルを実行します install_path NetBackup logs mklogdir.bat

64 64 トラブルシューティングデバッグログ デバッグログの有効化 標準バックアップ操作に対してデバッグログを有効にするには 次のディレクトリを作成します install_path NetBackup logs bpbkar install_path Netbackup logs bpfis install_path NetBackup logs bppfi install_path Netbackup logs spps install_path Netbackup logs spps SPSwrapper.log install_path Netbackup logs spsv2ra install_path NetBackup logs tar すべてのバックアップ バックアップのスナップショット操作 SharePoint のドキュメントレベルのリストア SharePoint フロントエンドサーバーの SharePoint 管理コード SharePoint が管理するすべての操作の呼び出し Recovery Assistant すべてのリストア このディレクトリを作成した後にバックアップまたはリストアを実行すると デバッグログの情報がディレクトリ内の mmddyy.log という名前のファイルに記録されます SharePoint Recovery Assistant では Veritas Unified Logging が使用されます ログを表示するには NetBackup の bin ディレクトリから vxlogview -i 254 を実行します 統合ログ機能について詳しくは Veritas NetBackup 管理者ガイド を参照してください ログコマンドの使用方法については Veritas NetBackup トラブルシューティングガイド UNIX Windows および Linux を参照してください デバッグレベルの設定 [ 一般 (General)] デバッグレベルを変更することによって デバッグログに記録される情報の量を制御することができます 値を大きくすると より多くの情報が記録されます 多くの操作では デフォルト値の 0 ( ゼロ ) で十分です ただし 障害分析の際には テクニカルサポートより デフォルト以外の大きな値を設定するように依頼することがあります デバッグレベルを設定する方法 1 [ スタート ] > [ プログラム ] > [Veritas NetBackup] > [Backup, Archive, and Restore] を選択します 2 [ ファイル (File)] > [NetBackup クライアントのプロパティ (NetBackup Client Properties)] を選択します