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1 第 章 EA ガイドラインの解釈 EA ガイドライン 009 年版の主な主な変更変更点.004 年版では EA 004 年版 環境経営システムガイドライン 環境活動レポートガイドライン と称していましたが この つのガイドラインを一体にし EA ガイドライン 009 年版 と呼ぶことになりました. 環境経営システムの要求事項に新たに 取組の対象組織 活動の明確化 が加わり 項目で構成されることになりました.004 年版の 解説 は ガイドラインの解説を行っている部分と背景説明や推奨事項も記載されており 要求事項の見分けが難しいところもありましたが 要求事項の内容についての解説部分が強化され より見分けやすくなっています 4. 適宜 事例等も掲載され 具体的な取組みに対する理解を助けています なお その他の変更点は ガイドラインの解釈の中に記載しました 業種別ガイドラインガイドラインについて EA には現在 産業廃棄物処理業者 食品関連事業者 建設業 大学 ( 教育 研究機関 ) 地方公共団体向けに業種別マニュアルが供されていますが ガイドラインの改訂に伴い 00 年 0 月頃に改訂され業種別ガイドラインとして発行される予定です それまで上記業種では 現在の業種別マニュアルに適合した環境経営システムの構築 運用を継続していくことになります ガイドラインの解釈. 項目の環境経営システムの要求事項と 項目の環境活動レポートに対する要求事項毎にガイドラインを記載し これに対する解釈を記載します ガイドラインで解釈が必要と思われる部分にアンダーラインと番号を付け これに対比させて番号を付し 解釈を記載します. ガイドラインに記載されている 解説 は要求事項の解説を行っているので これも取り込み解釈を行います. 推奨事項についても要求事項と同じ方法で解釈を記載しています 4. さらに EA 認証 登録及び審査マニュアルでは ガイドライン要求事項に対する認証 登録及び審査時の解釈の方法が述べられていますので これも反映してガイドラインの解釈を行います なお これらの解釈は いずれも EA 研究会独自に解釈独自に解釈したものです 解釈のしかたなどで疑問などがある場合は本書の執筆者までご確認ください 本書ではエコアクション ガイドラインを EA ガイドラインと表記しますが エコアクション ガイドラインからの引用は原文をそのまま使います 漢字の表記も統一していますが ガイドラインからの引用は原文のまま表記します

2 .. 取組の対象組織 活動の明確化 組織は 全組織 全活動 ( 事業活動及び製品 サービス ) を対象としてエコアクション に 取り組み 環境経営システムを構築 運用 維持する 4 5 認証 登録にあたっては 対象とする組織及び活動を明確にする 6 この項は 従来 EA 認証 登録及び審査マニュアル で要求されていたことが 009 年版で新たにガイドラインに組み込まれた EA 環境経営 ( 環境マネジメント ) システムを構築し 運用する単位としての組織で あらゆる組織が 対象となる EA では全社的に取り組むことが要求されている 一部のサイトから始め その後順次対象組織を拡大して行ってもよい この場合 全組織に段階的に拡大する方針とそのスケジュールを環境活動レポートに記載することが要求されている ISO400 等他の環境マネジメントシステムの認証を取得している場合は これらを含めて全組織と考えてよい また 活動に製品 サービスを含むことが明記された 対象となる組織のすべての活動を対象とする 事業所や工場等のサイトにおける活動と製品やサービスの活動の両方が対象となる 一部の組織から段階的に取組を行う場合 対象組織の本業に関わる活動については 必ず対象に含める 4 ガイドライン. 環境関連文書及び記録の作成 管理の項で要求されている 8 種の文書と 8 種の記録様式が整っていること 5 上記の文書 記録様式で定めたことを実施し その結果を記録する 6 一部の比較的環境負荷が小さい組織やサイトのみを対象にしたり 環境負荷の大きな組織を対象範囲から外したりすることがないようにする

3 .. 環境方針の作成 代表者 ( 経営者 ) は 環境経営に関する方針 ( 環境方針 ) を定め 誓約する 環境方針は 次の内容を満たすものとする 組織の事業活動に見合ったものとする 環境への取組の基本的方向を明示する 4 じゅんしゅ 組織に適用される環境に関する法規等の遵守を誓約する 5 環境方針には 制定日 ( または改定日 ) を記載し 代表者が署名する 6 7 環境方針は 全ての従業員に周知する 8 環境経営システムの構築 運用に関し責任を持ち 人的及び財的権限を持った人で たとえば 社長 事業所長 工場長などをいう 代表者が複数の場合は 連名でもよい 組織が自主的 積極的に環境経営に取組み 環境負荷の継続的な削減に取り組んでいくことについての社会的な誓約 ( 約束 ) であり 組織の環境への取組みの基本方針を示すもの 環境への取組みを進めるにあたって定めた 自らの事業活動 とくに本業を踏まえた基本的な取組みの方向性を示す 環境への負荷の自己チェック 及び 環境への取組の自己チェック の結果を踏まえ 組織の実態に即していること 認証 登録範囲と整合していること 組織の事業活動 を示すため 環境方針に組織の性質 規模及び環境影響が包括的に述べられていることが望ましい 4 環境への負荷の自己チェック の結果 取組みの対象として特定した環境負荷については必ず取組みの基本的方向に記載する また 必須項目の二酸化炭素排出量削減 廃棄物排出量削減 総排水量削減 化学物質使用量削減 グリーン購入 自らが生産 販売 提供する製品及びサービスに関する取組みを必ず含める ( 化学物質使用量削減は化学物質を扱う事業者が対象 ) 事業活動と環境への取組 を参照 5 環境関連法規や利害関係者と取り交わした環境に関する約束を誓約する旨を記載する 004 年版では推奨事項であったが 009 年版では必須となった 6 制定日を記載し 改定した場合は制定日と併記することが望ましい 7 代表者の自筆のサインを行う 捺印だけでは不可 8 従業員がその内容を具体的に理解し 取り組むことができること 審査時にインタビューされるので正しく答えられるようにしておく

4 教育 訓練を実施する 個人カードを配布するのも一案 全従業員とは 対象組織で働くすべての者を意味し 派遣社員 アルバイト 常駐の委託業者等を含む 事業活動と環境への取組み 活動と環境配慮 工場 店舗 事務所等の事業活動における環境配慮 提供する製品 サービスにおける環境配慮 環境負荷を低減する取組み < 例 > 製造時または店舗等における二酸化炭素の排出量 エネルギーの使用量 水の使用量 廃棄物の排出量の削減 輸送における燃料使用量の削減 等 < 例 > 製品に省エネ 省資源に対応した部品を使用する 製品に再生資源を使用する 製品中の化学物質の低減 販売における簡易包装 等 環境への取組み 環境に有益な取組み < 例 > 太陽光発電などの新エネルギーを利用する 屋上緑化 緑を増やす 地域の環境関連活動に参加する グリーン購入を行う 等 < 例 > 省エネ 省資源型の製品設計 リサイクルしやすい製品設計 環境配慮型製品の販売 環境情報提供 等 4

5 .. 環境への負荷と環境への取組状況の把握及び評価 対象範囲における事業活動に伴う環境負荷を 環境への負荷の自己チェックの手引き をもとに 把握し その結果を踏まえ 事業活動の中で環境に大きな影響を与えている環境負荷及びその もとになる活動を特定する 環境負荷のうち 二酸化炭素排出量 廃棄物排出量 総排水量 ( あるいは水使用量 ) 化学物質 使用量 ( 化学物質を取り扱う事業者 ) は必ず把握する 事業活動における環境への取組状況を 環境への取組の自己チェックの手引き をもとに把握 4 5 する 毎年 ガイドライン 第 5 章環境へ負荷の自己チェックの手引き で示されている別表 環境への負荷の自己チェックシート を用いて環境負荷を把握する 別表 は簡略化され 記入しやすいものに変更されている 過去 年間の投入量及び排出量を把握する 可能であれば ~ 年間の把握を行うことが望ましい ガイドラインで示されている 8 種の環境負荷について その大きさや環境への影響度などを判断し 環境に大きな影響を与えている環境負荷及びその元になる活動を特定する ( 特定した環境負荷と活動との関係が判るようにしておきたい ) 購入電力の排出係数については 国が公表する電気事業者毎の排出係数を用いて算定する したがって 別表 の 温室効果ガス排出量のシート に電気事業者毎の排出係数を入力して使用する 4 製造 加工 修理等の工程及び製品等の原材料で化学物質 ( 化学物質を含む製品 ) を取り扱う事業者並びに化学物質 ( 化学物質を含む製品 ) を販売する事業者のみ必須 把握する化学物質は 原則として 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律 ( 化管法 ) の PRTR 制度対象物質 5 毎年 ガイドライン 第 6 章環境への取組みの自己チェックの手引き で示されている別表 環境への取組の自己チェックリスト を用いて把握する 環境への負荷の把握結果及び環境への取組状況の把握結果を踏まえ 今後どのような取組みを行うことができるかを検討し 環境目標や環境活動計画の内容に反映させる その際 組織が生産 販売 提供している製品及びサービスにおける環境への取組状況についても把握し検討を行う 重要度が高く 取組みがあまり進んでいないもので 自社で取組みが可能なものは 環境活動計画作成時に優先的に取り上げるとよい 5

6 点数欄に記入した点数を合計し 環境保全取組度数 とし 年々の環境への取組状況を示す尺度として利用するとよい 6 別表 の 環境への取組の自己チェックリスト を用いた取組状況の把握は EA に初めて取り組む事業者は現状調査 ( 初期調査 ) として必ず実施する 年目以降については すべての項目についてチェックする必要はなく 初年度の把握結果をもとに 環境への取組を継続的に改善するために 事業者の実状に合わせて活用する ガイドラインの推奨事項 環境への負荷の自己チェックの手引き をもとに 二酸化炭素排出量 廃棄物排出量 総排 6 水量 ( あるいは水使用量 ) 化学物質使用量 ( 化学物質を取り扱う事業者の場合 ) 以外の環境 への負荷に関するデータを収集し把握する 事業活動全体のマテリアルフロー マテリアルバランスを把握する 環境影響の大きな活動等の特定にあたっては 使用量 ( 排出量 ) の多寡 使用や発生の頻度 有害性等を考慮し 評価の基準を定める 推奨事項の解釈 エネルギー使用量 物質使用量 サイト内で循環的利用を行っている物質量等 総製品生産量または総商品販売量のデータを把握する グリーン購入 製品 サービスに伴う環境負荷低減の活動が必須になったので 物質使用量 サイト内で循環的利用を行っている物質量等 総製品生産量または総商品販売量のデータを把握することが望まれる ガイドラインの参考資料の用語の説明で次のように記載されている 事業活動に投入された資源 エネルギー量 ( インプット ) と 製造された製品 サービスの生産 販売量 廃棄物 温室効果ガス 排水 化学物質等の環境負荷発生量 ( アウトプット ) を 分かりやすく対比させてまとめたものがマテリアルバランス そのインプットからアウトプットまでの流れを取りまとめたものがマテリアルフロー 図 : 事業活動のマテリアルバランス インプット エネルギー使用量 物質使用量 水使用量 ( 総排水量の把握が困難な場合 ) 化学物質使用量 マテリアルバランス 事業活動 ( 製造業的機能 ) ( 非製造業的機能 ) 内部循環 サイト内で循環的利用を行っている物質量等 アウトプット 総製品生産量または販売量 温室効果ガス排出量 ( 二酸化炭素排出量等 ) 廃棄物排出量及び廃棄物最終処分量 総排水量 別表 で取りまとめられた環境への負荷について 負荷の大きさ 使用や発生の頻度及び環境

7 7 への影響の重大性等を考慮し 環境影響評価基準を定める 環境影響評価結果で影響の大きなものについて 環境目標を定めて改善活動を実施 又は 手順を定め 適正に維持管理 を行う

8 4.. 環境関連法規等の取りまとめ じゅんしゅ事業を行うにあたって遵守しなければならない環境関連法規及びその他の環境関連要求事項を 整理し 一覧表等に取りまとめる 環境関連法規等は常に最新のものとなるよう管理する 4 EA では 遵守 を使っているが 用語の定義はないので 順守 を使ってもよい ただし 審査人は 遵守 順守 の用語の使用変更を要求してはならない 法令 ( 国や省庁が定めたもの ) 条例 ( 自治体が定めたもの ) その他の規制 ( 公的機関の要求 顧客の要求 業界団体の要求 地域社会又は NGO の要求 親会社の要求 規制以外のガイドライン等で自社が遵守すると決めたもの また 社内の要求事項や自発的な原則や行動規範なども含む 事業活動 製品及びサービスに適用される環境関連法規等が対象 取りまとめなければならない環境関連法規は 遵守していない場合に罰則規定のあるもの 努力義務は含まれない 取りまとめにあたっては 該当する条項 遵守すべき項目等を明確にする必要がある ( 従業員が取りまとめ表を見て迷わず遵守行動が取れるものにしたい ) 4 最低でも年に 回見直しを行う 環境省や自治体のホームページで情報収集したり 地方公共団体に問い合わせる等を行い最新情報を入手する 審査人の指導 助言を受けることも一策 8

9 5.. 環境目標及び環境活動計画の策定 環境方針 環境負荷及び環境への取組状況の把握 評価結果を踏まえて 具体的な環境目標及び 環境活動計画を策定する 環境目標は 可能な限り数値化し 二酸化炭素排出量削減 廃棄物排出量削減 総排水量削減 化学物質使用量削減 グリーン購入 自らが生産 販売 提供する製品及びサービスに関する 項目について 中長期の目標と単年度の目標を策定する 7 環境活動計画においては 環境目標を達成するための具体的な手段 日程及び計画の責任者を 8 9 定める 環境目標と環境活動計画は 関係する従業員に周知する 0 環境方針 環境負荷及び環境への取組状況の把握 評価結果を踏まえていることが判別できるようにしたい 環境目標は 何を どこまで いつまでに行うか を 環境活動計画は環境目標達成のために どのような手段で いつまでに だれが責任をもって行うか を策定する ガイドラインに記載されている 環境目標及び環境活動計画の例 ( 以下に転記 ) を参考にする 環境目標及び環境活動計画を示す文書が要求されている 可能な限り数値目標を策定する 数値化できない場合は 定性的な環境目標を策定するか あるいは環境配慮の取組みを手順化し その取組状況を定期的に確認する等監視 測定を行う いずれの場合も環境目標の達成状況が判別できるようにしておきたい 4 化学物質を取り扱う事業者の場合は必ず目標を策定する 5 原材料 生産時に使用する副資材 事務用品等自社が仕入れや購入する部材を環境負荷の少ないものを購入する あるいは 環境への取組みの進んだ事業者から購入するなど 6ガイドライン 009 年版で新たに 自らが購入する原材料や自らが生産 販売 提供する製品及びサービスにおける環境への取組が必要 と規定された ガイドラインの < 製品 サービスに関する環境目標の例 >( 以下に転記 ) を参考にする 7~5 年間程度の目標と当年度の目標 ガイドラインの解説で 原則として 策定するとなっているので 改善が進んだり 環境負荷が微小で経営上の取組対象にする必要のない場合などは目標設定から外してもよいと思われる この場合 目標策定しない理由を環境活動レポートに明記する 8 策定した環境目標を達成するための具体的な行動計画 9 目標達成の道筋が見えるようにする 目標達成のために具体的にどのような行動を取るかを明 9

10 記するとよい 0 教育 訓練計画に含めたい ガイドラインの推奨事項 組織の規模等に応じ 組織全体の目標に加えて 部門別の目標を策定する 環境活動計画について 単年度のみならず 中長期の環境目標と対応した中長期の環境活動 計画を策定する 事業活動を生物多様性の観点から見直してみる 生物多様性の保全と持続可能な利用のため 具体的取組 の実施に努める 生物多様性に関する具体的取組については 別表 の 4. その他 () 生物多様性の保全と持続可能な利用のための取組 を参照してください 推奨事項の解釈 規模の大きな組織や複数のサイトを持つ組織では部門別やサイト別の目標を策定したい 中長期目標を達成するため 年々の重点的な取組みや活動の方向性等を明らかにした中長期環境活動計画を策定する 中長期目標は当面の環境活動成果の到達点を示すものであり これを作成することにより環境活動の意義がより明確になる 事業活動が直接的 間接的に生物多様性に及ぼす影響を意識し その恵みを保全するまたは持続可能な利用を行っていく 環境目標及び環境活動計画の例具体的な環境目標としては たとえば 008 年度を基準として 0 年度末までに 全社で廃棄物排出量を 0% 削減する 009 年度は 全社で % 90t 削減し これについて A 部門は 0t B 部門は 60t 削減する 00 年度では全社で % 90t 削減し A 部門では 0t B 部門では 0t C 部門では 0t 削減する 0 年度は 全社で 4% 削減する 等が考えられます 環境活動計画における達成手段としては たとえば リサイクルルートを確立し 新たにリサイクル業者に引き渡す 分別基準を作成し 教育 訓練の実施により基準の周知と取組の徹底を図る 原材料の歩留まりを向上させて廃棄物を削減する 品質管理を徹底し不良品を削減する 廃棄物となった原材料の回収ラインを設け再利用を図る 等が考えられます スケジュールとしては たとえば リサイクル業者の調査及び選定を 月 分別基準の周知を 月 分別の徹底を 月 等が考えられます < 製品 サービスに関する環境目標の例 > 省エネルギー型や省資源型の製品を設計する 省エネルギー型や省資源型の製品を生産する割合を増やすまたは販売を増やす リサイクルしやすい製品設計をする 有害化学物質の含有量が尐ない製品設計をする 再生材を多く使った製品設計をする 環境に配慮した製品を生産または販売する 0

11 環境負荷の少ない工法を採用する 配送ルートを効率化する 販売時の包装を簡易化するまたは無包装化する マイバックの使用を推進する 環境に配慮した原材料を使用する 環境に配慮した事務用品等を使用する 環境ラベル認定等製品 省エネルギー基準適合製品 を購入する

12 Ⅱ. 計画の実施 (Do Do) 6.. 実施体制の構築 エコアクション 環境経営システムを構築 運用 維持し 環境への取組を実施するために 効果的な実施体制を構築する 実施体制においては 各自の役割 責任及び権限を定め 全従業員に周知する ガイドライン. 環境関連文書及び記録の作成 管理 で作成が必要な文書として 実施体制 ( 組織図に役割等を記載したものでも可 ) が挙げられている 代表者 環境管理責任者 各部門の責任者 事務局 従業員等の役割 責任及び権限を定める EA 推進会議や省エネや廃棄物削減などの環境負荷改善のための分科会などを設ける場合は これの役割 責任及び権限も定める 従業員が自分の役割 責任及び権限を明確に理解するまで教育を行う ( 審査時にインタビューされる ) ガイドラインの推奨事項 組織の代表者は 単に かけ声 をかけるだけでなく 環境への取組を適切に実行するための 資源 を用意する 資源とは いわゆる 人 もの 金 のことで 環境への取組を実施するための必要な人員 設備 費用等を適切に準備することです 推奨事項の解釈とくにない

13 7.. 教育 訓練の実施 エコアクション の取組を適切に実行するため 必要な教育 訓練を実施する ガイドラインで示されている 教育 訓練の例 ( 以下に記載 ) を参考にして組織で決める 認識 自覚等を高めるもの 全従業員 環境問題の現状や EA における環境への取組の意義 重要性等 組織共通の環境目標及び環境活動計画の内容 手順 担当する業務に関連した環境目標及び環境活動計画の内容 手順 自らの役割及び責任 管理職 環境への取組の意義 重要性等 EA の基本的な仕組み 部門の環境目標及び環境活動計画の詳細 部門の責任者としての役割 責任及び権限 特定の業務に従事するために必要なもの 法規制に関連する業務の担当者 法規制の詳細 遵守手順 必要な資格 能力等 ( 資格の例 : 公害防止管理者 エネルギー管理士 特別管理産業廃棄物管理責任者 危険物取扱者等 ) 環境に大きな影響を及ぼす活動に従事している者例 : 排水処理担当者 : 排水処理手順 遵守すべき基準等焼却炉運転担当者 : 運転手順書 遵守すべき基準等緊急事態への対応者 : 緊急事態対応手順等 ガイドラインの推奨事項 教育 訓練の年間計画を策定し 階層別 職種別等 適切なプログラムにより実施する 教育 訓練の実施結果を記録に残す 推奨事項の解釈 階層別 : 管理 監督職層 一般職層等職種別 : 部門別 作業別等 教育 訓練を行った結果を記録し 今後の教育 訓練計画作成時等に利用する このとき 教育 訓練を受けた人の理解度も記録しておくとよい なお 規模が比較的大きな組織 ( 従業員数 00 人以上が一つの目安 ) を対象にした要求事項として 教育訓練の実施結果を記録に残す が挙げられている

14 8.. 環境コミュニケーションの実施 組織内において エコアクション に関する内部コミュニケーションを行う 外部からの環境に関する苦情や要望を受け付け 必要な対応を行い その結果を記録する 環境活動レポートを定期的に作成し 公表する 4 内部コミュニケーションについては 朝礼 職場会議や環境活動板の活用 メール活用等組織の実態に応じて 実行しやすい方法を選ぶとよい 顧客や地域住民 行政関係者等外部から環境に関する苦情や製品の環境対応に対する要望等があった場合はこれに誠実に対応する 環境に関する苦情や要望の受付内容 ( いつ だれから どのような内容 対応者等 ) 対応した結果 ( 対応部署 対応策 結果等 ) については記録する また 対応の結果によっては同様の苦情が起きないよう再発防止策を講じる 苦情や要望だけでなく 環境に関する法規制情報や業界の動向等重要な情報を入手したときは記録しておくとよい 4 環境活動レポートの作成 公表については 環境活動レポート の解釈の項で述べる ガイドラインの推奨事項 内部コミュニケーションを図るため 朝礼や掲示板 社内メール等を活用して 環境経営シス テムや環境に関する情報を伝達する 環境に関する改善提案等の内部意見を受け付ける手順を定める 環境に関する苦情や要望を処理し 地域住民 利害関係者との双方向の環境コミュニケーショ ンを実施する手順を定める 製品及びサービスの環境に関する苦情や要望 ( 顧客 取引先 地域等からの ) に対応する手順 を定める 推奨事項の解釈 環境活動は全員参加で行うものであり内部コミュニケーション増進のための施策を実施したい 自社で実行しやすい方法を選ぶとよい 地域や顧客等との環境情報交換会など 積極的な環境情報の公開 開示が組織の環境リスク軽減に役立つことが多いと思われる 苦情や要望に備え あらかじめ対応の手順を定め 迷わず迅速に対応できるようにしたい 4

15 9.. 実施及び運用 環境方針 環境目標及び環境活動計画を達成するために必要な取組を実施する 環境方針 環境目標を達成するため 必要に応じて 実施にあたっての手順等を定め 文書化 し 運用する 必要な取組みは組織で決めればよいが 一般的には下記のそれぞれを達成するための取組みと考える 環境方針 環境目標 環境活動計画 維持管理活動 ( 環境目標を設定しなかったが確認の必要な活動 及び緊急事態への対応 ) 当社が遵守しなければならない法規制等 手順書作成は この手順書がないと必要な取組みの実行が難しいと思われるものに絞ってよい ( 優先度の高いものに絞る ) また 手順書の代わりに 看板 や 基準表 などで取組みが可能な場合はこれでもよい ガイドラインの推奨事項 手順書には 実施にあたっての要件として 守るべき基準等を定める 規制遵守のために自主管理値等を定めて管理する 環境関連法規等を具体的に遵守するための手続き 例えば測定の頻度 方法 担当者等を 定める 構内常駐の社外業者 取引先等にも 環境活動計画の内容を伝達し 必要な取組を要請する 4 請負業者については 契約時に 取組にあたって必要な事項を盛り込む 5 推奨事項の解釈 だれがやっても同じ取組みができるよう運用基準等を定め 記載する 通常時だけでなく非通常作業時や事故 緊急事態発生時等でも法規等の遵守を保証するため 自主基準を定めることが望ましい 環境関連法規等の取りまとめ表に記載しておきたい 4 手順が構内常駐業者や取引先などに関係する場合は 手順を伝え 協力を要請する また 環境方針も伝え 当社が EA を実施していることに理解を求め 当社の活動に協力を依頼する 5 環境方針を伝えると共に 請負作業時の注意事項や協力要請を受け入れ遵守することを含める 5

16 0.. 環境上の緊急事態への準備及び対応 環境上の事故及び緊急事態を想定し その対応策を定め 定期的に試行するとともに訓練を実施 する 事故や緊急事態の発生後及び試行の実施後に 対応策の有効性を検証し 必要に応じて改訂する 4 環境に重大な影響を及ぼす可能性のある緊急事態を想定する このとき 天災 ( 地震 雷 風水害等 ) 火災 事故 操作ミス等に分けて想定するとよい 緊急事態に伴うかも知れない環境影響を最小にするため 予め対応の手順を定める 手順には対応策と予防策を盛り込む 事故及び緊急事態の想定結果及びその対応策 を記載した文書が要求されている あらかじめ定めた手順が有効であるかどうかを定期的に試行 ( テスト ) する 併せて関連する従業員がスムーズに対応できるよう訓練を行う 環境上の緊急事態の試行及び訓練結果 の記録が要求されているので 試行 訓練の結果を記録に残す 4 対応策の有効性の検証と改善の必要性を記録するとともに対応策 ( と予防策 ) の改訂を行なう 6

17 . 環境関連文書及び記録の作成 管理 エコアクション の取組を実施するために必要な文書を作成し 適切に管理する エコアクション で必要な取組の記録を作成し 適切に管理する 必要な文書とは 下記の 8 種の文書及び組織が必要と考え作成した文書である < 文書 > 環境方針 環境目標 環境活動計画 環境関連法規等の取りまとめ 実施体制 ( 組織図に役割等を記したものでも可 ) 取組に必要な場合の手順書 事故及び緊急事態の想定結果及びその対応策 環境活動レポート文書は作成責任者 ( 改訂の権限を有する者 ) 及び発行日付 文書の変更及び改訂の識別等を明らかにしておく 所在を明らかにしておくとともに 必要な場所において使用可能な状態にしておく 必要な記録とは 下記の 8 種の記録及び組織が必要と考え作成した記録である < 記録 > 環境への負荷の自己チェック の結果 環境への取組の自己チェック の結果 環境関連法規等の遵守状況のチェック結果 外部からの苦情等の受付結果 環境上の緊急事態の試行及び訓練の結果 環境目標の達成状況及び環境活動計画の実施状況 その評価結果 問題点の是正処置及び予防処置の結果 代表者による全体の取組状況の評価及び見直しの結果記録は保管期限及び廃棄の手順を明らかにする 文書及び記録は 紙媒体又は電子媒体で作成することが要求されている 必須ではないが下記の作成が望まれる ( ほとんどの組織が作成している ) 教育 訓練計画書 教育 訓練の結果記録また 文書 記録体系表等に整理しておくとよい 7

18 ガイドラインの推奨事項 作成することが望ましい文書としては 以下のものがあります 教育 訓練計画書 環境経営システムを構築 運用 維持するために組織が定めたルールを取りまとめたもの ( 例えば環境経営マニュアル ) 環境経営マニュアルや手順書等の文書は 改廃の手続きを定め 古いものは破棄するか 誤使用の無いようにし 定期的に見直して最新のものとする 記録は 保存期間を決め 分かりやすく整理して保管するとともに その紛失や損傷を防ぐ 方法を定める 推奨事項の解釈 EA 認証 登録及び審査マニュアル で 環境経営マニュアルが必要な事業者は 従業員数が 00 人以上で 複数の部門がある事業者と考えられる と記載されている また 中間審査において 環境への取組み適切に実施されておらず その原因の大きな理由としてルールの不徹底が想定される場合は マニュアル作成を要改善事項として審査人から指摘されることがある たとえば 発行責任者を明らかにし 発行 改訂日の日付を付け 期限のあるものは明示する 環境関連文書は最新版の配布と同時に旧文書を発行場所及び使用場所から撤去する 環境関連文書 ( 環境記録を除く ) は 原則として毎年度末に見直しを行い その結果を改訂来歴欄に記録する たとえば 記録は 紛失や損傷を防ぐ方法を定め 保存期間を決め 分かりやすく整理して保管する 記録が保存されているファイルには 環境記録 と明示し 他の書類と識別できるようにする EA 事務局は 毎年度末に年度毎の確認を行い 保存期間を超えた環境記録を廃棄する 8

19 Ⅲ. 取組状況の確認及び評価 (Che Check ck).. 取組状況の確認並びに問題の是正及び予防 環境目標の達成状況 環境活動計画の実施状況及び環境経営システムの運用状況を 定期的に 4 確認及び評価する じゅんしゅ環境関連法規等の遵守状況を定期的に確認及び評価する 5 環境目標の達成 環境活動計画の実施及び環境経営システムの運用状況並びに環境関連法規等の 遵守状況に問題がある場合は是正処置を行い 必要に応じて予防処置を実施する 目標期間の途中段階で達成状況を判断する目安 ( 指標 ) を作成して管理する ガイドラインの解説は半年又は四半期毎の目安を作成すると記載されているが 研究会は月々の目安を定めて これに対する進捗管理を行うことを推奨したい これは進捗管理の頻度が低いと 問題が発生した際に原因や状況が把握しにくいこと また 数値目標の多くは月々実績値が出てくるものであり まとめ作業を行うと存外に事務工数がかかり ミスを生みやすいことなどによる 環境活動計画で定めている取組みが実施されているか 定められた責任 役割の元 スケジュールどおりに実施しているか 取組みの実施状況の進捗管理は重要であり ぜひ実行してほしい 構築したシステムがガイドラインで規定する要求事項を満たしているか 自らが決めたルールのとおりに取組みがなされているか システム自体が有効に機能しているか 4それぞれの内容に応じて組織で決める 5 4. 環境関連法規等の取りまとめ の項で取りまとめた法規等について遵守状況をチェックする このとき 法規等の要求事項毎に 記録や現場観察等の証拠を用いて行い 評価日 評価者の記録も残す また 少なくとも毎年評価する 6 問題 を定義しておくとよい たとえば () 環境目標が未達成で年度末までに挽回が不可能な場合 () 環境活動計画で定めた取組みが実施されず 放置されている場合 () 環境関連法規 条例やその他の規制及び自主基準の未遵守 (4) 環境経営システム構築 運用における重大な欠陥 7 顕在化した問題の原因の除去 ( 再発防止 ) 原因追求に当っては なぜ を繰返し手順 計画 基準等の具体的な欠陥を特定してほしい 抽象的でなく 分析的に行ってほしい 9

20 また 特定した原因が再度発生しない処置が是正処置である 問題に手を打っているが 原因の除去になっていないケースがよく見受けられる 8 潜在的な問題の原因の除去 ( 未然防止 水平展開 ) ガイドラインの推奨事項 規模が比較的大きな組織 ( 従業員数 00 人以上が一つの目安 ) を対象にした要求事項 内部監査を実施する 推奨事項の解釈 本書で内部監査の手順 チェックリスト及び関連する様式事例を掲載していますので参照下さい 0

21 Ⅳ. 全体の評価と見直し (Action Action).. 代表者による全体の評価と見直し 代表者 ( 経営者 ) は 定期的にエコアクション 全体の取組状況を評価し 全般的な見直しを 4 実施し 必要な指示を行う 5. 環境方針の策定 の項参照環境方針を作成した人 少なくとも毎年 回 目標の設定方法やそのレベルに問題はなかったか 目標が達成できなかった原因は何か また 環境経営システムは有効に機能していたか等を分析し 評価する 4 見直しに先立ち必要な情報を収集する 代表者自らが収集している情報に加え環境管理責任者から報告を求める 見直しに必要な情報とは 環境目標の達成状況 環境活動計画の実施及び運用結果 環境関連法規等の遵守状況 外部からの環境に関する苦情や要望 ( 地域住民 顧客 自治体等の苦情や要望 消費者の嗜好や社会の要請等も含む ) 等です 5EA の全般的な見直しであり 大局的 包括的な見直しを行う

22 4.. 環境活動レポートの作成 次の項目を盛り込んだ環境活動レポートを定期的 ( 原則毎年度 ) に作成する 組織の概要 ( 事業所名 所在地 事業の概要 事業規模等 ) 対象範囲 ( 認証 登録範囲 ) レポートの対象期間及び発行日 環境方針 4 4 環境目標 5 5 環境活動計画 6 6 環境目標の実績 7 7 環境活動計画の取組結果とその評価 次年度の取組内容 8 8 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに違反 訴訟等の有無 代表者による全体評価と見直しの結果 毎年 活動年度修了後速やかに作成する ( 審査時期に合わせる必要はない ) 実際に行っていることと レポートの記載が整合していること ( 審査時に確認される ) 複数組織 サイトの場合は それぞれの組織 サイトについて記載する 認証 登録の対象範囲にかかわらず 本社 工場 店舗 事業所等の全組織の事業所名 所在地 事業活動の概要 規模等 組織の全容を記載 認証 登録の範囲と一致していること とくに一部組織から取組みを行う場合は 全組織に段階的に拡大する方針とそのスケジュールを記載する 4 署名はワープロ書でも可 5レポートの対象期間における単年度の環境目標と中長期の環境目標及び過去 ~ 年程度及び当年度の実績を記載する 6 具体的な取組内容を記載する 目標を設定しなかった取組みも記載する 7 二酸化炭素排出量削減の実績については 二酸化炭素排出量を把握する際に用いた 購入電力の排出係数 ( 電気事業者ごと ) も併せて記載する 8 環境活動計画の取組結果とその評価を踏まえて 今後の課題を明らかにし次年度の取組内容を記載する

23 9 環境関連法規等名とそれぞれの遵守状況及び関連する自社の活動 施設等を記載する 0 環境関連法規への違反はありません なお 関係当局よりの違反等の指摘は 過去 年間ありません の記載が必要 違反等があった場合のマイナス情報とこれへの対応を記載する このことを記載することにより かえって読者の信頼を得ることになる マイナス情報とこれへの対応を記載することで 不適合になったり 審査 判定での評価を落とすことは絶対にない マイナス情報の記載では 必ず事業者の対応内容も記載する 代表者による全体の評価と見直し結果を記載する ( 要約してもよい ) ガイドラインの推奨事項 初年度において 主な環境への負荷について年間のデータを把握して記載する 初年度は 年度の途中からエコアクション に取り組む場合が多く データ把握も年度の途中からになることが多いと思われますが データは 年単位で把握することが望まれます 把握することが必須となっている環境負荷項目については 年間程度の年間実績の推移を 記載する 推奨事項の解釈 取組開始年度の前年までのデータを把握する 必須の環境負荷項目については 過去 年程度の推移を環境活動レポートに記載する このとき 過去のデータが把握不可能な項目がある場合は その旨を記載する

24 5.. 環境活動レポートの公表 環境活動レポートを公表し 事業所に備え置いて 一般の閲覧を可能にする また 可能な場合は インターネットのホームページに掲載するまたは冊子を作成して公表する 一般の人から要求された場合に いつでもわたせるよう準備しておく 電子媒体を使用してもよい 推奨事項 可能であれば実施する ガイドラインの推奨事項 環境活動レポートを顧客 取引先等に配布する等して 環境経営に活用する 推奨事項の解釈 環境活動レポートを自社の利害関係者に配布することにより 自社に対する理解を深め企業活動全般に資すると考える 4

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