(Microsoft Word \203r\203^\203~\203\223\230_\225\266)

Size: px
Start display at page:

Download "(Microsoft Word \203r\203^\203~\203\223\230_\225\266)"

Transcription

1 31009 ビタミン C の保存と損失に関する研究 要旨実験 Ⅰ: ビタミン C が時間や熱などの影響を受けて損失することを知り どのような状態に置くとより損失するのか追及することを目的とする カボチャを用い インドフェノール法 ( 中和滴定 ) でビタミン C 量の変化を求めようとしたところ 結果に誤差が生じ正確な値を導くことができなかった そこで より精密に値を求めることができるヒドラジン法 ( 吸光度によってビタミン C 量を測定する ) を適用することにした また カボチャは大きさ 形など条件を統一するのが難しいとわかった為 ジャガイモに変更した 実験 Ⅱ: 焼く 煮沸の各方法において 加熱時間によるビタミン C 量の変化を調べるというもの 調べた結果 焼くと煮沸では どちらも時間とともにビタミン C 量が減少し ビタミン C が水溶性であることから 焼くより茹でるほうが損失する量が多いということが分かった 実験 Ⅲ: ジャガイモと小松菜を用いて 冷凍保存によるビタミン c 含有量の変化を調べた 生と煮沸したものを それぞれ小分けにし冷凍庫で保存した 保存直前 保存 2 週間後 4 週間後 6 週間後 それぞれビタミン C の含有量測定し グラフを作成した 1. 目的 ビタミン C 量の変化を調べる 2. 使用した器具実験 Ⅰ (1) コニカルビーカービュレットメスフラスコホールピペット (2) 1% デンプン水溶液 100ml L-アスコルビン酸標準溶液 100ml 0.1% ヨウ素ヨウ化カリウム水溶液 200ml カボチャ実験 Ⅱ (1) ホモゲナイザー 遠心分離機 分光光度計 恒温水槽 (2)5% メタリン酸 0.1% インドフェノール溶液 2% チオ尿素 メタリン酸溶液 85% 硫酸溶液 2%2,4-ジニトロフェニルヒドラジン DNP 溶液 アスコルビン酸標準溶液 ジャガイモ 3. 研究 実験の手順実験 Ⅰ (1) カボチャを冷蔵 冷凍の2つの方法で保存する (2) L-アスコルビン酸標準溶液をホールピペットを用いて三角フラスコに入れ デンプン水溶液を加える 09-1

2 ( 滴定を3 回行うため 同じものを3 個作る ) (3) ヨウ素ヨウ化カリウム水溶液をビュレットに入れ 滴下を行う ( 中和滴定 ) (4) 青紫色に変色した時点を終了とする (5) 用意したカボチャの3 倍量の水を入れ ミキサーで液状にし デンプン水溶液を加える ( 同じものを3 個作る ) (6) ヨウ素ヨウ化カリウム水溶液をビュレットに入れ 滴下を行う ( 中和滴定 ) (7) 青紫色に変色した時点を終了とする 上記の実験から L- アスコルビン酸の結果を基準として カボチャ水溶液の変化を比べる * 使用したヨウ素ヨウ化カリウムの量から カボチャに含まれるビタミン C の量を求める 実験 Ⅱ (1) 試料の精秤 : 試料 ( ジャガイモ ) を厚さ 5 mm 質量を 5gに統一し それぞれ加熱 煮沸する 加熱時間 5 分 10 分 煮沸時間 100ml の蒸留水の入ったビーカーにいれ 5 10 分煮沸させる ( 写真 2) 5% メタリン酸を試料の5 倍量加え ホモゲナイザーにて摩砕後 遠心分離して上澄み液を得る 残渣に 5% メタリン酸溶液を加えて洗浄し 再び遠心分離して上澄み液を得る (2) 定容 : 上澄み液をあわせ 5% メタリン酸で 100ml に定容し 試料溶液とする (3) 酸化 : 試験管を試料の (a) 層ビタミン C 定量用 (b)dda( 酸化型ビタミン C) 定量用 (d) 空試験用の 3 本 (c) 各標準液のビタミン C 定量用 (e) 空試験用の2 本 ( 濃度の異なる標準液を測定する時は数本 ) 用意する (a),(c) には インドフェノール溶液 1 滴を混和し 液が紅色になったのを確かめる (a)~(e) に表 1 の試薬を順次添加してよく混和する (4) オサゾンの生成 :(a)~(c) の定量用の試験管にふたをして 37 の恒温水槽で 3 時間温置してオサゾンを生成させる (5) オサゾンの溶解 : 氷水中で冷却しながら (a)~(e) の試験管に 85% 硫酸溶液を徐々に加えて よく混和する さらに (d) (e) は氷水中で DNP 溶液を加えて よく混和する ( 画像 1) (6) 吸光度測定 : 分光光度計で波長 520nm における吸光度 Aa~Ae を測定する (7) 検量線作成 : 各ビタミン C 標準溶液 (2.5~25μg/ml) の吸光度 Ac からそれぞれの空試験用の吸光度 Ae を引いた値より 検量線を作成する (8) 計算 : 試料中の総ビタミン C および酸化型ビタミン C 量は それぞれの吸光度から空試験の吸光度を引いた値より 検量線から求める 試料 100g 中のビタミン C( mg ) 量は 次式によって求める 総ビタミン C( mg /100g)=C1 D/ /S 酸化型ビタミン C( mg /100g)=C2 D/ /S 還元型ビタミン C( mg /100g)= 総ビタミン C 量 ( mg /100g)- 酸化型ビタミン C 量 ( mg /100g) D1 : 検量線から求めた総ビタミン C のビタミン C 量 (μg) D : 試料溶液の総量 (ml) 09-2

3 酸化チオ尿素 メタリン酸溶液 オサゾン温置反応 (37 3 時間 ) 冷蔵庫溶解C2 : 検量線から求めた酸化型ビタミン C のビタミン C 量 (μg) S : 試料の採取量 (g) 表 1 ヒドラジン法によるビタミン C 定量の試薬添加量 (ml) 試薬 試料総 (a) 試料 DDA (b) 標準総 (c) 試料空 d) 標準空 (e) 試料溶液 各ビタミン C 標準溶液 インドフェノール溶液 1 滴 - 1 滴 - - 生成DNP 溶液 % 硫酸溶液 DNP 溶液 吸光度 (520 nm ) Aa Ab Ac Ad Ae 滴定 ( 写真 1) 煮沸 ( 写真 2) 恒温温置 分光光度計 画像

4 実験 Ⅲ 実験方法 : 実験 Ⅱと同様にヒドラジン法を用いる 実験試料 : ジャガイモ 小松菜 * ジャガイモ (1) 皮をむき半分に切って 1L の水道水で冷時より 30 分間加熱する (2) それと生の状態のものをそれぞれ 10gずつ小分けにし ポリエチレン製袋にいれ 冷凍庫で保存した 保存期間は2 週間 4 週間 6 週間とする * 小松菜 (1)5 倍重量の沸騰水道水で 30 秒間加熱し 流水で冷却後手絞りする (2) それと生の状態のものをそれぞれ 10gずつ小分けにし ポリエチレン製袋にいれ 冷凍庫で保存した 保存期間は2 週間 4 週間 6 週間とする 4. 結果 実験 Ⅰ ビタミン C 量変化 ビタミン C 量 週間 冷蔵冷凍 冷蔵の場合 1 週間から 2 週間にかけて ビタミン C 量が減少している 冷凍も同様に減少しているが 3 週間から 5 週間にかけて 増加している 実験 Ⅱ (1) 基準吸光度グラフ 09-4

5 (2) 結果 検量線から値をもとめた結果 生の状態のじゃがいもと調理後のものを比べると ビタミン C 量が減少している また ただ加熱する 焼く よりも水とともに加熱する 煮沸 の方が 減少量が大きい ともに 時間の経過によっても減少した 実験 Ⅲ (1) 吸光度グラフ実験 Ⅱと同様のものを使用する (2) 結果冷凍保存におけるビタミンc 含量の変化 ジャガイモより小松菜のほうが ビタミン c 含量が多い どちらも 生のまま冷凍保存するよりも 煮沸した後の保存したほうが減少量の推移が緩やかである ジャガイモのほうが 煮沸後のビタミン c 含量の減少が少ない 5. 結果に対する考察 わかったこと 09-5

6 実験 Ⅰ 冷凍より冷蔵のほうが 減少量が少ない しかし 3 週間目から増加している これは 中和滴定の方法に不備があったことによるものだと考えられる よってもっと精密に調べることができる方法を探すことが 必要である 実験 Ⅱ ビタミン C は熱に弱く 水溶性であるので 焼く 煮沸 の方法で減少する 煮沸 の方が減少量が大きい ビタミン C は 加熱時間によっても損失量が増加する 実験 Ⅲ 小松菜の方がジャガイモよりビタミン C 量は多いが ジャガイモの場合主成分であるデンプンにビタミン C が守られるため加熱による損失は少ないことが分かっている 生のまま冷凍保存するよりも煮沸後の方が減少量が緩やかであったことから 生で冷凍保存することは適していないと分かった また 小松菜のような葉野菜など デンプンを含まない野菜は ゆでた時の損失量が比較的大きいが 保存中は減少量が緩やかになる傾向がみられたことから やはり一度加熱処理してから冷凍保存する方がビタミン C 量を保つうえではよいと分かった 5 感想実験 Ⅰでは インドフェノール法を用いたが 目分量に差があったため 実験結果に誤差が生じてしまった 途中までは順調だったが 残念だった これを踏まえ ヒドラジン法に変更した 手間と時間がかかったが より正確な値が出て うれしかった なかなか思うような値が出ず焦ったが 何度も同じ実験を繰り返したことで 予想したような値が出て ほっとした この実験を通して 日常生活の中にも活かすことができるビタミン C についての知識を得られたので良かった 実験に協力して頂いた岐阜女子大学舘和彦先生に感謝します 7 参考文献 引用文献 山口美代子 樋上純子 : 園田学園女子大学論文集 30-Ⅱ(1995) 元山正 : 調理科学ノート 09-6

実験手順 1 試料の精秤 2 定容試料を 5%HPO3 酸で1ml に定容し 試料溶液とする この時 アスコルビン酸濃度は1~4mg/1ml の範囲がよい 3 酸化試験管を試料の (a) 総ビタミン C 定量用 (b)daa( 酸化型ビタミン C) 定量用 (d) 空試験用の3 本 (c) 各標準液

実験手順 1 試料の精秤 2 定容試料を 5%HPO3 酸で1ml に定容し 試料溶液とする この時 アスコルビン酸濃度は1~4mg/1ml の範囲がよい 3 酸化試験管を試料の (a) 総ビタミン C 定量用 (b)daa( 酸化型ビタミン C) 定量用 (d) 空試験用の3 本 (c) 各標準液 31218 アスコルビナーゼの活性について 355 市川史弥 3511 金子蒼平 361 大竹美保 3616 加藤颯 要旨酵素であるアスコルビナーゼはビタミン C( 以下 VC) に対してどんな効果があるかを調べるために アスコルビナーゼを含む野菜の1つであるキュウリを使用し 条件を変えて VC 溶液の VC 量の変化をヒドラジン法を用いて測定した その結果 アスコルビナーゼは還元型 VC を酸化型

More information

3

3 ビタミン C の滴定 1. 研究の動機 研究者名森祐作番場孔士池井大介森本恵一指導教諭黒田順子先生 わたしたちにとって身近なビタミン C は どのようなものに多く含まれているのか またその量はどのくらいなのか という疑問が浮かんだため調べてみることにした 2. 研究の概要 ビタミンC 滴定の概要 ビタミンC( アスコルビン酸 ) はとても酸化されやすい物質で よく食品の酸化防止剤として使われている

More information

 

  様式第 19 別紙ロ 整理番号 SG150145 活動番号 002 科学研究実践活動のまとめ 1. タイトル 高知県産ゆずを化学する ゆずに含まれるビタミン のヨウ素滴定 2. 背景 目的高知県には, ゆずや文旦, ポンカンなど様々な柑橘系の果物がたくさんある それらには私たちの生活には欠かせない様々な栄養素が含まれている その中でもビタミン ( アスコルビン酸 ) は, 多くの柑橘系果物に含まれていて,

More information

31608 要旨 ルミノール発光 3513 後藤唯花 3612 熊﨑なつみ 3617 新野彩乃 3619 鈴木梨那 私たちは ルミノール反応で起こる化学発光が強い光で長時間続く条件について興味をもち 研究を行った まず触媒の濃度に着目し 1~9% の値で実験を行ったところ触媒濃度が低いほど強い光で長

31608 要旨 ルミノール発光 3513 後藤唯花 3612 熊﨑なつみ 3617 新野彩乃 3619 鈴木梨那 私たちは ルミノール反応で起こる化学発光が強い光で長時間続く条件について興味をもち 研究を行った まず触媒の濃度に着目し 1~9% の値で実験を行ったところ触媒濃度が低いほど強い光で長 31608 要旨 ルミノール発光 3513 後藤唯花 3612 熊﨑なつみ 3617 新野彩乃 3619 鈴木梨那 私たちは ルミノール反応で起こる化学発光が強い光で長時間続く条件について興味をもち 研究を行った まず触媒の濃度に着目し 1~9% の値で実験を行ったところ触媒濃度が低いほど強い光で長時間発光した 次にルミノール溶液の液温に着目し 0 ~60 にて実験を行ったところ 温度が低いほど強く発光した

More information

土壌溶出量試験(簡易分析)

土壌溶出量試験(簡易分析) 土壌中の重金属等の 簡易 迅速分析法 標準作業手順書 * 技術名 : 吸光光度法による重金属等のオンサイト 簡易分析法 ( 超音波による前処理 ) 使用可能な分析項目 : 溶出量 : 六価クロム ふっ素 ほう素 含有量 : 六価クロム ふっ素 ほう素 実証試験者 : * 本手順書は実証試験者が作成したものである なお 使用可能な技術及び分析項目等の記載部分を抜粋して掲載した 1. 適用範囲この標準作業手順書は

More information

(Microsoft Word - \230a\225\266IChO46-Preparatory_Q36_\211\374\202Q_.doc)

(Microsoft Word - \230a\225\266IChO46-Preparatory_Q36_\211\374\202Q_.doc) 問題 36. 鉄 (Ⅲ) イオンとサリチルサリチル酸の錯形成 (20140304 修正 : ピンク色の部分 ) 1. 序論この簡単な実験では 水溶液中での鉄 (Ⅲ) イオンとサリチル酸の錯形成を検討する その錯体の実験式が求められ その安定度定数を見積もることができる 鉄 (Ⅲ) イオンとサリチル酸 H 2 Sal からなる安定な錯体はいくつか知られている それらの構造と組成はpHにより異なる 酸性溶液では紫色の錯体が生成する

More information

ウスターソース類の食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるウスターソース類及びその周辺製品に適用する 2. 測定方法の概要試料に水を加え ろ過した後 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.1 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費

ウスターソース類の食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるウスターソース類及びその周辺製品に適用する 2. 測定方法の概要試料に水を加え ろ過した後 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.1 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費 ウスターソース類の食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるウスターソース類及びその周辺製品に適用する 2. 測定方法の概要試料に水を加え ろ過した後 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.1 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費した硝酸銀溶液の量から塩化ナトリウム含有量を算出する 3. 注意事項 (a) クロム酸カリウムを取り扱う際には

More information

9 果実酒 9-1 試料の採取 3-1 による ただし 発泡のおそれのあるものは綿栓をして 速やかに試験に供する 9-2 性状 3-2 による 別に試料及び貯蔵容器において 皮膜の状態についても観察する 9-3 ガス圧 8-3 に準じて測定する 9-4 検体の調製 ガスを含むときは 8-4 によって

9 果実酒 9-1 試料の採取 3-1 による ただし 発泡のおそれのあるものは綿栓をして 速やかに試験に供する 9-2 性状 3-2 による 別に試料及び貯蔵容器において 皮膜の状態についても観察する 9-3 ガス圧 8-3 に準じて測定する 9-4 検体の調製 ガスを含むときは 8-4 によって 9 果実酒 9-1 試料の採取 3-1 による ただし 発泡のおそれのあるものは綿栓をして 速やかに試験に供する 9-2 性状 3-2 による 別に試料及び貯蔵容器において 皮膜の状態についても観察する 9-3 ガス圧 8-3 に準じて測定する 9-4 検体の調製 ガスを含むときは 8-4 によってガス抜きを行う 9-5 比重 5-3 による 9-6 アルコール分 5-4 による 9-7 エキス分

More information

キレート滴定

キレート滴定 4. キレート滴定 4.1 0.01MEDTA 標準溶液の調製 キレート滴定において標準溶液として用いられる EDTA は 普通 EDTA の2ナトリウム塩 H 2 Na 2 Y 2H 2 O で ETA と表示されている この試薬は結晶水以外に多少の水分を含んでいるので 通常は約 80 で数時間乾燥して使用するが 本実験では精密な分析を行うために 調製した EDTA 溶液をZnの一次標準溶液で標定して

More information

日本食品成分表分析マニュアル第4章

日本食品成分表分析マニュアル第4章 第 4 章 アミノ酸 34 一般のアミノ酸 *, ヒドロキシプロリン及びアンモニア * イソロイシン, ロイシン, リシン ( リジン ), フェニルアラニン, チロシン, トレオニン ( スレオニン ), バリン, ヒ スチジン, アルギニン, アラニン, アスパラギン酸 ( 注 1), グルタミン酸 ( 注 1), グリシン, プロリン, セリン 34 1. カラムクロマトグラフ法 適用食品全般に用いる

More information

しょうゆの食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるしょうゆに適用する 2. 測定方法の概要 試料に水を加え 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.02 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費した硝酸銀溶液の量から塩化ナトリウム含有

しょうゆの食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるしょうゆに適用する 2. 測定方法の概要 試料に水を加え 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.02 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費した硝酸銀溶液の量から塩化ナトリウム含有 しょうゆの食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるしょうゆに適用する 2. 測定方法の概要 試料に水を加え 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.02 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費した硝酸銀溶液の量から塩化ナトリウム含有量を算出する 3. 注意事項 (a) クロム酸カリウムを取り扱う際には 皮膚に付けたり粉塵を吸入しないようゴーグル型保護メガネ

More information

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 清涼飲料水及びサプリメント中のミネラル濃度の分析について 山本浩嗣萩原彩子白田忠雄山本和則岡崎忠 1. はじめに近年, 健康志向が高まる中で, 多くの種類の清涼飲料水及びサプリメントが摂取されるようになった これらの多くは健康増進法に基づく食品の栄養成分表示のみでミネラル量についてはナトリウム量の表示が義務付けられているのみである 一方カリウム, リンなどはミネラルウォーターやスポーツドリンク, 野菜ジュースなどその商品の特徴として強調される製品以外には含有量について表示されることは少ない状況である

More information

生物学に関する実験例 - 生化学 / 医療に関する実験例 ラジオアッセイ法によるホルモン測定 [ 目的 ] 本実習では, 放射免疫測定 (Radioimmunoassay,RIA) 法による血中インスリンとイムノラジオメトリックアッセイ ( 免疫放射定測定 Immunoradiometric ass

生物学に関する実験例 - 生化学 / 医療に関する実験例 ラジオアッセイ法によるホルモン測定 [ 目的 ] 本実習では, 放射免疫測定 (Radioimmunoassay,RIA) 法による血中インスリンとイムノラジオメトリックアッセイ ( 免疫放射定測定 Immunoradiometric ass 生物学に関する実験例 - 生化学 / 医療に関する実験例 ラジオアッセイ法によるホルモン測定 [ 目的 ] 本実習では, 放射免疫測定 (Radioimmunoassay,RIA) 法による血中インスリンとイムノラジオメトリックアッセイ ( 免疫放射定測定 Immunoradiometric assay, IRMA) 法による血清中のレニンを定量を通して 今日用いられている種々のインビトロ検査法の原理並びに両者の違い等を理解する

More information

を加え,0.05 mol/l チオ硫酸ナトリウム液で滴定 2.50 する.0.05 mol/l チオ硫酸ナトリウム液の消費量は 0.2 ml 以下である ( 過酸化水素として 170 ppm 以下 ). (4) アルデヒド (ⅰ) ホルムアルデヒド標準液ホルムアルデヒド メタノール液のホルムアルデヒ

を加え,0.05 mol/l チオ硫酸ナトリウム液で滴定 2.50 する.0.05 mol/l チオ硫酸ナトリウム液の消費量は 0.2 ml 以下である ( 過酸化水素として 170 ppm 以下 ). (4) アルデヒド (ⅰ) ホルムアルデヒド標準液ホルムアルデヒド メタノール液のホルムアルデヒ 仮訳 プロピレングリコール Propylene Glycol C3H8O2:76.1 (RS)-Propane-1,2-diol [57-55-6] 本品は定量するとき, プロピレングリコール (C3H8O2) 99.7% 以上を含む. 性状本品は無色澄明の粘稠性のある液である. 本品は水, メタノール又はエタノール (95) と混和する. 本品は吸湿性である. 確認試験本品につき, 赤外吸収スペクトル測定法

More information

Microsoft Word - 酸塩基

Microsoft Word - 酸塩基 化学基礎実験 : 酸 塩基と (1) 酸と塩基 の基本を学び の実験を通してこれらの事柄に関する認識を深めます さらに 緩衝液の性質に ついて学び 緩衝液の 変化に対する緩衝力を実験で確かめます 化学基礎実験 : 酸 塩基と 酸と塩基 水の解離 HCl H Cl - 塩酸 塩素イオン 酸 強酸 ヒドロニウムイオン H 3 O H O H OH - OH ー [H ] = [OH - ]= 1-7 M

More information

前ページの反応から ビタミン C はヨウ素によって酸化され ヨウ素はビタミン C によって還元された と説明できます あるいはビタミン C は還元剤として働き ヨウ素は酸化剤として働いた ともいう事ができます 定量法 ある物質の量や濃度を知りたいとき いくつかの定量法を使って調べることができます こ

前ページの反応から ビタミン C はヨウ素によって酸化され ヨウ素はビタミン C によって還元された と説明できます あるいはビタミン C は還元剤として働き ヨウ素は酸化剤として働いた ともいう事ができます 定量法 ある物質の量や濃度を知りたいとき いくつかの定量法を使って調べることができます こ うがい薬でビタミン C を調べよう : 目的 : ヨウ素を使って 酸化還元反応と定量法 ( 酸化還元的定 ) について学ぶ どんな食べ物にビタミン C が含まれているのか調べる この実験の背景 この実験では うがい薬を使って いろいろな野菜や果物や飲料の中にどのくらいビタミン C が含まれているのかを調べます うがい薬溶液にレモン汁を何滴かたらすと 溶液の色が消えます なぜ色が消えるのでしょうか?

More information

てた後, ビーカーに水を 500 ml 入れて 1 度目の洗浄をした. 洗浄液の phをphメーターで測定した. さらに二度目の洗浄を 500 ml の水で行った. この洗浄液の ph も測定した. さらに流水で枝豆の洗浄を行った. その後この枝豆をめのう乳鉢ですりつぶし, 水を少量加えてその液の

てた後, ビーカーに水を 500 ml 入れて 1 度目の洗浄をした. 洗浄液の phをphメーターで測定した. さらに二度目の洗浄を 500 ml の水で行った. この洗浄液の ph も測定した. さらに流水で枝豆の洗浄を行った. その後この枝豆をめのう乳鉢ですりつぶし, 水を少量加えてその液の 反応熱で枝豆を食べたい! チーム名 : 枝豆食べ隊! チーム代表者 : 日置七瀬チームメンバー : 嶋田七海, 内田美紀, 中川結衣所属 : 独立行政法人国立高専機構福井工業高等専門学校物質工学科西野研究室 < 緒言 > 中和熱は, 酸とアルカリを混合することで発生する. 熱が容器の外に逃げないと仮定すると.1 molの OH - と 1 molの H + が反応することで 16800 cal の熱が発生する.

More information

注釈 * ここでニッケルジメチルグリオキシム錯体としてのニッケルの重量分析を行う場合 恒量値を得るために乾燥操作が必要だが それにはかなりの時間を要するであろう ** この方法は, 銅の含有量が 0.5% 未満の合金において最も良い結果が得られる 化学物質および試薬 合金試料, ~0.5 g, ある

注釈 * ここでニッケルジメチルグリオキシム錯体としてのニッケルの重量分析を行う場合 恒量値を得るために乾燥操作が必要だが それにはかなりの時間を要するであろう ** この方法は, 銅の含有量が 0.5% 未満の合金において最も良い結果が得られる 化学物質および試薬 合金試料, ~0.5 g, ある 問題 27. 錯滴定によるニッケル合金およびニッケル銅合金中のニッケルの定 量 ニッケルは銅 鉄 クロムなどの金属と単相の固溶体を形成し ニッケルと銅は制限なく相溶する 白銅とも呼ばれている銅ニッケル合金は 組成に依存して異なる性質を示す 最も利用されている白銅は 10~45 % のニッケルを含んでいる 70-90 % の銅を含むニッケル合金は, 高い腐食耐性 電気伝導性 延性 高温耐性を有するため

More information

2,3-ジメチルピラジンの食品添加物の指定に関する部会報告書(案)

2,3-ジメチルピラジンの食品添加物の指定に関する部会報告書(案) 資料 3 粗製海水塩化マグネシウム の分析調査結果について 1. 経緯平成 19 年 3 月 30 日に 食品 添加物等の規格基準の一部を改正する件 ( 平成 19 年厚生労働省告示第 73 号 ) により 食品 添加物等の規格基準 ( 昭和 34 年厚生省告示第 370 号 ) が改正され 既存添加物 粗製海水塩化マグネシウム ( 以下 にがり という ) について 新たに成分規格が設定された なお

More information

IC-PC法による大気粉じん中の六価クロム化合物の測定

IC-PC法による大気粉じん中の六価クロム化合物の測定 Application Note IC-PC No.IC178 IC-PC 217 3 IC-PC ph IC-PC EPA 1-5.8 ng/m 3 11.8 ng/m 3 WHO.25 ng/m 3 11.25 ng/m 3 IC-PC.1 g/l. g/l 1 1 IC-PC EPA 1-5 WHO IC-PC M s ng/m 3 C = C 1/1 ng/m 3 ( M s M b ) x

More information

パナテスト ラットβ2マイクログロブリン

パナテスト ラットβ2マイクログロブリン 研究用試薬 2014 年 4 月作成 EIA 法ラット β 2 マイクログロブリン測定キット PRH111 パナテスト A シリーズラット β 2- マイクロク ロフ リン 1. はじめに β 2 - マイクログロブリンは, 血液, 尿, および体液中に存在し, ヒトでは腎糸球体障害, 自己免疫疾患, 悪性腫瘍, 肝疾患などによって血中濃度が変化するといわれています. また,β 2 - マイクログロブリンの尿中濃度は,

More information

すとき, モサプリドのピーク面積の相対標準偏差は 2.0% 以下である. * 表示量 溶出規格 規定時間 溶出率 10mg/g 45 分 70% 以上 * モサプリドクエン酸塩無水物として モサプリドクエン酸塩標準品 C 21 H 25 ClFN 3 O 3 C 6 H 8 O 7 :

すとき, モサプリドのピーク面積の相対標準偏差は 2.0% 以下である. * 表示量 溶出規格 規定時間 溶出率 10mg/g 45 分 70% 以上 * モサプリドクエン酸塩無水物として モサプリドクエン酸塩標準品 C 21 H 25 ClFN 3 O 3 C 6 H 8 O 7 : モサプリドクエン酸塩散 Mosapride Citrate Powder 溶出性 6.10 本品の表示量に従いモサプリドクエン酸塩無水物 (C 21 H 25 ClFN 3 O 3 C 6 H 8 O 7 ) 約 2.5mgに対応する量を精密に量り, 試験液に溶出試験第 2 液 900mLを用い, パドル法により, 毎分 50 回転で試験を行う. 溶出試験を開始し, 規定時間後, 溶出液 20mL

More information

品目 1 エチルパラニトロフェニルチオノベンゼンホスホネイト ( 別名 EPN) 及びこれを含有する製剤エチルパラニトロフェニルチオノベンゼンホスホネイト (EPN) (1) 燃焼法 ( ア ) 木粉 ( おが屑 ) 等に吸収させてアフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉で焼却する ( イ )

品目 1 エチルパラニトロフェニルチオノベンゼンホスホネイト ( 別名 EPN) 及びこれを含有する製剤エチルパラニトロフェニルチオノベンゼンホスホネイト (EPN) (1) 燃焼法 ( ア ) 木粉 ( おが屑 ) 等に吸収させてアフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉で焼却する ( イ ) 品目 1 エチルパラニトロフェニルチオノベンゼンホスホネイト ( 別名 EPN) 及びこれを含有する製剤エチルパラニトロフェニルチオノベンゼンホスホネイト (EPN) ( イ ) 可燃性溶剤とともにアフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉の火室へ噴霧し 焼却する 2 ジエチル-S-( エチルチオエチル )-ジチオホスフェイト及びこれを含有する製剤ジエチル-S-( エチルチオエチル )-ジチオホスフェイト

More information

イオン化傾向 イオン化傾向 1 金属の単体はいずれも酸化されて陽イオンになりうる 金属のイオンのなりやすさを表したものをイオン化傾向という イオン化傾向 K Ca Na Mg Al Zn Fe Ni Sn Pb (H) Cu Hg Ag Pt Au e- を出してイオンになりやすい酸化されやすい イ

イオン化傾向 イオン化傾向 1 金属の単体はいずれも酸化されて陽イオンになりうる 金属のイオンのなりやすさを表したものをイオン化傾向という イオン化傾向 K Ca Na Mg Al Zn Fe Ni Sn Pb (H) Cu Hg Ag Pt Au e- を出してイオンになりやすい酸化されやすい イ イオン化傾向 イオン化傾向 金属の単体はいずれも酸化されて陽イオンになりうる 金属のイオンのなりやすさを表したものをイオン化傾向という イオン化傾向 K Ca Na Mg Al Zn Fe Ni Sn Pb (H) Cu Hg Ag Pt Au e- を出してイオンになりやすい酸化されやすい イオンになりにくい酸化されにくい イオン化傾向の覚え方 K かそう Ca か Na な Mg ま Al あ

More information

(Microsoft Word - Q35Jfin_\211\374\202Q_.doc)

(Microsoft Word - Q35Jfin_\211\374\202Q_.doc) 46 th International Chemistry lympiad 問題 35. アスピリンの加水分解加水分解におけるにおける速度論的解析 (20140303 修正 : ピンク色の部分 ) 1. 序論アスピリン ( アセチルサリチル酸 ) は サリチル酸のエステルの一種であり 治療用の医薬品としてよく用いられている 具体的には 頭痛 歯痛 神経痛 筋肉痛 関節痛 ( 関節炎 リューマチ )

More information

ビュレットに水酸化ナトリウム水溶液を入れてビュレット台にセットした この段階で予備測定として ある程度の量を滴下して 指示薬の変色までに必要な水酸化ナトリウム水溶液のおおよその滴下量を調べた 先程と同じように酢酸水溶液を調整し ビュレットに水酸化ナトリウム水溶液を補充して本測定を開始した まず 酢酸

ビュレットに水酸化ナトリウム水溶液を入れてビュレット台にセットした この段階で予備測定として ある程度の量を滴下して 指示薬の変色までに必要な水酸化ナトリウム水溶液のおおよその滴下量を調べた 先程と同じように酢酸水溶液を調整し ビュレットに水酸化ナトリウム水溶液を補充して本測定を開始した まず 酢酸 1. 目的および概要この実験では ガラス電極 ph 計を用いて塩酸および酢酸の水酸化ナトリウムによる中和滴定における ph 滴定曲線を作る この滴定曲線より当量点を求め 当量点の ph が酸の強弱によって異なることを理解する テキストによると 使用するガラス電極 ph 計はガラス薄膜に内外の溶液の ph の差に応じた膜電位が生じることを利用しており その膜電位を 電位の一定な比較電極の電位と比較することで検出し

More information

<4D F736F F D2089BB8A778AEE E631358D E5F89BB8AD28CB3>

<4D F736F F D2089BB8A778AEE E631358D E5F89BB8AD28CB3> 第 15 講 酸化と還元 酸化 還元とは切ったリンゴをそのまま放置すると, 時間が経つにつれて断面が変色します これはリンゴの断面が酸化した現象を示しています ピカピカの10 円玉も, しばらくすると黒く, くすんでいきます これも酸化です この10 円玉を水素ガスのなかに入れると, 元のきれいな10 円玉に戻ります これが還元です 1 酸化還元の定義 2 酸化数とは? 3 酸化剤 還元剤についての理解

More information

キレート滴定2014

キレート滴定2014 キレート滴定 本実験の目的本実験では 水道水や天然水に含まれるミネラル成分の指標である 硬度 を EDTA Na 塩 (EDTA:Ethylene Diamine Tetra Acetic acid) を利用して分析する手法を学ぶ さらに本手法を利用して 水道水および二種類の天然水の総硬度を決定する 調査項目キレート 標準溶液と標定 EDTA の構造ならびに性質 キレート生成定数 ( 安定度定数 )

More information

高 1 化学冬期課題試験 1 月 11 日 ( 水 ) 実施 [1] 以下の問題に答えよ 1)200g 溶液中に溶質が20g 溶けている この溶液の質量 % はいくらか ( 整数 ) 2)200g 溶媒中に溶質が20g 溶けている この溶液の質量 % はいくらか ( 有効数字 2 桁 ) 3) 同じ

高 1 化学冬期課題試験 1 月 11 日 ( 水 ) 実施 [1] 以下の問題に答えよ 1)200g 溶液中に溶質が20g 溶けている この溶液の質量 % はいくらか ( 整数 ) 2)200g 溶媒中に溶質が20g 溶けている この溶液の質量 % はいくらか ( 有効数字 2 桁 ) 3) 同じ 高 1 化学冬期課題試験 1 月 11 日 ( 水 ) 実施 [1] 以下の問題に答えよ 1)200g 溶液中に溶質が20g 溶けている この溶液の質量 % はいくらか ( 整数 ) 2)200g 溶媒中に溶質が20g 溶けている この溶液の質量 % はいくらか ( 有効数字 2 桁 ) 3) 同じ溶質の20% 溶液 100gと30% 溶液 200gを混ぜると質量 % はいくらになるか ( 有効数字

More information

<4D F736F F D2093FA D95BD90E690B68EF68BC681458E7793B188C42E646F63>

<4D F736F F D2093FA D95BD90E690B68EF68BC681458E7793B188C42E646F63> 第 1 学年 2 組理科学習指導案 平成 17 年 12 月 13 日 ( 火 ) 第 5 校時 男子 17(1) 名女子 21 名計 38 名 指導者日置洋平 1. 単元酸性やアルカリ性を示す水溶液 2. 目標 日常生活に見られる酸 アルカリの水溶液の性質について関心を持ち, 積極的に調べようとする 酸とアルカリの両性質が打ち消しあう反応過程を, 中和の実験の現象より見出すことができる 酸とアルカリを混ぜる中和の実験を正確に,

More information

student chemistry (2019), 1, 多価酸 1 価塩基滴定曲線と酸塩基滴定における学術用語についての考察 西野光太郎, 山口悟 * 茨城県立水戸第一高等学校化学部 茨城県水戸市三の丸 (2019 年 3 月 1 日受付 ;2019 年

student chemistry (2019), 1, 多価酸 1 価塩基滴定曲線と酸塩基滴定における学術用語についての考察 西野光太郎, 山口悟 * 茨城県立水戸第一高等学校化学部 茨城県水戸市三の丸 (2019 年 3 月 1 日受付 ;2019 年 student chemistry () - 多価酸 価塩基滴定曲線と酸塩基滴定における学術用語についての考察 西野光太郎 山口悟 * 茨城県立水戸第一高等学校化学部 - 茨城県水戸市三の丸 -- ( 年 月 日受付 ; 年 月 日受理 ) Abstract 高校の化学基礎の教科書 資料において 多価酸 価塩基滴定曲線 は一部の資料に掲載されている しかしながら 多価酸 価塩基滴定曲線 はどの教科書

More information

プレスハム及びソーセージのでん粉含有率 (2014) プレスハム及びソーセージのでん粉含有率測定手順書 独立行政法人農林水産消費安全技術センター 1. 適用範囲 この測定方法は 日本農林規格に定めるプレスハム及びソーセージに適用する 2. 測定方法の概要試料 5 g から水酸化カリウムエタノール溶液

プレスハム及びソーセージのでん粉含有率 (2014) プレスハム及びソーセージのでん粉含有率測定手順書 独立行政法人農林水産消費安全技術センター 1. 適用範囲 この測定方法は 日本農林規格に定めるプレスハム及びソーセージに適用する 2. 測定方法の概要試料 5 g から水酸化カリウムエタノール溶液 プレスハム及びソーセージのでん粉含有率測定手順書 独立行政法人農林水産消費安全技術センター 1. 適用範囲 この測定方法は 日本農林規格に定めるプレスハム及びソーセージに適用する 2. 測定方法の概要試料 5 g から水酸化カリウムエタノール溶液及び 50 % エタノールを用いてでん粉を分別し 塩酸を用いてぶどう糖に加水分解する ぶどう糖をソモギー法により定量し 得られた値に 0.9 を乗じてでん粉含有率とする

More information

酒類の保存のため酒類に混和することができる物品

酒類の保存のため酒類に混和することができる物品 1231 酒類保存のため酒類に混和することができる物品 清 澄 柿タンニン ( 粉末のもの ) 及びタンニン酸を添加した柿タンニン ( 粉末のもの ) 2311 清澄効果 ( おり下げ試験 ) おり下げ未処理酒類を試験管にとり 説明書に記載されている方法に従い処理し 清澄効果を判定する 2312 力価 ( コロイド滴定法 ) 23121 試薬 28% アンモニア水 N/400 ポリビニル硫酸カリウム溶液ポリビニル硫酸カリウム

More information

フォルハルト法 NH SCN の標準液または KSCN の標準液を用い,Ag または Hg を直接沈殿滴定する方法 および Cl, Br, I, CN, 試料溶液に Fe SCN, S 2 を指示薬として加える 例 : Cl の逆滴定による定量 などを逆滴定する方法をいう Fe を加えた試料液に硝酸

フォルハルト法 NH SCN の標準液または KSCN の標準液を用い,Ag または Hg を直接沈殿滴定する方法 および Cl, Br, I, CN, 試料溶液に Fe SCN, S 2 を指示薬として加える 例 : Cl の逆滴定による定量 などを逆滴定する方法をいう Fe を加えた試料液に硝酸 沈殿滴定とモール法 沈殿滴定沈殿とは溶液に試薬を加えたり加熱や冷却をしたとき, 溶液から不溶性固体が分離する現象, またはその不溶性固体を沈殿という 不溶性固体は, 液底に沈んでいいても微粒子 ( コロイド ) として液中を浮遊していても沈殿と呼ばれる 沈殿滴定とは沈殿が生成あるいは消失する反応を利用した滴定のことをいう 沈殿が生成し始めた点, 沈殿の生成が完了した点, または沈殿が消失した点が滴定の終点となる

More information

行 われている この 可 逆 的 性 質 はCの 特 性 であって ビタミンCの 測 定 法 にもかかわ りのある 点 である 酸 化 が 進 むとデヒドロアスコルビン 酸 はすみやかにビタミン 効 力 を 持 たないジケトグロン 酸 へと 変 化 し その 後 シュウ 酸 とステレオン 酸 に 分

行 われている この 可 逆 的 性 質 はCの 特 性 であって ビタミンCの 測 定 法 にもかかわ りのある 点 である 酸 化 が 進 むとデヒドロアスコルビン 酸 はすみやかにビタミン 効 力 を 持 たないジケトグロン 酸 へと 変 化 し その 後 シュウ 酸 とステレオン 酸 に 分 食 品 化 学 はじめに 平 成 18 年 度 I 部 化 学 研 究 部 火 曜 日 班 普 段 何 も 考 えずに 色 々 食 べていると 思 うが 食 品 には 色 々な 酵 素 が 含 まれている 肉 と 一 緒 にパイナップルを 食 べるとよいと 聞 いたことがあるだろう それはパイナッ プルにブロメラインと 呼 ばれるたんぱく 質 分 解 酵 素 が 含 まれているからである 食 品 の

More information

photolab 6x00 / 7x00 バーコードのない測定項目 バーコードのない測定項目 使用できる測定法 これらの測定項目の分析仕様は 付録 4 に記載されています ここでは 使用方法は カラム 5 の測定法番号を使用して手動で選択します 測定法の選択方法の説明は 光度計の機能説明の 測定法の

photolab 6x00 / 7x00 バーコードのない測定項目 バーコードのない測定項目 使用できる測定法 これらの測定項目の分析仕様は 付録 4 に記載されています ここでは 使用方法は カラム 5 の測定法番号を使用して手動で選択します 測定法の選択方法の説明は 光度計の機能説明の 測定法の photolab 6x00 / 7x00 バーコードのない測定項目 バーコードのない測定項目 使用できる測定法 これらの測定項目の分析仕様は 付録 4 に記載されています ここでは 使用方法は カラム 5 の測定法番号を使用して手動で選択します 測定法の選択方法の説明は 光度計の機能説明の 測定法の手動選択 のセクションに記載されています パラメータ / 名称 型式 独語 独語 独語 形式 ** 独語

More information

ポリソルベート 80

ポリソルベート 80 1/5 HIRANUMA APPLICATION DATA 水分データ シリーズデータ No 11 14/9/30 水分 1. 測定の概要 医薬品 逆滴定ポリソルベート 80 シリーズでは カールフィッシャー容量滴定法を採用しています 容量滴定法では 試料中の 水とカールフィッシャー試薬を反応させ 試薬中のヨウ素の消費量をもとに水分量を求めます H2O + I2 + SO2 + 3RN + CH3OH

More information

1 混合物の性質を調べるために, 次の実験を行った 表は, この実験の結果をまとめたもの である このことについて, 下の 1~4 の問いに答えなさい 実験操作 1 図 1 のように, 液体のエタノール 4cm 3 と水 16cm 3 の混合物を, 枝つきフラスコの中に入れ, さらに沸騰石を加えて弱火で加熱した 温度計を枝つきフラスコの枝の高さにあわせ, 蒸気の温度を記録した 操作 2 ガラス管から出てきた液体を

More information

- 2 - 二前号に掲げるもの以外のポリ塩化ビフェニル廃棄物及びポリ塩化ビフェニル使用製品別表第二の第一に定める方法

- 2 - 二前号に掲げるもの以外のポリ塩化ビフェニル廃棄物及びポリ塩化ビフェニル使用製品別表第二の第一に定める方法 - 1 - 環境省告示第号ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法施行規則(平成十三年環境省令第二十三号)第四条第二項及び第七条第二項の規定に基づき 環境大臣が定める方法を次のように定め 平成二十八年八月一日から適用する 平成二十八年月日環境大臣大塚珠代ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法施行規則第四条第二項及び第七条第二項の規定に基づき環境大臣が定める方法ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法施行規則第四条第二項及び第七条第二項に基づき環境大臣が定める方法は

More information

(Microsoft Word -

(Microsoft Word - 21033 マイクロスケール実験器具の開発 要旨実験費用の削減 身近なものでの器具の代用 環境への配慮 安全性の確保 主にこの 4つを目的とし基礎実験を基に改善点を探し より良いマイクロスケール実験器具を考えた 塩素発生実験 ハロゲンの反応性の実験 電気分解などにおいて研究を行った その結果開発した器具でも元の実験と同じ結果を得ることができ マイクロスケール化に成功した 1. 動機 私たちは以前から

More information

研究要旨 研究背景研究目的 意義研究手法結果 考察結論 展望 研究のタイトル 研究要旨 ( 概要 ) あなたの研究の全体像を文章で表現してみよう 乳酸菌を用いてハンドソープの殺菌力を上げる条件を調べる手を洗う時に どのくらいの時間をかければよいのかということと よく薄めて使うことがあるので薄めても効

研究要旨 研究背景研究目的 意義研究手法結果 考察結論 展望 研究のタイトル 研究要旨 ( 概要 ) あなたの研究の全体像を文章で表現してみよう 乳酸菌を用いてハンドソープの殺菌力を上げる条件を調べる手を洗う時に どのくらいの時間をかければよいのかということと よく薄めて使うことがあるので薄めても効 研究要旨 研究のタイトル 研究要旨 ( 概要 ) あなたの研究の全体像を文章で表現してみよう 乳酸菌を用いてハンドソープの殺菌力を上げる条件を調べる手を洗う時に どのくらいの時間をかければよいのかということと よく薄めて使うことがあるので薄めても効果があるのかということを調べようと考えた なので ハンドソープの殺菌効果が作用させる時間と濃度を変化させることでどう変わるのかを検証した 先輩方の研究より

More information

神戸女子短期大学論攷 57 巻 27-33(2012) - ノート - 果実によるタンパク質分解酵素の活性検査 森内安子 Examination of the Activation of Enzyme Decomposition in Fruits Yasuko Moriuchi 要旨果実に含まれて

神戸女子短期大学論攷 57 巻 27-33(2012) - ノート - 果実によるタンパク質分解酵素の活性検査 森内安子 Examination of the Activation of Enzyme Decomposition in Fruits Yasuko Moriuchi 要旨果実に含まれて 神戸女子短期大学論攷 57 巻 27-33(2012) - ノート - 果実によるタンパク質分解酵素の活性検査 森内安子 Examination of the Activation of Enzyme Decomposition in Fruits Yasuko Moriuchi 要旨果実に含まれているタンパク質分解酵素の活性法として, 授業時間内に酵素を分離精製しないで測定できる方法を検討した結果,

More information

土壌含有量試験(簡易分析)

土壌含有量試験(簡易分析) 土壌中の重金属の 簡易 迅速分析法 標準作業手順書 * 技術名 : ストリッピング ボルタンメトリー法 ( 超音波による前処理 ) 使用可能な分析項目 : 砒素溶出量, 砒素含有量 実証試験者 : 北斗電工株式会社 株式会社フィールドテック * 本手順書は実証試験者が作成したものである なお 使用可能な技術及び分析項目等の記載部分を抜粋して掲載した 1. 適用範囲この標準作業手順書は 環告 18 号に対応する土壌溶出量試験

More information

FdData理科3年

FdData理科3年 FdData 中間期末 : 中学理科 3 年 : 食物連鎖 [ 分解者のはたらきを調べる実験 1] [ 問題 ](1 学期期末 ) 下の図のように, ビーカーの中で布を広げて水を入れ, そこに落ち葉や土を入れてよくかき回し布でこした こした水をビーカー A に入れ,B には A と同量の水を入れた A と B に同量のデンプン溶液を加え, ラップシートでビーカーにふたをして 2~3 日間, 置いた

More information

<4D F736F F D2095BD90AC E93788D4C88E689C88A778BB389C88BB388E78A778CA48B868C6F94EF95F18D908F912E646F6378>

<4D F736F F D2095BD90AC E93788D4C88E689C88A778BB389C88BB388E78A778CA48B868C6F94EF95F18D908F912E646F6378> 平成 25 年度広域科学教科教育学研究経費報告書 研究課題 過酸化水素分解反応を利用した物理化学的考察に関する基礎検討 研究代表者 : 國仙久雄 研究メンバー : 生尾光 1. 緒言本申請で扱う鉄イオンを触媒とした過酸化水素分解反応速度に関する内容は高等学校 化学 で 発展 に含まれ 必ずしも全ての教科書で取り上げられない内容である しかしながら この化学反応を利用した実験を行うことで 化学を学習する際に重要な化学反応に関する物理化学的実験と思考法の獲得に関するプログラムの開発が可能となる

More information

pdf エンドトキシン試験法

pdf エンドトキシン試験法 00-0909.pdf.0 エンドトキシン試験法 3 5 6 7 9 0 3 5 6 7 9 0 3 5 6 7 9 30 3 3 33 3 35 36 37 3 39 0 3 5 6 次のように改める. 本試験法は, 三薬局方での調和合意に基づき規定した試験法である. エンドトキシン試験法は, カブトガニ (Limulus polyphemus 又は Tachypleus tridentatus)

More information

() 実験 Ⅱ. 太陽の寿命を計算する 秒あたりに太陽が放出している全エネルギー量を計測データをもとに求める 太陽の放出エネルギーの起源は, 水素の原子核 4 個が核融合しヘリウムになるときのエネルギーと仮定し, 質量とエネルギーの等価性から 回の核融合で放出される全放射エネルギーを求める 3.から

() 実験 Ⅱ. 太陽の寿命を計算する 秒あたりに太陽が放出している全エネルギー量を計測データをもとに求める 太陽の放出エネルギーの起源は, 水素の原子核 4 個が核融合しヘリウムになるときのエネルギーと仮定し, 質量とエネルギーの等価性から 回の核融合で放出される全放射エネルギーを求める 3.から 55 要旨 水温上昇から太陽の寿命を算出する 53 町野友哉 636 山口裕也 私たちは, 地球環境に大きな影響を与えている太陽がいつまで今のままであり続けるのかと疑問をもちました そこで私たちは太陽の寿命を求めました 太陽がどのように燃えているのかを調べたら水素原子がヘリウム原子に変化する核融合反応によってエネルギーが発生していることが分かった そこで, この反応が終わるのを寿命と考えて算出した

More information

石綿含有建材分析マニュアル第4章

石綿含有建材分析マニュアル第4章 第 4 章.JIS A 1481-3 の分析に係る留意点 4.1.JIS A 1481-3 による建材製品中の石綿の定量分析方法の概要この方法は JIS A 1481-1 及びJAS A 1481-2 において石綿含有と判定された試料について X 線回折分析方法によって 石綿含有率 ( 質量分率 )( 以下 石綿含有率 というを定量する方法である 石綿含有建材等の石綿含有率の定量分析は図 4.1 の手順に従って実施する

More information

2017 年度一般入試前期 A 日程 ( 1 月 23 日実施 ) 化学問題 (63 ページ 74 ページ ) 問題は大問 Ⅰ Ⅳ までありますが 一部 他科目との共通問題となっています 大問 Ⅰ は 化学基礎 + 生物基礎 の大問 Ⅰ と共通の問題です 大問 Ⅱ は 化学基礎 + 生物基礎 の大問

2017 年度一般入試前期 A 日程 ( 1 月 23 日実施 ) 化学問題 (63 ページ 74 ページ ) 問題は大問 Ⅰ Ⅳ までありますが 一部 他科目との共通問題となっています 大問 Ⅰ は 化学基礎 + 生物基礎 の大問 Ⅰ と共通の問題です 大問 Ⅱ は 化学基礎 + 生物基礎 の大問 2017 年度一般入試前期 A 日程 ( 1 月 23 日実施 ) 化学問題 (63 ページ 74 ページ ) 問題は大問 Ⅰ Ⅳ までありますが 一部 他科目との共通問題となっています 大問 Ⅰ は 化学基礎 + 生物基礎 の大問 Ⅰ と共通の問題です 大問 Ⅱ は 化学基礎 + 生物基礎 の大問 Ⅱ と共通の問題です 63 必要があれば, 次の数値を使いなさい 原子量 H=1. 0,C=12,O=16,S=32

More information

A 通 則 1. 添加物の適否は, 別に規定するもののほか, 通則, 一般試験法, 成分規格 保存基準各条等の規定によって判定する ただし, 性状の項目の形状は, 参考に供したもので, 適否の判定基準を示すものではない 2. 物質名の前後に を付けたものは, 成分規格 保存基準各条に規定する添加物を

A 通 則 1. 添加物の適否は, 別に規定するもののほか, 通則, 一般試験法, 成分規格 保存基準各条等の規定によって判定する ただし, 性状の項目の形状は, 参考に供したもので, 適否の判定基準を示すものではない 2. 物質名の前後に を付けたものは, 成分規格 保存基準各条に規定する添加物を A 通 則 A 通 則 1. 添加物の適否は, 別に規定するもののほか, 通則, 一般試験法, 成分規格 保存基準各条等の規定によって判定する ただし, 性状の項目の形状は, 参考に供したもので, 適否の判定基準を示すものではない 2. 物質名の前後に を付けたものは, 成分規格 保存基準各条に規定する添加物を示す ただし, 成分規格 保存基準各条の表題, 製造基準及び使用基準ではこれを付けない 3.

More information

本品約2g を精密に量り、試験液に水900mLを用い、溶出試験法第2法により、毎分50回転で試験を行う

本品約2g を精密に量り、試験液に水900mLを用い、溶出試験法第2法により、毎分50回転で試験を行う ベンフォチアミン 138.3mg/g ピリドキシン塩酸塩 100mg/g シアノコバラミン 1mg/g 散 Benfotiamine 138.3mg/g Pyridoxine Hydrochloride 100mg/g and Cyanocobalamin 1mg/g Powder 溶出性 6.10 本品約 0.5g を精密に量り, 試験液に水 900mL を用い, パドル法により, 毎分 50 回転で試験を行う.

More information

プロトコール集 ( 研究用試薬 ) < 目次 > 免疫組織染色手順 ( 前処理なし ) p2 免疫組織染色手順 ( マイクロウェーブ前処理 ) p3 免疫組織染色手順 ( オートクレーブ前処理 ) p4 免疫組織染色手順 ( トリプシン前処理 ) p5 免疫組織染色手順 ( ギ酸処理 ) p6 免疫

プロトコール集 ( 研究用試薬 ) < 目次 > 免疫組織染色手順 ( 前処理なし ) p2 免疫組織染色手順 ( マイクロウェーブ前処理 ) p3 免疫組織染色手順 ( オートクレーブ前処理 ) p4 免疫組織染色手順 ( トリプシン前処理 ) p5 免疫組織染色手順 ( ギ酸処理 ) p6 免疫 < 目次 > 免疫組織染色手順 ( 前処理なし ) p2 免疫組織染色手順 ( マイクロウェーブ前処理 ) p3 免疫組織染色手順 ( オートクレーブ前処理 ) p4 免疫組織染色手順 ( トリプシン前処理 ) p5 免疫組織染色手順 ( ギ酸処理 ) p6 免疫組織染色手順 ( ギ酸処理後 マイクロウェーブまたはオートクレーブ処理 )p7 抗原ペプチドによる抗体吸収試験 p8 ウエスタン ブロッティング

More information

資料 イミダゾリジンチオン 測定 分析手法に関する検討結果報告書

資料 イミダゾリジンチオン 測定 分析手法に関する検討結果報告書 資料 1-2 2- イミダゾリジンチオン 測定 分析手法に関する検討結果報告書 目次 1. はじめに... 1 2. 文献調査... 1 3. 捕集及び分析条件... 2 4. 捕集効率... 2 5. クロマトグラム... 3 6. 検量線... 4 7. 検出下限及び定量下限... 4 8. 添加回収率 ( 通気試験 )... 5 9. 保存性... 5 10. まとめ... 5 11. 検討機関...

More information

分析化学講義資料 ( 容量分析 ) 林譲 (Lin, Rang) 容量分析概要容量分析法 (volumetric analysis) は滴定分析法 (titrimetric analysis) とも呼ばれている この方法は, フラスコ中の試料液の成分とビュレットに入れた濃度既知の標準液 (stand

分析化学講義資料 ( 容量分析 ) 林譲 (Lin, Rang) 容量分析概要容量分析法 (volumetric analysis) は滴定分析法 (titrimetric analysis) とも呼ばれている この方法は, フラスコ中の試料液の成分とビュレットに入れた濃度既知の標準液 (stand 分析化学講義資料 ( 容量分析 ) 林譲 (Lin, Rang) 容量分析概要容量分析法 (volumetric analysis) は滴定分析法 (titrimetric analysis) とも呼ばれている この方法は, フラスコ中の試料液の成分とビュレットに入れた濃度既知の標準液 (standard solution) を反応させ, 適当な方法によって終点 (end point) を検出し,

More information

酵素の性質を見るための最も簡単な実験です 1 酵素の基質特異性と反応特異性を調べるための実験 実験目的 様々な基質を用いて 未知の酵素の種類を調べる 酵素の基質特異性と反応特異性について理解を深める 実験準備 未知の酵素溶液 3 種類 酵素を緩衝液で約 10 倍に希釈してから使用すること 酵素溶液は

酵素の性質を見るための最も簡単な実験です 1 酵素の基質特異性と反応特異性を調べるための実験 実験目的 様々な基質を用いて 未知の酵素の種類を調べる 酵素の基質特異性と反応特異性について理解を深める 実験準備 未知の酵素溶液 3 種類 酵素を緩衝液で約 10 倍に希釈してから使用すること 酵素溶液は 酵素実験 Ⅰ パート 1 酵素の特徴を理解するための実験 高田教員担当 アシスタント SAI 風間 寺井 大西 杉原 正箱 三野 (TA) 実験上の注意事項 白衣を着用すること 待ち時間は休憩時間ではない 生化学の教科書および酵素利用学のテキスト( 受講者のみ ) を持参すること あらかじめ実験書を熟読し分からないところを調べておくこと 手順をよく読んで よく考えて実験を進めること 冒険心と探究心を持って取り組むこと

More information

1 次の問い ( 問 1~ 問 5) に答えよ (23 点 ) 問 1 次の単位変換のうち, 正しいもののみをすべて含む組み合わせは どれか マーク式解答欄 1 (a) 1.0 kg = mg (b) 1.0 dl = ml (c) 1.0 g/cm 3 = 1.

1 次の問い ( 問 1~ 問 5) に答えよ (23 点 ) 問 1 次の単位変換のうち, 正しいもののみをすべて含む組み合わせは どれか マーク式解答欄 1 (a) 1.0 kg = mg (b) 1.0 dl = ml (c) 1.0 g/cm 3 = 1. 問 1~ 問 25 の解答を, 指定された解答欄にマークせよ 必要があれば, 次の数値を用いよ 原子量 : H = 1.0, C = 12, N = 14, O = 16, Na = 23, S = 32, Cl = 35.5, Ca = 40, Cu = 64, Zn = 65 気体定数 :8.3 10 3 Pa L/(K mol) ファラデー定数 :9.65 10 4 C/mol セルシウス温度目盛りのゼロ点

More information

マカロニ類の日本農林規格 ( 適用の範囲 ) 第 1 条この規格は マカロニ類に適用する 全部改正 昭和 48 年 12 月 26 日農林省告示第 2633 号 改 正 昭和 52 年 6 月 23 日農林省告示第 613 号 改 正 平成 2 年 9 月 29 日農林水産省告示第 1225 号 改

マカロニ類の日本農林規格 ( 適用の範囲 ) 第 1 条この規格は マカロニ類に適用する 全部改正 昭和 48 年 12 月 26 日農林省告示第 2633 号 改 正 昭和 52 年 6 月 23 日農林省告示第 613 号 改 正 平成 2 年 9 月 29 日農林水産省告示第 1225 号 改 マカロニ類の日本農林規格 ( 適用の範囲 ) 第 1 条この規格は マカロニ類に適用する 全部改正 昭和 48 年 12 月 26 日農林省告示第 2633 号 改 正 昭和 52 年 6 月 23 日農林省告示第 613 号 改 正 平成 2 年 9 月 29 日農林水産省告示第 1225 号 改 正 平成 6 年 3 月 1 日農林水産省告示第 435 号 改 正 平成 6 年 12 月 26

More information

酒類総合研究所標準分析法 遊離型亜硫酸の分析方法の一部修正

酒類総合研究所標準分析法 遊離型亜硫酸の分析方法の一部修正 平成 26 年 1 月 31 日 酒類総合研究所標準分析法遊離型亜硫酸の分析方法の一部修正 通気蒸留 滴定法 (Rankin 法 ) で遊離型亜硫酸を分析する際の品温について 下記赤書きのように修正します 分析方法 9-16 亜硫酸一般には A) 通気蒸留 滴定法を用いるが 着色の少ない検体の総亜硫酸のみを測定する場合には B) 酵素法を用いてもよい A) 通気蒸留 滴定法 9-16-1 試薬 1)

More information

1.2 塩化物量測定方法 a) 試料は フレッシュコンクリート又はそのコンクリートからウェットスクリーニングによって分離したモルタルとし 1~3l 程度で測定対象のコンクリートから代表的な試料を採取するようにする なお 場合によっては付属の加圧ろ過器によってブリーディング水を採取したり フレッシュコ

1.2 塩化物量測定方法 a) 試料は フレッシュコンクリート又はそのコンクリートからウェットスクリーニングによって分離したモルタルとし 1~3l 程度で測定対象のコンクリートから代表的な試料を採取するようにする なお 場合によっては付属の加圧ろ過器によってブリーディング水を採取したり フレッシュコ 1 塩化物量 フレッシュコンクリート中の塩化物量測定方法は JASS5 T-502:2009 フレッシュコンクリート中の塩化物量の簡易試験方法 又はJIS A 1144:2001 フレッシュコンクリート中の水の塩化物イオン濃度試験方法 による なお JIS A 1144においてチオシアン酸水銀 (Ⅱ) 吸光光度法や電位差滴定法等が規定されており いずれも精度の高い試験方法であるが 主に試験室等で行う化学分析であり

More information

改訂履歴 登録 発行 年月日 文書番号 ( 改訂番号 ) 改訂内容 改訂理由 年月日 エンドトキシン簡便法 2 / 9 日本核医学会

改訂履歴 登録 発行 年月日 文書番号 ( 改訂番号 ) 改訂内容 改訂理由 年月日 エンドトキシン簡便法 2 / 9 日本核医学会 院内製造 PET 薬剤のための簡便なエンドトキシン試験法 ( エンドトキシン簡便法 ) エンドトキシン簡便法 1 / 9 日本核医学会 改訂履歴 登録 発行 年月日 文書番号 ( 改訂番号 ) 改訂内容 改訂理由 年月日 エンドトキシン簡便法 2 / 9 日本核医学会 目次 表紙... 1 改訂履歴... 2 目次... 3 院内製造 PET 薬剤のための簡便なエンドトキシン試験法 ( エンドトキシン簡便法

More information

(3) イオン交換水を 5,000rpm で 5 分間遠心分離し 上澄み液 50μL をバッキングフィルム上で 滴下 乾燥し 上澄み液バックグラウンドターゲットを作製した (4) イオン交換水に 標準土壌 (GBW:Tibet Soil) を既知量加え 十分混合し 土壌混合溶液を作製した (5) 土

(3) イオン交換水を 5,000rpm で 5 分間遠心分離し 上澄み液 50μL をバッキングフィルム上で 滴下 乾燥し 上澄み液バックグラウンドターゲットを作製した (4) イオン交換水に 標準土壌 (GBW:Tibet Soil) を既知量加え 十分混合し 土壌混合溶液を作製した (5) 土 混入固形物が溶液試料に及ぼす影響 ( 吸引ろ過法と遠心分離法の比較 ) 二ツ川章二 ) 伊藤じゅん ) 斉藤義弘 ) 2) 世良耕一郎 ) ( 社 ) 日本アイソトープ協会滝沢研究所 020-073 岩手県岩手郡滝沢村滝沢字留が森 348 2) 岩手医科大学サイクロトロンセンター 020-073 岩手県岩手郡滝沢村滝沢字留が森 348. はじめに PIXE 分析法は 簡単な試料調製法で 高感度に多元素同時分析ができるという特徴を有している

More information

ⅱ カフェイン カテキン混合溶液投与実験方法 1 マウスを茶抽出液 2g 3g 4g 相当分の3つの実験群と対照群にわける 各群のマウスは 6 匹ずつとし 合計 24 匹を使用 2 実験前 8 時間絶食させる 3 各マウスの血糖値の初期値を計測する 4 それぞれ茶抽出液 2g 3g 4g 分のカフェ

ⅱ カフェイン カテキン混合溶液投与実験方法 1 マウスを茶抽出液 2g 3g 4g 相当分の3つの実験群と対照群にわける 各群のマウスは 6 匹ずつとし 合計 24 匹を使用 2 実験前 8 時間絶食させる 3 各マウスの血糖値の初期値を計測する 4 それぞれ茶抽出液 2g 3g 4g 分のカフェ 第 26 回山崎賞 7 マウスにおける茶と血糖値変化の関係第 4 報 カフェイン カテキン混合溶液投与実験 静岡県立清水東高等学校理数科ネズミ班 2 年横道萌井鍋寛伸加藤夕利奈水野春花望月琴美 1. 実験の動機 目的血糖値の変化は私たちの健康と密接な関わりあいを持っている 近年では 糖の過剰摂取による慢性的な高血糖による糖尿病が社会問題になっている また 低血糖は目眩や昏睡を引き起こす 3 年前の先輩たちは血糖値の変化に着目し

More information

スライド 1

スライド 1 Lipocapsulater を用いた薬剤内包検討例 1 Lipocapsulater FD-S PE を用いた クルクミンのリポソーム内包化検討 2 Lipocapsulater FD-S PE を用いたクルクミンの内包化検討 クルクミン ウコンの黄色色素であり 抗炎症作用や抗酸化作用をもっており 健康食品としても利用されている脂溶性化合物 使用メーカー sigma-aldrich, C1386-10G

More information

酢酸エチルの合成

酢酸エチルの合成 化学実験レポート 酢酸エチルの合成 2008 年度前期 木曜 学部 学科 担当 : 先生 先生実験日 :200Y 年 M 月 DD 日天候 : 雨 室温 23 湿度 67% レポート提出 :200Y 年 M 月 DD 日共同実験者 : アルコールとカルボン酸を脱水縮合すると エステルが得られる エステルは分子を構成するアルキル基に依存した特有の芳香を持つ 本実験ではフィッシャー法によりエタノールと酢酸から酢酸エチルを合成した

More information

次亜塩素酸水

次亜塩素酸水 品目名 (p.5) 経緯及び改正の概要 (p.5) 現行の成分規格 使用基準 (p.5) 審議の対象食品安全委員会における食品健康影響評価結果 (p.11) 次亜塩素酸水次亜塩素酸水 本品は殺菌料の一種であり 塩酸又は食塩水を電解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液 わが国では平成 14 年 6 月に食品添加物として指定されており 使用基準及び成分規格が定められている 今回 製造技術の進歩等を踏まえ

More information

FdData理科3年

FdData理科3年 FdData 中間期末 : 中学理科 1 年 : 化学 [ 溶解度 飽和水溶液 ] [ 問題 ](2 学期期末 ) 以下の各問いに答えよ (1) 一定量の水にとける物質の量は水の何によって変化するか (2) 物質がそれ以上とけることのできない水溶液を何というか (3) 固体の物質を水にとかしたのち, 再び固体として取り出すことを何というか [ 解答 ](1) 温度 (2) 飽和水溶液 (3) 再結晶

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 植物 DA の抽出と増幅 1 背景 植物種子から DA 抽出する際 有機溶媒や酵素を用いた処理 遠心分離装置を使った操作など 煩雑で時間のかかる工程が用いられてきた カ技ネ術カの 検体採取 簡易 DA 抽出キット version2( 抽出キット ) と高速増幅用 DA Polymerase ( 増幅キット ) を組合わせる事で 遺伝子検査時間を短縮可能! 抽出キット * 抽出 DA を 増幅キット

More information

Taro-06 廃石膏ボードのリサイクル開発技術

Taro-06 廃石膏ボードのリサイクル開発技術 廃石膏ボードのリサイクル技術開発 廃石膏ボード中のフッ素溶出量の迅速評価法について 湧田裕子 宮城雄二 赤嶺公一 花城可英 廃石膏ボードを再利用する際にフッ素溶出量が土壌環境基準を超過することが懸念される そこで 現場で測定可能なフッ素溶出量の定量分析法を検討した 溶出試験については 温水で溶出することで従来法で 6 時間かかる溶出時間を 10 分程度に短縮できることが分かった フッ素の測定については

More information

1. 測定原理 弱酸性溶液中で 遊離塩素はジエチル p フェニレンジアミンと反応して赤紫色の色素を形成し これを光学的に測定します 本法は EPA330.5 および US Standard Methods 4500-Cl₂ G EN ISO7393 に準拠しています 2. アプリケーション サンプル

1. 測定原理 弱酸性溶液中で 遊離塩素はジエチル p フェニレンジアミンと反応して赤紫色の色素を形成し これを光学的に測定します 本法は EPA330.5 および US Standard Methods 4500-Cl₂ G EN ISO7393 に準拠しています 2. アプリケーション サンプル 00595 塩素 (DPD 法 ) 遊離塩素の測定 測定範囲 : 0.03~6.00mg/l Cl 2 結果は mmol/l 単位でも表示できます 2. ピペットで 5.0ml の試料を丸セルに取ります 3. 青のミクロスプーンで 1 回分の試薬 Cl 1 を加えて ねじぶたで閉じます 4. セルをよく振とうして 固体物を溶かします 5. 反応時間 :1 分間 6. 各セルをセルコンパートメントにセットし

More information

目次 1 事業で用いた分析法 実験方法 試料 試薬 ) ソルビン酸標準品 ) その他の試薬 装置及び器具 定量方法 ) 抽出 ) HPLC による測定 )

目次 1 事業で用いた分析法 実験方法 試料 試薬 ) ソルビン酸標準品 ) その他の試薬 装置及び器具 定量方法 ) 抽出 ) HPLC による測定 ) 平成 28 年度愛玩動物用飼料の分析法検討等委託事業に関する調査報告書 -(1) ソルビン酸の分析法のペットフードのスナック製品への適用を検討するための試験 - 1 目次 1 事業で用いた分析法... 3 2 実験方法... 3 2.1 試料... 3 2.2 試薬... 5 1) ソルビン酸標準品... 5 2) その他の試薬... 5 2.3 装置及び器具... 5 2.4 定量方法... 5

More information

研究報告58巻通し.indd

研究報告58巻通し.indd 25 高性能陰イオン分析カラム TSKgel SuperIC-Anion HR の特性とその応用 バイオサイエンス事業部開発部セパレーショングループ 佐藤真治多田芳光酒匂幸中谷茂 1. はじめにイオンクロマトグラフィー (IC) は 環境分析等の各種公定法に採用されている溶液試料中のイオン成分分析法であり 当社においてもハイスループット分析を特長とする高速イオンクロマトグラフィーシステム IC 2010

More information

表 1. HPLC/MS/MS MRM パラメータ 表 2. GC/MS/MS MRM パラメータ 表 1 に HPLC/MS/MS 法による MRM パラメータを示します 1 化合物に対し 定量用のトランジション 確認用のトランジションとコーン電圧を設定しています 表 2 には GC/MS/MS

表 1. HPLC/MS/MS MRM パラメータ 表 2. GC/MS/MS MRM パラメータ 表 1 に HPLC/MS/MS 法による MRM パラメータを示します 1 化合物に対し 定量用のトランジション 確認用のトランジションとコーン電圧を設定しています 表 2 には GC/MS/MS ACQUITY UPLC TM /MS/MS と GC/MS/MS によるベビーフード中の残留農薬の分析 No. 720007 20001436J 概要 EU の Baby Food Directive 2003/13/EC 1) では ベビーフード中の使用が禁止されている残留農薬について明示しています その濃度が 0.003mg/kg を超えているのか あるいは 0.004-0.008mg/kg

More information

品目 1 四アルキル鉛及びこれを含有する製剤 (1) 酸化隔離法多量の次亜塩素酸塩水溶液を加えて分解させたのち 消石灰 ソーダ灰等を加えて処理し 沈殿濾過し更にセメントを加えて固化し 溶出試験を行い 溶出量が判定基準以下であることを確認して埋立処分する (2) 燃焼隔離法アフターバーナー及びスクラバ

品目 1 四アルキル鉛及びこれを含有する製剤 (1) 酸化隔離法多量の次亜塩素酸塩水溶液を加えて分解させたのち 消石灰 ソーダ灰等を加えて処理し 沈殿濾過し更にセメントを加えて固化し 溶出試験を行い 溶出量が判定基準以下であることを確認して埋立処分する (2) 燃焼隔離法アフターバーナー及びスクラバ 品目 1 四アルキル鉛及びこれを含有する製剤 (1) 酸化隔離法多量の次亜塩素酸塩水溶液を加えて分解させたのち 消石灰 ソーダ灰等を加えて処理し 沈殿濾過し更にセメントを加えて固化し 溶出試験を行い 溶出量が判定基準以下であることを確認して埋立処分する (2) 燃焼隔離法アフターバーナー及びスクラバー ( 洗浄液にアルカリ液 ) を具備した焼却炉の火室へ噴霧し焼却する 洗浄液に消石灰ソーダ灰等の水溶液を加えて処理し

More information

< イオン 電離練習問題 > No. 1 次のイオンの名称を書きなさい (1) H + ( ) (2) Na + ( ) (3) K + ( ) (4) Mg 2+ ( ) (5) Cu 2+ ( ) (6) Zn 2+ ( ) (7) NH4 + ( ) (8) Cl - ( ) (9) OH -

< イオン 電離練習問題 > No. 1 次のイオンの名称を書きなさい (1) H + ( ) (2) Na + ( ) (3) K + ( ) (4) Mg 2+ ( ) (5) Cu 2+ ( ) (6) Zn 2+ ( ) (7) NH4 + ( ) (8) Cl - ( ) (9) OH - < イオン 電離練習問題 > No. 1 次のイオンの名称を書きなさい (1) + (2) Na + (3) K + (4) Mg 2+ (5) Cu 2+ (6) Zn 2+ (7) N4 + (8) Cl - (9) - (10) SO4 2- (11) NO3 - (12) CO3 2- 次の文中の ( ) に当てはまる語句を 下の選択肢から選んで書きなさい 物質の原子は (1 ) を失ったり

More information

食品中のシュウ酸定量分析の検討

食品中のシュウ酸定量分析の検討 群馬県立産業技術センター研究報告 ( 2013) 食品中のシュウ酸定量分析の検討 関口昭博 吉野功 Exaation for the deteration of oxalic acid contents in foods Akihiro SEKIGUCHI, Isao YOSHINO 食品中のシュウ酸の定量を目的に GC 法と HPLC 法を検討した 標準試料について検量線を作成したところ いずれの方法でも高い直線性を示した

More information

7 結果 1 酸度 糖度の調査各品種の酸度 糖度及び糖酸比 ( 糖度 / 酸度 ) を表 1に示す では 5 品種を測定した 糖度では ヌートカ が最も高い 13.00% 黒 ( 冷凍試料 が最も低い 10.20% を示した 一方酸度は スキーナ が最も高い 1.92% 黒 が最も低い 0.99%

7 結果 1 酸度 糖度の調査各品種の酸度 糖度及び糖酸比 ( 糖度 / 酸度 ) を表 1に示す では 5 品種を測定した 糖度では ヌートカ が最も高い 13.00% 黒 ( 冷凍試料 が最も低い 10.20% を示した 一方酸度は スキーナ が最も高い 1.92% 黒 が最も低い 0.99% 1 試験分類 顔の見える農業 推進対策試験 2 課題名小果樹の特性調査 ( 糖酸比に着目した果実品質調査 ) 3 実施期間継続 ( 平成 18 年度 ~ ) 4 担当地産地消推進係 5 概要ブルーベリー などの小果樹類の糖度 酸度を測定し品種による糖と酸のバランス ( 糖酸比 ) を調査した また 糖酸比と食味の結果を比較し 甘さと酸っぱさが調和しておいしい 酸味が強すぎる などと感じる糖度と酸度の関係を調査した

More information

A6/25 アンモニウム ( インドフェノールブルー法 ) 測定範囲 : 0.20~8.00 mg/l NH 4-N 0.26~10.30 mg/l NH ~8.00 mg/l NH 3-N 0.24~9.73 mg/l NH 3 結果は mmol/l 単位でも表示できます 1. 試料の

A6/25 アンモニウム ( インドフェノールブルー法 ) 測定範囲 : 0.20~8.00 mg/l NH 4-N 0.26~10.30 mg/l NH ~8.00 mg/l NH 3-N 0.24~9.73 mg/l NH 3 結果は mmol/l 単位でも表示できます 1. 試料の A6/25 アンモニウム ( インドフェノールブルー法 ) 測定範囲 : 0.20~8.00 mg/l NH 4-N 0.26~10.30 mg/l NH 4 0.20~8.00 mg/l NH 3-N 0.24~9.73 mg/l NH 3 2. ピペットで 1.0ml の試料を反応セルに取り ねじぶたで閉じて攪拌します 3. 青の計量キャップで 1 回分の試薬 NH 4-1K を加えて ねじぶたでセルを閉じます

More information

水分 0.5% 以下であること 同左 灰分 0.03% 以下であること 同左 着色度 0.05 以下であること 0.10 以下であること 質濁度 0.03 以下であること 0.06 以下であること 原 材 料 でん粉以外のものを使用していない 同左 こと 添加物使用していないこと 同左 内容量表示重

水分 0.5% 以下であること 同左 灰分 0.03% 以下であること 同左 着色度 0.05 以下であること 0.10 以下であること 質濁度 0.03 以下であること 0.06 以下であること 原 材 料 でん粉以外のものを使用していない 同左 こと 添加物使用していないこと 同左 内容量表示重 ぶどう糖の日本農林規格 制 定 平成 2 年 10 月 30 日農林水産省告示第 1412 号 改 正 平成 6 年 3 月 1 日農林水産省告示第 435 号 改 正 平成 6 年 12 月 26 日農林水産省告示第 1741 号 改 正 平成 9 年 9 月 3 日農林水産省告示第 1381 号 改 正 平成 15 年 5 月 6 日農林水産省告示第 735 号 改 正 平成 16 年 7 月

More information

<連載講座>アルマイト従事者のためのやさしい化学(XVII)--まとめと問題 (1)

<連載講座>アルマイト従事者のためのやさしい化学(XVII)--まとめと問題 (1) アルマイト従事者のためのやさしい化学 (ⅩⅦ) - まとめと問題 1- 野口駿雄 Ⅰ. はじめに前号までに化学の基礎 アルミニウム表面処理に使用されている前処理液 ( 特にアルカリ溶液 ) 及び硫酸電解液や蓚酸電解液の分析方法について その手順を 使用する分析用器具を図示し また簡単な使用方法を付け加えながら示し 初心者でもその図を見ながら順を追って操作を行えば それぞれの分析が出来るように心がけ

More information

東京都健康安全研究センター研究年報

東京都健康安全研究センター研究年報 東京健安研セ年報 Ann. Rep. Tokyo Metr. Inst.P.H., 56, 271-276, 2005 遊泳用プール水中の二酸化塩素, 亜塩素酸イオン及び残留塩素測定用 携帯型水質計の評価 有賀孝成 *, 川本厚子 *, 押田裕子 *, 青山照江 *, 永山敏廣 * Evaluation of Portable Water Quality Meter for Determination

More information

ISOSPIN Blood & Plasma DNA

ISOSPIN Blood & Plasma DNA 血液 血清 血しょうからの DNA 抽出キット ISOSPIN Blood & Plasma DNA マニュアル ( 第 2 版 ) Code No. 312-08131 NIPPON GENE CO., LTD. I 製品説明 ISOSPIN Blood & Plasma DNA( アイソスピンブラッド & プラズマ DNA) は 血液 血清 血しょうから DNAを抽出するためのキットです 本キットは

More information

4. 方法今回の実験にはトウモロコシを用い 糖度と見た目の腐敗度合いの 2 つを鮮度とした 糖度は 減少の幅が小さいほど鮮度が大きいとする 見た目の腐敗の度合いは カビの生え方 痛み方などから判断した 保存中のトウモロコシの粒を採取し その搾出液の糖度を測定する 1 回目の実験 まず トウモロコシを

4. 方法今回の実験にはトウモロコシを用い 糖度と見た目の腐敗度合いの 2 つを鮮度とした 糖度は 減少の幅が小さいほど鮮度が大きいとする 見た目の腐敗の度合いは カビの生え方 痛み方などから判断した 保存中のトウモロコシの粒を採取し その搾出液の糖度を測定する 1 回目の実験 まず トウモロコシを 野菜の鮮度測定方法の開発および鮮度保持方法の研究 石川県立金沢泉丘高等学校 小田郁久美山口洵常田知希中田健誠 1. 要旨 概要現在 家庭での食料の保存には冷蔵庫を用いるのが一般的である しかし より良い状態で食料の鮮度を保持できる新たな方法があるのではないかと考え 従来の方法を検証するとともに 野菜の鮮度を保持する方法についてより詳しく研究することにした よって本研究の目的は 野菜の鮮度をより長い期間保持する方法を見つけることである

More information

食安監発第 号 食安基発第 号 平成 19 年 11 月 13 日 各検疫所長殿 医薬食品局食品安全部監視安全課長基準審査課長 ( 公印省略 ) 割りばしに係る監視指導について 割りばしに残留する防かび剤等の監視指導については 平成 19 年 3 月 23 日付け食安

食安監発第 号 食安基発第 号 平成 19 年 11 月 13 日 各検疫所長殿 医薬食品局食品安全部監視安全課長基準審査課長 ( 公印省略 ) 割りばしに係る監視指導について 割りばしに残留する防かび剤等の監視指導については 平成 19 年 3 月 23 日付け食安 食安監発第 1113002 号 食安基発第 1113002 号 平成 19 年 11 月 13 日 各検疫所長殿 医薬食品局食品安全部監視安全課長基準審査課長 ( 公印省略 ) 割りばしに係る監視指導について 割りばしに残留する防かび剤等の監視指導については 平成 19 年 3 月 23 日付け食安発第 0323001 号 平成 19 年度輸入食品監視指導計画の策定について に基づき 平成 19 年

More information

Microsoft PowerPoint - H25環境研修所(精度管理)貴田(藤森修正)

Microsoft PowerPoint - H25環境研修所(精度管理)貴田(藤森修正) 測定技術における課題 1 元素の機器分析 藤森 英治 ( 環境調査研修所 ) 1 まとめと課題 5 ろ液の保存 改正告示法では 溶出液の保存方法は規定していない 測定方法は基本的に JISK0102 工場排水試験法を引用する場合が多く 溶出液の保存についてはそれに準ずる 今回の共同分析では 溶出液の保存について指示していなかった そのため 六価クロムのブラインド標準では六価クロムが三価クロムに一部還元される現象がみられた

More information

醸造酢の全窒素分測定方法 ( ケルダール法 塩入奥田式蒸留 ) 手順書 1. 適用範囲 この方法は日本農林規格に定める醸造酢に適用する 2. 測定方法の概要 試料をケルダールフラスコに取り 電熱式分解台で分解した後 アンモニアを塩入 奥 田式蒸留装置等で水蒸気蒸留しビュレットを用いて滴定する 3.

醸造酢の全窒素分測定方法 ( ケルダール法 塩入奥田式蒸留 ) 手順書 1. 適用範囲 この方法は日本農林規格に定める醸造酢に適用する 2. 測定方法の概要 試料をケルダールフラスコに取り 電熱式分解台で分解した後 アンモニアを塩入 奥 田式蒸留装置等で水蒸気蒸留しビュレットを用いて滴定する 3. 醸造酢の全窒素分 ( ケルダール法 ) 測定手順書 ページ 塩入奥田式蒸留 1 自動蒸留 9 共同試験結果 16 醸造酢の全窒素分測定方法 ( ケルダール法 塩入奥田式蒸留 ) 手順書 1. 適用範囲 この方法は日本農林規格に定める醸造酢に適用する 2. 測定方法の概要 試料をケルダールフラスコに取り 電熱式分解台で分解した後 アンモニアを塩入 奥 田式蒸留装置等で水蒸気蒸留しビュレットを用いて滴定する

More information

Cytotoxicity LDH Assay Kit-WST

Cytotoxicity LDH Assay Kit-WST ytotoxicity L ssay Kit-WST はじめに 本説明書は ytotoxicity L ssay Kit-WST を用いた抗体依存性細胞傷害測定用 (ntibody-dependent cellmediated cytotoxicity: ) です 本製品のキット内容や Working Solution の調製方法に関して 製品添付の取扱い説明書も合わせてご覧ください 正確な測定のために

More information

<526F D E838B8E5F B E838A815B836A F95AA90CD95F18D908F91666F726D61742E786C7378>

<526F D E838B8E5F B E838A815B836A F95AA90CD95F18D908F91666F726D61742E786C7378> 株式会社 ** 御中報告書 : Report No.A18xxxxxxxxxx 2118510 川崎市幸区新小倉 11 GC/MS 分析結果報告書 Result on GC/MS Analysis 形状 マットご依頼元で小片化したもの 緑色 サンプル外観 photo 使用装置 Equipment 熱抽出 / 加熱脱離 カ スクロマトク ラフ / 質量分析法 IEC623218:2017 に準拠 Py/TD

More information

留意点 指導面 物質量について物質を扱うとき, 体積や質量で表すことが多い しかし, 化学変化は, 物質の構成粒子が切り離されたり, 結合したりすることによっておこるため, 粒子の個数で表した方が都合がよい 一方, 物質の構成粒子は非常に小さく,1 個ずつ数えることはできない また, 私たちが日常取

留意点 指導面 物質量について物質を扱うとき, 体積や質量で表すことが多い しかし, 化学変化は, 物質の構成粒子が切り離されたり, 結合したりすることによっておこるため, 粒子の個数で表した方が都合がよい 一方, 物質の構成粒子は非常に小さく,1 個ずつ数えることはできない また, 私たちが日常取 15 米 6,000 粒 ~ アボガドロ数を実感する ~ 難易度教材の入手日数準備時間実施時間 1 日 1 時間 50 分 目的と内容 物質量と粒子数, 質量, 気体の体積との関係につい て理解すること がこの単元の主なねらいである また, 粒子の数に基づく量の表し方である物質量の 概念を導入し, 物質量と質量, 気体の体積との関係につ いて理解させること がねらいである ここでは, 米など小さな粒子を数えることで,6.02

More information

カールフィッシャー法と濃度計算問題

カールフィッシャー法と濃度計算問題 酸化還元滴定の応用例 カールフィッシャー法 (Karl Fischer s method) 微量の水分を滴定で求める方法 試料を無水メタノールなどと振って水を抽出し これをカールフィッシャー試薬で滴定する カールフィッシャー試薬は ヨウ素 二酸化イオウ ピリジンを 1:3:10( モル比 ) の割合にメタノールに溶かしたもの 水の存在によってヨウ素が二酸化イオウによって定量的に還元され この両者がピリジンと化合して明るい黄色に変わる

More information

7 3. 単元の指導計画 (7 時間扱い ) 時 学習内容 授業のねらい 物質の溶解と水溶液の均一性 コーヒーシュガーが水に溶ける様子を観察し, 色の様子からコーヒーシュガーの拡散と水溶液の均一性を理解する ( 観 実 ) コーヒーシュガーと食塩の溶解 物質の溶解と水溶液の均一性 2 物質が目に見え

7 3. 単元の指導計画 (7 時間扱い ) 時 学習内容 授業のねらい 物質の溶解と水溶液の均一性 コーヒーシュガーが水に溶ける様子を観察し, 色の様子からコーヒーシュガーの拡散と水溶液の均一性を理解する ( 観 実 ) コーヒーシュガーと食塩の溶解 物質の溶解と水溶液の均一性 2 物質が目に見え 系統性の視点第 学年理科学習指導案 日時 : 平成 26 年 月 0 日 ( 月 ) 場所 : 軽米町立軽米中学校理科室学級 : 年 C 組 ( 男子 8 名, 女 5 名 ) 指導者 : 嶋正壽. 単元の目標及び指導について 単元名 単元の目標 水溶液の性質 物質が水に溶ける様子の観察を行い, 結果を分析して解釈し, 水溶液では溶質が均一に分散していることを見いださせ, 粒子のモデルと関連付けて理解させる

More information

留意点 指導面 酸化剤または還元剤の標準液を用いて, 還元剤または酸化剤の水溶液の濃度を滴定によって求める操作を酸化還元滴定という 使用する器具や操作方法は中和滴定と同じである 代表的な酸化剤である過マンガン酸カリウム水溶液は過マンガン酸イオンMnO 4- の紫色であるが, 還元されると希薄水溶液中

留意点 指導面 酸化剤または還元剤の標準液を用いて, 還元剤または酸化剤の水溶液の濃度を滴定によって求める操作を酸化還元滴定という 使用する器具や操作方法は中和滴定と同じである 代表的な酸化剤である過マンガン酸カリウム水溶液は過マンガン酸イオンMnO 4- の紫色であるが, 還元されると希薄水溶液中 20 サプリメントに含まれるビタミン C 量を調べる ~ 酸化還元滴定 ~ 難易度教材の入手日数準備時間実施時間 1 ヶ月 2 時間 50 分 目的と内容 物質量の概念を導入し, 反応に関与する物質の量的関係について, 観 察, 実験を行い, 化学反応における物質の変化と量的関係を化学反応式で 表すことができることを理解させること がこの単元の主なねらいである また, 酸化還元反応が電子の授受によって説明できることや,

More information

<4D F736F F D C8ADC974C95A882A982E78CF897A682E682AD939C82F08EE682E88F6F82B795FB964082F E9>

<4D F736F F D C8ADC974C95A882A982E78CF897A682E682AD939C82F08EE682E88F6F82B795FB964082F E9> 31132 糖含有物から効率よく糖を取り出す方法を探る 要旨近年問題となっているエネルギー問題においてバイオエタノールは新エネルギーの 1つとして注目されている しかし原料はトウモロコシやサトウキビといった穀物が中心であり 世界的に食料として食べられているものを使うため 食料不足につながりかねない そこでここでは木材を使ったバイオエタノールの生成について考える バイオエタノールの生成には単糖類のグルコースやそれによる多糖類を取り出すことが必要となる

More information

本手順書は, 消費者庁衛新 13 号 栄養表示基準における栄養成分等の分析方法等について ( 通知法 ) にもとづいた 塩試料を分析するための操作手順である. 塩の性質を考慮し, 通知法を一 部変更している. << 目次 >> 1. たんぱく質 1 2. 脂質 3 3. 炭水化物 5 4. 熱量 7

本手順書は, 消費者庁衛新 13 号 栄養表示基準における栄養成分等の分析方法等について ( 通知法 ) にもとづいた 塩試料を分析するための操作手順である. 塩の性質を考慮し, 通知法を一 部変更している. << 目次 >> 1. たんぱく質 1 2. 脂質 3 3. 炭水化物 5 4. 熱量 7 栄養表示基準における 栄養成分の分析方法 塩試料における操作手順書 公益財団法人塩事業センター海水総合研究所 2016 年 5 月 1 本手順書は, 消費者庁衛新 13 号 栄養表示基準における栄養成分等の分析方法等について ( 通知法 ) にもとづいた 塩試料を分析するための操作手順である. 塩の性質を考慮し, 通知法を一 部変更している. > 1. たんぱく質 1 2. 脂質 3

More information

化学 1( 応用生物 生命健康科 現代教育学部 ) ( 解答番号 1 ~ 29 ) Ⅰ 化学結合に関する ⑴~⑶ の文章を読み, 下の問い ( 問 1~5) に答えよ ⑴ 塩化ナトリウム中では, ナトリウムイオン Na + と塩化物イオン Cl - が静電気的な引力で結び ついている このような陽イ

化学 1( 応用生物 生命健康科 現代教育学部 ) ( 解答番号 1 ~ 29 ) Ⅰ 化学結合に関する ⑴~⑶ の文章を読み, 下の問い ( 問 1~5) に答えよ ⑴ 塩化ナトリウム中では, ナトリウムイオン Na + と塩化物イオン Cl - が静電気的な引力で結び ついている このような陽イ 化学 1( 応用生物 生命健康科 現代教育学部 ) ( 解答番号 1 ~ 29 ) Ⅰ 化学結合に関する ⑴~⑶ の文章を読み, 下の問い ( 問 1~5) に答えよ ⑴ 塩化ナトリウム中では, ナトリウムイオン Na + と塩化物イオン Cl - が静電気的な引力で結び ついている このような陽イオンと陰イオンの静電気的な引力による結合を 1 1 という ⑵ 2 個の水素原子は, それぞれ1 個の価電子を出し合い,

More information

DNA/RNA調製法 実験ガイド

DNA/RNA調製法 実験ガイド DNA/RNA 調製法実験ガイド PCR の鋳型となる DNA を調製するにはいくつかの方法があり 検体の種類や実験目的に応じて適切な方法を選択します この文書では これらの方法について実際の操作方法を具体的に解説します また RNA 調製の際の注意事項や RNA 調製用のキット等をご紹介します - 目次 - 1 実験に必要なもの 2 コロニーからの DNA 調製 3 増菌培養液からの DNA 調製

More information

ミリモル毎リットル mmol/l マイクロジーメンス毎センチメートル µs/cm 度 ( 角度 ) 5. 質量百分率を示すには % の記号を用いる 液体又は気体 100mL 中の物質量 (g) を示すには w/v% の記号を用いる 物質 100g 中の物質量 (ml) を示すには v/w% の記号を

ミリモル毎リットル mmol/l マイクロジーメンス毎センチメートル µs/cm 度 ( 角度 ) 5. 質量百分率を示すには % の記号を用いる 液体又は気体 100mL 中の物質量 (g) を示すには w/v% の記号を用いる 物質 100g 中の物質量 (ml) を示すには v/w% の記号を A 通則 1. 添加物の適否は 別に規定するもののほか 通則 一般試験法 成分規格 保存基準各条等の規定によって判定する ただし 性状の項目の固体の形状は 参考に供するもので 適否の判定基準を示すものではない 2. 物質名の前後に を付けたものは 成分規格 保存基準各条に規定する添加物を示す ただし 成分規格 保存基準各条の表題 製造基準及び使用基準ではこれを付けない 3. 物質名の次に ( ) で分子式又は組成式を付けたものは

More information

Xamテスト作成用テンプレート

Xamテスト作成用テンプレート 気体の性質 1 1990 年度本試験化学第 2 問 問 1 次の問い (a b) に答えよ a 一定質量の理想気体の温度を T 1 [K] または T 2 [K] に保ったまま, 圧力 P を変える このときの気体の体積 V[L] と圧力 P[atm] との関係を表すグラフとして, 最も適当なものを, 次の1~6のうちから一つ選べ ただし,T 1 >T 2 とする b 理想気体 1mol がある 圧力を

More information

Microsoft Word - VBA基礎(2).docx

Microsoft Word - VBA基礎(2).docx 変数 test1 を実行してみてください 結果はメッセージボックスに 100 と表示されるはずです Sub test1() a = 10 このプルグラムでは a という文字がつかわれています MsgBox の機能はこの命令に続くものを画面に表示することで MsgBox a * a す つまり a*a を表示しています プログラムでは * は掛け算を意味しますの で画面に 100 が表示されたということは

More information

VitaFast○R

VitaFast○R VitaFast ビオチン ( ビタミン B7) キット取扱説明書 メーカーコード P1003 アヅマックスコード 1273P (141010-110414) ( 抄訳版 : 必ず原文をご確認ください 万一 本書が原文と異なる場合 原文を正とします なお 仕様 価格は予告なく変更される場合があります ) 概要本品は 食物 飼料 医薬品中のビオチン総量 ( 強化および天然のビオチン ) を微生物学的に定量するマイクロプレートタイプのキットです

More information

nsg01-04/ky191063169900010781

nsg01-04/ky191063169900010781 β α β β α α β β β β β Ω Ω β β β β β α β δ β β β β A A β β β β 図 1 膵島内 β 細胞の電気的活動と膵島細胞内 Ca 2+ 濃度の変動. A は膵島内の β 細胞に微小電極 (300MΩ) を刺入して得た細胞内記録である. 実験中の細胞外灌流液は 36 に保たれた Krebs-Ringer-bicarbonate 溶液 (135mM Na

More information