運用手引書

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1 FUJITSU Software Interstage List Works V 運用手引書 Windows/Solaris B1WD Z0(00) 2013 年 7 月

2 はじめに 本書は List Works の 運用手引書 です List Works の概要 帳票の保管活用 サーバの運用に必要な知識について 説明しています List Works のマニュアルの体系 関連マニュアル マニュアルの読み方 商標 説明 表記上の約束については マニュアル体系と読み方 を参照してください Windows 版の帳票印刷配信機能については あわせて 帳票印刷配信手引書 を参照してください 本書の構成第 1 部概要編第 1 章 List Worksの概要 List Worksとは何か 帳票保管活用機能を運用するために必要となる基本的な知識について説明しています 第 2 章帳票保管活用機能の運用 List Worksを利用して どのような帳票保管活用機能の運用ができるのか 概要を説明しています 第 3 章帳票保管活用機能のシステム構成パターン扱う帳票や回線形態別に 帳票保管活用機能のシステム構成パターンを説明しています 第 2 部運用準備編第 4 章現状業務の調査と運用設計 List Worksを導入するために必要な 現状業務の調査と運用方法の設計について説明しています 第 5 章印刷資源の準備 List Worksで帳票を扱うために必要な印刷資源の準備について 扱う帳票ごとに説明しています 第 6 章印刷データの準備 List Worksで帳票を扱うために必要な準備について 扱う帳票ごとに説明しています 付録付録 A 帳票保管活用機能における機能比較帳票保管活用機能の機能比較を エディション別 オペレーティングシステム別 クライアント別に説明しています 付録 B NetCOBOL/MeFt 帳票およびList Creator 帳票を扱う場合の機能サポート範囲 NetCOBOL/MeFt 帳票およびList Creator 帳票を扱う場合の機能サポート範囲について説明しています 付録 C 富士通ホスト帳票で扱う印刷データのサポート範囲と印刷属性富士通ホスト帳票の印刷データのサポート範囲と印刷属性について説明しています 付録 D 富士通ホスト帳票の出力結果とList Works 帳票の出力結果との関係富士通ホスト帳票の出力結果とList Worksの出力結果との関係について説明しています 付録 E LISTVIEW またはListWORKS 互換用の運用設定 <Solaris 版のみ > 配信連携定義やユーザ登録コマンドによる登録について説明しています 付録 F ファイリングラベル編集出口 <Solaris 版のみ > Solaris 版でのファイリングラベル編集出口について説明しています 付録 G 帳票保管活用機能における推奨値と限界値帳票保管活用機能を使用してList Worksの帳票を問題なく運用するための 推奨値と限界値について説明しています - i -

3 付録 H 運用における文字の準備と制限事項 List Works を運用するための文字の準備と制限事項について説明しています 付録 I List Works クライアント /Web クライアントを Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 Windows Vista または Internet Explorer 上で使用する場合 List Works クライアント /Web クライアントを Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 Windows Vista または Internet Explorer 上で使用する場合の注意事項について説明しています 付録 J 設定が必要なアクセス権 保管フォルダ および 保管フォルダ内の帳票の操作に必要なアクセス権について説明します 付録 K オーバレイ名の仕様 List Works で扱う帳票種のオーバレイ名の仕様について説明しています 付録 L 帳票保管活用機能の IPv6 対応 帳票保管活用機能における IPv6 アドレスの使用範囲および留意事項について 説明します 付録 M 帳票ごとに外字を切り替える運用 <Windows 版のみ > 帳票ごとに外字を切り替える運用の概要や手順について 説明します Microsoft Corporation のガイドラインに従って画面写真を使用しています Copyright FUJITSU LIMITED - ii -

4 目次 第 1 部概要編...1 第 1 章 List Works の概要 List Works とは List Works の製品構成 帳票保管活用機能とは List Works による帳票保管活用 帳票保管活用機能の導入による効果 帳票保管活用機能の業務への適用 帳票保管活用機能の主な機能 帳票保管活用機能のしくみ 帳票保管活用機能のシステム構成 帳票保管活用機能のコンポーネント 帳票保管活用機能の運用形態 帳票保管活用機能のサービス 帳票保管活用機能のフォルダ 帳票保管活用機能の帳票と資源 印刷データ オーバレイ 外字 FCB/LPCI < 富士通ホスト帳票のみ > その他の資源 帳票情報 帳票の PDF 変換...32 第 2 章帳票保管活用機能の運用 帳票の登録 帳票の登録 帳票の振り分け 帳票の仕分け <EE のみ > 登録通知の自動メール配信 <Windows 版のみ > 帳票の管理 帳票の保管 帳票のファイリング オーバレイの履歴管理 Charset Manager との連携 <Windows 版のみ > 帳票の活用 クライアントで帳票を参照 帳票の印刷 帳票の登録時自動 FAX 配信 <Windows 版のみ > 帳票の登録時自動 PDF メール配信 帳票の登録時自動 PDF 帳票作成 帳票の PDF 一括変換 帳票の配付 Web 連携 抜き出し検索 システムの運用 クラスタシステムでの運用 <EE のみ > マルチプロセス運用 <EE のみ > フォルダの共有運用 <EE のみ > セキュリティ ユーザ認証 保管フォルダのアクセス権 受信フォルダのアクセス権 印刷フォルダのアクセス権 iii -

5 2.5.5 帳票のアクセス権 機能の利用制限による保護 エリア ID による保護 暗証番号による保護 ID 印刷による保護 操作ログ / 実行履歴の改ざん有無の確認 Web 連携によるセキュリティ 運用の管理 ログ情報による運用管理 第 3 章帳票保管活用機能のシステム構成パターン 帳票別システム構成基本パターン 一般アプリ帳票を扱う場合 <Windows 版のみ > NetCOBOL/MeFt 帳票を扱う場合 List Creator 帳票を扱う場合 富士通ホスト帳票を扱う場合 IBM ビジネスサーバ帳票を扱う場合 <Windows 版のみ > 回線形態別システム構成パターン 一般アプリ帳票 NetCOBOL/MeFt 帳票 および List Creator 帳票を扱う場合 富士通ホスト帳票を扱う場合 第 2 部運用準備編 第 4 章現状業務の調査と運用設計 現状業務の調査 運用している帳票の種類の調査 帳票の運用状況の調査 帳票の利用状況の調査 運用設計 List Works に登録する帳票の決定 検索を考慮した帳票の設計 帳票を登録するための運用形態の決定 印刷資源の設計 帳票を活用するための運用形態の決定 回線形態の決定 帳票の管理方法の設計 帳票情報の設計 帳票の振り分け設計 帳票の仕分け設計 <EE のみ > 帳票のファイリングの設計 登録通知の自動メール配信の設計 <Windows 版のみ > 帳票の登録時自動 PDF メール配信の設計 帳票の登録時自動 FAX 配信の設計 <Windows 版のみ > マルチプロセス運用の設計 <EE のみ > フォルダの共有運用の設計 <EE のみ > クラスタシステム運用の設計 <EE のみ > リモート印刷用のプリンタの決定 List Works のバックアップについて システムの見積もり メモリ量の目安 システムに必要なディスク容量 帳票の登録およびファイリングに必要な作業ディスク容量 保管フォルダの資源のディスク容量 オーバレイ / 帳票項目の設定に必要なファイルのディスク容量 第 5 章印刷資源の準備 一般アプリ帳票を扱う場合 <Windows 版のみ > オーバレイの準備 iv -

6 5.1.2 外字の準備 NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票を扱う場合 オーバレイの準備 外字の準備 富士通ホスト帳票を扱う場合 オーバレイの準備 外字の準備 FCB/LPCI の準備 IBM ビジネスサーバ帳票を扱う場合 <Windows 版のみ > 第 6 章印刷データの準備 一般アプリ帳票を扱う場合 <Windows 版のみ > 帳票情報の設定 管理情報定義ファイルの準備 NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票を扱う場合 帳票情報の設定 電子帳票情報ファイルの準備 NetCOBOL/MeFt と連携する場合の準備 フォント名対応ファイルの設定 <Solaris 版のみ > 富士通ホスト帳票を扱う場合 帳票情報の設定 帳票情報を連携する場合の準備 印刷データの登録 < ファイル転送運用のみ > IBM ビジネスサーバ帳票を扱う場合 <Windows 版のみ > 付録 A 帳票保管活用機能における機能比較 A.1 List Works EE と List Works SE の機能比較 A.2 List Works クライアントと Web クライアントの機能比較 A.2.1 Windows 版の場合 A.2.2 Solaris 版の場合 付録 B NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票を扱う場合の機能サポート範囲 B.1 NetCOBOL の機能サポート範囲 B.1.1 ページ属性に関する機能 B.1.2 文字属性に関する機能 B.2 帳票定義体のサポート範囲 B.2.1 管理情報 B.2.2 項目形式 B.2.3 項目属性 B.2.4 罫線 B.2.5 網掛け B.3 文字コードごとのサポート文字種 <Solaris 版 > 付録 C 富士通ホスト帳票で扱う印刷データのサポート範囲と印刷属性 C.1 印刷データのサポート範囲 C.1.1 文字制御コード C.1.2 印刷制御レコード C.1.3 文字の扱いについて C.2 印刷属性 C.2.1 ライタの定義情報 C.2.2 デマンド印刷 C.2.3 バッチ印刷 C.2.4 印刷制御レコード C.2.5 印刷属性の優先順位 C.3 帳票ビューアについて <Windows 版のみ > 付録 D 富士通ホスト帳票の出力結果と List Works 帳票の出力結果との関係 D.1 富士通ホスト帳票の出力結果と List Works 帳票の出力結果との関係 v -

7 付録 E LISTVIEW または ListWORKS 互換用の運用設定 <Solaris 版のみ > E.1 配信連携定義による登録 E.1.1 配信連携マスタファイルの登録 E.1.2 配信連携定義ファイルの登録 E.1.3 配信連携定義による印刷データの登録について E.2 ユーザ出口コマンドによる登録 付録 F ファイリングラベル編集出口 <Solaris 版のみ > F.1 ファイリングラベル編集出口 付録 G 帳票保管活用機能における推奨値と限界値 G.1 フォルダ数と帳票数の推奨値と限界値 付録 H 運用における文字の準備と制限事項 H.1 ベンダ固有文字を使用する場合の準備 H.1.1 Windows 版の場合 H.1.2 Solaris 版の場合 H.2 使用できない文字 付録 I List Works クライアント /Web クライアントを Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 Windows Vista または Internet Explorer 上で使用する場合 I.1 Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 または Windows Vista を利用する場合 I.1.1 UAC(User Account Control) について I.1.2 Windows ファイアウォールについて I.1.3 List Works クライアント /Web クライアントを利用する場合の日本語フォント環境の変更による影響について I.2 Web クライアントで Internet Explorer を利用する場合 I.2.1 タブブラウジングについて I.2.2 保護モードについて I.2.3 ActiveX Opt-in について I.2.4 複数の Internet Explorer の起動について I.2.5 最終閲覧セッションを再度開くについて I.2.6 ズーム機能について I.2.7 ActiveX フィルターについて I.2.8 PDF 保存について I.2.9 ご使用になる前に ボタン PDF 表示 ボタン マニュアル ボタンおよび ヘルプ ボタンをクリックしたときの動作について 447 I.2.10 Internet Explorer 10 のユーザーインターフェースについて 付録 J 設定が必要なアクセス権 J.1 設定が必要なアクセス権 付録 K オーバレイ名の仕様 K.1 オーバレイ名の仕様 付録 L 帳票保管活用機能の IPv6 対応 L.1 帳票保管活用機能の IPv6 対応 付録 M 帳票ごとに外字を切り替える運用 <Windows 版のみ > M.1 概要 M.1.1 使用できる帳票 M.1.2 システム構成 M.2 運用手順 索引 vi -

8 第 1 部概要編 第 1 章 List Works の概要...2 第 2 章帳票保管活用機能の運用...35 第 3 章帳票保管活用機能のシステム構成パターン

9 第 1 章 List Works の概要 この章では List Worksを運用するために必要となる 基本的な知識について説明します 1.1 List Worksとは 1.2 List Worksの製品構成 1.3 帳票保管活用機能とは 1.4 帳票保管活用機能のしくみ 1.5 帳票保管活用機能の帳票と資源 1.1 List Works とは List Works とは 以下のシステムを実現するソフトウェアです 電子帳票システム 電子帳票を保管 活用する機能を 帳票保管活用機能と呼びます 帳票保管活用機能を使用して 紙に出力している帳票を電子化し 紙の帳票と同じイメージで Windows 画面に表示 検索 付せんやメモなどの記入 表計算ソフトやワープロソフトにデータを連携できます 帳票印刷配信システム 帳票出力アプリケーションが出力した帳票 および帳票の出力先 印刷方法などの情報をセンターで一元管理し 帳票を配信し 印刷する機能です Windows 版の帳票印刷配信機能については 帳票印刷配信手引書 を参照してください Solaris 版の帳票印刷配信機能については Solaris 版の帳票印刷配信機能のマニュアルを参照してください 1.2 List Works の製品構成 List Worksの製品構成について説明します 製品構成 List Worksは 以下のような構成で提供しています システムの規模や運用にあわせて ご利用ください Standard Edition(SE) SE は List Works の標準機能を提供しています Enterprise Edition(EE) EE は SE の機能のほか 大規模システム 高信頼の機能を提供しています List Works Print Agent(Windows 版連携機能 ) List Works Print Agent は 帳票印刷配信機能の拠点に配置する出力用のサーバ機能を提供しています - 2 -

10 帳票保管活用機能のエディションによる機能差については 付録 A 帳票保管活用機能における機能比較 を参照してください Windows 版の帳票印刷配信機能については 帳票印刷配信手引書 を参照してください 1.3 帳票保管活用機能とは 帳票保管活用機能とは何か その位置付けや主な機能について説明します List Works による帳票保管活用 帳票保管活用機能の利用により List Works は 紙に出力している帳票を電子化し 帳票のデータを活用します 経費削減 情報提供のスピード化 およびデータの有効利用を図ることができます 帳票保管活用機能を利用した List Works の位置付けや特長について説明します (1) 位置付け 帳票保管活用機能を利用した List Works の位置付けについて説明します - 3 -

11 帳票共有 活用を実現する List Works 帳票保管活用機能では 以下のような さまざまな帳票を扱うことができます - Windows 上の会計パッケージなどの一般アプリケーションパッケージで作成した帳票 ( 一般アプリ帳票 ) - NetCOBOL/MeFt と連携したアプリケーションで作成した帳票 (NetCOBOL/MeFt 帳票 ) - List Creator または Interstage List Manager で作成した帳票 (List Creator 帳票 ) - 富士通ホストで作成した帳票 ( 富士通ホスト帳票 ) - IBM ビジネスサーバ上で作成した帳票 (IBM ビジネスサーバ帳票 ) SFA( 営業支援システム ) EIS( 役員情報システム ) などのシステムから List Works が統合する各種帳票を活用することができます 帳票は 企業における貴重な情報の宝庫です List Works は 多様な帳票出力サービスを統合し 情報の共有と活用を実現します 帳票管理基盤としての List Works マルチベンダ環境で作成された帳票を 仕分けから配付まで管理し 堅実なセキュリティと集中管理を実現します List Works は 帳票管理基盤として 帳票業務システムの中核を担います - 4 -

12 さまざまな帳票出力アプリケーションで出力された帳票を受信し 帳票に付加された情報やオーバレイ名などで 自動的に保管先や配付先の仕分けを行います 仕分けの際に 帳票名や作成者などの情報を付加したり 帳票を分割したりすることも可能です 帳票の印刷や印刷状態の監視 ハードディスク MO CD-R へのファイリングやファイリングの状態監視などができます 保存期限切れの帳票を自動的に削除したり 帳票の流出を防止したりするなど 帳票のライフサイクルやセキュリティの管理も行います (2) 帳票保管活用機能の特長 帳票保管活用機能の特長を以下に示します 幅広い電子帳票運用を実現 帳票の利用部門を限定したクライアントサーバシステムから 営業所や支店 取引先からも利用できる Web によるイントラネット / エクストラネット運用まで システムの適応範囲も柔軟に対応できます それぞれの帳票業務にあわせた システム構築が可能です 多彩なアプリケーション出力サービスを統合 基幹業務や 部門ごとの業務アプリケーションによる出力帳票など 異なるシステムで作成された帳票を幅広くサポートしています 多様なプラットフォームから出力される帳票を集約し 仕分けから配付まで一括集中管理を実現します List Works は 基幹系システムからオープンシステムまで 多様な環境にもシームレスな帳票の運用と管理を実現します 既存システムにアドオンするだけで 運用可能 既存の資産はそのまま利用でき 無理のない電子化運用を実現できます 帳票出力元のアプリケーションに変更を加える必要はありません 帳票出力先の変更や振り分け先の追加など 簡単な作業だけで導入できます フォームオーバレイパターンもそのまま利用でき 固有の外字も表示 印刷できます List Works は 帳票資産や既存システムを最大限に活用し スムーズな導入 運用を実現します - 5 -

13 1.3.2 帳票保管活用機能の導入による効果 業務上の課題と帳票保管活用機能を導入することによる効果について説明します 業務上の課題帳票を扱う業務では 以下のような課題を抱えています - 印刷紙数を削減したい - 各種帳票をまとめて管理したい - ポータルサイトで基幹系の帳票を公開したい - 帳票業務の手作業によるミスを防止したい 導入による効果帳票保管活用機能を導入することで 以下のような効果を期待できます - ペーパーレス化 省力化によるコスト削減 - 一元管理による保守性の向上 - 流通範囲の拡大 出力形態の多様化による情報活用の活性化 - 自動化による信頼性の向上 帳票保管活用機能の業務への適用 帳票保管活用機能は 以下のような業務に適用できます 電子帳票運用と Web 環境への配信を両立 電子化した帳票を運用 管理するだけでなく Web 環境に配信することで 郵送や FAX していた営業所などで Web ブラウザから帳票を参照することができます このため 紙の配付が必要なくなります また 印刷運用も同時に行えるので 電子保存と印刷が並行してでき 無理なく業務への適応ができます 各種帳票の電子化と一括管理 様々なプラットフォーム 帳票出力システムで出力されている大量の帳票を電子化し List Works で管理します 管理 保存するサーバや印刷先などの仕分けから 配信 活用まで List Works で一括管理できます 帳票業務の自動化 帳票の出力から配信まで 手作業で行っていた運用が自動化できます 帳票の出力先を List Works にするだけで List Works への登録ができます 帳票の仕分け 印刷も環境設定により自動で行えるほか 各種 API を利用してアプリケーションを開発することで List Works の機能をアプリケーションから制御できます 帳票保管活用機能の主な機能 帳票保管活用機能の主な機能を 以下の項目に分けて説明します 運用 管理のための機能 帳票を活用するための機能 - 6 -

14 帳票業務アプリケーションを開発するための機能 (1) 運用 管理のための機能 List Worksは 運用と帳票の管理のために 各種機能を提供しています フォルダの管理 ( 作成 変名 複写 移動 削除 プロパティの変更 ) 帳票の管理 ( 複写 移動 削除 連結 再振り分け 帳票情報の変更 ) 帳票の登録 帳票の振り分け 帳票の仕分け <EEのみ > 登録通知の自動メール配信 <Windows 版のみ > 帳票の保管 ( 有効期限 自動削除 ) 帳票のファイリング オーバレイの履歴管理 Charset Managerとの連携 <Windows 版のみ > クライアントで帳票を参照 帳票の印刷 帳票の登録時自動 FAX 配信 <Windows 版のみ > 帳票の登録時自動 PDFメール配信 帳票の登録時自動 PDF 帳票作成 帳票のPDF 一括変換 Web 連携 クラスタシステムでの運用 <EEのみ > マルチプロセス運用 <EEのみ> フォルダの共有運用 <EEのみ > 帳票のセキュリティ - ユーザ認証 - アクセス権による保護 - 機能の利用制限による保護 - エリアIDによる保護 - 暗証番号による保護 - ID 印刷による保護 - 操作ログ / 実行履歴の改ざん有無の確認 - Web 連携のセキュリティ ログ情報による管理 フォルダの管理の概要については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 帳票の管理の概要については 操作手引書利用者編 を参照してください そのほかの機能の概要については 第 2 章帳票保管活用機能の運用 を参照してください - 7 -

15 フォルダおよび帳票は保管データベースにより管理します 使用できるデータベースシステムは List Works から提供しているデータベースシステム Symfoware Server Oracle のいずれかとなります (2) 帳票を活用するための機能 List Worksは 帳票を活用するために 各種機能を提供しています 帳票の一覧表示 帳票を簡単に検索 紙と同じイメージで帳票表示 付せんやメモなどの記入 抜き出し検索などの大量で複雑な帳票データの検索 Text CSV 形式へのデータ変換 PDF 形式への変換 FAXへの送信 Web 環境での帳票活用 帳票を活用するための機能の説明については 操作手引書利用者編 を参照してください 抜き出し検索を行うために必要な設定の説明については 抜き出し検索 を参照してください (3) 帳票業務アプリケーションを開発するための機能 List Works では 帳票業務アプリケーションを開発するために 以下のインタフェースを提供しています サーバ機能 API 帳票の削除や一覧取得など 帳票を管理するための API です サーバの帳票業務アプリケーションを開発できます クライアント機能オートメーション 帳票の表示 印刷 検索など帳票の操作をほかのアプリケーションやスクリプトから制御することができます クライアントの帳票業務アプリケーションを開発できます Web 連携機能 API Web クライアントの画面のカスタマイズなど Web 業務と連携するための API や Web 環境で帳票の操作を制御するための API です Web クライアントの帳票業務アプリケーションを開発できます 注意 Windows Server 2012 Windows Server 2008 (x64) および Windows Server 2003(x64) 上で動作させるアプリケーションは 64 ビットモードでは動作しません 32 ビットモードで動作させてください - 8 -

16 各種 API の詳細については API リファレンス を参照してください 1.4 帳票保管活用機能のしくみ ここでは 帳票保管活用機能の運用を実現しているシステム構成などのしくみについて説明します 帳票保管活用機能のシステム構成 帳票保管活用機能の基本的なシステム構成を説明します - 9 -

17 各プラットフォームから出力された帳票は List Works サーバ内のリスト管理サーバで保管 管理されます リスト管理サーバの帳票は List Works クライアントで表示 印刷します また Web 連携の利用により Web クライアントからも表示 印刷が行えます List Works サーバ List Works が帳票を管理するサーバ機のことです List Works サーバには リスト管理サーバ Web 連携をインストールします List Works クライアント 帳票を表示 活用するパソコンのことです List Works クライアントには クライアント機能 (List Works クライアント ) をインストールします Web クライアント Web 環境を利用して リスト管理サーバで管理している帳票を表示 活用するパソコンのことです List Works サーバに接続するだけで Web 連携 (Web クライアント ) が自動でインストールされ 利用することができます ファイリング用パソコン リスト管理サーバで管理している帳票を CD-R や MO などに保存 ( ファイリング ) するために ファイリング専用に設置するパソコンのことです ファイリング用パソコンには リストファイリングサーバをインストールします

18 1.4.2 帳票保管活用機能のコンポーネント 帳票保管活用機能には 以下のコンポーネントがあります リスト管理サーバ 帳票の登録 保管 管理などを行います リストファイリングサーバ リスト管理サーバの帳票を TEAC 社製 CD-R 装置 MO またはハードディスクに保存 ( ファイリング ) します リストファイリングサーバは ハードディスク /MO 版と CD-R 装置版の 2 つで構成されます 帳票データ転送アダプタ NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票を List Works で扱える形式に変換して登録します Web 連携 Web 環境で帳票を利用できます Web 連携は 以下の 2 つで構成されます Web ゲートウェイサーバ Web クライアントからの要求に応じてリスト管理サーバと通信し 結果を Web クライアントへ送信します Web クライアント リスト管理サーバが管理する帳票の表示 印刷 データの検索などを行います Web クライアントは List Works サーバに接続すると自動でダウンロードされ Web ブラウザから利用できるクライアント機能です List Works クライアント インストールして使用するクライアント機能です 帳票の表示 印刷 管理などを行います List Works クライアントは マイコンピュータ およびリスト管理サーバが管理する帳票にアクセスすることができます 帳票を活用する際は リストナビ リストビューアを使用します リストナビ フォルダや帳票を一覧表示し 管理します リストビューア 帳票を紙と同じイメージで表示します また データの検索やデータ変換 記入情報の記入など さまざまな機能により 帳票を活用できます リストナビ リストビューアについては 操作手引書利用者編 を参照してください List Works プリンタドライバ 一般アプリ帳票を 電子化して List Works に登録するための仮想プリンタです List Works プリンタドライバのモデルには List Works Writer があります ホスト帳票受信サービス <Solaris 版のみ > 富士通ホストから受信した帳票を リスト管理サーバや帳票印刷配信機能と連携して配信します ホスト帳票受信サービスの詳細については ホスト帳票受信サービス手引書 を参照してください

19 各コンポーネントが動作可能なオペレーティングシステム List Works の各コンポーネントは 以下のオペレーティングシステムで動作可能です Windows 版の場合 List Works の機能 Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows Server 2003 オペレーティングシステム名 Windows 8 Windows 7 Windows Vista Windows XP Microsoft Windows XP Professional x64 Edition x64 x86 x64 x86 x64 x86 x64 x86 x64 x86 x64 リスト管理サーバ ( 注 1) Web ゲートウェイサーバ ( 注 1) List Works プリンタドライバ 帳票データ転送アダプタ リストファイリングサーバ ( 注 2) - - ( 注 3) - List Works クライアント - - Web クライアント - - : 動作可能 -: 動作不可 注 1: リスト管理サーバと Web ゲートウェイサーバは同一サーバでの運用を推奨 注 2: リスト管理サーバの帳票を TEAC 社製 CD-R 装置 MO またはハードディスクにファイリングする場合に必要 注 3:Microsoft Windows XP Professional Edition のみ動作可能 Solaris 版の場合 List Works の機能 Solaris 9 Solaris 10 Solaris 11 Windows Server 2008 オペレーティングシステム名 Windows Server 2003 Windows 7 Windows Vista Windows XP Microsoft Windows XP Professional x64 Edition x86 x64 x86 x64 x86 x64 x86 x64 x86 x64 リスト管理サーバ ( 注 1) Web ゲートウェイサーバ ( 注 1) List Works プリンタドライバ 帳票データ転送アダプタ リストファイリングサーバ ( 注 2) ( 注 3) List Works クライアント Web クライアント ホスト帳票受信サービス

20 : 動作可能 -: 動作不可 注 1: リスト管理サーバと Web ゲートウェイサーバは同一サーバでの運用を推奨 注 2: リスト管理サーバの帳票を TEAC 社製 CD-R 装置 MO またはハードディスクにファイリングする場合に必要 注 3:Microsoft Windows XP Professional Edition のみ動作可能 帳票保管活用機能の運用形態 帳票保管活用機能で帳票を活用するための運用には おもに以下の形態があります クライアントサーバ運用 リスト管理サーバで管理する帳票を List Works クライアントおよび Web クライアントから参照する運用形態です スタンドアロン運用 リスト管理サーバに回線がつながっていない List Works クライアントだけの環境で 媒体配付により帳票を参照する運用形態です クラスタシステム運用 <EE のみ > List Works をクラスタシステム上で利用する運用形態です 異常発生時にも 帳票業務の継続が可能となります マルチプロセス運用 <EE のみ > リスト管理サーバの処理を複数のプロセスで実行する運用形態です クライアントの同時実行数の増加や 帳票の参照などの処理量の増加に 1 台のサーバで対応できます フォルダの共有運用 <EE のみ > リスト管理サーバが管理するフォルダを 複数のリスト管理サーバで共有することにより フォルダ内の帳票を 複数のリスト管理サーバで活用する運用形態です なお フォルダの共有運用を行うすべてのリスト管理サーバは 同一バージョンレベルである必要があります また マルチプロセス運用とは 同時に運用できません なお Solaris 版の場合 Solaris 11 上ではフォルダの共有運用はできません 帳票保管活用機能のサービス 帳票保管活用機能では 以下のサービスを提供しています List Works サービス リスト管理サーバ上の帳票の表示 検索 印刷などを行うときに必要なサービスです リスト管理サーバをインストールすると 自動的にサービスが開始されます このサービスが停止していると リスト管理サーバ上のフォルダや帳票の操作を行うことはできません また サービスは手動で起動 / 停止できます List Works Watch Service <Windows 版のみ > List Works サービスの運用状態を監視するときに必要なサービスです 何らかの原因で List Works サービスが停止した場合に List Works サービスを自動的に開始させます リスト管理サーバをインストールしてもサービスは開始されません 手動でサービスを開始します

21 List Works Filing Service 帳票を CD-R MO ハードディスクなどにファイリングするときに必要なサービスです リストファイリングサーバをインストールすると 自動的にサービスが開始されます List Works Assort Service < EE のみ > 仕分けを行った富士通ホスト帳票を他サーバに転送するときに必要なサービスです リスト管理サーバをインストールすると 自動的にサービスが開始されます 帳票保管活用機能のフォルダ 帳票保管活用機能では 以下の 4 つのフォルダにより帳票を管理しています 受信フォルダ 保管フォルダ 印刷フォルダ ファイリングフォルダ これらのフォルダは List Works サーバに作成します 保管フォルダおよびファイリングフォルダについては List Works クライアント ( マイコンピュータ ) にも作成できます

22 受信フォルダ 受信フォルダは リスト管理サーバで印刷データを受信するためのフォルダです 受信した帳票を振り分けたり登録したりします 保管フォルダ 保管フォルダは 帳票を保管するためのフォルダです 階層的に作成することができ 帳票の管理や参照が容易にできます EE の機能であるフォルダの共有運用では フォルダを複数のリスト管理サーバで共有して帳票を活用することができます リスト管理サーバの保管フォルダおよび保管フォルダ内の帳票は保管データベースにより管理します List Works クライアント ( マイコンピュータ ) の保管フォルダは リスト管理サーバの帳票を List Works クライアントに複写して管理する場合に使用します 注意 - Solaris 版の場合 保管フォルダは NFS のファイルシステムに作成することはできません - 可搬媒体 (CD-R MO など ) を保管フォルダとして指定することはできません 印刷フォルダ 印刷フォルダは 帳票を印刷するためのフォルダです 印刷フォルダには List Works サーバに接続しているプリンタを設定できます 印刷フォルダを経由して印刷することをリモート印刷といいます また Windows 版では Print Manager と連携して FAX に出力することができます FAX に出力する場合は FAX 用の印刷フォルダを作成します 注意 List Works サーバが Solaris 11 の場合 印刷フォルダは作成できません ファイリングフォルダ ファイリングフォルダは 帳票のファイリングに必要な情報を管理するためのフォルダです ファイリングフォルダは 以下の 2 つのフォルダから構成されています グループフォルダ グループフォルダは CD-R や MO などにファイリングするために 1 つ以上の保管フォルダをどのようなまとまりでファイリングするかを定義するフォルダです 装置フォルダ 装置フォルダは ファイリングを行う装置を定義するフォルダです 注意 List Works クライアント ( マイコンピュータ ) では CD-R を装置フォルダとして指定することはできません 1.5 帳票保管活用機能の帳票と資源 帳票は 印刷データと印刷資源で構成されています リスト管理サーバは 印刷データと印刷資源を別々に管理し List Works クライアント および Web クライアントからの要求に応じて処理します

23 印刷資源は 以下の資源で構成されています オーバレイ 外字 FCB/LPCI( 富士通ホスト帳票を扱うときに必要な資源 ) そのほか 帳票保管活用機能の運用に必要な資源として 以下のものがあります 抜き出し検索ファイル 記入情報ファイル 帳票項目ファイル また 帳票の登録時には 各帳票出力元のアプリケーションで定義した情報や 各フォルダのプロパティで用意した情報を付加することができます これらの情報を帳票情報といいます 印刷データ 印刷データとは 帳票のデータ部分のことです スプールデータ 出力データとも呼びます 印刷データは List Works では改ざんできません 扱える印刷データ 帳票保管活用機能で扱える印刷データを以下に示します 扱える印刷データ 一般アプリ帳票のデータ NetCOBOL/MeFt 帳票の印刷データ List Creator 帳票の印刷データ 富士通ホスト帳票の印刷データ IBM ビジネスサーバ帳票の印刷データ 説明 Windows 上で動作する会計パッケージなどの一般アプリケーションパッケージで印刷できるデータのことです Windows 版のみサポートしています Windows サーバ または Solaris 上のアプリケーションで作成した帳票を NetCOBOL と直接連携 または MeFt 経由による NetCOBOL との連携により印刷するデータのことです List Creator または Interstage List Manager で作成した印刷データのことです 富士通ホストで作成した NLP/CLP 装置で印刷できる JEF 形式 (F6671 F6672 SIA) の印刷データのことです IBM ビジネスサーバ (AS/400 iseries) 上で作成した印刷データのことです Windows 版のみサポートしています

24 印刷データを扱う場合の留意事項については 帳票の登録 の 帳票を扱う場合の留意事項 を参照してください 印刷データのページ数 1 つの帳票について 扱うことができる印刷データの最大ページ数は 約 20 万ページ ( ファイルサイズ 1.8 ギガバイト ) です ただし Windows 版において 扱うことができる富士通ホスト帳票の最大ページ数は ページです ページを超えた場合 帳票出力アプリケーションで分割して下さい 注意 最大ページ数を超える場合 超えた分のページは登録されません 0 ページの帳票 および富士通ホスト帳票の空白ページだけの帳票は登録できません List Works では 空白文字を文字データとして扱いません 検索やデータ変換などを行う場合は 注意が必要となります リスト管理サーバの帳票を連結表示する場合 合計ページ数が最大ページ数を超えると帳票を表示することはできません List Works クライアントに保存されている帳票を連結保存する場合 ファイルサイズが 1.8 ギガバイトを超える帳票を保存することはできません 合計ページの目安は約 20 万ページです 印刷データ内の文字罫線は 表示 / 印刷したときに線がつながらないなど期待どおりにならない場合があります このため 印刷データ内の文字罫線は オーバレイとして定義することをお勧めします 印刷データのコード系 扱うことができる印刷データのコード系を以下に示します 印刷データ一般アプリ帳票のデータ Windowsサーバ上で作成したNetCOBOL/MeFt 帳票の印刷データ Windowsサーバ上で作成したList Creator 帳票の印刷データ Solaris 上で作成したNetCOBOL/MeFt 帳票やList Creator 帳票の印刷データ コード系シフトJIS Unicode(UCS-2) Unicode(UTF-8) Unicode(UTF-16) シフトJIS Unicode(UCS-2) Unicode(UTF-8) Unicode(UTF-16 リトルデンディアン ) Unicode(UTF-16 ビッグエンディアン ) Unicode(UTF-32 リトルデンディアン ) Unicode(UTF-32 ビッグエンディアン ) シフトJIS Unicode(UCS-2) Unicode(UTF-8) Unicode(UTF16 リトルエンディアン ) Unicode(UTF16 ビッグエンディアン ) シフトJIS

25 印刷データ Linux 上で作成したList Creator 帳票の印刷データ富士通ホスト帳票の印刷データ IBMビジネスサーバの印刷データ コード系 EUC Unicode(UTF-8) シフトJIS EUC Unicode(UCS-2) Unicode(UTF-8) JEF IBMビジネスサーバのコード系 登録された印刷データの文字コードは List Works が変換し シフト JIS で表示 印刷されます 注意 OS 共通の注意事項 シフト JIS コードに存在しない文字については List Works がサーバの辞書から文字パターンを取り出し イメージ ( ビットマップ ) 化します これにより クライアントでの表示 / 印刷が可能になりますが 検索やほかのアプリケーションとの連携機能などで使用することはできません イメージ化せず 文字コードとして運用したい場合は 外字の登録を行ってください 外字については 外字 を参照してください 印刷データが Unicode の場合 シフト JIS の半角文字にない Unicode の半角文字は使用することができません JIS2004 の結合文字の扱いは以下のとおりです - 対応するシフト JIS の文字がある場合は シフト JIS の文字に置き換えて 文字コードとして扱われます - 対応するシフト JIS の文字がない場合は Windows システム ( 一般アプリ帳票を除く ) では 文字 Solaris/Linux システムでは空白文字として扱われます 一般アプリ帳票では 対応するシフト JIS の文字がない場合は 文字化けする可能性があります Windows 版の注意事項 印刷データが Unicode の場合 JIS2004 の文字のうち 新しく追加された全角文字 ( 第三水準 第四水準から補助漢字 JIS X 0212 に定義された文字を除いた文字 ) については イメージとして扱われます Windows システムにおいて イメージとして扱うには 文字を描画するフォントが JIS2004 で追加された文字に対応している必要があります 対応していない場合は 文字として扱われます 対応しているフォントは以下のとおりです - Windows Server 2012 Windows Server 2008 の場合 - MS ゴシック (MS ゴシック MSP ゴシック ( 注 ) MS UI Gothic( 注 )) - MS 明朝 (MS 明朝 MSP 明朝 ( 注 )) - メイリオ ( 注 ) - Windows Server 2003 において Windows XP および Windows Server 2003 向け JIS2004 対応 MS ゴシック &MS 明朝フォントパッケージ がインストールされている場合 - MS ゴシック (MS ゴシック MSP ゴシック ( 注 ) MS UI Gothic( 注 )) - MS 明朝 (MS 明朝 MSP 明朝 ( 注 )) 注 :List Creator 帳票 NetCOBOL/MeFt 帳票は プロポーショナルフォントはサポートしていません

26 一般アプリ帳票では フォントの種類によっては 文字が正しく出力されない場合があります このため 運用前に十分な検証を行ったうえで使用してください 一般アプリ帳票で プロポーショナルフォントを使用している場合 リストビューアで検索すると 検索結果で強調された範囲が文字よりも小さく または大きく表示される場合があります 印刷データの文字コードが Unicode の場合の 登録後のコード系について Windows サーバ上で作成した印刷データの文字コードが Unicode の場合 Unicode の文字は List Works へ登録するときに 以下のとおりシフト JIS またはイメージに変換されます 注 : 外字はリスト管理サーバ環境設定の外字の扱いにより 文字コードまたはイメージに変換されます 外字を文字コードとして運用した場合 文字コードの範囲は以下のとおりです - シフト JIS X F040 ~ X F9FC - Unicode X E000 ~ X E757 上記以外の外字は イメージとして扱われます ポイント 印刷データが Unicode の場合 イメージとして登録された文字を 文字コードで描画 ( 表示 印刷のみ ) することができます Unicode の文字の扱いについては 操作手引書運用管理者編 を参照してください Web 連携で運用する場合の印刷データの文字コードに関する注意事項 印刷データの外字を文字コードで表示 印刷する場合には Web クライアントに以下の製品をインストールし 外字を登録する必要があります - JEF 拡張漢字サポート Windows 版の場合 :V4.1L40 以降 Solaris 版の場合 :V4.1L55 以降 - Charset Manager Windows 版の場合 :V8.0.0 以降 Solaris 版の場合 :6.0 以降

27 外字の準備については 第 5 章印刷資源の準備 を参照してください 以下の印刷データの外字をイメージで表示 印刷した場合 印刷データは太字で表示されません - Shift-JIS コード X 8740 ~ X 87FC のベンダ固有文字 - Shift-JIS コード X EB40 ~ X EFFC のベンダ固有文字 - Shift-JIS コード X FA40 ~ X FCFC のベンダ固有文字 - Shift-JIS コード X F040 ~ X F9FC の外字 Windows 版の場合 外字をイメージで表示 印刷することができます イメージで表示する場合 Web ゲートウェイサーバに以下の製品をインストールする必要があります - JEF 拡張漢字サポート V4.1L40 以降 - Charset Manager V8.0.0 以降 帳票の 1 ページ内に数種類の外字がある場合 Web アプリケーションサーバの負荷が高くなります 負荷を軽減するには リスト管理サーバの 外字の扱い をイメージデータに設定することをお勧めします なお 外字の扱い についての設定は 富士通ホスト帳票と NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票を登録する場合に有効になります 外字の準備については 第 5 章印刷資源の準備 を参照してください リスト管理サーバ環境設定の外字の扱いについては 操作手引書運用管理者編 を参照してください 注意 Windows では 外字情報はユーザごとに保持され ログオン時にメモリにロードされます Web ゲートウェイサーバがログオフ状態であると外字情報にアクセスできず 外字をイメージで表示 印刷できません このため 外字をイメージで表示 印刷する場合 Web ゲートウェイサーバで Windows にログオンしていることを確認してください ポイント Windows 版の場合 外字の表示 印刷方法を Web 連携の環境設定ファイル (ListPrint.properties) で設定することができます Web クライアントで外字の文字コードを登録してある場合は 外字をそのまま文字で表示 印刷できるように設定できます Web クライアントでは 帳票名に外字が使用されていると 正常に表示できない場合があります 帳票名には外字を使用しないでください 印刷データが Unicode の場合 イメージとして登録された文字を 文字コードで描画 ( 表示 印刷のみ ) することができます イメージで描画するか 文字コードで描画するかは Web 連携の環境設定ファイル (ListPrint.properties) で設定できます Web 連携の環境設定ファイル (ListPrint.properties) については 環境構築手引書 を参照してください 印刷データとして扱うことができるバーコード NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票の場合 バーコードを扱うことができます 以下に List Works で扱うことができるバーコードを示します バーコード種別帳票の表示印刷 PDF 変換 ( 注 1) JAN 標準

28 バーコード種別帳票の表示印刷 PDF 変換 ( 注 1) JAN 短縮 Code 3 of 9 Code 3 of 9(EIAJ 準拠 ) INDUSTRIAL 2 OUT OF 5 INTERLEAVED 2 OUT OF 5 NW-7 カスタマ QR Code( モデル 1) ( 注 2) QR Code( モデル 2) ( 注 2) マイクロ QRCode PDF417 Maxicode Code128 EAN-128 EAN-128( コンビニエンスストア向け ) ( 注 3,4) UPC バージョン A UPC バージョン E EAN-13 Delivery Point Code(U.S.POSTNET) ZIP+4 Code(U.S.POSTNET) 5-Digit Zip Code(U.S.POSTNET) FIM A(U.S.Postal FIM) FIM B(U.S.Postal FIM) FIM C(U.S.Postal FIM) 物流コード標準バージョン 物流コード拡張バージョン 物流コードアドオンバージョン 注 1: 注 2: 注 3: : サポート : 未サポート 帳票の登録時自動 PDF メール配信 帳票の登録時自動 PDF 帳票作成 帳票の PDF 一括変換 サーバ機能 API による PDF 変換 および Web クライアントの PDF 表示 / 保存を指します バーコードを分割する場合は 分割方向に応じて適切なサイズ ( 横幅 縦幅 ) を指定してください 適切なサイズを指定していない場合 バーコードが表示されなかったり 正しく表示 / 印刷されない場合があります EAN-128( コンビニエンスストア向け ) の表示はできません バーコードが表示される位置には 点線の矩形が表示されます 印刷 PDF 変換は 正しく出力されます ただし 低解像度 (300dpi 未満 ) では 正しく出力されない場合があるので 高解像度 (300dpi 以上 ) で出力してください

29 注 4: 印刷するプリンタによっては EAN-128( コンビニエンスストア向け ) の印刷結果が バーコードリーダで正しく読み取れない場合があります その場合は バーコード補正機能により読み取り精度を向上させることができます 詳細は 保守手引書 を参照してください 注意 一般アプリ帳票のバーコードについては 印刷 および PDF 変換後の印刷について バーコードリーダの読み込みを保証できません NetCOBOL/MeFt 帳票 または List Creator 帳票の場合 バーコードのサイズは適切な値を指定してください サイズが不適切な場合 List Works で正しく表示 / 印刷されない場合があります List Works 帳票 印刷データはリスト管理サーバに登録されるときに List Works クライアントや Web クライアントで扱うことができる形式に変換されます 変換されたものを List Works 帳票といいます オーバレイ オーバレイとは 帳票の固定フォーマット ( 枠線 見出し文字 網かけのパターンなど ) のことです List Works の印刷資源の 1 つです また オーバレイをグループ化することで 複数のオーバレイをページ単位に切り替えて使用することができます これをグループオーバレイといいます オーバレイの種類 List Works で扱うオーバレイを以下に示します 種類形式説明 ドットオーバレイ KOL1 富士通ホストのNLPやCLPなどのJEF 印刷装置で使用するJEF 形式のオーバレイで す ベクトルオーバレイ KOL2 ( 注 1) K シリーズ GP6000 および PRIMEGY の印刷装置で使用するオーバレイです KOL5 KOL6 ( 注 3) 富士通ホストの JEF/AP 印刷装置で使用する JEF/AP 形式のオーバレイ および FORM の FORM ツールで作成したオーバレイ ( 注 2) です FORM の PowerFORM ツール ( 注 2) または List Creator デザイナで作成したオーバレイです 注 1: 注 2: 注 3: Windows 版において ASP 版 ListWORKS との連携時 または ASP の資源の移行時のみ使用できます 富士通ホスト帳票を扱う場合 ゴシック体の文字列は明朝体で表示 印刷されます FORM でオーバレイパターングループとして作成したグループオーバレイは扱えません オーバレイ文字については JIS2004 を扱うことはできません

30 扱う帳票によって 以下のオーバレイを利用できます 扱う帳票 KOL1 KOL2 ( 注 2) KOL5 KOL6 富士通ホスト帳票 ( 注 1) ( 注 3) ( 注 4) ( 注 4 5) NetCOBOL/MeFt 帳票 ( 注 6) List Creator 帳票 注 1: 注 2: 注 3: 注 4: 注 5: 注 6: : サポート : 条件付きでサポート : 未サポート Solaris 版の場合 OPR 用を除きます Windows 版において ASP 版 ListWORKS との連携時 または ASP の資源の移行時のみ使用できます ゴシック体の文字列は明朝体で表示 印刷されます リモート印刷で VSP シリーズにホスト帳票を印刷する にチェックした場合 ベクトルオーバレイは利用できません ドットオーバレイ (KOL1) を利用してください Windows 版 /Solaris 版 V8 以前および Linux 版 V9 の List Works クライアントでは 利用できません 必ず FORM の FORM ツールで作成したベクトルオーバレイ (KOL5) を使用してください ADJUST で作成したベクトルオーバレイ (KOL5) を使用する場合は FORM の FORM ツールで開き 上書き保存してから使用してください 注意 ベクトルオーバレイ内の文字列に JEF 拡張漢字 外字 旧字体のいずれかを使用している場合は そのままではクライアント側で表示 / 印刷されません 以下のいずれかの方法で オーバレイを表示 / 印刷してください - JEF 拡張漢字 外字 旧字体に相当する文字フォントをクライアントに配付 - ドットオーバレイ (KOL1) に変更 JEF 拡張漢字 外字 旧字体に相当する文字フォントを List Works クライアントに配付して表示 / 印刷する場合は 以下の製品の両方が必要です - JEF 拡張漢字サポート - Charset Manager 文字フォントの配付方法については Charset Manager のマニュアル を参照してください Windows 版では オーバレイ名に拡張子を付けたファイル名として管理していますが Windows の予約語はファイル名として使用することができません このため 以下の Windows 予約語を オーバレイ名として使用することはできません

31 CON, PRN, AUX, NUL, COM1, COM2, COM3, COM4, COM5, COM6, COM7, COM8, COM9, LPT1, LPT2, LPT3, LPT4, LPT5, LPT6, LPT7, LPT8, LPT9 ポイント 富士通ホスト帳票の場合 ベクトルオーバレイ (KOL5) を使用することをお勧めします ベクトルオーバレイは ドットオーバレイと比べて以下の特長があります - 表示 / 印刷が鮮明になる - データ量が少ないため クライアントで帳票を表示するまでの時間が短い ( 例ドットオーバレイ :100KB ベクトルオーバレイ :10KB) なお ベクトルオーバレイ内の文字列に JEF 拡張漢字 外字 旧字体が含まれている場合は 以下のいずれかの対応が必要です - JEF 拡張漢字 外字 旧字体を Charset Manager を用いて各クライアントに 外字 として登録しておく必要があります - ドットオーバレイ (KOL1) を使用してください 上記のいずれかの対応を行わない場合は JEF 拡張漢字 外字 旧字体の文字が正しく表示されません 富士通ホスト帳票について 既存のままではオーバレイが扱えない場合や ドットオーバレイをベクトルオーバレイに変更して使用したい場合があります このとき 以下のようにオーバレイの種類を変更して オーバレイを作成すると 使用することができます - OPR 用のオーバレイ CLP 用のオーバレイ - KOL1 KOL5 - KOL5 KOL1 オーバレイ制御文のオーバレイの種類を指定するオプションを変更して ADJUST で再コンパイルすることで オーバレイの種類を変更することができます 詳細については MSP または XSP の ADJUST のマニュアル を参照してください オーバレイのファイル Windows 版では 以下のファイル名でオーバレイは格納されます Solaris 版では ファイル名に拡張子はつきません 種類ファイル名ドットオーバレイオーバレイ名.240 ベクトルオーバレイオーバレイ名.ovl 外字 各コード系間で持ち回りが可能な JIS 規格の文字以外の文字を外字といいます List Works の印刷資源の 1 つです 外字の種類 外字には 以下の文字があります

32 利用者定義文字利用者が独自にデザインした文字です 旧字体を使用する場合も 利用者定義文字として定義する必要があります ベンダ固有文字システムメーカー ソフトウェアメーカーが独自に登録した文字です 富士通ホスト帳票の場合は JEF 拡張漢字を指します Windowsには Windows 標準システム外字として IBM 拡張漢字 NEC 特殊文字などのベンダ固有文字が含まれます [ 例 ] 外字の登録方法 List Works 帳票内の外字についてイメージ ( ビットマップ ) で登録する場合と 文字コードで登録する場合の 2 とおりの方法があります 保管フォルダ名 保管フォルダの作成者名 帳票の管理情報 ( 帳票の格納先 帳票名 帳票の作成者名 コメント 備考 1~4) は文字コードのみの扱いとなります イメージで登録する 外字をビットマップで登録します 外字の表示 印刷はできますが 検索やほかのアプリケーションとの連携機能などで使用することはできません 外字のイメージ ( ビットマップ ) は ドットのサイズを使用します List Creator 帳票で Unicode の 0xE000~0xF8FF の領域にある外字を扱う場合は ドットのサイズも使用できます 外字は ドットよりも ドットの方が きれいに帳票を表示 印刷できます 注意 ドットの外字のイメージ ( ビットマップ ) を扱う場合 ドットと ドットの外字のイメージ ( ビットマップ ) を 混在して運用できません 混在した場合は 帳票登録時にエラーとなります 文字コードで登録する 外字を文字コードとして登録します 表示 印刷はもちろん 検索やほかのアプリケーションとの連携機能などでも標準登録文字と同様に使用することができます この場合 帳票を扱うクライアントで 外字を文字として登録する必要があります なお 登録可能な文字数は 1880 文字までです これを超える文字はイメージ ( ビットマップ ) で表示されます 利用者定義文字 JEF 拡張漢字を文字コードとして表示する場合は List Works クライアントに以下の製品が必要です JEF 拡張漢字サポート Charset Manager 注意 OS 共通の注意事項 List Works 帳票に外字を使用するためには Charset Manager との連携が必要です

33 詳細は 第 5 章印刷資源の準備 および Charset Manager のマニュアル を参照してください 保管フォルダ名 保管フォルダの作成者名 帳票の管理情報 ( 帳票の格納先 帳票名 帳票の作成者名 コメント 備考 1~4) は 利用者定義文字は使用できません ベンダ固有文字についても JEF 拡張漢字など使用できないベンダ固有文字がありますので JIS の第一水準 JIS の第二水準 ( 旧字体のぞく ) の文字を使用することを奨励します 上記の情報は保管データベースに登録する情報であるため 文字コードの変換は Charset Manager の標準コード変換のみではなく データベース特有のコード変換も動作しております このため コード変換に失敗すると代替文字に置き換わったり 保管データベースへの登録エラーとなる場合があります 詳細は 付録 H 運用における文字の準備と制限事項 を参照してください List Works 帳票の文字コードの変換は Charset Manager の標準コード変換を使用しております 標準コード変換の外字の処理には 変換規則がありますので注意してください 標準コード変換の外字の変換規則の詳細については Charset Manager のマニュアル を参照してください 印刷データがシフト JIS である場合 外字をイメージで登録することはできません 文字コードとして登録されます アプリケーションサーバが Windows Server 2012 または Windows Server 2008 の場合は Charset Manager の外字ロードサービスを起動する必要があります 外字ロードサービスの詳細は Charset Manager のマニュアル を参照してください Windows 版の注意事項 Windows では 外字情報はユーザごとに保持され ログオン時にメモリにロードされます リモート印刷時に List Works サーバがログオフ状態であると外字情報にアクセスできず 印刷データに外字情報が反映されません このため リスト管理サーバにおいて Windows にログオンしていることを確認してから 登録 リモート印刷や帳票の PDF 変換など 運用を実施してください リスト管理サーバが Windows Server 2012 または Windows Server 2008 の場合は Charset Manager の外字ロードサービスを起動する必要があります 外字ロードサービスの詳細は Charset Manager のマニュアル を参照してください Windows 標準システム外字として定義されているベンダ固有文字の中には 外字をイメージで登録することはできない文字があります Solaris 版の注意事項 Solaris/Linux 上のアプリケーションから登録する場合は 文字コードのみ運用できます イメージ ( ビットマップ ) は 運用できません 外字の扱い方の違いによる処理の結果 外字は List Works 帳票でイメージデータとして扱う場合と 文字コードとして扱う場合では List Works での処理の結果に以下の違いがあります 処理項目イメージデータとして外字を扱う場合文字コードとして外字を扱う場合 外字の表示 外字の印刷 外字の検索 外字のデータ変換 ( または 空白文字に置き換えられる ) クリップボードにコピー ( または 空白文字に置き換えられる )

34 : 可能 : 不可 なお 外字をイメージデータとして扱う場合は List Works サーバだけに外字を移入します 外字を文字コードとして扱う場合は List Works サーバ および運用で使用するすべての List Works クライアントに外字を移入します また 外字を文字コードで扱う一方で Web クライアントではイメージデータで扱いたい場合は List Works サーバだけに外字を移入します FCB/LPCI < 富士通ホスト帳票のみ > FCB/LPCI は 富士通ホストで作成した印刷データの行間隔 改ページなどを制御する情報です List Works の印刷資源の 1 つです 富士通ホストが MSP の場合は FCB XSP の場合は LPCI といいます List Works では 以下の FCB/LPCI を扱うことができます FCB/LPCI 種 FCB3/NLPI 説明 富士通ホストの NLP CLP または OPR などの JEF 印刷装置で使用します 6LPI 8LPI 12LPI などの固定の行間隔 印刷開始行 印刷行数などを指定します XSP では NLPI といいます 帳票を登録するための運用形態によっては あらかじめ富士通ホストからリスト管理サーバに転送しておく必要があります FCB/LPCI の準備については FCB/LPCI の準備 を参照してください 注意 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) の場合 FCB/LPCI は印刷データと一緒に転送されるため 事前に準備する必要はありません ただし 以下の両方の条件を満たしている場合は転送してください 連帳用紙で帳票を出力 ( 富士通ホスト側の APS ライタ定義 DFNWTR の UNIT オペランドで 装置タイプに F6672 を指定 ) FCB の 用紙の長さ を有効にして 11 インチ以外の用紙長を利用 その他の資源 帳票保管活用機能を運用する上で必要な資源には 印刷資源のほかに 抜き出し検索ファイル 記入情報ファイル 帳票項目ファイルがあります 帳票項目ファイル オーバレイや帳票名ごとにデータの単位 検索の型 ( 文字 数値 または日付として検索 ) などの帳票項目に関する情報 データ変換に関する情報を設定したファイルです また オーバレイの原点位置の設定も このファイルに格納されます 帳票項目ファイルは リストビューアで データ変換や検索を行うデータの範囲設定 ( 帳票項目の設定 ) やオーバレイの原点位置の設定をしたときに作成されます 格納先 およびファイル名は以下のとおりです Windows 版の場合 オーバレイ格納場所に オーバレイ名.fld で格納されます Solaris 版の場合 帳票項目 オーバレイ位置保存ファイル格納場所に オーバレイ名 で格納されます

35 記入情報ファイル リストビューアで 帳票に付せんやスタンプなどの記入を行うと作成されるファイルです 抜き出し検索ファイル 抜き出し検索を行う場合に必要なファイルです 抜き出し検索を行う場合は あらかじめ抜き出し検索範囲を設定し 帳票の登録時に抜き出し検索ファイルを作成するように設定する必要があります 帳票情報 帳票に付加するさまざまな情報を帳票情報といいます 帳票情報には 以下のものがあります 帳票の管理情報 ( 帳票名 作成者名 コメントなど ) 印刷データの登録に必要な情報 ( 帳票の登録先 振り分け用のキーワード ) 印刷データの解析に必要な情報 ( 印刷用紙種別 文字間隔 文字コード種別など ) 帳票の運用時の情報 ( メール配信やFAX 配信の情報など ) 設定した帳票情報は 以下の機能で利用できます 保管先や印刷先への仕分け / 振り分け 一覧に表示する帳票の絞込み 帳票を検索 ファイリングする帳票の条件設定 帳票の長期保管と自動削除 帳票登録時のPDF 作成 自動メール配信 PDFメール配信 FAX 配信 帳票情報の付加帳票情報は 以下の方法で付加することができます 帳票出力時にアプリケーションで付加 ( 帳票情報の連携 ) 帳票情報をサーバ内に設定して 帳票登録時に付加 ポイント EE では 仕分け機能でも帳票情報を付加できます 仕分け機能については 帳票仕分け手引書 を参照してください

36 帳票情報の連携 帳票出力元のアプリケーションで帳票情報を定義して リスト管理サーバで帳票情報を利用することを 帳票情報の連携 または 情報連携 といいます 帳票出力時にアプリケーションで付加 ( 帳票情報の連携 ) 帳票出力元で帳票情報を付加して 帳票登録時に連携します 扱う帳票ごとに付加の方法が異なります 一般アプリ帳票の場合 <Windows 版のみ > - List Works プリンタドライバのプロパティに帳票情報を設定します - リスト管理サーバの管理情報定義ファイルに 帳票ごとに帳票情報を設定することができます NetCOBOL/MeFt 帳票の場合 NetCOBOL/MeFt で帳票を出力する場合は NetCOBOL/MeFt の電子帳票情報ファイルに帳票情報を設定します List Creator 帳票の場合 List Creator で帳票を出力する場合は 以下のいずれかで帳票情報を設定します - List Creator の prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション - List Creator の prprint コマンドの in2 オプション ( 電子帳票情報ファイルを指定 ) - List Creator デザイナの帳票業務情報 富士通ホスト帳票の場合 - 分散印刷運用の場合は APS/NP PrintASSORT または OSIV LISTVIEW で帳票情報を定義します - ファイル転送運用の場合は OSIV LISTVIEW で帳票情報を定義します - Solaris 版では コマンドで登録するときに 情報連携ファイルで帳票情報を設定することができます 帳票情報をサーバ内に設定して 帳票登録時に付加 以下の方法があります 設定された情報は 帳票登録時に付加されます - 受信フォルダのプロパティに帳票情報を設定 - 保管フォルダのプロパティに帳票情報を設定 - 印刷フォルダのプロパティに帳票情報を設定 <Windows 版のみ > - リスト管理サーバの環境設定に帳票情報を設定 <Windows 版のみ > - サーバ動作環境ファイルに帳票情報を設定 <Solaris 版のみ > 帳票情報の採用における優先順位 複数箇所で帳票情報を設定した場合 採用される優先順位があります

37 一般アプリ帳票を扱う場合 採用の優先順位は 以下のとおりです 1. リスト管理サーバの管理情報定義ファイルの値 2. List Worksプリンタドライバのプロパティの値 3. 各フォルダのプロパティ およびリスト管理サーバの環境設定に設定している値 NetCOBOL/MeFt 帳票を扱う場合 採用の優先順位は 以下のとおりです 1. 電子帳票情報ファイルの値

38 2. 各フォルダのプロパティに設定している値 3. リスト管理サーバの環境設定 (Windows 版のみ ) またはサーバ動作環境ファイル (Solaris 版のみ ) に設定している値 List Creator 帳票を扱う場合 採用の優先順位は 以下のとおりです 1. List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプションで指定した値 2. List Creatorのprprintコマンドのin2オプションで指定した 電子帳票情報ファイルの値 3. List Creatorデザイナで帳票様式を定義する際に設定した値 4. 各フォルダのプロパティに設定している値 5. リスト管理サーバの環境設定 (Windows 版のみ ) またはサーバ動作環境ファイル(Solaris 版のみ ) に設定している値 注意 帳票定義体を使用している場合 以下の情報は 帳票定義体の値が有効になります - 用紙サイズの省略値 - 用紙の方向 - 非定型用紙を指定した場合の横幅 - 非定型用紙を指定した場合の縦幅 帳票定義体のサポート範囲については 付録 B NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票を扱う場合の機能サポート範囲 を参照してください

39 富士通ホスト帳票を扱う場合 採用の優先順位は 以下のとおりです 1. APS/NP OSIV LISTVIEW PrintASSORT の情報連携で設定した値 ( 複数のソフトウェアを導入している場合は どれか 1 つに帳票情報を設定します ) 2. ファイル転送運用で転送した印刷データを帳票登録コマンドで登録するときに指定する情報連携ファイルの値 (Solaris 版のみ ) 3. 各フォルダのプロパティに設定している値 4. リスト管理サーバの環境設定 (Windows 版のみ ) またはサーバ動作環境ファイル (Solaris 版のみ ) に設定している値 注意 - 複数の製品 (APS/NP OSIV LISTVIEW PrintASSORT) で帳票情報を設定すると 情報連携機能を使用した場合 実際に帳票に付加される帳票情報や 各種機能の処理結果が意図しない結果になる場合があります 情報連携機能を利用するときは 複数の製品で同時に帳票情報を設定しないでください - 帳票情報には 印刷属性に設定してある値が優先されるものがあります 印刷属性のサポート範囲については 付録 C 富士通ホスト帳票で扱う印刷データのサポート範囲と印刷属性 を参照してください 帳票の PDF 変換 帳票保管活用機能では 帳票を PDF 形式に変換する機能として 以下の機能を提供しています

40 リスト管理サーバで帳票の PDF 変換 PDF 形式への変換は List Creator Enterprise Edition と連携して行われるため リスト管理サーバに List Creator Enterprise Edition がインストールされている必要があります 帳票登録時自動 PDF メール配信 帳票登録時に 帳票情報をもとに PDF 変換し 指定されたあて先にメール配信する機能です 変換後の PDF ファイルをリスト管理サーバ上の指定されたフォルダに格納することも可能です 詳細は 帳票の登録時自動 PDF メール配信 を参照してください 帳票登録時自動 PDF 帳票作成 帳票登録時に 帳票情報をもとに PDF 変換し リスト管理サーバ上の保管フォルダに PDF 帳票として格納する機能です 作成された PDF 帳票は Web クライアントからのみ閲覧可能です 詳細は 帳票の登録時自動 PDF 帳票作成 を参照してください 帳票の PDF 一括変換 コマンドを使用し リスト管理サーバの保管フォルダに格納されている帳票を 帳票単位または保管フォルダ単位で PDF 変換し リスト管理サーバ上の指定したフォルダに格納する機能です 詳細は 帳票の PDF 一括変換 を参照してください サーバ機能 API による PDF 変換 サーバ機能 API を利用したアプリケーションにおいて 帳票を PDF 変換しリスト管理サーバ上の指定したフォルダに格納する機能です 詳細は API リファレンス を参照してください Web クライアントで PDF 帳票を表示 / 保存 Web 一覧画面から PDF 形式で帳票を表示 / 保存 Web クライアントの一覧画面で 指定した帳票を PDF 形式で表示 / 保存することができます PDF 形式で帳票を表示 / 保存する際に PDF 帳票が存在しない場合は リスト管理サーバ上に PDF 帳票が作成されます この場合 PDF 形式への変換は List Creator Enterprise Edition と連携して行われるため リスト管理サーバに List Creator Enterprise Edition がインストールされている必要があります すでに PDF 帳票が存在する場合には 存在する PDF 帳票が表示 / 保存されるため 新たに PDF 帳票は作成されません Web クライアントで PDF 帳票を表示 / 保存する場合 Web クライアントに Adobe Reader がインストールされている必要があります Web クライアントから帳票を PDF 形式で表示 / 保存する方法については 操作手引書利用者編 を参照してください PDF 変換方法の違いによる表示の可否 帳票保管活用機能の PDF 変換機能を使用して帳票を PDF 化した場合 作成方法によりクライアントにおける PDF 表示の可否が以下のように異なります

41 PDF 作成方法 参照の可否 List Works クライアント リスト管理サーバ 帳票登録時自動 PDF メール配信で配信された PDF ファイル 帳票登録時自動 PDF 帳票作成で保管フォルダに格納された PDF 帳票 帳票の PDF 一括変換で指定のフォルダに格納された PDF ファイル サーバ API による PDF 変換により指定のフォルダに格納された PDF ファイル Web クライアント ( 注 ) Web クライアント Web 一覧画面で PDF 帳票を表示 ( 注 ) : 表示できます : 表示できません Web 一覧画面から PDF 帳票を保存 注 :PDF 帳票の表示には Adobe Reader が必要です パソコン上の Adobe Reader

42 第 2 章帳票保管活用機能の運用 この章では 処理ごとの帳票保管活用機能の運用や 機能について説明します 2.1 帳票の登録 2.2 帳票の管理 2.3 帳票の活用 2.4 システムの運用 2.5 セキュリティ 2.6 運用の管理 2.1 帳票の登録 帳票保管活用機能での帳票の登録を 以下の項目ごと説明します 帳票の登録 参照 帳票の振り分け 参照 帳票の仕分け <EEのみ > 参照 登録通知の自動メール配信 <Windows 版のみ > 参照 注意 Windows 版において Charset Manager がインストールされている場合 Charset Manager の変換仕様変更ユーティリティで代表コード系名の SJIS に SJISMS を設定してください 設定方法については Charset Manager のマニュアル を参照してください 帳票の登録 帳票の登録方法 および留意事項について 以下に示す帳票の種類ごとに説明します 一般アプリ帳票 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 富士通ホスト帳票 IBMビジネスサーバ帳票 登録方法は 扱う帳票やList Worksサーバのオペレーティングシステムによって異なります List Worksサーバ扱う帳票の種別 Windowsサーバ Solaris 一般アプリ帳票

43 List Worksサーバ 扱う帳票の種別 Windowsサーバ Solaris NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 富士通ホスト帳票 IBMビジネスサーバ帳票 扱う帳票ごとのシステム構成については 3.1 帳票別システム構成基本パターン を参照してください 注意 異なる帳票種でオーバレイ名が重複していると 帳票に正しくオーバレイが表示されない場合がありますので 異なる帳票種でオーバレイ名が重複しないように注意してください オーバレイ名の仕様については 付録 K オーバレイ名の仕様 を参照してください 帳票を大量に登録する場合 保管フォルダ数および保管フォルダに格納する帳票数を考慮する必要があります 保管フォルダ数および保管フォルダ内帳票数の推奨値と限界値については 付録 G 帳票保管活用機能における推奨値と限界値 を参照してください (1) 一般アプリ帳票の登録 <Windows 版のみ > 一般アプリ帳票を List Works プリンタドライバに印刷することにより 電子保存装置 ( データ転送コネクタまたは List Works 仮想プリンタ ) を経由してリスト管理サーバに登録されます List Works プリンタドライバを共有することにより 複数のコンピュータから登録できます List Works プリンタドライバのモデルには List Works Writer があります List Worksプリンタドライバの印刷解像度のサポート範囲を 以下に示します 単位は 1インチあたりのドット数です 96 dpi 120 dpi 240 dpi( 初期値 ) 300 dpi

44 360 dpi 480 dpi 帳票情報の指定の選択 帳票情報は 以下の方法により 帳票登録時に付加することができます - List Works プリンタドライバのプロパティに指定 List Works プリンタドライバに帳票を印刷 ( 登録 ) するたびに プロパティを変更することによって 帳票単位に帳票情報を付加することができます - リスト管理サーバの管理情報定義ファイルに帳票情報を設定 管理情報定義ファイルに 印刷ドキュメント名 (Windows システムのスプールに表示されるドキュメント名 ) ごとに帳票情報を設定することができます 管理情報定義ファイルに設定することにより リスト管理サーバに登録される帳票すべてに対して 帳票情報が付加されます この場合 List Works プリンタドライバのプロパティに指定していても 管理情報定義ファイルの情報が優先されます 上記の設定をしない場合は 各フォルダのプロパティに指定した帳票情報が有効になります 帳票情報の設定については 第 6 章印刷データの準備 を参照してください 帳票を扱う場合の留意事項 一般アプリ帳票を扱う場合に 留意する点を以下に示します - 帳票作成アプリケーションの実行ユーザには 管理者権限が必要です - List Works 帳票の 1 ページあたりの最大行数は 256 行です 256 行を超える帳票を登録すると ログ (lwapilog.csv) に警告が出力され 帳票の検索ができません 256 行を大幅に超えると 登録エラーとなります 登録時のエラーの詳細は メッセージ集 を参照してください - 扱うことができる用紙サイズは A3 A4 A5 B4 B インチ ユーザ定義サイズです ユーザ定義サイズで扱える用紙サイズは 幅が 1480~3810(0.1mm 単位 ) 長さが 2100~4200(0.1mm 単位 ) です それ以外の用紙サイズは登録できません - 以下の印刷属性は サポートしていません - 色情報 List Works プリンタドライバはモノクロドライバのため 印刷データはモノクロで扱われます - 影付き文字 - 立体文字 - 中抜き文字 - 用紙サイズや用紙方向の途中切替え用紙サイズや用紙方向を途中のページで切り替えている帳票は List Works では全ページが先頭ページの用紙サイズや用紙方向で表示 / 印刷されます 取り消し線や下線も期待どおりの結果が得られない場合があります - 一般アプリ帳票で 帳票の登録時に帳票作成アプリケーションからフォント名が正しく通知されないことが原因で 外字が に置き換えられる場合があります この場合 ログ (lwapilog.csv) に SJIS への変換に失敗した旨の警告が出力されます 回避方法については 一般アプリ帳票で外字が に変換された場合の対処方法 を参照してください - 運用前に 登録する帳票に不具合がないかを必ず確認してください OCR-B フォントを使用している場合 文字化けすることがあります - プロポーショナルフォントを使用している場合 リストビューアで検索すると 検索結果で強調された範囲が文字よりも小さく または大きく表示される場合があります

45 - 大きな文字 ( 目安として 360dpi で 144 ポイント以上 480dpi で 90 ポイント以上 ) はイメージデータとして登録されます イメージとして登録された文字は List Works では検索 データ変換の対象にはなりません - バーコードについては バーコードリーダによる読み込みを保証していません - 文字化けしている印刷ドキュメント名の印刷データは 文字化けした文字を代替文字のアンダーバー ('_') に置き換えた帳票名で登録されます - 解像度によって 罫線が太くなったり網がけが不均一になったりして表示 / 印刷される場合があります プリンタの解像度を List Works プリンタドライバの解像度とできるだけ同じにして印刷してください - 印刷データの登録時に リスト管理サーバのオーバレイ格納先に 中身が空白またはダミーの 帳票名.ovl ファイルが KOL6 形式で作成されます 帳票を活用する際に List Works クライアント ( マイコンピュータ ) 側で帳票項目を付与するためには リスト管理サーバから List Works クライアントに帳票を複写するときに 帳票名.ovl ファイルのオーバレイも List Works クライアントに複写する必要があります リストナビのオプションで リスト管理サーバからマイコンピュータに帳票を複写する時 オーバレイも複写する を有効にしてください リストナビのオプションの設定については 操作手引書利用者編 を参照してください - プレプリント用紙を使用した場合は ページごとにオーバレイを切り替えることはできません また List Works プリンタドライバのプロパティ設定やリスト管理サーバの管理情報設定ファイルで 印刷時にプレプリント用紙を使用するように設定した場合 帳票を活用する際に オーバレイは リストビューア上で重ねて表示されますが 印刷時にはオーバレイを重ねた印刷はされず データだけが印刷されます - NetCOBOL/MeFt 帳票 および List Creator 帳票は List Works プリンタドライバで出力せず 電子保存装置を使用してください NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票で作成した帳票の登録については このあとの (2) NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票の登録 を参照してください - 一般的なプリンタが印刷データを画像として受け取るのに対し List Works プリンタドライバは 出力された印刷データを文字コードとして受け取り 処理します このためセルなどでデータを隠しても データとして存在するため List Works に登録されます - 各アプリケーションの印刷プレビューまたは印刷結果と List Works の登録結果が一致しない場合があります - List Works プリンタドライバは PostScript の印刷に対応していません 一般アプリ帳票で外字が に変換された場合の対処方法 フォント名を フォント名設定ファイル に指定することで 外字が に変換されるのを防ぐことができます なお フォント名設定ファイルで指定できるフォント名は システムで 1 つです フォント名設定ファイルは 以下の場所に格納します List Works のインストール先フォルダ \Manage\Font\F5cwfont.ini なお インストール媒体の Sample または List Works のインストール先フォルダ \Samples フォルダ配下に フォント名設定ファイルのひな型が格納されています 記述形式 [FONT] FONTFACENAME= フォント名 FONTFACENAME にフォント名を指定します

46 記述例 [FONT] FONTFACENAME=MS 明朝 (2) NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票の登録 NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票を 電子保存装置に出力することにより リスト管理サーバに登録されます その際に 印刷データは List Works で運用可能な形式に変換されます アプリケーションサーバと List Works サーバを別サーバ機として運用する場合は 印刷データの変換処理を行うために アプリケーションサーバ側に List Works の帳票データ転送アダプタが必要となります 帳票情報の指定の選択帳票情報は 以下の方法により 帳票登録時に付加することができます - NetCOBOL/MeFt 帳票の場合電子帳票情報ファイルに帳票情報を設定します - List Creator 帳票の場合以下のいずれかの方法で 帳票情報を設定します - List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプション - 電子帳票情報ファイル (List Creatorのprprintコマンドのin2オプションで指定 ) - List Creatorデザイナの帳票業務情報上記の設定をしない場合は 各フォルダのプロパティに指定した帳票情報が有効になります 帳票情報の設定については 第 6 章印刷データの準備 を参照してください prprint コマンドについては List Creator のマニュアル を参照してください 帳票を扱う場合の留意事項 NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票を扱う場合に 留意する点を以下に示します 機能のサポート範囲については 付録 B NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票を扱う場合の機能サポート範囲 を参照してください - 帳票作成アプリケーションの実行ユーザには 管理者権限が必要です - List Works 帳票の 1 ページあたりの最大行数は 256 行です 256 行を超える帳票を登録すると ログ (lwapilog.csv) に警告が出力され 帳票の検索ができません 256 行を大幅に超えると 登録エラーとなります

47 登録時のエラーの詳細は メッセージ集 を参照してください - 運用可能なオーバレイ名の長さは拡張子を含め 32 バイトです 32 バイトを超えるオーバレイ名を指定した場合 オーバレイが付与されずにオーバレイなしの帳票として扱われます List Creator 帳票の場合は List Creator デザイナの帳票定義一覧に表示される帳票名がオーバレイ名となるため 運用可能な帳票名は 28 バイト以内となります 電子化した時に 28 バイトよりも長い帳票名 (64 バイトまで ) にしたい場合は prprint のオプションで指定してください - List Works で扱うことができる 1 帳票内のオーバレイの個数は 255 個までです 255 個を超えるオーバレイを使用している帳票を登録した場合は 帳票の操作時にエラーになる場合があります - バーコードは 100% の倍率で出力したときの読み取り精度を基準にしています このため 100% 以外の倍率で出力すると正しく印刷されず バーコードリーダで読み取れない場合があります また 画面では正しく表示されない場合があります - プレプリント用紙を使用した場合は ページごとにオーバレイを切り替えることはできません - Windows サーバ /Solaris 上のアプリケーションで作成したオーバレイを List Works で表示 / 印刷した場合 オーバレイの文字間隔が Windows サーバ /Solaris 上のアプリケーションで印刷した結果と一致しない場合があります - Windows サーバ /Solaris 上のアプリケーションで作成したオーバレイに白色の網掛けを使用している場合 正しく表示 / 印刷されない場合があります - カスタマバーコードにおいて 7 桁目までに数字以外を指定すると エラーとなります このとき 印刷データは登録されず ログ (lwapilog.csv) にエラーが出力されます - 重ね打ちを行っているとき 表示 印刷 検索 データ変換が正しく行われないことがあります 重ね打ちとは たとえば NetCOBOL の WRITE xxx AFTER 0 を使用する場合のように 1 行に複数の WRITE 文によって印刷データが出力されるようなケースが該当します List Works で利用する帳票は 1 行に 1 つの WRITE 文によって印刷データを出力してください また List Creator デザイナや FORM で作成した帳票定義体の項目について 重ね打ちデータとならないために 以下のことに注意してください - グリッド強制を行ってください - 項目を重ねて定義しないでください - List Creator デザイナ または FORM で作成した帳票定義体の項目は 同一行の項目の左下座標を合わせる必要があります 座標を合わせる方法については List Creator のマニュアル FORM のマニュアル を参照してください - List Creator デザイナ または FORM で作成したオーバレイの線は 線幅を優先して描画されます このため 線幅の細い二重線などは 定義した線種で描画されない場合があります - 帳票設計時に指定したフォントが帳票を表示するクライアントに存在しない場合 正しく表示されません クライアントに存在するフォントは 正しく表示されます - 複数行にまたがった文字列 数値 日付は検索できません 一行に収まるように設計してください - 帳票に文字罫線が含まれている場合 設計したイメージどおりに出力されないことがあります 文字罫線を使用しないで オーバレイ図形 またはパーティション罫線 枠として定義してください - オーバレイ文字以外の項目は [ 文字の向き ] タブの 文字の向き で文字列方向が右向き ( 左から右 ) 以外を指定した場合 文字は出力されません - オーバレイ図形では 線幅を優先して出力されます このため オーバレイ図形に線幅の細い二重線を指定すると 二重線で表示 印刷されない場合があります オーバレイ図形に二重線を使用しないことをお勧めします - バーコード項目のサイズが狭い場合 指定した範囲を超えてバーコードが出力されます - バーコードは 用紙 リーダ 出力装置の解像度 および状態で精度が変わるため 実際の運用を行う前に 試しにバーコードを出力し 読み込めることを確認してから使用してください - 組み込みメディアについて - BMP 形式 JPEG 形式 TIFF 形式のみをサポートします

48 - クリッピング を指定した場合 List Creator で印刷した結果と異なる場合があります クリッピング を指定する場合は 必ず出力結果を確認してください - メディアデータの解像度で出力 の指定は無効となります ディスプレイおよびプリンタの解像度に従って印刷されます - 透過 タブの指定は無効となります 組込みメディア項目の背後にある項目やオーバレイは透けて出力されません - List Creator で集団印刷する場合について - 印刷文字 を指定しないでください 指定した場合 同じ項目が などの文字で出力されるため List Works で意図した検索およびデータ変換ができなくなります - 項目の出力位置 には先頭を指定してください 中央および最後を指定した場合 List Works で意図した検索およびデータ変換ができなくなります - List Creator でマルチフォーム出力する場合 List Creator デザイナの帳票様式定義で オーバレイを印刷する チェックボックスのチェックをはずすと List Works でオーバレイが表示されません - List Creator でマルチフォーム出力する場合 使用できる帳票の最大数は 255 帳票です 255 帳票を超える帳票を電子保存した場合 エラーになります なお ここでの帳票数は切替えの回数ではなく実際に使用する帳票数です - List Creator のフリーフレーム形式で作成した帳票をデータ変換 検索する場合 帳票で複数のフレームがリンクされていると 期待した順序で出力されない場合があります - List Works クライアントおよび Web クライアントでは 帳票出力アプリケーションが作成した帳票の印刷可能域内にあるデータを表示します List Works クライアント ( リストビューア ) の印刷プレビューでは 印刷可能域と印刷禁止域が表示されます このため 帳票の表示画面と印刷プレビューの画面では 表示結果が異なる場合があります 帳票のページ内における 印刷可能域と印刷禁止域のイメージを以下に示します List Works における印刷可能域と印刷禁止域の扱いについて 以下の留意事項があります - 印刷禁止域にある印刷データは List Works で正しく表示 印刷されない場合があります List Creator デザイナ または FORM で作成した帳票定義体の余白を確認し 印刷データが印刷可能域におさまるように設計してください - List Works での帳票データの検索では 印刷禁止域にあるデータは検索対象となりません - List Works では 空白行があると その行を無視して次の行までを 1 行とみなします その結果 段組帳票に対する検索を行うとずれが生じます 複数の行で 1 つの情報を表す段組帳票の場合は 各行に必ず 1 つは印刷データ ( 空白以外 ) が出力されるようにしてください - 帳票定義体 または I 制御で余白 ( とじしろ 印刷原点位置 ) を設定している帳票を登録した場合 帳票を参照する際に 余白がない状態で表示されます 余白の設定値は印刷時に有効となります - 任意サイズの印刷データを出力する場合 帳票作成アプリケーション側で給紙口名を指定してください - 指定された印刷属性が List Works から印刷するプリンタでサポートされていない場合は 正しく印刷されません 帳票設計時において List Works から印刷するプリンタでサポートされている印刷属性を指定してください - 組合せフォームについて <Windows 版のみ > - List Creator で組合せフォーム出力する場合 オーバレイは組合せフォーム定義の先頭に定義されている帳票定義情報のオーバレイのみが出力されます (2 つ目以降の帳票定義情報に定義されているオーバレイは出力されません ) - List Creator で組合せフォーム出力する場合 帳票名には 組合せフォーム名を設定します - List Creator で帳票を出力する場合 英語環境 ( 英語ロケール ) では帳票を登録できません

49 - List Creator 帳票および NetCOBOL/MeFt 帳票では プロポーショナルフォントはサポートしていません (3) 富士通ホスト帳票の登録富士通ホスト帳票を 以下の運用によりList Worksに転送して登録します 分散印刷運用 - TCP/IP 通信形態 - FNA 通信形態 <Windows 版のみ > ファイル転送運用 分散印刷運用の登録の流れ 分散印刷運用では TCP/IP 通信や FNA 通信を利用して 印刷データを List Works サーバに転送します 受信した印刷データは 受信フォルダの振り分け定義や情報連携の定義に従って振り分けられ 自動的に登録されます ファイル転送運用の登録の流れ ファイル転送運用の場合は ファイル転送ソフトを利用して List Works サーバにバイナリモードで転送します 受信した印刷データは帳票登録コマンドで受信フォルダに転送します 受信フォルダに格納された印刷データは 以下の定義に従って振り分けられ 登録されます - 受信フォルダの振り分け定義 - 帳票作成アプリケーションで設定した帳票情報の定義 - 情報連携ファイルの定義 <Solaris 版のみ > 分散印刷運用とファイル転送運用の特徴 分散印刷運用とファイル転送運用の特徴を以下に説明します

50 印刷データ 項目 送信アプリケーション 受信アプリケーション APS/NP TCP/IP 通信 分散印刷運用 FNA 通信 (Windows 版のみ ) ホスト連携プレミアム (Windows 版のみ ) ホスト帳票受信サービス (Solaris 版のみ ) Linkexpress ファイル転送運用 FTP Linkexpress など 通信プロトコル TCP/IP FNA 送信アプリケーションに従 う 印刷資源 オーバレイ DRMSで事前に転送 ま たはADJUSTで変換後 事前に転送 利用者定義文字 FCB/LPCI 富士通ホストへの影響 DRMS で事前に転送 または ADJUST で変換後 事前に転送 DRMS で事前に転送 または ADJUST で変換後 事前に転送 DTS APS ライタ定義の変更 または JCL 出力クラスの変更 PLOP/X で事前に転送 または印刷データと同時に転送 PLOP/X で事前に転送 印刷データと一緒に転送されるため 事前準備は不要 APS ライタ定義の変更 または JCL 出力クラスの変更 ADJUST で変換後 事前に転送 ADJUST で変換後 事前に転送 ADJUST で変換後 事前に転送 JCL の出力データの出力先を変更し 以下のジョブステップを追加 ファイル転送形式への変換 ファイル転送 帳票の登録方法 自動的に登録 自動的に登録 ( リスト管理サーバの環境設定で 登録時の多重度の設定が可能 設定方法については 操作手引書運用管理者編 を参照してください ) リスト管理サーバの帳票登録コマンドで登録 印刷形態 [Windows 版 ] オペレーティングシステム標準の印刷 [Solaris 版 ] VSP プリンタによる印刷 オペレーティングシステム標準の印刷 VSP プリンタによる印刷も可能 [Windows 版 ] オペレーティングシステム標準の印刷 [Solaris 版 ] VSP プリンタによる印刷 印刷資源の準備については 第 5 章印刷資源の準備 を参照してください 帳票情報の指定の選択 分散印刷運用では 以下の方法により 帳票登録時に帳票情報を付加することができます この場合 ソフトウェアのいずれか 1 つに帳票情報を指定します - PrintASSORT を利用して帳票情報を設定 - OSIV LISTVIEW を利用して帳票情報を設定

51 - APS/NPを利用して帳票情報を設定ファイル転送運用では 以下の方法により 帳票登録時に帳票情報を付加することができます - OSIV LISTVIEWを利用して帳票情報を設定 Solaris 版では このほかに帳票登録コマンドで登録する際に 情報連携ファイルに帳票情報を設定することができます 上記の設定をしない場合は 各フォルダのプロパティに指定した帳票情報が有効になります 帳票情報の設定については 第 6 章印刷データの準備 を参照してください 帳票を扱う場合の留意事項 富士通ホストの印刷データを扱う場合の留意する点を以下に示します 印刷データのサポート範囲や文字の扱い 印刷属性については 付録 C 富士通ホスト帳票で扱う印刷データのサポート範囲と印刷属性 を参照してください Windows 版の場合 - サポートしていない制御コードは 読み飛ばされます 主なものは以下のとおりです - 縦書き (0x30B0) - 縦特殊パターン変換無効 (0x30F6) - 文字属性指定 (0x30FEC0) - バーコード印刷 (0x30FEE2) - ラベル文字指定 (0x30FEFE060010) 図形データ / イメージデータは サポートしていません - 重ね打ちを行っているとき 表示 印刷 検索 データ変換が正しく行われないことがあります - 罫線の接続機能はサポートしていません このため および - などの罫線文字は 接続されません - 印刷制御レコードに縮小率が設定されていても リストビューアでは 元の用紙サイズで表示されます - APS/NP で転送したときの印刷制御レコードの内容は OSIV APS/NP 説明書 を参照してください - 複数のグループオーバレイが指定されているときは 最初に指定されているオーバレイのグループオーバレイ名 およびオーバレイ種別を印刷データのオーバレイ情報として通知します - F6671 は単票帳票であるため 富士通ホスト側で指定された 用紙の長さ は List Works 帳票の用紙サイズに反映されません ( 常に 11 インチとなります ) 用紙の長さを反映したい場合は 以下のいずれかの対応をしてください - リスト管理サーバに用紙の長さを設定した FCB を作成し 帳票情報の LV-FCB-NAME に FCB 名を設定する - 富士通ホストのライタ定義を F6672( 連続帳票 ) として ライタ定義で用紙の長さを設定する - 富士通ホストのライタ定義を F6672( 連続帳票 ) として 富士通ホストの FCB で用紙の長さを設定する リスト管理サーバに FCB を準備する方法については FCB/LPCI の準備 を参照してください - F6672 のライタ定義で用紙の長さを設定する場合は 3.5 インチ ~14 インチ (0.5 インチ単位 ) で設定してください この範囲を超えた場合 用紙長はデフォルトの 11 インチとなります - FNA 通信形態を利用した分散印刷運用の場合 APS の DFNWTR の設定を以下のようにしてください - UNIT オペランドの装置タイプの識別名 :F6671 または F

52 - SERVER オペランドの指定 :HOSTPRINT APS の DFNWTR の設定については 環境構築手引書 および APS のマニュアル を参照してください - F6672 の場合 0.5 インチ単位で用紙送りの制限をしているため 0.5 インチ未満の印字部分が切り捨てられます 用紙送りの制限を考慮して 印刷データを設計してください - 帳票のサイズは 1 ページ目のサイズが有効になります 1 ページ目がセパレータで削除されている場合も同様です 例 : 先頭のセパレータが A4 横 で 以降が A4 縦 の場合 用紙サイズは A4 横 になります - 0 ページの帳票は登録できません 変換エラーになります セパレータページを削除する場合でも 有効なページがないとエラーになります - List Works で VSP 以外の印刷を行う場合 Windows のフォントが使用されるため デバイスフォントによる印刷はできません OCR 認識用のフォントなど特殊なフォントや正確なフォントサイズを使用している場合は注意が必要です - サポート形式は F6671 F6672 です これ以外の F66xx 形式の登録はできません - FNA 通信形態を利用した分散印刷運用の場合 JIS 第一水準漢字以外の文字フォントは明朝体を使用してください 明朝体以外のフォントを使用した場合 List Works で帳票が正しく表示 / 印刷されません - 富士通ホスト側での文字配列テーブルの指定において 利用者で定義した文字配列テーブルは無効になります 文字配列テーブルの指定時は システムで標準提供されている文字配列テーブルを指定してください 文字配列テーブルのサポート範囲については C.2.4 印刷制御レコード の注 4 を参照してください - 富士通ホスト上で作成した 1 トランザクションの帳票を 1 帳票にして登録する場合は PrintASSORT を利用してください PrintASSORT については PrintASSORT 説明書 を参照してください - 富士通ホストの COMPACT を使用して作成した印刷データを扱う場合は COMPACT の実行時パラメタとして CTYPE=L CFORM=M および UNIT=NLP を指定してください CTYPE CFORM および UNIT パラメタの詳細については OSIV COMPACT 使用手引書 を参照してください - ListWORKS V5.1L10 以前で登録した帳票を ページ設定 で 印刷データに設定されている印刷属性を優先する をチェックして印刷する場合 印刷属性の印刷倍率をサポートしていないため 縮小印刷はされません - List Works で扱うことができる 1 帳票内のオーバレイの個数は 255 個までです 255 個を超えるオーバレイを使用している帳票を登録した場合は 登録時にエラーになる場合があります Solaris 版の場合 - サポートしていない制御コードは 読み飛ばされます 主なものは以下のとおりです - 縦書き - バーコード - 図形データ / イメージデータ - 重ね打ちを行っているとき 表示 印刷 検索 データ変換が正しく行われないことがあります - 罫線の接続機能はサポートしていません このため および - などの罫線文字は 接続されません - 印刷制御レコードに縮小率が設定されていても リストビューアでは その値は無視され 元の用紙サイズで表示されます - APS/NP で転送したときの印刷制御レコードの内容は OSIV APS/NP 説明書 を参照してください - 複数のグループオーバレイが指定されているときは 最初に指定されているオーバレイのグループオーバレイ名 およびオーバレイ種別を印刷データのオーバレイ情報として通知します

53 - 0 ページの帳票は登録できません 変換エラーになります セパレータページを削除する場合でも 有効なページがないとエラーになります - 富士通ホスト上で作成した 1 トランザクションの帳票を 1 帳票にして登録する場合は PrintASSORT を利用してください PrintASSORT については PrintASSORT 説明書 を参照してください - 富士通ホストの COMPACT を使用して作成した印刷データを扱う場合は COMPACT の実行時パラメタとして CTYPE=L CFORM=M および UNIT=NLP を指定してください CTYPE CFORM および UNIT パラメタの詳細については OSIV COMPACT 使用手引書 を参照してください - ListWORKS V5.1L10 以前で登録した帳票を ページ設定 で 印刷データに設定されている印刷属性を優先する をチェックして印刷する場合 印刷属性の印刷倍率をサポートしていないため 縮小印刷はされません - F6672 のライタ定義で用紙の長さを設定する場合は 3.5 インチ ~14 インチ (0.5 インチ単位 ) で設定してください この上限を超えた場合 用紙長はデフォルトの 11 インチとなります - F6672 の場合 0.5 インチ単位で用紙送りの制限をしているため 0.5 インチ未満の印字部分が切り捨てられます 用紙送りの制限を考慮して 印刷データを設計してください (4) IBM ビジネスサーバ帳票の登録 <Windows 版のみ > List Works では e-syohsi for 400 および e-syohsi for 400 ListWORKS 連携オプションを利用して IBM ビジネスサーバ帳票を登録できます IBM ビジネスサーバの出力用帳票を扱う場合の詳細については e-syohsi for 400 のマニュアル を参照してください 帳票の振り分け リスト管理サーバで受信した帳票を 保管フォルダ または印刷フォルダに登録することを振り分けといいます

54 振り分けは 帳票出力元のアプリケーションで定義した帳票情報 ( 振り分け先 ) または受信フォルダで指定した振り分け条件に従って行われます 複数のフォルダに同時に振り分けるように指定することもできます 受信フォルダで指定する振り分け条件のキーには 以下のものがあります ユーザ ID ジョブ名 タイトル ジョブ番号 コメント 備考 1~4 すべての帳票 扱う帳票の種類によって 利用できる方法は以下のように異なります 振り分け方法 受信フォルダの振り分け条件定義 List Works プリンタドライバのプロパティ 一般アプリ帳票 ( 注 1) NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票 富士通ホスト帳票 管理情報定義ファイル 帳票出力元 ( 注 2) ( 注 3) ( 注 5) 帳票登録コマンド ( 注 4) 情報連携ファイル ( 注 4) 注 1: 注 2: Windows 版の場合に扱うことができる帳票と振り分け方法です IBM ビジネスサーバ帳票 電子帳票情報ファイルで振り分け先を設定します List Creator 帳票の場合 List Creator デザイナの帳票業務情報 または List Creator の prprint コマンドのオプションで振り分け先を設定することができます

55 注 3: APS/NP OSIV LISTVIEW PrintASSORTの情報連携で振り分け先を設定します 注 4: Solaris 版の場合に ファイル転送運用で印刷データを受信する際に利用できる振り分け方法です 注 5: e-syohsi for 400 ListWORKS 連携オプションで振り分け先を設定します (1) 受信フォルダの振り分け条件定義による振り分け 受信フォルダに指定した振り分け先と振り分け条件定義により 帳票を保管フォルダや印刷フォルダに振り分けることができます 複数のフォルダに対し 同時に振り分けるよう指定することもできます 振り分け条件に定義できる条件キーは 扱う帳票によって異なります 条件キー 一般アプリ帳票 NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票 富士通ホスト帳票 ( 分散印刷運用 ) 富士通ホスト帳票 ( ファイル転送運用 ) ユーザ ID ジョブ名 タイトル ジョブ番号 コメント 備考 1~4 すべての帳票 : 設定できる条件キー : 設定できない条件キー 振り分け先や振り分け条件の定義は 受信フォルダのダイアログボックスで設定します 受信フォルダでの定義方法については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 注意 受信フォルダの振り分け条件の定義数は 必ず 200 件以内としてください 200 件を超えると 登録処理に時間がかかる場合があります 振り分け条件が 200 件を超える場合は 帳票情報で振り分け先を指定してください 富士通ホスト帳票を振り分ける場合 受信フォルダのプロパティで設定する振り分け条件の定義の条件文字列には 半角カナを使用することはできません 振り分け条件キーの追加および編集 <FNA 通信形態を利用した分散印刷運用の場合 > 富士通ホスト帳票を扱う場合において FNA 通信形態を利用した分散印刷運用時に 受信フォルダの振り分け条件キーに加えて 帳票内の文字列を振り分けの条件キーとして定義できます また 条件キーを編集することもできます 振り分け条件キーの追加および編集方法については 操作手引書運用管理者編 を参照してください

56 (2) 一般アプリ帳票を扱う場合 <Windows 版のみ > 帳票の振り分け方法として 受信フォルダの振り分け定義のほかに以下の方法があります リスト管理サーバの管理情報定義ファイルに振り分け先を指定 List Worksプリンタドライバのプロパティで振り分け先を指定 振り分け先は 以下の優先順位で有効になります 1. 管理情報定義ファイルの振り分け先 2. List Worksプリンタドライバのプロパティに設定してある振り分け先 3. 受信フォルダの振り分け条件定義 管理情報定義ファイルの設定については 管理情報定義ファイルの準備 を参照してください List Works プリンタドライバのプロパティの設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください (3) NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票を扱う場合 帳票の振り分け方法として 受信フォルダの振り分け定義のほかに帳票出力元で振り分け先を指定する方法があります 帳票出力元での指定は 使用するアプリケーションによって以下のように異なります NetCOBOL/MeFt 帳票の場合電子帳票情報ファイルに振り分け先を指定します 振り分け先は 以下の優先順位で有効になります 1. 電子帳票情報ファイルで指定した振り分け先 2. 受信フォルダの振り分け条件定義 電子帳票情報ファイルの設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください List Creator 帳票の場合以下のいずれかで振り分け先を指定します - List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプション - 電子帳票情報ファイル (List Creatorのprprintコマンドのin2オプションで指定 ) - List Creatorデザイナの帳票業務情報 振り分け先は 以下の優先順位で有効になります 1. 電子保存情報に関するオプションで指定した振り分け先 2. 電子帳票情報ファイルで指定した振り分け先 3. List Creatorデザイナで指定した振り分け先 4. 受信フォルダの振り分け条件定義

57 電子帳票情報ファイルの設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください List Creator デザイナでの設定 および prprint コマンドのオプションについては List Creator のマニュアル を参照してください (4) 富士通ホスト帳票を扱う場合帳票の振り分け方法として 受信フォルダの振り分け定義のほかに以下の方法があります 帳票出力元で振り分け先を指定 ファイル転送運用の場合に 帳票登録コマンドのオプションに振り分け先を指定 <Solaris 版のみ > ファイル転送運用の場合に 情報連携ファイルに振り分け先を指定して帳票登録コマンドに設定 <Solaris 版のみ > 振り分け先は 以下の優先順位で有効になります 1. 帳票出力元で振り分け先を指定 2. 帳票登録コマンドのオプションに振り分け先を指定 <Solaris 版のみ > 3. 情報連携ファイルに振り分け先を指定して帳票登録コマンドに設定 <Solaris 版のみ > 4. 受信フォルダの振り分け条件定義 帳票出力元で振り分け先を指定分散印刷運用の場合は 以下のアプリケーションのどれか1つに情報連携を指定します - APS/NP - OSIV LISTVIEW - PrintASSORT ファイル転送運用の場合は 以下のアプリケーションで情報連携を指定します - OSIV LISTVIEW 帳票出力元で情報連携を行う場合の設定については 帳票情報を連携する場合の準備 を参照してください 帳票登録コマンドのオプションに振り分け先を指定 <Solaris 版のみ > Solaris 版では ファイル転送運用の場合に 受信した印刷データをコマンド (lvrcvlst コマンド ) で登録するときに 振り分け先をオプションに指定することができます

58 印刷データの登録については 印刷データの登録 < ファイル転送運用のみ > を参照してください lvrcvlst コマンドの詳細については コマンドリファレンス を参照してください 情報連携ファイルに振り分け先を指定 <Solaris 版のみ > Solaris 版では ファイル転送運用の場合に 受信した印刷データをコマンド (lvrcvlst コマンド ) で登録するときに 振り分け先を情報連携ファイルに指定することができます

59 印刷データの登録および情報連携ファイルの設定については 印刷データの登録 < ファイル転送運用のみ > を参照してください lvrcvlst コマンドの詳細については コマンドリファレンス を参照してください 帳票の仕分け <EE のみ > List Works EE では 帳票の仕分け機能を利用することができます 帳票の仕分け機能は 帳票を分割し 別々の登録先に仕分けることができます また 登録先としてネットワーク上の別の List Works サーバを指定することができます List Works サーバ内のリスト管理サーバ ( 仕分け機能 ) で帳票の仕分けを行いますが NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票を扱う場合に アプリケーションサーバ List Works サーバを別サーバ機で運用する際は アプリケーションサーバ内のリスト管理サーバ ( 仕分け機能 ) で帳票の仕分けを行います 注意 以下の場合 富士通ホスト帳票を List Works で仕分けることはできません - OSIV Systemwalker/PrintASSORT で 帳票を仕分けた場合 - OSIV LISTVIEW で 帳票を分割 または帳票に帳票情報を付加した場合 - APS/NP で 帳票に連携情報を付加した場合 帳票の仕分け機能では 富士通ホスト上で作成した 1 トランザクションの帳票を 登録時に 1 帳票にすることはできません PrintASSORT を利用して 1 トランザクションの帳票を 1 帳票にしてください

60 帳票の仕分け機能の概略を以下に示します 帳票の仕分け機能の詳細については 帳票仕分け手引書 を参照してください 帳票の配信方法の選択 以下の配信方法が選択できます ただし 帳票の種類によっては 選択できない場合もあります 代表仕分け 同じ仕分け条件に対して配信先が複数ある場合に 帳票の各ページを 仕分け条件が最初に該当した配信先だけに配信します 同報仕分け 帳票の各ページを 仕分け条件が該当する配信先すべてに配信します 代表仕分け 同じ仕分け条件に対して配信先が複数ある場合に 帳票の各ページを それぞれ 1 箇所 ( 仕分け条件が最初に該当した配信先 ) だけに仕分けます 同報仕分け 各ページを複数箇所 ( 仕分け条件が該当する配信先すべて ) に仕分けします

61 帳票情報の付加 帳票には 帳票の保管先や 帳票の帳票名 コメント 有効期限などの帳票情報を付加できます 仕分け後の処理 仕分け後の処理方法を指定できます 仕分け後の処理には 以下のものがあります 帳票の種類によって 指定できる処理が異なります 受信フォルダへ配信する 他サーバへ配信する 仕分け条件 Windows 版の場合 仕分けの条件には 印刷データ内の文字列 オーバレイ名 またはページを指定できます Solaris 版の場合 仕分けの条件には 印刷データ内の文字列やオーバレイ名を指定できます 富士通ホスト帳票については 仕分けの条件として ページを指定することもできます 仕分け結果の分割 ページごとに存在する印刷データ内の特定文字列やオーバレイ名を指定して 仕分け後の帳票をさらに分割することができます 登録通知の自動メール配信 <Windows 版のみ > 帳票の登録時に SMTP プロトコルを利用して登録通知を配信することができます

62 配信される情報は メールの表題 ( 帳票名 ) メールの本文 ( 帳票名 コメント 作成者名 ページ数 作成日時 登録日時 登録有効期限 ) 添付ファイル ( 帳票エントリファイル または 帳票ファイル ) です 登録通知の自動メール配信の実行結果は 操作ログ およびイベントログで確認してください 設定する情報登録通知の自動メール配信を行う場合は 以下の情報を運用に合わせて設定します 自動メール配信の種別メール配信の種別を指定します 以下の種別を指定することができます - 帳票エントリファイルを送信帳票の登録先など 帳票の管理情報が格納された帳票エントリファイルが メール送信されます - 帳票ファイルを送信印刷データなどが格納された帳票ファイルが メールに添付されメール送信されます ポイント - 帳票エントリファイルをメール送信する場合は 登録時に帳票の管理情報だけがメール送信されます したがって 送信されるメールのサイズは帳票ファイルの場合よりも小さくなります ただし このファイルを List Works クライアントでメール受信した場合 実際に帳票を表示するためには リスト管理サーバに接続する必要があります - 帳票ファイルをメール送信する場合は 登録時に帳票そのものがメール送信されます このファイルを List Works クライアントでメール受信した場合 帳票をそのまま表示できますが 送信されるデータ量は大きくなります 自動メール配信のあて先 メール配信のあて先を指定します 注意 帳票エントリファイルをメール送信する場合 IPv4 環境または IPv4/IPv6 デュアルスタック環境にある List Works クライアントのあて先を指定してください IPv6 のみの環境にある List Works クライアントのあて先を指定しても 受信したクライアントでは帳票を表示できません

63 自動メール配信時のオーバレイ添付の有無 メール配信時の帳票にオーバレイを添付するかどうかを指定します メール配信先のサーバに 帳票に使用しているオーバレイと同じオーバレイがある場合は 添付する必要はありません 注意 メール配信で使用するメールサーバのポート番号は 25 です この番号を変更することはできません 設定方法以下の方法で 設定することができます リスト管理サーバ環境設定で設定 帳票出力時に帳票情報を設定 ( 情報連携 ) 複数箇所で設定した場合は 情報連携で設定した値が優先されます リスト管理サーバ環境設定で設定 リスト管理サーバごとに送信情報を設定することができます リスト管理サーバの環境設定で自動メール配信の種別や SMTP の送信情報を設定します SMTP の送信情報には メールサーバ名 あて先 送信元 および名前があります リスト管理サーバの環境設定については 環境構築手引書 および 操作手引書運用管理者編 を参照してください 帳票出力時に帳票情報を設定 ( 情報連携 ) 帳票出力元で 帳票ごとに自動メール配信用の帳票情報を設定して連携することができます 扱う帳票によって設定方法が異なります 一般アプリ帳票の場合 List Works プリンタドライバのプロパティ ( メール送信 ) に必要な帳票情報を設定します List Works プリンタドライバの環境設定については 環境構築手引書 および 操作手引書運用管理者編 を参照してください リスト管理サーバの管理情報定義ファイルに必要な帳票情報を設定することもできます この場合は List Works プリンタドライバに設定した値よりも優先されます 管理情報定義ファイルの設定については 管理情報定義ファイルの準備 を参照してください NetCOBOL/MeFt 帳票の場合 NetCOBOL/MeFt 帳票の場合は 電子帳票情報ファイルに必要な帳票情報を設定します 帳票情報の設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください List Creator 帳票の場合 List Creator 帳票の場合は 以下のいずれかで帳票情報を設定できます - List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプション - 電子帳票情報ファイル (List Creatorのprprintコマンドのin2オプションで指定 )

64 - List Creator デザイナの帳票業務情報 帳票情報の設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください List Creator デザイナでの設定 および prprint コマンドについては List Creator のマニュアル を参照してください 富士通ホスト帳票の場合 APS/NP PrintASSORT または OSIV LISTVIEW に必要な帳票情報を設定して帳票登録時に連携します 帳票情報の設定については 帳票情報を連携する場合の準備 を参照してください 注意 帳票出力時に帳票情報を設定して自動メール配信を行う場合も リスト管理サーバ環境設定で SMTP の送信情報 ( メールサーバ名 あて先 送信元 名前 ) を設定しておく必要があります 設定時のキー 情報連携により登録通知の自動メール配信を行うときは 帳票情報をそれぞれ以下のキーに設定します 自動メール配信の種別には 登録通知の自動メール配信として 1: 帳票エントリファイルを送信する または 2: 帳票ファイルを送信する を指定します 帳票情報 管理情報定義ファイル 電子帳票情報ファイル APS/NP または PrintASSORT と情報連携 OSIV LISTVIEW と情報連携 自動メール配信の種別 TOL-FLG TOL-FLG LV-TOL-FLG LVSVINF LV-DEF(LV-TOL-FLG) または SPLRCV LV-DEF(LV-TOL-FLG) 自動メール配信のあて先 MAIL-TO MAIL-TO LV-MAIL-TO LVSVINF LV-DEF(LV-MAIL-TO) 自動メール配信時のオーバレイ添付の有無 - TOL-OVL LV-TOL-OVL LVSVINF LV-DEF(LV-TOL-OVL) または SPLRCV LV-DEF(LV-TOL-OVL) 注意 メール配信では 送信情報の名前 メールの表題 メールの本文を JIS コードに変換して送信します JIS コードの変換では 以下のように変換されます - 半角カナ文字は 全角カナ文字に変換されます - 変換元の文字コードに対応する文字が 変換先の文字コード (JIS) にない場合は アンダースコア _ に変換されます - コロン : は ":" に変換される場合があります このため 送信時に指定した送信情報の名前 メールの表題 メールの本文と 受信時の送信情報の名前 メールの表題 メールの本文が異なる場合があります メールの表題にイコール = が含まれている場合は メールの表題が正しく送信されません

65 エラーが発生した場合は 操作ログ およびイベントログにエラー情報が出力されます 操作ログ イベントログの詳細については メッセージ集 を参照してください 2.2 帳票の管理 帳票保管活用機能で帳票を管理する運用や機能を 以下の項目ごと説明します 帳票の保管 参照 帳票のファイリング 参照 オーバレイの履歴管理 参照 Charset Managerとの連携 <Windows 版のみ > 参照 帳票の保管 List Works に登録した帳票は 帳票に対して有効期限を設定して保管することができます また 保管フォルダの帳票に対して 有効期限が過ぎた帳票を自動的に削除することができます (1) 帳票保管の有効期限 帳票保管の有効期限による管理を利用する場合は 帳票保管の有効期限を設定する必要があります 設定方法以下の方法で 帳票保管の有効期限を設定できます フォルダのプロパティに設定 帳票出力時に帳票情報を設定 ( 情報連携 ) 複数箇所で設定した場合は 情報連携で設定した値が優先されます フォルダのプロパティに設定 保管フォルダのプロパティに 帳票の有効期限 を設定します Windows 版の場合 印刷フォルダのプロパティにも設定することができます この場合 プロパティに 保存期限 を設定します 保管フォルダの場合 プロパティの 帳票の有効期限 の 日間 に 日数を指定します 帳票の有効期限は 以下のように異なります - Windows 版の場合 帳票を登録した翌日から 日数 分の期間 - Solaris 版の場合 帳票を登録した日を含めた 日数 分の期間 時間は切り捨てられます ただし 帳票の有効期限を過ぎても リストクリーナ - サーバ (Windows 版 ) または lvatdell コマンド (Solaris 版 ) を使用しなければ帳票は削除されません

66 保管フォルダのプロパティの設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 印刷フォルダの場合 <Windows 版のみ > プロパティの 保存期限 の 日 および 時間 に 日数と時間を指定することができます 印刷フォルダ内の帳票は 印刷完了後も指定した保存期限まで保管され 印刷完了の状態でかつ 保存期限を過ぎると自動的に削除されます 注意 - 印刷フォルダについては 保管を目的としていないため 帳票の長期保存には向いていません - 自動的に削除されるタイミングについては 保存期限を定期的に監視しているため 指定した日時に厳密に削除されるわけではありません - 以下の製品を List Works と共に導入した場合 印刷フォルダ自動削除についての環境設定を変更することができます この場合 List Works の印刷フォルダのプロパティで設定しても以下の製品で自動削除の 環境設定 が変更されると その定義に従うため 自動削除されないことがあります - HOST PRINT( 帳票管理サービス ) 帳票出力時に帳票情報を設定 ( 情報連携 ) 帳票出力元で 帳票ごとに保管の有効期限を設定して連携することができます 扱う帳票によって設定方法が異なります 一般アプリ帳票の場合 <Windows 版のみ > List Worksプリンタドライバのプロパティ ( 有効期限 ) に必要な帳票情報を設定します

67 プロパティ ( 有効期限 ) の設定については 環境構築手引書 および 操作手引書運用管理者編 を参照してください リスト管理サーバの管理情報定義ファイルに必要な帳票情報を設定することもできます この場合は List Works プリンタドライバに設定した値よりも優先されます 管理情報定義ファイルの設定については 管理情報定義ファイルの準備 を参照してください NetCOBOL/MeFt 帳票の場合 NetCOBOL/MeFt 帳票の場合は 電子帳票情報ファイルに必要な帳票情報を設定します 帳票情報の設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください List Creator 帳票の場合 List Creator 帳票の場合は 以下のいずれかで帳票情報を設定できます - List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプション - 電子帳票情報ファイル (List Creatorのprprintコマンドのin2オプションで指定 ) - List Creatorデザイナの帳票業務情報 富士通ホスト帳票の場合 帳票情報の設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください List Creator デザイナでの設定 および prprint コマンドについては List Creator のマニュアル を参照してください APS/NP PrintASSORT または OSIV LISTVIEW に必要な帳票情報を設定して帳票の登録時に連携します Solaris 版では コマンドで帳票を登録するときに 情報連携ファイルに帳票情報を設定することもできます 帳票情報の設定については 帳票情報を連携する場合の準備 を参照してください 設定時のキー 情報連携により帳票保管の有効期限を設定するときは 帳票情報をそれぞれ以下のキーに設定します 帳票情報 管理情報定義ファイル ( 注 1) 電子帳票情報ファイル APS/NP または PrintASSORT と情報連携 ( 注 2) OSIV LISTVIEW と情報連携 ( 注 2) 帳票保管の有効期限 TERM TERM LV-TERM LVSVINF LV-TERM または SPLRCV LV-TERM 注 1:Windows 版のみ 一般アプリ帳票を扱うことができます 注 2:Solaris 版の場合 情報連携ファイルを利用して帳票を登録するときも このキーを使用します (2) 帳票の自動削除 保管フォルダ内の有効期限を過ぎた帳票に対して 自動的に削除することができます 帳票が保管されている場所によって 自動削除の方法が異なります

68 帳票の保管場所 Windows 版リスト管理サーバの帳票 Solaris 版リスト管理サーバの帳票 マイコンピュータの帳票 自動削除の方法リストクリーナ - サーバ (F5CWDSDL.EXE) を利用します 指定した保管フォルダ内の帳票を削除する場合は lvatdellコマンドを利用します リストクリーナ - クライアント (F5CWDCDL.EXE) を利用します リストクリーナ - サーバの使用方法については 操作手引書運用管理者編 を参照してください リストクリーナ - クライアントの使用方法については 操作手引書利用者編 を参照してください F5CWDSDL.EXE lvatdell F5CWDCDL.EXE コマンドの詳細については コマンドリファレンス を参照してください Windows 版の印刷フォルダ内の帳票については リストクリーナ - サーバの起動に関係なく 指定した保存期限を過ぎた時点で自動的に削除されます 設定方法 帳票を自動削除の対象とするには 帳票を自動削除の対象とする指示を設定する必要があります 以下の単位で帳票情報を設定できます 保管フォルダのプロパティに設定 帳票出力時に帳票情報を設定 ( 情報連携 ) また 有効期限を過ぎたら削除対象にする を設定すると同時に 帳票保管の有効期限 を設定する必要があります 帳票保管の有効期限については (1) 帳票保管の有効期限 を参照してください 複数箇所で設定した場合は 情報連携で設定した値が優先されます 保管フォルダのプロパティに設定 保管フォルダのプロパティに 有効期限を過ぎたら削除対象にする を設定します 保管フォルダごとに設定することができます プロパティの 有効期限を過ぎたら削除対象にする の設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 帳票出力時に帳票情報を設定 ( 情報連携 ) 帳票出力元で 帳票ごとに自動削除の対象指示を設定して連携することができます 扱う帳票によって設定方法が異なります 一般アプリ帳票の場合 <Windows 版のみ > List Worksプリンタドライバのプロパティ ( 有効期限 ) に必要な帳票情報を設定します List Works プリンタドライバの環境設定については 環境構築手引書 および 操作手引書運用管理者編 を参照してください リスト管理サーバの管理情報定義ファイルに必要な帳票情報を設定することもできます この場合は List Works プリンタドライバに設定した値よりも優先されます 管理情報定義ファイルの設定については 管理情報定義ファイルの準備 を参照してください

69 NetCOBOL/MeFt 帳票の場合 NetCOBOL/MeFt で帳票を出力する場合は 電子帳票情報ファイルに必要な帳票情報を設定します 帳票情報の設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください List Creator 帳票の場合 List Creatorで帳票を出力する場合は 以下のいずれかで必要な帳票情報を設定します - List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプション - 電子帳票情報ファイル (List Creatorのprprintコマンドのin2オプションで指定 ) - List Creatorデザイナの帳票業務情報 富士通ホスト帳票の場合 帳票情報の設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください List Creator デザイナでの設定 および prprint コマンドについては List Creator のマニュアル を参照してください APS/NP PrintASSORT または OSIV LISTVIEW に必要な帳票情報を設定して帳票の登録時に連携します Solaris 版では コマンドで帳票を登録するときに 情報連携ファイルに帳票情報を設定することもできます 帳票情報の設定については 帳票情報を連携する場合の準備 を参照してください 設定時のキー 情報連携により 帳票を自動削除の対象とする指示を設定するときは 帳票情報をそれぞれ以下のキーに設定します 帳票情報 帳票を自動削除の対象とする指示 管理情報定義ファイル ( 注 1) 電子帳票情報ファイル APS/NP または PrintASSORT と情報連携 OSIV LISTVIEW と情報連携 DELTYPE DELTYPE LV-DELTYPE LVSVINF LV-DEF(LV- DELTYPE) 情報連携ファイル ( 注 2) LV-DELTYPE 注 1:Windows 版のみ 一般アプリ帳票を扱うことができます 注 2:Solaris 版のみ 情報連携ファイルを使用して登録することができます 帳票のファイリング 帳票のファイリングは フォルダに保管してある帳票を CD-R MO などの可搬媒体やハードディスクに まとめて格納する機能です ファイリングフォルダを利用します ファイリングは 帳票のバックアップとして利用することもできます 帳票をファイリングするための運用形態には 以下の 2 種類があります ハードディスクまたは MO へのファイリング CD-R へのファイリング 帳票のファイリングに必要な関連製品については ソフトウェア説明書 または インストールガイド を参照してください ファイリングフォルダの作成については 環境構築手引書 を参照してください 帳票のファイリングの操作については 操作手引書利用者編 を参照してください

70 注意 ファイリング実行中は ファイリング対象のフォルダに対して帳票のアクセスはしないでください ファイリングを行う場合 リスト管理サーバのポート番号は 9243 と設定してください ポート番号は リスト管理サーバの環境設定 ダイアログボックスの 接続 タブで設定します 初期値は 9243 です リスト管理サーバの装置フォルダにファイリングを行った場合 帳票のファイル名は List Works 内で割り当てられたランダムな 8 文字の英数字として管理されます マイコンピュータの装置フォルダにファイリングを行った場合 対象の帳票のファイル名がそのまま適用されます List Works Filling Service は List Works サービスと 1 対 1 の対応になっています このため 1 つの List Works Filling Service は 同時に複数のリスト管理サーバ (List Works サービス ) と接続できません 1 つの List Works Filling Service が複数のリスト管理サーバと接続する場合 ファイリング処理が終了した後に List Works Filling Service を再起動し 次のリスト管理サーバとのファイリング処理を行ってください ファイリング時に FTP エラーが発生する場合は ネットワーク環境が正しく設定されているか確認してください リスト管理サーバにネットワークアダプタが複数設置されている場合 ファイリングサーバやファイリング用パソコンは優先度の高いネットワークアダプタに接続してください ファイリングした媒体をリスト管理サーバの保管フォルダとして定義することはできません マイコンピュータの保管フォルダとして定義して参照してください パスワードが 14 バイトを超えるユーザは ファイリング用パソコンのハードディスク MO および CD-R へのファイリングはできません (1) ハードディスクまたはMOへのファイリング以下の場所に ファイリングできます ファイリング用パソコンのハードディスク またはMO List Worksクライアントのハードディスク またはMO

71 ファイリング用パソコンのハードディスク または MO へのファイリング リスト管理サーバの帳票は ファイリング用パソコンのハードディスクまたは MO へファイリングできます ファイリングするためには ハードディスク /MO 版リストファイリングサーバを ファイリング用パソコンにインストールする必要があります なお ファイリングモニタは ハードディスク /MO 版リストファイリングサーバをインストールすると 自動的にインストールされます ファイリングモニタを使用してファイリングの状態を監視できます また リストナビでも ファイリングの状態を監視することができます ファイリングの状態監視については 保守手引書 を参照してください List Works クライアントのハードディスク または MO へのファイリング リスト管理サーバの帳票 および List Works クライアントの帳票は List Works クライアントのハードディスクまたは MO へファイリングできます この場合は リストナビでファイリングの状態を監視できます ファイリングの状態監視については 保守手引書 を参照してください (2) CD-Rへのファイリングリスト管理サーバの帳票は 以下の方法によりCD-Rにファイリングすることができます ListWORKS CD-ROM 作成オプションによるファイリング CD-R 連続書込み装置によるファイリング - TEAC 社製 CD-R 装置 - MICARシステム 注意 CD-R にファイリングするときは 専用のファイリング用パソコンを用意してください CD-R 連続書込み装置に TEAC 社製 CD-R 装置を利用する場合は CD-R 連続書込み装置を制御するための CD-R Writer Server が必要となります CD-R Writer Server とリストファイリングサーバは 別のパソコンに分けて運用することをお勧めします ファイリング対象のファイル数が多いと ファイリング処理に要する時間がかかります リストファイリングサーバ (TEAC CD-R 装置版 ) が動作しているパソコンで ListWORKS CD-ROM 作成オプションを使用することはできません 以下のいずれかの対処が必要です - TEAC 社製の CD-R 装置を使用していない場合は リストファイリングサーバ (TEAC CD-R 装置版 ) をインストールしない ( インストール済みの場合は アンインストールする ) - リストファイリングサーバのサービス (List Works Filing Service) を 手動 起動に変更し 停止する List Works クライアントの CD-R へのファイリングはできません マイコンピュータの装置フォルダには CD-R への書き込み装置を設定できません CD-R にファイリングするときは ファイリング対象のデータの上限は 630MB となります ListWORKS CD-ROM 作成オプションによるファイリング 帳票データを 1 枚書込みのライタ装置で CD-R に書き込む ( ファイリングする ) 場合は ファイリング用パソコン (Windows XP) に ListWORKS CD-ROM 作成オプションをインストールする必要があります

72 CD-R 連続書込み装置によるファイリング 帳票データを複数 CD-R ドライブへ同時書込みする場合は CD-R 連続書込み装置 (TEAC 社製 CD-R 装置または MICAR システム ) を利用します TEAC 社製 CD-R 装置の利用 TEAC 社製 CD-R 装置を利用する場合は CD-R 装置用のリストファイリングサーバをファイリング用パソコンにインストールする必要があります また CD-R 装置を制御するために CD-R Writer Server が必要です ファイリング時は ファイリングモニタを使用してファイリングの状態を監視できます - CD-R 装置が 1 台の場合 ファイリング用パソコンの動作環境が以下の場合には リストファイリングサーバと CD-R Writer Server を同じパソコンで運用できます CPU:Pentium4 2.4GHz 以上

73 メモリ :512MB 以上 - CD-R 装置が複数台の場合 TEAC 社製 CD-R 装置の利用では 1 つのリストファイリングサーバに対して 最大 10 台の CD-R 装置を接続することができます 大量かつ並列でファイリングを実行する場合は ファイリング用パソコンを用意するとともに CD-R 装置ごとに制御用パソコンを用意します MICAR システムの利用 MICAR システムを利用して 帳票データを CD-R 連続書込み装置へファイリングすることができます MICAR システムを利用する場合は ファイリングモニタを使用した状態監視を行うことはできません MICAR システムで監視を行ってください

74 注意 初めて MICAR システムを利用してファイリングする場合 MICAR システムの設定を一度 保存してからファイリングを行う必要があります オーバレイの履歴管理 List Works では 新旧のオーバレイを同一オーバレイ名で管理できます 新旧のオーバレイを管理することを Windows 版では 履歴管理 といい Solaris 版では 世代管理 といいます たとえば 2008 年度に ある帳票のオーバレイパターンを更新した場合でも 2007 年度の印刷データは 2007 年度用のオーバレイを使用して表示できます

75 オーバレイの履歴管理は リスト管理サーバ および List Works クライアント ( リストナビのマイコンピュータ ) に複写したオーバレイに対して行うことができます 扱う帳票とオーバレイの履歴管理の関係を以下に示します 扱う帳票の種類 Windows サーバ リスト管理サーバでの履歴管理 Solaris List Works クライアントでの履歴管理 一般アプリ帳票 4096 世代まで自動管理 世代まで自動管理 NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票 4096 世代まで自動管理 255 世代まで自動管理 または lvsvovl コマンドで登録 (255 世代まで管理 ) 富士通ホスト帳票 ( 注 ) 4096 世代まで自動管理 lvsvovlコマンドで登録 (255 世代 まで管理 ) 4096 世代まで自動管理 4096 世代まで自動管理 IBM ビジネスサーバ帳票 4096 世代まで自動管理 世代まで自動管理 -: 未サポート 注 :FNA 通信形態 (Windows 版のみ ) の分散印刷運用時に APS のライタ定義で TERMOVERLAY(NO) を指定した場合は 利用不可 Solaris 版の場合 以下のオーバレイ世代管理方法があります 今まで使用していたオーバレイを 1 世代前として登録する運用 ( デフォルト ) 変更したオーバレイを最新世代として登録する運用 変更したオーバレイを最新世代として登録する運用を行う場合は lvsetogn コマンドでオーバレイ世代管理方法を変更します オーバレイ世代管理方法を変更することで デフォルトの世代管理方法と比較して オーバレイ世代管理の実行時間が以下のように改善されます オーバレイ世代管理方法を変更して運用することを推奨します オーバレイ世代を自動管理する場合 オーバレイパターン更新時の帳票の登録時間が短縮されます オーバレイ世代を lvsvovl コマンドで管理する場合 オーバレイ世代を登録または削除する時間が短縮されます 現在運用中の場合で 世代管理方法を変更する場合は 保守手引書 を参照してください lvsetogn コマンドについては コマンドリファレンス を参照してください 注意 Windows サーバ および List Works クライアントでのオーバレイの履歴管理は 日時を比較することによって世代を区別しています このため 同じ日時にオーバレイが作成された場合は 後から作成されたオーバレイは新しいオーバレイとして認識されません Windows サーバ および List Works クライアントでのオーバレイの履歴管理では 帳票に対するオーバレイの作成日時は 帳票の作成日時より古い日時か 同じ日時になっている必要があります なお 帳票の作成日付よりも新しいオーバレイだけが存在する場合は 最新の日付のオーバレイが使用されます オーバレイを変更した場合 運用前に事前に帳票を登録して表示および印刷結果に問題がないことを確認されることをお奨めします なお List Creator 帳票の場合は List Creator デザイナでオーバレイ以外の定義を変更して保存すると オーバレイの作成日時が更新されます

76 (1) リスト管理サーバでの履歴管理 オーバレイは 履歴管理の設定をすることにより 自動的に管理されます ただし Solaris 版において以下の場合は lvsvovl コマンドを使用してオーバレイの世代を更新します 富士通ホスト帳票を扱う場合 オープン帳票を扱う場合で サーバ動作環境ファイルで自動的に世代管理を行わない設定をしたとき Windows 版の場合 リスト管理サーバの環境設定時に リスト管理サーバ環境設定 ダイアログボックスで 以下について指定します オーバレイの履歴管理を行う指示 オーバレイの格納場所 新しいオーバレイに 1 世代前のオーバレイの帳票項目を引き継ぐ指示 富士通ホスト帳票を分散印刷運用 (FNA 通信 ) で運用する場合 HOST PRINT が資源管理するオーバレイの履歴管理の単位 ( 年月日時分 または 年月日 ) について選択します リスト管理サーバの環境設定については 環境構築手引書 を参照してください オーバレイの履歴管理を行う設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 注意 新しいオーバレイに 1 世代前の帳票項目を引き継ぐ を設定すると 1 世代前のオーバレイに付与されている帳票項目ファイルの設定を引き継ぐことができます 1 世代前のオーバレイに帳票項目ファイルが付与されていない場合は 設定を引き継ぐことができません 1 世代前の帳票項目を引き継がない場合 以下の設定と機能に影響します - 抜き出し検索範囲の設定がなくなるため 抜き出し検索ファイルが作成されず 抜き出し検索を実行できなくなります - オーバレイ位置の情報がなくなるため 帳票の表示および印刷する際にオーバレイの位置がずれてしまいます - 帳票項目の設定がなくなるため データ変換や帳票項目に対する検索ができなくなります 1 世代前の帳票項目を引き継ぐ設定をしていない状態で オーバレイが更新された場合 帳票項目の設定 およびオーバレイ位置の調整を 再度行う必要があります Solaris 版でオープン帳票を扱い 自動的に世代管理を行う場合以下の手順でリスト管理サーバに設定します 1. lwserverコマンドを使用して List Worksサービスを停止します 2. lvsetenvコマンドを使用して サーバ動作環境ファイルにオーバレイ世代管理用ディレクトリ (CTRL-OVL) を設定します 3. lvsvovlコマンドを使用して オーバレイ世代管理の初期化をします 4. オーバレイ世代管理方法を変更する場合 lvsetognコマンドを実行します 5. lwserverコマンドを使用して List Worksサービスを起動します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください コマンドの詳細については コマンドリファレンス を参照してください

77 Solaris 版で富士通ホスト帳票を扱う場合 またはオープン帳票を扱い 自動的に世代管理を行わない場合 今まで使用していたオーバレイを 1 世代前として登録する運用の場合 以下の手順でリスト管理サーバに設定します 1. lwserver コマンドを使用して List Works サービスを停止します 2. lvsetenv コマンドを使用して サーバ動作環境ファイルに以下の設定を行います - 富士通ホスト帳票の場合 オーバレイ世代管理用ディレクトリ (CTRL-OVL) を設定します - オープン帳票の場合 オーバレイ世代管理用ディレクトリ (CTRL-OVL) およびオープン帳票のオーバレイ世代管理の扱い (KEEP-OVL-MODE) を設定します 3. lvsvovl コマンドを使用して オーバレイ世代管理の初期化をします 初期化により オーバレイ世代管理用ディレクトリ配下に lvovlmng というディレクトリが作られ 管理情報が作成されます 4. lwserver コマンドを使用して List Works サービスを起動します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください コマンドの詳細については コマンドリファレンス を参照してください 参考 運用中にオーバレイを変更した場合は それまで使用していたオーバレイを 1 つ前の世代として登録します また 不要になったオーバレイは削除できます オーバレイの世代の登録や削除の詳細については 保守手引書 を参照してください 変更したオーバレイを最新世代として登録する運用の場合 以下の手順でリスト管理サーバサーバに設定します 1. lwserver コマンドを使用して List Works サービスを停止します 2. lvsetenv コマンドを使用して サーバ動作環境ファイルに以下の設定を行います - 富士通ホスト帳票の場合 オーバレイ世代管理用ディレクトリ (CTRL-OVL) を設定します - オープン帳票の場合 オーバレイ世代管理用ディレクトリ (CTRL-OVL) およびオープン帳票のオーバレイ世代管理の扱い (KEEP-OVL-MODE) を設定します 3. lvsvovl コマンドを使用して オーバレイ世代管理の初期化をします 初期化により オーバレイ世代管理用ディレクトリ配下に lvovlmng というディレクトリが作られ 管理情報が作成されます 4. lvsetogn コマンドを使用して オーバレイ世代管理方法を変更します 5. lwserver コマンドを使用して List Works サービスを起動します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください コマンドの詳細については コマンドリファレンス を参照してください

78 参考 運用中にオーバレイを変更した場合は 変更したオーバレイを List Works サーバのオーバレイ世代管理用ディレクトリに転送後 変更したオーバレイを最新世代として登録します また 不要になったオーバレイは削除できます オーバレイの世代の登録や削除の詳細については 保守手引書 を参照してください オーバレイを世代管理した場合の運用例を示します

79 (2) List Works クライアントでの履歴管理 オーバレイは 履歴管理の設定をすることにより自動的に管理されます リスト管理サーバの帳票を List Works クライアント ( マイコンピュータ ) に複写したときに 対応する世代のオーバレイが List Works クライアントにない場合に 古いオーバレイを退避して 同時にオーバレイをリスト管理サーバから複写します オーバレイを自動的に履歴管理するための設定 List Works クライアントの環境設定時に リストナビの オプション ダイアログボックスでオーバレイの履歴管理を行う指示とオーバレイの格納場所を指定します また 帳票を複写するときにオーバレイも複写する指示を指定します 以下の指定があります リスト管理サーバからマイコンピュータに帳票を複写するとき オーバレイも複写する マイコンピュータの帳票を移動 / 複写するとき オーバレイも複写する List Works クライアントの環境設定については 環境構築手引書 を参照してください オーバレイの履歴管理を行う設定については 操作手引書利用者編 を参照してください (3) マイコンピュータにおけるオーバレイのファイルと格納先のフォルダ構成マイコンピュータにオーバレイを取り込むと以下のファイルが作成されます xxxx.240 : 基本となる解像度 240dpiのドットオーバレイです 帳票を表示 印刷するときに使用されます xxxx.ovl : ベクトルオーバレイです 帳票を表示 印刷するときに使用されます xxxx.fld : 帳票項目の情報やオーバレイ原点位置の情報が格納されているファイルです これらの情報を設定したときだけ作成されます オーバレイが登録されるたびに 作成日時が最新のもの以外を履歴に追加していきます この履歴に追加する単位を世代といい 1 つのオーバレイ名に対して 1~4096 世代のオーバレイを管理することができます 最新のオーバレイは List Works の環境設定で指定した格納先フォルダに格納されます 古い作成日時のオーバレイは このフォルダ配下のサブフォルダ ( 履歴管理フォルダ ) に 世代ごとに格納されます 履歴管理フォルダは BACKUP.nnn (nnn: 世代番号 000~FFF の 16 進数 000 は最も古い世代を示す ) の名前で 自動的に作成されます 個数は 1~4096 世代分の範囲となります 新しくオーバレイが登録されるたびに 登録されたオーバレイと 最新の作成日時が比較され 日時の古いオーバレイが 履歴管理フォルダに移動されます 日時の新しいオーバレイは 格納先フォルダに格納されます オーバレイの格納先について フォルダ構成を以下に示します

80 (4) マイコンピュータにおけるオーバレイの履歴管理の例 オーバレイの履歴管理を行って リスト管理サーバから List Works クライアント ( マイコンピュータ ) に 定期的に帳票を複写する運用の例を以下に示します 例 ) リスト管理サーバに格納されている毎月の売上げデータを マイコンピュータに定期的に複写します 処理の順番は 以下の順とします 1. 初回の複写 (2 月度売上げの帳票 ) 2. 帳票項目の設定 (2 月度売上げの帳票に 帳票項目を設定 ) 3. 第 2 回目の複写 (4 月度売上げの帳票 ) 4. 第 3 回目の複写 (3 月度売上げの帳票 ) 複写する帳票のデータ印刷データ オーバレイ 帳票項目の情報を格納したファイル ファイル名 概要 ファイル名 作成日時 有 / 無 ファイル名 URIDATA2.xxx 2 月度売上げ UOVL :30 無 - URIDATA3.xxx 3 月度売上げ URIDATA4.xxx 4 月度売上げ :00 有 UOVL.fld 印刷データとオーバレイの格納先印刷データ D:\DATA オーバレイ D:\OVL 1. 初回の複写 2 月度売上げ の帳票を複写します 格納先フォルダに オーバレイファイルが複写されます 2. 帳票項目の設定 2 月度売上げ の帳票に 帳票項目を設定します

81 帳票項目を設定したので 帳票項目の情報を格納したファイルが作成されます 3. 第 2 回目の複写 4 月度売上げ の帳票を複写します 年度が変わると 新しいオーバレイがマイコンピュータに複写されます なお 帳票項目の設定もされているため 帳票項目の情報を格納したファイルも複写されます URIDATA4.xxx のオーバレイと URIDATA2.xxx のオーバレイでは URIDATA2.xxx の方が 作成日付が古いので履歴管理フォルダに移動されます 代わりに URIDATA4.xxx のオーバレイが 格納先フォルダに格納されます 4. 第 3 回目の複写 3 月度売上げ の帳票を複写します URIDATA3.xxx のオーバレイは URIDATA2.xxx のオーバレイと同じであり すでに格納先フォルダに存在するので オーバレイは複写されません Charset Manager との連携 <Windows 版のみ > 印刷資源の管理 Charset Manager の印刷資源運用機能と連携することにより 印刷資源を資源管理サーバで一元管理できます Charset Manager の資源管理サーバで管理する印刷資源を List Works サーバ (Charset Manager では 部門サーバ と呼びます ) に適用して利用する方法を List Works では ダイナミックロード および プレロード といいます

82 ダイナミックロード およびプレロードは Charset Manager 印刷資源運用機能 ( 印刷資源適用 ) における印刷資源の管理方法を設定することで可能となります ダイナミックロード 印刷データ登録時に List Works の要求により Charset Manager が資源管理サーバから必要な印刷資源を List Works サーバ ( 部門サーバ ) にダウンロードします 印刷資源のダウンロードは FTP で行います ダイナミックロードは Charset Manager の印刷資源適用において 印刷資源を資源管理サーバから取り出すように設定します 供給できる資源は オーバレイだけです プレロード Charset Manager が 資源管理サーバから List Works サーバ ( 部門サーバ ) に 印刷資源を配付 適用します 配付できる資源は以下のとおりです - オーバレイ - FCB/LPCI - 外字 プレロードは Charset Manager の印刷資源適用において 部門サーバ (List Works サーバ ) に存在する印刷資源だけを使うように設定します Charset Manager の印刷資源運用の詳細 および印刷資源適用における印刷資源の管理方法の設定については Charset Manager のマニュアル を参照してください 注意 ダイナミックロードの場合 資源管理サーバに IIS が必要です 帳票ごとの外字の切り替え Charset Manager の日本語資源管理機能と連携することにより List Works で帳票ごとに外字を切り替えて 帳票を登録できます 帳票ごとに外字を切り替える運用の詳細については 付録 M 帳票ごとに外字を切り替える運用 <Windows 版のみ > を参照してください

83 2.3 帳票の活用 帳票保管活用機能を使用して List Worksの帳票を活用 運用する機能を 以下の項目ごとに説明します クライアントで帳票を参照 参照 帳票の印刷 参照 帳票の登録時自動 FAX 配信 <Windows 版のみ > 参照 帳票の登録時自動 PDFメール配信 参照 帳票の登録時自動 PDF 帳票作成 参照 帳票のPDF 一括変換 参照 帳票の配付 参照 Web 連携 参照 抜き出し検索 参照 クライアントで帳票を参照 クライアントで帳票を参照するには 以下の形態があります クライアントサーバ運用 - List Worksクライアントからの参照 - Webクライアントからの参照 - List Worksクライアントに帳票を複写して参照スタンドアロン運用帳票を可搬媒体で配付して List Worksクライアントから参照 各クライアントに対して List Works の運用形態を設定します 運用形態の設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください (1) クライアントサーバ運用 クライアントサーバ運用での帳票の参照について説明します List Works クライアントからの参照 リスト管理サーバが管理する帳票を List Works クライアントから参照する運用形態です 帳票を参照するときは リスト管理サーバに接続する必要があります 帳票をリスト管理サーバに保管し List Works クライアントが要求した必要な情報だけを転送します そのため ネットワーク上に流れるデータ量を絞ることができ サーバ - クライアント間が WAN の環境でも利用できます 回線速度によりレスポンスが異なるため List Works クライアントの動作環境の設定により 転送方法 ( データを圧縮して通信するかどうか ) を指定できます List Works クライアントの動作環境の設定については 操作手引書利用者編 を参照してください

84 クライアントサーバ運用では 検索などのさまざまな処理をリスト管理サーバで行うため 以下の利点があります ネットワークの負荷が軽減されます リスト管理サーバで帳票資源の一元管理ができます クライアントのコンピュータの性能に依存することなく 処理を行うことができます Web クライアントからの参照 リスト管理サーバが管理する帳票を Web 連携により Web クライアントから参照する運用形態です クライアントサーバ運用で運用しているサーバに接続する形態です Web クライアント側に Web 連携機能をインストールする必要がないという利点があります 帳票を参照するときは Web 連携機能 (Web ゲートウェイサーバ ) に接続します リスト管理サーバと List Works クライアントの設置位置の関係に制約がないため 各クライアントが離れている場合に有効です 検索などのさまざまな処理をリスト管理サーバで行うため List Works クライアントと同等の利点があります ただし Web クライアントからの参照と List Works クライアントからの参照では フォルダ 帳票の一覧操作や帳票の管理に機能差があります Web クライアントと List Works クライアントの機能差については 付録 A 帳票保管活用機能における機能比較 を参照してください イントラネットでの構成を以下に示します

85 List Works クライアントに帳票を複写して参照 リスト管理サーバの帳票を List Works クライアント ( マイコンピュータの保管フォルダ ) に複写し その複写した帳票を参照する運用形態です 複写後は 回線に負荷を与えず運用できるほか リスト管理サーバと切断した状態でも帳票を活用することができます ただし List Works クライアントに複写した帳票については 以下の機能は利用できません リモート印刷 FAX 送信 抜き出し検索範囲の設定 ID 印刷 ログ情報の採取 CD-R ライタ装置を対象としたファイリング (2) スタンドアロン運用 スタンドアロン運用とは リスト管理サーバに回線が接続されていない List Works クライアントだけの環境で 帳票を参照する運用形態です 帳票を可搬媒体で配付して List Works クライアントから参照 帳票をファイリングまたは複写した可搬媒体 (CD-R MO フロッピーディスクなど ) を配付することで 回線のつながっていない List Works クライアントで帳票を参照する運用です ただし 帳票の配付を受ける List Works クライアントからは 以下の機能は利用できません リモート印刷 FAX 送信 抜き出し検索範囲の設定 ID 印刷 ログ情報の採取 CD-R ライタ装置を対象としたファイリング 本社で帳票を可搬媒体に複写し 支店でスタンドアロン運用を行う場合の例を以下に示します

86 2.3.2 帳票の印刷 帳票保管活用機能において List Works の帳票を印刷するには 以下の方法があります リモート印刷 リスト管理サーバの保管フォルダ内の帳票を リスト管理サーバの印刷フォルダとして定義しているプリンタに印刷したり 帳票の受信時に 印刷フォルダに振り分けて自動印刷したりすることをいいます ただし Solaris 版では Solaris 9 または Solaris 10 上のリスト管理サーバで 富士通ホスト帳票だけが対象となります ローカル印刷 List Works クライアントでオペレーティングシステムのプリンタとして定義しているプリンタに対し リスト管理サーバの保管フォルダ内の帳票 またはマイコンピュータの保管フォルダ内の帳票を印刷することをいいます 注意 Solaris 版の場合 Solaris 11 上ではリモート印刷はできません 参考 図形 バーコードを含む帳票を印刷する場合 オペレーティングシステムに設定されているプリンタの解像度と List Works から印刷する時に設定する解像度を同じ値にしてください 印刷したデータのスプールしたサイズが オペレーティングシステムのスプーラで扱える最大サイズを超えた場合 正しく印刷できません 印刷データに設定されている印刷属性を優先する 機能の有効 / 無効によって List Works の印刷結果が異なります 印刷結果の違いについては (4) 印刷データに設定されている印刷属性を優先する機能について を参照してください (1) リモート印刷の方法 リモート印刷の方法について説明します

87 A: 自動印刷 ( 受信時に印刷フォルダに振り分け ) B:List Works クライアント ( リストナビ ) から印刷依頼 以下の方法で 帳票のリモート印刷を利用できます 帳票の受信時に 印刷フォルダに振り分けて自動印刷 受信フォルダの振り分け先を 印刷フォルダに設定することにより 帳票が印刷フォルダに振り分けられ自動印刷されます Windows 版の場合 富士通ホスト帳票 NetCOBOL/MeFt 帳票 および List Creator 帳票については 帳票情報に印刷フォルダを指定することで 帳票の受信時に印刷フォルダに振り分け 自動印刷することもできます List Works クライアント ( リストナビ ) から印刷依頼 リスト管理サーバの保管フォルダ内の帳票を リストナビから印刷フォルダとして定義されているプリンタを指定して印刷依頼することにより 印刷されます List Works クライアント ( リストナビ ) からのリモート印刷の方法については 操作手引書利用者編 を参照してください 自動印刷の設定方法以下の方法で 自動印刷を行う設定ができます 受信フォルダに設定 帳票出力時に帳票情報を設定 受信フォルダに設定 受信フォルダの 振り分け条件の定義 で 印刷フォルダを 振り分け先 に設定します 受信フォルダによる振り分け先の設定方法については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 帳票出力時に帳票情報を設定 <Windows 版のみ > NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 および富士通ホスト帳票については 帳票出力元で帳票ごとに必要な情報を設定して連携することができます 扱う帳票によって設定方法が異なります

88 - NetCOBOL/MeFt 帳票の場合 NetCOBOL/MeFt 帳票の場合は 電子帳票情報ファイルに必要な帳票情報を設定します 帳票情報の設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください - List Creator 帳票の場合 List Creator 帳票の場合は 電子帳票情報ファイル (List Creator の in2 オプションに指定 ) に必要な帳票情報を設定します 帳票情報の設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください - 富士通ホスト帳票の場合 APS/NP PrintASSORT または OSIV LISTVIEW に必要な帳票情報を設定して帳票登録時に連携します 帳票情報の設定については 帳票情報を連携する場合の準備 を参照してください 設定時のキー 帳票情報により自動印刷の設定を行うときは 帳票情報をそれぞれ以下のキーに設定します 帳票情報電子帳票情報ファイル APS/NP または PrintASSORT と情報連携 印刷フォルダ名の指定 PR-PATH LV-PR-PATH このキーを指定した場合は 受信フォルダに設定してある振り分け先も有効になります また 印刷フォルダ名の指定 キーと同時に 保管先を指定する DB-PATH を指定した場合は 印刷フォルダ名の指定 キーの指定は無効になります 注意 OSIV LISTVIEW において帳票情報を連携する場合 印刷フォルダ名の指定 (LV-PR-PATH) はできません PrintASSORT APS/ NP を使用して帳票情報を連携するか List Works の仕分け機能を使用して帳票情報を連携してください なお 帳票情報を連携せず List Works の受信フォルダにおいて振り分け条件を設定し 印刷フォルダに振り分けを行うこともできます Windows 版の場合 印刷データの外字情報は List Works サーバのユーザごとに保持され ログオン時にメモリにロードされます 印刷開始時に List Works サーバがログオフ状態であると外字情報にアクセスできず 印刷データに外字情報が反映されません このため 正常に外字が印刷できない現象が発生します リスト管理サーバが Windows Server 2012 または Windows Server 2008 の場合 Charset Manager の外字ロードサービスを起動する必要があります 外字ロードサービスの詳細は Charset Manager のマニュアル を参照してください Print Managerと連携する場合の注意事項 <Windows 版のみ > Print Managerと連携する場合の注意事項について 以下に説明します 導入時の注意事項プリンタ作成時の注意事項 - プリンタのプロパティで 常にRAWデータをスプールする は チェックしないでください

89 - LAN 接続以外の場合は LPT1 などのポートとは混在できません - List Works で運用していたプリンタを Print Manager での運用に変更する場合は Print Manager のプリンタの定義を行ってください プリンタ定義についての詳細は Print Manager のマニュアル を参照してください VSP 使用時の注意事項 VSP を lpr プロトコルで接続して印刷する場合は Print Manager 連携を使用しないでください PrintiaLASER XL シリーズプリンタ使用時の注意事項 Printianavi 対応の PrintiaLASER XL シリーズのプリンタドライバを更新する場合は プリンタに添付のマニュアルを参照してドライバをインストールしてください (Windows のプリンタ定義方法でドライバをインストールすると 用紙切れなどのエラーが発生した場合に 印刷中に異常が発生しました というポップアップ画面が表示されることがあります ) サービスのアカウント設定での注意事項 FUJITSU 帳票管理 サービスのログオンアカウントは 管理者を指定してください リモートプリンタ使用時の注意事項 - 帳票管理サーバ上の Print Manager によるプリンタの追加では プリンタの種別として リモートプリンタ を選択してください - プリンタが接続されている Windows に Print Manager のサーバ機能をインストールしてください List Works クライアントをインストールする必要はありません Print Managerの印刷操作画面での注意事項 Print Managerの印刷操作画面では 以下のことに注意してください リストナビからリモート印刷した帳票に対して Print Managerの画面から削除 移動などの操作は行わないでください VSPシリーズに富士通ホスト帳票を印刷した場合 Print Managerの以下の機能は使用できなくなります - 印刷操作画面での簡易ビューア機能 - エラーリカバリ機能 印刷の優先順位を指定しても リストナビの優先順位には反映されません 帳票の印刷での注意事項 帳票の印刷では 以下のことに注意してください - 帳票を受信フォルダから印刷フォルダに振り分けて自動印刷する場合 Print Manager の印刷操作画面のドキュメント一覧に表示される ユーザ名 には FUJITSU 帳票管理 サービスのアカウントが表示されます - VSP シリーズに富士通ホスト帳票を印刷した場合 リストナビの印刷フォルダの帳票一覧で 印刷ページ は更新されません - lpr プロトコルで接続されたプリンタに印刷した場合 リストナビの印刷フォルダの帳票一覧に表示される 印刷ページ および Print Manager の印刷操作画面のドキュメント一覧に表示される ページ数 が最終ページまで更新されてから 用紙が出力されます - ページを指定して再印刷した場合 リストナビの印刷フォルダの帳票一覧に表示される 印刷ページ と Print Manager の印刷操作画面のドキュメント一覧に表示される ページ数 の値が異なります - リストナビで リモート印刷の中断 で印刷を中断した帳票を リモート印刷の再開 で再印刷したとき 印刷待ちの帳票がある場合は その帳票が先に出力されます また Print Manager の印刷操作画面のドキュメント一覧に表示される ページ数 には 再印刷で出力する総ページ数が表示されます - 印刷中にエラーが発生した場合 Print Manager で通知される印刷エラーの返答メッセージ画面で 削除 をクリックすると リストナビの印刷フォルダにおける帳票の状態は 印刷完了 になりますが 用紙は出力されません

90 - VSP を VSP Network ポートで接続した場合 VSP のメッセージに対して応答すると リストナビの印刷フォルダの帳票一覧に表示される帳票の状態が Print Manager と連携する場合と連携しない場合とでは 以下のように異なります - 印刷エラーの返答メッセージ画面で 削除 をクリックしたとき Print Manager と連携する場合 : 保留 状態 Print Manager と連携しない場合 : 印刷完了 状態 - VSP のポップアップメッセージが表示されたとき Print Manager と連携する場合 : 異常 状態 Print Manager と連携しない場合 : 印刷中 状態 - 印刷エラーは 印刷出力を依頼した List Works クライアントがインストールされているコンピュータに通知されます - VSP プリンタを使用して富士通ホスト帳票を印刷時に Print Manager と連携すると中断ページは表示されません - Print Manager で異常が発生し イベントログの説明の文字列中に Print Manager の文字列が存在する場合 Print Manager のイベントログを参照し 原因を取り除いてください - Print Manager のイベントログは ソース :F3EWSRV または ソース :F3EWLPRM のイベントログです Print Managerサービス再起動時の注意事項 Print Managerサービス再起動時は 以下のことに注意してください - Print Managerと連携して運用している場合は WORKIT MSG(F3BW) サービスを停止しないでください - WORKIT MSG(F3BW) サービスを再起動した場合には FUJITSU 帳票管理 サービスも再起動してください その他の注意事項 その他 以下の注意があります - ホスト連携プレミアムの帳票管理サービスの画面から FAX 以外の Print Manager が管理するプリンタの操作は行わないでください - Print Manager のセパレータは利用できません プリントマネージャでセパレータの定義を行わないでください - 同報送信時 ( 情報連携機能のキーワードで受信者数に 2 以上を指定した場合 ) 帳票の操作や話し中により停止状態になった帳票を 以下の操作で再出力すると全ての送付先に再送されます - Print Manager 画面の保留解除 - リストナビのリモート印刷の開始 およびリモート印刷の再開 - リモート印刷を実行するユーザは システム環境変数 TMP( オペレーティングシステムの環境変数で設定した Temp に指定されている値 ) に設定されているフォルダ およびユーザ環境変数 TMP に設定されているフォルダに対して フルコントロールの権限が必要となります - Windows で 以下の製品を List Works と同じサーバに導入した場合 帳票管理サービスの 環境設定 画面で クライアント監視間隔 に 0 以外を指定すると 受信フォルダおよび印刷フォルダが正しく動作しません - ホスト連携プレミアム ( 帳票管理サービス ) - HOST PRINT( 帳票管理サービス ) この場合は クライアント監視間隔 を 0 に指定します (2) ローカル印刷の方法 ローカル印刷の方法について説明します

91 A: リスト管理サーバの保管フォルダ内の帳票をローカル印刷依頼 B:List Works クライアント ( マイコンピュータ ) の保管フォルダ内の帳票をローカル印刷依頼 リストナビ上で 以下の帳票に対してローカル印刷を利用することができます リスト管理サーバの保管フォルダ内の帳票 List Works クライアント ( マイコンピュータ ) の保管フォルダ内の帳票 ローカル印刷の操作方法については 操作手引書利用者編 を参照してください (3) 印刷のページ設定以下の4 種類の印刷における ページレイアウトの設定について説明します リモート印刷 ( リストナビ ) リモート印刷 ( 印刷フォルダに振り分けて自動印刷 ) ローカル印刷 ( リストナビ / リストビューア ) ローカル印刷 (Webクライアント) 印刷する方法によりページレイアウトの設定場所が異なります 以下に 印刷する方法とその設定場所を示します 印刷方法リモート印刷 ( リストナビ ) リモート印刷 ( 印刷フォルダに振り分けて自動印刷 ) ローカル印刷 ( リストナビ / リストビューア ) ローカル印刷 (Webクライアント) 設定場所 リストナビの ファイル メニューの リモート印刷 - ページ設定 印刷フォルダの プロパティ の ページ設定 リストナビの ファイル メニューの ローカル印刷 - ページ設定 および リストビューアの ファイル メニューの ローカル印刷 - ページ設定 ListPrint.properties ファイル Web 一覧のページ設定画面 帳票表示画面の標準ツールバー - ページ設定

92 (4) 印刷データに設定されている印刷属性を優先する機能について 印刷データに設定されている印刷属性を優先する 機能の有効 / 無効によって 印刷結果が異なります 以下に 2 種類の帳票を例に 印刷結果の違いを示します 1. 作成 2. 表示 アプリケーションサーバで 用紙サイズの異なる帳票 (A3 横 B4 縦 ) を作成します 用紙サイズの異なる帳票を登録してリストビューアで表示すると 元帳票の印刷属性が帳票内に設定され それぞれの用紙サイズで参照できます ただし 印刷データ内に設定されている印刷属性は参照できません 3. 印刷 印刷結果 ページ設定で サイズ A4 方向 自動認識 印刷方法 用紙全体 を指定します ページ設定で 印刷データに設定されている印刷属性を優先する にチェックが付けないで印刷した場合 List Works のページ設定に従って印刷されます (A4 サイズに縮小されて印刷 ) ページ設定で 印刷データに設定されている印刷属性を優先する にチェックを付けて印刷した場合 帳票に設定されている元帳票の印刷属性 (A3 横 B4 縦 ) で印刷されます

93 2.3.3 帳票の登録時自動 FAX 配信 <Windows 版のみ > Print Manager と連携して 帳票の登録時に帳票出力元で指定した FAX 番号に帳票を出力することができます この場合 あらかじめ FAX 用の印刷フォルダを用意する必要があります 帳票の登録時自動 FAX 配信は 以下の帳票に対して利用することができます Windowsサーバ上の NetCOBOL/MeFt 帳票およびList Creator 帳票 富士通ホスト帳票また すでに保管フォルダに登録されている帳票をリストナビからFAX 送信することもできます リストナビから FAX 送信する方法については 操作手引書利用者編 を参照してください 設定する情報 帳票の登録時に自動 FAX 配信を行うときは 以下の情報 (FAX 情報 ) を 運用に合わせて設定します 帳票情報受信者数受信者情報送信者情報用件コメントカバーシート FAX の受信者数を指定します 意味 FAX の受信者情報を指定します 受信者情報には以下の情報があります FAX 番号 名前 所属 住所 電話番号 FAX の送信者情報を指定します 送信者情報には以下の情報があります FAX 番号 名前 所属 住所 電話番号 FAX の用件を指定します FAX のコメントを指定します FAX のカバーシート ( 送付状 ) を付加するかどうかを指定します 設定方法 帳票出力元で 帳票ごとに FAX 情報を設定して連携することができます 扱う帳票によって設定方法が異なります なお 複数の方法で同時に指定することはできません NetCOBOL/MeFt 帳票の場合 NetCOBOL/MeFt 帳票の場合は 電子帳票情報ファイルに必要な帳票情報を設定します

94 帳票情報の設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください List Creator 帳票の場合 List Creator 帳票の場合は 以下のいずれかで必要な帳票情報を設定します - List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプション - List Creatorのprprintコマンドのin2オプション ( 電子帳票情報ファイルを指定 ) - List Creatorデザイナの帳票業務情報 富士通ホスト帳票の場合 帳票情報の設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください List Creator デザイナでの設定 および prprint コマンドについては List Creator のマニュアル を参照してください APS/NP PrintASSORT または OSIV LISTVIEW に必要な帳票情報を設定して帳票登録時に連携します また APS のコマンドによる設定もできます 帳票情報の設定については 帳票情報を連携する場合の準備 を参照してください APS のコマンドによる設定については このあとの APS のコマンドによる設定 を参照してください 設定時のキー 帳票の登録時に自動 FAX 配信を行うときは 帳票情報をそれぞれ以下のキーに設定します 帳票情報電子帳票情報ファイル APS/NP または PrintASSORT と情報連携 OSIV LISTVIEW と情報連携 受信者数 RECEIVERS RECEIVERS LVSVINF LV-DEF(FAX_RECEIVERS) 受信者情報 RECEIVERnnnn RECEIVERnnnn LVSVINF LV-DEF(FAX_RECEIVERnnnn) 送信者情報 SENDER SENDER LVSVINF LV-DEF(FAX_SENDER) 用件 SUBJECT SUBJECT LVSVINF LV-DEF(FAX_SUBJECT) コメント COMMENT COMMENT LVSVINF LV-DEF(FAX_COMMENT) カバーシート COVERSHEET COVERSHEET LVSVINF LV-DEF(FAX_COVERSHEET) APS のコマンドによる設定 APS の PRTFILE コマンド または PRTJOB コマンドで FAX 配信の情報を指定することができます PRTFILEコマンドの場合コマンドの形式 PRTFILE FILE( ファイル名 ) ADDRESS( 電話番号 ListWORKS 用ライタ名 ) 電話番号 :0から9までの数字 およびハイフンを使用して 19 文字以内の半角文字で指定します 指定例 PRTFILE FILE(AAA.TXT) ADDRESS( FAXSERV) NOTE('FAX')

95 PRTJOBコマンドの場合コマンドの形式 PRTJOB ジョブ名 ADDRESS( 電話番号 ListWORKS 用ライタ名 ) 電話番号 :0から9までの数字 およびハイフンを使用して 19 文字以内の半角文字で指定します 指定例 PRTJOB W2384xxx ADDRESS( FAXSERV) NOTE('FAX') 帳票の登録時自動 PDF メール配信 List Creator Enterprise Edition と連携して 帳票の登録時に PDF 形式に変換してメール配信することができます PDF メール配信を行う際に List Creator Enterprise Edition の環境設定ファイル テンプレートファイルを利用します また PDF 形式に変換する際は パスワードなどのセキュリティ情報を付加することができます 環境設定ファイル テンプレートファイルの使用方法や メール送信の詳細 および PDF 変換機能の詳細については List Creator のマニュアル を参照してください 配信と同時に PDF ファイルを 指定したフォルダに保存することができます ただし この機能で変換された PDF ファイルは PDF 帳票として扱われないため Web クライアントからは参照できません Web クライアントから参照したい場合は PDF 帳票として保管フォルダに格納する必要があります PDF 帳票の作成については 帳票の登録時自動 PDF 帳票作成 を参照してください PDF 変換後のファイル名は 登録した帳票のファイル名.pdf となります また PDF 保存先のフォルダに すでに同名のファイルがある場合は上書きされます 帳票の登録時自動 PDF メール配信の実行結果は 操作ログ およびイベントログで確認してください ログ情報の詳細については メッセージ集 を参照してください 設定する情報 帳票の登録時に自動 PDF メール配信を行うときは 以下の情報を運用に合わせて設定します

96 帳票情報 メール配信自動メール配信の種別メール配信の種別に 帳票を PDF 変換して送信 を指定します メール配信先アドレス (TO) メール配信先アドレス (CC) メール配信先アドレス (BCC) メッセージ PDF ファイルを開くときのパスワード PDF ファイルのセキュリティオプションを変更するときのパスワード 印刷許可指定 ( 注 ) 文書変更許可指定 ( 注 ) テキスト / グラフィックス選択許可指定 ( 注 ) 注釈 / フォームフィールド追加変更許可指定 ( 注 ) エンベッド指定 ( 注 ) 意味 メール配信先アドレス (TO) を指定します メール配信先アドレス (CC) を指定します メール配信先アドレス (BCC) を指定します メール配信時のメールヘッダ メール本文を指定します PDF ファイルを開くときのパスワードを指定します PDF ファイルのセキュリティオプションを変更するときのパスワードを指定します PDF ファイルの印刷を許可するかどうかを指定します PDF ファイルの文書変更を許可するかどうかを指定します PDF ファイルのテキストとグラフィックスの選択を許可するかどうかを指定します PDF ファイルの注釈とフォームフィールドの追加と変更を許可するかどうかを指定します PDF ファイルに文字を埋め込むかどうかを指定します 注 : リスト管理サーバ環境設定 (Windows 版 )/ サーバ動作環境ファイル (Solaris 版 ) でも設定が可能です ただし 帳票情報に設定が行われている場合は 帳票情報の設定が有効になります 設定方法 帳票出力元で 帳票ごとに登録時自動 PDF メール配信の情報を設定して連携することができます 扱う帳票によって設定方法が異なります 一般アプリ帳票の場合 <Windows 版のみ > リスト管理サーバの管理情報定義ファイルに必要な帳票情報を設定します 管理情報定義ファイルの設定については 管理情報定義ファイルの準備 を参照してください NetCOBOL/MeFt 帳票の場合 NetCOBOL/MeFt 帳票の場合は 電子帳票情報ファイルに必要な帳票情報を設定します 帳票情報の設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください List Creator 帳票の場合 List Creator 帳票の場合は 電子帳票情報ファイル (List Creator の prprint コマンドの in2 オプションで指定 ) に 必要な情報を設定します 帳票情報の設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください prprint コマンドについては List Creator のマニュアル を参照してください 富士通ホスト帳票の場合 APS/NP PrintASSORT または OSIV LISTVIEW に必要な帳票情報を設定して帳票登録時に連携します Solaris 版では コマンドで帳票を登録するときに 情報連携ファイルに帳票情報を設定することもできます 帳票情報の設定については 帳票情報を連携する場合の準備 を参照してください

97 設定時のキー 帳票の登録時に PDF メール配信を行うときは 帳票情報をそれぞれ以下のキーに設定します なお 自動メール配信の種別には PDF メール配信として 3: 帳票を PDF 形式に変換して送信する を指定します 帳票情報 管理情報定義ファイル ( 注 1) 電子帳票情報ファイル APS/NP または PrintASSORT と帳票情報 ( 注 2) OSIV LISTVIEW と帳票情報 自動メール配信の種別 TOL-FLG TOL-FLG LV-TOL-FLG LVSVINF LV-DEF(LV-TOL- FLG) または SPLRCV LV-DEF(LV-TOL-FLG) メール配信先アドレス (TO) メール配信先アドレス (CC) メール配信先アドレス (BCC) メッセージ PDF ファイルを開くときのパスワード PDF ファイルのセキュリティオプションを変更するときのパスワード MAIL-TO MAIL-TO LV-MAIL-TO LVSVINF LV-DEF(LV-MAIL- TO) MAIL-CC MAIL-CC LV-MAIL-CC LVSVINF LV-DEF(LV-MAIL- CC) MAIL-BCC MAIL-BCC LV-MAIL-BCC LVSVINF LV-DEF(LV-MAIL- BCC) MAIL- TEMPLATE-nnn PDF-OPEN-PWD PDF-SECU-PWD MAIL- TEMPLATE-nnn PDF-OPEN- PWD PDF-SECU- PWD LV-MAIL- TEMPLATE-nnn LV-PDF-OPEN- PWD LV-PDF-SECU- PWD LVSVINF LV-DEF(LV-MAIL- TEMPLATE-nnn) LVSVINF LV-DEF(LV-PDF- OPEN-PWD) LVSVINF LV-DEF(LV-PDF- SECU-PWD) 印刷許可指定 PDF-PRINT PDF-PRINT LV-PDF-PRINT LVSVINF LV-DEF(LV-PDF- PRINT) 文書変更許可指定 PDF-MODIFY PDF-MODIFY LV-PDF- MODIFY テキスト / グラフィックス選択許可指定 注釈 / フォームフィールド追加変更許可指定 LVSVINF LV-DEF(LV-PDF- MODIFY) PDF-SELECT PDF-SELECT LV-PDF-SELECT LVSVINF LV-DEF(LV-PDF- SELECT) PDF- ANNOTATE PDF- ANNOTATE LV-PDF- ANNOTATE LVSVINF LV-DEF(LV-PDF- ANNOTATE) エンベッド指定 PDF-EMBED PDF-EMBED LV-PDF-EMBED LVSVINF LV-DEF(LV-PDF- EMBED) 注 1:Windows 版のみ 一般アプリ帳票を扱うことができます 注 2:Solaris 版の場合 情報連携ファイルを利用して帳票を登録するときも このキーを使用します 注意 List Creator Enterprise Edition と連携するため List Creator Enterprise Edition がインストールされている必要があります 変換可能なページ数は最大 8000 ページです 8000 ページを超える帳票を指定した場合はエラーになります 大量ページの PDF 変換は サーバの負荷が非常に高くなるため 8000 ページを上限としています List Creator の PDF フォント登録機能には対応していません MS 明朝 MS ゴシック以外のフォントは すべて MS 明朝として変換されます オーバレイはベクトルオーバレイ ドットオーバレイの順に優先されて変換されます PDF 変換の出力先に 同名の PDF ファイルがある場合は上書きされます

98 変換後の PDF ファイルは 変換前の帳票と比べて面塗り属性 線属性 バーコードなどが多少異なる場合があります PDF 変換時の制限事項や注意事項については List Creator のマニュアル も合わせて参照してください 一般アプリ帳票のバーコードについては バーコードリーダによる読み込みを保障していません バーコードは 用紙 リーダ 出力装置の解像度 および状態で精度が変わるため 実際の運用を行うまえにバーコードを印刷し 読み込めることを確認してから使用してください Windows 版 List Works サーバから Solaris 版 List Works サーバに仕分けられた一般アプリ帳票については 図形データ ( 表 罫線など ) およびバーコードは変換されません 組み込みメディアがクリッピングされている場合 解像度にかかわらず 72dpi で変換されます このため 変換後の PDF ファイルでは 組み込みメディアが変換後の帳票と異なる場合があります List Creator デザイナ または FORM の PowerFORM ツールで作成したベクトルオーバレイ (KOL6) の場合 矩形オーバレイ文字は表示されません 変換後の PDF ファイルは 印刷データ / オーバレイに設定されている色が有効となります 設定されていない場合はモノクロとなります Windows 版において エラーが発生した場合は 操作ログ およびイベントログにエラー情報が出力されます Solaris 版において エラーが発生した場合は 実行履歴 およびシステムログを参照してください 操作ログ / 実行履歴 イベントログ システムログの詳細については メッセージ集 を参照してください ID 印刷によって出力される情報は PDF 変換されません 帳票の登録時自動 PDF 帳票作成 List Creator Enterprise Edition と連携して 帳票の登録時に List Works 帳票から PDF 帳票を作成することができます PDF 変換機能の詳細については List Creator のマニュアル を参照してください PDF 帳票とは List Works 帳票に添付された形で保管フォルダに格納される PDF ファイルのことです Web クライアントから Adobe Reader を利用して参照したり Web クライアント上に PDF として保存したりすることができます PDF 帳票は List Works クライアント ( リストナビ リストビューア ) からは参照できません なお Web クライアントにおいて PDF 帳票の表示 / 保存を行う場合は Web 連携の環境設定ファイル (ListGateway.properties) の定義名 everyone.keeplist.pdf に 1 (PDF 形式での表示 / 保存する機能を使用する ) を設定しておく必要があります

99 Web 連携の環境設定ファイル (ListGateway.properties) による環境設定については 環境構築手引書 を参照してください 注意 Web クライアントから PDF 帳票の表示を行う際に PDF 帳票が存在しない場合は PDF 帳票の作成を行います なお 作成された PDF 帳票のセキュリティ情報は リスト管理サーバ環境設定での設定が有効となります 本設定はフォルダ単位でのセキュリティ情報の設定であるため 帳票単位にセキュリティ情報を付与する場合は 登録時の PDF 帳票作成で 帳票情報によって帳票ごとにセキュリティ情報を設定することをお奨めします リスト管理サーバの環境設定においてセキュリティ情報を変更した場合 すでに登録されている帳票に対しては セキュリティ情報は変更されません 設定する情報 帳票の登録時に PDF 帳票を作成する場合は 以下の情報を運用に合わせて設定します また 作成した PDF 帳票の保管先は List Works 帳票と同じ保管フォルダになります PDF ファイルの保存指定 帳票情報 意味 PDF 帳票として保管する を指定します PDF 変換情報 PDF ファイルを開くときのパスワード PDF ファイルを開くときのパスワードを指定します PDF ファイルのセキュリティオプションを変更するときのパスワード 印刷許可指定 ( 注 ) 文書変更許可指定 ( 注 ) テキスト / グラフィックス選択許可指定 ( 注 ) 注釈 / フォームフィールド追加変更許可指定 ( 注 ) エンベッド指定 ( 注 ) PDF ファイルのセキュリティオプションを変更するときのパスワードを指定します PDF ファイルの印刷を許可するかどうかを指定します PDF ファイルの文書変更を許可するかどうかを指定します PDF ファイルのテキストとグラフィックスの選択を許可するかどうかを指定します PDF ファイルの注釈とフォームフィールドの追加と変更を許可するかどうかを指定します PDF ファイルに文字を埋め込むかどうかを指定します 注 : リスト管理サーバ環境設定 (Windows 版 )/ サーバ動作環境ファイル (Solaris 版 ) でも設定が可能です ただし 帳票情報に設定が行われている場合は 帳票情報の設定が有効になります 設定方法 帳票出力元で 帳票ごとに登録時自動 PDF 帳票作成の情報を設定して連携することができます 扱う帳票によって設定方法が異なります 一般アプリ帳票の場合 <Windows 版のみ > リスト管理サーバの管理情報定義ファイルに必要な帳票情報を設定します 管理情報定義ファイルの設定については 管理情報定義ファイルの準備 を参照してください NetCOBOL/MeFt 帳票の場合 NetCOBOL/MeFt 帳票の場合は 電子帳票情報ファイルに必要な帳票情報を設定します 帳票情報の設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください

100 List Creator 帳票の場合 List Creator 帳票の場合は 電子帳票情報ファイル (List Creator の prprint コマンドの in2 オプションで指定 ) に 必要な情報を設定します 帳票情報の設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください prprint コマンドについては List Creator のマニュアル を参照してください 富士通ホスト帳票の場合 APS/NP PrintASSORT または OSIV LISTVIEW に必要な帳票情報を設定して帳票登録時に連携します Solaris 版では コマンドで帳票を登録するときに 情報連携ファイルに帳票情報を設定することもできます 帳票情報の設定については 帳票情報を連携する場合の準備 を参照してください 設定時のキー 帳票の登録時に PDF 帳票を作成するときは 帳票情報をそれぞれ以下のキーに設定します このとき PDF ファイルの保存指定には 2:PDF 帳票として保管する を指定します 帳票情報 管理情報定義ファイル ( 注 1) 電子帳票情報ファイル APS/NP または PrintASSORT と帳票情報 ( 注 2) OSIV LISTVIEW と帳票情報 PDFファイルの保存指定 PDF-KEEP PDF-KEEP LV-PDF-KEEP LVSVINF LV-DEF(LV-PDF- KEEP) PDF ファイルを開くときのパスワード PDF ファイルのセキュリティオプションを変更するときのパスワード PDF-OPEN- PWD PDF-SECU- PWD PDF-OPEN- PWD PDF-SECU- PWD LV-PDF-OPEN- PWD LV-PDF-SECU- PWD LVSVINF LV-DEF(LV-PDF- OPEN-PWD) LVSVINF LV-DEF(LV-PDF- SECU-PWD) 印刷許可指定 PDF-PRINT PDF-PRINT LV-PDF-PRINT LVSVINF LV-DEF(LV-PDF- PRINT) 文書変更許可指定 PDF-MODIFY PDF-MODIFY LV-PDF-MODIFY LVSVINF LV-DEF(LV-PDF- MODIFY) テキスト / グラフィックス選択許可指定 注釈 / フォームフィールド追加変更許可指定 PDF-SELECT PDF-SELECT LV-PDF-SELECT LVSVINF LV-DEF(LV-PDF- SELECT) PDF- ANNOTATE PDF- ANNOTATE LV-PDF- ANNOTATE LVSVINF LV-DEF(LV-PDF- ANNOTATE) エンベッド指定 PDF-EMBED PDF-EMBED LV-PDF-EMBED LVSVINF LV-DEF(LV-PDF- EMBED) 注 1:Windows 版のみ 一般アプリ帳票を扱うことができます 注 2:Solaris 版の場合 情報連携ファイルを利用して帳票を登録するときも このキーを使用します 注意 List Creator Enterprise Edition と連携するため List Works サーバに List Creator Enterprise Edition がインストールされている必要があります 変換可能なページ数は最大 8000 ページです 8000 ページを超える帳票を指定した場合はエラーになります 大量ページの PDF 変換は サーバの負荷が非常に高くなるため 8000 ページを上限としています

101 List Creator の PDF フォント登録機能には対応していません MS 明朝 MS ゴシック以外のフォントは すべて MS 明朝として変換されます オーバレイはベクトルオーバレイ ドットオーバレイの順に優先されて変換されます 変換後の PDF ファイルは 変換前の帳票と比べて面塗り属性 線属性 バーコードなどが多少異なる場合があります PDF 変換時の制限事項や注意事項については List Creator のマニュアル も合わせて参照してください 一般アプリ帳票のバーコードについては バーコードリーダによる読み込みを保障していません バーコードは 用紙 リーダ 出力装置の解像度 および状態で精度が変わるため 実際の運用を行うまえにバーコードを印刷し 読み込めることを確認してから使用してください Windows 版 List Works サーバから Solaris 版 List Works サーバに仕分けられた一般アプリ帳票については 図形データ ( 表 罫線など ) およびバーコードは変換されません 組み込みメディアがクリッピングされている場合 解像度にかかわらず 72dpi で変換されます このため 変換後の PDF ファイルでは 組み込みメディアが変換後の帳票と異なる場合があります List Creator デザイナ または FORM の PowerFORM ツールで作成したベクトルオーバレイ (KOL6) の場合 矩形オーバレイ文字は表示されません 変換後の PDF ファイルは 印刷データ / オーバレイに設定されている色が有効となります 設定されていない場合はモノクロとなります Windows 版において エラーが発生した場合は 操作ログ およびイベントログにエラー情報が出力されます Solaris 版において エラーが発生した場合は 実行履歴 およびシステムログを参照してください 操作ログ / 実行履歴 イベントログ システムログの詳細については メッセージ集 を参照してください ID 印刷によって出力される情報は PDF 変換されません 帳票の PDF 一括変換 List Creator Enterprise Edition と連携して 保管フォルダに登録されている List Works 帳票を フォルダ単位 または帳票単位に サーバ上で一括して PDF 形式に変換することができます 指定した保管フォルダが階層構造の場合は 指定した保管フォルダ直下の帳票だけが変換の対象となります List Works 帳票の PDF 変換は 以下のコマンドを使用します Windows 版の場合 :F5CWAPDC.EXE コマンド Solaris 版の場合 :lvcrtpdf コマンド Windows 版では 管理者 Solaris 版では スーパーユーザだけが実行できます コマンド実行時にファイル名の変更を指定しない場合は 変換後の PDF ファイル名は 変換対象の帳票のファイル名.pdf となります コマンドの詳細については コマンドリファレンス を参照してください PDF 変換機能の詳細については List Creator のマニュアル を参照してください 注意 List Creator Enterprise Edition と連携するため List Works サーバに List Creator Enterprise Edition がインストールされている必要があります 変換可能なページ数は最大 8000 ページです 8000 ページを超える帳票を指定した場合はエラーになります 大量ページの PDF 変換は サーバの負荷が非常に高くなるため 8000 ページを上限としています

102 List Creator の PDF フォント登録機能には対応していません MS 明朝 MS ゴシック以外のフォントは すべて MS 明朝として変換されます オーバレイはベクトルオーバレイ ドットオーバレイの順に優先されて変換されます Windows 版の場合 変換後の PDF ファイルのセキュリティ エンベッドは リスト管理サーバ環境設定 の PDF タブで設定した値が有効となります Solaris 版の場合は サーバ動作環境ファイルで設定した値が有効になります 変換後の PDF ファイルは 変換前の帳票と比べて面塗り属性 線属性 バーコードなどが多少異なる場合があります PDF 変換時の制限事項や注意事項については List Creator のマニュアル も合わせて参照してください 一般アプリ帳票のバーコードについては バーコードリーダによる読み込みを保障していません バーコードは 用紙 リーダ 出力装置の解像度 および状態で精度が変わるため 実際の運用を行うまえにバーコードを印刷し 読み込めることを確認してから使用してください Windows 版 List Works サーバから Solaris 版 List Works サーバに仕分けられた一般アプリ帳票については 図形データ ( 表 罫線など ) およびバーコードは変換されません 組み込みメディアがクリッピングされている場合 解像度にかかわらず 72dpi で変換されます このため 変換後の PDF ファイルでは 組み込みメディアが変換後の帳票と異なる場合があります List Creator デザイナ または FORM の PowerFORM ツールで作成したベクトルオーバレイ (KOL6) の場合 矩形オーバレイ文字は表示されません 帳票に記入情報が設定されている場合は PDF 変換時に記入情報は反映されません 変換後の PDF ファイルは 印刷データ / オーバレイに設定されている色が有効となります 設定されていない場合はモノクロとなります Windows 版において エラーが発生した場合は 標準出力にエラー情報が出力されます エラーの原因が特定できない場合は 操作ログ およびイベントログを参照してください Solaris 版において エラーが発生した場合は 実行履歴 およびシステムログを参照してください 操作ログ / 実行履歴 イベントログ システムログの詳細については メッセージ集 を参照してください ID 印刷によって出力される情報は PDF 変換されません 帳票の配付 スタンドアロン運用している List Works クライアントに帳票を配付します 配付者側の作業と受取り側の作業を説明します 配付者側の作業 ファイリングしたものを配付する場合 配付したい帳票をファイリングします ファイリングフォルダの作成については 環境構築手引書 および 操作手引書運用管理者編 を参照してください ファイリングの操作方法については 操作手引書利用者編 を参照してください 複写したものを配付する場合 以下の手順で操作します

103 1. 配付する可搬媒体を List Works クライアント ( マイコンピュータ ) の保管フォルダとして作成します で作成した保管フォルダに リスト管理サーバの配付したい帳票を複写します 帳票配付時のオーバレイの扱い 配付用の帳票をファイリングまたは複写する際は オーバレイも複写するように設定する必要があります - ファイリングする場合 ファイリング用のグループフォルダ作成時に グループの情報 タブの オーバレイをファイリングする を有効にします - リスト管理サーバからマイコンピュータの保管フォルダに複写する場合 List Works クライアントの動作環境の設定で リスト管理サーバからマイコンピュータに帳票を複写する時 オーバレイも複写する を有効にします - マイコンピュータの保管フォルダ間で移動 / 複写する場合 List Works クライアントの動作環境の設定で マイコンピュータの帳票を移動 / 複写する時 オーバレイも複写する を有効にします List Works クライアントの動作環境の設定については 操作手引書利用者編 を参照してください 受取り側の作業 受取り側で 配付された可搬媒体を参照するには List Works クライアント ( マイコンピュータ ) に 可搬媒体をフォルダの場所とした保管フォルダを作成します Web 連携 Web 連携は List Works 帳票を Web 環境で閲覧する機能です 利用者は Web クライアント (Web ブラウザ ) から List Works の Web 連携 (Web ゲートウェイサーバ ) に接続することにより リスト管理サーバの保管フォルダに格納されている帳票の一覧表示や帳票の表示 印刷 検索 データ変換 PDF での表示 / 保存などを行うことができます ポーリング印刷機能を利用することにより リスト管理サーバの保管フォルダ内を監視して 帳票が登録された時点で その帳票を自動的に印刷することができます

104 また ローカル印刷識別機能を利用することにより ローカル印刷済みかどうかを帳票の一覧から確認することができます さらに条件に 印刷状態 を指定して 帳票を検索 または帳票の一覧を絞り込むことができます なお Web 連携の利用に際して Web クライアント側に Web 連携機能をインストールする必要はありません Web 連携を利用する場合に必要なサーバ側の環境設定については 環境構築手引書 を参照してください Web クライアントからの操作については 操作手引書利用者編 を参照してください 注意 Windows 版の注意事項 Web クライアントを 帳票印刷配信機能の Web 配信操作クライアントと同一のパソコンで使用する場合 同時にそれぞれのクライアントからログインした状態で 操作することはできません 抜き出し検索 帳票活用時に定型的な検索を大量に行う場合 抜き出し検索機能を利用できます 抜き出し検索とは 抜き出し検索範囲に対して 帳票のデータ ( 文字列 ) を高速に検索する機能のことです なお List Works クライアントにページを絞り込んで複写した帳票 ページを絞り込んでメール送信した帳票 およびマイコンピュータで連結表示をした帳票に対しては 抜き出し検索を行うことはできません 抜き出し検索の操作手順は 通常の検索と同じです ただし あらかじめ 抜き出し検索範囲を設定して そのあと 帳票の登録時にリスト管理サーバ上に抜き出し検索ファイルを作成しておく必要があります 抜き出し検索ファイルは 帳票の登録時に 抜き出し検索ファイルの作成を指示することにより 抜き出し検索範囲の設定をもとに作成されます

105 抜き出し検索の操作手順 および抜き出し検索範囲の設定方法については 操作手引書利用者編 を参照してください ここでは 抜き出し検索ファイルの作成について説明します 設定する情報抜き出し検索ファイルの作成指示のために 帳票の登録時に以下の設定情報が必要となります 抜き出し検索ファイルの作成指示 参考 抜き出し検索は 帳票の初回登録時に抜き出し検索ファイルの作成を行うため 設定情報は 次の帳票の登録後に有効になります 設定方法以下の方法で 抜き出し検索ファイルの作成指示の設定ができます 保管フォルダのプロパティに設定 帳票出力時に帳票情報を設定 ( 情報連携 ) 複数箇所で設定した場合は 情報連携で設定した値が優先されます 保管フォルダのプロパティに設定 リスト管理サーバの保管フォルダごとに 抜き出し検索ファイルの作成指示を設定することができます 保管フォルダのプロパティの設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 帳票出力時に帳票情報を設定 ( 情報連携 ) 帳票出力元で 帳票ごとに抜き出し検索ファイルの作成指示を設定して連携することができます 扱う帳票によって設定方法が異なります - 一般アプリ帳票の場合 <Windows 版のみ > List Works プリンタドライバのプロパティ ( 抜き出し検索 ) に必要な帳票情報を設定します List Works プリンタドライバの環境設定については 環境構築手引書 および 操作手引書運用管理者編 を参照してください リスト管理サーバの管理情報定義ファイルに必要な帳票情報を設定することもできます この場合は List Works プリンタドライバに設定した値よりも優先されます 管理情報定義ファイルの設定については 管理情報定義ファイルの準備 を参照してください - NetCOBOL/MeFt 帳票の場合 NetCOBOL/MeFt 帳票の場合は 電子帳票情報ファイルに必要な帳票情報を設定します 帳票情報の設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください

106 - List Creator 帳票の場合 List Creator 帳票の場合は 以下のいずれかで帳票情報を設定できます - List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプション - 電子帳票情報ファイル (List Creatorのprprintコマンドのin2オプションで指定 ) - List Creatorデザイナの帳票業務情報 - 富士通ホスト帳票の場合 帳票情報の設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください List Creator デザイナでの設定 および prprint コマンドについては List Creator のマニュアル を参照してください APS/NP PrintASSORT または OSIV LISTVIEW に必要な帳票情報を設定して帳票登録時に連携します Solaris 版では コマンドで帳票を登録するときに 情報連携ファイルに帳票情報を設定することもできます 帳票情報の設定については 帳票情報を連携する場合の準備 を参照してください 設定時のキー 情報連携により抜き出し検索ファイルを作成するときは 帳票情報をそれぞれ以下のキーに設定します 帳票情報 抜き出し検索ファイルの作成指示 管理情報定義ファイル ( 注 1) 電子帳票情報ファイル APS/NP または PrintASSORT と情報連携 ( 注 2) OSIV LISTVIEW と情報連携 ( 注 2) SRH-IDX SRH-IDX LV-SRH-IDX LVSVINF LV-SRH-IDX または SPLRCV LV-SRH-IDX 注 1:Windows 版のみ 一般アプリ帳票を扱うことができます 注 2:Solaris 版の場合 情報連携ファイルを利用して帳票を登録するときも このキーを使用します コマンドで作成 <Solaris 版のみ > 保管フォルダに登録されている List Works 帳票から抜き出し検索ファイルを作成するには lvcrtsrh コマンドを使用します コマンドの詳細については コマンドリファレンス を参照してください 2.4 システムの運用 List Worksのシステム運用を 以下の項目ごと説明します クラスタシステムでの運用 <EEのみ > 参照 マルチプロセス運用 <EEのみ > 参照 フォルダの共有運用 <EEのみ > 参照

107 2.4.1 クラスタシステムでの運用 <EE のみ > List Works EE では 帳票保管活用機能において リスト管理サーバおよび保管データベースをクラスタシステム ( フェールオーバー運用のスタンバイ機能 (1:1 運用待機型 )) で運用することができます クラスタシステムとは ネットワーク上の複数の独立したコンピュータ ( ノード ) を連携させ 1 つのシステムとして利用するシステムです クラスタシステムでは クラスタ内のリスト管理サーバやアプリケーションの状態を常に監視し 1 台のリスト管理サーバやリスト管理サーバで稼働しているアプリケーションに障害が発生すると 自動的にフェールオーバー ( 処理をもう一方のサーバに引き継ぐこと ) を行い 処理を続行します このため 障害からの回復を短時間に行うことができ 可用性の高いシステムを実現できます 従来の単体の運用では サーバの異常によって List Works サービスが停止した場合 帳票業務が途切れるといった問題がありました リスト管理サーバをクラスタシステム上で利用することで 異常発生時にはノードやサービスの自動切替えが行われ 帳票業務の継続が可能になります リスト管理サーバの機能のうち 以下の機能がフェールオーバーの対象になります 保管フォルダの作成 変更 削除 保管フォルダ内の帳票の参照 更新 移動 複写 削除 ファイリングフォルダ ( グループフォルダ ) ただし Windows 版では 以下のフォルダについては それぞれのノードで定義したフォルダが使用されます 受信フォルダ 印刷フォルダ ファイリングフォルダ ( 装置フォルダ ) 注意 印刷中にフェールオーバーが発生した場合は 再度印刷を行う必要があります 受信中にフェールオーバーが発生した場合は 再度登録を行う必要があります ファイリング中にフェールオーバーが発生した場合は ファイリング結果は保証されません 再度ファイリングを行う必要があります Windows 版の場合は フェールオーバーが発生してノードが切り替わっても 印刷フォルダ 受信フォルダ およびファイリングフォルダ内にあるデータは 移動しません

108 Windows 版では クラスタシステムのサーバ機として 以下のオペレーティングシステムのいずれかで運用してください Microsoft Windows Server 2012 Datacenter Microsoft Windows Server 2008 Enterprise Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition Solaris 版では 以下の製品がインストールされている必要があります PRIMECLUSTER クラスタシステムのしくみ リスト管理サーバをクラスタシステムで運用する場合 保管フォルダ 帳票 印刷資源といったフェールオーバーの対象となる資源を クラスタシステムの各ノードから接続されたディスク装置 ( 共有ディスク ) 上に配置します 通常時は 運用ノード ( 図中のノード 1) 上で List Works のサービスが動作し リスト管理サーバが共有ディスク内の List Works 資源を使用して業務を行います 運用ノードの異常やグループ内のリソースで異常が発生した場合に リスト管理サーバの処理が待機ノード ( 図中のノード 2) に引き継がれ ノード 2 が運用ノードとなります List Works のサービスがノード 2 で継続して実行されるので List Works クライアントおよび Web クライアントから再接続処理を行うと 自動的にノード 2 のリスト管理サーバに接続され 共有ディスクの List Works 資源を利用して業務を継続することができます クラスタシステム上でリスト管理サーバを運用する場合の環境設定については 環境構築手引書 を参照してください 運用中のフェールオーバー発生での対応については 保守手引書 を参照してください

109 注意 Web 連携機能はクラスタシステムでは運用できません Web 連携用のサーバが必要です Windows 版でクラスタシステムでの運用を行う場合 下記のサービスのログオンアカウント および帳票登録バッチの実行ユーザは 管理者を指定してください また すべてのサーバで同じ管理者を指定してください - FUJITSU 帳票管理サービス ( 富士通ホスト帳票 FNA 通信形態を利用した分散印刷運用の場合 ) - 帳票配信サービス ( 富士通ホスト帳票 TCP/IP 通信形態を利用した分散印刷運用の場合 ) - 帳票登録バッチ ( 富士通ホスト帳票ファイル転送運用の場合 ) - List Works サービス ( オープン帳票の場合 ) マルチプロセス運用 <EE のみ > List Works EE では リスト管理サーバの処理を複数のプロセスに割り当てて実行できます これを マルチプロセス運用 といいます リスト管理サーバのプロセスは 20 プロセスまで作成できます マルチプロセス運用を利用すると クライアントの同時実行数の増加や帳票の参照などの処理量の増加に 1 台の List Works サーバで対応できます 新たに作成されたプロセスには 以下の処理を割り当てられます List Works クライアントからの接続 Web クライアントからの接続 データ転送コネクタを使用したオープン帳票の登録 プロセスを複数作成した場合でも 以下の機能は リスト管理サーバの環境設定 ( 注 1) で設定したポート番号をもつプロセスに割り当てられます 富士通ホスト帳票の登録 List Works 仮想プリンタを使用したオープン帳票の登録 コマンド サーバ機能 API 管理者ツール 帳票のファイリング 注 1: Windows 版の場合は リスト管理サーバ環境設定 ダイアログボックス Solaris 版の場合はサーバ動作環境ファイルです

110 注 1: 割り当てるプロセスを変更できません 注 2: ポート番号は 9243 固定です 上記の図は プロセスを 4 つ作成し 用途ごとに使用するプロセスを分けた例です リスト管理サーバのプロセスは List Works サービス起動時に起動されます プロセスを複数作成すると 各プロセスには 連続したポート番号が割り当てられます 環境設定により 起動するプロセスの数やポート番号を指定できます マルチプロセス運用を行う場合の設計や環境設定など詳細については マルチプロセス運用の設計 <EE のみ > を参照してください 注意 フォルダの共有運用とは 同時に運用できません フォルダの共有運用 <EE のみ > List Works EE では リスト管理サーバのフォルダを複数のリスト管理サーバで共有して 帳票を活用することができます これを フォルダの共有 といい その運用を フォルダの共有運用 といいます 保管フォルダを共有して運用することを 特に 保管フォルダの共有運用 といいます Solaris 版では 保管フォルダ グループフォルダ 装置フォルダなど List Works のサーバ上の資源を共有ディスクに置き 複数のリスト管理サーバで共有して帳票を活用することができます フォルダの共有運用を行うためには PRIMECLUSTER がインストールされている必要があります なお Solaris 11 上では フォルダの共有運用はできません Windows 版では 保管フォルダを共有して帳票を活用することができます

111 フォルダの共有運用は 複数のサーバ機にリスト管理サーバをインストールして運用します Windows 版では これらのサーバを同一ドメイン内で運用します フォルダの共有運用ができるリスト管理サーバの上限台数は 以下のとおりです Windows 版の場合 10 台 Solaris 版の場合 Solaris 9の場合 :4 台 Solaris 10の場合 :2 台 フォルダの共有運用を利用すると クライアント数の増加による負荷分散や共有ディスクを利用した資源の一元管理が可能となります フォルダの共有運用は 共有してフォルダを利用する点を除いては 通常のクライアントサーバ運用と同じです ファイルサーバ 共有するフォルダを作成し 帳票を格納します Windows 版では ドメイン内のサーバであれば どのサーバでも利用できます リスト管理サーバ A ファイルサーバを共有することにより リスト管理サーバ B とフォルダの共有を行います リスト管理サーバ B ファイルサーバを共有することにより リスト管理サーバ A とフォルダの共有を行います 保管データベース リスト管理サーバ A とリスト管理サーバ B のいずれか一方のリスト管理サーバで 保管データベースの環境設定を行います また データベースシステムをリスト管理サーバとは別のサーバでクラスタ運用することで 可用性の高いシステムを実現することができます この場合 いずれかのサーバが停止した場合でも List Works クライアント または Web クライアントを別のサーバに接続しなおして運用することができます

112 フォルダの共有運用を行う場合の環境設定については 環境構築手引書 を参照してください 注意 フォルダの共有運用を行うすべてのリスト管理サーバは 同一バージョンレベルである必要があります Windows 版の場合に 10 台以上のリスト管理サーバで保管フォルダの共有運用を利用したい場合は 弊社技術員にご相談ください Windows 版でフォルダの共有運用を行う場合 下記のサービスのログオンアカウント および帳票登録バッチの実行ユーザは 管理者を指定してください また すべてのサーバで同じ管理者を指定してください - FUJITSU 帳票管理サービス ( 富士通ホスト帳票 FNA 通信形態を利用した分散印刷運用の場合 ) - 帳票配信サービス ( 富士通ホスト帳票 TCP/IP 通信形態を利用した分散印刷運用の場合 ) - 帳票登録バッチ ( 富士通ホスト帳票ファイル転送運用の場合 ) - List Works サービス ( オープン帳票の場合 ) 2.5 セキュリティ 帳票保管活用機能のセキュリティ機能の種類と概要を以下に示します 有効な運用形態 セキュリティ機能 ユーザ認証 参照 保管フォルダのアクセス権 参照 受信フォルダのアクセス権 参照 印刷フォルダのアクセス権 参照 帳票のアクセス権 参照 概要 リスト管理サーバへの接続時に 利用者を制限します 保管フォルダ 保管フォルダの帳票にアクセスできるユーザ / グループを制限します 機能の利用者を 管理者だけに限定します ( 注 2) 印刷フォルダ 印刷フォルダの帳票に対するアクセス権を制限します 保管フォルダの帳票にアクセスできるユーザ / グループを制限します List Works クライアント クライアントサーバ サーバの帳票 Web クライアント ( 注 1) クライアントに複写した帳票 スタンドアロン 指定方法 オペレーティングシステムによる認証 または ユーザ作成ライブラリによる認証 List Worksの管理者 ツールでアクセス権設 定 ( 注 3) オペレーティングシステムによる認証 または ユーザ作成ライブラリによる認証 List Worksの管理者 ツール または帳票情 報でアクセス権設定

113 セキュリティ機能 機能の利用制限による保護 参照 エリア ID による保護 参照 暗証番号による保護 参照 ID 印刷による保護 参照 操作ログ / 実行履歴の改ざん有無の確認 参照 : 有効 : 無効 -: 関係なし 概要 機能を利用できるクライアントを制限します 帳票の流通範囲を限定します 帳票の利用者を制限します リスト管理サーバから印刷した帳票に対し ID 情報を印刷します 操作ログ / 実行履歴の改ざんの有無を確認します List Works クライアント 有効な運用形態 クライアントサーバ サーバの帳票 Web クライアント ( 注 1) クライアントに複写した帳票 スタンドアロン 指定方法 List Worksクライアント 環境設定 List Worksクライアント 環境設定 List Worksクライアント の暗証番号の設定機能 帳票情報で設定 Windows 版の場合は リスト管理サーバの環境設定 で設定 Solaris 版の場合は サーバ動作環境ファイル で設定 注 1:Web 連携によるセキュリティ 参照 注 2: 管理者とは List Works の管理者権限を持つユーザをいいます 参照 注 3: 利用者には 受信フォルダのアクセス権は設定できません ユーザ認証 ユーザ認証により リスト管理サーバに接続できるユーザを制限できます ユーザ認証は クライアントサーバ運用でリスト管理サーバの帳票を扱う場合に有効なセキュリティ機能です List Works クライアントからリスト管理サーバに接続するときに 指定したユーザ ID をもとに リスト管理サーバへの接続の可否をチェックします ユーザ認証には 以下の方法があります オペレーティングシステムによる認証 ユーザ作成ライブラリによる認証 それぞれの認証方法において 管理者権限が設定されているユーザは List Works においても 管理者として扱われます List Works では 管理者権限のあるユーザを 管理者 といいます 管理者権限が設定されているユーザは以下のとおりです Windows 版の場合 - ローカル認証のとき Administrator または

114 Administrators 権限に所属するユーザ ID - ドメイン認証のとき Domain Admins に所属するユーザ ID または Domain Users グループとローカルの Administrators グループに所属するユーザ ID Solaris 版の場合 スーパーユーザ ユーザ認証の設定方法は 運用している List Works によって以下のように異なります いずれも 設定後に認証方法を変更することは可能です Windows 版の場合 ユーザ認証の設定方法を変更する場合は リスト管理サーバの環境設定において変更します リスト管理サーバの環境設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください Solaris 版の場合 サーバ動作環境ファイルの USER_MNG( 利用者情報の管理先 ) に指定してコマンドで登録します 設定方法については 環境構築手引書 および コマンドリファレンス を参照してください 注意 ユーザグループを作成する場合 グループ名は以下の文字数で指定してください Windows 版の場合 256 バイト以内 ( 全角 128 文字 半角 256 文字 ) ただし 富士通ホスト帳票の登録時に帳票情報でアクセス権を設定する場合は 26 バイト以内 ( 全角 13 文字 半角 26 文字 ) Solaris 版の場合 26 バイト以内 ( 全角 13 文字 半角 26 文字 ) Windows 版の場合 登録するユーザ ID には List Works サーバにおける ローカルログオン 権限が必要です List Works サーバで 登録するユーザ ID に ローカルログオン 権限を設定してください Windows 版 V9 および Solaris 版 V10 以降では リスト管理サーバに接続するユーザのパスワードを 255 バイトに拡張しました 14 バイトを超えた文字数のパスワードを設定した場合 Windows 版 /Solaris 版 V8 以前または Linux 版 V9 の List Works からはアクセスできません (1) オペレーティングシステムによる認証 Windows 版では オペレーティングシステムのローカル認証 ドメイン認証を利用します Solaris 版では 利用者管理を利用します ユーザ ID には 各オペレーティングシステムに登録されているユーザ名を使用するため 各オペレーティングシステムで設定しているアカウント情報が そのまま List Works でも有効になります ローカル認証 <Windows 版のみ > ローカル認証は リスト管理サーバが動作するコンピュータのユーザアカウントによって認証します ローカル認証でユーザ認証を行っている場合 新たにリスト管理サーバを追加すると 追加したリスト管理サーバを利用するすべてのユーザを 追加するリスト管理サーバに定義する必要があります リスト管理サーバの環境設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください

115 注意 Windows Server 2012 Windows Server 2008 および Windows Server 2003 システムでは セキュリティポリシーの設定によって ユーザアカウントに対するパスワードの設定が必須となる場合があります ドメイン認証 <Windows 版のみ > ドメイン認証は リスト管理サーバが動作するコンピュータが参加しているドメイン またはそのドメインが信頼しているドメインのドメインユーザアカウントによって認証します ドメイン認証でユーザ認証を行っている場合 新たにリスト管理サーバを追加すると ドメインコントローラのドメインマネージャに追加したリスト管理サーバを定義する必要があります リスト管理サーバの環境設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください

116 A B C それぞれで ドメインコントローラでのユーザ認証を行う 注意 ドメインコントローラの環境は ドメインのユーザデータベースを管理するシステムであるため ドメインコントローラ上での List Works 環境の構築は セキュリティ上お勧めできません やむをえず ドメインコントローラ上でクライアントサーバ運用の List Works を使用する場合は リスト管理サーバをインストールする際 ユーザ認証の設定は このコンピュータが所属するドメイン を指定してください ドメイン認証の場合 ドメインコントローラのドメインモードを ネイティブモード とするか グループアカウントを グローバルユーザグループ で作成する必要があります Windows Server 2012 Windows Server 2008 および Windows Server 2003 システムでは セキュリティポリシーの設定によって ユーザアカウントに対するパスワードの設定が必須となる場合があります 利用者管理を利用する方法 < Solaris 版のみ > Solaris に登録してあるユーザ名を使用するため Solaris で設定しているアカウント情報が そのまま List Works でも有効になります 参考 Solaris サーバでは ユーザ ID の大文字 / 小文字が区別されて扱われます (2) ユーザ作成ライブラリによる認証 すでに構築されているユーザ情報を利用して認証を行うなど 利用者が作成したアプリケーションによる認証処理を行います ユーザ作成ライブラリによる利用者情報の変更については 保守手引書 を参照してください

117 なお ユーザ認証においてユーザ作成ライブラリによる認証を利用する場合は 保管フォルダ 保管フォルダの帳票 および印刷フォルダに対する操作時に 業務権限が判定されます 業務権限とは ユーザ およびグループごとに 利用可能な機能を設定したアクセス権のことです 参考 ユーザ作成ライブラリによる認証の場合 ユーザ ID の大文字 / 小文字が区別されて扱われます 注意 ユーザ作成ライブラリから Symfoware Server へアクセスすることはできません 保管フォルダのアクセス権 アクセス権による保護は クライアントサーバ運用でリスト管理サーバの帳票を扱う場合に有効となります 保管フォルダに対して 管理者ツールによりアクセス権を設定することができます また アクセス権のインポート / エクスポート機能を使用して アクセス権の設定 / 変更を一括で行うことも可能です 管理者ツールは 以下の方法で起動します 管理者ツールは List Works の管理者権限を持つユーザだけがログイン および操作できます Windows 版の場合 スタート メニューから管理者ツールを起動します Solaris 版の場合 コマンド (lvadmint) で管理者ツールを起動します コマンドでの起動は X ウィンドウシステム環境で行ってください コマンドの実行は スーパーユーザの権限が必要です 管理者ツールの操作方法については 操作手引書運用管理者編 を参照してください アクセス権のインポート / エクスポート機能については 保守手引書 を参照してください 注意 アクセス権は 管理者だけが設定できます 管理者は リスト管理サーバの保管フォルダの管理機能 ( 作成 変名 複写 移動 削除など ) において すべての権限が与えられます 下記のサービスのログオンアカウント および帳票登録バッチの実行ユーザは 保管フォルダに対して変更権以上のアクセス権が必要です アクセス権が設定されていない場合 登録処理でエラーとなります - FUJITSU 帳票管理サービス ( 富士通ホスト帳票 FNA 通信形態を利用した分散印刷運用の場合 ) - 帳票配信サービス ( 富士通ホスト帳票 TCP/IP 通信形態を利用した分散印刷運用の場合 ) - 帳票登録バッチ ( 富士通ホスト帳票ファイル転送運用の場合 ) - List Works サービス ( オープン帳票の場合 ) マイコンピュータの保管フォルダについては アクセス権を設定することはできません

118 参考 基本的に保管フォルダに対してアクセス権を設定してください 特定の帳票に保管フォルダと異なるアクセス権を設定する場合のみ 帳票にアクセス権を設定してください アクセス権が設定された帳票数が多い場合 帳票一覧の表示など 性能に影響する可能性があります マイコンピュータの保管フォルダの作成および削除は 管理者だけでなく 利用者も利用できます (1) アクセス権の判定方法 ( 各機能の使用可否 ) 保管フォルダに設定するアクセス権について アクセス権の判定方法を説明します アクセス権の判定により 保管フォルダに対する各機能の使用可否が決まります 保管フォルダのアクセス権 保管フォルダを参照する時は 保管フォルダそのものに設定されているユーザ グループ および Everyone のアクセス権によって判定されます 保管フォルダに対するアクセス権の判定は 以下の順番で行われます 1. ユーザのアクセス権が定義されている場合は ユーザのアクセス権の指定に従います 2. ユーザのアクセス権が定義されていなく 所属するグループのアクセス権が定義されている場合は グループのアクセス権の指定に従います 3. ユーザのアクセス権が定義されていなく ユーザが複数のグループに所属している場合は 各機能につき 各グループの中で どれか 1 つでも許可されていると 機能の使用が可能となります この場合 Everyone は 1 つのグループとして扱われます 4. 該当するユーザのアクセス権 およびグループのアクセス権が定義されていない場合は Everyone のアクセス権の指定に従います 5. Everyone も含め関連するアクセス権が定義されていない場合は 不許可となります ユーザ認証を ユーザ作成ライブラリによる認証 で運用する場合に ユーザ定義に業務権限が設定されている場合は まず 業務権限が評価されます 業務権限で許可されていたら 上記で決定された保管フォルダのアクセス権に従います アクセス権の判定による機能の使用可否の例 以下のようにアクセス権を設定した場合を例に アクセス権の判定 ( 機能の使用可否 ) 例を説明します

119 ユーザ グループ状態の関係は 以下のように設定してあるとします 保管フォルダ 1 に対するアクセス権の判定 - 保管フォルダ 1 には Everyone のみが設定されているため ユーザ 1 ユーザ 2 ユーザ 3 とも Everyone の定義に従います したがって 表示権のみ使用可能となります 保管フォルダ 2 に対するアクセス権の判定 - ユーザ 1 のアクセス権は 保管フォルダ 2 に対してユーザ 1 の定義がされているので ユーザ 1 の定義に従います したがって 表示権 移動権が使用可能となります

120 - ユーザ 2 のアクセス権は ユーザ 2 の定義がされていないので 各機能につき グループ 1 グループ 2 および Everyone の中で 1 つでも許可されていれば使用可能となります したがって 表示権 移動権 削除権が使用可能となります - ユーザ 3 のアクセス権は ユーザおよび所属するグループの定義がないので Everyone のアクセス権に従います したがって 表示権のみ使用可能となります (2) 保管フォルダに設定されるアクセス権 以下の処理を行った場合に設定される保管フォルダのアクセス権 および保管フォルダに設定できるアクセス権の種類について説明します 保管フォルダを追加 保管フォルダを移動 保管フォルダを複写 なお 設定されたアクセス権を変更する場合は 管理者ツール またはアクセス権のインポート / エクスポート機能を利用してください 管理者ツールの操作方法については 操作手引書運用管理者編 を参照してください アクセス権のインポート / エクスポート機能については 保守手引書 を参照してください アクセス権を設定する際に 付随してアクセス権を設定する必要のあるものがあります これらについては 付録 J 設定が必要なアクセス権 を参照してください 保管フォルダを作成する場合 親フォルダのアクセス権が引き継がれます 第一階層の保管フォルダを作成する場合は Everyone に対し初期値が設定されます 必要に応じて管理者が アクセス権を変更してください 第一階層の保管フォルダを作成した場合の Everyone の初期値は以下のようになります アクセス権名 フォルダアクセス権フォルダの表示 フォルダ配下のフォルダ一覧表示 フォルダ配下の帳票一覧表示 フォルダのプロパティ表示 フォルダのプロパティ更新 フォルダの作成 フォルダの移動 フォルダの複写 フォルダ名の変更 フォルダの削除 帳票アクセス権帳票の表示 帳票のローカル印刷 帳票のリモート印刷 ( 注 1) 帳票の移動 帳票の複写 帳票の削除 帳票情報の変更 ファイリング メール送信 ( 注 2) アクセス権の初期値

121 PDF 表示 / 保存 PDF 変換 ( 注 2) データ変換 上書き保存 名前を付けて保存 帳票項目の保存 アクセス権名 抜き出し検索範囲の設定 オーバレイ位置の設定 クリップボードへコピー 帳票への記入 : 許可 状態が Everyone に設定されています : 許可 状態が Everyone に設定されていません アクセス権の初期値 注 1: Solaris 版の場合 Solaris 11 上ではリモート印刷できません このため Solaris 11 上では意味をもちません 注 2: Windows 版 V7.0L10 および Windows 版 /Solaris 版 V8 の List Works クライアントから接続するときの互換用です V9 以降の List Works クライアントでは 意味をもちません 保管フォルダを移動する場合 移動後もアクセス権は変更されません 保管フォルダを複写する場合 Windows 版の場合複写先の親フォルダのアクセス権が引き継がれます 必要に応じて管理者が アクセス権を変更してください Solaris 版の場合複写後もアクセス権は変更されません 保管フォルダに設定できるアクセス権の種類 管理者ツールでは 保管フォルダを選択して ユーザ / グループ単位 および Everyone に以下のアクセス権を設定することができます アクセス権 フォルダアクセス権 機能 フォルダの作成 ( 注 1) 該当クライアント List Works クライアント Web クライアント 説明 - 保管フォルダ配下にフォルダの作成を許可しま す フォルダの移動 - 保管フォルダの移動を許可します 移動元フォルダには フォルダの削除 の権限も必要です また 移動先フォルダに フォルダの作成 の権限も必要です フォルダの複写 - 保管フォルダの複写を許可します 複写先フォ ルダに フォルダの作成 の権限も必要です フォルダの削除 - 保管フォルダの削除を許可します

122 アクセス権 機能 該当クライアント List Works クライアント Web クライアント 説明 フォルダの表示 保管フォルダの表示を許可します アクセス権が ないと 保管フォルダの一覧に保管フォルダが 表示されません フォルダのプロパティ表示 フォルダのプロパティ更新 - 保管フォルダのプロパティ表示を許可します - 保管フォルダのプロパティ更新を許可します フォルダのプロパティ表示 の権限も必要です フォルダ名の変更 - 保管フォルダ名の変更を許可します フォルダ配下のフォルダ一覧表示 フォルダ配下の帳票一覧表示 保管フォルダ配下のフォルダの一覧表示を許可 します フォルダ配下のフォルダに フォルダの 表示 の権限も必要です 保管フォルダ配下の帳票の一覧表示を許可し ます 帳票アクセス権 帳票の移動 - 保管フォルダ配下の帳票の移動を許可します 帳票の削除 の権限も必要です 帳票の複写 - 保管フォルダ配下の帳票の複写を許可します 帳票の表示 の権限も必要です マイコンピュータの保管フォルダに帳票を複写する場合は 名前を付けて保存 の権限も必要です 帳票の削除 保管フォルダ配下の帳票の削除を許可します 帳票アクセス権 帳票の表示 保管フォルダ配下の帳票の表示 検索を許可し ます 帳票情報の変更 - 保管フォルダ配下の帳票情報の変更を許可し ます 帳票への記入 保管フォルダ配下の帳票に対して 記入を許可 します 帳票のローカル印刷 保管フォルダ配下の帳票のローカル印刷を許可 します 帳票の表示 の権限も必要です 帳票のリモート印刷 ( 注 2) - 保管フォルダ配下の帳票のリモート印刷を許可 します 帳票の表示 の権限も必要です ファイリング - 保管フォルダ配下の帳票のファイリングを許可します 帳票の表示 名前を付けて保存 の権限も必要です グループフォルダの設定で 元の帳票を削除する がチェックされている場合 帳票の削除 の権限がないと削除されません メール送信 ( 注 3) - メール送信を許可します 帳票の表示 の権限 も必要です 帳票ファイルをメール送信する場 合は 名前を付けて保存 の権限も必要です PDF 表示 / 保存 - ( 注 4) 保管フォルダ配下の帳票のPDF 形式での表示 / 保存を許可します 帳票の表示 名前を付 けて保存 の権限も必要です PDF 変換 ( 注 3) - 保管フォルダ配下の帳票のPDF 形式への変換 を許可します 帳票の表示 名前を付けて保 存 の権限も必要です データ変換 データ変換 (Text CSV 形式に変換 ) を許可しま す 帳票の表示 の権限も必要です

123 アクセス権 機能 該当クライアント List Works クライアント Web クライアント 説明 上書き保存 記入情報の保存を許可します 名前を付けて保存 - マイコンピュータへの保管フォルダの帳票保存 を許可します 帳票の表示 の権限も必要で す 帳票項目の保存 保管フォルダ配下の帳票に対して帳票項目の 保存を許可します 帳票アクセス権 抜き出し検索範囲の設定 保管フォルダ配下の帳票に対して抜き出し検索 範囲の設定を許可します 注 1: 注 2: 注 3: 注 4: : 該当します -: 該当しません オーバレイ位置の設定 保管フォルダ配下の帳票に対してオーバレイ位 置の設定を許可します クリップボードへコピー 保管フォルダ配下の帳票のクリップボードへのコ ピーを許可します フォルダアクセス権 の フォルダのプロパティ表示 権限がない保管フォルダにフォルダを作成した場合 アクセス権がない旨を示すエラーメッセージが表示されますが フォルダの作成は行われています この場合 リスト管理サーバからいったん切断し 再度接続することで 作成したフォルダが表示されます Solaris 版の場合 Solaris 11 上でのリモート印刷はできません このため Solaris 11 上では意味をもちません Windows 版 V7.0L10 および Windows 版 /Solaris 版 V8 の List Works クライアントから接続するときの互換用です V9 以降の List Works クライアントでは意味をもちません Web クライアントから PDF 表示 / 保存を利用する場合は Web 連携の環境設定ファイル (ListGateway.properties) の定義名 everyone.keeplist.pdf に 1 (PDF 形式での表示 / 保存する機能を使用する ) を設定しておく必要があります Web 連携の環境設定ファイル (ListGateway.properties) による環境設定については 環境構築手引書 を参照してください 受信フォルダのアクセス権 受信フォルダ および受信フォルダ配下の帳票は 管理者のみ以下の操作を行うことができます 受信フォルダに対する操作 - 受信フォルダの表示 - 受信フォルダのプロパティ表示 - 受信フォルダのプロパティ更新 - 受信フォルダの作成 - 受信フォルダの削除受信フォルダ内の帳票に対する操作 - 受信フォルダ内の帳票の帳票一覧への表示

124 - 受信フォルダ内の帳票の削除 - 受信フォルダ内の帳票の再振り分け <Windows 版のみ > - 受信フォルダ内の帳票のプロパティ表示 印刷フォルダのアクセス権 印刷フォルダ および印刷フォルダ配下の帳票に対するアクセス権について 以下に示すユーザ認証の方法別に説明します オペレーティングシステムによる認証 ユーザ作成ライブラリによる認証 (1) オペレーティングシステムによる認証をしている場合 Windows 版の場合 印刷フォルダ および印刷フォルダ配下の帳票のアクセス権は 印刷フォルダに対応するスプールディレクトリに オペレーティングシステム上のアクセス権を設定することで制御します スプールディレクトリは リスト管理サーバ環境設定 ダイアログボックスの 資源 タブで設定してある 受信 / 印刷フォルダ の格納場所配下の MPPRINT\SPOOL ディレクトリ配下に 印刷フォルダのコメントに指定した名前で作成されます 参考 印刷フォルダの資源が格納されているフォルダに対して Windows システムのセキュリティ機能でアクセス権を付加する場合 その配下のサブフォルダ およびファイルにアクセス権を継承してください 印刷フォルダに対する操作 印刷フォルダのアクセス許可 利用者 管理者 操作 印刷フォルダの表示 印刷フォルダ配下の帳票一覧表示 印刷フォルダのプロパティ表示 印刷フォルダのプロパティ更新 印刷フォルダの作成 印刷フォルダの削除 印刷フォルダへの帳票のリモート印刷 印刷フォルダの表示 アクセス権なし 書き込み 読み取り フォルダの内容の一覧表示 読み取りと実行 変更 フルコントロール

125 印刷フォルダのアクセス許可 操作 印刷フォルダ配下の帳票一覧表示 印刷フォルダのプロパティ表示 印刷フォルダのプロパティ更新 印刷フォルダの作成 印刷フォルダの削除 印刷フォルダへの帳票のリモート印刷 アクセス権なし 書き込み 読み取り フォルダの内容の一覧表示 読み取りと実行 変更 フルコントロール : 操作可能 : 操作不可能 印刷フォルダ配下の帳票に対する操作 操作 印刷フォルダ内の帳票の表示 印刷フォルダ内の帳票の リモート印刷開始 / 中断 / 再開 印刷フォルダ内の帳票の移動 印刷フォルダ内の帳票の複写 印刷フォルダ内の帳票の削除 印刷フォルダ内の帳票の帳票情報の変更 アクセス権なし 書き込み 読み取り 印刷フォルダのアクセス許可 フォルダの内容の一覧表示 読み取りと実行 変更 フルコントロール : 操作可能 : 操作不可能 備考 : 帳票に対する操作は 管理者 / 利用者の違いはありません FUJITSU 帳票管理サービス経由のリモート印刷 (Windows 版 ) の場合 FUJITSU 帳票管理サービスの起動アカウントは 印刷フォルダに対してフルコントロール権限が必要となります

126 Solaris 版の場合 Solaris 版では オペレーティングシステムによる認証によって 印刷フォルダ および印刷フォルダ配下の帳票に対してアクセス権を設定し 利用制限を行うことはできません 利用制限を行う場合は ユーザ作成ライブラリによる認証を行う必要があります オペレーティングシステムによる認証を行った場合 印刷フォルダ および印刷フォルダ配下の帳票に対するアクセス許可は Windows 版においてフルコントロールのアクセス権を設定した場合と同等となります (2) ユーザ作成ライブラリによる認証を利用している場合 ユーザ作成ライブラリによる認証を利用している場合 印刷フォルダ および印刷フォルダ配下の帳票に対するアクセス権は ユーザ作成ライブラリで返却される業務権限で制御されます 管理者は 印刷フォルダ および印刷フォルダ配下の帳票に対して すべての操作が可能です 印刷フォルダに対する操作 印刷フォルダに対する操作の業務権限を以下に示します サポート 操作 ( 業務権限 ) 説明 Windows 版 Solaris 版 (Solaris 9 または Solaris 10 の場合のみ ) 印刷フォルダの表示印刷フォルダの表示を許可します 印刷フォルダ配下の帳票一覧表示印刷フォルダ配下の帳票の一覧表示を許可します 印刷フォルダのプロパティ表示印刷フォルダのプロパティ表示を許可します 印刷フォルダのプロパティ更新 印刷フォルダのプロパティ更新を許可します 印刷フォルダのプロパティ表示 の権限も必要です 印刷フォルダの作成印刷フォルダの作成を許可します 印刷フォルダの削除印刷フォルダの削除を許可します 印刷フォルダへの帳票のリモート印刷 ( 注 ) : サポート : 未サポート 注 : 保管フォルダの帳票アクセス権 帳票のリモート印刷 に対応します 印刷フォルダへの帳票のリモート印刷を許可します 印刷フォルダ内の帳票に対する操作 印刷フォルダ内の帳票に対する操作の業務権限を以下に示します サポート 操作 ( 業務権限 ) 説明 Windows 版 Solaris 版 (Solaris 9 または Solaris 10 の場合のみ ) 印刷フォルダ内の帳票の表示印刷フォルダ内の帳票の表示を許可します 印刷フォルダ内の帳票のリモート印刷開始 / 中断 / 再開 印刷フォルダ内の帳票のリモート印刷制御 ( 開始 / 中断 / 再開 ) を許可します

127 サポート 操作 ( 業務権限 ) 説明 Windows 版 Solaris 版 (Solaris 9 または Solaris 10 の場合のみ ) 印刷フォルダ内の帳票の移動 印刷フォルダ内の帳票の移動を許可します 印刷フォルダ内の帳票の削除 の権限も必要です 印刷フォルダ内の帳票の複写印刷フォルダ内の帳票の複写を許可します 印刷フォルダ内の帳票の削除印刷フォルダ内の帳票の削除を許可します 印刷フォルダ内の帳票の帳票情報の変更 : サポート : 未サポート 印刷フォルダ内の帳票の帳票情報の変更を許可します 注意 FUJITSU 帳票管理サービス経由のリモート印刷 (Windows 版 ) の場合 FUJITSU 帳票管理サービスの起動アカウントは 印刷フォルダに対してフルコントロール権限が必要となります 帳票のアクセス権 アクセス権による保護は クライアントサーバ運用でリスト管理サーバの帳票を扱う場合に有効となります 保管フォルダ内の List Works 帳票に対して ユーザ / グループ単位 および Everyone にアクセス権を設定することができます 帳票に対する各機能は 帳票が格納されている保管フォルダのアクセス権と帳票のアクセス権の両方で許可されている場合に 機能の使用が可能となります 保管フォルダ配下の帳票に対して 以下の方法でアクセス権を設定することができます 帳票情報 管理者ツール アクセス権のインポート / エクスポート機能を使用して アクセス権の設定 / 変更を一括で行うことも可能です 帳票情報については 第 6 章印刷データの準備 を参照してください 管理者ツールの詳細については 操作手引書運用管理者編 を参照してください アクセス権のインポート / エクスポート機能については 保守手引書 を参照してください 注意 アクセス権は 管理者だけが設定できます マイコンピュータの帳票については アクセス権を設定することはできません 参考 基本的に保管フォルダに対してアクセス権を設定してください 特定の帳票に保管フォルダと異なるアクセス権を設定する場合のみ 帳票にアクセス権を設定してください

128 アクセス権が設定された帳票数が多い場合 帳票一覧の表示など 性能に影響する可能性があります (1) アクセス権の判定方法 ( 各機能の使用可否 ) 帳票に設定するアクセス権について アクセス権の判定方法を説明します アクセス権の判定により 帳票に対する各機能の使用可否が決まります 帳票に対するアクセス権の判定は 以下の順番で行われます 1. ユーザのアクセス権が定義されている場合は ユーザのアクセス権の指定に従います 2. ユーザのアクセス権が定義されていなく 所属するグループのアクセス権が定義されている場合は グループのアクセス権の指定に従います 3. ユーザのアクセス権が定義されていなく ユーザが複数のグループに所属している場合は 各機能につき 各グループの中で どれか 1 つでも許可されていると 機能の使用が可能となります この場合 Everyone は 1 つのグループとして扱われます 4. 該当するユーザのアクセス権 およびグループのアクセス権が定義されていない場合は Everyone のアクセス権の指定に従います 5. Everyone も含め関連するアクセス権が定義されていない場合は 不許可となります ユーザ認証を ユーザ作成ライブラリによる認証 で運用する場合に ユーザ定義に業務権限が設定されている場合は まず 業務権限が評価されます 業務権限で許可されていたら 上記で決定された帳票のアクセス権に従います 保管フォルダ配下の帳票のアクセス権保管フォルダに帳票が登録された時 アクセス権は以下のいずれかで設定されます 帳票情報に設定されたアクセス権が設定 帳票情報に帳票のアクセス権を設定していない場合 Everyoneに対してフルコントロールが設定 アクセス権の判定による機能の使用可否の例 以下のようにアクセス権を設定した場合を例に アクセス権の判定 ( 機能の使用可否 ) 例を説明します

129 ユーザ グループ状態の関係は 以下のように設定してあるとします 帳票 1 に対するアクセス権の判定 - 帳票 1 は全権限ありの Everyone が設定されています 各機能につき 保管フォルダのアクセス権と帳票のアクセス権の両方に許可されている場合に使用可能となるため ユーザ 1 ユーザ 2 ユーザ 3 とも 保管フォルダのアクセス権で使用可否が決まります

130 帳票 2 に対するアクセス権の判定 - ユーザ 1 ユーザ 3 は 全権限ありの Everyone 以外の定義がされていないため 保管フォルダのアクセス権で使用可否が決まります - ユーザ 2 のアクセス権は 保管フォルダに対しては 表示権 移動権 削除権が使用可能となりますが 帳票 2 に対しては 表示権のみ許可されています 保管フォルダのアクセス権と帳票のアクセス権の両方が許可されている機能が使用可能となるため 表示権のみ可能となります (2) 保管フォルダ配下の帳票に設定されるアクセス権 以下の処理を行った場合に設定される保管フォルダ配下の帳票のアクセス権 および保管フォルダ配下の帳票に設定できるアクセス権の種類について説明します 登録した帳票を保管フォルダに振り分け 保管フォルダ配下の帳票を移動 保管フォルダ配下の帳票を複写 なお 設定されたアクセス権を変更する場合は 管理者ツール またはアクセス権のインポート / エクスポート機能を利用してください 管理者ツールの詳細については 操作手引書運用管理者編 を参照してください アクセス権のインポート / エクスポート機能については 保守手引書 を参照してください アクセス権を設定する際に 付随してアクセス権を設定する必要のあるものがあります これらについては 付録 J 設定が必要なアクセス権 を参照してください 登録した帳票を保管フォルダに振り分けた場合 帳票情報に設定されているアクセス権で登録されます 帳票情報にアクセス権の設定がない場合 Everyone に対し すべてのアクセス権が設定されます 帳票を移動する場合 移動後もアクセス権は変更されません 帳票を複写する場合 - Windows 版の場合 Everyoneに すべてのアクセス権が設定されます - Solaris 版の場合複写後もアクセス権は変更されません (3) 保管フォルダの帳票に対するアクセス権の種類 帳票情報 または管理者ツールでは 保管フォルダ内の List Works 帳票に対して ユーザ / グループ単位 および Everyone に以下のアクセス権を設定することができます 帳票に対する各機能は 帳票が格納されている保管フォルダのアクセス権と帳票のアクセス権の両方で許可されている場合に 機能の使用が可能となります

131 操作 リストナビ /Web 一覧画面での操作 リストビューア /Web 帳票画面での操作 機能 該当クライアント List Works クライアント Web クライアント 帳票の移動 - 保管フォルダの帳票の移動を許可します 帳票の 削除 の権限も必要です 帳票の複写 - 保管フォルダの帳票の複写を許可します 帳票の表示 の権限も必要です マイコンピュータの保管フォルダに帳票を複写する場合は 名前を付けて保存 の権限も必要です 帳票の削除 保管フォルダの帳票の削除を許可します 説明 帳票情報の変更 - 帳票情報の変更を許可します ファイリング - 保管フォルダの帳票のファイリングを許可します 帳票の表示 名前を付けて保存 の権限も必要です グループフォルダの設定で 元の帳票を削除する がチェックされている場合 帳票の削除 の権限がないと削除されません 帳票への記入 保管フォルダの帳票に対して 記入を許可します 上書き保存 記入情報の保存を許可します 名前を付けて保存 - マイコンピュータへの保管フォルダの帳票保存を許 可します 帳票の表示 の権限も必要です 帳票項目の保存 保管フォルダの帳票に対して帳票項目の保存を許 可します 抜き出し検索範囲の設定 オーバレイ位置の設定 クリップボードへコピー 保管フォルダの帳票に対して抜き出し検索範囲の 設定を許可します 保管フォルダの帳票に対してオーバレイ位置の設定 を許可します 保管フォルダの帳票に対して クリップボードへのコ ピーを許可します 共通の操作帳票の表示 保管フォルダの帳票の表示 検索を許可します 帳票一覧の表示 保管フォルダの帳票の一覧表示を許可します Windows 版の場合 帳票一覧への表示 を有効にするには リスト管理サーバ環境設定 ダイアログボックスの セキュリティ タブの アクセス権 で 帳票一覧への表示 アクセス権を有効にする をチェックする必要があります 帳票のローカル印刷 保管フォルダの帳票のローカル印刷を許可します 帳票の表示 の権限も必要です 帳票のリモート印刷 ( 注 1) - 保管フォルダの帳票のリモート印刷を許可します 帳票の表示 の権限も必要です メール送信 ( 注 2) - メール送信を許可します 帳票の表示 の権限も必 要です 帳票ファイルをメール送信する場合は 名 前を付けて保存 の権限も必要です PDF 表示 / 保存 - ( 注 3) 保管フォルダの帳票のPDF 形式での表示 / 保存を許 可します 帳票の表示 名前を付けて保存 の権 限も必要です PDF 変換 ( 注 2) - 帳票のPDFへの変換を許可します 帳票の表示 名前を付けて保存 の権限も必要です データ変換 データ変換 (Text CSV 形式に変換 ) を許可します 帳票の表示 の権限も必要です

132 注 1: 注 2: 注 3: : 該当します -: 該当しません Solaris 版の場合 Solaris 11 上でのリモート印刷はできません このため Solaris 11 上では意味をもちません Windows 版 V7.0L10 および Windows 版 /Solaris 版 V8 の List Works クライアントから接続するときの互換用です V9 以降の List Works クライアントでは意味をもちません Web クライアントから PDF 表示 / 保存を利用する場合 Web 連携の環境設定ファイル (ListGateway.properties) の定義名 everyone.keeplist.pdf に 1 (PDF 形式での表示 / 保存する機能を使用する ) を設定しておく必要があります Web 連携の環境設定ファイル (ListGateway.properties) による環境設定については 環境構築手引書 を参照してください 機能の利用制限による保護 List Worksでは 機能の利用制限を行うことができます List Worksクライアント List Worksクライアント環境設定によって 以下の機能の利用をクライアントごとに制限することができます - 帳票に対する管理機能 ( 帳票の移動 複写 削除 帳票情報の変更 暗証番号の設定 帳票を連結 ) - ファイリング - 記入機能 - 抜き出し検索範囲の設定 Webクライアント Web 連携の環境設定ファイルによって 以下の機能の利用を接続するWebゲートウェイサーバごとに制限することができます - 標準ツールバーに表示するボタンの機能 - 拡張ツールバーに表示するボタンの機能 - 記入情報の初期値の更新 - 検索条件の保存 読み込み および保存されている検索条件の削除 (1) List Works クライアントにおける機能の利用制限 帳票の管理機能やファイリングなど 機能の利用制限を List Works クライアント環境設定で クライアントごとに設定できます 機能を利用制限できる対象には 以下の種類があります リスト管理サーバとマイコンピュータの帳票を対象とする リスト管理サーバの帳票だけを対象とする List Works クライアントの帳票だけを対象とする リスト管理サーバとマイコンピュータの帳票のいずれも対象としない List Works クライアント環境設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください

133 参考 List Works クライアント環境設定は List Works クライアントをインストールしたユーザのみが起動 操作できます リスト管理サーバの帳票に対する 以下の機能を利用する場合は List Works クライアント環境設定のほかに 管理者ツールでアクセス権が設定 ( 保管フォルダ 保管フォルダの帳票に対するアクセス権が一致 ) されている必要があります 保管フォルダの帳票の管理機能 ( 帳票の移動 複写 削除 および帳票情報の変更 ) の利用 ファイリングの利用 抜き出し検索範囲の設定の利用 ただし 管理者についてはアクセス権の設定は関係ありません 対象者アクセス権 List Works クライアント環境設定 管理者 - 利用者 : 必要 -: 設定は関係ない 利用者が各機能を利用する場合は アクセス権とクライアント環境設定について 以下のように設定されている必要があります 機能の利用 リスト管理サーバの保管フォルダの帳票に対する管理機能の利用 ファイリング機能の利用 帳票の移動 帳票の複写 帳票の削除 帳票情報の変更 アクセス権の設定 ( 以下の設定が必要 ) 帳票の移動帳票の削除 帳票の複写帳票の表示名前を付けて保存 ( 注 1) 帳票の削除 帳票情報の変更 ファイリング帳票の表示名前を付けて保存帳票の削除 ( 注 2) List Works クライアント環境設定 ( 以下の設定が必要 ) リスト管理サーバの帳票に対して管理機能を使用する ファイリング機能を使用する ( 注 3) リスト管理サーバの帳票に対して管理機能を使用する 抜き出し検索範囲の設定の利用抜き出し検索範囲の設定抜き出し検索範囲の設定機能を使用する 注 1: 注 2: 注 3: マイコンピュータの保管フォルダに帳票を複写する場合は 名前を付けて保存 のアクセス権も必要です グループフォルダのプロパティで 元の帳票を削除する と設定している場合は 帳票の削除 のアクセス権も必要です リスト管理サーバの帳票をマイコンピュータの装置フォルダにファイリングする場合 マイコンピュータの帳票に対して管理機能を使用する の設定も必要です アクセス権については 保管フォルダのアクセス権 を参照してください

134 帳票に対する管理機能の利用制限 List Worksクライアントの環境設定で 以下の管理機能の利用を制限できます 帳票の移動 帳票の複写 帳票の削除 帳票情報の変更 暗証番号の設定 帳票を連結 帳票の管理については 操作手引書利用者編 を参照してください List Works クライアントの環境設定の設定値を以下に示します 管理機能の使用に関する環境設定の設定値 対象とする帳票 リスト管理サーバの帳票 マイコンピュータの帳票 管理機能 移動 ( リスト管理サーバの保管フォルダ および印刷フォルダの移動 ) 複写 ( リスト管理サーバの保管フォルダ および印刷フォルダの複写 ( 注 2)) 複写 ( マイコンピュータの保管フォルダへ複写 ) 削除 ( リスト管理サーバの保管フォルダ および印刷フォルダの削除 ( 注 2)) 帳票情報の変更 ( リスト管理サーバの保管フォルダ および印刷フォルダの帳票情報の変更 ) 移動 ( マイコンピュータの保管フォルダ間で移動 ) 複写 ( マイコンピュータの保管フォルダ間で複写 ) マイコンピュータの帳票に対して管理機能を使用する リスト管理サーバの帳票に対して管理機能を使用する - ( 注 1) - - ( 注 1) ( 注 1) - - ( 注 1) 削除 - - 帳票情報の変更 - - 暗証番号の設定 - - 帳票を連結 - - ファイリング機能を使用する : 指定する -: 関係なし 注 1: 管理者は この指定に関係なく管理機能を利用できます 注 2: 印刷フォルダに対する操作は Windows 版のみ可能です

135 ファイリングフォルダに対する管理機能の利用制限ファイリングフォルダに対する以下の管理機能を List Worksクライアントの環境設定によって制限できます フォルダの作成 ( グループフォルダ 装置フォルダ ) フォルダの削除 ( グループフォルダ 装置フォルダ ) フォルダのプロパティの変更 ( グループフォルダ ) リスト管理サーバのファイリングフォルダについては 管理者だけがフォルダの作成 削除 またはプロパティの変更を行うことができます 対象とするファイリングフォルダの制限に必要な List Works クライアントの環境設定の設定値を以下に示します 対象とするファイリングフォルダ マイコンピュータの帳票に対して管理機能を使用する 管理機能の使用に関する環境設定の設定値 リスト管理サーバの帳票に対して管理機能を使用するファイリング機能を使用する マイコンピュータのファイリングフォルダ - リスト管理サーバのファイリングフォルダ - ( 注 ) : 指定する -: 関係なし 注 : 管理者は この指定に関係なく管理機能を利用できます ファイリング機能に対する利用制限 ファイリングの利用を List Works クライアントの環境設定によって制限できます 対象とするファイリングフォルダの制限に必要な List Works クライアントの環境設定の設定値を以下に示します 対象とする装置フォルダ マイコンピュータの装置フォルダ リスト管理サーバの装置フォルダ : 指定する -: 関係なし ファイリング マイコンピュータの帳票を マイコンピュータの装置フォルダにファイリングする場合 リスト管理サーバの帳票を マイコンピュータの装置フォルダにファイリングする場合 リスト管理サーバの帳票を リスト管理サーバの装置フォルダにファイリングする場合 マイコンピュータの帳票に対して管理機能を使用する 管理機能の使用に関する環境設定の設定値 リスト管理サーバの帳票に対して管理機能を使用する - ( 注 ) - ( 注 ) ファイリング機能を使用する 注 : 管理者は この指定に関係なく管理機能を利用できます 注意 ファイリングを利用する場合は List Works クライアントの環境設定の 管理 タブで ファイリング機能を使用する を必ず指定してください 指定しないとリストナビに ファイリング のアイコンは表示されません

136 Linux 版の場合は リスト管理サーバの帳票をファイリングできません このため Linux 版 V9.0 のリスト管理サーバに接続した場合 ファイリング機能を使用する にチェックをしても リストナビにリスト管理サーバの ファイリング アイコンは表示されません 記入機能に対する利用制限 マイコンピュータの帳票に対する記入機能の使用を List Works クライアント環境設定によって制限できます List Works クライアント環境設定の設定値を以下に示します マイコンピュータの帳票に対して記入機能を使用する また Web クライアントから帳票を活用するときに記入情報の利用制限をする場合は Web 連携の環境設定ファイル (ListPrint.properties) の定義名 mainbar.buttons に 26 ( 記入ツールバーの表示 / 非表示 ) を指定しないように編集して 記入ツールバーを非表示にします Web 連携の環境設定ファイル (ListPrint.properties) による環境設定については 環境構築手引書 を参照してください 参考 リスト管理サーバの帳票に対する記入機能の使用の制限は 管理者ツールで設定します 抜き出し検索範囲の設定に対する利用制限 リスト管理サーバの帳票に対する抜き出し検索範囲の設定を List Works クライアント環境設定によって制限できます List Works クライアント環境設定の設定値を以下に示します 抜き出し検索範囲の設定機能を使用する また Web クライアントから帳票を活用する場合 抜き出し検索範囲の設定の利用制限をするときは Web 連携の環境設定ファイル (ListPrint.properties) の定義名 mainbar.buttons に 8 ( 抜き出し検索範囲の表示 / 非表示 ) を指定しないように編集して 抜き出し検索範囲を非表示にします Web 連携の環境設定ファイル (ListPrint.properties) による環境設定については 環境構築手引書 を参照してください (2) Web クライアントにおける機能の利用制限 標準ツールバー 拡張ツールバーに表示する機能のボタンを制限するかどうか 記入情報の初期値の更新や検索条件を保存することを許可するかどうかについて Web 連携の環境設定ファイル (ListPrint.properties) で Web ゲートウェイサーバごとに設定できます Web 連携の環境設定ファイル (ListPrint.properties) による環境設定については 環境構築手引書 を参照してください エリア ID による保護 エリア ID による保護を行うと 可搬媒体に複写した帳票の参照を 同じエリア ID のクライアントだけに限定できます そのため 帳票の流通範囲を超えて不当に流出するのを防ぐことができます エリア ID による保護は 以下の運用で有効なセキュリティ機能です クライアントサーバ運用時のクライアントに複写した帳票を参照するとき スタンドアロン運用時の可搬媒体に複写した帳票を参照するとき

137 ファイリングした帳票をクライアントで参照するとき エリア ID の設定 エリア ID は以下の箇所で設定します クライアントに複写した帳票や可搬媒体に複写した帳票を参照するとき List Works クライアント環境設定で設定します 帳票を複写した List Works クライアントのエリア ID と一致していないと帳票を参照することはできません ファイリングした帳票をクライアントで参照するとき ファイリングフォルダ ( グループフォルダ ) の設定時に ファイリングする保管フォルダに対してエリア ID を設定します このときに設定するエリア ID は ファイリング結果を参照する List Works クライアントのエリア ID と一致させる必要があります 一致していないと帳票を参照することはできません リスト管理サーバの環境設定 List Works クライアントの環境設定 ファイリングフォルダ ( グループフォルダ ) の作成については 環境構築手引書 および 操作手引書運用管理者編 を参照してください 注意 エリア ID 名として指定する文字について 英大文字と英小文字は違う文字として区別されますので 設定時は注意が必要です 暗証番号による保護 帳票に暗証番号を設定することにより 利用者を限定できます 暗証番号を設定した帳票を処理するには 暗証番号を指定する必要があります 1 台のコンピュータを複数の人で共有する場合などに 帳票の不当な参照を防ぐことができます

138 暗証番号による保護は クライアントサーバ運用時のクライアントに複写した帳票 およびスタンドアロン運用時の帳票に有効です 暗証番号の設定方法については 操作手引書利用者編 を参照してください ID 印刷による保護 ID 印刷による保護は クライアントサーバ運用でリスト管理サーバの帳票を扱う場合に有効となります ID 印刷を行うかどうかは 帳票情報で設定します 印刷者のユーザ ID や印刷日時により 印刷された帳票に対する責任の所在を明確にすることができます また 記入情報の有無を確認することにより 印刷物が不正に改ざんされていないかを確認できます これにより 帳票を外部に持ち出すこと および記入情報によってデータを改ざんしたように見せかけることを 抑止することができます 帳票情報については 第 6 章印刷データの準備 を参照してください ID 印刷による保護は 以下の印刷における運用で有効なセキュリティ機能です リモート印刷 ( 注 1) ローカル印刷 ( 注 2) 注 1:Solaris 版の場合 ID 印刷をすることはできません Windows 版において VSP シリーズにホスト帳票を印刷する 場合 ID 印刷をすることはできません 注 2:ID 印刷の情報が設定された帳票に対して 選択範囲の印刷 および検索結果の行一覧 / 表形式の一覧の印刷を行った場合 エラーとなります ID 印刷を行うと List Works から印刷した帳票に 印刷者のユーザ ID 印刷日時 記入情報の有無 の順に 帳票の各ページに情報を出力します 印刷者のユーザ ID 帳票の各ページに ユーザ ID が印刷されます サーバ名 ドメイン名などは印刷されません 印刷処理によって 印刷されるユーザ ID が異なります ローカル印刷 およびリモート印刷の場合 リスト管理サーバにログオンして ローカル印刷 / リモート印刷を実行したユーザ ID が印刷されます 帳票の受信時 印刷フォルダに振り分けて自動印刷した場合 運用形態によって 印刷されるユーザ ID が異なります 印刷されるユーザ ID は以下のとおりです 運用形態 富士通ホスト帳票の FNA 通信形態の分散印刷運用 富士通ホスト帳票の TCP/IP 運用形態の分散印刷運用 印刷されるユーザ ID [ バッチジョブ出力の場合 ] JCL に指定したユーザ ID が印刷されます [ デマンド出力 (PRTFILE コマンド ) の場合 ] PRTFILE コマンドの投入者が印刷されます [ オンラインアプリケーション出力 (APS/DSP) かつ応用プログラムから格納された場合 ] AIM. 応用プログラム名が印刷されます [ オンラインアプリケーション出力 (APS/DSP) かつワークステーションから格納された場合 ] AIM. ワークステーション名が印刷されます

139 運用形態富士通ホスト帳票のファイル転送運用一般アプリ帳票 List Creator 帳票 NetCOBOL/MeFt 帳票 IBMビジネスサーバ帳票 印刷されるユーザ ID [ オンラインアプリケーション出力 (APS/DSP) かつ格納元が特定できない場合 ] AIM( 固定値 ) が印刷されます 帳票登録コマンドを実行したユーザ名が印刷されます 帳票情報で指定した作成者名が印刷されます 作成者名が指定されていない場合は アプリケーションサーバにログインしているユーザ名で印刷されます 帳票情報で指定した作成者名が印刷されます 作成者名が指定されていない場合は List Works サービスのログインアカウントが印刷されます リモート印刷の開始 / 再開をした場合 <Windows 版のみ > リスト管理サーバにログオンして リモート印刷の開始 / 再開をしたユーザ ID が印刷されます 印刷日時 印刷処理を開始した日時を YYYY/MM/DD HH:MM:SS の形式で すべてのページに印刷します リモート印刷の開始 / 再開を行った場合 リモート印刷を開始 / 再開した日時を すべてのページに印刷します 記入情報の有無 記入情報が存在するページには 記入あり が 記入情報がないページには 記入なし と印刷されます List Works クライアントの ページ設定 の 印刷項目 または Web 連携の環境設定ファイル (ListPrint.properties) において 存在する記入情報が印刷しない項目として設定されている場合は 記入なし と印刷されます 注意 マイコンピュータの帳票については ID 印刷を行うことはできません マイコンピュータの帳票に対しては 以下の方法によりセキュリティを確保することを奨励します - 帳票のアクセス権によって マイコンピュータへの複写 名前を付けて保存 ファイリング PDF 表示 /PDF 保存などの帳票操作を抑止する - エリア ID や暗証番号の設定を行う PDF 表示 / 保存された帳票については ID 印刷を行うことはできません List Works V7.0 以前から移行した帳票や ID 印刷を指定しないで登録した帳票については ID 印刷を行うことはできません また帳票を登録後に ID 印刷情報を変更することもできません ID 印刷による保護を行う場合は 登録時に ID 印刷をするように帳票情報で設定してください ポイント 印刷開始原点は (0,0) と見なし プリンタの印刷禁止域を除いた位置から ID 印刷します 連結表示した帳票を印刷した場合 連結対象の帳票に ID 印刷を指定した帳票が 1 つでもあれば 連結されたすべての帳票に対して ID 印刷されます

140 帳票情報の ユーザ ID の印刷指定 印刷日時の印刷指定 記入情報の有無の印刷指定 については 論理和で扱われます ユーザ ID の印刷指定 印刷日時の印刷指定 記入情報の有無の印刷指定 以外の帳票情報については 連結表示した帳票で かつ最初に設定されている ID 印刷関連の帳票情報が適用されます 以下に例を示します 例 ) 下記の帳票を A 帳票 B 帳票 C 帳票の順に連結する場合 A 帳票 :ID 印刷を行わない B 帳票 : 記入情報の有無の印刷指定 が有効 C 帳票 : ユーザ ID の印刷指定 印刷日時の印刷指定 が有効 A 帳票 B 帳票 および C 帳票を連結表示して印刷した場合 印刷者のユーザ ID 印刷日時 記入情報の有無 が ID 印刷される 印刷者のユーザ ID 印刷日時 記入情報の有無 以外の ID 印刷関連の帳票情報は B 帳票の帳票情報が適用される ユーザ ID の印刷指定 印刷日時の印刷指定 記入情報の有無の印刷指定 以外の帳票情報については 連結表示した帳票で最初に ID 印刷を行う 操作ログ / 実行履歴の改ざん有無の確認 操作ログ / 実行履歴に改ざんされた形跡がないかどうかを コマンドで確認することができます これにより 操作ログ / 実行履歴に対する改ざんを抑止できます Windows 版の場合 操作ログの改ざん検知を行うかどうかを リスト管理サーバ環境設定 の 操作ログ タブで設定します ログの改ざん検知が有効になっている場合 F5CWCKLG.EXE コマンドで改ざん有無の確認を行うことができます リスト管理サーバ環境設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください F5CWCKLG.EXE コマンドについては コマンドリファレンス を参照してください Solaris 版の場合 実行履歴の改ざん検知を行うかどうかを サーバ動作環境ファイルで設定します ログの改ざん検知が有効になっている場合 lvchklog コマンドで改ざん有無の確認を行うことができます サーバ動作環境ファイルについては 環境構築手引書 を参照してください lvchklog コマンドについては コマンドリファレンス を参照してください 注意 ログの改ざん検知の有効 / 無効を切り替えた後 List Works サービスを再起動すると 操作ログ / 実行履歴の世代が更新されます 古い世代の操作ログ / 実行履歴が削除される場合があります 必要に応じてバックアップをとってください ログの改ざん検知の有効 / 無効を切り替えた後 List Works サービスを再起動した時間を記録しておいてください 記録した日付以降の ログの改ざん検知が有効となった操作ログ / 実行履歴に チェックツールを使用してください 操作ログ / 実行履歴を参照した際 絶対に保存しないでください 保存を行ったファイルに対して コマンドでログの改ざん有無の確認を行った場合 操作ログ / 実行履歴が改ざんされたと見なされる場合があります Web 連携によるセキュリティ Web 連携のセキュリティ機能と種類を以下に示します

141 ユーザ認証リスト管理サーバへの接続時に 利用者を制限します アクセス権による保護リスト管理サーバのフォルダ および帳票へのアクセスを制限します インターネットからアクセスするためのセキュリティ対策インターネットからイントラネットへ接続する場合 イントラネットの安全を確保します ユーザ名 パスワード ホスト名の保護についてインターネット環境で使用する場合や セキュアな運用を行う場合は SSLでの保護による安全を確保してください ユーザ認証 ユーザ認証により Web クライアントからリスト管理サーバに接続できるユーザを制限できます Web 連携では クライアントサーバ運用で設定した ユーザ ID とパスワードがそのまま利用できます クライアントからサーバに接続するときに指定したユーザ ID をもとに サーバへの接続の可否がチェックされます ユーザ ID には リスト管理サーバに登録されているユーザ名を使用します ユーザ認証の詳細については ユーザ認証 を参照してください アクセス権による保護 保管フォルダおよび保管フォルダの帳票へのアクセス権の設定により リスト管理サーバの保管フォルダおよび保管フォルダの帳票にアクセスできるユーザを制限できます Web 連携では クライアントサーバ運用で設定した アクセス権がそのまま利用できます クライアントからサーバに接続するときに指定したユーザ ID をもとに フォルダおよび帳票へのアクセスの可否がチェックされます ユーザ ID には リスト管理サーバに登録されているユーザ名を使用します アクセス権による保護の詳細については 保管フォルダのアクセス権 および 帳票のアクセス権 を参照してください インターネットからアクセスするためのセキュリティ機能 List Works の Web 連携において インターネットからイントラネットへ接続する場合 イントラネットの安全を確保するために Firewall および DMZ を経由した形態で運用してください システム構成例を 以下に示します

142 注 :DeMilitarized Zone の略 公開サーバを設置するセグメント ユーザ名 パスワード ホスト名の保護について ログインの画面は HTML の FORM タグで作成されています そのため 送信した内容を他人に読み取られる可能性があります インターネット環境で使用する場合や セキュアな運用を行う場合は SSL で保護することによって 安全にご利用いただけます 2.6 運用の管理 List Works のログ情報による運用管理を説明します ログ情報による運用管理 List Works 運用中に採取されるログ情報によって List Worksの運用監視や 異常発生時の調査に利用することができます List Works 運用中に採取されるログ情報には 以下のものがあります List Worksサーバのイベントログ <Windows 版のみ > リスト管理サーバの操作ログ / 実行履歴 オープン帳票登録時のログ Web 連携のアクセスログ リスト管理サーバのシステムログ <Solaris 版のみ > List Worksサービスのログ情報 仕分けログ マイコンピュータのファイリングのログ情報

143 List Worksサーバのイベントログ <Windows 版のみ > List Worksサーバのイベントログを採取することにより 以下の状態を確認することができます 帳票の登録や振り分けの運用状態 印刷やファイリングの運用状態 帳票の登録などによるエラー検出の状態 リスト管理サーバの操作ログ / 実行履歴 リスト管理サーバの操作ログ (Windows 版 ) および実行履歴 (Solaris 版 ) は リスト管理サーバで行われた List Works の操作や処理を記録するログです List Works の操作や処理を行うごとにログが記録されます 印刷データの操作 / 処理が実行された日時 ログイン名 内容など 利用状況のチェックを行い エラーが発生した場合は 原因を分析するためにも利用することができます オープン帳票登録時のログ以下の帳票を登録するときにエラーが発生した場合 エラーメッセージの表示 エラー内容を記録したログが採取されます 一般アプリ帳票 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 Web 連携のアクセスログ Web 連携を行う環境において Web 連携 (Web ゲートウェイサーバ ) の開始 / 終了 リスト管理サーバへのアクセス状況 ( ログイン / ログアウト ) が記録されます アクセスログは Web 連携の利用状況やシステム負荷などをチェックするために使用することができます リスト管理サーバのシステムログ <Solaris 版のみ > Solaris 版では 以下の処理を実行した結果をシステムログに記録します 帳票の登録処理 List Worksクライアントからリスト管理サーバに接続中の処理 List Works サービスのログ情報 List Works Watch Service により List Works サービスの運用状態を監視しています 本サービスは List Works サービスが異常終了で起動に失敗している場合 List Works サービスを再起動しようとします この処理が行われた際には 監視結果が記録されます 仕分けログ 帳票仕分けを利用する運用において リスト管理サーバにおける仕分け処理の状況が記録されます 仕分けログ以外のログ情報の採取方法や参照方法など詳細については メッセージ集 を参照してください 仕分けログの詳細は 帳票仕分け手引書 を参照してください

144 マイコンピュータのファイリングのログ情報 マイコンピュータの装置フォルダへファイリングを行うと ファイリングの結果として List Works クライアントにログが記録されます ファイリング中に異常が発生した場合は 原因を分析するためにも利用することができます

145 第 3 章帳票保管活用機能のシステム構成パターン この章では 扱う帳票や回線形態別にシステム構成パターンを説明します 3.1 帳票別システム構成基本パターン 3.2 回線形態別システム構成パターン 3.1 帳票別システム構成基本パターン ここでは 扱う帳票別にシステム構成の基本パターンについて説明します 扱う帳票ごとのシステムの環境構築については 環境構築手引書 を参照してください 一般アプリ帳票を扱う場合 <Windows 版のみ > 一般アプリ帳票を扱う場合のシステム構成基本パターンを以下に示します なお 図中の網掛けは必須製品をあらわしています 注 : 帳票およびフォルダの管理情報です アプリケーションコンピュータと List Works サーバを同じサーバ機に構築することもできます NetCOBOL/MeFt 帳票を扱う場合 NetCOBOL/MeFt 帳票を扱う場合は アプリケーションサーバと List Works サーバを 別サーバ機に構築するパターンと 同じサーバ機に構築するパターンがあります

146 NetCOBOL/MeFt 帳票を扱う場合のシステム構成基本パターンを以下に示します なお 図中の網掛けは必須製品をあらわしています 別サーバ機に構築するパターン 注 1: 注 2: MeFt を経由した NetCOBOL と連携する場合に使用します NetCOBOL と直接連携する場合は使用しません 帳票の仕分けを行う場合は アプリケーションサーバに List Works EE( リスト管理サーバ ) をインストールする必要があります ただし リスト管理サーバの環境設定は不要です この場合 List Works サーバにインストールする List Works のエディションは SE/ EE どちらでも構いません 帳票の仕分けを行わない場合は アプリケーションサーバに帳票データ転送アダプタをインストールします 印刷属性 ( 帳票定義体で設定 ) を使用する場合 List Works V6.0L10/6.0 以降の帳票データ転送アダプタを使用してください 帳票定義体については B.2 帳票定義体のサポート範囲 を参照してください 注 3: 注 4: 仕分けを行う行わないに関わらず 配信先の List Works サーバの List Works のバージョンレベルは アプリケーションサーバの List Works のバージョンレベルと同じかそれ以上である必要があります 帳票およびフォルダの管理情報です Web クライアントを 帳票印刷配信機能の Web 配信操作クライアントと同一のパソコンで使用する場合 同時にそれぞれのクライアントからログインした状態で 操作することはできません (Windows 版のみ ) アプリケーションサーバが Windows サーバの場合 FORM および FORM オーバレイオプションは アプリケーションサーバ上に置くことも可能です

147 同じサーバ機に構築するパターン 注 1: 注 2: 注 3: MeFt を経由した NetCOBOL と連携する場合に使用します NetCOBOL と直接連携する場合は使用しません 帳票およびフォルダの管理情報です Web クライアントを 帳票印刷配信機能の Web 配信操作クライアントと同一のパソコンで使用する場合 同時にそれぞれのクライアントからログインした状態で 操作することはできません (Windows 版のみ ) List Creator 帳票を扱う場合 List Creator 帳票を扱う場合は アプリケーションサーバと List Works サーバを 別サーバ機に構築するパターンと 同じサーバ機に構築するパターンがあります List Creator 帳票を扱う場合のシステム構成基本パターンを以下に示します なお 図中の網掛けは必須製品をあらわしています

148 別サーバ機に構築するパターン 注 1: 帳票の仕分けを行う場合は アプリケーションサーバに List Works EE( リスト管理サーバ ) をインストールする必要があります ただし リスト管理サーバの環境設定は不要です この場合 List Works サーバにインストールする List Works のエディションは SE/ EE どちらでも構いません 帳票の仕分けを行わない場合は アプリケーションサーバに帳票データ転送アダプタをインストールします 印刷属性 ( 帳票定義体で設定 ) を使用する場合 List Works V6.0L10/6.0 以降の帳票データ転送アダプタを使用してください 帳票定義体については B.2 帳票定義体のサポート範囲 を参照してください 注 2: 注 3: 仕分けを行う行わないに関わらず 配信先の List Works サーバの List Works のバージョンレベルは アプリケーションサーバの List Works のバージョンレベルと同じかそれ以上である必要があります 帳票およびフォルダの管理情報です Web クライアントを 帳票印刷配信機能の Web 配信操作クライアントと同一のパソコンで使用する場合 同時にそれぞれのクライアントからログインした状態で 操作することはできません (Windows 版のみ )

149 同じサーバ機に構築するパターン 注 1: 注 2: 帳票およびフォルダの管理情報です Web クライアントを 帳票印刷配信機能の Web 配信操作クライアントと同一のパソコンで使用する場合 同時にそれぞれのクライアントからログインした状態で 操作することはできません (Windows 版のみ ) 富士通ホスト帳票を扱う場合 富士通ホスト帳票を扱う場合は システム構成基本パターンとして 分散印刷運用の場合とファイル転送運用の場合があり システム構成が異なります (1) Windows 版の場合 分散印刷運用とファイル転送運用のシステム構成パターンを示します なお 図中の網掛けは必須製品をあらわしています

150 分散印刷運用 注 1: 注 2: 注 3: 注 4: 注 5: 帳票およびフォルダの管理情報です JEF 拡張漢字を Windows の外字に移入した場合に JEF 拡張漢字サポートが必要です 印刷データを TCP/IP 通信で転送する場合に Linkexpress が必要です 資源転送用アプリケーション 資源受信用アプリケーションの対応関係を以下に示します 資源転送用アプリケーション ( 富士通ホスト ) 資源受信用アプリケーション (List Works サーバ ) FNA PLOP/X ホスト連携プレミアム CharsetMGR WSMGR DRMS Systemwalker CentricMGR または Systemwalker SoftDelivery ファイル転送ソフト (FTP など ) ファイル転送ソフト (FTP など ) : どれか 1 つを選択 : 利用不可 TCP/IP Web クライアントを 帳票印刷配信機能の Web 配信操作クライアントと同一のパソコンで使用する場合 同時にそれぞれのクライアントからログインした状態で 操作することはできません (Windows 版のみ )

151 ファイル転送運用 注 1: 注 2: 注 3: 帳票およびフォルダの管理情報です JEF 拡張漢字を Windows の外字に移入した場合に JEF 拡張漢字サポートが必要です Web クライアントを 帳票印刷配信機能の Web 配信操作クライアントと同一のパソコンで使用する場合 同時にそれぞれのクライアントからログインした状態で 操作することはできません (Windows 版のみ ) (2) Solaris 版の場合 分散印刷運用とファイル転送運用のシステム構成パターンを示します なお 図中の網掛けは必須製品をあらわしています

152 分散印刷運用 ( 図中の網掛けは必須製品です ) 注 1:VSPプリンタに出力する場合に必要です 注 2: 帳票およびフォルダの管理情報です 注 3:JEF 拡張漢字をWindowsの外字に移入した場合に JEF 拡張漢字サポートが必要です 注 4:Systemwalker Software Deliveryの代わりに Systemwalker Centric Manager での運用も可能です ファイル転送運用

153 ( 図中の網掛けは必須製品です ) 注 1:VSPプリンタに出力する場合に必要です 注 2: 帳票およびフォルダの管理情報です 注 3:JEF 拡張漢字をWindowsの外字に移入した場合に JEF 拡張漢字サポートが必要です IBM ビジネスサーバ帳票を扱う場合 <Windows 版のみ > IBM ビジネスサーバ (AS/400 iseries) 帳票を扱う場合のシステム構成パターンを示します なお 図中の網掛けは必須製品をあらわしています 注 : 帳票およびフォルダの管理情報です 3.2 回線形態別システム構成パターン List Works を運用するための回線形態別システム構成を 扱う帳票別に説明します 一般アプリ帳票 NetCOBOL/MeFt 帳票 および List Creator 帳票を扱う場合 一般アプリ帳票 NetCOBOL/MeFt 帳票 および List Creator 帳票を List Works で運用するための回線形態には 以下の構成パターンがあります List Works サーバ - クライアント間を LAN 接続 List Works サーバ - クライアント間を WAN 接続 なお 各パターンとも List Works サーバ - クライアント間を Web 連携により運用することもできます

154 注意 Web 連携を利用する場合 ダイヤルアップ接続 ISDN 64kbps および ISDN 128kbps など低速回線は推奨しません 高速回線をご使用することを推奨します (1) List Works サーバ - クライアント間を LAN 接続 List Works サーバ - クライアント間を LAN で接続して 帳票作成元で作成した帳票をクライアントサーバ運用で運用するパターンです アプリケーションサーバと List Works サーバは同じサーバ機でも運用できますが 負荷などを考慮し 別のサーバ機で運用することを推奨します List Works サーバの管理者は アプリケーションサーバの管理も同時に行います すべて LAN で接続するため List Works サーバと List Works クライアント間のスムーズな運用が可能です (2) List Works サーバ - クライアント間を WAN 接続 本社の帳票出力元で作成した帳票を 各支店の List Works クライアントで運用するパターンです List Works サーバ - クライアント間を WAN で接続します

155 本社の帳票出力元で作成した帳票を 各支店で共有できるというメリットがあります なお アプリケーションサーバと List Works サーバは同じサーバ機でも運用できますが 負荷などを考慮し 別のサーバ機で運用することを推奨します List Works サーバの管理者は アプリケーションサーバの管理も同時に行います List Works サーバと List Works クライアント間が WAN のため レスポンスが悪くなってしまいます このため クライアントサーバ運用で運用するときは データを圧縮して通信する機能を利用することや 場合によっては 帳票をクライアントに複写するなどしてクライアントサーバ運用やスタンドアロン運用を検討する必要があります この場合 複写された帳票は 各支店で管理することになります 注意 Web クライアントの場合 WAN 接続は推奨しません 富士通ホスト帳票を扱う場合 富士通ホスト帳票をList Worksで運用するための回線形態には 以下の構成パターンがあります 富士通ホストからクライアントまで すべてLAN 接続 List Worksサーバを各拠点に設置して 以下のような接続形態富士通ホスト - List Worksサーバ間 :WAN 接続 List Worksサーバ - クライアント間 :LAN 接続 List Worksサーバをセンターに設置して 以下のような接続形態富士通ホスト - List Worksサーバ間 :LAN 接続 List Worksサーバ - クライアント間 :WAN 接続 富士通ホストからクライアントまで すべてWAN 接続 なお 各パターンとも List Works サーバ - クライアント間を Web 連携により運用することもできます (1) すべて LAN 接続の形態 富士通ホストからクライアントまで すべて LAN で接続する回線形態です 帳票の運用 管理の面からクライアントサーバ運用を推奨します

156 (2) List Worksサーバを各拠点に設置する形態各拠点にList Worksサーバを置き クライアントサーバ方式で運用するパターンです 接続形態は 以下のようになります 富士通ホスト - List Worksサーバ間 :WAN 接続 List Worksサーバ - クライアント間 :LAN 接続

157 このパターンでは メンテナンスは拠点単位に行うため 各拠点に List Works サーバの管理者が必要になります 1 サーバあたりのクライアントの数を抑えることができるため List Works サーバと List Works クライアント間のスムーズな運用が可能です ただし 富士通ホストと List Works サーバ間が WAN のため 転送できる帳票数に限りがあります (64kbps で約 6000 ページ /h) このため 導入にあたっては 日次処理する帳票のページ数と回線速度を考慮し 夜間に転送するなどの運用設計が必要です (3) List Worksサーバをセンターに設置する形態センターにList Worksサーバを置き クライアントサーバ方式で運用するパターンです 接続形態は 以下のようになります 富士通ホスト - List Worksサーバ間 :LAN 接続 List Worksサーバ - クライアント間 :WAN 接続 資金的な問題 またはメンテナンスの理由で List Works サーバを各拠点に置く形態 が困難な場合に選択するパターンです List Works サーバを 1 ヵ所で保守できる点がメリットです List Works サーバと List Works クライアント間が WAN のため レスポンスが悪くなってしまいます このため クライアントサーバ運用で運用するときは データを圧縮して通信する機能を利用することや 場合によっては 帳票をクライアントに複写するなどしてクライアントサーバ運用やスタンドアロン運用を検討する必要があります この場合 複写された帳票は 各支店で管理することになります 注意 Web クライアントの場合 WAN 接続は推奨しません (4) すべて WAN 接続の形態 富士通ホストからクライアントまで すべて WAN で接続する回線形態です

158 全国の拠点に List Works サーバを置き 支店では拠点の List Works サーバ上の帳票を参照するという 大規模運用に適した回線形態です 富士通ホストと List Works サーバ間が WAN のため 転送できる帳票数に限りがあります (64kbps で約 6000 ページ /h) このため 導入にあたっては 日次処理する帳票のページ数と回線速度を考慮した設計が必要です 注意 Web クライアントの場合 List Works サーバとクライアント間の WAN 接続は推奨しません

159 第 2 部運用準備編 第 4 章現状業務の調査と運用設計 第 5 章印刷資源の準備 第 6 章印刷データの準備

160 第 4 章現状業務の調査と運用設計 この章では List Worksを導入するために必要な 現状業務の調査と運用方法の設計について説明します 4.1 現状業務の調査 4.2 運用設計 4.3 システムの見積もり 4.1 現状業務の調査 List Works を導入するために 現状の帳票業務をどのように行っているのか あらかじめ調査します 現状業務の調査では どのような帳票を どのように扱い どのように運用しているのかを洗い出します 作業の流れを以下に示します 帳票業務を洗い出し 次に示すような一覧表にまとめると便利です 運用している帳票の種類の調査 現状運用している帳票の種類やサイクルを調査します 帳票の種類どのような帳票があるのか 帳票の種類を調査します 帳票名 帳票を出力するアプリケーション名など 月度別 支店別などの種別 印刷データだけか 外字を利用しているか

161 どのオーバレイを使用しているか オーバレイは共通か 帳票のページ数 ( データ量 ) セパレータ付き出力の有無 帳票のサイクル 帳票が どのくらいの期間で新しいデータに変更されて出力されているのか 帳票のサイクルを調査します また オーバレイの変更がある場合は オーバレイのサイクルも調査します 帳票の発生頻度 ( 日次 月次など ) 出力した帳票の保存期間 オーバレイなどの変更の頻度 帳票の出力元現在の運用では どの種別の帳票 ( 帳票の出力元 ) を扱っているか確認します Windows 上の一般アプリケーションで作成した帳票 NetCOBOL/MeFt 帳票 およびList Creatorで作成した帳票 富士通ホストで作成した帳票 IBMビジネスサーバ上で作成した帳票 帳票の運用状況の調査 帳票の作成から登録までの運用を調査します どのように帳票が仕分けられ 利用者まで届けられているのかを調査します 帳票の出力単位 富士通ホストの帳票アプリケーションで帳票を作成している場合は 帳票アプリケーションの 1 ジョブがどのように帳票を出力しているのか 各帳票の出力単位について調査します 出力単位には 以下のような種類があります 1 つのアプリケーション (1 ジョブステップ ) で 1 種類の帳票を出力 1 つのアプリケーション (1 ジョブステップ ) で 複数種別の帳票を出力 1 つのアプリケーション (1 ジョブステップ ) で 実行時のパラメタによって出力される帳票が異なる 1 つのアプリケーション (1 ジョブステップ ) で 1 種類または複数種別の帳票を出力 帳票の仕分け 配送形態出力した帳票を どのように仕分けし どのように配送しているかを調査します 以下のような観点で調査します 手作業で仕分け 配送しているか 仕分け用のアプリケーションを使用しているか ( マージ / 分割 ) どの帳票を どのように仕分けしているか 帳票の利用状況の調査 登録された帳票の利用状況を調査します 誰がどのように帳票を活用しているかを調査します 帳票の利用者帳票の利用者について 以下の観点で調査します 帳票は どの部署の誰が利用するのか

162 帳票を利用する部署が どのような構成になっているか 利用者を限定しているか 機密性の高い帳票か 帳票の利用方法帳票の配布先での帳票の利用方法を調査します 参照だけを行っているか 帳票の出力結果に誤りがないか 検索とチェックを行っているか 帳票に コメントなどの書込みを行っているか 出力した帳票のデータを ほかのアプリケーションに再入力しているか 出力した帳票は そのまま保管しているか 帳票の利用頻度 保存状況利用頻度 保存期間や保存状態を 紙に出力した帳票 電子化した帳票のそれぞれについて調査します 帳票利用後は すぐに廃棄するのか 帳票利用後も 倉庫または事務所内に保存するのか 保存する期間はどのくらいか どのくらいの頻度で帳票業務を行っているか 4.2 運用設計 List Works の運用について設計します 運用設計では 紙に出力している帳票の運用を List Works に移行することによって どのように帳票を管理し 運用するのかを設計します 運用設計の作業の流れを以下に示します

163

164 4.2.1 List Works に登録する帳票の決定 List Works に移行して運用する帳票を決定します 帳票を決定する場合は 以下の点について確認します とくに 帳票の種別では 印刷データを移行して List Works で扱う場合の留意点があります 印刷データを List Works で扱う際の留意点については 2.1 帳票の登録 を参照してください 帳票の利用方法 ( 印刷して保管する必要があるなど ) 帳票のサイクル ( 日次 月次 年次など ) 帳票の利用範囲 (1つの部署 または複数の部署で使用) 帳票の保存期間 (1カ月 半年など) 帳票の種別 ( 帳票の出力元 )

165 4.2.2 検索を考慮した帳票の設計 検索機能を利用するために帳票設計時に考慮すべき点があります 帳票設計時の考慮事項を説明します 帳票定義のグリッド強制 List Works では 左下 Y 座標が同じ文字を 同一行の文字列として扱います 同一行の項目を検索 ( 同一行にある文字と金額を複合条件で検索等 ) するためには 各々の項目が同一行である必要があります 印刷データの項目位置を自由にレイアウトして帳票を設計する場合 同一行に配置する項目の位置をそろえる必要があります 注意 List Creator デザイナ または FORM で帳票定義体に項目位置を設定する場合 グリッド強制を行わないと List Works で検索やデータ変換が正しく行われません 一般アプリ帳票の場合は Y 座標のしきい値を設定して その他の帳票の場合はグリッド強制機能を使用して 同一行に配置する項目位置の左下 Y 座標を合わせてください List Creator デザイナでグリッド強制を行う方法については List Creator のマニュアル を参照してください FORM でグリッド強制を行う方法については FORM のマニュアル を参照してください 一般アプリ帳票の場合は 管理情報定義ファイルの AUTOREC-Y AUTOREC-YGAP に設定します 管理情報定義ファイルについては 管理情報定義ファイルの準備 を参照してください 列の統一 List Works では 行ごとに項目の長さや形式が異なると 正しい検索やデータ変換を行うことができません キーとなる項目は 段組帳票の行ごとに列の長さや形式 ( 文字 / 数値 / 日付 ) を合わせてください 例 ) 行ごとに項目の列の長さが異なる帳票 取引仕訳番号 区分 訂正取引 No. 操作日 NNNN aa YYMMDD bbbbbb この場合 aa と YYMMDD を別の項目として検索を行うと 検索結果を表形式出力した場合 bbbbbb が分割して出力されてしまいます また bbbbbb の長さを 1 つの項目として検索を行うと 検索結果を表形式で出力した場合 aa と YYMMDD はつながって出力されます 列による項目毎の範囲が重ならないように 以下のように修正します 取引仕訳番号区分操作日訂正取引 No. NNNN aa YYMMDD bbbbbb ページごとの暗黙補完 ページ内で省略されている項目を補うことを List Works では暗黙補完といいます ページをまたがった暗黙補完はできません そのため 各ページの先頭行には対象の文字列を出力してください

166 以下に例を示します 例 ) 前ページからの同一項目 ( 支店名 東京 ) が省略されている帳票に対して 2 ページ目の先頭行 (C の行 ) に補完対象の項目 ( 支店名 東京 ) を設定 帳票形式の統一 ( オーバレイの形式にあわせた出力 ) List Works では 帳票のレイアウトが可変な場合 検索開始位置 および範囲が特定できないため 各ページでのレイアウトを統一させる必要があります 印刷データの有無により ページごとに項目の位置が異なる帳票は 各ページで項目の位置を統一するようにしてください List Creator デザイナ FORM および Windows サーバ /Solaris の NetCOBOL を使用している場合は 自由な帳票設計ができるため注意してください List Works プリンタドライバからの出力帳票についても同様です 例 ) オーバレイの代わりに罫線で線分を出力している帳票 List Works プリンタドライバで一般アプリケーションパッケージと連携する場合に 先頭 / 中間 / 最終ページでフォーマットが異なる帳票に対して帳票項目を設定するときは ページごと異なる範囲の帳票項目を設定する機能が対応しています

167 段組帳票内のデータの補足 複数の行で 1 つの情報を表す段組帳票は 各行に必ず 1 つは印刷データ ( 空白以外 ) が出力されるようにしてください 空白行があると その行を無視して次の行までを 1 行とみなします その結果 段組帳票に対する検索を行うとずれが生じます List Creator デザイナ FORM および Windows サーバ /Solaris の NetCOBOL を使用している場合は 自由に帳票設計ができるため注意してください List Works プリンタドライバからの出力帳票についても同様です なお 富士通ホスト帳票については 空白行も 1 行の印刷データとして認識されるため 段組帳票に対する検索がずれることはありません 例 )3 行 1 組の段組帳票の場合 この場合 A01 は 2 行のデータ A02 は 3 行のデータとして認識され 検索がずれます また 暗黙補完は 補完元となる項目よりも後の行にしか行わないため A02 を暗黙補完すると A02 より前の YY 用品 の行には補完されません 空行にならないように任意の文字 ( 空白は除く ) を出力するようにします この場合 A01 A02 共に 3 行のデータとして認識されます 各項目の列の位置は そろえる必要があります そろえていないと 帳票の表示 検索 データ変換が正しく行われません 検索する場合 列は同じ型 ( 文字 数値 日付 ) にする必要があります 重ね打ち List Works では 重ね打ちを行っている印刷データに対して 表示 印刷 検索 データ変換を行うことができません 重ね打ちとは 1 行に複数の印刷データが出力されるケースをいいます 帳票設計時は 印刷データが重ね打ちデータとならないよう注意してください 注意 List Creator デザイナで帳票定義体の項目を重ねて定義した場合 List Works において帳票の表示 印刷 検索 データ変換が正しく行われません 各項目は 重ねて定義しないようにしてください

168 4.2.3 帳票を登録するための運用形態の決定 帳票を登録するための運用形態を 移行する帳票をもとに決定します 帳票の種別によって 以下の運用形態があります Windows 上の一般アプリケーションで作成した帳票を登録する運用 NetCOBOL/MeFt 帳票 およびList Creator 帳票を登録する運用 富士通ホストで作成した帳票を登録する運用 IBMビジネスサーバ上で作成した帳票を登録する運用 帳票種別ごとのシステム構成については 3.1 帳票別システム構成基本パターン を参照してください 印刷資源の設計 帳票の登録時に使用する印刷資源について設計します オーバレイ 帳票を登録するための運用形態によって 利用できるオーバレイの形式が限定されます 運用形態 KOL1 ( ドット形式 ) KOL2 ( 注 1) ( ベクトル形式 ) オーバレイの形式 KOL5 ( ベクトル形式 ) KOL6 ( 注 2) ( ベクトル形式 ) 富士通ホスト帳票の登録 ( 注 3) ( 注 4) ( 注 5) ( 注 5, 注 6) NetCOBOL/MeFt 帳票の登録 List Creator 帳票の登録 : サポート : 条件付きでサポート : 未サポート 注 1:Windows 版において ASP 版 ListWORKS との連携 または ASP の資源の移行時のみ使用できます 注 2: 一般アプリ帳票の登録時は リスト管理サーバのオーバレイ格納先に 中身が空白またはダミーのオーバレイが KOL6 形式で作成されます 注 3:Solaris 版の場合 OPR 用を除きます 注 4: ゴシック体の文字列は明朝体で表示 印刷されます 注 5: リモート印刷で VSP シリーズにホスト帳票を印刷する にチェックした場合 ベクトルオーバレイ (KOL5 KOL6) は利用できません ドットオーバレイ (KOL1) を利用してください 注 6:Windows 版 /Solaris 版 V8 以前および Linux 版 V9 の List Works クライアントでは 利用できません 注意 ベクトルオーバレイ内の文字列にJEF 拡張漢字を使用している場合は そのままではクライアント側で表示 / 印刷されません 以下のいずれかの方法で オーバレイを表示 / 印刷してください JEF 拡張漢字に相当する文字フォントをクライアントに配付 ドットオーバレイ (KOL1) に変更 JEF 拡張漢字に相当する文字フォントをList Worksクライアントに配付して表示 / 印刷する場合は 以下の製品の両方が必要です

169 JEF 拡張漢字サポート Charset Manager 参考 List Works では ベクトルオーバレイとドットオーバレイのどちらも使用できます ベクトルオーバレイは ドットオーバレイと比べて以下の特長があります - 表示 / 印刷が鮮明になる - データ量が少ないため リスト管理サーバへの転送時間が短い ( 例ドット :100KB ベクトル :10KB) ドットオーバレイ用のオーバレイ制御文をそのまま使用して ADJUST でオプションを変更し 再度コンパイルするだけでベクトルオーバレイ (KOL5) に変換することができます オーバレイの登録については 第 5 章印刷資源の準備 を参照してください 外字 外字を文字コードで運用するのか イメージで運用するのか設計します イメージとして扱う場合は List Works サーバにイメージデータ ( ビットマップ ) として登録します 文字コードとして扱う場合は List Works サーバ および 帳票を扱うすべての List Works クライアントに 文字コードとして登録する必要があります 文字コードとして登録可能な文字数は 1880 文字です 文字コードとして登録しない外字はイメージデータとして扱われます イメージデータは 表示 / 印刷はできますが 検索やほかのアプリケーションとの連携機能などに使用することはできません 登録文字数が 1880 文字を超える場合は 文字コードとして扱う外字とイメージとして扱う外字を選定する必要があります 外字の運用 登録については 外字 第 5 章印刷資源の準備 付録 H 運用における文字の準備と制限事項 を参照してください 注意 Solaris 版の場合 Solaris/Linux 上のアプリケーションから登録する場合は 文字コードのみ運用できます イメージ ( ビットマップ ) は 運用できません FCB/LPCI 帳票を登録するための運用形態によって 利用できる FCB/LPCI の形式が限定されます 運用形態 FCB/LPCI 備考 富士通ホスト帳票を扱う場合 分散印刷運用 FCB3/NLPIが対象 FNAを利用した通信形態の場合 印刷データに組み込まれて送信されます 印刷データの登録前に転送する必要はありません TCP/IPを利用した通信形態の場合 印刷データの登録前に転送する必要があります ファイル転送運用 FCB3/NLPI が対象印刷データの登録前に転送する必要があります

170 運用形態 FCB/LPCI 備考 NetCOBOL/MeFt 帳票 および List Creator 帳票を扱う場合 対象としない FCB/LPCI の登録については FCB/LPCI の準備 を参照してください 帳票を活用するための運用形態の決定 帳票を活用するための運用形態を決定します 運用形態には 以下の種類があります クライアントサーバ運用 - リスト管理サーバの帳票を活用 - List Worksクライアントに帳票を複写して活用 - Webクライアントからの活用 スタンドアロン運用 各運用形態の特徴を以下に示します クライアントサーバ運用 運用形態ネットワーク負荷帳票の一元管理リモート印刷 リスト管理サーバの帳票を活用小 クライアントに帳票を複写して活用小 Web クライアントからの活用小 スタンドアロン運用 - : 可能 : 不可 ネットワーク負荷が小さい クライアントサーバ運用を推奨します 注意 安定したレスポンスで運用するためにも サーバは List Works 専用とすることをお勧めします グループウェアやデータベース用のサーバと共用しないでください リスト管理サーバ上の保管フォルダを マイコンピュータの保管フォルダと共有しないでください 共有すると リスト管理サーバ上の帳票一覧が正しく表示されなくなります クライアントサーバ運用の場合 以下の接続数を決定します これは List Works の環境構築時に必要となります リスト管理サーバに同時に接続できる利用者数 Web 連携 (Web ゲートウェイサーバ ) に同時に接続できるセション数 ( 利用者数 ) サーバへ接続する利用者数の目安については ソフトウェア説明書 または インストールガイド を参照してください

171 4.2.6 回線形態の決定 List Worksを運用するための回線形態を決定します 回線形態の組合せのパターンは 以下のとおりです 一般アプリ帳票 NetCOBOL/MeFt 帳票 およびList Creator 帳票を登録して運用する場合 - パターン1 List Worksサーバ - クライアント間をLAN 接続 - パターン2 List Worksサーバ - クライアント間をWAN 接続 富士通ホスト帳票を登録して運用する場合 - パターン1 すべてLAN 接続 - パターン2(List Worksサーバを各拠点に設置 ) 富士通ホスト - List Worksサーバ間 :WAN 接続 List Worksサーバ - クライアント間 :LAN 接続 - パターン3(List Worksサーバをセンターに設置 ) 富士通ホスト - List Worksサーバ間 :LAN 接続 List Worksサーバ - クライアント間 :WAN 接続 - パターン4 すべてWAN 接続 List Works を運用するには List Works サーバを各拠点に設置し クライアントを接続して運用することを推奨します また List Works サーバとクライアント間は LAN 接続することを推奨します なお 各パターンとも List Works サーバ - クライアント間を Web 連携により運用することもできます 回線形態の組合せの説明については 3.2 回線形態別システム構成パターン を参照してください 注意 Windows 版の場合 保管フォルダの共有運用を行う場合は リスト管理サーバと 共有する保管フォルダのあるファイルサーバは LAN 接続にしてください なお 保管フォルダの共有運用では 共有ディスクに保管フォルダを置くため 1 サーバで運用している場合に比べ ファイルアクセスが遅くなる場合があります 帳票の管理方法の設計 帳票の管理方法を設計します どの帳票を どのリスト管理サーバの どのフォルダに登録するのかなどを決めます 以下の項目について設計していきます 帳票の分類 帳票の管理構成 帳票保管の管理 PDF 帳票の管理 セキュリティ

172 オーバレイの管理方法 抜き出し検索 帳票項目 参考 設計時には List Works を問題なく運用できるよう 各フォルダ内の帳票数など考慮をしてください フォルダ数および帳票数の推奨値や限界値については 付録 G 帳票保管活用機能における推奨値と限界値 を参照してください 大量帳票 多重運用時の留意事項については 保守手引書 を参照してください (1) 帳票の分類帳票が発生する時期 利用期間 量 帳票の利用者 管理すべき組織などをもとに 帳票を分類します 帳票には たとえば以下のような要素があります 帳票が作成される時期 電子化された帳票の利用期間とその処理 帳票の利用者これらの要素を考慮して分類をします 分類の例を以下に示します 帳票別に分類 職制別に分類 職制別に分類 さらに帳票別に分類 帳票のサイクル別に分類 注意 帳票の種類 帳票数 ページ数などは フォルダの設計を行う上で非常に重要となります これらの値は 正確に把握しておく必要があります (2) 帳票の管理構成分類した結果をもとに 帳票の保管場所の構成を決定します 以下に管理構成の例を示します 職制別 帳票別 職制別に管理し さらに帳票別に管理する職制別の例 )

173 帳票別の例 ) リスト管理サーバでは 設計した管理構成が そのまま保管フォルダの構成になります 保管フォルダの構成は 最下位のフォルダに帳票を格納するように設計します 途中のフォルダに帳票があると フォルダの作成や削除 帳票のセキュリティ設計など 管理が複雑になる場合があります クライアントから保管フォルダの一覧や帳票一覧を表示したときのレスポンスは 保管フォルダや登録している帳票の個数に比例します このため 保管フォルダの設計には十分な注意が必要です (3) 帳票の保管 List Works では 帳票 またはフォルダに付加された情報をもとに保管期間の管理をします また 保管の有効期限が過ぎた帳票に対して 別フォルダに複写 / 移動したり 設定により自動削除したりできます 帳票保管の管理を 以下の項目について設計します この情報は 保管フォルダの作成時や帳票の登録時に付加する帳票情報に有効になります 管理する帳票に対して どのくらいの期間保管するのか 帳票の有効期限は フォルダ単位に設定するか 帳票ごとに設定するのか また 帳票の有効期限が過ぎた帳票の扱いについて設計します 運用管理者が別フォルダに複写後に削除するか 運用管理者が別フォルダに移動して管理するか 帳票を自動削除する運用にするか (4) PDF 帳票の管理 List Creator Enterprise Editionと連携して 帳票登録時に作成したPDF 帳票を 管理する方法を決定します 以下の項目について検討します どの帳票に対して PDF 帳票を作成するか ( 帳票の登録時に付加する帳票情報に設定 ) 作成したPDF 帳票のセキュリティ PDF 帳票を作成する場合の注意事項については 帳票の登録時自動 PDF 帳票作成 を参照してください

174 (5) 帳票のセキュリティ帳票のセキュリティの方針を決定します セキュリティの方針を決定する場合 以下の点を考慮します 帳票の種類 帳票を利用する対象者 職制と利用方法 帳票を管理する対象者 職制 List Worksのセキュリティ機能には 以下の種類があります ユーザ認証 アクセス権による保護 - 保管 / 受信 / 印刷フォルダに対するアクセス権 - 保管 / 受信 / 印刷フォルダの帳票に対するアクセス権 機能の利用制限による保護 エリアIDによる保護 暗証番号による保護 ID 印刷による保護 操作ログ / 実行履歴の改ざん有無の確認 List Works で設定できるセキュリティ機能については 2.5 セキュリティ を参照してください 保管フォルダや保管フォルダの帳票には アクセスできるユーザやグループが設定できます 職制ごとのセキュリティを実現するために グループを作成することをお勧めします 参考 ユーザが所属するグループ数にあわせて アクセス権チェックの処理に時間を要します 所属するグループ数は 5 グループ以下とすることをお勧めします グループを作成する場合 職制ごとに管理者を設定し 職制内の印刷データの管理を行うことをお勧めします

175 (6) オーバレイの管理方法 各帳票で使用するオーバレイの管理方法を決定します オーバレイは新旧の世代別に管理することができます Windows 版リスト管理サーバ および List Works クライアントでは 4096 世代まで管理でき Solaris 版リスト管理サーバでは 255 世代まで管理できます 1 つのオーバレイを年度別に管理する場合などに有効です 通常は オーバレイの自動管理によって管理されますが 以下の場合は オーバレイの世代を リスト管理サーバのコマンドを使用して登録します Solaris 版において 富士通ホスト帳票を扱う場合 Solaris 版においてオープン帳票を扱う場合で サーバ動作環境ファイルで自動的に世代管理を行わない設定をしたとき その場合によるオーバレイの管理設計をします たとえば オーバレイ名 世代識別名 バージョンレベルによって管理します Solaris 版でのオーバレイの世代管理例を以下に示します 帳票 オーバレイ 主題副題オーバレイ名世代識別名バージョンレベル A 製品売上げ 2005 年用 FRMA E10 V10L 年用 E20 V10L10 B 製品売上げ 2005 年用 FRMB E10 V10L 年用 E20 V10L10 C 製品売上げ 2005 年用 FRMC E10 V10L 年用 E20 V10L10 (7) 抜き出し検索 抜き出し検索を行うかどうか決定します 抜き出し検索は 帳票の登録前に あらかじめ検索対象となる文字列を抽出しておくため 検索を高速に行うことができます 以下のような運用環境の場合 抜き出し検索を行うことをお勧めします 決められた文字列で検索することが多い 検索対象の項目が 印刷データの決められた場所に存在する 抜き出し検索を行うためには リスト管理サーバ上に抜き出し検索ファイルを作成します 抜き出し検索ファイルは 帳票に対して抜き出し検索範囲を設定し 保管フォルダのプロパティまたは帳票情報において抜き出し検索を有効とした後 帳票を登録することで作成されます また Solaris 版においては lvcrtsrh コマンドを使用して 保管フォルダの帳票から抜き出し検索ファイルを作成することができます 抜き出し検索範囲の設定については 操作手引書利用者編 を参照してください 保管フォルダのプロパティの設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 帳票情報については 第 6 章印刷データの準備 を参照してください lvcrtsrh コマンドについては コマンドリファレンス を参照してください (8) 帳票項目の設定内容 帳票項目の設定内容を決定します 以下のような場合 あらかじめ 帳票のどのデータをどのように扱うのかといった情報を定義 ( 帳票項目の設定 ) する必要があります 印刷データの決められた場所に存在する文字や数字を 決められた型 ( 文字型 数値型 日付型 ) として扱う 印刷データの決められた場所に存在するデータを ほかのアプリケーションと連携して扱う 帳票項目の設定については 操作手引書利用者編 を参照してください

176 4.2.8 帳票情報の設計 帳票を登録する際に 帳票情報を付加して利用することができます 帳票情報の付加について 以下の項目について検討します この情報は 帳票情報を利用した List Works の運用で有効になります どのような帳票情報を付加するか どのような方法で帳票情報を付加するか どのような帳票情報を付加するか 帳票情報には 以下の情報があります 帳票の管理情報 登録に必要な情報 解析に必要な情報 運用時の情報 セキュリティに関する情報 運用に合わせてどの帳票情報を付加するか検討します どのような方法で帳票情報を付加するか 帳票情報は 以下の方法で付加することができます 帳票出力時にアプリケーションで付加 ( 帳票情報の連携 ) 帳票情報をサーバ内に設定して 帳票登録時に付加 帳票出力時にアプリケーションで付加する場合は 扱う帳票によって設定方法が異なります また 複数箇所で帳票情報を設定した場合 採用される優先順位があります 運用に合わせてどの方法で帳票情報を付加するか検討します 帳票情報の設定については 第 6 章印刷データの準備 を参照してください 帳票の振り分け設計 帳票を振り分けて登録する運用を行う場合の設計をします 振り分けを行うためには 以下の項目を検討します この情報は 帳票の振り分けを考慮した環境構築や 帳票の登録時に付加する帳票情報に有効になります 振り分け先 振り分け先の情報をどこで設定するか 受信フォルダで振り分ける場合に 振り分けの条件となるキー 富士通ホスト帳票を扱う場合における出力単位と分割方法 振り分け先 どの帳票を どのフォルダに振り分けるか設計します 前で説明した (2) 帳票の管理構成 で設計した保管フォルダの構成をもとに検討します 振り分け先の情報をどこで設定するか 振り分け先となる情報を 帳票出力元で設定するのか リスト管理サーバで設定するのか 運用に合わせて検討します 設定方法は扱う帳票ごとに異なります

177 扱う帳票ごとの振り分け先の設定については 帳票の振り分け を参照してください 受信フォルダで振り分ける場合に 振り分けの条件となるキー 受信フォルダで振り分ける場合は どの条件の帳票を どの保管フォルダまたは印刷フォルダに登録するか検討します また 振り分けの条件となる条件キーの検討をします 条件キーには 以下のものがあります ユーザ ID ジョブ名 タイトル ジョブ番号 コメント 備考 1~4 すべての帳票 振り分け条件に定義できる条件キーは 扱う帳票ごとによって異なります 扱う帳票ごとの条件キーの詳細については 帳票の振り分け を参照してください 富士通ホスト帳票を扱う場合における出力単位と分割方法 富士通ホストの帳票アプリケーションが 1 ジョブステップで出力する帳票を List Works は 1 帳票として扱います このため 1 ジョブステップで 1 帳票を 1 つのファイルとして出力するようにしてください 帳票を富士通ホストからリスト管理サーバに転送する前に 分割する必要があるかどうかを検討します 複数の帳票を 1 帳票として出力している場合は どのような方法で分割するのかを設計します 1 ジョブステップ /1 ジョブの場合の出力

178 複数ジョブステップ /1 ジョブの場合の出力 注意 複数ジョブステップ /1 ジョブの場合 List Works では 1 ジョブで管理する帳票に付加される日本語帳票名などの帳票情報は 1 つになります 帳票ごとに異なる帳票情報を付加し ジョブステップごとに帳票を分割したいときは OSIV LISTVIEW または OSIV PrintASSORT を使用して帳票情報を設定する必要があります 参考 富士通ホストが MSP の場合 帳票アプリケーションを実行する JCL の SYSOUT DD 文に FREE=CLOSE パラメタを追加することで SYSOUT データセット単位に帳票を分割することができます FREE=CLOSE パラメタを指定すると ジョブ またはジョブステップの終了を待たずに SYSOUT データセット ( 印刷データ ) が作成された時点でリスト管理サーバに転送されます 帳票の仕分け設計 <EE のみ > 帳票の仕分け機能を利用して仕分けを行う場合 帳票の分割 仕分け方法を決定します たとえば 商品 X の売上げ一覧の帳票を営業部門ごとに分割して それぞれの部門に仕分けします 下記の図は, 富士通ホスト帳票を扱う場合を例に挙げていますが 帳票の仕分けは 一般アプリ帳票 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 および IBM ビジネスサーバ帳票も対応しています

179 仕分けのためには 仕分け定義ファイルに仕分けキーや仕分け先を定義します 帳票仕分けについての詳細は 帳票仕分け手引書 を参照してください 帳票のファイリングの設計 帳票のファイリングを行うかどうか設計します 帳票のファイリングを行う場合 以下の項目について検討します この情報は ファイリングフォルダの作成時に有効になります 帳票のファイリング先をどこにするか ( ハードディスク MO CD-R) どの帳票をファイリングするかまた CD-Rにファイリングする場合は 専用のファイリングパソコンを用意する必要があります 帳票のファイリングについては 帳票のファイリング を参照してください 登録通知の自動メール配信の設計 <Windows 版のみ > 帳票が登録されたときに 登録通知メールを配信するかどうかを設計します メールを配信する場合は 以下の項目について検討します この情報は リスト管理サーバの環境設定や帳票の登録時に付加する帳票情報に有効になります メールのあて先 メール配信の種別 ( 登録通知だけ配信するのか 帳票も一緒に配信するのか その際はオーバレイも添付するのか ) 自動メール配信の指示は サーバ単位に設定するか 帳票ごとに設定するのか 登録通知の自動メール配信については 登録通知の自動メール配信 <Windows 版のみ > を参照してください

180 帳票の登録時自動 PDF メール配信の設計 List Creator Enterprise Edition と連携して 帳票登録時に PDF 形式に変換してメール配信することができます なお 配信後の PDF ファイルを指定したフォルダに保存することができます ただし この機能で変換された PDF ファイルは PDF 帳票としては扱われないため Web クライアントからは参照できません 帳票の登録時自動 PDF メール配信を行う場合は 以下の項目について検討します この情報は 帳票の登録時に付加する帳票情報に有効になります PDF ファイルの配信先 PDF ファイルの保存の有無 保存する場合は PDF ファイルの保管場所をどこにするか 帳票の登録時自動 PDF メール配信を行う場合の注意事項については 帳票の登録時自動 PDF メール配信 を参照してください PDF をメールで配信する詳細については List Creator のマニュアル を参照してください 帳票の登録時自動 FAX 配信の設計 <Windows 版のみ > 帳票を登録する際に FAX 配信を行うかどうかを設計します FAX 配信を行う場合は 以下の項目について検討します この情報は 帳票の登録時に付加する帳票情報に有効になります FAX の配信先 富士通ホスト帳票を FAX 配信する場合 FAX 情報の指定場所 ( どのソフトウェアで指定するか ) FAX 配信を行う場合は 以下の注意が必要です 注意 FAX 配信の最大受信者数は 運用によって以下のように異なります 帳票種別 最大受信者数 NetCOBOL/MeFt 帳票 およびList Creator 帳票 100 富士通ホスト帳票 APS/NP またはPrintASSORTを利用して情報連携 100 OSIV LISTVIEWを利用して情報連携 19 FAX 情報は 複数の方法で同時に指定することはできません 扱う帳票ごとの FAX 情報の指定方法については 第 6 章印刷データの準備 を参照してください マルチプロセス運用の設計 <EE のみ > List Works EE の場合 マルチプロセス運用を行うかどうかを決定します マルチプロセス運用を利用すると クライアントの同時実行数の増加や帳票の参照などの処理量の増加に 1 台のサーバでも対応できるメリットがあります マルチプロセス運用を行う場合 考慮すべき点は 以下のとおりです フォルダの共有運用とは 同時に運用できません プロセスごとに操作ログ / 実行履歴などのログが出力されます 富士通ホスト帳票の登録処理量の増加には対応できません

181 マルチプロセス運用の概要については マルチプロセス運用 <EE のみ > を参照してください マルチプロセス運用を行う場合は 以下について決定します プロセス数の決定 マルチプロセス運用を行う場合は 帳票を登録するための運用形態の決定 で決定した 運用する帳票の種類や 帳票を活用するための運用形態の決定 で決定したクライアントの運用形態をもとに 処理量やクライアントの同時実行数 CPU 性能を考慮して プロセス数を決定します リスト管理サーバのプロセス数は 20 プロセスまで作成できます そのうち 1 台の Web 連携用サーバ (Web ゲートウェイサーバ ) に割り当てることができるプロセス数は 10 プロセスまでです プロセスを複数に分ける観点は 以下のとおりです 運用を考慮して 別のプロセスに分けるか 同じプロセスにするかを決定してください 登録 サーバ機能用 以下の機能は リスト管理サーバの環境設定 ( 注 1) で指定したポート番号をもつプロセスに割り当てられるため 変更はできません 登録 サーバ機能用として割り当てます - 富士通ホスト帳票の登録 - List Works 仮想プリンタを使用したオープン帳票の登録 ( 注 2) - コマンド - サーバ機能 API - 管理者ツール - 帳票のファイリング ( 注 2) 注 1:Windows 版の場合は リスト管理サーバ環境設定 ダイアログボックスの 接続 タブにある ポート番号 Solaris 版の場合はサーバ動作環境ファイルの LWSV-PORT キーワードです 注 2:9243( 初期値 ) から変更できません データ転送コネクタを使用したオープン帳票の登録用 データ転送コネクタの単位で プロセスを分けることができます ( 注 3) 注 3: 抜き出し検索ファイルの作成処理は 初期値で指定したポート番号のプロセスで処理されます 初期値で指定したポート番号以外のプロセスに対して登録処理を行った場合でも 抜き出し検索ファイルの作成処理は 初期値で指定したポート番号の実行履歴ファイルに出力されます List Works クライアント用 1 プロセスにつき List Works クライアントを最大 1024 まで接続できます 1024 を超える場合は プロセスを複数に分ける必要があります Web 連携用 以下の単位でプロセスを分けることができます - Web ゲートウェイサーバ - コンテナ (1 つの Web ゲートウェイサーバにつき 10 プロセスまで ) 以下の最大値を超えないように プロセス数を調整してください - 1 プロセスにつき Web クライアントの最大接続数 : コンテナあたり Web ゲートウェイサーバ経由でリスト管理サーバに同時に接続できる最大利用者数 :500 人

182 プロセスに割り当てるポート番号の決定 マルチプロセス運用では 複数のプロセスに連続したポート番号を割り当てます ポート番号は 以下の範囲で未使用の値が割り当てられるようにします Windows 版の場合 Windows Server 2003 の場合 :5001~49151 Windows Server 2012 Windows Server 2008 の場合 :1024~49151 Solaris 版の場合 1024~32767 ポート番号の決定時に留意する点は 以下のとおりです 9243( 初期値 ) からポート番号を変更できない機能 以下の機能は 9243( 初期値 ) からポート番号を変更できません マルチプロセス運用を行う場合は 9243 からの連続したポート番号を確保してください - List Works 仮想プリンタを使用したオープン帳票の登録 - 帳票のファイリング Web 連携のプロセス 1 台の Web 連携用サーバで 複数のプロセスを使用する場合には 連続したポート番号が割り当てられます このとき コンテナが複数ある場合には ラウンドロビン方式で割り当てられたプロセスに対して 各コンテナの接続が順番に割り振られます 複数台の Web 連携用サーバで運用する場合は それぞれの Web 連携用サーバにポート番号を割り当てます 構成例 マルチプロセス運用の構成例を 以下に示します リスト管理サーバのプロセス数 5 リスト管理サーバのポート番号 9243~9247 各プロセスに接続する機能 登録 サーバ機能用 : プロセス 1( ポート番号 9243) Web 連携機能 (Web 連携用サーバ 1) コンテナ 1 および 4: プロセス 2( ポート番号 9244) コンテナ 2 および 5: プロセス 3( ポート番号 9245) コンテナ 3 および 6: プロセス 4( ポート番号 9246) Web 連携機能 (Web 連携用サーバ 2) コンテナ 1 および 2: プロセス 5( ポート番号 9247)

183 ポイント 環境構築時に設定する内容 決定したプロセス数およびプロセスに割り当てるポート番号は 環境構築時に動作環境として設定します リスト管理サーバのポート番号 Windows 版の場合 リスト管理サーバ環境設定 ダイアログボックスの 接続 タブで 以下の内容を指定します - ポート番号 : 開始するポート番号を指定します - 起動プロセス数 : プロセス数を指定します Solaris 版の場合 サーバ動作環境ファイル に 以下の内容を指定します - ポート番号 (LWSV-PORT): 開始するポート番号を指定します - プロセス数 (LWSV-PROCESS): プロセス数を指定します Web 連携で使用するポート番号 Web 連携をインストールしたサーバの services ファイルに Web 連携で使用するポート番号を指定します Web 連携用に複数のポート番号を使用する場合は Web 連携をインストールしたサーバの ListGateway.properties ファイルの socket.protocol.multiport に Web 連携に割り当てるリスト管理サーバのプロセス数を指定します データ転送コネクタに割り当てるポート番号 データ転送コネクタを作成するときに データ転送コネクタに割り当てるポート番号を設定します データ転送コネクタは Windows 版は データ転送コネクタ一覧 ダイアログボックスまたは F5CWVPRT.EXE コマンド Solaris 版は lvprtadm コマンドで作成します データ転送コネクタ一覧 ダイアログボックスについては 操作手引書運用管理者編 を参照してください

184 F5CWVPRT.EXE コマンドまたは lvprtadm コマンドについては コマンドリファレンス を参照してください リストナビに割り当てるポート番号 リストナビの オプション ダイアログボックスに ポート番号を指定します 環境構築時に指定する項目の詳細については 環境構築手引書 を参照してください フォルダの共有運用の設計 <EE のみ > List Works EE の場合 フォルダの共有運用を行うかどうかを決定します フォルダの共有運用を利用するメリットは 以下のとおりです クライアント数増加による負荷を分散できます 共有ディスクを利用した資源の一元管理が可能となります 一方のサーバで異常が発生した場合に 別のサーバに接続し直すことにより運用が継続できます フォルダの共有運用を行う場合 考慮すべき点を以下に示します 各サーバには 同一バージョンレベルのリスト管理サーバをインストールする必要があります Windows 版では 保管フォルダを共有ディスク上に作成します Solaris 版では 保管フォルダおよびシステムディレクトリを共有ディスク上に作成します 印刷データ 印刷資源など List Works の資源を 共有ディスク上に配置します 各サーバで 同じ印刷フォルダを経由してリモート印刷を行う場合は あらかじめ 各サーバにリスト管理サーバで使用するプリンタの定義を行っておく必要があります フォルダの共有運用の概要については フォルダの共有運用 <EE のみ > を参照してください フォルダの共有運用ができるリスト管理サーバは 以下の台数までです Windows 版の場合 10 台 Solaris 版の場合 Solaris 9の場合 :4 台 Solaris 10の場合 :2 台 注意 Windows 版の場合に 10 台以上のリスト管理サーバで保管フォルダの共有運用を利用したい場合は 弊社技術員にご相談ください Solaris 版の場合 Solaris 11 上ではフォルダの共有運用はできません マルチプロセス運用とは 同時に運用できません クラスタシステム運用の設計 <EE のみ > List Works EE の場合 クラスタシステムで運用することができます 運用に応じてクラスタシステム運用を行うかどうかを決定します クラスタシステム運用を行う場合の考慮すべき点を以下に示します

185 Windows 版では 保管フォルダを共有ディスク上に作成します Solaris 版では 保管フォルダおよびシステムディレクトリを共有ディスク上に作成します 印刷データ 印刷資源など List Works の資源を 共有ディスク上に配置します クラスタシテム運用の概要については クラスタシステムでの運用 <EE のみ > を参照してください リモート印刷用のプリンタの決定 リモート印刷用のプリンタを決定します (1) Windows 版の場合プリンタの種類 List Worksでサポートするプリンタ装置には 以下のものがあります 運用環境に応じて使用するプリンタを決定してください パラレルポートへ接続するプリンタ Standard TCP/IP PortまたはLPR Portにより接続できるプリンタ 専用プリンタポートを使用しているプリンタ VSPプリンタ Print Managerで管理されるプリンタ 注意 PostScript ドライバのプリンタは 網かけの透過モードをサポートしていないため 推奨できません パラレルポートへ接続するプリンタ以下の条件を満たすプリンタが利用可能です - 以下のプリンタポート名を利用できること (x は パラレルポート番号 ) Windows Server 2012 Windows Server 2008またはWindows Server 2003 (x64) の場合 : LPTx: Windows Server 2003 (x86) の場合 : 帳票管理 LPTx: Standard TCP/IP PortまたはLPR Portにより接続できるプリンタ以下の条件を満たすすべてのプリンタが利用できます - 以下のプリントプロセッサを利用できること Windows Server 2012 Windows Server 2008またはWindows Server 2003 (x64) の場合 : WinPrint Windows Server 2003 (x86) の場合 : [ 帳票管理 ] 出力用 専用プリンタポートを使用しているプリンタ PrintPartner VSP,VS シリーズで 以下の専用プリンタポート名 ( プリンタポートの説明の名称を参照 ) を持ったプリンタに対応しています - "VSP Network Port" - "VSP Network FMPort"

186 - "VSP/VS Local Port" - "VSP/VS LanOption Port" 次のプリンタなどが該当します - VSPカット紙ページプリンタ - PS5000シリーズプリンタ VSPプリンタ以下のプリンタドライバ名称 (xxxは任意 省略可能) が添付されているVSPプリンタに対応しています - "FUJITSU PS5xxx" - "FUJITSU VSP2xxx" ( 注 ) - "FUJITSU VSP3xxx" ( 注 ) - "FUJITSU VSP4xxx" 注 : 富士通ホスト帳票の場合 GDI 印刷のみ可能です 次のプリンタなどが該当します - VSPカット紙ページプリンタ - PS5000シリーズプリンタなお 接続方法は専用プリンタポート (PrintWalker/PM) による接続が可能です Print Manager で管理されるプリンタ Print Manager で管理されるプリンタに対応しています エラーの検出レベル List Works サーバのオペレーティングシステムのプリンタとして定義されたプリンタに印刷する場合のエラーの検出レベルについて説明します エラーの検出レベルは プリンタの接続形態によって以下のものがあります リスト管理サーバのサーバ機に直接接続されたプリンタの場合 Standard TCP/IP Port または LPR Port でネットワーク接続されたプリンタの場合 VSP Network ポート (PrintWalker/PM) で接続されたプリンタの場合 プリンタの接続形態によっては 一覧画面の印刷中ページが更新されない場合があります lpr プロトコルでの接続 VSP Network ポートでの接続を利用してください また さらに高信頼印刷を行う場合は Print Manager の導入をお勧めします リスト管理サーバのサーバ機に直接接続されたプリンタの場合 リスト管理サーバのサーバ機 (Windows サーバ ) のパラレルポート (LPTx) に接続されたプリンタの場合 用紙なし オフラインの状態だけをエラーとして検知することができます 電源の切断 用紙詰まり ハードエラーなどは すべてオフラインとして通知されます また 印刷に失敗した正確なページ数は表示することができません オフィスコンピュータや富士通ホストとは異なり きめ細かい状態が通知されないことに注意してください なお シリアルポート (COMx) 接続のプリンタは サポートしていません

187 Standard TCP/IP Port または LPR Port でネットワーク接続されたプリンタの場合 通常のネットワークプリンタや LANBOX 装置を経由して接続されたプリンタなどが含まれます プリンタの印刷状況や印刷の失敗などを検知することはできません VSP Network ポート (PrintWalker/PM) で接続されたプリンタの場合 VSP を使用する場合の接続方法です 信頼性の高い印刷制御 ( プリンタのエラー検出 およびエラーページからの再出力など ) が提供されます VSP は 運用モードの設定により 66XX 形式での印刷の可否が固定されるため VSP の装置のモードは以下のように設定する必要があります - 66XX 形式で印刷するとき :66XX エミュレーションモード - 66XX 形式以外で印刷するとき :FM エミュレーションモード 各運用モードにおいて List Works で以下の設定を行う必要があります 66XX エミュレーションモードの場合 - 受信フォルダのプロパティで VSP シリーズにホスト帳票を印刷する をチェックする - リモート印刷時に VSP シリーズにホスト帳票を印刷する をチェックする FM エミュレーションモードの場合 - 受信フォルダのプロパティで VSP シリーズにホスト帳票を印刷する をチェックしない - リモート印刷時に VSP シリーズにホスト帳票を印刷する をチェックしない なお 66XX エミュレーションモードでの印刷は FNA 通信形態を利用した分散印刷のみ利用できます (2) Solaris 版の場合 注意 Solaris 11 上では リモート印刷はできません プリンタの種類 Solaris 版でサポートするプリンタ装置として 以下の VSP プリンタを利用できます VSP カット紙ページプリンタ エラーの検出レベル 信頼性の高い印刷制御 ( プリンタのエラー検出 およびエラーページからの再出力など ) が提供されます VSP の装置のモードは 66XX エミュレーションモードに設定する必要があります List Works のバックアップについて List Works の運用において 帳票と保管データベース上の管理情報との不整合などの異常発生時に備え フォルダ配下の帳票および印刷資源を 計画的に退避するように検討します 帳票と印刷資源の退避については 保守手引書 を参照してください

188 注意 保管データベースのバックアップは 必ず List Works サービスを停止した状態で行ってください Windows 版で帳票印刷配信機能を使用している場合は 配信管理サービスおよび配信出力サービスの停止も必要になります ( 注 1) 保管フォルダの共有運用を行っている場合は すべてのサーバにおいて List Works サービスを停止する必要があります 保管データベースの構成ファイルが格納されているフォルダに対して バックアップソフトやウィルスチェックソフトを実行する場合は List Works サービスを停止してください ( 注 2) 注 1: 夜間バッチジョブ等でバックアップを実施している場合は List Works サービスやアプリケーションの停止操作を実施し 停止状態を確認 ( イベントログのサービス停止のメッセージで判断する等 ) した上で バックアップを実施してください 注 2: 保管データベースに Symfoware を使用している場合は Symfoware RDB LWDB サービスも停止してください Windows 版の帳票印刷配信機能を使用している場合は Symfoware RDB LWLDSTDB サービスも停止してください 4.3 システムの見積もり 帳票保管活用機能をスムーズに運用するためには 環境構築の前にシステム見積もりをします システム見積もりの目安を説明します 注意 以下の見積もり値は List Works が動作するために必要とする見積もり値です オペレーティングシステムや業務アプリケーションなどの必要容量は含まれていません システム設計時には オペレーティングシステムや業務アプリケーションなどが使用するメモリ量 / ディスク容量を考慮してください メモリ量の目安 メモリ量の目安を説明します リスト管理サーバ Windows 版の場合 リスト管理サーバのメモリ量は 以下の式で算出できます なお システム全体で使用するメモリ量は リスト管理サーバで使用するメモリ量にオペレーティングシステムで推奨されているメモリ量を加算してください 使用メモリ量 = Java のヒープ域サイズ ( 注 1) リスト管理サーバの起動プロセス数 ( 注 2) + 帳票仕分けの加算値 ( 注 3) + 印刷フォルダ内に残っている帳票数の和 64 KB + 256MB(Interstage Application Server の使用量 ) + 保管データベースの使用量 ( 注 4) 保管データベースの使用量 = 800MB +(70MB リスト管理サーバの起動プロセス数 ( 注 2))+ 共用バッファ ( 注 5) 注 1: 注 2: リスト管理サーバ環境設定の [ 接続 ] タブの Java のヒープ域サイズに指定した値により異なります 512MB を指定した場合のメモリ量 : 768MB 900MB を指定した場合のメモリ量 : 1.2GB リスト管理サーバの運用形態により異なります

189 注 3: 注 4: - マルチプロセス運用を利用しない場合 1 - マルチプロセス運用を利用する場合 (List Works EE のみ ) リスト管理サーバ環境設定 ダイアログボックスの 接続 タブの 起動プロセス数 で指定した値 帳票仕分けを行う場合の加算値です (List Works EE のみ ) 仕分けする帳票の種類によって値が異なります 帳票の種類 加算値 富士通ホスト帳票 ((n1 128B)+(n2 256B)+(n3 260B) +(n4 64B)+(n5 64B)+ 24MB) 同時受信数 一般アプリ帳票 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 IBM ビジネスサーバ帳票 n1:cm レコードの定義数 n2:cc レコードの定義数 n3:kf レコードの定義数 n4:kp レコードの定義数 n5:rs レコードの定義数 ( 注 ) 注 : 加算値の最大値は 2GB です (24MB + ((n1 + n2) 2KB + 3KB) 仕分け後の帳票数 ) プロセス多重度 n1: 共通情報の KF/KC レコードの定義数 n2: 個別情報の KF/KC レコードの定義数 ( 最大 ) List Works サーバとは別にデータベースサーバを構築する場合は 不要です 保管データベースの使用量は List Works に同梱している Symfoware の使用量です 製品版の Symfoware Oracle を使用している場合は 各製品のマニュアルを参照してください 注 5: 共用バッファの使用メモリ量は 保管データベースの構築で setuplwdb.bat に指定する RDB_BUFFER8K の値から 以下のように計算します なお 最大で 530MB です 1. RDB_BUFFER8K に指定する値を計算します 1 フォルダあたりに保管する最大帳票数 8 同時ログイン数 RDB_BUFFER8K に指定する値は 算出された値によって 以下のように異なります - 算出された値 4317 の場合 < 算出された値 < の場合 算出された値 算出された値の場合 必要なメモリ量を計算します RDB_BUFFER8K に指定する値 8KB

190 Solaris 版の場合 リスト管理サーバのメモリ量は 以下の式で算出できます なお システム全体で使用するメモリ量は リスト管理サーバで使用するメモリ量にオペレーティングシステムで推奨されているメモリ量を加算してください 使用メモリ量 = Java のヒープ域サイズ ( 注 1) リスト管理サーバのプロセス数 ( 注 2) + 帳票仕分けの加算値 ( 注 3) + 256MB(Interstage Application Server の使用量 ) + 保管データベースの使用量 ( 注 4) 保管データベースの使用量 = 800MB +(70MB リスト管理サーバのプロセス数 ( 注 2))+ 共用バッファ ( 注 5) 注 1: サーバ動作環境ファイルの JAVA-HEAP-SIZE キーワードに指定した値により異なります 0(512MB) を指定した場合 :768MB 1(900MB) を指定した場合 :1.2GB 注 2: リスト管理サーバの運用形態により異なります マルチプロセス運用を利用しない場合 1 マルチプロセス運用を利用する場合 (List Works EE のみ ) サーバ動作環境ファイルの LWSV-PROCESS キーワードで指定した値 注 3: 帳票仕分けを行う場合の加算値です (List Works EE のみ ) 仕分けする帳票の種類によって値が異なります 帳票の種類 加算値 富士通ホスト帳票 ((n1 128B)+(n2 256B)+(n3 260B)+(n4 64B) +(n5 64B)+ 24MB) 同時受信数 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 n1:cm レコードの定義数 n2:cc レコードの定義数 n3:kf レコードの定義数 n4:kp レコードの定義数 n5:rs レコードの定義数 ( 注 ) 注 : 加算値の最大値は 2GB です (24MB + ((n1 + n2) 2KB + 3KB) 仕分け後の帳票数 ) プロセス多重度 n1: 共通情報の KF/KC レコードの定義数 n2: 個別情報の KF/KC レコードの定義数 ( 最大 ) 注 4: List Works サーバとは別にデータベースサーバを構築する場合は 不要です 保管データベースの使用量は List Works に同梱している Symfoware の使用量です 製品版の Symfoware Oracle を使用している場合は 各製品のマニュアルを参照してください 注 5: rdbbuf ファイルの BUFFER8K に 4317 を設定した場合 :30MB rdbbuf ファイルの BUFFER8K に を設定した場合 :300MB Web 連携 Web 連携は 以下のメモリ量が必要です

191 参考 安定した運用を行うためには コンテナ数を 1~6 としてください コンテナ数が 6 を超える運用を行う場合 Web ゲートウェイサーバを増設することをおすすめします 使用メモリ量 = 256 MB MB 起動コンテナ数 ( 注 ) 1 コンテナあたり Web ゲートウェイサーバ経由で リスト管理サーバに同時にログインできる利用者数は 最大 500 人です 1 コンテナあたり Web ゲートウェイサーバ経由で リスト管理サーバに帳票一覧を表示 帳票の表示 / 印刷などの処理を 同時に依頼できる利用者数は 最大 50 人です 注 : コンテナは 最大 10 コンテナまで起動できますが 他のアプリケーションがコンテナを利用している場合は その数を引いた値が最大の数となります リストファイリングサーバハードディスク MO CD-Rへのファイリングの場合は 以下の目安になります 推奨実メモリ : 256 MB 使用メモリ : 2 MB List Works クライアント List Works クライアントのメモリ量は 以下の目安になります 推奨実メモリ ( 注 ) Windows Server 2003 Windows XP の場合 : 256MB 以上 Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 Windows Vista の場合 : 1GB 以上 リストナビの使用メモリ 8 MB リストビューアの使用メモリ 8 MB 注 :Windows のメモリスワップおよびオペレーティングシステムの動作メモリを考慮して 推奨する実メモリです 1 つの帳票で外字やオーバレイを多数使用している場合や 大量にヒットする検索などを実行した場合は より多くのメモリを消費します Webクライアント Webクライアントのメモリ量は 以下の目安になります 推奨実メモリ ( 注 ) Windows Server 2003 Windows XPの場合 :256MB 以上 Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 Windows Vistaの場合 :1GB 以上使用メモリ 18 MB 注 :Windowsのメモリスワップおよびオペレーティングシステムの動作メモリを考慮して 推奨する実メモリです

192 4.3.2 システムに必要なディスク容量 システム全体として必要なディスク容量は 以下のように見積もります システム全体として必要なディスク容量 = (List Works 帳票のファイルサイズ + 抜き出し検索ファイルのファイルサイズ + 記入情報ファイルのファイルサイズ ) 予想される保管帳票数 + ( オーバレイのファイルサイズ + 帳票項目のファイルサイズ ) オーバレイ数 帳票の登録およびファイリングに必要な作業ディスク容量 帳票を登録したりファイリングしたりするときに必要な作業ディスク容量の目安を説明します 帳票を登録する際に必要な作業ファイルのディスク容量 帳票を登録する際 作業ファイルを作成します 作業ファイルのディスク容量の目安を以下に示します なお 作業ファイルは 帳票登録後に削除されます Windows 版の場合 作業ファイルのディスク容量の目安は 以下のとおりです 作業ファイルのディスク空き容量 =( 印刷データの最大サイズ 2 倍 ) 最大同時登録数印刷データの最大サイズ = 帳票の最大ページ数 1 ページあたりのサイズ ( 注 ) 注 :1 ページあたりのサイズは 富士通ホスト帳票では 8KB そのほかの帳票では 3KB が目安です 作業ファイルの格納場所は デフォルトとして List Works インストール先フォルダ配下の Temp フォルダになりますが リスト管理サーバの環境設定で変更することも可能です 変更する場合は 資源 タブの 作業ファイル の格納場所を変更します 作業ファイルの格納場所の変更については 操作手引書運用管理者編 を参照してください Solaris 版の場合 作業ファイルのディスク容量の目安は 以下のとおりです 作業ファイルのディスク空き容量 = 印刷データの最大サイズ 最大同時登録数印刷データの最大サイズ = 帳票の最大ページ数 1 ページあたりのサイズ ( 注 ) 注 :1 ページあたりのサイズは 富士通ホスト帳票では 8KB そのほかの帳票では 3KB が目安です 作業ファイルの格納場所は サーバ動作環境ファイルの 受信フォルダ格納ディレクトリ (RCV-FOLDER) で指定したディレクトリ配下となります サーバ動作環境ファイルについては 環境構築手引書 を参照してください 帳票を CD-R にファイリングするときに必要なディスク容量 帳票を CD-R にファイリングするときは 作業用ファイルを一時的に作成します このため ファイリング用パソコンの作業域には 最低でも以下の容量が必要です CD-R のファイリング時に必要なディスク容量 ( ファイリング用パソコン上 ) = 650 MB 最大同時実行数 ( 注 ) 注 : リストファイリングサーバ環境設定で設定した最大同時実行数です 初期値 (4) を例にあげると ファイリングに必要なディスク容量 = 650 MB 4 = 2.6 GB

193 リストファイリングサーバ環境設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 保管フォルダの資源のディスク容量 保管フォルダに必要な資源のディスク容量を以下に示します ここで説明している保管フォルダの資源のディスク容量は 1 帳票に対するものです 保管データベースの見積もりについては 環境構築手引書 を参照してください 帳票を格納するために必要なディスク容量 帳票データについて 帳票格納時に必要なディスク容量の目安を以下に示します 帳票の格納に必要なディスク容量 = 帳票データの最大サイズ (1 ページ分 ) 帳票の平均ページ数 最大帳票格納数帳票データの最大サイズ (1 ページ分 ) = 3KB なお 富士通ホスト帳票の場合 富士通ホストからの印刷データが List Worksの保管フォルダに格納される場合があります 以下の場合 帳票データに加えて 以下のディスク容量の考慮を行う必要があります Windows 版において 受信フォルダで VSPシリーズにホスト帳票を印刷する にチェックをいれている場合 Solaris 版において 富士通ホスト帳票を登録する場合 印刷データについて 帳票格納時に必要なディスク容量の目安を以下に示します 帳票の格納に必要なディスク容量 = 印刷データの最大サイズ (1 ページ分 ) 帳票の平均ページ数 最大帳票格納数印刷データの最大サイズ (1 ページ分 ) = 8KB 抜き出し検索ファイルのディスク容量 ファイルサイズは 以下の式で算出できます ただし 抜き出し検索範囲数 抜き出し文字列の数 抜き出し文字種などによって圧縮率が異なるため 実際の値とは多少異なる場合がありますので注意してください 抜き出し文字列の数 抜き出し文字列の数 = 抜き出し検索範囲内に含まれる有効な延べ行数 同一行上に複数の抜き出し検索範囲がある場合は 1 行 抜き出し検索範囲数としてカウント オフセット情報 オフセット情報 = 抜き出し検索範囲内に含まれる有効な実行数 12 B 同一行上に複数の抜き出し検索範囲がある場合は 1 行としてカウント 抜き出し文字列のサイズ 抜き出し文字列のサイズ = 抜き出し検索範囲内に含まれる有効な文字数 2 倍 + 抜き出し文字列の数

194 抜き出し情報サイズ 抜き出し情報サイズ = ( 抜き出し文字列の数 + 4 B) + オフセット情報 + 抜き出し文字列のサイズ 管理情報サイズ 管理情報サイズ = 72 B ブロック情報サイズ ブロック情報サイズ = ( ページ数 1000 B + 1 B) 8 倍 + 16 B オーバレイ情報サイズ オーバレイ情報サイズ = ( オーバレイ数 4 B) + 4 B 抜き出し検索範囲情報サイズ 抜き出し検索範囲情報サイズ = ( 抜き出し検索範囲数 8 B + 4 B) オーバレイ数 ページブロックサイズ ページブロックサイズ = ( 抜き出し情報サイズ + 4 B) ページ数 ファイルサイズ ファイルサイズ 管理情報サイズ + ブロック情報サイズ + オーバレイ情報サイズ + 抜き出し検索範囲情報サイズ + ページブロックサイズ 3 ページブロックサイズを 3 分の 1 にしているのは 圧縮しているためです 記入情報ファイルのディスク容量 ファイルサイズは 以下の式で算出できます 記入情報ファイルの容量 = 314 B + 文字数 オーバレイ / 帳票項目の設定に必要なファイルのディスク容量 リストビューアで 帳票項目の設定やオーバレイの原点位置を設定したときに作成される帳票項目ファイルのファイルサイズは 以下の式で算出できます オーバレイを格納するために必要なディスク容量 オーバレイ格納時に必要なディスク容量の目安を以下に示します ドットオーバレイのサイズ = 0.1MB オーバレイのファイル数 ( 注 ) ベクトルオーバレイのサイズ = 0.01MB オーバレイのファイル数 ( 注 ) 注 : オーバレイを履歴管理する場合は 履歴管理する予定のオーバレイ数分 ファイル数に加えてください

195 帳票項目をオーバレイごとに利用する場合に必要なディスク容量 ファイルサイズ = ( 管理部サイズ + 項目定義情報部サイズ + 抜き出し検索範囲情報部サイズ ) オーバレイ数 管理部サイズ 管理部サイズ = 100 B 項目定義情報部サイズ 項目定義情報部サイズ = 200 B B ( 単一項目の数 + 各表項目の列数の合計値 ) 抜き出し検索範囲情報部サイズ 抜き出し検索範囲情報部サイズ = 200 B 抜き出し検索範囲の数 帳票項目を帳票名ごとに利用する場合に必要なディスク容量 ファイルサイズ = ( 管理部サイズ + 項目定義情報部サイズ + 抜き出し検索範囲情報部サイズ ) ( オーバレイ数 + 帳票名数 ) 管理部サイズ 管理部サイズ = 100 B 項目定義情報部サイズ 項目定義情報部サイズ = 200 B B ( 単一項目の数 + 各表項目の列数の合計値 ) 抜き出し検索範囲情報部サイズ 抜き出し検索範囲情報部サイズ = 200 B 抜き出し検索範囲の数

196 第 5 章印刷資源の準備 この章では List Worksで帳票を扱うために必要な印刷資源の準備について 扱う帳票ごとに説明します 5.1 一般アプリ帳票を扱う場合 <Windows 版のみ > 5.2 NetCOBOL/MeFt 帳票およびList Creator 帳票を扱う場合 5.3 富士通ホスト帳票を扱う場合 5.4 IBMビジネスサーバ帳票を扱う場合 <Windows 版のみ > ポイント チェックポイント 環境構築手引書に記述されている List Works サーバの環境構築が完了していることを確認し 印刷資源の準備を開始してください 5.1 一般アプリ帳票を扱う場合 <Windows 版のみ > 一般アプリ帳票を List Works で扱う場合の印刷資源の準備について説明します オーバレイの準備 一般アプリ帳票を扱う場合 帳票を表示する際にオーバレイも一緒に表示させるには 以下の操作をします (1) オーバレイの準備 FORM でベクトルオーバレイ (KOL5 または KOL6) を作成します 作成したオーバレイは リスト管理サーバ環境設定 ダイアログボックスの 登録 タブで指定している 印刷資源 の格納場所に格納します 格納する際のオーバレイは 拡張子を除いた オーバレイ名 のファイルで格納してください FORM についての詳細は FORM のマニュアル を参照してください 注意 Windows XP および Windows Server 2003 以降の Windows において文字幅の仕様が変更となったため これらのオペレーティングシステム上の List Works クライアントの場合 ベクトルオーバレイ (KOL6) を作成する際に オーバレイの文字位置を 両端揃え とする必要があります 両端揃え で作成しないと オーバレイが正しく表示されません なお 印刷には影響ありません オーバレイの文字位置については FORM のマニュアル を参照してください (2) 帳票情報の設定以下のどちらかで オーバレイ名 と 印刷時のオーバレイの扱い を指定します 管理情報定義ファイルに設定以下のキーを使用します

197 帳票情報キー オーバレイ名 印刷時のオーバレイの扱い ADD-OVL-NAME ADD-OVL-KIND 管理情報定義ファイルの設定については 管理情報定義ファイルの準備 を参照してください List Works プリンタドライバのプロパティに設定 プロパティの 帳票情報の詳細設定 ダイアログボックスで設定します List Works プリンタドライバのプロパティの設定については 環境構築手引書 および 操作手引書運用管理者編 を参照してください なお 両方に指定した場合は 管理情報定義ファイルに指定した情報が優先されます オーバレイ名 作成したベクトルオーバレイ名を指定します 印刷時のオーバレイの扱い印刷時のプレプリント用紙の扱いを指定します 指定により オーバレイの印刷が決定されます 指定内容印刷時のオーバレイの扱い ( 注 ) 印刷時にプレプリント用紙を使用する (ADD-OVL-KIND=1) 印刷時にプレプリント用紙を使用しない (ADD-OVL-KIND=0) 注 : 帳票を印刷するときに オーバレイも印刷されるか否か : オーバレイも印刷される : オーバレイは印刷されない 帳票を表示する場合は どちらを指定してもオーバレイは表示されます 印刷時のオーバレイの扱いによる帳票の表示 / 印刷の関係を以下に示します

198 5.1.2 外字の準備 必要となる手順を以下に示します List Works における外字の扱いについての詳細は 外字 を参照してください 1. Charset Manager の 日本語資源管理 を使用して TrueType フォントの外字の文字パターンを作成します ( 外字の登録 ) 2. 日本語資源管理 を使用して 転送ファイルに取り出します ( 外字の取出し ) 3. 運用に使用するすべての List Works サーバで 転送ファイルを Windows システム外字に登録します ( 外字の移入 ) 文字コード運用の場合は List Works クライアント および Web クライアントで 転送ファイルを Windows システム外字に登録します ( 外字の移入 ) 4. 運用に使用するすべての List Works サーバで 外字に使用するフォント名は フォント名設定ファイル に指定します フォント名設定ファイルについては 帳票の登録 を参照してください 5.2 NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票を扱う場合 NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票を List Works で扱う場合の印刷資源の準備について説明します オーバレイの準備 オーバレイの準備は 帳票を出力するアプリケーションによって異なります

199 NetCOBOL/MeFt で出力する場合 オーバレイは FORM で作成して アプリケーション実行時に印刷データと一緒に自動転送されます この場合 FORM オーバレイオプションが必要となります 富士通ホストの ADJUST で作成したベクトルオーバレイ (KOL5) を使用する場合は FORM の FORM ツールで開き 上書き保存してから使用してください FORM の FORM ツールでオーバレイを作成する場合 使用するコード変換を指定します List Works に登録する場合は Charset Manager の標準コード変換 (ICONV) を使用してください FORM の詳細については FORM のマニュアル を参照してください オーバレイの作成とオーバレイのリスト管理サーバへの登録について 概要を以下に示します オーバレイは KOL5 KOL6 形式で作成します 作成したオーバレイには 拡張子を含み 32 文字以下 ( 半角英数字 半角記号 ) のファイル名を指定します なお グループオーバレイ (FORM で作成したオーバレイパターングループ ) は扱うことができません FORM の使用方法については FORM のマニュアル を参照してください List Creator で出力する帳票の場合 オーバレイは List Creator デザイナで作成します List Creator から印刷データを出力する際 オーバレイデータも同時に自動転送されます 注意 オープン帳票でベクトルオーバレイ (KOL2/KOL5) を使用している場合 Charset Manager をインストールすると オーバレイ内の文字が表示されなくなる場合があります この場合 以下のいずれかの方法により対処してください - 使用している旧字体を Charset Manager を使用して 各クライアントに " 外字 " として登録してください 登録方法の詳細については Charset Manager のマニュアル を参照してください - KOL6 オーバレイを使用してください

200 Windows XP および Windows Server 2003 以降の Windows において文字幅の仕様が変更となったため これらのオペレーティングシステム上の List Works クライアントの場合 ベクトルオーバレイ (KOL6) を作成する際に オーバレイの文字位置を 両端揃え とする必要があります 両端揃え で作成しないと オーバレイが正しく表示されません なお 印刷には影響ありません オーバレイの文字位置については FORM のマニュアル または List Creator のマニュアル を参照してください 外字の準備 各クライアントに外字を登録する場合は Charset Manager の 日本語資源管理 日本語資源適用 を利用します Charset Manager の基本的な作業の流れを以下に示します List Works 帳票内の外字を文字コードとして扱う場合は 帳票出力元の文字コード系によって 以下のように Charset Manager での作業が異なります 文字コード系がシフト JIS の場合 外字の登録 外字の取出し 外字の移入 の順に作業します 文字コード系がシフト JIS 以外の場合 上記図のすべての作業を行います List Works 帳票内の外字をイメージデータとして扱う場合は List Works サーバに 外字の移入 だけを行います List Works における外字の扱いについての詳細は 外字 を参照してください Charset Manager の詳細な操作方法は Charset Manager のマニュアル を参照してください 実際の外字の登録方法は 外字を使用する帳票によって以下のように分かれます Windows サーバ上のアプリケーションで作成した帳票で外字を使用する場合 Solaris 上のアプリケーションで作成した帳票で外字を使用する場合 さらに各方法とも 帳票を出力するアプリケーションによって以下のように分かれます

201 新規に作成した帳票出力アプリケーションの場合 富士通ホストで動作していた帳票出力アプリケーションの場合 上記の分類ごとに 必要となる手順を以下に示します (1) Windows サーバ上のアプリケーションで作成した帳票で外字を使用する場合 Windows サーバ上のアプリケーションで作成した帳票において 外字を使用する場合の手順を以下に示します 新規に作成した帳票出力アプリケーションの場合 帳票出力アプリケーションの文字コード系によって作業が異なります 文字コード系がシフト JIS コードの場合 1. Charset Manager の 日本語資源管理 を使用して 富士通ホストの文字パターンを TrueType フォントに登録します ( 外字の登録 ) 注意 - フォントとして登録できる文字は 1880 文字までです これを超える文字は扱うことができません 1880 文字を超える場合は イメージデータとしても表示できませんので 注意してください - 外字をイメージとして扱うことはできません 2. 日本語資源管理 を使用して 転送ファイルに取り出します ( 外字の取出し ) 3. 運用に使用するすべての List Works サーバ List Works クライアント および Web クライアントで Charset Manager の 日本語資源適用 を使用して 1. で作成した文字パターンを格納します ( 外字の移入 ) 文字コード系が UNICODE(UCS-2 UTF-8) の場合 外字をイメージデータとして登録する場合は 各手順の 1. だけを実施してください 1. Charset Manager の 日本語資源管理 を使用して TrueType フォントの外字の文字パターンを作成します ( 外字の登録 ) 2. 日本語資源管理 の 標準コード変換 を使用して UNICODE とシフト JIS コードの文字コード変換表を作成します ( コードの対応定義 ) 注意 対応付けができる文字は 1880 文字までです 1880 文字を超える場合は イメージデータで表示されます 3. 日本語資源管理 を使用して コードの対応定義を行った外字を クライアント側で使用できるよう フォントサイズなどをデータ変換します ( 外字の移行 ) 4. 日本語資源管理 を使用して 転送ファイルに取り出します ( 外字の取出し ) 5. 運用に使用するすべての List Works サーバ List Works クライアント および Web クライアントで Charset Manager の 日本語資源適用 を使用して 1. で作成した文字パターンを格納します ( 外字の移入 ) 富士通ホストで動作していた帳票出力アプリケーションの場合 富士通ホストで動作していた帳票出力アプリケーションを Windows サーバに移行した場合の外字の登録方法を示します 帳票出力アプリケーションの文字コード系によって作業が異なります

202 文字コード系がシフト JIS コードの場合 1. List Works サーバ上の Charset Manager の 日本語資源管理 を使用して 富士通ホストの文字パターンを TrueType フォントに登録します ( 外字の登録 ) 注意 フォントとして登録できる文字は 1880 文字までです これを超える文字は扱うことができません 1880 文字を超える場合は イメージデータとしても表示できませんので 注意してください 2. 日本語資源管理 を使用して 転送ファイルに取り出します ( 外字の取出し ) 3. 運用に使用するすべての List Works クライアント および Web クライアントで Charset Manager の 日本語資源適用 を使用して 1. で作成した文字パターンを格納します ( 外字の移入 ) 文字コード系が UNICODE(UCS2 UTF-8) の場合 1. List Works サーバ上の Charset Manager の 日本語資源管理 を使用して 富士通ホストの文字パターンを TrueType フォントに登録します ( 外字の登録 ) 2. 日本語資源管理 の 標準コード変換 を使用して UNICODE とシフト JIS コードの文字コード変換表を作成します ( コードの対応定義 ) 注意 対応付けができる文字は 1880 文字までです 1880 文字を超える場合は イメージデータとして表示されます 3. 日本語資源管理 を使用して コードの対応定義を行った外字を クライアント側で使用できるよう フォントサイズなどをデータ変換します ( 外字の移行 ) 4. 日本語資源管理 を使用して 転送ファイルに取り出します ( 外字の取出し ) 5. 運用に使用するすべての List Works クライアント および Web クライアントで Charset Manager の 日本語資源適用 を使用して 1. で作成した文字パターンを格納します ( 外字の移入 ) (2) Solaris 上のアプリケーションで作成した帳票で外字を使用する場合 Solaris 上のアプリケーションで作成した帳票において 外字を使用する場合の手順を以下に示します Charset Manager の 日本語資源管理 は Windows 上で行うため 資源管理サーバとして Windows を用意します 注意 外字をイメージとして扱うことはできません 新規に作成した帳票出力アプリケーションの場合 帳票出力アプリケーションの文字コード系によって作業が異なります 文字コード系がシフト JIS コードの場合 1. 資源管理サーバ上の Charset Manager の 日本語資源管理 を使用して TrueType フォントの外字の文字パターンを作成します ( 外字の登録 ) 2. 日本語資源管理 を使用して 転送ファイルに取り出します ( 外字の取出し ) 3. 運用に使用するすべての List Works クライアント Web クライアントで Charset Manager の 日本語資源適用 を使用して 1. で作成した文字パターンを格納します ( 外字の移入 )

203 文字コード系が EUC コード (U90) の場合 1. 資源管理サーバ上の Charset Manager の 日本語資源管理 を使用して Solaris VSP フォントの文字パターンを作成します ( 外字の登録 ) 2. 日本語資源管理 を使用して 1. で作成した文字パターンを TrueType フォントパターンに登録します ( 外字の登録 ) 注意 フォントとして登録できる文字は 1880 文字までです これを超える文字は扱うことができません 3. 日本語資源管理 を使用して 1. で作成した文字パターンを VSP フォントに登録します また 資源管理サーバ上の Charset Manager を使用して VSP フォントを Solaris サーバに登録します ( 外字の登録 ) 4. 日本語資源管理 の 標準コード変換 を使用して EUC コードとシフト JIS コード さらに JEF コード (VSP フォントのコード系 ) の文字コード変換表を作成します ( コードの対応定義 ) また 資源管理サーバ上の Charset Manager を使用して 文字コード変換表を Solaris サーバに登録します 注意 シフト JIS コードと対応付けができる文字は 1880 文字までです 5. 日本語資源管理 を使用して コードの対応定義を行った外字を クライアント側で使用できるよう フォントサイズなどをデータ変換します ( 外字の移行 ) 6. 日本語資源管理 を使用して 転送ファイルに取り出します ( 外字の取出し ) 7. 運用で使用するすべての List Works クライアント Web クライアントで Charset Manager の 日本語資源適用 を使用して 2. で作成した文字パターンを格納します 文字コード系が Unicode(UTF-8) の場合 1. 資源管理サーバ上の Charset Manager の 日本語資源管理 を使用して Solaris VSP フォントの文字パターンを作成します ( 外字の登録 ) 2. 日本語資源管理 を使用して 1. で作成した文字パターンを TrueType フォントパターンに登録します ( 外字の登録 ) 注意 フォントとして登録できる文字は 1880 文字までです これを超える文字は扱うことができません 3. 日本語資源管理 を使用して 1. で作成した文字パターンを VSP フォントに登録します また 資源管理サーバ上の Charset Manager を使用して VSP フォントを Solaris サーバに登録します ( 外字の登録 ) 4. 日本語資源管理 の 標準コード変換 を使用して Unicode とシフト JIS コード さらに JEF コード (VSP フォントのコード系 ) の文字コード変換表を作成します ( コードの対応定義 ) また 資源管理サーバ上の Charset Manager を使用して 文字コード変換表を Solaris サーバに登録します 注意 シフト JIS コードと対応付けができる文字は 1880 文字までです 5. 日本語資源管理 を使用して コードの対応定義を行った外字を クライアント側で使用できるよう フォントサイズなどをデータ変換します ( 外字の移行 ) 6. 日本語資源管理 を使用して 転送ファイルに取り出します ( 外字の取出し )

204 7. 運用で使用するすべての List Works クライアント Web クライアントで Charset Manager の 日本語資源適用 を使用して 2. で作成した文字パターンを格納します 富士通ホストで動作していた帳票出力アプリケーションの場合 富士通ホストで動作していた帳票出力アプリケーションを Solaris サーバに移行した場合の外字の登録方法を示します 帳票出力アプリケーションの文字コード系によって作業が異なります 文字コード系がシフト JIS コードの場合 1. 資源管理サーバ上の Charset Manager の 日本語資源管理 を使用して 富士通ホストの文字パターンを TrueType フォントに登録します ( 外字の登録 ) 注意 登録できるフォントは 1880 文字までです これを超える文字は 扱うことができません 2. 運用で使用するすべての List Works クライアント Web クライアントで Charset Manager の 日本語資源適用 を使用して 1. で作成した文字パターンを格納します 文字コード系が EUC コード (U90) の場合 1. 資源管理サーバ上の Charset Manager の 日本語資源管理 を使用して 富士通ホストの文字パターンを Windows フォントに登録します ( 外字の登録 ) 注意 登録できるフォントは 1880 文字までです これを超える文字は 扱うことができません 2. 日本語資源管理 を使用して 富士通ホストの文字パターンを VSP フォントに登録します また 資源管理サーバ上の Charset Manager を使用して VSP フォントを Solaris サーバに登録します ( 外字の登録 ) 3. 日本語資源管理 の 標準コード変換 を使用して EUC コードとシフト JIS コード さらに JEF コード (VSP フォントのコード系 ) の文字コード変換表を作成します ( コードの対応定義 ) また 資源管理サーバ上の Charset Manager を使用して 文字コード変換表を Solaris サーバに登録します 注意 シフト JIS コードと対応付けができる文字は 1880 文字までです 4. 日本語資源管理 を使用して コードの対応定義を行った外字を クライアント側で使用できるよう フォントサイズなどをデータ変換します ( 外字の移行 ) 5. 日本語資源管理 を使用して 転送ファイルに取り出します ( 外字の取出し ) 6. 運用で使用するすべての List Works クライアント Web クライアントで Charset Manager の 日本語資源適用 を使用して 1. で作成した文字パターンを格納します ( 外字の移入 ) 注意 Charset Manager の VSP フォントに格納して List Works で利用可能な外字のサイズは です

205 文字コード系が Unicode(UTF-8) の場合 1. 資源管理サーバ上の Charset Manager の 日本語資源管理 を使用して 富士通ホストの文字パターンを Windows フォントに登録します ( 外字の登録 ) 注意 登録できるフォントは 1880 文字までです これを超える文字は 扱うことができません 2. 日本語資源管理 を使用して 富士通ホストの文字パターンを VSP フォントに登録します また 資源管理サーバ上の Charset Manager を使用して VSP フォントを Solaris サーバに登録します ( 外字の登録 ) 3. 日本語資源管理 の 標準コード変換 を使用して Unicode とシフト JIS コード さらに JEF コード (VSP フォントのコード系 ) の文字コード変換表を作成します ( コードの対応定義 ) また 資源管理サーバ上の Charset Manager を使用して 文字コード変換表を Solaris サーバに登録します 注意 シフト JIS コードと対応付けができる文字は 1880 文字までです 4. 日本語資源管理 を使用して コードの対応定義を行った外字を クライアント側で使用できるよう フォントサイズなどをデータ変換します ( 外字の移行 ) 5. 日本語資源管理 を使用して 転送ファイルに取り出します ( 外字の取出し ) 6. 運用で使用するすべての List Works クライアント Web クライアントで Charset Manager の 日本語資源適用 を使用して 1. で作成した文字パターンを格納します ( 外字の移入 ) 注意 Charset Manager の VSP フォントに格納して List Works で利用可能な外字のサイズは です 5.3 富士通ホスト帳票を扱う場合 富士通ホスト帳票を List Works で扱う場合は 印刷資源をリスト管理サーバに登録する必要あります 外字を文字コードとして扱う場合は List Works クライアントにも外字を登録する必要があります 印刷資源の登録方法と登録する印刷資源の種類は 運用形態により異なります 登録に必要な印刷資源と運用形態との関係を以下に示します 印刷資源 FNA 通信 分散印刷運用 運用形態 TCP/IP 通信 ファイル転送運用 オーバレイ ( 注 ) 外字 ( 注 ) FCB/LPCI ( 注 ) 注 : : 必要 参照箇所 :Windows 版 List Works の場合に必要 Solaris 版 List Works では FNA 通信は未サポート Windows 版 List Works の場合において FCB/LPCI は印刷データと一緒に転送されるため 事前に準備する必要はありません ただし 以下の両方の条件を満たしている場合は事前に準備してください

206 - 連帳用紙で帳票を出力 ( 富士通ホスト側の APS ライタ定義 DFNWTR の UNIT オペランドで 装置タイプに F6672 を指定 ) - FCB の 用紙の長さ を有効にして 11 インチ以外の用紙長を利用 印刷資源の格納場所の準備 印刷資源の格納場所を リスト管理サーバの環境設定時に指定する必要があります 印刷資源の登録を Charset Manager と連携する場合は Charset Manager が管理する資源管理ディレクトリを指定する必要があります Windows 版の場合 印刷資源の格納場所を リスト管理サーバ環境設定 ダイアログボックスの 登録 タブの 格納場所 に指定します 印刷資源の格納場所の指定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください Solaris 版の場合 印刷資源の格納場所を サーバ動作環境ファイルに設定して lvsetenv コマンドで登録します ポイント サーバ動作環境ファイルに LOGLEVEL キーワードを設定すると 帳票の登録時にリスト管理サーバに FCB やオーバレイが未登録のとき 該当する FCB 名やオーバレイ名が実行履歴やメッセージに出力されます サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください lvsetenv コマンドについては コマンドリファレンス を参照してください Charset Manager では 印刷資源を流通する際に FTP( ファイル転送プロトコル ) を使用しています このため Charset Manager の資源管理サーバに IIS が必要です Charset Manager の詳細については Charset Manager のマニュアル を参照してください 参考 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) の場合は 印刷資源が HOST PRINT のインストール先フォルダに格納された時点で 自動的に List Works で使用することが可能となります 印刷資源の登録前に 格納場所をリスト管理サーバで設定する必要はありません オーバレイの準備 オーバレイの登録方法は 運用形態や使用するオペレーティングシステムによって異なります オーバレイをリスト管理サーバに登録するには 以下の方法があります 富士通ホストから転送して登録 - FNA 通信形態を利用した分散印刷運用 <Windows 版のみ > - TCP/IP 通信形態を利用した分散印刷運用 - ファイル転送運用 オーバレイを作成して登録 運用形態の違いに関わらず行うことができます

207 複数の帳票で同じオーバレイを使用している場合は オーバレイを 1 つだけ転送します オーバレイを帳票の数だけ転送する必要はありません 注意 オーバレイは 以下のファイル名で印刷資源の格納場所に格納する必要があります 印刷資源の格納場所は 運用形態によって異なります 格納場所は各登録手順を参照してください - Windows 版の場合 ファイル名は Charset Manager を使用して印刷資源を管理するかどうかで異なります 管理する場合 : 半角英数字で 4 文字以下のオーバレイ名 ( 拡張子あり / なし ) 管理しない場合 : 半角文字 4 文字以下のオーバレイ名 ( 拡張子なし ) - Solaris 版の場合 半角文字 4 文字以下のオーバレイ名 ( 拡張子なし 英字は大文字で指定してください ) JEF/AP 形式のオーバレイ (KOL1) を使用している場合 オーバレイをページごとに使用するなど 帳票データによって メモリ不足が発生することがあります この場合 ベクトルオーバレイ (KOL5) を使用してください 参考 ドットオーバレイのオーバレイ制御文をそのまま使用して ADJUST でオプションを変更し 再コンパイルするだけでベクトルオーバレイを作成することができます オーバレイの登録の優先順位 <Windows 版のみ > 印刷資源のそれぞれの格納場所に 同じ名前のオーバレイが格納されている場合 以下の優先順位で登録されます なお 印刷資源の格納場所とは リスト管理サーバ環境設定 ダイアログボックスの印刷資源の 格納場所 で指定した印刷資源の格納場所を示します 分散印刷運用 (FNA 通信形態 ) の場合 1. HOST PRINT の資源配下のドットオーバレイ (KOL1) 2. ドットオーバレイ (KOL1) 用の格納場所 3. ベクトルオーバレイ (KOL5) 用の格納場所 4. ベクトルオーバレイ (KOL6) 用の格納場所 分散印刷運用 (TCP/IP 通信形態 ) ファイル転送運用でI 制御指定の場合 1. ベクトルオーバレイ (KOL5) 用の格納場所 2. ドットオーバレイ (KOL1) 用の格納場所 3. ベクトルオーバレイ (KOL6) 用の格納場所 分散印刷運用 (TCP/IP 通信形態 ) ファイル転送運用で S 制御指定の場合 1. ドットオーバレイ (KOL1) 用の格納場所 2. ベクトルオーバレイ (KOL5) 用の格納場所

208 3. ベクトルオーバレイ (KOL6) 用の格納場所 オーバレイの表示時の優先順位 帳票を表示する際 ドットオーバレイとベクトルオーバレイのどちらも存在した場合は ベクトルオーバレイが優先して表示されます (1) 富士通ホストから転送して登録 <Windows 版の場合 > オーバレイの登録の概要を以下に示し 説明します 分散印刷運用 (FNA 通信形態 ) で 転送して登録 オーバレイを富士通ホストから転送するには PLOP/X を使用します オーバレイの登録には ホスト連携プレミアムの HOST PRINT を使用します 各ソフトウェアの詳細については 各ソフトウェアのマニュアルを参照してください 以下の手順で転送および登録をします [ 登録手順 ] 1. PLOP/X を使用して イメージライブラリに登録されているオーバレイを List Works サーバに転送します 2. 転送されてきたオーバレイを ホスト連携プレミアムの HOST PRINT を使用して 以下のインストール先フォルダに格納します ドットオーバレイ :HOST PRINT のオーバレイツールで指定したオーバレイ格納先 参考 HOST PRINT のオーバレイツールで指定したオーバレイ格納先に格納された時点で 自動的に List Works で使用することが可能となります 印刷資源の登録前に 格納場所をリスト管理サーバで設定する必要はありません

209 FNA 通信形態での APS ライタ定義 (TERMOVERLAY) の扱い TERMOVERLAY(YES) を指定した場合 オーバレイは 印刷データと一緒に転送されないため 事前にオーバレイを転送する必要があります 同一日時に再度オーバレイを転送しても履歴管理機能は利用できません TERMOVERLAY(NO) を指定した場合 オーバレイは 印刷データと一緒に転送されます これによって 事前に転送する必要はなくなります ただし データ量が増加し ネットワークの負荷が高くなります サーバへ印刷データを登録した日時が オーバレイ作成日時となるため オーバレイの履歴管理機能を利用できません 分散印刷運用 (TCP/IP 通信形態 ) で 転送して登録オーバレイを富士通ホストから転送するには 以下の組合せがあります ADJUST WSMGRを使用する場合 DRMSとSystemwalker Centric Manager またはDRMSとSystemwalker Software Deliveryを使用する場合オーバレイの登録には Charset Managerを使用します 各ソフトウェアの詳細については 各ソフトウェアのマニュアルを参照してください TCP/IP 通信形態での APS ライタ定義 (TERMOVERLAY) の扱い TCP/IP を利用した通信形態の場合は 印刷データの形式により 印刷データと一緒にオーバレイを転送することができません よって TERMOVERLAY(NO) を指定することはできません オーバレイの登録には TERMOVERLAY(YES) を指定してオーバレイの事前登録で登録してください ADJUST WSMGR を使用した登録手順 以下の手順で転送および登録をします [ 登録手順 ] 1. 印刷資源の格納場所 (Charset Manager が管理する資源管理ディレクトリのオーバレイフォルダ ) を リスト管理サーバに設定します 印刷資源の格納場所の設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 2. ADJUST の JODFRTRN ユーティリティを使用して 富士通ホスト上のイメージライブラリから オーバレイを転送形式に変換して 転送ファイルに格納します 3. WSMGR を使用して 転送ファイルを List Works サーバに転送します 4. 転送されてきたオーバレイを Charset Manager の印刷資源管理を使用して 以下の管理ディレクトリのオーバレイフォルダに登録します ドットオーバレイ : 管理ディレクトリ \res_agent\kol1 ベクトルオーバレイ : 管理ディレクトリ \res_agent\kol5 DRMS と Systemwalker Centric Manager または DRMS と Systemwalker Software Delivery を使用した登録手順 以下の手順で転送および登録をします

210 [ 登録手順 ] 1. 印刷資源の格納場所 (Charset Manager が管理する資源管理ディレクトリのオーバレイフォルダ ) を リスト管理サーバに設定します 印刷資源の格納場所の設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 2. DRMS を使用して 富士通ホスト上のイメージライブラリから オーバレイを List Works サーバに転送します 3. Systemwalker Centric Manager または Systemwalker Software Delivery を使用して 転送されてきたオーバレイを Charset Manager に転送します 4. 転送されてきたオーバレイを Charset Manager の印刷資源管理を使用して 以下の管理ディレクトリのオーバレイフォルダに登録します ドットオーバレイ : 管理ディレクトリ \res_agent\kol1 ベクトルオーバレイ : 管理ディレクトリ \res_agent\kol5 ファイル転送運用で 転送して登録 オーバレイを富士通ホストから転送するには ADJUST ファイル転送アプリケーションを使用します オーバレイの登録には Charset Manager を使用します 各ソフトウェアの詳細については 各ソフトウェアのマニュアルを参照してください 以下の手順で転送および登録をします [ 登録手順 ] 1. 印刷資源の格納場所 (Charset Manager が管理する資源管理ディレクトリのオーバレイフォルダ ) を リスト管理サーバに設定します 印刷資源の格納場所の設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 2. ADJUST の JODFRTRN ユーティリティを使用して 富士通ホスト上のイメージライブラリから オーバレイを転送形式に変換して 転送ファイルに格納します 3. ファイル転送アプリケーションを使用して List Works サーバにバイナリモードで転送します 4. 転送されてきたオーバレイを Charset Manager の印刷資源管理を使用して 以下の管理ディレクトリのオーバレイフォルダに登録します ドットオーバレイ : 管理ディレクトリ \res_agent\kol1 ベクトルオーバレイ : 管理ディレクトリ \res_agent\kol5 (2) 富士通ホストから転送して登録 <Solaris 版の場合 > オーバレイの登録の概要を以下に示し 説明します

211 注意 OPR 用オーバレイの場合は ハード原点の位置が NLP や CLP と異なるため 90 度回転する場合があります OPR 用オーバレイを使用している場合は あらかじめ CLP 用オーバレイに作成し直す必要があります ADJUST で オーバレイ制御文を再コンパイルしてください 分散印刷運用 (TCP/IP 通信形態 ) で 転送して登録 オーバレイを富士通ホストから転送するには DRMS を使用します オーバレイの登録には Systemwalker Software Delivery を使用します 各ソフトウェアの詳細については 各ソフトウェアのマニュアルを参照してください 以下の手順で転送および登録をします [ 登録手順 ] 1. DRMS で転送する印刷資源の格納先ディレクトリを List Works のサーバ動作環境ファイルに設定して lvsetenv コマンドで登録します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください lvsetenv コマンドについては コマンドリファレンス を参照してください 2. DRMS を使用して List Works サーバに転送します 3. List Works サーバに転送したデータを Systemwalker Software Delivery の drmsapy コマンドを使用して 指定ディレクトリに格納します ファイル転送運用で 転送して登録 オーバレイを富士通ホストから転送するには ADJUST ファイル転送アプリケーションを使用します オーバレイの登録には Charset Manager を使用します 各ソフトウェアの詳細については 各ソフトウェアのマニュアルを参照してください

212 以下の手順で転送および登録をします [ 登録手順 ] 1. ファイル転送アプリケーションで転送する印刷資源の格納先ディレクトリを List Works のサーバ動作環境ファイルに設定して lvsetenv コマンドで登録します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください lvsetenv コマンドについては コマンドリファレンス を参照してください 2. ADJUST の JODFRTRN ユーティリティを使用して 富士通ホスト上のイメージライブラリから オーバレイを転送形式に変換して 転送ファイルに格納します 3. ファイル転送アプリケーションを使用して List Works サーバにバイナリモードで転送します 4. 転送されてきたオーバレイは リスト管理サーバに登録したオーバレイの格納ディレクトリに格納します (3) オーバレイを作成して登録 オーバレイを作成して登録する方法を説明します この場合のオーバレイは ベクトルオーバレイを作成します なお 運用形態に関わらず行うことができます FORM の FORM ツールを使用して ベクトルオーバレイ (KOL5 KOL6) を作成することができます この場合 FORM オーバレイオプションが必要となります なお FORM ツールでオーバレイを作成した場合は 以下の機能は利用できません [Windows 版 ] - グループオーバレイ (FORM のオーバレイパターングループ ) [Solaris 版 ] - グループオーバレイ (FORM のオーバレイパターングループ ) - オーバレイの世代管理 FORM ツールについての詳細は FORM のマニュアル を参照してください 注意 Windows 版で KOL6 を作成して利用する場合 Charset Manager と連携して ダイナミックロードで印刷資源を管理することはできません

213 FORM の FORM ツールでオーバレイを作成する場合 使用するコード変換を指定します List Works に登録する場合は Charset Manager の標準コード変換 (ICONV) を使用してください FORM ツールについての詳細は FORM のマニュアル を参照してください 作成 登録手順 Charset Manager で印刷資源を管理する場合 1. FORM の PowerFORM ツールでベクトルオーバレイ (KOL5 KOL6) を作成します - 半角英数字で 4 文字以下のオーバレイ名 を条件としたファイル名で作成します 2. Charset Manager の印刷資源管理および印刷資源適用で 作成したオーバレイを Charset Manager が管理する資源管理ディレクトリに適用します リスト管理サーバ環境設定 ダイアログボックスの印刷資源の 格納場所 に Charset Manager が管理する資源管理ディレクトリを指定する必要があります 上記以外の場合 Windows 版の場合 1. FORM の PowerFORM ツールでベクトルオーバレイ (KOL5 KOL6) を作成します 半角で 4 文字以下のオーバレイ名 ( 拡張子なし ) を条件としたファイル名で作成します 2. 作成したオーバレイをリスト管理サーバの印刷資源の格納先に格納します 格納先は以下のとおりです リスト管理サーバ環境設定 ダイアログボックスの 格納場所 で指定した印刷資源の格納場所 \KOL5 フォルダまたは KOL6 フォルダに格納します 印刷資源の格納場所の設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください Solaris 版の場合 1. FORM のPowerFORM ツールでベクトルオーバレイ (KOL5) を作成します 半角で4 文字以下のオーバレイ名 ( 拡張子なし ) を条件としたファイル名で作成します 2. 作成したオーバレイをリスト管理サーバの印刷資源の格納先に格納します 格納先は以下のとおりです リスト管理サーバのサーバ動作環境ファイルに指定したJEF/AP 形式オーバレイの格納ディレクトリに格納します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください 外字の準備 ユーザが作成した文字 および JIS 1/2 水準領域の必要な文字を 外字としてリスト管理サーバに登録するには 以下の方法があります イメージデータとして使用する方法 文字コードとして使用する方法 注意 リスト管理サーバで 外字の扱い の指定が有効になるのは シフト JIS コードの 0xEB40 以降の文字と利用者定義文字です

214 List Works における外字の扱いについての詳細は 外字 を参照してください文字コードの詳細については Charset Manager のマニュアル を参照してください ほかのアプリケーションと連携する場合は 外字を文字コードとして使用してください イメージデータでは アプリケーションとの連携で使用することはできません JIS 1/2 水準領域の文字を 外字として登録しなければならない理由については C.1.3 文字の扱いについて の (1) 文字の扱いに関する注意事項 を参照してください (1) 外字をイメージデータとして使用する方法 外字をイメージデータとして使用する場合は リスト管理サーバに外字を文字パターンとして登録する必要があります リスト管理サーバに文字パターンを登録しておくと 印刷データの登録時に List Works がリスト管理サーバの辞書から文字パターンを取り出し イメージ ( ビットマップ ) 化します これにより クライアントでの表示 印刷が可能になります 注意 イメージデータとして使用する外字は データの検索やほかのアプリケーションとの連携機能などで使用することはできません 分散印刷運用 (FNA 通信形態 ) の場合 フォントがゴシック体である JIS 第一水準漢字以外の文字は 太字の = ( イメージデータ ) として表示されます JIS 第一水準漢字以外の文字は フォントに明朝体を使用してください イメージデータとして扱われる外字には 以下の種類があります 利用者定義文字 JEF 拡張漢字 <Windows 版のみ > 利用者定義文字については 運用形態や使用するオペレーティングシステムによって異なります なお Windows 版は JEF 拡張漢字をイメージデータとして使用することができます JEF 拡張漢字をイメージデータとして使用する場合 ホスト連携プレミアムをインストールするだけで JEF 拡張漢字サポートの設定は必要ありません 利用者定義文字の登録 <Windows 版の場合 > 利用者定義文字の登録の概要を以下に示し 説明します

215 分散印刷運用 (FNA 通信形態 ) で 転送して登録 利用者定義文字を富士通ホストから転送するには ADJUST PLOP/X を使用します 利用者定義文字の登録には ホスト連携プレミアムの HOST PRINT を使用します 各ソフトウェアの詳細については 各ソフトウェアのマニュアルを参照してください 以下の手順で転送および登録をします [ 登録手順 ] 1. ADJUST のユーティリティを使用して 富士通ホスト上の JEF 基本辞書から 追加文字セットを作成して イメージライブラリに登録します 2. PLOP/X を使用して イメージライブラリに登録した追加文字セットを List Works サーバに転送します 3. 転送されてきた追加文字セットを ホスト連携プレミアムの HOST PRINT を使用して 以下のインストール先フォルダに格納します 外字 :HOST PRINT のオーバレイツールで指定した文字パターンファイルの格納先 参考 HOST PRINT に格納された時点で 自動的に List Works で使用することが可能となります 印刷資源の登録前に 格納場所をリスト管理サーバで設定する必要はありません 分散印刷運用 (TCP/IP 通信形態 ) で 転送して登録利用者定義文字を富士通ホストから転送するには 以下の組合せがあります - ADJUST WSMGRを使用する場合 - DRMSとSystemwalker Centric Manager またはDRMSとSystemwalker Software Deliveryを使用する場合利用者定義文字の登録には Charset Managerを使用します 各ソフトウェアの詳細については 各ソフトウェアのマニュアルを参照してください

216 ADJUST WSMGR を使用した登録手順 以下の手順で転送および登録をします [ 登録手順 ] 1. 印刷資源の格納場所 (Charset Manager が管理する資源管理ディレクトリの外字フォルダ ) を リスト管理サーバに設定します 印刷資源の格納場所の設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 2. ADJUST のユーティリティを使用して 富士通ホスト上の JEF 基本辞書から 利用者定義文字を転送形式に変換して 転送ファイルに格納します 3. WSMGR を使用して 転送ファイルを List Works サーバに転送します 4. 転送されてきた利用者定義文字を Charset Manager を使用して以下の管理ディレクトリの外字フォルダに登録します 外字 : 管理ディレクトリ \res_agent\pattern DRMS と Systemwalker Centric Manager または DRMS と Systemwalker Software Delivery を使用した登録手順 以下の手順で転送および登録をします [ 登録手順 ] 1. 印刷資源の格納場所 (Charset Manager が管理する資源管理ディレクトリの外字フォルダ ) を リスト管理サーバに設定します 印刷資源の格納場所の設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 2. DRMS を使用して 富士通ホスト上の JEF 基本辞書から 利用者定義文字を List Works サーバに転送します 3. Systemwalker Centric Manager または Systemwalker Software Delivery を使用して 転送されてきた利用者定義文字を Charset Manager に転送します 4. 転送されてきた利用者定義文字を Charset Manager を使用して以下の管理ディレクトリの外字フォルダに登録します 外字 : 管理ディレクトリ \res_agent\pattern ファイル転送運用で 転送して登録 利用者定義文字の転送には ADJUST ファイル転送アプリケーションを使用します 利用者定義文字の登録には Charset Manager を使用します 各ソフトウェアの詳細については 各ソフトウェアのマニュアルを参照してください 以下の手順で転送および登録をします [ 登録手順 ] 1. 印刷資源の格納場所 (Charset Manager が管理する資源管理ディレクトリの外字フォルダ ) を リスト管理サーバに設定します 印刷資源の格納場所の設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 2. ADJUST のユーティリティを使用して 富士通ホスト上の JEF 基本辞書から 利用者定義文字を転送形式に変換して 転送ファイルに格納します 3. ファイル転送アプリケーションを使用して 転送ファイルを List Works サーバに転送します

217 4. 転送されてきた利用者定義文字を Charset Manager を使用して以下の管理ディレクトリの外字フォルダに登録します 外字 : 管理ディレクトリ \res_agent\pattern 利用者定義文字の登録 <Solaris 版の場合 > 利用者定義文字の登録の概要を以下に示し 説明します 分散印刷運用 (TCP/IP 通信形態 ) で 転送して登録 利用者定義文字を富士通ホストから転送するには DRMS を使用します 利用者定義文字の登録には Systemwalker Software Delivery Charset Manager を使用します 各ソフトウェアの詳細については 各ソフトウェアのマニュアルを参照してください 以下の手順で転送および登録をします [ 登録手順 ] 1. DRMS で転送する印刷資源の格納先ディレクトリを List Works のサーバ動作環境ファイルに設定して lvsetenv コマンドで登録します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください lvsetenv コマンドについては コマンドリファレンス を参照してください 2. ADJUST のユーティリティを使用して 富士通ホスト上の JEF 基本辞書から 追加文字セットを作成して イメージライブラリに登録します 3. DRMS を使用して イメージライブラリに登録した追加文字セットを List Works サーバに転送します 4. 転送されてきた利用者定義文字は Systemwalker Software Delivery によって Charset Manager が管理する資源管理ディレクトリの外字フォルダに格納します ファイル転送運用で 転送して登録 利用者定義文字を富士通ホストから転送するには ADJUST ファイル転送アプリケーションを使用します 利用者定義文字の登録には Charset Manager を使用します 各ソフトウェアの詳細については 各ソフトウェアのマニュアルを参照してください

218 以下の手順で転送および登録をします [ 登録手順 ] 1. ファイル転送アプリケーションで転送する印刷資源の格納先ディレクトリを List Works のサーバ動作環境ファイルに設定して lvsetenv コマンドで登録します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください lvsetenv コマンドについては コマンドリファレンス を参照してください 2. ADJUST のユーティリティを使用して 富士通ホスト上の JEF 基本辞書から 利用者定義文字を転送形式に変換して 転送ファイルに格納します 3. ファイル転送アプリケーションを使用して 転送ファイルを List Works サーバに転送します 4. 転送されてきた外字は Charset Manager が管理する VSP フォントに格納します 注意 Charset Manager の VSP フォントに格納して List Works で利用することができる外字のサイズは です (2) 外字を文字コードとして使用する方法 外字を文字コードとして使用する場合は List Works クライアントに外字を登録して リスト管理サーバに文字コード変換表を登録する必要があります 外字を文字コードとして使用すると ほかのアプリケーションと連携する場合にも 外字を正しく扱うことができます 注意 各コンピュータの辞書に文字コードとして登録することができる文字数は 1880 文字までです 1880 文字を超えた文字は イメージデータとして運用します イメージデータとして扱う文字は 表示 / 印刷はできますが 検索やほかのアプリケーションとの連携機能などに使用することはできません 外字登録の流れ 外字を文字コードとして使用する方法を以下に示します なお 方法は使用するオペレーティングシステムによって異なります Windows 版の場合

219 なお 以下の組合せも可能です 富士通ホスト :ADJUST UDC マネージャ連携 List Works サーバ :Charset Manager List Works クライアント :ADJUST Solaris 版の場合 なお 以下の組合せも可能です 資源管理サーバ :Charset Manager List Works サーバ :ADJUST と標準コード変換 List Works クライアント :ADJUST 外字をクライアントへ転送 外字を各クライアントに転送するには Charset Manager を使用します 転送の流れを図で示します

220 Charset Manager の詳細な操作方法は Charset Manager のマニュアル を参照してください 外字の転送手順外字を各クライアントに転送させる作業として 以下の項目について説明します 登録する外字の選定 利用者定義文字の登録 JEF 拡張漢字をクライアントで利用するための準備 登録する外字の選定 登録文字数が 1880 文字を超える場合は 利用者定義文字と JEF 拡張漢字を合わせて 1880 文字を選定します 利用者定義文字の登録 利用者定義文字の登録は List Works サーバのオペレーティングシステムによって異なります 以下の手順で操作します Windows 版の場合 1. 文字パターンマスタファイルから ADJUST を使用して転送形式に変換後 ファイル転送アプリケーション または Charset Manager を使用して List Works サーバに転送します 2. List Works サーバ上の Charset Manager で文字コード変換表を作成し 富士通ホストで作成された利用者定義文字を TrueType フォントに変換します 文字コード変換表は リスト管理サーバのインストール時に設定した文字コード ( シフト JIS(Depend on Converter) またはシフト JIS(MS)) で作成します 3. TrueType フォントを転送形式に変換後に取り出し 各クライアントに転送し Charset Manager を使用して登録します Charset Manager についての詳細は Charset Manager のマニュアル を参照してください Solaris 版の場合 1. 文字パターンマスタファイルから ADJUST を使用して転送形式に変換後 ファイル転送アプリケーション または Charset Manager を使用して 資源管理サーバに転送します 2. 資源管理サーバの Charset Manager で文字コード変換表 (JEF-SJIS の変換表 ) を作成し 富士通ホストで作成した利用者定義文字を TrueType フォントに変換します 3. TrueType フォントを転送形式に変換後に取り出し 各クライアントに転送し Charset Manager を使用して登録します 4. 文字コード変換表を List Works サーバにインストールされている Charset Manager Agent の環境下に転送します Charset Manager についての詳細は Charset Manager のマニュアル を参照してください JEF 拡張漢字をクライアントで利用するための準備 JEF 拡張漢字をクライアントで利用するときは 以下の手順で操作します なお JEF 拡張漢字サポートが List Works サーバと各クライアントにインストールされている必要があります Windows サーバの場合は ホスト連携プレミアムに JEF 拡張漢字サポートが含まれています Solaris サーバの場合は Charset Manager に JEF 拡張漢字サポートが含まれています

221 1. List Works サーバ上の Charset Manager で文字コード変換表を作成します 文字コード変換表の作成時に指定するシフト JIS のタイプは リスト管理サーバ環境に指定した設定文字コードにより以下のようになります - シフト JIS(Depend on Converter) の場合 Charset Manager の標準コード変換の変換仕様で設定されているシフト JIS のタイプで作成します Charset Manager のインストール後のデフォルト値は シフト JIS(MS) となっています - シフト JIS(MS) の場合 シフト JIS(MS) で作成します 2. 文字コード変換表を各クライアントに転送し Charset Manager を使用して登録します 注意 JEF 拡張漢字は移出 / 移入できませんので 注意してください FCB/LPCI の準備 FCB/LPCI は 行間隔 改ページを制御する情報です 格納時には ファイル名の変更が必要です 変更前 :FCB3xxxx (xxxx:fcb 名 ) 変更後 :xxxx FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) で転送する場合は FCB/LPCI は印刷データと一緒に転送されるため 事前に準備する必要はありません ただし 以下の両方の条件を満たしている場合は準備してください 連帳用紙で帳票を出力 ( 富士通ホスト側の APS ライタ定義 DFNWTR の UNIT オペランドで 装置タイプに F6672 を指定 ) FCB の 用紙の長さ を有効にして 11 インチ以外の用紙長を利用 FCB/LPCIをリスト管理サーバに登録するには 以下の方法があります 富士通ホストから転送して登録 - 分散印刷運用の場合 (TCP/IP 通信形態のみ ) - ファイル転送運用の場合 FCB/LPCIを作成して登録運用形態の違いに関わらず行うことができます (1) 富士通ホストから転送して登録 <Windows 版の場合 > FCB/LPCI の登録の概要を以下に示し 説明します

222 分散印刷運用 (TCP/IP 通信形態 ) で 転送して登録 FCB/LPCIを富士通ホストから転送するには 以下の組合せがあります ADJUST WSMGRを使用する場合 DRMSとSystemwalker Centric Manager またはDRMSとSystemwalker Software Deliveryを使用する場合 FCB/LPCI の登録には Charset Manager を使用します 各ソフトウェアの詳細については 各ソフトウェアのマニュアルを参照してください ADJUST WSMGR を使用した登録手順 以下の手順で転送および登録をします [ 登録手順 ] 1. 印刷資源の格納場所 (Charset Manager が管理する資源管理ディレクトリの FCB/LPCI フォルダ ) を リスト管理サーバに設定します 印刷資源の格納場所の設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 2. ADJUST の JODFRTRN ユーティリティを使用して 富士通ホスト上のイメージライブラリから FCB/LPCI を転送形式に変換して 転送ファイルに格納します 3. WSMGR を使用して 転送ファイルを List Works サーバに転送します 4. 転送されてきた FCB/LPCI を Charset Manager の印刷資源管理を使用して 以下の管理ディレクトリの FCB/LPCI フォルダに登録します FCB/LPCI : 管理ディレクトリ \res_agent\fcb DRMS と Systemwalker Centric Manager または DRMS と Systemwalker Software Delivery を使用した登録手順 以下の手順で転送および登録をします

223 [ 登録手順 ] 1. 印刷資源の格納場所 (Charset Manager が管理する資源管理ディレクトリの FCB/LPCI フォルダ ) を リスト管理サーバに設定します 印刷資源の格納場所の設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 2. DRMS を使用して 富士通ホスト上のイメージライブラリから FCB/LPCI を List Works サーバに転送します 3. Systemwalker Centric Manager または Systemwalker Software Delivery を使用して 転送されてきた FCB/LPCI を Charset Manager に転送します 4. 転送されてきた FCB/LPCI を Charset Manager の印刷資源管理を使用して 以下の管理ディレクトリの FCB/LPCI フォルダに登録します FCB/LPCI : 管理ディレクトリ \res_agent\fcb ファイル転送運用で 転送して登録 FCB/LPCI を富士通ホストから転送するには ADJUST ファイル転送アプリケーションを使用します オーバレイの登録には Charset Manager を使用します 各ソフトウェアの詳細については 各ソフトウェアのマニュアルを参照してください 以下の手順で転送および登録をします [ 登録手順 ] 1. 印刷資源の格納場所 (Charset Manager が管理する資源管理ディレクトリの FCB/LPCI フォルダ ) を リスト管理サーバに設定します 印刷資源の格納場所の設定については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 2. ADJUST の JODFRTRN ユーティリティを使用して 富士通ホスト上のイメージライブラリから FCB/LPCI を転送形式に変換して 転送ファイルに格納します 3. ファイル転送アプリケーションを使用して List Works サーバにアスキーモードで転送します 4. 転送されてきた FCB/LPCI を Charset Manager の印刷資源管理を使用して 以下の管理ディレクトリの FCB/LPCI フォルダに登録します FCB/LPCI : 管理ディレクトリ \res_agent\fcb (2) 富士通ホストから転送して登録 <Solaris 版の場合 > FCB/LPCI の登録の概要を以下に示し 説明します

224 分散印刷運用 (TCP/IP 通信形態 ) で 転送して登録 FCB/LPCI を富士通ホストから転送するには DRMS を使用します FCB/LPCI の登録には Systemwalker Software Delivery を使用します 各ソフトウェアの詳細については 各ソフトウェアのマニュアルを参照してください 以下の手順で転送および登録をします [ 登録手順 ] 1. DRMS で転送する印刷資源の格納先ディレクトリを List Works のサーバ動作環境ファイルに設定して lvsetenv コマンドで登録します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください lvsetenv コマンドについては コマンドリファレンス を参照してください 2. DRMS を使用して List Works サーバに転送します 3. List Works サーバに転送したデータを Systemwalker Software Delivery の drmsapy コマンドを使用して 指定ディレクトリに格納します ファイル転送運用で 転送して登録 FCB/LPCI を富士通ホストから転送するには ADJUST ファイル転送アプリケーションを使用します FCB/LPCI の登録には Charset Manager を使用します 各ソフトウェアの詳細については 各ソフトウェアのマニュアルを参照してください 以下の手順で転送および登録をします [ 登録手順 ] 1. ファイル転送アプリケーションで転送する印刷資源の格納先ディレクトリを List Works のサーバ動作環境ファイルに設定して lvsetenv コマンドで登録します

225 サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください lvsetenv コマンドについては コマンドリファレンス を参照してください 2. ADJUST の JODFRTRN ユーティリティを使用して 富士通ホスト上のイメージライブラリから FCB/LPCI を転送形式に変換して 転送ファイルに格納します 3. ファイル転送アプリケーションを使用して EBCDIC-ASCII コードのテキストデータとして List Works サーバに転送します 4. 転送されてきた FCB/LPCI は リスト管理サーバに登録した FCB/LPCI の格納ディレクトリに格納します (3) FCB/LPCIを作成して登録 FCB/LPCIを作成して リスト管理サーバに登録することができます 運用形態に関わらず行うことができます FCB/LPCIは テキストエディタを使用して 以下の記述形式に従って作成します 1 行に記述できる制御文は1つだけです 行の継続はできません 1つの制御文は 1つのキーワードとそのパラメタから構成されます キーワードと各パラメタの間は 1つ以上の空白で区切ります # 以降 改行コードまではコメント行とみなされます また 空白からなる行も コメント行とみなされます キーワードは 必ず1カラム目から開始してください FCB/LPCIとして設定できる項目には 以下のものがあります lpi( 必須 ) print channel lpi 作成する FCB モジュールの行間隔の単位 (1/7200 インチ ) によって間隔の長さを指定します 用紙の先頭から順に任意の行数分指定します なお パラメタの記述順序は固定です lpi の指定は 必須です 記述形式 lpi キーワード パラメタ 行間隔行数 パラメタの説明行間隔用紙の1 行を構成する行間隔を 行間の単位 (1/7200インチ) によって間隔の長さを指定します 行数行間隔で適用される行の数を指定します 行数は省略できません 備考 本項目が 1 行も指定されなかったときは 用紙の各行はすべて 1200 の行間隔 (6LPI) が指定されたものとして扱われます

226 print ページ内の印刷開始行位置と用紙の長さを指定します 省略した場合は 印刷開始行位置が4 行目 用紙の長さが79200(11インチ ) となります なお パラメタの記述順序は固定です 記述形式 キーワード print パラメタ 印刷開始行位置用紙の長さ パラメタの説明印刷開始行位置ページ内の印刷開始行位置を指定します ( 省略値 :4) 用紙の長さ 1 論理ページ (FCBで構成しているページ) の縦の長さを単位 (1/7200インチ) で指定します ( 省略値 :79200) channel ページ内のチャネル スキップの位置を指定します 記述形式 キーワード channel パラメタ チャネル番号行数 パラメタの説明チャネル番号チャネル番号 1~12までを指定します なお 同一行に複数のチャネル番号を指定することはできません 行数チャネル番号を指定したい用紙の先頭からの行数を指定します FCB の例 一般的なテキスト FCB の例 定義内容 チャネル位置 1 を 4 行目に設定します 行間隔を 1/6 インチ (1200/7200 インチ ) とし 1~66 行まで取ります 印刷開始位置を 4 行目に設定し 11 インチ (79200/7200 インチ ) の用紙長です テキスト FCB # # FCB # channel

227 lpi print キーワードは 必ず 1 カラム目から開始してください チャネル位置 ( 垂直タブ ) を複数設定したテキスト FCB の例 定義内容 チャネル位置 1 を 4 行目に設定します チャネル位置 2 を 7 行目に設定します チャネル位置 9 を 48 行目に設定します 行間隔を 1/6 インチ (1200/7200 インチ ) とし 1~66 行目まで取ります チャネル位置 12 を 66 行目に設定します 印刷開始位置を 4 行目に設定し 11 インチ (79200/7200 インチ ) の用紙長です テキスト FCB # # FCB # channel 1 4 channel 2 7 channel 9 48 lpi channel print キーワードは 必ず 1 カラム目から開始してください 行間隔を途中変更するテキスト FCB の例 定義内容 チャネル位置 1 を 4 行目に設定します 行間隔を 1/8 インチ (900/7200 インチ ) とし 1~84 行目まで取ります 行間隔を 1/6 インチ (1200/7200 インチ ) とし 85~87 行目まで取ります 印刷開始位置を 4 行目に設定し 11 インチ (79200/7200 インチ ) の用紙長です テキスト FCB # # FCB # channel 1 4 lpi lpi print キーワードは 必ず 1 カラム目から開始してください

228 5.4 IBM ビジネスサーバ帳票を扱う場合 <Windows 版のみ > List Works の関連製品や連携製品を利用して IBM ビジネスサーバ上で作成した帳票を List Works 帳票として利用することができます オーバレイなどの印刷資源の準備については 各マニュアルを参照してください 対象の帳票 参照マニュアル名 IBM ビジネスサーバ (iseries AS/400) 上で作成した帳票 e-syohsi for 400 のマニュアル e-syohsi for 400 ListWORKS 連携オプションのマニュアル

229 第 6 章印刷データの準備 この章では印刷データの準備として 帳票情報の設定や印刷データの登録など 扱う帳票ごとに必要な準備を説明します 6.1 一般アプリ帳票を扱う場合 <Windows 版のみ > 6.2 NetCOBOL/MeFt 帳票およびList Creator 帳票を扱う場合 6.3 富士通ホスト帳票を扱う場合 6.4 IBMビジネスサーバ帳票を扱う場合 <Windows 版のみ > ポイント チェックポイント List Works の環境構築 および印刷資源の準備が完了していることを確認してから 印刷データの準備を開始してください 6.1 一般アプリ帳票を扱う場合 <Windows 版のみ > 一般アプリ帳票を List Works で扱う場合の準備について説明します 帳票情報の設定 List Works に帳票を登録したり 活用したりするときに必要となる帳票情報 ( 帳票名や振り分け先など ) の設定について説明します 帳票情報は 以下の箇所で設定することができます 複数箇所で帳票情報を設定する場合は 採用の優先順位があります 採用の優先順位は 以下のとおりです 1. リスト管理サーバの管理情報定義ファイルの値 2. List Works プリンタドライバのプロパティの値

230 3. 各フォルダのプロパティ およびリスト管理サーバの環境設定に設定している値 管理情報定義ファイルで設定 帳票情報をリスト管理サーバの管理情報定義ファイルに設定することができます 管理情報定義ファイルは リスト管理サーバに登録される帳票すべてに対して 印刷ドキュメント名 (Windows システムのスプールに表示されるドキュメント名 ) ごとに帳票情報を設定したい場合に便利です 管理情報定義ファイルに帳票情報を設定しておけば リスト管理サーバに登録される帳票すべてに設定が有効になります 管理情報定義ファイルには セクション名に印刷ドキュメント名を設定し 振り分け先や作成者名などの情報を設定します なお 管理情報定義ファイルに帳票情報を設定した場合 List Works プリンタドライバのプロパティ ( 帳票設定 ) に帳票情報を設定していても 管理情報定義ファイルで設定した値が優先されます 管理情報定義ファイル List Works プリンタドライバのプロパティのいずれにも帳票名が設定されていない場合 List Works 登録後の帳票名は印刷ドキュメント名になります 管理情報定義ファイルの設定については 管理情報定義ファイルの準備 を参照してください List Works プリンタドライバのプロパティで設定 List Works プリンタドライバの環境設定時に プロパティで帳票情報を設定することができます この情報は 帳票を List Works に印刷するときに プリンタのプロパティで変更することもできます ただし アプリケーションが印刷するときに プロパティの変更機能をサポートしていない場合は 設定した内容の変更はできません List Works プリンタドライバのプロパティでは 以下の帳票情報を指定できます ただし リスト管理サーバの管理情報定義ファイルに同じ内容の帳票情報が設定されていた場合は ここでの値は無効となります 帳票情報格納先帳票名作成者名コメント備考 1~4 有効期限抜き出し検索メール送信オーバレイ 内容帳票の格納先 ( 保管フォルダの論理パス名 ) を指定します List Worksに帳票を登録するときの帳票名を指定します List Worksに帳票を登録するときの作成者名を指定します List Worksに帳票を登録するときのコメントを指定します List Worksに帳票を登録するときの各備考情報を指定します List Worksに帳票を保管しておく有効期限について指定します 帳票に対する抜き出し検索範囲の有効 / 無効について指定します 帳票の登録時のメール送信について指定します 帳票に対して オーバレイを重ねて表示 / 印刷について指定します List Works プリンタドライバのプロパティ設定の詳細については 環境構築手引書 および 操作手引書運用管理者編 を参照してください 各フォルダのプロパティで設定 管理情報定義ファイルや List Works プリンタドライバのプロパティで 以下の帳票情報を設定しなかった場合は List Works の環境構築時に設定した各フォルダのプロパティの値が有効となります フォルダ 受信フォルダ 帳票の振り分け先 帳票情報

231 フォルダ 保管フォルダ 印刷フォルダ 帳票情報 帳票保管の有効期限帳票の自動削除対象の指定セパレータページの扱い連続紙の幅抜き出し検索 帳票保管の有効期限 各フォルダのプロパティの設定方法については 操作手引書運用管理者編 を参照してください リスト管理サーバの環境設定で設定 管理情報定義ファイルや List Works プリンタドライバのプロパティで 帳票登録時のメール送信の設定をしなかった場合は List Works の環境構築時に設定したリスト管理サーバの環境設定の値が有効となります リスト管理サーバの環境設定の詳細については 環境構築手引書 および 操作手引書運用管理者編 を参照してください 管理情報定義ファイルの準備 管理情報定義ファイルへの帳票情報の設定について説明します 管理情報定義ファイルの作成 リスト管理サーバに エクスプローラなどで以下のフォルダを作成し 管理情報定義ファイルを Text 形式で作成します 格納先 :List Works のインストール先フォルダ \Print-Adapter\ListInfo ファイル名 :ListInfo.ini 管理情報定義ファイルの定義項目 管理情報定義ファイルに定義するキーを以下に示します 注意 キーの設定において 使用できない文字がありますので注意してください 使用できない文字については H.2 使用できない文字 を参照してください 参考 キーを省略した場合は List Works プリンタドライバのプロパティの設定が有効になります 同一キーが重複して指定されている場合 前に指定したキーが有効となります キー名を誤って指定した場合 設定は無効となります 登録エラーとならず かつキー名が誤っている旨のログ情報は出力されません ただし 帳票の仕分けで Solaris 版に登録した場合 以下のキー名の設定を誤ったときは登録エラーとなり 実行履歴にエラー情報が出力されます

232 - MAIL-TEMPLATE-nnn - ACCESS-USER-nn - ACCESS-GROUP-nn 仕分けを使用して Solaris 版に登録する場合 帳票の格納先として物理パスを指定することができます この場合 保管フォルダの物理パスと論理パスの対応関係を定義してください 対応定義がされていない状態で 物理パスを指定して帳票の登録を行った場合は 登録エラーとなります パスの対応定義については 保守手引書 を参照してください DB-LOGICAL-PATH 帳票の格納先 帳票を格納するリスト管理サーバの保管フォルダの論理パス名を 227バイト以内で指定します 例 ) DB-LOGICAL-PATH= 保管 \ 営業部 \ 売上保管フォルダ名として使用できない文字を指定しないでください 使用できない文字については H.2 使用できない文字 を参照してください リスト管理サーバ環境設定の 登録先の保管フォルダがない場合に 保管フォルダを作成する にチェックした場合でも 本キーで指定した論理パス名の第一階層は作成することはできません 第一階層は存在するフォルダを指定してください TITLE 帳票名 帳票名を64バイト以内で指定します 例 ) TITLE= 営業部売上表 MAKER 作成者名 作成者名を64バイト以内で指定します 例 ) MAKER= 帳票太郎 STITLE コメント コメントを64バイト以内で指定します 例 ) STITLE=11 月度売上表 STITLE1 備考 1 備考 1 を 64 バイト以内で指定します

233 STITLE2 備考 2 備考 2 を 64 バイト以内で指定します STITLE3 備考 3 備考 3 を 64 バイト以内で指定します STITLE4 備考 4 備考 4 を 64 バイト以内で指定します TERM 帳票の有効期限 帳票の登録有効期限として 登録した翌日から 日数 分の期間を 1~9999( 日 ) の数字で指定します 例 ) 登録後に 30 日間有効の場合 TERM=30 DELTYPE 帳票の削除対象指示 登録有効期限が過ぎた帳票を リストクリーナで削除対象にするかどうかを指定します 0: 削除対象としない 1: 削除対象とする 例 ) DELTYPE=1 ADD-OVL-NAME オーバレイ名 帳票にリスト管理サーバ上のオーバレイを重ねて表示する場合のオーバレイ名を 32 バイト以内で指定します SRH-IDX 抜き出し検索ファイルの作成指示 抜き出し検索ファイルの作成の有無を指定します 0: 抜き出し検索ファイルを作成しない 1: 抜き出し検索ファイルを作成する 例 ) SRH-IDX=1 ADD-OVL-KIND オーバレイの扱い 帳票にリスト管理サーバ上のオーバレイを 重ねて表示する場合のオーバレイの扱いを指定します

234 0: 印刷時にプレプリント用紙を使用しない 1: 印刷時にプレプリント用紙を使用する 1 を指定した場合 リストビューアで帳票を表示するときに オーバレイは重ねて表示されますが 印刷時は オーバレイは重ねて印刷されません AUTOREC-Y Y 座標の自動調整 文字の Y 座標の しきい値 に従って自動調整するかどうかを指定します 0: 自動調整しない 1: 自動調整する 1: 自動調整する を指定すると 出力される文字列の Y 座標の差が AUTOREC-YGAP で指定した しきい値 の範囲内にある場合には 上方向に自動調整されます 自動調整は 始めに帳票の 1 番上にある文字列を基準とし 次の文字列の Y 座標をチェックして行われます キーを省略した場合は 0: 自動調整しない が指定したものとみなされます 例 ) AUTOREC-Y=1 AUTOREC-YGAP Y 座標のしきい値 文字の Y 座標を自動認識する しきい値 を 1440dpi で指定します 1 から 99 の数字で指定します AUTOREC-Y に 1:Y 座標を自動認識する を指定した場合だけ有効となります AUTOREC-Y に 1 を指定して AUTOREC-YGAP を省略した場合は 30( ディスプレイの表示でおよそ 2 ドット ) が指定したものとみなされます 例 ) AUTOREC-YGAP=45 TOL-FLG メール送信の指示 印刷データを受信と同時にメール送信する場合 メール送信の種別を指定します 0: メールを送信しない 1: 帳票エントリファイルを送信する 2: 帳票ファイルを送信する 3: 帳票を PDF に変換して送信する 例 ) TOL-FLG=2 なお 本指定で 3 を指定する場合には リスト管理サーバに List Creator Enterprise Edition がインストールされている必要があります MAIL-TO 送信先メールアドレス (TO) TOL-FLG で 1 2 または 3 を指定した場合の必須項目です 送信先メールアドレスを MAIL-TO= を含め 256 バイト以内で指定します 256 バイトを超えて指定した場合にはエラーになります

235 注意 TOL-FLG で 1 を指定した場合 IPv4 環境または IPv4/IPv6 デュアルスタック環境にある List Works クライアントのメールアドレスを指定してください IPv6 のみの環境にある List Works クライアントのメールアドレスを指定しても 受信したクライアントでは帳票を表示できません 送信先メールアドレスに指定できる文字は 半角英数字. - _ です 送信先メールアドレスを誤って設定した場合 List Works のエラーにはならず 誤って設定されたメールアドレスにメールが送信されます メールを暗号化する場合は メールアドレスに続けてニックネーム ( 注 ) を記述します 例 ) ( 斜体字部分にはメールアドレスが入ります ) MAIL-TO=m-address<nickname> また 複数の送信先を指定する場合は 以下のように, で区切って記述します MAIL-TO=m-address,m-address2 TOL-FLG に 1 2 を指定する場合 ニックネームは指定できません ニックネームを指定した場合 暗号化はされず ニックネームを含むアドレスが送信先メールアドレスとして認識されます ニックネームを指定する場合 指定できるメールアドレスは 1 つだけとなります ニックネームを指定する場合は MAIL-CC および MAIL-BCC を同時に指定することはできません 注 :List Creator の証明書管理環境に登録されている 証明書のニックネームを指定する必要があります 詳細は List Creator のマニュアル を参照してください MAIL-CC 送信先メールアドレス (CC) TOL-FLG で 3 を指定した場合 送信先メールアドレス (CC) を MAIL-CC= を含め 256 バイト以内で指定します 省略可能です 送信先メールアドレス (CC) に指定できる文字は 半角英数字. - _ です 例 ) ( 斜体字部分にはメールアドレスが入ります ) MAIL-CC=m-address また複数の送信先を指定する場合は 以下のように, で区切って記述します MAIL-CC=m-address,m-address2 なお ニックネームを記述したメールアドレスを指定した場合 ニックネームは無視され 暗号化もされません MAIL-BCC 送信先メールアドレス (BCC) TOL-FLG で 3 を指定した場合 送信先メールアドレス (BCC) を MAIL-BCC= を含め 256 バイト以内で指定します 省略可能です 送信先メールアドレス (BCC) に指定できる文字は 半角英数字. - _ です 例 ) ( 斜体字部分にはメールアドレスが入ります ) MAIL-BCC=m-address また複数の送信先を指定する場合は 以下のように, で区切って記述します MAIL-BCC=m-address,m-address2 なお ニックネームを記述したメールアドレスを指定した場合 ニックネームは無視され 暗号化もされません

236 MAIL-TEMPLATE-nnn メッセージ TOL-FLG で 3 を指定した場合 テンプレートファイル ( メール配信時のメールヘッダ およびメール本文 ) への入力値を 以下の書式で設定します 省略可能です MAIL-TEMPLATE-nnn= 変数名 : 変数への入力値 (nnn は 001~999 までの一意の数字 ) 例 ) List Creator Enterprise Edition のテンプレートファイルに subject toname message という変数を定義した場合 以下のように設定します MAIL-TEMPLATE-001=subject: タイトル MAIL-TEMPLATE-002=toname: 帳票太郎 MAIL-TEMPLATE-003=message: 該当する帳票を MAIL-TEMPLATE-004=message:PDF 形式で送付します 上記例の変数 message のように 同一の 変数名 に対し 続けて文字列を設定した場合 その前に設定した文字列との間に改行を入れることができます 1 つのキーで指定できるテンプレートファイルへの入力値は MAIL-TEMPLATE-nnn= を含めて 256 バイトまでです 半角英数字と半角記号は 256 文字 半角カタカナ 全角文字は 128 文字まで指定できます List Creator Enterprise Edition のテンプレートファイルに設定する変数名には 英小文字および数字だけが利用可能です テンプレートファイルについては List Creator のマニュアル を参照してください 注意 メールのタイトルおよび本文に半角カタカナを使用しないでください 半角カタカナは 文字化けします PDF-KEEP PDF ファイルの保存指定 帳票を PDF 形式に変換する場合 PDF ファイルを保存するかどうかを指定します 省略した場合の値は 0 です 0: 保存しない 1: 保存する 2:PDF 帳票として保管する TOL-FLG で 3 以外を指定して PDF-KEEP で 0 を指定した場合は 帳票の PDF 変換は行われません PDF-KEEP で 1 を指定した場合 PDF-KEEP-PATH で PDF ファイルの保存先を指定する必要があります PDF-KEEP で 2 を指定した場合 帳票の登録先に保管され Web クライアントからの閲覧のみが可能となります Web クライアントから PDF 帳票を参照するには Web 連携機能のインストールと設定が必要です なお 本指定で 1 または 2 を指定する場合には リスト管理サーバに List Creator Enterprise Edition がインストールされている必要があります PDF-KEEP-PATH PDF ファイルの保存先 PDF-KEEP に 1 を指定した場合の必須項目です PDF-KEEP で 1 が指定されていて 本キーが指定されていない場合 エラーとなります PDF ファイル保存先のフォルダを 185 バイト以内の物理パスで指定します 185 バイトを超えた場合 エラーとなります

237 本キーで指定した物理パスが存在しない場合 エラーとなります 例 ) [Windows 版 ] PDF-KEEP-PATH=C:\PDF [Solaris 版 ] PDF-KEEP-PATH=/tmp/pdf [Windows 版の場合 ] PDF-NAME-TYPE に 1~7 が指定されており 保存先に指定したフォルダに同名の PDF ファイルが存在する場合は PDF-FILE- FLG の指定に従います 上記以外で 保存先に指定したフォルダに同名の PDF ファイルが存在する場合 上書きします [Solaris 版の場合 ] 保存先に指定したフォルダに 同名の PDF ファイルが存在する場合 上書きします 注意 PDF ファイルの保存先には 保管フォルダを指定しないでください PDF-NAME-TYPE PDF ファイル名に使用する管理情報 PDF-KEEP に 1 を指定したとき PDF ファイルのファイル名に帳票の管理情報 ( 帳票名や作成者名など ) を付加する場合に指定します 省略した場合の値は 0 です 管理情報にデータが入っていない場合 0 が設定されたとみなし 帳票の実ファイル名を PDF ファイルのファイル名とします PDF-KEEP に 1 以外が指定されている場合 本キーの指定は無視されます 下記以外の値が設定された場合 エラーとなります 0: 帳票の実ファイル名 (xxxxxxxx-xxxxxxxx.pdf) 1: 帳票名 2: 作成者名 3: コメント 4: 備考 1 5: 備考 2 6: 備考 3 7: 備考 4 例 ) 帳票名 在庫照会 商品入出庫明細表 をファイル名とする場合 PDF-NAME-TYPE=1 参考 帳票の管理情報を付加し 帳票の管理情報にPDFファイル名として使用できない文字が使用されている場合 エラーとなります ファイル名として使用できない文字は以下のとおりです 半角文字の \ / : *? <> 帳票の管理情報を付加し 帳票の管理情報に外字が含まれている場合 PDFファイル名が正しく表示されないことがあります PDF-FILE-FLG PDFファイルの作成方法 PDF-NAME-TYPEで1~7を設定した場合のPDFファイルの作成について指定します 省略した場合の値は2です 下記以外の値が設定された場合 エラーとなります

238 0: 上書き保存する 1: エラーとする 2: ファイル名の後に PDF ファイルが生成されたシステム日付 (yyyymmddhhmmssss) を付与する 例 ) 上書き保存する場合 PDF-FILE-FLG=0 参考 本キーを省略したとき または本キーで 2 を指定したとき システム日付 (yyyymmddhhmmssss) まで一致している場合 PDF ファイルを上書きします PDF-NAME-TYPE で指定した管理情報が帳票に付加されていなかった場合 帳票の実ファイル名を PDF ファイルのファイル名として 作成されます この場合 本キーの指定は有効になりません PDF-OPEN-PWD PDF ファイルの 文書を開く パスワード TOL-FLG に 3 を指定した場合 または PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルを開くときのパスワードを 32 バイト (32 文字 ) 以内の半角英数字または記号 (ASCII コードの文字範囲 ) で指定します そのほかの文字を指定した場合はエラーとなります 32 バイトを超えた場合はエラーとなります 省略した場合は パスワードなしで開くことができます 例 ) PDF-OPEN-PWD=OP#03!X2 PDF-SECU-PWD PDF ファイルの セキュリティオプションの変更 パスワード TOL-FLG に 3 を指定した場合 または PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルのセキュリティオプションを変更するときのパスワードを 32 バイト (32 文字 ) 以内の半角英数字または記号 (ASCII コードの文字範囲 ) で指定します そのほかの文字を指定した場合はエラーとなります 32 バイトを超えた場合はエラーとなります 省略すると パスワードなしでセキュリティオプションの変更ができます 文書を開く パスワードと同じパスワードを指定した場合 このパスワードは無効となります 省略した場合は パスワードなしでセキュリティオプションの変更ができます 例 ) PDF-SECU-PWD=CHG&#037 PDF-PRINT PDF ファイルの印刷許可指定 TOL-FLG に 3 を指定した場合 または PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルの印刷を許可するかどうかを指定します 省略した場合の値は 0 です 0: 印刷を許可する 1: 印刷を許可しない PDF-MODIFY PDF ファイルの文書変更許可指定 TOL-FLG に 3 を指定した場合 または PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルの文書の変更を許可するかどうかを指定します 省略した場合の値は 0 です

239 0: 変更を許可する 1: 変更を許可しない 0: 許可する を指定して PDF 変換しても Adobe Reader で文書を変更することはできません また 0: 許可する を指定して変換した PDF ファイルを Adobe Reader で表示し セキュリティ情報を参照した場合 許可しない と出力されることがあります PDF-SELECT PDF ファイルのテキスト / グラフィックス選択許可指定 TOL-FLG に 3 を指定した場合 または PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルのテキストとグラフィックスの選択を許可するかどうかを指定します 省略した場合の値は 0 です 0: 選択を許可する 1: 選択を許可しない PDF-ANNOTATE PDF ファイルの注釈 / フォームフィールド追加変更許可指定 TOL-FLG に 3 を指定した場合 または PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルの注釈とフォームフィールドの追加と変更を許可するかどうかを指定します 省略した場合の値は 0 です 0: 追加 変更を許可する 1: 追加 変更を許可しない 0: 許可する を指定して PDF 変換しても Adobe Reader で文書を変更することはできません また 0: 許可する を指定して変換した PDF ファイルを Adobe Reader で表示し セキュリティ情報を参照した場合 許可しない と出力されることがあります PDF-EMBED PDF ファイルのエンベッド指定 TOL-FLG に 3 を指定した場合 または PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルに文字を埋め込むかどうかを指定します 省略した場合は リスト管理サーバ環境設定の PDF タブの指定に従います 0: 埋め込まない 1: 外字を埋め込む 2: すべての文字を埋め込む 外字を含む帳票を変換する場合 0: 埋め込まない を指定すると PDF ファイルが正しく表示されない場合があります 正しく表示されない場合は 1: 外字を埋め込む または 2: すべての文字を埋め込む を指定してください 注意 外字を埋め込む場合 ( 外字を含む帳票を変換する際に 1: 外字を埋め込む または 2: すべての文字を埋め込む を指定した場合 ) は リスト管理サーバに Charset Manager がインストールされている必要があります また 事前に以下の操作が必要です - Charset Manager における List Creator 連携時の設定 - List Creator における利用者定義文字の登録 詳細は Charset Manager のマニュアル および List Creator のマニュアル を参照してください ACCESS-USER-nn ユーザに対する帳票のアクセス権

240 ユーザに対する帳票のアクセス権を カンマ区切りで 以下の順に設定します 1. ユーザ ID を 26 バイト以内で先頭に記述する 2. FULL( すべてのアクセス権を設定 ) または NONE( すべてのアクセス権を解除 ) のいずれかを記述する 2. が FULL の場合 許可しないアクセス権を記述する NONE の場合 許可するアクセス権を記述する つまり アクセス権を設定する場合 以下のいずれかの方法で指定します - FULL を設定し アクセス権を与えないものを指定する - NONE を設定し アクセス権を与えるものを指定する 設定方法は以下のとおりです ACCESS-USER-nn= ユーザ ID, FULL または NONE, 帳票アクセス権... (nn は 00~99 までの一意の数字 ) 帳票のアクセス権を設定するキーの値は 以下のとおりです MOVE: 帳票の移動 COPY: 帳票の複写 DELT: 帳票の削除 VIEW: 帳票の表示 LSTV: 帳票一覧への表示 MODY: 帳票情報の変更 ITEM: 帳票への記入 LPRT: 帳票のローカル印刷 RPRT: 帳票のリモート印刷 FLNG: ファイリング MAIL: メール送信 ( 注 ) PDFV:PDF 表示 / 保存 PDFC:PDF 変換 ( 注 ) CONV: データ変換 ASAV: 帳票の上書き保存 NSAV: 名前をつけて保存 FLDS: 帳票項目の保存 INDX: 抜き出し検索範囲の設定 OVLP: オーバレイ位置の変更 CLPB: クリップボードへのコピー FULL: すべてのアクセス権を設定 NONE: すべてのアクセス権を解除 注 :Windows 版 V7.0L10 および Windows 版 /Solaris 版 V8 の List Works クライアントから接続するときの互換用です V9 以降の List Works クライアントでは意味をもちません 例 ) USER1 に対し 帳票の移動 帳票の複写 メール送信 のアクセス権のみを解除にする場合 ACCESS-USER-00=USER1,FULL,MOVE,COPY,MAIL USER2 に対し 帳票の移動 帳票の複写 メール送信 のアクセス権のみを設定する場合 ACCESS-USER-01=USER2,NONE,MOVE,COPY,MAIL 本キーおよび ACCESS-GROUP-nn を省略した場合は 帳票のアクセス権として Everyone に対してフルコントロールが設定されます キー設定に誤りがあった場合 アクセス権は設定されません 同じユーザ ID が複数指定されている場合 最後に指定されたユーザ ID の設定が有効になります 参考 基本的に保管フォルダに対してアクセス権を設定してください 特定の帳票に保管フォルダと異なるアクセス権を設定する場合のみ 帳票にアクセス権を設定してください

241 ACCESS-GROUP-nn グループに対する帳票のアクセス権 グループに対する帳票のアクセス権を カンマ区切りで 以下の順に設定します 1. グループ ID を Windows 版は 256 バイト以内 Solaris 版は 26 バイト以内で先頭に記述する 2. FULL( すべてのアクセス権を設定 ) または NONE( すべてのアクセス権を解除 ) のいずれかを記述する 2. が FULL の場合 許可しないアクセス権を記述する NONE の場合 許可するアクセス権を記述する つまり アクセス権を設定する場合 以下のいずれかの方法で指定します - FULL を設定し アクセス権を与えないものを指定する - NONE を設定し アクセス権を与えるものを指定する 設定方法は以下のとおりです ACCESS-GROUP-nn= グループ ID, FULL または NONE, 帳票アクセス権... (nn は 00~99 までの一意の数字 ) 帳票のアクセス権を設定するキーの値は 以下のとおりです MOVE: 帳票の移動 COPY: 帳票の複写 DELT: 帳票の削除 VIEW: 帳票の表示 LSTV: 帳票一覧への表示 MODY: 帳票情報の変更 ITEM: 帳票への記入 LPRT: 帳票のローカル印刷 RPRT: 帳票のリモート印刷 FLNG: ファイリング MAIL: メール送信 ( 注 ) PDFV:PDF 表示 / 保存 PDFC:PDF 変換 ( 注 ) CONV: データ変換 ASAV: 帳票の上書き保存 NSAV: 名前をつけて保存 FLDS: 帳票項目の保存 INDX: 抜き出し検索範囲の設定 OVLP: オーバレイ位置の変更 CLPB: クリップボードへのコピー FULL: すべてのアクセス権を設定 NONE: すべてのアクセス権を解除 注 :Windows 版 V7.0L10 および Windows 版 /Solaris 版 V8 の List Works クライアントから接続するときの互換用です V9 以降の List Works クライアントでは意味をもちません 例 ) GROUP1 に対し 帳票の表示 PDF 表示 / 保存 PDF 変換 メール送信 のアクセス権のみを解除にする場合 ACCESS-GROUP-00=GROUP1,FULL,VIEW,PDFV,PDFC,MAIL GROUP2 に対し 帳票の表示 PDF 表示 / 保存 PDF 変換 メール送信 のアクセス権のみを設定する場合 ACCESS-GROUP-01=GROUP2,NONE,VIEW,PDFV,PDFC,MAIL 本キーおよび ACCESS-USER-nn を省略した場合は 帳票のアクセス権として Everyone に対してフルコントロールが設定されます キー設定に誤りがあった場合 アクセス権は設定されません 同じグループ ID が複数指定されている場合 最後に指定されたグループ ID の設定が有効になります 参考 基本的に保管フォルダに対してアクセス権を設定してください 特定の帳票に保管フォルダと異なるアクセス権を設定する場合のみ 帳票にアクセス権を設定してください

242 IDPR-FLG ID 印刷の指定 ID 印刷を行うかどうかを設定します 省略した場合の値は 0 です 1 を設定した場合 IDPR-USERID IDPR-DATE IDPR- ITEM のいずれかに 1 を設定する必要があります 上記すべてに 0 が設定されている場合 本キーに 0 が設定されたと見なします 0:ID 印刷を行わない 1:ID 印刷を行う IDPR-USERID ユーザ ID の印刷指定 ユーザ ID を印刷するかどうかを設定します IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーを省略した場合 または本キーの設定値が 0 1 以外であった場合は 1 が設定されたと見なします 0: ユーザ ID を印刷しない 1: ユーザ ID を印刷する IDPR-DATE 印刷日時の印刷指定 印刷日時を印刷するかどうかを設定します IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーを省略した場合 または本キーの設定値が 0 1 以外であった場合は 1 が設定されたと見なします 0: 印刷日時を印刷しない 1: 印刷日時を印刷する IDPR-ITEM 記入情報の有無の印刷指定 記入情報の有無を印刷するかどうかを設定します IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーを省略した場合 または本キーの設定値が 0 1 以外であった場合は 0 が設定されたと見なします 0: 記入情報の有無を印刷しない 1: 記入情報の有無を印刷する IDPR-BKMODE 背景の透過 / 非透過 ID 印刷の印刷項目が印刷されるときの 背景の描画方法を設定します IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーを省略した場合 または本キーの設定値が 0,1 以外であった場合は 1 が設定されたと見なします 0: 背景を白で塗りつぶす ( 透過しない ) 1: 背景をそのまま残す ( 透過する ) ID 印刷の印刷項目の文字列と印刷データやオーバレイなどと重なった場合 ID 印刷の印刷項目を明確に印刷したい場合は 0 を指定します 重なった印刷データやオーバレイなどを印刷したい場合は 1 を指定します 本キーの設定値に 0 が指定された場合 IDPR-FONT-COLOR の指定は無効となり 黒色で印刷されます 参考 0 を設定した場合 印刷データ オーバレイ 記入情報などが透過され ID 印刷の情報が透けて印刷されます 1 を設定した場合 ID 印刷の情報と重なった印刷データ オーバレイ 記入情報などは印刷されず ID 印刷の情報が優先で印刷されます

243 IDPR-PLACE 印刷位置の指定 ID 印刷の印刷項目 ( ユーザ名 印刷日時 記入情報の有無 ) の印刷位置を設定します IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーを省略した場合 または本キーの設定値が 0~6 以外であった場合は 1 が設定されたと見なします 0: 印刷する座標位置を指定 1: 左上 2: 左下 3: 右上 4: 右下 5: 上中央 6: 下中央 0 を設定した場合 IDPR-POINT の設定が必要です IDPR-POINT 印刷位置の座標 ( 左上 ) の指定 IDPR-PLACE で 0 を指定した場合 かつ IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 印刷する X 座標 および Y 座標を半角のカンマ区切りで設定します 単位は 1440dpi におけるドット (1 インチ =1440) です つまり 印刷位置の座標を 1mm 動かすには 57 を 1cm 動かすには 567 を設定します この値を目安に X 座標 Y 座標ともに 0 以上 以下の値を設定してください 本キーを省略した 本キーの設定値に 0~65535 以外を設定した またはカンマ区切りで指定しなかった場合は IDPR-PLACE に 1 が設定されたと見なします IDPR-PLACE で 1~6 を設定した場合 (0,0) が設定されたとみなします なお 印刷開始原点は (0,0) と見なし プリンタの印刷禁止域を除いた位置から印刷します 例 ) X 座標に 1mm Y 座標に 1mm の位置に印刷する場合 IDPR-POINT=57,57 IDPR-FONT-NAME フォント名の指定 フォント名 ( 書体名 ) を設定します 日本語フォント名のみ 設定可能です フォント名を 32 バイト以内で設定してください 半角英数字と半角記号は 32 文字 半角カタカナ 全角文字は 16 文字まで指定できます IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーを省略した場合 本キーの設定が日本語フォント以外であった場合 32 バイトを超えていた場合 または List Works クライアント /Web クライアントに存在しないフォントを指定した場合は MS ゴシック ( 注 ) が設定されたと見なします 注 :MS は全角文字です 参考 オペレーティングシステムが使用する正確なフォント名 ( 全角 / 半角も含め ) を指定する必要があります オペレーティングシステムのフォントを確認し 正確なフォント名を設定してください IDPR-FONT-ITALIC 斜体の指定 印刷文字を斜体にするかどうかを設定します IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーを省略した場合 または本キーの設定値が 0 1 以外であった場合は 0 が設定されたと見なします

244 0: 斜体で印刷しない 1: 斜体で印刷する IDPR-FONT-BOLD 太字の指定 印刷文字を太字にするかどうかを設定します IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーを省略した場合 または本キーの設定値が 0 1 以外であった場合は 0 が設定されたと見なします 0: 太字で印刷しない 1: 太字で印刷する IDPR-FONT-SIZE フォントサイズの指定 フォントサイズをポイントで設定します 1 以上 72 以下の整数値で設定します IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーを省略した場合 または本キーの設定値が 1 以上 72 以下の整数値以外であった場合は 10 が設定されたと見なします IDPR-FONT-COLOR フォントの色の指定 フォントの色を Windows システムにおける RGB 値 (0~255) で設定します R,G,B それぞれを半角のカンマ区切りで設定します 本キーはリモート印刷 / ローカル印刷においてカラー印刷を行う場合 IDPR-FLG に 1 を指定したとき および IDPR-BKMODE に 1 を指定したときに有効になります 本キーを省略した場合 正しい RGB 値で設定されなかった場合 または IDPR-BKMODE に 0 を指定した場合は 0,0,0 が設定されたと見なして 黒色で印刷されます 例 ) フォントの色を黒とする場合 IDPR-FONT-COLOR=0,0,0 フォントの色を白とする場合 IDPR-FONT-COLOR=255,255,255 参考 本キーについては Windows システムの RGB 値を設定します Solaris サーバにおける設定でも Windows システムの RGB 値を設定するようにしてください REP-FLG 帳票登録時の上書き指定 (Windows 版のみ ) 帳票登録時 保管フォルダ内の帳票を上書きするかどうかを 0 か 1 で指定します REP-COND で指定した条件と完全一致するすべての帳票を上書き対象と判断します 本キーを省略した場合 0 が指定されたと見なします 本キーの設定値が 0,1 以外であった場合は 帳票の登録に失敗します 0: 上書きしない 1: 上書きする 注意 - 上書き対象となった帳票が表示中の場合は上書きされません 保管フォルダには 新しい帳票が登録されます

245 - 上書き対象となった帳票が複数ある場合は すべて削除され 新しい帳票が登録されます REP-COND 帳票登録時の上書き条件指定 (Windows 版のみ ) REP-FLG に 1 を指定した場合に 上書き対象と判断する条件を 0 か 1 でカンマ区切りの形式で指定します 条件は 左から 帳票名, コメント, 作成者名, 登録日時 です 本キーを省略した場合 0,0,0,0 が指定されたと見なし 上書きしません 本キーの設定値が 0,1 以外であった場合は 帳票の登録に失敗します 0: 条件としない 1: 条件とする 例 ) 帳票名 作成者名が同じ帳票を上書き対象とする場合 REP-COND=1,0,1,0 注意 - 登録日時の条件では 年月日時分 を比較します - 設定した条件の帳票情報のいずれかが空白の帳票を登録する場合 上書きしません 管理情報定義ファイルの記述形式 管理情報定義ファイルの記述形式を以下に示します 管理情報定義ファイルの記述例 管理情報定義ファイルの記述例を以下に示します

246 6.2 NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票を扱う場合 NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票を扱う場合の準備について説明します List Creatorで帳票を出力する場合は 以下の設定が必要です 電子帳票情報ファイル (List Creatorのprprintコマンドのin2オプションを使用する場合 ) List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプション List Creatorデザイナの帳票様式定義画面 NetCOBOL と直接連携で帳票を出力する場合は 以下のファイルの設定が必要です 印刷情報ファイル

247 電子帳票情報ファイル MeFt 経由による NetCOBOL との連携により帳票を出力する場合は 以下のファイルの設定が必要です プリンタ情報ファイル 電子帳票情報ファイル 設定の手順 設定方法の流れを以下に示します 電子帳票情報ファイルの設定は List Creator で帳票を出力する場合 NetCOBOL と直接連携する場合 および MeFt 経由による NetCOBOL との連携を行う場合において共通な設定となります 帳票情報の設定 List Works に帳票を登録したり活用したりするときに必要となる帳票情報 ( 帳票名や振り分け先など ) の設定について説明します 帳票情報は 以下の箇所で設定することができます 複数箇所で帳票情報を設定する場合は 採用の優先順位があります NetCOBOL/MeFt 帳票の場合 NetCOBOL や MeFt で帳票を出力するときに 電子帳票情報ファイルに帳票情報を設定することができます 帳票出力アプリケーションによって 設定方法が異なります 電子帳票情報ファイルに設定する場合は 各フォルダのプロパティの帳票情報は無効となります 帳票情報の設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください

248 採用の優先順位は 以下のとおりです 1. 電子帳票情報ファイルの値 2. 各フォルダのプロパティに設定している値 3. リスト管理サーバの環境設定 (Windows 版のみ ) またはサーバ動作環境ファイル(Solaris 版のみ ) に設定している値 List Creator 帳票の場合 List Creator 帳票の場合は 以下のいずれかで帳票情報を設定できます List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプション 電子帳票情報ファイル (List Creatorのprprintコマンドのin2オプションで指定 ) List Creatorデザイナの帳票業務情報 帳票情報の設定については 電子帳票情報ファイルの準備 を参照してください List Creator デザイナでの設定 および prprint コマンドについては List Creator のマニュアル を参照してください

249 採用の優先順位は 以下のとおりです 1. List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプションで指定した値 2. List Creatorのprprintコマンドのin2オプションで指定した電子帳票情報ファイルの値 3. List Creatorデザイナで帳票様式を定義する際に設定した値 4. 各フォルダのプロパティに設定している値 5. リスト管理サーバの環境設定 (Windows 版のみ ) またはサーバ動作環境ファイル(Solaris 版のみ ) に設定している値 注意 以下の情報については 帳票定義体を使用している場合は 帳票定義体の値が有効になります 用紙サイズの省略値 用紙の方向 非定型用紙を指定した場合の横幅 非定型用紙を指定した場合の縦幅 各フォルダのプロパティで設定 帳票定義体や電子帳票情報ファイルに以下の帳票情報を設定しなかった場合は List Works の環境構築時に設定した各フォルダのプロパティの値が有効となります フォルダ 受信フォルダ 保管フォルダ 帳票の振り分け先 帳票情報 帳票保管の有効期限帳票の自動削除対象の指定セパレータページの扱い

250 フォルダ 連続紙の幅抜き出し検索 帳票情報 印刷フォルダ帳票保管の有効期限 <Windows 版のみ > 各フォルダのプロパティの設定方法については 操作手引書運用管理者編 を参照してください リスト管理サーバの環境設定で設定 <Windows 版のみ > 帳票定義体や電子帳票情報ファイルに帳票登録時のメール送信の設定をしなかった場合は List Works の環境構築時に設定したリスト管理サーバの環境設定の値が有効となります リスト管理サーバの環境設定の詳細については 環境構築手引書 および 操作手引書運用管理者編 を参照してください 電子帳票情報ファイルの準備 電子帳票情報ファイルに帳票情報を定義します 電子帳票情報ファイルは NetCOBOL/MeFt からの出力時 または List Creator の prprint コマンドの in2 オプション使用時に必要となります 電子帳票情報ファイルは 以下の 2 つのセクションから構成されます [ListWORKS] セクション [ListWORKS] セクションには 帳票を電子化運用するために必要となる 帳票の格納先 帳票名 などの情報を設定します [FAX] セクション <Windows 版のみ > [FAX] セクションには FAX 配信する場合の FAX 番号 用件 などの FAX 情報を設定します FAX を使用しない場合は不要です 記述できる FAX 情報の長さは キーワードを含めて 128 バイトまでです 電子帳票情報ファイルの作成 電子帳票情報ファイルは Text 形式のファイルで作成します 注意 キーの設定において 使用できない文字がありますので注意してください 使用できない文字については H.2 使用できない文字 を参照してください 参考 キー名を誤って指定した場合 設定は無効となります 登録エラーとならず かつキー名が誤っている旨のログ情報は出力されません ただし Solaris 版で以下のキー名の設定を誤った場合 登録エラーとなり 実行履歴にエラー情報が出力されます - MAIL-TEMPLATE-nnn - ACCESS-USER-nn

251 - ACCESS-GROUP-nn Solaris 版では 帳票の格納先として物理パスを指定することができます この場合 保管フォルダの物理パスと論理パスの対応関係を定義してください 対応定義がされていない状態で 物理パスを指定して帳票の登録を行った場合は 登録エラーとなります パスの対応定義については 保守手引書 を参照してください キーの説明 [ListWORKS] セクション [ListWORKS] セクションに定義するキーを以下に示します ここでは 電子帳票情報ファイルの帳票情報とあわせて 以下のサポート状況についても説明します - List Creator デザイナの帳票業務情報 - List Creator の prprint コマンドの電子帳票情報に関するオプション List Creator デザイナの帳票業務情報 および prprint コマンドについては List Creator のマニュアル を参照してください サポート状況の種別は 以下のようになっています : サポート : 条件つきサポート : 未サポート DB-PATH 印刷データの格納先 帳票を格納する保管フォルダの論理パス名を 185 バイト以内で指定します 保管フォルダ名として使用できない文字を指定しないでください 使用できない文字については H.2 使用できない文字 を参照してください 省略した場合は 受信フォルダの振り分け定義に従って格納先の論理パス名が決まります 保管フォルダの論理パス名の指定には 以下の 2 とおりの方法があります リストナビのフォルダ一覧に表示される [ 保管フォルダ ] 配下の保管フォルダ名を指定 例 ) [Windows 版の場合 ] DB-PATH=\ 営業部 \ 売上表 [Solaris 版の場合 ] DB-PATH=/ 営業部 / 売上表 Windows 版において リスト管理サーバ環境設定の 登録先の保管フォルダがない場合に 保管フォルダを作成する にチェックした場合でも 本キーで指定した論理パス名の第一階層は作成することはできません 第一階層はすでに存在する論理フォルダを指定してください リストナビの保管フォルダのプロパティで表示される論理フォルダを指定 例 ) [Windows 版の場合 ] DB-PATH=C:\ 営業部 \ 売上表 [Solaris 版の場合 ] DB-PATH=/home/eigyou/ 売上表 Windows 版の場合 DB-PATH と DB-LOGICAL-PATH は 同時に指定することはできません どちらか片方を指定してください 両方指定した場合は DB-PATH が優先されます Windows 版の場合 保管フォルダの共有運用を行う場合は UNC 名を指定する必要があります IPv6 環境の場合 UNC 名のサーバ名には ホスト名を指定してください

252 サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -lwkeepdir) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) DB-LOGICAL-PATH (Windows 版のみ ) 帳票の格納先 : 旧バージョン互換用 帳票を格納する保管フォルダの論理パス名を 227 バイト以内で指定します 保管フォルダ名として使用できない文字を指定しないでください 使用できない文字については H.2 使用できない文字 を参照してください 例 ) DB-LOGICAL-PATH= 保管 \ 営業部 \ 売上 DB-PATH と DB-LOGICAL-PATH は 同時に指定することはできません どちらか片方を指定してください 両方指定した場合は DB-PATH が優先されます リスト管理サーバ環境設定の 登録先の保管フォルダがない場合に 保管フォルダを作成する にチェックした場合でも 本キーで指定した論理パス名の第一階層は作成することはできません 第一階層はすでに存在する論理フォルダを指定してください サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) TITLE 帳票名 帳票名を 64 バイト以内で指定します 例 ) TITLE= 営業部売上表 省略した場合 以下の値が設定されます - NetCOBOL/MeFt 帳票の場合 プリンタ情報ファイルの PRTID または 印刷情報ファイルの documentname の値 - List Creator 帳票の場合 List Creator の prprint コマンドの -title オプション または List Creator デザイナの帳票様式定義の名前 サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -title) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) STITLE コメント コメントを64バイト以内で指定します 省略した場合 値は設定されません 例 ) STITLE=11 月度売上表

253 サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -ttlcomment) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) STITLE1 備考 1 備考 1 を 64 バイト以内で指定します 省略した場合 値は設定されません サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -lwnote1) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) STITLE2 備考 2 備考 2 を 64 バイト以内で指定します 省略した場合 値は設定されません サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -lwnote2) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) STITLE3 備考 3 備考 3 を 64 バイト以内で指定します 省略した場合 値は設定されません サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -lwnote3) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) STITLE4 備考 4 備考 4 を 64 バイト以内で指定します 省略した場合 値は設定されません サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -lwnote4) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) MAKER 作成者名

254 作成者名を 64 バイト以内で指定します 省略した場合 値は設定されません 例 ) MAKER= 帳票太郎 サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -lwmaker) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) DATE-TYPE 作成日付の形式 DATE で指定する作成日付の形式を 0~8 の数字で指定します 本キーを省略した場合 作成日付は印刷データが作成された日付となります 和暦の年号は平成です 0:YYMMDD( 西暦 ) 1:YYMMDD( 和暦 ) 2:YY 年 DDD 日 ( 西暦で DDD は 1 月 1 日からの通算日数 ) 3:YY 年 DDD 日 ( 和暦で DDD は 1 月 1 日からの通算日数 ) 4:YYYY 年 MM 月 DD 日 ( 西暦 ) 5:YY 年 MM 月 DD 日 ( 西暦 ) 6:YY 年 MM 月 DD 日 ( 和暦 ) 7:YY/MM/DD( 西暦 ) 8:YY/MM/DD( 和暦 ) 例 ) DATE-TYPE=0 サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) DATE 印刷データの作成日付 印刷データの作成日付を DATE-TYPE= で指定した形式に従って指定します 指定できる範囲は 西暦 1970 年 1 月 1 日から西暦 2038 年 1 月 19 日までです 和暦の年号は平成です なお DATE-TYPEキーに0,2,5および7を指定し DATEキーの先頭 2 桁に70~99を指定した場合は 1900 年代とみなします 例 ) 2006 年 5 月 6 日を指定する場合 Windows 版 DATE- TYPE DATE ( * は区切り記号 は半角空白 ) または または **126** または 6**126** 3 18**126** **05**06** または2006** 5** 6** 5 06**05**06** または 6** 5** 6** 6 18**05**06** または18** 5** 6**

255 DATE- TYPE DATE ( * は区切り記号 は半角空白 ) 7 06*05*06 または 6* 5* *05*06 または 18* 5* 6 Solaris 版 /Linux 版 DATE- TYPE DATE ( * は区切り記号 ) **126** 3 18**126** **05**06** 5 06**05**06** 6 18**05**06** 7 06*05* *05*06 本キーを省略した場合 または DATE-TYPE を省略して本キーを指定した場合 作成日付は印刷データが作成された日付となります サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -generateday) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) TIME-TYPE 作成時刻の形式 TIME で指定する作成時刻の形式を 0~2 の数字で指定します 本キーを省略した場合 作成時刻は印刷データが作成された時刻となります 0:HHMM 1:HH 時 MM 分 2:HH:MM サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) TIME 印刷データの作成時刻 印刷データの作成時刻を TIME-TYPE で指定した形式に従って指定します 例 ) 12 時 59 分を指定する場合

256 TIME-TYPE TIME( * は区切り記号) **59** 2 12*59 本キーを省略した場合は 以下のとおりとなります - DATE が指定された場合 0 時 0 分 - DATE が指定されない場合印刷データが作成された時刻 TIME-TYPE を省略して本キーを指定した場合 作成時刻は印刷データが作成された時刻となります 参考 Windows 版において 0 時 0 分が設定された場合 オーバレイは日単位で最新のものが有効となります サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -generatetime) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) TERM 帳票の有効期限 帳票の登録有効期限を 1~9999( 日 ) の数字で指定します 帳票の有効期限は 以下のように異なります - Windows 版の場合 帳票を登録した翌日から 日数 分の期間 - Solaris 版の場合 帳票を登録した日を含めた 日数 分の期間 値を省略した場合は 保管フォルダのプロパティに指定されている値が有効になります 例 ) 登録後に 30 日間有効の場合 TERM=30 サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -lwterm ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) DELTYPE 帳票の削除対象指示 登録有効期限が過ぎた帳票を 自動で削除対象にするかどうかを指定します 値を省略した場合は 保管フォルダのプロパティに指定されている値が有効になります

257 0: 削除対象としない 1: 削除対象とする 例 ) DELTYPE=1 サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -lwdeltype) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) SRH-IDX 抜き出し検索ファイルの作成指示 抜き出し検索ファイルの作成の有無を指定します 値を省略した場合は 保管フォルダのプロパティに指定されている値が有効になります 0: 抜き出し検索ファイルを作成しない 1: 抜き出し検索ファイルを作成する 例 ) SRH-IDX=1 サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -lwsearch) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) DEL-TOP 先頭セパレータページの対処 印刷データの先頭にセパレータページが付いている場合 そのページを削除するかどうかを ページ数で指定します 例 ) 先頭の 1 ページを削除する場合 DEL-TOP=1 Windows 版では 保管フォルダのプロパティの セパレータページの扱い で 先頭ページを削除する をチェックしている場合に有効となります 値を省略した場合は 保管フォルダのプロパティに指定されている値が有効になります サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) DEL-BOTTOM 末尾セパレータページの対処 印刷データの末尾にセパレータページが付いている場合 そのページを削除するかどうかを ページ数で指定します 例 ) 末尾の 1 ページを削除する場合 DEL-BOTTOM=1 Windows 版では 保管フォルダのプロパティの セパレータページの扱い で 末尾ページを削除する をチェックしている場合に有効となります

258 値を省略した場合は 保管フォルダのプロパティに指定されている値が有効になります サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) OVL-NAME オーバレイを重ねて表示 プレプリントオーバレイを使用している場合に リストビューアでオーバレイを重ねて表示させるオーバレイ名を指定します 指定したプレプリントオーバレイを重ねて印刷させることはできません 上位アプリケーションでオーバレイの指定がない場合に有効です 省略した場合 値は設定されません なお プレプリントオーバレイを使用した場合は ページごとにオーバレイを切り替えることはできません 例 ) オーバレイ名 OVL1 を重ねて表示する場合 [Windows 版の場合 ] OVL-NAME=C:\OVLDATA\OVL1.OVD [Solaris 版の場合 ] OVL-NAME=/home/ovldata/OVL1.ovd サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) SHEET 用紙サイズの省略値 アプリケーションで 用紙サイズが指定されていない場合の省略値を指定します 省略した場合の値は 0 です 0: 非定型用紙 1:A3 2:A4 3:A5 4:B4 5:B5 6:LTR 例 ) SHEET=2 なお FORM の帳票定義体を使用している帳票を電子化する場合は この値は有効となりません FORM の帳票定義体で設定している値が有効となります サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) PRMODE 用紙の方向 SHEET で 1~6 の定型用紙を指定した場合 PRMODE で用紙の方向を指定します 省略した場合の値は 0 です

259 0: ランドスケープ 1: ポートレート 例 ) PRMODE=0 なお FORM の帳票定義体を使用している帳票を電子化する場合は この値は有効となりません FORM の帳票定義体で設定している値が有効となります サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) PR-WIDTH 非定型用紙を指定した場合の用紙の横幅 SHEET で 0 の非定型用紙を指定した場合 PR-WIDTH で用紙の横幅を 650~2000( インチ数 100) の数字で指定します 省略した場合は 以下のとおりです PRMODE で 0 が指定された場合は B4 サイズの長辺の長さです PRMODE で 1 が指定された場合は B4 サイズの短辺の長さです 例 ) 15 インチの場合 PR-WIDTH=1500 なお FORM の帳票定義体を使用している帳票を電子化する場合は この値は有効となりません FORM の帳票定義体で設定している値が有効となります サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) PR-HEIGHT 非定型用紙を指定した場合の用紙の縦幅 SHEET で 0 の非定型用紙を指定した場合 PR-HEIGHT で用紙の縦幅を 650~2000( インチ数 100) の数字で指定します 省略した場合は 以下のとおりです PRMODE で 0 が指定された場合は B4 サイズの短辺の長さです PRMODE で 1 が指定された場合は B4 サイズの長辺の長さです 例 ) 11 インチの場合 PR-HEIGHT =1100 なお FORM の帳票定義体を使用している帳票を電子化する場合は この値は有効となりません FORM の帳票定義体で設定している値が有効となります サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) USER1 (Solaris 版のみ ) ユーザ名 1: 旧バージョン互換用

260 オペレーティングシステムによる認証を利用している場合 帳票管理処理および帳票表示処理の権利を与えるユーザ名を 8 バイト以内で指定します 複数のユーザ名の指定はできません 本キーは ACCESS-USER-nn ACCESS-GROUP-nn の指定がない場合に有効となります 省略した場合 ユーザに対するアクセス権は設定されません サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) GACC1 (Solaris 版のみ ) グループアクセス権 1: 旧バージョン互換用 オペレーティングシステムによる認証を利用している場合 GROUP1 で指定したグループに対して 帳票表示処理の権利を与えるかどうかを指定します 本キーは ACCESS-USER-nn ACCESS-GROUP-nn の指定がなく かつ GROUP1 が設定されている場合に有効となります 0: 権利なし 1: 権利あり 省略した場合 1 が設定されます サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) GACC2 (Solaris 版のみ ) グループアクセス権 2: 旧バージョン互換用 オペレーティングシステムによる認証を利用している場合 GROUP1 で指定したグループに対して 帳票管理処理の権利を与えるかどうかを指定します 本キーは ACCESS-USER-nn ACCESS-GROUP-nn の指定がなく かつ GROUP1 が設定されている場合に有効となります 0: 権利なし 1: 権利あり 省略した場合 1 が設定されます サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) GROUP1 (Solaris 版のみ ) グループ名 1: 旧バージョン互換用 オペレーティングシステムによる認証を利用している場合 帳票管理処理および帳票表示処理の権利を設定するグループ名を 8 バイト以内で指定します 複数のグループ名の指定はできません 本キーは ACCESS-USER-nn ACCESS-GROUP-nn の指定がない場合に有効となります 省略した場合 グループに対するアクセス権は設定されません

261 サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) OACC1 (Solaris 版のみ ) OTHER アクセス権 1: 旧バージョン互換用 オペレーティングシステムによる認証を利用している場合 USER1 で設定したユーザ以外の人 GROUP1 で設定したグループ以外の人に帳票表示処理の権利を与えるかどうかを指定します 本キーは ACCESS-USER-nn ACCESS-GROUP-nn の指定がない場合に有効となります 0: 権利なし 1: 権利あり 省略した場合 1 が設定されます 注意 GACC1 に 0 を設定した場合 本キーに 1 を設定しても 0 が設定されたものとみなします サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) OACC2 (Solaris 版のみ ) OTHER アクセス権 2: 旧バージョン互換用 オペレーティングシステムによる認証を利用している場合 USER1 で設定したユーザ以外の人 GROUP1 で設定したグループ以外の人に帳票管理処理の権利を与えるかどうかを指定します 本キーは ACCESS-USER-nn ACCESS-GROUP-nn の指定がない場合に有効となります 0: 権利なし 1: 権利あり 省略した場合 1 が設定されます 注意 GACC2 に 0 を設定した場合 本キーに 1 を設定しても 0 が設定されたものとみなします サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) DUACC (Solaris 版のみ ) ユーザアクセス権情報 : 旧バージョン互換用

262 ユーザ作成ライブラリによる認証を利用する場合 アクセス権情報を設定するユーザ名 およびユーザに与えるアクセス権を指定します 本キーは ACCESS-USER-nn ACCESS-GROUP-nn の指定がない場合に有効となります ユーザに与えるアクセス権は 次のいずれかの値を指定します 0: アクセスを許可しない 1: 帳票を表示する権利を与える 2: 帳票を管理する権利を与える ユーザ名とアクセス権は : でつないで指定します 複数のユーザ名とアクセス権を指定する場合は, で区切って指定します 例 ) DUACC=user1:1,user2:2 省略した場合 ユーザに対するアクセス権は設定されません サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) DGACC (Solaris 版のみ ) グループアクセス権情報 : 旧バージョン互換用 ユーザ作成ライブラリによる認証を利用する場合 アクセス権情報を設定するグループ名 およびグループに与えるアクセス権を指定します 本キーは ACCESS-USER-nn ACCESS-GROUP-nn の指定がない場合に有効となります グループに与えるアクセス権は 次のいずれかの値を指定します 0: アクセスを許可しない 1: 帳票を表示する権利を与える 2: 帳票を管理する権利を与える グループ名とアクセス権は : でつないで指定します 複数のユーザ名とアクセス権を指定する場合は, で区切って指定します 例 ) DGACC=group1:1,group2:2 省略した場合 Everyone に対してフルコントロールを設定します サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) TOL-FLG メール送信の種別 印刷データを受信と同時にメール送信する場合 メール送信の種別を指定します Solaris 版では PDF メールの配信として 0 または 3 を指定します 1 および 2 を指定することはできません 1 および 2 を指定した場合 指定を無視して登録します Windows 版で値を省略した場合 リスト管理サーバ環境設定の 送信 タブの指定に従います 0: メールを送信しない 1: 帳票エントリファイルを送信する

263 2: 帳票ファイルを送信する 3: 帳票を PDF 形式に変換して送信する 例 ) TOL-FLG=2 なお 本指定で 3 を指定する場合には リスト管理サーバに List Creator Enterprise Edition がインストールされている必要があります サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -lwmail) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) : 3: 帳票を PDF 形式に変換して送信する を設定することはできません TOL-OVL(Windows 版のみ ) メール送信時のオーバレイ添付指示 TOL-FLG で 2 を指定して List Works 帳票をメール送信する際に オーバレイを添付するかどうかを指定します 省略した場合は リスト管理サーバ環境設定の 送信 タブの指定に従います 0: オーバレイを添付しない 1: ドットオーバレイを添付する 2: ベクトルオーバレイを添付する ( ベクトルオーバレイがない場合は ドットオーバレイを送信します ) 例 ) TOL-OVL=2 サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) MAIL-TO 送信先メールアドレス(TO) TOL-FLG で1 2 または3を指定した場合の必須項目です 送信先メールアドレスを MAIL-TO= を含め256バイト以内で指定します 256バイトを超えて指定した場合にはエラーになります 注意 TOL-FLG で 1 を指定した場合 IPv4 環境または IPv4/IPv6 デュアルスタック環境にある List Works クライアントのメールアドレスを指定してください IPv6 のみの環境にある List Works クライアントのメールアドレスを指定しても 受信したクライアントでは帳票を表示できません 送信先メールアドレスに指定できる文字は 半角英数字. - _ です 送信先メールアドレスを誤って設定した場合 List Works のエラーにはならず 誤って設定されたメールアドレスにメールが送信されます メールを暗号化する場合は メールアドレスに続けてニックネーム ( 注 ) を記述します 例 ) ( 斜体字部分にはメールアドレスが入ります ) MAIL-TO=m-address<nickname>

264 また 複数の送信先を指定する場合は 以下のように, で区切って記述します MAIL-TO=m-address,m-address2 TOL-FLG に 1 または 2 を指定する場合 ニックネームは指定できません ニックネームを指定した場合 暗号化はされず ニックネームを含むアドレスが送信先メールアドレスとして認識されます ニックネームを指定する場合 指定できるメールアドレスは 1 つだけとなります ニックネームを指定する場合は MAIL-CC および MAIL-BCC を同時に指定することはできません 注 :List Creator の証明書管理環境に登録されている 証明書のニックネームを指定する必要があります 詳細は List Creator のマニュアル を参照してください サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -lwmailrcv) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) MAIL-CC 送信先メールアドレス (CC) TOL-FLG で 3 を指定した場合 送信先メールアドレス (CC) を MAIL-CC= を含め 256 バイト以内で指定します 省略可能です 送信先メールアドレス (CC) に指定できる文字は 半角英数字. - _ です 例 ) ( 斜体字部分にはメールアドレスが入ります ) MAIL-CC=m-address また複数の送信先を指定する場合は 以下のように, で区切って記述します MAIL-CC=m-address,m-address2 なお ニックネームを記述したメールアドレスを指定した場合 ニックネームは無視され 暗号化もされません サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) MAIL-BCC 送信先メールアドレス (BCC) TOL-FLG で 3 を指定した場合 送信先メールアドレス (BCC) を MAIL-BCC= を含め 256 バイト以内で指定します 省略可能です 送信先メールアドレス (BCC) に指定できる文字は 半角英数字. - _ です 例 ) ( 斜体字部分にはメールアドレスが入ります ) MAIL-BCC=m-address また複数の送信先を指定する場合は 以下のように, で区切って記述します MAIL-BCC=m-address,m-address2 なお ニックネームを記述したメールアドレスを指定した場合 ニックネームは無視され 暗号化もされません サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 )

265 MAIL-TEMPLATE-nnn メッセージ TOL-FLG で 3 を指定した場合 テンプレートファイル ( メール配信時のメールヘッダ およびメール本文 ) への入力値を 以下の書式で設定します 省略可能です MAIL-TEMPLATE-nnn= 変数名 : 変数への入力値 (nnn は 001~999 までの一意の数字 ) 例 ) List Creator Enterprise Edition のテンプレートファイルに subject toname message という変数を定義した場合 以下のように設定します MAIL-TEMPLATE-001=subject: タイトル MAIL-TEMPLATE-002=toname: 帳票太郎 MAIL-TEMPLATE-003=message: 該当する帳票を MAIL-TEMPLATE-004=message:PDF 形式で送付します 上記例の変数 message のように 同一の 変数名 に対し 続けて文字列を設定した場合 その前に設定した文字列との間に改行を入れることができます 1 つのキーで指定できるテンプレートファイルへの入力値は MAIL-TEMPLATE-nnn= を含めて 256 バイトまでです 半角英数字と半角記号は 256 文字 半角カタカナ 全角文字は 128 文字まで指定できます List Creator Enterprise Edition のテンプレートファイルに設定する変数名には 英小文字および数字だけが利用可能です テンプレートファイルについては List Creator のマニュアル を参照してください 注意 メールのタイトルおよび本文に半角カタカナを使用しないでください 半角カタカナは 文字化けします サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) PDF-KEEP PDF ファイルの保存指定 帳票を PDF 形式に変換する場合 PDF ファイルを保存するかどうかを指定します 省略した場合の値は 0 です 0: 保存しない 1: 保存する 2:PDF 帳票として保管する TOL-FLG で 3 以外を指定して PDF-KEEP で 0 を指定した場合は 帳票の PDF 変換は行われません PDF-KEEP で 1 を指定した場合 PDF-KEEP-PATH で PDF ファイルの保存先を指定する必要があります PDF-KEEP で 2 を指定した場合 帳票の登録先に保管され Web クライアントからの閲覧のみが可能となります Web クライアントから PDF 帳票を参照するには Web 連携機能のインストールと設定が必要です なお 本指定で 1 または 2 を指定する場合には リスト管理サーバに List Creator Enterprise Edition がインストールされている必要があります

266 サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) PDF-KEEP-PATH PDF ファイルの保存先 PDF-KEEP に 1 を指定した場合の必須項目です PDF-KEEP で 1 が指定されていて 本キーが指定されていない場合 エラーとなります PDF ファイル保存先のフォルダを 185 バイト以内の物理パスで指定します 185 バイトを超えた場合 エラーとなります 本キーで指定した物理パスが存在しない場合 エラーとなります 例 ) [Windows 版 ] PDF-KEEP-PATH=C:\PDF [Solaris 版 ] PDF-KEEP-PATH=/tmp/pdf [Windows 版の場合 ] PDF-NAME-TYPE に 1~7 が指定されており 保存先に指定したフォルダに同名の PDF ファイルが存在する場合は PDF-FILE- FLG の指定に従います 上記以外のとき 保存先に指定したフォルダに同名の PDF ファイルが存在する場合 上書きします [Solaris 版の場合 ] 保存先に指定したフォルダに 同名の PDF ファイルが存在する場合 上書きします 注意 PDF ファイルの保存先には 保管フォルダを指定しないでください サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) PDF-NAME-TYPE(Windows 版のみ ) PDF ファイル名に使用する管理情報の指定 PDF-KEEP に 1 を指定したとき PDF ファイルのファイル名に帳票の管理情報 ( 帳票名や作成者名など ) を付加する場合に指定します 省略した場合の値は 0 です 管理情報にデータが入っていない場合 0 が設定されたとみなし 帳票の実ファイル名を PDF ファイルのファイル名とします PDF-KEEP に 1 以外が指定されている場合 本キーの指定は無視されます 下記以外の値が設定された場合 エラーとなります 0: 帳票の実ファイル名 (xxxxxxxx-xxxxxxxx.pdf) 1: 帳票名 2: 作成者名 3: コメント 4: 備考 1 5: 備考 2 6: 備考 3 7: 備考

267 例 ) 帳票名 在庫照会 商品入出庫明細表 をファイル名として PDF ファイルを出力する場合 PDF-NAME-TYPE=1 参考 帳票の管理情報を付加し 帳票の管理情報にPDFファイル名として使用できない文字が使用されている場合 エラーとなります ファイル名として使用できない文字は以下のとおりです 半角文字の \ / : *? <> 帳票の管理情報を付加し 帳票の管理情報に外字が含まれている場合 PDFファイル名が正しく表示されないことがあります サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) PDF-FILE-FLG(Windows 版のみ ) PDF ファイルの作成方法の指定 PDF-NAME-TYPE で 1~7 を設定した場合の PDF ファイルの作成について指定します 省略した場合の値は 2 です 下記以外の値が設定された場合 エラーとなります 0: 上書き保存する 1: エラーとする 2: ファイル名の後に PDF ファイルが生成されたシステム日付 (yyyymmddhhmmssss) を付与する 例 ) 上書き保存する場合 PDF-FILE-FLG=0 参考 本キーを省略したとき または本キーで 2 を指定したとき システム日付 (yyyymmddhhmmssss) まで一致している場合 PDF ファイルを上書きします PDF-NAME-TYPE で指定した管理情報が帳票に付加されていなかった場合 帳票の実ファイル名を PDF ファイルのファイル名として 作成されます この場合 本キーの指定は有効になりません サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) PDF-OPEN-PWD PDF ファイルの 文書を開く パスワード TOL-FLG に 3 を指定した場合 または PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルを開くときのパスワードを 32 バイト (32 文字 ) 以内の半角英数字または記号 (ASCII コードの文字範囲 ) で指定します そのほかの文字を指定した場合はエラーとなります 32 バイトを超えた場合はエラーとなります 省略した場合は パスワードなしで開くことができます 例 ) PDF-OPEN-PWD=OP#03!X

268 サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) PDF-SECU-PWD PDF ファイルの セキュリティオプションの変更 パスワード TOL-FLG に 3 を指定した場合 または PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルのセキュリティオプションを変更するときのパスワードを 32 バイト (32 文字 ) 以内の半角英数字または記号 (ASCII コードの文字範囲 ) で指定します そのほかの文字を指定した場合はエラーとなります 32 バイトを超えた場合はエラーとなります 省略した場合は パスワードなしでセキュリティオプションの変更ができます 文書を開く パスワードと同じパスワードを指定した場合 このパスワードは無効となります 省略した場合は パスワードなしでセキュリティオプションの変更ができます 例 ) PDF-SECU-PWD=CHG&#037 サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) PDF-PRINT PDF ファイルの印刷許可指定 TOL-FLG に 3 を指定した場合 または PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルの印刷を許可するかどうかを指定します 省略した場合の値は 0 です 0: 印刷を許可する 1: 印刷を許可しない サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) PDF-MODIFY PDF ファイルの文書変更許可指定 TOL-FLG に 3 を指定した場合 または PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルの文書の変更を許可するかどうかを指定します 省略した場合の値は 0 です 0: 変更を許可する 1: 変更を許可しない 0: 許可する を指定して PDF 変換しても Adobe Reader で文書を変更することはできません また 0: 許可する を指定して変換した PDF ファイルを Adobe Reader で表示し セキュリティ情報を参照した場合 許可しない と出力されることがあります サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション )

269 List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) PDF-SELECT PDF ファイルのテキスト / グラフィックス選択許可指定 TOL-FLG に 3 を指定した場合 または PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルのテキストとグラフィックスの選択を許可するかどうかを指定します 省略した場合の値は 0 です 0: 選択を許可する 1: 選択を許可しない サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) PDF-ANNOTATE PDF ファイルの注釈 / フォームフィールド追加変更許可指定 TOL-FLG に 3 を指定した場合 または PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルの注釈とフォームフィールドの追加と変更を許可するかどうかを指定します 省略した場合の値は 0 です 0: 追加 変更を許可する 1: 追加 変更を許可しない 0: 許可する を指定して PDF 変換しても Adobe Reader で文書を変更することはできません また 0: 許可する を指定して変換した PDF ファイルを Adobe Reader で表示し セキュリティ情報を参照した場合 許可しない と出力されることがあります サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) PDF-EMBED PDF ファイルのエンベッド指定 TOL-FLG に 3 を指定した場合 または PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルに文字を埋め込むかどうかを指定します 省略した場合は リスト管理サーバ環境設定の PDF タブの指定に従います 0: 埋め込まない 1: 外字を埋め込む 2: すべての文字を埋め込む 外字を含む帳票を変換する場合 0: 埋め込まない を指定すると PDF ファイルが正しく表示されない場合があります 正しく表示されない場合は 1: 外字を埋め込む または 2: すべての文字を埋め込む を指定してください 注意 外字を埋め込む場合 ( 外字を含む帳票を変換する際に 1: 外字を埋め込む または 2: すべての文字を埋め込む を指定した場合 ) は リスト管理サーバに Charset Manager がインストールされている必要があります また 事前に以下の操作が必要です - Charset Manager における List Creator 連携時の設定

270 - List Creator における利用者定義文字の登録 詳細は Charset Manager のマニュアル および List Creator のマニュアル を参照してください サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) PR-PATH(Windows 版のみ ) 印刷フォルダ名の指定 印刷データを受信と同時に自動印刷するときに リスト管理サーバの印刷フォルダ名を指定します 省略した場合 値は設定されません PR-PATH を指定した場合であっても 受信フォルダに設定してある振り分け先は有効になります 例 ) PR-PATH=FUJITSU XL-6010(COMMENT) なお DB-PATH と同時に指定した場合は 本キーの指定は無効になります サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) ACCESS-USER-nn ユーザに対する帳票のアクセス権 ユーザに対する帳票のアクセス権を カンマ区切りで 以下の順に設定します 1. ユーザ ID を 26 バイト以内で先頭に記述する 2. FULL( すべてのアクセス権を設定 ) または NONE( すべてのアクセス権を解除 ) のいずれかを記述する 2. が FULL の場合 許可しないアクセス権を記述する NONE の場合 許可するアクセス権を記述する つまり アクセス権を設定する場合 以下のいずれかの方法で指定します - FULL を設定し アクセス権を与えないものを指定する - NONE を設定し アクセス権を与えるものを指定する 設定方法は以下のとおりです ACCESS-USER-nn= ユーザ ID, FULL または NONE, 帳票アクセス権... (nn は 00~99 までの一意の数字 ) 帳票のアクセス権を設定するキーの値は 以下のとおりです MOVE: 帳票の移動 COPY: 帳票の複写 DELT: 帳票の削除 VIEW: 帳票の表示 LSTV: 帳票一覧への表示 MODY: 帳票情報の変更 ITEM: 帳票への記入 LPRT: 帳票のローカル印刷

271 RPRT: 帳票のリモート印刷 ( 注 1) FLNG: ファイリング MAIL: メール送信 ( 注 2) PDFV:PDF 表示 / 保存 PDFC:PDF 変換 ( 注 2) CONV: データ変換 ASAV: 帳票の上書き保存 NSAV: 名前をつけて保存 FLDS: 帳票項目の保存 INDX: 抜き出し検索範囲の設定 OVLP: オーバレイ位置の変更 CLPB: クリップボードへのコピー FULL: すべてのアクセス権を設定 NONE: すべてのアクセス権を解除 注 1: Solaris 版ではオープン帳票をリモート印刷できないため 意味をもちません 注 2: Windows 版 V7.0L10 および Windows 版 /Solaris 版 V8 の List Works クライアントから接続するときの互換用です V9 以降の List Works クライアントでは意味をもちません 例 ) USER1 に対し 帳票の移動 帳票の複写 メール送信 のアクセス権のみを解除にする場合 ACCESS-USER-00=USER1,FULL,MOVE,COPY,MAIL USER2 に対し 帳票の移動 帳票の複写 メール送信 のアクセス権のみを設定する場合 ACCESS-USER-01=USER2,NONE,MOVE,COPY,MAIL 本キーおよび ACCESS-GROUP-nn を省略した場合は 帳票のアクセス権として 以下の値が設定されます [Windows 版の場合 ] Everyone に対してフルコントロールが設定されます [Solaris 版の場合 ] 旧バージョン互換用のアクセス権 (USER1 など ) が有効となります 旧バージョン互換用のアクセス権の設定も省略した場合 Everyone に対してフルコントロールが設定されます キー設定に誤りがあった場合 アクセス権は設定されません 同じユーザ ID が複数指定されている場合 最後に指定されたユーザ ID の設定が有効になります 参考 基本的に保管フォルダに対してアクセス権を設定してください 特定の帳票に保管フォルダと異なるアクセス権を設定する場合のみ 帳票にアクセス権を設定してください サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) ACCESS-GROUP-nn グループに対する帳票のアクセス権 グループに対する帳票のアクセス権を カンマ区切りで 以下の順に設定します 1. グループIDを Windows 版は256バイト以内 Solaris 版は26バイト以内で先頭に記述する 2. FULL( すべてのアクセス権を設定 ) またはNONE( すべてのアクセス権を解除 ) のいずれかを記述する 2. がFULLの場合 許可しないアクセス権を記述する NONEの場合 許可するアクセス権を記述する

272 つまり アクセス権を設定する場合 以下のいずれかの方法で指定します - FULL を設定し アクセス権を与えないものを指定する - NONE を設定し アクセス権を与えるものを指定する 設定方法は以下のとおりです ACCESS-GROUP-nn= グループ ID, FULL または NONE, 帳票アクセス権... (nn は 00~99 までの一意の数字 ) 帳票のアクセス権を設定するキーの値は 以下のとおりです MOVE: 帳票の移動 COPY: 帳票の複写 DELT: 帳票の削除 VIEW: 帳票の表示 LSTV: 帳票一覧への表示 MODY: 帳票情報の変更 ITEM: 帳票への記入 LPRT: 帳票のローカル印刷 RPRT: 帳票のリモート印刷 ( 注 1) FLNG: ファイリング MAIL: メール送信 ( 注 2) PDFV:PDF 表示 / 保存 PDFC:PDF 変換 ( 注 2) CONV: データ変換 ASAV: 帳票の上書き保存 NSAV: 名前をつけて保存 FLDS: 帳票項目の保存 INDX: 抜き出し検索範囲の設定 OVLP: オーバレイ位置の変更 CLPB: クリップボードへのコピー FULL: すべてのアクセス権を設定 NONE: すべてのアクセス権を解除 注 1: Solaris 版ではオープン帳票をリモート印刷できないため 意味をもちません 注 2: Windows 版 V7.0L10 および Windows 版 /Solaris 版 V8 の List Works クライアントから接続するときの互換用です V9 以降の List Works クライアントでは意味をもちません 例 ) GROUP1 に対し 帳票の表示 PDF 表示 / 保存 PDF 変換 メール送信 のアクセス権のみを解除にする場合 ACCESS-GROUP-00=GROUP1,FULL,VIEW,PDFV,PDFC,MAIL GROUP2 に対し 帳票の表示 PDF 表示 / 保存 PDF 変換 メール送信 のアクセス権のみを設定する場合 ACCESS-GROUP-01=GROUP2,NONE,VIEW,PDFV,PDFC,MAIL 本キーおよび ACCESS-USER-nn を省略した場合は 帳票のアクセス権として 以下の値が設定されます [Windows 版の場合 ] Everyone に対してフルコントロールが設定されます [Solaris 版の場合 ] 旧バージョン互換用のアクセス権 (USER1 など ) が有効となります 旧バージョン互換用のアクセス権の設定も省略した場合 Everyone に対してフルコントロールが設定されます キー設定に誤りがあった場合 アクセス権は設定されません 同じグループ ID が複数指定されている場合 最後に指定されたグループ ID の設定が有効になります

273 参考 基本的に保管フォルダに対してアクセス権を設定してください 特定の帳票に保管フォルダと異なるアクセス権を設定する場合のみ 帳票にアクセス権を設定してください サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) IDPR-FLG ID 印刷の指定 ID 印刷を行うかどうかを設定します 省略した場合の値は 0 です 1 を設定した場合 IDPR-USERID IDPR-DATE IDPR- ITEM のいずれかに 1 を設定する必要があります 上記すべてに 0 が設定されている場合 本キーに 0 が設定されたと見なします 0:ID 印刷を行わない 1:ID 印刷を行う サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) IDPR-USERID ユーザ ID の印刷指定 ユーザ ID を印刷するかどうかを設定します IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーを省略した場合 または本キーの設定値が 0 1 以外であった場合は 1 が設定されたと見なします 0: ユーザ ID を印刷しない 1: ユーザ ID を印刷する サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) IDPR-DATE 印刷日時の印刷指定 印刷日時を印刷するかどうかを設定します IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーを省略した場合 または IDPR-FLG に 1 を設定し かつ本キーの設定値が 0 1 以外であった場合は 1 が設定されたと見なします 0: 印刷日時を印刷しない 1: 印刷日時を印刷する サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション )

274 List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) IDPR-ITEM 記入情報の有無の印刷指定 記入情報の有無を印刷するかどうかを設定します IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーを省略した場合 または本キーの設定値が 0 1 以外であった場合は 0 が設定されたと見なします 0: 記入情報の有無を印刷しない 1: 記入情報の有無を印刷する サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) IDPR-BKMODE 背景の透過 / 非透過 ID 印刷の印刷項目が印刷されるときの 背景の描画方法を設定します IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーを省略した場合 または本キーの設定値が 0,1 以外であった場合は 1 が設定されたと見なします 0: 背景を白で塗りつぶす ( 透過しない ) 1: 背景をそのまま残す ( 透過する ) ID 印刷の印刷項目の文字列と印刷データやオーバレイなどと重なった場合 ID 印刷の印刷項目を明確に印刷したい場合 0 を指定します 重なった印刷データやオーバレイなどを印刷したい場合は 1 を指定します 本キーの設定値に 0 が指定された場合 IDPR-FONT-COLOR の指定は無効となり 黒色で印刷されます 参考 0 を設定した場合 印刷データ オーバレイ 記入情報などが透過され ID 印刷の情報が透けて印刷されます 1 を設定した場合 ID 印刷の情報と重なった印刷データ オーバレイ 記入情報などは印刷されず ID 印刷の情報が優先で印刷されます サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) IDPR-PLACE 印刷位置の指定 ユーザ ID などの印刷位置を設定します IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーを省略した場合 または本キーの設定値が 0~6 以外であった場合は 1 が設定されたと見なします 0: 印刷する座標位置を指定 1: 左上 2: 左下 3: 右上 4: 右下 5: 上中央 6: 下中央

275 0 を設定した場合 IDPR-POINT の設定が必要です サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) IDPR-POINT 印刷位置の座標 ( 左上 ) の指定 IDPR-PLACE で 0 を指定した場合 かつ IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 印刷する X 座標 および Y 座標を半角のカンマ区切りで設定します 単位は 1440dpi におけるドットです X 座標 Y 座標ともに 0 以上 以下の値を設定します 本キーを省略した 本キーの設定値に 0~65535 以外を設定した またはカンマ区切りで指定しなかった場合は IDPR-PLACE に 1 が設定されたと見なします なお 印刷開始原点は (0,0) と見なし プリンタの印刷禁止域を除いた位置から印刷します 例 ) X 座標に 1mm Y 座標に 1mm の位置に印刷する場合 IDPR-POINT=57,57 サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) IDPR-FONT-NAME フォント名の指定 フォント名 ( 書体名 ) を設定します 日本語フォント名のみ 設定可能です フォント名を 32 バイト以内で設定してください LV-IDPR- FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーワードを省略した場合 本キーワードの設定が日本語フォント以外であった場合 32 バイトを超えていた場合 または List Works クライアント /Web クライアントに存在しないフォントを指定した場合は MS ゴシック ( 注 ) が設定されたと見なします 注 :MS は全角文字です 参考 オペレーティングシステムが使用する正確なフォント名 ( 全角 / 半角も含め ) を指定する必要があります オペレーティングシステムのフォントを確認し 正確なフォント名を設定してください サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) IDPR-FONT-ITALIC 斜体の指定 印刷文字を斜体にするかどうかを設定します IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーを省略した場合 または本キーの設定値が 0 1 以外であった場合は 0 が設定されたと見なします

276 0: 斜体で印刷しない 1: 斜体で印刷する サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) IDPR-FONT-BOLD 太字の指定 印刷文字を太字にするかどうかを設定します IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーを省略した場合 または本キーの設定値が 0 1 以外であった場合は 0 が設定されたと見なします 0: 太字で印刷しない 1: 太字で印刷する サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) IDPR-FONT-SIZE フォントサイズの指定 フォントサイズをポイントで設定します 1 以上 72 以下の整数値で設定します IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーを省略した場合 または本キーの設定値が 1 以上 72 以下の整数値以外であった場合は 10 が設定されたと見なします サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) IDPR-FONT-COLOR フォントの色の指定 フォントの色を Windows システムにおける RGB 値 (0~255) で設定します R,G,B それぞれを半角のカンマ区切りで設定します 本キーはリモート印刷 / ローカル印刷においてカラー印刷を行う場合 IDPR-FLG に 1 を指定したとき および IDPR-BKMODE に 1 を指定したときに有効になります 本キーを省略した場合 正しい RGB 値で設定されなかった場合 または IDPR-BKMODE に 0 を指定した場合は 0,0,0 が設定されたと見なして 黒色で印刷されます 例 ) フォントの色を黒とする場合 IDPR-FONT-COLOR=0,0,0 フォントの色を白とする場合 IDPR-FONT-COLOR=255,255,

277 参考 本キーについては Windows システムの RGB 値を設定します Solaris サーバにおける設定でも Windows システムの RGB 値を設定するようにしてください サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) REP-FLG(Windows 版のみ ) 帳票登録時の上書き指定 帳票登録時 保管フォルダ内の帳票を上書きするかどうかを 0 か 1 で指定します REP-COND で指定した条件と完全一致するすべての帳票を上書き対象と判断します 本キーを省略した場合 0 が指定されたと見なします 本キーの設定値が 0,1 以外であった場合は 帳票の登録に失敗します 0: 上書きしない 1: 上書きする 注意 - 上書き対象となった帳票が表示中の場合は上書きされません 保管フォルダには 新しい帳票が登録されます - 上書き対象となった帳票が複数ある場合は すべて削除され 新しい帳票が登録されます サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) REP-COND(Windows 版のみ ) 帳票登録時の上書き条件指定 REP-FLG に 1 を指定した場合に 上書き対象と判断する条件を 0 か 1 でカンマ区切りの形式で指定します 条件は 左から 帳票名, コメント, 作成者名, 登録日時 です 本キーを省略した場合 0,0,0,0 が指定されたと見なし 上書きしません 本キーの設定値が 0,1 以外であった場合は 帳票の登録に失敗します 0: 条件としない 1: 条件とする 例 ) 帳票名 作成者名が同じ帳票を上書き対象とする場合 REP-COND=1,0,1,0 注意 - 登録日時の条件では 年月日時分 を比較します - 設定した条件の帳票情報のいずれかが空白の帳票を登録する場合 上書きしません

278 サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) MULTIFONTID(Windows 版のみ ) 帳票ごとに外字を切り替える識別子 Charset Manager で設定された 帳票ごとに外字を切り替えるための業務名を 30 バイト以内で設定します 指定した業務名に設定されている外字を使用して 帳票を登録します 本キーを省略した場合は OS で定義されている外字を使用します 以下の場合は 帳票登録時にエラーとなります - 業務名が 30 バイトを超えていた場合 - Charset Manager で設定されていない業務名を指定した場合 例 )Charset Manager で設定した業務名が 業務 A の場合 MULTIFONTID= 業務 A サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) [FAX] セクション <Windows 版のみ > [FAX] セクションに定義するキーを以下に示します 記述できる FAX 情報の長さは キーワードを含めて 128 バイトまでです RECEIVERS 受信者数 受信者数を 1~100 の範囲で指定します 例 ) RECEIVERS=1 サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -lwfaxsend) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) RECEIVERnnnn 受信者情報 受信者についての情報を 以下の形式で指定します RECEIVER0001=FAX 番号 [, 名前 [, 所属 [, 住所 [, 電話番号 ]]]] RECEIVERS で指定した受信者数分指定する必要があります FAX 番号 : 19 文字以内の半角文字で指定します 以下の文字を使用できます

279 数字 ( ) - 名前 : 所属 : 住所 : 63 文字以内の半角文字 (31 文字以内の全角文字 ) で指定します, は指定できません 127 文字以内の半角文字 (63 文字以内の全角文字 ) で指定します, は指定できません 127 文字以内の半角文字 (63 文字以内の全角文字 ) で指定します, は指定できません 電話番号 : 19 文字以内の半角文字で指定します 以下の文字を使用できます 数字 ( ) - サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -lwfaxrcv) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) SENDER 送信者情報 送信者についての情報を 以下の形式で指定します SENDER=FAX 番号 [, 名前 [, 所属 [, 住所 [, 電話番号 ]]]] FAX 番号 : 19 文字以内の半角文字で指定します 以下の文字を使用できます 数字 ( ) - 名前 : 所属 : 住所 : 63 文字以内の半角文字 (31 文字以内の全角文字 ) で指定します, は指定できません 127 文字以内の半角文字 (63 文字以内の全角文字 ) で指定します, は指定できません 127 文字以内の半角文字 (63 文字以内の全角文字 ) で指定します, は指定できません 電話番号 : 19 文字以内の半角文字で指定します 以下の文字を使用できます 数字 ( )

280 サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -lwfaxsend) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) SUBJECT 用件 用件を 116 文字以内の半角文字 (58 文字以内の全角文字 ) で指定します 省略可能です 例 ) SUBJECT=List Works の件について サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -lwfaxsubject) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) COMMENT コメント コメントを 116 文字以内の半角文字 (58 文字以内の全角文字 ) で指定します 省略可能です 例 ) COMMENT= よろしくお願いします サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション -lwfaxcomment) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) COVERSHEET 送付状の付加 送付状を付加するかどうかを指定します : 付加する サポート状況 NetCOBOL/MeFt 帳票 List Creator 帳票 (prprint コマンドの電子保存情報に関するオプション ) List Creator 帳票 (prprint コマンドの in2 オプション ) List Creator 帳票 (List Creator デザイナの帳票業務情報 ) 記述形式 電子帳票情報ファイルの記述形式を以下に示します

281 記述例 電子帳票情報ファイルの記述例を以下に示します Windows 版の場合 Solaris 版の場合 電子帳票情報ファイルにおいて キーを重複して指定した場合の動作 電子帳票情報ファイルにおいてキーを重複して指定した場合 キーによって動作が異なります [ListWORKS] セクション

282 重複指定時の動作 電子帳票情報ファイルのキー Windows 版 Solaris 版 DB-PATH 前指定有効 前指定有効 DB-LOGICAL-PATH 後指定有効 後指定有効 TITLE 前指定有効 前指定有効 STITLE 前指定有効 前指定有効 STITLE1 前指定有効 前指定有効 STITLE2 前指定有効 前指定有効 STITLE3 前指定有効 前指定有効 STITLE4 前指定有効 前指定有効 MAKER 前指定有効 前指定有効 DATE-TYPE 前指定有効 前指定有効 DATE 前指定有効 前指定有効 TIME-TYPE 前指定有効 前指定有効 TIME 前指定有効 前指定有効 TERM 前指定有効 前指定有効 DELTYPE 前指定有効 前指定有効 SRH-IDX 前指定有効 前指定有効 DEL-TOP 後指定有効 後指定有効 DEL-BOTTOM 後指定有効 後指定有効 OVL-NAME 前指定有効 前指定有効 SHEET 前指定有効 前指定有効 PRMODE 前指定有効 前指定有効 PR-WIDTH 前指定有効 前指定有効 PR-HEIGHT 前指定有効 前指定有効 USER1 後指定有効 登録エラー GACC1 後指定有効 登録エラー GACC2 後指定有効 登録エラー GROUP1 後指定有効 登録エラー OACC1 後指定有効 登録エラー OACC2 後指定有効 登録エラー DUACC 後指定有効 登録エラー DGACC 後指定有効 登録エラー TOL-FLG 前指定有効 前指定有効 TOL-OVL 前指定有効 前指定有効 MAIL-TO 後指定有効 登録エラー MAIL-CC 後指定有効 登録エラー MAIL-BCC 後指定有効 登録エラー MAIL-TEMPLATE-nnn 後指定有効 前指定有効 PDF-KEEP 後指定有効 登録エラー

283 重複指定時の動作 電子帳票情報ファイルのキー Windows 版 Solaris 版 PDF-KEEP-PATH 後指定有効 登録エラー PDF-NAME-TYPE 後指定有効 機能なし PDF-FILE-FLG 後指定有効 機能なし PDF-OPEN-PWD 後指定有効 登録エラー PDF-SECU-PWD 後指定有効 登録エラー PDF-PRINT 後指定有効 登録エラー PDF-MODIFY 後指定有効 登録エラー PDF-SELECT 後指定有効 登録エラー PDF-ANNOTATE 後指定有効 登録エラー PDF-EMBED 後指定有効 登録エラー PR-PATH 前指定有効 前指定有効 ACCESS-USER-nn 後指定有効 登録エラー ACCESS-GROUP-nn 後指定有効 登録エラー IDPR-FLG 後指定有効 登録エラー IDPR-USERID 後指定有効 登録エラー IDPR-DATE 後指定有効 登録エラー IDPR-ITEM 後指定有効 登録エラー IDPR-BKMODE 後指定有効 登録エラー IDPR-PLACE 後指定有効 登録エラー IDPR-POINT 後指定有効 登録エラー IDPR-FONT-NAME 後指定有効 登録エラー IDPR-FONT-ITALIC 後指定有効 登録エラー IDPR-FONT-BOLD 後指定有効 登録エラー IDPR-FONT-SIZE 後指定有効 登録エラー IDPR-FONT-COLOR 後指定有効 登録エラー REP-FLG 前指定有効 機能なし REP-COND 前指定有効 機能なし [FAX] セクション 重複指定時の動作 電子帳票情報ファイルのキー Windows 版 Solaris 版 RECEIVERS 前指定有効 前指定有効 RECEIVERnnnn 前指定有効 前指定有効 SENDER 前指定有効 前指定有効 SUBJECT 前指定有効 前指定有効 COMMENT 前指定有効 前指定有効 COVERSHEET 前指定有効 前指定有効

284 6.2.3 NetCOBOL/MeFt と連携する場合の準備 NetCOBOL/MeFt 帳票の場合 以下のファイルの準備が必要です NetCOBOLと直接連携する場合 : 印刷情報ファイル MeFt 経由によるNetCOBOL との連携を行う場合 : プリンタ情報ファイル (1) 印刷情報ファイルの設定 (NetCOBOL と直接連携する場合 ) NetCOBOL と直接連携する場合は 印刷情報ファイルに必要な情報を設定します 印刷情報ファイルは FORMAT 句なし印刷ファイルを利用して帳票を出力する場合に 出力する帳票の状態制御情報を設定する Text 形式のファイルです この印刷情報ファイルに COBOL アプリケーションで出力する帳票を List Works で運用するための設定をします Windows 版の場合は [PrintInformation] セクションに記述します 印刷情報ファイルの詳細は NetCOBOL のマニュアル を参照してください キーの説明 印刷情報ファイルに定義するキーを以下に示します アプリケーションサーバが Solaris の場合は 印刷情報ファイルのキー指定は 半角小文字となります STREAM 帳票の出力方式 FORMAT 句なし印刷ファイルを使用して出力する帳票の出力方式を指定します List Works と連携して電子帳票出力をする場合は LW を指定します このキーは 必須項目です 省略した場合 PR ( 通常のプリンタ出力 ( 紙印刷 )) を指定したものとみなされるので 電子帳票出力されません 例 ) [ アプリケーションサーバが Windows サーバの場合 ] STREAM=LW [ アプリケーションサーバが Solaris サーバの場合 ] stream LW STREAMENV 電子帳票情報ファイルの物理パス 電子帳票情報ファイルの物理パス名を指定します このキーは 必須項目です 例 ) [ アプリケーションサーバが Windows サーバの場合 ] STREAMENV=C:\NetCOBOL\SALES\LW.TXT [ アプリケーションサーバが Solaris サーバの場合 ] streamenv /home/ncobol/sales/lw.txt PRTOUT プリンタ名 プログラムで使用する電子保存装置名を指定します このキーは 必須項目です 例 ) [ アプリケーションサーバが Windows サーバの場合 ] PRTOUT=PRTNAME:FUJITSU ListWORKS Storage [ アプリケーションサーバが Solaris サーバの場合 ] prtout lwprt

285 DocumentName 文書名表示 Windows システムが提供するプリントマネージャに文書名を表示したい場合に指定します 指定可能な文書名は 128 バイト以内の英字 数字 カナ または日本語の組合せでなければなりません なお の指定が有効な場合 この指定は無視されます 例 ) [ アプリケーションサーバが Windows サーバの場合 ] DocumentName= 売上げ情報一覧表 [ アプリケーションサーバが Solaris サーバの場合 ] documentname 売上げ情報一覧表 記述例 印刷情報ファイルの記述例を以下に示します アプリケーションサーバが Windows サーバの場合 [PrintInformation] STREAM=LW STREAMENV=C:\NetCOBOL\SALES\LW.TXT PRTOUT=PRTNAME:FUJITSU ListWORKS Storage DocumentName= 売上げ情報一覧表 アプリケーションサーバが Solaris サーバの場合 # # Print Information File # stream LW streamenv /home/ncobol/sales/lw.txt prtout lwprt documentname 売上げ情報一覧表 (2) プリンタ情報ファイルの設定 (MeFt 経由による NetCOBOL との連携を行う場合 ) MeFt 経由による NetCOBOL との連携を行う場合は プリンタ情報ファイルに必要な情報を設定します プリンタ情報ファイルは List Works の固有情報を定義するための Text 形式のファイルです MeFt で設定したプリンタ情報ファイルに COBOL アプリケーション (MeFt 経由 ) で出力する帳票を List Works で運用するための設定をします プリンタ情報ファイルの詳細は MeFt のマニュアル を参照してください キーの説明 プリンタ情報ファイルに定義するキーの説明を以下の表に示します PRTDRV 電子保存装置名の指定 ( アプリケーションサーバが Windows サーバの場合 ) アプリケーションサーバが Windows サーバの場合に 電子保存装置名を半角のダブルクォーテーションで囲んで指定します このキーは 必須項目です

286 例 ) PRTDRV "FUJITSU ListWORKS Storage" PRTNAME 電子保存装置名の指定 ( アプリケーションサーバが Solaris サーバの場合 ) アプリケーションサーバが Solaris サーバの場合に 電子保存装置名を半角のダブルクォーテーションで囲んで指定します このキーは 必須項目です 例 ) PRTNAME "lwprt" PRTDEV プリンタ機種の指定 アプリケーションサーバが Solaris サーバの場合に 出力するプリンタ機種を指定します List Works で運用する場合は STREAM を指定します このキーは 必須項目です 例 ) PRTDEV STREAM STREAM 帳票の出力方式 帳票を電子化するかどうかを 切り分けるためのキーワードです LW を指定します このキーは 必須項目です 例 ) STREAM LW STREAMENV 電子帳票情報ファイルの物理パス 電子帳票情報ファイルの物理パス名を 半角のダブルクォーテーションで囲んで指定します このキーは 必須項目です 例 ) [ アプリケーションサーバが Windows サーバの場合 ] STREAMENV "d:\list\sales\lw.txt" [ アプリケーションサーバが Solaris サーバの場合 ] STREAMENV "/home/ncobol/sales/lw.txt" PRTFORM 印刷形式 登録された印刷データを 印刷属性を優先させて印刷する場合に指定します 設定できる値は 以下のとおりです PO: 縦 ( ポートレート ) LA: 横 ( ランドスケープ ) 例 ) PRTFORM PO FORMKIND 用紙種別 登録された印刷データを 印刷属性を優先させて印刷する場合に指定します 設定できる値は 以下のとおりです F: 連帳 C: 単票 例 ) FORMKIND C FORMSIZE 用紙サイズ 登録された印刷データを 印刷属性を優先させて印刷する場合に指定します 設定できる値は 以下のとおりです A3:A3 用紙 A4:A4 用紙 A5:A5 用紙 A6:A6 用紙 B4:B4 用紙 B5:B5 用紙

287 LT: レター LG: リーガル 例 ) FORMSIZE A4 注意 印刷データに設定されている印刷属性を優先するには プリンタ情報ファイルに PRTFORM FORMKIND および FORMSIZE を定義する必要があります 記述例 プリンタ情報ファイルの記述例を以下に示します アプリケーションサーバが Windows サーバの場合 * * Printer Information File * PRTDIALG Y Print Dialog : YES PRTID " 売上げ情報一覧表 " PRTDRV "FUJITSU ListWORKS Storage" STREAM LW STREAMENV "d:\list\sales\lw.txt" OVLPDIR d:\list\sales アプリケーションサーバが Solaris サーバの場合 * * Printer Information File * PRTDIALG Y Print Dialog : YES PRTID " 売上げ情報一覧表 " PRTDEV STREAM PRTNAME "lwprt" STREAM LW STREAMENV "/home/ncobol/sales/lw.txt" OVLPDIR /home/ncobol/sales フォント名対応ファイルの設定 <Solaris 版のみ > Solaris アプリケーションで出力した帳票を List Works で運用するために Solaris アプリケーションで指定した文字フォント名を Windows の文字フォント名に対応させる必要があります 文字フォント名の対応は フォント名対応ファイルに定義します 注意 フォント名対応ファイルは EUC コードで作成する必要があります

288 ファイル名 フォント名対応ファイルは lwfontmap.ini という名前のファイルです フォント名対応ファイルの格納フォルダは 以下のとおりです - アプリケーションサーバとリスト管理サーバを別サーバで運用する場合 /$DIR/FJSVlw-pa/etc $DIR は List Works 帳票データ転送アダプタのインストールディレクトリです - アプリケーションサーバとリスト管理サーバを同じサーバで運用する場合 /$DIR/FJSVlw-sv/etc $DIR は List Works のインストールディレクトリです 形式 フォント名対応ファイルの書式は 以下のとおりです システムフォント名 (Solaris) [tab] Windowsフォント名 - システムフォント名 (Solaris) とWindowsフォント名の間は 1つ以上のTabで区切る必要があります - 先頭の # は コメント行を表します - 定義されていないシステムフォント名 (Solaris) は フォント名の置き換えが行われません - システムフォント名 (Solaris) の指定には ワイルドカード (*) の指定が可能です UNIX-FONT WINDOWS-FONT : 完全一致の置き換え UNIX-FONT* WINDOWS-FONT : 先頭一致の置き換え *UNIX-FONT* WINDOWS-FONT : 部分一致の置き換え *UNIX-FONT WINDOWS-FONT : 末尾一致の置き換え 使用例 - 先頭が 標準 で始まるフォントを MS 明朝 ( 注 ) に置き換える場合の設定例標準 * MS 明朝 ( 注 ) 注 :MSは全角文字です - すべてのフォントを MS ゴシック ( 注 ) に対応付ける場合の設定例 * MS ゴシック ( 注 ) 注 :MSは全角文字です 初期値 インストール時のフォント名対応ファイルの初期値は 以下のとおりです # 1) "Gothic" という文字列がどこかに含まれる : MS ゴシック ( 注 ) # 2) その他 : MS 明朝 ( 注 ) *Gothic* MS ゴシック ( 注 ) * MS 明朝 ( 注 ) 注 :MS は全角文字です

289 6.3 富士通ホスト帳票を扱う場合 富士通ホスト帳票を扱う場合の準備について説明します 準備としては 印刷データに付加する帳票情報の設定があります また 分散印刷運用の場合は 印刷データを転送するとリスト管理サーバに自動登録されますが ファイル転送運用の場合は List Works サーバで受信した印刷データを帳票登録コマンドで登録する必要があります 帳票情報の設定 List Works に帳票を登録したり活用したりするときに必要となる帳票情報 ( 帳票名や振り分け先など ) の設定について説明します 帳票情報は 以下の箇所で設定することができます 複数箇所で帳票情報を設定する場合は 採用の優先順位があります 採用の優先順位は 以下のとおりです 1. APS/NP OSIV LISTVIEW PrintASSORT の情報連携で設定した値 ( 複数のソフトウェアを導入している場合は どれか 1 つに帳票情報を設定します ) 2. ファイル転送運用で転送した印刷データを帳票登録コマンドで登録するときに指定する情報連携ファイルの値 (Solaris 版のみ ) 3. 各フォルダのプロパティに設定している値 4. リスト管理サーバの環境設定 (Windows 版のみ ) またはサーバ動作環境ファイル (Solaris 版のみ ) に設定している値 注意 複数の製品で帳票情報を設定すると 情報連携機能を使用した場合 実際に帳票に付加される帳票情報や 各種機能の処理結果が意図しない結果になる場合があります 情報連携機能を利用するときは 複数の製品で同時に帳票情報を設定しないでください 帳票情報には 印刷属性に設定してある値が優先されるものがあります

290 各ソフトウェアの帳票情報を連携富士通ホスト上の各ソフトウェアに帳票情報を設定して その情報を連携することができます 運用により 連携できるソフトウェアが異なります 分散印刷運用の場合 - APS/NPと連携 - OSIV LISTVIEWと連携 - PrintASSORTと連携上記の複数のソフトウェアを導入している場合は どれか1つに帳票情報を設定します ファイル転送運用の場合 - OSIV LISTVIEWと連携 帳票情報を連携する場合の設定については 帳票情報を連携する場合の準備 を参照してください 各フォルダのプロパティで設定 帳票作成時や帳票出力元で以下の帳票情報を設定しなかった場合は List Works の環境構築時に設定した各フォルダのプロパティの値が有効となります フォルダ受信フォルダ保管フォルダ印刷フォルダ 帳票情報 帳票の振り分け先 帳票保管の有効期限帳票の自動削除対象の指定セパレータページの扱い連続紙の幅抜き出し検索 帳票保管の有効期限 各フォルダのプロパティの設定方法については 操作手引書運用管理者編 を参照してください 情報連携ファイルに設定 <Solaris 版のみ > Solaris 版 List Works の場合 ファイル転送運用で転送した印刷データを 帳票登録コマンドで登録するときに指定する情報連携ファイルに 帳票情報を設定することができます 情報連携ファイルに帳票情報を設定してコマンドで登録する方法については 印刷データの登録 < ファイル転送運用のみ > を参照してください リスト管理サーバの環境設定で設定 <Windows 版のみ > 帳票作成時や帳票出力元で帳票登録時のメール送信の設定をしなかった場合は List Works の環境構築時に設定したリスト管理サーバの環境設定の値が有効となります リスト管理サーバの環境設定の詳細については 環境構築手引書 および 操作手引書運用管理者編 を参照してください

291 6.3.2 帳票情報を連携する場合の準備 各ソフトウェアの帳票情報を連携する場合の方法について説明します (1) APS/NP での設定 APS/NP を使用して帳票情報を連携する場合は 帳票情報 (APS/NP では 仕分け情報と呼びます ) を APS/NP 管理ファイルに定義します 分散印刷運用の場合に利用できます APS/NP で設定する場合は このほかのソフトウェアでは設定しないでください 設定手順 1. APS/NP 管理ファイルに 以下の情報をメンバとして登録します 帳票情報の詳細については このあとの (4) 帳票情報のサポート範囲 を参照してください システム情報 ( メンバ名 :#SYSINFO) 検索キーパラメタ ( メンバ名 :#SRCHKEY) 帳票情報 ( 仕分け情報 ) ( メンバ名 : 任意 ) 帳票情報の定義例を以下に示します なお Windows 版の場合を例にしています ;## LISTVIEW EXAMPLE ## [LISTVIEW] ;## 営業 1 課用管理簿 ## LV-DB-PATH=\ 営業部 \ 売上表 LV-TITLE=A 製品売上 LV-STITLE=2003 年用 2. APS 起動用カタログドプロシジャ内に APS/NP 管理ファイルを定義します APS/NP の詳細は OSIV APS/NP 説明書 を参照してください (2) OSIV LISTVIEW での設定 OSIV LISTVIEW を使用して帳票情報を連携する場合は 分散印刷運用 ファイル転送運用の両方で利用できます 分散印刷運用のシステムで OSIV LISTVIEW と連携する場合は このほかのソフトウェアでは情報連携の設定はしないでください 帳票情報の連携は 以下の手順で実施します 帳票情報の連携を定義 OSIV LISTVIEW を起動する実行文の変更 帳票情報の連携を定義 帳票情報マスタファイルに登録されているメンバ内に 以下のように情報を設定します または 新規にメンバを作成して 以下の情報を設定します 帳票情報の詳細については このあとの (4) 帳票情報のサポート範囲 を参照してください

292 なお LISTVIEW の制御文で記述できる LV-DEF オペランドは 20 個までです 注 : 分散印刷運用の場合は SYSOUT( 出力クラス ) も可能 OSIV LISTVIEWを起動する実行文の変更 OSIV LISTVIEWを起動する実行文を情報連携用に変更します MSPの場合 //LISTVIEW EXEC PGM=KODLVW,PARM='LSTDEF= メンバ名,OPT=001',RESION=4096K - PARMオペランドの LSTDEF パラメタに帳票情報の連携を定義したメンバ名を設定 - PARMオペランドに OPT パラメタを追加ただし OSIV LISTVIEWがV10L30 以降の場合は不要です XSPの場合 \LISTVIEW EX KODLVW,RESION=4096K \ PARA LSTDEF= メンバ名,OPT=001 - PARA 文の LSTDEF パラメタに帳票情報の連携を定義したメンバ名を設定 - PARM 文に OPT パラメタを追加ただし OSIV LISTVIEWがV10L30 以降の場合は不要です OSIV LISTVIEW の詳細については OSIV LISTVIEW 運用手引書 を参照してください (3) PrintASSORT での設定 PrintASSORT と帳票情報を連携して運用することができます 分散印刷運用の場合に利用できます PrintASSORT で帳票情報を設定する場合は このほかのソフトウェアでは設定しないでください PrintASSORT を使用して帳票情報を連携する場合の設定については OSIV SystemWalker/PrintASSORT のマニュアル を参照してください (4) 帳票情報のサポート範囲 帳票情報を連携する場合に使用できる帳票情報の種類と 分散印刷運用 / ファイル転送運用でのサポート範囲を以下に示します

293 分散印刷運用では PrintASSORT APS/NP OSIV LISTVIEW のいずれかの帳票情報を使用します ファイル転送運用では OSIV LISTVIEW の帳票情報を使用します 注意 キーワードの設定において 使用できない文字がありますので注意してください 使用できない文字については H.2 使用できない文字 を参照してください 各キーワードで指定する値について 1 バイト系文字は EBCDIC-ASCII コード系で指定する必要があります 参考 同一キーワードが重複して指定されている場合 Windows 版は前に指定したキーワードが有効となり Solaris 版は登録エラーとなります キーワード名を誤って指定した場合 設定は無効となります 登録エラーとならず かつキーワード名が誤っている旨のログ情報は出力されません ただし Solaris 版で以下のキーワード名の設定を誤った場合 登録エラーとなり 実行履歴にエラー情報が出力されます - LV-MAIL-TEMPLATE-nnn - LV-ACCESS-USER-nn - LV-ACCESS-GROUP-nn Solaris 版では 帳票の格納先として物理パスを指定することができます この場合 保管フォルダの物理パスと論理パスの対応関係を定義してください 対応定義がされていない状態で 物理パスを指定して帳票の登録を行った場合は 登録エラーとなります パスの対応定義については 保守手引書 を参照してください サポート状況の種別は 以下のようになっています : サポート : 条件つきサポート : 未サポート PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-DB-PATH LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DB-PATH 印刷データの保存先 List Works 帳票に変換した印刷データを保存する保管フォルダを論理パス名で指定します 保管フォルダ名として使用できない文字を指定しないでください 使用できない文字については H.2 使用できない文字 を参照してください 省略した場合は 受信フォルダの振り分け定義に従って格納先の論理パス名が決まります 保管フォルダの論理パス名の指定には 以下の 2 とおりの方法があります リストナビのフォルダ一覧に表示される [ 保管フォルダ ] 配下の保管フォルダ名を指定

294 例 ) [Windows 版の場合 ] DB-PATH=\ 営業部 \ 売上表 [Solaris 版の場合 ] DB-PATH=/ 営業部 / 売上表 リスト管理サーバ環境設定の 登録先の保管フォルダがない場合に 保管フォルダを作成する にチェックした場合でも 本キーワードで指定した論理パス名の第一階層は作成することはできません 第一階層は存在するフォルダを指定してください リストナビの保管フォルダのプロパティに表示されるフォルダの場所を指定 例 ) [Windows 版の場合 ] DB-PATH=C:\ 営業部 \ 売上表 [Solaris 版の場合 ] DB-PATH=/home/eigyou/ 売上表 この情報を指定した場合は 受信フォルダの振り分け条件は無効になります Windows 版で保管フォルダの共有運用を行う場合は UNC 名を指定する必要があります IPv6 環境の場合 UNC 名のサーバ名には ホスト名を指定してください サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-TITLE LISTVIEW の制御文 TITLE または TITLE POS 帳票名 帳票名を 40 バイト以内の文字で指定します 40 バイトを超えて指定した場合 超えた部分は切り捨てられます LV-DB-PATH を指定しない場合 受信フォルダの振り分け条件キー タイトル として使用され 振り分け先を選択できます 省略した場合 以下のとおりとなります [Windows 版の場合 ] 分散印刷運用の場合 富士通ホストの設定に従います - デマンド要求 (PRTFILE PRTJOB) で NOTE オペランドありの場合 NOTE オペランドに指定した文字列 - デマンド要求 (PRTFILE) で NOTE オペランドなしの場合 FNA 通信形態 FILE オペランドに指定したファイル名 TCP/IP 通信形態 PRTFILE コマンドを実行したユーザのユーザ ID - デマンド要求 (PRTJOB) で NOTE オペランドなしの場合 JCL に指定したジョブ名 - バッチジョブの場合 JCL に指定したジョブ名 - LD 配信 (APS/DSP を使用した配信 ) の場合 APS/DSP の LD 名 ファイル転送運用の場合 システム日付 + 自動生成された 7 桁の数値 +m となります システム日付 :YYYYMMDDhhmmssSSS

295 [Solaris 版の場合 ] サーバ動作環境ファイルの MFINF( 富士通ホストの情報の扱い ) の設定に従います サーバ動作環境ファイルについては 環境構築手引書 を参照してください - MFINF の値が 0 または 2 の場合 業務名 _ 業務番号 _ ファイル番号 _ 一意な文字列 _ 富士通ホストのユーザ ID_ 富士通ホストの OS 種別 ( 注 ) 注 : 業務名 業務番号 富士通ホストのユーザ ID には 以下の表の値が設定されます ファイル番号は 1 一意な文字列は 自動生成された 13 桁の数値 富士通ホストの OS 種別は MSP または XSP が設定されます デマンド要求 (PRTFILE) の場合 デマンド要求 (PRTJOB) の場合 業務名業務番号富士通ホストのユーザ ID PRTFILE PRTJOB コマンドを実行したユーザのユーザ ID 1 PRTFILE PRTJOB コマンドを実行したユーザのユーザ ID ジョブ番号 バッチジョブの場合 JCL に指定したジョブ名 JCL に指定した実行ユーザ ID LD 配信 (APS/DSP を使用した配信 ) の場合 - MFINF の値が 1 または 3 の場合 サポート状況 APS/DSPのLD 名 1 応用プログラムから登録された 帳票 デマンド要求 (PRTFILE PRTJOB) で NOTE オペランドありの場合 NOTE オペランドに指定した文字列 デマンド要求 (PRTFILE PRTJOB) で NOTE オペランドなしの場合 帳票名は設定されません バッチジョブの場合 帳票名は設定されません LD 配信 (APS/DSP を使用した配信 ) の場合 帳票名は設定されません TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 AIM 応用プログラム名 ワークステーションから登録された帳票 AIM ワークステーション名 格納先が特定できない帳票 AIM( 固定値 ) PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-STITLE LISTVIEW の制御文 COMMENT または COMMENT POS コメント

296 帳票の副題 ( コメント ) を 40 バイト以内の文字で指定します 40 バイトを超えて指定した場合 超えた部分は切り捨てられます LV-DB-PATH を指定しない場合 受信フォルダの振り分け条件キー コメント として使用され 振り分け先を選択できます 省略した場合 値は設定されません サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-MAKER LISTVIEW の制御文 MAKER または MAKER POS 帳票の作成者名 帳票の作成者名を 16 バイト以内の文字で指定します 16 バイトを超えて指定した場合 超えた部分は切り捨てられます なお 受信フォルダの振り分け条件キー ユーザ ID とは異なり 振り分け条件としては利用できません 省略した場合 以下のとおりとなります [Windows 版の場合 ] 分散印刷運用の場合 富士通ホストの設定に従います - デマンド要求 (PRTFILE PRTJOB) の場合 PRTFILE PRTJOB コマンドを実行したユーザのユーザ ID - バッチジョブの場合 富士通ホストの OS 種別が MSP 作成者名は設定されません 富士通ホストの OS 種別が XSP JCL の USER オペランドに指定したユーザ ID または JCL の USER オペランドを指定していない場合は JCL の実行ユーザ ID または RACF が動作していない場合とシステムコンソールから実行した場合は 作成者名は設定されません - LD 配信 (APS/DSP を使用した配信 ) の場合 応用プログラムから登録された帳票 AIM 応用プログラム名 ワークステーションから登録された帳票 AIM ワークステーション名 格納先が特定できない帳票 AIM( 固定値 ) ファイル転送運用の場合 値は設定されません [Solaris 版の場合 ] サーバ動作環境ファイルの MFINF( 富士通ホストの情報の扱い ) の設定に従います

297 サーバ動作環境ファイルについては 環境構築手引書 を参照してください - MFINF の値が 0 または 1 の場合 設定されません - MFINF の値が 2 または 3 の場合 デマンド要求 (PRTFILE PRTJOB) の場合 PRTFILE PRTJOB コマンドを実行したユーザのユーザ ID バッチジョブの場合 JCL に指定した実行ユーザ ID LD 配信 (APS/DSP を使用した配信 ) の場合 - 応用プログラムから登録された帳票 AIM 応用プログラム名 - ワークステーションから登録された帳票 AIM ワークステーション名 - 格納先が特定できない帳票 サポート状況 AIM( 固定値 ) TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-TERM LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-TERM または SPLRCV LV- TERM 帳票の有効期限 帳票の登録有効期限を 1~9999( 日 ) の数字で指定します 省略した場合は 保管フォルダのプロパティに指定されている値が有効になります サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-DATE-TYPE DATE TYPE LISTVIEW の制御文 作成日付の形式 LV-DATE で指定する作成日付の形式を 0~8 の数字で指定します 和暦の年号は平成です 0:YYMMDD( 西暦 ) 1:YYMMDD( 和暦 ) 2:YY 年 DDD 日 ( 西暦 ) 注 : DDD は 1 月 1 日から通算日数 3:YY 年 DDD 日 ( 和暦 ) 4:YYYY 年 MM 月 DD 日 ( 西暦 )

298 5:YY 年 MM 月 DD 日 ( 西暦 ) 6:YY 年 MM 月 DD 日 ( 和暦 ) 7:YY/MM/DD( 西暦 ) 8:YY/MM/DD( 和暦 ) 本キーワードを省略した場合 以下のようになります - LV-DATE が設定されている場合 - Windows 版の場合 LV-DATE の設定が無効となり 作成日付は 印刷データが作成された日付となります - Solaris 版の場合 本キーワードに 0 が設定されたと見なし 登録処理が行われます - LV-DATE の設定が省略されている場合 作成日付は 印刷データが作成された日付となります サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-DATE LISTVIEW の制御文 DATE または DATE POS 印刷データの作成日付 印刷データの作成日付を LV-DATE-TYPE で指定した形式に従って指定します 指定できる範囲は Windows 版では西暦 2069 年 12 月 31 日 ( 平成 81 年 12 月 31 日 ) までです Solaris では西暦 2038 年 1 月 19 日 ( 平成 50 年 1 月 19 日 ) までです 和暦の年号は平成です なお LV-DATE-TYPE に 0,2,5 および 7 を指定し LV-DATE の先頭 2 桁に 70~99 を指定した場合は 1900 年代と見なします 例 ) 西暦 2006 年 5 月 6 日を指定する場合 Windows 版 LV-DATE-TYPE LV-DATE( は半角空白 * は区切り記号 ) Solaris 版 または または **126** または 6**126** 3 18**126** **05**06** または 2006** 5** 6** 5 06**05**06** または 6** 5** 6** 6 18**05**06** または 18** 5** 6** 7 06*05*06 または 6* 5* *05*06 または 18* 5* 6 LV-DATE-TYPE LV-DATE( * は区切り記号 )

299 LV-DATE-TYPE LV-DATE( * は区切り記号) **126** 3 18**126** **05**06** 5 06**05**06** 6 18**05**06** 7 06*05* *05*06 本キーワードを省略した場合 印刷データが作成された日付となります LV-DATE-TYPE を省略して本キーワードを指定した場合 以下のとおりとなります - Windows 版の場合 作成日付は 印刷データが作成された日付となります - Solaris 版の場合 LV-DATE-TYPE に 0 が設定されたと見なし 登録処理が行われます サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-TIME-TYPE LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-TIME-TYPE) 作成時刻の形式 LV-TIME で指定する作成時刻の形式を 0~2 の数字で指定します 0:HHMM 1:HH 時 MM 分 2:HH:MM 本キーワードを省略した場合 以下のようになります - LV-TIME が設定されている場合 - Windows 版の場合 LV-TIME の設定が無効となり 作成時刻は 印刷データが作成された時刻となります - Solaris 版の場合 本キーワードに 0 が設定されたと見なし 登録処理が行われます - LV-TIME の設定が省略されている場合 LV-DATE が指定された場合 作成時刻は 0 時 0 分となります LV-DATE が指定されない場合 作成時刻は印刷データが作成された時刻となります

300 サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-TIME LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-TIME) 印刷データの作成時刻 印刷データの作成時刻を LV-TIME-TYPE で指定した形式に従って指定します 例 ) 12 時 59 分を指定する場合 LV-TIME-TYPE LV-TIME( * は区切り記号) **59** 2 12*59 本キーワードを省略した場合 LV-DATE の指定によって変わります LV-DATE が指定された場合は 0 時 0 分となり 指定されない場合は印刷データが作成された時刻となります LV-TIME-TYPE を省略して本キーワードを指定した場合 以下のとおりとなります - Windows 版の場合 作成時刻は 印刷データが作成された時刻となります - Solaris 版の場合 LV-TIME-TYPE に 0 が設定されたと見なし 登録処理が行われます 参考 Windows 版において 0 時 0 分が設定された場合 オーバレイは日単位で最新のものが有効となります サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-DEL-TOP LISTVIEW の制御文 PAGECNTL HEADER 先頭セパレータの対処 先頭セパレータが付いている印刷データに対して そのページを削除するかどうかを指定します 指定方法は 削除したいページ数を指定します 指定範囲は 0~65535 です Windows 版では 保管フォルダのプロパティの セパレータページの扱い で 先頭ページを削除する をチェックしている場合に有効となります 省略した場合は 保管フォルダのプロパティに指定されている値が有効になります

301 サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-DEL-BOTTOM PAGECNTL FOOTER LISTVIEW の制御文 末尾セパレータの対処 末尾セパレータが付いている印刷データに対して そのページを削除するかどうかを指定します 指定方法は 削除したいページ数を指定します 指定範囲は 0~65535 です Windows 版では 保管フォルダのプロパティの セパレータページの扱い で 末尾ページを削除する をチェックしている場合に有効となります 省略した場合は 保管フォルダのプロパティに指定されている値が有効になります サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-LP-WIDTH PRTDFLT LPW LISTVIEW の制御文 印刷データの用紙サイズ 印刷データの用紙サイズが 連帳用紙 (LP) の場合に その用紙の横幅サイズを指定します 指定範囲は 650(6.5 インチ )~2000(20 インチ ) です 省略した場合は 保管フォルダのプロパティに指定されている値が有効になります サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-DELTYPE LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-DELTYPE) 印刷データの削除対象指示 登録有効期限を過ぎた印刷データを 削除対象にするかどうかを指定します 省略した場合は 保管フォルダのプロパティに指定されている値が有効になります 0: 削除対象としない 1: 削除対象とする サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-FONTTYPE (Windows 版のみ設定可能 ) FONTTYPE LISTVIEW の制御文

302 外字の扱い Windows 版の場合に 拡張漢字 / 非漢字を 文字コードとして表示するか イメージとして表示するかを指定します 省略した場合は リスト管理サーバ環境設定の 登録 タブの指定に従います 0: イメージとして表示する 1: 文字コードとして表示する 注意 すべての拡張漢字 / 非漢字が対象ではありません 外字の準備については 外字の準備 を参照してください サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-SRH-IDX LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-SRH-IDX または SPLRCV LV-SRH-IDX 抜き出し検索ファイルの作成 抜き出し検索ファイルを作成するかどうかを指定します 省略した場合は 保管フォルダのプロパティに指定されている値が有効になります 0: 抜き出し検索ファイルを作成しない 1: 抜き出し検索ファイルを作成する サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-FCB-NAME (Windows 版のみ設定可 ) PRTDFLT FCB LISTVIEW の制御文 FCB 名 FCB 名を指定します ファイル転送運用および TCP/IP 通信形態の分散印刷運用の場合 印刷データに FCB 名が設定されている際は 印刷データの指定が有効となり 帳票情報の指定は無効となります 省略した場合 値は設定されません サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 :FNA 通信形態の場合は 指定された FCB の 用紙長 だけが連長用紙で有効となり 行ピッチ は無効になります PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-OVL-NAME (Windows 版のみ設定可 ) PRTDFLT FLASH LISTVIEW の制御文

303 オーバレイ名 オーバレイ名を指定します 省略した場合 値は設定されません サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-SHEET (Windows 版のみ設定可 ) PRTDFLT SHEET LISTVIEW の制御文 用紙サイズ 用紙サイズを指定します 印刷データに用紙サイズの指定がない場合 有効となります 省略した場合の値は 0 です 0:LP 1:A3 2:A4 3:A5 4:B4 5:B5 6:LTR サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-PRMODE (Windows 版のみ設定可 ) PRTDFLT PRTMODE LISTVIEW の制御文 印刷モード 印刷モードを指定します 印刷データに印刷モードの指定がない場合 有効となります 省略した場合の値は 0 です 0: ランドスケープ 1: ポートレート サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-CODE CODE LISTVIEW の制御文 1 バイト文字コードの文字コード系 1 バイト文字コードの文字コード系を指定します 省略した場合の値は 0 です 0:EBCDIC カナ 1:EBCDIC 英小文字 2:EBCDIC ASCII

304 List Works では ASCII コードに変換しますが 一部のコードについては 特殊な扱いをします 詳細については C.1.3 文字の扱いについて を参照してください サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-CPI CPI LISTVIEW の制御文 1 バイト文字コードの文字間隔 1 バイト文字コードの文字間隔を指定します 省略した場合の値は 0 です 0:10CPI 1:12CPI 2:15CPI サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-OS - LISTVIEW の制御文 OS 印刷データが作成された OS を指定します 省略した場合の値は 0 です 0:MSP 1:XSP OSIV LISTVIEW を使用しない場合は 必ず指定してください サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-UNPRAREA LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-UNPRAREA) 印刷禁止域 印刷禁止域を制御するかどうかを指定します 省略した場合の値は 0 です 0: 印刷禁止域を制御しない 1: 印刷禁止域を制御する

305 サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード - LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-DFLT) LISTVIEW 制御文を省略した場合の扱い 表中の以下の LISTVIEW 制御文を省略した場合 - 帳票の有効期限 - 作成日付の形式 - 印刷データの作成日付 - 印刷データの用紙サイズ - 外字の扱い - 抜き出し検索ファイルの作成 - 用紙サイズ - 印刷モード - 1 バイト文字モードの文字コード系 - 1 バイト文字モードの文字間隔 帳票情報の省略値を有効にするかどうかを指定します YES: 有効にする NO : 有効にしない NO を指定した場合は LV-DB-PATH を必ず指定してください サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-TOL-FLG LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-TOL-FLG) または SPLRCV LV-DEF (LV-TOL-FLG) メール送信の種別 印刷データを受信と同時にメール送信する場合 メール送信の種別を指定します 省略した場合は リスト管理サーバ環境設定の 送信 タブの指示に従います 0: メールを送信しない 1: 帳票エントリファイルを送信する 2: 帳票ファイルを送信する 3: 帳票を PDF 形式に変換して送信する Solaris 版では PDF メールの配信として 0 または 3 を指定します 1 および 2 を指定することはできません 1 および 2 を指定した場合 指定を無視して登録します

306 なお 本指定で 3 を指定する場合には リスト管理サーバに List Creator Enterprise Edition がインストールされている必要があります サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-TOL-OVL (Windows 版のみ設定可 ) LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-TOL-OVL) または SPLRCV LV-DEF (LV-TOL-OVL) オーバレイの送信指示 LV-TOL-FLG で 2 を指定して List Works 帳票をメール送信する場合 オーバレイを送信するかどうかを指定します 省略した場合は リスト管理サーバ環境設定の 送信 タブの指示に従います 0: オーバレイを送信しない 1: ドットオーバレイを送信する 2: ベクトルオーバレイを送信する ( ベクトルオーバレイがない場合は ドットオーバレイを送信します ) サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-MAIL-TO LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-MAIL-TO) 送信先アドレス (TO) LV-TOL-FLG で 1 2 または 3 を指定した場合の必須項目です 送信先メールアドレスを LV-MAIL-TO= を含め 256 バイト以内で指定します 256 バイトを超えて指定した場合にはエラーになります 注意 LV-TOL-FLG で 1 を指定した場合 IPv4 環境または IPv4/IPv6 デュアルスタック環境にある List Works クライアントのメールアドレスを指定してください IPv6 のみの環境にある List Works クライアントのメールアドレスを指定しても 受信したクライアントでは帳票を表示できません 送信先メールアドレスに指定できる文字は 半角英数字. - _ です 送信先メールアドレスを誤って設定した場合 List Works のエラーにはならず 誤って設定されたメールアドレスにメールが送信されます メールを暗号化する場合は メールアドレスに続けてニックネーム ( 注 ) を記述します 例 ) ( 斜体字部分にはメールアドレスが入ります ) LV-MAIL-TO=m-address<nickname> また複数の送信先を指定する場合は 以下のように, で区切って記述します LV-MAIL-TO=m-address,m-address2 LV-TOL-FLG に 1 2 を指定する場合 ニックネームは指定できません ニックネームを指定した場合 暗号化はされず ニックネームを含むアドレスが送信先メールアドレスとして認識されます

307 ニックネームを指定する場合 指定できるメールアドレスは 1 つだけとなります ニックネームを指定する場合は LV-MAIL-CC および LV-MAIL-BCC を同時に指定することはできません 注 : ニックネームは List Creator の証明書管理環境に登録されている証明書のニックネームを指定する必要があります 詳細については List Creator のマニュアル を参照してください サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-MAIL-CC LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-MAIL-CC) 送信先アドレス (CC) LV-TOL-FLG で 3 を指定した場合 送信先メールアドレス (CC) を LV-MAIL-CC= を含め 256 バイト以内で指定します 省略可能です 送信先メールアドレス (CC) に指定できる文字は 半角英数字. - _ です 例 ) ( 斜体字部分にはメールアドレスが入ります ) LV-MAIL-CC=m-address また複数の送信先を指定する場合は 以下のように, で区切って記述します LV-MAIL-CC=m-address,m-address2 なお ニックネームを記述したメールアドレスを指定した場合 ニックネームは無視され 暗号化もされません サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-MAIL-BCC LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-MAIL-BCC) 送信先アドレス (BCC) LV-TOL-FLG で 3 を指定した場合 送信先メールアドレス (BCC) を LV-MAIL-BCC= を含め 256 バイト以内で指定します 省略可能です 送信先メールアドレス (BCC) に指定できる文字は 半角英数字. - _ です 例 ) ( 斜体字部分にはメールアドレスが入ります ) LV-MAIL-BCC=m-address また複数の送信先を指定する場合は 以下のように, で区切って記述します LV-MAIL-BCC=m-address,m-address2 なお ニックネームを記述したメールアドレスを指定した場合 ニックネームは無視され 暗号化もされません サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用

308 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-MAIL-TEMPLATE-nnn LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-MAIL-TEMPLATEnnn) メッセージ LV-TOL-FLG で 3 を指定した場合 テンプレートファイル ( メール配信時のメールヘッダ およびメール本文 ) への入力値を 以下の書式で設定します 省略可能です LV-MAIL-TEMPLATE-nnn= 変数名 : 変数への入力値 (nnn は 001~999 までの一意の数字 ) 例 ) List Creator Enterprise Edition のテンプレートファイルに subject toname message という変数を定義した場合 以下のように設定します LV-MAIL-TEMPLATE-001=subject: タイトル LV-MAIL-TEMPLATE-002=toname: 富士通 LV-MAIL-TEMPLATE-003=message: 該当帳票を LV-MAIL-TEMPLATE-004=message:PDF 形式で送付します 上記例の変数 message のように 同一の 変数名 に対し続けて文字列を設定した場合 その前に設定した文字列との間に改行を入れることができます 1 つのキーワードで指定できるテンプレートファイルへの入力値は LV-MAIL-TEMPLATE-nnn= を含めて 256 バイトまでです 半角英数字と半角記号は 256 文字 半角カタカナ 全角文字は 128 文字まで指定できます List Creator Enterprise Edition のテンプレートファイルに設定する変数名には 英小文字および数字だけが利用可能です テンプレートについては List Creator のマニュアル を参照してください 注意 メールのタイトルおよび本文に半角カタカナを使用しないでください 半角カタカナは 文字化けします サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-PDF-KEEP LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-PDF-KEEP) PDF ファイルの保存指定 帳票を PDF 形式に変換する場合 PDF ファイルを保存するかどうかを指定します 省略した場合の値は 0 です 0: 保存しない 1: 保存する 2:PDF 帳票として保管する LV-TOL-FLG で 3 以外を指定して この指定で 0 を指定した場合は 帳票の PDF 変換は行われません LV-PDF-KEEP で 1 を指定した場合 LV-PDF-KEEP-PATH で PDF ファイルの保存先を指定する必要があります LV-PDF-KEEP で 2 を指定した場合 帳票の登録先に保管され Web クライアントからの閲覧のみが可能となります Web クライアントから PDF 帳票を参照するには Web 連携機能のインストールと設定が必要です

309 なお 本指定で 1 または 2 を指定する場合には リスト管理サーバに List Creator Enterprise Edition がインストールされている必要があります サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-PDF-KEEP-PATH LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-PDF-KEEP-PATH) PDF ファイルの保存先 LV-PDF-KEEP で 1 を指定した場合の必須項目です LV-PDF-KEEP に 1 を指定して 本キーワードが指定されていない場合 エラーとなります PDF ファイル保存先のフォルダを 185 バイト以内の物理パスで指定します 185 バイトを超えた場合 設定されていないものとして処理を行い エラーとなります 本キーワードで指定した物理パスが存在しない場合 エラーとなります 例 ) [Windows 版 ] PDF-KEEP-PATH=C:\PDF [Solaris 版 ] PDF-KEEP-PATH=/tmp/pdf [Windows 版の場合 ] LV-PDF-NAME-TYPE に 1~3 が設定されており 保存先に指定したフォルダに同名の PDF ファイルが存在する場合は LV- PDF-FILE-FLG の指定に従います 上記以外のとき 保存先に指定したフォルダに同名の PDF ファイルが存在する場合 上書きします [Solaris 版の場合 ] 保存先に指定したフォルダに 同名の PDF ファイルが存在する場合 上書きします 注意 PDF ファイルの保存先には 保管フォルダを指定しないでください サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-PDF-NAME-TYPE (Windows 版のみ設定可 ) LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-PDF-NAME-TYPE PDF ファイル名に使用する管理情報の指定 LV-PDF-KEEP に 1 を指定したとき PDF ファイルのファイル名に帳票の管理情報 ( 帳票名や作成者名など ) を付加する場合に指定します 省略した場合の値は 0 です 管理情報にデータが入っていない場合 0 が設定されたとみなし 帳票の実ファイル名を PDF ファイルのファイル名とします LV-PDF-KEEP に 1 以外が指定されている場合 本キーワードの指定は無視されます 下記以外の値が設定された場合 エラーとなります

310 0: 帳票の実ファイル名 (xxxxxxxx-xxxxxxxx.pdf) 1: 帳票名 2: 作成者名 3: コメント 例 ) 帳票名 在庫照会 商品入出庫明細表 をファイル名として PDF ファイルを出力する場合 LV-PDF-NAME-TYPE=1 参考 帳票の管理情報を付加し 帳票の管理情報にPDFファイル名として使用できない文字が使用されている場合 エラーとなります ファイル名として使用できない文字は以下のとおりです 半角文字の \ / : *? <> 帳票の管理情報を付加し 帳票の管理情報に外字が含まれている場合 PDFファイル名が正しく表示されないことがあります サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-PDF-FILE-FLG (Windows 版のみ設定可 ) LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-PDF-FILE-FLG PDF ファイルの作成方法の指定 LV-PDF-NAME-TYPE で 1~3 を設定した場合の PDF ファイルの作成について指定します 省略した場合の値は 2 です 下記以外の値が設定された場合 エラーとなります 0: 上書き保存する 1: エラーとする 2: ファイル名の後に PDF ファイルが生成されたシステム日付 (yyyymmddhhmmssss) を付与する 例 ) 上書き保存する場合 LV-PDF-FILE-FLG=0 参考 本キーワードを省略したとき または本キーワードで 2 を指定したとき システム日付 (yyyymmddhhmmssss) まで一致している場合 PDF ファイルを上書きします LV-PDF-NAME-TYPE で指定した管理情報が帳票に付加されていなかった場合 帳票の実ファイル名を PDF ファイルのファイル名として 作成されます この場合 本キーワードの指定は有効になりません サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-PDF-OPEN-PWD LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-PDF-OPEN-PWD)

311 PDF ファイルの 文書を開く パスワード LV-TOL-FLG に 3 を指定した場合 または LV-PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルを開くときのパスワードを 32 バイト (32 文字 ) 以内の半角英数字または記号 (ASCII コードの文字範囲 ) で指定します そのほかの文字を指定した場合エラーとなります 32 バイトを超えた場合はエラーとなります 省略した場合 パスワードなしで開くことができます 例 ) LV-PDF-OPEN-PWD=OP#03!X2 サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-PDF-SECU- PWD LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-PDF-SECU-PWD) PDF ファイルの セキュリティオプションの変更 パスワード LV-TOL-FLG に 3 を指定した場合 または LV-PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルのセキュリティオプションを変更するときのパスワードを 32 バイト (32 文字 ) 以内の半角英数字または記号 (ASCII コードの文字範囲 ) で指定します そのほかの文字を指定した場合エラーとなります 32 バイトを超えた場合はエラーとなります 文書を開く パスワードと同じパスワードを指定した場合 この セキュリティオプションの変更 パスワードは無効となります 省略した場合は パスワードなしでセキュリティオプションの変更ができます 例 ) LV-PDF-SECU-PWD=CHG&#037 サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-PDF-PRINT LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-PDF-PRINT) 印刷許可指定 LV-TOL-FLG に 3 を指定した場合 または LV-PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルの印刷を許可するかどうかを指定します 0: 印刷を許可する 1: 印刷を許可しない 省略した場合の値は 0 です サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用

312 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-PDF-MODIFY LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-PDF-MODIFY) 文書変更許可指定 LV-TOL-FLG に 3 を指定した場合 または LV-PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルの文書の変更を許可するかどうかを指定します 0: 変更を許可する 1: 変更を許可しない 省略した場合の値は 0 です 0: 許可する を指定して PDF 変換しても Adobe Reader で文書を変更することはできません また 0: 許可する を指定して変換した PDF ファイルを Adobe Reader で表示し セキュリティ情報を参照した場合 許可しない と出力されることがあります サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-PDF-SELECT LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-PDF-SELECT) PDF ファイルのテキスト / グラフィックス選択許可指定 LV-TOL-FLG に 3 を指定した場合 または LV-PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルのテキストとグラフィックスの選択を許可するかどうかを指定します 0: 選択を許可する 1: 選択を許可しない 省略した場合の値は 0 です サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-PDF-ANNOTATE LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-PDF-ANNOTATE) PDF ファイルの注釈 / フォームフィールド追加変更許可指定 LV-TOL-FLG に 3 を指定した場合 または LV-PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルの注釈とフォームフィールドの追加と変更を許可するかどうかを指定します 0: 追加 変更を許可する 1: 追加 変更を許可しない 省略した場合の値は 0 です 0: 許可する を指定して PDF 変換しても Adobe Reader で文書を変更することはできません また 0: 許可する を指定して変換した PDF ファイルを Adobe Reader で表示し セキュリティ情報を参照した場合 許可しない と出力されることがあります

313 サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-PDF-EMBED LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-PDF-EMBED) PDF ファイルのエンベッド指定 LV-TOL-FLG に 3 を指定した場合 または LV-PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルに文字を埋め込むかどうかを指定します 0: 埋め込まない 1: 外字を埋め込む 2: すべての文字を埋め込む 省略した場合は リスト管理サーバ環境設定の PDF タブの指定に従います 外字を含む帳票を変換する場合 0: 埋め込まない を指定すると PDF ファイルが正しく表示されない場合があります 正しく表示されない場合は 1: 外字を埋め込む または 2: すべての文字を埋め込む を指定してください 注意 外字を埋め込む場合 ( 外字を含む帳票を変換する際に 1: 外字を埋め込む または 2: すべての文字を埋め込む を指定した場合 ) は リスト管理サーバに List Creator Enterprise Edition がインストールされている必要があります また 事前に以下の操作が必要です 1. Charset Manager での List Creator 連携時の設定 2. List Creator での利用者定義文字の登録 詳細は Charset Manager のマニュアル および List Creator のマニュアル を参照してください サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-PR-PATH(Windows 版のみ設定可 ) - LISTVIEW の制御文 印刷フォルダ名の指定 印刷データを受信と同時に自動印刷するときに リスト管理サーバの印刷フォルダ名を指定します LV-PR-PATH を指定した場合 受信フォルダに設定してある振り分け先も有効になります 省略した場合 値は設定されません 例 ) LV-PR-PATH=FUJITSU XL-6010(COMMENT) なお LV-DB-PATH と同時に指定した場合は 本キーワードの指定は無効になります

314 サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 :OSIV LISTVIEW で帳票情報を連携する場合は 設定できません PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-ACCESS-USER-nn LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-ACCESS-USER-nn) ユーザに対する帳票のアクセス権 ユーザに対する帳票のアクセス権を カンマ区切りで 以下の順に設定します 1. ユーザ ID を 26 バイト以内で先頭に記述する 2. FULL( すべてのアクセス権を設定 ) または NONE( すべてのアクセス権を解除 ) のいずれかを記述する 2. が FULL の場合 許可しないアクセス権を記述する NONE の場合 許可するアクセス権を記述する つまり アクセス権を設定する場合 以下のいずれかの方法で指定します - FULL を設定し アクセス権を与えないものを指定する - NONE を設定し アクセス権を与えるものを指定する 設定方法は以下のとおりです LV-ACCESS-USER-nn= ユーザ ID, FULL または NONE, 帳票アクセス権... (nn は 00~99 までの一意の数字 ) 帳票のアクセス権を設定するキーワードの値は 以下のとおりです MOVE: 帳票の移動 COPY: 帳票の複写 DELT: 帳票の削除 VIEW: 帳票の表示 LSTV: 帳票一覧への表示 MODY: 帳票情報の変更 ITEM: 帳票への記入 LPRT: 帳票のローカル印刷 RPRT: 帳票のリモート印刷 ( 注 1) FLNG: ファイリング MAIL: メール送信 ( 注 2) PDFV:PDF 表示 / 保存 PDFC:PDF 変換 ( 注 2) CONV: データ変換 ASAV: 帳票の上書き保存 NSAV: 名前をつけて保存 FLDS: 帳票項目の保存 INDX: 抜き出し検索範囲の設定 OVLP: オーバレイ位置の変更 CLPB: クリップボードへのコピー FULL: すべてのアクセス権を設定 NONE: すべてのアクセス権を解除 注 1: Solaris 版の場合 Solaris 11 上ではリモート印刷できません このため Solaris 11 上では意味をもちません 注 2: Windows 版 V7.0L10 および Windows 版 /Solaris 版 V8 の List Works クライアントから接続するときの互換用です V9 以降の List Works クライアントでは 意味をもちません

315 例 ) USER1 に対し 帳票の移動 帳票の複写 メール送信 のアクセス権のみを解除にする場合 LV-ACCESS-USER-00=USER1,FULL,MOVE,COPY,MAIL USER2 に対し 帳票の移動 帳票の複写 メール送信 のアクセス権のみを設定する場合 LV-ACCESS-USER-01=USER2,NONE,MOVE,COPY,MAIL 本キーワードおよび LV-ACCESS-GROUP-nn を省略した場合は 帳票のアクセス権として 以下の値が設定されます [Windows 版の場合 ] Everyone に対してフルコントロールが設定されます [Solaris 版の場合 ] 以下の優先度で設定が有効となります 1. 情報連携ファイルに指定された旧バージョン互換用のアクセス権 (LV-USER1 など ) 2. 配信連携定義ファイルに指定された旧バージョン互換用のアクセス権 (USER1 など ) の設定がない場合 Everyone に対してフルコントロールが設定されます キーワード設定に誤りがあった場合 アクセス権は設定されません 同じユーザ ID が複数指定されている場合 最後に指定されたユーザ ID の設定が有効になります 参考 基本的に保管フォルダに対してアクセス権を設定してください 特定の帳票に保管フォルダと異なるアクセス権を設定する場合のみ 帳票にアクセス権を設定してください サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-ACCESS-GROUP-nn LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-ACCESS-GROUPnn) グループに対する帳票のアクセス権 グループに対する帳票のアクセス権を カンマ区切りで 以下の順に設定します 1. グループ ID を 26 バイト以内で先頭に記述する 2. FULL( すべてのアクセス権を設定 ) または NONE( すべてのアクセス権を解除 ) のいずれかを記述する 2. が FULL の場合 許可しないアクセス権を記述する NONE の場合 許可するアクセス権を記述する つまり アクセス権を設定する場合 以下のいずれかの方法で指定します - FULL を設定し アクセス権を与えないものを指定する - NONE を設定し アクセス権を与えるものを指定する 設定方法は以下のとおりです LV-ACCESS-GROUP-nn= グループ ID, FULL または NONE, 帳票アクセス権... (nn は 00~99 までの一意の数字 ) 帳票のアクセス権を設定するキーワードの値は 以下のとおりです MOVE: 帳票の移動 COPY: 帳票の複写 DELT: 帳票の削除

316 VIEW: 帳票の表示 LSTV: 帳票一覧への表示 MODY: 帳票情報の変更 ITEM: 帳票への記入 LPRT: 帳票のローカル印刷 RPRT: 帳票のリモート印刷 ( 注 1) FLNG: ファイリング MAIL: メール送信 ( 注 2) PDFV:PDF 表示 / 保存 PDFC:PDF 変換 ( 注 2) CONV: データ変換 ASAV: 帳票の上書き保存 NSAV: 名前をつけて保存 FLDS: 帳票項目の保存 INDX: 抜き出し検索範囲の設定 OVLP: オーバレイ位置の変更 CLPB: クリップボードへのコピー FULL: すべてのアクセス権を設定 NONE: すべてのアクセス権を解除 注 1: Solaris 版の場合 Solaris 11 上ではリモート印刷できません このため Solaris 11 上では意味をもちません 注 2: Windows 版 V7.0L10 および Windows 版 /Solaris 版 V8 の List Works クライアントから接続するときの互換用です V9 以降の List Works クライアントでは 意味をもちません 例 ) GROUP1 に対し 帳票の表示 PDF 表示 / 保存 PDF 変換 メール送信 のアクセス権のみを解除にする場合 LV-ACCESS-GROUP-00=GROUP1,FULL,VIEW,PDFV,PDFC,MAIL GROUP2 に対し 帳票の表示 PDF 表示 / 保存 PDF 変換 メール送信 のアクセス権のみを設定する場合 LV-ACCESS-GROUP-01=GROUP2,NONE,VIEW,PDFV,PDFC,MAIL 本キーワードおよび LV-ACCESS-USER-nn を省略した場合は 帳票のアクセス権として 以下の値が設定されます [Windows 版の場合 ] Everyone に対してフルコントロールが設定されます [Solaris 版の場合 ] 以下の優先度で設定が有効となります 1. 情報連携ファイルに指定された旧バージョン互換用のアクセス権 (LV-USER1 など ) 2. 配信連携定義ファイルに指定された旧バージョン互換用のアクセス権 (USER1 など ) の設定がない場合 Everyone に対してフルコントロールが設定されます キーワード設定に誤りがあった場合 アクセス権は設定されません 同じグループ ID が複数指定されている場合 最後に指定されたグループ ID の設定が有効になります 参考 基本的に保管フォルダに対してアクセス権を設定してください 特定の帳票に保管フォルダと異なるアクセス権を設定する場合のみ 帳票にアクセス権を設定してください サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用

317 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-IDPR-FLG LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-IDPR-FLG) ID 印刷の指定 ID 印刷を行うかどうかを設定します 省略した場合の値は 0 です 1 を設定した場合 LV-IDPR-USERID LV-IDPR-DATE LV-IDPR-ITEM のいずれかに 1 を設定する必要があります 上記すべてに 0 が設定された場合 本キーワードに 0 が設定されたと見なします 0:ID 印刷を行わない 1:ID 印刷を行う サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 :FNA 通信形態の分散印刷運用において リモート印刷時に VSP シリーズにホスト帳票を印刷する 場合は 本キーワードは無効になります PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-IDPR-USERID LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-IDPR-USERID) ユーザ ID の印刷指定 ユーザ ID を印刷するかどうかを設定します LV-IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーワードを省略した場合 または本キーワードの設定値が 0 1 以外であった場合は 1 が設定されたと見なします 0: ユーザ ID を印刷しない 1: ユーザ ID を印刷する サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-IDPR-DATE LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-IDPR-DATE) 印刷日時の印刷指定 印刷日時を印刷するかどうかを設定します LV-IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーワードを省略した場合 または LV-IDPR-FLG に 1 を設定し かつ本キーワードの設定値が 0 1 以外であった場合は 1 が設定されたと見なします 0: 印刷日時を印刷しない 1: 印刷日時を印刷する サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用

318 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-IDPR-ITEM LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-IDPR-ITEM) 記入情報の有無の印刷指定 記入情報の有無を印刷するかどうかを設定します LV-IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーワードを省略した場合 または本キーワードの設定値が 0 1 以外であった場合は 0 が設定されたと見なします 0: 記入情報の有無を印刷しない 1: 記入情報の有無を印刷する サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-IDPR-BKMODE LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-IDPR-BKMODE) 背景の透過 / 非透過 ID 印刷の印刷項目が印刷されるときの 背景の描画方法を設定します LV-IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーワードを省略した場合 または本キーワードの設定値が 0,1 以外であった場合は 1 が設定されたと見なします 0: 背景を白で塗りつぶす ( 透過しない ) 1: 背景をそのまま残す ( 透過する ) ID 印刷の印刷項目の文字列と印刷データやオーバレイなどと重なった場合 ID 印刷の印刷項目を明確に印刷したい場合は 0 を指定します 重なった印刷データやオーバレイなどを印刷したい場合は 1 を指定します 本キーワードの設定値に 0 が指定された場合 LV-IDPR-FONT-COLOR の指定は無効となり 黒色で印刷されます 参考 0 を設定した場合 印刷データ オーバレイ 記入情報などが透過され ID 印刷の情報が透けて印刷されます 1 を設定した場合 ID 印刷の情報と重なった印刷データ オーバレイ 記入情報などは印刷されず ID 印刷の情報が優先で印刷されます サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-IDPR-PLACE LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-IDPR-PLACE) 印刷位置の指定 ユーザ ID などの印刷位置を設定します LV-IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーワードを省略した場合 または本キーワードの設定値が 0~6 以外であった場合は 1 が設定されたと見なします 0: 印刷する座標位置を指定 1: 左上 2: 左下 3: 右上

319 4: 右下 5: 上中央 6: 下中央 0 を設定した場合 LV-IDPR-POINT の設定が必要です 注意 印刷データにおいて印刷開始原点 / とじしろを指定している場合 本キーワードには 0 を設定し 印刷開始原点 / とじしろを考慮した座標を指定してください 0 以外を設定した場合 印刷開始原点 / とじしろの位置に ID 印刷される場合があります サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-IDPR-POINT LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-IDPR-POINT) 印刷位置の座標 ( 左上 ) の指定 LV-IDPR-PLACE で 0 を指定した場合 かつ LV-IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 印刷する X 座標 および Y 座標を半角のカンマ区切りで設定します 単位は 1440dpi におけるドットです X 座標 Y 座標ともに 0 以上 以下の値を設定します 本キーワードを省略した 本キーワードの設定値に 0~65535 以外を設定した またはカンマ区切りで指定しなかった場合は LV- IDPR-PLACE に 1 が設定されたと見なします なお 印刷開始原点は (0,0) と見なし プリンタの印刷禁止域を除いた位置から印刷します 例 ) X 座標に 1mm Y 座標に 1mm の位置に印刷する場合 LV-IDPR-POINT=57,57 サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-IDPR-FONT-NAME LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-IDPR-FONT-NAME) フォント名の指定 フォント名 ( 書体名 ) を設定します 日本語フォント名のみ 設定可能です フォント名を 32 バイト以内で設定してください LV-IDPR- FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーワードを省略した場合 本キーワードの設定が日本語フォント以外であった場合 32 バイトを超えていた場合 または List Works クライアント /Web クライアントに存在しないフォントを指定した場合は MS ゴシック ( 注 ) が設定されたと見なします 注 :MS は全角文字です 参考 オペレーティングシステムが使用する正確なフォント名 ( 全角 / 半角も含め ) を指定する必要があります オペレーティングシステムのフォントを確認し 正確なフォント名を設定してください

320 サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-IDPR-FONT-ITALIC LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-IDPR-FONT- ITALIC) 斜体の指定 印刷文字を斜体にするかどうかを設定します LV-IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーワードを省略した場合 または本キーワードの設定値が 0 1 以外であった場合は 0 が設定されたと見なします 0: 斜体で印刷しない 1: 斜体で印刷する サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-IDPR-FONT-BOLD LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-IDPR-FONT-BOLD) 太字の指定 印刷文字を太字にするかどうかを設定します LV-IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーワードを省略した場合 または本キーワードの設定値が 0 1 以外であった場合は 0 が設定されたと見なします 0: 太字で印刷しない 1: 太字で印刷する サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-IDPR-FONT-SIZE LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-IDPR-FONT-SIZE) フォントサイズの指定 フォントサイズをポイントで設定します 1 以上 72 以下の整数値で設定します LV-IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本キーワードを省略した場合 または本キーワードの設定値が 1 以上 72 以下の整数値以外であった場合は 10 が設定されたと見なします サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用

321 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-IDPR-FONT-COLOR LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-IDPR-FONT- COLOR) フォントの色の指定 フォントの色を Windows システムにおける RGB 値 (0~255) で設定します R,G,B それぞれを半角のカンマ区切りで設定します 本キーワードはリモート印刷 / ローカル印刷においてカラー印刷を行う場合 LV-IDPR-FLG に 1 を指定したとき または LV-IDPR- BKMODE に 1 を指定したときに有効になります 本キーワードを省略した場合 正しい RGB 値で設定されなかった場合 および LV-IDPR-BKMODE に 0 を指定した場合は 0,0,0 が設定されたと見なし 黒色で印刷されます 例 ) フォントの色を黒とする場合 LV-IDPR-FONT-COLOR=0,0,0 フォントの色を白とする場合 LV-IDPR-FONT-COLOR=255,255,255 参考 本キーワードについては Windows システムの RGB 値を設定します Solaris サーバにおける設定でも Windows システムの RGB 値を設定するようにしてください サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-REP-FLG (Windows 版のみ設定可 ) LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-REP-FLG) 帳票登録時の上書き指定 帳票登録時 保管フォルダ内の帳票を上書きするかどうかを 0 か 1 で指定します LV-REP-COND で指定した条件と完全一致するすべての帳票を上書き対象と判断します 本キーを省略した場合 0 が指定されたと見なします 本キーの設定値が 0,1 以外であった場合は 帳票の登録に失敗します 0: 上書きしない 1: 上書きする 注意 - 上書き対象となった帳票が表示中の場合は上書きされません 保管フォルダには 新しい帳票が登録されます - 上書き対象となった帳票が複数ある場合は すべて削除され 新しい帳票が登録されます サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用

322 PrintASSORT および APS/NP のキーワード LV-REP-COND (Windows 版のみ設定可 ) LISTVIEW の制御文 LVSVINF LV-DEF (LV-REP-COND) 帳票登録時の上書き条件指定 LV-REP-FLG に 1 を指定した場合に 上書き対象と判断する条件を 0 か 1 でカンマ区切りの形式で指定します 条件は 左から 帳票名, コメント, 作成者名, 登録日時 です 本キーを省略した場合 0,0,0,0 が指定されたと見なし 上書きしません 本キーの設定値が 0,1 以外であった場合は 帳票の登録に失敗します 0: 条件としない 1: 条件とする 例 ) 帳票名 作成者名が同じ帳票を上書き対象とする場合 LV-REP-COND=1,0,1,0 注意 - 登録日時の条件では 年月日時分 を比較します - 設定した条件の帳票情報のいずれかが空白の帳票を登録する場合 上書きしません サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 FAX 情報 <Windows 版のみ > FAX 情報の指定に注意が必要です APS/NP または PrintASSORT の場合 FAX 情報を記述するときは FAX セクションを示す [FAX] を先頭に記述します セクションやキーワードの指定に誤りがあると 印刷異常となります 記述できる FAX 情報の長さは キーワードを含めて 128 バイトまでです OSIV LISTVIEW の場合 記述できる FAX 情報の長さは キーワードを含めて 128 バイトまでです 印刷データのレコード長を超える長さの FAX 情報は 指定できません FAX 情報の指定に誤りがあっても OSIV LISTVIEW ではチェックされません FAX 情報として定義するキーを以下に示します PrintASSORT および APS/NP のキーワード RECEIVERS LISTVIEW の制御文 LVSVINF [LV-DEF (FAX_RECEIVERS)] 受信者数 FAXの受信者数を指定します APS/NPまたはPrintASSORTと連携する場合は 1~100の範囲で指定します OSIV LISTVIEWと連携する場合は 1~19の範囲で指定します

323 サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード RECEIVERnnnn LISTVIEW の制御文 LVSVINF[LV-DEF (FAX_RECEIVERnnnn)] 受信者情報 FAX の受信者情報を指定します 以下の形式で 受信者数 で指定した数分指定する必要があります FAX 番号 [, 名前 [, 所属 [, 住所 [, 電話番号 ]]]] ただし APS/NP または PrintASSORT と連携する場合は RECEIVER0100 までとなり OSIV LISTVIEW と連携する場合は FAX_RECEIVER0019 までです OSIV LISTVIEW と連携する場合は 指定できる情報長は 合計で 111 バイトまでです FAX 番号および電話番号 : 以下の文字を使用して 19 文字以内の半角文字で指定します 0 から 9 までの数字 ( ) - 名前 : 63 文字以内の半角文字 (31 文字以内の全角文字 ) で指定します 所属および住所 : - APS/NP または PrintASSORT と連携する場合 127 文字以内の半角文字 (63 文字以内の全角文字 ) で指定します - OSIV LISTVIEW と連携する場合 サポート状況 111 文字以内の半角文字 (55 文字以内の全角文字 ) で指定します TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード SENDER LISTVIEW の制御文 LVSVINF [LV-DEF (FAX_SENDER)] 送信者情報 FAX の送信者情報を指定します 以下の形式で指定します 省略可能です FAX 番号 [, 名前 [, 所属 [, 住所 [, 電話番号 ]]]] OSIV LISTVIEW と連携する場合は 指定できる情報長は 合計で 117 バイトまでです FAX 番号および電話番号 : 以下の文字を使用して 19 文字以内の半角文字で指定します 0 から 9 までの数字 ( )

324 名前 : 63 文字以内の半角文字 (31 文字以内の全角文字 ) で指定します 所属および住所 : - APS/NP または PrintASSORT と連携する場合 127 文字以内の半角文字 (63 文字以内の全角文字 ) で指定します - OSIV LISTVIEW と連携する場合 サポート状況 117 文字以内の半角文字 (58 文字以内の全角文字で指定します TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード SUBJECT LISTVIEW の制御文 LVSVINF [LV-DEF (FAX_SUBJECT)] 用件 FAX の用件を指定します - APS/NP または PrintASSORT と連携する場合 127 文字以内の半角文字 (63 文字以内の全角文字 ) で指定します - OSIV LISTVIEW と連携する場合 116 文字以内の半角文字 (58 文字以内の全角文字で指定します 省略可能です サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 PrintASSORT および APS/NP のキーワード COMMENT LISTVIEW の制御文 LVSVINF [LV-DEF (FAX_COMMENT)] コメント FAX のコメントを指定します - APS/NP または PrintASSORT と連携する場合 511 文字以内の半角文字 (255 文字以内の全角文字 ) で指定します - OSIV LISTVIEW と連携する場合 116 文字以内の半角文字 (58 文字以内の全角文字で指定します 省略可能です サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用

325 PrintASSORT および APS/NP のキーワード COVERSHEET LISTVIEW の制御文 LVSVINF [LV-DEF (FAX_COVERSHEET)] カバーシート FAX のカバーシート ( 送付状 ) : 付加する 省略可能です を指定したものとみなされます FAX 情報として指定するキーワードの詳細は Print Manager のマニュアル を参照してください サポート状況 TCP/IP 通信形態の分散印刷運用 FNA 通信形態の分散印刷運用 (Windows 版のみ ) ファイル転送運用 FAX 情報の指定例 APS/NP または PrintASSORT と連携する場合の指定例を以下に示します [FAX] 先頭に付けます RECEIVERS=1 RECEIVER0001= , 帳票太郎,( 株 ) 帳票 SENDER= , 帳票花子,( 株 ) 帳票 SUBJECT=List Worksの件について COMMENT= よろしくお願いします COVERSHEET=@YES OSIV LISTVIEW と連携する場合の指定例を以下に示します LVSVINF LV-DEF(FAX_RECEIVERS=2), LV-DEF(FAX_RECEIVER0001= , 帳票太郎,( 株 ) 帳票, LV-DEF(FAX_RECEIVER0002= , 帳票花子,( 株 ) 帳票, LV-DEF(FAX_SUBJECT=List Works の件について ), LV-DEF(FAX_COMMENT= よろしくお願いします ), LV-DEF(FAX_COVERSHEET=@YES) LV-DEF オペランドは 最大 20 個まで指定可能です 印刷データの登録 < ファイル転送運用のみ > ファイル転送運用の場合は 富士通ホストでは資源転送用アプリケーション List Works サーバでは資源受信用アプリケーションを利用して List Works サーバにバイナリモードで転送します そのあと 受信した印刷データを帳票登録コマンドで受信フォルダに転送します 受信フォルダに転送された印刷データは 受信フォルダの振り分け定義 または OSIV LISTVIEW の帳票情報に従って振り分けられ 登録されます

326 注意 帳票登録コマンドで印刷データを登録する際に オーバレイはベクトルオーバレイを優先して使用します ベクトルオーバレイと同一名のドットオーバレイが登録されている場合 そのドットオーバレイを使用して印刷データを登録するには ベクトルオーバレイを移動してから帳票登録コマンドで登録してください (1) F5CWVAPL.EXE < Windows 版 > Windows 版 List Works では F5CWVAPL.EXE を使用します F5CWVAPL.EXE は ファイル転送により List Works サーバに一時的に格納されたファイルのファイル名 ( フルパス ) と受信フォルダ名を指定して実行することにより 登録されます F5CWVAPL.EXE は リスト管理サーバをインストールした Windows サーバだけで動作します List Works のインストールフォルダ内の Program フォルダ内に格納されています コンソールプログラムなので 実行するときは DOS プロンプトで起動してください F5CWVAPL.EXE については コマンドリファレンス を参照してください (2) lvrcvlst コマンド < Solaris 版 > Solaris 版 List Works では lvrcvlst コマンドを使用します lvrcvlst コマンドは ファイル転送により List Works サーバに一時的に格納されたファイルのファイル名 ( フルパス ) と受信フォルダ名を指定して実行することにより 登録されます また 登録時に以下の設定により 振り分けを行うことができます オプションに振り分け先を直接指定 オプションに振り分け先や帳票情報を定義した情報連携ファイルを指定 注意 登録できる List Works 帳票のファイルサイズは 1.8 ギガバイトまでです 最大ページ数は 印刷データにより異なりますが 通常 約 20 万ページです 1.8 ギガバイトを超えた場合 以降のページは無視されます 0 ページの帳票は登録エラーとなり登録できません セパレータを削除する場合も有効なページが存在しない場合はエラーとなります 帳票の登録時に List Works は作業ファイルを一時的に作成しています サーバ動作環境ファイルの 受信フォルダ格納ディレクトリ (RCV-FOLDER) で指定したディレクトリ配下には 以下の容量が必要です 最大同時登録数 印刷データの最大サイズ lvrcvlst コマンドについては コマンドリファレンス を参照してください オプションに振り分け先を直接指定 lvrcvlst コマンドのオプションに帳票の格納先を直接指定する場合は -DBP オプションに登録先を指定します

327 オプションに振り分け先や帳票情報を定義した情報連携ファイルを指定 情報連携ファイルに帳票の格納先を定義して帳票を振り分ける場合は lvrcvlst コマンドの -F オプションに 帳票の格納先 (LV-DB-PATH) を指定した情報連携ファイルを指定する必要があります 情報連携ファイルの設定 情報連携ファイルは 帳票名 作成者名 登録期間などの印刷データに付加する帳票情報や 登録先を決定するために必要な情報 ( 振り分け情報 ) を 登録時に指定するためのファイルです List Works は 情報連携ファイルに設定した情報を利用して印刷データの登録を行います 注意 オペランドの設定において 使用できない文字がありますので注意してください 使用できない文字については H.2 使用できない文字 を参照してください 参考 - 同一のオペランドが重複して設定されている場合 登録エラーとなります - 1 行に複数のオペランドを記述することはできません - オペランド名を誤って指定した場合 設定は無効となります 登録エラーとならず かつオペランド名が誤っている旨のログ情報は出力されません ただし 以下のオペランド名の設定を誤った場合 登録エラーとなり 実行履歴にエラー情報が出力されます

328 - LV-MAIL-TEMPLATE-nnn - LV-ACCESS-USER-nn - LV-ACCESS-GROUP-nn - 帳票の格納先として物理パスを指定することができます この場合 保管フォルダの物理パスと論理パスの対応関係を定義してください 対応定義がされていない状態で 物理パスを指定して帳票の登録を行った場合は 登録エラーとなります パスの対応定義については 保守手引書 を参照してください 情報連携ファイルの内容 情報連携ファイルには 以下の内容を設定します LV-MAS-KEY 部門の振り分けキーワード : 旧バージョン互換用 配信連携定義による登録を行うときに使用します 通常は 指定する必要はありません 配信連携定義による登録については E.1 配信連携定義による登録 を参照してください LV-INF-KEY 管理簿の振り分けキーワード : 旧バージョン互換用 配信連携定義による登録を行うときに使用します 通常は 指定する必要はありません 配信連携定義による登録については E.1 配信連携定義による登録 を参照してください LV-DB-PATH 登録先保管フォルダのパス名 格納先の保管フォルダを直接指定する場合 保管フォルダのパス名を 185 バイト以内で指定します 保管フォルダのパス名の指定には 以下の 2 とおりの方法があります - リストナビのフォルダ一覧に表示される [ 保管フォルダ ] 配下の保管フォルダ名を指定 DB-PATH=/ 営業部 / 売上表 - リストナビの保管フォルダのプロパティに表示されるフォルダの場所を指定 DB-PATH=/home/eigyou/ 売上表 省略した場合 受信フォルダの振り分け先となります LV-DB-NAME 登録先日本語保管フォルダ名: 旧バージョン互換用 格納先の保管フォルダを直接指定する場合 日本語保管フォルダ名を40バイト以内の文字で指定します 省略した場合 受信フォルダの振り分け先となります

329 LV-TITLE 帳票名 帳票名を 40 バイト以内の文字で指定します なお 40 バイトを超えて指定しても 超えた分については意味をもちません 省略した場合 印刷データのファイル名が設定されます LV-STITLE コメント 帳票のコメントを 40 バイト以内の文字で指定します なお 40 バイトを超えて指定しても 超えた分については意味をもちません 省略した場合 値は設定されません LV-MAKER 帳票の作成者名 帳票の作成者名を 16 バイト以内の文字で指定します なお 16 バイトを超えて指定しても 超えた分については無視されます 省略した場合 値は設定されません LV-TERM 帳票の有効期限 帳票の登録有効期限を 1~9999( 日 ) の数字で指定します 値を省略した場合 保管フォルダのプロパティに設定されている値が有効になります LV-DATE-TYPE 作成日付の形式 LV-DATE で指定する作成日付の形式を 0~8 の数字で指定します 和暦の年号は平成です 0:YYMMDD( 西暦 ) 1:YYMMDD( 和暦 ) 2:YY 年 DDD 日 ( 西暦 ) 3:YY 年 DDD 日 ( 和暦 ) 4:YYYY 年 MM 月 DD 日 ( 西暦 ) 5:YY 年 MM 月 DD 日 ( 西暦 ) 6:YY 年 MM 月 DD 日 ( 和暦 ) 7:YY/MM/DD( 西暦 ) 8:YY/MM/DD( 和暦 ) 記号の説明 YY : 年 ( 下 2 けた ) YYYY: 年 (4 けた ) MM : 月 DD : 日 DDD :1 月 1 日からの通算日数 本オペランドを省略した場合 以下のようになります - LV-DATE が設定されている場合 本オペランドに 0 が設定されたと見なし 登録処理が行われます - LV-DATE の設定が省略されている場合 作成日付は 印刷データが作成された日付となります

330 LV-DATE 印刷データの作成日付 印刷データの作成日付を LV-DATE-TYPE で指定した形式に従って指定します 指定できる範囲は 西暦 2038 年 1 月 19 日 ( 和暦平成 50 年 1 月 19 日 ) までです 和暦の年号は平成です なお LV-DATE-TYPE に 0,2,5 および 7 を指定し LV-DATE の先頭 2 桁に 70~99 を指定した場合は 1900 年代と見なします 例 ) 西暦 2006 年 5 月 6 日を指定する場合 Windows 版 LV-DATE-TYPE LV-DATE( は半角空白 * は区切り記号 ) Solaris 版 または または **126** または 6**126** 3 18**126** **05**06** または 2006** 5** 6** 5 06**05**06** または 6** 5** 6** 6 18**05**06** または 18** 5** 6** 7 06*05*06 または 6* 5* *05*06 または 18* 5* 6 LV-DATE-TYPE LV-DATE( * は区切り記号 ) **126** 3 18**126** **05**06** 5 06**05**06** 6 18**05**06** 7 06*05* *05*06 本オペランドを省略した場合 印刷データが作成された日付となります LV-DATE-TYPE を省略して本オペランドを指定した場合 LV-DATE-TYPE に 0 が設定されたと見なし 登録処理が行われます LV-TIME-TYPE 作成時間の形式 LV-TIME で指定する作成時間の形式を 0~2 の数字で指定します 0:HHMM 1:HH 時 MM 分 2:HH:MM 本オペランドを省略した場合 以下のようになります

331 - LV-TIME が設定されている場合本オペランドに0が設定されたと見なし 登録処理が行われます - LV-TIME の設定が省略されている場合 LV-DATE が指定された場合 作成時刻は0 時 0 分となります LV-DATE が指定されない場合 作成時刻は印刷データが作成された時刻となります LV-TIME 印刷データの作成時間 印刷データの作成時間を LV-TIME-TYPE で指定した形式に従って指定します 省略した場合は 印刷データのファイルが作成された時間になります 例 ) 12 時 59 分を指定する場合 LV-TIME-TYPE LV-TIME( * は区切り記号) **59** 2 12*59 本オペランドを省略した場合 LV-DATE の指定によって変わります LV-DATE が指定された場合は 0 時 0 分となり 指定されない場合は印刷データが作成された時刻となります LV-TIME-TYPE を省略して本オペランドを指定した場合 LV-TIME-TYPE に 0 が設定されたと見なし 登録処理が行われます LV-DELTYPE 削除種別 登録有効期間を過ぎた印刷データを自動削除するかどうかを指定します 値を省略した場合 保管フォルダのプロパティに設定されている値が有効になります 0: 自動削除しない 1: 自動削除する LV-OS 作成 OS 印刷データが作成された OS を指定します ( 注 ) 0:MSP 1:XSP 注 : サーバ動作環境ファイルに設定した値が省略値になります サーバ動作環境ファイルに値を設定していない場合は List Works が用意した省略値を使用します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください LV-CPI 文字間隔

332 1 バイト系文字 ( 半角文字 ) の文字間隔を指定します ( 注 ) 0:10CPI 1:12CPI 2:15CPI 注 : サーバ動作環境ファイルに設定した値が省略値になります サーバ動作環境ファイルに値を設定していない場合は List Works が用意した省略値を使用します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください LV-CODE コード系 1 バイト系文字 ( 半角文字 ) のコード系を指定します ( 注 ) 0:EBCDIC カナ 1:EBCDIC 英小文字 2:EBCDIC ASCII 注 : サーバ動作環境ファイルに設定した値が省略値になります サーバ動作環境ファイルに値を設定していない場合は List Works が用意した省略値を使用します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください LV-FCB-NAME FCB 名 印刷装置の初期値です FCB 名を 1~4 文字の英数字で指定します なお 印刷データに設定されている場合は意味をもちません ( 注 ) 注 : サーバ動作環境ファイルに設定した値が省略値になります サーバ動作環境ファイルに値を設定していない場合は List Works が用意した省略値を使用します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください LV-OVL-NAME オーバレイ名 印刷装置の初期値です オーバレイ名を 1~4 文字の英数字で指定します なお 印刷データに設定されている場合は意味をもちません ( 注 ) 注 : サーバ動作環境ファイルに設定した値が省略値になります サーバ動作環境ファイルに値を設定していない場合は List Works が用意した省略値を使用します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください LV-LP-WIDTH 連続紙の横幅 印刷装置の初期値です 連続紙の横幅を指定します 6.5 ~20.0 インチの範囲で これに 100 倍した整数値を指定します なお 印刷データの用紙サイズがカット紙の場合は意味をもちません ( 注 )

333 注 : サーバ動作環境ファイルに設定した値が省略値になります サーバ動作環境ファイルに値を設定していない場合は List Works が用意した省略値を使用します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください LV-UNPRAREA 印刷禁止域 印刷装置の初期値です 印刷禁止域を制御するかどうか指定します 0: 印刷禁止域を制御しない 1: 印刷禁止域を制御する なお 印刷データに設定されている場合は 意味をもちません ( 注 ) 注 : サーバ動作環境ファイルに設定した値が省略値になります サーバ動作環境ファイルに値を設定していない場合は List Works が用意した省略値を使用します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください LV-SHEET 用紙サイズ カット印刷装置の初期値です 用紙サイズを指定します ( 注 ) 0:LP 1:A3 2:A4 3:A5 4:B4 5:B5 6:LTR なお 印刷データに設定されている場合は 意味をもちません 注 : サーバ動作環境ファイルに設定した値が省略値になります サーバ動作環境ファイルに値を設定していない場合は List Works が用意した省略値を使用します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください LV-PRMODE 印刷モード カット印刷装置の初期値です 印刷モードを指定します ( 注 ) 0: ランドスケープモード 1: ポートレートモード なお 印刷データに設定されている場合は 意味をもちません 注 : サーバ動作環境ファイルに設定した値が省略値になります サーバ動作環境ファイルに値を設定していない場合は List Works が用意した省略値を使用します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください

334 LV-BINDW とじしろ幅 カット印刷装置の初期値です とじしろ幅を指定します とじしろ幅は 0~2.54 インチの範囲で これに 100 倍した整数値を指定します ( 注 ) なお 印刷データに設定されている場合は 意味をもちません 注 : サーバ動作環境ファイルに設定した値が省略値になります サーバ動作環境ファイルに値を設定していない場合は List Works が用意した省略値を使用します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください LV-BIND とじしろ方向 カット印刷装置の初期値です とじしろ方向を指定します ( 注 ) 0: 上とじ 2: 左とじ なお 印刷データに設定されている場合は 意味をもちません 注 : サーバ動作環境ファイルに設定した値が省略値になります サーバ動作環境ファイルに値を設定していない場合は List Works が用意した省略値を使用します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください LV-STRLOCAT 印刷開始原点 カット印刷装置の初期値です 用紙の原点位置を X,Y の形式で 原点の x 方向を X y 方向を Y に とじしろ幅を含まない値で指定します それぞれ 0.2 ~20.0 インチの範囲で これに 100 倍した整数値を指定します ( 注 ) なお 印刷データに設定されている場合は 意味をもちません 注 : サーバ動作環境ファイルに設定した値が省略値になります サーバ動作環境ファイルに値を設定していない場合は List Works が用意した省略値を使用します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください LV-DEL-TOP 先頭非表示ページ数 セパレータがある帳票を表示する際 先頭ページから何ページを非表示とするかを 0~255 の範囲の数字で指定します 値を省略した場合 保管フォルダのプロパティに設定されている値が有効になります LV-DEL-BOTTOM 末尾非表示ページ数 セパレータがある帳票を表示する際 最終ページから何ページを非表示とするかを 0~255 の範囲の数字で指定します 値を省略した場合 保管フォルダのプロパティに設定されている値が有効になります

335 LV-SRH-IDX 抜き出し検索ファイルの作成 登録時に抜き出し検索ファイルを作成するかどうかを指定します 値を省略した場合 保管フォルダのプロパティに設定されている値が有効になります 0: 抜き出し検索ファイルを作成しない 1: 抜き出し検索ファイルを作成する LV-PRINTOUT 登録後印刷プリンタ名 登録後に印刷するプリンタ名を指定します ( 注 ) 本オペランドを設定する場合は LV-DB-PATH LV-DB-NAME または受信フォルダから保管フォルダへの振り分け条件のいずれかが設定されている必要があります 注 : サーバ動作環境ファイルに設定した値が省略値になります サーバ動作環境ファイルに値を設定していない場合は List Works が用意した省略値を使用します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください LV-USER1 ユーザ名 1: 旧バージョン互換用 オペレーティングシステムによる認証を利用している場合 帳票管理処理および帳票表示処理の権利を与えるユーザ名を 8 バイト以内で指定します 複数のユーザ名の指定はできません 本オペランドは LV-ACCESS-USER-nn LV-ACCESS-GROUP-nn の指定がない場合に有効となります 省略した場合 以下のいずれかの値が設定されます - 配信連携定義ファイルが登録されている場合 配信連携定義ファイルに設定した値が有効となります - 配信連携定義ファイルが登録されていない場合 ユーザに対するアクセス権は設定されません LV-GACC1 グループアクセス権 1: 旧バージョン互換用 オペレーティングシステムによる認証を利用している場合 LV-GROUP1 で指定したグループに対して 帳票表示処理の権利を与えるかどうかを指定します 本オペランドは LV-ACCESS-USER-nn LV-ACCESS-GROUP-nn の指定がなく かつ LV-GROUP1 が設定されている ( 省略値含む ) 場合に有効となります 0: 権利なし 1: 権利あり 省略した場合 以下のいずれかの値が設定されます - 配信連携定義ファイルが登録されている場合 配信連携定義ファイルに設定した値が有効となります - 配信連携定義ファイルが登録されていない場合 1 が設定されます

336 LV-GACC2 グループアクセス権 2: 旧バージョン互換用 オペレーティングシステムによる認証を利用している場合 LV-GROUP1 で指定したグループに対して 帳票管理処理の権利を与えるかどうかを指定します 本オペランドは LV-ACCESS-USER-nn LV-ACCESS-GROUP-nn の指定がなく かつ LV-GROUP1 が設定されている ( 省略値含む ) 場合に有効となります 0: 権利なし 1: 権利あり 省略した場合 以下のいずれかの値が設定されます - 配信連携定義ファイルが登録されている場合 配信連携定義ファイルに設定した値が有効となります - 配信連携定義ファイルが登録されていない場合 1 が設定されます LV-GROUP1 グループ名 1: 旧バージョン互換用 オペレーティングシステムによる認証を利用している場合 帳票管理処理および帳票表示処理の権利を与えるグループ名を 8 バイト以内で指定します 複数のグループ名の指定はできません 本オペランドは LV-ACCESS-USER-nn LV-ACCESS-GROUP-nn の指定がない場合に有効となります 省略した場合 以下のいずれかの値が設定されます - 配信連携定義ファイルが登録されている場合 配信連携定義ファイルに設定した値が有効となります - 配信連携定義ファイルが登録されていない場合 グループに対するアクセス権は設定されません LV-OACC1 OTHER アクセス権 1: 旧バージョン互換用 オペレーティングシステムによる認証を利用している場合 LV-USER1 で設定したユーザ以外の人 LV-GROUP1 で設定したグループ以外の人に帳票表示処理の権利を与えるかどうかを指定します 本オペランドは LV-ACCESS-USER-nn LV-ACCESS-GROUP-nn の指定がない場合に有効となります 0: 権利なし 1: 権利あり 省略した場合 以下のいずれかの値が設定されます - 配信連携定義ファイルが登録されている場合 配信連携定義ファイルに設定した値が有効となります - 配信連携定義ファイルが登録されていない場合 0 が設定されます 注意 LV-GACC1 に 0 を設定した場合 本オペランドに 1 を設定しても 0 が設定されたものとみなします

337 LV-OACC2 OTHER アクセス権 2: 旧バージョン互換用 オペレーティングシステムによる認証を利用している場合 LV-USER1 で設定したユーザ以外の人 LV-GROUP1 で設定したグループ以外の人に帳票管理処理の権利を与えるかどうかを指定します 本オペランドは LV-ACCESS-USER-nn LV-ACCESS-GROUP-nn の指定がない場合に有効となります 0: 権利なし 1: 権利あり 省略した場合 以下のいずれかの値が設定されます - 配信連携定義ファイルが登録されている場合 配信連携定義ファイルに設定した値が有効となります - 配信連携定義ファイルが登録されていない場合 0 が設定されます 注意 LV-GACC2 に 0 を設定した場合 本オペランドに 1 を設定しても 0 が設定されたものとみなします LV-DUACC ユーザアクセス権情報 : 旧バージョン互換用 ユーザ作成ライブラリによる認証を利用する場合 アクセス権情報を設定するユーザ名 およびユーザに与えるアクセス権を指定します 本オペランドは LV-ACCESS-USER-nn LV-ACCESS-GROUP-nn の指定がない場合に有効となります ユーザに与えるアクセス権は 次のいずれかの値を指定します 0: アクセスを許可しない 1: 帳票を表示する権利を与える 2: 帳票を管理する権利を与える ユーザ名とアクセス権は : でつないで指定します 複数のユーザ名とアクセス権を指定する場合は, で区切って指定します 例 ) LV-DUACC=user1:1,user2:2 省略した場合 以下のいずれかの値が設定されます - 配信連携定義ファイルが登録されている場合 配信連携定義ファイルに設定した値が有効となります - 配信連携定義ファイルが登録されていない場合 ユーザに対するアクセス権は設定されません LV-DGACC グループアクセス権情報 : 旧バージョン互換用 ユーザ作成ライブラリによる認証を利用する場合 アクセス権情報を設定するグループ名 およびグループに与えるアクセス権を指定します 本オペランドは LV-ACCESS-USER-nn LV-ACCESS-GROUP-nn の指定がない場合に有効となります グループに与えるアクセス権は 次のいずれかの値を指定します

338 0: アクセスを許可しない 1: 帳票を表示する権利を与える 2: 帳票を管理する権利を与える グループ名とアクセス権は : でつないで指定します 複数のユーザ名とアクセス権を指定する場合は, で区切って指定します 例 ) LV-DGACC=group1:1,group2:2 省略した場合 以下のいずれかの値が設定されます - 配信連携定義ファイルが登録されている場合 配信連携定義ファイルに設定した値が有効となります - 配信連携定義ファイルが登録されていない場合 Everyone に対してフルコントロールを設定します LV-TOL-FLG メール配信指定 印刷データを受信と同時にメール送信する場合 メール配信の種別を指定します 省略した場合の値は 0 です 0: メール配信しない 3: 帳票を PDF 形式に変換し 送信する 例 ) LV-TOL-FLG=3 LV-MAIL-TO 配信先アドレス (TO) LV-TOL-FLG で 3 を指定した場合 送信先メールアドレスを LV-MAIL-TO= を含め 256 バイト以内で指定します メールを暗号化する場合は メールアドレスに続けてニックネーム ( 注 ) を記述します なお メールアドレスに指定できる文字は 半角英数字. - _ です 例 ) ( 斜体字部分はメールアドレスが入ります ) LV-MAIL-TO=m-address<nickname> また 複数の送信先を指定する場合は 以下のように, で区切って記述します LV-MAIL-TO=m-address,m-address2 注意 ニックネームを指定する場合 メールアドレスは複数指定できません ニックネームを指定した場合 LV-MAIL-CC および LV-MAIL-BCC を同時に指定することはできません 注 :List Creator の証明書管理環境に登録されている 証明書のニックネームを指定する必要があります 詳細は List Creator のマニュアル を参照してください LV-MAIL-CC 送信先アドレス (CC) LV-TOL-FLG で 3 を指定した場合 送信先メールアドレス (CC) を LV-MAIL-CC= を含め 256 バイト以内で指定します 省略可能です なお メールアドレスに指定できる文字は 半角英数字. - _ です

339 例 ) ( 斜体字部分はメールアドレスが入ります ) LV-MAIL-CC=m-address また 複数の送信先を指定する場合は 以下のように, で区切って記述します LV-MAIL-CC=m-address,m-address2 注意 ニックネームを記述したメールアドレスを指定した場合 ニックネームは無視され メールは暗号化されません LV-MAIL-BCC 送信先アドレス (BCC) LV-TOL-FLG で 3 を指定した場合 送信先メールアドレス (BCC) を LV-MAIL-BCC= を含め 256 バイト以内で指定します 省略可能です なお メールアドレスに指定できる文字は 半角英数字. - _ です 例 ) ( 斜体字部分はメールアドレスが入ります ) LV-MAIL-BCC=m-address また 複数の送信先を指定する場合は 以下のように, で区切って記述します LV-MAIL-BCC=m-address,m-address2 注意 ニックネームを記述したメールアドレスを指定した場合 ニックネームは無視され メールは暗号化されません LV-MAIL-TEMPLATE-nnn メッセージ LV-TOL-FLG で 3 を指定した場合 テンプレートファイル ( メール配信時のメールヘッダ およびメール本文 ) への入力値を 以下の書式で設定します 省略可能です LV-MAIL-TEMPLATE-nnn= 変数名 : 変数への入力値 (nnn は 001~999 までの一意の数字 ) 例 ) List Creator Enterprise Edition のテンプレートファイルに subject, toname, message という変数を定義した場合は 以下のように設定します LV-MAIL-TEMPLATE-001=subject: タイトル LV-MAIL-TEMPLATE-002=toname: 帳票太郎 LV-MAIL-TEMPLATE-003=message: 該当する帳票を LV-MAIL-TEMPLATE-004=message:PDF 形式で送付します 参考 上記例の変数 message のように 同一の 変数名 に対し続けて文字列を設定した場合 その前に設定した文字列との間に改行を入れることができます 注意 メールのタイトルおよび本文に半角カタカナを使用しないでください 半角カタカナは 文字化けします 1 つのオペランドで指定できるテンプレートファイルへの入力値は LV- MAIL -TEMPLATE-nnn= を含めて 256 バイトまでです 半角英数字と半角記号は 256 文字 半角カタカナ 全角文字は 128 文字まで指定できます List Creator Enterprise Edition のテンプレートファイルに設定する変数名には 英小文字および数字のみが利用可能です

340 LV-PDF-KEEP PDF 保管指定 帳票を PDF 形式に変換する場合 PDF ファイルを保管するかどうかを指定します 省略した場合の値は 0 です 0: 保管しない 1: 保管する 2:PDF 帳票として保管する LV-TOL-FLG で 3 以外を指定して LV-PDF-KEEP で 0 を指定した場合は 帳票の PDF 変換は行われません LV-PDF-KEEP で 1 を指定した場合 LV-PDF-KEEP-PATH で PDF ファイルの保管先を指定する必要があります LV-PDF-KEEP で 2 を指定した場合 PDF ファイルの保管先は LV-DB-PATH で指定している保管フォルダのパス名となります LV-PDF-KEEP-PATH PDF 保管先フォルダ指定 LV-PDF-KEEP に1を指定した場合の必須項目です PDFファイル保管先のフォルダを185バイト以内のフルパスで指定します 例 ) LV-PDF-KEEP-PATH=/tmp/pdf 保管先に指定したフォルダに 同名のPDFファイルが存在する場合は上書きされます 注意 PDF ファイルの保存先には 保管フォルダを指定しないでください LV-PDF-OPEN-PWD 文書を開く パスワード LV-TOL-FLG に 3 を指定した場合 または LV-PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルを開くときのパスワードを 32 バイト (32 文字 ) 以内の半角英数字または記号 (ASCII コードの文字範囲 ) で指定します その他の文字を指定した場合エラーとなります 32 バイトを超えた場合はエラーとなります 省略した場合 パスワードは設定されません 例 ) LV-PDF-OPEN-PWD=OP#03!X2 LV-PDF-SECU-PWD セキュリティオプションの変更 パスワード LV-TOL-FLG に 3 を指定した場合 または LV-PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルのセキュリティオプションを変更するときのパスワードを 32 バイト (32 文字 ) 以内の半角英数字または記号 (ASCII コードの文字範囲 ) で指定します その他の文字を指定した場合エラーとなります 32 バイトを超えた場合はエラーとなります 省略した場合 パスワードは設定されません 文書を開く パスワードと同じパスワードを指定した場合 この セキュリティオプションの変更 パスワードは無効となります 指定しない場合はパスワードなしでセキュリティオプションの変更ができます 例 ) LV-PDF-SECU-PWD=CHG&#

341 LV-PDF-PRINT 印刷許可指定 LV-TOL-FLG に 3 を指定した場合 または LV-PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルの印刷を許可するか指定します 省略した場合の値は 0 です 0: 印刷を許可する 1: 印刷を許可しない LV-PDF-MODIFY 文書変更許可指定 LV-TOL-FLG に 3 を指定した場合 または LV-PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルの文書の変更を許可するか指定します 省略した場合の値は 0 です 0: 変更を許可する 1: 変更を許可しない 注意 許可する (=0) を指定して変換した PDF ファイルを Adobe Reader で表示し セキュリティ情報を参照した場合 許可しない と出力されることがあります LV-PDF-SELECT テキスト / グラフィックス選択許可指定 LV-TOL-FLG に 3 を指定した場合 または LV-PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルのテキストとグラフィックスの選択を許可するか指定します 省略した場合の値は 0 です 0: 選択を許可する 1: 選択を許可しない LV-PDF-ANNOTATE 注釈 / フォームフィールド追加変更許可指定 LV-TOL-FLG に 3 を指定した場合 または LV-PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルの注釈とフォームフィールドの追加 変更を許可するか指定します 省略した場合の値は 0 です 0: 追加 変更を許可する 1: 追加 変更を許可しない 注意 許可する (=0) を指定して変換した PDF ファイルを Adobe Reader で表示し セキュリティ情報を参照した場合 許可しない と出力されることがあります LV-PDF-EMBED エンベッド指定

342 LV-TOL-FLG に 3 を指定した場合 または LV-PDF-KEEP に 1 または 2 を指定した場合 PDF ファイルに利用者定義文字や JEF 拡張文字を埋め込むかどうかを指定します 省略した場合の値は 0 です 0: 埋め込まない 1: 埋め込む 注意 埋め込む (=1) を指定する場合 ( 外字のエンベッドを行う場合 ) は 事前に以下の操作が必要です 1. Charset Manager における List Creator 連携時の設定 2. List Creator における利用者定義文字の登録 なお 詳細は Charset Manager のマニュアル および List Creator のマニュアル を参照してください 外字 ( 利用者定義文字 JEF 拡張文字 ) を含む帳票を変換する場合 埋め込まない (=0) を指定すると PDF ファイルが正しく表示されない場合があります 正しく表示されない場合は 埋め込む (=1) を指定してください LV-ACCESS-USER-nn ユーザに対する帳票のアクセス権 ユーザに対する帳票のアクセス権を カンマ区切りで 以下の順に設定します 1. ユーザ ID を 26 バイト以内で先頭に記述する 2. FULL( すべてのアクセス権を設定 ) または NONE( すべてのアクセス権を解除 ) のいずれかを記述する 2. が FULL の場合 許可しないアクセス権を記述する NONE の場合 許可するアクセス権を記述する つまり アクセス権を設定する場合 以下のいずれかの方法で指定します - FULL を設定し アクセス権を与えないものを指定する - NONE を設定し アクセス権を与えるものを指定する 設定方法は以下のとおりです LV-ACCESS-USER-nn= ユーザ ID, FULL または NONE, 帳票アクセス権... (nn は 00~99 までの一意の数字 ) 帳票のアクセス権を設定するオペランドの値は 以下のとおりです MOVE: 帳票の移動 COPY: 帳票の複写 DELT: 帳票の削除 VIEW: 帳票の表示 LSTV: 帳票一覧への表示 MODY: 帳票情報の変更 ITEM: 帳票への記入 LPRT: 帳票のローカル印刷 RPRT: 帳票のリモート印刷 ( 注 1) FLNG: ファイリング MAIL: メール送信 ( 注 2) PDFV:PDF 表示 / 保存 PDFC:PDF 変換 ( 注 2) CONV: データ変換 ASAV: 帳票の上書き保存 NSAV: 名前をつけて保存 FLDS: 帳票項目の保存 INDX: 抜き出し検索範囲の設定 OVLP: オーバレイ位置の変更 CLPB: クリップボードへのコピー

343 FULL: すべてのアクセス権を設定 NONE: すべてのアクセス権を解除 注 1: Solaris 版の場合 Solaris 11 上ではリモート印刷できません このため Solaris 11 上では意味をもちません 注 2: Windows 版 V7.0L10 および Windows 版 /Solaris 版 V8 の List Works クライアントから接続するときの互換用です V9 以降の List Works クライアントでは意味をもちません 例 ) USER1 に対し 帳票の移動 帳票の複写 メール送信 のアクセス権のみを解除にする場合 LV-ACCESS-USER-00=USER1,FULL,MOVE,COPY,MAIL USER2 に対し 帳票の移動 帳票の複写 メール送信 のアクセス権のみを設定する場合 LV-ACCESS-USER-01=USER2,NONE,MOVE,COPY,MAIL 本オペランドおよび LV-ACCESS-GROUP-nn を省略した場合は 帳票のアクセス権として Everyone に対してフルコントロールが設定されます オペランド設定に誤りがあった場合 アクセス権は設定されません 同じユーザ ID が複数指定されている場合 最後に指定されたユーザ ID の設定が有効になります 参考 基本的に保管フォルダに対してアクセス権を設定してください 特定の帳票に保管フォルダと異なるアクセス権を設定する場合のみ 帳票にアクセス権を設定してください LV-ACCESS-GROUP-nn グループに対する帳票のアクセス権 グループに対する帳票のアクセス権を カンマ区切りで 以下の順に設定します 1. グループ ID を 26 バイト以内で先頭に記述する 2. FULL( すべてのアクセス権を設定 ) または NONE( すべてのアクセス権を解除 ) のいずれかを記述する 2. が FULL の場合 許可しないアクセス権を記述する NONE の場合 許可するアクセス権を記述する つまり アクセス権を設定する場合 以下のいずれかの方法で指定します - FULL を設定し アクセス権を与えないものを指定する - NONE を設定し アクセス権を与えるものを指定する 設定方法は以下のとおりです LV-ACCESS-GROUP-nn= グループ ID, FULL または NONE, 帳票アクセス権... (nn は 00~99 までの一意の数字 ) 帳票のアクセス権を設定するオペランドの値は 以下のとおりです MOVE: 帳票の移動 COPY: 帳票の複写 DELT: 帳票の削除 VIEW: 帳票の表示 LSTV: 帳票一覧への表示 MODY: 帳票情報の変更 ITEM: 帳票への記入 LPRT: 帳票のローカル印刷 RPRT: 帳票のリモート印刷 ( 注 1) FLNG: ファイリング MAIL: メール送信 ( 注 2) PDFV:PDF 表示 / 保存 PDFC:PDF 変換 ( 注 2)

344 CONV: データ変換 ASAV: 帳票の上書き保存 NSAV: 名前をつけて保存 FLDS: 帳票項目の保存 INDX: 抜き出し検索範囲の設定 OVLP: オーバレイ位置の変更 CLPB: クリップボードへのコピー FULL: すべてのアクセス権を設定 NONE: すべてのアクセス権を解除 注 1: Solaris 版の場合 Solaris 11 上ではリモート印刷できません このため Solaris 11 上では意味をもちません 注 2: Windows 版 V7.0L10 および Windows 版 /Solaris 版 V8 の List Works クライアントから接続するときの互換用です V9 以降の List Works クライアントでは意味をもちません 例 ) GROUP1 に対し 帳票の表示 PDF 表示 / 保存 PDF 変換 メール送信 のアクセス権のみを解除にする場合 LV-ACCESS-GROUP-00=GROUP1,FULL,VIEW,PDFV,PDFC,MAIL GROUP2 に対し 帳票の表示 PDF 表示 / 保存 PDF 変換 メール送信 のアクセス権のみを設定する場合 LV-ACCESS-GROUP-01=GROUP2,NONE,VIEW,PDFV,PDFC,MAIL 本オペランドおよび LV-ACCESS-USER-nn を省略した場合は 帳票のアクセス権として Everyone に対してフルコントロールが設定されます オペランド設定に誤りがあった場合 アクセス権は設定されません 同じグループ ID が複数指定されている場合 最後に指定されたグループ ID の設定が有効になります 参考 基本的に保管フォルダに対してアクセス権を設定してください 特定の帳票に保管フォルダと異なるアクセス権を設定する場合のみ 帳票にアクセス権を設定してください LV-IDPR-FLG ID 印刷の指定 ID 印刷を行うかどうかを設定します 省略した場合の値は 0 です 1 を設定した場合 LV-IDPR-USERID LV-IDPR-DATE LV-IDPR-ITEM のいずれかに 1 を設定する必要があります 上記すべてに 0 が設定された場合 本オペランドに 0 が設定されたと見なします 0:ID 印刷を行わない 1:ID 印刷を行う LV-IDPR-USERID ユーザ ID の印刷指定 ユーザ ID を印刷するかどうかを設定します LV-IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本オペランドを省略した場合 または本オペランドの設定値が 0 1 以外であった場合は 1 が設定されたと見なします 0: ユーザ ID を印刷しない 1: ユーザ ID を印刷する LV-IDPR-DATE 印刷日時の印刷指定 印刷日時を印刷するかどうかを設定します LV-IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本オペランドを省略した場合 または LV-IDPR-FLG に 1 を設定し かつ本オペランドの設定値が 0 1 以外であった場合は 1 が設定されたと見なします

345 0: 印刷日時を印刷しない 1: 印刷日時を印刷する LV-IDPR-ITEM 記入情報の有無の印刷指定 記入情報の有無を印刷するかどうかを設定します LV-IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本オペランドを省略した場合 または本オペランドの設定値が 0 1 以外であった場合は 0 が設定されたと見なします 0: 記入情報の有無を印刷しない 1: 記入情報の有無を印刷する LV-IDPR-BKMODE 背景の透過 / 非透過 ID 印刷の印刷項目が印刷されるときの 背景の描画方法を設定します LV-IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本オペランドを省略した場合 または本オペランドの設定値が 0,1 以外であった場合は 1 が設定されたと見なします 0: 背景を白で塗りつぶす ( 透過しない ) 1: 背景をそのまま残す ( 透過する ) ID 印刷の印刷項目の文字列と印刷データやオーバレイなどと重なった場合 ID 印刷の印刷項目を明確に印刷したい場合は 0 を指定します 重なった印刷データやオーバレイなどを印刷したい場合は 1 を指定します 本オペランドの設定値に 0 が指定された場合 LV-IDPR-FONT-COLOR の指定は無効となり 黒色で印刷されます 参考 0 を設定した場合 印刷データ オーバレイ 記入情報などが透過され ID 印刷の情報が透けて印刷されます 1 を設定した場合 ID 印刷の情報と重なった印刷データ オーバレイ 記入情報などは印刷されず ID 印刷の情報が優先で印刷されます LV-IDPR-PLACE 印刷位置の指定 ユーザ ID などの印刷位置を設定します LV-IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本オペランドを省略した場合 または本オペランドの設定値が 0~6 以外であった場合は 1 が設定されたと見なします 0: 印刷する座標位置を指定 1: 左上 2: 左下 3: 右上 4: 右下 5: 上中央 6: 下中央 0 を設定した場合 LV-IDPR-POINT の設定が必要です LV-IDPR-POINT 印刷位置の座標 ( 左上 ) の指定 LV-IDPR-PLACE で 0 を指定した場合 かつ LV-IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 印刷する X 座標 および Y 座標を半角のカンマ区切りで設定します 単位は 1440dpi におけるドットです X 座標 Y 座標ともに 0 以上 以下の値を設定します 本オペランドを省略した 本オペランドの設定値に 0~65535 以外を設定した またはカンマ区切りで指定しなかった場合は LV- IDPR-PLACE に 1 が設定されたと見なします

346 なお 印刷開始原点は (0,0) と見なし プリンタの印刷禁止域を除いた位置から印刷します 例 ) X 座標に 1mm Y 座標に 1mm の位置に印刷する場合 IDPR-POINT=57,57 LV-IDPR-FONT-NAME フォント名の指定 フォント名 ( 書体名 ) を設定します 日本語フォント名のみ 設定可能です フォント名を 32 バイト以内で設定してください LV-IDPR- FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本オペランドを省略した場合 本オペランドの設定が日本語フォント以外であった場合 32 バイトを超えていた場合 または List Works クライアント /Web クライアントに存在しないフォントを指定した場合は MS ゴシック ( 注 ) が設定されたと見なします 注 :MS は全角文字です 参考 オペレーティングシステムが使用する正確なフォント名 ( 全角 / 半角も含め ) を指定する必要があります オペレーティングシステムのフォントを確認し 正確なフォント名を設定してください LV-IDPR-FONT-ITALIC 斜体の指定 印刷文字を斜体にするかどうかを設定します LV-IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本オペランドを省略した場合 または本オペランドの設定値が 0 1 以外であった場合は 0 が設定されたと見なします 0: 斜体で印刷しない 1: 斜体で印刷する LV-IDPR-FONT-BOLD 太字の指定 印刷文字を太字にするかどうかを設定します LV-IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本オペランドを省略した場合 または本オペランドの設定値が 0 1 以外であった場合は 0 が設定されたと見なします 0: 太字で印刷しない 1: 太字で印刷する LV-IDPR-FONT-SIZE フォントサイズの指定 フォントサイズをポイントで設定します 1 以上 72 以下の整数値で設定します LV-IDPR-FLG に 1 を指定した場合 有効となります 本オペランドを省略した場合 または本オペランドの設定値が 1 以上 72 以下の整数値以外であった場合は 10 が設定されたと見なします LV-IDPR-FONT-COLOR フォントの色の指定 フォントの色を Windows システムにおける RGB 値 (0~255) で設定します R,G,B それぞれを半角のカンマ区切りで設定します 本オペランドはリモート印刷 / ローカル印刷においてカラー印刷を行う場合 LV-IDPR-FLG に 1 を指定したとき および LV-IDPR- BKMODE に 1 を指定したときに有効になります 本オペランドを省略した場合 正しい RGB 値で設定されなかった場合 または

347 LV-IDPR-BKMODE に 0 を指定した場合は 0,0,0 が設定されたと見なし 黒色で印刷されます 例 ) フォントの色を黒とする場合 LV-IDPR-FONT-COLOR=0,0,0 フォントの色を白とする場合 LV-IDPR-FONT-COLOR=255,255,255 参考 本オペランドについては Windows システムの RGB 値を設定します Solaris サーバにおける設定でも Windows システムの RGB 値を設定するようにしてください 情報連携ファイルの記述形式 情報連携ファイルは テキストファイルに以下のように記述します コマンド登録による振り分けの優先順位 帳票の登録時に 帳票の振り分けに関する指定を 複数の方法で指定した場合 採用される優先度を以下に示します また 帳票情報についても同じ優先順位となります 情報名 lvrcvlst コマンドのオプションによる直接指定 高い 優先度 低い 情報連携ファイル 登録先 -DBP ( 注 1) LV-DB-PATH= ( 注 2) 振り分け先 注 1: 旧バージョンの互換で使用する -DBN とは排他関係になります 注 2: 旧バージョンの互換で使用する LV-DB-NAME= とは排他関係になります 受信フォルダの振り分け定義 6.4 IBM ビジネスサーバ帳票を扱う場合 <Windows 版のみ > List Works の関連製品や連携製品を利用して IBM ビジネスサーバ上で作成した帳票を List Works 帳票として利用することができます 印刷データの準備については 各マニュアルを参照してください

348 対象の帳票 IBM ビジネスサーバ (iseries AS/400) 上で作成した帳票 参照マニュアル名 e-syohsi for 400 のマニュアル e-syohsi for 400 ListWORKS 連携オプションのマニュアル

349 付録 A 帳票保管活用機能における機能比較 この章では 帳票保管活用機能における List Works EE と List Works SE の機能の違い List Works クライアントと Web クライアントで利用できる機能の違いについて説明します A.1 List Works EE と List Works SE の機能比較 A.2 List Works クライアントと Web クライアントの機能比較 A.1 List Works EE と List Works SE の機能比較 以下の製品について 利用できる機能の比較を示します List Works EE List Works SE 帳票の登録 機能 Windows 版 Solaris 版 EE SE EE SE 一般アプリ帳票の登録 NetCOBOL/MeFt 帳票の登録 List Creator 帳票の登録 富士通ホスト帳票の登録分散印刷運用 FNA TCP/IP ファイル転送運用 IBM ビジネスサーバ帳票の登録 リスト管理サーバでの仕分け 帳票の振り分け受信フォルダ ( 注 ) ( 注 ) : 利用可能 : 利用不可 注 : 帳票の再振り分けはできません 帳票情報 帳票の参照 / 保管 / 活用 機能 Windows 版 Solaris 版 EE SE EE SE List Worksクライアントからの参照 Webクライアントからの参照 クライアントサーバ運用 フォルダの共有運用 ( 注 1) ( 注 2) スタンドアロン運用 帳票の表示

350 機能 Windows 版 Solaris 版 EE SE EE SE 帳票の検索 帳票への記入 帳票のデータの抽出 帳票のファイリング : 利用可能 : 利用不可 注 1: 保管フォルダのみ共有可能 注 2:Solaris 11 上では フォルダの共有運用はできません 帳票の印刷 機能 Windows 版 Solaris 版 EE SE EE SE ローカル印刷 リモート印刷 ( 注 ) ( 注 ) 印刷操作 ( 状態監視 / 開始 / 再開 / 中断 ) : 利用可能 : 利用不可 注 :Solaris 9 または Solaris 10 上のリスト管理サーバで 富士通ホスト帳票のみ可能 運用管理 機能 Windows 版 Solaris 版 EE SE EE SE リスト管理サーバ動作環境設定 クライアント動作環境設定 フォルダのセットアップ / 構成変更 セキュリティ ログ ( 実行履歴 ) 出力 List Works サービスの監視 クラスタ運用 マルチプロセス運用 : 利用可能 : 利用不可 帳票業務の開発 Windows 版 Solaris 版機能 EE SE EE 版 SE サーバ機能 API

351 機能 Windows 版 Solaris 版 EE SE EE 版 SE クライアント機能オートメーション Web 機能 API : 利用可能 : 利用不可 A.2 List Works クライアントと Web クライアントの機能比較 List Works クライアントと Web クライアントで利用できる機能の比較を 以下に示します A.2.1 Windows 版の場合 Web クライアントは リスト管理サーバの保管フォルダにある帳票が操作対象です マイコンピュータにある帳票を表示 操作することはできません また Web クライアントの帳票表示画面において 前回帳票を表示していた際に指定した値が有効となるのは以下のダイアログボックスで指定した場合のみです 各記入情報の のプロパティ 検索条件の保存 検索条件の読み込み 上記以外については 現在表示している帳票を操作している間のみ有効となります : 利用可能 : 利用不可 マイコンピュータのフォルダ 帳票の一覧を操作する 機能名 List Works クライアント 帳票を選択する 一覧を表示する 一覧に表示する帳票を絞り込む 一覧の情報を最新の状態に更新にする 一覧を並べ替えて表示する 一覧に表示する項目を設定する 表示している一覧をファイル出力する リスト管理サーバと接続 / 切断する リスト管理サーバのフォルダ 帳票の一覧を操作する 帳票を選択する ( 注 1) Web クライアント 一覧を表示する ( 注 2,13) 一覧に表示する帳票を絞り込む ( 注 3) ( 注 4,14) 一覧の情報を最新の状態に更新にする ( 注 5) 一覧を並べ替えて表示する ( 注 6) 一覧に表示する項目を設定する

352 機能名 List Works クライアント 表示している一覧をファイル出力する Web クライアント 帳票を表示する PDF 帳票を表示する ( 注 7, 注 8) 表示するページを絞り込む 指定したページを表示する 複数の帳票を連結して表示する 帳票を拡大 / 縮小して表示する 帳票をスクロールする 帳票を分割して表示する 重ねて / 並べて表示する 全画面で表示する パンウィンドウで全体イメージを表示する スライドショーで表示する プロパティを参照するフォルダのプロパティを参照する 表示している帳票のプロパティを参照する 一覧から選択した帳票のプロパティを参照する 検索した帳票のプロパティを参照する 印刷する表示している帳票を印刷する 帳票に付せんやスタンプなどを記入する 一覧から選択した帳票をローカル印刷する 一覧から選択した帳票をリモート印刷する 検索した帳票を印刷する 印刷フォルダの帳票を印刷する 表示している一覧を印刷する 帳票のデータの検索結果を印刷する フォルダを監視して自動で印刷する 印刷プレビューで確認する 付せんを貼る メモを記入する ラインマークを引く チェックマークを付ける スタンプを押す ハイパーリンクを設定する 記入情報の大きさを変更する 記入情報の位置を変更する 記入情報のプロパティを変更する 記入情報の初期値を変更する 記入情報を削除する 記入情報にセキュリティを設定する 記入情報の一覧を表示する 帳票項目を設定する単一項目 または表項目を設定する

353 抜き出し検索範囲を設定する 機能名 List Works クライアント 区切り位置を変更 ( 追加 削除 ) する 列のプロパティを変更する 帳票項目のプロパティを変更する 帳票項目の設定範囲を変更する 設定した帳票項目を削除する データ変換するときに単位やカンマなどを表示する文字を挿入する データ変換する列を設定する データ変換する帳票項目や出力順序を設定する 抜き出し検索範囲を設定する 抜き出し検索範囲のプロパティを変更する 設定した抜き出し検索範囲を削除する Web クライアント 検索する一覧で帳票を検索する ( 注 9) ( 注 10,12,14) 帳票のデータを検索する 検索条件を保存する 読み込む 削除する 検索結果を確認する 帳票のデータをクリップボードへコピーする 帳票を CSV 形式 Text 形式に変換する 表示している帳票を変換する 一覧から選択した帳票を変換する 検索した帳票を変換する 帳票のデータの検索結果を変換する 帳票を PDF 形式で保存する一覧から選択した帳票を PDF 形式で保存する ( 注 7) 帳票を FAX 送信する一覧から選択した帳票を FAX 送信する ( 注 11) フォルダを作成 / 削除する フォルダを移動 / 複写 / 変名する 帳票を移動する 帳票を複写する 帳票を保存する上書き保存する 名前を付けて保存する 複数の帳票を連結して保存する 帳票をファイリングする 帳票情報を変更する 帳票を削除する一覧で選択した帳票を削除する ( 注 15) マイコンピュータにある 登録有効期限の過ぎた帳票をまとめて削除する リスト管理サーバにある 登録有効期限の過ぎた帳票をまとめて削除する 帳票に暗証番号を設定する / 解除する

354 注 1: 注 2: 注 3: 注 4: 注 5: 注 6: 注 7: 注 8: 注 9: すべて選択 選択の切り替え はできません List Works クライアントと Web クライアントでは 選択方法が異なります Web クライアントのフォルダ一覧には 開いているフォルダ名と直下のフォルダ名だけが表示されます List Works クライアントと Web クライアントでは 保管フォルダと帳票の一覧の表示方法 表示順および操作が異なります 保管フォルダ 印刷フォルダ 装置フォルダごとに絞り込む条件が設定できます 以下の帳票の場合 帳票のプロパティの 備考 を使用して 帳票が絞り込めます - List Creator 帳票 - NetCOBOL/MeFt 帳票 - 一般アプリ帳票 登録日時 記入してある帳票 アクセスしていない帳票 ファイリングしていない帳票 登録有効期限までの日数 では 帳票が絞り込めません また ListNavi の終了時に表示条件を保存する および リスト管理サーバへの接続時に画面を設定しない は 設定できません 帳票の一覧のみが最新の状態に更新され フォルダの一覧は更新されません 環境設定によっては フォルダの一覧および帳票の一覧が最新の状態に更新されます Web ゲートウェイサーバの動作環境の設定により 保管フォルダを保管フォルダ名 保管フォルダの作成日時 またはフォルダパス名で並び替えることが可能です ただし Web クライアントから一覧を動的に並び替えることはできません 注 10: Web ゲートウェイサーバの動作環境の設定により 可能です ただし サーバで変換可能なページ数は 最大 8000 ページです Adobe Reader が必要です 日付は yyyy/mm/dd の形式のみ指定できます yyyy/mm/dd hh:mm の形式を指定した検索は できません 以下の帳票の場合 帳票のプロパティの 備考 を使用して 帳票が検索できます - List Creator 帳票 - NetCOBOL/MeFt 帳票 - 一般アプリ帳票 登録日付では検索できません 検索する時間が 10 分を超えたときや検索条件に一致した帳票が 1000 帳票を超えたときに 検索は中断されます 検索する対象の初期値は 抜き出し検索範囲 です なお 帳票検索を中断する時間 (10 分 ) 中断する件数 (1000 件 ) は リスト管理サーバのプロパティファイルの編集により変更できます リスト管理サーバのプロパティファイルの編集についての詳細は 環境構築手引書 を参照してください 注 11: 注 12: Print Manager が必要です Web クライアントでは 以下の項目において 部分的に一致する 完全に一致する 前方から一致する といった条件を指定して 検索することができます - 帳票名

355 - コメント 注 13: 注 14: - 作成者名 - 備考 1 - 備考 2 - 備考 3 - 備考 4 Web ゲートウェイサーバの動作環境の設定により 帳票の一覧にローカル印刷済みかどうかが表示されます Web ゲートウェイサーバの動作環境の設定により 印刷状態 が追加され 条件に以下の 印刷状態 を指定して帳票の一覧の絞りこみ または帳票を検索することができます 注 15: - すべて - 印刷してある帳票 - 印刷していない帳票 なお 印刷してある帳票 および 印刷していない帳票 の印刷とは ローカル印刷のことを示します Web クライアントでは 検索結果の一覧から帳票を削除することができます A.2.2 Solaris 版の場合 リストナビの機能 : 利用可能 : 利用不可 機能名 List Works クライアント リスト管理サーバと接続 / 切断する マイコンピュータのフォルダ 帳票の一覧を操作する リスト管理サーバのフォルダ 帳票の一覧を操作する ( 注 1) フォルダを開く 帳票を開く 帳票を選択する 一覧の情報を最新にする 一覧に表示する帳票を絞り込む 一覧を並べ替えて表示する 一覧に表示する項目を設定する フォルダのプロパティを参照する 表示している一覧を印刷 / ファイル出力する フォルダを開く 帳票を開く リモート印刷する ( 注 2) 帳票を選択する 一覧の情報を最新にする ( 注 3) 一覧に表示する帳票を絞り込む Web クライアント

356 機能名 List Works クライアント 一覧を並べ替えて表示する ( 注 4) 一覧に表示する項目を設定する フォルダのプロパティを参照する 表示している一覧を印刷 / ファイル出力する 帳票を探す ( 注 5) 帳票を管理するフォルダを作成 / 削除する 注 1: 注 2: 注 3: 注 4: 注 5: 注 6: 注 7: 帳票を移動 / 複写 / 削除する ( 注 6) 帳票情報を変更する 帳票の再振り分けを行う ( 注 7) 帳票をファイリングする 暗証番号を設定 / 解除する 帳票を連結して表示する 帳票を連結して保存する Web クライアントの場合 保管フォルダと保管フォルダの帳票のみ操作可能です Solaris 9 または Solaris 10 上のリスト管理サーバで 富士通ホスト帳票のみ可能です ID 印刷はできません 帳票の一覧のみ更新されます Web 連携の動作環境の設定により 並べ替えが可能です 検索する時間が 10 分を超えた場合 および検索条件に一致した帳票が 1000 帳票を超えた場合 検索は中断されます 削除のみ可能です Windows 版のみの機能のため 利用できません リストビューアの機能 : 利用可能 : 利用不可 機能名 List Works クライアント 帳票を表示する帳票を開く 帳票を拡大 / 縮小して表示する 帳票をスクロールする パンウィンドウで全体イメージを表示する 帳票を分割して表示する 指定ページへ移動する Web クライアント Web クライアント

357 機能名 List Works クライアント スライドショーで表示する オーバレイの位置を調整する 全画面で表示する 重ねて / 並べて表示する 帳票に情報を記入する付せんを貼る メモを記入する ラインマークを引く チェックマークを付ける スタンプを押す ハイパーリンクを設定する 記入情報にセキュリティを設定 / 解除する 記入情報の大きさや位置を変更する 記入情報のプロパティを変更する 記入情報の一覧を表示する 記入情報を削除する 帳票項目を設定する単一項目または表項目を設定する 区切り位置を変更 ( 追加 削除 ) する 列のプロパティを変更する 文字を挿入する データ変換する列を設定する 変換対象とする帳票項目や出力順序を設定する 帳票項目の設定範囲を変更する 設定した帳票項目を削除する 表示するページを絞り込むページ指定により絞り込む 帳票のデータを検索して絞り込む 記入情報により絞り込む 絞り込みを解除する 絞り込んだ状態で保存する 帳票のデータを検索する検索範囲を確認 設定する 検索条件を設定する 検索条件を保存する 読み込む 検索結果を確認する 検索結果を活用する 抜き出し検索範囲を設定する 帳票のデータをクリップボードへコピーする 帳票を保存する同じ帳票として上書き保存する 帳票を別ファイルとして名前をつけて保存する Web クライアント

358 リストナビ リストビューア共通の機能 : 利用可能 : 利用不可 機能名 List Works クライアント 帳票を Text 形式 CSV 形式にデータ変換する 帳票を PDF に変換する ( 注 1) 帳票のプロパティを参照する 帳票を印刷する印刷のページレイアウトを設定する 注 1: 注 2: ローカル印刷する FAX 情報を設定する ( 注 2) 印刷プレビューで確認する Web クライアント PDF 形式での帳票の表示 /PDF 保存機能で同等レベルの機能を提供しています 変換可能なページ数は 最大 8000 ページです Windows 版のみの機能のため 利用できません リストクリーナの機能 : 利用可能 : 利用不可 機能名 List Works クライアント マイコンピュータの帳票を削除する Web クライアント

359 付録 B NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票を扱う場合の機能サポート範囲 この章では NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票を扱う場合における機能サポート範囲について説明します B.1 NetCOBOL の機能サポート範囲 B.2 帳票定義体のサポート範囲 B.3 文字コードごとのサポート文字種 <Solaris 版 > B.1 NetCOBOL の機能サポート範囲 NetCOBOL と直接連携する場合に List Works がサポートする NetCOBOL の機能サポート範囲について説明します NetCOBOL の機能の詳細については NetCOBOL のマニュアル を参照してください B.1.1 ページ属性に関する機能 ページ属性に関する機能のサポート範囲について 以下に示します COBOL の機能電子帳票出力時備考 フォームオーバレイ オーバレイパターングループは未対応 フォームオーバレイ焼き付け回数 1~255 焼き付け回数は 複写数と同じ値が採用されます 複写数 1~255 FCB 6/8/12LPI フォーマット定義体 複写修正モジュール名 OSIV 系システム固有機能またはプリンタ固有情報であ 複写修正開始番号 1~255 るため 意味を持たない指定です 複写修正文字配列テーブル番号 0~3 用紙識別名 文字配列テーブル / 追加文字セット ダイナミックロード オフセットスタック 印刷形式 P/PZOOM/L/LZOOM/LP 用紙サイズ A3/A4/A5/B4/B5/LETTER/ 任意 用紙の向きとして P( ポートレートモード ) L( ランドスケープモード ) を指定できます PZOOM( ポートレートモードで縮小印刷 ) LZOOM( ランドスケープモードで縮小印刷 ) LP(LP 縮刷モード ) は有効になりません PZOOM はポートレートモード LZOOM および LP は ランドスケープモードとみなされます また 1 つのファイル内で複数の印刷形式をページ単位で混在させることはできません この場合 最初に指定した印刷形式が後続のページにも引き継がれます プリンタドライバがサポートする任意の用紙サイズは利用できません 任意の用紙サイズを利用する場合は 電子帳票情報ファイルで用紙の縦長 / 横長を指定します また 1 つのファイル内で複数の用紙サイズをページ単

360 COBOL の機能電子帳票出力時備考 位で混在させることはできません この場合 最初に指定した用紙サイズが後続のページにも引き継がれます 用紙供給口 プリンタ ( 紙 ) に出力する場合に意味を持つ機能です 用紙排出口 List Worksでは これらの指定は無視されます 印刷面片面 / 両面 印刷面位置付け表面 / 裏面 印字禁止領域 とじしろ方向 プリンタ ( 紙 ) に印刷するときの機能のため 帳票を画面 とじしろ幅 0~9999:1/1440インチ単位 に表示する際は意味がありません List Worksの画面表示では これらの指定は無視されます ただし 一度 印刷原点位置 電子化した帳票を後で印刷する場合は有効になります 文書名 I 制御レコードの DOC-INFO で指定した文書名は無視されます 印刷情報ファイルのDocumentName 指定を使用してください : サポート : 条件付きサポート : 未サポート ( 指定は無効になります ) 注意 List Works がサポートするコード系は 以下のようになります - Windows 版の場合 シフト JIS UNICODE(UCS2) Unicode(UTF-8) Unicode(UTF-16 リトルエンディアン ) Unicode(UTF-16 ビッグエンディアン ) Unicode(UTF-32 リトルエンディアン ) Unicode(UTF-32 ビッグエンディアン ) - Solaris 版の場合 シフト JIS EUC(U90) Unicode(UTF-8) NetCOBOL プログラムの翻訳時に指定するコード系を 対応するコード系に変更してください NetCOBOL プログラムの WRITE 文に記述したレコードにおいて 同一基本項目内に 1 バイトコード系と 2 バイトコード系が混在しないようにしてください B.1.2 文字属性に関する機能 文字属性に関する機能のサポート範囲について 以下に示します COBOL の機能電子帳票出力時備考 文字ピッチ 3.0~300.0 ポ単位 文字ピッチ 0.01~24.00CPI:0.01CPI 単位 書体書体名 書体番号 FONT-001~FONT

361 COBOL の機能電子帳票出力時備考 文字回転横書き 縦書き ( 反時計回り 90 度 ) 文字形態全角 / 半角 / 平体 / 長体 / 倍角 水平スキップ 0.01~24.00CPI:0.01CPI 単位 : サポート ボールド / イタリック Windows 用にカスタマイズしたフォントテーブルを指 定する必要があります B.2 帳票定義体のサポート範囲 MeFt 経由で NetCOBOL と連携した帳票 および List Creator 帳票を扱う場合における帳票定義体について 機能サポート範囲を説明します 注意 各アプリケーションで 指定できる定義体のコード情報はシフト JIS または Unicode です B.2.1 管理情報 管理情報のサポート範囲について 以下に示します 機能 印刷用紙 機能項目 用紙サイズ 縮小率指定 余白指定 用紙名 FORMのFORMツール FORMのPowerFORMツール List Creatorデザイナ ページ 途中 内容 A3 A4 A5 A6 B4 B5 Letter サポート 機能項目 用紙サイズ 内容 A3 A4 A5 A6 B4 B5 Letter サポート 機能項目 用紙サイズ 内容 A3 A4 A5 A6 B4 B5 Letter サポート ( 注 13) 自由 任意 任意 ( 注 6) - - Legal Legal はがき ( 注 2) ( 注 3) ( 注 4) ( 注 10) ( 注 3) ( 注 4) ( 注 2) ( 注 4) 拡大 / 縮小指定 余白指定 用紙名 - とじしろ 用紙からの位置 ( 原点位置 ) - ( 注 2) ( 注 3) ( 注 4) ( 注 10) ( 注 3) ( 注 4) ( 注 2) ( 注 4) 拡大 / 縮小指定 余白指定 用紙名 - とじしろ 用紙からの位置 ( 原点位置 ) - ( 注 2) ( 注 4) ( 注 10) ( 注 12) ( 注 3) ( 注 4) ( 注 2) ( 注 4) の切り替え ( 注 1)

362 機能 印刷範囲 機能項目 FORMのFORMツール FORMのPowerFORMツール List Creatorデザイナ ページ 途中 内容 サポート 機能項目 内容 サポート 機能項目 内容 サポート 方向縦 横 LP 方向縦 横 方向縦 横 印刷面指定 表 裏 片面 両面 ( 注 2) ( 注 4) 印刷面指定 表 裏 片面 両面 ( 注 2) ( 注 4) 両面印刷 定義体切り替え時に新しい用紙に印刷 段組 印刷 給紙方法 給紙口指定 複写枚数 上カセット / 上ホッパ 下カセット / 下ホッパ 手差し その他 指定なし - - ( 注 2) ( 注 4) ( 注 11) ( 注 2) ( 注 4) ( 注 2) ( 注 3) ( 注 4) 給紙方法 給紙口指定 複写枚数 2UP,4UP 段組 印刷 自動 手差し 指定なし ホッパ 1 ホッパ 2 ホッパ ( 注 2) ( 注 4) ( 注 11) ( 注 2) ( 注 4) ( 注 2) ( 注 3) ( 注 4) 給紙方法 給紙口指定 部数 出力 指定 印刷 範囲 するしない するしない 2UP,4UP 自動 手差し 指定なし ホッパ 1 ホッパ 2 ホッパ 3 ホッパ 4 カットシートフィーダ - ( 注 2) ( 注 4) ( 注 2) ( 注 4) ( 注 5) ( 注 7) ( 注 2) ( 注 4) ( 注 2) ( 注 4) ( 注 11) ( 注 2) ( 注 4) 部数 - ( 注 2) ( 注 3) ( 注 4) 装置依存 部単位 ページ単位 ( 注 2) ( 注 3) ( 注 4) ( 注 8) 横幅 縦幅 ( 注 9) の切り替え ( 注 1) -: 該当なし : サポート : 条件付きサポート : 未サポート ( 指定は無効になります )

363 注 1: 注 2: 注 3: 注 4: 注 5: 注 6: 注 7: 注 8: 注 9: ページ途中の切り替えとは 用紙サイズ 用紙方向などの管理情報が変化するケースを指します の場合に切り替えを行うと 1 ページ目の内容で帳票が作成されます ListCREATOR V10.0L20 以降または MeFt V7.2L10 以降で作成 / 出力した帳票のみ有効となります 画面表示時は無効となり 印刷時に有効となります ListWORKS V10.0L20/10.1 以降 または List Works V6.0L10/6.0 以降の帳票データ転送アダプタを使用してください 段組印刷時は 無効となります ListCREATOR V10.0L20 以降で作成した帳票のみ有効となります 用紙名を指定できます 印刷モードが LP の場合に任意となります また 任意用紙サイズを指定した場合 List Creator からの印刷では 指定した任意用紙サイズと同じサイズの用紙名 (Windows 標準の定型用紙を含む ) がある場合 該当する用紙名で印刷しますが List Works からの印刷では 常にユーザ定義サイズが指定されたものとして印刷します ローカル印刷のみ有効となります Windows 版の場合に リモート印刷時に装置依存を指定すると 部単位での複写となります 帳票印刷配信機能においても同様です カット紙の定型サイズ (A4 B4 など ) で帳票を設計する場合 印刷範囲を印刷禁止域まで広げて帳票を設計すると 印刷禁止域にある印刷データは切れて表示されない場合があります 印刷範囲は印刷可能域におさまるようにしてください 注 10: 用紙サイズとして 帳票定義体に設定された印刷用のサイズが適用されます 帳票としては不定形の扱いとなり List Works がデフォルトで適用する用紙サイズと異なる場合があるため 注意が必要です 注 11: 注 12: 注 13: 給紙方法の指定は 印刷に使用するプリンタの機能差により有効にならない場合があります 帳票の縮刷はサポートしていないため 帳票表示時の拡大 / 縮小は無効になりますが 印刷時には有効となります List Creator でカット紙の定型サイズ (A4 B4 など ) で かつ 用紙種別に 連帳 を指定して帳票を登録した場合 List Works で印刷をする時には注意が必要です 連帳 の用紙方向は縦方向固定であるため 印刷すると正しい方向で出力されない場合があります List Creator で カット紙の定型サイズを指定する場合は 用紙種別には 単票 を指定してください

364 B.2.2 項目形式 項目形式のサポート範囲について 以下に示します 機能 FORM の FORM ツール FORM の PowerFORM ツール List Creator デザイナ 機能項目サポート機能項目サポート機能項目サポート 一般項目数字項目 数字項目 数字項目 OCR-B 項目 英数字項目 英数字項目 - 日本語項目 日本語項目 - 混在項目 混在項目 テキスト項目 固定リテラル項目 固定リテラル項目 固定リテラル項目 矩形テキスト項目 矩形固定リテラル項目 英数字項目の OCR-B フォント指定時 ( 注 1) OCR-B 項目 ( 注 1) OCR-B 項目 特殊項目 ID 数字項目 ID 数字項目 - 組込みメディア項目 ID 英数字項目 ID 英数字項目 ラジオボタン項目 - ( 注 2) - ( 注 2) チェックボックス項目 - 日付項目 日付項目 - 時刻項目 時刻項目 郵便番号項目 郵便番号項目 郵便番号項目 バーコード項目 ( 注 3) バーコード項目 ( 注 3) バーコード項目 - U.S.Postal FIM 項目 U.S.Postal FIM 項目 改ざん防止項目 - - イメージデータ項目 図形データ項目 ビジュアルデータ項目 グラフデータ項目 線画データ項目 表データ項目 ( 注 5) ( 注 6) ( 注 5) ( 注 6) ( 注 5) ( 注 6) ( 注 5) ( 注 6) ( 注 5) ( 注 6) ( 注 5) ( 注 6) ( 注 4) ( 注 5) ( 注 6) ( 注 1) ( 注 2) ( 注 3) ( 注 4) ( 注 5) ( 注 6) ( 注 7)

365 機能 FORM の FORM ツール FORM の PowerFORM ツール List Creator デザイナ 機能項目サポート機能項目サポート機能項目サポート グラフ出力項目 ( 注 7) ( 注 8) 注 1: 注 2: 注 3: 注 4: 注 5: 注 6: 注 7: 注 8: -: 該当なし : サポート : 条件付きサポート List Works で OCR-B フォントを表示 / 印刷する場合は OCR-B FJ 10cpi フォントをインストールする必要があります 表示 / 印刷時の倍率により 枠線が消えたり 一回り小さく出力されたりする場合があります サポートするバーコード種別は B.2.3 項目属性 を参照してください 組み込みメディアに イメージ 図形などのデータ項目の指定はありません BMP 形式 JPEG 形式 または TIFF 形式のみサポートします JPEG 形式 または TIFF 形式でサポートする形式は JPEG 形式の スタンダード プログレッシブ (8bit( 階調 ) 24bit) と TIFF 形式の 非圧縮 (1bit 4bit 8bit 24bit) Packbits 圧縮 (1bit 4bit 8bit 24bit) LZW 圧縮 (1bit 4bit 8bit 24bit) MH 圧縮 (1bit) MR 圧縮 (1bit) MMR 圧縮 (1bit) です 上記の形式 および TIFF 形式の Huffman 圧縮 JPEG 圧縮 については 未サポートとなります List Creator デザイナにおける指定で メディアデータの解像度での出力 および 透過 は有効になりません List Creator V9.3.0 以降でサポートします B.2.3 項目属性 項目属性のサポート範囲について 以下に示します 機能 色情報 和文書体印刷方法 FORM の FORM ツール FORM の PowerFORM ツール List Creator デザイナ 機能項目内容サポート機能項目内容サポート機能項目内容サポート 色 文字サイズ / ピッチ 縮小 黒 青 赤 桃 緑 水 黄 標準 12 ポ 9 ポ 7 ポ 1.5 ピッチ 2.0 ピッチ 色任意の色 色任意の色 任意 半角 上つき 下つき 標準

366 機能 ( 注 1) 欧文書体 ( 注 1) 日本語フォント / 英文フォント ( 注 1) ( 注 14) 文字の向き 数値属性 FORM の FORM ツール FORM の PowerFORM ツール List Creator デザイナ 機能項目内容サポート機能項目内容サポート機能項目内容サポート 拡大 フォント 飾り文字 文字サイズ / ピッチ 拡大 フォント 標準 平体 長体 倍角 標準 平体 ゴシック体 + 斜体 標準 白抜き文字 立体文字 白抜き + 立体文字 白抜き + 影付き文字 標準 標準 任意 標準 平体 長体 倍角 標準 平体 ゴシック体 + 斜体 標準 サイズ - サイズ 3~300 ポ サイズ 3~300 ポ 横幅 - 横幅 1~200% ( 注 2) 日本語ピッチ / 英文ピッチ - 日本語ピッ チ / 英文 ピッチ 0.1~ 99.9CPI(0.1 単位 ) スタイル - スタイル 標準 太字 斜体 太字 斜体 横幅 1~200% ( 注 2) 日本語ピッチ / 英文ピッチ 0.1~99.9CPI(0.1 単位 ) スタイル 標準 太字 斜体 太字斜体 文字の向き - 文字の向き - 文字の向き右向き 左向き 上向き 下向き 編集形式 - 編集形式 - 編集形式 分類 数値 通貨 区切り 日付 全ゼロサプレス - 編集属性 全ゼロサプ レス 正の数の表 示形式 負の数の表 示形式 分類 数値 通貨 区切 り 日付 編集属性全ゼロサプレス 正の数の表示形式 負の数の表示形式

367 機能 バーコード属性 ( 注 15) FORM の FORM ツール FORM の PowerFORM ツール List Creator デザイナ 機能項目内容サポート機能項目内容サポート機能項目内容サポート 小数点を抑 止する 区切り編集 形式 通貨記号文 字 範囲指定バーコード バーコード種別 バーコード種別 小数点を抑止する 区切り編集形式 通貨記号文字 する しない J 標準 J 短縮 CODE IND INT NW7 ( 注 3) ( 注 4) バーコード種別 J 標準 J 短縮 Code 3 of 9 IND INT NW7 - - Code 128 EAN-128 ( 注 5) 標準物流 拡張物流 EAN-128( コンビニエンスストア向け ) ( 注 6) UPC-A UPC-E EAN-13 Delivery Point Code ZIP+4 Code 5-Digit ZIP Code FIM A FIM B FIM C ( 注 3) ( 注 4) バーコード種別 J 標準 J 短縮 Code 3 of 9 IND INT NW7 Code 128 EAN-128 ( 注 5) EAN-128( コンビニエンスストア向け ) ( 注 6) UPC-A UPC-E EAN-13 Delivery Point Code ZIP+4 Code 5-Digit ZIP Code FIM A FIM B FIM C カスタマ カスタマ カスタマ - - QR Code( モ デル1) ( 注 7) - - QR Code( モ デル2) ( 注 7) QR Code( モデル 1) ( 注 7) QR Code( モデル 2) ( 注 7) Code 3 of 9(EIAJ 準拠 ) - - バーコード - - バーコード マイクロQR Code - - 種別 - - 種別 PDF MaxiCode Intelligent Mail Barcode ( 注 3) ( 注 4)

368 機能 FORM の FORM ツール FORM の PowerFORM ツール List Creator デザイナ 機能項目内容サポート機能項目内容サポート機能項目内容サポート 基本モジュール幅 GS1 DataBar Omnidirectional GS1 DataBar Stacked Omnidirectional GS1 DataBar Stacked GS1 DataBar Limited GS1 DataBar Expanded GS1 DataBar Expanded Stacked GS1 DataBar Truncated 縦幅 - 縦幅 - 縦幅 - 横幅 - 横幅 - 横幅 - 印刷方向 アドオンデータ フラグキャラクタ チェックキャラクタ付加 文字印刷 ベアラーバ印刷 ( 注 8) 印刷方向 ( 注 8) 印刷方向 あり なし 下 標準 行う 行わない 行う 行わない ( 注 9) ( 注 10,16) フラグキャラクタ チェックキャラクタ付加 下 標準 行う 文字印刷行う 行わない 行わない 行う ( カスタマ ) 行う ( カスタ マ ) 行う 行わない ( 注 9) ( 注 10,16) フラグキャラクタ チェックキャラクタ 下 標準 行う 文字印刷行う 行わない 行わない 行う ( カスタマ ) 指定範囲に収まるように出力する 項目の範 囲内での 配置位置 ( 注 8) ( 注 9) ( 注 10,16) - 左詰め 中央配置

369 機能 バーコード属性 ( 注 15) FORM の FORM ツール FORM の PowerFORM ツール List Creator デザイナ 機能項目内容サポート機能項目内容サポート機能項目内容サポート バーコードの細エレメント幅を指定する / バーコードのモジュール幅を指定する 詳細情報 を設定する 1~7200 の範囲内で指定 細太エレメント比 ( 細エレメント : 比率 太エレメント : 2.0~3.0 の範囲内で指定 ) キャラクタ間ギャッ プ幅 (1~7200の 範囲内で指定 ) クワイエットゾーン を項目の範囲内に 描画する 注 1: 注 2: 注 3: 注 4: 注 5: 注 6: -: 該当なし : サポート : 条件付きサポート : 未サポート ( 指定は無効になります ) プロポーショナルフォントは サポートしていません サイズと横幅で拡大 / 縮小を指定します 規格上桁数に上限がない以下のバーコードについて List Works で指定可能な桁字数 ( バイト数 ) は 以下のとおりです Code 3 of 9 では 32 桁まで ( チェックキャラクタ有りの場合は 31 桁まで ) IND(Industrial 2 of 5) では 32 桁まで ( チェックキャラクタ有りの場合は 31 桁まで ) INT(InterLeaved 2 of 5) では 32 桁まで ( チェックキャラクタ有りの場合は 31 桁まで ) NW7 では 34 桁まで 指定可能な桁数を超えた場合 エラーになります キャラクタ間ギャップ幅指定 細太エレメント比指定およびクワイエットゾーンの描画方法の指定については 無効になります EAN-128 については 2005 年版規格は未サポートとなります 1996 年版規格のみサポートします EAN-128( コンビニエンスストア向け ) の表示はできません バーコードが表示される位置には 点線の矩形が表示されます 印刷 PDF 変換は 正しく出力されます ただし 低解像度 (300dpi 未満 ) では 正しく出力されない場合があるので 高解像度 (300dpi 以上 ) で出力してください 印刷するプリンタによっては EAN-128( コンビニエンスストア向け ) の印刷結果が バーコードリーダで正しく読み取れない場合があります その場合は バーコード補正機能により読み取り精度を向上させることができます Windows 版の帳票印刷配信機能においては バーコード補正機能はサポートしていません

370 詳細については 保守手引書 を参照してください 注 7: 注 8: 注 9: バーコードを分割する場合は 分割方向に応じて適切なサイズ ( 横幅 縦幅 ) を指定してください 適切なサイズを指定していない場合 バーコードが表示されなかったり 正しく表示 / 印刷されない場合があります 注 10: 注 11: 注 12: カスタマバーコードの印刷方向は 0 度 270 度が有効です それ以外を指定した場合は バーコードは出力されません J 標準のみサポートします Code 3 of 9 IND INT のみサポートします BMP 形式 JPEG 形式 または TIFF 形式のみサポートします JPEG 形式 または TIFF 形式でサポートする形式は JPEG 形式の スタンダード プログレッシブ (8bit( 階調 ) 24bit) と TIFF 形式の 非圧縮 (1bit 4bit 8bit 24bit) Packbits 圧縮 (1bit 4bit 8bit 24bit) LZW 圧縮 (1bit 4bit 8bit 24bit) MH 圧縮 (1bit) MR 圧縮 (1bit) MMR 圧縮 (1bit) です 上記以外の形式 および TIFF 形式の Huffman 圧縮 JPEG 圧縮 については 未サポートとなります 注 13: 注 14: List Creator デザイナにおける指定で メディアデータの解像度での出力 および 透過 は有効になりません リモート印刷の場合 装置フォントに置き換えられるため 印刷結果が多少異なる場合があります Windows 版の帳票印刷配信機能においても同様です 注 15: 240dpi を前提としてバーコードの描画処理を行っています このため ディスプレイの解像度が 96dpi や 120dpi の場合 正しく表示されないことがあります 注 16: チェックキャラクタ ( 文字 ) の印字の指定については 無効になります B.2.4 罫線 罫線のサポート範囲について 以下に示します PowerFORM ツール および List Creator デザイナでは パーティション罫線 にあたります 種別 機能 線種 ( 注 1) FORM の FORM ツール FORM の PowerFORM ツール List Creator デザイナ 機能項目サポート機能項目サポート機能項目サポート 水平線 垂直線 枠 定型パターン 実線 点線 破線 一点鎖線 直線 枠 定型パターン 実線 点線 破線 一点鎖線 - - 長破線 長鎖線 長二点鎖線 任意線 二重線 破線 ( 波線 1 波線 2) ( 注 2) 直線 枠 定型パターン 実線 点線 破線 一点鎖線 長破線 長鎖線 長二点鎖線 任意線 二重線 破線 ( 波線 1 波線 2) ( 注 2)

371 機能 FORM の FORM ツール FORM の PowerFORM ツール List Creator デザイナ 機能項目サポート機能項目サポート機能項目サポート 線幅 細線 標準線 ( 注 3) 0.1~20.0pt の線幅 ( 注 3) 0.1~20.0pt の線幅 ( 注 3) 線端 - - 円 四角 平面 ( 注 4) 円 四角 平面 ( 注 4) 色情報 注 1: 注 2: 注 3: 注 4: 注 5: 黒 青 赤 桃 緑 水 黄 標準 -: 該当なし : サポート : 条件付きサポート ( 注 5) 黒 緑 赤 黄 青 桃 水 白 灰 暗い緑 暗い赤 暗い黄 暗い青 暗い桃 暗い水 暗い灰 カスタム色 1~ カスタム色 16 実線以外の線種については 間隔などのパターンが異なる場合があります 任意線は点線になります そのほかは実線となります ( 注 5) 線幅は実線 二重線のみ有効です そのほかの線種については 細線 (1 ドット ) となります 円で表示 印刷されます リモート印刷の場合 黒色で出力されます Windows 版の帳票印刷配信機能においても同様です 黒 緑 赤 黄 青 桃 水 白 灰 暗い緑 暗い赤 暗い黄 暗い青 暗い桃 暗い水 暗い灰 カスタム色 1~ カスタム色 16 ( 注 5) B.2.5 網掛け 網掛けのサポート範囲について 以下に示します 機能 パターン / 種類 色情報 1~10 FORM の FORM ツール FORM の PowerFORM ツール List Creator デザイナ 機能項目サポート機能項目サポート機能項目サポート 黒 青 赤 桃 緑 水 黄 標準 ( 注 1) ( 注 2) 5.0%~100% 黒 緑 赤 黄 青 桃 水 白 灰 暗い緑 暗い赤 暗い黄 暗い青 暗い桃 暗い水 暗い灰 カスタム色 1~ カスタム色 16 ( 注 1) ( 注 2) 5.0%~100% 黒 緑 赤 黄 青 桃 水 白 灰 暗い緑 暗い赤 暗い黄 暗い青 暗い桃 暗い水 暗い灰 カスタム色 1~ カスタム色 16 ( 注 1) ( 注 2) : サポート注 1: ディスプレイドライバやプリンタ機種など環境によっては 網掛けの表示 / 印刷結果が異なる場合があります 注 2: 画面表示のみサポートします

372 B.3 文字コードごとのサポート文字種 <Solaris 版 > NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票を Solaris 版 List Works で扱う場合に アプリケーションの入力データや帳票の項目に指定する文字について 各文字コード系でのサポート文字種について説明します NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票で指定する文字が どの文字コード系を示すかは 各アプリケーションの実行環境の設定によります SJIS の場合 JIS 非漢字 文字種サポート状況備考 JIS 第一水準漢字 83JIS で字体変更された文字は新字体で出力されます JIS 第二水準漢字 NEC 特殊文字 IBM 拡張文字 NEC/IBM 選定文字 以下の NEC 特殊文字については 対応定義をしないと出力できません 利用者定義文字 利用者定義文字を登録することで出力できます ( 注 ) : サポート 注 : 利用者定義文字を登録するためには Charset Manager が必要になります EUC(U90) の場合 JIS 非漢字 文字種サポート状況備考 JIS 第一水準漢字 83JISで字体変更された文字は旧字体で出力されます ( 注 1 83JISで字体変更された文字のみ ) ( 注 2) JIS 第二水準漢字 OASYS 拡張文字 ( 注 1) JEF 拡張漢字 JEF 拡張非漢字 利用者定義文字 利用者定義文字を登録することで出力できます ( 注 1) 注 1: : サポート Charset Manager がインストールされている場合に Charset Manager が提供している文字パターンファイル内の文字パターンを取り出し イメージ化して出力します このため List Works の以下の機能では 文字として扱われません - クリップボードへの複写

373 - データのファイル出力 - 文字列の検索注 2: 帳票の項目 ( 帳票名など ) の場合 83JISで字体変更した文字は _ ( アンダースコア ) に置き換えられます EUC(S90) の場合文字種 サポート状況 備考 JIS 非漢字 JIS 第一水準漢字 83JISで字体変更された文字は新字体で出力されます JIS 第二水準漢字 利用者定義文字 利用者定義文字を登録することで出力できます ( 注 ) : サポート 注 : 利用者定義文字を登録するためには Charset Managerが必要になります Unicode(UTF-8) の場合入力データの文字コード系がUnicode(UTF-8) の場合 List WorksではシフトJISコードに変換されます シフトJIS の非漢字 第一水準漢字 第二水準漢字は文字コードとして扱われます 利用者定義文字は Charset Manager をインストールし 利用者定義文字を登録することで出力できます シフト JIS に変換できない文字については Charset Manager がインストールされている場合に Charset Manager が提供している文字パターンファイル内の文字パターンを取り出し イメージ化して出力します この場合 List Works の以下の機能では 文字として扱われません クリップボードへの複写 データのファイル出力 文字列の検索

374 付録 C 富士通ホスト帳票で扱う印刷データのサポート範囲と印刷属性 この章では 富士通ホスト帳票で扱う印刷データのサポート範囲と印刷属性 および帳票ビューアについて説明します C.1 印刷データのサポート範囲 C.2 印刷属性 C.3 帳票ビューアについて <Windows 版のみ > C.1 印刷データのサポート範囲 印刷データには 文字制御コードと 印刷制御レコードがあります List Works がサポートする印刷データのサポート範囲について 以下の項目ごと説明します 文字制御コード 印刷制御レコード 文字の扱い C.1.1 文字制御コード 文字制御コードのサポート範囲を以下に示します なお サポートしていない文字制御コードについては 読み飛ばしとなります

375 C.1.2 印刷制御レコード 印刷制御レコードのサポート範囲を以下に示します

376 注 1: 注 2: 注 3: 1 つの印刷データ内で設定されるオーバレイの種類が 最大値 (255) を超えるときは 印刷データを登録することはできません 登録エラーとなります 印刷データ内に複数の I 制御を含む場合 2 つ目以降の I 制御で有効となる項目を 以下に示します そのほかの項目は 帳票内で最初の I 制御の設定値を引き継ぎます - ページ単位での複写枚数 - オーバレイ焼付け枚数 - FCB/LPCI 名 - オーバレイ名 I 制御レコードの水平 垂直方向原点オフセット値 (X,Y) に 0.2 インチ未満の値が設定されているとき 富士通ホストのプリンタには出力できませんが List Works では オフセットに初期値を設定して処理を続行します オフセットの初期値については APS のマニュアル を参照してください C.1.3 文字の扱いについて 文字の扱いについて 以下の項目ごと説明します 全角文字の大きさ コード変換仕様 JEF 拡張漢字の出力

377 利用者定義文字の出力 全角文字の大きさ List Works で帳票を表示する際は 富士通ホストで使用されているフォントにできるだけ近いフォント (MS ゴシック /MS 明朝 ) を使用していますが 完全に等しいフォントではありません コード変換仕様 List Works では 標準コード変換の iconv 関数を使用して 文字コードをクライアントの文字コード系 ( シフト JIS コード ) に変換します コード変換仕様は Charset Manager の設定に従います コード変換仕様の詳細については Charset Manager のマニュアル を参照してください 1バイトコードの変換について EBCDIC( カナ ) EBCDIC( 英小文字 ) EBCDIC(ASCII) は Charset Managerのiconv 関数を使用して ASCIIに変換されます 上記の1バイト文字は 変換後のList Worksでは 以下のような扱いになります - 0x40 以降の文字以外は空白に置き換えます - 0x40より小さいコードは 制御コードであるためスキップして何も出力しません また 変換元コード系により 変換元の文字とは異なってList Worksで表示される場合があります 変換前の1バイトコード 変換元コード系 X A1 ( アッパライン ) X 5B (\) X 4A ( ポンド記号 ) X 4F ( 論理和 ) X 5A ( 感嘆符 ) X 5F ( ) X'6A' ( 縦棒 ) 変換後の List Works での表示 EBCDIC ( カナ ) EBCDIC ( 英小文字 ) '~' (X 7E ) (SJIS '$' (X 24 ) X 8192 を半角サイズで表示 ) (X 7C に置き換えて表示 )! (X 21 に置き換えて表示 ) (SJIS X'81CA' を半角サイズで表示 ) (SJIS に対応する文字がないため と表示 ) EBCDIC (ASCII) : 変換元コード系に該当文字なし JEF 拡張漢字の出力 外字の扱いとして 文字コード を選択した場合 Windows 版の場合 シフト JIS コードに変換後 変換できた文字については文字コードで出力します JEF 拡張漢字サポート ( ホスト連携プレミアム ) が提供している文字パターンファイル (VSP フォント ) 内の文字パターンを取り出し ビットマップ化して出力します Solaris 版の場合 シフト JIS コードに変換後 変換できた文字については文字コードで出力します 変換できない文字は Charset Manager が提供している文字パターンファイル (VSP フォント ) 内の文字パターンを取り出し ビットマップ化して出力します

378 外字の扱いとして イメージ を選択した場合 Windows 版の場合 シフト JIS コードに変換後 0xEB3F を超える文字コードに変換された場合は JEF 拡張漢字サポート ( ホスト連携プレミアム ) が提供している文字パターンファイル (VSP フォント ) 内の文字パターンを取り出しビットマップ化して出力します Solaris 版の場合 シフト JIS コードに変換後 0xEB3F を超える文字コードに変換された場合は Charset Manager が提供している文字パターンファイル (VSP フォント ) 内の文字パターンを取り出し ビットマップ化して出力します 利用者定義文字の出力 外字の扱いとして 文字コード を選択した場合 Windows 版の場合 シフト JIS コードに変換後 変換できた文字については文字コードで出力します JEF 拡張漢字サポート ( ホスト連携プレミアム ) が提供している文字パターンファイル (VSP フォント ) 内の文字パターンを取り出し ビットマップ化して出力します Solaris 版の場合 シフト JIS コードに変換後 変換できた文字については文字コードで出力します 変換できない文字は Charset Manager が提供している文字パターンファイル (VSP フォント ) 内の文字パターンを取り出し ビットマップ化して出力します 外字の扱いとして イメージ を選択した場合 外字ファイル内の利用者定義文字を取り出しビットマップ化して出力します 利用者定義文字については 事前に富士通ホストから DRMS で転送し Charset Manager を用いて登録する必要があります JEF 拡張漢字 利用者定義文字をクライアントで利用するための準備については 外字の準備 を参照してください 注意 利用者定義文字は のサイズで登録してください (1) 文字の扱いに関する注意事項 JIS 規格は 5 年ごとに改定が行われており 1983 年 JIS 規格改定では 文字の大幅な入れ替え / 追加 / 字形変更が行われました この改定への対応は List Works クライアント Web クライアントで使用されるシフト JIS コード系文字と 富士通ホストで使用される JEF コード系文字では以下のように異なっていました シフト JIS コード系文字 : JIS 第 1 水準 / 第 2 水準文字を改定された文字コードに全面置き換え JEF コード系文字 : 従来の JIS 第 1 水準 / 第 2 水準文字をそのまま残し 改定された文字コードを JEF 拡張文字として追加

379 Charset Managerでは改定前の文字列を旧字体 改定後の文字を新字体と表現しています 標準コード変換では 旧字体を新字体に変換します Windowsサーバにおいて旧字体を旧字体として扱いたい場合 以下の作業を行う必要があります サーバおよび各クライアントにJEF 拡張漢字サポートをインストールする Charset Managerで旧字体コードを利用者定義文字として対応定義する 事前にJEF 明朝フォントの中から必要となるものを選択し フォントとして登録する 各クライアントには 旧字体を外字として転送する必要があります 詳細については 外字の準備 および Charset Manager のマニュアル を参照してください C.2 印刷属性 富士通ホスト帳票の印刷属性について 以下の項目ごと説明します ライタの定義情報 デマンド印刷 バッチ印刷

380 印刷制御レコード C.2.1 ライタの定義情報 ライタの定義情報と List Works での注意事項を以下に示します 装置分類 オペランド Windows 版 分散印刷運用 TCP/IP Solaris 版 ライタ名 ハードウェアオプション OVERLAY FNA Windows 版 GRAPH IMAGE COLOR FEEDER EXTENSIO N F1 F2 F3 SPOOL List Works 運用 注意事項 FORM 行送り制御 分散印刷 (FNA) の場合 行送り制御イメージデー タをリスト管理サーバ上に用意する必要はありませ ん フォームオーバレイ オーバレイの準備については TERMOVERLAY の欄を参照してください 用紙コード CHARACTERS 分散印刷 (FNA) の場合 特定の標準文字配列テー ブルが有効となります ( C.2.4 印刷制御レコード の注 4 を参照してください ) 指定された文字配列テーブルに従って 表示データの 1 バイトコード文字の文字間隔 およびコード系 (EBCDIC カナ EBCDIC 英小文字 EBCDIC ASCII) が決定されます 分散印刷運用で TCP/IP を利用した形態の場合 情報連携ファイルに LV-CPI および LV-CODE キーワードを設定してください オーバレイ TERMOVE RLAY YES List Worksに印刷データを登録する前に リスト管 理サーバに格納してください NO 富士通ホストで管理しているKOL1 形式のオーバレ イを使用します

381 改ページ制御 出力選択 ジョブ出力属性 装置分類 オペランド Windows 版 分散印刷運用 TCP/IP Solaris 版 MIX CUNIT PAGELEN MARGIN FFEED SETUPMSG PRINT 行間隔 1 行当たりの最大文字数 JEF 文字ピッチ SETUPSW OUTPUT LDWTR JOB 出力クラス列 SEPARATO R 用紙コード 行先識別名 FNA Windows 版 List Works 運用 注意事項 リスト管理サーバ上にオーバレイを用意しておく必要はありません なお 本運用のとき List Works のオーバレイ履歴管理機能は有効になりません TOPEND セパレータを削除する / しない の指定ができます TOP END セパレータを削除しないで運用するときは 以下のように表示されます ユーザセパレータに用紙サイズや印刷モードを指定して運用しており 印刷データにユーザセパレータの用紙サイズや印刷モード以外を指定したとき 印刷データの用紙サイズや印刷モードが無効となり セパレータの用紙サイズや印刷モードで表示されます セパレータ付きで運用しており JCL/PRTFILE コマンドでライタの初期値と異なる用紙サイズや印刷モードを指定しているとき JCL/PRTFILE コマンドで指定した用紙サイズや印刷モードが無効となり セパレータの用紙サイズや印刷モードで表示されます このような運用で問題がある場合には セパレータを付けないようにライタの定義を変更するか List Works のセパレータを削除する運用に変更してください ( 注 )

382 カット紙属性 装置分類 オペランド Windows 版 分散印刷運用 TCP/IP Solaris 版 FNA Windows 版 List Works 運用 注意事項 分散印刷運用で TCP/IP を利用した形態の場合 セパレータは 付加しないでください セパレータは 別帳票として登録されます NO 指定された内容で表示します SYSLIST 指定された内容で表示します TESTPRINT A3/ A4/ A5/ B4/ B5/ LTR PORT/ LAND/ LZOOM/ PZOOM/ LP 印刷データ内で用紙サイズの変更を指示していて も有効になりません 先頭ページの用紙サイズで すべてのページが表示されます また 印刷モードで LP が指定されている場合には 指定されている用紙サイズにかかわらず LP 用紙 (11 インチ 15 インチ ) サイズとなります 以下の印刷モードや用紙サイズに変更されます - PORT : 印刷モード PORT 用紙サイズ指定値 - LAND : 印刷モード LAND 用紙サイズ指定値 - LZOOM : 印刷モード LAND 用紙サイズ指定値 - PZOOM : 印刷モード PORT 用紙サイズ指定値 - LP :LP 用紙 (11 インチ 15 インチ ) なお 印刷データ内で印刷モードの変更を指示していても有効になりません 先頭ページの印刷モードで 以降のページが表示されます PRTAREA BIND とじしろ方向 とじしろについては C.1.2 印刷制御レコード とじしろ幅 を参照してください 印刷開始原点 また 印刷開始原点 とじしろについての注意事項を表下に掲載していますので参照してください SIDE 両面指定は有効となりません 片面印刷の状態で 表示されます HOPPER OFFSET SHOPPER BINDHOLE キー CANCELKEY PAKEY1/2 RETRY

383 装置分類 オペランド Windows 版 分散印刷運用 TCP/IP Solaris 版 DEVICECHECK DATACHECK RUCHAIN DOCUMENTS DLOGMODE FNA Windows 版 List Works 運用 注意事項 COMPATI 表示データの作成は CLP 装置として行いますの で CLP 装置互換モードでの運用としてください SYNC DISPLAY : 印刷装置と同様の処置 : 未サポート ( 指定は無効になります ) : 印刷装置と異なる点があるため 注意が必要 注 : セパレータページがある場合だけ削除されます 注意 印刷開始原点 / とじしろ 検索 / データ変換に関する注意事項 SystemWalker/ListWORKS V10.0L10(10.0) 以前から移行する場合において 移行後に印刷開始原点 / とじしろの値を変更する場合 または V10.0L10(10.0) 以前では印刷開始原点 / とじしろを指定しておらず 移行後に印刷開始原点 / とじしろを指定する場合は 以下の手順で変更してください 1. リスト管理サーバ Web 連携 List Works クライアントのすべてのバージョンを移行 2. 移行後に帳票を再登録 3. 帳票項目 抜き出し検索範囲を再設定 4. 印刷開始原点 / とじしろを変更 SystemWalker/ListWORKS V10.0L10(10.0) 以前で設定した帳票項目 抜き出し検索範囲のまま使用すると 正しく検索 / データ変換できない場合があります Windows 版 SystemWalker/ListWORKS V5.1L20 V10.0L10 から移行する場合は リスト管理サーバ Web 連携 List Works クライアントのすべてのバージョンを移行する必要があります SystemWalker/ListWORKS V10.0L10 以前が混在すると 正しく検索 / データ変換できない場合があります Windows 版 SystemWalker/ListWORKS V5.1L20 V10.0L10 から移行する場合において FNA 通信形態を利用した分散印刷運用で登録したホスト帳票を扱っている場合は リスト管理サーバ Web 連携 および List Works クライアントの環境設定で Windows 版 ListWORKS V5.1L20 または V10.0L10 で FNA を利用した形態の分散印刷運用で登録したホスト帳票も扱う を必ず指定してください 指定しない場合は 正しく検索 / データ変換できない場合があります Web 連携での設定は Web 連携の環境設定ファイル (ListPrint.properties) の定義名 environment.field.calculate に 1 を設定します リスト管理サーバ List Works クライアントの環境設定 および Web 連携の環境設定ファイル (ListPrint.properties) による環境設定については 環境構築手引書 を参照してください

384 印刷モードが LP の帳票を A4 または B4 に縮小印刷指定で List Works に登録した場合 登録した帳票の印刷開始原点は 印刷装置に省略値として定義された印刷開始原点となり とじしろ幅の指定は有効になりません C.2.2 デマンド印刷 デマンド印刷のオペランドと List Works での注意事項を以下に示します 装置分類 オペランド Windows 版 分散印刷運用 TCP/IP Solaris 版 FILE/DDNAME TERMINAL ADDRESS ライタ名 網アドレス CFC3 ライタ名 REQNAME EXTRA 入力データ編集 STANDARD/HEX/CHAR/ VECTOR LINE FNA Windows 版 List Works 運用 注意事項 COLUMN 指定された内容で表示データを作成します ただし 用紙の横幅を超える文字は表示されません 出力属性 OVERLAY 出力属性については 付録 D 富士通ホスト帳票の出力結果とList Works 帳票の出力結果 OVCOPIES との関係 を参照してください COPIES 出力データ編集 FORM 分散印刷運用でFNAを利用した形態の場 合 行送り制御イメージデータを リスト管理 サーバ上に用意する必要はありません SPAGELEN PLINE PCOLUMN SKIP 指定された内容で表示します KEEP/NOKEEP NOCONVERT MARGIN ORGN LAYOUT CHARSET UCS 識別名 文字セット識別名 追加文字セット識別名 文字配列テーブル識別名 分散印刷運用 (FNA) の場合 特定の標準文 字配列テーブルが有効となります

385 装置分類 オペランド Windows 版 分散印刷運用 TCP/IP Solaris 版 FNA Windows 版 List Works 運用 注意事項 ( C.2.4 印刷制御レコード の注 4 を参照してください ) 指定された文字配列テーブルに従って 表示データの 1 バイトコード文字の文字間隔 およびコード系 (EBCDIC カナ EBCDIC 英小文字 EBCDIC ASCII) が決定されます 分散印刷運用 (TCP/IP) の場合 情報連携ファイルに LV-CPI および LV-CODE キーワードを設定してください SEPARATOR TOPEND セパレータを削除する / しない の指定ができ ます TOP END NO セパレータを削除しないで運用するときは 以下のように表示されます ユーザセパレータに用紙サイズや印刷モードを指定して運用しており 印刷データにユーザセパレータの用紙サイズや印刷モード以外を指定したとき 印刷データの用紙サイズや印刷モードが無効となり セパレータの用紙サイズや印刷モードで表示されます セパレータ付きで運用しており JCL/ PRTFILE コマンドでライタの初期値と異なる用紙サイズや印刷モードを指定しているとき JCL/PRTFILE コマンドで指定した用紙サイズや印刷モードが無効となり セパレータの用紙サイズや印刷モードで表示されます このような運用で問題があるときは セパレータを付けないようにライタの定義を変更するか List Works のセパレータを削除する運用に変更してください カット紙属性 SHEETSIZE 印刷データ内で用紙サイズの変更を指示していても有効になりません 先頭ページの用紙サイズで すべてのページが表示されます また 印刷モードで LP が指定されている場合には 指定されている用紙サイズにかかわらず LP 用紙 (11 インチ 15 インチ ) サイズとなります PRINTMODE 以下の印刷モードや用紙サイズに変更され ます - PORT : 印刷モード PORT 用紙サイズ指定値

386 装置分類 オペランド Windows 版 分散印刷運用 TCP/IP Solaris 版 FNA Windows 版 List Works 運用 注意事項 - LAND : 印刷モード LAND 用紙サイズ指定値 - LZOOM : 印刷モード LAND 用紙サイズ指定値 - PZOOM : 印刷モード PORT 用紙サイズ指定値 - LP :LP 用紙 (11 インチ 15 インチ ) なお 印刷データ内で印刷モードの変更を指示していても有効になりません 先頭ページの印刷モードで 以降のページが表示します PRTAREA BIND とじしろ方向 とじしろについては C.1.2 印刷制御レコー とじしろ幅 ド を参照してください 印刷開始原点 また 印刷開始原点 とじしろについての注意事項を C.2.1 ライタの定義情報 の表下に掲載していますので参照してください SIDE 両面 / 片面印刷 両面指定は有効となりません 片面印刷の状 態で表示されます MANUAL/HOPPER STACKER CFC3 属性 NETWORK COMPRESS IMAGEDENSITY MSG/NOMSG NOTE : 印刷装置と同様の処置 : 未サポート ( 指定は無効になります ) : 印刷装置と異なる点があるため 注意が必要 C.2.3 バッチ印刷 バッチ印刷のパラメタと List Works での注意事項を以下に示します

387 装置分類 パラメタ Windows 版 分散印刷運用 TCP/IP Solaris 版 FNA Windows 版 List Works 運用 注意事項 COPIES 複写回数 指定された複写回数分 表示します List Works の運用上不都合な場合には COPIES(1) に変更してください ( 注 ) 焼付枚数 単一オーバレイのときは 指定されたオーバレイ を使用し 焼付回数 1で表示し グループオーバ レイのときは 印刷結果と異なる展開を行います 詳細は OSIV APS/NP 説明書 または各システムの ジョブ制御言語文法書 を参照してください FCB 指定された内容で表示します UCS BURST 分散印刷運用で FNA を利用した形態の場合 行送り制御イメージデータを リスト管理サーバ上に用意する必要はありません CHARS 分散印刷運用 (FNA) の場合 特定の標準文字配 列テーブルが有効となります ( C.2.4 印刷制御レコード の注 4 を参照してください ) 指定された文字配列テーブルに従って 表示データの 1 バイトコード文字の文字間隔 およびコード系 (EBCDIC カナ EBCDIC 英小文字 EBCDIC ASCII) が決定されます 分散印刷運用 (TCP/IP) の場合 情報連携ファイルに LV-CPI および LV-CODE キーワードを設定してください FLASH 指定された内容で表示します MODIFY 使用されるオーバレイはライタの定義時の TERMOVERLAY の指定に従います カット紙属性 PRTFORM PORT/ LAND/ PZOOM/ LZOOM/ LIST 以下の印刷モードや用紙サイズに変更されます - PORT : 印刷モード PORT 用紙サイズ指定値 - LAND : 印刷モード LAND 用紙サイズ指定値 - LZOOM : 印刷モード LAND 用紙サイズ指定値 - PZOOM : 印刷モード PORT 用紙サイズ指定値 - LP :LP 用紙 (11 インチ 15 インチ )

388 装置分類 パラメタ PRTFORM A3/ A4/ A5/ B4/ B5/ LTR 注 : ページコピーはできません Windows 版 分散印刷運用 TCP/IP Solaris 版 FNA Windows 版 List Works 運用 注意事項 なお 印刷データ内で印刷モードの変更を指示していても有効になりません 先頭ページの印刷モードで すべてのページが表示されます 指定された用紙サイズで 表示データを作成しま す ただし 印刷データ内で用紙サイズの変更を指示していても有効になりません 先頭ページの用紙サイズで すべてのページが表示されます また 印刷モードで LP が指定されているときは 指定されている用紙サイズにかかわらず LP 用紙 (11 インチ 15 インチ ) サイズとなります SIDE 両面指定は有効とならず 片面印刷の状態で表 示されます BIND 右とじのみ無効で 用紙の横幅まで表示します HOPPER STACKER PRTAREA 指定された内容で表示されます C.2.4 印刷制御レコード 印刷制御レコードのサポート範囲と List Works での注意事項を以下に示します イメージリブ制御レコード (I 制御レコード ) 分散印刷運用 イメージリブ制御レコード (I 制御レコード ) Windows 版 TCP/IP Solaris 版 FNA Windows 版 ファイル転送運用 注意事項 複写 部単位での複写 分散印刷運用 (TCP/IP) およびファイル転送運 用での表示 印刷結果については 付録 D ページ単位での複 富士通ホスト帳票の出力結果とList Works 帳写票の出力結果との関係 を参照してくださ オーバレイ焼付け枚数 い コピーグループ 分散印刷運用 (TCP/IP) およびファイル転送運用での表示 印刷結果については 付録 D 富士通ホスト帳票の出力結果とList Works 帳票の出力結果との関係 を参照してください コピーグループ値は 8 つまで指定できますが 最初の指定値のみが有効となります

389 イメージリブ制御レコード (I 制御レコード ) Windows 版 分散印刷運用 TCP/IP Solaris 版 FNA Windows 版 ファイル転送運用 注意事項 FCB/LPCI 名 印刷データ内で設定されるFCB/LPCIの種類 が255を超える時は 256 個目以降のFCB/ LPCIは無効となります オーバレイ名 分散印刷運用 (TCP/IP) およびファイル転送運用での表示 印刷結果については 付録 D 富士通ホスト帳票の出力結果とList Works 帳票の出力結果との関係 を参照してください 複写修正モジュール 印刷データ内で設定されるオーバレイの種類が 255 を超える時は 256 個目以降のオーバレイは無効となります 文字配列テーブル 分散印刷運用 (FNA) の場合 特定の標準文 字配列テーブルが有効となります ( 注 4) 指定された文字配列テーブルに従って 表示データの 1 バイトコード文字の文字間隔およびコード系 (EBCDIC+ カナ EBCDIC+ 英小文字 EBCDIC+ASCII) が決定されます 分散印刷運用 (TCP/IP) およびファイル転送運用の場合 帳票情報は LV-CPI および LV- CODE キーワードの指定により 表示データの 1 バイトコード文字の文字間隔およびコード系 (EBCDIC+ カナ EBCDIC+ 英小文字 EBCDIC+ASCII) が決定されます カット紙印刷制御領域 拡張印刷制御領域 用紙サイズ 用紙サイズ 印刷モードの組合せにより 登 印刷モード 録後の用紙サイズは ( 注 3) のようになります ただし 連続紙で運用している場合には 帳票出力時にカット紙の用紙サイズと印刷モードを設定すると正しく電子化することができません 用紙サイズと印刷モードは設定しないでください 印刷禁止領域の設定 とじしろ方向 印刷開始原点 とじしろについての注意事項を 注 3 と C.2.1 ライタの定義情報 の表下に掲載していますので参照してください 原点オフセット 原点オフセット位置に0.2インチ未満の値が設定されている時 富士通ホストのプリンタには 出力できませんが List Worksでは オフセットに初期値を設定して処理を続行します 両面 片面印刷 オフセットの初期値については OSIV APS 説明書 を参照してください

390 注 1: : 印刷装置と同様の処置 : 未サポート ( 指定は無効になります ) : 印刷装置と異なる点があるため 注意が必要 印刷データ内に複数のイメージリブ制御レコードを含む場合 2 つ目以降のイメージリブ制御レコードで有効となる項目を以下に示します その他の項目は 印刷データ内で最初のイメージリブ制御レコードの設定値を引き継ぎます - ページ単位での複写 - オーバレイ焼付け枚数 - FCB/LPCI 名 - オーバレイ名 注 2: 用紙サイズ 印刷モードの組合せと 登録後の用紙サイズの関係 用紙サイズ PORT LAND LP 印刷モード PZOO M LZOOM A ZOOM A4 LPは LP 用紙 (11インチ 15インチ ) サイズ になります 備考 PZOOM/LZOOM は B4 相当のサイズになります A5 - - PZOOM/LZOOMは B5 相当のサイズにな ります A6 - B4 LPは LP 用紙 (11インチ 15インチ ) サイズ になります PZOOM/LZOOM は A3 相当のサイズになります B5 - PZOOM/LZOOMは A4 相当のサイズにな ります LTR - PZOOM/LZOOMは A4 相当のサイズにな ります : 印刷装置と同様の用紙サイズ : 未サポート ( 指定は無効になります ) : 印刷装置と List Works からの登録用紙サイズが異なります ( 登録後の用紙サイズは 備考欄を参照してください ) -: プリンタが未サポート 注 3: 印刷開始原点の扱いは 以下のようになります

391 印刷モード LP 縮小印刷 ( 注 ) あり 表面の 印刷装置に省略値として定義された印刷開始原点を使用 両面印刷 LP 縮小印刷以外表面の指定原点を使用指定原点を使用 注 :LP 縮小印刷指定時は とじしろ幅の指定は有効になりません なし 印刷装置に省略値として定義された印刷開始原点を使用 注 4: 標準文字配列テーブルのサポート範囲 標準文字配列テーブル 文字コードサポート SC2,SC3,AS10 SC0,CC10,CC12,CC15,A11,G11,GN,K11,2774,AN,PCAN,H11,HN,PCHN,B133,P11, PN,QN,QNC,RN,XN,YN,B101,B102,B120,B105,B131,B134,B132,B136,TC10,TC12, TC15,B135,AOA,OAA,AOD,AON,ONA,BOA,BON, ONB,OAB,ODA,2773,KN1 GS10,GS12,GS15,GSC,GU10,GU12,GU15,GUC,GF10,GF12,GF15,GFC,GFK0,GFK2, GFK5,GFKC,TU10,T11,TN,DUMP,KC10,KC12,KC15,SN,FM10,FM12,FM15 : すべての文字コード / 文字ピッチが正しく出力されます : 英数字 カナは正しく出力されます ( 記号や空白文字は ほかの文字に置き換わり 正しく出力されない場合があります ) : 未サポート 文字ピッチサポート スプール制御レコード (S 制御レコード ) 分散印刷運用 スプール制御レコード (S 制御レコード ) Windows 版 TCP/IP Solaris 版 FNA Windows 版 ファイル転送運用 FCB/LPCI オーバレイ ( イメージデータ指定 ) 複写修正モジュール 注意事項 文字配列テーブル 分散印刷運用 (FNA) の場合 特定の標準文字配列テーブルが有効となります ( イメージリブ制御レコード (I 制御レコード ) の注 4 を参照してください ) 指定された文字配列テーブルに従って 表示データの 1 バイトコード文字の文字間隔およびコード系 (EBCDIC+ カナ EBCDIC+ 英小文字 EBCDIC+ASCII) が決定されます 分散印刷運用 (TCP/IP) およびファイル転送運用の場合 帳票情報は LV-CPI および LV- CODE キーワードの指定により 表示データの 1 バイトコード文字の文字間隔およびコード系

392 分散印刷運用 スプール制御レコード (S 制御レコード ) オーバレイ ( オーバレイ名指定 ) Windows 版 TCP/IP Solaris 版 FNA Windows 版 ファイル転送運用 注意事項 (EBCDIC+ カナ EBCDIC+ 英小文字 EBCDIC+ASCII) が決定されます 分散印刷運用 (TCP/IP) およびファイル転送運用での表示 印刷結果については 付録 D 富士通ホスト帳票の出力結果とList Works 帳票の出力結果との関係 を参照してください : 印刷装置と同様の処置 : 未サポート ( 指定は無効になります ) : 印刷装置と異なる点があるため 注意が必要 グラフィック制御レコード (G 制御レコード ) グラフィック制御レコード (G 制御レコード ) Windows 版 分散印刷運用 TCP/IP Solaris 版 FNA Windows 版 ファイル転送運用 ベクトルデータ ( 線画 ) イメージデータ : 印刷装置と同様の処置 : 未サポート ( 指定は無効になります ) : 印刷装置と異なる点があるため 注意が必要 注意事項 C.2.5 印刷属性の優先順位 List Works の運用は 従来の OPR/CLP などの VTAM プリンタ装置を使用した印刷環境を利用したものです 富士通ホストでの印刷結果と同等の表示結果とするため 用紙サイズなどの印刷属性の優先順位は 以下の順になっています 分散印刷運用の場合 低 ライタの定義情報 デマンド印刷 / バッチ印刷 印刷制御レコード 文字制御コード高 ファイル転送運用の場合 低 富士通ホストの LISTVIEW 連携 印刷制御レコード 文字制御コード高

393 C.3 帳票ビューアについて <Windows 版のみ > 帳票ビューアは HOST PRINT に含まれる印刷依頼済データを表示する機能です List Works では 帳票の登録時に VSP シリーズにホスト帳票を印刷する 指定がされている帳票を表示する場合に使用します 帳票ビューアを利用する場合 以下のことに注意してください ホスト連携プレミアムの LBP サポート (FMLBP114) でサポートしている機能範囲で帳票を表示し そのほかの印刷属性は無視します 以下に メディアごとの表示内容について示します メディア文字オーバレイグラフイメージ LBP サポートと同じ機能範囲で表示します 表示の内容 詳細は HOST PRINT のマニュアル を参照してください OPR 用のオーバレイは表示できません ただし APS ライタ定義で TERMOVERLAY(YES) を指定し かつ LBP サポート用のオーバレイを同じ名前で PC サーバに登録している場合は LBP サポート用のオーバレイで代替して表示します 表示できません グラフがある場合は 無視して表示します 表示できません イメージがある場合は 無視して表示します PS5000 シリーズプリンタでは 連続紙もカット紙属性で表示します ( ホスト印刷の場合 ) このため 11 インチの連帳に印刷する場合は ライタのデフォルト値を A4 LP 偏倍モード にしておくと見やすくなります また PRTFILE コマンドや JCL で用紙サイズを指定しないことをお勧めします 帳票を表示する場合は 表示するクライアントにてホスト連携プレミアム ( 帳票管理サービスクライアント ) をインストールしておく必要があります 印刷フォルダのコメント名に対して ホスト連携プレミアムのセットアップ (JOB 情報セットアップ ) をする必要があります また 画面表示のためにファイル共有を利用しているので 大量ページで利用する場合は回線の負荷を考慮する必要があります 帳票ビューアを使用する場合 HOST PRINT のジョブ情報の追加で帳票管理を選択し あて先の中から該当する印刷フォルダのコメント名を選択してください この際 必ずホストの通信を停止して行ってください HOST PRINT のジョブ情報の追加については HOST PRINT のマニュアル を参照してください

394 付録 D 富士通ホスト帳票の出力結果と List Works 帳票の出力結果との関係 この章では 富士通ホスト帳票の出力結果と List Works 帳票の出力結果との関係について説明します D.1 富士通ホスト帳票の出力結果と List Works 帳票の出力結果との関係 D.1 富士通ホスト帳票の出力結果と List Works 帳票の出力結果との関係 オーバレイの出力結果について FNA 通信形態を利用した分散印刷運用の場合は 富士通ホストにおけるオーバレイの出力結果と List Works におけるオーバレイの出力結果は同じになりますが それ以外の運用の場合は 出力結果が異なります FNA 通信形態を利用した分散印刷運用以外の 富士通ホストにおけるオーバレイの出力結果と List Works におけるオーバレイの出力結果の関係を以下に示します オーバレイを焼き付けない帳票の出力結果

395 オーバレイとしてオーバレイパターン名を指定した帳票の出力結果 オーバレイとして オーバレイグループを指定した帳票の出力結果 コピーグループ値がグループオーバレイ内のオーバレイ数より多い場合

396 List Works では コピーグループ値がグループオーバレイ内のオーバレイ数より多いときは グループオーバレイ内のオーバレイ数を コピーグループ値とします オーバレイの焼き付け枚数がグループオーバレイ内のオーバレイ数より多い場合 List Works では オーバレイの焼き付け枚数がグループオーバレイ内のオーバレイ数より多いときは グループオーバレイ内のオーバレイ数をオーバレイの焼き付け枚数とします

397 グループオーバレイ内のオーバレイ数と複写部数の関係 ( その 1) グループオーバレイ内のオーバレイ数と複写部数の関係 ( その 2)

398 付録 E LISTVIEW または ListWORKS 互換用の運用設定 <Solaris 版のみ > この章では LISTVIEW または Systemwalker ListWORKS 互換用の運用として 配信連携定義による登録 <Solaris 版のみ > およびユーザ出口コマンドによる登録 <Solaris 版のみ > について説明します E.1 配信連携定義による登録 E.2 ユーザ出口コマンドによる登録 E.1 配信連携定義による登録 Solaris 版 List Works では 富士通ホスト帳票をファイル転送運用で登録する場合 配信連携定義を利用して振り分け 登録することができます なお 以降の説明において 部門は保管フォルダの第 1 階層 管理簿は保管フォルダの第 2 階層以降に置き換えて解釈してください 配信連携定義を利用する場合は 以下のファイルをリスト管理サーバに作成 登録しておきます 配信連携マスタファイル 印刷データの格納先部門を定義します 配信連携定義ファイル 印刷データの格納先管理簿を定義します また 登録時に振り分けキーワードで振り分ける場合は 情報連携ファイルに振り分けキーワードを指定します このキーワードは 振り分け時に 配信連携マスタファイルや配信連携定義ファイルの情報と照合し 振り分けられ 登録されます 配信連携定義を利用して 印刷データを登録する場合の手順を以下に示します E.1.1 配信連携マスタファイルの登録 配信連携マスタファイルは 受信した印刷データの格納先部門を定義するためのファイルです 印刷データの格納先をテキストファイルに記述し そのファイルを lvsetmas コマンドで登録します なお 登録が正常に終了した場合には テキストファイルのバックアップファイル (lvtrinfmas.bak) がシステムディレクトリに作成されます このテキストファイルは 配信連携マスタファイルの登録後も 更新する際に使用しますので 大切に保管しておいてください lvsetmas コマンドについては コマンドリファレンス を参照してください なお テキストファイルのひな型は リスト管理サーバをインストールすると作成されます

399 注意 配信連携定義で帳票の振り分けを行う場合は サーバ動作環境ファイルの帳票の振り分け (DISTDEF=) に 配信連携定義 (0) を指定する必要があります 印刷データを配信連携定義で振り分ける場合 帳票情報は 以下の優先順で採用されます 優先順位 1 OSIV SystemWalker/PrintASSORT の帳票情報 OSIV LISTVIEW の帳票情報 または OSIV APS/NP の仕分け情報 優先順位 2 受信フォルダの振り分け定義 または配信連携マスタファイル / 配信連携定義ファイルの定義 なお 帳票仕分け管理を使用する場合は 帳票仕分け管理の優先順が一番高くなります (1) 部門を振り分けるための指定印刷データを格納先部門に振り分ける方法には 以下の3つがあります 印刷データのファイル名に含まれる文字 ( キーワード ) による振り分け 任意に指定した条件 ( 振り分けキーワード ) による振り分け 印刷データのファイル名と任意の条件の両方による ( キーワードと振り分けキーワードをともに条件とする ) 振り分け 部門の振り分け方法 ( 部門の決定方法 ) に対する 各情報の指定方法を示します 格納先部門の決定方法 配信連携マスタファイル情報連携ファイル KEY KEY-MAS LV-MAS-KEY ファイル名により決定 定義する 定義しない 指定しない 振り分けキーワードにより決定 定義しない 定義する 指定する ファイル名および振り分けキーワードにより決定 定義する 定義する 指定する 印刷データのファイル名による振り分け 印刷データのファイル名に含まれる文字 ( キーワード ) により 格納先の部門を決定する場合 配信連携マスタファイルに以下の定義が必要です キーワード (KEY): ファイル名で振り分けるための条件 部門のディレクトリ (PATH): 格納先の部門のディレクトリ名

400 振り分けキーワードによる振り分け 情報連携ファイルに指定された条件 ( 振り分けキーワード ) により 格納先の部門を決定する場合 配信連携マスタファイルに以下の定義が必要です 配信連携マスタ振り分けキーワード (KEY-MAS): 振り分けるための条件となる文字列 部門のディレクトリ (PATH): 格納先の部門のディレクトリ名 帳票登録コマンド (lvrcvlst) を実行する際 部門の振り分けキーワード (LV-MAS-KEY) を設定した情報連携ファイル名を指定します lvrcvlst コマンドについては コマンドリファレンス を参照してください 情報連携ファイルについては 印刷データの登録 < ファイル転送運用のみ > の 情報連携ファイルの設定 を参照してください なお 情報連携ファイルと配信連携マスタファイルの振り分けキーワードは 前方一致により比較されます 配信連携マスタファイル情報連携ファイル KEY-MAS LV-MAS-KEY 比較結果 ABCDEFG ABCDEFG 一致 ABC ABCDEFG 一致 ABCDEFG ABC 不一致 EFG ABCDEFG 不一致 (2) 配信連携マスタファイル 配信連携マスタファイルは 印刷データの格納先部門を定義するためのファイルです 配信連携マスタファイルには 部門ごとに以下の定義をします 格納先を振り分けるための条件 条件に対応する部門 この定義により 印刷データの格納先部門を決定します 配信連携マスタファイルの内容 配信連携マスタファイルでは 以下の情報を設定します

401 情報名オペランド説明省略値 キーワード開始桁 KEYS= ファイル名で振り分ける場合 キーワードの開始 桁数を1~64の数字で指定します 省略不可 ただし キーワード開始桁とキーワード文字数を合わせた数は 65 以下になるようにします なお ファイル名で振り分けない場合は KEYS=0 を指定します キーワード文字数 KEYN= ファイル名で振り分ける場合 キーワードの文字 数を1~64の数字で指定します 省略不可 部門ごとの定義 ただしキーワード開始桁とキーワード文字数を合わせた数は 65 以下になるようにします なお ファイル名で振り分けない場合は KEYN=0 を指定します キーワード KEY= ファイル名で振り分ける場合 キーワードを64バイト以内の文字で指定します キーワードの文字数はKEYNで指定したキーワード文字数と合わせてください 配信連携マスタ振り分けキーワード KEY- MAS= なお KEYS=0 と KEYN=0 を指定する場合 本オペランドは指定できません どのキーワードにも一致しない印刷データの格納先を記述する場合は KEY=* を指定します ファイル名で振り分ける場合 KEY=* は必ず指定します キーワードとして使用できる文字は ファイル名として認識できる文字です 任意の条件で振り分ける場合 振り分けキーワードを 64 バイト以内の文字で指定します どの振り分けキーワードにも一致しない印刷データの格納先を記述する場合は KEY-MAS=* を指定します 振り分けキーワードで振り分ける場合 KEY-MAS=* は必ず指定しなければなりません 部門のディレクトリ名 PATH= 格納先の部門のディレクトリ名を168バイト以内の フルパスで指定します ファイル名で振り分ける場合は 省略不可 任意の条件 ( 振り分けキーワード ) で振り分ける場合は 省略不可 省略不可 配信連携マスタファイルの記述形式配信連携マスタファイルは テキストファイルに記述します 配信連携マスタファイルの記述形式を振り分けの方法ごとに説明します ファイル名による振り分け 任意の条件 ( 振り分けキーワード ) による振り分け ファイル名と任意の条件の両方による振り分け ファイル名による振り分けの場合 ファイル名による振り分けをする場合 配信連携マスタファイルは テキストファイルに以下のように記述します

402 注意 - 1 行に複数のオペランドを記述することはできません - 同じキーワードがある場合は 最初の定義が有効になります 任意の条件 ( 振り分けキーワード ) による振り分けの場合 任意の条件 ( 振り分けキーワード ) による振り分けをする場合 配信連携マスタファイルは テキストファイルに以下のように記述します 注意 - 1 行に複数のオペランドを記述することはできません - 同じキーワードがある場合は 最初の定義が有効になります ファイル名と任意の条件 ( 振り分けキーワード ) による振り分けの場合 ファイル名と任意の条件の両方による振り分けをする場合 配信連携マスタファイルは テキストファイルに以下のように記述します

403 注意 - 1 行に複数のオペランドを記述することはできません - 同じキーワードがある場合は 最初の定義が有効になります - ファイル名と振り分けキーワードの両方で振り分けを行う場合は どの部門にも一致しない定義 ( KEY=* と KEY-MAS=* ) は 1 つの部門で同時に定義しなければなりません 配信連携マスタファイルの登録例 ファイル名による振り分けの場合 印刷データを営業部門と総務部門に分けて登録します 印刷データのファイル名は 先頭 2 文字が ei または so で始まるように運用を決めておきます ファイル名がそれ以外の文字で始まる印刷データはその他の部門に登録するようにします 配信連携マスタファイルには以下の情報を定義します 情報名営業部門総務部門その他 キーワード開始桁 1 キーワード文字数 2 キーワード ei so * 部門のディレクトリ名 /home/eigyo /home/soumu /home/other /home/m0001/master というテキストファイルに 以下のように記述して配信連携マスタファイルを作成します

404 KEYS=1 KEYN=2 # 営業部門用 KEY=ei PATH=/home/eigyo // # 総務部門用 KEY=so PATH=/home/soumu // # その他 KEY=* PATH=/home/other // 作成した配信連携マスタファイルを登録します # lvsetmas -i/home/m0001/master 振り分けキーワードによる振り分けの場合 印刷データを営業部門と総務部門に分けて登録します 振り分けキーワードを設定し eigyo なら営業部門に soumu なら総務部門に それ以外ならその他の部門に登録するようにします 配信連携マスタファイルには以下の情報を定義します 情報名営業部門総務部門その他 キーワード開始桁 0 キーワード文字数 0 配信連携マスタ振り分けキーワード eigyo soumu * 部門のディレクトリ名 /home/eigyo /home/soumu /home/other /home/m0001/master というテキストファイルに 以下のように記述して配信連携マスタファイルを作成します KEYS=0 KEYN=0 # 営業部門用 KEY-MAS=eigyo PATH=/home/eigyo // # 総務部門用 KEY-MAS=soumu PATH=/home/soumu // # その他 KEY-MAS=* PATH=/home/other // 作成した配信連携マスタファイルを登録します # lvsetmas -i/home/m0001/master

405 E.1.2 配信連携定義ファイルの登録 配信連携定義ファイルは 印刷データの格納先管理簿と 印刷データに付加する帳票情報を定義するためのファイルです 配信連携定義ファイルはテキストファイルに記述し そのファイルを lvsetinf コマンドで登録します なお 登録が正常に終了した場合は テキストファイルのバックアップファイル (lvtrinf.bak) が部門ディレクトリに作成されます このテキストファイルは 配信連携定義ファイルの登録後も 更新する際に使用しますので 大切に保管しておいてください lvsetinf コマンドについては コマンドリファレンス を参照してください なお テキストファイルのひな型は リスト管理サーバをインストールすると作成されます 注意 配信連携定義で帳票の振り分けを行う場合は サーバ動作環境ファイルの帳票の振り分け (DISTDEF=) に 配信連携定義 (0) を指定する必要があります 印刷データを配信連携定義で振り分ける場合 帳票情報は 以下の優先順で採用されます 優先順位 1 OSIV SystemWalker/PrintASSORT の帳票情報 OSIV LISTVIEW の帳票情報 または OSIV APS/NP の仕分け情報 優先順位 2 受信フォルダの振り分け定義 または配信連携マスタファイル / 配信連携定義ファイルの定義 なお 帳票仕分け管理を使用する場合は 帳票仕分け管理の優先順が一番高くなります サーバ動作環境ファイルで 配信連携定義ファイルの省略値を更新した場合は 配信連携定義ファイルを再度登録してください 登録を行わない場合は 配信連携定義は更新されません (1) 管理簿を振り分けるための指定印刷データを格納先管理簿に振り分ける方法には 以下の3つがあります 印刷データのファイル名に含まれる文字 ( キーワード ) による振り分け 任意に指定した条件 ( 振り分けキーワード ) による振り分け 印刷データのファイル名と任意の条件の両方による ( キーワードと振り分けキーワードをともに条件とする ) 振り分け 管理簿の振り分け方法 ( 管理簿の決定方法 ) に対する 各情報の指定方法を示します 格納先管理簿の決定方法 配信連携定義ファイル情報連携ファイル KEY KEY-INF LV-INF-KEY ファイル名により決定 定義する 定義しない 指定しない 振り分けキーワードにより決定 定義しない 定義する 指定する ファイル名および振り分けキーワードにより決定 定義する 定義する 指定する 印刷データのファイル名による振り分け 印刷データのファイル名に含まれる文字 ( キーワード ) により 格納先の管理簿を決定する場合 配信連携定義ファイルに以下の定義が必要です キーワード (KEY): ファイル名で振り分けるための条件

406 管理簿のディレクトリ (DB): 格納先の管理簿のディレクトリ名 振り分けキーワードによる振り分け 情報連携ファイルに指定した条件 ( 振り分けキーワード ) により 格納先の管理簿を決定する場合 配信連携定義ファイルに以下の定義が必要です 配信連携定義振り分けキーワード (KEY-INF): 振り分けるための条件となる文字列 管理簿のディレクトリ (DB): 格納先の管理簿のディレクトリ名 帳票登録コマンド (lvrcvlst) を実行する際 管理簿の振り分けキーワード (LV-INF-KEY) を設定した情報連携ファイル名を指定します lvrcvlst コマンドについては コマンドリファレンス を参照してください 情報連携ファイルについては 印刷データの登録 < ファイル転送運用のみ > の 情報連携ファイルの設定 を参照してください なお 情報連携ファイルと配信連携定義ファイルの振り分けキーワードは 前方一致により比較されます 配信連携マスタファイル情報連携ファイル KEY-INF LV-INF-KEY 比較結果 ABCDEFG ABCDEFG 一致 ABC ABCDEFG 一致 ABCDEFG ABC 不一致 EFG ABCDEFG 不一致

407 (2) 配信連携定義ファイル配信連携定義ファイルには 管理簿ごとに以下の定義をします 格納先を振り分けるための条件 条件に対応する管理簿 印刷データに付加する帳票情報この定義により 印刷データの格納先管理簿が決定し 帳票情報が付加されます 注意 KEY は必ず1 行目に KEYN は必ず2 行目に記述してください 記述していない場合 lvsetinfコマンドでエラーとなります オペランド名を誤って指定した場合 lvsetinfコマンドでエラーとなります オペランドの設定において 使用できない文字がありますので注意してください 使用できない文字については H.2 使用できない文字 を参照してください 配信連携定義ファイルの内容 配信連携定義ファイルでは 以下の情報を設定します 情報名オペランド説明省略値 キーワード開始桁 KEYS= ファイル名で振り分ける場合 キーワー ドの開始桁数を1~64の数字で指定し ます 省略不可 ただし キーワード開始桁とキーワード文字数を合わせた数は 65 以下になるようにします なお ファイル名で振り分けない場合は KEYS=0 を指定します キーワード文字数 KEYN= ファイル名で振り分ける場合 キーワー ドの文字数を1~64の数字で指定しま す 省略不可 管理簿ごとの定義 ただし キーワード開始桁とキーワード文字数を合わせた数は 65 以下になるようにします なお ファイル名で振り分けない場合は KEYN=0 を指定します キーワード KEY= ファイル名で振り分ける場合 キーワードを64バイト以内の文字で指定します キーワードの文字数はKEYNで指定したキーワード文字数と合わせてください なお KEYS=0 と KEYN=0 を指定した場合は 本オペランドは指定できません どのキーワードにも一致しない印刷データの振り分け先を記述する場合は KEY=* を指定します ファイル名で振り分ける場合 KEY=* の定義は必ず指定しなければなりません キーワードとして使用できる文字は ファイル名として認識できる文字です ファイル名で振り分ける場合は 省略不可

408 情報名オペランド説明省略値 配信連携定義振り分けキーワード KEY-INF= 任意の条件で振り分ける場合 キーワー ドを64バイト以内の文字で指定します どのキーワードにも一致しない印刷データの振り分け先を記述する場合は KEY- INF=* を指定します 振り分けキーワードで振り分ける場合 KEY-INF=* の定義は必ず指定しなければなりません 管理簿のディレクトリ名 DB= 格納先の管理簿のディレクトリ名を185 バイト以内のフルパスで指定します 帳票情報の初期値 帳票名 TITLE= 帳票名を40バイト以内で指定します 空 白を含むこともできます 文字種には特 に制限はありません * を指定すると 印刷データのファイル名を帳票名として表示します ここで指定した帳票名がクライアントの帳票一覧や帳票のプロパティで帳票名として表示されます コメント STITLE= 帳票のコメントを指定する場合に 40バイト以内で指定します 空白を含むこともできます 文字種には特に制限はありません ここで指定したコメントがクライアントの帳票のプロパティでコメントとして表示されます 帳票管理者名 MANAGER= 帳票の管理者名を16バイト以内の文字 で指定します 空白を含むこともできま す 文字種には特に制限はありません 帳票作成者名 MAKER= 帳票の作成者名を16バイト以内の文字で指定します 空白を含むこともできます 文字種には特に制限はありません ここで指定した帳票作成者名がクライアントの帳票一覧や帳票のプロパティで作成者名として表示されます 登録有効期間 TERM= 印刷データを登録してから有効な期間を何日にするかを1~9999の数字で指定します ここで指定した登録有効期間がクライアントの帳票一覧や帳票のプロパティで登録有効期限として表示されます 削除種別 DELTYPE= 登録有効期間を過ぎた印刷データを自 動削除するかどうかを指定します 0: 自動削除しない 1: 自動削除する ここで指定した削除種別がクライアントの帳票のプロパティで 削除対象する / しない として表示されます 任意の条件 ( 振り分けキーワード ) で振り分ける場合は 省略不可 省略不可 * なし なし なし 9999 ( 注 1) 作成 OS OS= 印刷データが作成されたOSを指定しま す ( 注 1) 0:MSP 1:XSP

409 情報名オペランド説明省略値 文字間隔 CPI= 1バイト系文字 ( 半角文字 ) の文字間隔を 指定します ( 注 1) 0:10CPI 1:12CPI 2:15CPI コード系 CODE= 1バイト系文字 ( 半角文字 ) のコード系を 指定します ( 注 1) 印刷装置の初期値 0:EBCDIC カナ 1:EBCDIC 英小文字 2:EBCDIC ASCII FCB 名 FCB-NAME= FCB 名を1~4 文字の英数字で指定しま す なお 印刷データに設定されている場合は 意味をもちません オーバレイ名 OVL-NAME= オーバレイ名を 1~4 文字の英数字で 指定します なお 印刷データに設定されている場合は 意味をもちません 連続紙の横幅 LP-WIDTH= 連続紙の横幅を指定します 6.5 ~20.0 インチの範囲で これに100 倍した整数値を指定します なお 印刷データの用紙サイズがカット紙の場合は 意味をもちません 印刷禁止域 UNPRAREA= 印刷禁止域を制御するかどうかを指定 します 0: 印刷禁止域を制御しない 1: 印刷禁止域を制御する なお 印刷データに設定されている場合は 意味をもちません ( 注 1 注 3) ( 注 1 注 3) ( 注 1 注 3) ( 注 1 注 3) カット紙印刷装置の初期値 ( 注 2) 用紙サイズ SHEET= 用紙のサイズを指定します 0:LP 1:A3 2:A4 3:A5 4:B4 5:B5 6:LTR なお 印刷データに設定されている場合は 意味をもちません 印刷モード PRMODE= 印刷モードを指定します 0: ランドスケープモード 1: ポートレートモード なお 印刷データに設定されている場合は 意味をもちません とじしろ幅 BINDW= とじしろ幅を指定します とじしろ幅は 0~2.54 インチの範囲で これに 100 倍した整数値を指定します ( 注 1 注 3) ( 注 1 注 3) ( 注 1 注 3)

410 情報名オペランド説明省略値 なお 印刷データに設定されている場合は 意味をもちません とじしろ方向 BIND= とじしろ方向を指定します 0: 上とじ 2: 左とじ なお 印刷データに設定されている場合は 意味をもちません ( 注 1 注 3) 印刷開始原点 STRLOCAT= 用紙の原点位置をX,Y の形式で 原点のx 方向をX y 方向をYに とじしろ幅を含まない値で指定します それぞれ0.2 ~20.0インチの範囲で これに100 倍した整数値を指定します ( 注 1 注 3) なお 印刷データに設定されている場合は 意味をもちません 先頭非表示ページ数 DEL-TOP= セパレータがある帳票を表示する際 先頭ページから何ページを非表示とするかを 0~255の範囲の数字で指定します 末尾非表示ページ数 DEL-BOT= セパレータがある帳票を表示する際 最終ページから何ページを非表示とするかを 0~255の範囲の数字で指定します 抜き出し検索ファイルの作成 SRH-IDX= 登録時に 抜き出し検索ファイルを作成 するかどうかを指定します ( 注 1) ( 注 1) ( 注 1) 0: 抜き出し検索ファイルを作成しない 1: 抜き出し検索ファイルを作成する 登録後印刷プリンタ名 PRINTOUT= 登録後に印刷するプリンタ名を指定しま す ユーザ名 1 USER1= オペレーティングシステムによる認証を利用している場合 帳票管理処理および帳票表示処理の権利を与えるユーザ名を8バイト以内で指定します ( 注 1) なし 本オペランドは 情報連携ファイルに LV-ACCESS-USER-nn LV- ACCESS-GROUP-nn の指定がない場合に有効となります 省略した場合は ユーザに対するアクセス権は設定されません 複数のユーザ名の指定はできません グループアクセス権 1 GACC1= オペレーティングシステムによる認証を利用している場合 GROUP1で指定したグループに対して 帳票表示処理の権利を与えるかどうかを指定します 1 本オペランドは 情報連携ファイルに LV-ACCESS-USER-nn LV- ACCESS-GROUP-nn の指定がなく かつ GROUP1 が指定されている場合に有効となります

411 情報名オペランド説明省略値 0: 権利なし 1: 権利あり グループアクセス権 2 GACC2= オペレーティングシステムによる認証を利用している場合 GROUP1で指定したグループに対して 帳票管理処理の権利を与えるかどうかを指定します 1 本オペランドは 情報連携ファイルに LV-ACCESS-USER-nn LV- ACCESS-GROUP-nn の指定がなく かつ GROUP1 が指定されている場合に有効となります 0: 権利なし 1: 権利あり グループ名 1 GROUP1= オペレーティングシステムによる認証を利用している場合 帳票管理処理および帳票表示処理の権利を与えるグループ名を8バイト以内で指定します なし 本オペランドは 情報連携ファイルに LV-ACCESS-USER-nn LV- ACCESS-GROUP-nn の指定がない場合に有効となります 省略した場合 グループに対するアクセス権は設定されません 複数のグループ名の指定はできません OTHER アクセス権 1 OACC1= オペレーティングシステムによる認証を利用している場合 USER1で設定したユーザ以外の人 GROUP1で設定したグループ以外の人に帳票表示処理の権利を与えるかどうかを指定します 0 本オペランドは 情報連携ファイルに LV-ACCESS-USER-nn LV- ACCESS-GROUP-nn の指定がない場合に有効となります 0: 権利なし 1: 権利あり 注意 GACC1 に 0 を設定した場合 本オペランドに 1 を設定しても 0 が設定されたものとみなします OTHER アクセス権 2 OACC2= オペレーティングシステムによる認証を利用している場合 USER1で設定したユーザ以外の人 GROUP1で設定したグループ以外の人に帳票管理処理の権利を与えるかどうかを指定します 0 本オペランドは 情報連携ファイルに LV-ACCESS-USER-nn LV

412 情報名オペランド説明省略値 ACCESS-GROUP-nn の指定がない場合に有効となります 0: 権利なし 1: 権利あり 注意 GACC2 に 0 を設定した場合 本オペランドに 1 を設定しても 0 が設定されたものとみなします ユーザアクセス情報 DUACC= ユーザ作成ライブラリによる認証を利用する場合 アクセス権情報を設定するユーザ名 およびユーザに与えるアクセス権を指定します なし 本オペランドは 情報連携ファイルに LV-ACCESS-USER-nn LV- ACCESS-GROUP-nn の指定がない場合に有効となります ユーザに与えるアクセス権は 次のいずれかの値を指定します 0: アクセスを許可しない 1: 帳票を表示する権利を与える 2: 帳票を管理する権利を与える ユーザ名とアクセス権は : でつないで指定します 複数のユーザ名とアクセス権を指定する場合は, で区切って指定します 例 ) DUACC=user1:1,user2:2 省略した場合 ユーザに対するアクセス権は設定されません グループアクセス情報 DGACC= ユーザ作成ライブラリによる認証を利用する場合 アクセス権情報を設定するグループ名 およびグループに与えるアクセス権を指定します Everyone に対してフルコントロール 本オペランドは 情報連携ファイルに LV-ACCESS-USER-nn LV- ACCESS-GROUP-nn の指定がない場合に有効となります グループに与えるアクセス権は 以下のいずれかの値を指定します 0: アクセスを許可しない 1: 帳票を表示する権利を与える 2: 帳票を管理する権利を与える グループ名とアクセス権は : でつないで指定します 複数のユーザ名とアクセス権を指定する場合は, で区切って指定します

413 情報名オペランド説明省略値 例 ) DGACC=group1:1,group2:2 注 1: サーバ動作環境ファイルに設定した値が省略値になります サーバ動作環境ファイルに値を設定していない場合は List Works が用意した省略値を使用します サーバ動作環境ファイルの設定については 環境構築手引書 を参照してください 注 2: 注 3: カット紙印刷装置に関する情報の詳細については OSIV APS 説明書 を参照してください 印刷装置の初期値については リスト管理サーバの印刷機能を使用する場合は lpfilter コマンドの実行時に -y オプションの modelist に指定した値を使用することをお勧めします lpfilter コマンドについては Solaris システムのマニュアル を参照してください リスト管理サーバの印刷機能を使用しない場合は 富士通ホスト上の APS の DFNWTR コマンドを実行した時に指定した値を 配信連携定義ファイル ( 印刷装置の初期値 ) に使用することをお勧めします DFNWTR コマンドについては OSIV APS 説明書 を参照してください 注意 すべての印刷データの格納先を 必ず定義してください ( KEY=* KEY-INF=* ) 配信連携定義ファイルの記述形式配信連携定義ファイルは テキストファイルに記述します 配信連携定義ファイルの記述形式を振り分けの方法ごとに説明します ファイル名による振り分け 任意の条件 ( 振り分けキーワード ) による振り分け ファイル名と任意の条件の両方による振り分け ファイル名による振り分けの場合 ファイル名による振り分けをする場合 配信連携定義ファイルは テキストファイルに以下のように記述します

414 注意 - 1 行に複数のオペランドを記述することはできません - 1つの管理簿の定義に同じキーワードがある場合は 最初の定義が有効になります - 1つの管理簿の定義に同じオペランドがある場合は 最後の定義が有効になります 任意の条件 ( 振り分けキーワード ) による振り分けの場合 任意の条件 ( 振り分けキーワード ) による振り分けをする場合 配信連携定義ファイルは テキストファイルに以下のように記述します 注意 - 1 行に複数のオペランドを記述することはできません - 1つの管理簿の定義に同じキーワードがある場合は 最初の定義が有効になります - 1つの管理簿の定義に同じオペランドがある場合は 最後の定義が有効になります ファイル名と任意の条件 ( 振り分けキーワード ) による振り分けの場合 ファイル名と任意の条件の両方による振り分けをする場合 配信連携定義ファイルは テキストファイルに以下のように記述します

415 注意 - 1 行に複数のオペランドを記述することはできません - 1 つの管理簿の定義に同じキーワードがある場合は 最初の定義が有効になります - 1 つの管理簿の定義に同じオペランドがある場合は 最後の定義が有効になります - ファイル名と振り分けキーワードの両方で振り分けを行う場合は どの管理簿にも一致しない定義 ( KEY=* と KEY-INF=* ) は 1 つの管理簿で同時に定義しなければなりません 省略値定義 設定する値が同じオペランドを まとめて省略値定義として定義することができます 省略値定義は DEFSTART オペランドと DEFEND オペランドで行います 省略値定義の記述方法を以下に示します

416 配信連携定義ファイルの登録例 ファイル名による振り分けの場合 営業部門と総務部門で合わせて 6 種類の帳票を扱います 印刷データのファイル名は先頭から 3 文字目と 4 文字目が以下の文字になるように運用を決めておきます 1a:A 製品売上 1b:B 製品売上 2c:C 製品売上 2d:D 製品売上 ss: 出張精算書 sk: 給料明細書 配信連携定義ファイルには以下の情報を定義します 帳票の種類 A 製品売上 B 製品売上 C 製品売上 D 製品売上 出張精算書 給料明細書 部門営業部門総務部門その他 管理簿営業一課用営業二課用総務課用その他 キーワード開始桁 キーワード文字数 キーワード 1a 1b 2c 2d ss sk * 管理簿のディレクトリ名 /home/ eigyo/ eigyo1 /home/ eigyo/ eigyo1 /home/ eigyo/ eigyo2 /home/ eigyo/ eigyo2 /home/ soumu/ soumuka /home/ soumu/ soumuka その他 /home/ other/ any 帳票名 A 製品売上 B 製品売上 C 製品売上 D 製品売上出張精算書給料明細書その他 帳票管理者名帳票通夫帳票通夫帳票通夫帳票通夫帳票通子帳票通子帳票太郎 帳票作成者名帳票通夫帳票通夫帳票通夫帳票通夫帳票通子帳票通子帳票太郎 登録有効期限 削除種別 省略値 省略値 省略値 省略値 0: 削除 しない 0: 削除しない 省略値 文字間隔省略値省略値省略値省略値 1(12CPI) 1(12CPI) 省略値 抜き出し検索ファイルの作成 1( 抜き出し検索ファイルを作成する ) 省略値省略値省略値

417 帳票の種類 A 製品売上 B 製品売上 C 製品売上 D 製品売上 出張精算書 給料明細書 ユーザ名 1 E0001 E0001 E0001 E0001 S0001 S0001 M0001 グループアクセス権 1 ありありありありありありあり グループ名 1 eigyo eigyo eigyo eigyo soumu soumu zensha グループアクセス権 2 なしなしなしなしなしなしなし その他 部門ごと 以下のファイルに情報を記述して 配信連携定義ファイルを作成します 営業部門 : /home/m0001/infeigyo KEYS=3 KEYN=2 DEFSTART MANAGER= 帳票通夫 MAKER= 帳票通夫 TERM=30 USER1=E0001 GACC1=1 GROUP1=eigyo GACC2=0 DEFEND # A 製品売上 KEY=1a DB=/home/eigyo/eigyo1 TITLE=A 製品売上 SRH-IDX=1 // # B 製品売上 KEY=1b DB=/home/eigyo/eigyo1 TITLE=B 製品売上 SRH-IDX=1 // # C 製品売上 KEY=2c DB=/home/eigyo/eigyo2 TITLE=C 製品売上 SRH-IDX=1 // # D 製品売上 KEY=2d DB=/home/eigyo/eigyo2 TITLE=D 製品売上 SRH-IDX=1 // # その他 KEY=* DB=/home/eigyo/eigyo2 TITLE= その他 // 総務部門 : /home/m0001/infsoumu KEYS=3 KEYN=2 DEFSTART

418 MANAGER= 帳票通子 MAKER= 帳票通子 TERM=50 DELTYPE=0 CPI=1 USER1=S0001 GACC1=1 GROUP1=soumu GACC2=0 DEFEND # 出張精算書 KEY=ss DB=/home/soumu/soumuka TITLE= 出張精算書 // # 給料明細書 KEY=sk DB=/home/soumu/soumuka TITLE= 給料明細書 // # その他 KEY=* DB=/home/soumu/soumuka TITLE= その他 // その他 : /home/m0001/infother KEYS=3 KEYN=1 # その他用 KEY=* DB=/home/other/any TITLE= その他用 MANAGER= 帳票太郎 MAKER= 帳票太郎 TERM=30 USER1=M0001 GACC1=1 GROUP1=zensha GACC2=0 // 作成した配信連携定義ファイルを登録します # lvsetinf -i/home/m0001/infeigyo -u/home/eigyo # lvsetinf -i/home/m0001/infsoumu -u/home/soumu # lvsetinf -i/home/m0001/infother -u/home/other 振り分けキーワードによる振り分けの場合 営業部門と総務部門で合わせて 6 種類の帳票を扱います 各帳票に対して 振り分け用のキーワードを決めておきます uriagea:a 製品売上 uriageb:b 製品売上 uriagec:c 製品売上 uriaged:d 製品売上 seisan: 出張精算書 kyuuryou: 給料明細書

419 配信連携定義ファイルには以下の情報を定義します 帳票の種類 A 製品売上 B 製品売上 C 製品売上 D 製品売上 出張精算書 給料明細書 部門営業部門総務部門その他 管理簿営業一課用営業二課用総務課用その他 キーワード開始桁 キーワード文字数 配信連携定義振り分けキーワード 管理簿のディレクトリ名 uriagea uriageb uriagec uriaged seisan kyuuryou * /home/ eigyo/ eigyo1 /home/ eigyo/ eigyo1 /home/ eigyo/ eigyo2 /home/ eigyo/ eigyo2 /home/ soumu/ soumuka /home/ soumu/ soumuka ( 以下の情報は ファイル名による振り分けの使用例と同様 ) その他 /home/ other/ any 部門ごと 以下のファイルに情報を記述して 配信連携定義ファイルを作成します 営業部門 : /home/m0001/infeigyo KEYS=0 KEYN=0 DEFSTART MANAGER= 帳票通夫 MAKER= 帳票通夫 TERM=30 USER1=E0001 GACC1=1 GROUP1=eigyo GACC2=0 DEFEND # A 製品売上 KEY-INF=uriagea DB=/home/eigyo/eigyo1 TITLE=A 製品売上 SRH-IDX=1 // # B 製品売上 KEY-INF=uriageb DB=/home/eigyo/eigyo1 TITLE=B 製品売上 SRH-IDX=1 // # C 製品売上 KEY-INF=uriagec DB=/home/eigyo/eigyo2 TITLE=C 製品売上 SRH-IDX=1 // # D 製品売上 KEY-INF=uriaged DB=/home/eigyo/eigyo2 TITLE=D 製品売上 SRH-IDX=1 //

420 # その他 KEY-INF=* DB=/home/eigyo/eigyo2 TITLE= その他 // 総務部門 : /home/m0001/infsoumu KEYS=0 KEYN=0 DEFSTART MANAGER= 帳票通子 MAKER= 帳票通子 TERM=50 DELTYPE=0 CPI=1 USER1=S0001 GACC1=1 GROUP1=soumu GACC2=0 DEFEND # 出張精算書 KEY-INF=seisan DB=/home/soumu/soumuka TITLE= 出張精算書 // # 給料明細書 KEY-INF=kyuuryou DB=/home/soumu/soumuka TITLE= 給料明細書 // # その他 KEY-INF=* DB=/home/soumu/soumuka TITLE= その他 // その他 : /home/m0001/infother KEYS=0 KEYN=0 # その他用 KEY-INF=* DB=/home/other/any TITLE= その他用 MANAGER= 帳票太郎 MAKER= 帳票太郎 TERM=30 USER1=M0001 GACC1=1 GROUP1=zensha GACC2=0 // 作成した配信連携定義ファイルを登録します

421 # lvsetinf -i/home/m0001/infeigyo -u/home/eigyo # lvsetinf -i/home/m0001/infsoumu -u/home/soumu # lvsetinf -i/home/m0001/infother -u/home/other E.1.3 配信連携定義による印刷データの登録について 印刷データの登録は 帳票登録コマンド (lvrcvlst) を利用して行います 登録時に振り分けキーワードによる振り分けを行う場合は 振り分けキーワード (LV-MAS-KEY LV-INF-KEY) を設定した情報連携ファイルを 帳票登録コマンドの -F オプションにより指定する必要があります 振り分けキーワード ( 情報連携ファイル ) の説明 振り分けキーワードを利用して 配信連携定義による登録を行う場合は 情報連携ファイルに以下の情報を必ず指定します この振り分けキーワードが 登録時に配信連携マスタファイルや配信連携定義ファイルと照合され 振り分けられます そのほかの情報については 通常の 情報連携ファイルを指定した印刷データの登録時に使用する情報連携ファイルの情報と同じです 情報連携ファイルの設定や内容については 印刷データの登録 < ファイル転送運用のみ > に説明しています そちらを参照してください 部門の振り分けキーワード 情報名オペランド説明 LV-MAS- KEY= 部門の振り分けキーワードを 32 バイト以内の文字で指定します 同時に 配信連携マスタファイルに KEY-MAS の定義が必要です 管理簿の振り分けキーワード LV-INF-KEY= 管理簿の振り分けキーワードを 32バイト以内の文字で指定します 同時 に 配信連携定義ファイルにKEY-INFの定義が必要です 格納先の部門を決定するために必要な各情報と指定方法の関係を示します 登録先部門の決定方法 lvrcvlst コマンドのオプション 配信連携マスタファイル 情報連携ファイル KEY KEY-MAS LV-MAS-KEY ファイル名により決定する場合 - 定義する定義しない指定しない 振り分けキーワードにより決定する場合 ファイル名および振り分けキーワードにより決定する場合 -F で情報連携ファイルを指定 -F で情報連携ファイルを指定 定義しない定義する指定する 定義する定義する指定する なお 情報連携ファイルと配信連携マスタファイル および配信連携定義ファイルの振り分けキーワードは 前方一致により比較されます 配信連携マスタファイルおよび配信連携定義ファイル 情報連携ファイル 比較結果 KEY-MAS KEY-INF LV-MAS-KEY LV-INF-KEY ABCDEFG ABCDEFG 一致 ABC ABCDEFG 一致 ABCDEFG ABC 不一致

422 配信連携マスタファイルおよび配信連携定義ファイル 情報連携ファイル 比較結果 KEY-MAS KEY-INF LV-MAS-KEY LV-INF-KEY EFG ABCDEFG 不一致 配信連携定義による印刷データの登録例 ここでは 配信連携定義による印刷データの登録例を示します 印刷データの登録については 印刷データの登録 < ファイル転送運用のみ > に説明しています そちらを参照してください ファイル名による振り分けの場合 印刷データを営業部門と総務部門に分けて登録します 印刷データのファイル名は 先頭 2 文字が ei または so で始まるように運用を決めておきます ファイル名がそれ以外の文字で始まる印刷データはその他の部門に登録するようにします 配信連携マスタファイルには以下の情報を定義します 情報名営業部門総務部門その他 キーワード開始桁 1 キーワード文字数 2 キーワード ei so * 部門のディレクトリ名 /home/eigyo /home/soumu /home/other 営業部門と総務部門で合わせて 6 種類の帳票を扱います 印刷データのファイル名は先頭から 3 文字目と 4 文字目が以下の文字になるように運用を決めておきます 1a:A 製品売上 1b:B 製品売上 2c:C 製品売上 2d:D 製品売上 ss: 出張精算書 sk: 給料明細書 配信連携定義ファイルには以下の情報を定義します 帳票の種類 A 製品売上 B 製品売上 C 製品売上 D 製品売上 出張精算書 給料明細書 部門営業部門総務部門その他 管理簿営業一課用営業二課用総務課用その他 キーワード開始桁 キーワード文字数 キーワード 1a 1b 2c 2d ss sk * その他 管理簿のディレクトリ名 /home/eigyo/eigyo1 /home/eigyo/eigyo2 /home/soumu/soumuka /home/other/any

423 ファイル名による振り分けをして ファイル名 ei1a の印刷データを登録します 登録後は 元の印刷データを削除する指定をします # lvrcvlst -fr./ei1a 振り分けキーワードによる振り分けの場合 印刷データを営業部門と総務部門に分けて登録します 振り分けキーワードを設定し eigyo なら営業部門に soumu なら総務部門に それ以外ならその他の部門に登録するようにします 配信連携マスタファイルには以下の情報を定義します 情報名営業部門総務部門その他 キーワード開始桁 0 キーワード文字数 0 配信連携マスタ振り分けキーワード eigyo soumu * 部門のディレクトリ名 /home/eigyo /home/soumu /home/other

424 営業部門と総務部門で合わせて 6 種類の帳票を扱います 各帳票に対して 振り分け用のキーワードを決めておきます uriagea:a 製品売上 uriageb:b 製品売上 uriagec:c 製品売上 uriaged:d 製品売上 seisan: 出張精算書 kyuuryou: 給料明細書 配信連携定義ファイルには以下の情報を定義します 帳票の種類 A 製品売上 B 製品売上 C 製品売上 D 製品売上 出張精算書 給料明細書 部門営業部門総務部門その他 管理簿営業一課用営業二課用総務課用その他 キーワード開始桁 キーワード文字数 配信連携定義振り分けキーワード uriagea uriageb uriagec uriaged seisan kyuuryou * その他 管理簿のディレクトリ名 /home/eigyo/eigyo1 /home/eigyo/eigyo2 /home/soumu/soumuka /home/other/any 振り分けキーワードによる振り分けをして ファイル名 ei1a の印刷データを登録します 情報連携ファイル (setinf) に 部門の振り分けキーワードに eigyo 管理簿の振り分けキーワードに uriagea を指定しておきます 登録後は 元の印刷データを削除する指定をします 情報連携ファイルには以下の情報を定義します 情報名部門の振り分けキーワード管理簿の振り分けキーワード 設定値 eigyo uriagea # lvrcvlst -fr./ei1a F./setinf

425 E.2 ユーザ出口コマンドによる登録 Solaris 版 List Works では 富士通ホスト帳票をファイル転送運用で登録する場合 ユーザ出口コマンド (listext) を利用することにより パラメタファイルに設定した各印刷データの配信連携情報を利用して登録することができます ユーザ出口コマンドは以下の場合に作成します 複数の印刷データを 1 個のファイルで転送するため ( 複数の I 制御レコードが存在し それぞれの I 制御レコードの属性を有効にして登録したいため ) 分割して登録する場合 印刷データの内容を解析して 帳票情報を付加する場合 印刷データの内容を更新する場合 なお ユーザ出口コマンドを登録すると 配信連携マスタファイルと配信連携定義ファイルで登録した情報は使用されません ユーザ出口コマンドで指定するパラメタファイルおよび配信連携情報の情報が使用されます 受信フォルダの振り分け定義を有効にしている場合は ユーザ出口コマンドによる振り分けは無効となります ユーザ出口コマンドによる登録は 以下の手順で行います

426 (1) listext コマンドのインタフェース 利用者が作成するユーザ出口コマンド (listext) の形式と コマンドに渡される引数の内容について説明します 形式 説明 List Works がユーザ出口コマンド (listext) を呼び出すときの 呼出し形式を以下に示します listext -tpath -apath -t -a 処理する印刷データのファイル名を フルパスで path に指定します パラメタファイル名を フルパスで path に指定します なお パラメタファイルには 参照権と更新権が必要です パラメタファイルは 帳票登録コマンド (lvrcvlst) の実行後に削除されます 注意 - パラメタファイル および配信連携情報のインクルードファイルは リスト管理サーバのインストール時に作成されます これらファイルの詳細は インストールガイド を参照してください - オプション名と指定値の間に空白をあけないでください (2) パラメタファイル パラメタファイルには 分割した印刷データのパス名と それぞれの印刷データを登録するための配信連携情報のファイル名を設定します リスト管理サーバは パラメタファイルに設定した印刷データのパス名や配信連携情報を利用して印刷データの登録処理を行います パラメタファイルの形式 作成するパラメタファイルの形式を以下に示します

427 印刷データの個数 : 1 個のファイルを複数の印刷データに分割した場合は 分割した印刷データの個数をバイナリで指定します 分解しない場合は 1 を指定します 配信連携情報のパス名 : 印刷データに付加する管理情報などを定義した配信連携情報のファイルのパス名を ASCII コードで指定します 配信連携情報には 参照権が必要です 印刷データのパス名 : 印刷データの個数分必要です 1 個のファイルを複数の印刷データに分割した場合は分割したファイルの数分作成します 分割しない場合は 1 個分を作成します 予備域 : NULL を指定します 予約域 : NULL を指定します (3) 配信連携情報 配信連携情報には 印刷データを登録するための帳票情報や登録先を設定します リスト管理サーバは 配信連携情報に設定した情報を利用して印刷データの登録処理を行います 配信連携情報の形式 作成する配信連携情報の形式を以下に示します

428 バージョンレベル : List Works のバージョンレベルを ASCII コードで指定します 例 ) V10.1 の場合 X' ' ファイル長 : 配信連携情報 ( ヘッダ部 ) 長 + 配信連携情報数 配信連携情報 ( ボディ部 ) 長

429 配信連携情報数 : 配信連携情報の数をバイナリで指定します 1 個のファイルを複数の印刷データに分割した場合は 分割した印刷データの個数を指定します 分割しない場合は 1 を指定します 配信連携情報 : 各情報の説明は E.1 配信連携定義による登録 を参照してください 各情報のデータの型を以下に示します なお キャラクタの場合は左詰めで残りには NULL を設定してください 予備域 : 管理簿ディレクトリ名 : キャラクタ (ASCII) 削除種別 : バイナリ 帳票名 : キャラクタ (ASCII) コメント : キャラクタ (ASCII) 帳票作成者名 : キャラクタ (ASCII) 帳票管理者名 : キャラクタ (ASCII) 作成 OS : バイナリ 登録有効期間 : バイナリ 文字間隔 : バイナリ コード系 : バイナリ ユーザアクセス権 1 : バイナリ ユーザアクセス権 2 : バイナリ ユーザ名 1 : キャラクタ (ASCII) グループ名 1 : キャラクタ (ASCII) ユーザ名 2 : キャラクタ (ASCII) グループ名 2 : キャラクタ (ASCII) 用紙サイズ : バイナリ FCB 名 : キャラクタ (ASCII) 印刷モード : バイナリ 印刷禁止域 : バイナリ とじしろ幅 : バイナリ とじしろ方向 : バイナリ 印刷開始原点 X 方向 : バイナリ 印刷開始原点 Y 方向 : バイナリ 先頭非表示ページ数 : バイナリ 末尾非表示ページ数 : バイナリ オーバレイ名 : キャラクタ (ASCII) 連続紙の横幅 : バイナリ 抜き出し検索ファイルの作成 : バイナリ 登録後印刷プリンタ名 : キャラクタ (ASCII) NULL を指定します 予約域 : NULL を指定します 注 1: 注 2: ユーザアクセス権 1 は以下の形式で指定します List Worksが使用する情報です 必ず指定します グループ名 1に帳票表示の権利を与える場合 ほかの利用者に帳票表示の権利を与える場合 グループ名 1に帳票管理の権利を与える場合 ほかの利用者に帳票管理の権利を与える場合 XXXX XXX..X.. X..X リザーブ ユーザアクセス権 2 は以下の形式で指定します

430 List Works が使用する情報です 必ず指定します XXXX XXX..X.. X..X リザーブ 注 3: ユーザ名 2 グループ名 2 は List Works が使用する情報です ユーザ名 1 グループ名 1 と同一の値を設定してください (4) 使用例 ファイル名による振り分けの場合 配信連携情報を登録する場合のユーザ出口コマンドを示します なお 印刷データはファイル名で振り分けて登録します /* Copyright FUJITSU LIMITED */ /***************************************************************/ /* ユーザ出口ルーチンの例です. */ /* " E.1 配信連携定義による登録 " の */ /* 使用例にある配信連携定義ファイルと同様の機能を実現します. */ /***************************************************************/ #include <stdio.h> #include <stdlib.h> #include <string.h> #include <sys/types.h> #include <sys/stat.h> #include <fcntl.h> #include <unistd.h> /* 配信連携定義ファイルのヘッダ部の定義 */ typedef struct lvtrinf_head { char version_level[4]; /* バージョンレベル */ long file_length; /* ファイル長 */ short num_of_body; /* 配信連携情報数 */ char reserve1[2]; char reserve2[40]; char reserve3; char reserve4[3]; char reserve5[24]; } LVTRINF_HEAD; /* 配信連携定義ファイルのボディ部の定義 */ typedef struct lvtrinf_body { char reserve1[64]; char reserve2; char reserve3[3]; char kanribo_dir[256]; /* 管理簿ディレクトリ名 */ char reserve4[2]; char del_type; /* 削除種別 */ char reserve5; char title[40]; /* 帳票名 */ char reserve6; char reserve7[3]; char sub_title[40]; /* コメント */ char reserve8; char reserve9[3]; char maker_name[16]; /* 帳票作成者名 */ char reserve10; char reserve11[3]; char manager_name[16]; /* 帳票管理者名 */ char reserve12[2]; char os_name; /* 作成 OS */

431 char reserve13; short reg_limit; /* 登録有効期限 */ char char_par_inch; /* 文字間隔 */ char code_type; /* コード系 */ short user_access1; /* ユーザアクセス権 1 */ short user_access2; /* ユーザアクセス権 2 */ char user_name[8]; /* ユーザ名 1 */ char reserve14; char reserve15[3]; char group_name[8]; /* グループ名 1 */ char reserve16; char reserve17[3]; char user_name2[8]; /* ユーザ名 2 */ char reserve18; char reserve19[3]; char group_name2[8]; /* グループ名 2 */ char reserve20; char reserve21[3]; char reserve22[32]; char reserve23; char reserve24; short shrvdpasz; /* 用紙サイズ */ char chrvdfcb[4]; /* FCB 名 */ char reserve25; char reserve26; short shrvdprmd; /* 印刷モード */ short shrvdnpra; /* 印刷禁止域 */ short shrvdbwdh; /* とじしろ幅 */ short shrvdbdic; /* とじしろ方向 */ unsigned short usrvdprsx; /* 印刷開始原点 (X 方向 ) */ unsigned short usrvdprsy; /* 印刷開始原点 (Y 方向 ) */ short shrvdsep1; /* 先頭非表示ページ数 */ short shrvdsep2; /* 末尾非表示ページ数 */ char reserve27[47]; char chrvdovl[4]; /* オーバレイ名 */ char reserve28[2]; char reserve29; short LP_width; /* 連続紙の横幅 */ char Make_search_file; /* 抜き出しファイルの作成 */ char reserve30[3]; char reserve31[67]; char reserve32[3]; char Printout[10]; char reserve33[58]; char reserve34; char reserve35[3]; } LVTRINF_BODY; /* パラメタファイルのヘッダ部の定義 */ typedef struct parm_head { short num_of_data; /* 印刷データの個数 */ char reserve1[2]; char lvtrinf_path[256]; /* 配信連携情報のパス名 */ char reserve2; char reserve3[3]; char reserve4[24]; } PARM_HEAD; /* パラメタファイルのボディ部の定義 */ typedef struct parm_body { char data_path[256]; /* 印刷データのパス名 */

432 char char char } PARM_BODY; main(argc,argv) int argc ; char **argv ; { char char char long LVTRINF_HEAD LVTRINF_BODY PARM_HEAD PARM_BODY static char long char void void void void reserve1; reserve2[3]; reserve3[24]; *spool_file_name; *parm_file_name; *get_addr; pattern_id; *lvtrinf_head_p; *lvtrinf_body_p; *parm_head_p; *parm_body_p; lvtrinf_file_name[]="/var/tmp/lvtrinf"; get_pattern_id(); *get_area(); set_lvtrinf_file(); set_parm_file(); make_lvtrinf_file(); make_parm_file(); /* 印刷データのパス名の取り出し */ spool_file_name=argv[1]+2; /* パラメタファイルのパス名の取り出し */ parm_file_name=argv[2]+2; /* 印刷データのファイル名からどの登録パターンとなるかを判定する */ pattern_id=get_pattern_id(spool_file_name); /* 配信連携情報用とパラメタファイルの領域を獲得する */ get_addr=get_area(&lvtrinf_head_p,&lvtrinf_body_p, &parm_head_p,&parm_body_p); /* 配信連携情報ファイルの領域に値を設定する */ set_lvtrinf_file(lvtrinf_head_p,lvtrinf_body_p,pattern_id); /* パラメタファイルの領域に値を設定する */ set_parm_file(parm_head_p,parm_body_p, spool_file_name,lvtrinf_file_name); /* 配信連携情報ファイルを作成する */ make_lvtrinf_file(lvtrinf_file_name,lvtrinf_head_p); /* パラメタファイルを作成する */ make_parm_file(parm_file_name,parm_head_p); /* 配信連携情報用とパラメタファイルの領域を解放する */ free(get_addr); return(0); } long get_pattern_id(full_name) char *full_name; { long ptn_id; long full_name_len; char *file_name;

433 /* フルパス名の長さを求める */ full_name_len = strlen(full_name); /* フルパス名の最終位置にポインタを設定する */ file_name = full_name + full_name_len -1; /* ファイル名の後ろから "/" を探す */ while(strncmp(file_name,"/",1)!= 0) { file_name--; } /* 最後の "/" の次からがファイル名である */ file_name++; if(strncmp(file_name,"ei",2) == 0) { /* 営業部門の印刷データである */ if(strncmp(file_name+2,"1a",2) == 0) /* A 製品売上用のデータである */ ptn_id = 0; else if(strncmp(file_name+2,"1b",2) == 0) /* B 製品売上用のデータである */ ptn_id = 1; else if(strncmp(file_name+2,"2c",2) == 0) /* C 製品売上用のデータである */ ptn_id = 2; else if(strncmp(file_name+2,"2d",2) == 0) /* D 製品売上用のデータである */ ptn_id = 3; else /* その他用のデータである */ ptn_id = 4; } else if(strncmp(file_name,"so",2) == 0) { /* 総務部門用の印刷データである */ if(strncmp(file_name+2,"ss",2) == 0) /* 出張精算書用のデータである */ ptn_id = 5; else if(strncmp(file_name+2,"sk",2) == 0) /* 給料明細書用のデータである */ ptn_id = 6; else /* その他用のデータである */ ptn_id = 7; } else /* その他用のデータである */ ptn_id = 8; return(ptn_id); } char *get_area(lv_head_p,lv_body_p,pr_head_p,pr_body_p) LVTRINF_HEAD **lv_head_p; LVTRINF_BODY **lv_body_p; PARM_HEAD **pr_head_p; PARM_BODY **pr_body_p; { long getsize; char *getaddr;

434 /* 配信連携情報用とパラメタファイルの領域のサイズを求める */ getsize=sizeof(lvtrinf_head)+sizeof(lvtrinf_body) +sizeof(parm_head)+sizeof(parm_body); /* 配信連携情報用とパラメタファイルの領域を獲獲する */ getaddr=malloc(getsize); /* 獲得した領域をゼロクリアする */ memset(getaddr,0x00,getsize); /* 配信連携情報ファイルのヘッダ部へのアドレスを設定する */ *lv_head_p=(lvtrinf_head *)getaddr; /* 配信連携情報ファイルのボディ部へのアドレスを設定する */ *lv_body_p=(lvtrinf_body *)((char *)*lv_head_p+sizeof(lvtrinf_head)); /* パラメタファイルのヘッダ部へのアドレスを設定する */ *pr_head_p=(parm_head *)((char *)*lv_body_p+sizeof(lvtrinf_body)); /* パラメタファイルのボディ部へのアドレスを設定する */ *pr_body_p=(parm_body *)((char *)*pr_head_p+sizeof(parm_head)); return(getaddr); } void set_lvtrinf_file(lv_head_p,lv_body_p,ptn_id) LVTRINF_HEAD *lv_head_p; LVTRINF_BODY *lv_body_p; long ptn_id; { static char kanribo_dir[9][20]={"/home/eigyo/eigyo1", "/home/eigyo/eigyo1", "/home/eigyo/eigyo2", "/home/eigyo/eigyo2", "/home/eigyo/eigyo2", "/home/soumu/soumuka", "/home/soumu/soumuka", "/home/soumu/soumuka", "/home/other/any" }; static char del_type[9]={0x01,0x01,0x01,0x01,0x01,0x00,0x00,0x00,0x01}; static char title[9][12]={"a 製品売上 ","B 製品売上 ","C 製品売上 ", "D 製品売上 "," その他 ", " 出張精算書 ", " 給料明細書 "," その他 ", " その他 " }; static char maker_name[9][12]={" 帳票通夫 "," 帳票通夫 "," 帳票通夫 ", " 帳票通夫 "," 帳票通夫 "," 帳票通子 ", " 帳票通子 "," 帳票通子 "," 帳票太郎 " }; static short limit[9]={30,30,30,30,30,50,50,50,30}; static char cpi[9]={0x01,0x01,0x01,0x01,0x01,0x00,0x00,0x00,0x01}; static char user_name[9][6]={"e0001","e0001","e0001", "E0001","E0001","S0001", "S0001","S0001","M0001"}; static char group_name[9][8]={"eigyo","eigyo","eigyo", "eigyo","eigyo","soumu", "soumu","soumu","zensha"}; static char Make_search_file[9]={0x01,0x01,0x01,0x01,

435 0x00,0x00,0x00,0x00,0x00 }; /* 配信連携情報ファイルのヘッダ部にバージョンレベルを設定する */ strncpy(lv_head_p->version_level,"5010",4); /* 配信連携情報ファイルのヘッダ部にファイル長を設定する */ lv_head_p->file_length=sizeof(lvtrinf_head)+sizeof(lvtrinf_body); /* 配信連携情報ファイルのヘッダ部に配信連携情報数を設定する */ lv_head_p->num_of_body=1; /* 配信連携情報ファイルのボディ部に管理簿ディレクトリ名を設定する */ strcpy(lv_body_p->kanribo_dir,kanribo_dir[ptn_id]); /* 配信連携情報ファイルのボディ部に削除種別を設定する */ lv_body_p->del_type=del_type[ptn_id]; /* 配信連携情報ファイルのボディ部に帳票名 ( 主題 ) を設定する */ strcpy(lv_body_p->title,title[ptn_id]); /* 配信連携情報ファイルのボディ部に帳票作成者名を設定する */ strcpy(lv_body_p->maker_name,maker_name[ptn_id]); /* 配信連携情報ファイルのボディ部に帳票管理者名を設定する */ strcpy(lv_body_p->manager_name,maker_name[ptn_id]); /* 配信連携情報ファイルのボディ部に登録有効期限を設定する */ lv_body_p->reg_limit=limit[ptn_id]; /* 配信連携情報ファイルのボディ部に文字間隔を設定する */ lv_body_p->char_par_inch=cpi[ptn_id]; /* 配信連携情報ファイルのユーザアクセス権 1 を設定する */ lv_body_p->user_access1=0x01a0; /* 配信連携情報ファイルのユーザアクセス権 2 を設定する */ lv_body_p->user_access2=0x01b6; /* 配信連携情報ファイルのボディ部にユーザ名 1 を設定する */ strcpy(lv_body_p->user_name,user_name[ptn_id]); /* 配信連携情報ファイルのボディ部にグループ名 1 を設定する */ strcpy(lv_body_p->group_name,group_name[ptn_id]); /* 配信連携情報ファイルのボディ部にユーザ名 2 を設定する */ strcpy(lv_body_p->user_name2,user_name[ptn_id]); /* 配信連携情報ファイルのボディ部にグループ名 2 を設定する */ strcpy(lv_body_p->group_name2,group_name[ptn_id]); /* 配信連携情報ファイルのボディ部に抜き出しファイルの作成情報を設定する */ lv_body_p->make_search_file=make_search_file[ptn_id]; return; } void set_parm_file(pr_head_p,pr_body_p,spl_file_name,lv_file_name) PARM_HEAD *pr_head_p; PARM_BODY *pr_body_p; char *spl_file_name; char *lv_file_name; { /* パラメタファイルのヘッダ部に印刷データの個数を設定する */

436 pr_head_p->num_of_data=1; /* パラメタファイルのヘッダ部に配信連携定義情報のパス名を設定する */ strcpy(pr_head_p->lvtrinf_path,lv_file_name); /* パラメタファイルのボディ部に印刷データのパス名を設定する */ strcpy(pr_body_p->data_path,spl_file_name); return; } void make_lvtrinf_file(file_name,lv_head_p) char *file_name; LVTRINF_HEAD *lv_head_p; { long fid; /* 配信連携情報ファイルが存在するかどうかをチェックする */ if(access(file_name,f_ok)==0) /* ファイルが存在しているため置換モードでオープンする */ fid=open(file_name,o_rdwr O_TRUNC); else /* ファイルが存在していないので新規作成モードでオープンする */ fid=open(file_name,o_rdwr O_CREAT); /* 配信連携情報ファイルにアクセス権を設定する */ fchmod(fid,(mode_t) ); /* 配信連携情報ファイルに情報を書き込む */ write(fid,lv_head_p,sizeof(lvtrinf_head)+sizeof(lvtrinf_body)); /* 配信連携情報ファイルをクローズする */ close(fid); return; } void make_parm_file(file_name,pr_head_p) char *file_name; PARM_HEAD *pr_head_p; { long fid; /* パラメタファイルをオープンする */ fid=open(file_name,o_rdwr O_CREAT); /* パラメタファイルにアクセス権を設定する */ fchmod(fid,(mode_t) ); /* パラメタファイルに情報を書き込む */ write(fid,pr_head_p,sizeof(parm_head)+sizeof(parm_body)); /* パラメタファイルをクローズする */ close(fid); return; }

437 付録 F ファイリングラベル編集出口 <Solaris 版のみ > この章では ファイリングラベル編集出口について説明します なお Solaris 版の機能です F.1 ファイリングラベル編集出口 F.1 ファイリングラベル編集出口 ファイリングラベル編集出口は CD-R へのファイリング時に CD-R のラベルに印字するラベル情報を 利用者がカスタマイズできるように用意された出口機能です (1) ユーザ出口モジュールの呼び出しの定義 格納先 List Works の以下のディレクトリに 出口モジュールのライブラリを格納してください List Works では ライブラリファイルの存在の有無で出口を呼び出すか否かを判断します /$DIR/FJSVlw-sv/lib $DIR は List Works のインストールディレクトリです デフォルトは opt です ユーザ出口ライブラリ名ユーザ出口ライブラリ名は 以下の名前にしてください liblwlue.so また 上記に格納したモジュールについて /usr/libにシンボリックリンクを張っておく必要があります 以下に例を示します ln -s /$DIR/FJSVlw-sv/lib/liblwlue.so /usr/lib/liblwlue.so (2) インタフェース 記述形式 int UpdateLabelText( char * lpgroupname, char * lpdevicename, char * lpuserid, int dwcopynum, char * lpfilename); パラメタの説明 lpgroupname ファイリンググループ名へのアドレス lpdevicename ファイリング装置名へのアドレス lpuserid ファイリングを依頼したユーザIDへのアドレス dwcopynum コピー枚数

438 ファイリンググループのプロパティの [CD-R の情報 ] タグの作成枚数で指定した値が通知されます ここで指定した枚数のラベル情報を 下記ファイル内に記述する必要があります lpfilename ラベル情報を記述したファイル名へのアドレス ファイル内には ファイリンググループのプロパティの [CD-R のラベル ] タグで指定した印字文字がコピー枚数分の行数が設定されて渡されます 復帰値 0: 正常終了 0 以外 : エラー終了エラー終了の場合は 当該のファイリングは中止します (3) 出口関数での処理出口関数では 指定されたテキストファイルをオープンし 必要なラベル情報を修正し クローズします テキストファイルの表記規則を以下に示します " 挿入文字列 " の形式で ダブルクォーテーション (") で区切って記述します 挿入文字列中にダブルクォーテーションを指定する場合には ダブルクォーテーションを二つ続けて記述します 文字列は 上記形式をカンマ (,) で区切って記述します ラベルに印字する項目は 24 項目まで指定できます 指定を省略する場合でも カンマ (,) の記述は必要です 挿入位置は 挿入文字列の順番と マージフィールドのラベル番号に対応付けられます レコードの最後には 改行コード (X'0D0A') を記述します 挿入文字列は SJISコードで記述します コピー枚数と同数のレコードを用意します 使用例 - コピー枚数が 1 の場合 記述例 1 月度,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,[ 改行コード ] "A 社 "," 売り上げ "" 社外秘 """," コピー 2"[ 改行コード ] 印刷結果 1 枚目マージフィールド 1 1 月度 - コピー枚数が 2 の場合 記述例 "A 社 "," 売り上げ "" 社外秘 """," コピー 1",,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,[ 改行コード ] "A 社 "," 売り上げ "" 社外秘 """," コピー 2",,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,[ 改行コード ] 印刷結果 1 枚目マージフィールド 1 A 社マージフィールド 2 売り上げ " 社外秘 " マージフィールド 3 コピー

439 2 枚目マージフィールド 1 A 社マージフィールド 2 売り上げ " 社外秘 " マージフィールド 3 コピー 2 (4) エラー処理 エラー処理を 以下に示します エラーの種類ライブラリのオープン時にエラーが発生した場合ライブラリ内の関数エントリの取得時にエラーが発生した場合出口関数がエラー復帰 ( 復帰値が0 以外 ) した場合 エラー時の処理その旨を実行履歴に出力し 処理を続行します その旨を実行履歴に出力し 処理を続行します その復帰値を実行履歴に出力し ファイリング処理を中止します 注意 ユーザ出口モジュールで ラベルテキストを誤って編集した場合の処理は保証されません

440 付録 G 帳票保管活用機能における推奨値と限界値 この章では 帳票保管活用機能を使用して List Works の帳票を問題なく運用するための 推奨値と限界値について説明します G.1 フォルダ数と帳票数の推奨値と限界値 G.1 フォルダ数と帳票数の推奨値と限界値 以下のフォルダについて フォルダ数およびフォルダ内帳票数などの推奨値と限界値を示します 受信フォルダ 保管フォルダ 印刷フォルダ ファイリング 注意 推奨値以下での運用 フォルダ構成の設計を行うようにしてください 推奨値を超えた場合 処理時間が長くなるなど快適な操作性を保てなくなる恐れがあります 限界値に対して 制限を設けていないため 運用環境のスペックが処理に見合ったものであれば 限界値を超えた状態での運用も可能です ただし 限界値を超えた場合 以下のような現象が発生し システムが不安定になる恐れがあります - 処理が異常終了する - クライアント操作のレスポンスが低下する - 他の製品への影響が出る 上記の現象は 以下の問題により発生するものです - Java ヒープ領域の不足 枯渇 - 保管データベースのテンポラリ領域の枯渇 - データ量の増加による サーバ クライアント間のネットワーク帯域不足 以下に フォルダ数およびフォルダ内帳票数の推奨値と限界値を示します フォルダ項目推奨値限界値備考 受信フォルダフォルダ数 50 以下 100 1フォルダ内の帳票数 正常に登録された帳票は 自動的に削除 すべての受信フォルダ内の帳票数 ( 総合計 ) - 5,000 されます 受信フォルダ内に残った帳票は 異常の調査 / 対応の後 削除してください 1 フォルダ内の振り分け条件の数 200 以下 300 保管フォルダ フォルダ数 1,000 以下 5,000 (500,000( 注 )) すべての保管フォルダ数の合計です 注 : 設定により限界値を 500,000 に拡大できます

441 フォルダ項目推奨値限界値備考 同一階層のフォルダ数 1,000 以下 5,000 すべての保管フォルダ内の帳票数 ( 総合計 ) 2,000,000 以下 50,000,000 保管フォルダ数が 5,000 を超える場合の設定については 保守手引書 を参照してください 1フォルダ内の帳票数 2,000 以下 10,000 任意の保管フォルダの直下に格納されて いる帳票数です 印刷フォルダフォルダ数 50 以下 250 ファイリングフォルダ 配下の保管フォルダの帳票は含まれません 1フォルダ内の帳票数 印刷フォルダは帳票を保管するフォルダではありません リモート印刷する帳票を一定すべての印刷フォルダ内 500 5,000 期間 保留する目的で使用してください の帳票数 ( 総合計 ) 1 ファイリンググループにおけるファイリング対象の帳票数 - 10,000 複数のファイリンググループを同時にファイリングする場合 ファイリングされる帳票数が 50,000 帳票以内となるようにしてください 保管フォルダに格納されている帳票を扱うときの 保管フォルダ数および保管フォルダ内帳票数の推奨値と限界値を 以下に示します フォルダと操作項目推奨値限界値備考 保管フォルダ 一覧表示フォルダ数 1,000 以下 5,000 1フォルダ内の帳票数 2,000 以下 10,000 任意の保管フォルダの直下に格納されて いる帳票数です 配下の保管フォルダの帳票は含まれません 移動 フォルダ数 - 5,000 一度に操作できるフォルダ数は 指定した 帳票数 - 10,000 フォルダとその配下のフォルダを含み 5,000フォルダ以内です 複写 フォルダ数 - 5,000 一度に操作できる帳票数は フォルダを指 帳票数 - 10,000 定した場合 指定したフォルダとその配下 削除 フォルダ数 - 5,000 のフォルダを含み 10,000 帳票以内です リストクリーナ (Windows 版のみ ) ポーリング印刷 帳票を検索 帳票数 - 10,000 帳票数 - 100,000 一度に削除できる帳票数は 100,000 帳票以内です 100,000を超える帳票を削除するときは 再度リストクリーナ-サーバを起動してください 1 フォルダ内の帳票数 100 以下 1,000 保管フォルダ配下の帳票数 - 50,000 保管フォルダを選択して帳票を検索する場合における 指定した保管フォルダとその配下のすべての保管フォルダ内帳票数の合計です

442 付録 H 運用における文字の準備と制限事項 この章では List Worksを運用するための文字の準備と制限事項について説明します H.1 ベンダ固有文字を使用する場合の準備 H.2 使用できない文字 H.1 ベンダ固有文字を使用する場合の準備 WindowsのシフトJIS コードにおいて 以下の文字はベンダ固有文字となります シフトJIS コードX 8740 ~ X 879E の文字 シフトJIS コードX ED40 ~ X EEFC の文字 シフトJIS コードX FA40 ~ X FCFC の文字 以下の場合 Windows のベンダ固有文字に対し コード対応定義を行う必要があります フォルダ名 および帳票の管理情報 ( 帳票名 作成者 コメントなど ) にベンダ固有文字を使用する場合 印刷データ内のベンダ固有文字を 文字コードとして使用する場合 コード対応定義を行うために Charset Manager で文字コード変換表をカスタマイズします コード対応定義の作業の流れを 以下に示します 制御文の作成 および文字コード変換表のカスタマイズ方法については Charset Manager のマニュアル を参照してください 運用において使用できない文字があります 使用できない文字については H.2 使用できない文字 を参照してください 参考 ベンダ固有文字を文字コードとして扱う場合 以下の設定を行ってください Windows 版の場合 リスト管理サーバ環境設定 ダイアログボックス / 帳票データ転送アダプタ環境設定 ダイアログボックスの 登録 タブにおいて 外字の扱い に 文字コード を設定してください リスト管理サーバ環境設定 ダイアログボックス / 帳票データ転送アダプタ環境設定 ダイアログボックスについては 操作手引書運用管理者編 を参照してください Solaris 版で富士通ホスト帳票を扱う場合 サーバ動作環境ファイルの FONT-TYPE に 1 ( 外字を文字コードとして使用する ) を設定してください

443 サーバ動作環境ファイルについては 環境構築手引書 を参照してください H.1.1 Windows 版の場合 Windows 版の文字コードの流れは 以下のとおりです (1) 富士通ホスト帳票でベンダ固有文字を使用する場合 JEF コードとシフト JIS のコード対応定義が必要となります コード対応定義の方法は 以下のとおりです 1. JEF コードとシフト JIS コードの外字域について 対応定義を指示する制御文を作成します 制御文の作成については Charset Manager のマニュアル を参照してください 制御文で指定するシフト JIS のタイプは リスト管理サーバ環境設定 ダイアログボックスの 互換 タブで指定した文字コードの設定により異なります リスト管理サーバ環境設定 ダイアログボックスについては 操作手引書運用管理者編 を参照してください - Shift JIS(Depend on Converter) の場合 Charset Managerの標準コード変換の変換仕様で設定されているシフトJIS のタイプで作成します Charset Managerをインストールした後の初期値は SJISMSとなっています - Shift JIS(MS) の場合 SJISMSで作成します 2. Charset Managerを使用して 文字コード変換表 (JEF-シフトJISの変換表) をカスタマイズします 文字コード変換表のカスタマイズについては Charset Manager のマニュアル を参照してください

444 参考 List Works サーバと資源管理サーバが異なっており かつ以前に文字コード変換表をカスタマイズしていた場合は 外字域の対応定義を追加する必要があります List Works サーバの文字コード変換表を資源管理サーバに転送した後 文字コード変換表のカスタマイズを行ってください 3. List Works サーバと Charset Manager の資源管理サーバが異なる場合は 文字コード変換表を List Works サーバに転送します 文字コード変換表の転送方法については Charset Manager のマニュアル を参照してください (2) オープン帳票でベンダ固有文字を使用する場合 アプリケーションサーバが Windows の場合 コード対応定義を行う必要はありません 印刷データが Unicode である場合も Charset Manager の iconv 関数がデフォルトで Unicode からシフト JIS に変換するため コード対応定義は必要ありません アプリケーションサーバが Solaris の場合 印刷データのコード系が EUC(U90) の場合 アプリケーションサーバに EUC(U90) とシフト JIS コードのコード対応定義が必要となります なお 印刷データのコード系が EUC(S90) コードまたは Unicode の場合 Charset Manager の iconv 関数がデフォルトでシフト JIS コードに変換するため コード対応定義は必要ありません EUC(U90) とシフト JIS コードのコード対応定義の方法は 以下のとおりです 1. シフト JIS コードと EUC コードの外字域の対応定義を指示する制御文を作成します 制御文で指定するシフト JIS コードのタイプは SJISMS を EUC コードのタイプは U90 を指定します 制御文の作成については Charset Manager のマニュアル を参照してください 2. Charset Manager で文字コード変換表 ( シフト JIS-EUC の変換表 ) をカスタマイズします 文字コード変換表のカスタマイズについては Charset Manager のマニュアル を参照してください 参考 - 以前に文字コード変換表をカスタマイズしていた場合は 外字域の対応定義を追加する必要があります List Works サーバの文字コード変換表を資源管理サーバに転送した後 文字コード変換表のカスタマイズを行ってください - 資源管理サーバがない場合 Charset Manager の qgfcsttb コマンドを使用して文字コード表のカスタマイズすることができます Charset Manager の qgfcsttb コマンドについては Charset Manager のマニュアル を参照してください 3. 文字コード変換表を アプリケーションサーバにインストールされている Charset Manager に転送します

445 文字コード変換表の転送方法については Charset Manager のマニュアル を参照してください H.1.2 Solaris 版の場合 Solaris 版の文字コードの流れは 以下のとおりです (1) 富士通ホスト帳票でベンダ固有文字を使用する場合 JEF コードとシフト JIS のコード対応定義が必要となります コード対応定義の方法は 以下のとおりです 1. 以下の制御文を作成します 制御文の作成については Charset Manager のマニュアル を参照してください 制御文で指定するシフトJIS コードのタイプは SJISMS を EUCコードのタイプは U90 を指定します - JEFコードとシフトJISコードの外字域の対応定義を指示する制御文 - シフトJISコードとEUCコードの外字域の対応定義を指示する制御文 2. Charset Manager で文字コード変換表 (JEF-シフトJIS-EUCの変換表) をカスタマイズします 文字コード変換表のカスタマイズについては Charset Manager のマニュアル を参照してください 参考 - 以前に文字コード変換表をカスタマイズしていた場合は 外字域の対応定義を追加する必要があります List Works サーバの文字コード変換表を資源管理サーバに転送した後 文字コード変換表のカスタマイズを行ってください - 資源管理サーバがない場合 Charset Manager の qgfcsttb コマンドを使用して文字コード表のカスタマイズすることができます Charset Manager の qgfcsttb コマンドについては Charset Manager のマニュアル を参照してください

446 3. 文字コード変換表を List Works サーバにインストールされている Charset Manager に転送します 文字コード変換表の転送方法については Charset Manager のマニュアル を参照してください (2) オープン帳票でベンダ固有文字を使用する場合 アプリケーションサーバが Windows の場合 コード対応定義を行う必要はありません 印刷データが Unicode である場合も Charset Manager の iconv 関数がデフォルトで Unicode からシフト JIS に変換するため コード対応定義は必要ありません アプリケーションサーバが Solaris の場合 印刷データのコード系が EUC(U90) の場合 アプリケーションサーバと List Works サーバにおいて EUC(U90) とシフト JIS コードのコード対応定義が必要となります なお 印刷データのコード系が EUC(S90) コードまたは Unicode の場合 Charset Manager の iconv 関数がデフォルトでシフト JIS コードに変換するため コード対応定義は必要ありません EUC(U90) とシフト JIS コードのコード対応定義の方法は 以下のとおりです 1. シフト JIS コードと EUC コードの外字域の対応定義を指示する制御文を作成します 制御文で指定するシフト JIS コードのタイプは SJISMS を EUC コードのタイプは U90 を指定します 2. Charset Manager で文字コード変換表 ( シフト JIS-EUC の変換表 ) をカスタマイズします 文字コード変換表のカスタマイズについては Charset Manager のマニュアル を参照してください 参考 - 以前に文字コード変換表をカスタマイズしていた場合は 外字域の対応定義を追加する必要があります List Works サーバの文字コード変換表を資源管理サーバに転送した後 文字コード変換表のカスタマイズを行ってください - 資源管理サーバがない場合 Charset Manager の qgfcsttb コマンドを使用して文字コード表のカスタマイズすることができます Charset Manager の qgfcsttb コマンドについては Charset Manager のマニュアル を参照してください 3. 文字コード変換表を アプリケーションサーバと List Works サーバにインストールされている Charset Manager に転送します 文字コード変換表の転送方法については Charset Manager のマニュアル を参照してください H.2 使用できない文字 帳票保管活用機能では 運用において以下の文字に制限があります 半角文字の一部 全角文字の一部

447 利用者定義文字 JIS2004で新しく追加された文字 ( 注 1) 注 1: 第三水準 第四水準から補助漢字 (JIS X 0212) に定義された文字を除いた文字です Windowsの予約語 半角文字について受信フォルダ名 保管フォルダ名において 以下の半角文字を使用することはできません 受信フォルダ名空白 \,. : ;? / < > * + = [ ] " ( ) ^! $ ' % & 保管フォルダ名 Windows 版の場合 \ / :, ; *? " < >. ^ ' Solaris 版の場合 \ / :, ; *? " < > 全角文字について 保管フォルダ名 保管フォルダの作成者名 帳票の管理情報 ( 帳票の格納先 帳票名 帳票の作成者名 コメント 備考 1~4) に対し 以下の全角文字を使用することはできません ユーザ作成ライブラリを使用する場合 ユーザ ID/ グループ ID に対しても 以下の全角文字を使用することはできません Windows 版 /Solaris 版共通 利用者定義文字を使用することはできません ベンダ固有文字については JEF 拡張漢字など使用できない文字がありますので JIS の第一水準 JIS の第二水準 ( 旧字体のぞく ) の文字を使用することを奨励します Windows 版の場合 Oracle データベースでキャラクタ セットに JA16SJIS を使用している場合 以下の全角文字を使用することはできません ~ Solaris 版の場合 以下の全角文字を使用することはできません ~ - \ 利用者定義文字について 保管フォルダ名 保管フォルダの作成者名 帳票の管理情報 ( 帳票の格納先 帳票名 帳票の作成者名 コメント 備考 1~4) に対し 利用者定義文字を使用することはできません また リストナビ / リストビューア /Web クライアントのダイアログボックス および画面での入力において 利用者定義文字を使用することはできません ただし 以下の画面における入力については 利用者定義文字を使用することができます リストナビ /Web クライアントで 帳票一覧から検索する場合 帳票の検索 ダイアログボックスの 印刷データ内の文字 タブの 検索する文字列

448 リストビューア /Web クライアントで 帳票を表示して検索する場合 検索 ダイアログボックスの 検索する値 検索 ( 絞り込み ) ダイアログボックスの 検索する値 JIS2004 で新しく追加された文字について 以下については JIS2004 で新しく追加された文字 ( 第三水準 第四水準から補助漢字 (JIS X 0212) に定義された文字を除いた文字 ) を使用できません フォルダ名 ( 保管フォルダ 受信フォルダ 印刷フォルダ ) 帳票情報で指定できる情報すべて 仕分け定義で指定できる情報すべて 物理ファイル名 物理フォルダ名 ( オーバレイファイル名や情報連携ファイル ) List Works クライアントまたは Web クライアントにおける JIS2004 の使用については I.1.3 List Works クライアント / Web クライアントを利用する場合の日本語フォント環境の変更による影響について を参照してください Windows の予約語について Windows では 以下の名前は OS によって予約されているため オーバレイ名やファイル名として使用できません CON, PRN, AUX, NUL, COM1, COM2, COM3, COM4, COM5, COM6, COM7, COM8, COM9, LPT1, LPT2, LPT3, LPT4, LPT5, LPT6, LPT7, LPT8, LPT

449 付録 I List Works クライアント /Web クライアントを Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 Windows Vista または Internet Explorer 上で使用する場合 この章では List Works クライアント /Web クライアントを Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 Windows Vista または Internet Explorer 上で使用する場合の注意について説明します I.1 Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 または Windows Vista を利用する場合 I.2 Web クライアントで Internet Explorer を利用する場合 I.1 Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 または Windows Vista を利用する場合 Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 または Windows Vista を利用する場合の注意事項について説明します 注意 Windows Server 2012 Windows Server 2008 を利用する場合 Windows Server 2012 および Windows Server 2008 (x64) では WOW64(Windows 32-bit On Windows 64-bit) サブシステム上で 32 ビットアプリケーションとして動作します Server Core 上では動作しません 規定では IIS はインストールされません WWW サーバに IIS を使用する場合は サーバ役割 に Web サーバ (IIS) を追加した上で Web サーバ (IIS) の 役割サービス として ISAPI 拡張 ISAPI フィルタ IIS6 メタベース互換 を追加してください Internet Explorer(64 ビット ) には対応していません Internet Explorer(32 ビット ) を使用してください Windows Server 2012 および Windows Server 2008 (x64) で動作させる List Works の API やコマンドを利用したアプリケーションは 64 ビットモードでは動作しません 32 ビットモードで動作させてください VSP シリーズにホスト帳票を印刷する にチェックをしてリモート印刷した印刷フォルダにある帳票は 表示できません Windows 8 Windows 7 Windows Vista を利用する場合 VSP シリーズにホスト帳票を印刷する にチェックをしてリモート印刷した印刷フォルダにある帳票は 表示できません Windows 8 を利用する場合 Windows 8 に標準でインストールされている Windows リーダーでは PDF 形式の帳票やドキュメントが正しく表示されない場合があります 正しく表示するには Adobe Reader をインストールする必要があります I.1.1 UAC(User Account Control) について UAC は 管理者権限のアカウントでログオンしても 通常の使用時には制限ユーザの権限で動作する機能です

450 Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 および Windows Vista では この機能が標準で有効になっています (1) 管理者権限が必要な機能 List Works の機能のインストールや環境設定などの管理者権限が必要な機能では アプリケーションを実行する前に 管理者権限への昇格を行う必要があります ユーザーアカウント制御 ダイアログボックスで 続行 ボタンをクリックしてください (2) ファイルの保存について 管理者権限のアカウントでログオンしていても 管理者でなければファイルを保存できない場所には ファイルを保存できなくなります List Works クライアントでは データ変換 名前をつけて保存 一覧のファイル出力などの操作が該当します Web クライアントでは データ変換 PDF 保存などの操作が該当します 権限のない場所を保存先に指定すると アクセス権がない旨のメッセージが表示され 保存できるフォルダ ( ドキュメントフォルダ ) に保存するか確認されます クライアントオートメーションや Web 連携機能 API を使用して上記の機能を実行しており ファイル名を明に指定している場合 権限がないとファイルの保存に失敗します I.1.2 Windows ファイアウォールについて Windows ファイアウォール機能は 外部からの接続をブロックする機能です Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 または Windows Vista を利用し Windows ファイアウォールを有効にした場合の注意事項について説明します Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 または Windows Vista では この機能が標準で有効になっています Windows ファイアウォール機能が有効となっていると List Works で使用しているポートもブロックされるため 例外 または 受信の規則 送信の規則 を設定する必要があります Windows ファイアウォールの設定については 環境構築手引書 を参照してください I.1.3 List Works クライアント /Web クライアントを利用する場合の日本語フォント環境の変更による影響について Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 または Windows Vista では 以下のフォントが JIS2004 対応になります MS ゴシック 3 書体 (MS ゴシック MSP ゴシック MS UI Gothic) MS 明朝 2 書体 (MS 明朝 MSP 明朝 ) メイリオ (Windows Vista で新規導入されたフォント ) (1) JIS2004 対応について JIS2004 は従来のフォント (JIS90) と比較して 字形が変更される文字や 新しく追加される文字があります これらの文字の詳細については マイクロソフト株式会社のホームページでご確認ください

451 MS ゴシック 3 書体 (MS ゴシック MSP ゴシック MS UI Gothic) MS 明朝 2 書体 (MS 明朝 MSP 明朝 ) 上記フォントは JIS2004 対応により 以下の注意点があります 帳票 およびオーバレイに字形が変更された文字が含まれていた場合 Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 または Windows Vista で帳票を表示 / 印刷した結果と 他の OS で帳票を表示 / 印刷した結果が異なります JIS2004 で新しく追加された文字 ( 第三水準 第四水準から 補助漢字 (JIS X 0212) に定義された文字を除いた文字 ) について 印刷データ内にある文字はイメージ ( ビットマップ ) で表示されますが 印刷データ以外 ( 帳票名 作成者名 コメントなど ) では文字化けが発生します JIS2004 で新しく追加された文字は使用しないでください (3) 各ダイアログボックスへの入力について を参照してください (2) 新フォント メイリオ について Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 または Windows Vista では 新規 ClearType フォントとして メイリオ フォントが導入されています メイリオ フォントを使用すると 以下の現象が発生する場合がありますので 使用しないでください Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 または Windows Vista で メイリオ フォントを使用して帳票に記入情報を付加した場合 記入情報が正しく表示 / 印刷されない場合があります List Creator デザイナで メイリオ フォントを使用して帳票を設計した場合 オーバレイの文字が正しく表示 / 印刷されない場合があります (3) 各ダイアログボックスへの入力について Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 または Windows Vista では JIS2004 対応に伴い 新たに利用できる文字が追加されています 追加される文字は Unicode であるため List Works でこれらの文字を使用しないでください 追加された文字は List Works クライアントの各入力欄において 以下の様になります 正常に使用することができる [ 対象 ] - PDF 保存 のファイル名 (Web 連携 ) - ローカル印刷 / 印刷 時に ファイルへ出力 へチェックしていた場合に指定するファイル名 ( リストナビ / リストビューア /Web 連携 ) 異なる文字列として解釈される [ 対象 ] - 表示条件の設定 の各入力欄 (Web 連携 ) - 帳票を検索 の各入力欄 (Web 連携 ) - ログイン画面の各入力欄 (Web 連携 ) 上記の入力欄に Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 または Windows Vista で追加された文字を入力した場合 異なる文字列 (&#(Unicode の 10 進表記 );) として解釈されます 入力することはできるが操作に失敗する [ 対象 ] - 一覧のファイル出力 で指定するファイル名 ( リストナビ ) - データ変換 で指定するファイル名 ( リストナビ / リストビューア /Web 連携 ) - 行の一覧からのデータ変換 ( リストビューア /Web 連携 )

452 - 表形式の一覧からのデータ変換 ( リストビューア /Web 連携 ) - 名前を付けて保存 で指定するファイル名( リストビューア ) いずれもファイルの保存に失敗します 入力文字確定時? ( 半角文字 ) に置き換えられる [ 対象 ] - 上記以外の全ての入力欄? ( 半角文字 ) となる文字を別の文字に変更してください I.2 Web クライアントで Internet Explorer を利用する場合 Web ブラウザとして Internet Explorer を使用する上での注意事項を説明します I.2.1 タブブラウジングについて Internet Explorer のタブブラウジング機能では 複数のタブを用いた操作ができます List Works の Web 連携機能で複数タブを使用すると 以下の不具合が発生するため 複数タブを使用した操作は行わないでください 現象 List Works の Web 連携機能で 同一のウィンドウで複数タブを使用すると パラメタに異常があるためログアウトしました または ログインしていないかタイムアウトのためログアウトしました のメッセージが表示され 異常終了します 上記の問題を防ぐために 以下の設定を行い複数タブを選択できないようにすることを推奨します 1. Internet Explorerの ツール メニューより インターネットオプション を選択します 2. インターネットオプション ダイアログボックスの 全般 タブにある タブ の 設定 ボタンをクリックします 3. タブブラウズの設定 ダイアログボックスで タブブラウズを有効にする のチェックを外し OK ボタンをクリックします 4. Internet Explorerを再起動します I.2.2 保護モードについて Internet Explorer の保護モードは ActiveX コントロールからフォルダやレジストリへの書き込みを制限します Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows 8 Windows 7 または Windows Vista で Internet Explorer を使用する場合 保護モードの初期設定は有効です List Works の Web 連携機能では 保護モードが有効の場合 以下の機能に影響があります 1. データ変換 データ変換ではファイルの保存先を指定しますが 保存先に中間または高い整合性のフォルダを指定した場合にはリダイレクトされ インターネット一時ファイル用のフォルダに保存されます また データ変換 ダイアログボックスで 拡張子に関連付けられたアプリケーションを起動する をチェックしていると 保存先がリダイレクトされた場合には 起動したアプリケーションでファイルの読み込みに失敗します

453 2. 印刷 - 印刷時 ファイルに出力 チェックボックスにチェックを入れていた場合にはファイルの保存先を指定しますが 保存先に整合性アクセスレベルが中間または高いフォルダを指定した場合にはアクセスが拒否された旨のメッセージが表示され ファイルを保存できません - Web クライアントでは オペレーティングシステムの 通常使用するプリンタ が List Works の初期設定のプリンタとなります 保護モード無効時には 通常使用するプリンタ の印刷設定が 初期設定に正しく反映されますが 保護モード有効時には 反映されません 3. 検索条件の保存 / 読み込み 保護モード有効時に保存した検索条件は 保護モード無効時に利用できません また逆に 保護モード無効時に保存した検索条件は 保護モード有効時に利用できません 4. ヘルプの表示 保護モード有効時にヘルプを表示すると 白紙のヘルプ画面が起動されます そのヘルプ画面とは別に もう一つブラウザが起動され そのブラウザ上にヘルプの内容が表示されます 上記の問題を防ぐために Web ゲートウェイサーバのアドレスを 信頼済みサイト に追加することをお勧めします セキュリティゾーンのうち 信頼済みサイト は 保護モードが規定でオフとなっているため 通常と同様の操作を行うことができます I.2.3 ActiveX Opt-in について Internet Explorer の ActiveX Opt-in は ユーザが明示的に有効にしなかった ActiveX コントロールを自動的に無効化します List Works の Web 連携機能で帳票の表示 / 印刷を行う場合 List Works ListPrint ActiveX Control を有効にしてください ActiveX コントロールを自動的に無効化されないようにするためには Web ゲートウェイサーバが属しているセキュリティゾーンで 前回使用されなかった ActiveX コントロールを警告なしで実行するのを許可する を 有効にする に設定することで可能です 信頼済みサイト では 上記の設定が既定で 有効にする に設定されているため Web ゲートウェイサーバのアドレスを 信頼済みサイト に追加することをお勧めします I.2.4 複数の Internet Explorer の起動について Internet Explorer では Internet Explorer のアイコンをクリックして複数の Internet Explorer を起動した場合 すべて同一セッションとして扱われます List Works の Web 連携機能で上記の操作をすると 以下の不具合が発生するため 上記の操作は行わないでください 現象 List Works の Web 連携機能で Internet Explorer のアイコンをクリックして複数の Internet Explorer を起動して操作すると パラメタに異常があるためログアウトしました または ログインしていないかタイムアウトのためログアウトしました のメッセージが表示され 異常終了します 上記の問題を防ぐために Internet Explorer の ファイル メニューより 新規セッション を選択して 複数の Internet Explorer を起動してください I.2.5 最終閲覧セッションを再度開くについて Internet Explorer では 最終閲覧セッションを再度開く を使用して List Works を操作することはできません

454 I.2.6 ズーム機能について Internet Explorer 7 では ズーム機能 を使用して List Works を操作することはできません Internet Explorer 7 におけるズーム機能の詳細については Microsoft 社のホームページを参照してください I.2.7 ActiveXフィルターについて ActiveXフィルターは Internet Explorer 9 10の機能で ActiveXを無効にし 任意のサイトでのみActiveXを有効にする機能です List WorksのWeb 連携機能では ActiveXフィルターが有効の場合 以下の不具合が発生します 現象 - 帳票を表示する画面が正しく表示されない - 帳票の一覧画面で 印刷 ボタンをクリックしたときに表示されるページ設定画面が正しく表示されない - ポーリング印刷が正しく動作しない 上記の問題に対処するには アドレスバーにある ActiveX フィルター アイコンをクリックして List Works で使用する URL に対して ActiveX フィルターを無効にしてください I.2.8 PDF 保存について Internet Explorer 9 以降では Internet Explorerでファイルを保存する仕様が 以下のように変更されました ファイルを保存するときに Internet Explorerの下部に通知バーが表示される 通知バーで 保存 ボタンをクリックすると Internet Explorerの 既定のダウンロードフォルダー に自動的に保存される このため Internet Explorer 8 以前と同じように任意の場所に保存するには 以下の手順で操作します 1. Web 一覧画面で PDF 保存 ボタンをクリックします 2. 帳票のPDF 保存の確認画面で はい を選択します 3. Internet Explorerの下部に表示される通知バーで 保存 ボタン横に表示される ボタンをクリックします 4. 表示されるメニューから 名前を付けて保存 を選択し 任意の場所に保存します I.2.9 ご使用になる前に ボタン PDF 表示 ボタン マニュアル ボタンおよび ヘルプ ボタンをクリックしたときの動作について Internet Explorer 9 以降では ポップアップの発生時 の初期値が 常に新しいウィンドウでポップアップを開く から ポップアップを開く方法を Internet Explorer で自動的に判定する に変更されました このため List Works の Web 連携機能で使用する以下のボタンをクリックすると 新しいタブに表示されます マニュアルを開く ボタン ご使用になる前に ボタン PDF 表示 ボタン ヘルプ ボタン

455 Internet Explorer 8 以前と同じように操作したい場合は 以下の手順で Internet Explorer の設定を変更します 1. Internet Explorer の ツール - インターネットオプション を選択します 2. インターネットオプション ダイアログボックスで 全般 タブの タブ にある 設定 ボタンをクリックします 3. タブブラウズの設定 ダイアログボックスで ポップアップの発生時 に 常に新しいウィンドウでポップアップを開く を選択し OK ボタンをクリックします I.2.10 Internet Explorer 10 のユーザーインターフェースについて Internet Explorer 10 では 新しいユーザーインターフェースが追加されました Internet Explorer 10 の新しいユーザーインターフェースでは List Works の画面が正しく表示されません List Works の Web 連携機能を操作するには デスクトップ版の Internet Explorer 10 を使用してください

456 付録 J 設定が必要なアクセス権 この章では 保管フォルダ および 保管フォルダ内の帳票の操作に必要なアクセス権について説明します J.1 設定が必要なアクセス権 J.1 設定が必要なアクセス権 保管フォルダ および 保管フォルダ内の帳票の操作とそれに必要なアクセス権について説明します 注 1: 注 2: 作成元フォルダに必要です 移動元フォルダに フォルダの移動 フォルダの削除 移動先フォルダに フォルダの作成 フォルダのプロパティ表示 両フォルダに フォルダの表示 が必要です

457 注 3: 注 4: 注 5: 注 6: 注 7: 注 8: 複写元フォルダに フォルダの複写 複写先フォルダに フォルダの作成 フォルダのプロパティ表示 両フォルダに フォルダの表示 が必要です フォルダ配下のフォルダに フォルダの表示 が必要です 移動元フォルダに 帳票の移動 帳票の削除 両フォルダに フォルダ配下の帳票一覧表示 帳票の表示 が必要です 複写元フォルダに 帳票の複写 両フォルダに フォルダ配下の帳票一覧表示 帳票の表示 が必要です マイコンピュータの保管フォルダに帳票を複写する場合は 名前を付けて保存 も必要です グループフォルダの設定で 元の帳票を削除する がチェックされている場合は 帳票の削除 権限も必要です V8 以前の互換用です V9.0.1 以降では廃止されています 注意 帳票に対するアクセス権を設定する場合は 帳票が格納されている保管フォルダのアクセス権と帳票のアクセス権の両方で許可されている場合に 機能の使用が可能となります

458 付録 K オーバレイ名の仕様 この章では List Works で扱う帳票種のオーバレイ名の仕様について説明します K.1 オーバレイ名の仕様 K.1 オーバレイ名の仕様 List Worksで扱う帳票種のオーバレイ名の仕様について説明します 富士通ホスト帳票オーバレイ種別ドットオーバレイ (KOL1) ベクトルオーバレイ (KOL5 KOL6) オーバレイ名 Charset Managerを使用して印刷資源を管理するかどうかで異なります - 管理する場合半角英数字で4 文字以下であること - 管理しない場合半角文字 4 文字以下であること ただし Solaris 版 List Worksの場合は 英字は大文字で指定すること NetCOBOL/MeFt 帳票オーバレイ種別ベクトルオーバレイ (KOL5 KOL6) オーバレイ名拡張子含めず英数字 8バイト以内であること (FORMの仕様) List Creator 帳票オーバレイ種別ベクトルオーバレイ (KOL6) オーバレイ名 List Creatorの帳票定義の定義名.ovl(List Creatorの仕様 ) で 拡張子含めて32バイト以内であること 一般アプリ帳票オーバレイ種別ベクトルオーバレイ (KOL5 KOL6) オーバレイ名ダミーオーバレイは 帳票名.ovl (KOL6オーバレイ) で 拡張子含めて32バイト以内であること オーバレイを作成する場合 FORMで作成するため オーバレイ名はFORMの規約に準ずることになる この場合 拡張子含めず英数字 8バイト以内 のオーバレイ名となる

459 ASP 版 List Worksとの連携で登録された帳票オーバレイ種別ドットオーバレイ (KOL1) ベクトルオーバレイ (KOL2) (xxxは英数字) というオーバレイ名となる (ASP 版 List Worksの仕様 )

460 付録 L 帳票保管活用機能の IPv6 対応 帳票保管活用機能における IPv6 の対応範囲および留意事項について 説明します L.1 帳票保管活用機能の IPv6 対応 本バージョンレベルの以下のコンポーネント間では IPv6 で通信できます リスト管理サーバ ( 帳票仕分け管理も含む )( 注 1) Web 連携 (Web ゲートウェイサーバ ( 注 1) Web クライアント ) 帳票データ転送アダプタ ( データ転送コネクタ ) List Works クライアント ( 注 2) 注 1: リスト管理サーバおよび Web ゲートウェイサーバは IPv4/IPv6 デュアルスタック環境で運用してください (IPv6 のみの環境には 対応していません ) 注 2: List Works クライアントで帳票エントリファイルを受信して 帳票を表示する場合は IPv4/IPv6 デュアルスタック環境で運用してください (IPv6 のみの環境には 対応していません ) 上記のコンポーネントと以下のコンポーネントとの間は IPv4 でのみ通信します 以下のリスト管理サーバ ( 帳票仕分け管理も含む ) Web 連携 (Web ゲートウェイサーバ Web クライアント ) および List Works クライアント - Windows 版 V10.1 以前 - Solaris 版 V8 以前 - Linux 版 Windows 版帳票データ転送アダプタ ( データ転送コネクタ )V10.1 以前 帳票データ転送アダプタ (List Works 仮想プリンタ ) リストファイリングサーバ また 富士通ホストと本バージョンレベルのリスト管理サーバとの間も IPv4 でのみ通信します IPv6 で通信を行うには 通信が行われる双方で IPv6 プロトコルを有効にする必要があります また IPv4 で通信を行うには 通信が行われる双方で IPv4 プロトコルを有効にする必要があります 帳票保管活用機能の各コンポーネント間における通信は IPv4 アドレスを指定すると IPv4 IPv6 アドレスを指定すると IPv6 で通信します このため IP アドレスやホスト名を指定するコンピュータが IPv4/IPv6 デュアルスタックに対応している場合は 接続先のサーバで対応しているプロトコルを確認したうえで 指定する必要があります 注意 通信が行われている双方でプロトコルが一致しない場合は 接続エラーとなります ホスト名で指定する場合 IPv4 または IPv6 のどちらで通信するのかは DNS サーバまたは hosts での名前解決の設定に依存します 接続に失敗する場合は DNS サーバまたは hosts での名前解決の設定を見直してください 以下の OS は IPv6 に対応していません - Windows Server Windows XP

461 List Works プリンタドライバは OS のネットワークプリンタの機能を使用して通信しており TCP/IP で通信を行っていません このため IPv4/IPv6 の環境に関わらず動作します サポートするIPv6アドレス形式以下のIPv6アドレスが指定可能です グローバルユニキャストアドレス (GUA) ユニークローカルアドレス (ULA) また RFC5952に準拠する省略形式もサポートします 帳票保管活用機能の各コンポーネント間における IPv6 通信 帳票保管活用機能の各コンポーネント間における IPv6 通信について 説明します 実線 :IPv4/IPv6 通信が可能破線 :IPv4 通信のみ可能 (1) Windows/Solaris 版の帳票データ転送アダプタ ( データ転送コネクタを使用 ) リスト管理サーバ データ転送コネクタの設定で IPv6 アドレス または IPv6 アドレスに対応付けられたホスト名を指定すると リスト管理サーバとデータ転送コネクタの間は IPv6 で通信します (IPv4 の場合も同様です ) データ転送コネクタの設定については 環境構築手引書 を参照してください (2) リスト管理サーバ List Works クライアント リスト管理サーバへ接続 ダイアログボックスで IPv6 アドレス または IPv6 アドレスに対応付けられたホスト名を指定すると リスト管理サーバと List Works クライアントの間は IPv6 で通信します (IPv4 の場合も同様です ) リスト管理サーバへ接続 ダイアログボックスについては 操作手引書利用者編 を参照してください (3) リスト管理サーバ Web ゲートウェイサーバ Web クライアントのログイン画面の ホスト名 で IPv6 アドレス または IPv6 アドレスに対応付けられたホスト名を指定すると リスト管理サーバと Web ゲートウェイサーバの間は IPv6 で通信します (IPv4 の場合も同様です )

462 Web クライアントのログイン画面については " 操作手引書利用者編 " を参照してください (4) Web ゲートウェイサーバ Web クライアント Web クライアントで接続先 URL に IPv6 アドレスに対応付けられたホスト名を指定すると Web ゲートウェイサーバと Web クライアントの間は IPv6 で通信します (IPv4 の場合は IPv4 アドレス または IPv4 アドレスに対応付けられたホスト名の指定が可能です ) 注意 Web ブラウザの URL に IPv6 アドレスを直接指定した場合は 正しく動作しません Web クライアントでのログインについては 操作手引書利用者編 を参照してください (5) リスト管理サーバ ( 帳票仕分け管理 : 仕分け元のサーバ ) リスト管理サーバ ( 仕分け先のサーバ ) 仕分け定義体の CM レコードで IPv6 アドレス または IPv6 アドレスに対応付けられたホスト名を指定すると 仕分け先サーバのリスト管理サーバと仕分け元サーバのリスト管理サーバ ( 帳票仕分け管理 ) との間は IPv6 で通信します (IPv4 の場合も同様です ) 仕分け定義体レコードの CM レコードについては 帳票仕分け手引書 を参照してください 保管データベースとの IPv6 通信 保管データベースとの IPv6 通信について 説明します 帳票保管活用機能は Symfoware データベースや Oracle データベースと IPv6 で通信できます 製品版の Symfoware Oracle を使用している場合は 各製品のマニュアルを参照してください 保管データベースを List Works サーバに設定する場合 特に意識する必要はありません 保管データベースを List Works サーバとは別にデータベースサーバとして設定する場合 Symfoware データベースの場合 以下の環境設定で IPv6 アドレスに対応付けられたホスト名を指定すると リスト管理サーバと Symfoware データベースの間は IPv6 で通信します - Symfoware データベースの環境設定 - サーバ動作環境ファイル 注意 - Symfoware データベースは IPv6 の IP アドレス指定には対応していません IPv6 環境で使用する場合は Symfoware データベースの接続ホスト名には ホスト名を指定する必要があります - Symfoware データベースのクラスタ運用では IPv6 に対応していません Oracle データベースの場合 Oracle データベースの環境設定で IPv6 アドレス または IPv6 アドレスに対応付けられたホスト名を指定すると リスト管理サーバと Oracle データベースの間は IPv6 で通信します

463 注意 Oracle RAC は IPv6 に対応していません

464 付録 M 帳票ごとに外字を切り替える運用 <Windows 版のみ > 帳票ごとに外字を切り替える運用の概要や手順について 説明します M.1 概要 Charset Manager で設定された複数の業務の外字を List Works で帳票ごとに外字を切り替えて登録します List Works では 上記により登録した外字は イメージデータ ( ビットマップ ) として扱います 本運用には Charset Manager V9.4 が必要です 帳票ごとに外字を切り替える運用の使用イメージは 以下のとおりです 注意 外字をイメージデータ ( ビットマップ ) で扱うため 外字を文字コードで扱う運用の場合には 帳票ごとに外字を切り替えられません 外字をイメージデータ ( ビットマップ ) で扱うため 印刷データを検索すると外字がヒットしなかったり データ変換すると外字が になったりするなど 通常の外字をイメージデータで扱うときと同様の留意事項があります 外字をイメージで扱うときの留意事項については 外字 を参照してください M.1.1 使用できる帳票 文字コード系が Unicode の List Creator 帳票の場合に使用できます M.1.2 システム構成 帳票ごとに外字を切り替えるためのシステム構成を 以下に示します

465 別サーバ機に構築するパターン 同じサーバ機に構築するパターン List Creator 帳票を扱う場合のシステム構成については List Creator 帳票を扱う場合 を参照してください M.2 運用手順 帳票ごとに外字を切り替えるための手順を 以下に示します 手順 1:Charset Managerでの事前準備 Charset Managerで 複数の業務で外字を設定 配付します Charset Managerでの手順については Charset Managerのマニュアルを参照してください 手順 2:List Works での環境設定 List Works では 以下の環境設定を行います 電子帳票情報ファイルで MULTIFONTID キーを設定 リスト管理サーバ環境設定 ダイアログボックスの 登録 タブにある 外字の扱い を イメージデータ に設定 帳票データ転送アダプタ ダイアログボックスの 登録 タブにある 外字の扱い を イメージデータ に設定 < 別サーバ機に構築するパターンのみ > 電子帳票情報ファイルで MULTIFONTID キーを指定 Charset Manager で設定された業務名を 電子帳票情報ファイルの MULTIFONTID キーに指定します

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