Microsoft PowerPoint - handout10.ppt

Size: px
Start display at page:

Download "Microsoft PowerPoint - handout10.ppt"

Transcription

1 応用プログラミング第 10 回 ~ プログラミングの応用画像処理その 3~ 電気通信大学電子工学専攻 Intellgent Electronc Systems Group 本日の内容 1. typedefと #defne 2. カラーからグレースケールへ 3. 輝度の変換 4. 画像の2 値化 5. 画像を認識する 画像認識 文字認識 パターン ( テンプレート ) マッチング 6. 数字認識の例 7. 課題 長井隆行 2 補足 BYTE について p9-2.c でいきなり出現 unsgned char 型の別名を定義しただけ ( 定義は mybmp.h に書いてあります ) typedef typedef を使うと既存の型を自分の好きな呼び名で呼ぶことができる unsgned charというのは長くてうつのが面倒なので BYTEという別名を定義した 構造体などにも使える #nclude <stdo.h> #nclude <stdlb.h> /*malloc を使うために必要 */ #nclude <memory.h> /*memset を使うために必要 */ #pragma pack(2) /* 構造体のメンバーの境界整列を制御 ( おまじないだと思ってよい )*/ #defne BMP_HEADER_SIZE 54 /* ビットマップのヘッダは全部で 54 バイトあります */ typedef unsgned char BYTE; /* ビットマップファイルヘッダのための構造体定義 */ mybmpx.h の最初の方 3 typedef struct tagbitmapfileheader unsgned short bftype; unsgned long bfsze; unsgned short bfreserved1; unsgned short bfreserved2; unsgned long bfoffbts; BITMAPFILEHEADER; struct tagbitmapfileheader bmfh; BITMAPFILEHEADER bmfh; いちいちstructと書く必要がない! 4

2 #defne 似た機能で #defne というのもある これは単なる文字列の置き換え (typedefは既存の型の別名を定義するものなので違いに注意 ) セミコロンはいらない! 例 ) #defne PI PIという文字列がプログラム中に出てきたら という文字列で置き換えなさい プログラムの文字列レベルで置換が起きる プログラムをうつのが楽になる 具体的な数字がプログラム中にあるよりも意味のある文字で置き換えた方が分かりやすい 後から値を変更しやすい #defne BYTE unsgned char とできるが 型の場合はtypedefを使った方がよい 5 #defne を使った例 #nclude <stdo.h> #defne NUM 5 /* 人数 */ typedef unsgned char BYTE; /* 構造体のプロトタイプ宣言 */ typedef struct sesek nt code; /* 学籍番号 */ BYTE eng; /* 英語の点数 */ BYTE math; /* 数学の点数 */ char name[50]; /* 名前 */ SEISEKI; /* メイン関数 */ nt man(vod) nt ; SEISEKI classa[num]; /* 計算には特に意味はない */ for(=0; <NUM; ++) classa[].code=+1; classa[].eng = *10; /* 表示 ( 構造体配列のポインタに注意!)*/ for(=0; <NUM; ++) prntf("code %d score(eng) %d n", (classa+)->code, (classa+)->eng); return 0; 6 p10-1.c 回転の問題 ( 補足 ) カラーからグレースケール heght y 規模の小さな具体的な問題で具体的に考えると分かりやすい heght2=wdth x wdth y*wdth+x=2 (x=2, y=0) wdth2=heght x y y*wdth+x xとyの入れ替え x*wdth2+y 上下の入れ替え (heght2-x-1)*wdth2+y (heght2-x-1)*wdth2+y=2 (x=2, y=0) buf2[(heght2-x-1)*wdth2+y] = buf[y*wdth+x]; 7 前回は画素を移動しただけ ( 回転など ) 画像処理の本質は 画素値を演算によって得ること フィルタリング ( ぼかし 鮮鋭化など : ディジタル信号処理 ) 色の変換 カラー画像を白黒濃淡画像に変換するにはどうすれば? 8

3 カラーからグレースケール続き ITU standard: Y = (222*Red+707*Green+71*Blue)/1000 NTSC standard: Y = *R *G *B R と G と B の値を平均するのが一番簡単 Y=(R+G+B)/3 グレースケールのビットマップは R=G=B=Y とすることで作る ( 他のやり方もあるがこれが一番簡単 ) 9 グレースケールへの変換プログラム #nclude <stdo.h> #nclude <stdlb.h> #nclude "pgm.h" nt man(vod) /* 出力用 */ Rbuffer2 = (BYTE*)malloc( wdth*heght ); /* メモリ確保 */ Gbuffer2 = (BYTE*)malloc( wdth*heght ); Bbuffer2 = (BYTE*)malloc( wdth*heght ); for(y=0; y<heght; y++) for(x=0; x<wdth; x++) Rbuffer2[y*wdth+x] = (BYTE) ((Rbuffer[y*wdth+x]+Gbuffer[y*wdth+x]+Bbuffer[y*wdth+x])/3.0); Gbuffer2[y*wdth+x] = Rbuffer2[y*wdth+x]; Bbuffer2[y*wdth+x] = Rbuffer2[y*wdth+x]; /******************* ここまで ******************************/ /* 書き込み処理 */ Plane2RGB(buffer, Rbuffer2, Gbuffer2, Bbuffer2, wdth, heght); /*buffer は入力のものを転用する */ SaveBtmap("result.bmp", buffer, wdth, heght); p10-2.c 10 輝度の変換 全体的に暗い画像を明るくしたい! 各画素を定数倍する ( 定数の大きさによって明るさが変化 ) カラーでも グレースケールでも基本は同じ 但し 単純に定数倍すると失敗する可能性が高い プログラム上の問題 解決するにはどうすればいいでしょうか? 定数 定数 定数 double tmp_px; double const_val=2; /* 輝度を 2 倍にする */ for(y=0; y<heght; y++) for(x=0; x<wdth; x++) tmp_px = const_val*rbuffer[y*wdth+x]; Rbuffer2[y*wdth+x] = (BYTE) tmp_px; tmp_px = const_val*gbuffer[y*wdth+x]; Gbuffer2[y*wdth+x] = (BYTE) tmp_px; tmp_px = const_val*bbuffer[y*wdth+x]; Bbuffer2[y*wdth+x] = (BYTE) tmp_px; 画像の位置によって定数の大きさを変化させれば 特定のものだけを明るくすることもできる 11 12

4 ミニテスト ( 問 1) 輝度を定数倍するプログラムの問題を解決しましょう まず 何が問題かを突き止めましょう プログラムを修正しましょう ヒント : 画素を表現するのに使っている型がポイント (BYTE は unsgned char を定義しなおしたものです ) バナナを取り出せ! 画像中のバナナだけを取り出すにはどうすればよいか? double tmp_px; double const_val=2; /* 輝度を 2 倍にする */ for(y=0; y<heght; y++) for(x=0; x<wdth; x++) tmp_px = const_val*rbuffer[y*wdth+x]; Rbuffer2[y*wdth+x] = (BYTE) tmp_px; tmp_px = const_val*gbuffer[y*wdth+x]; Gbuffer2[y*wdth+x] = (BYTE) tmp_px; tmp_px = const_val*bbuffer[y*wdth+x]; Bbuffer2[y*wdth+x] = (BYTE) tmp_px; 13 f( 画素値 == バナナの色 ) 画素値 *1 else 画素値 *0 注 1) 閾値はそれぞれの画像で異なっている注 2) 別にバナナが死ぬほど好きなわけではない p10-4.c ( ネットで集めた果物の画像付 ) 14 画像から意味のある情報を取り出す 2 値化 濃淡画像を白黒に変換する 意味のある情報を取り出す ( 情報を圧縮する ) デザイン効果 画像の 2 値化 Color2Gray Rbuffer[1] Rbuffer[2] Rbuffer[0] wdth グレースケール画像 Rbuffer[wdth-1] Rbuffer2 heght 出力 ハードリミット関数 255 新しい画像用のバッファ ( 入れ物 ) mage1[0][x] 0 閾値 Threshold 画素値 heght 15 wdth 指定したファイル名で保存 16

5 ミニテスト ( 問 2) 2 値化するプログラムをつくりましょう ヒント グレースケールの画素値が閾値 (Threshold) より大きければ255, 小さければ0をRbuffer2[] に入れればよい Gbuffer2[], Bbuffer2[] も同じものを入れる もし~なら そうでなければ はどのようにしますか? 思い出しましょう 2 値化プログラムの例 1 nt man(vod) double tmp_px; double threshold=100; /* 閾値 */ /* 出力用 */ Rbuffer2 = (BYTE*)malloc( wdth*heght ); /* メモリ確保 */ Gbuffer2 = (BYTE*)malloc( wdth*heght ); Bbuffer2 = (BYTE*)malloc( wdth*heght ); for(y=0; y<heght; y++) for(x=0; x<wdth; x++) tmp_px = ((Rbuffer[y*wdth+x]+Gbuffer[y*wdth+x]+Bbuffer[y*wdth+x])/3.0); f(tmp_px > threshold) Rbuffer2[y*wdth+x] = 255; Gbuffer2[y*wdth+x] = 255; Bbuffer2[y*wdth+x] = 255; else Rbuffer2[y*wdth+x] = 0; Gbuffer2[y*wdth+x] = 0; Bbuffer2[y*wdth+x] = 0; /******************* ここまで ******************************/ /* 書き込み処理 */ Plane2RGB(buffer, Rbuffer2, Gbuffer2, Bbuffer2, wdth, heght); /*buffer は入力のものを転用する */ SaveBtmap("result.bmp", buffer, wdth, heght); p10-5.c 2 値化プログラムの例 2 条件演算子 nt man(vod) double tmp_px; double threshold=100; /* 閾値 */ /* 出力用 */ Rbuffer2 = (BYTE*)malloc( wdth*heght ); /* メモリ確保 */ Gbuffer2 = (BYTE*)malloc( wdth*heght ); Bbuffer2 = (BYTE*)malloc( wdth*heght ); for(y=0; y<heght; y++) for(x=0; x<wdth; x++) tmp_px = ((Rbuffer[y*wdth+x]+Gbuffer[y*wdth+x]+Bbuffer[y*wdth+x])/3.0); Rbuffer2[y*wdth+x] =(tmp_px > threshold)? 255:0; Gbuffer2[y*wdth+x] =(tmp_px > threshold)? 255:0; Bbuffer2[y*wdth+x] =(tmp_px > threshold)? 255:0; /******************* ここまで ******************************/ /* 書き込み処理 */ Plane2RGB(buffer, Rbuffer2, Gbuffer2, Bbuffer2, wdth, heght); /*bufferは入力のものを転用する*/ SaveBtmap("result.bmp", buffer, wdth, heght); 19 p10-6.c 条件式? 式 1: 式 2 条件式が真 式 1 条件式が偽 式 2 Rbuffer2[] = (Rbuffer[] > threshold)? 255 : 0 ; 条件式 (Rbuffer[] > threshold) (Rbuffer[] > threshold) f を使って書き直すことができる が真の時は 255 を出力 が偽の時は 0 を出力 20

6 画像認識 例えば文字認識 画像認識とは 画像のパターンを判別すること 予め用意したパターンの辞書と比較 入力と最も近いパターンを判別結果とする 近さの基準をどうするか? が大変重要 画像入力 ( スキャナ or カメラ ) 2 値化 レイアウト解析 一つの文字を取り出す 入力 システム 出力 どの文字パターンに最も近いかを判定 文字パターンの辞書認識したい文字全ての形に関する情報 電気通 信 物体画像 物体辞書 認識物体 21 no 全ての文字を判別したか? yes 大学 22 パターンを認識する テンプレートマッチング レイアウト解析後に切り出した文字パターンが何か? を判別するには どうすればよいか 全ての文字に対して基準となるパターンを用意 基準パターンと入力パターンの近さを計る 基準パターンとはどのようなものか? 基準パターンと入力パターンの近さはどのように定義するか? 差の絶対値の和 (SAD) 正規化相互相関 (NCC) 平均 テンプレート ( パターン ) マッチング 基準パターンは画像そのもの ( テンプレート ) 基準パターン ( テンプレート ) に最も近い物を探す 一般にテンプレート画像と入力画像は同じ大きさではない マッチする場所を探す必要がある 大きさの違いや傾きなども考慮する必要がある SAD( a, b) = a b n NCC( a, b) = n n ( a a)( b 2 ( a a) b ) n ( b b )

7 数字を認識してみよう 数字を認識してみよう ( 続き ) 入力 2 値化した入力画像とテンプレートの画素の一致度 ( いくつ一致するか ) を数える それぞれと比較する テンプレート ( 辞書 ) 2 値化 ピクセルの画像に数字を書いて入力する どれと最も近いのかをどのように計算するかが問題 25 テンプレートと比較 黒画素の数が一致した数黒が多い方が近い? 26 本当にこれでできるのか? 処理の流れ 0 で一致した画素数 2976 画素 1 で一致した画素数 2932 画素 2 で一致した画素数 2873 画素 3 で一致した画素数 2925 画素 4 で一致した画素数 3014 画素 5 で一致した画素数 2800 画素 6 で一致した画素数 2979 画素 7 で一致した画素数 2921 画素 8 で一致した画素数 2911 画素 9 で一致した画素数 2961 画素 27 入力画像の読み込み 入力画像の 2 値化 Rbuffer2 へ プログラムの流れをつかもう 興味のある人は是非作ってみましょう 番目の数字テンプレート読み込み 番目の数字テンプレートと Rbuffer2 の比較 ++ 一致度を score[] へ保存 No <10? Yes score[] の最大値とそのときの を求める (max_ndex に保存 ) 結果の表示 28

8 数字を認識してみよう ( 続き ) もっとうまい方法はないか? まずは単純なマッチングの欠点を考えてみる 形のちょっとした変化に弱い 位置ずれに弱い もっと大雑把な数字の特徴をつかんだ方が良い うまく判別できる特徴を考えてみよう 文字認識ではエッジの方向性がよく使われる 最終課題 透明人間になってみたい! せめて画像処理で楽しみましょう 2 枚の画像を使う自分で用意しても良い ( 三脚などでカメラを固定する ) 自分で作ったプログラムで処理すると透明人間 ( もどき ) に! 特徴量 特徴量 動画にすればこんな感じ 静止画をつなげたものが動画 ( ぱらぱら漫画と同じ仕組み ) ポイント 画像は back.bmp と front.bmp の 2 枚をこちらで用意 ( 自分で用意してもいいです ) 画素値は unsgned char 型 (BYTE で定義しなおしている ) なのでオーバーフローを気にする必要がある 演算は double 型で行って ( 必要があれば ) 結果をキャストする p10-7.c にヒントプログラムがある ( やり方はひとつではないので 独自に作ってももちろんかまいません ) 好きな透明度の画像を最低 1 枚作ればよい ( 興味があれば ビットマップをつなげて AVI ファイルにするフリーソフトがあるので試してみてください ) (AVI Maker) ソースコードと画像 ( できれば JPEG に圧縮 ) をメールで送る 課題の締め切り 8/8( 日 ) 24:00 まで 31 32

Microsoft PowerPoint - handout07.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - handout07.ppt [互換モード] Outline プログラミング演習第 7 回構造体 on 2012.12.06 電気通信大学情報理工学部知能機械工学科長井隆行 今日の主眼 構造体 構造体の配列 構造体とポインタ 演習課題 2 今日の主眼 配列を使うと 複数の ( 異なる型を含む ) データを扱いたい 例えば 成績データの管理 複数のデータを扱う 配列を使う! 名前学籍番号点数 ( 英語 ) 点数 ( 数学 ) Aomori 1 59.4

More information

Microsoft PowerPoint - handout09.ppt

Microsoft PowerPoint - handout09.ppt 応用プログラミング第 9 回 ~ プログラミングの応用画像処理その 2~ 本日の内容 1. まずは課題 2. 画像処理の色々 3. 色々とプログラムを手直ししよう 4. 上下左右の入れ替え 回転 5. 縮小 6. 拡大 7. 拡大するのは難しい 電気通信大学電子工学専攻 Intelligent Electronic Systems Group 長井隆行 課題 bitmap.bmpをコンソールに表示してみましょう!

More information

Microsoft PowerPoint - comprog11.pptx

Microsoft PowerPoint - comprog11.pptx Outline プログラミング演習第 回エッジを検出する on 3..4 電気通信大学情報理工学部知能機械工学科長井隆行 画像の本質 輝度の境目に情報あり! 画像の微分と 階微分 エッジ検出 画像をぼかす 本日の課題 画像の本質 エッジ抽出 画像の情報は境目にあり! エッジ 輝度が大きく変化しているところ ( 境界 ) 画像の情報はエッジにあり 輝度 人間の視覚系でも特定のエッジの方向に発火するニューロンが見つかっている

More information

Microsoft PowerPoint - handout09.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - handout09.ppt [互換モード] Outline プログラミング演習第 9 回画像処理の基本その 1 on 2013.01.10 電気通信大学情報理工学部知能機械工学科長井隆行 画像処理入門 ~ 画像を知る~ CCDカメラの仕組み グレースケール画像 カラー画像 画像ファイルのフォーマット 画像の入出力 本日の課題 2 CCD カメラの仕組みを簡単に いよいよ画像 白黒濃淡画像 ( グレースケール画像 ) CCD カメラでは 受光面に映し出された光の情報

More information

Microsoft Word - no204.docx

Microsoft Word - no204.docx 2. ファイル処理 2.1 ファイル処理の基本いままでは プログラムを実行したとき 入力はキーボードから入れていました また その結果を画面で確認していました 簡単なものならそれでもいいのですが 複雑な入力はファイルから読み込んだり 結果は画面で見るだけでなくファイルに保存できればよいでしょう ここでは ファイル処理について説明します 使う関数のプロトタイプは次のとおりです FILE *fopen(const

More information

Microsoft Word - no12.doc

Microsoft Word - no12.doc 7.5 ポインタと構造体 構造体もメモリのどこかに値が格納されているのですから 構造体へのポインタ も存在します また ポインタも変数ですから 構造体のメンバに含めることができます まずは 構造体へのポインタをあつかってみます ex53.c /* 成績表 */ #define IDLENGTH 7 /* 学籍番号の長さ */ #define MAX 100 /* 最大人数 */ /* 成績管理用の構造体の定義

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラミング応用演習 第 3 回構造体, ファイル入出力 先週の出席確認へのコメント 暗号を破りたいが 平文の候補が多すぎる 人間の目で確認する代わりに どんなプログラムがあればよいか? 辞書を挙げた人が多かった 正しい着眼です 何億個もの平文候補が想定されるので 形態素解析や品詞判別を挙げた人もいます 辞書に近い回答で悪くはないのですが 平文候補ごとにあまり高機能なものを呼び出すと時間がかかる

More information

演算増幅器

演算増幅器 構造体 ここまでに char int doulbe などの基本的なデータ型に加えて 同じデータ型が連続している 配列についてのデータ構造について習った これ以外にも もっと複雑なデータ型をユーザが定義 することが可能である それが構造体と呼ばれるもので 異なる型のデータをひとかたまりのデー タとして扱うことができる 異なるデータをまとめて扱いたい時とはどんな場合だろうか 例えば 住民データを管理したい

More information

memo

memo 数理情報工学演習第一 C プログラミング演習 ( 第 5 回 ) 2015/05/11 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 今日の内容 : プロトタイプ宣言 ヘッダーファイル, プログラムの分割 課題 : 疎行列 2 プロトタイプ宣言 3 C 言語では, 関数や変数は使用する前 ( ソースの上のほう ) に定義されている必要がある. double sub(int

More information

untitled

untitled 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. Intelligent Electronic Systems Group 4 PC bitmap.bmp (255,0,0)"" p8-2forint.c or p8-2formot.cdl (printf) (R,G,B)=(127,127,0) (R,G,B)=(255,127,0) viewer bitmap.bmp 1616 24bit (R,G,B)

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 講座準備 講座資料は次の URL から DL 可能 https://goo.gl/jnrfth 1 ポインタ講座 2017/01/06,09 fumi 2 はじめに ポインタはC 言語において理解が難しいとされる そのポインタを理解することを目的とする 講座は1 日で行うので 詳しいことは調べること 3 はじめに みなさん復習はしましたか? 4 & 演算子 & 演算子を使うと 変数のアドレスが得られる

More information

Microsoft PowerPoint - handout08.ppt

Microsoft PowerPoint - handout08.ppt 応用プログラミング第 8 回 ~ プログラミングの応用画像処理入門 1~ 本日の内容 1. 画像処理入門 ~ 画像を知る ~ 1. CCD カメラの仕組み 2. グレースケール画像 3. カラー画像 4. 画像ファイルのフォーマット 5. 画像の入出力 2. 課題 3 電気通信大学電子工学専攻 Intelligent Electronic Systems roup 長井隆行 FILE 構造体とは?(

More information

Microsoft PowerPoint - 12.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 12.ppt [互換モード] 第 12 回新しい型と構造体 1 今回の目標 新しい型の定義法を理解する 構造体を理解する 複素数同士を足し算する関数を作成し その関数を利用するプログラムを作成する 2 複素数の足し算 複素数は実部と虚部の2つの実数で 表現される z = a+ bi z = a + bi z = a + b i 2 つの複素数 1 1 1 と 2 2 2 の和 z = a + bi は 次式で与えられる 3 3

More information

Microsoft PowerPoint - kougi8.ppt

Microsoft PowerPoint - kougi8.ppt C プログラミング演習 第 8 回構造体とレコードデータファイル 1 例題 1. バイナリファイル形式のファイル からのデータ読み込み 次のような名簿ファイル ( バイナリファイル形式 ) を読み込んで, 画面に表示するプログラムを作る name Ken Bill Mike age 20 32 35 address NewYork HongKong Paris 名簿ファイル 2 #include "stdafx.h"

More information

C プログラミング演習 1( 再 ) 2 講義では C プログラミングの基本を学び 演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ

C プログラミング演習 1( 再 ) 2 講義では C プログラミングの基本を学び 演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ C プログラミング演習 1( 再 ) 2 講義では C プログラミングの基本を学び 演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ 今回のプログラミングの課題 次のステップによって 徐々に難易度の高いプログラムを作成する ( 参照用の番号は よくわかる C 言語 のページ番号 ) 1. キーボード入力された整数 10 個の中から最大のものを答える 2. 整数を要素とする配列 (p.57-59) に初期値を与えておき

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラミング応用演習 第 5 回演習 前回までのお話 ポインタ ポインタを用いた文字列処理 構造体 ファイル 再帰的構造体 リスト構造 動的メモリ管理 今日のお題 ポインタやファイルなど これまでの内容の練習 教材 以前 以下に単語を収録したファイルがあることを紹介した : /usr/share/dict/words この中からランダムに単語を取り出したファイルを用意した http://sun.ac.jp/prof/yamagu/2019app/

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 講座を行う前に 自己紹介 僕と上回生について 1 年生同士で少しお話しよう! オリエンテーションの宿題 アルゴロジック http://home.jeita.or.jp/is/highschool/algo/index3.html どこまでできましたか? あまりできなかった人はこれから全部クリアしよう! 2016 年度 C 言語講座 第一回目 2016/6/11 fumi 今回の目標 プログラムを書いて実行するやり方を覚える

More information

Microsoft Word - no15.docx

Microsoft Word - no15.docx 7. ファイルいままでは プログラムを実行したとき その結果を画面で確認していました 簡単なものならそれでもいいのですか 複雑な結果は画面で見るだけでなく ファイルに保存できればよいでしょう ここでは このファイルについて説明します 使う関数のプロトタイプは次のとおりです FILE *fopen(const char *filename, const char *mode); ファイルを読み書きできるようにする

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラミング応用演習 第 4 回再帰的構造体 前回の出席確認演習 #include int main() { FILE *fp; int c, linecount, length, maxlength; fp=fopen("/usr/share/dict/words","r"); if (fp == NULL) return 1; linecount=0; length=0;

More information

Microsoft Word - no13.docx

Microsoft Word - no13.docx 4. 構造体 4.1 構造体とは たとえば 分数をそのまま扱うときを考えてみましょう 分数は分子と分母の 2 つの部分からな っていることから 2 つの変数を用いて表すことが必要です ここでは約分も行うこととします ex34.c /* 分数の計算 */ int gcd(int m, int n); int a_num, a_den; /* 分数 a */ int b_num, b_den; /* 分数

More information

Microsoft Word - Cプログラミング演習(10)

Microsoft Word - Cプログラミング演習(10) 第 10 回 (6/25) 3. ファイルとその応用 (3) ファイルの更新 シーケンシャルファイルの更新 シーケンシャルファイルでは, 各レコードが可変長で連続して格納されており, その中の特定のレコードを変更することができない そこで一般的には, マスタファイルからデータを取り出し, 更新処理を行ったあとに新マスタファイルに書き込む 注 ) マスタファイル : 主ファイル, 基本ファイルと呼ばれるファイルで内容は比較的固定的であり,

More information

プログラミング実習I

プログラミング実習I プログラミング実習 I 05 関数 (1) 人間システム工学科井村誠孝 m.imura@kwansei.ac.jp 関数とは p.162 数学的には入力に対して出力が決まるもの C 言語では入出力が定まったひとまとまりの処理 入力や出力はあるときもないときもある main() も関数の一種 何かの仕事をこなしてくれる魔法のブラックボックス 例 : printf() 関数中で行われている処理の詳細を使う側は知らないが,

More information

Microsoft PowerPoint - pr_12_template-bs.pptx

Microsoft PowerPoint - pr_12_template-bs.pptx 12 回パターン検出と画像特徴 テンプレートマッチング 領域分割 画像特徴 テンプレート マッチング 1 テンプレートマッチング ( 図形 画像などの ) 型照合 Template Matching テンプレートと呼ばれる小さな一部の画像領域と同じパターンが画像全体の中に存在するかどうかを調べる方法 画像内にある対象物体の位置検出 物体数のカウント 物体移動の検出などに使われる テンプレートマッチングの計算

More information

Microsoft PowerPoint - exp2-02_intro.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - exp2-02_intro.ppt [互換モード] 情報工学実験 II 実験 2 アルゴリズム ( リスト構造とハッシュ ) 実験を始める前に... C 言語を復習しよう 0. プログラム書ける? 1. アドレスとポインタ 2. 構造体 3. 構造体とポインタ 0. プログラム書ける? 講義を聴いているだけで OK? 言語の要素技術を覚えれば OK? 目的のプログラム? 要素技術 データ型 配列 文字列 関数 オブジェクト クラス ポインタ 2 0.

More information

Microsoft PowerPoint - 13.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 13.ppt [互換モード] 第 13 回構造体 1 今回の目標 構造体を理解する 構造体の定義の仕方を理解する 構造体型を理解する 構造体型の変数 引数 戻り値を理解する 複素数同士を足し算する関数を作成し その関数を利用するプログラムを作成する 2 複素数の足し算 複素数は実部と虚部の2つの実数で 表現される z = a+ bi z = a + bi z = a + b i 2 つの複素数 1 1 1 と 2 2 2 の和

More information

Microsoft PowerPoint - 12.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 12.ppt [互換モード] 第 12 回構造体 1 今回の目標 構造体を理解する 構造体の定義の仕方を理解する 構造体型を理解する 構造体型の変数 引数 戻り値を理解する 複素数同士を足し算する関数を作成し その関数を利用するプログラムを作成する 2 複素数の足し算 複素数は実部と虚部の2つの実数で 表現される 表現される z = a+ bi 2 つの複素数 z 1 = a 1+ bi 1 と z2 = a2 + b2i の和

More information

今回のプログラミングの課題 ( 前回の課題で取り上げた )data.txt の要素をソートして sorted.txt というファイルに書出す ソート (sort) とは : 数の場合 小さいものから大きなもの ( 昇順 ) もしくは 大きなものから小さなもの ( 降順 ) になるよう 並び替えること

今回のプログラミングの課題 ( 前回の課題で取り上げた )data.txt の要素をソートして sorted.txt というファイルに書出す ソート (sort) とは : 数の場合 小さいものから大きなもの ( 昇順 ) もしくは 大きなものから小さなもの ( 降順 ) になるよう 並び替えること C プログラミング演習 1( 再 ) 4 講義では C プログラミングの基本を学び 演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ 今回のプログラミングの課題 ( 前回の課題で取り上げた )data.txt の要素をソートして sorted.txt というファイルに書出す ソート (sort) とは : 数の場合 小さいものから大きなもの ( 昇順 ) もしくは 大きなものから小さなもの ( 降順

More information

プログラミング基礎

プログラミング基礎 C プログラミング Ⅱ 演習 2-1(a) BMI による判定 文字列, 身長 height(double 型 ), 体重 weight (double 型 ) をメンバとする構造体 Data を定義し, それぞれのメンバの値をキーボードから入力した後, BMI を計算するプログラムを作成しなさい BMI の計算は関数化すること ( ) [ ] [ ] [ ] BMI = 体重 kg 身長 m 身長

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラミング応用演習 第 4 回再帰的構造体 プログラミングを 余談 : 教えることの難しさ 丁寧に説明しないと分かってもらえない 説明すると 小難しくなる学生が目指すべきところプログラム例を説明されて理解できる違うやり方でも良いので自力で解決できる おっけー 動けば良い という意識でプログラミング 正しく動くことのチェックは必要 解答例と自分のやり方との比較が勉強になる 今日のお題 再帰的構造体

More information

Microsoft PowerPoint - CproNt02.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - CproNt02.ppt [互換モード] 第 2 章 C プログラムの書き方 CPro:02-01 概要 C プログラムの構成要素は関数 ( プログラム = 関数の集まり ) 関数は, ヘッダと本体からなる 使用する関数は, プログラムの先頭 ( 厳密には, 使用場所より前 ) で型宣言 ( プロトタイプ宣言 ) する 関数は仮引数を用いることができる ( なくてもよい ) 関数には戻り値がある ( なくてもよい void 型 ) コメント

More information

Microsoft PowerPoint - adi05.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - adi05.ppt [互換モード] 画像情報処理論 画像処理プログラミングの基礎 1 画像クラス PNM 画像フォーマット 2 レポートについて 3 演習 : 入出力 2 値化 多値化 Hue 疑似カラー ヒストグラム作成 大学院情報システム科学専攻張暁華 1 2 C++ クラスの基礎 多重ポインターから多次元配列を作る方法 class クラス名 { /* 設計図の様なものでクラス = 新しい型 */ public: /* パブリックの場合は

More information

char int float double の変数型はそれぞれ 文字あるいは小さな整数 整数 実数 より精度の高い ( 数値のより大きい より小さい ) 実数 を扱う時に用いる 備考 : 基本型の説明に示した 浮動小数点 とは数値を指数表現で表す方法である 例えば は指数表現で 3 書く

char int float double の変数型はそれぞれ 文字あるいは小さな整数 整数 実数 より精度の高い ( 数値のより大きい より小さい ) 実数 を扱う時に用いる 備考 : 基本型の説明に示した 浮動小数点 とは数値を指数表現で表す方法である 例えば は指数表現で 3 書く 変数 入出力 演算子ここまでに C 言語プログラミングの様子を知ってもらうため printf 文 変数 scanf 文 if 文を使った簡単なプログラムを紹介した 今回は変数の詳細について習い それに併せて使い方が増える入出力処理の方法を習う また 演算子についての復習と供に新しい演算子を紹介する 変数の宣言プログラムでデータを取り扱う場合には対象となるデータを保存する必要がでてくる このデータを保存する場所のことを

More information

JavaプログラミングⅠ

JavaプログラミングⅠ Java プログラミング Ⅰ 12 回目クラス 今日の講義で学ぶ内容 クラスとは クラスの宣言と利用 クラスの応用 クラス クラスとは 異なる複数の型の変数を内部にもつ型です 直観的に表現すると int 型や double 型は 1 1 つの値を管理できます int 型の変数 配列型は 2 5 8 6 3 7 同じ型の複数の変数を管理できます 配列型の変数 ( 配列変数 ) クラスは double

More information

情報処理演習 B8クラス

情報処理演習 B8クラス 予定スケジュール ( 全 15 回 ) 1 1. 終了 プログラミング言語の基礎 2. 終了 演算と型 3. 終了 プログラムの流れの分岐 (if 文,switch 文など ) 4. 終了 プログラムの流れの繰返し (do, while, for 文など ) 5. 終了 中間レポート1 6. 終了 配列 7. 終了 関数 8. 終了 文字列 ( 文字列の配列, 文字列の操作 ) 9. 終了 ポインタ

More information

プログラミングI第6回

プログラミングI第6回 プログラミング 1 第 6 回 ポインタ (3) -- ポインタの応用 関数の引数 配列を引数にする ( 前期教科書 P1) man 関数への引数 ( 後期教科書 P136) 動的メモリ割り当て ( 後期教科書 P133) この資料にあるサンプルプログラムは /home/course/prog1/publc_html/7/hw/lec/sources/ 下に置いてありますから 各自自分のディレクトリにコピーして

More information

Microsoft Word - 3new.doc

Microsoft Word - 3new.doc プログラミング演習 II 講義資料 3 ポインタ I - ポインタの基礎 1 ポインタとは ポインタとはポインタは, アドレス ( データが格納されている場所 ) を扱うデータ型です つまり, アドレスを通してデータを間接的に処理します ポインタを使用する場合の, 処理の手順は以下のようになります 1 ポインタ変数を宣言する 2 ポインタ変数へアドレスを割り当てる 3 ポインタ変数を用いて処理 (

More information

デジタル表現論・第6回

デジタル表現論・第6回 デジタル表現論 第 6 回 劉雪峰 ( リュウシュウフォン ) 2016 年 5 月 16 日 劉 雪峰 ( リュウシュウフォン ) デジタル表現論 第 6 回 2016 年 5 月 16 日 1 / 16 本日の目標 Java プログラミングの基礎配列 ( 復習 関数の値を配列に格納する ) 文字列ファイルの書き込み 劉 雪峰 ( リュウシュウフォン ) デジタル表現論 第 6 回 2016 年

More information

プログラミング方法論 II 第 14,15 回 ( 担当 : 鈴木伸夫 ) 問題 17. x 座標と y 座標をメンバに持つ構造体 Point を作成せよ 但し座標 は double 型とする typedef struct{ (a) x; (b) y; } Point; 問題 18. 問題 17 の

プログラミング方法論 II 第 14,15 回 ( 担当 : 鈴木伸夫 ) 問題 17. x 座標と y 座標をメンバに持つ構造体 Point を作成せよ 但し座標 は double 型とする typedef struct{ (a) x; (b) y; } Point; 問題 18. 問題 17 の プログラミング方法論 II 第 14,15 回 ( 担当 : 鈴木伸夫 ) 問題 17. x 座標と y 座標をメンバに持つ構造体 Point を作成せよ 但し座標 は double 型とする typedef struct{ (a) x; (b) y; Point; 問題 18. 問題 17 の Point を用いて 2 点の座標を入力するとその 2 点間の距 離を表示するプログラムを作成せよ 平方根は

More information

02: 変数と標準入出力

02: 変数と標準入出力 C プログラミング入門 基幹 7 ( 水 5) 13: 構造体 Linux にログインし 以下の講義ページを開いておくこと http://www-it.sci.waseda.ac.jp/ teachers/w483692/cpr1/ 2016-07-06 1 例題 : 多角形の面積 n = 5 (5 角形 ) の例 n 1 n 1 1 p 1 T 0 S = i=0 p 0 T i = i=0 2

More information

02: 変数と標準入出力

02: 変数と標準入出力 C プログラミング入門 総機 1 ( 月 1) 13: 構造体 Linux にログインし 以下の講義ページを開いておくこと http://www-it.sci.waseda.ac.jp/ teachers/w483692/cpr1/ 2015-07-06 1 例題 : 多角形の面積 n = 5 (5 角形 ) の例 n 1 n 1 p 1 S = T i = 1 2 p i p i+1 i=0 i=0

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation ファイルの入出力 芝浦工業大学情報工学科 青木義満 今回の講義内容 ファイル入出力 ファイルからのデータ読込み ファイルと配列 2 1 ファイルへのデータ書き込み ( 復習 ) ソースファイル名 :fileio1.c データをファイルに書き込み #include int main(void) { ファイルポインタ宣言 int student_id = 100; char name[

More information

Microsoft Word - Training10_プリプロセッサ.docx

Microsoft Word - Training10_プリプロセッサ.docx Training 10 プリプロセッサ 株式会社イーシーエス出版事業推進委員会 1 Lesson1 マクロ置換 Point マクロ置換を理解しよう!! マクロ置換の機能により 文字列の置き換えをすることが出来ます プログラムの可読性と保守性 ( メンテナンス性 ) を高めることができるため よく用いられます マクロ置換で値を定義しておけば マクロの値を変更するだけで 同じマクロを使用したすべての箇所が変更ができるので便利です

More information

Microsoft PowerPoint - 12Chap16.ppt

Microsoft PowerPoint - 12Chap16.ppt 今日のポイント 第 16 章構造体 構造体の定義と宣言のしかた タグとは何か メンバーとは何か 構造体変数の宣言と理解 メンバーの理解と使い方 構造体配列とその使い方 Structures 16.1 構造体の定義 セミコロンを忘れないこと! タグ名 struct point ; メンバーの宣言 x 座標 y 座標 左の表記で構造体の構成を決めている. この例では 2 つの double 型をパックした詰め合わせセットを定義した.

More information

[Problem D] ぐらぐら 一般に n 個の物体があり i 番目の物体の重心の x 座標を x i, 重さを w i とすると 全体の n 重心の x 座標と重さ w は x = ( x w ) / w, w = w となる i= 1 i i n i= 1 i 良さそうな方法は思いつかなかった

[Problem D] ぐらぐら 一般に n 個の物体があり i 番目の物体の重心の x 座標を x i, 重さを w i とすると 全体の n 重心の x 座標と重さ w は x = ( x w ) / w, w = w となる i= 1 i i n i= 1 i 良さそうな方法は思いつかなかった [Problem D] ぐらぐら 一般に n 個の物体があり 番目の物体の重心の x 座標を x, 重さを w とすると 全体の n 重心の x 座標と重さ w は x = ( x w ) / w, w = w となる = n = 良さそうな方法は思いつかなかった アイデア募集中!!! ので 少し強引に解いている 入力データの読み込みは w と h を scanf で読み込み getchar でその行の行末コードを読み込み

More information

memo

memo 計数工学プログラミング演習 ( 第 3 回 ) 2016/04/26 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 内容 ポインタ malloc 構造体 2 ポインタ あるメモリ領域 ( アドレス ) を代入できる変数 型は一致している必要がある 定義時には値は不定 ( 何も指していない ) 実際にはどこかのメモリを指しているので, #include

More information

バイオプログラミング第 1 榊原康文 佐藤健吾 慶應義塾大学理工学部生命情報学科

バイオプログラミング第 1 榊原康文 佐藤健吾 慶應義塾大学理工学部生命情報学科 バイオプログラミング第 1 榊原康文 佐藤健吾 慶應義塾大学理工学部生命情報学科 ポインタ変数の扱い方 1 ポインタ変数の宣言 int *p; double *q; 2 ポインタ変数へのアドレスの代入 int *p; と宣言した時,p がポインタ変数 int x; と普通に宣言した変数に対して, p = &x; は x のアドレスのポインタ変数 p への代入 ポインタ変数の扱い方 3 間接参照 (

More information

ソフトウェア基礎 Ⅰ Report#2 提出日 : 2009 年 8 月 11 日 所属 : 工学部情報工学科 学籍番号 : K 氏名 : 當銘孔太

ソフトウェア基礎 Ⅰ Report#2 提出日 : 2009 年 8 月 11 日 所属 : 工学部情報工学科 学籍番号 : K 氏名 : 當銘孔太 ソフトウェア基礎 Ⅰ Report#2 提出日 : 2009 年 8 月 11 日 所属 : 工学部情報工学科 学籍番号 : 095739 K 氏名 : 當銘孔太 1. UNIX における正規表現とは何か, 使い方の例を挙げて説明しなさい. 1.1 正規表現とは? 正規表現 ( 正則表現ともいう ) とは ある規則に基づいて文字列 ( 記号列 ) の集合を表す方法の 1 つです ファイル名表示で使うワイルドカードも正規表現の兄弟みたいなもの

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation 工学部 6 7 8 9 10 組 ( 奇数学籍番号 ) 担当 : 長谷川英之 情報処理演習 第 7 回 2010 年 11 月 18 日 1 今回のテーマ 1: ポインタ 変数に値を代入 = 記憶プログラムの記憶領域として使用されるものがメモリ ( パソコンの仕様書における 512 MB RAM などの記述はこのメモリの量 ) RAM は多数のコンデンサの集合体 : 電荷がたまっている (1)/ いない

More information

1. 関数 scanf() 関数 printf() は変数の値を画面に表示しますが それに対し関数 scanf() はキーボードで入力した値を変数に代入します この関数を活用することで対話式 ( ユーザーの操作に応じて処理を行う ) プログラムを作ることができるようになります 整数の和

1. 関数 scanf() 関数 printf() は変数の値を画面に表示しますが それに対し関数 scanf() はキーボードで入力した値を変数に代入します この関数を活用することで対話式 ( ユーザーの操作に応じて処理を行う ) プログラムを作ることができるようになります 整数の和 入出力処理 三池克明 関数 printf() と新たに学ぶ関数 scanf() を使ってデータの入出力処理を解説します 特に scanf() は対話式プログラム ( ユーザーに操作を促すプログラム ) を作るうえで重要です 目次 1. 関数 scanf()... 1 1.1. 2 整数の和を求める...1 1.2. 入力した文字を得る...3 2. 入出力処理と計算... 4 2.1. 2 整数の商を求める...4

More information

memo

memo 計数工学プログラミング演習 ( 第 4 回 ) 2016/05/10 DEPARTMENT OF MATHEMATICA INFORMATICS 1 内容 リスト 疎行列 2 連結リスト (inked ists) オブジェクトをある線形順序に並べて格納するデータ構造 単方向連結リスト (signly linked list) の要素 x キーフィールド key ポインタフィールド next x->next:

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation プログラミング基礎 第 2 週 (4,5,6 回 ) 2011-10-07 出村公成 この資料の再配布を禁止します 予定 プログラミング入門 (45 分 ) 変数 入出力 分岐 演習 (90 分 ) タッチタイプ練習 統合開発環境 Codeblocksの使い方 教科書例題の打ち込みと実行 プログラミング入門 C 言語の簡単な例を体験 変数 入出力 分岐 プログラムの例リスト 2.1 改 #include

More information

データ構造

データ構造 アルゴリズム及び実習 7 馬青 1 表探索 定義表探索とは 表の形で格納されているデータの中から条件に合ったデータを取り出してくる操作である 但し 表は配列 ( 連結 ) リストなどで実現できるので 以降 表 の代わりに直接 配列 や リスト などの表現を用いる場合が多い 表探索をただ 探索 と呼ぶ場合が多い 用語レコード : 表の中にある個々のデータをレコード (record) と呼ぶ フィールド

More information

基礎プログラミング2015

基礎プログラミング2015 応用プログラミング 第 10 回 構造体 2017 年 11 月 22 日 ( 水 ) 第 11 章 構造体 構造体 * 国民の個人情報を管理したい例 : マイナンバー (id), 名前 (na), 年齢 (ag) * 管理する方法は? 配列を用いる方法 ただし, 年齢などでソートするとき面倒 id[0] id[1] id[2] id[3] id[4] na[0] na[1] na[2] na[3]

More information

第3回 配列とリスト

第3回 配列とリスト リストと配列 Algorithms and Data Structures on C この回の要点 C 言語における変数 プリミティブ型とポインタの違い 参照型における実体オブジェクトへの参照 リストとは? 配列によるリスト 配列の利点と欠点 C 言語による配列の実現 配列の代入と複製の違い データ構造 アルゴリズム + データ構造 = プログラム アルゴリズム データをどのように加工するか データ構造

More information

Taro-ポインタ変数Ⅰ(公開版).j

Taro-ポインタ変数Ⅰ(公開版).j 0. 目次 1. ポインタ変数と変数 2. ポインタ変数と配列 3. ポインタ変数と構造体 4. ポインタ変数と線形リスト 5. 問題 問題 1 問題 2-1 - 1. ポインタ変数と変数 ポインタ変数には 記憶領域の番地が格納されている 通常の変数にはデータが格納されている 宣言 int *a; float *b; char *c; 意味ポインタ変数 aは 整数型データが保存されている番地を格納している

More information

演算増幅器

演算増幅器 ファイルこれまでにデータの入力方法として キーボードからの入力を用いてきた 構造体を習った際に実感してもらえたと思うが 入力データ量が多いときにはその作業は大変なものとなり 入力するデータを間違えた場合には最初からやり直しになる そこで今回はこれらの問題を解決するため あらかじめ入力データをテキストエディタなどで編集し ファイルとして保存したものを入力データとして用いる方法を習っていく さらにプログラムで作成したデータをファイルに出力する方法も併せて習っていく

More information

Microsoft Word - no11.docx

Microsoft Word - no11.docx 3. 関数 3.1 関数関数は数学の関数と同じようなイメージを持つと良いでしょう 例えば三角関数の様に一つの実数値 ( 角度 ) から値を求めますし 対数関数の様に二つの値から一つの値を出すものもあるでしょう これをイメージしてもらえば結構です つまり 何らかの値を渡し それをもとに何かの作業や計算を行い その結果を返すのが関数です C 言語の関数も基本は同じです 0 cos 1 cos(0) =

More information

Microsoft PowerPoint - 計算機言語 第7回.ppt

Microsoft PowerPoint - 計算機言語 第7回.ppt 計算機言語第 7 回 長宗高樹 目的 関数について理解する. 入力 X 関数 f 出力 Y Y=f(X) 関数の例 関数の型 #include int tasu(int a, int b); main(void) int x1, x2, y; x1 = 2; x2 = 3; y = tasu(x1,x2); 実引数 printf( %d + %d = %d, x1, x2, y);

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 2018/10/05 竹島研究室創成課題 第 2 回 C 言語演習 変数と演算 東京工科大学 加納徹 前回の復習 Hello, world! と表示するプログラム 1 #include 2 3 int main(void) { 4 printf("hello, world! n"); 5 return 0; 6 } 2 プログラム実行の流れ 1. 作業ディレクトリへの移動 $ cd

More information

cp-7. 配列

cp-7. 配列 cp-7. 配列 (C プログラムの書き方を, パソコン演習で学ぶシリーズ ) https://www.kkaneko.jp/cc/adp/index.html 金子邦彦 1 本日の内容 例題 1. 月の日数配列とは. 配列の宣言. 配列の添え字. 例題 2. ベクトルの内積例題 3. 合計点と平均点例題 4. 棒グラフを描く配列と繰り返し計算の関係例題 5. 行列の和 2 次元配列 2 今日の到達目標

More information

Microsoft Word - no103.docx

Microsoft Word - no103.docx 次は 数える例です ex19.c /* Zeller の公式によって 1 日の曜日の分布を求めるプログラム */ int year, month, c, y, m, wnumber, count[7] = {0, i; for(year = 2001; year

More information

Microsoft Word - no02.doc

Microsoft Word - no02.doc 使い方 1ソースプログラムの入力今回の講義では C++ 言語用の統合環境ソフトといわれるプログラムを利用します デスクトップにある CPad for C++ のアイコン ( 右参照 ) をダブルクリ ックしましょう ( 同じアイコンで Java_pad とかい エディタ部 てあるものもありますので気をつけてください ) これで 起 動します 統合環境を立ち上げると エディタ部とメッセージ部をもった画面が出てきます

More information

Microsoft PowerPoint - prog03.ppt

Microsoft PowerPoint - prog03.ppt プログラミング言語 3 第 03 回 (2007 年 10 月 08 日 ) 1 今日の配布物 片面の用紙 1 枚 今日の課題が書かれています 本日の出欠を兼ねています 2/33 今日やること http://www.tnlab.ice.uec.ac.jp/~s-okubo/class/java06/ にアクセスすると 教材があります 2007 年 10 月 08 日分と書いてある部分が 本日の教材です

More information

Microsoft PowerPoint - kougi7.ppt

Microsoft PowerPoint - kougi7.ppt C プログラミング演習 第 7 回メモリ内でのデータの配置 例題 1. 棒グラフを描く 整数の配列から, その棒グラフを表示する ループの入れ子で, 棒グラフの表示を行う ( 参考 : 第 6 回授業の例題 3) 棒グラフの1 本の棒を画面に表示する機能を持った関数を補助関数として作る #include "stdafx.h" #include void draw_bar( int

More information

ポインタ変数

ポインタ変数 プログラミング及び実習 7 馬青 1 文字列処理 文字列 文字列は " ( ダブルクォーテーション ) で囲んで表現される 文字列というデータ型が存在しないので 文字列は文字の配列 あるいはポインタ変数として扱われる また 文字の配列あるいはポインタ変数を宣言するときのデータ型は char を用いる 従って char s[]="ryukoku Uni."; あるいは char *s="ryukoku

More information

C言語講座 ~ファイル入出力編~

C言語講座 ~ファイル入出力編~ C 言語講座 ~ ファイル入出力編 ~ ポインタ使います 例 2 練習問題 3 初めに プログラムを組む上での話と今回の演習について 例えばこの画面の場合 背景の動画の描写 ノーツを流れてくるようにする ボタンを押したら違反亭ライン近くのノーツは消えるようにする処理 曲の難易度ごとに判定を追加とか残りの処理 完成 演習 1 クリア 演習 2 クリア 過程は各自で考えてください 演習 3 クリア ファイルの出入力でこれからやること

More information

第1回 プログラミング演習3 センサーアプリケーション

第1回 プログラミング演習3 センサーアプリケーション C プログラミング - ポインタなんて恐くない! - 藤田悟 fujita_s@hosei.ac.jp 目標 C 言語プログラムとメモリ ポインタの関係を深く理解する C 言語プログラムは メモリを素のまま利用できます これが原因のエラーが多く発生します メモリマップをよく頭にいれて ポインタの動きを理解できれば C 言語もこわくありません 1. ポインタ入門編 ディレクトリの作成と移動 mkdir

More information

ゲームエンジンの構成要素

ゲームエンジンの構成要素 cp-3. 計算 (C プログラムの書き方を, パソコン演習で学ぶシリーズ ) https://www.kkaneko.jp/cc/adp/index.html 金子邦彦 1 本日の内容 例題 1. 自由落下距離四則演算例題 2. 三角形の面積浮動小数の変数, 入力文, 出力文, 代入文例題 3. sin 関数による三角形の面積ライブラリ関数 2 今日の到達目標 プログラムを使って, 自分の思い通りの計算ができるようになる

More information

ポインタ変数

ポインタ変数 プログラミング及び実習 5 馬青 1 文字処理 数値処理 : 整数 浮動小数点数 単一の文字は と ( シングルクォーテーション ) で囲んで表現される 文字のデータ型は char または int である int を用いたほうが ライブラリの関数の引数の型と一致する 以下は全部 int の使用に統一する 従って int ch; で文字変数を宣言しておくと ch= A ; のように ch に文字 A

More information

もう少し詳しい説明 1. アルゴリズムを構築するための 4 枚のサンプル画像を次々と読み込むここで重要なことは画像を順番に読み込むための文字列操作 for 文の番号 i を画像の番号として使用している strcpy は文字列のコピー,sprinf は整数を文字列に変換,strcat は文字列を繋げる

もう少し詳しい説明 1. アルゴリズムを構築するための 4 枚のサンプル画像を次々と読み込むここで重要なことは画像を順番に読み込むための文字列操作 for 文の番号 i を画像の番号として使用している strcpy は文字列のコピー,sprinf は整数を文字列に変換,strcat は文字列を繋げる サンプルプログラムの概要 1. アルゴリズムを構築するための 4 枚のサンプル画像を次々と読み込む 2. RGB 分離を行い,R 画像を用いて閾値 40 で 2 値化 3. ラベリングを行う ( ここで対象物の数を数えることになる ) 4. ラベル付された対象の重心を計算 5. ラベル値と重心位置を 2 値画像に表示 ( 赤い数字がラベル値, 緑色の点が重心位置を表している ) 6. テキストファイルに結果を書き出し

More information

RX ファミリ用 C/C++ コンパイラ V.1.00 Release 02 ご使用上のお願い RX ファミリ用 C/C++ コンパイラの使用上の注意事項 4 件を連絡します #pragma option 使用時の 1 または 2 バイトの整数型の関数戻り値に関する注意事項 (RXC#012) 共用

RX ファミリ用 C/C++ コンパイラ V.1.00 Release 02 ご使用上のお願い RX ファミリ用 C/C++ コンパイラの使用上の注意事項 4 件を連絡します #pragma option 使用時の 1 または 2 バイトの整数型の関数戻り値に関する注意事項 (RXC#012) 共用 RX ファミリ用 C/C++ コンパイラ V.1.00 Release 02 ご使用上のお願い RX ファミリ用 C/C++ コンパイラの使用上の注意事項 4 件を連絡します #pragma option 使用時の 1 または 2 バイトの整数型の関数戻り値に関する注意事項 (RXC#012) 共用体型のローカル変数を文字列操作関数で操作する場合の注意事項 (RXC#013) 配列型構造体または共用体の配列型メンバから読み出した値を動的初期化に用いる場合の注意事項

More information

プログラミング基礎

プログラミング基礎 C プログラミング 演習 プログラミング基礎 II 演習 II 2012 年 12 月 10 日 第 11 回 今後の予定 2012/12/10 C プログラミング及びプログラミング演習 II 2 2012/12/17 期末試験 (60 分間 ) 場所 :A0542 時間 :4 時限 (15:00~16:00) 2012/12/16 課題の最終提出締切 課題の提出方法 電子メールで提出 提出先 (

More information

7 ポインタ (P.61) ポインタを使うと, メモリ上のデータを直接操作することができる. 例えばデータの変更 やコピーなどが簡単にできる. また処理が高速になる. 7.1 ポインタの概念 変数を次のように宣言すると, int num; メモリにその領域が確保される. 仮にその開始のアドレスを 1

7 ポインタ (P.61) ポインタを使うと, メモリ上のデータを直接操作することができる. 例えばデータの変更 やコピーなどが簡単にできる. また処理が高速になる. 7.1 ポインタの概念 変数を次のように宣言すると, int num; メモリにその領域が確保される. 仮にその開始のアドレスを 1 7 ポインタ (P.61) ポインタを使うと, メモリ上のデータを直接操作することができる. 例えばデータの変更 やコピーなどが簡単にできる. また処理が高速になる. 7.1 ポインタの概念 変数を次のように宣言すると, int num; メモリにその領域が確保される. 仮にその開始のアドレスを 10001 番地とすると, そこから int 型のサイズ, つまり 4 バイト分の領域が確保される.1

More information

プログラミングI第5回

プログラミングI第5回 プログラミング 第 5 回 ポインタ () -- ポインタ演算 配列のアドレス ポインタ演算 ( 前期教科書 P77~) ポインタと配列 ( 同上 P8) 文字列定数と文字列配列 ( 同上 P85) この資料にあるサンプルプログラムは /home/course/rog/ublc_html/7/hw/lec/sources/ 下に置いてありますから 各自自分のディレクトリにコピーして コンパイル 実行してみてください

More information

<4D F736F F D2091E63589F182628CBE8CEA8D758DC08E9197BF2E646F6378>

<4D F736F F D2091E63589F182628CBE8CEA8D758DC08E9197BF2E646F6378> 第 5 回 C 言語講座 メインテーマ : 構造体 ここまでの演習問題 2011/6/6 1 前回の復習 ポインタ変数の場所を指すもの 配列や関数 構造体 (C++ だとクラス ) と組み合わせて使うことが多い 配列大量の同じ型の変数をまとめて扱う機能 変数の集まり 変数名 [ アクセスしたい要素の番号 ]( 添え字 ) で各要素にアクセスする for 文を使うことによって配列内の全部の要素に対して容易にアクセスできる

More information

#include<math.h> 数学関係の関数群で sin() cos() tan() などの三角関数や累乗の pow() 平方根を求める sqrt() 対数 log() などがあります #include<string.h> 文字列を扱う関数群 コイツもまた後日に 4. 自作関数 実は 関数は自分

#include<math.h> 数学関係の関数群で sin() cos() tan() などの三角関数や累乗の pow() 平方根を求める sqrt() 対数 log() などがあります #include<string.h> 文字列を扱う関数群 コイツもまた後日に 4. 自作関数 実は 関数は自分 第 3 回 C 言語講座 1. 関数とは数学において関数とは f(x) = x 2 + x + 3 のようになっていて 例えば x に 2 を代入したら9になりますよね プログラミングにおいても似たようなものです ある値を与えてやると なんらかの結果を返してくる そんな命令群を C 言語では関数というわけです ( 何の値も与えず かつ 答えが返ってこない関数もありますが ) 因みに printf()

More information

Microsoft PowerPoint - prog08.ppt

Microsoft PowerPoint - prog08.ppt プログラミング言語 2 第 07 回 (2007 年 06 月 25 日 ) 1 今日の配布物 片面の用紙 1 枚 今日の課題が書かれています 本日の出欠を兼ねています 2/27 1 今日やること http://www.tnlab.ice.uec.ac.jp/~s-okubo/class/language/ にアクセスすると 教材があります 2007 年 06 月 25 日分と書いてある部分が 本日の教材です

More information

プログラミング実習I

プログラミング実習I プログラミング実習 I 03 変数と式 人間システム工学科井村誠孝 m.imura@kwansei.ac.jp 3.1 変数と型 変数とは p.60 C 言語のプログラム中で, 入力あるいは計算された数や文字を保持するには, 変数を使用する. 名前がついていて値を入れられる箱, というイメージ. 変数定義 : 変数は変数定義 ( 宣言 ) してからでないと使うことはできない. 代入 : 変数には値を代入できる.

More information

Microsoft Word - Cプログラミング演習(12)

Microsoft Word - Cプログラミング演習(12) 第 12 回 (7/9) 4. いくつかのトピック (5)main 関数の引数を利用したファイル処理 main 関数は, 起動する環境から引数を受け取ることができる 例えば 次に示すように,main 関数に引数を用いたプログラムを作成する 01 /* sample */ 02 /* main 関数の引数 */ 03 #include 04 05 main(int argc, char

More information

プログラミングA

プログラミングA プログラミング A 第 5 回 場合に応じた処理 繰り返し 2017 年 5 月 15 日 東邦大学金岡晃 前回の復習 (1) このプログラムを作成し実行してください 1 前回の復習 (2) このプログラムを作成し実行してください 2 前回の復習 (3) 3 前回の復習 演算子 代入演算子 インクリメント シフト演算子 型変換 4 場合に応じた処理 5 こういうプログラムを作りたい 5 教科のテスト

More information

書式に示すように表示したい文字列をダブルクォーテーション (") の間に書けば良い ダブルクォーテーションで囲まれた文字列は 文字列リテラル と呼ばれる プログラム中では以下のように用いる プログラム例 1 printf(" 情報処理基礎 "); printf("c 言語の練習 "); printf

書式に示すように表示したい文字列をダブルクォーテーション () の間に書けば良い ダブルクォーテーションで囲まれた文字列は 文字列リテラル と呼ばれる プログラム中では以下のように用いる プログラム例 1 printf( 情報処理基礎 ); printf(c 言語の練習 ); printf 情報処理基礎 C 言語についてプログラミング言語は 1950 年以前の機械語 アセンブリ言語 ( アセンブラ ) の開発を始めとして 現在までに非常に多くの言語が開発 発表された 情報処理基礎で習う C 言語は 1972 年にアメリカの AT&T ベル研究所でオペレーションシステムである UNIX を作成するために開発された C 言語は現在使われている多数のプログラミング言語に大きな影響を与えている

More information

Microsoft PowerPoint - ca ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - ca ppt [互換モード] 大阪電気通信大学情報通信工学部光システム工学科 2 年次配当科目 コンピュータアルゴリズム 良いアルゴリズムとは 第 2 講 : 平成 20 年 10 月 10 日 ( 金 ) 4 限 E252 教室 中村嘉隆 ( なかむらよしたか ) 奈良先端科学技術大学院大学助教 y-nakamr@is.naist.jp http://narayama.naist.jp/~y-nakamr/ 第 1 講の復習

More information

Java プログラミング Ⅰ 3 回目変数 変数 変 数 一時的に値を記憶させておく機能型 ( データ型 ) と識別子をもつ 2 型 ( データ型 ) 変数の種類型に応じて記憶できる値の種類や範囲が決まる 型 値の種類 値の範囲 boolean 真偽値 true / false char 2バイト文

Java プログラミング Ⅰ 3 回目変数 変数 変 数 一時的に値を記憶させておく機能型 ( データ型 ) と識別子をもつ 2 型 ( データ型 ) 変数の種類型に応じて記憶できる値の種類や範囲が決まる 型 値の種類 値の範囲 boolean 真偽値 true / false char 2バイト文 Java プログラミング Ⅰ 3 回目変数 変数 変 数 一時的に値を記憶させておく機能型 ( データ型 ) と識別子をもつ 2 型 ( データ型 ) 変数の種類型に応じて記憶できる値の種類や範囲が決まる 型 値の種類 値の範囲 boolean 真偽値 true / false char 2バイト文字 0x0000 ~ 0xffff byte 1バイト整数 - 2 8 ~ 2 8-1 short 2バイト整数

More information

計算機プログラミング

計算機プログラミング プログラミング言語 C 第 6 講 制御 ( 選択 ) フローチャートと C 言語 図形と命令の対応表 図形 C 言語 図形 C 言語 START main()? if END? else 整数型変数 int? switch printf case scanf break 選択 (1) if else 文 条件 処理 A 処理 B 構文 if ( 条件 ) IF THEN ELSE 型 処理 A;

More information

スライド 1

スライド 1 第 4 回データの入出力 情報科学部情報メディア学科 鈴木基之 1 前回の演習の答え class CalcMean { public static void main(string[] args){ int a = 10, b = 15; double f; f = ( a + b ) / 2; System.out.println(f); f = ( a + b ) / 2.0; System.out.println(f);

More information

Java プログラミング Ⅰ 7 回目 switch 文と論理演算子 条件判断文 3 switch 文 switch 文式が case の値と一致した場合 そこから直後の break; までを処理し どれにも一致しない場合 default; から直後の break; までを処理する 但し 式や値 1

Java プログラミング Ⅰ 7 回目 switch 文と論理演算子 条件判断文 3 switch 文 switch 文式が case の値と一致した場合 そこから直後の break; までを処理し どれにも一致しない場合 default; から直後の break; までを処理する 但し 式や値 1 Java プログラミング Ⅰ 7 回目 switch 文と論理演算子 条件判断文 3 switch 文 switch 文式が case の値と一致した場合 そこから直後の までを処理し どれにも一致しない場合 default; から直後の までを処理する 但し 式や値 1 値 2は整数または文字である switch( 式 ) case 値 1: // コロン : です セミコロン ; と間違えないように!!

More information

Microsoft PowerPoint Java基本技術PrintOut.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint Java基本技術PrintOut.ppt [互換モード] 第 3 回 Java 基本技術講義 クラス構造と生成 33 クラスの概念 前回の基本文法でも少し出てきたが, オブジェクト指向プログラミングは という概念をうまく活用した手法である. C 言語で言う関数に似ている オブジェクト指向プログラミングはこれら状態と振る舞いを持つオブジェクトの概念をソフトウェア開発の中に適用し 様々な機能を実現する クラス= = いろんなプログラムで使いまわせる 34 クラスの概念

More information

画像ファイルを扱う これまでに学んだ条件分岐, 繰り返し, 配列, ファイル入出力を使って, 画像を扱うプログラムにチャレンジしてみよう

画像ファイルを扱う これまでに学んだ条件分岐, 繰り返し, 配列, ファイル入出力を使って, 画像を扱うプログラムにチャレンジしてみよう 第 14 回 応用 情報処理演習 ( テキスト : 第 10 章 ) 画像ファイルを扱う これまでに学んだ条件分岐, 繰り返し, 配列, ファイル入出力を使って, 画像を扱うプログラムにチャレンジしてみよう 特定色の画素の検出 ( テキスト 134 ページ ) 画像データが保存されているファイルを読み込んで, 特定色の画素の位置を検出するプログラムを作成しなさい 元画像生成画像 ( 結果の画像 )

More information

プログラミング基礎

プログラミング基礎 C プログラミング 演習 アルゴリズム基礎論 演習 第 10 回 今後の予定 12/22( 月 ) 期末試験 (60 分間 ) 場所 :A1611 時間 :16:20~17:20 課題の最終提出締切 :12/19( 金 ) これ以降の新規提出は評価されない 12/22までに最終状況を提示するので, 提出したのに や になってる人は自分の提出内容や提出先を再確認した上で12/26までに問い合わせること

More information

break 文 switch ブロック内の実行中の処理を強制的に終了し ブロックから抜けます switch(i) 強制終了 ソースコード例ソースファイル名 :Sample7_1.java // 入力値の判定 import java.io.*; class Sample7_1 public stati

break 文 switch ブロック内の実行中の処理を強制的に終了し ブロックから抜けます switch(i) 強制終了 ソースコード例ソースファイル名 :Sample7_1.java // 入力値の判定 import java.io.*; class Sample7_1 public stati Java プログラミング Ⅰ 7 回目 switch 文と論理演算子 今日の講義で学ぶ内容 switch 文 論理演算子 条件演算子 条件判断文 3 switch 文 switch 文 式が case のラベルと一致する場所から直後の まで処理しますどれにも一致しない場合 default: から直後の まで処理します 式は byte, short, int, char 型 ( 文字または整数 ) を演算結果としますラベルには整数リテラル

More information

※ ポイント ※

※ ポイント ※ 4S-RO ロボティクス実験 参考資料 ファイル入出力 : ファイルの読み込み 1 周目に計測した生体情報データを読み込み プログラムにより信号処理を行うが その際にファイルの 入出力が必要となる 実験前半ですでに学習しているが必要に応じて本資料を参考にすること 以下のようにすると指定したファイルを読み込むことができる ( 詳細は後から記述 ) int i; double --------; char

More information

プログラミングA

プログラミングA プログラミング A 第 5 回 場合に応じた処理 繰り返し 2019 年 5 月 13 日 東邦大学金岡晃 場合に応じた処理 1 こういうプログラムを作りたい 5 教科のテスト 100 点以上各科目の点数の合計が 100 点未満 おめでとう! これで 100 点越えのプレゼントを獲得! というメッセージを出力 残念!100 点越えのプレゼントまであと ** 点! というメッセージを出力 5 教科の点数の合計が

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラミング初級 第 7 回 2017 年 5 月 29 日 配列 ( 復習 )~ 文字列 1 配列とは 2 配列 : 複数の変数をグループとしてまとめて扱うもの 配列 変数 int data[10]; 整数型の配列 同種のデータ型を連続して確保したものを配列とよぶ = 整数がそれぞれにひとつずつ入る箱を 10 個用意したようなもの int data; 整数型の変数 = 整数がひとつ入る dataという名前の箱を用意したようなもの

More information

基礎プログラミング2015

基礎プログラミング2015 応用プログラミング 第 4 回 ファイル操作 2017 年 10 月 11 日 ( 水 ) 第 6 章 ファイル操作 標準入出力とファイル (P.50) これまでのプログラム 入力 : キーボード 出力 : ディスプレイ Input an integer 1024 1024 標準入出力とファイル (P.50) 今回のプログラム 入力 : ファイル ( の内容 ) 出力 : ファイル Input a

More information

■新聞記事

■新聞記事 PowerPoint 基本操作 P.1 PowerPoint 基本操作 - 目次 - 1.PowerPointの起動... 2 2. スライドのサンプル... 3 3. スライドの作成... 4 4. 文字の入力... 5 5. 図の作成 ( クリップアート )... 6 6. グラフの作成... 6 7. 背景デザインと配色... 7 8. アニメーション効果... 8 9. スライドショーの実行...

More information

2007年度版

2007年度版 3 発表に向けて 1) アニメーションさせる ( 画面に動きをつける ) には アニメーション効果を設定するにはアニメーション効果とはスライドの中の文字や画像などに動きをつける表示方法です テキストや画像 図形を説明の順序に合わせ クリックしたタイミングで順番に表示させることができます クリックするごとに 箇条書きの項目がひとつずつ表示されてくるよう アニメーションを設定してみましょう! 1 [ アニメーション

More information

第3回 配列とリスト

第3回 配列とリスト 連結リスト Algorithms and Data Structures on C この回の要点 連結リストによるリスト 連結リストの構造 連結リストの利点と欠点 C 言語による連結リストの実現 ヘッダファイルによるソースファイルの分割 連結リスト (linked list) リストの実現の一種 リストに含まれる各要素をリンクによって連結した構造 リンクとは 他のデータへの参照のこと 各要素は 自分から次のデータへのリンクを持つ

More information

C#の基本2 ~プログラムの制御構造~

C#の基本2 ~プログラムの制御構造~ C# の基本 2 ~ プログラムの制御構造 ~ 今回学ぶ事 プログラムの制御構造としての単岐選択処理 (If 文 ) 前判定繰り返し処理(for 文 ) について説明を行う また 整数型 (int 型 ) 等の組み込み型や配列型についても解説を行う 今回作るプログラム 入れた文字の平均 分散 標準偏差を表示するプログラム このプログラムでは calc ボタンを押すと計算を行う (value は整数に限る

More information

PowerPoint プレゼンテーション - 物理学情報処理演習

PowerPoint プレゼンテーション  -  物理学情報処理演習 物理学情報処理演習 9. C 言語 5 2015 年 6 月 19 日 本日の推奨作業 directory lesson09 9.1 乱数 9.2 ポインタ 参考文献 やさしい C++ 第 4 版高橋麻奈 ( 著 ) ソフトバンククリエイティブ プログラミング言語 C++ 第 4 版ビャーネ ストラウストラップ, Bjarne Stroustrup, 柴田望洋 Numerical Recipes:

More information

Microsoft Word - 操作マニュアル(PowerPoint2010).doc

Microsoft Word - 操作マニュアル(PowerPoint2010).doc PowerPoint2010 基本操作 P.1 PowerPoint2010 基本操作 1.PowerPoint の起動... 2 2. スライドのサンプル... 3 3. スライドの作成... 4 4. 文字の入力とテキストボックス... 5 5. 図の作成と書式設定... 5 6. グラフの作成... 5 7. 背景デザインと配色... 7 8. アニメーション効果... 8 9. スライドショーの実行...

More information