Microsoft Word - ドラフト_SC-216 グリーン調達ガイドライン(本文のみ)

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1 グリーン調達ガイドライン 2010 年 8 月 30 日第 8 版 株式会社 サンリッツエレクトロニクス

2 目次 はじめに 2 Ⅰ. サンリッツエレクトロニクス環境方針について 3 Ⅱ. サンリッツエレクトロニクスグリーン調達について 4 Ⅲ. 取引先様への要求事項 5 1. 製品含有化学物質管理体制の構築 5 2. 対象含有化学物質への対応 5 Ⅳ. 取引先様への調査協力のお願いについて 調査範囲 調査内容 記入方法 調査頻度 12 改訂履歴 13 問合せ先 13 様式 1. 製品含有化学物質管理体制自己確認調査表 様式 2. 製品含有化学物質管理体制に関する自己適合宣言書 1

3 はじめに 地球環境保全は 地球の未来を考えた場合 世界的にますます重要な課題となってきています サンリッツエレクトロニクスでは 環境理念 環境方針を制定し 環境マネジメントシステムを構築し 人と環境に配慮した活動 製品およびサービスの提供に取り組んでいます 昨今 EU( 欧州連合 ) 加盟国での電気 電子機器に含まれる特定有害化学物質の使用制限指令 (RoHS 指令 ) や各種環境法規制の多様化の中 企業の社会的責任と相俟って 企業の環境活動の重要性とその内容の拡充と高度化が要請されています 特に 顧客満足向上の点からも 環境負荷の少ない部品 材料の調達が必要でかつ重要と捉え このたび グリーン調達ガイドライン をとりまとめました 今後 サンリッツエレクトロニクスは 本ガイドラインに基づいてグリーン調達を推進してまいります 取引先様とともに 環境に配慮した製品づくりを推進してまいりたいと考えます 取引先様のご理解 ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます 株式会社サンリッツエレクトロニクス業務執行統括 2

4 Ⅰ. サンリッツエレクトロニクス環境方針について サンリッツエレクトロニクスは環境理念環境方針を制定し 環境保全活動に取り組んでいます 環境理念 私たちは グローバルな視野に立ち 環境の保全に尽くし 安心できる未来を築きます 環境方針 当社は 電子機器のメーカーとして 全社をあげて環境マネジメントを推進し人と環境に配慮した責任ある活動 製品およびサービスを提供し続けます そのために 1 開発設計から 材料の調達 製造 包装 梱包 輸送 販売 事務 使用 廃棄に至るまでの各段階において 地球温暖化等の環境影響に充分配慮し 省資源 省エネルギー 再利用 再資源化 ならびにゼロエミッションを目指します 2 製品に含有する化学物質を管理し 健康被害につながる環境リスクを軽減します 3 組織の環境側面に適用する法的要求事項および組織が同意するその他の要求事項を順守し 汚染を予防し 継続的な改善に努めます 4 毎年度 環境方針に整合した環境目的 目標を設定し 達成するための実施計画を立て 運用管理し 監視 測定 是正処置 内部監査およびマネジメントレビューの PDCA サイクルを回し 継続的に改善するための枠組みをつくり 維持します 5 本方針は文書化し 従業員ならびに組織のために働くすべての人に周知します 6 本方針は ホームページで公開します また利害関係者ならびに一般の方からのご要求があれば 配付致します 3

5 Ⅱ. サンリッツエレクトロニクスグリーン調達について 1. 目的本グリーン調達ガイドラインは 取引先様とともに環境に配慮した製品づくりを推進していくことを目的とします 2. 適用範囲本グリーン調達ガイドラインは サンリッツエレクトロニクスが取引先様から調達する 購入指示方法に関する共通仕様書 ( 化学物質含有規制関連 ) GS に指定するグリーン調達及び RoHS 指令対応の納入品に適用します ただし 研究 開発等の特別なものは除外します また お客様のご要望により 個別に基準を提示する場合もあります ご対応いただきますようお願いいたします 3. 選定基準取引先様の選定に当たっては 製品含有化学物質管理への取り組みを評価させていただきます 積極的に推進している取引先様を優先選定します 取引先様からの納入品の選定に当たっては 本グリーン調達ガイドラインで定める指定の有害化学物質について 基準を満たしていることが条件となります 4. 化学物質の管理取引先様において JGPSSI( グリーン調達調査共通化協議会 ) で定める 製品含有化学物質管理ガイドライン を基本とした化学物質の適正な管理をお願いします 化学物質は JIG 選定を標準としています JIG( ジョイント インダストリー ガイドライン ) JGPSSI EIA( 米国電子工業会 ) EICTA( 欧州情報通信技術製造者協会 ) の共同作業で作成され発行された電気 電子機器製品の含有化学物質情報開示に関するガイドラインです 2009 年 4 月には CEA( 全米家電協会 ) DIGITALEUROPE( 旧 EICTA) および JGPSSI により JIG-101 の 2 版が公開発表されました JIG は JGPSSI のホームページ ( よりご覧いただけます 4

6 Ⅲ. 取引先様への要求事項 1. 製品含有化学物質管理体制の構築 環境 品質マネジメントシステムの第三者認証取得を基本とした構築を推奨いたします ISO14001 ISO9000 シリーズなどの第三者認証取得 を推奨します 自己構築の場合は 事業内容に合った構築をお願いします 製品含有化学物質管理体制の構築に際しては JGPSSI の 製品含有化学物質管理ガイドライン を推奨いたします 1) 製品含有化学物質管理の組織 体制 2) 製品含有化学物質に関する顧客要求の明確化 3) 製品含有化学物質の管理範囲の明確化 4) 製品含有化学物質の含有情報の入手と確認 5) 製品含有化学物質に関して受入から出荷までの管理 6) 製品含有化学物質の文書 データ管理 7) 製品含有化学物質の情報開示などが有ります 2. 対象含有化学物質への対応 2.1 対象含有化学物質納入品に対し 対象となる含有化学物質は JIG-101 第 2.0 版選定の 32 物質群を基本とし基準 1-R の 28 物質群を含有禁止物質とします 対象物質 含有禁止基準については表 -1 を参照してください 基準 2-A の 1 物質群及び基準 3-I の 3 物質群を管理物質とします 尚 化学物質詳細は JIG-101 第 2.0 版を参照願います JIG 及び RoHS 指令の規制対象物質以外の物質について 個別に調査依頼する事がありますので 同等の対応をお願い致します 含有部品 材料 製品中に成分 内容物として化学物質が含まれていることをいいます 自然に含まれる化学物質 ( 不純物 ) や 一般の工業的な精製段階において残ってしまうもの ( 不純物 残留溶剤 未反応モノマーなどの残留物 ) が含まれている場合も含有しているとします 閾値レベルを超える場合 または意図的添加については含有とします 工程中に付着 混入するものも含有とします 意図的添加特定の特性 外観 または品質をもたらすために継続的な含有が望ましい場合に 製品または部品の形成時に故意に使用することです 閾値 ( しきいち ) レベル数値を判定する最大濃度レベルを指します 含有禁止物質については 均質材料毎に化学物質の質量 / 均質材料の質量を算出 含有管理物質については 部品材料毎に化学物質の質量 / 部品材料の総質量を算出 均質材料機械的に別々に分離できない ( ネジの取り外し 切断 粉砕 研磨などの機械的工程により分離できる ) 材料を意味します メッキ 塗料 樹脂 コーティング 金属 プラスチック セラミック 紙 板など 5

7 2.2 禁止物質 28 物質群 (JIG-101 第 2.0 版の基準 1-R の 28 物質群 ) 適用除外事項物質は管理物質として取扱い 含有量を管理願います 表 -1 含有禁止物質 No. 化学物質群含有禁止基準主な法令等 1 アスベスト類 2 一部の芳香族アミンを生成するアゾ染料 顔料 3 カドミウム / カドミウム化合物 人体の皮膚に直接 長時間接触する可能性がある皮革 繊維製品およびその部品に使用される場合のみ適用 3 不純物であっても含有率が 0.003wt% (30ppm) を 超えてはならない 3 不純物であっても含有率が 100ppm を超えてはならない 4 電池の場合は 5ppm 以下除外用途 : 表 -2 4 六価クロム化合物 除外用途 : 表 -2 5 五酸化二ヒ素 (CAS No ) 6 三酸化二ヒ素 (CAS No ) 7 フッ素系温室効果ガス (PFC SF6 HFC) 8 ホルムアルデヒド 3 織物製品の場合織物重量の wt%(75ppm) を超えてはならない EU 指令 76/769/EC および EU 指令 91/339/EEC EU 指令 76/769/EEC および指令 2002/61/EC; EU 指令 2003/03/EEC EU 指令 76/769/EEC RoHS 指令スイス化学製品の危険低減に関する法令 ;EU 指令 2006/66/EC RoHS 指令 REACH 規制 (EC) No1907/2006 の 33 条および 7.2 REACH 規制 (EC) No1907/2006 の 33 条および 7.2 EU 規制 No.842/2006 米国 / カリフォルニア州 CARB 規則オーストリア -BGBI 1990/194; ホルムアルデヒド規制 2 12/2/1990; リトアニア衛生基準 HN96:2000 6

8 No. 化学物質群含有禁止基準主な法令等 9 ヘキサブロモシクロドデカン (HBCDD) およびすべての主要ジアステレオ異性体 CAS No CAS No 鉛 / 鉛化合物 4 被膜電線の場合は表層被覆の 0.03w t%(300ppm) を超えてはならない 5 玩具の塗料および表面塗装においては表面塗装の 0.009wt%(90ppm) を超えてはならない 6 電池の場合は 0.004wt%(40ppm) を超えてはならない除外用途 : 表 水銀 / 水銀化合物 4 電池の場合は wt%(1ppm) を超えてはならない除外用途 : 表 ニッケル 1 人体の皮膚に直接 長時間接触する 可能性がある部位に使用する場合のみ 意図的添加禁止 13 オゾン層破壊物質 14 過塩素酸塩 3 不純物であっても含有率が wt%(0.006ppm) を超えてはならない 15 パーフルオロオクタンスルフォン酸塩 (PFOS) 16 フェノール 2-(2H- ベンゾトリアゾール -2-yl)-4 6- ビス (1 1- ジメチルエチル ) (CAS No ) 17 フタル酸エステル類 DEHP :(CAS No ) DBP:(CAS No ) BBP:(CAS No ) 除外用途 : 表 -2 REACH 規制 (EC) No1907/2006 の 33 条および 7.2 RoHS 指令米国家庭用品安全性向上法米国 / カリフォルニア州プロポジション 65 判例法 EU 指令 76/769/EEC RoHS 指令 EU 指令 76/769/EEC モントリオール議定書 EU EC No.2037/2000 米国カリフォルニア州 DTSC 規則設定 EU 指令 76/769/EEC 化審法 REACH 規制 (EC)No1907/2006 の 33 条および 7.2 7

9 No. 化学物質群含有禁止基準主な法令等 18 フタル酸エステル類 DINP :(CAS No CAS No ) DIDP :(CAS No CAS No ) DNOP :(CAS No ) 19 ポリ臭化ビフェニル類 (PBB 類 ) 20 ポリ臭化ジフェニルエーテル (PBDE 類 ) 21 デカ -BDE(PBDE) (CAS No ) 22 ポリ塩化ビフェニル類 (PCB 類 ) および特定代替品 23 ポリ塩化ターフェニル (PCT 類 ) 24 ポリ塩化ナフタレン類 ( 塩素原子 3 個以上 ) 1 子供の口近くに位置される玩具 または子供介護用品のみ意図的添加禁止 2 子供の口近くに位置される玩具 または子供介護用品のみ製造工程中の付着 混入 生成禁止 3 子供の口近くに位置される玩具 または子供介護用品のみ不純物であっても含有率が可塑化剤の 0.1wt% 1 テレビおよびコンピュータケースのみ意図的添加禁止 2 テレビおよびコンピュータケースのみ製造工程中の付着 混入 生成禁止 EU 指令 2005/84/EC RoHS 指令 RoHS 指令 メイン州法 :38 章 1609 臭化難燃剤の販売および流通に関する規制 EU 指令 76/769/EEC 化審法 EU 指令 76/769/EEC 化審法 化審法 25 放射性物質 EU-D96/29Euratom 26 短鎖型塩化パラフィン類 (CASNo ) 27 一部のトリブチルスズ (TBT) トリフェニルスズ (TPT) 28 トリブチルスズ = オキシド (TBTO) (CAS No ) 化学物質詳細は JIG-101 第 2.0 版を参照願います REACH 規制 (EC)No1907/2006 の 33 条および 7.2 化審法 REACH 規則 (EC) No1907/2006 の 33 条および 7.2 化審法 8

10 [ 適用除外事項 ] 禁止物質について 下記項目が除外となっています 表 -2 適用除外事項 対象物質適用除外カドミウム / カドミウ -EU 指令 76/769EEC の改正指令 91/338/EEC に基づき禁止された用途を除く電気接点ム化合物中のカト ミウムとカト ミウム表面処理 - 光学カ ラス フィルターカ ラスに含まれるカト ミウム -ホウケイ酸カ ラス用のカト ミウム -100dB 以上の音声出力のハイハ ワ -ラウト スヒ -カ-に使用されるトランステ ュ -サ- 中のホ イスコイルに直接電気的に設置されるコンテ ュ -サ-をシ ョイントするための電気的および機械的はんだとしてのカト ミウム合金 -アルミニウム結合ヘ リリウム酸化物に使用される厚膜ヘ ースト中のカト ミウムおよびカト ミウム酸化物六価クロム / 六価ク - 吸収型冷蔵庫中のカーホ ン スチール冷却システムの防錆用としての六価クロムロム化合物鉛 / 鉛化合物 - 陰極線管 電子部品および蛍光管のカ ラスに含まれる鉛 - 電子セラミック部品に含まれる鉛 ( 誘電体 圧電素子等 ) - 合金成分として 鋼材に含まれる 0.35wt% までの鉛 アルミ材に含まれる 0.4wt% までの鉛 銅材に含まれる 4wt% までの鉛 - 高融点はんだに含まれる鉛 (85wt% を超える錫 / 鉛はんだ合金 ) -サーハ ー ストレーシ 及びストレーシ アレイ システム 交換 シク ナリンク 伝送及び通信ネットワーク管理のためのネットワーク インフラ機器用に含まれる鉛 -コンフ ライアントヒ ン コネクタシステム中の鉛 - 熱伝導モシ ュール C リンク 用コーティンク 材に含まれる鉛 - 光学カ ラス フィルターカ ラスに含まれる鉛 -85wt% 未満で 80wt% を超える鉛を含むマイクロフ ロセッサのヒ ンとハ ッケーシ 接続用の 2 種類を超える元素で構成されるはんだ -Flip Chip IC ハ ッケーシ 内で半導体のタ イとキャリアー接合用のはんだ中の鉛 - 鉛青銅製の軸受胴とフ ッシンク 中の鉛 -ケイ酸塩 (silicate) がコーティンク されたハ ルフ を有する直線状白熱電球の鉛 -フ ロフェッショナル向け複写用途に使用される高輝度放電 (HID) ランフ 中の放射媒体としてのハロケ ン化鉛 -BSP(BaSi205:Pb) 等の蛍光体を含む日焼け用ランフ として および SMS((Sr,Ba)2MgSi 207:Pb) 等の蛍光体を含む シ アソ 印刷複写 リソク ラフィ 捕虫器 光化学 硬化処理用の専用ランフ として使用される放電ランフ の蛍光体の付活剤としての鉛 (1wt% 以下の鉛 ) - 非常にコンハ クトな省エネルキ ーランフ (ESL) における 主アマルカ ムとしての特定の組成物 PbBiSn-Hg および PbInSn-Hg ならびに補助アマルカ ムとしての PbSn-Hg の鉛 - 液晶テ ィスフ レイ (LCD) に使用される平面蛍光ランフ の前部および後部基板を接合するために使用されるカ ラスの中の酸化鉛 -ホウケイ酸カ ラス用の印刷インクの鉛 - 光ファイハ ー通信に用いられる RIG( 希土類カ ーネット ) ファラテ ー回転子中の不純物としての鉛 -0.65mm 以下のヒ ッチの NiFe リート フレームのコネクタ - 以外のファインヒ ッチ部品の最終処理中の鉛 および 0.65mm 以下のヒ ッチの Cu リート フレームのコネクター以外のファインヒ ッチ部品の最終処理中の鉛 9

11 対象物質 鉛 / 鉛化合物 適用除外 -セラミック多層コンテ ンサの円形で平面配置の機械加工のスルホールのはんだ付けのためのはんだ中の鉛 - 構造素子に用いられる 特に前面および裏面カ ラス誘電体層 ハ ス電極 アト レス電極 ハ リアーリフ シールフリットおよびフリットリンク 中の およびフ リントヘ ースト中の フ ラス マテ ィスフ レイ (PDP) および表面電界テ ィスフ レイ (SED) 中の酸化鉛 -フ ラックライトフ ルー (BLB) ランフ のカ ラス筐体中の酸化鉛 - 音響出力レヘ ル 125dB SPL 以上で数時間使用に設計された高出力拡声器の用いられるトランステ ューサ用のはんだ中の鉛合金 -69/493/EEC の付属書 I( カテコ リー 1,2,3 および 4) 定義されたクリスタルカ ラス中の酸化鉛 - 水銀フリーの直蛍光灯中の溶接剤に含まれる鉛 ( 液晶テ ィスフ レイや設計または産業用照明に使用されている ) -アルコ ンおとびクリフ トン管のウィント ウアッセンフ リを形成するシールフリット中の酸化鉛 -ハ ワー変圧器の 100μm 以下の細い銅線のはんだ付け用はんだ中の鉛 -サーメットヘ ースのトリマーホ テンシオメーター中の鉛 -ホウ酸亜鉛カ ラス体ヘ ースの高電圧タ イオート のめっき層中の鉛 水銀 / 水銀化合物 PFOS およびその塩 -ランフ 1 本あたり 5mg を超えない範囲の小型蛍光灯に含まれる水銀 - 一般目的用の直管型蛍光灯に含まれる以下のものを越えない水銀 -halophosphate 10mg ( ハロケ ン化リン酸塩 10mg) -tripphosphate with normal lifetime 5mg( 通常耐久性蛍光灯中の三リン酸塩 5mg) -tripphosphate with long lifetime 8mg ( 長期耐久性蛍光灯中の三リン酸塩 8mg) - 特殊目的用の直管型蛍光灯に含まれる水銀 - 本除外項目に特に定められていないその他のランフ に含まれる水銀 -フォトリソク ラフィ - 工程で用いられるフォトレシ ストまたは反射防止膜剤 -フィルム 紙または印刷原版用に塗布される写真コーティンク 剤 - 利用可能な最先端の技術をフルに適用することにより 環境への放出 PFOS 量が最小化されるよう管理された電気メッキシステムで用いられる 非装飾用硬質クロム (VI) メッキ用ミスト抑制剤および湿潤剤 10

12 [ 包装材含有禁止物質 ] グリーン調達 RoHS 対応用の梱包材について規定し 通い箱等弊社で開梱するものを除きます また 該当しない梱包材については 含有禁止物質を可能な限り少なくし 3R( リデュース リユース リサイクル ) に配慮した材料と工法に努めて下さい 例 : 木枠 段ボール 緩衝材 インク 染料 絵の具 粘着材 取手 ポリ袋 テープ ラベル等表 -3 包装材含有禁止物質 化学物質名 カドミウム / カドミウム化合物 六価クロム化合物 鉛 / 鉛化合物 水銀 / 水銀化合物 閾値レベル 均質材料毎に 4 物質の合計含有量が 100ppm 以下のこと 注 ) 含有量は分母を均質材料の質量 分子を算出対象化学物質の質量で算出する 2.3 管理物質 4 物質群 (JIG-101 第 2.0 版基準 2-A の 1 物質群及び基準 3-I の 3 物質群の化学物質によります ) 含有量の把握 管理を必要とする物質 ( 表 -4) で 含有管理基準により管理願います 表 -4 含有管理物質 No. 化学物質群含有管理基準主な法令等 1 リン酸トリス (2- クロロエチル ) (TCEP) 2 酸化ベリリウム (BeO) 3 臭素系難燃剤 (PBB と PBDE 又は HBCDD 以外 ) 製品の 0.1wt% (1000ppm) 製品の 0.1wt% (1000ppm) 製品の 0.1wt% (1000ppm) 4 ポリ塩化ビニル 製品の 0.1wt% (1000ppm) 化学物質詳細は JIG-101 第 2.0 版を参照願います ECHA の Registry of Intentions DEGITALEUROPE/CECED/AeA/EERA ガイダンス DEGITALEUROPE/CECED/AeA/EERA ガイダンス IEEE1680(EPEAT: 電子製品環境アセスメントツール ) 11

13 Ⅳ. 取引先様への調査協力のお願いについて サンリッツエレクトロニクスは 循環型社会を構築に向けて 今後も取引先様とともに環境に配慮した製品をお客様に提供していきます 取引先様から提供いただいた製品含有化学物質管理体制自己確認調査表および納入品に関する環境データは このために活用させていただきます 取引先様におかれましては 本主旨をご理解いただき 製品含有化学物質管理への取り組みと以下の調査についてご協力くださいますよう よろしくお願いします 1. 調査範囲 (1) 取引先様の製品含有化学物質管理体制 サンリッツエレクトロニクスが取引きする取引先様 (2) 化学物質 サンリッツエレクトロニクスが取引先様から調達する納入品原材料 部品 製品 製造委託品 加工委託品 修理委託品 ( 付属品 包装材も含む ) 2. 調査内容 (1) 取引先様の製品含有化学物質管理体制 製品含有化学物質管理体制自己確認調査表 ( 様式 1) 製品含有化学物質管理体制に関する自己適合宣言書 ( 様式 2) (2) 化学物質 禁止物質不含有兼 RoHS 指令適合保証書 ( 使用部品 材料の許可管理 SC-214 の様式 1) 含有情報 (JGPSSI フォーマット 分析データ等 ) 3. 記入方法サンリッツエレクトロニクスより E メール等にて報告様式を送付いたしますので 記載の上 回答をお願いいたします 4. 調査頻度 (1) 取引先様の製品含有化学物質管理体制 製品含有化学物質管理体制自己確認調査表につきましては 初回調査実施後 再提出をお願いする場合があります また 製品含有化学物質管理体制に変更が生じた場合は自主的に再提出をお願いします 調査表の内容等により 監査をさせていただく場合があります 自己適合宣言書につきましては 初回の提出をいただいた後 再提出をお願いする場合があります (2) 化学物質 禁止物質不含有兼 RoHS 指令適合保証書 (SC-214) につきましては 調達品ごとに提出をお願いします また 保証書は取引先様の署名としますが 代理店様につきましては 代理店様と部品メーカ様との併記または両者の保証書にての提出をお願いします ( 代理店様につきましては 部品メーカ様のみの保証書はご遠慮願います ) 含有情報につきましても 調達品ごとに提出をお願いします 初回提出後も適宜に依頼しますので提出をお願いします また 取引先様にて変更が生じる場合には 速やかに報告をお願いします 12

14 改訂履歴 2007 年 5 月 16 日第 1 版 制定 2007 年 7 月 31 日第 2 版 改訂 2008 年 8 月 8 日第 3 版 改訂 2008 年 10 月 15 日第 4 版 改訂 2008 年 11 月 14 日第 5 版 改訂 2009 年 8 月 25 日第 6 版 改訂 2010 年 4 月 1 日第 7 版 改定 2010 年 8 月 30 日第 8 版 制定 問合せ先 株式会社サンリッツエレクトロニクス購買課 TEL FAX グリーン調達メールアドレス greent@sanritz-corp.co.jp 13

15 様式 1 株式会社サンリッツエレクトロニクス御中 製品含有化学物質管理体制自己確認調査表 記入日 年 月 日 会社名事業部署関連する事業回答者名回答者連絡先管理責任者名 回答欄 : 有り : 計画中 : 無し -: 非該当 分類調査項目回答記事 環境 品質マネジメントシステム認証取得状況環境方針 ISO14001 の認証取得 ISO14001 以外の環境マネジメントシステム ISO9000 シリース 認証取得製品含有化学物質に関する取り組みが盛り込まれた方針などを策定している 製品含有化学物質に関する規定がある 組織 体制 製品含有化学物質に関する組織 体制がある 製品含有化学物質に関する役割 責任 権限が明確になっている 顧客及びその他の要求事項の明確化管理範囲含有情報の入手 確認受入確認 製品含有化学物質に関する顧客要求が管理されている 製品含有化学物質に関し 管理すべき製品 工程 化学物質が明確になっている 製品含有化学物質に関し 入手した含有情報が適合しているかの検証がされている 受入部品 材料が 適合しているかの確認管理が出来ている 必要に応じ 分析を実施している 含有量が変化する製造工程を管理している 工程管理 混入 付着を回避する防止策を実施している 使用部品 材料 設備等の製造履歴管理を実施している 製造委託先の管理を実施している 変更管理出荷時の確認不適合時の対応教育 訓練文書化及びその管理コミュニケーション 4M 変更に関し 適切な確認と報告ができる 出荷製品が 適合しているかの確認管理が出来ている 不適合発生時に 適切な処置 対策 報告が出来る 製品含有化学物質に関する教育 訓練を実施している 製品含有化学物質に関する調査 検査データの記録が管理されている 製品含有化学物質に関する情報が社内で共有できるようになっている 製品含有化学物質に関する情報が顧客へ開示できるようになっている サンリッツエレクトロニクス管理番号 ( 改訂版数 3 版 )

16 様式 2 株式会社サンリッツエレクトロニクス御中 製品含有化学物質管理体制に関する自己適合宣言書 弊社は 製品含有化学物質管理体制を確立し それが有効に機能していることを 宣言いたします 年 月 日 会 社 名 : 所 在 地 : 代 表 者 名 : 印 管理責任者部署 : 管理責任者名 : 印 1. 宣言書管理番号 : 2. 宣言の対象 : 3. 上記宣言の対象は 次の文書の要求に適合します 文書名 : グリーン調達ガイドライン版数 : 第 8 版発行年月 : 2010 年 8 月発行者 : 株式会社サンリッツエレクトロニクス 4. 連絡事項 : サンリッツエレクトロニクス管理番号 ( 改訂版数 8 版 )

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