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さみらとりこし
5 years ago
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医療における消費税日医工 MPI レポート http://www.nichiiko.co.

1 医療における消費税日医工 MPI レポート実態と今後の影響について株式会社日医工医業経営研究所 ( 日医工 MPI) 資料作成 : 長岡俊広 ( 公社 ) 日本医業経営コンサルタント協会認定登録番号第 4828 菊地祐男 ( 公社 ) 日本医業経営コンサルタント協会認定登録番号第 4217 資料 No na nikky 参考資料 : 消費税のあらまし平成 24 年 4 月国税庁 Q&A 消費税の実務対策 TKC 全国会

2 消費税とは消費税とは消費全般に広く課税する間接税です! 申告納付する負担する事業者消費者 2

消費税 ( 5% ) が納付される仕組み原材料製造業者製薬メーカー卸売業者小売店売上 500 円売上 1,500 円売上 1,800 円売上 3,000 円消費税 1 25 円消費税 2 75 円消費税 3 90 円消費税 4 150 円仕入れ 500 円仕入れ 1,500 円仕入れ 1,800 円消費税 1 25 円消費税 2 75 円消費税 3 90

3 消費税 ( 5% ) が納付される仕組み原材料製造業者製薬メーカー卸売業者小売店売上 500 円売上 1,500 円売上 1,800 円売上 3,000 円消費税 1 25 円消費税 2 75 円消費税 3 90 円消費税円仕入れ 500 円仕入れ 1,500 円仕入れ 1,800 円消費税 1 25 円消費税 2 75 円消費税 3 90 円納付税額 (A) 25 円納付税額 (B) 50 円納付税額 (C) 15 円納付税額 (D) 60 円消費税 1 消費税 2- 消費税 1 消費税 3- 消費税 2 消費税 4- 消費税 3 消費者各事業者が個別に納付した消費税 150 円納付税額 (A+B+C+D) の合計 3 支払総額内消費税分 3,150 円 150 円消費税とは最終消費者が納付する仕組みです

4 消費税の課税対象となるものは? 1 国内においてうもの ( 国内取引 ) であること 2 事業者が事業としてうもの 3 対価を得てうものであること 4 資産の譲渡資産の貸付役務の提供であること全てを満たし場合に課税対象となります上記全ての条件を満たす事業者でも課税対象から除外される場合があります 1 事業年度 (1 年 ) の課税売上が 1000 万円以下の事業者事業開始から 2 事業年度 (2 年 ) 未満の事業者課税対象除外事業者課税対象除外事業者でも課税事業者になることができます消費税課税事業者選択届出書を届け出た事業者でもなぜわざわざ課税対象事業者になるの? 4

万円仕れ元が納付済支払総額内消費税分 126 万円 6 万円消費者多額の設備投資をった場合は徴収した消費税より納付する消費税のが額になる場合がありその場合課税対象事業者であれば還付を受けられるため課税対象除外事業者であっても設備投資を

5 設備投資をしない場合商品 A 100 万円消費税 5 万円設備投資をした場合商品 A 100 万円消費税 5 万円機械設備 1000 円消費税 50 万円課税対象事業者になる理由とは? 売上消費税 ( 徴収 ) 仕入れ消費税 ( 仕入元 ) 120 万円 6 万円 100 万円 5 万円納付税額 1 万円 6 万円 -5 万円売上消費税 ( 徴収 ) 仕入れ消費税 ( 仕入元 ) 120 万円 6 万円 1,100 万円 55 万円納付税額 49 万円 6 万円 -55 万円仕れ元が納付済支払総額内消費税分 126 万円 6 万円消費者多額の設備投資をった場合は徴収した消費税より納付する消費税のが額になる場合がありその場合課税対象事業者であれば還付を受けられるため課税対象除外事業者であっても設備投資をう際にはあえて課税対象事業者になることがありますしかし保険診療に係る医療設備の多くは還付対象にならないため医療機関が最終消費者として負担することが問題とされています保険外収が年間 1 千万円以下の診療所等は課税対象除外事業者となりますそのためきな設備投資をった場合で還付を受ける場合は課税対象事業者になる必要があります課税対象事業者であれば課税売上割合の分だけ還付を受けることができる場合があります ( 詳細は顧問税理等にご相談ください ) 5

課税となる商品商取引全体 ( 課税対象外 = 不課税 ) 例給与など課税対象 1 国内において

保険診療労災等医療の給付等 7 介護福祉サービスの提供等 8 助産に関するサービスの提供等 9

6 課税となる商品商取引全体 ( 課税対象外 = 不課税 ) 例給与など課税対象 1 国内においてうもの ( 国内取引 ) であること保険外診療 ( 費診療 ) は課税対象 2 事業者が事業としてうもの 3 対価を得てうものであること 4 資産の譲渡資産の貸付役務の提供であること課税免税 1 土地 2 有価証券 3 利子保険料 4 切手印紙証紙 5 国等の手数料 6 社会保険保険診療労災等医療の給付等 7 介護福祉サービスの提供等 8 助産に関するサービスの提供等 9 埋葬料火葬料 10 身障者用の物品 11 学校の授業料 12 教科書図書 13 住宅賃貸料課税となる医療関連商品 6

万円 100 万円 2,100 万円徴収税額 - 納付済税額 = 納付税額 (0 円 ) - (100 万円 ) = 100 万円控除対象外消費税

7 医療機関の場合 ( 保険診療分 ) 卸売業者医療機関患者医薬品等売上 2,000 万円保険収入 2,800 万円消費税 100 万円患者の一部負担 1,200 万円支払総額 1,200 万円消費税 ( 徴収 ) 0 円内消費税分 0 円収入計 4,000 万円支出消費税支出計 2,000 万円 100 万円 2,100 万円徴収税額 - 納付済税額 = 納付税額 (0 円 ) - (100 万円 ) = 100 万円控除対象外消費税医療は課税であり医療機関が最終消費者になるため消費税も医療機関が負担することになりますしかし診療報酬には消費税分が加味されていることになっています 7

診療報酬と消費税平成元年 4 月消費税 3%( 導入時 ) 改定率 ( 消費税 3% 相当分 ) 診療報酬本体部分薬価部分 + 0.76% + 0.11% + 0.

8 診療報酬と消費税平成元年 4 月消費税 3%( 導入時 ) 改定率 ( 消費税 3% 相当分 ) 診療報酬本体部分薬価部分 % % % 医療機関が負担する消費税分は薬価と診療報酬に加味するために引き上げられています平成 9 年 4 月消費税 5%(2% アップ ) 改定率 ( 総合計 ) 改定 ( 消費税 2% アップ分 ) 診療報酬本体部分薬価部分改定 ( 消費税以外の評価分 ) 診療報酬本体部分薬価部分 % % % % % % % 平成 26 年 4 の 8% 平成 27 年 10 の 10% の消費税引き上げ時にはどのような法で医療に消費税が適されるかが注されますでもなぜ 3% で +0.76% 2% で +0.77% なの? 8% と 10% の改定については診療報酬調査専組織医療機関等における消費税負担に関する分科会にて議論中 8

9 なぜ消費税 3% で +0.76% 対応なのか? 医療機関の費構造診療材料給材料等人件費医薬品費特定保険医療材料医療材料委託費減価償却費設備関係費経費その他 ( 光熱費賃借料等 ) 消費税は不課税薬価及び材料価格の改定にて個別対応診療報酬にて対応医療機関の費には消費税の考慮を必要としない費も多いため消費税を考慮すべき項の割合から改定率を計算する必要があります 9 ( 参考 )2012 年 7 27 第 2 回医療機関等における消費税負担に関する分科会配布資料 [ 税 2-3]

10 消費税導時にいられた計算法 1 診療報酬部分 100% 在庫 1 ヶ分の調整率 51.6% 20.4% % % 10.0% (1.2/100) (10/11) 主価要格で診療報低非課税人件費薬剤費な酬相当下品目い分品消費税不課税薬価基準分項消費者物価への影響目目 = 0.11% 10 項目比率指数改定当時の各項目の考え方人件費 51.6% 国民医療費と医療経済実態調査に基づく医業費用に占める人件費の割合から算出薬剤費 20.4% 国民医療費と医療経済実態調査に基づく医業費用に占める薬剤費の割合から算出価格低下品目 3.7% 消費税による影響が明らかであると考えられる項目であっても当該物品等の当時の近時の価格の動向に鑑みれば改定を行う必要はなくむしろ診療報酬が公共料金としての性格を有していることに照らし引上げを行うことが適当でないとされた品目 ( 歯科材料ダイアライザーフィルム検体検査実施料 ( 試薬以外 ) コンピュータ画像診断) 非課税品目 10.3% 医業費用のうち消費税が課税されないと考えられる品目主要でない項目 4.0% 医業費用のうち人件費医薬品費等を除いた残りの費用在庫一ヶ月分調整率消費者物価への影響 10/11 (0.9) 1.2/100 (0.012) 消費税導入時 ( 平成元年 4 月時点 ) に医療機関が在庫として抱えている医薬品にはそれを購入した際に消費税が課税されておらずその分についても消費税導入の影響を考慮することは不適切であるため消費税導入の影響を調整するための率消費税が課税される項目と課税されない項目が混在していることに鑑み消費税の導入又は引上げが一般の消費者物価指数に与える影響と同等であると仮定して乗じられた数値 ( 参考 )2012 年 7 27 第 2 回医療機関等における消費税負担に関する分科会配布資料 [ 税 2-1]

11 平成元年消費税導時にいられた計算法 2 ( 薬価基準分 ) 3% % = 薬価算定方式がバルクライン方式消費税だったため市場実価と薬価で約 10% の乖離率を埋める分として ( 在庫 1ヶ月分調整率 ) 10/11 医療費ベース 0.65% 平成元年消費税導時 (3%) の診療報酬改定率 0.11% % = 0.76% 診療報酬本体分薬価基準分全体改定率

平成 9 年消費税 2% アップ時にいられた計算法 100% - 46.8% - 20.9% - 2.

12 平成 9 年消費税 2% アップ時にいられた計算法 100% % % - 2.4% - 8.4% ( 人件費 ) ( 薬剤費 ) ( 特定保険材料費 ) ( 非課税品目 ) 診療報酬本体分薬価基準分特定保健医療材料分 21.5% 20.90% 薬剤費の割合 2.40% 特定保険医療材料費の割合 1.5/100 = 0.32% 消費者物価への影響 (105/103-1) = 0.40% (105/103-1) = 0.05% 0.77%

13 診療報酬本体分平成元年消費税導時診療報酬に振り当てられた項 0.11% 医科平成元年改定時点滴回路加算 15 点 (+1 点 ) 血液化学検査 (15 項目以上 7 項目以下 ) 195 点 (+5 点 ) 中心静脈注射回加算 15 点 (+1 点 ) 血液化学検査 (28 項目以上 9 項目 ) 245 点 (+5 点 ) 人工腎臓食事給与加算 61 点 (+1 点 ) 感染症血清反応 ( 抗ストレプトリジン O 価 (ASO 価 )) 35 点 (+5 点 ) 精神科デイケア及び精神科ナイトケア食事加算 46 点 (+1 点 ) 血漿蛋白免疫学的検査 (C 反応性蛋白 ( 定性 )) 40 点 (+5 点 ) 基準寝具加算 15 点 (+1 点 ) 血漿蛋白免疫学的検査 (C 反応性蛋白 ( 定量 )) 50 点 (+5 点 ) 給食料 136 点 (+1 点 ) 細菌薬剤感受性検査 (3 系統以下 ) 145 点 (+5 点 ) 老人保健施設入所者基本療養費 210,660 円 (+660 円 )

14 消費税 5% 2% アップ時 ( 平成 9 年 ) 0.32% 医科平成 9 年度改定項目入院環境料生化学的検査 (Ⅰ) 判断料眼処置老人性痴呆疾患療養病棟入院料特定機能病院入院診療料基本的検体検査判断料耳処置診療所老人医療管理料 (Ⅰ) 精神療養入院料病理診断料介達牽引老人慢性疾患生活指導料特殊疾患療養病棟入院特定疾患療養指導料病理学的検査判断料閉鎖循環式全身麻酔重点指導対象病棟検体検査判断料生化学的検査 (Ⅰ) 判断料膀胱尿道ファーバースコピー高エネルギー放射線治療訪問看護管理療養費小児科特定疾患カウンセリング料皮膚科特定疾患指導管理料静脈内注射入院時食事療養費老人訪問看護管理療養費通院精神療法 ( 診療所 ) 老人性痴呆疾患治療病棟入院料

15 平成元年 9 年改定時の調剤報酬分の対応調剤報酬平成元年平成 9 年計量混合加算計量混合加算予製剤の場合 205 円 (+5 円 ) 40 点 (+5 点 ) 8 点 (+1 点 ) 包化加算 35 点 (5 点 ) 製剤加算 40 点 (5 点 )

16 量薬価改定時の消費税対応市場実勢価格の分布数加重平均値 87.6 円改正後の新薬価 94 円消費税加算後 92 円現薬価 100 円消費税 5% 調整幅 2% 価格 92 円 + 2 円 = 94 円加重平均値円消費税率 1.05 現薬価 100 円調整幅 (R ゾーン ) 2%

17 消費税導までのスケジュール診調組税資料より平成 24 年度前期平成 24 年度後期平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度平成 27 年度後期医療機関等における消費税負担に関する分科会平成元年 9 年改定時の対応の検証消費税課税の実態調査調査専門チームの設置調査の基本方針について了承調査事項調査設計の検討 8% 引上げへの診療報酬における対応の検討高額な設備投資部分の基本的な考え方の取りまと医療保険部会高額な投資部分の対応の検討調査実施集計議論の中間整理 8 % 引上げ時のとりまとめ 8% 消費税スタート 10% 引上げ時の対応時の検討 10% 消費税スタート

18 前回の導時の対応から考えられること消費税導前の経過措置平成 24 年 8 22 付の官報 ( 号外第 181 号 ) 平成 26 年時施 6 ヶ前の契約から有効となりそれ以前は旧税率 (5%) で対応平成 25 年 4 平成 25 年 9 30 契約契約額な医療機器等の設備投資の前倒し平成 26 年 4 消費税 8% 平成 27 年 4 引渡し引渡し消費税 5% 消費税 8% 朽化した施設の新築改築の前倒し

19 高額な設備投資は重点的に対応?療費消費税に対する不満と検討事項日本私立医科大学協会高額な設備投資今の診療報酬では消費税分を補填し切れていない損税だ! 社会保険診療報酬に占める控除対象外消費税額の割合 2.47% 厚生労働省社会保険診療報酬消費税加算率 = 1.53% 損税 0.97% 今回の増税に伴う検討材料等の消費税医療機関の仕入医負担がある仕入れ高額な設備投資材料等の消費税負担がある仕入れ高額な設備投資既存の 1.53% 分人件費等の消費税がかからない仕入れ人件費等の消費税がかからない仕入れ

20 第 5 回医療機関等における消費税負担に関する分科会消費税引き上げの対応として医療機関の額な設備投資を診療報酬とは別に当てすることが議論されてきたが 2013 年 3 18 の分科会では医療費課税から課税 (0%) への変更を想定して全て診療報酬上乗せ対応となる可能性がくなった分科会では消費税率 8% 引上げ時のあり得る対応について ( 現段階で考えられるメリットデメリット等 ) とする資料が提出され額設備投資を別建てとする場合と診療報酬で対応する場合で較検討がなされた < 理由 > 1 現在の医療費課税から課税 (0%) に転換した場合対応が難しいこと医療費を課税対象にすることを医師会等が要求しており 8% 時 (2014 年 4 ) は設備投資別建てとした場合 10% 時 (2015 年 10 ) に課税扱いにルールが変わると対応が難しくなる 2 法改正が必要になること 10% 時 (2015 年 10 ) に課税扱いにルールが変わると再度の法改正も必要になる ( 現ルール ) 全て診療報酬上乗せ対応 2014 年年 10 課税 (0%) に転換した場合診療報酬上乗せ対応額投資対応課税診療報酬対応額投資対応

21 消費税分科会第 249 回中医協総会での消費税に関する内容消費税 8% における診療報酬での対応案第 249 回中医協総会診療所病院科薬局外来初再診料院有床診療所院基本料に上乗せ外来初再診料 ( 外来診療料 ) ( 診療所と同点数にする ) 院院料等に上乗せ初再診料に上乗せ調剤基本料に上乗せ個別項への上乗せ薬価材料価格改定後価格 = 販売価格の加重平均値 ( 消費税抜きの市場実勢価格 108%) + ( 現価格調整幅 ) 額投資 ( 建替えや額機器購など ) への個別対応 21 中医協総会第 249 回 2013 年 9 25 配布資料より

額投資 ( 建替えや額機器購など ) への個別対応病院の建替え時に発する消費税 CT MRI 等の

10% 増税時に抜本的な対応を要望しており現段階では分かりやすい点数に配分すべき調剤基本料については

院料については課税経費率に応じてわれるため特定機能病院でもほぼ対応できる基本料に上乗せするのが現実的

22 額投資 ( 建替えや額機器購など ) への個別対応病院の建替え時に発する消費税 CT MRI 等の額医療機器を購する際の消費税診療側公益側払側 22 個別項への対応はデータに制約があり難しい 10% 増税時に抜本的な対応を要望しており現段階では分かりやすい点数に配分すべき調剤基本料については異議なし個別項への上乗せは増税前の設備投資についても対応する形になってしまうため不公平となる院料については課税経費率に応じてわれるため特定機能病院でもほぼ対応できる基本料に上乗せするのが現実的仕消費税負担がきい個別項を特定し配分すべき消費税増税分 3% に対して初診料再診料ともにそれを上回るべきではない

23 2014 年度改定率 ( 医 MPI 加 ) 2014 年度改定率実質改定分 ( 消費税補填分 + 通常改定分 ) 消費税補填分通常改定分 ( 消費税補填無し ) 薬価改定率 0.58% 約 2400 億円 +0.64% + 約 2600 億円 1.22% 約 5000 億円材料価改定率 0.05% 約 200 億円 +0.09% + 約 400 億円 0.14% 約 600 億円薬価材料改定率診療報酬本体改定率 0.63% +0.73% +0.73% 約 2600 億円 + 約 3000 億円約 5600 億円 +0.63% 1.36% +0.1% + 約 3000 億円 + 約 2600 億円 + 約 400 億円全体改定率 +0.1% + 約 400 億円 +1.36% + 約 5,600 億円 1.26% 約 5200 億円端数切り上げ実質改定分消費税補填分通常改定分医科 0.82% 約 2600 億円 % 0.11% 1 歯科 0.99% 約 300 億円 % 0.12% 1.1 医科科調剤の配分は今までと同様に 1.0:1.1:0.3 になった 5.7%( 薬価ベース ) 調剤 0.22% 約 200 億円 % 0.04%

24 医療費の出構成 ( 課税対象品の割合 ) 24 第 10 回医療機関等における消費税負担に関する分科会配布資料より

25 消費税引上げに伴う改定財源の配分について医科科調剤間での財源配分医科歯科調剤ごとの医療費シェア医科歯科調剤ごとの課税経費率病院診療所間での財源配分病院診療所ごとの医療費シェア病院診療所ごとの課税経費率院料間での財源配分各入院料ごとの医療費シェア各入院料ごとの課税経費率 25

26 消費税財源の振り分け診療報酬全体約 5,600 億円端数切り上げ診療報酬約 2,600 億円薬価材料価格約 3,000 億円医科科調剤約 2,200 億円約 200 億円約 100 億円病院診療所約 1,600 億円約 600 億円 26

27 病院と診療所間の財源配分 ( 約 2,200 億円 ) の算出法について 27

28 診療報酬調剤報酬へ対応診療所科初診料 12 点 up 再診料 3 点 up 児科外来診療料初 12 点 up 再 3 点 up 有床診療所院基本料約 2%up 病院科初診料 16 点 up 科再診料 3 点 up 薬局 28 初診料診療所と同じ点数 up 再診料診療所と同じ点数 up 外来診療料再診料と同点程度 up 院料等約 2%up 調剤基本料 1 点 up

29 院基本料ごとの課税経費率の適について厚労省全体的にデータの把握が困難院基本料適率般病棟院基本料療養病棟院基本料院基本料種別ごとの課税経費率の平均値 ( 般 25.7% 療養 21.7%) 看護体系別 (7:1 等 ) の設定も可能だが他との均衡を図るため専病院院基本料特殊疾患病棟院料特定般病棟院料特定機能病院院基本料結核病棟院基本料精神病棟院基本料障害者施設院基本料般病院全体の課税経費率 (25.7%) 特定機能病院全体の課税経費率の平均値 (33.5%) 院基本料種別ごとの課税経費率の平均値 ( 結核 25.3% 精神 25.1% 障害者 21.7%) 看護配置別のデータ数が少ないデータの把握が困難

30 DPC 点数の取扱いについて厚労省 DPC 点数については各 DPC 点数に組み込まれている院料医薬品等が異なるため DPC 点数全体の課税経費率の平均により律の上乗せをうことはなじまない但し点数毎の医薬品費や院料についてのデータは揃っている! 各点数毎の A 病院医薬品費院料 B 病院 C 病院厚労働省 30 厚労省 DPC 点数については出来的な積み上げ式により DPC 点数毎に上乗せ額を計算することとしてはどうか?

31 31 診療報酬額 = 2012 年改定時入院基本料入院基本料等加算機能評価係数 Ⅰで評価医学管理等在宅医療検査係数 Ⅰ DPC/PDPS の包括部分と出来部分包括評価部分 + 出来部分 + 特定院料診断群分類点数に包括されている項目医科点数表により出来高で算定する項目重症児 ( 者 ) 受入連携加算救急在宅等支援病床初期加算看護必要度加算一般病棟看護必要度評価加算基本的に機能評価係数 Ⅰで評価下記以外出来高総合入院体制加算地域医療支援病院入院診療加算臨床研修病院入院診療加算診療録管理体制加算医師事務作業補助体制加算急性期看護補助体制加算看護補助加算地域加算離島加算医療安全対策加算感染防止対策加算患者サポート体制充実加算病棟薬剤業務実施加算データ提出加算手術前医学管理料手術後医学管理料左記以外出来高全て出来高心臓カテーテル法による諸検査 (D206) 関節鏡検査基本的に包括 (D295) からカテーテル法 ( 肺肝膵 )(D325) まで脳室穿 ( 一部出来高と機能評価係数 Ⅰ) 刺 (D401) からその他の検体採取 (D419) まで検体検査管理加算画像診断基本的に包括 ( 一部出来高 ) 画像診断管理加算造影剤注入手技の動脈造影カテーテル法 ( 主要血管の分枝血管を選択的に造影撮影した場合 ) 投薬基本的に包括 ( 一部出来高 ) 退院時処方 HIV 感染治療薬血液凝固因子製剤注射基本的に包括 ( 一部出来高 ) 無菌製剤処理料リハビリ使用された薬剤基本的に出来高 ( 使用された薬剤は包括 ) 精神科専門療法使用された薬剤基本的に出来高 ( 使用された薬剤は包括 ) 処置基本的に包括 ( 一部出来高 ) 1,000 点以上の処置料 ( 人工腎臓は慢性維持透析濾過の場合のみ ) 腹膜潅流 1 一酸化窒素吸入療法手術麻酔全て出来高放射線療法全て出来高病理診断病理標本作製料術中迅速病理組織標本作製病理診断料病理判断料

今回の消費税対応として介護保険における訪問看護の介護報酬が引き上げられることになったこととの均衡を踏まえ

32 訪問看護ステーションの財源配分について厚労省訪問看護ステーションが算定する訪問看護管理療養費について平成 9 年時も診療報酬対応 (7,000 円 7,050 円 ) していた今回の消費税対応として介護保険における訪問看護の介護報酬が引き上げられることになったこととの均衡を踏まえ定財源を配分することとしてはどうか? 介護保険における訪問看護 ( ステーション ) の費構造推計結果課税経費率 :16.4% 32

33 量市場実勢価格の分布数薬価改定時の消費税対応 (2013 年 9 薬価調査平均乖離率から試算 ) 改正後の新薬価円調整幅 2% 加重平均値 91.8 円消費税 8% 消費税加算後 99.1 円現薬価 100 円価格円 + 2 円 = 円加重平均値 91.8 円消費税率 1.08 現薬価 100 円調整幅 (R ゾーン ) 2% 33

34 医療費の内容の分かる領収書及び個別の診療報酬の算定項の分かる明細書の交付について明細書様式の変更イメージ薬価医療材料価格には消費税相当額が含まれています ( 詳しくは厚労省のホームページで ) 34 第 10 回医療機関等における消費税負担に関する分科会配布資料より

35 消費税対応点数覧 ( 医科調剤訪問看護 ) 初診料脳卒中ケアユニット院医療管理料児童思春期精神科院医療管理料再診料児特定集中治療室管理料精神療養病棟院料外来診療料新児特定集中治療室管理料認知症治療病棟院料児科外来診療料総合周産期特定集中治療室管理料特定般病棟院料般病棟院基本料新児治療回復室院医療管理料短期滞在術基本料療養病棟院基本料類感染症患者院医療管理料消費税負担のある術検査等結核病棟院基本料特殊疾患院医療管理料外来リハビリテーション診療料精神病棟院基本料児院医療管理料外来放射線照射診療料特定機能病院院基本料回復期リハビリテーション病棟院料在宅患者訪問診療料専病院院基本料亜急性期院医療管理料調剤障害者施設等院基本料地域包括ケア病棟院料調剤基本料有床診療所院基本料特殊疾患病棟院料包化加算有床診療所療養病床院基本料緩和ケア病棟院料無菌製剤処理加算救命救急院料精神科救急院料訪問看護特定集中治療室管理料精神科急性期治療病棟院料訪問看護管理療養費ハイケアユニット院医療管理料精神科救急合併症院料 35

36 消費税増税の際の考え薬価 108 円の薬品を16.7% 引きの90 円の提ではなく正味薬価 100 円の薬品を10% 引きの90 円で提する消費税相当額 8.00 円消費税 7.20 円税抜き価格円値引き率 10% 正味薬価円薬価円薬価差 10% 医療機関仕れ値医療機関売値参考日本医師会パンフレット

37 制度だけをずに患者をみる ( 患者と地域の持スタッフの想い ) どうか今のお話が皆様のお仕事のお役にてますように! Nikky

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<4D F736F F F696E74202D2090C58E518D6C8E9197BF D CB3944E39944E82CC89FC92E88D8096DA2E > 診調組税 - 参考資料 3 2 5. 3. 1 8 平成元年度改定項目の改定時の対応と現状 1 医科 ( 平成元年 ) 血液化学検査 (15 項目以上 7 項目以下 ) 血液化学検査 (28 項目以上 9 項目 ) 感染症血清反応 ( 抗ストレプトリジンO 価 (ASO 価 )) 血漿蛋白免疫学的検査 (C 反応性蛋白 ( 定性 )) 平成元年度改定時診調組税 -2-2 2 4. 7. 2 7 195